JP2010054895A - 液晶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 可撓性基板の光学異方性に起因するコントラスト低下を低減させることができると共に、設計や製造工程を簡単化することが可能な液晶装置を提供すること。
【解決手段】 上側の液晶セル18は、液晶層中央にある液晶分子14の長軸と2枚の可撓性基板12,13の遅相軸22、26とが平行である。同様に下側の液晶セル19も液晶層中央にある液晶分子30の長軸と2枚の可撓性基板15,16の遅相軸28、32とが平行である。さらに偏光板14と隣接する液晶分子25,29の長軸と透過軸27が平行である。
【選択図】 図2
【解決手段】 上側の液晶セル18は、液晶層中央にある液晶分子14の長軸と2枚の可撓性基板12,13の遅相軸22、26とが平行である。同様に下側の液晶セル19も液晶層中央にある液晶分子30の長軸と2枚の可撓性基板15,16の遅相軸28、32とが平行である。さらに偏光板14と隣接する液晶分子25,29の長軸と透過軸27が平行である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、2枚の液晶セルを積層させた液晶装置に関する。
従来から液晶セルを2枚重ねて様々な機能を実現する手法が知られており、多くの応用例が示されてきた。本願発明者は、3枚の偏光板と、2枚のプラスチック液晶セルとを交互に積層配置し、液晶セルの2層化により複雑な表示を実現させながら薄型化と軽量化を同時に図ろうとした。しかしながら、このような液晶装置では十分なコントラストを得ることができなかった。
プラスチック液晶セルのコントラストが低下する原因として、プラスチック基板に存在する小さな複屈折(光学異方性)が知られている。この解決方法としては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の特許請求の範囲には、「前記プラスチック基板の光学異方性dΔn(d:基板の厚さ,Δn:屈折率異方性)を15nm以下とするか、若しくは前記プラスチック基板の光学異方軸の方向と該基板の液晶配向処理方向との間の角度を前記光学異方性dΔnの値に対応して45°より小さな所定の値に設定した」旨の開示がされている。なお、一般に、プラスチック基板用のフィルム製造工程においては、フィルムが巻き取り時や引き出し時に延伸されるため、得られるプラスチック基板には光学異方性が発生する。
特開昭60−78420号公報
しかしながら、特許文献1には、1枚の液晶セルで構成された液晶装置に関する条件が示されているだけで、2枚の液晶セルを積層する液晶装置については何ら開示されていない。
また特許文献1に記載された液晶セルでは、角度設定が基板の光学異方性dΔnに依存した中間的な値をとるため設計や製造が煩瑣になる。
本発明は、上記従来技術の有する問題に鑑みてなされたものであり、可撓性基板の光学異方性に起因するコントラスト低下を低減させることができると共に、設計や製造工程を簡単化することが可能な液晶装置を提供することを目的とする。
本発明は、光学異方性を有する2枚の可撓性基板間にツイストネマティック液晶で構成された液晶層を挟持した第1及び第2の液晶セルを備え、該第1及び第2の液晶セルが偏光板を介在して積層された液晶装置において、第1及び第2の液晶セルの各々は、2枚の可撓性基板の遅相軸が平行で、かつ、電圧無印加時の液晶層中央の液晶分子の長軸と可撓性基板の遅相軸または進相軸とが平行となっており、第1の液晶セルの偏光板側にある可撓性基板に接触する液晶分子の長軸方向と、第2の液晶セルの偏光板側にある可撓性基板に接触する液晶分子の長軸方向と、偏光板の透過軸または吸収軸と、が平行になっていることを特徴とするものである。
可撓性基板の遅相軸は、該可撓性基板の延伸方向に対し平行または垂直であるのが好ましい。
この場合、第1及び第2の液晶セルのいずれか一方の液晶セルの可撓性基板は、遅相軸の方向が延伸方向と平行となっており、他方の液晶セルの可撓性基板は、遅相軸の方向が延伸方向に対し垂直になっていてもよい。
本発明によれば、2枚の可撓性基板間で光学異方性が相殺され、各液晶セルに入射した直線偏光が概ね直線偏光として出射するので、コントラスト低下を低減することができる。
さらに本発明によれば、偏光板や可撓性基板の光軸が、45°又は90°方向を向くため設定角度が単純化するので、設計や製造工程を簡単化することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
(第1の実施形態)
図1において本発明の第1の実施形態の積層構造を説明する。図1は、第1の実施形態に係る液晶装置を示す断面図である。液晶セル18(第1の液晶セル)の2枚の可撓性基板12,13の間には液晶層(図示せず)が挟持されている。同様に液晶セル19(第2の液晶セル)の2枚の可撓性基板15,16の間にも液晶層(図示せず)が挟持されている。液晶セル18,19は偏光板14を介して積層している。さらに液晶セル18の上と液晶セル19の下にもそれぞれ偏光板11,17が配置されている。なお、液晶セル18,19の液晶層は、可撓性基板12,13の間と可撓性基板15,16間の各々において90°ツイストしたツイストネマチック液晶で構成されている。また可撓性基板12,13,15,16は、厚さが120μmのポリカーボネートからなり光学異方性を有している。
図2により積層部材の光軸と液晶分子配列を説明する。図2は第1の実施形態の液晶装置の分解斜視図である。方向関係を明確にするため図中、層部材間で共通のz軸を用い、層部材毎にx軸とy軸を示す。また光軸を中線の矢印、液晶分子を太線の矢印で示す。なお層部材の厚さは省略している(以下同様)。
まず光軸から説明する。偏光板11,14,17の透過軸21,27,33は平行で、x軸およびy軸と45°で交差している。液晶セル18の可撓性基板12,13の遅相軸22,26はy軸と平行である。一方、液晶セル19の可撓性基板15,16の遅相軸28,32はx軸と平行である。すなわち、液晶セル18の2枚の可撓性基板12,13の遅相軸22,26は平行になっている。同様に液晶セル19の2枚の可撓性基板15,16の遅相軸28,32も平行になっている。なお、各可撓性基板12,13,15,16の進相軸(図示せず)は各遅相軸22,26,28,32と直交している。
ところで、可撓性基板18,19は、その製造の際に延伸工程を経て形成される。そして、本実施形態に係る可撓性基板18,19では、遅相軸22,26,28,32が上記延伸工程での延伸方向に対し平行または垂直となっている。これにより、遅相軸方向の特定が容易となり、設計や製造工程を簡単化することができる。
なお、液晶セル18,19の双方の可撓性基板の遅相軸が延伸方向に対して平行(または垂直)となっていてもよいし、液晶セル18,19のいずれか一方の液晶セルの可撓性基板の遅相軸の方向が延伸方向と平行となっていて、他方の液晶セルの可撓性基板の遅相
軸の方向が延伸方向に対し垂直となっていてもよい。いずれにしても、遅相軸方向の特定が容易となるため、設計や製造工程が簡単化される。
軸の方向が延伸方向に対し垂直となっていてもよい。いずれにしても、遅相軸方向の特定が容易となるため、設計や製造工程が簡単化される。
次に液晶セル18の液晶分子の方向を説明する。ここで、図中xy平面において、x軸とy軸によって4分割された領域の右下から反時計回りにそれぞれ第1〜第4象限とする。可撓性基板12の下面に接する液晶分子23の長軸は、基板12のxy平面の第4象限から第2象限に向かっており、x軸およびy軸と45°で交差している。これに対し可撓性基板13の上面に接する液晶分子25の長軸は、可撓性基板13のxy平面の第3象限から第1象限に向かっている。なおx軸およびy軸との交差角は45°である。可撓性基板12,13間の液晶分子配列は90°ツイストしているので、可撓性基板12,13間の中央にある液晶分子24の長軸はy軸と平行になる。すなわち電圧無印加時には液晶層中央にある液晶分子24の長軸と可撓性基板12,13の遅相軸22,26とが平行になっている。
次に液晶セル19の液晶分子の方向を説明する。可撓性基板15の下面に接する液晶分子29の長軸は、基板15のxy平面の第3象限から第1象限に向かっており、x軸およびy軸と45°で交差している。これに対し可撓性基板16の上面に接する液晶分子31の長軸は、可撓性基板16のxy平面の第2象限から第4象限に向かっている。なおx軸およびy軸との交差角は45°である。可撓性基板15、16間の液晶分子配列は90°ツイストしているので、可撓性基板15、16間の中央にある液晶分子30の長軸はx軸と平行になる。すなわち電圧無印加時には液晶層中央にある液晶分子30の長軸と可撓性基板15,16の遅相軸28,32とが平行になっている。
最後に偏光板14の透過軸27と液晶分子の方向関係について説明する。液晶セル18の偏光板14側の可撓性基板13に接触する液晶分子25の長軸(配向)方向と、液晶セル19の偏光板14側の可撓性基板15に接触する液晶分子29の長軸(配向)方向と、偏光板14の透過軸27とが平行になっている。
図3において液晶セル18へ入射する光の挙動を説明する。図3は偏光状態と光軸の関係を示す説明図である。
図3(a)は、可撓性基板13の裏面から直線偏光34が入射するときの遅相軸26と進相軸36を示している。ここで直線偏光34の振動面は偏光板14の透過軸27方向に等しい。X軸とY軸は、それぞれ可撓性基板13のx軸とy軸に相当する。
図3(b)は、可撓性基板13を出射した光の偏光状態を示している。可撓性基板13の光学異方性により直線偏光34は楕円偏光36になる。直線偏光34と遅相軸26,進相軸35の交差角が45°なので楕円偏光の長軸は直線偏光34方向を向いている。なお可撓性基板13の光学異方性は弱いので、楕円偏光はかなり扁平になるが、説明のため短軸を大きくして描いている。
図3(c)は、液晶層を通過して可撓性基板12に入射する際の偏光状態を示している。ここで図3(b)と図3(c)で楕円が同じ向きになるように座標軸を入れ替えている。この座標軸の変換は、図2のz軸を中心に液晶分子配列のツイスト方向とは反対向きに90°可撓性基板12を回転させたものである。すなわちX軸とY軸は可撓性基板12のy軸とx軸(逆向き)に相当する。この座標軸変換に対応して遅相軸22と進相軸38はそれぞれX軸とY軸に平行になる。
図3(d)は、可撓性基板12から出射する光の偏光状態を示している。X軸とY軸は図3(c)と等しい。出射する光は直線偏光39となる。
図3(c)における座標軸変換をさらに詳しく説明する。この座標軸変換の目的は、2枚の可撓性基板12,13が積層したときに、旋光の要素を取り去り光学異方性が与える影響だけを考察しようとするものである。まず90°旋光により、可撓性基板13のx軸は可撓性基板12のy軸となり、可撓性基板13のy軸(逆向き)は可撓性基板12のx軸となったと考える。次に液晶層を取り去り90°旋光を無くす(ねじれを取り去るようなイメージ)と、可撓性基板12のy軸は可撓性基板13のx軸と一致し、同様に可撓性基板12のx軸は可撓性基板13のy軸(逆向き)と一致する。
すなわち、本実施形態において液晶セル18が有する90°旋光の影響を取り去るということは、光学的には光学異方性が等しく遅相軸同士が直交した2枚の位相差板を重ねることと等しい。このとき入射光のX成分は最初の位相差板で進相し2枚目の位相差板で遅相する。これとは反対にY成分は最初の位相差板で遅相し2枚目の位相差板で進相する。つまりX成分とY成分の位相量(光学距離)が等しくなるので入射光がそのまま出射する。
再び図2に戻り偏光状態を説明する。裏面側から偏光板14を透過した光は透過軸27の方向を向いた直線偏光となる。この直線偏光が液晶セル18に入射すると、前述の説明から液晶分子23の長軸方向の直線偏光となって可撓性基板12を出射する。この直線偏光は偏光板11の透過軸21と直交しているので偏光板11に全て吸収される。このようにして入射光が遮断される。例えば液晶セル19の液晶層に電圧を印加し偏光板14から下の部分が透過状態になっていたとしても、液晶セル18と偏光板11,14により液晶装置の下から入射する光が遮断されるので、偏光板11側から眺めると深い黒となって見える。この黒レベルの下がった状態が高いコントラストに繋がる。
液晶セル19側も同様に光遮断作用がある。液晶セル18の液晶層に電圧を印加し偏光板14の上の部分を透過状態にしても、液晶セル19と偏光板14,17で入射光が遮断されるので、偏光板11側から眺めると深い黒になって見える。
なお、前述の説明、および図3の説明において液晶層の複屈折は無視していた。つまり液晶分子の長軸方向と短軸方向で光の伝搬速度は等しいと仮定していた。前述のように可撓性基板の光学異方性が小さいため、可撓性基板に入射する直線偏光が極めて扁平な楕円偏光なるのでこの近似が有効となる。言い換えれば、異常光成分をいったん無視してしまう。なお、このように楕円偏光が液晶層に入射する際の複屈折を無視している一方で、偏光板の光軸と液晶分子の長軸との関係については複屈折の発生に配慮している。すなわち、偏光板の透過軸(または吸収軸)と、偏光板に隣接する液晶分子の長軸(または短軸)は平行(または直交)とし、異常光(または常光)の発生を抑圧している。本発明は、後者の条件の下で前者の近似を採用している。
本実施形態において、液晶セル18に対し偏光板11,14の透過軸方向は平行である。この構成は液晶層への電圧無印加時に遮光機能を有するのでノーマリブラックと呼ばれる。液晶セル19と偏光板14,17の組合せも同様である。
(第2の実施形態)
(第2の実施形態)
本発明は偏光板および可撓性基板の光軸の選び方に一定の任意性がある。図4は第2の実施形態としてノーマリホワイトの液晶装置を説明する。図4は第2の実施形態の液晶装置の分解斜視図である。なお積層部材としては第1の実施形態と同じなので共通の番号を付している(以下同じ)。
図4と図2の違いは、偏光板11と偏光板17において、図4に示す透過軸41,42
と図2に示す透過軸21,33が直交していることである。
と図2に示す透過軸21,33が直交していることである。
偏光板17の下側から入射した光は、偏光板17の透過軸42方向の偏光となる。この偏光は液晶分子31の長軸方向に振動しているので、そのまま液晶層を旋光しながら進み、前述の説明に従って液晶分子29の長軸方向に偏光して液晶セル19を出射する。この偏光は、振動方向が偏光板14の透過軸27と平行なので偏光板14を通過し、同様の過程を経て偏光板11から出射する。すなわち液晶層に電圧が印加されていない時にはこの液晶装置は透過状態になる。この様な状態をノーマリホワイトと呼ぶ。
本実施形態では偏光板14,11への入射時に透過軸27,21と平行な直線偏光となっているので損失がない。ノーマリホワイトの場合、低損失により透過効率が高くなることがコントラスト向上につながる。
(第3の実施形態)
(第3の実施形態)
図5は第3の実施形態として第1の液晶セルと第2の液晶セルの遅相軸が平行な場合を説明する。図5は第3の実施形態の液晶装置の分解斜視図である。
図5と図2の違いは、可撓性基板15,16において図5に示す遅相軸51,52と図2に示す遅相軸28,32が直交していることである。
ここで第3の実施形態は第1の実施形態と同じ動作をすることを示す。つまり図3において、遅相軸と進相軸を置き換えても結論は変わらない。図3で「入射光のX成分は最初の位相差板で進相し2枚目の位相差板で遅相する。」という記述が、上下の可撓性基板12,13の順番を入れ替え遅相軸と進相軸を置き換えると「入射光のX成分は最初の位相差板で遅相し2枚目の位相差板で進相する。」といことになる。(Y成分も同様。)つまり位相量がX成分もY成分も同じなので入射光がそのまま出射する。以上の結果から第3の実施形態と第1の実施形態は偏光制御に関し同じ動作となる。
なお、本発明に係る液晶装置は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1の実施形態および第3の実施形態では偏光板14の上側と下側が共にノーマリブラックとなっているが、一方をノマーリブラック、他方をノーマリホワイトとする液晶装置にも適用可能である。また第1から第3までの実施形態では偏光板14の上側と下側の液晶層がともに90°ツイストしているが、一方を90°ツイスト、他方を−90°ツイスト(逆ひねり)とする液晶装置にも適用可能である。
また、レーザ光線のように偏光した光が入射する場合は、入射側の偏光板は不要となる。偏光眼鏡などを使う場合は、出射側の偏光板は不要となる。
フィルム延伸方向に遅相軸が発生する材料はポリカーボネートが知られている。これに対し、ポリサルホンやポリスチレン等はフィルム延伸方向に垂直に遅相軸が発生する。
11,14,17…偏光板
12,13,15,16…可撓性基板
18…液晶セル(第1の液晶セル)
19…液晶セル(第2の液晶セル)
21,27,33,41,42…透過軸
22,26,28,32,51,52…遅相軸
23,24,25,29,30,31…液晶分子
35,38…進相軸
12,13,15,16…可撓性基板
18…液晶セル(第1の液晶セル)
19…液晶セル(第2の液晶セル)
21,27,33,41,42…透過軸
22,26,28,32,51,52…遅相軸
23,24,25,29,30,31…液晶分子
35,38…進相軸
Claims (3)
- 光学異方性を有する2枚の可撓性基板間にツイストネマティック液晶で構成された液晶層を挟持した第1及び第2の液晶セルを備え、該第1及び第2の液晶セルが偏光板を介在して積層された液晶装置において、
前記第1及び第2の液晶セルの各々は、前記2枚の可撓性基板の遅相軸が平行で、かつ、電圧無印加時の前記液晶層中央の液晶分子の長軸と前記可撓性基板の遅相軸または進相軸とが平行となっており、
前記第1の液晶セルの前記偏光板側にある前記可撓性基板に接触する液晶分子の長軸方向と、前記第2の液晶セルの前記偏光板側にある前記可撓性基板に接触する液晶分子の長軸方向と、前記偏光板の透過軸または吸収軸と、が平行になっていることを特徴とする液晶装置。 - 前記可撓性基板の遅相軸は、該可撓性基板の延伸方向に対し平行または垂直であることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 前記第1及び第2の液晶セルのいずれか一方の液晶セルの前記可撓性基板は、前記遅相軸の方向が前記延伸方向と平行となっており、他方の液晶セルの前記可撓性基板は、前記遅相軸の方向が前記延伸方向に対し垂直になっていることを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
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2008
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