JP2010052924A - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 地震や強風等によって建物が揺れた場合に、その建物の揺れに伴うロープの揺れ(応答特性)を正確に求め、乗りかごを適切に管制運転して安全を確保する。
【解決手段】 エレベータの制御装置21において、ロープ揺れ演算部41は、少なくともかご位置検出器23から出力されるかご位置データCPと、建物の上部と下部に設置された2つの加速度センサ22a,22bから出力される加速度データx¨,x¨とに基づいて、建物揺れに伴うエレベータ・ロープの揺れの大きさを演算する。また、管制運転判定部43は、ロープ揺れ演算部41によって演算された各ロープ部分の最大変位量と記憶部42に記憶された許容変位量とを比較して、乗りかご14を管制運転するためのレベルを判定する。管制運転制御部44は、管制運転判定部43によって判定されたレベルに応じた管制運転を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、地震や強風によるロープ揺れを検出して管制運転に切り替えるエレベータの制御装置に関する。
建物が高層化されると、建物の固有振動数が低下するため、地震発生時や強風時に共振現象が起こりやすくなる。共振現象が発生すると、建物は大きく揺れ、その建物内に設置されているエレベータ設備も大きく揺れる。これにより、エレベータの乗りかごが階床間で停止し、いわゆる「閉じ込め事故」が発生する。
このような閉じ込め事故を防止するため、近年のエレベータでは、「管制運転装置」と呼ばれる安全装置を備えている。これは、加速度センサなどの感知器によって所定値を超える加速度(揺れ)が検知された場合に、エレベータの運転を休止したり、あるいは、運転中であれば、乗りかごを自動的に最寄階に移動させ、そこで乗客を降ろしてから運転停止するものである。
このように、一般的な管制運転装置は、加速度を検出し、その検出値が所定値を超える場合に危険であると判断して、管制運転を行うのが基本的な考え方である。しかし、正確に言えば、地震や強風の発生により建物およびエレベータシステムが危険な状態に陥るか否かは、検出した加速度だけに依存しているのではなく、建物やエレベータ設備の固有振動数と地震波の卓越振動数との関係、あるいは建屋やエレベータ設備の振動特性などにも依存している(例えば、特許文献1参照)。
また、加速度センサにより検出した加速度をもとに、エレベータ・ロープを簡単な1自由度系モデルで置き換え、ロープの応答を推定して管制運転を行う技術もある(例えば、特許文献2参照)。
また、建物の変位データをもとに、エレベータ・ロープを多自由度モデルまたは簡単な1自由度モデルで置き換え、ロープの応答を推定して管制運転を行う技術もある(例えば、特許文献3参照)。
特公平6−37269号公報 特開2007−331901号公報 特開2007−131360号公報
上記特許文献1では、ロープを含むエレベータ設備の個々の共振周波数を予め設定しておき、これらの共振周波数と一致する振動が検出された場合に管制運転を行うものである。この場合、ロープに関しては、所定の長さ(例えば一番長い状態)での共振周波数しか設定されていないため、乗りかごの位置によってロープ長が変わると、管制運転の判別に狂いが生じる可能性がある。
また、上記特許文献2では、1自由度系モデルで簡易的にロープの応答を推定する構成であるため、実際のロープ応答との間に誤差が生じる可能性がある。さらに、かご位置に応じたロープの応答を推定するためには、多数の1自由度系モデルを必要とするなどの問題もある。
また、上記特許文献3では、建物の揺れ(変位データ)をもとに、ロープ揺れ量を推定する構成である。しかし、加速度計あるいは速度計の測定データを積分することで変位データを得ており、その積分時に低周波成分(ノイズ)が過大に重畳してしまい、ロープ揺れ量を正しく推定できない可能性がある。
なお、上記特許文献3には、差分法によるロープ揺れ解析と等価な1自由度モデルを開発してロープ揺れ量を推定することが開示されているが、どのようにすれば等価なモデルとなるかについては言及されていない。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、地震や強風等によって建物が揺れた場合に、その建物の揺れに伴うロープの揺れ(応答特性)を正確に求め、乗りかごを適切に管制運転して安全を確保することのできるエレベータの制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエレベータの制御装置は、建物の昇降路内に設置されたロープを介して昇降動作する乗りかごを備えたエレベータの制御装置において、上記乗りかごの位置を検出する位置検出手段と、上記建物の上部付近に設置された第1の加速度センサと、上記建物の下部付近に設置された第2の加速度センサと、上記位置検出手段によって検出された上記乗りかごの位置データと上記第1および第2の加速度センサから出力される各加速度データとに基づいて、上記建物の揺れが上記ロープに与える影響を加味した重み付けを行って上記ロープの揺れ量を演算するロープ揺れ演算手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、地震や強風等によって建物が揺れた場合に、その建物の揺れに伴うロープの揺れ(応答特性)を正確に求めることができる。これにより、地震や強風等が発生した際に、そのときのロープ揺れの状態に応じて、乗りかごを適切に管制運転して安全を確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの全体構成を示す図である。今、ある建物10の中に1台のエレベータ11が設置されている場合を想定する。
建物10の最上部の機械室10aに、エレベータ11の駆動源である巻上機12が設置されている。なお、マシンルームレスタイプのエレベータでは、昇降路10b内の上部に巻上機12が設置される。
この巻上機12にメインロープ13が巻回されている。メインロープ13の一端側には乗りかご14、他端側にはカウンタウェイト15に取り付けられている。また、昇降路10bの最下部にはコンペンシープ17が配設されており、このコンペンシープ17を介してコンペンロープ16の端部がそれぞれ乗りかご14とカウンタウェイト15の下部に取り付けられている。
さらに、巻上機12の近くにガバナ(調速機)18、コンペンシープ17の近くにガバナシープ19が配設されており、これらガバナ18およびガバナシーブ8にガバナロープ20が巻回されている。ガバナロープ20は乗りかご14に連結されており、ガバナ18はこのガバナロープ20を介して乗りかご14の走行速度に同期して回転する。
一方、建物10の機械室10aあるいはマシンルームレスタイプでは昇降路10b内に、エレベータ11を運転制御するための制御装置21が設置されている。
この制御装置21は、CPU、ROM、RAM等を搭載したコンピュータからなり、巻上機12の駆動制御など、エレベータ11の運転制御に関わる一連の処理を実行する。また、後述するように、この制御装置21は、地震や強風等によって建物10が揺れた場合に、その建物揺れに伴うロープ揺れ量を演算するための機能と、演算結果として得られたロープ揺れ量に応じて乗りかご14を管制運転するための機能を備える。
なお、「ロープ揺れ」とは、ロープの横揺れのことである。また、ここで言う「ロープ」とは、乗りかご14の昇降動作に関連したロープのことであり、図1の例ではメインロープ13の他にコンペンロープ16も含む。
ここで、建物10の上部付近には第1の加速度センサ22aが設置され、建物10の下部付近には第2の加速度センサ22bが設置されている。なお、これらの加速度センサ22a,22bは、x方向とy方向の加速度を検出可能な2軸加速度センサからなる。
地震あるいは強風等によって建物10が揺れると、そのときの揺れ量に応じて上記加速度センサ22a,22bから加速度データx¨,x¨がそれぞれ出力されて、制御装置21に与えられる。
なお、実際にはy方向の加速度も検出されるが、ここでは説明を簡単にするために、x方向の加速度のみに着目する。また、「x」に付記された「¨」の記号は2回微分を表す。この「¨」の記号は、実際には図面に示されているように文字の真上に付記されるものであるが、明細書中では便宜的に「x」の文字の右横に付すものとする。
乗りかご14の底部には、積載荷重を検出するための荷重センサ24が取り付けられている。この荷重センサ24から出力された積載荷重データCWは制御装置21に与えられる。
また、巻上機12の回転軸にかご位置検出器23が取り付けられている。このかご位置検出器23は、巻上機12の回転に同期してパルス信号を発生するパルスジェネレータからなり、そのパルス信号のカウント値から乗りかご14の位置を検出するように構成されている。このかご位置検出器23から出力されたかご位置データCPは、制御装置21に与えられる。なお、例えば各階床に図示せぬ位置センサを設置しておき、乗りかご14がこれらの位置センサを通過したときに出力される信号を用いてかご位置を検出する構成としても良い。
制御装置21は、これらの検出信号に基づき巻上機12を駆動制御する。巻上機12が駆動されると、乗りかご14がメインロープ13を介してカウンタウェイト15と共に昇降路内をつるべ式に移動する。
また、この制御装置21は、公衆回線網等の通信ネットワーク30を介して外部の監視センタ32に接続されている。監視センタ31は、通信ネットワーク30を介してエレベータの動作状態を常時監視しており、何らかの異常を検知した場合に保守員を現場に派遣するなどして対処する。
図2は同実施形態におけるエレベータの制御装置21の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御装置21は、ロープ揺れ演算部41、記憶部42、管制運転判定部43および管制運転制御部44からなる。
ロープ揺れ演算部41は、少なくとも、かご位置検出器23から出力されるかご位置データCPと2つの加速度センサ22a,22bから出力される加速度データx¨,x¨とに基づいて、建物揺れに伴うエレベータ・ロープの揺れの大きさを演算する。
エレベータ・ロープとは、乗りかご14の昇降動作に関係するロープのことであり、具体的にはメインロープ13とコンペンロープ16のことである。本実施形態では、図3に示すように、かご側メインロープ13a、カウンタウェイト側メインロープ13b、かご側コンペンロープ16a、カウンタウェイト側のコンペンロープ16bの4本に分けて、それぞれの最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4を演算するものとする。
記憶部42には、予め設定されたロープ揺れの許容変位量Dcr1,Dcr2,Dcr3,Dcr4が記憶されている。
管制運転判定部43は、ロープ揺れ演算部41によって演算された各ロープ部分の最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4と記憶部42に記憶された許容変位量Dcr1,Dcr2,Dcr3,Dcr4とを比較して、乗りかご14を管制運転するためのレベル(表示のみ、減速運転、サービス階の制限、待避階へ移動して休止、緊急停止など)を判定する。管制運転制御部44は、管制運転判定部43によって判定されたレベルに応じた管制運転を実行する。
次に、同実施形態の動作を説明する。
地震あるいは強風等によって建物10が揺れると、加速度センサ22a,22bによって建物10の揺れが検知され、その揺れ量に応じた加速度データx¨,x¨がロープ揺れ演算部41に出力される。なお、ここではx方向だけに着目して説明するが、y方向についても同様である。
ここで、かご位置検出器23によって検出された乗りかご14の現在位置を示すかご位置データCPをロープ揺れ演算部41に入力することで、メインロープ13a,13bの長さとコンペンロープ16a,16bの長さが定まる。なお、メインロープ13については、荷重センサ24によって得られる積載荷重データCWを用いることで、ロープ張力を正確に求めることができる。
ロープ揺れ演算部41は、加速度センサ22a,22bによって検出された加速度データx¨,x¨を用いて、メインロープ13a,13bとコンペンロープ16a,16bのそれぞれの最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4を求め、これらの値を管制運転判定部43に出力する。
今、かご側メインロープ13aを例にして説明する。
図3は建物10の振動モードとエレベータ・ロープとの関係を示す図である。
建物10の高さをhとすると、建物10の振動モードw(h)は、次のような3次曲線で近似される。
w(h)=ah+a+a …(1)
なお、a,a,aは建物ごとに定まる係数である。これらの係数a,a,aは建物をモデル化して数値解析によって求めることもでき、また、建設後であれば実測することも可能である。
ロープ揺れ演算部41は、建物10の上部付近で検出された加速度データx¨と、建物10の下部付近で検出された加速度データx¨を用いて、メインロープ13aの上端付近に建物揺れが作用する加速度データx¨と下端付近に建物揺れが作用する加速度データx¨を求める。
この場合、第1の加速度センサ22aの設置位置における振動モードw(h)の値を「1.0」とすると、図3に示した乗りかご14とメインロープ13aとの位置関係から加速度データx¨,x¨を次式で近似することができる。
x¨a=x¨×w(h)+x¨×(1−w(h)) …(2)
x¨b=x¨×w(h)+x¨×(1−w(h)) …(3)
なお、hはかご側メインロープ13aの上端の高さ、hbはかご側メインロープ13aの下端の高さである。メインロープ13aの上端に作用する加速度データx¨、下端に作用する加速度データx¨は、乗りかご14が走行していれば、そのときの乗りかご14の位置に応じて変化する。
ここで、図1の例のように、第1の加速度センサ22aが建物10の上部(例えば機械室)に設置され、第2の加速度センサ22bが建物10の下部(例えば1Fのフロアあるいは昇降路のピット部)に設置されていたとすると、w(h)=1である。これにより、上記(2),(3)式のx¨とx¨は、
x¨a=x¨ …(4)
x¨b=x¨×w(h)+x¨×(1−w(h)) …(5)
となる。
次に、具体的な演算例について説明する。
図4は1自由度モデルを用いたロープ揺れの演算方法を説明するための図である。図4では、x¨成分とx¨成分に分けて、1自由度モデル51,52によりロープ揺れ量を演算する場合の例が示されている。
図中の51は第1の1自由度モデル、52は第2の1自由度モデルを示す。この1自由度モデル51,52は、予めロープ揺れ演算部41に建物とロープとの相対変位を求めるための演算式として組み込まれている。mはロープの等価質量、Cは等価減衰係数、kはロープの等価バネ係数を表す。x1,は揺れの方向(ここではx方向)、z1,はロープ揺れ量を表す。
また、「1+w(h)」「(1−w(h)」は、建物10の揺れがメインロープ13aに与える影響を加味した重み付け係数であり、上述した(4)式のx¨と(5)式のx¨を加えることで算出される。
ロープ揺れ演算部41は、第1の加速度センサ22aから得られる加速度データx¨に重み付け係数(1+w(h))を乗じたデータを第1の1自由度モデル51に入力する。これにより、建物10の上部での揺れ成分を含んだメインロープ13aの応答変位z(t)が得られる。
続いて、ロープ揺れ演算部41は、第2の加速度センサ22bから得られる加速度データx¨に重み付け係数(1−w(h))を第2の1自由度モデル52に入力する。これにより、建物10の下部での揺れ成分を含んだメインロープ13aの応答変位z(t)が得られる。
次に、ロープ揺れ演算部41は、応答変位z(t)とz(t)を加算してロープ全体の応答変位を求める(z(t)+z(t))。これを所定時間t毎に繰り返し行い、その中の最大変位δx1を演算結果として管制運転判定部43に出力する。
このように、2つの加速度センサ22a,22bから得られる加速度データx¨,x¨にそれぞれに所定の重み付けを行うことで、建物揺れの成分を反映させた後、1自由度モデル51,52に代入してメインロープ13aの最大変位δx1を求める。
また、ロープ揺れ演算部41は、他のロープ部分であるカウンタウェイト側メインロープ13b、かご側コンペンロープ16a、カウンタウェイト側のコンペンロープ16bについても同様の演算処理を行い、それぞれの最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4を求めて管制運転判定部43に出力する。
ここで、本方式による演算結果について、具体例を挙げて検証してみる。
図5は地震波のリストの一例を示す図である。図中のNo.1〜No.4の地震波は日本建築センタより入手したものである。このうち、No.1〜No.3は実地震波、No.4は模擬地震動である。No.5〜No.11の波は、強震観測網K−netより入手した実地震波である。
図6は上記地震波リストの中のNo.7の地震波の状態を示す図であり、図6(a)は加速度と時間との関係、同図(b)は変位と時間との関係を示している。
図7は上記地震波リストの中のNo.7の地震波による建物10の応答波の状態を示す図であり、図7(a)は加速度と時間との関係、同図(b)は変位と時間との関係を示している。なお、ここでは、建物10の高さが240mの例を示しているが、例えば高さ32m、60m、80m、100m、120m、180mといったように、異なる高さについても同様に調べておく。
ここで、上記地震波リストの各地震波について、高精度な差分法による解析結果(FDM−a)と、本方式の1自由度モデルによる解析結果(SDOF(a+b))とを比較すると、図8のようになる。なお、差分法によるロープ揺れの解析方法については、下記のように周知であるため、ここではその説明を省略するものとする。
「木村弘之,伊東弘晃,中川俊明,エレベータ・ロープの横振動解析(時間とともに長さの変わるロープの強制振動),日本機械学会論文集(C編),71−706(2005−6),pp.1871−1876」。
図8において、各マークが上記地震波リストの各地震波に対応した1自由度モデルの解析結果(ロープ最大変位)であり、No.1〜No.11の各地震波で建物高さ32m〜240mの場合についてNS/EWの方向を含めて複数パターンの解析結果が示されている。
なお、1自由度モデルの解析結果には振動モードの違いによる係数(4/π)を掛けてグラフ化している。また、1自由度モデルによる解析結果および差分法による高精度な解析結果を機械室最大変位u0maxで割って無次元化している。
実際のロープ最大変位umax(FDM−a)は、1自由度モデルでの解析結果umax(SDOF(a+b))に係数(4/π)/1.94を掛けることで得られる。これは、本方式を用いた場合に差分法と同等の精度でロープ揺れ量を正確に演算できることを意味する。
また、かご位置とロープ最大変位との関係の一例(建物高さ180m、地震波No.7、EW方向)を図9に示す。図中の○マークは地震波No.7(EW方向)に対する本方式の1自由度モデルによる解析結果であり、曲線が差分法による解析結果である。これにより、乗りかご14の位置を変えても、ロープ揺れ量を正確に演算できることがわかる。
このようにして、ロープ揺れ演算部41は、各ロープ13a,13b,16a,16bについてロープ揺れの最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4を求めていく。管制運転判定部43では、これらの最大変位量δx1,δx2,δx3,δx4と記憶部42に記憶された許容変位量Dcr1,Dcr2,Dcr3,Dcr4とを比較し、その裕度に応じて管制運転のレベルを選択する。
管制運転のレベルは、次の5段階に分けられる。
・レベル1:警告表示のみ
・レベル2:減速運転
・レベル3:サービス階の制限
・レベル4:待避階へ移動して休止
・レベル5:緊急停止。
各ロープ13a,13b,16a,16bの中のいずれかの最大変位量が当該ロープの許容変位量を超えた場合に、その最大変位量と許容変位量の差が大きいほど、レベル数の高い管制運転が選択される。
具体的には、最大変位量と許容変位量の差をd、レベル1〜5に対する閾値をth1〜th4とすると、管制運転判定部43は、以下のようにして管制運転のレベルを選択し、その選択したレベルの管制運転を管制運転制御部44に実行される。
・d<th1 :レベル1
・th1≦d<th2:レベル2
・th2≦d<th3:レベル3
・th3≦d<th4:レベル4
・th4≦d :レベル5。
このように本実施形態によれば、2つの加速度センサ22a,22bを用いて建物10の揺れを2箇所で検出し、その検出結果として出力される加速度データx¨,x¨に当該建物10の揺れがエレベータ・ロープに与える影響を加味した重み付けを行ったデータを1自由度モデルに適用することで、ロープ揺れ量を正確に演算することができる。
また、その演算結果をもとに管制運転を行うことで、ロープの昇降路内機器への衝突・絡まり、さらには、かご内の閉じ込め事故を防止することができる。
なお、上記実施形態では、2つの加速度センサ22a,22bの両方のデータを用いてロープ揺れ量を演算したが、建物10の下部に設置された第2の加速度センサ22bは「地震による揺れ」と「強風による揺れ」を判別するために用い、建物10の上部に設置された第1の加速度センサ22aのみを用いてロープ揺れの演算を行うような構成であっても良い。
すなわち、強風によって建物10が揺れている場合には、建物10の下部に設置された第2の加速度センサ22bでは揺れを検知しない。したがって、ロープ揺れ演算部41では、第1の加速度センサ22aのみが揺れを検知している場合に「強風による揺れ」と判定し、両方の加速度センサ22a,22bが揺れを検知している場合に「地震による揺れ」と判定する。
「地震による揺れ」と判定した場合には、ロープ揺れ演算部41では、第1の加速度センサ22aから出力される加速度データx¨を用いてロープ揺れ量を演算する。具体的には、上記(4)式,(5)式において、x¨成分を0にして、図4の第1の1自由度モデル51を用いてロープ揺れ量を求めることになる。
図10に第1の加速度センサ22aのみを用いてロープ揺れ量を演算した結果を示す。この場合、実際のロープ最大変位umax(FDM−a)は、第1の加速度センサ22aのみを用いた1自由度モデルでの解析結果umax(SDOF(a))に係数(4/π)/1.92を掛けることで得られる。これにより、2つの加速度センサ22a,22bを用いた場合(図8参照)に比べると、多少精度は落ちるものの、差分法に近い精度でロープ揺れ量を演算できることがわかる。
「強風による揺れ」と判定した場合にも、ロープ揺れ演算部41では、第1の加速度センサ22aから出力される加速度データx¨を用いてロープ揺れ量を演算する。強風時には地面は揺れないため、上記(4)式,(5)式において、x¨成分が0であるため、図4の第1の1自由度モデル51を用いてロープ揺れ量を求めることになる。
ただし、地震時の係数「1.92」は、「2.0」とすれば良い。すなわち、ロープ最大変位は、第1の加速度センサ22aのみを用いた1自由度モデルでの解析結果umax(SDOF(a))に係数(2/π)を掛けることで得られる。
このように、第1の加速度センサ22aのみを使ってロープ揺れ量を演算する構成とすれば、第2の加速度センサ22bについては既存のP波感知器で代用することができるため、加速度センサの数を削減することができる。
また、第2の加速度センサ22bを用いて地震による揺れか強風による揺れかを判別し、地震による揺れであった場合に、その第2の加速度センサ22bで得られた加速度データをもとに、建物10の揺れ量を演算した後、その建物10の揺れ量からロープ揺れ量を演算するような構成にしても良い。
また、第1の加速度センサ22aで得られた加速度データを用いて建物10の揺れ量を演算した結果と第2の加速度センサ22bで得られた加速度データを用いて建物10の揺れ量とを比較することで、建物10の健全性を確認することも可能である。この場合、両者の演算結果が略同じであれば、建物10が健全であると判定でき、両者の演算結果に大きな違いがあれば、建物10が構造的な異常が発生しているものと判定できる。
また、第2の加速度センサ22bで得られた加速度データを地震による揺れか強風による揺れかを判別するのに用い、その判別結果に応じて「地震管制運転」と「強風管制運転」を選択的に実行するようにしても良い。これにより、管制運転判定部43の負荷を軽減することができる。
なお、「強風管制運転」は、「地震管制運転」と同様にロープ揺れの大きさに応じて乗りかご14を最寄階に停止させるなどの運転制御を行うものであるが、強風が原因の場合にはすぐに風が止むことがないため、乗りかご14を停止させておく時間が「地震管制運転」より長く設定されているなどの違いがある。
また、上記実施形態では、単純な1自由度モデルを用いて建物とロープとの相対変位を求めたが、例えば有限要素法(FEM:Finite Element Method)のモデルを用いることでも良い。この有限要素モデルを用いれば、建物とロープとの相対変位を細かく解析して、建物揺れに伴うロープ揺れ量をより正確に求めることができる。
(第2の実施形態)
図11は本発明の第2の実施形態に係るエレベータの制御装置21の機能構成を示すブロック図である。基本的な構成は図2と同様であり、制御装置21は、ロープ揺れ演算部41、記憶部42、管制運転判定部43および管制運転制御部44からなる。
ここで、第2の実施形態において、ロープ揺れ演算部41は乗りかご14の移動に伴うロープ揺れの変位特性を推定する機能を備え、その推定結果を管制運転判定部43に出力する。また、記憶部42には、管制運転時に乗りかご14を退避させておくための待避階が記憶されている。
このような構成において、管制運転判定部43は、乗りかご14の位置を変えながら、上述した手法によって建物揺れに対するロープ揺れの変位特性を推定し、その推定結果に基づいて乗りかご14を予め設定された待避階に移動させるべきか否かを判断する。その結果、乗りかご14を待避階に移動させると途中でロープ揺れが大きくなることが予想される場合には、管制運転判定部43は、乗りかご14を待避階に移動させずに、そこで停止させておくように管制運転制御部44に指示を出す。
例えば、各ロープ13a,13b,16a,16bが図12に示すような揺れ特性を持つものとする。乗りかご14が無負荷(NL:No Load)で1Fに停止している場合に、そこから中間階付近の待避階に移動すると、かご側メインロープ13aとカウンタウェイト側メインロープ13bの揺れが急激に大きくなることが予想される。このような場合には、乗りかご14を移動させずに1Fでの休止を継続させる方が良い。
具体的には、管制運転判定部43は、ロープ揺れ演算部41によって推定された乗りかご14の移動によるロープ揺れ量に基づいて、乗りかご14の移動に伴う揺れの増加量を判断し、所定量以上に揺れが大きくなる場合に乗りかご14をそこに停止させておき、所定量未満であれば、待避階へ移動させるといった判断を行う。これにより、地震等によって建物10が揺れた場合に、不用意に乗りかご14を待避階へ移動させることを防いで、乗りかご14の安全を確保することできる。
なお、上記各実施形態では、コンペンロープ16を有するエレベータを例にして説明したが、コンペンロープ16のないエレベータであっても適用可能である。
また、上記実施形態では、メインロープ、コンペンロープに適用したが、ガバナロープに適用しても良い。
要するに、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の形態を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータの全体構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は同実施形態における建物の振動モードとエレベータ・ロープとの関係を示す図である。 図4は同実施形態における1自由度モデルを用いたロープ揺れの演算方法を説明するための図である。 図5は同実施形態における地震波のリストの一例を示す図である。 図6は同実施形態における地震波リストの中のNo.7の地震波の状態を示す図であり、図6(a)は加速度と時間との関係、同図(b)は変位と時間との関係を示している。 図7は同実施形態における地震波リストの中のNo.7の地震波による建物の応答波の状態を示す図であり、図7(a)は加速度と時間との関係、同図(b)は変位と時間との関係を示している。 図8は同実施形態における地震波リストの各地震波について、差分法による解析結果と本方式の1自由度モデルによる解析結果とを比較して示す図である。 図9は同実施形態におけるかご位置とロープ最大変位との関係の一例を示す図である。 図10は同実施形態における第1の加速度センサのみを用いてロープ揺れ量を演算した結果を示す図である。 図11は本発明の第2の実施形態に係るエレベータの制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図12は同実施形態におけるかご位置と各ローブの揺れ特性との関係を示す図である。
符号の説明
10…建物、10a…機械室、11…エレベータ、12…巻上機、13…メインロープ、13a…かご側メインロープ、13b…カウンタウェイト側メインロープ、14…乗りかご、15…カウンタウェイト、16…コンペンロープ、16a…かご側コンペンロープ、16b…カウンタウェイト側のコンペンロープ、17…コンペンシープ、18…ガバナ、19…ガバナシープ、20…ガバナロープ、21…制御装置、22a…第1の加速度センサ、22b…第2の加速度センサ、23…かご位置検出器、24…荷重センサ、30…通信ネットワーク、31…監視センタ、41…ロープ揺れ演算部、42…記憶部、43…管制運転判定部、44…管制運転制御部、51…第1の1自由度モデル、52…第2の1自由度モデル。

Claims (6)

  1. 建物の昇降路内に設置されたロープを介して昇降動作する乗りかごを備えたエレベータの制御装置において、
    上記乗りかごの位置を検出する位置検出手段と、
    上記建物の上部付近に設置された第1の加速度センサと、
    上記建物の下部付近に設置された第2の加速度センサと、
    上記位置検出手段によって検出された上記乗りかごの位置データと上記第1および第2の加速度センサから出力される各加速度データとに基づいて、上記建物の揺れが上記ロープに与える影響を加味した重み付けを行って上記ロープの揺れ量を演算するロープ揺れ演算手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 上記ロープ揺れ演算手段は、
    上記第2の加速度センサから出力される加速度データに基づいて地震による揺れか強風による揺れか否かを判別し、上記第1の加速度センサから出力される加速度データに上記判別結果に応じた重み付けを行って上記ロープの揺れ量を演算することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  3. 上記ロープ揺れ演算手段は、上記重み付け後の各加速度データを1自由度モデルに入力して、上記建物の揺れに伴う上記ロープの変位量を時間単位で演算し、その中の最大変位を演算結果として出力することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの制御装置。
  4. 上記ロープ揺れ演算手段は、上記重み付け後の各加速度データを有限要素モデルに入力して、上記建物の揺れに伴う上記ロープの変位量を時間単位で演算し、その中の最大変位を演算結果として出力することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの制御装置。
  5. 上記ロープ揺れ演算手段によって得られた上記ロープの揺れの量に基づいて、上記乗りかごを管制運転するためのレベルを選択する管制運転判定手段と、
    この管制運転判定手段によって選択されたレベルに対応した管制運転を実行する管制運転制御手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のエレベータの制御装置。
  6. 上記ロープ揺れ演算手段は、上記乗りかごの移動に伴うロープ揺れの変位特性を推定する変位特性推定手段を有し、
    上記管制運転判定手段は、上記変位特性推定手段によって推定されたロープ揺れの変位特性推定結果に基づいて上記乗りかごを予め設定された待避階へ移動させるか否かを判断し、上記乗りかごの移動によりロープ揺れが所定量以上に強くなる場合には上記乗りかごを上記待避階へ移動させずに停止させておくように上記管制運転制御手段に指示することを特徴とする請求項5記載のエレベータの制御装置。
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