JP2010052115A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 揺動部材によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、動吸振器の強制加振を合理的に行う上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 打撃工具であって、モータ111と、モータ111の回転動作によって工具ビット119の長軸方向に揺動する揺動部材129と、揺動部材129の揺動運動によって直線状に往復駆動される駆動子141と、駆動子141の往復運動によって圧力が変動する第1の空気室143aと、を有し、第1の空気室143aの圧力変動により工具ビット119が駆動される構成とされる。また、揺動部材129の揺動運動によって圧力が変動する第2の空気室163と、ウェイト155及び当該ウェイト155に付勢力を作用させる弾性要素157を有する動吸振器151と、を更に有し、弾性要素157による付勢力が作用した状態のウェイト155を、第2の空気室163の圧力変動によって強制的に加振する構成とした打撃工具。
【選択図】 図2

Description

本発明は、揺動運動を行う揺動部材によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具の制振技術に関する。
揺動リングが揺動運動する揺動機構(スワッシュ機構)を用いてハンマビットを駆動する形式の電動ハンマドリルにおいて、加工作業時にハンマドリルに生ずるハンマビット長軸方向の振動を抑制する技術は、例えば特開2008−73836号公報(特許文献1)に開示されている。上記公報に記載の制振機構は、ハンマドリルの工具本体に装着された動吸振器を有し、揺動部材としての揺動リングの揺動運動を利用して当該動吸振器のウェイトを積極的に駆動、すなわち強制的に加振し、ハンマ作業時の振動を制振する構成としている。これにより、打撃工具に作用する振動の大小によらず、動吸振器を定常的に作動させることが可能となる。
上記公報に記載の制振機構は、揺動リングの揺動によって作動される機械部品を用いて動吸振器を加振する機械式であり、このため、加振に関する機械部品が多くなること、またハンマビットの動作方向に対して、動吸振器のウェイトを対向状に動作させる必要があることから、加振用の機構部を、揺動中心を挟んでハンマビット駆動機構部の反対側に設定せざるを得ず、工具本体部内の空きスペースを利用して配置し難しいこと、等の点でなお改良の余地がある。
特開2008−73836号公報
本発明は、揺動部材によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、動吸振器の強制加振を合理的に行う上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具ビットを少なくとも長軸方向に直線運動させてハンマ作業を行なう打撃工具において、モータと、モータの回転動作によって工具ビット長軸方向に揺動する揺動部材と、揺動部材の揺動運動によって直線状に往復駆動される駆動子と、駆動子の往復運動によって圧力が変動する第1の空気室と、を有し、第1の空気室の圧力変動により工具ビットが駆動される構成とされる。また、揺動部材の揺動運動によって圧力が変動する第2の空気室と、ウェイト及び当該ウェイトに付勢力を作用させる弾性要素を有する動吸振器とを更に有し、弾性要素による付勢力が作用した状態のウェイトを、第2の空気室の圧力変動によって強制的に加振する構成とした。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、揺動部材の揺動運動によって圧力が変動する第2の空気室を設け、当該第2の空気室の圧力変動によって動吸振器のウェイトを強制的に加振する構成である。このようにエアの圧力変動を利用してウェイトを加振する構成としたことで、機械式の加振機構に比較して機械部品を減少できる。また、エアの圧力変動によるエア加振方式としたことにより、第2の空気室と動吸振器とを通路によって接続する構造を採用できることから、第2の空気室の設置場所関する制約が少ない。このため、揺動部材の周辺に存在する空きスペースを利用して第2の空気室を容易に形成することができる。すなわち、本発明によれば、空きスペースを利用しての合理的なエア加振機構の構築が実現される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、揺動部材に取付けられ、第2の空気室内の圧力を変動させる駆動部材を有する。そして駆動部材は、揺動部材を挟んで駆動子の反対側に配置されている。揺動部材の揺動運動によって駆動子を駆動する構成の打撃工具の場合、揺動部材の揺動方向の一方側には駆動子が配置されるが、揺動方向の他方側には空きスペースが存在している。本発明によれば、この空きスペースを利用して第2の空気室及び駆動部材を設定することが可能となり、合理的である。特に本発明は、エアの圧力変動による加振方式であるため、揺動部材を挟んで駆動子の反対側に駆動部材を配置する構成でありながら、工具ビットに対して動吸振器のウェイトを対向状に動作させることが可能となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、駆動部材と駆動子が同軸上に配置されている。揺動部材の揺動運動によって駆動部材と駆動子が直線状に動作して第2空気室のエアあるいは第1空気室のエアを圧縮する際、当該圧縮に伴う反力が揺動部材を介して駆動部材から駆動子に、あるいは駆動子から駆動部材に伝達する。この場合、本発明によれば、駆動部材と駆動子を同軸上に配置する構成としたことにより、反力の伝達が同軸上で行なわれることから、揺動部材に対して、例えばねじれるような無用な応力が生じ難いものとなり、耐久性の向上に有効となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、駆動部材と駆動子が一体に形成されている。このように一体に形成する構成とすることで、部品点数を減少することが可能となり、結果として組付け作業性を向上できる。
本発明によれば、揺動機構によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、動吸振器の強制加振を合理的に行う上で有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明に係る打撃工具の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、打撃工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1はハンマドリル101の全体構成を示す側断面図である。また図2はハンマドリル101の主要部を示す拡大断面図である。
本実施形態のハンマドリル101は、図1に示すように、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103、当該本体部103のうちハンマドリル101の長軸方向に関する一端部(図1中左側)にツールホルダ137を介して着脱自在に取付けられた長尺状のハンマビット119を主体として構成される。本体部103は工具本体を構成する部材として備えられる。ハンマビット119は、ツールホルダ137に対し、その長軸方向(本体部103の長軸方向)への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される部材として構成される。ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換部113、動力伝達部114及び打撃要素115を収容したギアハウジング107と、本体部103のうちハンマドリル101の長軸方向に関する他端部(図1中右側)に連接された作業者が握るハンドグリップ109とによって構成されている。駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの作業者による引き操作によって通電駆動される。なお本実施の形態では、説明の便宜上、ハンマビット119側を前あるいは工具前端側といい、ハンドグリップ109側を後あるいは工具後端側という。
図2に運動変換部113、動力伝達部114及び打撃要素115が拡大断面図として示される。運動変換部113は、駆動モータ111の回転出力を、直線運動に適宜変換した上で打撃要素115に伝達する機能を果たす。これにより当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図2における左右方向)への打撃力(衝撃力)が発生する。運動変換部113は、具体的には、駆動ギア121、被動ギア123、被動軸125、回転体127、揺動リング129及びピストン141を主体として構成される。
駆動ギア121は、ハンマビット119の長軸方向に延在する駆動モータ111のモータ出力軸111aに連結され、駆動モータ111の通電駆動によって回転駆動される駆動ギアとして構成される。被動ギア123は、駆動ギア121に噛み合い係合し、当該被動ギア123に被動軸125が取り付けられている。従って、被動軸125は、駆動モータ111のモータ出力軸111aに連結されて回転駆動される。駆動モータ111は、本発明における「モータ」に対応する。
回転体127は、これら被動ギア123及び被動軸125を介して一体回転する回転体として構成される。被動軸125に取り付けられた回転体127の外周面が被動軸125の軸線に対し所定の傾斜角度で傾斜状に形成されている。揺動リング129は、回転体127の傾斜外周面に軸受126を介して相対回転可能に取り付けられ、当該回転体127の回転動作に伴ってハンマビット119の長軸方向に揺動される揺動部材として構成される。揺動リング129は、本発明における「揺動部材」に対応する。揺動リング129は、ハンマビット119の長軸方向と交差する方向の上方(放射方向)に一体に突設された揺動ロッド128を有し、当該揺動ロッド128がピストン141と球体(鋼球)124を介して全方位に相対回動自在に連結されている。
ピストン141は、揺動リング129の揺動によって有底筒状のハンマ143内をハンマビット長軸方向に直線状に往復駆動され、打撃要素115を駆動する駆動子としての機能を有する。ピストン141は、本発明における「駆動子」に対応する。なお、本実施の形態では、駆動モータ111のモータ出力軸111a、被動軸125及びピストン141は、いずれもハンマビット119の長軸方向に延在するとともに、互いに平行に配置されている。また、本実施の形態では、駆動モータ111のモータ出力軸111aの下方に被動軸125が配置されており、被動軸125の上方にピストン141が配置されている。
動力伝達部114は、駆動モータ111の回転出力を適宜減速した上でハンマビット119に伝達し、当該ハンマビット119を周方向に回転動作させる機能を果たす。動力伝達部114は、ハンマビット119の長軸方向に関し駆動モータ111よりもハンマビット119側に配設されている。本実施の形態にかかる動力伝達部114は、具体的には第1伝達ギア131、第2伝達ギア133、ハンマガイド139及びツールホルダ137を主体として構成される。
第1伝達ギア131は、駆動モータ111から駆動ギア121および被動軸125を介して鉛直面内にて回転駆動される第1の伝達ギアとして構成される。第2伝達ギア133は、第1伝達ギア131に噛み合い係合し、被動軸125の回転に伴ってツールホルダ137を軸まわりに回転させる第2の伝達ギアとして構成される。ハンマガイド139は、ハンマビット119の長軸方向に延在してハンマ143の直線移動を案内する機能を有するとともに、第2伝達ギア133とともに回転される円筒体として構成される。ツールホルダ137は、ハンマビット119の長軸方向に延在してハンマビット119を保持する機能を有するとともに、トルクリミッター135を介してハンマガイド139とともに回転される部材として構成される。
なお、ツールホルダ137は、ギアハウジング107の前端側に一体に形成された円筒状のバレル部117に軸受147を介して回転自在に支持されている。またハンマガイド139は、ギアハウジング107内のインナハウジング108に形成された円筒状のガイド保持部108aに軸受149を介して回転自在に支持されている。
打撃要素115は、ハンマガイド139のボア内壁にハンマビット長軸方向に摺動自在に配置された有底筒状のハンマ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置されるとともに、ハンマ143の運動エネルギーをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145を主体として構成される。ハンマ143のボア内壁と、当該ボア内壁に摺動自在に嵌合されたピストン141の長軸方向の前端面とによって空気バネ室143aが形成される。ハンマ143は、ピストン141の直線運動により空気バネ室143aを介して前方へと移動し、ハンマビット119を打撃する打撃子として構成される。空気バネ室143aは、ハンマビット119の長軸線の延長線上に形成される。空気バネ室143aは、本発明における「第1の空気室」に対応する。
上記構成のハンマドリル101において、駆動モータ111が通電駆動されると、その回転出力により、駆動ギア121が鉛直面内にて回動動作する。すると、駆動ギア121に噛み合い係合される被動ギア123、被動軸125を介して回転体127が鉛直面内にて回転動作され、これによって揺動リング129および揺動ロッド128がハンマビット119の長軸方向に揺動する。揺動ロッド128の揺動によってピストン141が直線状に摺動動作され、それに伴う空気バネ室143aの空気バネの作用(圧力変動)により、ハンマ143はハンマガイド139内を直線運動する。ハンマ143は、インパクトボルト145に衝突することで、その運動エネルギーをハンマビット119へと伝達する。一方、被動軸125とともに第1伝達ギア131が回転されると、第1伝達ギア131に噛み合い係合される第2伝達ギア133を介してハンマガイド139が鉛直面内にて回転され、更にハンマガイド139とともにツールホルダ137およびこのツールホルダ137にて保持されるハンマビット119が周方向に一体状に回転される。かくして、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材にハンマドリル加工作業を遂行する。
本実施の形態では、ハンマビット119を筒状部材からなるハンマ143によって打撃する構成とし、当該ハンマ143内に配置されたピストン141を揺動リング129によって駆動する構成としている。このため、例えば揺動リングによって駆動されるピストンを筒状部材によって形成し、当該筒状のピストン内に配置されたストライカがハンマビットを打撃する構成の従来とは異なり、ピストン141を円板状に形成できる。このため、ピストン141の質量(重量)を低減することが可能となり、その結果としてハンマドリル101の振動の低減化を図る上で有効となる。一方、ピストン141を収容するハンマ143は、有底筒状に形成されて構造的に長軸方向に所定の長さ寸法を有する部材として構成される。このため、重量を必要とするハンマ143に筒状部材を用いることは、物理的に合理的な構成である。
本実施の形態では、ピストン141は樹脂によって形成されている。ハンマドリル101の駆動時には、エアの圧縮に伴い空気バネ室143a内が高温化し、放熱が必要である。本実施の形態では、空気バネ室143aの壁面が筒状部材からなる鉄製のハンマ143によって形成される構成であり、このため、空気バネ室143aの熱が当該ハンマ143を通じて放熱される。このことから、ピストン141に関しては、空気バネ室143aの放熱性について特に考慮する必要が無くなる。すなわち、ピストン141の樹脂化が可能となり、軽量化及びコストダウンを図る上で有効となる。
また、ハンマドリル101の駆動時において、本体部103にはハンマビット119の長軸方向に衝撃的かつ周期的な振動が発生する。本実施の形態のハンマドリル101は、当該振動を制振するべく、動吸振器151を備えている。図3はハンマドリル101の前方から後方を見たときの、動吸振器151及びその周辺部材の断面構造を示す断面図である。また、図4は図3のA−A線に関する断面図であり、図5は図3のB−B線に関する断面図である。図3〜図5に示すように、動吸振器151は、動吸振器本体153と、制振用のウェイト155と、当該ウェイト155の工具前端側と工具後端側にそれぞれ配置され、ハンマビット119の長軸方向に延在する前後のコイルバネ157とを主体として構成される。動吸振器151は、本発明における「動吸振器」に対応する。
動吸振器本体153は、ウェイト155及びコイルバネ157を収容する収容空間を有するとともに、ウェイト155の摺動動作を安定的に行わせる筒状のガイド部として備えられる。動吸振器本体153は、本体部103に対して取り付け固定される。
ウェイト155は、動吸振器本体153の収容空間を長軸方向(ハンマビット119の長軸方向)に移動するべく動吸振器本体153の収容空間に摺動自在に配置された質量部分として構成される。ウェイト155は、本発明における「ウェイト」に対応する。ウェイト155は、具体的にはハンマビット119の長軸方向に関する前端側と後端側に所定領域にわたって、当該長軸方向に凹み状に延在する断面円環状のバネ収容空間156を有し、当該バネ収容空間156にコイルバネ157の一端部を収容する構成とされる。本実施の形態では、図3及び図4に示すように、ハンマビット119の長軸方向と交差する工具上下方向にバネ収容空間156が計3つ配設されている。これら3つのバネ収容空間156は、ウェイト155の前端側(図4中のウェイト155の右側領域)に形成された1つの第1バネ収容空間156aと、ウェイト155の後端側(図2中のウェイト155の左側領域)に形成された2つの第2バネ収容空間156bとに分類される。第1バネ収容空間156aは、ウェイト155の前端側のコイルバネ157を収容する構成とされる一方、第2バネ収容空間156bは、ウェイト155の後端側のコイルバネ157を収容する構成とされる。
コイルバネ157は、ウェイト155が動吸振器本体153の収容空間を長軸方向(ハンマビット119の長軸方向)に移動する際に、当該ウェイト155に対向状の弾発力を付与するように当該ウェイト155を動吸振器本体153、すなわち本体部103に対して支持する弾性体として構成される。なお、コイルバネ157の構成に関しては、第2バネ収容空間156bに収容される2つのコイルバネ157をあわせたバネ定数が、第1バネ収容空間156aに収容される1つのコイルバネ157のバネ定数に合致する構成であるのが好ましい。コイルバネ157は、本発明における「弾性要素」に対応する。
第1バネ収容空間156aに収容された前端側のコイルバネ157は、前端が動吸振器本体153の前壁部分153aで支持され、後端が第1バネ収容空間156aの底部に配置されたバネ受具158で支持される。一方、第2バネ収容空間156bに収容された後端側のコイルバネ157は、前端が第2バネ収容空間156bの底部に配置されたバネ受具159で支持され、後端が動吸振器本体153の後壁部分153bで支持される。これによって前後のコイルバネ157は、ウェイト155に対しハンマビット119の長軸方向に関する弾性付勢力を対向状に作用させる。すなわち、ウェイト155は、前後のコイルバネ157による弾性付勢力が対向状に作用した状態で、ハンマビット119の長軸方向に移動可能とされる。
本体部103に収容された上記動吸振器151は、ハンマドリル101の加工作業時において、制振対象である本体部103に対して、動吸振器151における制振要素であるウェイト155及びコイルバネ157が協働して受動的な制振を行なう。これによりハンマドリル101の本体部103に生ずる上記の振動が抑制され、加工作業時における本体部103の制振がなされることとなる。特に動吸振器151は、上述のように、ウェイト155の内側にバネ収容空間156を形成し、当該バネ収容空間156にコイルバネ157の一端部を配置する構成としている。これにより、ウェイト155のバネ収容空間156にコイルバネ157が収容され組付けられた状態での動吸振器151のハンマビット119の長軸方向に関する長さを抑えることができ、当該長軸方向に関し動吸振器151のコンパクト化を図ることが可能となる。
また本実施の形態では、図3に示すように、ウェイト155に形成されるバネ収容空間156のうち、第1バネ収容空間156aと第2バネ収容空間156bが部分的に重なるように配設され(オーバーラップして配置され)、また第1バネ収容空間156aに収容されるコイルバネ157と第2バネ収容空間156bに収容されるコイルバネ157は、これらコイルバネの延在方向と交差する方向に関し部分的に重なるように配設されている(オーバーラップして配置されている)。このような構成によれば、バネ収容空間156(156a,156b)にコイルバネ157が組付けられた状態でのウェイト155の長軸方向に関する長さを更に抑えることができ、当該長軸方向に関し動吸振器151の更なるコンパクト化を図るとともに、簡便な構造でかつ軽量化を図るのに有効とされる。その結果、動吸振器151を本体部103に配置する際、本体部103の長軸方向の配置スペースに制約を受けるような場合に特に有効となる。また、第1バネ収容空間156aに収容されたコイルバネ157と第2バネ収容空間156bに収容されたコイルバネ157が部分的にオーバーラップする分、長軸方向に関し同一寸法の動吸振器で考えた場合には、コイルバネをより大型化することができ、大型化したコイルバネによって高い制振性を安定して付与することが可能となる。
上記のように構成された動吸振器151は、動吸振器151を、本体部103を工具前端側(図2中の左側)からみた場合に、本体部103内の左側領域(図3中の左側)に配置されている。具体的には図3に示すように、ギアハウジング107の内部空間110のうち運動変換部113の左側方空間を利用して動吸振器151が配置されている。すなわち、本体部103内の内部空間110のうち、運動変換部113のまわりに形成される領域は空きスペースとなり易いものであり、この領域を利用して動吸振器151を配置することによって、本体部103を大型化することなく当該本体部103内の空きスペースを有効的に利用した動吸振器151の合理的な配置を実現することが可能となる。
また、本実施の形態は、空気の圧力変動を利用して動吸振器151のウェイト155を積極的に駆動する、すなわち強制的に加振するエア式加振機構161を備えている。エア式加振機構161は、空気室163、当該空気室163内の圧力を変動させるピストン部材165、及び空気室163と動吸振器151とをつなぐエア通路167を主体として構成される。
エア式加振機構161は、図2に示すように、ギアハウジング107の内部空間110における揺動リング129の後方領域、特に揺動ロッド128の後方領域を利用して設置されている。具体的にはギアハウジング107内の後端部側に配置されたインナハウジング108は、ハンマビット119の長軸線と交差する方向の縦壁108bを有し、この縦壁108bに前方が開口された筒状部108cが形成されている。そして、筒状部108cの筒孔内壁と、当該筒状部108c内にハンマビット119の長軸方向に摺動自在に嵌入されたピストン部材165の後面とによって空気室163が形成されている。当該空気室163は、ハンマビット119の長軸線の延長線上に形成されている。空気室163は、本発明における「第2の空気室」に対応する。なお、筒状部108cは揺動ロッド128を超えて更に前方へと延在されており、その延在端部に前述したハンマガイド139を回転自在に支持するための当該筒状部108cよりも大径の円筒状のガイド保持部108aが形成されている。また、筒状部108cとガイド保持部108aとの中間部には、揺動ロッド128との干渉を回避するべく開口部108dが形成されている。
ピストン部材165は、揺動リング129の揺動ロッド128に連結されるとともに、当該揺動リング129の揺動によって空気室163内を直線状に往復駆動され、これにより空気室163内の圧力を変動させるための圧力可変部材として備えられる。ピストン部材165は、本発明における「駆動部材」に対応する。本実施の形態では、ピストン部材165は、揺動リング129の揺動ロッド128を挟んでピストン141の反対側に、かつ同軸線上に配置されるとともに、ピストン141の後面から後方に向かって延在するアーム部142と連なっている。
ピストン部材165とピストン141をつなぐアーム部142は、球面連結構造を介して揺動ロッド128と連結されている。球面連結構造は、具体的にはアーム部142に形成された凹状球面166aを有する連結部166と、当該連結部166内に嵌め込まれた球体124によって構成される。これによりピストン141及びピストン部材165は、球体124と連結部166の球面滑りにより揺動ロッド128に対して全方位に相対回動自在に連結される。揺動ロッド128は、球体124に形成された中心を通る貫通孔124aに遊嵌状に挿入され、球体124に対する貫通孔124aの長軸方向及び長軸方向回りの相対摺動が許容されている。なお、上記においては、アーム部142と揺動ロッド128との連結を球体124で行なうとしたが、球体124に変えて円柱体を用いて連結してもよい。つまり、図2において、ピストン141の長軸方向と交差する水平方向(左右方向)の軸線回りに相対回動自在に連結される構成であればよい。
本実施の形態では、ピストン141及びピストン部材165は、アーム部142を含めて樹脂によって一体に形成されている。そして、アーム部142に形成される連結部166には、球体124を嵌め込むための円形開口166bが形成され、球体124が当該円形開口166bを通じて連結部166内に樹脂のたわみを利用して嵌め込む態様で組付けられている。従って、連結部166を分割構造にしなくて済むことになり、合理的な球面連結構造が実現される。
また、ピストン部材165は、前方側が塞がれ、かつ後方側が開口された円筒状に形成されるとともに、その後端側外周面が空気室163の内壁面に摺動自在に摺接され、これによりピストン141のハンマ143に対する摺動性を確保する。揺動リング129の揺動運動をピストン141に直線運動として伝達する構成の場合、ハンマ143内を往復移動するピストン141に対して、当該ピストン141をこじる(ねじる)方向の力(移動方向以外の力)が作用し、これによりハンマ143に対するピストン141の摺動性が阻害される可能性がある。
本実施の形態では、空気室163内の圧力を変動するべく直線運動するピストン部材165が空気室163の内周壁面に接触して摺動動作を案内される構成とされ、これによりピストン141の摺動ガイドとして機能する構成とされる。すなわち、ピストン部材165によってスライダが構成され、空気室163の内周壁面(筒状部108cの内周面)によってスライドガイド部が構成される。ピストン部材165及び空気室163の内周壁面によって、本発明における「摺動ガイド」が構成される。このように、本実施の形態では、揺動リング129を挟んでハンマ143側と、空気室163の構成部材であるインナハウジング108の筒状部108c側との、長軸方向の2箇所において、ピストン141の移動を案内する構成である。このため、ハンマ141のピストン141のこじれを防止し、円滑にして安定した摺動性を得ることができる。
空気室163は、動吸振器151の後方の第2バネ収容空間156bとエア通路167を通じて連通されている。エア通路167は、図5に示すように、インナハウジング108に形成された凹溝168と、当該凹溝168の上を覆う溝カバー169によって構成されている。エア通路167は、一端がインナハウジング108に形成された第1連通孔167aによって空気室に連通され、他端がインナハウジング108及び動吸振器本体153に形成された第2連通孔167bによって動吸振器151の第2バネ収容空間156bに連通されている。凹溝168はインナハウジング108の縦壁108bの後面に沿って形成され、また溝カバー169は凹溝168を覆うようにインナハウジング108の後面にネジ169aによって取付けられている。なお、動吸振器151の第1バネ収容空間156aは、動吸振器本体153に形成された通気孔153cによってギアハウジング107の内部空間110に連通されている。
空気室163内の圧力は、運動変換部113の駆動に基づき変動する。これは、運動変換部113の構成部材である揺動リング129の揺動によってピストン部材165が空気室163内を前後方向に往復移動することに伴い密閉構造の空気室163の容積が変化することに基づくものである。ピストン部材165の後方への移動により空気室163のエアが圧縮(圧力上昇)され、ピストン部材165の前方への移動によりエアが膨張(圧力低下)される。本実施の形態では、空気室163内の圧力変動を動吸振器151の後側の第1バネ収容空間156bに導入し、動吸振器151のウェイト155を積極的に駆動する、すなわち強制的に加振することによって動吸振器151に本体部103の制振作用を行わせる構成としている。これにより、動吸振器151は、前述した受動的な制振作用に加え、ウェイト155の強制加振による能動的な制振機構としても機能し、ハンマ作業時あるいはハンマドリル作業時に本体部103に発生する長軸方向の振動を効果的に抑制することができる。
本実施の形態では、ギアハウジング107の内部空間110のうち、運動変換部113の構成部材である揺動リング129の後方領域、具体的には揺動ロッド128の後方領域を利用して動吸振器151のエア式加振機構161を構成している。揺動リング129の揺動運動によってピストン141を駆動するハンマドリル101の場合、揺動リング129の後方で、かつモータ出力軸111aの上方の領域が空きスペースとして存在している。本実施の形態によれば、この領域を利用してエア式加振機構161を構成することによって、本体部103を大型化することなく当該本体部103内の空きスペースを有効利用した形態でエア式加振機構161を合理的に構築することができる。
また、本実施の形態では、ピストン部材165とピストン141が同軸上に配置された構成としている。揺動リング129の揺動運動によってピストン部材165とピストン141が作動して空気室163のエアあるいは空気バネ室143aのエアを圧縮する際、当該圧縮に伴う反力が揺動ロッド128を介してピストン部材165からピストン141に、あるいはピストン141からピストン部材165に伝達する。この場合、本実施の形態によれば、ピストン部材165とピストン141を同軸上に配置する構成としたことにより、反力の伝達が同軸上で行なわれることから、揺動ロッド128に対して、例えばねじれるような無用な応力が生じ難いものとなり、耐久性を向上する上で有効となる。
また、本実施の形態では、ピストン部材165とピストン141を一体に形成する構成としている。このように一体に形成する構成とすることで、部品点数を減少することが可能となり、結果として組付け作業性を向上できる。
また、本実施の形態では、エア式加振機構161の空気室163と動吸振器151の第2バネ収容空間156bとをつなぐエア通路167を、ギアハウジング107内のインナハウジング108の縦壁108bに形成する構成である。このため、例えば配管等を用いて接続する場合のようなギアハウジング107内の狭い領域での配管接続作業が不要となり、組付け作業性が向上する。
なお、本実施の形態では、ピストン部材165とピストン141を同軸上に配置する構成としたが、異なる軸線上に配置してもよい。また、ピストン141とピストン部材165とをそれぞれ別部材で形成し、揺動リング129に対して個々に連結してもよい。
また、本実施の形態では、ハンマドリル101の前側から見て、運動変換部113の左側方領域に動吸振器151を配置するとしたが、当該左側方領域以外の領域、例えば右側方領域、左右の側方領域、または上方領域に配置しても構わない。またエア通路167は、配管によって形成してもよい。
また、上述した実施の形態では、打撃工具の一例としてハンマドリルを例にとって説明しているが、工具ビットを直線状に駆動させ、これによって当該工具ビットに所定の加工作業を遂行させるハンマに対し本発明を適用することが可能である。
本発明の実施形態に係るハンマドリル101の全体構成を示す側断面図である。 ハンマドリル101の主要部を示す拡大断面図である。 ハンマドリル101の前方から後方を見て動吸振器151及びその周辺部材の断面構造を示す断面図である。 図3のA−A線に関する断面図である。 図3のB−B線に関する断面図である。
符号の説明
101 ハンマドリル(打撃工具)
103 本体部(工具本体)
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
108 インナハウジング
108a ガイド保持部
108b 縦壁
108c 筒状部
108d 開口部
109 ハンドグリップ
109a トリガ
110 内部空間
111 駆動モータ
111a モータ出力軸
113 運動変換部
114 動力伝達部
115 打撃要素
117 バレル部
119 ハンマビット(工具ビット)
121 駆動ギア
123 被動ギア
124 球体
124a 貫通孔
125 被動軸
126 軸受
127 回転体
128 揺動ロッド
129 揺動リング(揺動部材)
131 第1伝達ギア
133 第2伝達ギア
135 トルクリミッター
137 ツールホルダ
139 ハンマガイド
141 ピストン
143 ハンマ
142 アーム部
145 インパクトボルト
147 軸受
151 動吸振器
153 動吸振器本体
153a 前壁部分
153b 後壁部分
153c 通気孔
155 ウェイト
156 バネ収容空間(バネ収容部)
156a 第1バネ収容空間
156b 第2バネ収容空間
157 コイルバネ
158 バネ受具
159 バネ受具
161 エア式加振機構
163 空気室
165 ピストン部材(駆動部材)
166 連結部
166a 凹状球面
166b 円形開口
167 エア通路
167a 第1連通孔
167b 第2連通孔
168 凹溝
169 溝カバー
169a ネジ

Claims (4)

  1. 工具ビットを少なくとも長軸方向に直線運動させてハンマ作業を行なう打撃工具であって、
    モータと、
    前記モータの回転動作によって前記工具ビットの長軸方向に揺動する揺動部材と、
    前記揺動部材の揺動運動によって直線状に往復駆動される駆動子と、
    前記駆動子の往復運動によって圧力が変動する第1の空気室と、
    を有し、
    前記第1の空気室の圧力変動により前記工具ビットが駆動される構成とされ、
    前記揺動部材の揺動運動によって圧力が変動する第2の空気室と、
    ウェイト及び当該ウェイトに付勢力を作用させる弾性要素を有する動吸振器と、
    を更に有し、
    前記弾性要素による付勢力が作用した状態の前記ウェイトを、前記第2の空気室の圧力変動によって強制的に加振する構成としたことを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記揺動部材に取付けられ、前記第2の空気室内の圧力を変動させる駆動部材を有し、
    前記駆動部材は、前記揺動部材を挟んで前記駆動子の反対側に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記駆動部材と前記駆動子が同軸上に配置されていることを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項2または3に記載の打撃工具であって、
    前記駆動部材と前記駆動子が一体に形成されていることを特徴とする打撃工具。
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