JP2010048504A - 空気調和機のフィルタ清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上面側エアフィルタを往復移動させてエアフィルタ清掃部により清掃する場合に、上面側エアフィルタをエアフィルタ清掃部側へ確実に移動させることができ、上面側エアフィルタの清掃を円滑に行なうことができるようにする。
【解決手段】空気調和機のフィルタ清掃装置において、上面側エアフィルタ6の移動方向と交差してエアフィルタ清掃部8側に位置する上面側エアフィルタ6の一方の縁部に、平歯車43が設けられた横幅方向の中央部に位置してエアフィルタ清掃部8側に張り出した張出部70と、この張出部70から横幅方向の両側に向けてエアフィルタ清掃部8から離れる方向に傾斜した傾斜部71とを有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、空気調和機のフィルタ清掃装置に関し、特に、上面側エアフィルタを往復移動させて自動的に清掃する場合の作業性を向上させることができる空気調和機のフィルタ清掃装置に関する。
空気調和機の室内機では、空気吸込口から室内機筐体内に吸込まれる室内空気がエアフィルタを通して吸込まれ、空気中の塵埃がエアフィルタにより捕捉されるとともに塵埃を除去された空気が熱交換器に導かれる。空気調和機の運転時間の経過とともにエアフィルタに捕捉された塵埃の量が増えると、熱交換器に向けた室内空気の流通が妨げられ、熱交換効率が低下する。
このため、エアフィルタを定期的に取外し、エアフィルタに付着している塵埃を除去する必要がある。しかしながら、一般的な室内機は部屋の壁面高所に取付けられるので、ユーザーによってはエアフィルタの着脱操作が困難をともなう。そこで、下記特許文献1に記載されているように、エアフィルタの清掃を自動的に行う機能を備えた空気調和機の室内機が知られている。
この空気調和機の室内機によれば、熱交換器と送風ファンとエアフィルタとフィルタ清掃部とが室内機筐体内に設置され、エアフィルタは、フィルタ清掃部内を通過して往復移動可能に設けられている。エアフィルタの清掃時には、エアフィルタをフィルタ清掃部内を通過させて往復移動させ、往復移動する過程においてエアフィルタに付着している塵埃をエアフィルタから除去している。
なお、エアフィルタは、室内機筐体の上面に形成された空気吸込口を覆う上面側エアフィルタと、室内機筐体の前面上部に形成された空気吸込口を覆う前面側エアフィルタとに分割されている。そして、これらの上面側エアフィルタと前面側エアフィルタとの横幅方向の中央部に平歯車が設けられ、この平歯車と噛み合う駆動ギアがエアフィルタ清掃部に設けられている。
特開2007−205616号公報
しかしながら、特許文献1に記載された空気調和機の室内機においては、以下の点について配慮がなされていない。
上面側エアフィルタの移動方向と交差してフィルタ清掃部側に位置する上面側エアフィルタの一方の縁部は、直線状に形成されている。このため、何らかの原因で上面側エアフィルタが傾いた場合には、上面側エアフィルタを清掃のためにフィルタ清掃部側に移動させる場合、上面側エアフィルタがフィルタ清掃部にぶつかり、移動させることができなくなることがある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、上面側エアフィルタを往復移動させてエアフィルタ清掃部により清掃する場合に、上面側エアフィルタをエアフィルタ清掃部側へ確実に移動させることができ、上面側エアフィルタの清掃を円滑に行なうことができる空気調和機のフィルタ清掃装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、上面と前面とに空気吸込口が形成され、下部に空気吹出口が形成され、前記空気吸込口と前記空気吹出口とを連通する通風路中にエアフィルタと熱交換器と室内送風機とが配置された室内機筐体を有し、前記エアフィルタは、上面の前記空気吸込口を覆う上面側エアフィルタと前面の前記空気吸込口を覆う前面側エアフィルタとからなり、前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとの間に、水平方向に配設され、前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとを夫々前面側と上面側とに向けて往復移動させ、これらの上面側エアフィルタと前面側エアフィルタとに付着している塵埃を除去するエアフィルタ清掃部を有し、前記エアフィルタ清掃部は、前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとの横幅方向の中央部に設けられた平歯車と噛み合う駆動ギアを有する、空気調和機のフィルタ清掃装置において、前記上面側エアフィルタの移動方向と交差して前記エアフィルタ清掃部側に位置する前記上面側エアフィルタの一方の縁部に、前記平歯車が設けられた横幅方向の中央部に位置して前記エアフィルタ清掃部側に張り出した張出部と、この張出部から横幅方向の両側に向けて前記エアフィルタ清掃部から離れる方向に傾斜した傾斜部とを有することである。
本発明によれば、上面側エアフィルタを清掃するためにエアフィルタ清掃部側へ移動させる場合、上面側エアフィルタが斜めに傾いていても上面側エアフィルタがエアフィルタ清掃部にぶつかって移動が妨げられるということがなく、上面側エアフィルタをエアフィルタ清掃部側へ確実に移動させることができ、上面側エアフィルタの清掃を円滑に行なうことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機1は、図1に示すように室内機筐体2を有し、この室内機筐体2内に、熱交換器3、送風機である横流ファン4、保持枠体5、上面側エアフィルタ6、前面側エアフィルタ7、エアフィルタ清掃部8等が設置されている。室内機1は、室内機筐体2の前面側が垂直面内に位置する向きに室内の壁面等に取付けられている。なお、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とは、図3に示すように、夫々左右に一対ずつ設けられている。
室内機筐体2は、前面パネル9と後板筐体10とから構成され、上下幅方向に比べて横幅方向が長い横長形状に形成されている。前面パネル9の前面側には空気吸込口である前面側空気吸込口12が形成され、前面パネル9の上面側には空気吸込口である上面側空気吸込口13が形成されている。これらの前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とからは、空気調和機の運転時に室内の空気が室内機筐体2内に吸い込まれる。
前面パネル9の前面側には、開閉機構14により支持され、前面側空気吸込口12を開閉可能に覆う可動パネル15が嵌め込まれている。可動パネル15は、空気調和機の運転停止時には図1に示す閉止位置に位置し、前面側空気吸込口12を閉止している。可動パネル15は、空気調和機の運転時には図2に示す開放位置に回動し、前面パネル9から前方へ離反する位置に移動するとともに、前面側空気吸込口12を開放する。
前面パネル9の下面側には、空気吹出口16が形成されている。この空気吹出口16からは、空気調和機の運転時に前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とから吸い込まれた空気が室内に向けて吹き出す。空気吹出口16には、2枚のルーバー17a、17bが回動可能に設けられている。ルーバー17a、17bが回動することにより、空気吹出口16の開閉と、空気吹出口16から吹き出す空気の吹出方向の調整とが行われる。
室内機筐体2内には、前面側空気吸込口12及び上面側空気吸込口13と空気吹出口16とを連通する通風路19が形成され、この通風路19中に、上面側エアフィルタ6、前面側エアフィルタ7、エアフィルタ清掃部8、熱交換器3、横流ファン4等が配置されている。前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とから吸い込まれた空気は、通風路19内を送風され、空気吹出口16から室内に向けて吹き出す。
熱交換器3は、前側熱交換器3aと後側熱交換器3bとからなる逆V字状に形成されている。熱交換器3の内部には冷媒が流れ、冷房運転状態と暖房運転状態とに切替可能とされている。熱交換器3は、冷房運転時には低温となり、前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とから吸い込まれた空気を冷却し、冷却された空気が冷風となって空気吹出口16から室内に吹き出す。また、熱交換器3は、暖房運転時には高温となり、前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とから吸い込まれた空気を加熱し、加熱された空気が温風となって空気吹出口16から室内に吹き出す。前側熱交換器3aの下側には前ドレンパン18aが配置され、後側熱交換器3bの下側には後ドレンパン18bが配置されている。前後のドレンパン18a、18bは、冷房運転時に前後の熱交換器3a、3bから滴下するドレン水を受け、このドレン水は図示しない排水ホースを介して外部に排水される。
横流ファン4は、長尺円筒形状に形成された貫流送風機であり、前側熱交換器3aと後側熱交換器3bとの間の空間内に設置されている。横流ファン4が回転駆動されることにより、室内の空気が前面側空気吸込口12と上面側空気吸込口13とから室内機筐体2内に吸い込まれ、吸い込まれた空気が通風路19内を送風され、熱交換器3により熱交換された後に空気吹出口16から室内に吹き出す。
保持枠体5は、図3及び図4に示すように断面形状がL字形に形成され、図示しない取付部材を介して前面パネル9の内側に取付けられている。保持枠体5には、上面側エアフィルタ6、前面側エアフィルタ7、エアフィルタ清掃部8、空気清浄ユニット20等が保持されている。
上面側エアフィルタ6は、縦横に格子状に形成された枠部6aと、枠部6aにより仕切られた複数の開口部分に設けられたメッシュ部6bとにより構成されている。上面側エアフィルタ6は、上面側空気吸込口13を覆う位置に略水平向きに配置されている。空気調和機の運転時には、上面側空気吸込口13から吸い込まれた空気が上面側エアフィルタ6のメッシュ部6bを通過し、その際に空気中に含まれる塵埃がメッシュ部6bにおいて捕捉される。
また、上面側エアフィルタ6は、上面側空気吸込口13を覆う位置から室内機筐体2の前面側に向けて往復移動可能に保持されている。この往復移動は、エアフィルタ清掃部8内に設けられている後述するエアフィルタ移動機構21により行なわれる。
上面側エアフィルタ6の横幅方向の中央部に位置する枠部6aの裏面には、この枠部6aの長手方向に沿って平歯車43が設けられている。この平歯車43には、エアフィルタ移動機構21の駆動ギアである上面側エアフィルタ駆動ギア40が噛み合っている。
前面側エアフィルタ7は、縦横に格子状に形成された枠部7aと、枠部7aにより仕切られた複数の開口部分に設けられたメッシュ部7bとにより構成されている。前面側エアフィルタ7は、前面側空気吸込口12を覆う位置に略垂直向きに配置されている。空気調和機の運転時には、前面側空気吸込口12から吸い込まれた空気が前面側エアフィルタ7のメッシュ部7bを通過し、その際に空気中に含まれる塵埃がメッシュ部7bにおいて捕捉される。
また、前面側エアフィルタ7は、前面側空気吸込口12を覆う位置から室内機筐体2の上面側に向けて往復移動可能に保持されている。この往復移動は、エアフィルタ清掃部8内に設けられている後述するエアフィルタ移動機構21により行なわれる。
前面側エアフィルタ7の横幅方向の中央部に位置する枠部7aの裏面には、この枠部7aの長手方向に沿って平歯車44が設けられている。この平歯車44には、エアフィルタ移動機構21の駆動ギアである前面側エアフィルタ駆動ギア41が噛み合っている。
空気清浄ユニット20は、前面側エアフィルタ7と前側熱交換器3aとの間に配置され、前面側エアフィルタ7を通過した微細な塵埃や臭い成分等を静電吸着方式により捕捉する。
エアフィルタ清掃部8は、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7との間に水平方向に配設され、図3に示すように、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7との横幅方向の全体に亘って延出され、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とに付着している塵埃を除去する。エアフィルタ清掃部8は、図6に示すように、エアフィルタ移動機構21と、回転ブラシ22と、ダストボックス24と、シール部材26とを備えている。
上面側エアフィルタ6の往復移動方向と交差する方向に位置する上面側エアフィルタ6の縁部であって、エアフィルタ清掃部8側に位置する一方の縁部には、図5に示すように、張出部70と傾斜部71とが形成されている。張出部70は、平歯車43が設けられた上面側エアフィルタ6の横幅方向の中央部が頂点となるようにエアフィルタ清掃部8側に張り出して形成されている。傾斜部71は、張出部70から上面側エアフィルタ6の横幅方向の両側に向けてエアフィルタ清掃部8から離れる方向に傾斜して形成されている。
また、保持枠体5における上面側エアフィルタ6を保持する領域であって、エアフィルタ清掃部8から最も離れた位置には、上面側エアフィルタ6の往復移動方向と交差する方向に延出した横桟72が設けられている。この横桟72は、断面形状が略V字形に形成されている。また、横桟72は、上面側エアフィルタ6が上面側空気吸込口13を覆う位置に位置するとともに、上面側エアフィルタ6の移動方向と交差する上面側エアフィルタ6の他方の縁部がエアフィルタ清掃部8から最も離れた位置に位置する場合に、上面側エアフィルタ6の上方に位置している。そして、横桟72の下方に位置する上面側エアフィルタ6の他方の縁部は、後板筐体10の内側面に当接されている。
また、保持枠体5には、エアフィルタ清掃部8を保持する領域に位置して保持枠体5の横幅方向に延出した横桟73が設けられている。この横桟73には、図3に示すように、前面側エアフィルタ7を通過した空気を横桟73の裏側に導く複数の開口74が形成されている。
エアフィルタ移動機構21は、上面側エアフィルタ6に付着している塵埃や前面側エアフィルタ7に付着している塵埃を除去する清掃時に、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とを夫々室内機筐体2の前面側と上面側とに向けて往復移動させる。上面側エアフィルタ6の往復移動は、上面側エアフィルタ6の平歯車43に噛み合っている上面側エアフィルタ駆動ギア40を正逆回転させることにより行なわれる。前面側エアフィルタ7の往復移動は、前面側エアフィルタ7の平歯車44に噛み合っている前面側エアフィルタ駆動ギア41を正逆回転させることにより行なわれる。
回転ブラシ22は、中心線回りに回転可能に支持され、中心線回りに回転しながら上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とに接触することによりこれらのエアフィルタ6、7に付着している塵埃を除去する。
ダストボックス24は、内部に回転ブラシ22を収容するとともに、回転ブラシ22により除去された塵埃を収容する塵埃受け通路23が内部に形成されている。塵埃受け通路23は、回転ブラシ22の側方に、回転ブラシ22の中心線方向に沿って形成されている。ダストボックス24には、塵埃受け通路23と回転ブラシ22の収容空間との間に位置する掻き落し用突部27が形成されている。掻き落し用突部27は、回転ブラシ22の毛先部が当接する位置に形成され、回転する回転ブラシ22の毛先部が掻き落し用突部27に衝突することにより、回転ブラシ22に付着している塵埃が回転ブラシ22から掻き落され、掻き落された塵埃が塵埃受け通路23内に落下する。
シール部材26は、ダストボックス24の下面に形成された開口部25を開閉する位置に移動可能に設けられている。シール部材26は、例えば、合成ゴムなどの柔軟な弾性材から形成され、後述するリフト機構28により昇降可能に支持されている。シール部材26は、空気調和機の運転時及び上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7との清掃時には、図6に示すように、開口部25を開放する位置に位置している。後述するように塵埃受け通路23内の塵埃を屋外に排出させる場合には、リフト機構28によりシール部材26が上昇され、ダストボックス24の開口部25がシール部材26により閉止され、後述する吸排気装置33が駆動される。
ダストボックス24の左右両側には、図7及び図8に示すように、把手部29が設けられている。保持枠体5へのダストボックス24の着脱操作を、把手部29を持った状態で行うことができる。
図7に示すように、ダストボックス24の一端側の上面部には空気導入口30が形成され、この空気導入口30が塵埃受け通路23の一端側に連通されている。ダストボックス24の他端側には、図8に示すように排出ボックス31が接続されている。排出ボックス31は、接続ホース32を介して吸排気装置33に接続されている。吸排気装置33は、室内の空気を吸込み、吸込んだ空気を図示しない排気ホースを介して屋外に排気する換気機能を有する装置である。したがって、吸排気装置33の駆動時に、排出ボックス31と塵埃受け通路23とを連通させることにより、空気導入口30から吸込まれた空気が塵埃受け通路23内と接続ホース32内と排気ホース内とを通って屋外に排気され、塵埃受け通路23内に収容されている塵埃が屋外に排気される空気と共に屋外に排出される。
ダストボックス24は、帯電防止樹脂材を用いて形成され、かつ、抗菌処理が施されている。そのため、塵埃の付着やカビの発生が防止され、長期に亘って清潔な状態を維持することができる。同様に、回転ブラシ22についても抗菌処理したものが使用され、塵埃の付着やカビの発生が防止され、長期に亘って清潔な状態を維持することができる。
エアフィルタ移動機構21は、保持枠体5の一端側に位置する第1〜第4の4個の駆動モータ34〜37(図7及び図3参照)と、駆動モータ34〜37からの駆動力が伝達されるギア列38(図9及び図10参照)と、ギア列38を収容するケーシング39(図7及び図9参照)とを備えている。駆動モータ34〜37は、ケーシング39の外周面に取付けられている。
さらに、エアフィルタ移動機構21は、図6に示すように、上面側エアフィルタ6に設けられた平歯車43と噛み合う上面側エアフィルタ駆動ギア40と、前面側エアフィルタ7に設けられた平歯車44と噛み合う前面側エアフィルタ駆動ギア41とを備えている。
なお、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とは、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とを往復移動させる駆動源として用いられる。また、第3の駆動モータ36は、回転ブラシ22を回転させる駆動源として用いられる。また、第4の駆動モータは、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35との駆動力を、上面側エアフィルタ駆動ギア40の駆動源、又は、前面側エアフィルタ駆動ギア41の駆動源、又は、リフト機構28の駆動源として用いるための切替えを行う切替機構42の駆動源として用いられる。
ギア列38は複数のギアにより構成され、これらの各ギアは以下に説明するように噛合い、駆動力の伝達が行われている。
第1の駆動モータ34の回転軸にはギア45が嵌合固定され、第2の駆動モータ35の回転軸にはギア46に嵌合固定されている。これらのギア45、46は同一の歯数に形成され、ギア47aと常時噛合い、このギア47aと同軸上にギア47が連結されている。ギア47aとギア47とは、一体に回転するように連結されている。ギア47は、隣接して位置するギア48と噛合い、ギア48はギア49と常時噛み合っている。なお、ギア48と同軸上にはギア50が設けられ、これらのギア48とギア50とは個々に回転可能に設けられている。
ギア49は、支軸51によりギアアーム52の一端側に支持され、ギアアーム52の他端側にギア53が支持され、これらのギア49、53が常時噛み合っている。なお、ギアアーム52は、支軸51によりケーシング39に回動可能に支持されている。
ギアアーム52は、支軸51を支点として回動可能であり、ギアアーム52が支軸51を支点として回動することにより、ギア53は、ギア50に噛み合う位置とギア54に噛み合う位置との間を揺動する。
ギア50には、ギア50と一体に回転し、及び、ギア48が回転自在に軸支されている回転軸55が嵌合固定されている。回転軸55は、室内機1の横幅方向に沿って延出し、延出した先端側が軸受により軸支されている。また、この回転軸55には、上面側エアフィルタ駆動ギア40が嵌合固定されている。
ギア54には、ギア54と一体に回転する回転軸56が嵌合固定されている。回転軸56は、室内機1の横幅方向に沿って延出し、延出した先端側が軸受により軸支されている。また、この回転軸56には、前面側エアフィルタ駆動ギア41が嵌合固定されている。
第4の駆動モータ37の回転軸(図示せず)はケーシング39内に延出し、この回転軸に駆動レバー57が固定されている。駆動レバー57の先端部には駆動アーム58の一端が回動可能に連結され、駆動アーム58の他端側にはギア53が支持されている。ギア53は、駆動アーム58とギアアーム52との両方に支持されることになる。これにより、駆動レバー57と駆動アーム58とギアアーム52とが、第4の駆動モータ37の回転軸と支軸51とを固定軸とし、駆動レバー57と駆動アーム58との連結部及び駆動アーム58とギアアーム52との連結部を可動軸とするリンク機構が構成される。駆動アーム58における駆動レバー57との連結部側には、突起部59が形成されている。突起部59は、駆動アーム58の移動時にマイクロスイッチ60の作動子60aに接離し、マイクロスイッチ60がオン・オフされ、駆動アーム58の動作状態が検知される。
ギアアーム52におけるギア53が支持されている側の端部には、ギア53が支持されている面の裏面側に、支軸51を中心とする円弧状の内歯部61が形成されている。この内歯部61には、リフト用ギア62が噛合っている。リフト用ギア62には、ケーシング39を貫通して室内機1の横幅方向に延出して設けられるシール用支軸63の一端が嵌合固定されている。
シール用支軸63は、保持枠体5に取付けられた軸受により回転可能に軸支され、シール部材26の下面側に位置し、かつ、シール部材26の長手方向に沿って対向して設けられている。シール用支軸63には、シール駆動用カム64が取付けられている。シール駆動用カム64には、半円板状のカム部64aが形成されている。
一方、シール部材26は、シールベース65に取付けられ、シールベース65はパンタグラフ構造をなすシールガイド機構66に支持されている。シールガイド機構66は保持枠体5に取付けられ、リフト力のかからない通常の姿勢では図6に示すように平坦状に折り畳まれ、上方へのリフト力が作用した状態で立上り変形し、シールベース65と供にシール部材26を上方へ押し上げる。
上述した切替機構42は、第4の駆動モータ37と、駆動レバー57と、駆動アーム58と、ギア53と、ギアアーム52と、内歯部61と、リフト用ギア62と、シール用支軸63と、シール駆動用カム64とにより構成されている。
また、上述したリフト機構28は、ギアアーム52と、内歯部61と、リフト用ギア62と、シール用支軸63と、シール駆動用カム64と、シールガイド機構66とにより構成されている。
このような構成において、空気調和機の運転停止時には、可動パネル15が図1に示す閉止位置に位置し、前面側空気吸込口12は閉止されている。
空気調和機の運転時には、可動パネル15が図2に示す開放位置に回動し、可動パネル15と前面パネル9との間に隙間が生じる。そして、空気調和機の運転開始に伴って横流ファン4が駆動されると、室内の空気が前面パネル9に形成された上面側空気吸込口13と前面側空気吸込口12とから室内機筐体2内に吸い込まれる。
上面側空気吸込口13と前面側空気吸込口12とから室内機筐体2内に吸い込まれた空気は通風路19内を流れ、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とを通過して熱交換器3の周囲に至り、熱交換器3の周囲を通過する過程で加熱され、又は、冷却され、温風又は冷風となって空気吹出口16から室内に吹き出す。
横流ファン4の駆動により室内機筐体2内に吸い込まれる空気が上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とを通過する際に、空気中に含まれている塵埃が上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とにより捕捉される。
上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とに一定量の塵埃が付着した場合、又は、積算した運転時間が設定値に到達した場合は、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とに付着している塵埃を除去するための清掃が自動的に行われる。この清掃は、空気調和機のリモコン(図示せず)をユーザが操作して清掃開始の信号を出力することにより開始され、又は、室内機1内に設けられている制御部(図示せず)から清掃開始の信号が出力されることにより開始される。
上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とを自動的に清掃する場合には、上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7とのどちらを先に行ってもよいが、ここでは、上面側エアフィルタ6を先に行う場合を例に挙げて説明する。
上面側エアフィルタ6と前面側エアフィルタ7との清掃時には、図2に示すように可動パネル15を開放位置に回動させる。
ついで、第4の駆動モータ37を駆動させて切替機構42を作動させ、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とからの駆動力を上面側エアフィルタ駆動ギア40に伝達可能な状態とする。具体的には、第4の駆動モータ37を駆動させることにより、ギアアーム52と駆動アーム58とを図11(B)に示す位置に回動させる。この回動により、ギア53とギア50とが噛み合う。
ギア53とギア50とが噛み合った状態において、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とを駆動させる。第1の駆動モータ34が駆動されることによりギア45が回転駆動され、及び、第2の駆動モータ35が駆動されることによりギア46が回転駆動される。ギア45、46は、ギア47と同軸上に固定されたギア47aと噛み合っており、ギア45、46が回転駆動されることによりギア47が回転駆動される。
ギア47の回転はこのギア47と噛み合うギア48に伝達され、ギア48の回転がこのギア48と噛み合うギア49に伝達され、さらに、ギア49の回転がこのギア49と噛み合うギア53に伝達され、ギア53と噛み合うギア50が回転駆動される。
ギア50は回転軸55に嵌合固定されており、ギア50が回転することにより回転軸55が中心線回りに回転する。回転軸55が中心線回りに回転することにより、回転軸55に嵌合固定されている上面側エアフィルタ駆動ギア40が回転軸55と一体に回転する。上面側エアフィルタ駆動ギア40は、図6に示すように上面側エアフィルタ6の平歯車43と噛み合っており、上面側エアフィルタ駆動ギア40が反時計回りに回転することにより、上面側エアフィルタ6が上面側から前面側へ向けて図6において破線で示す矢印方向に移動し、上面側エアフィルタ6がエアフィルタ清掃部8内に入り込む。上面側エアフィルタ6がエアフィルタ清掃部8内に入り込む場合、上面側エアフィルタ6は、回転ブラシ22と接触する軌跡上を移動する。
上面側エアフィルタ6が図6に示す破線の矢印方向に移動する過程で、第3の駆動モータ36を駆動させて回転ブラシ22を回転させる。回転する回転ブラシ22が上面側から前面側に移動する上面側エアフィルタ6に接触することにより、上面側エアフィルタ6に付着している塵埃が除去され、除去された塵埃が塵埃受け通路23に収容される。
上面側エアフィルタ6が最も前面側への移動位置まで移動した後、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35との回転方向を逆転させることにより、上面側エアフィルタ駆動ギア40を時計回りに回転させる。この回転により、前面側へ移動した上面側エアフィルタ6が上面側の元の位置に向けて移動し、この移動過程においても回転ブラシ22が回転駆動されながら上面側エアフィルタ6に接触し、回転ブラシ22による塵埃の除去が行なわれる。
この実施の形態では、上面側エアフィルタ駆動ギア40を回転駆動させるモータとして、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35との2つのモータを使用している。上面側エアフィルタ駆動ギア40を回転駆動させるために1つのモータを使用することも可能であるが、その場合には、必要なトルクを確保するために大型のモータとする必要が生じ、そのモータが前面パネル9と干渉しないようにするためには室内機筐体2を大型化する必要がある。そこで、本実施の形態に示すように、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35との2つのモータで上面側エアフィルタ駆動ギア40を回転駆動させることにより、個々の駆動モータ34、35の小型化を図ることができ、モータの取付スペースを小さくすることができる。
上面側エアフィルタ6は、図5に示すように、上面側エアフィルタ6におけるエアフィルタ清掃部8側の縁部に、横幅方向の中央部に位置する張出部70と、張出部70の両側に位置する傾斜部71とが形成されている。このため、清掃のためにエアフィルタ清掃部8内に入り込む上面側エアフィルタ6は、張出部70が最初にエアフィルタ清掃部8内に入り込み、その後、傾斜部71が徐々にエアフィルタ清掃部8内に入り込む。
したがって、上面側空気吸込口13を覆う位置に位置する上面側エアフィルタ6が、片側の傾斜部71が上方又は下方となるように斜めに傾いていた場合でも、上面側エアフィルタ6は姿勢を自動的に水平状態に修正されながらエアフィルタ清掃部8内に円滑に入り込む。このため、上面側エアフィルタ6の清掃時に、上面側エアフィルタ6のエアフィルタ清掃部8側の縁部がエアフィルタ清掃部8にぶつかって上面側エアフィルタ6がエアフィルタ清掃部8内に入り込めないという事態が発生せず、上面側エアフィルタ6の清掃を円滑に行なうことができる。
また、保持枠体5に設けられている横桟72は、上面側エアフィルタ6の移動方向と交差する上面側エアフィルタ6の他方の縁部がエアフィルタ清掃部8から最も離れた位置に位置する場合、上面側エアフィルタ6の上方に位置している。このため、室内の壁面に取付けられた室内機1の壁面からの張出寸法を小さくすることができ、及び、上面側エアフィルタ6が塵埃を捕捉する面積を大きくすることができ、室内機1の小型化と上面側エアフィルタ6の塵埃捕捉性能の向上とを図ることができる。
また、保持枠体5におけるエアフィルタ清掃部8を保持する領域に設けられた横桟73には、複数の開口74が形成されているため、前面側エアフィルタ7を通過した空気の一部が開口74を通して流れるようになる。このため、通風路19内を流れる空気の抵抗を小さくすることができ、空気調和機のの送風性能を向上させることができる。
上面側エアフィルタ6の清掃終了後に前面側エアフィルタ7を清掃する場合には、第4の駆動モータ37を駆動させて切替機構42を作動させ、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とからの駆動力を前面側エアフィルタ駆動ギア41に伝達可能な状態とする。具体的には、第4の駆動モータ37を駆動させることにより、ギアアーム52と駆動アーム58とを図11(A)に示す位置に回動させる。この回動により、ギア53とギア54とが噛み合う。
ギア53とギア54とが噛み合った状態において、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とを駆動させる。第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35とが駆動されることによりギア45、46が回転駆動され、ギア45、46と噛み合うギア47aが回転駆動され、ギア47aと同軸上に固定されたギア47が回転駆動される。ギア47の回転はギア48へ伝達され、ギア48の回転はギア49に伝達され、ギア49の回転がギア53に伝達され、ギア53と噛み合うギア54が回転駆動される。
ギア54は回転軸56に嵌合固定されており、ギア54が回転することにより回転軸56が中心線回りに回転する。回転軸56が中心線回りに回転することにより、回転軸56に嵌合固定されている前面側エアフィルタ駆動ギア41が回転軸56と一体に回転する。前面側エアフィルタ駆動ギア41は、図6に示すように前面側エアフィルタ7の平歯車44と噛み合っており、前面側エアフィルタ駆動ギア41が時計回りに回転することにより、前面側エアフィルタ7が前面側から上面側へ向けて図6において破線で示す矢印方向に移動し、前面側エアフィルタ7がエアフィルタ清掃部8内に入り込む。前面側エアフィルタ7がエアフィルタ清掃部8内に入り込む場合、前面側エアフィルタ7は、回転ブラシ22と接触する軌跡上を移動する。
前面側エアフィルタ7が図6に示す破線の矢印方向に移動する過程で、第3の駆動モータ36を駆動させて回転ブラシ22を回転させる。回転する回転ブラシ22が前面側から上面側に移動する前面側エアフィルタ7に接触することにより、前面側エアフィルタ7に付着している塵埃が除去され、除去された塵埃は塵埃受け通路23に収容される。
前面側エアフィルタ7が最も上面側への移動位置まで移動した後、第1の駆動モータ34と第2の駆動モータ35との回転方向を逆転させることにより、前面側エアフィルタ駆動ギア41を反時計回りに回転させる。この回転により、上面側へ移動した前面側エアフィルタ7が前面側の元の位置に向けて移動し、この移動過程においても回転ブラシ22が回転駆動されながら前面側エアフィルタ7に接触し、回転ブラシ22による塵埃の除去が行なわれる。
ギア53が、図11(B)に示すギア50に噛み合う位置と図11(A)に示すギア54に噛み合う位置との間で回動する場合、ギアアーム52は支軸51を支点として回動する。この回動時に、ギアアーム52に形成された内歯部61と噛み合うリフト用ギア62が回転し、リフト用ギア62と一体にシール用支軸63が回転する。シール用支軸63が回転すると、シール用支軸63と一体にシール駆動用カム64が回転する。図11(C)に示すように、ギア53がギア50とギア54との間の中間位置に位置する場合、図10に示すようにシール駆動用カム64のカム部64aがシールガイド機構66に当接し、リフト機構28によりシール部材26が持ち上げられ、シール部材26がダストボックス24の開口部25を閉止する。シール部材26が開口部25を閉止した状態で吸排気装置33を駆動させることにより、塵埃受け通路23内に収容された塵埃が塵埃受け通路23内から吸い出され、接続ホース32内と排気ホース内とを通って屋外に排出される。
なお、本実施の形態では、上面側エアフィルタ6の一方の縁部に張出部70と傾斜部71とを形成した場合を例に挙げて説明したが、このような張出部と傾斜部とを前面側エアフィルタ7に形成してもよい。具体的には、平歯車44が設けられた前面側エアフィルタ7の横幅方向の中央部が頂点となるようにエアフィルタ清掃部8側に張り出した張出部を形成し、その張出部から前面側エアフィルタ7の横幅方向の両側に向けてエアフィルタ清掃部8から離れる方向に傾斜した傾斜部を形成してもよい。
前面側エアフィルタ7に張出部と傾斜部とを形成することにより、前面側エアフィルタ7の清掃時において、前面側エアフィルタ7がエアフィルタ清掃部8内に円滑に入り込み、前面側エアフィルタ7の清掃を円滑に行なうことができる。
本発明の一実施の形態の空気調和機の室内機を示す縦断側面図である。 運転時の空気調和機の室内機を示す縦断側面図である。 上面側エアフィルタと前面側エアフィルタとエアフィルタ清掃部とを保持した保持枠体を示す斜視図である。 図3の縦断側面図である。 上面側エアフィルタの取付状態を示す平面図である。 エアフィルタ清掃部とリフト機構とを示す縦断側面図である。 室内機筐体の内部構造の一端側を示す斜視図である。 室内機筐体の内部構造の他端側を示す斜視図である。 ギア列を示す斜視図である。 ギア列とリフト機構とを示す斜視図である。 ギア列の動作状態を説明する側面図である。
符号の説明
2…室内機筐体、3…熱交換器、4…横流ファン(室内送風機)、6…上面側エアフィルタ、7…前面側エアフィルタ、8…エアフィルタ清掃部、12…前面側空気吸込口(空気吸込口)、13…上面側空気吸込口(空気吸込口)、16…空気吹出口、19…通風路、40…上面側エアフィルタ駆動ギア(駆動ギア)、41…前面側エアフィルタ駆動ギア(駆動ギア)、43…平歯車、44…平歯車、70…張出部、71…傾斜部、72…横桟

Claims (2)

  1. 上面と前面とに空気吸込口が形成され、下部に空気吹出口が形成され、前記空気吸込口と前記空気吹出口とを連通する通風路中にエアフィルタと熱交換器と室内送風機とが配置された室内機筐体を有し、
    前記エアフィルタは、上面の前記空気吸込口を覆う上面側エアフィルタと前面の前記空気吸込口を覆う前面側エアフィルタとからなり、
    前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとの間に、水平方向に配設され、前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとを夫々前面側と上面側とに向けて往復移動させ、これらの上面側エアフィルタと前面側エアフィルタとに付着している塵埃を除去するエアフィルタ清掃部を有し、
    前記エアフィルタ清掃部は、前記上面側エアフィルタと前記前面側エアフィルタとの横幅方向の中央部に設けられた平歯車と噛み合う駆動ギアを有する、
    空気調和機のフィルタ清掃装置において、
    前記上面側エアフィルタの移動方向と交差して前記エアフィルタ清掃部側に位置する前記上面側エアフィルタの一方の縁部に、前記平歯車が設けられた横幅方向の中央部に位置して前記エアフィルタ清掃部側に張り出した張出部と、この張出部から横幅方向の両側に向けて前記エアフィルタ清掃部から離れる方向に傾斜した傾斜部とを有することを特徴とする空気調和機のフィルタ清掃装置。
  2. 前記室内機筐体内に前記上面側エアフィルタを移動可能に保持する保持枠体が設けられ、
    前記保持枠体に、前記上面側エアフィルタの移動方向と交差する方向に延出した横桟が設けられ、
    前記横桟は、前記上面側エアフィルタが上面の前記空気吸込口を覆う位置に位置する場合に、前記上面側エアフィルタの上方に位置することを特徴とする請求項1記載の空気調和機のフィルタ清掃装置。
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