JP2010045730A - 情報処理装置、情報処理方法、遠隔制御装置及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、遠隔制御装置及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、構成を複雑化することなく、簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上できるようにする。
【解決手段】本発明は、赤外線照射器4から照射された赤外線照射光IFOUTを入射角度と同じ反射角度で反射する再帰性反射材でなる赤外線反射部7がリモコン装置3の表面に設けられている当該赤外線反射部7により反射された赤外線反射光IFREFを撮像し、その結果得られる撮像画像に基づいて赤外線反射部7に相当する反射像7Gを抽出し、反射像7Gの動きを検出した後、反射像7Gの動きのジェスチャーパターンに対して予め対応付けられた制御コードD4を読み出し、当該制御コードD4に応じた処理を実行することにより、リモコン装置3を複雑化及び大型化することなく、リモコン装置3自体がユーザに把持された状態で動かされたときのジェスチャーに応じた処理を実行することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、遠隔制御装置及び情報処理システムに関し、例えばリモートコントローラ(以下、これをリモコンと呼ぶ)からの命令を受け付けて各種機能を実現するテレビジョン装置に適用して好適なものである。
従来、テレビジョン装置においては、赤外線が用いられたリモコンを介して供給された命令に従って各種機能を制御し得るようになされており、その際、ユーザが制御したい機能に対応付けられたボタンを探して押し下げる操作が必要となる。
しかしながら、ボタンに記載されている機能表示文字の大きさには制限があり、また、同じ大きさのボタンが複数配置されているため、制御したい機能に対応付けられたボタンを探して押し下げる操作自体がユーザにとって煩雑であり、かつ面倒であった。
また、リモコン自体の動きを判定する目的でジャイロセンサが内蔵され、当該ジャイロセンサによって判定した動きをテレビジョン装置へ通知するリモコンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-142513公報
ところでかかる構成のジャイロセンサが内蔵されたリモコンにおいては、当該ジャイロセンサを内蔵する必要性、リモコン自体の動きを電波等によって電子的に通知する必要性があり、その構成が複雑で大型化してしまうという問題があった。
また、リモコンの動きを検出するために、テレビジョン装置に対して可視光線を撮像可能なカメラを内蔵させ、その可視光線の撮像結果に基づいてリモコンの動きを検出する方法も考えられるが、テレビジョン装置のある部屋が暗い場合、ノイズが多くなって、リモコンの動きを正確に判定できなくなるという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上し得る情報処理装置、情報処理方法、遠隔制御装置及び情報処理システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置及び情報処理方法においては、赤外線を照射する赤外線照射部から照射された赤外線照射光を入射角度と同じ反射角度で反射する赤外線反射部が遠隔制御装置の表面に設けられている当該赤外線反射部により反射された赤外線反射光を撮像し、その結果得られる撮像画像に基づいて赤外線反射部に相当する反射像を抽出し、反射像の動きを検出した後、反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードを読み出し、当該制御コードに応じた処理を実行するようにする。
これにより、遠隔制御装置を複雑化及び大型化することなく、遠隔制御装置自体がユーザに把持された状態で動かされたときの動きパターンに応じた処理を実行することができる。
また本発明の遠隔制御装置においては、赤外線照射部から照射された赤外線照射光が入射角度と同じ反射角度で反射されたときの赤外線反射光を撮像部によって撮像し、その結果得られた撮像画像に基づいて赤外線の反射像を抽出し、反射像の動きを検出し、反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードに応じた処理を実行する情報処理装置を対象とし、その表面に設けられ、赤外線を入射角度と同じ反射角度で反射するようになされた赤外線反射部を具えるようにする。
これにより、構造を複雑化及び大型化することなく、簡単な動きだけで情報処理装置を遠隔制御することができる。
さらに本発明の情報処理システムにおいては、赤外線を照射する赤外線照射部から照射された赤外線照射光を入射角度と同じ反射角度で反射する赤外線反射部が遠隔制御装置の表面に設けられている当該赤外線反射部により反射された赤外線反射光を撮像する撮像部と、撮像部によって得られる撮像画像に基づいて赤外線反射部に相当する反射像を抽出する反射像抽出部と、反射像の動きを検出する動き検出部と、反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードを読み出し、当該制御コードに応じた処理を実行する処理実行部とからなる情報処理装置と、赤外線反射部がその表面に設けられ、赤外線を入射角度と同じ反射角度で反射する遠隔制御装置とを具えるようにする。
これにより、遠隔制御装置を複雑化及び大型化することなく、遠隔制御装置自体がユーザに把持された状態で動かされたときの動きパターンに応じた処理を情報処理装置に実行させることができる。
本発明によれば、遠隔制御装置を複雑化及び大型化することなく、遠隔制御装置自体がユーザに把持された状態で動かされたときの動きパターンに応じた処理を実行することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上し得る情報処理装置及び情報処理方法を実現することができる。
また本発明によれば、構造を複雑化及び大型化することなく、簡単な動きだけで情報処理装置を遠隔制御することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上し得る遠隔制御装置を実現することができる。
さらに本発明によれば、遠隔制御装置を複雑化及び大型化することなく、遠隔制御装置自体がユーザに把持された状態で動かされたときの動きパターンに応じた処理を情報処理装置に実行させることができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上し得る 情報処理システムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)テレビジョンシステムの全体構成
図1において、1は全体として本発明の第1の実施の形態におけるテレビジョンシステムの全体構成を示し、テレビジョン装置2とリモートコントローラ(以下、これをリモコンと呼ぶ。)装置3とによって構成されている。
(1−2)テレビジョン装置の外観構成
テレビジョン装置2(図1)は、映像を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)2A及び当該LCD2Aの下方に設けられたスピーカ2Bを有し、当該LCD2Aの左上端部には赤外線カメラ5が、右上端部には赤外線照射器4が取り付けられている。
赤外線照射器4は、リモコン装置3へ向けて赤外線照射光IFOUTを出射するようになされており、赤外線カメラ5は当該リモコン装置3によって赤外線照射光IFOUTが反射されたときの赤外線反射光IFREFを撮像するようになされている。
なおテレビジョン装置2は、LCD2Aとスピーカ2Bとの間にリモコン受光部2Cが設けられている。
(1−3)リモコン装置の外観構成
リモコン装置3(図1)は、リモコン本体部3Aの表面にリモコンボタン群3Bを有し、当該リモコンボタン群3Bのボタンに対するユーザの押下操作に応じたリモコンコードを、先端部に設けられたリモコンコード発光部6から赤外線IFによってテレビジョン装置2へ送信するようになされている。
このときテレビジョン装置2は、LCD2Aとスピーカ2Bとの間に設けられたリモコン受光部2Cにより、リモコン装置3のリモコンコード発光部6から赤外線IFにより送信されたリモコンコードを受信し、当該リモコンコードに応じた所定の機能を実行し得るようになされている。
またリモコン装置3では、リモコンコード発光部6の隣に、矩形状でかる平板状の再帰性反射材でなる赤外線反射部7が設けられており、テレビジョン装置2の赤外線照射器4から照射された赤外線照射光IFOUTを当該赤外線反射部7により入射角度と同じ反射角度で反射するようになされている。なお、赤外線反射部7としては、再帰性反射材だけではなく、鏡やアルミ拍が用いられていても良い。
ここで図2に示すように、赤外線反射部7に用いられている再帰性反射材MDの構造について説明する。再帰性反射材MDは、ライナーL1のうえに半球状の反射膜M1が形成され、その反射膜M1に対して多数のガラスビーズでなる球状レンズR1が埋め込まれた露出レンズ型の構造を有している。
図3に示すように、透過性質を持つガラスビーズでなる球状レンズR1に入射角2αで入った赤外線の入射光ILは、その表面で屈折し、球状レンズR1の内部で反射し、再び表面で屈折した後に当該球状レンズR1から出射光OLとして出て行くようになされている。
すなわち再帰性反射材MDは、球状レンズR1を介して、最終的には、入射光ILの入射角度と出射光OLの出射角度とが等しくなるので、入射した方向へ赤外線光を反射するようになされている。このように再帰性反射材MDでは、あらゆる方向から入射した赤外線光に対しても常に入射した方向へ当該赤外線光を反射し得るようになされている。
なお、再帰性反射材MDの構造としては、図2に示したような露出レンズ型だけではなく、カプセルレンズ型(高輝度型)又は封入レンズ型等の種々の構造であっても構わない。
従って、図4に示すように、リモコン装置3の赤外線反射部7に用いられている再帰性反射材MDは、テレビジョン装置2の赤外線照射器4から照射された赤外線照射光IFOUT(実線)を、その入射した同じ方向へ赤外線反射光IFREF(破線)として送り返すことが出来るようになされている。
このことによりテレビジョンシステム1では、テレビジョン装置2の赤外線照射器4から照射された赤外線照射光IFOUTに対して、ユーザがリモコン装置3を持ったまま、どのような角度で動かしたとしても、その赤外線反射光IFREFをテレビジョン装置2へ送り返すことが出来るので、当該赤外線反射光IFREFを赤外線カメラ5により撮像し得るようになされている。
(1−4)テレビジョン装置の回路構成
図5に示すように、テレビジョン装置2は、CPU(Central Processing Unit)構成でなる制御部30がディジタルテレビジョン放送受信部10及びジェスチャー検出部11等を含めた全体を統括制御するようになされている。
これによりテレビジョン装置2の制御部30は、ディジタルテレビジョン放送受信部10により通常のテレビジョン放送の受信表示処理を行い、ジェスチャー検出部11によりリモコン装置3を持ったユーザの動きを表したジャスチャー動作を検出するジェスチャー検出処理を行うようになされている。
テレビジョン装置2では、ディジタルテレビジョン放送受信部10によるテレビジョン放送の受信表示処理時、アンテナ12を介して受信した地上ディジタル放送の放送波S1をRF(Radio Frequency)受信部13によって所定レベルに増幅することにより放送信号S2に変換し、これを復調部14へ送出する。
復調部14は、制御部30からの復調制御信号に従って放送信号S2を所定の復調方式に従って復調することによりディジタル多重化データS3を復元し、これを多重分離部15へ送出する。
多重分離部15は、ディジタル多重化データS3を映像データVD1、音声データAD1、チャンネルデータCD1及びEPG(Electric Program Guide)データED1に分離する。
そして多重分離部15は、映像データVD1を映像デコード部16へ送出し、音声データAD1を音声デコード部17へ送出し、チャンネルデータCD1及びEPGデータED1を制御部30へ送出する。
このとき制御部30は、リモコン装置3のリモコンコード発光部6から送信された放送局の選局先を意味するリモコンコードRC1を、リモコン受光部2Cを介して受信すると、映像デコード部16に対して選局先の映像データVD1をデコードするための指示を出力する。
これを受けて映像デコード部16は、選局先として指示された放送局の映像データVD1を所定の方式に従ってデコードし、その結果得られる映像信号VD2を映像混合器18へ送出するようになされている。
また制御部30は、多重分離部15から供給されたチャンネルデータCD1及びEPGデータED1に基づいてテレビ番組表、放送局名、チャンネル番号等の地上ディジタル放送に関連した関連情報を取得する。
そして制御部30は、地上ディジタル放送に関連した関連情報を基に、映像信号VD2に対して重畳すべき表示イメージデータIMを生成し、当該表示イメージデータIM1を映像信号VD2に重畳したときの透過度の割合情報αと共にOSD(On Screen Display)表示生成部25へ送出する。
OSD表示生成部25は、制御部30から供給された表示イメージデータIM1を割合情報αの透過度に従って加工し、所定の透過度でなる表示イメージデータIM2を映像混合器18へ送出する。
映像混合器18は、映像デコード部16から供給される映像信号VD2に対して、OSD表示生成部25から供給される表示イメージデータIM2を混合することにより重畳し、その結果得られる混合映像信号VD3をLCD2Aに出力することにより番組映像として表示するようになされている。
一方、音声デコード部17は、多重分離部15から供給された選局先の音声データAD1についても所定の方式でデコードし、その結果得られる音声信号AD2をスピーカ2Bから番組音声として出力するようになされている。
ところでテレビジョン装置2は、ジェスチャー検出部11によるジェスチャー検出処理時、制御部30からの制御信号に従って赤外線照射器4からリモコン装置3へ向かって赤外線照射光IFOUTを出射し、そのときリモコン装置3の赤外線反射部7によって反射された赤外線反射光IFREFを赤外線カメラ5によって撮像する。
赤外線カメラ5は、赤外線反射光IFREFを撮像することにより、リモコン装置3を把持した状態でユーザが手を動かしたときの当該リモコン装置3の反射像映像データD1を取得し、これを反射像抽出部21へ送出する。
反射像抽出部21は、反射像映像データD1がリモコン装置3の赤外線反射部7によって反射された赤外線反射光IFREFだけではなく、他の要因によって反射した反射光についても含まれていることを考慮し、反射像映像データD1の最初のフレームに相当する反射像画像からリモコン装置3の赤外線反射部7に対応した反射像だけを抽出するようになされている。
実際上、反射像抽出部21は、図6に示すように、赤外線カメラ5によって撮影された反射像映像データD1の最初のフレームに相当する反射像画像G1の中から、リモコン装置3の赤外線反射部7の形状及び大きさと近似した反射像7Gを特定し、当該反射像7Gだけを抽出するようになされている。
これにより反射像抽出部21は、図7に示すように、当該反射像7Gだけが含まれた反射像抽出画像G2を1フレーム目として、当該反射像7Gだけの動きを表した反射像抽出映像データD2を動き検出部22へ送出する。
因みに、このとき反射像抽出部21は、赤外線カメラ5の画角に対応した焦点距離が分かっているので、反射像画像G1に映し出されている反射像7Gの大きさについても予測可能であり、その予測した反射像7Gの大きさと赤外線反射部7の大きさとを比較し、近似するか否かを判別し得るようになされている。
また反射像抽出部21は、そのうえで、反射像7Gと赤外線反射部7との形状についても比較して近似したときに限って、反射像7Gがリモコン装置3の赤外線反射部7に相当するものであると推定することにより、推定結果の正確性を一段と向上させ得るようになされている。
動き検出部22は、反射像抽出映像データD2に基づいてフレーム間差分を求めることにより、反射像7Gの動く軌跡を検出する。
具体的には、動き検出部22は、図8(A)に示すように、反射像7Gが右方向から左方向へ移動して停止したとき、リモコン装置3の動きが「右から左」のジェスチャーパターンであることを検出し得るようになされている。
また動き検出部22は、図8(B)に示すように、反射像7Gが下方向から上方向へ移動して停止したとき、リモコン装置3の動きが「下から上」のジェスチャーパターンであることを検出し得るようになされている。
さらに動き検出部22は、図8(C)に示すように、反射像7Gが左下方向から右下方向側へ向かって円を描くように移動して停止したとき、リモコン装置3の動きが「左回り○」のジェスチャーパターンであることを検出し得るようになされている。
さらに動き検出部22は、図8(D)に示すように、反射像7Gが左下方向から右上方向へ移動して停止したとき、リモコン装置3の動きが「左下から右上」のジェスチャーパターンであることを検出し得るようになされている。
さらに動き検出部22は、図8(E)に示すように、反射像7Gが左下方向から中央上方向へ一度移動した後に、右下方向へ移動して停止したような「ヘ」の字状の動きをしたとき、リモコン装置3の動きが「左から“ヘ”の字」のジェスチャーパターンであることを検出し得るようになされている。
このように動き検出部22は、反射像7Gの時間的な動きの速さ及び動く方向を検出することによりリモコン装置3の動きに応じたジェスチャーパターンをそれぞれ検出し得、そのジェスチャーパターン情報D3をコード変換部23へ送出する。
なお、動き検出部22は、反射像7Gの動きの早さにばらつきが有るため、冗長度を持って判断することにより、ジェスチャーパターンを確実に検出し得るようになされている。
ところでコード変換ルール記憶部24には、図9に示すように予めジェスチャーパターン毎に対応したジェスチャーパターン情報D3と、ディジタルテレビジョン放送受信部10に対する制御コードD4と、が相互に組み合わされたジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1が記憶されている。
従ってコード変換部23は、動き検出部22により検出したジェスチャーパターン情報D3をコード変換ルール記憶部24へ供給する。これによりコード変換部23は、当該ジェスチャーパターン情報D3に対応した制御コードD4をコード変換ルール記憶部24から受け取り、これを制御部30へ送出するようになされている。
ここでジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1は、「右から“へ”の字」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「電源ON」の制御コードD4が対応付けられ、「左から“へ”の字」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「電源OFF」の制御コードD4が対応付けられている。
またジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1は、例えば「右から左」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「チャンネルアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「左から右」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「チャンネルダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「下から上」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「ボリュームアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「上から下」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「ボリュームダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「左下から右上」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「明るさアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「右上から左下」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「明るさダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「右回り○」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「メニューON」の制御コードD4が対応付けられ、「左回り○」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「メニューOFF」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「右回り△」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「入力切換 送り」の制御コードD4が対応付けられ、「左回り△」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「入力切換 戻し」の制御コードD4が対応付けられている。
なお、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、上述した組み合わせだけではなく、その他種々の組み合わせによるジェスチャーパターン情報D3と制御コードD4とが対応付けられている。
制御部30は、コード変換部23からの制御コードD4に応じた制御命令をディジタルテレビジョン放送受信部10へ出力することにより、チャンネル変更、ボリューム変更、明るさ調整、電源ON/OFF等のテレビジョン装置2のディジタルテレビジョン放送受信部10に対する種々の機能を制御し得るようになされている。
なお制御部30は、リモコン装置3からのリモコンコードRC1をリモコン受光部2C経由で受け取った場合、そのリモコンコードRC1に従って、チャンネル変更、ボリューム変更、明るさ調整、電源ON/OFF等のテレビジョン装置2のディジタルテレビジョン放送受信部10に対する種々の機能を制御し得るようになされている。
(1−5)リモコン装置の回路構成
図10に示すようにリモコン装置3は、その表面に赤外線反射材7が取り付けられ、内部のCPU40がバッテリ42から供給される電力に従って動作し、ROM(Read Only Memory)41に格納されている基本プログラムに従って全体を統括制御すると共に、リモコン装置としての基本的な処理を実行するようになされている。
リモコン装置3のCPU40は、リモコンボタン群3Bの何れかのボタンがユーザによって押下操作されたとき、当該ボタンに対応付けられているリモコンコードRC1をバス43経由で受け取り、そのリモコンコードRC1をリモコンコード発光部6からテレビジョン装置2へ赤外線IFにより送信するようになされている。
(1−6)第1の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、テレビジョンシステム1では、テレビジョン装置2の赤外線照射器4から出射される赤外線照射光IFOUTを、入射方向と同じ反射方向へ送り返すことが可能な再帰性反射材からなる赤外線反射部7により赤外線反射光IFREFとして反射させることにより、リモコン装置3を握持して動かすユーザのジェスチャーを赤外線カメラ5によって確実かつ正確に撮影することができる。
従ってテレビジョンシステム1では、テレビジョン装置2の赤外線カメラ5によって撮影した結果得られるジェスチャーパターン情報D3が何の制御コードD4に対応付けられているかを、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1に基づいて判別し、その制御コードD4に応じたディジタルテレビジョン放送受信部10による機能を制御することができる。
すなわちテレビジョンシステム1は、ユーザに対してリモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおける各種ボタン操作を一切行わせることなく、単にリモコン装置3を握持した状態で動かしさえすれば、テレビジョン装置2がそのときのジェスチャーパターンを正確に認識し、そのジェスチャーパターンに応じた機能を直ちに実現することができる。
このときリモコン装置3には、再帰性反射材からなる赤外線反射部7が取り付けられているため、テレビジョン装置2の赤外線照射器4とリモコン装置3の赤外線反射部7とを互いに向き合わせる必要がない。
従ってテレビジョンシステム1では、ユーザがリモコン装置3を握持したまま動かしさえすれば、テレビジョン装置2に対してユーザ所望の機能を容易に実行させることができる。
さらにテレビジョンシステム1では、テレビジョン装置2の赤外線照射器4から出射する赤外線照射光IFOUTをリモコン装置3により反射させ、赤外線反射光IFREFとして赤外線カメラ5によって撮影するようにしたことにより、室内の明るさが不十分な使用環境下であっても、リモコン装置3を介してユーザの意図を確実にテレビジョン装置2へ伝達することができる。
さらにリモコン装置3としては、その表面に赤外線反射部7を貼り付けただけの簡単な構成で済むため、構造の複雑化及び大型化を招くことなく、ユーザの使い勝手を妨げることがなく、これまでと同様に使い易さを提供することができる。
以上の構成によれば、テレビジョンシステム1は、テレビジョン装置2及びリモコン装置3の構造を複雑化及び大型化することなく、ユーザに対してリモコン装置3を握持させたまま動かさせるだけで、テレビジョン装置2を遠隔制御することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)テレビジョンシステムの全体構成
図1に示したように、50は全体として本発明の第2の実施の形態におけるテレビジョンシステムの全体構成を示し、第1の実施の形態におけるテレビジョンシステム1と基本的には同じ全体構成であり、テレビジョン装置52とリモコン装置3とによって構成されている。
(2−2)テレビジョン装置及びリモコン装置の外観構成
また第2の実施の形態におけるテレビジョン装置52及びリモコン装置3の外観構成としても、第1の実施の形態と同じであり、便宜上その説明を省略する。
(2−3)テレビジョン装置の回路構成
図5との対応部分に同一符号を付した図11に示すように、テレビジョン装置52においても、CPU構成でなる制御部30がディジタルテレビジョン放送受信部10及びジェスチャー検出部11等を含めた全体を統括制御するようになされている。
これによりテレビジョン装置52の制御部30は、ディジタルテレビジョン放送受信部10により通常のテレビジョン放送の受信表示処理を行い、ジェスチャー検出部11によりリモコン装置3を持ったユーザのジャスチャー動作を検出するジェスチャー検出処理を行うようになされている。
このテレビジョン装置52おいても、ディジタルテレビジョン放送受信部10によるテレビジョン放送の受信表示処理と、第1の実施の形態におけるテレビジョン装置2のディジタルテレビジョン放送受信部10によるテレビジョン放送の受信表示処理とが同じであるため、便宜上その説明を省略する。
ところでテレビジョン装置52では、ジェスチャー検出部11によるジェスチャー検出処理時、制御部30からの制御信号に従って赤外線照射器4からリモコン装置3へ向かって赤外線照射光IFOUTを出射し、そのときリモコン装置3の赤外線反射部7によって反射された赤外線反射光IFREFを赤外線カメラ5によって撮像する。
赤外線カメラ5は、赤外線反射光IFREFを撮像することにより、リモコン装置3を把持した状態でユーザが手を動かしたときの当該リモコン装置3の反射像映像データD1を取得し、これを反射像抽出部21へ送出する。
反射像抽出部21は、反射像映像データD1がリモコン装置3の赤外線反射部7によって反射された赤外線反射光IFREFだけではなく、他の要因によって反射した反射光についても含まれていることを考慮し、反射像映像データD1の最初のフレームに相当する反射像画像からリモコン装置3の赤外線反射部7に対応した反射像だけを抽出するようになされている。
実際上、反射像抽出部21は、図6に示したように、赤外線カメラ5によって撮影された反射像映像データD1の最初のフレームに相当する反射像画像G1の中から、リモコン装置3の赤外線反射部7の形状及び大きさと近似した反射像7Gを特定し、当該反射像7Gだけを抽出するようになされている。
これにより反射像抽出部21は、図7に示したように、当該反射像7Gだけが含まれた反射像抽出画像G2を1フレーム目として、当該反射像7Gだけの動きを表した反射像抽出映像データD2を動き検出部22へ送出する。
因みに、このとき反射像抽出部21は、赤外線カメラ5の画角に対応した焦点距離が分かっているので、反射像画像G1に映し出されている反射像7Gの大きさについても予測可能であり、その予測した反射像7Gの大きさと赤外線反射部7の大きさとを比較し、近似するか否かを判別し得るようになされている。
また反射像抽出部21は、そのうえで、反射像7Gと赤外線反射部7との形状についても比較して近似したときに限って、反射像7Gがリモコン装置3の赤外線反射部7に相当するものであると推定することにより、推定結果の正確性を一段と向上させ得るようになされている。
動き検出部22は、反射像抽出映像データD2に基づいてフレーム間差分を求めることにより、反射像7Gの動く軌跡を検出する。
具体的には、動き検出部22は、図8(A)〜図8(E)に示したように、反射像7Gの動きに基づいて、それぞれのジェスチャーパターンを検出し得るようになされている。
このように動き検出部22は、反射像7Gの時間的な動きの速さ及び動く方向を検出することによりジェスチャーパターンをそれぞれ検出し得、そのジェスチャーパターン情報D3をコード変換部23へ送出する。
なお、動き検出部22は、反射像7Gの動きは、その早さにばらつきが有るため、冗長度を持って判断することにより、ジェスチャーパターンを確実に検出し得るようになされている。
ところでコード変換ルール記憶部24には、図9に示したように予めジェスチャーパターン情報D3と制御コードD4とが組み合わされたジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルTが記憶されている。
従ってコード変換部23は、動き検出部22により検出したジェスチャーパターン情報D3をコード変換ルール記憶部24へ供給する。これによりコード変換部23は、当該ジェスチャーパターン情報D3に対応した制御コードD4をコード変換ルール記憶部24から受け取り、これを制御部30へ送出するようになされている。
ここでジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1は、「右から“へ”の字」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「電源ON」の制御コードD4が対応付けられ、「左から“へ”の字」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「電源OFF」の制御コードD4が対応付けられている。
またジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1は、例えば「右から左」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「チャンネルアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「左から右」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「チャンネルダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「下から上」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「ボリュームアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「上から下」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「ボリュームダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「左下から右上」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「明るさアップ」の制御コードD4が対応付けられ、「右上から左下」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「明るさダウン」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「右回り○」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「メニューON」の制御コードD4が対応付けられ、「左回り○」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「メニューOFF」の制御コードD4が対応付けられている。
さらに、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、「右回り△」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「入力切換 送り」の制御コードD4が対応付けられ、「左回り△」のジェスチャーパターン情報D3に対しては、「入力切換 戻し」の制御コードD4が対応付けられている。
なお、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1では、上述した組み合わせだけではなく、その他種々の組み合わせによるジェスチャーパターン情報D3と制御コードD4とが対応付けられている。
制御部30は、コード変換部23から論理和回路31を介して受け取った制御コードデータD4に応じた制御命令をディジタルテレビジョン放送受信部10へ出力することにより、チャンネル変更、ボリューム変更、明るさ調整、電源ON/OFF等のテレビジョン装置2のディジタルテレビジョン放送受信部10に対する種々の機能を制御し得るようになされている。
また制御部30は、リモコン装置3からのリモコンコードRC1をリモコン受光部2C及び論理和回路31を介して受け取り、そのリモコンコードRC1に従って、チャンネル変更、ボリューム変更、明るさ調整、電源ON/OFF等のテレビジョン装置2のディジタルテレビジョン放送受信部10に対する種々の機能を制御し得るようになされている。
ここで、制御部30がコード変換部23から論理和回路31経由で受け取る制御コードD4と、リモコン装置3からリモコン受光部2C及び論理和回路31経由で受け取るリモコンコードRC1とは、ビット数及びその値が同じ同一体系のコードである。
従って制御部30は、論理和回路31から制御コードD4又はリモコンコードRC1の何れが供給されたときであっても、特に供給元を判別する必要がなく、その制御コードD4又はリモコンコードRC1が共通に意味するところの命令を認識し得るようになされている。
これによりテレビジョン装置2の制御部30は、制御コードD4又はリモコンコードRC1の供給元を意識することなく、同一体系の制御コードD4又はリモコンコードRC1に従ってユーザ所望の機能を制御し得るようになされている。
(2−4)リモコン装置の回路構成
第2の実施の形態におけるリモコン装置3の回路構成としても、第1の実施の形態におけるリモコン装置3の回路構成と同じであるため、便宜上その説明を省略する。
(2−5)第2の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、テレビジョンシステム50では、テレビジョン装置52の赤外線照射器4から出射される赤外線照射光IFOUTを、入射方向と同じ反射方向へ送り返すことが可能な再帰性反射材からなる赤外線反射部7により赤外線反射光IFREFとして反射させることにより、リモコン装置3を握持して動かすユーザのジェスチャーを赤外線カメラ5によって確実かつ正確に撮影することができる。
従ってテレビジョンシステム50では、テレビジョン装置52の赤外線カメラ5によって撮影した結果得られるジェスチャーパターン情報D3が何の制御コードD4に対応付けられているかを、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1に基づいて判別し、その制御コードD4に応じたディジタルテレビジョン放送受信部10による機能を制御することができる。
すなわちテレビジョンシステム50は、ユーザにリモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおける各種ボタン操作を一切行わせることなく、単にリモコン装置3を握持させた状態で動かさせさえすれば、そのときのジェスチャーパターンを正確に認識し、そのジェスチャーパターンに応じた機能を直ちに実現することができる。
このときリモコン装置3には、再帰性反射材からなる赤外線反射部7が取り付けられているため、テレビジョン装置52の赤外線照射器4とリモコン装置3の赤外線反射部7とを互いに向き合わせる必要がない。
従ってテレビジョンシステム50では、ユーザがリモコン装置3を握持したまま動かしさえすれば、テレビジョン装置52に対してユーザ所望の機能を簡単に実行させることができる。
またテレビジョンシステム50では、テレビジョン装置52の赤外線照射器4から出射する赤外線照射光IFOUTをリモコン装置3により反射させ、赤外線反射光IFREFとして赤外線カメラ5によって撮影することにより、室内の明るさが不十分な使用環境下であっても、リモコン装置3を介してユーザの意図を確実にテレビジョン装置52へ伝達することができる。
このときリモコン装置3としては、その表面に赤外線反射部7を貼り付けただけの簡単な構成で済むため、構造の複雑化及び大型化を招くことなく、ユーザの使い勝手を妨げることがなく、これまでと同様に使い易さを提供することができる。
さらにテレビジョンシステム50の制御部30は、リモコン受光部2Cから論理和回路31経由で供給されるリモコンコードRC1と、ジェスチャー検出部11のコード変換部23から論理和回路31経由で供給される制御コードD4とが同一体系のコードであることにより、供給元を意識することなく同じ内容を意味するリモコンコードRC1又は制御コードD4に従った機能を実行することができる。
従ってユーザにとっては、リモコン装置3を介してリモコンコードRC1をテレビジョン装置52へ送信したり、リモコン装置3を握持したまま動かすことによるジェスチャーパターンをテレビジョン装置52に対して認識させるかを、特に意識させることなく、何れの方法によってもテレビジョン装置52の機能を容易に制御することができる。
以上の構成によれば、テレビジョンシステム50は、テレビジョン装置52及びリモコン装置3の構造を複雑化及び大型化することなく、リモコン装置3に対するボタン操作を行わせるか、又はリモコン装置3を握持させたまま動かさせさえすれば、テレビジョン装置52を遠隔制御することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上することができる。
(3)第3の実施の形態
(3−1)テレビジョンシステムの全体構成
図1において、60は全体として本発明の第3の実施の形態におけるテレビジョンシステムの全体構成を示し、第1の実施の形態におけるテレビジョンシステム1と基本的には同じ全体構成であり、テレビジョン装置62とリモコン装置3とによって構成されている。
(3−2)テレビジョン装置の外観構成
第3の実施の形態におけるテレビジョン装置62の外観構成としても、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同じであり、便宜上その説明を省略する。
(3−3)リモコン装置の外観構成
また第3の実施の形態におけるリモコン装置3の外観構成としても、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同じであり、便宜上その説明を省略するが、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)に対するユーザの押下操作に応じて、リモコンコード送信モードとジェスチャー検出処理モードとを交互に切り換えることができるようになされている。
基本的にリモコン装置3は、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)がユーザによって押下操作されていないときは、通常のリモコンコード送信モードであり、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)がユーザによって押下操作されたとき、リモコンコード送信モードからジェスチャー検出モードへ遷移させるようになされている。
従ってリモコン装置3では、リモコンコード送信モード時、当該リモコンボタン群3Bのボタンに対するユーザの押下操作に応じたリモコンコードを、先端部に設けられたリモコンコード発光部6から赤外線IFによってテレビジョン装置2へ送信するようになされている。
このときテレビジョン装置2は、LCD2Aとスピーカ2Bとの間に設けられたリモコン受光部2Cにより、リモコン装置3のリモコンコード発光部6から赤外線IFにより送信されるリモコンコードを受信し、当該リモコンコードに応じた所定の機能を制御し得るようになされている。
一方リモコン装置3は、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)に対するユーザの押下操作に応じて通常のリモコンコード送信モードから、ジェスチャー検出処理モードへ遷移し、例えボタンが押下操作されたときでもリモコンコードをリモコンコード発光部6から送信しないようになされている。
(3−4)テレビジョン装置の回路構成
図5との対応部分に同一符号を付した図12に示すように、テレビジョン装置62は、基本的に、第1の実施の形態におけるテレビジョン装置2と同様の回路構成を有しており、異なる点についてのみ説明する。
テレビジョン装置62の制御部30は、リモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおけるジェスチャーボタン(図示せず)が押下操作されたことを意味するリモコンコードRC1をリモコン受光部2C経由で受け取った場合、ジェスチャー検出部11を起動させると共に、赤外線照射器4からリモコン装置3へ向かって赤外線照射光IFOUTを出射させるようになされている。
すなわちテレビジョン装置62の制御部30は、リモコン装置3からジェスチャーボタン(図示せず)が押下操作されたことを意味するリモコンコードRC1を受け取らない限り、ジェスチャー検出部11へ起動命令K1を供給することがないので、無駄にジェスチャー検出部11を動作させずに済むようになされている。
それゆえにテレビジョン装置62の制御部30は、無駄に赤外線照射光IFOUTを出射させて消費電力を増大させたり、或いはユーザがリモコン装置3を握持した状態で無意識に手を動かしてしまったときの意図しないジェスチャーを誤検出してしまうことを未然に防止し得るようになされている。
(3−5)リモコン装置の回路構成
図10に示したようにリモコン装置3は、その表面に赤外線反射材7が取り付けられ、内部のCPU40がバッテリ42から供給される電力に従って動作し、ROM41に格納されている基本プログラムに従って全体を統括制御すると共に、基本的な処理を実行するようになされている。
リモコン装置3のCPU40は、通常のリモコンコード送信モードにおいて、リモコンボタン群3Bの何れかのボタンがユーザによって押下操作されたとき、当該ボタンに対応付けられているリモコンコードRC1をバス43経由で受け取り、そのリモコンコードRC1をリモコンコード発光部6からテレビジョン装置2へ赤外線IFにより送信するようになされている。
一方、リモコン装置3のCPU40は、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)がユーザによって押下操作されたとき、当該ジェスチャーボタンに対応付けられているリモコンコードRC1をバス43経由で受け取り、そのリモコンコードRC1をリモコンコード発光部6からテレビジョン装置2へ赤外線IFにより送信するようになされている。
このときリモコン装置3のCPU40は、リモコンボタン群3Bの他のボタンがユーザによって押下操作された場合でも、そのボタンに対応付けられたリモコンコードRC1をリモコンコード発光部6からテレビジョン装置2へ送信することはないようになされている。
(3−6)第3の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、テレビジョンシステム60では、ジェスチャー検出モードへ遷移したとき、テレビジョン装置62の赤外線照射器4から出射される赤外線照射光IFOUTを、入射方向と同じ反射方向へ送り返すことが可能な再帰性反射材からなる赤外線反射部7によって赤外線反射光IFREFとして反射させることにより、リモコン装置3を握持して動かすユーザのジェスチャーを赤外線カメラ5によって確実かつ正確に撮影することができる。
従ってテレビジョンシステム60では、ジェスチャー検出モード時、テレビジョン装置2の赤外線カメラ5によって撮影した結果得られるジェスチャーパターン情報D3が何の制御コードD4に対応付けられているかを、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1に基づいて判別し、その制御コードD4に応じたディジタルテレビジョン放送受信部10の機能を制御することができる。
すなわちテレビジョンシステム60は、ジェスチャー検出モード時、ユーザにリモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおける各種ボタン操作を一切行わせることなく、単にリモコン装置3を握持した状態で動かさせさえすれば、そのときのジェスチャーパターンを正確に認識し、そのジェスチャーパターンに応じた機能を直ちに実現することができる。
このときリモコン装置3には、再帰性反射材からなる赤外線反射部7が取り付けられているため、テレビジョン装置62の赤外線照射器4とリモコン装置3の赤外線反射部7とを互いに向き合わせる必要がない。
従ってテレビジョンシステム60では、ジェスチャー検出モード時、ユーザがリモコン装置3を握持したまま動かしさえすれば、テレビジョン装置62に対してユーザ所望の機能を容易に実行させることができる。
一方、テレビジョンシステム60では、リモコンコード送信モード時であれば、テレビジョン装置62はジェスチャー検出部11を起動させることがないため、赤外線照射光IFOUTを無駄に出射させて消費電力を増大させたり、或いはユーザがリモコン装置3を握持した状態で無意識に手を動かしてしまったときの意図しないジェスチャーを誤検出してしまうことを確実に防止することができる。
特にテレビジョンシステム60では、リモコン装置3を介して、リモコンコード送信モードと、ジェスチャー検出モードとを、リモコンボタン群3Bのジェスチャーボタン(図示せず)に対する押下操作に応じて切り換えることができるので、当該リモコン装置3をユーザの使用環境に合わせた最適な入力インタフェースとして使用させることができる。
さらにテレビジョンシステム60では、テレビジョン装置62の赤外線照射器4から出射する赤外線照射光IFOUTをリモコン装置3により反射させ、赤外線反射光IFREFとして赤外線カメラ5によって撮影することにより、室内の明るさが不十分な使用環境下であっても、リモコン装置3を介してユーザの意図を確実にテレビジョン装置62へ伝達することができる。
さらにリモコン装置3としては、その表面に赤外線反射部7を貼り付けただけの簡単な構成で済むため、構造の複雑化及び大型化を招くことなく、ユーザの使い勝手を妨げることがなく、これまでと同様に使い易さを提供することができる。
以上の構成によれば、テレビジョンシステム60は、テレビジョン装置62及びリモコン装置3の構造を複雑化及び大型化することなく、リモコン装置3のリモコンボタン群3Bに対する押下操作を行わせるか、或いはユーザに対してリモコン装置3を握持させたまま動かさせるだけで、テレビジョン装置2を遠隔制御することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上することができる。
(4)第4の実施の形態
(4−1)テレビジョンシステムの全体構成
図1において、70は全体として本発明の第4の実施の形態におけるテレビジョンシステムの全体構成を示し、第1の実施の形態におけるテレビジョンシステム1と基本的には同じ全体構成であり、テレビジョン装置72とリモコン装置3とによって構成されている。
(4−2)テレビジョン装置及びリモコン装置の外観構成
第4の実施の形態におけるテレビジョン装置72及びリモコン装置3の外観構成としても、第1の実施の形態乃至第3の実施の形態と同じであり、便宜上その説明を省略する。
(4−3)テレビジョン装置の回路構成
図5との対応部分に同一符号を付した図13に示すように、テレビジョン装置72は、基本的に、第1の実施の形態におけるテレビジョン装置2と同様の回路構成を有しており、異なる点についてのみ説明する。
テレビジョン装置72の制御部30は、コード変換ルール記憶部24に予め登録されているジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1(図9)のジェスチャーパターン情報D3をユーザが操作し易い所望のジェスチャーパターンにカスタマイズすることができるようになされている。
実際上テレビジョン装置72の制御部30は、リモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおけるジェスチャーパターンカスタマイズボタン(図示せず)が押下操作されると、コード変換ルール記憶部24に予め登録されているジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1に従い、図14に示すようなジェスチャー一覧表画面G4を生成してLCD2Aに表示する。
これによりテレビジョン装置72の制御部30は、当該ジェスチャー一覧表画面G4を介して、現在のジェスチャーパターンと各種機能との対応関係をユーザに対して目視確認させ得るようになされている。
例えば、ジェスチャー一覧表画面G4では、ジェスチャーパターン画像P1に対して「電源ON」機能が割り当てられ、ジェスチャーパターン画像P2に対して「電源OFF」機能が割り当てられ、ジェスチャーパターン画像P3に対して「チャンネルアップ(+)」機能が割り当てられ、ジェスチャーパターン画像P4に対して「チャンネルダウン(−)」機能が割り当てられ、ジェスチャーパターン画像P5に対して「ボリュームアップ(+)」機能が割り当てられ、ジェスチャーパターン画像P6に対して「ボリュームダウン(−)」機能が割り当てられていることが示されている。
このジェスチャー一覧表画面G4を介して現在のジェスチャーパターンと各種機能との対応関係を確認したユーザにより、当該ジェスチャー一覧表画面G4の「次へ」ボタンB1が押下操作されると、テレビジョン装置72の制御部30は、ユーザにジェスチャーパターンの変更意思があることを認識する。
そしてテレビジョン装置72の制御部30は、図15に示すようなジェスチャーカスタマイズ登録用の機能選択画面G5を生成し、これをLCD2Aに表示するようになされている。この機能選択画面G5では、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1(図9)に予め登録されている各種機能が一覧表示されている。
ユーザは、機能選択画面G5の中からジェスチャーパターンを変更したい機能(例えば、この場合、「電源ON」)にリモコン装置3を介してカーソルC1を合わせ、リモコンボタン群3Bの決定ボタン(図示せず)を押下操作することによりジェスチャーパターンを変更したい機能を決定し得るようになされている。
これを受けてテレビジョン装置72の制御部30は、図16に示すようなジェスチャーカスタマイズ登録用の機能登録開始画面G6を生成し、これをLCD2Aに表示するようになされている。
この機能登録開始画面G6(図16)では、カーソルC1が「開始」に合わせられ、現在設定されているジェスチャーパターンを示すジェスチャーパターン画像P1が左側に表示されていると共に、その右側には、これから登録すべきジェスチャーパターンを示す登録予定ジェスチャーパターン画像PNが表示されている。
このときテレビジョン装置72の制御部30は、赤外線照射器4から赤外線を照射した際、ユーザが新たに登録したいジェスチャーパターンに沿って当該リモコン装置3が動かされたときの動きの軌跡を赤外線カメラ5によって撮影し、図17に示すように、その撮影結果の軌跡で表されるジャスチャーパターンを登録予定ジェスチャーパターン画像PNとして表示する。
そしてテレビジョン装置72の制御部30は、ユーザのリモコン装置3に対する操作によりカーソルC1が「終了」に合わせられてリモコンボタン群3Bの決定ボタン(図示せず)が押下操作されたことを認識すると、登録予定ジェスチャーパターン画像PNとして表示されたジェスチャーパターンで新たなジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1Nを生成し、これをコード変換ルール記憶部24に対して登録し直すようになされている。
この結果、テレビジョン装置72の制御部30は、新たなジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1Nに従い、図18に示すようなカスタマイズ後の新たなジェスチャー一覧表画面G4Nを生成してLCD2Aに表示するようになされている。
これにより、ユーザは新たなジェスチャー一覧表画面G4Nを介して、カスタマイズ後の新たなジェスチャーパターン画像P1Nを目視確認することが出来るので、カスタマイズ後のジェスチャーパターンが「電源ON」の機能に対して新たに登録されたことを認識することができるようになされている。
(4−4)リモコン装置の回路構成
第4の実施の形態におけるリモコン装置3の回路構成としても、第1の実施の形態におけるリモコン装置3の回路構成と同じであるため、便宜上その説明を省略する。
(4−5)第4の実施の形態における動作及び効果
以上の構成において、テレビジョンシステム70では、テレビジョン装置72の赤外線照射器4から出射される赤外線照射光IFOUTを、入射方向と同じ反射方向へ送り返すことが可能な再帰性反射材からなる赤外線反射部7によって赤外線反射光IFREFとして反射させることにより、リモコン装置3を握持して動かすユーザのジェスチャーを赤外線カメラ5によって確実かつ正確に撮影することができる。
従ってテレビジョンシステム70では、テレビジョン装置72の赤外線カメラ5によって撮影した結果得られるジェスチャーパターン情報D3が何の制御コードD4に対応付けられているかを、ジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1に基づいて判別し、その制御コードD4に応じたディジタルテレビジョン放送受信部10による機能を制御することができる。
すなわちテレビジョンシステム70は、ユーザにリモコン装置3のリモコンボタン群3Bにおける各種ボタン操作を一切行わせることなく、単にリモコン装置3を握持した状態で動かしさえすれば、そのときのジェスチャーパターンを正確に認識し、そのジェスチャーパターンに応じた機能を直ちに実現することができる。
このときリモコン装置3には、再帰性反射材からなる赤外線反射部7が取り付けられているため、テレビジョン装置72の赤外線照射器4とリモコン装置3の赤外線反射部7とを互いに向き合わせる必要がない。
従ってテレビジョンシステム70では、ユーザがリモコン装置3を握持したまま動かしさえすれば、テレビジョン装置72に対してユーザ所望の機能を容易に実行させることができる。
またテレビジョンシステム70では、テレビジョン装置72の赤外線照射器4から出射する赤外線照射光IFOUTをリモコン装置3により反射させ、赤外線反射光IFREFとして赤外線カメラ5によって撮影することにより、室内の明るさが不十分な使用環境下であっても、リモコン装置3を介してユーザの意図を確実にテレビジョン装置72へ伝達することができる。
さらにリモコン装置3としては、その表面に赤外線反射部7を貼り付けただけの簡単な構成で済むため、構造の複雑化及び大型化を招くことなく、ユーザの使い勝手を妨げることがなく、これまでと同様に使い易さを提供することができる。
さらにテレビジョンシステム70では、コード変換ルール記憶部24に予め登録されているジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1を、ユーザ所望のジェスチャーパターンに変更した新たなジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1Nに変更し、これをコード変換ルール記憶部24に対して登録し直すことができる。
従ってテレビジョン装置72では、リモコン装置3を介して、ユーザにとって動かし易いジェスチャーパターンでカスタマイズした新たなジェスチャーパターン/制御コード変換テーブルT1Nを生成することができるので、ユーザが当該リモコン装置3を介してテレビジョン装置72を遠隔制御するときの使い勝手を一段と向上させることができる。
以上の構成によれば、テレビジョンシステム70は、テレビジョン装置72及びリモコン装置3の構造を複雑化及び大型化することなく、ユーザにリモコン装置3を握持させたままユーザ所望のジェスチャーパターンに沿って動かさせるだけで、テレビジョン装置2を遠隔制御することができ、かくして簡易な構成でかつユーザの操作性を一段と向上することができる。
(5)他の実施の形態
なお上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、リモコン装置3の先端部の一面に赤外線反射部7を1個だけ設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、先端部の側面や上面、底面等のあらゆる面に1個乃至複数個の赤外線反射部7を設けるようにしても良い。
また上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、赤外線カメラ5及び赤外線照射器4が外付けで取り付けられたテレビジョン装置2、52、62及び72を用いるようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図19に示すように、赤外線カメラ5及び赤外線照射器4が予め内蔵されたテレビジョン装置82を用いるようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、先端部に平板状でなる赤外線反射部7が取り付けられたリモコン装置3を用いるようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図20に示すように、リモコンボタン群83が設けられたリモコン本体部83Aの先端に、その頂点部分の中央にリモコンコード発光部86が設けられた球形状でなる赤外線反射部87を有するリモコン装置83を用いるようにしても良い。
この場合、リモコン装置83としては、球形状の赤外線反射部87を有しているため、ユーザがリモコン装置83を握持する際の向きに一切関係なく、常に良好な状態で、赤外線照射器4からの赤外線照射光IFOUTを赤外線反射部87により反射させることができる。
このときテレビジョン装置2(52、62及び72)では、実際上、反射像抽出部21が、図21に示すように、赤外線カメラ5によって撮影された反射像映像データD1の最初のフレームに相当する反射像画像G10の中から、リモコン装置83における球形状の赤外線反射部87の形状及び大きさと近似した反射像8Gを特定し、当該反射像8Gだけを抽出するようになされている。
このとき反射像抽出部21は、図22に示すように、当該反射像8Gだけが含まれた反射像抽出画像G11を1フレーム目として、当該反射像8Gだけの動きを表した反射像抽出映像データD2を動き検出部22へ送出すれば良い。
さらに上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、テレビジョン装置2、52、62及び72を、図5、図11〜図13に示したようにハードウェアによる構成とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CPU及びアプリケーションプログラムに基づくソフトウェア構成とする場合であっても良い。
さらに上述した第1の実施の形態乃至第4の実施の形態においては、赤外線照射部としての赤外線照射器4、撮像部としての赤外線カメラ5、反射像抽出部としての反射像抽出部21、動き検出部としての動き検出部22、処理実行部としてのコード変換部23及び制御部30によって、本発明の情報処理装置としてのテレビジョン装置2、52、62及び72を構成するようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる赤外線照射部、撮像部、反射像抽出部、動き検出部及び処理実行部によって本発明の情報処理装置を構成するようにしても良い。
本発明の情報処理装置、情報処理方法、遠隔制御装置及び情報処理システムは、例えばテレビジョン装置以外にも、リモコン装置によって遠隔制御を行うDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機、携帯電話機及びエアーコンディショナー等のその他種々の電子機器に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態乃至第4の実施の形態におけるテレビジョンシステムの全体構成を示す略線的斜視図である。 再帰性反射材の構造を示す略線的断面図である。 再帰性反射材の動作原理の説明に供する略線図である。 再帰性反射材の動作例を示す略線的斜視図である。 第1の実施の形態におけるテレビジョン装置の構成を示す略線的ブロック図である。 赤外線カメラによる反射像画像を示す略線図である。 反射像抽出画像を示す略線図である。 ジャスチャーパターンを示す略線図である。 ジャスチャーパターン/制御コード変換テーブルを示す略線図である。 リモコン装置の回路構成を示す略線的ブロック図である。 第2の実施の形態におけるテレビジョン装置の構成を示す略線的ブロック図である。 第3の実施の形態におけるテレビジョン装置の構成を示す略線的ブロック図である。 第4の実施の形態におけるテレビジョン装置の構成を示す略線的ブロック図である。 ジャスチャー一覧表画面を示す略線図である。 ジャスチャーカスタマイズ登録用の機能選択画面を示す略線図である。 ジャスチャーカスタマイズ登録用の機能登録開始画面を示す略線図である。 ジャスチャーカスタマイズ登録用の機能登録終了画面を示す略線図である。 カスタマイズ後のジャスチャー一覧表画面を示す略線図である。 他の実施の形態におけるテレビジョン装置の構成を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態におけるリモコン装置の構成を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態における赤外線カメラによる反射像画像を示す略線図である。 他の実施の形態における反射像抽出画像を示す略線図である。
符号の説明
1、50、60、70……テレビジョンシステム、2、52、62、72、82……テレビジョン装置、3、83……リモコン装置、4……赤外線カメラ、5……赤外線照射器、6……リモコンコード発光部、7……赤外線反射部、10……ディジタルテレビジョン放送受信部10……ジェスチャー検出部11……アンテナ、13……RF受信部、14……復調部、15……多重分離部、16……映像デコード部、17……音声デコード部、18……映像混合器、21……反射像抽出部、22……動き検出部、23……コード変換部、24……コード変換ルール記憶部、25……OSD表示生成部、30……制御部、40……CPU、41……ROM、42バッテリ、43……バス。

Claims (7)

  1. 赤外線を照射する赤外線照射部と、
    上記赤外線照射部から照射された上記赤外線照射光を入射角度と同じ反射角度で反射する赤外線反射部が遠隔制御装置の表面に設けられている当該赤外線反射部により反射された赤外線反射光を撮像する撮像部と、
    上記撮像部によって得られる撮像画像に基づいて上記赤外線反射部に相当する反射像を抽出する反射像抽出部と、
    上記反射像の動きを検出する動き検出部と、
    上記反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードを読み出し、当該制御コードに応じた処理を実行する処理実行部と
    を具える情報処理装置。
  2. 上記処理実行部は、上記反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードと、上記遠隔制御装置の入力部に対する入力操作に応じて送信されてくる入力操作制御コードとが同じコード体系であって、上記制御コードに応じた処理又は上記入力操作制御コードに応じた処理を同じ内容として実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記処理実行部は、上記遠隔制御装置の入力部に対する上記入力操作に応じて送信されてくるモード切換を意味する特定の入力操作制御コードによって上記赤外線照射部及び上記撮像部を稼動させるよう制御する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記処理実行部は、上記反射像の動きのパターンと、上記制御コードとが対応付けられた所定の変換テーブルを有し、上記動き検出部によって新たに検出された上記反射像の動きのパターンと上記制御コードとを新たに対応付けて登録することにより上記変換テーブルをカスタマイズする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 赤外線を照射する赤外線照射部から照射された赤外線照射光を入射角度と同じ反射角度で反射する赤外線反射部が遠隔制御装置の表面に設けられている当該赤外線反射部により反射された赤外線反射光を撮像部によって撮像する撮像ステップと、
    上記撮像ステップで得られる撮像画像に基づいて上記赤外線反射部に相当する反射像を射像抽出部によって抽出する反射像抽出ステップと、
    上記反射像の動きを動き検出部によって検出する動き検出ステップと、
    上記反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードを処理実行部によって読み出し、当該制御コードに応じた処理を当該処理実行部によって実行する処理実行ステップと
    を有する情報処理方法。
  6. 赤外線照射部から照射された赤外線照射光が入射角度と同じ反射角度で反射されたときの赤外線反射光を撮像部によって撮像し、その結果得られた撮像画像に基づいて上記赤外線の反射像を抽出し、上記反射像の動きを検出し、上記反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードに応じた処理を実行する情報処理装置を対象とし、
    その表面に設けられ、上記赤外線を上記入射角度と同じ反射角度で反射するようになされた赤外線反射部
    を具える遠隔制御装置。
  7. 赤外線を照射する赤外線照射部から照射された赤外線照射光を入射角度と同じ反射角度で反射する赤外線反射部が遠隔制御装置の表面に設けられている当該赤外線反射部により反射された赤外線反射光を撮像する撮像部と、上記撮像部によって得られる撮像画像に基づいて上記赤外線反射部に相当する反射像を抽出する反射像抽出部と、上記反射像の動きを検出する動き検出部と、上記反射像の動きのパターンに対して予め対応付けられた制御コードを読み出し、当該制御コードに応じた処理を実行する処理実行部とからなる情報処理装置と、
    上記赤外線反射部がその表面に設けられ、上記赤外線を上記入射角度と同じ上記反射角度で反射する遠隔制御装置と
    を具える情報処理システム。
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