JP2010044953A - 光学包装体およびその製造方法、バックライトならびに液晶表示装置 - Google Patents

光学包装体およびその製造方法、バックライトならびに液晶表示装置 Download PDF

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Eiji Ota
栄治 太田
Yasuyuki Kudo
泰之 工藤
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
Shigehiro Yamakita
茂洋 山北
Makoto Aoki
誠 青木
Fumiko Sasaki
文子 佐々木
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Abstract

【課題】液晶表示装置の厚みの増加を抑えつつ、光学素子の剛性不足を改善することができ、かつ、液晶表示装置の表示特性の劣化を抑制することができる光学包装体を提供する。
【解決手段】光学包装体は、導光板と、導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材とを備える。包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する。包装部材と導光板とは密着する。
【選択図】図2

Description

この発明は、光学包装体およびその製造方法、それを備えるバックライトおよび液晶表示装置に関する。詳しくは、液晶表示装置の表示特性を改善する光学包装体に関する。
従来、液晶表示装置では、視野角や輝度などの改善を目的として多数の光学素子が用いられている。これらの光学素子としては、拡散シートやプリズムシートなどのシート状のものが用いられている。
図1は、従来の液晶表示装置の構成を示す。この液晶表示装置は、図1に示すように、光を出射する照明装置101と、照明装置101から出射された光を拡散する拡散板102と、この拡散板102により拡散された光を集光や拡散などする複数の光学素子103と、液晶パネル104とを備える。
ところで、近年の液晶表示装置の大型化に伴って、光学素子の自重やサイズが増大する傾向にある。このように光学素子の自重やサイズが増大すると、光学素子の剛性が不足するため、光学素子の変形が発生してしまう。このような光学素子の変形は、表示面への光学指向性に影響を与え、斜視時に輝度ムラが生じるという重大な問題を招いてしまう。
そこで、光学素子の厚さを増すことで、光学素子の剛性不足を改善することが提案されている。しかしながら、このように光学素子の厚さを増すと、液晶表示装置が厚くなってしまい、薄型かつ軽量という液晶表示装置の利点が損なわれてしまう。そこで、光学素子同士を透明粘着剤により貼り合わせることにより、シート状またはフィルム状の光学素子の剛性不足を改善することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−301147号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、光学素子同士を透明粘着剤により貼り合わせるため、光学素子の厚さを増す改善方法ほどではないが、液晶表示装置自体がやはり厚くなってしまうという問題がある。また、透明接着剤により、液晶表示装置の表示特性が劣化してしまう虞もある。
したがって、この発明の目的は、液晶表示装置の厚みの増加を抑えつつ、光学素子の剛性不足を改善することができ、かつ、液晶表示装置の表示特性の劣化を抑制することができる光学包装体およびその製造方法、それを備えるバックライトおよび液晶表示装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために、第1の発明は、
導光板と、
導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
包装部材は、導光板と密着する光学包装体である。
第2の発明は、
フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
導光板と、
1または2以上の光学素子および導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
1または2以上の光学素子と導光板とが積層体をなし、該積層体と包装部材とが密着する光学包装体である。
第3の発明は、
シート状またはフィルム状を有する包装部材により、導光板を包む工程と、
包装部材の少なくとも一部収縮させることにより、包装部材と導光板とを密着させる工程と
を備え、
包装部材が、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する光学包装体の製造方法である。
第4の発明は、
シート状またはフィルム状を有する包装部材により、フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、該光学素子を支持する導光板とを包む工程と、
包装部材の少なくとも一部収縮させることにより、包装部材、光学素子および導光板を密着させる工程と
を備え、
包装部材が、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する光学包装体の製造方法である。
第5の発明は、
光学素子包装体と、
光学素子包装体の一端または両端に設けられた1または複数の光源と
を備え、
光学包装体は、
導光板と、
導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
包装部材は、導光板と密着するバックライトである。
第6の発明は、
光学素子包装体と、
光学素子包装体の一端または両端に設けられた1または複数の光源と
を備え、
光学包装体は、
フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
導光板と、
1または2以上の光学素子および導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
1または2以上の光学素子と導光板とが積層体をなし、該積層体と包装部材とが密着するバックライトである。
第7の発明は、
バックライトと、
バックライトから出射された光に基づき、画像を表示する液晶パネルと
を備え、
バックライトは、
光学素子包装体と、
1または複数の光源と
を備え、
光学包装体は、
導光板と、
導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
包装部材は、導光板と密着する液晶表示装置である。
第8の発明は、
バックライトと、
バックライトから出射された光に基づき、画像を表示する液晶パネルと
を備え、
バックライトは、
光学素子包装体と、
1または複数の光源と
を備え、
光学包装体は、
フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
導光板と、
1または2以上の光学素子および導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
を備え、
包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
1または2以上の光学素子と導光板とが積層体をなし、該積層体と包装部材とが密着する液晶表示装置である。
第1、第3、第5、第7の発明では、包装部材の少なくとも一部を収縮させ、包装部材にテンションを持たせているので、包装部材と導光板とを密着させることができる。したがって、包装部材がたわまずに導光板を包むことが可能となり、包装部材のしわ、たわみの発生を防止することができる。また、包装部材が光学機能を有しているので、包装部材を従来の光学素子として機能させることができる。したがって、光学素子の数を減らすことができる。また、従来のように光学素子の剛性不足を改善するために、光学素子の厚みを厚くする必要もない。
第2、第4、第6、第8の発明では、1または複数の光学素子と導光板とを包装部材により包んでいるので、1または複数の光学素子と導光板とを一体化することができる。したがって、導光板により光学素子の剛性不足を補うことができる。また、包装部材の少なくとも一部を収縮させ、包装部材にテンションを持たせているので、包装部材と、導光板、および1または複数の光学素子とを密着させることができる。したがって、包装部材がたわまずに導光板を包むことが可能となり、包装部材のしわ、たわみの発生を防止することができる。
以上説明したように、この発明によれば、液晶表示装置の厚みの増加を抑えつつ、光学素子の剛性不足を改善することができ、かつ、液晶表示装置の表示特性の劣化を抑制することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
(1)第1の実施形態
(1−1)液晶表示装置の構成
図2は、この発明の第1の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。この液晶表示装置は、図2に示すように、光を出射するバックライト1と、バックライト1から出射された光に基づき画像を表示する液晶パネル2とを備える。また、必要に応じて、光学包装体12と液晶パネル2との間に1または複数の光学素子24をさらに備えるようにしてもよい。さらに、必要に応じて、光源11を覆うリフレクタ14をさらに備えるようにしてもよい。
(液晶パネル)
液晶パネル2は、光源11から供給された光を時間的空間的に変調して情報を表示するためのものである。液晶パネル2としては、例えば、ツイステッドネマチック(Twisted Nematic:TN)モード、スーパーツイステッドネマチック(Super Twisted Nematic:STN)モード、垂直配向(Vertically Aligned:VA)モード、水平配列(In-Plane Switching:IPS)モード、光学補償ベンド配向(Optically Compensated Birefringence:OCB)モード、強誘電性(Ferroelectric Liquid Crystal:FLC)モード、高分子分散型液晶(Polymer Dispersed Liquid Crystal:PDLC)モード、相転移型ゲスト・ホスト(Phase Change Guest Host:PCGH)モードなどの表示モードのものを用いることができる。
(バックライト)
バックライト1は、いわゆるサイドライト方式(エッジライト方式とも称される)のバックライトユニットであり、光学包装体12と、光学包装体12の一端に設けられた1または複数の光源11と、光学包装体12および1または複数の光源11を収容する筐体13とを備える。
(光源)
光源11としては、例えば、冷陰極蛍光管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)、および熱陰極蛍光管(HCFL:Hot Cathode Fluorescent Lamp)などの線光源、有機エレクトロルミネッセンス(OEL:Organic ElectroLuminescence)、無機エレクトロルミネッセンス(IEL:Inorganic ElectroLuminescence)、および発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの点光源を用いることができる。
(光学包装体)
図3に、この発明の第1の実施形態による光学包装体の一構成例を示す。図3に示すように、この光学包装体12は、例えば、導光板23と、この導光板23を包む包装部材22とを備える。画像の劣化を抑制する観点から、導光板23と包装部材22とは密着していることが好ましい。
光学包装体12は、液晶パネル2と対向する第1の主面と、この第1の主面とは反対側の第2の主面と、第1の主面と第2の主面との間に位置する端面とを有する。この光学包装体12の一端から、光源11からの光が入射される。
(導光板)
導光板23は、例えば、平板状、または光源11が配置される一端からそれとは反対側の他端に向けて徐々に薄くなるテーパ形状である。導光板23の材料としては、例えば、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、シクロオレフィン系樹脂(たとえば、ゼオノアなど)などの透明プラスチックを用いることができる。
導光板23は、全体として矩形状を有する。すなわち、導光板23は、液晶パネル2と対向する第1の主面S1と、この第1の主面S1とは反対側の第2の主面S2と、第1の主面S1と第2の主面S2との間に位置する端面S3とを有する。包装部材22は、第1の主面S1、第2の主面S2、および対向する一対の端面S3を包んでいる。例えば、この一対の端面S3のうち一方から、光源11からの光が入射される。また、光源11からの光を端面S3の方向から入射する構成以外にも、第2の主面S2側の導光板23に光源11を埋め込み、この光源11からの光を伝播させる構成としてもよい。
導光板23の第2の主面S2、または第1の主面S1には、導光板内に入射した光を散乱反射させるためのドットパターン、または凹凸構造体が形成されている。このドットパターンの形成方法としては、例えば、白色インクで反射ドットを印刷する印刷方式、スタンパやインクジェットで凹凸を付ける成形方式、導光板23と包装部材22とをドット状の粘着剤で貼り付ける粘着ドット方式などを用いることができる。また、凹凸構造体の形成方法としては、例えば、射出成形法、溶融押し出し成形法、熱転写成形法あるいは、これら前述の成形法によるシートを矩形状の基体へ接合する方法を用いることができる。
(包装部材)
包装部材22は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する。包装部材22は、導光板23の第1の主面S1を覆う第1の領域R1と、導光板23の第2の主面S2を覆う第2の領域R2と、導光板23の端面S3を覆う第3の領域R3とを有する。包装部材22は、例えば、第1の領域、第2の領域、および第3の領域の少なくとも1つの領域、好ましくは第1の領域および第2の領域、より好ましくは全ての領域に光学機能を有する。光学機能としては、例えば、光拡散機能、光集光機能、反射型偏光機能、偏光子機能、光分割機能が挙げられる。また、上述の各領域に対して、複数の光学機能を付与するようにしてもよい。包装部材22は、導光板23と対向する内側面と、この内側面とは反対側の外側面とを有し、内側面および外側面の少なくとも一方の面に光学機能層を備える。
第1の領域R1の光学機能としては、例えば、光拡散機能、光集光機能、偏光反射機能、および光変換機能などの少なくとも1種の機能を用いることができる。第2の領域R2の光学機能としては、例えば、拡散機能、反射機能、光源分割機能、および光変換機能などの少なくとも1種の機能を用いることができる。光源11から光が入射する第3の領域R3の光学機能としては、例えば、拡散機能、および入射アシスト機能などの少なくとも1種の機能を用いることができる。光源11から光が入射する第3の領域R3以外の第3の領域R3の光学機能としては、例えば、拡散機能、および反射機能などの少なくとも1種の機能を用いることができる。これらの光学機能は、例えば、包装部材22を構成する基材自体にレンズ形状、またはエンボス形状などの形状転写、もしくは基材自体に微粒子、またはボイドを含ませることにより得られる。また、包装部材22を構成する基材上に光学機能層を形成するようにしてもよい。具体的には、レンズ形状、またはエンボス形状を有する表面層を基材上に形成する、もしくは微粒子、またはボイドを含む表面層を基材上に形成するようにしてもよい。
包装部材22には、導光板23を包装した状態において張力が加わっていることが好ましい。包装部材22に対するしわなどの発生を抑制し、画像の表示特性の劣化を抑制することができるからである。包装部材22における張力の有無の確認、張力の測定は、セイコー社製のTMA(熱・応力・歪測定装置 EXSTAR6000 TMA/SS)を用いて、例えば以下のようにして行うことができる。
まず、包装部材22に張力が加わった状態において、光学包装体12の中央部から長方形の金型により5mm×50mmの試験片を切り出す。この際、試験片の長辺、短辺がそれぞれ導光板23の長辺と短辺と平行となるようにして試験片を切り出す。次に、硝子板に試験片を挟んでたるみのない状態とした後、トプコン社製の工具顕微鏡により長さを測定する。切り出した試験片は張力が開放された状態となっているため、50mmよりも収縮した状態となっている。この収縮状態から、最初の50mmの状態へ戻すように寸法換算して、TMA用に試験片を再カットしてセットする。次に、初期の温度25℃時点での張力を測定する。張力の測定機については、所定の長さへの引っ張り応力を加えられて、応力測定ができるものであれば使用可能であり、張力の有無を確認できる。
包装部材22は、例えば、フィルム状またはシート状を有する。包装部材22の形状としては、両端部が開放された筒状を用いることが好ましいが、特にこれらの形状に限定されるものではなく、所望とする光学包装体12の特性や形状に応じて適宜選択することができる。包装部材22として筒状のものを用いることにより、導光板23を包装部材22により包装するときに、包装部材22内のエアをその開放端部から外部に排出し、導光板23と包装部材22とを密着させることで、画像不良の発生を抑制することができる。また、包装部材22により包まれた導光板23の構成材料が揮発したときに、この揮発成分を光学包装体12の外部にその開放端部から排出し、包装部材22内における揮発成分の結露や凝固などを抑制することで、画像不良の発生を抑制することができる。また、筒状の包装部材22は両端部が開放されているので、光学包装体12を容易に解体することができる。したがって、光学包装体12のリサイクルが容易になる。また、複数の包装部材22を積層した構成としてもよい。このような構成とする場合、積層する包装部材22に異なる光学機能を付与するようにしてもよい。このようにすることで、導光板23の第1の主面S1および/または第2の主面S2を、異なる光学機能を有する複数の包装部材22により覆うことができる。なお、導光板23の第1の主面S1および/または第2の主面S2を覆う包装部材22の枚数が異なっていてもよい。
筒状の包装部材22は、例えば、帯状を有する包装部材22の長手方向の両端部を接合することにより得られる。また、矩形状を有する2枚の包装部材22の両端部同士を接合することによっても得られる。また、包装部材22としては、接合部のなくシームレスに繋がった筒状(円環状)のものを用いてもよい。このような包装部材22は、例えばインフレーション法により成形することができる。包装部材22を接合する場合には、その接合位置は導光板23の表示エリア外とすることが好ましい。
以下、図4〜図5を参照して、包装部材22の接合部の例について説明する。
図4は、包装部材の接合部の第1の例を示す。この第1の例では、図4に示すように、包装部材22の端部同士が、導光板23の端面上にて、包装部材端部の内側面と外側面とを重ね合わせるようにして接合されている。すなわち、包装部材22の端部が、導光板23の端面に倣うようにして接合されている。
図5は、包装部材の接合部の第2の例を示す。この第2の例では、図5に示すように、包装部材22の端部同士が、導光板23の端面にて、包装部材端部の内側面同士を重ね合わせるようにして接合されている。すなわち、包装部材22の端部が、導光板23の端面から立ち上がるようにして接合されている。
包装部材22は、例えば透明性を有する単層もしくは複数層のフィルム、またはシートである。包装部材22の厚さは、例えば5〜5000μmに選ばれる。また、包装部材22の厚さが、第1の領域R1、第2の領域R2、および第3の領域R3で異なるようにしてもよい。第1の領域R1、第2の領域R2、および第3の領域R3のうち、どの領域の包装部材22の厚さをより厚くするかは、所望とする目的に応じて選ぶことができる。例えば、光源11から発生される熱から導光板23を保護し、この形状変化を抑制するためには、第1の領域R1、および第2の領域R2の厚さに比べて第3の領域R3を厚くすることが好ましい。また、包装部材22が、骨材(フレーム)としての構造体を内包するようにしてもよい。
包装部材22は、少なくとも一部に収縮性および伸縮性の少なくとも一方を有していることが好ましい。このような特性を有することで、包装部材22に張力が加わった状態で導光板23を包装することができる。したがって、包装部材22、導光板23および光学素子24を密着することができ、かつ、包装部材22にしわが発生することを抑制できる。包装部材22の収縮性としては、例えば、熱収縮性または赤外線収縮性を挙げることができる。包装部材の収縮性は、例えば、延伸処理により付与することができる。
包装部材22の材料としては、熱収縮性を有する高分子材料を主成分とする材料を用いること好ましい。このような高分子材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエンチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ブタジエン、スチレンブタジエン共重合体、ポリメチルメタクリレートなどが挙げられる。これらの材料を単独のみならず混合して用いてもよい。代表的には、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SBC)、ナイロン、A−PET、二軸延伸PENなどを用いることが望ましい。なお、包装部材22の材料は、上記材料に限定されるものではなく、求められる包装部材22の特性に応じて任意に選択することができる。
包装部材22の熱収縮率は、好ましくは0.2%以上、より好ましくは5%以上、さらにより好ましくは10%以上、最も好ましくは20%以上である。このようにすることで、包装部材22と導光板23との密着性を高めることができるからである。上記の熱収縮率とは、導光板23を包装部材22により包装するプロセスにおいての熱収縮率である。熱収縮プロセスは光源11から発生される熱により上昇する照明装置内の温度よりも高い方が好ましい。具体的には、100℃〜150℃にて熱収縮プロセスを行うことが好ましい。よって、上記の熱収縮率とは100℃〜150℃における収縮率のことを意味する。包装部材22の熱変形温度は、好ましくは80℃以上、より好ましくは90℃以上である。光源11から発生される熱により包装部材22が変形しないことにより、光学包装体12に反り、しわ、などが生じないようにするためである。
また、包装部材22の材料としては、赤外線を吸収して熱収縮する高分子材料を主成分とするものも好ましい。このような高分子材料としては、例えば、赤外領域に吸収域を有する材料を含有するものが挙げられる。このような材料を用いることで、赤外線を光学包装体12に照射したときに、主として包装部材22のみに赤外線を吸収させることができる。したがって、光学包装体12の構成部材のうち、主として包装部材22のみの収縮を進行させることができる。赤外線により収縮プロセスを行う場合でも、その収縮率は好ましくは0.2%以上、より好ましくは5%以上、さらにより好ましくは10%以上、最も好ましくは20%以上である。
包装部材22は、表面の耐傷性、液晶パネル2に対する密着防止、包装された導光板23への貼り付き防止、または、輸送時における振動時により擦れ傷防止などの観点から、1種または2種以上のフィラーを含有していることが好ましい。
また、包装部材22には、必要に応じて光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤および酸化防止剤などの添加剤をさらに含有させて、紫外線吸収機能、赤外線吸収機能および静電抑制機能などを包装部材22に付与するようにしてもよい。また、包装部材22に、アンチグレア処理(AG処理)およびアンチリフレクション処理(AR処理)などの表面処理などを施すことにより、反射光の拡散や反射光そのもの低減などを図るようにしてもよい。さらには、UV−A光(315〜400nm程度)などの特定波長領域の光を透過する機能を付与してもよい。
包装部材22のうち、非表示領域に対応する部分の包装部材22が、収縮性または伸縮性を有することが好ましい。包装部材22のうち、導光板23の端面に対応する部分(第3の領域R3)の包装部材22が、収縮性または伸縮性を有することが特に好ましい。このような構成にすることで、包装部材22のうち、導光板23の端面に対応する部分にのみ熱や赤外線を与えるだけで、包装部材22と導光板23とを密着させることができる。したがって、包装部材22や導光板23の表示領域に対応する部分に対する、熱や赤外線などのダメージを低減できる。
(1−3)包装部材の構成
以下、図6〜図13を参照して、包装部材22の構成例について説明する。
(1−3−1)第1の構成例
図6は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第1の構成例を示す。図6に示すように、包装部材22が、高分子材料とフィラー32とを含んでいる基材層31からなる。また、包装部材22が複数の層を備える場合には、少なくとも1以上の層がフィラー32を含んでいるようにすればよい。拡散剤であるフィラー32の材料は、基材層31の主成分である高分子材料とは屈折率の異なるものであれば良く特に限定されるものではなく、求められる拡散性に応じて任意に選択することができる。具体的には、フィラー32としては、例えば、アクリル系粒子、ポリスチレン系粒子、炭酸カルシウム、チタニア、シリカなどの酸化物を用いることができる。また、空気や不活性ガスなどの気体、水、アルコールおよびゲルなどの液体をフィラー32として用いることも可能である。この包装部材22は、例えば、高分子材料とフィラー32とを調製し、この調製した材料を溶融押出などによりフィルムなどを成形した後、必要に応じて延伸処理および熱処理を施すことにより得ることができる。
(1−3−2)第2の構成例
図7は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第2の構成例を示す。図7に示すように、基材層31の表面には、エンボス成形により凹凸形状33が形成されている。図7では、凹凸形状33を基材層31の一方の表面に形成した例を示しているが、凹凸形状33を基材層31の両方の表面に形成するようにしてもよい。この凹凸形状33は、ランダムに形成されていることが好ましい。また、基材層31自体が、第1の構成例と同様に、拡散剤であるフィラーを含んでいてもよい。
(1−3−2)第3の構成例
図8は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第3の構成例を示す。図8に示すように、包装部材22は、基材層31と、この基材層31の表面に設けられた拡散層34とを備えている。この拡散層34が液晶パネル2に対向するように、包装部材22が導光板23を包んでいることが好ましい。拡散層34は、バインダー35と、このバインダー35と異なる屈折率を有するフィラー36とを主成分とする。拡散層34の表面からフィラー36が突出し、表面に凹凸が形成されていることが好ましい。フィラー36のサイズや形状は、特に限定されるものではなく、所望とする特性に応じて任意に選択することができる。また、フィラー36の材料としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウムなどが挙げられるが、バインダー35と屈折率が異なればよく特に上記材料に限定されるものではない。バインダー35としては、フィラー36を分散することができ、かつ、基材層31との密着性がよいものが好ましく、例えば、アクリル系ポリマーなどを用いることができる。この拡散層34は、例えば、フィラー36とバインダー35と必要に応じて溶剤とを混合して塗料を調製し、この塗料を基材層31上に塗布し、必要に応じて乾燥させた後、硬化させることにより形成することができる。
(1−3−4)第4の構成例
図9は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第4の構成例を示す。図9に示すように、この包装部材22は、拡散層34とは反対側の面にも拡散層37をさらに備える点において、第3の構成例のものとは異なる。拡散層37は、バインダー38と、このバインダー38とは屈折率が異なるフィラー39とを主成分としている。フィラー39は、バインダー38から突出し、表面に凹凸が形成されていることが好ましい。バインダー38、フィラー39としては、第1の構成例のものと同様のものを用いることができる。
(1−3−5)第5の構成例
図10は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第5の構成例を示す。図10に示すように、この包装部材22は、フィラー36の周囲にボイド40が形成されている点において、第3の構成例のものとは異なる。また、拡散層34の表面からフィラー36が突出し、表面に凹凸が形成されていることが好ましい。ボイド53の形状としては、例えば、円盤状、楕円体状、立方体状などが挙げられるが、特にこれらの形状に限定されるものではなく、所望とする拡散機能に応じて任意に選択することができる。また、ボイド53の形状および大きさを、液晶パネル2の視野角などに応じて制御するようにしてもよい。また、拡散層34は、光学包装体12において外側になるようにして設けられることが好ましい。拡散作用が向上するからである。
(1−3−6)第6の構成例
図11は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第6の構成例を示す。図11に示すように、この包装部材22は、基材層31の表面にレンズ形状41が形成されている点において、第2の構成例のものとは異なる。図11では、レンズ形状41を基材層31の一方の表面に形成した例を示しているが、レンズ形状41を基材層31の両方の表面に形成するようにしてもよい。レンズ形状41は、例えば、レンズ形状が表面に形成されたモールドなどを、基材層31に対して押し当てることにより得ることができる。この際、基材層31またはモールドの少なくとも一方を加熱することが好ましい。
(1−3−7)第7の構成例
図12は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第7の構成例を示す。図12に示すように、この包装部材22は、基材層31の表面にレンズ層42をさらに備える点において、第1の構成例のものとは異なっている。このレンズ層42は、例えば、以下のようにして得ることができる。まず、基材層31上に紫外線硬化樹脂などの感光性樹脂を塗布する。次に、レンズ形状が表面に形成されたモールドなどを、感光性樹脂に対して押し当てた後、紫外線などの光を感光性樹脂に照射し、感光性樹脂を硬化する。
(1−3−8)第8の構成例
図13は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第8の構成例を示す。図13に示すように、この包装部材22は、基材層31の一方の面に、拡散層34に代えて、レンズ層42を備える点において、第1の構成例のものとは異なっている。
(1−3)光学包装体の製造方法
次に、図14を参照して、上述の構成を有する光学包装体の製造方法の一例について説明する。
まず、例えばダイキャスト法により樹脂を溶融押し出すことによりフィルムを成形し、このフィルムに対して、流れ方向および幅方向の少なくとも一方に延伸処理を施す。次に、包装する導光板23の大きさに応じてフィルムを適宜切り出し、例えば矩形状を有する2枚の包装部材221および包装部材222を得る。
次に、図14Aに示すように、導光板23を包装部材221上に載置した後、その上に包装部材222を載置する。次に、図14Bに示すように、第1の包装部材221および第2の包装部材222の両端を接合(シール)する。これにより、両端が開放された円筒状の包装部材22により、導光板23の第1の主面S1、第2の主面S2および対向する一対の端面S3が包装部材22により包まれる。この接合の際には、後工程にて包装部材22をシュリンクさせることを考慮して、導光板23の両端と接合部22aとの間に適宜空間を持たせることが好ましい。接合の方法としては、例えば、接着や溶着などが挙げられる。接着方法としては、例えばホットメルト型接着方法、熱硬化型接着方法、感圧(粘着)型接着方法、エネルギー線硬化型接着方法、水和型接着方法、吸湿・再湿型接着方法などが挙げられる。溶着方法としては、例えば熱溶着、超音波溶着、レーザ溶着などが挙げられる。
次に、図14Cに示すように、包装部材22に対して熱処理または赤外線照射することにより、包装部材22をシュリンクさせながら、円筒状の包装部材22の開放端部から包装部材22内の空気を排気させる。このシュリンクの工程では、例えば、包装部材22の全体、好ましくは包装部材22のうち、導光板23の両端または一端に対応する部分を収縮させる。このような部分を収縮させることで、導光板23の画像表示に係わる部分に対する、熱や赤外線によるダメージを抑えることができる。
次に、図14Dに示すように、必要に応じて、包装部材22に包まれた導光板23の一主面または両主面を加圧ローラ51により加圧するとともに、加圧ローラ51を回転させながら導光板23の一主面上または両主面上を移動させる。これにより、包装部材22と導光板23との間に残留した余分なエアが円筒状の包装部材22の開放端部から排出され、包装部材22と導光板23との密着性がより高められる。なお、導光板23の両主面を加圧ローラ51により加圧する場合には、包装部材22に包まれた導光板23を2つの加圧ローラ51により挟みながら、導光板23の両主面を同時に加圧するようにしてもよい。また、加圧ローラ51は、円筒状の包装部材22の一方の開放端部から他方の開放端部に向けて移動させることが好ましい。残留エアを効率よく外部に排出することができるからである。
以上により、目的とする光学包装体12が得られる。
この第1の実施形態によれば、包装部材22の少なくとも一部が収縮性または伸縮性を有し、この部分を収縮させているので、導光板23と包装部材22とを密着させることができる。したがって、包装部材22のしわや、たわみの発生を防止することができ、これにより、画像の劣化を抑制することができる。また、包装部材22が光学機能を有しているので、包装部材22を従来の光学素子として機能させることができる。したがって、光学素子の数を減らすことができ、これにより、バックライト1および液晶表示装置をさらに薄型化することができる。
(2)第2の実施形態
(2−1)光学包装体の構成
この発明の第2の実施形態は、包装部材22が、収縮率が互いに異なる複数の包装部材22からなる点において、第1の実施形態とは異なる。
包装部材22は、例えば、第1の包装部材と、この第1の包装部材より収縮率が大きい第2の包装部材を接合し、両端が開放された筒状にしたものである。包装部材22のうち第2の包装部材22のみが、実質的に収縮されていることが好ましい。第2の包装部材の収縮率は、3%以上50%以下であることが好ましい。第2の包装部材は、導光板23の両端面S3のうち、少なくとも一方の端面を覆っていることが好ましい。また、導光板23の端面全てを第2の包装部材が覆っていなくてもよく、導光板23の端面S3の一部を覆うようにしてもよい。
なお、この発明において、収縮率は以下のようにして測定されたものである。
例えば、包装部材22の覆っている主面と、この端部に位置する収縮性の大きい包装部材22をそれぞれ別々に寸法目印として例えば三角錐などによる圧痕跡を付けておき、包装部材22を切り出した後の、例えば主面部分、あるいは端部に位置する部分の包装部材22の寸法変化を計測する。これにより、常温に於ける伸縮性を計測することが可能となる。また、この切り出した包装部材22を所定の温度に保存することにより、例えば熱収縮温度として100℃程度における収縮率を計測することも可能である。
具体的には例えば、包装部材22は、導光板23の表面のうち、第1の主面S1および第2の主面S2を覆う第1の包装部材と、非表示領域に対応する端面を覆う第2の包装部材とを備えている。そして、これらの第1の包装部材および第2の包装部材は、導光板23の端面またはその近傍上で接合されていることが好ましい。
以下、図15〜図16を参照して、光学包装体12の構成例について説明する。
(2−1−1)第1の構成例
図15Aおよび図15Bに示すように、包装部材22は、第1の包装部材61と、この第1の包装部材61より収縮率が大きい第2の包装部材62とを備える。導光板23の一方の端面S3を第2の包装部材62が覆い、それ以外の面、すなわち、導光板23の他方の端面S3、第1の主面S1、および第2の主面S2を第1の包装部材61が覆っている。そして、導光板23の一方の端面S3を覆う第2の包装部材62のみが熱または赤外線により収縮されている。この第2の包装部材62の収縮により導光板23と包装部材22とが密着されている。
(2−1−2)第2の構成例
図16Aに示すように、この第2の構成例では、導光板23の一方の端面S3の一部を第2の包装部材62が覆い、それ以外の面を第1の包装部材61が覆っている点において、第1の構成例のものとは異なっている。
(2−1−3)第3の構成例
図16Bに示すように、この第3の構成例では、導光板23の対向する一対の端面S3を第2の包装部材62が覆い、それ以外の面を第1の包装部材が覆っている点において、第1の構成例のものとは異なっている。
(2−1−4)第4の構成例
図16Cに示すように、導光板23の第2の主面S2と、導光板23の対向する一対の端面S3の一部とを第2の包装部材62が覆い、それ以外の面を第1の包装部材が覆っている点において、第1の構成例のものとは異なっている。
(2−1−5)第5の構成例
図16Dに示すように、導光板23の対向する一対の端面のそれぞれ一部を第2の包装部材62が覆い、それ以外の面を第1の包装部材が覆っている点において、第1の構成例のものとは異なっている。
(2−2)光学包装体の製造方法
次に、図17を参照して、上述の構成を有する光学包装体の製造方法の一例について説明する。
まず、例えばダイキャスト法により樹脂を溶融押し出すことによりフィルムを成形し、このフィルムに対して、流れ方向および幅方向の少なくとも一方に延伸処理を施す。次に、包装する導光板23の大きさに応じてフィルムを適宜切り出し、例えば矩形状を有する2枚の第1の包装部材61、および第1の包装部材61を得る。
次に、図17Aに示すように、第1の包装部材61、第1の包装部材61それぞれの両端に、第2の包装部材62を接合する。接合の方法としては、例えば、接着や溶着などが挙げられる。接着方法としては、例えばホットメルト型接着方法、熱硬化型接着方法、感圧(粘着)型接着方法、エネルギー線硬化型接着方法、水和型接着方法、吸湿・再湿型接着方法などが挙げられる。溶着方法としては、例えば熱溶着、超音波溶着、レーザ溶着などが挙げられる。以上により、包装部材221、および包装部材222が得られる。
次に、図17Bに示すように、導光板23を包装部材221上に載置した後、その上に包装部材222を載置する。次に、図17Cに示すように、第1の包装部材221および第2の包装部材222の両端を接合(シール)する。これにより、第1の包装部材61により導光板23の第1の主面S1および第2の主面S2が覆われ、第2の包装部材62により導光板23の対向する一対の端面S3が覆われる。この接合の際には、後工程にて包装部材22をシュリンクさせることを考慮して、導光板23の両端と接合部22aとの間に適宜空間を持たせることが好ましい。接合の方法としては、上述の接合方法と同様のものを用いることができる。
次に、図17Dに示すように、導光板23の両端面S3を覆う第2の包装部材62に対して熱処理または赤外線照射を施すことにより、第2の包装部材62をシュリンクさせながら、円筒状の包装部材22の開放端部から包装部材22内の空気を排気させる。
次に、図17Eに示すように、必要に応じて、包装部材22に包まれた導光板23の一主面または両主面を加圧ローラ51により加圧するとともに、加圧ローラ51を回転させながら導光板23の一主面上または両主面上を移動させる。これにより、包装部材22と導光板23との間に残留した余分なエアが円筒状の包装部材22の開放端部から外部に排出され、包装部材22と導光板23との密着性がより高められる。
以上により、目的とする光学包装体12が得られる。
この発明の第2の実施形態では、包装部材22が収縮率の異なる複数の包装部材22からなり、例えば最も収縮率の高い包装部材22に対して熱処理や赤外線照射を施し、包装部材22を収縮させることで、導光板23と包装部材22とを密着させることができる。したがって、熱処理や赤外線照射による導光板23のダメージを抑制することができる。
(3)第3の実施形態
図18は、この発明の第3の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。図18に示すように、この液晶表示装置は、導光板23と包装部材22との間に、シート状またはフィルム状を有する1または複数の光学素子24を備える点において、第1の実施形態とは異なっている。
1または2以上の光学素子24は、包装部材22と、導光板23の第1の主面S1、第2の主面S2、および端面S3の少なくとも1つの面との間、好ましくは包装部材22と、第1の主面S1および第2の主面S2との間、より好ましくは包装部材22と、第1の主面S1、第2の主面S2、および全ての端面S3との間に設けられる。光学素子24と包装部材22とは、画質劣化を抑制する観点から、密着していることが好ましい。
第1の主面S1と包装部材22との間には、例えば、拡散機能、集光機能、偏光反射機能、および光変換機能を有する光学素子24の少なくとも1つが設けられる。第2の主面S2と包装部材22との間には、例えば、拡散機能、反射機能、光源分割機能、および光変換機能を有する光学素子24の少なくとも1つが設けられる。光源11からの光が入射する端面S3と包装部材22との間には、例えば、拡散機能、および入射アシスト機能を有する光学素子24の少なくとも1つが設けられる。光源11からの光が入射する端面S3以外の端面S3と包装部材22との間には、拡散機能、および反射機能を有する光学素子24の少なくとも1つが設けられる。また、包装部材22の第1の領域、第2の領域および第3の領域の少なくとも1つの領域に光学機能をさらに付与することが好ましい。光学包装体12をさらに薄型化できるからである。
図19は、この発明の第3の実施形態による光学包装体の一構成例を示す。図19に示すように、この光学包装体12は、導光板23の第1の主面S1と包装部材22との間に、拡散シート24a、およびプリズムシート24bを備える。また、第2の主面S2と包装部材22との間に、反射シート24dを備える。このような構成にする場合、包装部材の第1の領域に、レンズ形状を転写する、またはレンズ層を形成することが好ましい。
この第3の実施形態によれば、1または複数の光学素子24と導光板23とを包装部材22により包括しているので、1または複数の光学素子24と導光板23と一体化することができる。したがって、光学素子24の厚みを増加させることなく、光学素子24の剛性不足を改善することができる。また、接着剤を用いずに1または2以上の光学素子24と導光板23とを一体化しているので、一体化による表示特性の低下を抑制することができる。また、1または複数の光学素子24と導光板23とを包装部材22により一体化しているので、液晶表示装置の製造工程において光学素子24を重ねて面発光装置を組み立てる手間が大幅に削減される。したがって、光学素子24などの取り扱い性を向上できる。
(4)第4の実施形態
この第4の実施形態は、光学包装体12が袋状の包装部材22を備える点で、第2の実施形態のものとは異なっている。
次に、図20〜図24を参照して、この発明の第4の実施形態による光学包装体12の構成例について詳しく説明する。
(4−1)光学包装体の構成
(4−1−1)第1の構成例
図20および図21は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す。図20および図21に示すように、この光学包装体12は、例えば、板状の支持体である導光板23と、フィルム状またはシート状の光学素子である拡散シート24aおよびプリズムシート24bと、これらを包括して一体化する袋状の包装部材22とを備える。包装部材22は収縮性または伸縮性を有し、その形状はフィルム状またはシート状である。ここでは、導光板23、拡散シート24a、およびプリズムシート24bが光学素子積層体21を構成する。拡散シート24a、およびプリズムシート24bは、導光板23の第1の主面S1側に配設されている。具体的には、導光板23の出射面側から包装部材22の入射面側に向かって、拡散シート24a、プリズムシート24bの順序で配設されている。光学素子積層体21の端面は、包装部材22に接合されていることが好ましい。
包装部材22は、光学素子積層体21のほぼ全体を覆っている。具体的には、光学素子積層体21は、液晶パネル2と対向する第1の主面と、この第1の主面とは反対側の第2の主面と、第1の主面と第2の主面との間に位置する端面とを有し、包装部材22が、光学素子積層体21の第1の主面、第2の主面、および全ての端面を包んでいる。包装部材22は、その周縁部に開口部22bを有し、この開口部22bから光学素子積層体21の周縁部が露出する。具体的には、矩形状の光学素子積層体21の角部21aに対応する位置にそれぞれ開口部22bを有し、これらの開口部22bから光学素子積層体21の角部21aがそれぞれ露出する。
導光板23は光学素子積層体21の支持体としての役割も果たす。よって、0.5mm以上の厚みを持つことが望ましい。また、より好ましくは熱可塑性樹脂により成形することが望ましい。具体的には、ポリカーボネート、ポリスチレン、シクロオレフィンポリマー、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂を適宜選択することが出来る。熱可塑性樹脂以外のガラスなどを用いても良い。
拡散シート24aは、導光板23上に設けられ、導光板23にて拡散された光を拡散などするためのものである。拡散シート24aとしては、例えば、光を拡散するための凹凸構造体を表面に備えるもの、拡散シート24aの主構成材料とは屈折率の異なる微粒子などを含有するもの、空洞性微粒子を含有するもの、または上記凹凸構造体、微粒子および空洞性微粒子を2種以上組み合わせたものを用いることができる。微粒子としては、例えば有機微粒子および無機微粒子の少なくとも1種を用いることができる。また、上記凹凸構造体、微粒子および空洞性微粒子は、例えば拡散シート24aの出射面に設けられる。
プリズムシート24bは、拡散シート24aの上方に設けられ、照射光の指向性などを向上させるためのものである。プリズムシート24bの出射面には、例えば微細なプリズムレンズ列が設けられており、このプリズムレンズの列方向の断面は、例えば略三角形状を有し、その頂点に丸みを付すことが好ましい。カットオフを改善し、視野角を改善できるからである。
拡散シート24aおよびプリズムシート24bは、例えば高分子材料を主成分とする材料からなり、その屈折率は、好ましくは1.45以上、より好ましくは1.5以上、最も好ましくは1.6以上である。拡散シート24aおよびプリズムシート24b、またはこれらの光学機能層を構成する材料としては、例えば、光もしくは電子線で硬化する電離性感光型樹脂、熱により硬化する熱硬化型樹脂が好ましく、紫外線により硬化する紫外線硬化樹脂が特に好ましい。また、拡散シート24aおよびプリズムシート24bとして、熱可塑性の高分子材料を主成分とする材料を用いてもよい。
(4−1−2)第2の構成例
図22は、この発明の第1の実施形態による光学包装体の第2の構成例を示す。この光学包装体の第2の構成例は、導光板23の第2の主面S2と包装部材22との間に光制御フィルム24cが配設されている点において、第1の構成例とは異なっている。光制御フィルム24cは、その上面に底面と平行な平面に沿って延在する複数の柱状のプリズムが連続的に並んで配置された薄い光学シートである。
この光制御フィルム24cは、透光性を有する熱可塑性樹脂を用いて一体的に形成されていてもよいし、また、透光性の基材、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)上にエネルギー線(たとえば紫外線)硬化樹脂を塗布、転写して形成されていてもよい。
ここで、熱可塑性樹脂としては、光の出射方向を制御するという機能を考慮すると、屈折率1.4以上のものを用いることが好ましい。このような樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、PMMA(ポリメチルメタクリレート樹脂)などのアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、MS(メチルメタクリレートとスチレンの共重合体)などの非晶性共重合ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂およびポリ塩化ビニル樹脂、シクロオレフィンポリマーとその誘導体などが挙げられる。
この第2の構成例において、上記以外のことは、第1の構成例と同様である。
(4−1−3)第3の構成例
図23は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第3の構成例を示す。この光学包装体の第3の構成例は、光学素子である拡散シート24a、プリズムシート24b、および光制御フィルム24cが支持体である導光板23より小さいサイズを有している点において、第2の構成例とは異なる。このようにすることで、包装部材22の張力を主として導光板23に対して加えることができので、拡散シート24a、プリズムシート24b、および光制御フィルム24cに対するしわなどの発生を抑制することができる。
この第3の構成例において、上記以外のことは、第2の構成例と同様である。
(4−1−4)第4の構成例
図24は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す。この光学包装体の第4の構成例は、包装部材22が光学素子積層体21の辺部21bに対応する位置に開口部22bを有する点において、第1の実施形態とは異なる。図24に示すように、光学素子積層体21が全体として矩形状を有する場合、光学素子積層体21の辺部21bのうち、対向する辺部21bに対応する位置に開口部22bを設けることが好ましい。図24では、光学素子積層体21のすべての辺部21bに対応する位置に開口部22bを設けた例が示されている。開口部22bのサイズや形状は、光学包装体12の作製工程におけるエアの排出性能、光学素子積層体21の形状、および包装部材22の耐久性などを考慮して選択することが好ましく、例えば、図24に示すようなスリット状が挙げられるが、この形状に限定されるものではなく、円形状、楕円形状、半円形状、三角形状、四角形状、菱形形状などの形状を用いてもよい。
(4−2)光学包装体の製造方法
次に、図25、図26を参照して、上述の構成を有する光学包装体12の製造方法の一例について説明する。
まず、例えばダイキャスト法により樹脂を溶融押し出すことによりフィルムを成形し、このフィルムに対して、流れ方向および幅方向の少なくとも一方に延伸処理を施す。延伸処理の方法としては、例えば、縦1軸延伸、横1軸延伸、逐次2軸延伸を用いることができるが、特にこれらの延伸処理に限定されるものではない。次に、包括する光学素子積層体21の大きさに応じて2枚の帯状のフィルムを適宜切り出し、包装部材221および包装部材222を得る。
次に、図25Aに示すように、支持体である導光板23上に、光学素子である拡散シート24a、およびプリズムシート24bをこの順序で順次積層することにより、光学素子積層体21を得る。次に、図25Bに示すように、この光学素子積層体21を包装部材221上に載置した後、その上に包装部材222を載置する。
次に、図25Cに示すように、第1の包装部材221および第2の包装部材222の周縁部を接合(シール)する。これにより、包装部材22により光学素子積層体21の全体が包まれる。この接合の際には、後工程にて包装部材22をシュリンクさせることを考慮して、光学素子積層体21の周縁部と接合部22aとの間に適宜空間を持たせることが好ましい。接合の方法としては、例えば、接着や溶着などが挙げられる。接着方法としては、例えばホットメルト型接着方法、熱硬化型接着方法、感圧(粘着)型接着方法、エネルギー線硬化型接着方法、水和型接着方法、吸湿・再湿型接着方法などが挙げられる。溶着方法としては、例えば熱溶着、超音波溶着、レーザ溶着などが挙げられる。次に、図25Eに示すように、例えば、包装部材22のうち、光学素子積層体21の角部21aに対応する部分を切除などして開口部22bを形成する。
次に、図26Aに示すように、例えば、光学素子積層体21を包装部材22の一方に寄せて、光学素子積層体21の角部21aを包装部材22の開口部22bから露出させる。次に、図26Bに示すように、包装部材22に対して熱処理または赤外線照射することにより、包装部材22をシュリンクさせながら、開口部22bから包装部材22内の空気を排気させる。次に、図26Cに示すように、必要に応じて、包装部材22に包まれた光学素子積層体21の一主面または両主面を加圧ローラ51により加圧するとともに、加圧ローラ51を回転させながら光学素子積層体21の一主面上または両主面上を移動させる。これにより、包装部材22内の余分なエアが開口部22bから排出され、包装部材22と光学素子積層体21とが密着される。なお、光学素子積層体21の両主面を加圧ローラ51により加圧する場合には、包装部材22に包まれた光学素子積層体を2つの加圧ローラ51により挟みながら、光学素子積層体の両主面を同時に加圧するようにしてもよい。
以上により、目的とする光学包装体12が得られる。
(5)第5の実施形態
この第5の実施形態は、光学包装体12が袋状の包装部材22を備える点で、第1実施形態のものとは異なっている。
包装部材22は、導光板23のほぼ全体を覆っている。具体的には例えば、包装部材22が、導光板23の第1の主面S1、第2の主面S2、および全ての端面S3を包んでいる。包装部材22は、その周縁部に開口部を有し、この開口部から導光板23の周縁部が露出する。より具体的には、矩形状の導光板23の角部または辺部に対応する位置にそれぞれ開口部を有し、これらの開口部から導光板23の角部または辺部がそれぞれ露出する。
図27および図28は、この発明の第5の実施形態による光学包装体の一構成例を示す。図27および図28に示すように、この光学包装体12は、導光板23と、この導光板23を包む、フィルム状またはシート状の包装部材22とを備える。包装部材22は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有するとともに、フィラーとを含んでいる。包装部材22は、液晶パネル2と対向する第1の領域R1に拡散機能を備え、それとは反対側の第2の領域R2に光制御機能を備える。光制御機能は、光制御フィルムなどの光制御素子の機能を有し、拡散層は、拡散シートなどの光拡散素子の機能を有する。
この第5の実施形態において、上記以外のことは、第1の実施形態と同様である。
(6)第6の実施形態
図29は、この発明の第6の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。図29に示すように、この液晶表示装置は、包装部材22が複数の光源11を包んでいる点において、第1の実施形態のものとは異なっている。光源11と包装部材22とは密着していることが好ましい。また、輝度向上の観点から、図29に示すように、光源11を導光板23の両端に設けることが好ましい。また、包装部材22の第3の領域R3に、反射機能を付与することが好ましい。このような構成にすることで、リフレクタを省略し、液晶表示装置の構成を簡略化することができる。また、輝度を向上するために、矩形状を有する導光板23の全ての端面S3に対向して光源11を配置し、4方光から光源11の光を導光板23に入射させるようにしてもよい。このような光源配置とする場合、全て光源11を袋状などの包装部材22により包む、もしくは、全ての光源11のうち一部を包装部材22により包み、残りを包装部材22の外側に配置する構成としてもよい。
この第6の実施形態では、光源11が光学包装体12内に内包されているので、光源11からの光の入射ロスを低減することができる。また、包装部材22が光源11から出射された光を反射するので、光源11から出射された光が外部に漏れるのを抑制できる。
(7)第7の実施形態
この第7の実施形態(図30参照)は、光源11からの光が入射される導光板23の端面S3またはその近傍に1または複数の遮光部22cが設けられている点において、第1の実施形態のものとは異なっている。
遮光部22cは、光学包装体12に対して反射フィルムまたは反射シートを、光学包装体12の端面またはその近傍に接合することによって形成することが可能であるが、包装部材22の一部が延在されたものであることが好ましい。遮光部22cを光学包装体12に設けた場合にも、光学包装体12の製造工程を簡略化することができるからである。遮光部22cを包装部材22の一部が延在されたものとする場合、遮光部22cは、接合部22a自体が延在されたもの、または接合部22aにて接合された一方の包装部材22が延在されたものであることが好ましい。遮光部22cとしては、例えば、シート状またはフィルム状の基材の表面に、Agなどの金属材料をスパッタリングなどにより薄膜成形したもの、酸化チタンなどの白色顔料を基材に添加したもの、基材内に扁平ボイド(空洞)を形成したものを用いることができる。この基材としては、高分子材料、ガラス、金属などを用いることができるが、高分子材料を用いることが好ましい。
図30は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第1の構成例を示す。図30に示すように、この液晶表示装置は、光学包装体12の角部またはその近傍に遮光部22cが設けられている。この遮光部22cが光源11の上方を覆うように配置されている。
図31は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第2の構成例を示す。図31に示すように、この液晶表示装置は、導光板23の第1の主面S1の周縁部のうち、光源11が設けられた側の縁部のみを覆うように、遮光部22cが配置されている点において、第1の構成例のものとは異なっている。
図32は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第3の構成例を示す。図32に示すように、この液晶表示装置は、2つの遮光部22cを備える点において、第1の構成例のものとは異なっている。2つの遮光部22cのうち一方は第1の構成例と同様に配置され、他方は第2の構成例と同様に配置される。図31〜図32に示した例では、光学包装体12の一端に光源11を配置し、この光源11からの光が入射する1つの端面に遮光部22cを設けているが、遮光部22cを設ける位置はこれに限定されるものではない。例えば、光源11の配置方向に応じて遮光部22cを設けることが可能である。より具体的には、光源11からの光が導光板23の2つの端面に入射する場合には、この2つの端面に遮光部22cを設けることができる。
この第7の実施形態では、光源11からの光が入射される導光板23の端面S3またはその近傍に1または複数の遮光部22cが設けられているので、光源11から液晶パネル2への光漏れを抑制することができる。
(8)第8の実施形態
図33は、この発明の第8の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。図33に示すように、この液晶表示装置は、1または複数の光源11を導光板23に組み込み一体化し、包装部材22により包んでいる点において、第1の実施形態のものとは異なっている。導光板23は、例えば、その両端に凹部を有し、この凹部に対して1または複数の光源11が嵌め合わされる。
この第8の実施形態では、1または複数の光源11を光学包装体12に内包することができる。また、1または複数の光源11を導光板23に組み込んでいるので、包装部材22と光源11との密着性も向上できる。また、光源11が光学包装体12内に内包されているので、光源11からの光の入射ロスを低減することができる。また、包装部材22が光源11から出射された光を反射するので、光源11から出射された光が外部に漏れるのを抑制できる。また、光源11の上方を導光板23により覆った場合には、光源11から液晶パネル2への光漏れを抑制することができる。
(9)第9の実施形態
図34は、この発明の第8の実施形態による光学包装体の一構成例を示す。図34に示すように、この光学包装体12は、導光板23の強度を補強するためのフレーム25を包装部材22により包んでいる点において、第1の実施形態のものとは異なっている。
フレーム25は、導光板23の周囲を囲むように設けられている。フレーム25の形状としては、例えば、箱状、一端部が開放された箱状、枠状が挙げられるが、導光板23の強度を補強できるような形状であればよく、これらの形状に特に限定されるものではない。また、フレーム25内に1または複数の光源11を配置するようにしてもよい。この場合、光源11と導光板23とを一体化することが好ましい。このようにフレーム25内に光源11を配置する場合には、フレームの枠部(側面)に反射性を付与することが好ましい。リフレクタを省略することができるからである。また、フレーム25と包装部材22とは密着していることが好ましい。
この第9の実施形態では、導光板23の強度を補強するためのフレーム25を包装部材22により包んでいるので、導光板23をより薄型化することができる。また、フレーム25内に光源11を設けた場合には、光源配置のスペースを縮小化することができるので、バックライト1をより小型化することができる。
(10)第10の実施形態
図35は、この発明の第10の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。図35に示すように、この液晶表示装置は、包装部材22と導光板23との間に反射シート24dをさらに備える点において、第1の実施形態とは異なっている。
反射シート24dは、L字状に折り曲げられ、導光板23の第2の主面S2と、光源か11らの光が入射される端面S3とは反対側の端面S3とを覆うように設けられていることが好ましい。また、輝度向上の観点から、反射シート24dが、導光板23の第2の主面S2と、光源か11らの光が入射される端面S3以外のすべての端面S3を覆うようにすることが最も好ましい。
この第10の実施形態では、包装部材22と導光板23との間に反射シート24dをさらに備えているので、液晶表示装置の輝度をさらに向上することができる。また、反射シート24dを導光板23および包装部材22と密着することができるので、光源ムラを抑制することができる。また、反射シート24dを導光板23により支持することができるので、反射シート24dを薄型化することができる。また、反射シート24dを立体的に配置した場合には、導光板端部の角からの光漏れを抑制することができる。
(11)第11の実施形態
図36は、この発明の第11の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す。図36に示すように、この液晶表示装置は、複数の光学包装体12を備える点において、第1の実施形態とは異なっている。
この第11の実施形態では、複数の光学包装体12を備えているので、液晶表示装置の輝度を向上することができる。また、光学包装体12を複数備えることで、包装部材22により包む導光板23および光学素子24などの大きさも小型化することがでる。したがって、これらの光学部材を包装部材22により容易に包むことができる。すなわち、液晶表示装置の大画面化に伴って導光板23を更に大型化する場合にも、容易に対応することができる。また、導光板23をより薄型化した場合にも、適度な強度のある光学包装体12を作製することができる。したがって、バックライト1および液晶表示装置をより薄型化することができる。
(12)第12の実施形態
この第12の実施形態は、包装部材22と、この包装部材22により包まれる導光板23とを接合する点において、第1の実施形態とは異なっている。
包装部材22と導光板23とは、導光板23の第1の主面S1、第2の主面S2、および端面S3のうちの少なくとも1つの面において接合されている。接合の方法としては、例えば、接着剤や溶着による接着などが挙げられる。接着剤による接着方法としては、例えばホットメルト型接着方法、熱硬化型接着方法、感圧(粘着)型接着方法、エネルギー線硬化型接着方法、水和型接着方法または吸湿・再湿型接着方法などが挙げられる。溶着による接着方法としては、例えば熱溶着、超音波溶着またはレーザ溶着などが挙げられる。
光学包装体12内に1または2以上の光学素子24をさらに内包する場合には、導光板23および光学素子24の少なくとも一方を包装部材22に接合することが好ましく、これらの両方を包装部材22と接合することがより好ましい。
図37は、この発明の第12の実施形態による光学包装体の第2の構成例を示す。この第1の構成例では、接合部26が、導光板23の端面S3と包装部材22との間に設けられている。この接合部26は、包装部材22の内側の面と、支持体である導光板23の端面S3の一部または全部とが接合されて形成されている。この接合部26によって包装部材22と導光板23とが一体化されている。
図38は、この発明の第12の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す。この第2の構成例では、接合部26が、導光板23の第1の主面S1または第2の主面S2と、包装部材22との間に設けられている。この接合部26は、包装部材22の内側の面と、支持体である導光板23の第1の主面S1もしくは第2の主面S2の一部または全部とが接合されて形成されている。この接合部26によって包装部材22と導光板23とが一体化されている。
この第12の実施形態では、包装部材22と導光板23または光学素子24とのずれを抑制することができる。
以上、この発明の実施形態および実施例について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態および実施例に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態および実施例において挙げた数値、形状、材料および構成などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値、形状、材料および構成などを用いてもよい。
また、上述の実施形態および実施例の各構成は、この発明の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
図1は、従来の液晶表示装置の構成を示す概略図である。 図2は、この発明の第1の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図3Aは、この発明の第1の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す斜視図、図3Bは、この発明の第1の実施形態による包装部材の第1の構成例を概略断面図である。 図4は、包装部材の接合部の第1の例を示す概略断面図である。 図5は、包装部材の接合部の第2の例を示す概略断面図である。 図6は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第1の構成例を示す概略断面図である。 図7は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第2の構成例を示す概略断面図である。 図8は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第3の構成例を示す概略断面図である。 図9は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第4の構成例を示す概略断面図である。 図10は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第5の構成例を示す概略断面図である。 図11は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第6の構成例を示す概略断面図である。 図12は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第7の構成例を示す概略断面図である。 図13は、この発明の第1の実施形態による包装部材の第8の構成例を示す概略断面図である。 図14A〜図14Dは、この発明の第1の実施形態による光学包装体の製造方法の一例について説明するための工程図である。 図15Aは、この発明の第2の実施形態による光学包装体の一構成例を示す斜視図、図15Bは、この発明の第2の実施形態による包装部材の一構成例を概略断面図である。 図16A〜図16dは、この発明の第2の実施形態による光学包装体の構成例を示す概略断面図である。 図17A〜図17Eは、この発明の第2の実施形態による光学包装体の製造方法の一例について説明するための工程図である。 図18は、この発明の第3の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図19は、この発明の第3の実施形態による光学包装体の一構成例を示す斜視図である。 図20は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す斜視図である。 図21Aは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す平面図、図21Bは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す概略断面図である。 図22は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第2の構成例を示す斜視図である。 図23は、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第3の構成例を示す斜視図である。 図24Aは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す平面図、図24Bは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す斜視図である。 図25A〜図25Dは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の製造方法の一例について説明するための工程図である。 図26A〜図26Cは、この発明の第4の実施形態による光学包装体の製造方法の一例について説明するための工程図である。 図27は、この発明の第5の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す斜視図である。 図28Aは、この発明の第5の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す平面図、図28Bは、この発明の第5の実施形態による光学包装体の第4の構成例を示す概略断面図である。 図29は、この発明の第6の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図30は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第1の構成例を示す概略図である。 図31は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第2の構成例を示す概略図である。 図32は、この発明の第7の実施形態による液晶表示装置の第3の構成例を示す概略図である。 図33は、この発明の第8の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図34は、この発明の第9の実施形態による光学包装体の一構成例を示す概略図である。 図35は、この発明の第10の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図36は、この発明の第11の実施形態による液晶表示装置の一構成例を示す概略図である。 図37は、この発明の第12の実施形態による光学包装体の第1の構成例を示す概略図である。 図38は、この発明の第12の実施形態による光学包装体の第2の構成例を示す概略図である。
符号の説明
1 バックライト
2 液晶パネル
11 光源
12 光学包装体
13 筐体
14 リフレクタ
21 光学素子積層体
21a 角部
21b 辺部
22 包装部材
22a 接合部
22b 開口部
22c 遮光部
221 第1の包装部材
222 第2の包装部材
22a 接合部
22b 開口部
22c 遮光部
23 導光板
24 光学素子
24a 拡散シート
24b プリズムシート
24c 光制御フィルム
24d 反射シート
25 フレーム
26 接合部
31 基材層
32 フィラー
33 凹凸形状
34 拡散層
35 バインダ
36 フィラー
37 拡散層
38 バインダ
39 フィラー
40 ボイド
41 レンズ形状
42 レンズ層
51 ローラ
61 非収縮性部材
62 収縮性部材
101 照明装置
102 拡散板
103 光学素子
104 液晶パネル

Claims (25)

  1. 導光板と、
    上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
    上記包装部材は、上記導光板と密着する光学包装体。
  2. 上記導光板は、
    液晶パネルと対向する第1の主面と、
    上記第1の主面とは反対側の第2の主面と、
    上記第1の主面および上記第2の主面の間に位置する端面と
    を有し、
    上記包装部材は、
    上記第1の主面を覆う第1の領域と、
    上記第2の主面を覆う第2の領域と、
    上記端面を覆う第3の領域と
    を有し、
    上記第1の領域、上記第2の領域、および上記第3の領域の少なくとも1つの領域に光学機能を有する請求項1記載の光学包装体。
  3. 上記包装部材のうち上記端面を覆う部分の少なくとも一部が、その他の部分に比して収縮している請求項2記載の光学包装体。
  4. 上記包装部材のうち上記端面を覆う部分の少なくとも一部が、その他の部分に比べて熱収縮性または伸縮性が大きい請求項2記載の光学包装体。
  5. 上記包装部材のうち上記端面を覆う部分の少なくとも一部が、熱収縮性または赤外線収縮性を有する請求項2記載の光学包装体。
  6. 上記包装部材が、上記第1の主面、および第2の主面を覆う第1の包装部材と、上記端面の少なくとも一部を覆う第2の包装部材とからなり、
    上記第2の包装部材が、上記第1の包装部材に比して収縮性または伸縮性が大きい請求項1記載の光学包装体。
  7. 上記包装部材と上記導光板との間に、シート状またはフィルム状を有する1または複数の光学素子をさらに備える請求項1記載の光学包装体。
  8. 上記光学機能は、光拡散機能、光集光機能、反射型偏光機能、偏光子機能および光分割機能の少なくとも1種である請求項1記載の光学包装体。
  9. 上記包装部材は、上記導光板と対向する内側面と、該内側面とは反対側の外側面とを有し、
    上記内側面および上記外側面の少なくとも一方の面に光学機能層を備える請求項1記載の光学包装体。
  10. 上記包装部材は、フィラーおよびボイドの少なくとも一方を含んでいる請求項1記載の光学包装体。
  11. 上記包装部材は、両端が開放された筒状を有し、
    上記包装部材は、上記導光板の面のうち、第1の主面、第2の主面、および対向する一対の端面を包む請求項1記載の光学包装体。
  12. 上記包装部材が、袋状を有し、
    上記導光板の全ての面を包む請求項1記載の光学包装体。
  13. 上記包装部材は、該包装部材の周縁部に開口部を有する請求項12記載の光学包装体。
  14. 上記導光板は、角部または辺部を有し、
    上記開口部は、少なくとも上記導光板の角部または辺部に設けられている請求項13記載の光学包装体。
  15. 光源からの光が入射される端面を有し、
    上記端面または上記端面の近傍に遮光部が設けられている請求項1記載の光学包装体。
  16. 上記包装部材が、上記導光板の端面、またはその近傍に接合部を有し、
    上記遮光部は、上記接合部自体が延在されたもの、または該接合された一方の包装部材が延在されたものである請求項15記載の光学包装体。
  17. フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
    導光板と、
    上記1または2以上の光学素子および上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
    上記1または2以上の光学素子と上記導光板とが積層体をなし、該積層体と上記包装部材とが密着する光学包装体。
  18. シート状またはフィルム状を有する包装部材により、導光板を包む工程と、
    上記包装部材の少なくとも一部を収縮させることにより、上記包装部材と上記導光板とを密着させる工程と
    を備え、
    上記包装部材が、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する光学包装体の製造方法。
  19. 上記包装部材のうち、上記導光板の端面に対応する部分を収縮させる請求項18記載の光学包装体の製造方法。
  20. フィルム状またはシート状を有する包装部材により、フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、該光学素子を支持する導光板とを包む工程と、
    上記包装部材の少なくとも一部を収縮させることにより、上記包装部材、上記光学素子および上記導光板を密着させる工程と
    を備え、
    上記包装部材が、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有する光学包装体の製造方法。
  21. 光学素子包装体と、
    上記光学素子包装体の一端または両端に設けられた1または複数の光源と
    を備え、
    上記光学包装体は、
    導光板と、
    上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
    上記包装部材は、上記導光板と密着するバックライト。
  22. 上記光源が、上記包装部材内に収容されている請求項21記載のバックライト。
  23. 光学素子包装体と、
    上記光学素子包装体の一端または両端に設けられた1または複数の光源と
    を備え、
    上記光学包装体は、
    フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
    導光板と、
    上記1または2以上の光学素子および上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
    上記1または2以上の光学素子と上記導光板とが積層体をなし、該積層体と上記包装部材とが密着するバックライト。
  24. バックライトと、
    上記バックライトから出射された光に基づき、画像を表示する液晶パネルと
    を備え、
    上記バックライトは、
    光学素子包装体と、
    1または複数の光源と
    を備え、
    上記光学包装体は、
    導光板と、
    上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、かつ、光学機能を有し、
    上記包装部材は、上記導光板と密着する液晶表示装置。
  25. バックライトと、
    上記バックライトから出射された光に基づき、画像を表示する液晶パネルと
    を備え、
    上記バックライトは、
    光学素子包装体と、
    1または複数の光源と
    を備え、
    上記光学包装体は、
    フィルム状またはシート状を有する1または2以上の光学素子と、
    導光板と、
    上記1または2以上の光学素子および上記導光板を包む、フィルム状またはシート状を有する包装部材と
    を備え、
    上記包装部材は、少なくとも一部に収縮性または伸縮性を有し、
    上記1または2以上の光学素子と上記導光板とが積層体をなし、該積層体と上記包装部材とが密着する液晶表示装置。
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