JP2010039702A - バリュー管理サーバ、プログラム、バリュー管理システム及びバリュー管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子マネー等のバリューギフトを利用者間で自由に送ること。
【解決手段】通信ネットワーク400を介して接続される複数のユーザ端末200に対応し、各ユーザ端末200に対応するバリューを保持する個人アカウント114と、個人アカウント114に対応付けられ、各ユーザ端末200からの指示に応じて個人アカウント114の間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する電子ギフトカードアカウント120と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バリュー管理サーバ、プログラム、バリュー管理システム及びバリュー管理方法に関する。
従来、電子マネーによるギフトを二者間で送受信するシステムが知られている。例えば、
オンラインショッピングで知られているアマゾン・ギフト(Amazon Gift)カードなどでは、特定オンライン加盟店で専用に使用される電子マネーを送受信するシステムが構築されている。このシステムでは、プレゼンの送付元とプレゼントの送付先との二者間でのみ電子マネーギフトの送受信が可能とされている。
特開2003−178245号公報
しかしながら、従来のシステムでは、単に2者間でのみの電子マネー等のバリューが送受信されるのみであり、バリューを受け取ったユーザは、バリューを使い切るしか選択の余地がない。このため、電子マネー等のギフトの利用が制限されてしまい、普及の阻害要因が生じるという問題がある。
特に、特定のオンライン加盟店でのみ使用可能な専用電子マネーは、特定の加盟店でのみの利用が課せられている。このため、利用者が電子マネーをプレゼントされたとしても、特定の加盟店で購入したいものがない場合は、電子マネーカードが使われずに放置されてしまう。
更に、従来の電子マネーでは利用履歴を保持できないため、電子ギフトカードの利用状況に基づくCRM(Customer Relationship Management;顧客管理)データなどの構築が困難であるという問題がある。また、仮にマーケティングデータを構築できたとしても、電子ギフトカードの利用頻度が少ないため、その信頼性は低いという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、電子マネー等のバリューギフトを利用者間で自由に送ることが可能な、新規かつ改良されたバリュー管理サーバ、プログラム、バリュー管理システム及びバリュー管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する固定アカウントと、前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントと、を備える、バリュー管理サーバが提供される。
また、前記移動アカウントは、少なくとも前記移動アカウントの転送履歴及び前記特定のサービスで使用可能なバリューの利用履歴を含む情報を保持するものであってもよい。
また、前記移動アカウントのバリューで決済をする際に、決済に必要なバリューが当該移動アカウントのバリュー残高を超えている場合は、当該移動アカウントと同一の前記固定アカウントに対応付けられた他の移動アカウントのバリューを利用するものであってもよい。
また、前記移動アカウントのバリューで決済をする際に、決済に必要なバリューが当該移動アカウントのバリュー残高を超えている場合は、当該移動アカウントに対応付けられている前記固定アカウントのバリューを利用するものであってもよい。
また、前記移動アカウントが保持する情報と、各ユーザ端末に対応するユーザの個人情報とに基づいてマーケティング情報を生成するものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する第1の手段、前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する第2の手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数のユーザ端末と、通信ネットワークを介して接続される前記複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する固定アカウントと、前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントと、を有するバリュー管理サーバと、を備える、バリュー管理システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応するバリューを保持する固定アカウントに対し、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントを対応付けるステップと、前記移動アカウントを複数の前記固定アカウント間で転送するステップと、を備える、バリュー管理方法が提供される。
本発明によれば、電子マネー等のバリューギフトを利用者間で自由に送ることが可能な、バリュー管理サーバ、プログラム、バリュー管理システム及びバリュー管理方法を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[システムの構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子マネーシステム(バリュー管理システム)800の構成を示す模式図である。電子マネーシステム800は、管理サーバ100、ユーザ端末200、及びメールサーバ300を有して構成される。管理サーバ100とユーザ端末200とは、インターネット回線又は専用回線等の通信通信ネットワーク400を介して接続される。なお、通信ネットワーク400はこれらに限定されるものではない。
ユーザ端末200は、通信ネットワーク400に接続される装置であり、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、KIOSK端末、テレビ受像機(TV)、AUDIO機器等の装置である。ユーザ端末200は、通信ネットワーク400を介して管理サーバ100の個人領域110にログインして、電子ギフトカードの使用等の設定、利用状況等の確認等ができるものであれば良く、特にその構成が限定されるものではない。
管理サーバ100は、電子マネーサービスを提供する事業者がユーザ情報、電子ギフトカード情報などを管理するサーバである。図1では、システム構成の他、管理サーバ100の機能ブロックを示している。管理サーバ100には、各ユーザ端末200に対応する個人領域110が設定される。図1では、N個の個人領域110が設定されており、電子マネーサービス事業者が複数のユーザを管理していることを示している。個人領域110は、原則として、事業者によって審査されたユーザ1人に対して1つ与えられるが、ユーザ1人に対して複数の個人領域110を与えても構わない。各個人領域110には、マイページ112、及び個人アカウント114が設けられている。また、各個人領域110は、固有のIDを有している。
マイページ112は、Webページ等のユーザ個人毎にログインできるものである。マイページ112は、一般的なPCでブラウズできるWebページのみならず、携帯電話からアクセスするページであっても良い。また、マイページ112は、TVやAUDIOデバイスからブラウズできるページであっても構わない。ユーザは、マイページ112にログインすることにより、個人アカウント114のバリュー残高等を参照することができる。また、ユーザは、マイページ112上で、電子ギフトカードの購入、電子ギフトカードの転送、電子ギフトカードを利用した商品等の購入、個人アカウントに保有する電子マネーのバリューを利用した商品の購入、などを行うことができる。
マイページ112上から電子ギフトカードを転送する際には、転送先を特定するとともに、送る電子ギフトカードを特定する。ここで、転送先は、転送先のユーザの固有ID、またはEメール(電子メール)アドレスによって特定する。また、電子ギフトカードは、電子ギフトカードの名称、固有のID等によって特定する。
個人アカウント(固定アカウント)114は、各ユーザが個人的に保有するバリュー(金銭、ポイントなど)を管理するアカウント(口座)である。個人アカウント114は、管理サーバ100を管理する電子マネー事業者等によって各ユーザに割り当てられる。
電子ギフトカードアカウント(移動アカウント)120は、ユーザが購入した電子ギフトカードのアカウントであり、電子ギフトカードの購入時に作成される。本実施形態において、1つの電子ギフトカードは1ユーザにのみ紐付くものである。ユーザが電子ギフトカードを購入すると、電子ギフトカードに対応する電子ギフトカードアカウントが作成され、購入したユーザの個人領域110には、作成された電子ギフトカードアカウント120が紐付けられる。紐付けは、個人領域110(または個人アカウント114)の固有IDと電子ギフトカードアカウント120のIDを対応付けすることによって行われる。紐付けにより、電子ギフトカードアカウント120は、個人領域110の個人アカウント114に接続される。
電子ギフトカードは、購入したユーザが利用することができる。また、電子ギフトカードを購入したユーザは、電子ギフトカードアカウント120の紐付けを解除して、他のユーザに電子ギフトカードを転送することができる。電子ギフトカードが転送されると、電子ギフトカードアカウント120は、転送元のユーザの個人領域110を離れ、転送先のユーザの個人領域110に接続される。なお、電子マネー事業者のユーザでなくても、Eメールアドレスなどの転送先を一意に特定できる情報があれば、電子ギフトカードを転送することができる。
電子ギフトカードは、特定のサービス(例えば特定ブランドの店舗での商品購入、特定ブランドのサービスの利用)等のみで使用できるものであり、その店舗の事業者、サービスの提供者等が発行する。電子ギフトカードを保有しているユーザが電子ギフトカードのバリューを使うと、電子ギフトカードアカウント120のバリュー残高から使ったバリューが差し引かれる。なお、本実施形態では、電子ギフトカードはバリューの補充ができないものとしているが、バリュー補充可能(リローダブル)であっても良い。
メールサーバ300は、ユーザ間でEメールを送受信する際に用いられる。電子ギフトカードは、Eメールに添付することで、ユーザ間で転送されることができる。ユーザは、電子ギフトカードを送付する際にメッセージ、ファイルなどを添付することができる。
[電子ギフトカードアカウントが保有する情報]
図2は、電子ギフトカードアカウント120の管理対象を示す模式図である。図2に示すように、電子ギフトカードアカウント120は、ギフトカード種別、ギフトカードID、所有者ID、送付元ID、送付先ID、残高、購入者会員ID、購入額、購入日時、送付回数等の情報を管理する。
ギフトカード種別は、電子ギフトカードの種別を表す情報であり、利用できるバリュー(金額、ポイント等)の種別、利用できる店舗、サービス等を示す情報である。ギフトカードIDは、ギフトカードに固有のIDである。電子ギフトカードを利用できる店舗、サービス等の情報は、ギフトカードIDに含めることができる。所有者IDは、現時点で電子ギフトカードを所有しているユーザのIDである。送付元IDは、電子ギフトカードを送付した送付元のユーザのIDであり、送付先IDは、これから電子ギフトカードを送付するユーザのIDである。また、残高は、現時点での電子ギフトカードのバリュー残高であり、購入者会員IDは、最初に電子ギフトカードを購入したユーザのIDである。また、購入日時は電子ギフトカードが最初に購入された日時であり、送付回数は電子ギフトカードが転送された回数である。
また、電子ギフトカードアカウント120は、これらの情報に基づいて作成される送付履歴122、利用履歴124を管理する。送付履歴122は、電子ギフトカードが送付された履歴を表す情報である。送付履歴122には、送付元ID、送付先ID、送付日時などの送付に関する全ての情報が記載される。送付履歴122は電子ギフトカードが送付された際には必ず記録される。送付履歴122を通信ネットワーク400経由でユーザ端末100に送信し、ユーザ端末200の表示画面に表示するようにしても良い。
利用履歴124は、商品の購入、サービスの利用などの電子ギフトカードの利用履歴を表す情報である。利用履歴124には、処理額(支払額、決済額)、処理前及び処理後のバリュー残高、利用者の個人情報などの利用に関する全ての情報が記載される。利用履歴124は、電子ギフトカードの利用時には必ず記録される。利用履歴124についても、通信ネットワーク400経由でユーザ端末200に送信し、ユーザ端末200の表示画面に表示するようにしても良い。
電子ギフトカードアカウント120が保持するこれらの情報は、電子ギフトカードアカウント120が転送、または利用された際に、更新される。より具体的には、メールサーバ400によって電子ギフトカードが添付されたメールが送信されると、管理サーバ100は電子ギフトカードに対応する電子ギフトカードアカウント120のIDに基づいてメール送信に関する情報を取得する。そして、管理サーバ100は、この情報に基づいて電子ギフトカードアカウント120の所有者ID、送付元ID、送付先ID、送付履歴122などの情報を更新する。また、電子ギフトカードが利用され、商品等が購入されると、利用履歴124が更新される。
また、本実施形態のシステムにおいて、メールサーバ400を利用することなく、管理サーバ100内で電子ギフトカードアカウント120を転送することも可能である。この場合、管理サーバ100自身が、例えばマイページ112の利用状況等から電子ギフトカードアカウント120の転送を認識し、電子ギフトカードアカウント120の情報を更新する。
[管理サーバの機能ブロック構成]
図3は、管理サーバ100の機能ブロック構成を詳細に示す模式図である。図3に示すように、管理サーバ100は、入力部132、マイページ処理部134、個人アカウント管理部136、電子ギフトカードアカウント管理部138、CRMデータ出力部140を備える。なお、図1及び図3に示す管理サーバ100の機能ブロックは、ハードウェア(回路)、又は演算処理部(CPU)とこれを機能させるソフトウエア(プログラム)によって構成することができる。これらの機能ブロックを演算処理部とソフトウエアによって構成した場合、そのプログラムは、管理サーバ100が備えるメモリ等の記録媒体に格納されることができる。
入力部132には、ユーザ端末200の操作情報が通信ネットワーク400を経由して入力される。マイページ処理部134は、入力部132に入力された操作情報に基づいて、マイページ112上での処理を行い、処理結果を個人アカウント管理部136、及び電子ギフトカードアカウント管理部138に送る。個人アカウント管理部136は、個人アカウント114を管理するブロックであり、各ユーザの個人アカウント114に保持されたバリュー残高による商品の購入、バリュー補充、バリュー残高照会等を管理する。電子ギフトカードアカウント管理部138は、電子ギフトカードアカウント120を管理するブロックであり、電子ギフトカードアカウント120に保持されたバリュー残高による商品の購入、バリュー残高照会、電子ギフトカードの転送、電子ギフトカードアカウント120に保持される送付履歴122、利用履歴124を含む各種データを管理する。CRMデータ生成部140は、電子ギフトカードアカウント120が保有する情報と、ユーザ登録時に登録されたユーザの個人情報に基づいて、マーケティングデータとしてのCRMデータを生成する。
[管理サーバによる処理について]
次に、図4のフローチャートに基づいて、電子ギフトカードの利用と転送の処理について説明する。ここでは、電子ギフトカードがユーザ(A)からユーザ(B)を経由してユーザ(C)に転送されるものとする。先ず、ステップS10では、ユーザ(A)が自身のユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由して、マイページ112にログインする。
次に、ステップS12では、ユーザ(A)はユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由し、マイページ112上で各種の電子ギフトカードを検索して、電子ギフトカードを購入する。購入の際の支払い方法としては、電子マネー事業者のマネー、クレジットカード、銀行口座等を使用する方法があるが、特に限定されるものではない。
次に、ステップS14では、ユーザ(A)は、電子ギフトカードを転送するため、ユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由してマイページ112にログインする。そして、マイページ112上で転送先のユーザ(B)へ送るメッセージなどを作成し、電子ギフトカードをメールに添付して送る。電子ギフトカードはメールサーバ300を経由してユーザ(B)へ送付される。なお、電子ギフトカードを転送する際には、ユーザ(A)の個人アカウント114に対する電子ギフトカードアカウント120の対応付けが解除される。
次に、ステップS16では、ユーザ(B)は、ユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由してマイページ112にログインし、マイページ112上でユーザ(A)からのメールを受信し、電子ギフトカードを受け取る。これにより、ユーザ(B)の個人アカウント114に対して電子ギフトカードアカウント120が紐付けられる。また、電子ギフトカードアカウント120の送付履歴122の情報等が更新される。なお、電子ギフトカードの受け取り方法は特に限定されるものではない。
次に、ステップS18では、ユーザ(B)は、電子ギフトカードに対応する加盟店サイト、またはマイページ112上で、受信した電子ギフトカードが使用できる商品を選択し、商品を購入する。商品の購入により、商品の代金に相当するバリューが電子ギフトカードアカウント120のバリュー残高から差し引かれる。また、電子ギフトカードアカウント120の利用履歴124の情報等が更新される。
次に、ステップS20では、ユーザ(B)がユーザ(C)へ電子ギフトカードを送付する。ユーザ(B)は、ユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由してマイページ112にログインし、マイページ112上でメッセージ等などを作成し、メールサーバ400を経由してユーザ(C)へ電子ギフトカードを送付する。
次のステップS22では、ユーザ(C)は、ユーザ端末200から通信ネットワーク400を経由してマイページ112にログインし、マイページ112上でメールを受信して電子ギフトカードを受け取る。これにより、ユーザ(C)の個人アカウント114に対して電子ギフトカードアカウント120が対応付けられる。また、電子ギフトカードアカウント120の送付履歴122の情報等が更新される。
次のステップS24では、ユーザ(C)は、電子ギフトカードに対応する加盟店サイト、またはマイページ112上で、受信した電子ギフトカードが使用できる商品を選択し、商品を購入する。商品の購入により、商品の代金に相当するバリューが電子ギフトカードアカウント120のバリュー残高から差し引かれる。また、電子ギフトカードアカウント120の利用履歴124の情報等が更新される。
図4の処理によれば、電子ギフトカードは各ユーザ間で転送され、これに伴い、電子ギフトカードアカウント120が電子ギフトカードを保有するユーザの個人領域114に紐付けられる。また、電子ギフトカードを保有しているユーザが電子ギフトカードを利用して商品を購入する毎に、商品の代金が電子ギフトカードアカウント120のバリュー残高から差し引かれる。また、電子ギフトカードが転送される度、または利用される度に、電子ギフトカードアカウント120の情報、送付履歴122、利用履歴124の情報が更新される。このように、本実施形態のシステムでは、各ユーザの個人アカウント112の情報と独立して、電子ギフトカードアカウント120の情報を更新し、管理することができる。
図5は、電子ギフトカードを保有しているユーザが電子ギフトカードで決済(支払い)をする際の処理をより詳細に示すフローチャートである。先ず、ステップS30では、ユーザが加盟店サイトまたはマイページ112上で特定の商品を選択し、電子ギフトカードで商品を購入する。
次のステップS32では、ユーザが保有する1の電子ギフトカードで支払いが可能か否かを判定する。すなわち、ここでは支払い金額が1の電子ギフトカードのバリュー残高以下であるか否かを判定する。この判定は、電子ギフトカードアカウント管理部138によって行われる。1の電子ギフトカードで支払いが可能な場合は、ステップS34へ進み、1の電子ギフトカードで支払いを行う。
一方、次のステップS32において1の電子ギフトカードで支払いができない場合、すなわち、支払い金額が電子ギフトカードのバリュー残高を超えている場合は、ステップS36へ進む。ステップS36では、ユーザが支払いに利用可能な同種の電子ギフトカードを保有しているか否かを判定する。この判定は、電子ギフトカードアカウント管理部138によって行われる。例えば、ステップS30においてユーザがブランドAの商品購入に使用できるカードを利用しようとしており、ステップS32で1のカードで支払いができないと判定された場合は、ブランドAの商品購入に使用可能なカードを他に保有しているかが判定される。
ステップS36で同種の電子ギフトカードを保有している場合は、ステップS38へ進み、電子ギフトカードアカウント管理部138の指令に基づき、不足分を同種の電子ギフトカードで支払う。一方、同種のギフトカードを保有していない場合は、ステップS40へ進み、その旨が個人アカウント管理部136へ通知される。ステップS40では、個人アカウント管理部136の指令に基づき、不足分を個人アカウントのバリュー残高から支払う。
図5の処理によれば、電子ギフトカードのバリューの不足分の他の電子ギフトカードで補填することができる。また、他の電子ギフトカードで補填することができない場合は、個人アカウントのバリュー残高から補填することが可能である。このように、本実施形態のシステムでは、必要に応じて電子ギフトカードアカウント120と個人アカウント112との間で情報をやり取りすることにより、電子ギフトカードアカウント120と個人アカウント112のバリューを最適に利用することが可能である。また、ユーザは、マイページ112上での操作により個人アカウント管理部136及び電子ギフトカードアカウント管理部138を所望に機能させることにより、所望のバリュー分だけ電子ギフトカードアカウント120の残高で決済し、残りを個人アカウント112のバリューで決済するなどの処理を行うことができる。
[マーケティング情報について]
図6は、電子ギフトカードCRM情報を示す模式図である。CRM情報は、電子ギフトカードアカウント120の情報から構成される。ユーザはシステムを利用する際に、ユーザ端末200から年齢、性別、住所、生年月日、Eメールアドレス等の個人情報を管理サーバ100に送信し、個人情報を管理サーバ100に登録している。従って、管理サーバ100側では、電子ギフトカードの送付履歴122、利用履歴124と、個人情報を参照することにより、電子ギフトカードがどのようなユーザに転送されたか、また、そのユーザがどのような商品を購入したかを判別することができる。管理サーバ100のCRMデータ生成部140は、これらの情報を含むCRMデータを作成する。システムを管理する事業者は、CRMデータを、電子ギフトカードを発行している事業者へ送る。これにより、電子ギフトカードを発行している事業者は、マーケティング情報を取得することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、オンライン上でのみ使用できる電子ギフトカードを、実世界にあるギフトカードと同様に第三者へ譲渡することができ、利用頻度を増大することができる。
また、電子ギフトカードアカウント120により、電子ギフトカードの送付履歴122、利用履歴124を保有することにより、電子ギフトカードの購入者、利用者、どのような商品またはサービスを利用したか等の情報を全て把握できる。また、電子ギフトカードの利用頻度が高くなるため、CRMデータなどの詳細なマーケティング情報の取得が可能になる。
また、1枚の電子ギフトカードを転送することで、複数のユーザが電子ギフトカードを利用することとなり、より多くのデータを取得することができる。従って、転送頻度、友達関係、転送間隔、ユーザプロファイルなど、単機能のギフトカードでは得られない購買以外の情報なども取得可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係る電子マネーシステムの構成を示す模式図である。 電子ギフトカードアカウントの管理対象を示す模式図である。 管理サーバの機能ブロック構成を詳細に示す模式図である。 電子ギフトカードの利用と転送の処理を示すフローチャートである。 電子ギフトカードを保有しているユーザが電子ギフトカードで支払いをする際の処理をより詳細に示すフローチャートである。 電子ギフトカードCRM情報を示す模式図である。
符号の説明
100 管理サーバ
132 入力部
114 個人アカウント

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する固定アカウントと;
    前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントと;
    を備える、バリュー管理サーバ。
  2. 前記移動アカウントは、少なくとも前記移動アカウントの転送履歴及び前記特定のサービスで使用可能なバリューの利用履歴を含む情報を保持する、請求項1に記載のバリュー管理サーバ。
  3. 前記移動アカウントのバリューで決済をする際に、決済に必要なバリューが当該移動アカウントのバリュー残高を超えている場合は、当該移動アカウントと同一の前記固定アカウントに対応付けられた他の移動アカウントのバリューを利用する、請求項1に記載のバリュー管理サーバ。
  4. 前記移動アカウントのバリューで決済をする際に、決済に必要なバリューが当該移動アカウントのバリュー残高を超えている場合は、当該移動アカウントに対応付けられている前記固定アカウントのバリューを利用する、請求項1に記載のバリュー管理サーバ。
  5. 前記移動アカウントが保持する情報と、各ユーザ端末に対応するユーザの個人情報とに基づいてマーケティング情報を生成する、請求項2に記載のバリュー管理サーバ。
  6. 通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する第1の手段;
    前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する第2の手段;
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 複数のユーザ端末と;
    通信ネットワークを介して接続される前記複数のユーザ端末に対応し、各ユーザに対応するバリューを保持する固定アカウントと、前記固定アカウントに対応付けられ、各ユーザ端末からの指示に応じて前記固定アカウントの間で転送され、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントと、を有するバリュー管理サーバと;
    を備える、バリュー管理システム。
  8. 通信ネットワークを介して接続される複数のユーザ端末に対応するバリューを保持する固定アカウントに対し、特定のサービスで使用可能なバリューを保持する移動アカウントを対応付けるステップと;
    前記移動アカウントを複数の前記固定アカウント間で転送するステップと;
    を備える、バリュー管理方法。
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