JP2010037122A - 多孔質ガラス母材の製造装置及び多孔質ガラス母材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐ。
【解決手段】 多孔質ガラス母材3を挿入した炉心管1に処理ガスを供給して多孔質ガラス母材3を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造方法であって、加熱処理した多孔質ガラス母材3を炉心管1から取り出した後、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に対し、パージガスを噴出しながら外部へ排気する。低温域LT1,LT2には、パージガスを噴出させるガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2を設ける。ガス吹き付けノズルgn1,gn2は、軸線15を上下方向に配置した炉心管1の低温域LT1,LT2の下側に配置し、排気管ep1,ep2は、低温域LT1,LT2の上側に配置することが望ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 多孔質ガラス母材3を挿入した炉心管1に処理ガスを供給して多孔質ガラス母材3を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造方法であって、加熱処理した多孔質ガラス母材3を炉心管1から取り出した後、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に対し、パージガスを噴出しながら外部へ排気する。低温域LT1,LT2には、パージガスを噴出させるガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2を設ける。ガス吹き付けノズルgn1,gn2は、軸線15を上下方向に配置した炉心管1の低温域LT1,LT2の下側に配置し、排気管ep1,ep2は、低温域LT1,LT2の上側に配置することが望ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、多孔質ガラス母材を挿入した炉心管に処理ガスを供給して多孔質ガラス母材を加熱する多孔質ガラス母材の製造装置及び多孔質ガラス母材の製造方法に関する。
従来より、例えば光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造の際に、クラッドの材質としてフッ素を添加するため、SiO2スート付けをした後にフッ素雰囲気で1200〜1650℃程度の高温に加熱してフッ素添加とともにガラスの焼結を進行させる方法が提案されている(特許文献1参照)。
この方法では処理ガスとしてSiF4 を用い、得られたSiO2 スートをSiF4 を含有する雰囲気中で1200〜1600℃に加熱して、F添加、透明ガラス化処理を行い、コア外周にFを含有するSiO2ガラスからなるクラッドを形成する。このように、スス付け後にF添加と焼結を行なうフッ素添加焼結処理法は本明細書中で「F添加焼結法」と称する。
図5はF添加焼結法に用いられる従来の製造装置の概略構成図である。
製造装置500は、軸線を上下方向に配置した縦型の炉心管501と、炉心管501の外周から多孔質ガラス母材(光ファイバプリフォーム)503を加熱するヒータ505と、ヒータ505及び炉心管501の周囲を覆う炉ケーシング(不図示)とを備える。炉心管501には排気管507を介して排ガス処理装置(不図示)が接続される。炉心管501の上部には上蓋509が設けられ、上蓋509は多孔質ガラス母材503を吊持する支持棒511を昇降自在に挿通する。
製造装置500は、軸線を上下方向に配置した縦型の炉心管501と、炉心管501の外周から多孔質ガラス母材(光ファイバプリフォーム)503を加熱するヒータ505と、ヒータ505及び炉心管501の周囲を覆う炉ケーシング(不図示)とを備える。炉心管501には排気管507を介して排ガス処理装置(不図示)が接続される。炉心管501の上部には上蓋509が設けられ、上蓋509は多孔質ガラス母材503を吊持する支持棒511を昇降自在に挿通する。
製造装置500は、図に矢印Gで示すように、炉心管501の下部の処理ガス供給口513から炉心管501内に、SiF4 等の処理ガスを所定圧で供給し、堆積体をフッ素化合物ガス雰囲気中で加熱焼結する。
ところで、上記したようなF添加焼結法においては、排ガス中の浮遊物質が堆積することがあり、この浮遊物質の堆積により排気管が詰まることが問題となる。このため、排気管の途中に、排ガスを衝突・滞留させるガス溜まりを有した浮遊物回収用配管を装備し、炉心管内で生成される浮遊物質をこの浮遊物回収用配管で付着させて回収する技術が知られている(特許文献2参照)。
上記したように、F添加する光ファイバプリフォームの製造では、コア用シリカガラスの外周にガラス微粒子を堆積した後、この堆積体をフッ素化合物ガス雰囲気中で加熱焼結することにより、フッ素を含有するシリカガラスからなるクラッド層を形成する。
しかしながら、従来のF添加焼結法では、フッ素化合物ガスを添加するため、光ファイバプリフォーム503及び石英製炉心管501がエッチングされ、その成分(主にSiO2)が炉心管501の低温域LT1,LT2で析出して炉心管内壁に付着し、堆積する。その堆積物が膜状に成長(したがって、1回の製造で析出する程度の膜は問題とならない)してくると内壁から剥がれて脱落、浮遊して光ファイバプリフォーム503の表面に付着する。そのため、表面にその付着した痕跡が残ることがあり、光ファイバプリフォーム503の品質を低下させた。
また、プロセス中に浮遊した膜が排気管507に入り排気流路を狭くしてしまい不安定な排気要因となることもあった。更に、炉心管501から光ファイバプリフォーム503を取り出す時に、炉心管上部の上蓋509を解放するが、その際に炉心管内部に外気が混入して乱流が発生し、付着した膜が剥離して舞い上がる。その浮遊物質も光ファイバプリフォーム表面に付着した。
しかしながら、従来のF添加焼結法では、フッ素化合物ガスを添加するため、光ファイバプリフォーム503及び石英製炉心管501がエッチングされ、その成分(主にSiO2)が炉心管501の低温域LT1,LT2で析出して炉心管内壁に付着し、堆積する。その堆積物が膜状に成長(したがって、1回の製造で析出する程度の膜は問題とならない)してくると内壁から剥がれて脱落、浮遊して光ファイバプリフォーム503の表面に付着する。そのため、表面にその付着した痕跡が残ることがあり、光ファイバプリフォーム503の品質を低下させた。
また、プロセス中に浮遊した膜が排気管507に入り排気流路を狭くしてしまい不安定な排気要因となることもあった。更に、炉心管501から光ファイバプリフォーム503を取り出す時に、炉心管上部の上蓋509を解放するが、その際に炉心管内部に外気が混入して乱流が発生し、付着した膜が剥離して舞い上がる。その浮遊物質も光ファイバプリフォーム表面に付着した。
炉心管501の内壁に付着した部分を高温に加熱することで膜を除去することもできるが、石英ガラス管を高温(1000℃以上)に加熱した場合に石英ガラス管がクリストバライト(失透過現象)化してくる。その状態で温度を元の低い定常維持温度(300℃)以下に戻すと割れが発生し、高価な炉心管501が破損する深刻な問題を招く虞があった。
また、先の特許文献2に記載された、装置の稼働率を向上させるため、排気管の目詰まりを防止する技術は、排気管の目詰まりは防止できるものの、炉心管の内壁面に膜の付着することは防げず、炉心管を清浄に保つことはできなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐこのできる多孔質ガラス母材の製造方法及び多孔質ガラス母材の製造装置を提供することにある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐこのできる多孔質ガラス母材の製造方法及び多孔質ガラス母材の製造装置を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 多孔質ガラス母材を挿入した炉心管に処理ガスを供給して前記多孔質ガラス母材を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造装置であって、前記炉心管の加熱部に隣接する低温域に、炉心管内壁に沿ってパージガスを噴出するガス吹き付けノズルと、排気管を設けたことを特徴とする多孔質ガラス母材の製造装置。
(1) 多孔質ガラス母材を挿入した炉心管に処理ガスを供給して前記多孔質ガラス母材を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造装置であって、前記炉心管の加熱部に隣接する低温域に、炉心管内壁に沿ってパージガスを噴出するガス吹き付けノズルと、排気管を設けたことを特徴とする多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、ガス吹き付けノズルから低温域に吹き出されたパージガスが、同じく低温域に設けられた排気管から排出され、低温域にはガス吹き付けノズルから排気管に向かって流れる高速気流が形成される。この流れは、壁面に沿って流れるものであればよい。この高速気流にて、低温域で生成された光ファイバプリフォーム及び石英製炉心管のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管から炉心管外へ排出される。また、高速気流は、炉心管内壁に堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管から炉心管外へ排出する。
(2) 前記ガス吹き付けノズルが、縦型の前記炉心管の低温域の下側に配置され、前記排気管が、該低温域の上側に配置されたことを特徴とする(1)の多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、炉心管内の低温域にエッチング成分が付着するので、その領域の下側からガスを吹き付けることにより、付着して剥離しかけているシリカ膜を剥がすことができる。剥がれたシリカ膜は上部に排気管があるのでそこから排出される。排出しきれない細かなシリカ膜は、処理ガス排気管から排出されるが、微量なので従来のように排気管がシリカ膜で詰まる程の量にならない。なお、炉心管には高温部の上方と下方に低温域ができるため、加熱部の両端側となる上部と下部のそれぞれにノズル及び排気管を配置するのがよい。
炉内は高温であり、炉心管の壁面近くには上昇気流が生じている。このため、下から上にガスを吹き付けることで、スムースにシリカ膜を排出することができる。
炉内は高温であり、炉心管の壁面近くには上昇気流が生じている。このため、下から上にガスを吹き付けることで、スムースにシリカ膜を排出することができる。
(3) 前記ガス吹き付けノズルと前記排気管が、前記炉心管の軸線を中心とし、前記炉心管内径近傍を通る螺旋の延長上に配置されたことを特徴とする(1)又は(2)の多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、吹き付けノズルと排気管を、ほぼ炉心管内径近傍を通る螺旋の延長上に配置することによって、下側から吹き出されたパージガスが、炉心管の内壁に沿って旋回しながら上昇し、同じく低温域の上側に設けられた排気管から排出される。つまり、ガス吹き付けノズルから排気管に向かって上昇する旋回流が形成される。この旋回流にて、低温域で生成された光ファイバプリフォーム及び石英製炉心管のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管から炉心管外へ排出される。また、旋回流は、炉心管内壁に堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管から炉心管外へ排出する。流れ方向が不特定な高速気流に比べて、旋回流は炉心管内壁に沿ってまんべんなく流れ、剥離効果、搬送作用を高める。
(4) 前記ガス吹き付けノズルと前記排気管が、複数配置されたことを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つの多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、高速気流や旋回流が、炉心管内壁に沿って密に形成され、シリカ膜の剥離効果や、その搬送作用が増す。
(5) 前記ガス吹き付けノズルが、上側へ向けて傾斜されたことを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つの多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、ガス吹き付けノズルから炉心管内壁に沿いながら、排気管に向かって上昇する旋回流が形成され易くなる。
(6) 前記ガス吹き付けノズルから噴出されるパージガスを加熱するパージガス加熱手段が装備されたことを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1つの多孔質ガラス母材の製造装置。
この多孔質ガラス母材の製造装置によれば、予熱(200〜800℃)されたパージガスが噴出されることで、炉心管のクリストバライト化している部分に、常温のパージガスが吹き付けられ、高温域の炉心管が冷やされることによる割れ発生が防止される。
(7) 上記(1)〜(6)に記載の多孔質ガラス母材の製造装置を使用し、多孔質ガラス母材を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造方法であって、前記加熱処理した多孔質ガラス母材を炉心管から取り出した後、前記炉心管の加熱部に隣接する低温域に対し、炉心管内壁に沿ってパージガスを噴出しながら外部へ排気することを特徴とする多孔質ガラス母材の製造方法。
この多孔質ガラス母材の製造方法によれば、シリカ膜の生成される低温域を対象として、高速な上昇気流を発生させ、炉心管内壁に付着した析出物質を高速気流にて搬送し、速やかに且つ効率よく炉心管外へ排出することができる。なお、炉心管内におけるシリカ膜の剥離は、ある程度成長して膜厚が厚くなると発生するので、定期的に剥離を促す程度に吹き付け・排気を行えばよく、1回の製造の都度、パージガスの吹き付け・排気を行わなくともよい。
本発明に係る多孔質ガラス母材の製造方法によれば、加熱処理した多孔質ガラス母材を炉心管から取り出した後、炉心管の加熱部に隣接する低温域に対し、パージガスを噴出しながら外部へ排気するので、シリカ膜の生成される低温域を対象として、高速な上昇気流を発生させ、炉心管内壁に付着した析出物質を高速気流にて搬送し、速やかに且つ効率よく炉心管外へ排出することができる。この結果、石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐことができる。
本発明に係る多孔質ガラス母材の製造装置によれば、炉心管の加熱部に隣接する低温域に、パージガスを噴出させるガス吹き付けノズルと、排気管を設けたので、ガス吹き付けノズルから低温域に吹き出されたパージガスが、同じ低温域に設けられた排気管から排出され、低温域にはガス吹き付けノズルから排気管に向かって流れる高速気流が形成される。この高速気流にて、低温域で生成された光ファイバプリフォーム及び石英製炉心管のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管から炉心管外へ排出される。また、高速気流は、炉心管内壁に堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管から炉心管外へ排出する。この結果、石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐことができる。
以下、本発明に係る多孔質ガラス母材の製造方法及び多孔質ガラス母材の製造装置の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る製造装置の概略を表す構成図である。
本実施の形態による製造装置100は、軸線を上下方向に配置した炉心管1と、炉心管1の外周から多孔質ガラス母材(光ファイバプリフォーム)3を加熱するヒータ5と、ヒータ5及び炉心管1の周囲を覆う炉ケーシング(不図示)と、ガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2を備える。炉心管1には処理ガス排気管7を介して排ガス処理装置(不図示)が接続される。炉心管1の上部には上蓋9が設けられ、上蓋9は光ファイバプリフォーム3を回転可能に吊持する支持棒11を昇降自在に挿通する。
図1は本発明に係る製造装置の概略を表す構成図である。
本実施の形態による製造装置100は、軸線を上下方向に配置した炉心管1と、炉心管1の外周から多孔質ガラス母材(光ファイバプリフォーム)3を加熱するヒータ5と、ヒータ5及び炉心管1の周囲を覆う炉ケーシング(不図示)と、ガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2を備える。炉心管1には処理ガス排気管7を介して排ガス処理装置(不図示)が接続される。炉心管1の上部には上蓋9が設けられ、上蓋9は光ファイバプリフォーム3を回転可能に吊持する支持棒11を昇降自在に挿通する。
製造装置100は、図に矢印Gで示すように、炉心管1の下部の処理ガス供給口を設けた処理ガス供給管13から炉心管1内に、SiF4 等の処理ガスを所定圧で供給し、堆積体をフッ素化合物ガス雰囲気中で加熱焼結(F添加焼結)する。炉心管1は、石英により形成されており、ヒータ5の発熱により炉心管1のうちヒータ5の内側に位置する箇所(加熱部)HTを中心に昇温させる。光ファイバプリフォーム3は、支持棒11により吊り下げられる形で支持棒11と一体的に形成されており、支持棒11が取り付けられる昇降装置(不図示)により上下に昇降させることが可能である。また、昇降装置は支持棒11とともに光ファイバプリフォーム3をその軸回りに回転させることも可能となっている。また、上蓋9は、光ファイバプリフォーム3の導入時や取り出し時に、炉心管上端の開口部を開閉する。
処理ガス供給管13には処理ガスを供給するガス供給制御装置(不図示)が接続される。ガス供給制御装置は、炉心管1の下部に設けられた処理ガス供給管13から、炉心管1内に処理ガスを供給する。処理ガスとしては、前記理由からSiF4 が用いられる。
また、炉心管1の上端近傍には炉心管内圧モニタ(不図示)が設けられており、炉内空間の圧力を適時モニタすることができるようになっている。この炉心管内圧モニタにて測定されたデータは、ガス供給制御装置に送られて、処理ガス供給管13への処理ガスの供給量を調節するのに利用される。炉内空間の圧力を大気圧以上に維持することで、炉内空間への外気の侵入を防ぐことができ、製造するガラス母材の品質を良好に維持することができる。
炉心管1の加熱部HTに隣接する炉心管1上下方向の低温域LT1,LT2には、パージガスを噴出させるガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2が設けられている。パージガスとしては不活性ガス、例えばN2などが用いられる。本実施の形態において、ガス吹き付けノズルgn1,gn2は、軸線15を上下方向に配置した炉心管1の低温域LT1,LT2の下側に配置され、排気管ep1,ep2は、低温域LT1,LT2の上側に配置される。
炉心管1内の低温域LT1,LT2にはエッチング成分が付着するので、その領域の下側からパージガスを吹き付けると、付着して剥離しかけているシリカ膜が剥がれる。剥がれたシリカ膜は上部に排気管ep1,ep2があるのでそこから排出される。また、排出しきれない細かいシリカ膜があっても、処理ガス排気管7から排出できる。炉心管1には高温部の上方と下方に、2つの低温域LT1,LT2ができるため、加熱部HTの両端側となる上部と下部のそれぞれにガス吹き付けノズルgn1,gn2及び排気管ep1,ep2を2組配置するのがよい。
図2は低温域の軸線を含む断面視を(a)、その平面視を(b)で表したガス吹き付けノズルと排気管の位置関係の模式図である。
ガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2は、図2に示すように、炉心管1の軸線15を中心とした螺旋17の延長上に配置されることが好ましい。なお、螺旋17は、軸線15を略中心として旋回する筋であり、厳密には円柱面上をまわりながら軸線方向に一定の速度で進んでいく時にできる渦巻き状の空間曲線を理想とするが、各旋回半径R、各段の旋回曲線の間隔Pは多少のバラツキがあってもよい。また、図例では下側の低温域LT1を示したが、上側の低温域LT2における構成も同様となる。
ガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2は、図2に示すように、炉心管1の軸線15を中心とした螺旋17の延長上に配置されることが好ましい。なお、螺旋17は、軸線15を略中心として旋回する筋であり、厳密には円柱面上をまわりながら軸線方向に一定の速度で進んでいく時にできる渦巻き状の空間曲線を理想とするが、各旋回半径R、各段の旋回曲線の間隔Pは多少のバラツキがあってもよい。また、図例では下側の低温域LT1を示したが、上側の低温域LT2における構成も同様となる。
このようにガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2をほぼ螺旋の延長上に配置することによって、下側から吹き出されたパージガスPGが、炉心管1の内壁1aに沿って旋回しながら上昇し、同じ低温域の上側に設けられた排気管ep1,ep2から排出される。つまり、ガス吹き付けノズルgn1,gn2から排気管ep1,ep2に向かう旋回流が形成される。この旋回流にて、低温域LT1,LT2で生成された光ファイバプリフォーム3及び石英製炉心管1のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出される。また、旋回流は、炉心管内壁1aに堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出する。流れ方向が不特定な高速気流に比べて、旋回流は炉心管内壁1aに沿ってまんべんなく流れ、剥離効果、搬送作用を高めることができる。
図3は複数のガス吹き付けノズルが設けられた低温域の平面図である。
ガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2は、複数配置されてもよい。例えば下側の低温域LT1に設けられるガス吹き付けノズルgn1は、図3に示すように、炉心管1の接線方向4つのガス吹き付けノズルgn1A,gn1B,gn1C,gn1Dを、円周方向等間隔(90度間隔)に配設することができる。ガス吹き付けノズルgn2、排気管ep1,ep2についても同様に構成することができる。これにより、高速気流や旋回流が、炉心管内壁1aに沿って密に形成され、シリカ膜の剥離効果や、その搬送作用を増大させることができる。
ガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2は、複数配置されてもよい。例えば下側の低温域LT1に設けられるガス吹き付けノズルgn1は、図3に示すように、炉心管1の接線方向4つのガス吹き付けノズルgn1A,gn1B,gn1C,gn1Dを、円周方向等間隔(90度間隔)に配設することができる。ガス吹き付けノズルgn2、排気管ep1,ep2についても同様に構成することができる。これにより、高速気流や旋回流が、炉心管内壁1aに沿って密に形成され、シリカ膜の剥離効果や、その搬送作用を増大させることができる。
また、ガス吹き付けノズルgn1,gn2は、上側へ向けて傾斜させることが好ましい。ガス吹き付けノズルgn1,gn2を上向き傾斜させて、パージガスPGを斜め上へ噴出させることで、ガス吹き付けノズルgn1,gn2から炉心管内壁1aに沿いながら、排気管ep1,ep2に向かって上昇する旋回流がより形成され易くなる。
更に、製造装置100には、ガス吹き付けノズルgn1,gn2から噴出されるパージガスを加熱するパージガス加熱手段(不図示)が装備されてもよい。パージガス加熱手段は、個々のガス吹き付けノズルgn1,gn2に取り付けても良いし、その前の個々のガス吹き付けノズルに供給する大元の箇所に取り付けてもよい。これにより、予熱(200〜800℃)されたパージガスが噴出されることで、炉心管1のクリストバライト化している部分に、常温のパージガスが吹き付けられ、高温域の炉心管1が冷やされることによる割れ発生が防止される。
図4は処理ガス供給管、処理ガス排気管を兼用する変形例の構成図である。
図4に示すように、製造装置100Aは、低温域LT1,LT2に設けられるガス吹き付けノズルgn1、排気管ep2を省略した構成とすることができる。なお、この変形例による構成において、処理ガス供給管13は、図例のように軸線15方向の下方から接続する他に、図1に示すガス吹き付けノズルgn1の位置で接続してもよい。このような構成とすることで、パージガスPGを螺旋状に流すことができ、しかも、ガス吹き付けノズルgn1、排気管ep2を省略して装置コストを低減することができる。処理ガス供給管13には不図示の切替弁にて処理ガス又はパージガスPGが選択的に供給されるようにする。また、低温域LT2において、パージガスPGが処理ガス排気管7から排気される。処理ガス排気管7からは切替弁にて処理ガス又はパージガスPGが選択的に排気されるようにしてもよい。
図4に示すように、製造装置100Aは、低温域LT1,LT2に設けられるガス吹き付けノズルgn1、排気管ep2を省略した構成とすることができる。なお、この変形例による構成において、処理ガス供給管13は、図例のように軸線15方向の下方から接続する他に、図1に示すガス吹き付けノズルgn1の位置で接続してもよい。このような構成とすることで、パージガスPGを螺旋状に流すことができ、しかも、ガス吹き付けノズルgn1、排気管ep2を省略して装置コストを低減することができる。処理ガス供給管13には不図示の切替弁にて処理ガス又はパージガスPGが選択的に供給されるようにする。また、低温域LT2において、パージガスPGが処理ガス排気管7から排気される。処理ガス排気管7からは切替弁にて処理ガス又はパージガスPGが選択的に排気されるようにしてもよい。
次に、上記構成を有する製造装置100を用いた多孔質ガラス母材の製造方法について説明する。
上記製造装置100を用いた光ファイバプリフォーム3の製造方法では、F添加焼結した光ファイバプリフォーム3を炉心管1から取り出した後、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に対し、ガス吹き付けノズルgn1,gn2からパージガスPGを噴出させる。
上記製造装置100を用いた光ファイバプリフォーム3の製造方法では、F添加焼結した光ファイバプリフォーム3を炉心管1から取り出した後、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に対し、ガス吹き付けノズルgn1,gn2からパージガスPGを噴出させる。
ガス吹き付けノズルgn1,gn2から低温域LT1,LT2に吹き出されたパージガスPGは、同じ低温域LT1,LT2に設けられた排気管ep1,ep2から排出される。これにより、低温域LT1,LT2にはガス吹き付けノズルgn1,gn2から排気管ep1,ep2に向かって流れる高速気流が形成される。この流れは、壁面に沿って噴出するものであればよいが、好ましくは上記旋回流とすることがよい。
この高速気流にて、低温域LT1,LT2で生成された光ファイバプリフォーム3及び石英製炉心管1のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出される。また、高速気流は、炉心管内壁1aに堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出する。
このように、シリカ膜の生成される低温域LT1,LT2を対象として、高速な気流を発生させ、炉心管内壁1aに付着した析出物質を高速気流にて搬送し、速やかに且つ効率よく炉心管外へ排出することが可能となる。なお、炉心管内におけるシリカ膜の剥離は、ある程度成長して膜厚が厚くなると発生するので、定期的に剥離を促す程度に吹き付け・排気を行えばよく、1回の製造の都度、パージガスPGの吹き付け・排気を行わなくともよい。
したがって、上記の多孔質ガラス母材の製造方法によれば、F添加焼結した光ファイバプリフォーム3を炉心管1から取り出した後、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に対し、パージガスPGを流しながら外部へ排気するので、シリカ膜の生成される低温域LT1,LT2を対象として、高速な気流を発生させ、炉心管内壁1aに付着した析出物質を高速気流にて搬送し、速やかに且つ効率よく炉心管外へ排出することができる。この結果、石英炉心管内を清浄に保ち、光ファイバプリフォーム表面への析出物質の付着を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐことができる。
以上のように、多孔質ガラス母材の製造装置100によれば、炉心管1の加熱部HTに隣接する低温域LT1,LT2に、パージガスPGを噴出させるガス吹き付けノズルgn1,gn2と、排気管ep1,ep2を設けたので、ガス吹き付けノズルgn1,gn2から低温域LT1,LT2に吹き出されたパージガスPGが、同じ低温域LT1,LT2に設けられた排気管ep1,ep2から排出され、低温域LT1,LT2にはガス吹き付けノズルgn1,gn2から排気管ep1,ep2に向かって流れる高速気流が形成される。この高速気流にて、低温域LT1,LT2で生成された光ファイバプリフォーム3及び石英製炉心管1のエッチングによる析出物質が、搬送されて排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出される。また、高速気流は、炉心管内壁1aに堆積したシリカ膜も剥離し、剥離したシリカ膜を同様に排気管ep1,ep2から炉心管外へ排出する。この結果、石英炉心管内を清浄に保ち、処理ガラス表面の異常を防ぎ、析出物質の浮遊を防ぐことができる。
また、プロセス中は炉心管1の下側から処理ガスを入れ、上側から排気を行っている。これは上昇気流の関係で下から上の方へ処理ガスが流れるためであるが、その様な炉心管1で上から下へ向かってシリカ膜を剥がそうとすると、炉心管下部にシリカ膜が溜まり、上昇気流によってプロセス時に舞い上がってしまう。上記実施の形態では、下側から上側へ向かって流れる旋回流を形成し、下から上へ剥がすことにより、プロセス時の舞い上がりを避けることができる。
上記した多孔質ガラス母材の製造方法は、光ファイバ用焼結炉だけではなく、他のフッ素化合物ガス雰囲気中で加熱するガラス製造方法にも有効となる。
なお、上記した実施形態では、F添加焼結する焼結炉について説明したが、本発明は脱水炉に適用しても効果が得られるものである。
また、上記実施の形態では、上昇する旋回流を形成するので、特に円筒炉心管1に採用して顕著な効果が得られる。
そして、パージガスPGは、ガス吹き付けノズルgn1,gn2と排気管ep1,ep2が正確に位置決めされることで、螺旋状に流すことが可能であるが、補助的に、壁面に螺旋状の溝を設けることも可能である。
1 炉心管
3 光ファイバプリフォーム(多孔質ガラス母材)
15 軸線
17 螺旋
100 多孔質ガラス母材の製造装置
ep1,ep2 排気管
gn1,gn2 ガス吹き付けノズル
HT 加熱部
LT1,LT2 低温域
PG パージガス
3 光ファイバプリフォーム(多孔質ガラス母材)
15 軸線
17 螺旋
100 多孔質ガラス母材の製造装置
ep1,ep2 排気管
gn1,gn2 ガス吹き付けノズル
HT 加熱部
LT1,LT2 低温域
PG パージガス
Claims (7)
- 多孔質ガラス母材を挿入した炉心管に処理ガスを供給して前記多孔質ガラス母材を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造装置であって、
前記炉心管の加熱部に隣接する低温域に、炉心管内壁に沿ってパージガスを噴出するガス吹き付けノズルと、排気管を設けたことを特徴とする多孔質ガラス母材の製造装置。 - 前記ガス吹き付けノズルが、縦型の前記炉心管の低温域の下側に配置され、前記排気管が、該低温域の上側に配置されたことを特徴とする請求項1記載の多孔質ガラス母材の製造装置。
- 前記ガス吹き付けノズルと前記排気管が、前記炉心管の軸線を中心とし、前記炉心管内径近傍を通る螺旋の延長上に配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多孔質ガラス母材の製造装置。
- 前記ガス吹き付けノズルと前記排気管が、複数配置されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の多孔質ガラス母材の製造装置。
- 前記ガス吹き付けノズルが、上側へ向けて傾斜されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の多孔質ガラス母材の製造装置。
- 前記ガス吹き付けノズルから噴出されるパージガスを加熱するパージガス加熱手段が装備されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の多孔質ガラス母材の製造装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の多孔質ガラス母材の製造装置を使用し、多孔質ガラス母材を加熱処理する多孔質ガラス母材の製造方法であって、
前記加熱処理した多孔質ガラス母材を炉心管から取り出した後、前記炉心管の加熱部に隣接する低温域に対し、炉心管内壁に沿ってパージガスを噴出しながら外部へ排気することを特徴とする多孔質ガラス母材の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008200598A JP2010037122A (ja) | 2008-08-04 | 2008-08-04 | 多孔質ガラス母材の製造装置及び多孔質ガラス母材の製造方法 |
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CN106746748A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-05-31 | 青海中利光纤技术有限公司 | 光纤固化炉的通风装置 |
CN108178501A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-19 | 烽火通信科技股份有限公司 | 用于预制棒疏松体烧结的马弗管及其使用方法 |
-
2008
- 2008-08-04 JP JP2008200598A patent/JP2010037122A/ja active Pending
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CN106746748B (zh) * | 2016-12-09 | 2023-04-07 | 青海中利光纤技术有限公司 | 光纤固化炉的通风装置 |
CN108178501A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-06-19 | 烽火通信科技股份有限公司 | 用于预制棒疏松体烧结的马弗管及其使用方法 |
CN108178501B (zh) * | 2018-02-05 | 2024-02-27 | 武汉烽火锐拓科技有限公司 | 用于预制棒疏松体烧结的马弗管及其使用方法 |
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