JP2010033669A - 信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号処理部の設定が変更される際に、ノイズが発生するのを抑制するとともに、音声の先頭部分が途切れるのを抑制し、かつ、回路構成が複雑化するのを抑制することが可能な信号処理装置を提供する。
【解決手段】AVアンプ(信号処理装置)100は、入力されたデジタル音声信号に対して所定の処理を施すDSP1と、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換部2と、電源投入時にDSP1のクロック周波数を所定のサンプリング周波数に応じた設定にする制御部4とを備えている。そして、DSP1は、クロック周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力されたデジタル音声信号に対して所定の処理を施す信号処理部を備えた信号処理装置に関する。
従来、入力されたオーディオデータに対して所定の処理を施すオーディオDSP(Digital Signal Processor)と、オーディオDSPにより所定の処理が施されたオーディオデータをデジタルデータからアナログデータに変換するD/Aコンバータとを備えたラジオ受信機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このラジオ受信機は、オーディオDSPに入力されるオーディオデータのサンプリング周波数に応じて、オーディオDSPの動作クロックが変更されるように構成されている。
また、従来では、再生用クロックの周波数が48kHzに初期設定されたディスク記録再生装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。このディスク記録再生装置は、初期設定された再生用クロックの周波数と、再生するオーディオ信号のサンプリング周波数とが異なる場合に、再生用クロックがオーディオ信号のサンプリング周波数と同じ周波数に変更されるように構成されている。すなわち、再生するオーディオ信号のサンプリング周波数が44.1kHzである場合に、再生用クロックの周波数が48kHzから44.1kHzに変更される。
しかしながら、上記特許文献1のラジオ受信機では、オーディオDSPの動作クロックが変更される際にノイズが発生するという不都合がある。また、上記特許文献2のディスク記録再生装置では、上記特許文献1のラジオ受信機と同様に、再生用クロックの周波数が変更される際にノイズが発生するという不都合がある。そこで、従来では、上記のような不都合を解消するために、種々の信号処理装置が提案されている(たとえば、特許文献3および4参照)。
上記特許文献3には、入力された音声データの音声属性情報(サンプリング周波数)が変化した場合に、所定の期間だけミュートを行う音声処理部を備えた光ディスク装置(信号処理装置)が開示されている。この光ディスク装置では、ミュートされている所定の期間内に音声処理部の設定が変更されるので、音声処理部の設定が変更される際のノイズが発生するのを抑制することが可能である。
また、上記特許文献4には、デジタルオーディオ信号に所定の処理を施す音響補正部と、音響補正部に入力されるデジタルオーディオ信号のサンプリング周波数を所定のサンプリング周波数に変換するためのサンプリングレートコンバータとを備えた信号処理装置が開示されている。この信号処理装置では、音響補正部に入力されるデジタルオーディオ信号のサンプリング周波数がサンプリングレートコンバータにより所定のサンプリング周波数に変換されることによって、音響補正部の設定を変更する必要がないので、音響補正部の設定を変更する際のノイズが発生するのを抑制することが可能である。
また、従来では、S/PDIF(Sony/Philips Digital Interface)信号の伝送レートを判別することが可能なS/PDIF信号受信回路も知られている(たとえば、特許文献5参照)。
特開2005−141873号公報 特許第4062425号公報 特開2007−193863号公報 特開2005−166188号公報 特開2001−251284号公報
しかしながら、上記特許文献3に開示された光ディスク装置(信号処理装置)では、所定の期間だけミュートを行うことにより、ノイズが発生するのを抑制することが可能である一方、そのミュートされている所定の期間は音声が途切れてしまうので、音声データの先頭部分が再生されないという問題点がある。
また、上記特許文献4に開示された信号処理装置では、ノイズが発生するのを抑制することが可能であるが、サンプリングレートコンバータを別途設ける必要があるので、その分、回路構成が複雑化するという問題点がある。
なお、上記特許文献5に開示されたS/PDIF信号受信回路では、信号処理部の設定が変更される際に、ノイズが発生するのを抑制する構成については、開示も示唆もされていない。
本発明は、上述した課題を解決するものであって、その目的とするところは、信号処理部の設定が変更される際に、ノイズが発生するのを抑制するとともに、音声の先頭部分が途切れるのを抑制し、かつ、回路構成が複雑化するのを抑制することが可能な信号処理装置を提供することである。
本発明の信号処理装置は、デジタル音声信号が入力されるとともに、入力されたデジタル音声信号に対して所定の処理を施す信号処理部と、信号処理部により所定の処理が施されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換部とを備えた信号処理装置において、電源投入時に信号処理部を所定のサンプリング周波数に応じた設定にする制御部をさらに備え、信号処理部は、所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加する。
このように構成することによって、所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加することにより、所定時間分の無音信号が再生されている間に信号処理部の設定が変更されるので、信号処理部の設定が変更される際のノイズが発生するのを抑制することができる。また、本発明の信号処理装置では、上記特許文献3のようにミュートする場合と異なり、所定時間分の無音信号を付加するので、音声の先頭部分が途切れるのを抑制することができる。また、本発明の信号処理装置では、上記特許文献4のようにサンプリングレートコンバータを別途設ける必要がないので、その分、回路構成が複雑化するのを抑制することができる。また、本発明の信号処理装置では、電源投入時に信号処理部が所定のサンプリング周波数に応じた設定にされているので、所定のサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、信号処理部の設定を変更する必要がない。したがって、この場合には、無音信号が付加されることなく、入力されたデジタル音声信号に基づく音声がそのまま再生されるので、音声の先頭部分が途切れること、および、ノイズが発生することを抑制しながら、所定時間分の無音信号が再生されるのを抑制することができる。
上記信号処理装置において、好ましくは、制御部は、信号処理部に所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、信号処理部をその入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数に応じた設定にする。
このように構成することによって、所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合にも、デジタル音声信号を適切に再生することができる。
上記信号処理装置において、好ましくは、制御部は、所定のサンプリング周波数を利用履歴に基づいて変更する。
このように構成することによって、電源投入時に信号処理部を利用頻度の高いサンプリング周波数に応じた設定にすることにより、信号処理部の設定が変更される可能性を低減することができる。このため、所定時間分の無音信号が再生される可能性を低減することができる。
上記信号処理装置において、好ましくは、信号処理部は、複数のデジタル音声信号が入力された場合において、先に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数と、後に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数とが異なる場合に、後に入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加する。
このように構成することによって、サンプリング周波数の異なる複数のデジタル音声信号が入力された場合にも、音声の先頭部分が途切れるのを抑制しながら、ノイズが発生するのを抑制することができる。
本発明によれば、信号処理部の設定が変更される際に、ノイズが発生するのを抑制するとともに、音声の先頭部分が途切れるのを抑制し、かつ、回路構成が複雑化するのを抑制することが可能な信号処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態では、信号処理装置の一例であるAVアンプに本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるAVアンプの全体構成を示したブロック図である。まず、図1を参照して、本実施形態によるAVアンプ100の構成について説明する。
本発明の一実施形態によるAVアンプ100には、図1に示すように、DVDプレーヤ150と、スピーカ151とが接続されている。AVアンプ100は、DVDプレーヤ150からS/PDIF(Sony/Philips Digital Interface)規格のデジタル音声信号が入力されるように構成されている。また、AVアンプ100は、DVDプレーヤ150から入力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカ151に出力するように構成されている。
AVアンプ100は、デジタル音声信号に対して所定の処理を施すDSP(Digital Signal Processor)1と、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換部2と、フラッシュメモリまたはEEPROMなどからなる記憶部3と、AVアンプ100の動作を制御する制御部4とを備えている。なお、DSP1は、本発明の「信号処理部」の一例である。
DSP1は、DVDプレーヤ150から入力されたデジタル音声信号に対して、デコード処理やエラー訂正処理などの所定の処理を施すとともに、その所定の処理が施されたデジタル音声信号をD/A変換部2に出力するように構成されている。また、DSP1は、DVDプレーヤ150から入力されるデジタル音声信号のサンプリング周波数を判別するとともに、その判別されたデジタル音声信号のサンプリング周波数を制御部4に出力する機能を有する。
また、DSP1は、制御部4によりクロック周波数が設定されている。そして、DSP1は、DVDプレーヤ150から入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がクロック周波数と異なる場合に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間(たとえば、1秒)分の無音信号を付加するように構成されている。
D/A変換部2は、DSP1から入力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカ151に出力する機能を有する。記憶部3は、利用履歴に基づいて変更される所定のサンプリング周波数を記憶している。具体的には、記憶部3は、AVアンプ100の前回起動時において、最も多くAVアンプ100に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数を所定のサンプリング周波数として記憶している。なお、所定のサンプリング周波数の初期値としては、たとえば、48kHzが用いられる。
ここで、本実施形態では、制御部4は、CPU、ROM、およびRAMなどにより構成されている。この制御部4は、AVアンプ100の電源投入時に、DSP1のクロック周波数を所定のサンプリング周波数に応じた設定にするように構成されている。具体的には、制御部4は、AVアンプ100の電源投入時に、DSP1のクロック周波数を所定のサンプリング周波数と同じ値に設定する。
また、本実施形態では、制御部4は、DSP1に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がDSP1のクロック周波数と異なる場合に、DSP1のクロック周波数をDSP1に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数と同じ値に設定するように構成されている。
図2は、本発明の一実施形態によるAVアンプの動作を説明するためのフローチャートである。次に、図1および図2を参照して、本実施形態によるAVアンプ100の動作について説明する。
まず、AVアンプ100(図1参照)では、図2のステップS1において、制御部4(図1参照)により、AVアンプ100の電源がオンされたか否かが判断される。そして、制御部4により、電源がオンされたと判断された場合には、ステップS2に移る。その一方、制御部4により、電源がオンされていないと判断された場合には、ステップS1が繰り返し行われる。
次に、ステップS2において、制御部4により、DSP1(図1参照)のクロック周波数が設定される。具体的には、制御部4により、記憶部3(図1参照)に記憶された所定のサンプリング周波数と同じ値にDSP1のクロック周波数が設定される。たとえば、所定のサンプリング周波数が48kHzの場合には、DSP1のクロック周波数が48kHzに設定される。
次に、ステップS3において、DSP1により、DVDプレーヤ150(図1参照)からS/PDIF規格のデジタル音声信号が入力されたか否かが判断される。そして、DSP1により、デジタル音声信号が入力されたと判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、DSP1により、デジタル音声信号が入力されていないと判断された場合には、ステップS10に移る。
次に、ステップS4において、DSP1により、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数が判別される。そして、DSP1により、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数が制御部4に出力される。その後、ステップS5において、制御部4により、そのサンプリング周波数を有するデジタル音声信号の入力回数がカウントされる。
次に、ステップS6において、制御部4により、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がDSP1のクロック周波数と異なるか否かが判断される。そして、制御部4により、サンプリング周波数がクロック周波数と異なると判断された場合には、ステップS7に移る。その一方、制御部4により、サンプリング周波数がクロック周波数と同じであると判断された場合には、ステップS9に移る。
次に、ステップS7において、制御部4により、DSP1が入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間(たとえば、1秒)分の無音信号を付加する。そして、ステップS8において、制御部4により、DSP1のクロック周波数が入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数と同じ値に設定される。たとえば、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数が44.1kHzであり、DSP1のクロック周波数が48kHzであった場合には、DSP1のクロック周波数が44.1kHzに変更される。
次に、ステップS9において、DSP1により、デジタル音声信号に所定の処理が施され、所定の処理が施されたデジタル音声信号がD/A変換部2(図1参照)に出力される。そして、D/A変換部2により、デジタル音声信号がアナログ音声信号に変換されてスピーカ151(図1参照)に出力される。これにより、サンプリング周波数がクロック周波数と同じであると判断されている場合(ステップS6:No)には、スピーカ151により、AVアンプ100に入力されたデジタル音声信号に基づく音声のみが再生される。また、サンプリング周波数がクロック周波数と異なると判断され(ステップS6:Yes)、無音信号が付加されている(ステップS7)場合には、スピーカ151により、所定時間(たとえば、1秒)分の無音信号に基づく音声が再生された後、AVアンプ100に入力されたデジタル音声信号に基づく音声が再生される。
次に、ステップS10において、制御部4により、AVアンプ100の電源がオフされたか否かが判断される。そして、制御部4により、電源がオフされたと判断された場合には、ステップS11に移る。その一方、制御部4により、電源がオフされていないと判断された場合には、ステップS3に戻る。
次に、ステップS11において、制御部4により、記憶部3に記憶された所定のサンプリング周波数が更新される。具体的には、制御部4により、ステップS5においてカウントされた結果に基づいて、最も多く入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数が所定のサンプリング周波数として記憶部3に記憶される。たとえば、サンプリング周波数が44.1kHzのデジタル音声信号が1回入力され、サンプリング周波数が48kHzのデジタル音声信号が2回入力されている場合には、48kHzが所定のサンプリング周波数として記憶部3に記憶される。その後、AVアンプ100の動作が終了する。
本実施形態では、上記のように、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がDSP1のクロック周波数と異なる場合(ステップS6:Yes)に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間(たとえば、1秒)分の無音信号を付加する(ステップS7)ことによって、所定時間分の無音信号に基づく音声が再生された後、入力されたデジタル音声信号に基づく音声が再生される(ステップS9)。したがって、この場合には、所定時間分の無音信号が再生されている間にDSP1のクロックが安定するので、DSP1のクロック周波数が変更される際のノイズが発生するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記特許文献3のようにミュートする場合と異なり、所定時間分の無音信号を付加する(ステップS7)ので、音声の先頭部分が途切れるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記特許文献4のようにサンプリングレートコンバータを別途設ける必要がないので、その分、回路構成が複雑化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、DSP1のクロック周波数を電源投入時に所定のサンプリング周波数と同じ値に設定することによって、所定のサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合(ステップS6:No)に、DSP1のクロック周波数を変更する必要がない。したがって、この場合には、無音信号が付加されることなく、入力されたデジタル音声信号に基づく音声がそのまま再生される(ステップS9)ので、音声の先頭部分が途切れること、および、ノイズが発生することを抑制しながら、所定時間分の無音信号が再生されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がDSP1のクロック周波数と異なる場合(ステップS6:Yes)に、DSP1のクロック周波数を入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数と同じ値に変更する(ステップS8)ことによって、入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数がDSP1のクロック周波数と異なる場合にも、デジタル音声信号を適切に再生することができる。
また、本実施形態では、DSP1のクロック周波数を所定のサンプリング周波数と同じ値に設定する(ステップS2)ことによって、所定のサンプリング周波数が前回起動時において最も多くAVアンプ100に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数であることから、デジタル音声信号が入力される際にDSP1のクロック周波数が変更される可能性を低減することができるので、所定時間分の無音信号が再生される可能性を低減することができる。
また、本実施形態では、電源がオン状態である間(ステップS10:No)には、上記したステップS3〜S9が繰り返し行われることによって、サンプリング周波数の異なる複数のデジタル音声信号が入力された場合にも、音声の先頭部分が途切れるのを抑制しながら、ノイズが発生するのを抑制することができる。また、サンプリング周波数が同じ複数のデジタル音声信号が入力された場合には、音声の先頭部分が途切れること、および、ノイズが発生することを抑制しながら、所定時間分の無音信号が再生されるのを抑制することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、信号処理装置の一例であるAVアンプ100に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、本発明の信号処理装置がDVDプレーヤ150に設けられていてもよいし、本発明の信号処理装置がスピーカ151に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、デジタル音声信号を出力するDVDプレーヤ150がAVアンプ100に接続される例を示したが、これに限らず、デジタル音声信号を出力するCDプレーヤやデジタルメディアサーバなどのその他の信号出力装置(図示省略)がAVアンプ100に接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、記憶部3に記憶された所定のサンプリング周波数を利用履歴に基づいて変更する例を示したが、これに限らず、記憶部3に記憶された所定のサンプリング周波数が一定(たとえば、48kHz)であってもよい。
また、上記実施形態では、前回起動時において最も多くAVアンプ100に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数を所定のサンプリング周波数として記憶部3に記憶する例を示したが、これに限らず、通算して最も多くAVアンプ100に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数を所定のサンプリング周波数として記憶部3に記憶してもよい。
また、上記実施形態では、無音信号を付加した後、クロック周波数をサンプリング周波数と同じ値に設定する例を示したが、これに限らず、クロック周波数をサンプリング周波数と同じ値に設定した後、無音信号を付加してもよい。
本発明の一実施形態によるAVアンプの全体構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態によるAVアンプの動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 DSP(信号処理部)
2 D/A変換部
4 制御部
100 AVアンプ(信号処理装置)

Claims (4)

  1. デジタル音声信号が入力されるとともに、入力されたデジタル音声信号に対して所定の処理を施す信号処理部と、
    前記信号処理部により所定の処理が施されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換部と、を備えた信号処理装置において、
    電源投入時に前記信号処理部を所定のサンプリング周波数に応じた設定にする制御部をさらに備え、
    前記信号処理部は、前記所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、その入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加することを特徴とする信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の信号処理装置において、
    前記制御部は、前記信号処理部に前記所定のサンプリング周波数と異なるサンプリング周波数のデジタル音声信号が入力された場合に、前記信号処理部をその入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数に応じた設定にすることを特徴とする信号処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の信号処理装置において、
    前記制御部は、前記所定のサンプリング周波数を利用履歴に基づいて変更することを特徴とする信号処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の信号処理装置において、
    前記信号処理部は、複数のデジタル音声信号が入力された場合において、先に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数と、後に入力されたデジタル音声信号のサンプリング周波数とが異なる場合に、前記後に入力されたデジタル音声信号の先頭に所定時間分の無音信号を付加することを特徴とする信号処理装置。
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