JP2010033491A - データ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間においてミスを生じさせることなく情報の共用化を図ることができるようにして、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計とにおける設計の効率化を促進して、工程全体の時間短縮を可能とする。
【解決手段】IC部品設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含む回路設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含むプリント基板設計とに用いる情報を管理するデータ管理装置において、IC部品設計に係るIC部品設計情報と回路設計に係る回路設計情報とプリント基板設計に係るプリント基板設計情報とを共用化して共通情報として記憶する記憶手段と、上記共通情報を編集する編集手段と、上記IC部品設計と上記回路設計と上記プリント基板設計との間で連携をとり、上記編集手段による編集を上記記憶手段に記憶された共通情報に反映する管理手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、さらに詳細には、IC部品のデータ管理を行ったり、あるいは、IC部品のピンの割当の制約に関する情報(以下、単に「ピン割当制約情報」と適宜に称する。)を作成したりする際などに用いることのできるデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、電子セット製造メーカーの製品開発工程において、主にIC部品設計工程とプリント基板設計工程との間で行われている設計折衝に利用して好適なデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
なお、本発明によるデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体における処理対象となるICは、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのフィールドプログラマブルデバイスや特定用途向けICなどである。
従来、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間においては、口頭や書面によりピン割当情報の確認などを行って、情報の共用化を図っていた。
しかしながら、上記したような従来の情報の共用化の手法によれば、口頭や書面での伝達時やデータの再入力時にミスなどが生じる恐れがあり、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計とにおける設計の効率化が損なわれ、工程全体の時間短縮に限界があるという問題点があった。
また、IC部品の情報を加工する処理は、ユーザーの手作業により行われるため、多大な作業時間や確認時間が必要になるという問題点があった。

なお、本願出願人が特許出願時に知っている先行技術は、上記において説明したようなものであって文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術情報はない。
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間においてミスを生じさせることなく情報の共用化を図ることができるようにして、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計とにおける設計の効率化を促進して、工程全体の時間短縮を可能としたデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、IC部品の情報の加工のための作業時間や確認時間を短縮することができるうようにしたデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、IC部品の電源やグラウンドを含む信号やその他の電気的特性情報、あるいは、IC部品のピンへの割当情報などを、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間で授受することができるようにしたものである。
また、本発明は、IC部品の形状データと併せて当該IC部品のピン情報などを表形式で同時に表示し、回路設計者やプリント基板設計者に情報として提示することができるようにしたものである。
また、本発明は、プリント基板設計においてIC部品の配置や配線を行う上で、IC部品に入力されたり、あるいは、IC部品から出力される電源やグラウンドを含む電気信号に対応するプリント基板上での配線を、ビアやプリント基板層数の減少や配線経路の簡素化などを行うことにより最適化するため、IC部品の信号のピン割当を変更する際に必要となるIC部品の電気的特性情報や物理的形状情報を同時に表示し、信号のピン割当の交換や変更をCAD(Computer Aided Design)などで扱うことのできる図面データとして直接指示をすることができるようにしたものである。
また、本発明は、IC部品の信号のピン割当を変更したときに、変更したピン割当の情報をIC部品の設計工程に渡すため、変更したピン割当の情報を標準的なCSV(Comma Separated Values)データとして作成したり、あるいは、各種のIC部品設計装置で使用することのできるフォーマットによるIC部品のピン割当制約情報として作成するようにしたものである。

従って、本発明によれば、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間において正確な情報の共用化を図られ、当該情報の共有の効率化が促進され、工程全体の一層の時間短縮を実現することができるようになる。
また、本発明によれば、IC部品の情報の加工のための作業時間や確認時間を短縮することができるようになる。

即ち、本発明のうち請求項1に記載のデータ管理装置は、IC部品設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含む回路設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含むプリント基板設計とに用いる情報を管理するデータ管理装置において、IC部品設計に係るIC部品設計情報と回路設計に係る回路設計情報とプリント基板設計に係るプリント基板設計情報とを共用化して共通情報として記憶する記憶手段と、上記共通情報を編集する編集手段と、上記IC部品設計と上記回路設計と上記プリント基板設計との間で連携をとり、上記編集手段による編集を上記記憶手段に記憶された共通情報に反映する管理手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項2に記載のデータ管理装置は、本発明のうち請求項1に記載のデータ管理装置において、上記管理手段は、上記記憶手段からの共通情報の読み込みと上記記憶手段への共通情報の書き込みとを制御する共通情報管理手段と、共通情報とIC部品設計情報とを連携するIC部品設計情報連携手段と、共通情報と回路設計情報とを連携する回路設計情報連携手段と、共通情報とプリント基板設計情報とを連携するプリント基板設計情報連携手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項3に記載のデータ管理装置は、本発明のうち請求項1または2のいずれか1項に記載のデータ管理装置において、さらに、上記記憶手段に記憶された共通情報に基づいて、IC回路シンボル形状情報またはIC部品形状情報のうち少なくともいずれか一方を生成する第1の生成手段と、上記生成手段がIC回路シンボル形状情報を生成したときに、該IC回路シンボル形状情報に対するIC回路シンボル形状分割情報を生成する第2の生成手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項4に記載のデータ管理装置は、本発明のうち請求項1、2または3のいずれか1項に記載のデータ管理装置において、上記編集手段は、IC部品のピン交換により該IC部品のピンに接続されるネットの交差を最適化するネット情報自動最適化編集手段を有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項5に記載のデータ管理方法は、IC部品設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含む回路設計と、上記IC部品設計で用いられるIC部品を含むプリント基板設計とに用いる情報を管理するデータ管理方法において、IC部品設計に係るIC部品設計情報と回路設計に係る回路設計情報とプリント基板設計に係るプリント基板設計情報とを共用化して共通情報とし、上記IC部品設計と上記回路設計と上記プリント基板設計との間で連携をとり、IC部品設計情報と回路設計情報とプリント基板設計情報との少なくともいずれかが編集されると、該編集を共通情報に反映するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項6に記載のデータ管理方法は、本発明のうち請求項5に記載のデータ管理方法において、共通情報とIC部品設計情報とを連携し、共通情報と回路設計情報とを連携し、共通情報とプリント基板設計情報とを連携することにより、上記編集を共通情報に反映するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項7に記載のデータ管理方法は、本発明のうち請求項5または6のいずれか1項に記載のデータ管理方法において、共通情報に基づいて、IC回路シンボル形状情報またはIC部品形状情報のうち少なくともいずれか一方を生成し、IC回路シンボル形状情報を生成したときに、該IC回路シンボル形状情報に対するIC回路シンボル形状分割情報を生成するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項8に記載のデータ管理方法は、本発明のうち請求項5、6または7のいずれか1項に記載のデータ管理方法において、IC部品のピン交換により該IC部品のピンに接続されるネットの交差を最適化するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項9に記載の発明は、本発明のうち請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のデータ管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、本発明のうち請求項10に記載の発明は、本発明のうち請求項5、6、7または8のいずれか1項に記載のデータ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明のうち請求項11に記載の発明は、本発明のうち請求項9または10のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間においてミスを生じさせることなく情報の共用化が図られ、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計とにおける設計の効率化が促されて、工程全体の時間短縮が可能になるという優れた効果を奏する。
また、本発明は、以上説明したように構成されているので、IC部品の情報の加工のための作業時間や確認時間を短縮することができるうようになるという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるデータ管理装置、データ管理方法、プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。

図1には、本発明によるデータ管理装置の実施の形態の一例のハードウェア構成を表すブロック構成図が示されている。
即ち、この本発明によるデータ管理装置(以下、単に「データ管理装置」と適宜に称する。)100は、公知のパーソナルコンピュータシステムや汎用コンピュータシステムなどで実現されており、その全体の動作を中央処理装置(CPU)10を用いて制御するように構成されている。
そして、このCPU10には、バス12を介して、後述するCPU10の制御のためのプログラムや各種のデータなどを記憶するリードオンリメモリ(ROM)やCPU10のワーキングエリア14a(図2を参照する。)として用いられる記憶領域などを備えたランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)などから構成される記憶装置14と、CPU10の制御に基づいて各種の表示を行うCRTや液晶パネルなどの画面を備えた表示装置16と、CPU10の制御により生成された各種データを出力するプリンターなどの出力装置18と、表示装置16の画面上における任意の位置を指定する入力装置たるマウスなどのポインティングデバイス20と、任意の文字を入力するための入力装置たるキーボードなどの文字入力デバイス22と、外部に接続される各種機器の入出力インターフェース回路(I/O)24とが接続されている。
また、データ管理装置100においては、ハードディスクなどの外部記憶装置26がI/O24を介して接続されているとともに、コンパクトディスク(CD)やフレキシブルディスク(FD)などのようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体(以下、単に「記録媒体」と適宜に称する。)30へCPU10の制御に基づき生成された各種データを書き込んで記憶させたり記録媒体30に記憶された各種データを記憶装置14へ読み込むためのリードライト装置28がI/O24を介して接続されている。

なお、上記した外部記憶装置26には、IC部品設計装置200などで扱われるIC部品設計に係る情報たるIC部品設計情報を記憶するIC部品設計情報記憶部202、ライブラリ設計装置300などで生成されて回路設計装置400やプリント基板装置500などで扱われるライブラリ設計に係る情報たるライブラリ設計情報を記憶するライブラリ設計情報記憶部302、回路設計装置400などで扱われる回路設計に係る情報たる回路設計情報を記憶する回路設計情報記憶402ならびにプリント基板設計装置500などで扱われるプリント基板設計に係る情報たるプリント基板設計情報を記憶するプリント基板設計情報記憶部502などが含まれる。

ここで、後述するデータ管理装置100による処理を実行するためのプログラムや当該処理に用いる各種データは、記憶装置14のリードオンリメモリやランダムアクセスメモリへ予め記憶するようにしておいてもよいし、外部記憶装置26や記録媒体30から記憶装置14のランダムアクセスメモリへ読み込むようにしてもよい。
また、データ管理装置100に通信機能を設けるようにして、データ管理装置100による処理を実行するためのプログラムや当該処理に用いる各種データを、通信により外部からデータ管理装置100の記憶装置14のランダムアクセスメモリへ読み込むようにしてもよい。
なお、以下の説明においては、データ管理装置100の理解を容易にするために、記憶装置14に後述するデータ管理装置100による処理を実行するために必要なプログラムや当該処理に用いる各種データが予め記憶されているものとする。

次に、図2には、データ管理装置100の機能的特徴をブロック化した機能ブロック図が示されている。
このデータ管理装置100は、共通情報管理手段102と、IC部品設計情報連携手段104と、ライブラリ設計情報生成手段106と、ライブラリ設計情報連携手段108と、回路設計情報連携手段110と、プリント基板設計情報連携手段112と、編集手段114と、記憶装置14を構成するワーキングエリア14aおよび共通情報記憶部14bとで構成され、主に、IC部品設計と回路設計とプリント基板設計との間で共用化することを目的とした情報たる共通情報を管理するための処理が実行される。

ここで、共通情報管理手段102は、共通情報読込部102aと共通情報書込部102bとにより構成されている。
こうした共通情報管理手段102は、主に、IC部品設計情報連携手段104、回路設計情報連携手段110、プリント基板設計情報連携手段112ならびにライブラリ設計情報連携手段108と連携して、共通情報記憶部14bに記憶される共通情報を管理する。
より詳細には、共通情報管理手段102は、後に詳述するように、IC部品設計情報連携手段104、回路設計情報連携手段110、プリント基板設計情報連携手段112ならびにライブラリ設計情報連携手段108と連携して、共通情報読込部102aにより共通情報記憶部14bに記憶された共通情報をワーキングエリア14aに読み込み、また、共通情報書込部102bによりワーキングエリア14aの共通情報を共通情報記憶部14bへ書き込んで記憶させる処理を行う。

次に、IC部品設計情報連携手段104は、IC部品設計情報読込部104aとIC部品設計情報書込部104bとにより構成されている。
こうしたIC部品設計情報連携手段104は、主に、IC部品設計情報記憶部202に対してIC部品設計情報の読み書きを行うものである。
より詳細には、IC部品設計情報読込部104aによりIC部品設計情報記憶部202に記憶されたIC部品設計情報をワーキングエリア14aに読み込み、また、IC部品設計情報書込部104bによりワーキングエリア14aのIC部品設計情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込んで記憶させる処理を行う。
なお、本明細書においてIC部品設計情報とは、上記したように、IC部品設計装置200などで扱われるIC部品設計に係る情報を意味する。

次に、ライブラリ設計情報生成手段106は、IC回路シンボル形状情報生成部106aと、IC回路シンボル形状分割生成部106bと、IC部品形状情報生成部106cとにより構成されている。
こうしたライブラリ設計情報生成手段106は、共通情報読込部102aにより共通情報記憶部14bからワーキングエリア14aに読み込まれた共通情報に基づき、主に、IC回路シンボル形状情報生成部106aによりIC回路シンボル形状情報を生成し、IC回路シンボル形状分割生成部106bによりIC回路シンボル形状分割情報を生成し、IC部品形状情報生成部106cによりIC部品形状情報を生成する。

なお、本実施の形態においては、IC回路シンボル形状情報とは、回路設計で扱われるIC用のシンボル形状を意味し、また、IC部品形状情報とは、プリント基板設計で扱われるIC用の部品形状を意味する。

次に、ライブラリ設計情報連携手段108は、ライブラリ設計情報読込部108aとライブラリ設計情報書込部108bとにより構成されている。
こうしたライブラリ設計情報連携手段108は、主に、ライブラリ設計情報記憶部302に対してライブラリ設計情報の読み書きを行うものである。
より詳細には、ライブラリ設計情報読込部108aによりライブラリ設計情報記憶部302に記憶されたライブラリ設計情報をワーキングエリア14aに読み込み、また、ライブラリ設計情報書込部108bによりワーキングエリア14aのライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部302に書き込んで記憶させる処理を行う。
なお、本明細書においてライブラリ設計情報とは、上記したように、ライブラリ設計装置300などで生成されて、回路設計装置400やプリント基板装置500などで扱われるライブラリ設計に係る情報を意味する。

次に、回路設計情報連携手段110は、回路設計情報読込部110aと回路設計情報書込部110bとにより構成されている。
こうした回路設計情報連携手段110は、主に、回路設計情報記憶部402に対して回路設計情報の読み書きを行うものである。
より詳細には、回路設計情報読込部110aにより回路設計情報記憶部402に記憶された回路設計情報をワーキングエリア14aに読み込み、また、回路設計情報書込部110bによりワーキングエリア14aの回路設計情報を回路設計情報記憶部402に書き込んで記憶させる処理を行う。
なお、本明細書において回路設計情報とは、上記したように、回路設計装置400などで扱われる回路設計に係る情報を意味する。

次に、プリント基板設計情報連携手段112は、プリント基板設計情報読込部112aとプリント基板設計情報書込部112bとにより構成されている。
こうしたプリント基板設計情報連携手段112は、主に、プリント基板設計情報記憶部502に対してプリント基板設計情報の読み書きを行うものである。
より詳細には、プリント基板設計情報連携手段112は、プリント基板設計情報記憶部502と共通情報記憶部14bとの間における情報の読み書きを行うものであり、プリント基板設計情報読込部112aによりプリント基板設計情報記憶部502に記憶されたプリント基板設計情報をワーキングエリア14aに読み込み、また、プリント基板設計情報書込部112bによりワーキングエリア14aのプリント基板設計情報をプリント基板設計情報記憶部502に書き込んで記憶させる処理を行う。
なお、本明細書においてプリント基板設計情報とは、上記したように、プリント基板設計装置500などで扱われるプリント基板設計に係る情報を意味する。

次に、編集手段114は、共通情報編集部114aとネット情報自動最適化編集部114bとにより構成されている。
この編集手段114は、データ管理装置100における共通情報の編集機能に係る処理を実行する。

次に、記憶装置14は、上記したように、ワーキングエリア14aおよび共通情報記憶部14bなどの各種の記憶領域を有して構成されている。

次に、図3以下に示すフローチャートならびに表示装置16の画面に表示される表示例を参照しながら、データ管理装置100により実行される処理内容について詳細に説明する。

まず、最初にライブラリ設計情報に係る処理について説明するが、通常、IC部品を含む回路設計やプリント基板設計を行うためには、IC部品属性情報、IC回路シンボル形状情報ならびにIC部品形状情報などにより構成されるライブラリ設計情報を準備しておく必要がある。
なお、本実施の形態においては、IC部品属性情報とは、共通情報を意味する。

ここで、図3(a)には、IC部品設計情報連携手段104と共通情報管理手段102とにより、IC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理(以下、「第1書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図3(a)に示す第1書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、IC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作などにより、第1書込処理の処理ルーチンを起動がされて、IC部品設計装置200などで作成されたIC部品設計情報を指定して当該指定したIC部品設計情報の読み込み指示が入力されると、IC部品設計情報読込部104aにより、IC部品設計情報記憶部202から当該指定されたIC部品設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS302a)。
上記ステップS302aの処理を終了すると、ステップS304aの処理へ進み、ステップS302aの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだIC部品設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行い、この第1書込処理の処理ルーチンを終了する。

なお、本実施の形態においては、共通情報として扱われるIC部品属性情報を適宜に「パート」と称することとし、「パート名」とは各パートを特定するための名称であって、IC部品に固有の名称を表す情報である。
また、本実施の形態においては、IC回路シンボル形状情報を適宜に「シンボル」と称することとし、IC部品形状情報を適宜に「フットプリント」と称することとする。

次に、図3(b)には、IC部品設計情報連携手段104と共通情報管理手段102とにより、共通情報たるIC部品属性情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理(以下、「第2書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第2書込処理の処理ルーチンを起動がされて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS302b)。
上記ステップS302bの処理を終了すると、ステップS304bの処理へ進み、ステップS302bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、IC部品設計情報書込部104bにより、IC部品設計装置200が読み込み可能なフォーマットでIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理を行い、この第2書込処理の処理ルーチンを終了する。
なお、上記した第2書込処理により共通情報たるIC部品属性情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む際に、書き込みを指定された全ての共通情報たるIC部品属性情報を書き込むことにより、IC部品設計情報記憶部202に記憶されているIC部品設計情報を更新するようにしてもよいし、あるいは、書き込みを指定されたピンの共通情報たるIC部品属性情報を書き込むことにより、IC部品設計情報記憶部202に記憶されているIC部品設計情報を更新するようにしてもよい。

次に、図4(a)には、ライブラリ設計情報連携手段108と共通情報管理手段102とにより、IC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理(以下、「第3書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図4(a)に示す第3書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、IC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作などにより、第3書込処理の処理ルーチンを起動がされて、ライブラリ設計装置300などで作成されたライブラリ設計情報を指定して当該指定したライブラリ設計情報の読み込み指示が入力されると、ライブラリ設計情報読込部108aにより、ライブラリ設計情報記憶部302から当該指定されたライブラリ設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS402a)。
上記ステップS402aの処理を終了すると、ステップS404aの処理へ進み、ステップS402aの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだライブラリ設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行い、この第3書込処理の処理ルーチンを終了する。
なお、第3書込処理は、ライブラリ設計情報の準備において直接関わらない処理となるが、データ管理装置100における関連処理として併記したものである。

次に、図4(b)には、共通情報管理手段102とライブラリ設計情報生成手段106とライブラリ設計情報連携手段108とにより、共通情報記憶部14bに記憶されている共通情報たるIC部品属性情報を元にして、IC回路シンボル形状情報やIC部品形状情報を生成した後に、生成したIC回路シンボル形状情報やIC部品形状情報を、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理(以下、「第4書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図4(b)に示す第4書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、IC回路シンボル形状情報やIC部品形状情報をライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第4書込処理の処理ルーチンを起動がされて、IC回路シンボル形状情報の生成が指示されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから該当する共通情報、即ち、IC回路シンボル形状情報の生成を指示されたICに係る共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS402b)。
なお、IC回路シンボル形状情報の生成を指示するICは、IC部品属性情報たるパートをパート名により指定することにより特定する。
上記ステップS402bの処理を終了すると、ステップS404bの処理へ進み、ステップS402bの処理でワーキングエリア14aに読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報に基づいて、ライブラリ設計情報生成手段106のIC回路シンボル形状情報生成部106aによりIC回路シンボル形状情報を生成する処理を行い、生成したIC回路シンボル形状情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う。
上記ステップS404bの処理を終了すると、ステップS406bの処理へ進み、ステップS404bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだIC回路シンボル形状情報を、ライブラリ設計情報書込部108bにより、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理を行い、この第4書込処理の処理ルーチンを終了する。

また、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第4書込処理の処理ルーチンを起動がされて、IC部品形状情報の生成が指示されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから該当する共通情報、即ち、IC部品形状情報の生成を指示されたICに係る共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS402b)。
なお、IC部品形状情報の生成を指示するICは、IC部品属性情報IC部品属性情報たるパートをパート名により指定することにより特定する。
上記ステップS402bの処理を終了すると、ステップS404bの処理へ進み、ステップS402bの処理でワーキングエリア14aに読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報に基づいて、ライブラリ設計情報生成手段106のIC部品形状情報生成部106cによりIC部品形状情報を生成する処理を行い、生成したIC部品形状情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う。
上記ステップS404bの処理を終了すると、ステップS406bの処理へ進み、ステップS404bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだIC部品形状情報を、ライブラリ設計情報書込部108bにより、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理を行い、この第4書込処理の処理ルーチンを終了する。

なお、共通情報管理手段102とライブラリ設計情報連携手段108とにより、共通情報記憶部14bに記憶されている共通情報たるIC部品属性情報を、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む場合には、図3(b)のフローチャートに示す第2書込処理と同様な書込処理が行われる。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、当該書込処理の処理ルーチンを起動がされて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う。
その後に、上記の処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、ライブラリ設計情報書込部108bにより、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理を行う。

なお、本実施の形態においては、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマット、即ち、ライブラリ設計情報のフォーマットは、回路設計装置400ならびにプリント基板設計装置500のうち、少なくともいずれか一方の装置においても読み込み可能なフォーマットであるものとする。

また、このデータ管理装置100において、データ管理装置100側ではIC回路シンボル形状情報の生成を行わずに、回路設計装置400側でIC回路シンボル形状情報を生成するようにしてもよい。
同様に、このデータ管理装置100において、データ管理装置100側ではIC部品形状情報の生成を行わずに、プリント基板設計装置500側でIC部品形状情報を生成するようにしてもよい。

次に、図3(a)ならびに図4(b)を参照しながら上記において説明した処理の具体例について、表示装置16の表示画面に示される表示例を参照しながら説明する。
なお、図3(b)を参照しながら上記において説明した処理の具体例について、後に詳述する。

ここで、図7には、第1書込処理における表示例が示されており、ポインティングデバイス20により、処理の対象としてIC部品設計情報記憶部202からワーキングエリア14aに読み込む(インポート)するIC部品設計情報を指定するものであるが、図7の表示例においては、IC部品設計情報として、「Pin−Outファイル」(Pin−Outファイルは、ピンアサインメントを示すファイルである。)、「HDL」(HDL(Hardware Description Language)のファイルである。)および「CSV」(CSV(Comma Separated Values)のファイルである。)の各ファイルが設定されている(図7における符号7−1で示す領域を参照する。)。
この図7に示す表示例におけるユーザーのオペレーションとしては、インポート対象のIC部品設計情報として、Pin−OutファイルとHDLとCSVとのなかのいずれかを指定する(図7においては、Pin−Outファイルが指定された状態が示されている。)。
次に、ベンダ(本実施の形態において、「ベンダ」とは、FPGAなどのメーカー名を意味する。)(図7における符号7−2で示す領域を参照する。)を指定し、次に、ファイルパス(本実施の形態において、「ファイルパス」とは、対象ファイルが存在するディレクトリ構造を意味する。)(図7における符号7−3で示す領域を参照する。)を指定する。
これにより、共通情報書込部102bにより共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む対象たるIC部品設計情報が特定される。

次に、図8ならびに図9には、インポート対象のIC部品設計情報、即ち、パートを共通情報記憶部14bに書き込んだ後における表示例が示されている。
ここで、符号8−1で示す領域には、共通情報記憶部14bに書き込まれたパートがツリー構造で表示される。
なお、このようなツリー構造による表示を行うに際しては、予めパートを書き込む先のファイルパスやパートの名称たるパート名などを定義しておく必要がある(図示せず。)。
こうしたツリー構造による表示を行うことにより、異なる複数のパートやパート分割(パートをさらにファンクション単位に分割したもの。)などの区別が容易となる。
この符号8−1で示す領域においては、符号8−2で示すように、パートを特定するための名称たる「パート名」が表示される。
また、符号8−3で示す領域には、符号8−1で示す領域に表示されたいずれかのパート名を選択した際に、当該選択したパートまたはパート分割に対応するシンボルの名称が表示される。なお、符号8−3で示す領域は、シンボルの生成前においては非表示となる。
なお、シンボルの名称は、シンボルの生成の際、予め定義しておく必要がある。
一方、符号8−4で示す領域には、符号8−3で示す領域に表示されたシンボルの名称に対応するシンボルが表示される。なお、符号8−4で示す領域は、シンボルの生成前においては非表示となる。
ここで、このデータ管理装置100においては、ライブラリ設計装置300側でシンボルを作成し、当該作成したシンボルを符号8−3ならびに符号8−4で示す領域に表示させるようにしてもよい。
また、符号8−5で示す領域には、符号8−1で示す領域に表示されたいずれかのパート名を選択した際に、当該選択したパートに対応するフットプリントの名称が表示される。なお、符号8−5で示す領域は、フットプリントの生成前においては非表示となる。
なお、フットプリントの名称は、フットプリントの生成の際、予め定義しておく必要がある。
一方、符号8−6で示す領域には、符号8−5で示す領域に表示されたフットプリントの名称に対応するフットプリントが表示される。なお、符号8−6で示す領域は、フットプリントの生成前においては非表示となる。
ここで、このデータ管理装置100においては、ライブラリ設計装置300側でフットプリントを作成し、当該作成したフットプリントを符号8−5ならびに符号8−6で示す領域に表示させるようにしてもよい。
また、符号8−7はパート本体の属性を表示させるためのタブであり、符号8−7で示すタブを選択した際には、符号8−8で示す領域にパート本体の属性が一覧表形式で表示される(図8を参照する。)。
一方、符号8−9はパートのピン属性を表示させるためのタブであり、符号8−9で示すタブを選択した際には、符号8−8で示す領域にパートのピン属性が一覧表形式で表示される(図9を参照する。)。
なお、本実施の形態においては、上記したように、本発明の理解を容易にするために、
パートの属性を、パート本体の属性(図8における符号8−8で示す領域を参照する。)と、パートのピン属性(図9における符号8−8で示す領域を参照する。)とに区分している。
ここで、パート本体の属性としては、主に、パート名、CDB(本実施の形態において、「CDB」とは、本願出願人の製造販売に係るプリント基板設計装置におけるライブラリ設計情報の総称である(便宜上、フットプリントを含まない情報として扱われる場合もある。)。なお、本願出願人の製造販売に係る回路設計装置におけるライブラリ設計情報の総称は「LCDB」である(便宜上、シンボルを含まない情報として扱われる場合もある。)。)名、モデル(本実施の形態において、「モデル」とは、IBISモデルである。)ID、シンボル名、CDBライブラリ、ベンダ、デバイスファミリ(本実施の形態において、「デバイスファミリ」とは、例えば、シリーズと呼ばれるものの1つ1つであり、Cyclone(登録商標)III、Cyclone(登録商標)IIなどである。)ならびにデバイス(本実施の形態において、「デバイス」とは、デバイスファミリの中の1つであり、Cyclone(登録商標)IIであれば、EP3C5、EP3C10などである。)などがある。
また、ピン属性としては、主に、ピン番号、ピン名、ネット名、ユーザピンラベル(本実施の形態において、「ユーザピンラベル」とは、ユーザ定義のピン属性である。)、シンボルピン(本実施の形態において、「シンボルピン」とは、シンボルのピンである。)ID、信号名、I/O、I/Oバンク、I/Oスタンダード、駆動電流、駆動電圧、終端、スルーレート、差動ペア定義、スワップグループなどがある。

なお、このデータ管理装置100においては、符号8−8で示す領域の画面上において、編集手段114によりパートが直接編集されるようにしてもよい。
また、編集手段114によるパートの編集結果は、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ書き込まれるようにしてもよい。

次に、図10には、第4書込処理における表示例として、IC回路シンボル形状情報を生成する際の表示例が示されている。
ポインティングデバイス20により、処理対象としてIC回路シンボル形状情報の生成を指示されたIC回路に係る共通情報として、符号10−1で示す領域に表示されたパートのいずれかを指定した後に、符号10−2で示す領域をポインティングデバイス20によりクリックしてIC回路シンボル形状情報の生成を指示すると、シンボルの生成が実行され、符号10−3ならびに符号10−4で示す領域にシンボルの生成結果が表示される。

また、図11ならびに図12には、IC回路シンボル形状分割情報を生成する際の表示例が示されている。
即ち、このデータ管理装置100においては、予めパートが物理特性(I/Oバンクなどである。)やファンクションなどの単位で分割されていれば、IC回路シンボル形状情報分割生成部106bにおいて、シンボルを分割生成することができるようになされている。
具体的には、符号11−1で示す領域に表示されたパートの中で、例えば、符号11−2で示すパートを指定した後に、符号11−3で示す領域をポインティングデバイス20によりクリックしてパート分割の実行を指示すると(図11を参照する。)、符号12−1で示すようにパートが分割される(図12を参照する。)。
なお、上記のようにして分割されたパートに対して、図10に示す表示例と同様にしてシンボル生成を実行すると、シンボルが分割生成される(図示せず。)。

次に、図13には、第3書込処理における表示例として、IC部品形状情報を生成する際の表示例が示されている。
ポインティングデバイス20により、処理対象としてIC部品形状情報の生成を指示されたIC回路に係る共通情報として、符号13−1で示す領域に表示されたパートのいずれかを指定した後に、符号13−2で示す領域をポインティングデバイス20によりクリックしてIC部品形状情報の生成を指示すると、フットプリントの生成が実行され、符号13−3ならびに符号13−4で示す領域にフットプリントの生成結果が表示される。

次に、図14乃至図17には、第4書込処理において、ライブラリ設計情報書込部108bがライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部302へ書き込む処理に関する表示例が示されている。
ここで、図14は、ライブラリ設計情報生成手段106で生成されたシンボル(符号14−1で示す領域ならびに符号14−2で示す領域に表示されている。)を、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302に記憶されたファイル(符号14−3で示す領域に表示されている。)へ書き込み(エクスポート)する例を示している。
また、図15は、ライブラリ設計情報生成手段106で生成されたフットプリント(符号15−1で示す領域ならびに符号15−2で示す領域に表示されている。)を、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302に記憶されたファイル(符号15−3で示す領域に表示されている。)へ書き込み(エクスポート)する例を示している。
また、図16および図17は、共通情報たるIC部品属性情報を符号16−1および符号17−1で示すエクスポート対象データを選択し、ライブラリ設計装置300が読み込み可能なフォーマットでライブラリ設計情報記憶部302に記憶されたファイルへ書き込み(エクスポート)する例を示している。

以上において、共通情報管理手段102、IC部品設計情報連携手段104、ライブラリ設計情報生成手段106ならびにライブラリ設計情報連携手段108によりライブラリ設計情報を準備するまでの処理を説明したが、ライブラリ設計情報を用いた回路設計、プリント基板設計あるいはIC部品設計の設計過程においては、共通情報に関わる情報に変更が生じる場合があり、こうした場合には各設計情報間で共通情報の整合性をとる必要がある。
そこで、本発明によるデータ管理装置100により各設計情報間で共通情報の整合性をとる処理について、フローチャートならびに表示装置16の表示画面における表示例を参照しながら以下に説明する。

まず、本発明によるデータ管理装置100において、回路設計情報に係るIC部品属性情報に対して、ユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントなどの変更がおこなわれた場合の処理について、以下に説明する。
なお、回路設計装置400で回路設計上にIC回路シンボル形状を配置する際には、ライブラリ設計情報内のIC回路シンボル形状情報とIC回路シンボル形状情報に付随するIC部品属性情報とが回路設計上にコピーされることになる。

このデータ管理装置100においては、次に説明するステップ1〜ステップ4の各処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

〔ステップ1〕
図5(a)には、回路設計情報連携手段110と共通情報管理手段102とにより、回路設計情報に係るIC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理(以下、「第5書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図5(a)に示す第5書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、回路設計情報に係るIC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作などにより、第5書込処理の処理ルーチンが起動されて、回路設計装置400などで作成された回路設計情報を指定して当該指定した回路設計情報の読み込み指示が入力されると、回路設計情報読込部110aにより、回路設計情報記憶部402から当該指定された回路設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS502a)。
上記ステップS502aの処理を終了すると、ステップS504aの処理へ進み、ステップS502aの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ回路設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行い、この第5書込処理の処理ルーチンを終了する。
従って、この第5書込処理の処理ルーチンにより、回路設計情報に係るIC部品属性情報が共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込まれることになる。
なお、ユーザーによりデータ管理装置100に読み込まれた回路設計情報に係るIC部品属性情報において、ユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントの変更などを行った場合には、再度、共通情報書込部102bにより、回路設計情報に係るIC部品属性情報が共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込まれる。

〔ステップ2〕
図5(b)には、共通情報管理手段102と回路設計情報連携手段110とにより、共通情報たるIC部品属性情報を回路設計情報記憶部402へ書き込む処理(以下、「第6書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図5(b)に示す第6書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、共通情報を回路設計情報記憶部402へ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第6書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS502b)。
上記ステップS502bの処理を終了すると、ステップS504bの処理へ進み、ステップS502bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、回路設計情報書込部110bにより、回路設計装置400が読み込み可能なフォーマットで回路設計情報記憶部402へ書き込む処理を行い、この第6書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ3〕
図6(b)には、共通情報管理手段102とプリント基板設計情報連携手段112とにより、共通情報たるIC部品属性情報をプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理(以下、「第8書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図6(b)に示す第8書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、共通情報をプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第8書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS602b)。
上記ステップS602bの処理を終了すると、ステップS604bの処理へ進み、ステップS602bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、プリント基板設計情報書込部112bにより、プリント基板設計装置500が読み込み可能なフォーマットでプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理を行い、この第8書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ4〕
図3(b)には、上記したように、IC部品設計情報連携手段104と共通情報管理手段102とにより、共通情報たるIC部品属性情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理たる第2書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第2書込処理の処理ルーチンを起動がされて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS302b)。
上記ステップS302bの処理を終了すると、ステップS304bの処理へ進み、ステップS302bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、IC部品設計情報書込部104bにより、IC部品設計装置200が読み込み可能なフォーマットでIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理を行い、この第2書込処理の処理ルーチンを終了する。

以上において説明したステップ1〜ステップ4の各処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

次に、本発明によるデータ管理装置100において、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報に対して、ユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントなどの変更がおこなわれた場合の処理について、以下に説明する。
なお、プリント基板設計装置500でプリント基板設計上にIC部品形状を配置する際には、ライブラリ設計情報内のIC部品形状情報とIC部品形状情報に付随するIC部品属性情報とがプリント基板設計上にコピーされることになる。

このデータ管理装置100においては、次に説明するステップ5〜ステップ8の各処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

〔ステップ5〕
図6(a)には、プリント基板設計情報連携手段112と共通情報管理手段102とにより、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理(以下、「第7書込処理」と称する。)に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
この図6(a)に示す第7書込処理の処理ルーチンのフローチャートを参照しながら、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理について説明する。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第7書込処理の処理ルーチンを起動がされて、プリント基板設計装置500などで作成されたプリント基板設計情報を指定して当該指定したプリント基板設計情報の読み込み指示が入力されると、プリント基板設計情報読込部112aにより、プリント基板設計情報記憶部502から当該指定したプリント基板設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS602a)。
上記ステップS602aの処理を終了すると、ステップS604aの処理へ進み、ネット情報自動最適化編集部114bにより、ステップS602aの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだプリント基板設計情報に対して編集処理を行う。
なお、ネット情報自動最適化編集部114bにおいて実行される処理については、後に詳述する。
ステップS604aの処理を終了すると、ステップS606aの処理へ進み、ステップS604aの処理で編集処理されたプリント基板設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行い、この第7書込処理の処理ルーチンを終了する。
従って、この第7書込処理の処理ルーチンにより、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報が、共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込まれることになる。
なお、ユーザーによりデータ管理装置100に読み込まれたプリント基板設計情報に係るIC部品属性情報において、ユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントの変更などを行った場合には、再度、共通情報書込部102bにより、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報が共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込まれる。

また、プリント基板設計情報連携手段112と共通情報管理手段102とにより、ネット情報自動最適化編集部114bによる編集処理を行わずに、プリント基板設計情報に係るIC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む場合には、図3(a)のフローチャートに示す第1書込処理と同様な書込処理が行われる。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作などにより、当該書込処理の処理ルーチンを起動がされて、プリント基板設計装置500などで作成されたプリント基板設計情報を指定して当該指定したプリント基板設計情報の読み込み指示が入力されると、プリント基板設計情報読込部112aにより、プリント基板設計情報記憶部502から当該指定したプリント基板設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う。
その後に、上記の処理でワーキングエリア14aへ読み込んだプリント基板設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行う。

〔ステップ6〕
図6(b)には、上記したように、共通情報管理手段102とプリント基板設計情報連携手段112とにより、共通情報をプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理たる第8書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第8書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報を指定して当該指定した共通情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS602b)。
上記ステップS602bの処理を終了すると、ステップS604bの処理へ進み、ステップS604bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報を、プリント基板設計情報書込部112bにより、プリント基板設計装置500が読み込み可能なフォーマットでプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理を行い、この第8書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ7〕
図5(b)には、上記したように、共通情報管理手段102と回路設計情報連携手段110とにより、共通情報たるIC部品属性情報を回路設計情報記憶部402へ書き込む処理たる第6書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第6書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS502b)。
上記ステップS502bの処理を終了すると、ステップS504bの処理へ進み、ステップS502bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、回路設計情報書込部110bにより、回路設計装置400が読み込み可能なフォーマットで回路設計情報記憶部402へ書き込む処理を行い、この第6書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ8〕
図3(b)には、上記したように、IC部品設計情報連携手段104と共通情報管理手段102とにより、共通情報たるIC部品属性情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理たる第2書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第2書込処理の処理ルーチンを起動がされて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS302b)。
上記ステップS302bの処理を終了すると、ステップS304bの処理へ進み、ステップS302bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、IC部品設計情報書込部104bにより、IC部品設計装置200が読み込み可能なフォーマットでIC部品設計情報記憶部202へ書き込む処理を行い、この第2書込処理の処理ルーチンを終了する。

以上において説明したステップ5〜ステップ8の処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

次に、IC部品設計装置200において、予めピンアサインメントなどの変更がおこなわれた場合の処理について、以下に説明する。
このデータ管理装置100においては、次に説明するステップ9〜ステップ11の各処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

〔ステップ9〕
図3(a)には、上記したように、IC部品設計情報連携手段104と共通情報管理手段102とにより、IC部品属性情報を共通情報として共通情報記憶部14bへ書き込む処理たる第1書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作などにより、第1書込処理の処理ルーチンを起動がされて、IC部品設計装置200などで作成されたIC部品設計情報を指定して当該指定したIC部品設計情報の読み込み指示が入力されると、IC部品設計情報読込部104aにより、IC部品設計情報記憶部202から当該指定されたIC部品設計情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS302a)。
上記ステップS302aの処理を終了すると、ステップS304aの処理へ進み、ステップS302aの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだIC部品設計情報に係るIC部品属性情報を、共通情報書込部102bにより共通情報記憶部14bへ共通情報として書き込む処理を行い、この第1書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ10〕
図5(b)には、上記したように、共通情報管理手段102と回路設計情報連携手段110とにより、共通情報たるIC部品属性情報を回路設計情報記憶部402へ書き込む処理たる第6書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第6書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報たるIC部品属性情報を指定して当該指定した共通情報たるIC部品属性情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報たるIC部品属性情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS502b)。
上記ステップS502bの処理を終了すると、ステップS504bの処理へ進み、ステップS502bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報たるIC部品属性情報を、回路設計情報書込部110bにより、回路設計装置400が読み込み可能なフォーマットで回路設計情報記憶部402へ書き込む処理を行い、この第6書込処理の処理ルーチンを終了する。

〔ステップ11〕
図6(b)には、上記したように、共通情報管理手段102とプリント基板設計情報連携手段112とにより、共通情報をプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理たる第8書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートが示されている。
即ち、ユーザーによるポインティングデバイス20や文字入力デバイス22の操作により、第8書込処理の処理ルーチンが起動されて、共通情報を指定して当該指定した共通情報の読み込み指示が入力されると、共通情報読込部102aにより、共通情報記憶部14bから当該指定した共通情報をワーキングエリア14aへ読み込む処理を行う(ステップS602b)。
上記ステップS602bの処理を終了すると、ステップS604bの処理へ進み、ステップS604bの処理でワーキングエリア14aへ読み込んだ共通情報を、プリント基板設計情報書込部112bにより、プリント基板設計装置500が読み込み可能なフォーマットでプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む処理を行い、この第8書込処理の処理ルーチンを終了する。

以上において説明したステップ9〜ステップ11の処理を実行することにより、回路設計情報とプリント基板設計情報とIC部品設計情報との整合性が保持されることになる。

次に、図3乃至図6を参照しながら上記において説明した処理の具体例について、表示装置16の表示画面に示される表示例を参照しながら説明する。

まず、図18には、共通情報読込部102aと回路設計情報書込部106bとにより、共通情報を回路設計情報記憶部502へ書き込む第6書込処理の表示例が示されている。
この図18に示す表示例において、符号18−1で示す回路図を表示する領域(以下、回路図を表示する領域を「回路設計ビューワ」と適宜に称する。)に示すように、回路設計ビューワ上のシンボルを選択するか、あるいは、パートを選択すると、符号18−2で示す領域にピン属性情報が表示される。
ここで、例えば、ユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントなどの変更をおこなった場合には、共通情報書込部102bにより共通情報が更新される。
次に、書き込み(エクスポート)の対象として、符号18−3で示す回路図シートを選択し、符号18−4で示す領域をクリックしてエクスポートを実行すると、共通情報読込部102aにより該当する共通情報を読み込んだ後に、回路設計情報書込部110bにより、回路設計装置400が読み込み可能なフォーマットで、変更された共通情報が回路設計情報記憶部502へ書き込まれることになる。

次に、図19には、共通情報読込部102aとプリント基板設計情報書込部112bとにより、共通情報をプリント基板設計情報記憶部502へ書き込む第8書込処理の表示例が示されている。
この図19に示す表示例は、図18に示す表示例と比べると、書き込み(エクスポート)の対象として、符号19−1で示す基板図を選択し、符号19−2で示す領域をクリックしてエクスポートを実行すると、共通情報読込部102aにより該当する共通情報を読み込んだ後に、プリント基板設計情報書込部112bにより、プリント基板設計装置500が読み込み可能なフォーマットで、変更された共通情報がプリント基板設計情報記憶部502へ書き込まれることになる。

図20には、共通情報読込部102aとIC部品設計情報書込部104bとにより、共通情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む第2書込処理の表示例が示されている。
この図20に示す表示例は、図18に示す表示例と比べると、書き込み(エクスポート)の対象として、符号20−1で示すピン制約ファイルを選択し、ベンダを選択し(符号20−2で示す領域を参照する。)、出力対象を選択して(符号20−3で示す領域を参照する。)、符号20−4で示す領域をクリックしてエクスポートを実行すると、共通情報読込部102aにより該当する共通情報を読み込んだ後に、IC部品設計情報書込部104bにより、IC部品設計装置200が読み込み可能なフォーマットで、変更された共通情報がIC部品設計情報記憶部202へ書き込まれることになる。

図21には、IC部品設計情報読込部104aと共通情報書込部102bと共通情報読込部102aにより、回路設計ビューワ上のIC部品属性情報の更新読み込みに係る表示例である。
図21に示すように、符号21−1で示す回路設計ビューワ上のシンボルを選択するか、あるいは、ツリー構造からパートを選択し、符号21−2で示す領域をクリックしてインポートを選択する。それから、「インポート元のファイル種類(符号21−3で示す領域を参照する。)→ベンダ(符号21−4で示す領域を参照する。)→ファイルパス(符号21−5で示す領域を参照する。)」の順で指定した後に、符号21−6で示す領域をクリックしてインポートを実行すると、IC部品設計情報読込部104aならびに共通情報書込部102bによりパートが更新された後に、共通情報読込部102aにより、該当するパートが回路設計ビューワ上へ更新表示される。
つまり、上記したように、符号21−1で示す選択された回路設計シート上のシンボルに付随するパート(符号21−7で示す領域を参照する。)が更新されたことになる。
なお、上記した例においては、インポート元にIC部品属性情報を指定した場合について説明したが、ライブラリ設計情報を指定してもよいことは勿論である。

次に、図22乃至図26には、プリント基板設計情報連携手段112と共通情報管理手段102とに関連する処理の表示例が示されている。

まず、図22には、プリント基板設計情報読込部112aに関する処理の表示例が示されている。
即ち、プリント基板設計情報を読み込んだ後のプリント基板設計情報は、符号22−1で示す領域にツリー構造で表示される。
そして、プリント基板設計情報は、基板設計上に配置されているシンボルフットプリントのパート(符号22−2で示す領域を参照する。)で構成されている。
なお、プリント基板設計情報の読み込み後に、基板設計上のフットプリントに付随するパートは、共通情報として共通情報記憶部116aへ書き込まれる。
また、符号22−3で示す領域には、読み込まれたプリント基板設計情報の基板図が表示される。なお、読み込まれたプリント基板設計情報の基板図が表示される領域を、適宜に「プリント基板設計ビューワ」と称する。
そして、プリント基板設計ビューワ上のフットプリントを選択するか、あるいは、ツリー構造からパートを選択した場合には、図8および図9に関して説明した同様に、パート本体の属性とパートのピン属性とが表示される(符号22−4で示す領域を参照する。)。

次に、図23ならびに図24には、編集手段114における処理の具体例として、プリント基板設計ビューワ上のフットプリントのピン交換によるピンアサインメントの変更などを示す表示例が示されている。
なお、プリント基板設計ビューワ上のフットプリントのピン交換によるピンアサインメントを変更すると、信号の割当変更に伴いネットの接続情報が変更されることになる。
この図23ならびに図24に示す例は、具体的には、ピン番号A8とピン番号A12とのピンスワップの例である。
このデータ管理装置100においては、ピンの交換は、パートに定義された「スワップグループ」属性の属性値が同じピン同士で行うものとする。
即ち、図23に示すように、交換を検討するピンを符号23−1で示すプリント基板設計ビューワ上、もしくは、ピン属性情報の一覧表(符号23−2で示す領域を参照する。)の中で選択すると、選択されたピンおよびそれに接続されるラッツネストが基板設計ビューワ上で強調表示されると同時に、「スワップグループ」が同じである、つまり、交換候補となるピンおよびそれに接続されるラッツネストも、異なる色などで別途、強調表示される(符号23−3で示す領域を参照する。)。
次に、交換候補の中から実際に交換するピンを選択し、ピン交換を実行すると、交換されたピンおよびラッツネストが、図24に示すように、他の交換候補とは異なる色などで強調表示される(符号24−1で示す領域を参照する。)。

次に、図25には、共通情報読込部102aとIC部品設計情報書込部104bとにより、共通情報をIC部品設計情報記憶部202へ書き込む第2書込処理の表示例が示されている。
なお、この図25に示す表示例の前提として、図23ならびに図24のようなユーザーにより共通情報編集部114aによるピンアサインメントなどの変更をおこなった場合には、共通情報書込部102bにより共通情報が更新される。
基板設計ビューワ上で選択された符号25−1で示すフットプリントに対し、書き込み(エクスポート)する対象としてIC部品設計情報を選択し(符号25−2で示す領域を参照する。)し、ベンダ(符号25−3で示す領域を参照する。)ならびに出力対象(符号25−4で示す領域を参照する。)を選択し、符号25−5で示す領域をクリックしてエクスポートを実行すると、共通情報読込部102aにより該当する共通情報を読み込んだ後に、IC部品設計情報書込部104bにより、IC部品設計装置200が読み込み可能なフォーマットで、変更された共通情報がIC部品設計情報記憶部202へ書き込まれることになる。

次に、図26には、共通情報読込部102aと回路設計情報書込部106bとにより、共通情報を回路設計情報記憶部402へ書き込む第6書込処理の表示例が示されている。
この図26に示す表示例は、図25に示す表示例と比べると、書き込み(エクスポート)の対象として回路図を選択し(符号26−1で示す領域を参照する。)、符号26−2で示す領域をクリックしてエクスポートを実行すると、共通情報読込部102aにより該当する共通情報を読込んだ後に、回路設計情報書込部106bにより、回路設計装置400が読み込み可能なフォーマットで、変更された共通情報が回路設計情報記憶部402へ書き込まれることになる。

次に、図27には、図26によるバックアノテーションを実施した後の回路図の変更例のイメージ図が示されている。
即ち、基板図側でおこなわれたピン交換によるピンアサインメントの変更などにより、図27に示すうように回路図側の接続情報などが変更される。

なお、共通情報読込部102bとプリント基板設計情報書込部112bとによるプリント設計情報記憶部116eへの書き込みの例と、IC部品設計情報読込部104aと共通情報書込部102bと共通情報読込部102aとによる基板設計ビューワ上のIC部品属性情報の更新読み込みの例とについては、それぞれ、図18、図21と同様の内容となるため、その詳細な説明は省略する。

なお、図28には、編集手段114のネット情報自動最適化編集部114bにおいて実行されるネット情報自動最適化編集処理の処理ルーチンのフローチャートが示されている。
そして、図29には、ネット情報自動最適化編集処理の処理ルーチンを具体的に適用した一例の説明図が示されている。
これら図28および図29を参照しながら、ネット情報自動最適化編集処理の処理ルーチンについて説明する。
まず、ネット情報自動最適化編集処理の処理ルーチンが起動されると、ピンアサインメント情報を元に、IC部品のピンを交換可能なグループ別に振り分ける処理を行う(ステップS2802)。
上記ステップS2802の処理を終了すると、ステップS2804の処理へ進み、同一グループ内のピンに接続されるネットデータ群の交点総数(α)を求め、交点総数(α)の接続状態を基準とする。
上記ステップS2804の処理を終了すると、ステップS2806の処理へ進み、同一グループ内で1対のネットデータを選定し、ピン交換を総当たりで実行する。
上記ステップS2806の処理を終了すると、ステップS2808の処理へ進み、ピン交換後に、最も少ない交点総数(β)がβ=0の場合は交点総数(β)の接続状態を採用し、同一グループ内の処理を終了する。なお、他のグループがあれば、ステップS2804の処理へ戻って処理を繰り返し、他のグループが無くなれば処理を終了する。
上記ステップS2808の処理を終了すると、ステップS2810の処理へ進み、ピン交換後に、最も少ない交点総数(β)がβ≠0の場合は、交点総数(β)と基準の交点総数(α)を比較する。なお、(β)が2つ以上ある場合は、ピンペアの総和が最短となるβを採用する。
上記ステップS2810の処理を終了すると、ステップS2812の処理へ進み、比較後に、α>βの場合は交点総数(β)の接続状態を採用し、基準を入替えた後に、ステップS2806の処理へ戻って処理を繰り返す。
上記ステップS2812の処理を終了すると、ステップS2814の処理へ進み、比較後に、α≦βの場合は交点総数(α)の接続状態を採用し、同一グループ内の処理を終了する。なお、他のグループがあれば、ステップS2804の処理へ戻って処理を繰り返し、他のグループが無くなれば処理を終了する。

こうした図28ならびに図29に示す処理により、向かい合う部品のピン列間などにおいて最適なネットを生成することができるようになる。

そして、以上において詳述したように構成された本発明によるデータ管理装置100によれば、データ管理装置100により、IC部品設計装置200と回路設計装置400とプリント基板設計装置500と間で連携をとりながら共通情報の更新が可能なため、それぞれの設計装置間で整合性とれた設計や共通情報を利用したシミュレーションなどを適宜に行うことが可能となり、効率良く設計を進めることができるようになる。
本発明は、電子セット製造メーカーの製品開発工程において、主にIC部品設計工程とプリント基板設計工程との間で行われている設計折衝に利用すると好適である。
図1は、本発明によるデータ管理装置の実施の形態の一例のハードウェア構成を表すブロック構成図である。 図2は、本発明によるデータ管理装置の機能的特徴をブロック化した機能ブロック図である。 図3(a)は、第1書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートであり、また、図3(b)は、第2書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートである。 図4(a)は、第3書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートであり、また、図4(b)は、第4書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートである。 図5(a)は、第5書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートであり、また、図5(b)は、第6書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートである。 図6(a)は、第7書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートであり、また、図6(b)は、第8書込処理に関する処理ルーチンのフローチャートである。 図7は、表示装置の表示画面での第1書込処理における表示例である。 図8は、インポート対象のIC部品設計情報、即ち、パートを共通情報記憶部に書き込んだ後における表示装置の表示画面での表示例である。 図9は、インポート対象のIC部品設計情報、即ち、パートを共通情報記憶部に書き込んだ後における表示装置の表示画面での表示例である。 図10は、表示装置の表示画面での第4書込処理における表示例の一例であるIC回路シンボル形状情報を生成する際の表示例である。 図11は、IC回路シンボル形状分割情報を生成する際における表示装置の表示画面での表示例である。 図12は、IC回路シンボル形状分割情報を生成する際における表示装置の表示画面での表示例である。 図13は、表示装置の表示画面での第3書込処理における表示例の一例であるIC部品形状情報を生成する際の表示例である。 図14は、第4書込処理において、ライブラリ設計情報書込部がライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部へ書き込む処理に関する表示装置の表示画面での表示例である。 図15は、第4書込処理において、ライブラリ設計情報書込部がライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部へ書き込む処理に関する表示装置の表示画面での表示例である。 図16は、第4書込処理において、ライブラリ設計情報書込部がライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部へ書き込む処理に関する表示装置の表示画面での表示例である。 図17は、第4書込処理において、ライブラリ設計情報書込部がライブラリ設計情報をライブラリ設計情報記憶部へ書き込む処理に関する表示装置の表示画面での表示例である。 図18は、表示装置の表示画面での第6書込処理における表示例である。 図19は、表示装置の表示画面での第8書込処理における表示例である。 図20は、表示装置の表示画面での第2書込処理における表示例である。 図21は、回路設計ビューワ上のIC部品属性情報の更新読み込みに係る表示装置の表示画面での表示例である。 図22は、プリント基板設計情報連携手段と共通情報管理手段とに関連する処理に係る表示装置の表示画面での表示例である。 図23は、プリント基板設計情報連携手段と共通情報管理手段とに関連する処理に係る表示装置の表示画面での表示例である。 図24は、プリント基板設計情報連携手段と共通情報管理手段とに関連する処理に係る表示装置の表示画面での表示例である。 図25は、プリント基板設計情報連携手段と共通情報管理手段とに関連する処理に係る表示装置の表示画面での表示例である。 図26は、プリント基板設計情報連携手段と共通情報管理手段とに関連する処理に係る表示装置の表示画面での表示例である。 図27は、図26によるバックアノテーションを実施した後の回路図の変更例のイメージ図である。 図28は、編集手段のネット情報最適化編集部において実行されるネット情報最適化編集処理の処理ルーチンのフローチャートである。 図29は、ネット情報最適化編集処理の処理ルーチンを具体的に適用した一例の説明図である。
符号の説明
10 中央処理装置(CPU)
12 バス
14 記憶装置
14a ワーキングエリア
14b 共通情報記憶部
16 表示装置
18 出力装置
20 ポインティングデバイス
22 文字入力デバイス
24 入出力インターフェース回路(I/O)
26 外部記憶装置
28 リードライト装置
30 記録媒体
100 データ管理装置
102 共通情報管理手段
102a 共通情報読込部
102b 共通情報書込部
104 IC部品設計情報連携手段
104a IC部品設計情報読込部
104b IC部品設計情報書込部
106 ライブラリ設計情報生成手段
106a IC回路シンボル形状情報生成部
106b IC回路シンボル形状分割情報生成部
106c IC部品形状情報生成部
108 ライブラリ設計情報連携手段
108a ライブラリ設計情報読込部
108b ライブラリ設計情報書込部
110 回路設計情報連携手段
110a 回路設計情報読込部
110b 回路設計情報書込部
112 プリント基板設計情報連携手段
112a プリント基板設計情報読込部
112b プリント基板設計情報書込部
114 編集手段
114a 共通情報編集部
114b ネット情報最適化編集部
200 IC部品設計装置
202 IC部品設計情報記憶部
300 ライブラリ設計装置
302 ライブラリ設計情報記憶部
400 回路設計装置
402 回路設計情報記憶部
500 プリント基板設計装置
502 プリント基板設計情報記憶部

Claims (11)

  1. IC部品設計と、前記IC部品設計で用いられるIC部品を含む回路設計と、前記IC部品設計で用いられるIC部品を含むプリント基板設計とに用いる情報を管理するデータ管理装置において、
    IC部品設計に係るIC部品設計情報と回路設計に係る回路設計情報とプリント基板設計に係るプリント基板設計情報とを共用化して共通情報として記憶する記憶手段と、
    前記共通情報を編集する編集手段と、
    前記IC部品設計と前記回路設計と前記プリント基板設計との間で連携をとり、前記編集手段による編集を前記記憶手段に記憶された共通情報に反映する管理手段と
    を有することを特徴とするデータ管理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ管理装置において、
    前記管理手段は、
    前記記憶手段からの共通情報の読み込みと前記記憶手段への共通情報の書き込みとを制御する共通情報管理手段と、
    共通情報とIC部品設計情報とを連携するIC部品設計情報連携手段と、
    共通情報と回路設計情報とを連携する回路設計情報連携手段と、
    共通情報とプリント基板設計情報とを連携するプリント基板設計情報連携手段と
    を有する
    ことを特徴とするデータ管理装置。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載のデータ管理装置において、さらに、
    前記記憶手段に記憶された共通情報に基づいて、IC回路シンボル形状情報またはIC部品形状情報のうち少なくともいずれか一方を生成する第1の生成手段と、
    前記生成手段がIC回路シンボル形状情報を生成したときに、該IC回路シンボル形状情報に対するIC回路シンボル形状分割情報を生成する第2の生成手段と
    を有することを特徴とするデータ管理装置。
  4. 請求項1、2または3のいずれか1項に記載のデータ管理装置において、
    前記編集手段は、IC部品のピン交換により該IC部品のピンに接続されるネットの交差を最適化するネット情報自動最適化編集手段を有する
    ことを特徴とするデータ管理装置。
  5. IC部品設計と、前記IC部品設計で用いられるIC部品を含む回路設計と、前記IC部品設計で用いられるIC部品を含むプリント基板設計とに用いる情報を管理するデータ管理方法において、
    IC部品設計に係るIC部品設計情報と回路設計に係る回路設計情報とプリント基板設計に係るプリント基板設計情報とを共用化して共通情報とし、
    前記IC部品設計と前記回路設計と前記プリント基板設計との間で連携をとり、IC部品設計情報と回路設計情報とプリント基板設計情報との少なくともいずれかが編集されると、該編集を共通情報に反映する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  6. 請求項5に記載のデータ管理方法において、
    共通情報とIC部品設計情報とを連携し、
    共通情報と回路設計情報とを連携し、
    共通情報とプリント基板設計情報とを連携することにより、
    前記編集を共通情報に反映する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  7. 請求項5または6のいずれか1項に記載のデータ管理方法において、
    共通情報に基づいて、IC回路シンボル形状情報またはIC部品形状情報のうち少なくともいずれか一方を生成し、
    IC回路シンボル形状情報を生成したときに、該IC回路シンボル形状情報に対するIC回路シンボル形状分割情報を生成する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  8. 請求項5、6または7のいずれか1項に記載のデータ管理方法において、
    IC部品のピン交換により該IC部品のピンに接続されるネットの交差を最適化する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  9. 請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のデータ管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 請求項5、6、7または8のいずれか1項に記載のデータ管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項9または10のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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