JP2010030571A - 芯材を有する自動車用の押出し成形品 - Google Patents

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直久 宮川
Katsuhisa Kato
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Abstract

【課題】自動車のドア、トランク、バックドア等の車体開口周縁のフランジに装着する芯材を有する自動車用の押出し成形品を提供する。
【解決手段】芯材を有する自動車用の押出し成形品は、長手方向に硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材3と該芯材の外側に熱可塑性エラストマーまたはゴムからなる被覆層を形成し、該芯材3の断面略U字状の連結部8に外溝部4または内溝部5を長手方向の所定区間に亘って形成した事を特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のドア、トランク、バックドア等の各種車体の開口周縁のフランジに装着するウェザーストリップ、トリム等の芯材を有する自動車用の押出し成形品に関するものである。
自動車のドア、トランク、バックドア等の各種車体の開口周縁のフランジに装着するウェザーストリップ、トリム等の芯材を有する自動車用の押出し成形品は、該開口周縁のフランジが一定の厚みではなく、部分的に多数のフランジが重ねあわされた肉厚部分に無理やりに開放して装着するため、非常に作業性が低下し、且つ、外観の体裁も悪く、且つ、品質も悪化する等の問題があった。
本発明ものは、上記の問題点を解決するもので、芯材を有する自動車用の押出し成形品は、長手方向に熱可塑性エラストマーまたはゴムからなる被覆層と硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材が一体成形され、該芯材の断面略U字状の連結部の外側に外溝部を長手方向の所定区間に亘って形成する。また、該芯材の断面略U字状の連結部の内側に内溝部を長手方向の所定区間に亘って形成する。更に、該芯材の断面略U字状の連結部の外側の外溝部または内側の内溝部が複数形成し、該開口周縁のフランジが一定の厚みではなく、部分的に多数のフランジが重ねあわされた肉厚部分の場合でも、簡単に開放して装着でき、作業性が向上し、且つ、外観品質的にも優れた押出し成形品を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するもので、自動車のドア、トランク、バックドア等の車体開口部周縁のフランジ(12)(12)に装着する芯材(3)を有する自動車用の押出し成形品(1)は、長手方向に硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材(3)と該芯材(3)の外側に熱可塑性エラストマーまたはゴムからなる被覆層(2)とを形成し、該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の外側に外溝部(4)を長手方向の所定区間(15)に亘って形成する。また、該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の内側に内溝部(5)を長手方向の所定の区間に亘って形成する。更に該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の外側の外溝部(4)(4)または内側の内溝部(5)(5)を複数形成し、また、側部(7)(7)の外側または内側に外溝部(4)または内溝部(5)を形成し、該芯材(3)には、内側の一部または全体に被覆層(2)を形成するものである。
本発明は、以上のように構成されているので、従来のこの種の自動車の開口周縁に装着する芯材を有する自動車用の押出し成形品のように、該開口周縁のフランジが一定の厚みではなく、部分的に多数のフランジが重ねあわされた肉厚部分の場合には、無理やり押込んで装着するため、非常に手間が掛かり作業性が低下し、且つ、外観及び品質的にも悪化する等の問題を解決するための効果がある。また、硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材が一体成形され、該芯材の断面略U字状の連結部の外側に外溝部を長手方向の所定区間に亘って形成したため、部分的に多数のフランジが重ねあわされた肉厚部分の芯材の側部が外方に開放して簡単に装着でき、作業性を向上し、且つ、外観的にも優れた効果がある。
また、該芯材の断面略U字状の連結部の内側に内溝部を長手方向の所定区間に亘って形成するため、押出し成形後に溝が形成されているかの確認が簡単確実にでき、連結部の外側の外溝部または内側の内溝部を複数形成したので、芯材を柔軟に曲げる事ができ、側部の外側または内側に外溝部または内溝部を形成することで、更に芯材を柔軟に曲げる事が出来る効果もある。そして、該開口周縁のフランジが一定の厚みではなく、部分的にフランジが重合された肉厚の部分があっても、容易に装着できるので、作業性が著しく向上し、外観的にも優れた効果がある。
本発明は、以上のように構成されている芯材を有する自動車用の押出し成形品によれば、ドア、トランク、バックドア等の各種車体の開口部周縁のフランジに装着する位置において、該フランジが一定の厚みではなく、且つ多数のフランジが重合された肉厚部分の場合であっても、芯材に設けた外溝部及び内溝部によって芯材の連結部が開放され容易に装着される。また、品質が悪化する事なく外観的に優れた作用をするものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、図1に示すものは、自動車のドア、トランク、バックドア等の車体開口部周縁のフランジ(12)に装着する芯材(3)を有する自動車用の押出し成形品(1)の請求項1で述べている断面図を示すもので、芯材(3)を有する押出し成形品(1)は、図2に示す長手方向の硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材(3)と、該芯材(3)の外側に熱可塑性エラストマーまたはゴムからなる被覆層(2)とを以って形成し、該芯材(3)の断面略U字状の上面の連結部(8)の外側に外溝部(4)を長手方向の所定区間(15)に亘って形成したものである。
また、該芯材(3)には、相対する側部(7)(7)が形成され、上面の連結部(8)によって断面略U字状に形成されたものである。
該被覆層(2)には、該芯材(3)の一方の側部(7)の側面に中空シール部(10)を形成される。また、該中空シール部(10)は車体パネル(13)の取り付ける場所によって連結部(8)の上面に形成される等の所望する位置に形成され、形状は角形、円形、楕円形などの所望する形状に形成される。(11)は化粧リップ、(9)は相対する挟持用の保持片を示すものである。
更に、図2に示す、該芯材(3)の該側部(7)(7)には、所定間隔を設けて複数の切除部(16)(16)を穿設してある。
また、図3に示す該芯材(3)は、図2に示すA−A線の断面を示し、図4に示す該芯材(3)は、同じく図2に示すB−B線の断面を示したものである。
図5に示される実施例では、特許請求の範囲の請求項2で述べている断面を示すもので、該芯材(3)の断面略U字状の該連結部(8)の内面側の長手方向における所定区間(15)に内溝部(5)を形成したものである。また、相対する保持片(9)(9)の一方には、非熱融着部(17)を形成したものを示したものである。
図6に示すものは、押出し成形品(1)の請求項3に述べた断面を示すもので、該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の外側に複数の外溝部(4)(4)が並列に長手方向の所定区間に亘って形成されている。更に、請求項5で述べたように、該芯材(3)の内側の全体に被覆層(2)を形成している。
次に図7に示すものは、押出し成形品(1)の請求項4で述べている如く、押出し成形品(1)の断面を示すもので、該芯材(3)の断面略U字状の相対する側部(7)(7)の外側に外溝部(4)(4)を長手方向の所定区間に亘って形成したもので、側部(7)のどちらか一方だけに形成することもある。
図8に示す実施例のものは、硬質合成樹脂からなる芯材(3)と熱可塑性エラストマーからなる被覆層(2)による製造方法の実施例を示したもので、第1押出し成形機(21)に硬質合成樹脂を注入し、第1金型ダイス(22)によって断面略U字状の芯材(3)を形成し、該第1金型ダイス(22)の出口に設置したスライド治具(20)によって芯材(3)のの所望する所定区間(15)に外溝部(4)または内溝部(5)を形成する。その後、第1冷却水槽(23)を通過後に引取ローラー(24)を経て、切除機(25)によって断面賂U字状の芯材(3)の側部(7)(7)または側部(7)(7)及び連結部(8)の一部に、図2に示す如く切除部(16)(16)を形成し、該切除部(16)(16)は所望する形状に切除される。その後、第2金型ダイス(27)の内部に進入し、第2押出し成形機(26)に注入した被覆層(2)を形成する溶融状態の熱可塑性エラストマーと第3押出し成形機(28)に注入した中空シール部(10)を形成する溶融状態の熱可塑性エラストマーが該第2金型ダイス(27)の内部で、該芯材(3)の周囲と連結部(8)の内側に熱融着し、その後第2冷却水槽(29)を通過する。符号(30)は、注入管を示すものである。また、保持片(9)と被覆層(8)等が硬さの異なる熱可塑性エラストマーを使用する時は、押出し成形機を追加して第2金型ダイス(27)の内部で押出し成形する。芯材(3)と被覆層(2)は熱融着されているが、図5の如くに部分的に熱融着せず、非熱融着部(17)を形成するだけのこともある。
図9においては、本発明品を各種の開口周縁のフランジ(12)(12)が一定の厚みを有する部分に挿着した場合を示す図面であり、図10に示すものは、多数のフランジ(12)(12)が部分的に重合された肉厚部分に装着したもので、芯材(3)が少し開放した状態を示した図面である。
本発明に使用する材料の説明をすると、断面略U字状の芯材(3)は硬質合成樹脂からなり、硬質合成樹脂としては硬さHDA(JIS K6253、15秒後値)85以上のオレフィン系樹脂およびオレフィン系熱可塑性エラストマー、または、それらの合成樹脂にタルク等の粉体を20〜50重量%混合した混合合成樹脂を使用し、剛性を高め、線膨張係数を小さくする。例えばポリプロピレン樹脂60重量%とタルクの粉体を40重量%混合した混合合成樹脂によって、ポリプロピレン樹脂100重量%の合成樹脂芯材に対して、線膨張係数を1/4以下に小さくして使用することもある。
更に、被覆層(2)と中空シール部(10)等を形成する熱可塑性エラストマーの材料としては、オレフィン系熱可塑性エラストマーまたはその発泡体、スチレン系熱可塑性エラストマーまたはその発泡体、更にゴムの材料としてはEPDM等のゴムが使用される。
また、被覆層(2)と中空シール部(10)の硬さによる使い分けの使用例としては、被覆層(2)を形成する熱可塑性エラストマーまたはゴムとしては、硬さHDA(JIS K6253、15秒後値)40〜80が使用され、中空状シール部(10)を形成する熱可塑性エラストマーまたはゴムとしては、硬さHDA(JIS K6253、15秒後値)20〜60が使用される。
フランジに装着する押出し成形品の縦断側面図である。 本発明の芯材の斜面図である。 芯材の図2に示すA−A線の縦断側面図である。 芯材の図2に示すB−B線の縦断側面図である。 押出し成形品の保持片の一方に非熱融着部を設けた断面図である。 押出し成形品の内部全体に被覆層を被着した断面図である。 芯材の相対する側部の上部外側に外溝部を設けた断面図である。 本発明の押出し成形品の製造方法を示す全体図である。 押出し成形品に一定の厚みのフランジ部分を挿着した断面図である。 押出し成形品に対して多数重合された肉厚となったフランジを挿着した断面図である。
符号の説明
1 押出し成形品
2 被覆層
3 芯材
4 外溝部
5 内溝部
7 側部
8 連結部
9 保持片
10 中空シール部
11 化粧リップ
12 フランジ
13 車体パネル
15 所定区間
16 切除部
17 非熱融着部
20 スライド治具
21 第1押出し成形機
22 第1金型ダイス
23 第1冷却水槽
24 引取ローラー
25 切除機
26 第2押出し成形機
27 第2金型ダイス
28 第3押出し成形機
29 第2冷却水槽
30 注入管

Claims (5)

  1. 自動車のドア、トランク、バックドア等の車体開口部周縁のフランジに装着する押出し成形品(1)は、長手方向に硬質合成樹脂からなる断面略U字状の芯材(3)と該芯材(3)の外側に熱可塑性エラストマーまたはゴムからなる被覆層(2)とを形成し、該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の外側に外溝部(4)を長手方向の所定区間に亘って形成した事を特徴とする芯材を有する自動車用の押出し成形品。
  2. 該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の内側に内溝部(5)を長手方向の所定区間に亘って形成した事を特徴とする芯材を有する自動車用の押出し成形品。
  3. 該芯材(3)の断面略U字状の連結部(8)の外側に複数の外溝部(4)(4)、または内側に複数の内溝部(5)(5)を長手方向の所定区間に亘って形成した事を特徴とする請求項1または請求項2記載の芯材を有する自動車用の押出し成形品。
  4. 該芯材(3)の断面略U字状の相対する側部(7)(7)の外側または内側に外溝部(4)または内溝部(5)を長手方向の所定区間に亘って形成した事を特徴とする芯材を有する自動車用の押出し成形品。
  5. 該芯材(3)の内側の一部または全体に被覆層(2)を被着形成した事を特徴とした請求項1から3に記載の芯材を有する自動車用の押出し成形品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013241150A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Tokai Kogyo Co Ltd 車両用のトリム材
JP2014177163A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ウエザーストリップ
JP2016101950A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 東洋自動機株式会社 袋のグリッパー

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