JP2010029317A - 内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法 - Google Patents

内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピストン部材と開口部の周縁部を長期間にわたって気密状態で接触させることができる内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法を提供する。
【解決手段】内視鏡の手元操作部に設けられ少なくとも側壁面の一部に開口孔77を有するシリンダ部材71と、シリンダ部材71に挿抜自在に装着され開口孔77に連通する管路の流路切換え操作を行うピストン部材とを有するバルブ機構に対して、ピストン部材を取り外したシリンダ部材71に装着され、管路内に洗浄ブラシ33を案内するブラシ案内路87が形成された内視鏡の洗浄補助具100であって、洗浄補助具100をシリンダ部材71に装着したときに、シリンダ部材71の開口孔77にブラシ案内路の出口孔107が対面し、少なくともブラシ案内路の出口孔107の装着方向後端の縁部107aが、シリンダ部材71の側壁面における開口孔77の内側領域に配置されるよう構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、側壁面の一部に開口孔の形成されたシリンダ部材を有する内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法に関する。
内視鏡には、観察窓を洗浄するための送気送水バルブや、体腔内からの汚物等を吸引する吸引バルブ等の流体制御用のバルブが設けられる。これらのバルブは、流路を接続したシリンダ内に流路の開閉若しくは切り換えを行うピストンが設けられ、このピストンには操作ボタンが連結して設けられる。常時においては、復帰ばねにより非作動状態に保持されており、術者が操作ボタンを押動操作すると、ピストンが復帰ばねに抗して所定の切換位置に切り換わり、洗浄用流体を供給したり、体腔内からの吸引を行ったりする(例えば特許文献1参照)。
図8は従来の吸引バルブを備えた内視鏡の概略構成図である。
吸引機構は、内視鏡1の挿入部3の先端に開口し、手元操作部5を通る吸引流路7を有し、この吸引流路7の他端には吸引源装置が着脱可能に接続されるように構成される。手元操作部5には、処置具挿通チャンネル9に処置具を導入するための鉗子口11が配設される。吸引流路7の端部は手元操作部5に接続したユニバーサルコード13の内部を通り、このユニバーサルコード13の先端に吸引源装置からの配管に着脱可能に接続されるコネクタが設けられる。
また、吸引操作を行うために、内視鏡1の手元操作部5に吸引バルブ14が装着されている。吸引バルブ14は、図9に従来の吸引バルブの分解斜視図を示すように、主にシリンダ15、ピストン17、および吸引ボタン19で構成され、シリンダ15は、手元操作部5に固定される。ピストン17は、シリンダ15に摺動自在に嵌挿され、このピストン17の上部に吸引ボタン19が取り付けられる。
吸引バルブ14は、常時には、図8に示す処置具挿通チャンネル側の吸引流路7を遮断し、吸引源装置への接続側の流路21を、開口部23、切欠部25、リーク孔27を通じ大気に開放するようになり、吸引ボタン19を押し込むように操作すると、処置具挿通チャンネル側の流路7が、開口部23、側面連通孔29、底面開口孔31を通じ吸引源装置側の流路21と接続され、かつ大気への連通が遮断される。その結果、処置具挿通チャンネル内に負圧吸引力が作用して、体腔内から体液等の液体や空気等の体腔内流動物が吸引される。
内視鏡1によって体腔内からの吸引操作を行うと、体腔内流動物によって吸引流路全体が汚損される。この汚損は処置具挿通チャンネル及び吸引流路だけでなく、吸引バルブ14の内部に形成されている流路にも及ぶことになる。このため、処置具挿通チャンネルおよび吸引流路内の汚損を、内部に洗浄液等を流して除去することが一般的に行われている。また、吸引バルブ14の内部に対しても洗浄が必要となる。そのために、シリンダ15からピストン17を取り出して、図10にシリンダ内部の洗浄状況を表す断面図を示すように、シリンダ15の内部およびピストン17を洗浄ブラシ33等により洗浄することになる(例えば特許文献2〜5参照)。
特開2006−271790号公報 特開昭60−5120号公報 特開平10−328134号公報 特開2002−200031号公報 特開2002−200032号公報
内視鏡医療および機器の発展により、臨床現場では内視鏡を用いて診療する機会が増加しており、機器の高寿命化、高耐久化が望まれている。また、術者の操作の観点からも、より安定した確実な動作の実現が要求されている。
ところで、手元操作部5に使用している吸引ボタン19は、繰り返し使用によりボタンの作動性が低下したり、洗浄処理により洗浄ブラシ33のコイル状ワイヤ部33aが開口部23の周縁部23aを削り、気密が不十分となることがある。そのため、ボタンを押下しても所望の動作が行われない危惧がある。すなわち、図11に示すように、吸引源装置に通じる開口部23がシリンダ15の側壁に位置しているため、洗浄ブラシ33は、ピストン17の外されたシリンダ15の上部開口から開口部23へ斜めに挿入される。斜めに挿入された洗浄ブラシ33は、清掃時に挿抜方向に移動されると、コイル状ワイヤ部33aが開口部23の特に上部周縁部23aを擦ることとなり、周縁部23aを摩耗させる。周縁部23aが摩耗すると、本来、開口部23、切欠部25、リーク孔27を通じ大気に開放する流路Aに加え、開口部23、摩耗間隙35、側面連通孔29、底面開口孔31に通じる流路Bが形成されてしまう。流路Bが形成されると、吸引ボタン19の押下による吸引操作を行っていなくても、挿入部3の先端から意図しない吸気が行われることがあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ピストン部材と開口部の周縁部を長期間にわたって気密状態で接触させることができる内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法を提供することにある。
本発明は下記構成からなる。
(1)内視鏡の手元操作部に設けられ少なくとも側壁面の一部に開口孔を有するシリンダ部材と、該シリンダ部材に挿抜自在に装着され前記開口孔に連通する管路の流路切換え操作を行うピストン部材とを有するバルブ機構に対して、前記ピストン部材を取り外した前記シリンダ部材に装着され、前記管路内に洗浄ブラシを案内するブラシ案内路が形成された内視鏡の洗浄補助具であって、
前記シリンダ部材の前記開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面するように前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に位置決め装着したときに、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の、前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に装着する装着方向における後端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置される内視鏡の洗浄補助具。
この内視鏡の洗浄補助具によれば、ピストン部材の外されたシリンダ部材に、洗浄補助具がピストン部材の装着方向と同方向に挿入されると、ブラシ案内路の出口孔の装着方向後端の縁部が、挿着方向の垂直方向から見た場合のシリンダ部材の側壁面において、シリンダ部材の開口孔の内側領域に配置され、シリンダ部材の開口孔がブラシ案内路の出口孔の縁部の外側位置となり、洗浄ブラシを挿入しても、洗浄ブラシのコイル状ワイヤ部が開口孔の縁部に接触しなくなる。
(2) (1)の内視鏡の洗浄補助具であって、
前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に装着したときに、前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向先端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置される内視鏡の洗浄補助具。
この内視鏡の洗浄補助具によれば、ピストン部材の外されたシリンダ部材に、洗浄補助具がピストン部材の装着方向と同方向に挿入されると、ブラシ案内路の出口孔の装着方向先端の縁部が、シリンダ部材の側壁面においてシリンダ部材の開口孔の内側領域に配置され、シリンダ部材の開口孔がブラシ案内路の出口孔の縁部の外側位置となり、洗浄ブラシを挿入しても、洗浄ブラシのコイル状ワイヤ部が開口孔の装着方向後端および前端の両縁部に接触しなくなり、より確実に縁部の損傷を防止できる。
(3) (1)または(2)の内視鏡の洗浄補助具であって、
前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向後端から所定の間隔をあけて前記装着方向に直交する線状の指標を有する内視鏡の洗浄補助具。
この内視鏡の洗浄補助具によれば、指標をブラシ案内路の出口孔の後端より僅かに手前側に設けるものとすれば、指標を洗浄補助具の交換の指標にできる。すなわち、ブラシ案内路の出口孔の縁部が洗浄ブラシによって削られて、指標の位置まで至ったときには、洗浄補助具を交換することで、シリンダ部材の開口孔の縁部の損傷を未然に防止できる。また、この指標をブラシ案内路の出口孔の後端より所定の距離手前側に設けるものとすれば、洗浄補助具装着位置の目印にでき、洗浄補助具を固定(完全装着)することなく、抜脱容易な挿入位置で、多数の洗浄補助具の洗浄操作を作業性良く行うことができる。
(4) (1)〜(3)のいずれか1つの内視鏡の洗浄補助具であって、
前記ブラシ案内路が、それぞれ異なる洗浄部位に前記洗浄ブラシを案内するために複数箇所に形成された内視鏡の洗浄補助具。
この内視鏡の洗浄補助具によれば、複数のブラシ案内路が形成される構成において、発揮される上記効果が顕著となる。すなわち、シリンダ壁面に形成された開口孔を通じて管路内に洗浄ブラシを挿入する際に、挿入方向を急峻に曲げることを避けるためにブラシ案内路を緩やかな傾斜で形成することが考えられるが、複数箇所にブラシ案内路が存在する場合には、スペースが限られるため斜めに形成することが困難となる。そのため、急峻に曲がるブラシ案内路の形成が強いられ、管路を洗浄する際にシリンダ壁面の開口孔の縁部に洗浄ブラシが当たることが避けられなくなるが、この洗浄補助具によれば上記構成とすることで開口孔縁部の損傷を確実に防ぐことができる。
(5) (1)〜(4)のいずれか1つの内視鏡の洗浄補助具と、
該洗浄補助具が装着されるシリンダ部材と、を有する内視鏡であって、
前記シリンダ部材の頂部にフランジが形成され、前記洗浄補助具が前記フランジに当接する平面部を有し、
前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に挿入して、前記フランジに前記平面部が当接する位置が前記洗浄補助具の装着位置となる内視鏡。
この内視鏡によれば、洗浄補助具の装着に際し、シリンダ部材のフランジに洗浄補助具の平面部が当接して位置規制され、洗浄補助具の装着位置が、確実かつ正確に設定される。
(6) (5)の内視鏡であって、
前記洗浄補助具の前記シリンダ部材への挿入部側面と、前記シリンダ部材の内周面とが、前記洗浄補助具の装着方向と平行に形成された突起と該突起に係合する係合溝により周方向に位置決めされた内視鏡。
この内視鏡によれば、洗浄補助具をシリンダ部材に挿入するに際し、両部材に亘って設けられた突起と係合溝によって両部材の相対回転が規制され、ブラシ案内路と開口孔が回転方向に正確に位置決めされる。
(7)内視鏡の手元操作部に設けられ少なくとも側壁面の一部に開口孔を有するシリンダ部材と、該シリンダ部材に挿抜自在に装着され前記開口孔に連通する管路の流路切換え操作を行うピストン部材とを有するバルブ機構に対して、前記管路内を、洗浄ブラシを用いて洗浄する内視鏡の洗浄方法であって、
前記管路内に洗浄ブラシを案内するブラシ案内路が形成された洗浄補助具を、前記ピストン部材を取り外した前記シリンダ部材に挿入し、
前記シリンダ部材の開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面し、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の装着方向後端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置されるように前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に位置決め装着し、
前記洗浄補助具のブラシ案内路に洗浄ブラシを挿通させて、前記管路内を洗浄する内視鏡の洗浄方法。
この内視鏡の洗浄方法によれば、挿入された洗浄補助具のブラシ案内路の出口孔の縁部によってシリンダ部材の開口孔が保護され、洗浄ブラシを挿入する洗浄操作に際し、洗浄ブラシのコイル状ワイヤ部を開口孔縁部に接触させない洗浄が可能となる。
(8) (7)の内視鏡の洗浄方法であって、
前記シリンダ部材の開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面し、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の装着方向後端の縁部が、前記シリンダ部材の開口孔の内側領域に配置される適正挿入位置を、
前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向後端から所定の間隔をあけて設けた前記装着方向に直交する線状の指標から求め、
該線状の指標により求めた前記線状補助具の適正挿入位置で、前記洗浄ブラシにより前記管路内を洗浄する内視鏡の洗浄方法。
この内視鏡の洗浄方法によれば、指標を目安に洗浄補助具をシリンダ部材に挿入することで、洗浄補助具を固定(完全装着)しなくとも、ブラシ案内路の装着方向後端の縁部が開口孔の内側領域の適正位置となり、挿入位置指標を位置合わせする抜脱容易な挿入位置で、高い作業性にて洗浄作業を行うことができる。これにより、多数の内視鏡を良好な作業性で洗浄できる。
本発明に係る内視鏡の洗浄補助具によれば、シリンダ部材に装着したときに、ブラシ案内路の出口孔の縁部が、シリンダ部材の側壁面における開口孔の内側領域に配置されるので、ブラシ案内路の出口孔の縁部によって、シリンダ部材の開口孔が保護され、洗浄ブラシを挿入して洗浄操作する際に、洗浄ブラシにより開口孔の縁部に損傷を与えることがない。これにより、ピストン部材と開口部の周縁部を長期間にわたって気密状態で接触させることができ、例えば吸気バルブ動作を正常に維持できる。
本発明に係る内視鏡によれば、洗浄補助具の装着位置を、シリンダ部材のフランジに洗浄補助具の平面部を当接して位置規制できるので、ブラシ案内路の出口孔の縁部をシリンダ部材開口孔の内側領域に、確実かつ正確に位置決めできる。
本発明に係る内視鏡の洗浄方法によれば、ブラシ案内路が形成された洗浄補助具をシリンダ部材に挿入し、ブラシ案内路の出口孔の縁部がシリンダ部材開口孔の内側領域に配置されるよう位置決めした後、ブラシ案内路に洗浄ブラシを挿通して管路内を洗浄するので、ブラシ案内路の出口孔の縁部によってシリンダ部材の開口孔を保護でき、洗浄ブラシを挿入する洗浄操作に際し、洗浄ブラシのコイル状ワイヤ部による開口孔縁部の損傷を確実に防止できる。
以下、内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は洗浄補助具およびそれを用いる内視鏡の概略構成図である。
本実施の形態による洗浄補助具100の説明に先立ち、洗浄補助具100を使用して洗浄を行う内視鏡200について説明する。内視鏡200の手元操作部41には、体腔内に挿入される挿入部43が接続され、この挿入部43の先端には、湾曲部45を介して先端硬質部47が設けられる。湾曲部45は、手元操作部41に設けられた一対のアングルノブ48、49を回動させることにより湾曲操作される。
先端硬質部47の端面には、図示しない観察窓(対物レンズ)、照射窓、送気・送水ノズル、及び鉗子チャンネルが形成され、観察窓の内側には固体撮像素子が設けられる。手元操作部41には、吸引ボタン51、及び送気・送水ボタン53が並設されるとともに、シャッターボタン55が設けられる。シャッターボタン55を押下操作することにより、観察像の静止画撮影やハードコピーが行われる。
送気・送水ボタン53は、ケーシング61に挿抜自在に装着され、送気・送水ボタン53を押下操作することにより、先端硬質部47の送気・送水ノズルから洗浄液や空気が噴射される。
なお、図1の符号63は、鉗子等の処置具が挿入される鉗子孔であり、この鉗子孔63には不図示の鉗子栓が着脱自在に装着される。また、図1の符号65はユニバーサルコードであり、このLG軟性部65の先端が不図示の光源装置に接続されることにより、光源装置からの照明光が先端硬質部47の照明窓に伝送される。
吸引ボタン51は、ピストン部材67の上端部に固定されるとともに、摘まみ部材69に対して上下方向にスライド自在に支持される。吸引ボタン51と摘まみ部材69との間には不図示のスプリングが設けられ、吸引ボタン51が摘まみ部材69に対して上方に付勢される。
吸引ボタン51、ピストン部材67、および摘まみ部材69からなる吸引バルブ72は、シリンダ部材71から脱着自在に構成される。このボタンユニットをシリンダ部材71に装着すると、摘まみ部材69がシリンダ部材71に嵌合固定されるとともに、ピストン部材67がシリンダ部材71に摺動自在に支持される。したがって、吸引ボタン51を押下操作することにより、吸引ボタン51とピストン部材67が、シリンダ部材71と摘まみ部材69に対してスライドする。
図2は図1に示した手元操作部に内設されるシリンダ部材の断面図である。
シリンダ部材71の下端には底部開口孔73が形成され、この底部開口孔73に吸引管75を介して吸引流路7(図8参照)が接続される。吸引管75は、図1に示す挿入部43に挿通され、先端硬質部47の鉗子チャンネルに接続される。また、シリンダ部材71の側面には開口孔77が形成され、この開口孔77に吸引管79が接続されることで、吸引側の流路(負圧発生流路)21(図8参照)と接続される。吸引管79は図1のLG軟性部65内に挿通され、不図示の吸引装置に接続される。
シリンダ部材71の内周面には軸方向に係合溝81が形成され、係合溝81はピストン部材67の外周面に突設された位置決めピン83(図11参照)と係合する。これにより、ピストン部材67の周方向の回転が防止されている。
吸引バルブ72は、ピストン部材67の摺動によりシリンダ部材71の開口孔77がピストン部材67のいずかの流路に連通されることで、流路の切替えが行われる。シリンダ部材71の開口孔77は負圧発生流路21に接続され、シリンダ部材71の一端(図2の上端)は大気に連通される。また、シリンダ部材71の他端(図2の下端)は挿入部先端まで延設された吸引流路7に接続される。つまり、ピストン部材67は、負圧発生流路21を大気又は吸引流路7のいずれかに切替え接続するバルブ機構を構成する。
内視鏡200は、上記したように、体腔内の流動物によって吸引流路全体が汚損される。この汚損は処置具挿通チャンネル及び吸引流路だけでなく、吸引バルブ72の内部やシリンダ部材71に形成されている流路にも及ぶことになる。このため、シリンダ部材71からピストン部材67を取り出して、シリンダ部材71の内部を洗浄ブラシ33(図6参照)により洗浄することが行われる。また、取り出したピストン部材67についても洗浄する。
ここで、シリンダ部材71(及びピストン部材67)に連通する管路を洗浄ブラシで洗浄するときに、シリンダ部材71には洗浄補助具が取り付けられる。
図3は図1に示した洗浄補助具をブラシ案内路側から見た側面視を(a)、背面側から見た側面視を(b)で表した外観図、図4は図3のP−P断面図である。
本実施の形態による洗浄補助具100は、この洗浄ブラシ33によるシリンダ部材71の洗浄時に、ピストン部材67を取り外したシリンダ部材71に装着される。洗浄補助具100には複数(本実施の形態では2つ)のブラシ案内路85,87が形成される。直線状のブラシ案内路85は、吸引流路7(図8参照)に洗浄ブラシ33を案内する。後に詳述する屈曲したブラシ案内路87は、開口孔77に連通する管路である負圧発生流路21(図8参照)に洗浄ブラシ33を案内する。
洗浄補助具100は、挿入先端側より、円柱形状の小径部89と大径部91とが同軸上に連設されてなる。大径部91の外周には筒状のゴムキャップ93が外嵌され、ゴムキャップ93は下部内周に爪部95と、シリンダ部材71のフランジ97と嵌合する内周溝99とを有する。
ブラシ案内路85は、ブラシ案内路入口孔101が大径部91の上面に開口し、ブラシ案内路出口孔103が小径部89の先端面に開口する。一方、ブラシ案内路87は、ブラシ案内路入口孔105が大径部91の上面に同様に開口するが、ブラシ案内路出口孔107が小径部89の側面で開口する。
この洗浄補助具100の使用される内視鏡200では、シリンダ部材71の頂部にフランジ97が形成されている。一方、洗浄補助具100には、フランジ97に当接する平面部109が大径部91の下面に形成される。洗浄補助具100の小径部89をシリンダ部材71に挿入し、フランジ97に平面部109が当接する位置が洗浄補助具100の正規の装着位置となる。洗浄補助具100は、小径部89をシリンダ部材71に挿入し、ゴムキャップ93をフランジ97に押圧することで、ゴムキャップ93の下部が弾性変形により拡径し、進入したフランジ97を平面部109に当接し内周溝99に嵌合する。同時に、爪部95がフランジ97下面に係合することで、洗浄補助具100が保持状態となり、洗浄補助具100の安定した装着が確実かつ正確に行えるようになっている。
また、洗浄補助具100は、挿入部側面と、シリンダ部材71の内周面とが、装着方向と平行に形成された突起111と、この突起111に係合する係合溝81とにより周方向に位置決めされるようになっている。突起111と係合溝81は、洗浄補助具100をシリンダ部材71に挿入するに際し、両部材の相対回転を規制して、ブラシ案内路出口孔107と開口孔77を回転方向に正確に位置決めする。突起111と係合溝81は、いずれか一方が小径部89、他方がシリンダ部材71に設けられればよい。なお、本実施の形態では、ピストン部材67の位置決めピン83(図11参照)を係合する係合溝81を、洗浄補助具100の回転止め手段として共用する構成としている。
次に、シリンダ部材71に洗浄補助具を挿入する様子について図5を用いて説明する。
図5は洗浄補助具の挿入途中を(a)、装着状態を(b)で表したシリンダ部材の断面図である。
内視鏡200のバルブ機構に対して、管路内を、洗浄ブラシ33を用いて洗浄するには、先ず、図5(a)に示すように、洗浄補助具100の小径部89を、ピストン部材67を取り外したシリンダ部材71に挿入する。小径部89を挿入して行くと、ゴムキャップ93の爪部95がフランジ97に接触する。この状態で大径部91をさらに押下すると、爪部95が一旦拡径し、フランジ97を内周溝99に嵌合した後、フランジ97の下面に係止する。この状態における、フランジ97に平面部109が当接する位置が洗浄補助具100の装着位置となる
爪部95がフランジ97の下面に係止して、洗浄補助具100がシリンダ部材71に保持された状態は、図5(b)に示すように、シリンダ部材71の開口孔77にブラシ案内路出口孔107が対面し、少なくともブラシ案内路出口孔107の装着方向後端の縁部107aが、シリンダ部材71の開口孔77の内側領域Sに配置され、洗浄補助具100がシリンダ部材71に位置決め装着された状態となる。
図6は洗浄補助具による開口孔の洗浄状況を表したシリンダ部材の断面図である。この状態で、洗浄補助具100のブラシ案内路87に洗浄ブラシ33を挿通し、管路内を洗浄する。同様にして、ブラシ案内路85にも洗浄ブラシ33を挿通して、管路内を洗浄する。
ブラシ案内路87に挿入された洗浄ブラシ33による管路内(負圧発生流路21)の洗浄時には、ブラシ案内路出口孔107の縁部107a,107bによってシリンダ部材71の開口孔77が保護され、コイル状ワイヤ部33aを開口孔77の縁部77a,77bに接触させない洗浄が可能となる。
つまり、洗浄補助具100は、シリンダ部材71に装着したときに、シリンダ部材71の開口孔77にブラシ案内路出口孔107が対面し、少なくともブラシ案内路出口孔107の装着方向後端の縁部107aが、シリンダ部材71の開口孔77の装着方向後端の縁部77aより装着方向先端側に突出して配置されるようになっている。つまり、少なくともブラシ案内路出口孔107の、洗浄補助具100をシリンダ部材71に装着する装着方向における後端の縁部107aが、シリンダ部材71の側壁面における開口孔77の内側領域に配置されるようになっている。これにより、洗浄ブラシ33を挿入しても、コイル状ワイヤ部33aが開口孔77の装着方向後端の縁部77aが縁部107aにより覆われて、縁部77aに接触することがなくなる。そのため、洗浄ブラシ33を往復動作させても、コイル状ワイヤ部33aがシリンダ部材71の縁部77aに接触せず、洗浄補助部100側に摩耗が発生することになる。
また、洗浄補助具100は、上記のように、ブラシ案内路85,87が、それぞれ異なる洗浄部位に洗浄ブラシ33を案内できるようにするために2箇所に形成されている。特に複数のブラシ案内路85,87が形成されるこの洗浄補助具100の構成においては、上記効果が顕著に発揮される。すなわち、シリンダ部材71の内壁面に形成された開口孔77に洗浄ブラシ33を挿入する際に、挿入方向を急峻に曲げることを避けるためにブラシ案内路を緩やかな傾斜で形成することが考えられる(例えば特許文献3参照)が、複数箇所にブラシ案内路が存在する場合には、スペースが限られるためこのような斜めにブラシ案内路を形成することが困難となる。そのため、急峻に曲がるブラシ案内路の形成が強いられ、開口孔77の縁部77aに洗浄ブラシ33が強く押し当てられる状態で接触することが避けられなくなる。しかし、この洗浄補助具100によれば、上記構成とすることで開口孔縁部77aの損傷が確実に防げることとなる。
また、洗浄補助具100は、シリンダ部材71に装着したときに、ブラシ案内路出口孔107の装着方向先端の縁部107b(図5参照)が、シリンダ部材71の開口孔77の内側領域Sに配置されることがより好ましい。この場合、ピストン部材67の外されたシリンダ部材71に、洗浄補助具100がピストン部材67の装着方向と同方向に挿入されると、ブラシ案内路出口孔107の装着方向先端の縁部107bが、シリンダ部材開口孔77の内側領域Sに配置され、開口孔77が縁部107bの外側位置となる。これにより、洗浄ブラシ33を挿入しても、コイル状ワイヤ部33aが開口孔77の装着方向後端および前端の両縁部77a,77bに接触しなくなり、より確実に縁部77a,77bの損傷を防止できる。
さらに、洗浄補助具100には、ブラシ案内路出口孔107の装着方向後端の縁部107aから所定の間隔をあけて装着方向に直交する線状の指標115が付されている。指標115をブラシ案内路出口孔107の後端より僅かに手前側に設ける指標115A(図3参照)とすれば、指標115Aを洗浄補助具100の交換の指標にできる。すなわち、ブラシ案内路出口孔107の縁部107aが洗浄補助具100によって削られて、指標115Aの位置まで至ったときには、洗浄補助具100を交換することで、シリンダ部材71の開口孔77の縁部77aの損傷を未然に防止できる。
また、この指標115は、交換時期を判断する指標とする他にも、装着位置合わせの指標とすることができる。
図7は指標の設けられた洗浄補助具の挿入途中を(a)、その適正挿入位置を(b)で表したシリンダ部材の断面図である。
洗浄補助具100を用いた洗浄方法として、シリンダ部材71の開口孔77にブラシ案内路出口孔107が対面し、少なくともブラシ案内路出口孔107の装着方向後端の縁部107aが、シリンダ部材71の開口孔77の内側領域Sに配置される適正挿入位置を、ブラシ案内路出口孔107の装着方向後端から所定の間隔をあけて設けた指標115Bから求め、この指標115Bにより求めた線状補助具100Aの適正挿入位置で、洗浄ブラシ33により管路内を洗浄するものとしてもよい。
このように、指標115をブラシ案内路出口孔107の後端より所定の距離手前側に設ける指標115Bとすれば、洗浄補助具装着位置の目印にでき、洗浄補助具100を固定(図5(b)に示す位置まで完全装着)することなく、抜脱容易な挿入位置で、多数の洗浄補助具100の洗浄操作を作業性良く行うことができる。
このような指標115Bを付した洗浄補助具100Aによる洗浄方法によれば、図7(b)に示すように、指標115Bを目安に洗浄補助具100Aをシリンダ部材71に挿入することで、洗浄補助具100Aを固定(完全装着)しなくとも、ブラシ案内路出口孔107の装着方向後端の縁部107aが開口孔77の内側領域Sの適正位置となり、挿入位置指標115Bをフランジ97の面に位置合わせする抜脱容易な中途挿入位置で、高い作業性にて洗浄作業を行うことができる。これにより、多数の内視鏡200を良好な作業性で効率よく洗浄できる。
上記構成の内視鏡200の洗浄補助具100によれば、シリンダ部材71に装着したときに、ブラシ案内路出口孔107の少なくとも縁部107aが、シリンダ部材開口孔77の内側領域Sに配置されるので、ブラシ案内路出口孔107の縁部107aによって、開口孔77が保護される。その結果、洗浄ブラシ33を挿入して洗浄操作する際に、洗浄ブラシ33により開口孔77の縁部77aに損傷を与えることがない。これにより、ピストン部材67と開口孔77の周縁部23a(図11参照)を長期間にわたって気密状態で接触させることができ、吸気バルブ動作を正常に維持できる。
また、内視鏡200によれば、洗浄補助具100の装着位置を、シリンダ部材71のフランジ97に洗浄補助具100の平面部109を当接して位置規制できるので、ブラシ案内路出口孔107の縁部107aをシリンダ部材開口孔77の内側領域Sに、確実かつ正確に位置決めできる。
さらに、内視鏡200の洗浄方法によれば、ブラシ案内路出口孔107が形成された洗浄補助具100をシリンダ部材71に挿入し、ブラシ案内路出口孔107の縁部107aがシリンダ部材開口孔77の内側領域Sに配置されるよう位置決めした後、ブラシ案内路87に洗浄ブラシ33を挿通して管路内を洗浄するので、ブラシ案内路出口孔107の縁部107aによってシリンダ部材71の開口孔77を保護でき、洗浄ブラシ33を挿入する洗浄操作に際し、洗浄ブラシ33のコイル状ワイヤ部33aによる開口孔縁部77aの損傷を確実に防止できる。
洗浄補助具およびそれを用いる内視鏡の概略構成図である。 図1に示した手元操作部に内設されるシリンダ部材の断面図である。 図1に示した洗浄補助具をブラシ案内路側から見た側面視を(a)、背面側から見た側面視を(b)で表した外観図である。 図3のP−P断面図である。 洗浄補助具の挿入途中を(a)、装着状態を(b)で表したシリンダ部材の断面図である。 洗浄補助具による管路の洗浄状況を表したシリンダ部材の断面図である。 指標の設けられた洗浄補助具の挿入途中を(a)、その適正挿入位置を(b)で表したシリンダ部材の断面図である。 従来の吸引バルブを備えた内視鏡の概略構成図である。 従来の吸引バルブの分解斜視図である。 従来の管路の洗浄状況を表す断面図である。 従来の吸引バルブにおける摩耗により発生するリーク流路を表した断面図である。
符号の説明
21 負圧発生流路(管路)
33 洗浄ブラシ
41 手元操作部
67 ピストン部材
71 シリンダ部材
77 開口孔
81 係合溝
85,87 ブラシ案内路
97 フランジ
100,100A 内視鏡の洗浄補助具
107 ブラシ案内路出口孔
107a 装着方向後端の縁部
107b 装着方向先端の縁部
109 平面部
111 突起
115 線状の指標
200 内視鏡
S 内側領域

Claims (8)

  1. 内視鏡の手元操作部に設けられ少なくとも側壁面の一部に開口孔を有するシリンダ部材と、該シリンダ部材に挿抜自在に装着され前記開口孔に連通する管路の流路切換え操作を行うピストン部材とを有するバルブ機構に対して、前記ピストン部材を取り外した前記シリンダ部材に装着され、前記管路内に洗浄ブラシを案内するブラシ案内路が形成された内視鏡の洗浄補助具であって、
    前記シリンダ部材の前記開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面するように前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に位置決め装着したときに、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の、前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に装着する装着方向における後端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置される内視鏡の洗浄補助具。
  2. 請求項1記載の内視鏡の洗浄補助具であって、
    前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に装着したときに、前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向先端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置される内視鏡の洗浄補助具。
  3. 請求項1または請求項2記載の内視鏡の洗浄補助具であって、
    前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向後端から所定の間隔をあけて前記装着方向に直交する線状の指標を有する内視鏡の洗浄補助具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の内視鏡の洗浄補助具であって、
    前記ブラシ案内路が、それぞれ異なる洗浄部位に前記洗浄ブラシを案内するために複数箇所に形成された内視鏡の洗浄補助具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の内視鏡の洗浄補助具と、
    該洗浄補助具が装着されるシリンダ部材と、を有する内視鏡であって、
    前記シリンダ部材の頂部にフランジが形成され、前記洗浄補助具が前記フランジに当接する平面部を有し、
    前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に挿入して、前記フランジに前記平面部が当接する位置が前記洗浄補助具の装着位置となる内視鏡。
  6. 請求項5記載の内視鏡であって、
    前記洗浄補助具の前記シリンダ部材への挿入部側面と、前記シリンダ部材の内周面とが、前記洗浄補助具の装着方向と平行に形成された突起と該突起に係合する係合溝により周方向に位置決めされた内視鏡。
  7. 内視鏡の手元操作部に設けられ少なくとも側壁面の一部に開口孔を有するシリンダ部材と、該シリンダ部材に挿抜自在に装着され前記開口孔に連通する管路の流路切換え操作を行うピストン部材とを有するバルブ機構に対して、前記管路内を、洗浄ブラシを用いて洗浄する内視鏡の洗浄方法であって、
    前記管路内に洗浄ブラシを案内するブラシ案内路が形成された洗浄補助具を、前記ピストン部材を取り外した前記シリンダ部材に挿入し、
    前記シリンダ部材の開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面し、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の装着方向後端の縁部が、前記シリンダ部材の側壁面における前記開口孔の内側領域に配置されるように前記洗浄補助具を前記シリンダ部材に位置決め装着し、
    前記洗浄補助具のブラシ案内路に洗浄ブラシを挿通させて、前記管路内を洗浄する内視鏡の洗浄方法。
  8. 請求項7記載の内視鏡の洗浄方法であって、
    前記シリンダ部材の開口孔に前記ブラシ案内路の出口孔が対面し、少なくとも前記ブラシ案内路の出口孔の装着方向後端の縁部が、前記シリンダ部材の開口孔の内側領域に配置される適正挿入位置を、
    前記ブラシ案内路の出口孔の前記装着方向後端から所定の間隔をあけて設けた前記装着方向に直交する線状の指標から求め、
    該線状の指標により求めた前記線状補助具の適正挿入位置で、前記洗浄ブラシにより前記管路内を洗浄する内視鏡の洗浄方法。
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