JP5231692B1 - 内視鏡用栓部材 - Google Patents

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Abstract

内視鏡用栓部材は、外部に連通する開口部を有した内視鏡の開口部に装着される内視鏡用栓部材であって、開口部に設けられた開口部側当接面と、開口部側当接面に当接することにより開口部を塞ぐ栓体側当接面を有した栓体と、栓体側当接面が開口部側当接面から離間する方向に栓体を可動に保持するとともに、内視鏡に着脱可能な取付保持手段と、栓体側当接面が開口部側当接面に当接する方向に栓体を押し付ける付勢力を栓体に付与する栓体付勢部材と、離間する方向における栓体の可動範囲を、選択的に変化させる可動範囲調整部と、を具備する。

Description

本発明は、内視鏡の操作部に設けられたシリンダー部に装着される内視鏡用栓部材に関する。
医療分野で使用される内視鏡は、患者の体内に挿入されて、観察、検査、処置等に使用される。内視鏡には、挿入部を鼻腔から体内に挿入する経鼻内視鏡、口腔から体内に挿入する経口内視鏡、肛門から体内に挿入する大腸内視鏡等、様々な機種が用意されている。
これら内視鏡の内部には、送気送水用管路、吸引管路を兼ねる処置具挿通用管路等が設けられている。内視鏡は、患者間の感染、或いは患者から術者への感染を回避するため、各症例後、直ちに外表面並びに各管路内の洗浄、消毒または滅菌が実施される。
特開平8−308797号公報には、作業者に負担のかからない姿勢で作業を行なえ、注射器による注入操作回数を極力少なくして、洗浄作業性を良好にする内視鏡装置が示されている。
この内視鏡装置において管路の洗浄、消毒を行う場合、作業者は、図1、図2に示すように全管路洗浄アダプタ(本願の内視鏡用栓部材に対応)1のアダプタ本体1aを内視鏡2の操作部2aに取りつける。この際、全管路洗浄アダプタ1の送気送水用プラグ1bを送気送水シリンダー3aに緩合し、吸引用プラグ1cを吸引シリンダー3bに緩合する。また、リーク孔4aを有する栓体4を操作部2aに設けられている鉗子口部3cに装着する。
図1、図2に示すように全管路洗浄アダプタ1は、保持板1d、バネ1e、1fを備えている。送気送水用プラグ1bには弁部1ba、凸部1bb、緩合部1bcが設けられている。吸引用プラグ1cには弁部1ca、凸部1cb、緩合部1ccが設けられている。
送気送水用プラグ1bの緩合部1bcは、送気送水シリンダー3aの内部空間3as内に配置される。吸引用プラグ1cの緩合部1ccは、吸引シリンダー3bの内部空間3bs内に配置される。送気送水用プラグ1bの弁部1baの一端面側は、送気送水シリンダー3aの開口端3amに載置される。吸引用プラグ1cの弁部1caの一端面側は、吸引シリンダー3bの開口端3bmに載置される。送気送水用プラグ1bの凸部1bb及び吸引用プラグ1cの凸部1cbは、保持板1d上に配置される。第1バネ1eは、保持板1dと弁部1baの他端面側との間に配置される。第1バネ1eは、弁部1baを送気送水シリンダー3aの開口端3amに予め定めた圧力で押し付ける付勢力を有する。第2バネ1fは、保持板1dとの弁部1caの他端面側との間に配置される。第2バネ1fは、弁部1caを吸引シリンダー3bの開口端3bmに予め定めた圧力で押し付ける付勢力を有する。
一方、図1に示すように内視鏡2のコネクタ部5の加圧口金5aと送水口金5bとに連結栓6を装着する。また、この装着状態で、コネクタ部5の送気口金5cに送気・送水管路用チューブ7aの一端部を連結し、吸引口金5dに吸引管路用チューブ7bの一端部を連結する。送気・送水管路用チューブ7aの他端部及び吸引管路用チューブ7bの他端部に注入チューブ体8を連結する。そして、予め設定された容量の注射器9を注入チューブ体8の例えば送気・送水管路用チューブ7a側に接続する。
次に、作業者は、注射器9のプランジャー9aを操作してシリンジ9b内の例えば洗浄液等の液体を送気・送水管路用チューブ7aに注入する。液体は、ユニバーサルコード2b内を挿通するシリンダー基端側送気チューブ(以下、第2送気チューブと略記する)2ba内、及び連結栓6を介してシリンダー基端側送水チューブ(以下、第2送水チューブと略記する)2bbに流入される。
プランジャー9aの操作に伴って、液体は、第2送気チューブ2ba及び第2送水チューブ2bbから送気送水シリンダー3aの内部空間3asに流入する。ここで、送気送水シリンダー3aに流入した液体の一部は、第1バネ1eの付勢力に抗して弁部1baを押し上げ、送気送水シリンダー3aの開口端3amから流出される。このことによって、送気送水シリンダー3aの開口端3am及び開口端側空間が洗浄液によって洗浄される。
一方、送気送水シリンダー3aに流入した液体の大部分は、送気送水シリンダー3aを経由して内視鏡2の挿入部2c内を挿通するシリンダー先端側送気チャンネル2ca及びシリンダー先端側送水チャンネル2cbに流入される。その後、該チャンネル2ca、2cbに流入した液体は、内視鏡2の先端面2fに設けられている送気・送水ノズル2dから流出される。
このことによって、第2送気チューブ2ba内、第2送水チューブ2bb内、送気送水シリンダー3a内、シリンダー先端側送気チャンネル2ca内及びシリンダー先端側送水チャンネル2cb内が洗浄液によって洗浄される。
この後、注射器9を注入チューブ体8の吸引管路用チューブ7b側に接続してプランジャー9aを操作する。すると、洗浄液が吸引管路用チューブ7bからユニバーサルコード2b内を挿通するシリンダー基端側吸引チューブ2bc内、吸引シリンダー3bの内部空間3bs、内視鏡2の挿入部2c内を挿通するシリンダー先端側吸引チャンネル2cc内を通過して、開口2eから流出されて、洗浄液による洗浄が行われる。
なお、図1の符号3ccは、鉗子チャンネルである。鉗子チャンネル3ccは、鉗子口部3cに開口を有し、シリンダー先端側吸引チャンネル2ccに連通している。したがって、シリンダー先端側吸引チャンネル2cc内に流入した洗浄液の一部は、鉗子チャンネル3ccに流入してリーク孔4aから流出される。このことによって、鉗子チャンネル3cc内が洗浄液によって洗浄される。
また、吸引シリンダー3bに流入した液体の一部は、第2バネ1fの付勢力に抗して弁部1caを押し上げ、吸引シリンダー3bの開口端3bmから流出される。このことによって、吸引シリンダー3bの開口端3bm及び開口端側空間が洗浄液によって洗浄される。
注射器9によって各管路内へ注入される液体は、洗浄液に限定されるものではなく、濯ぎ用の滅菌水、消毒液等である。また、注射器9による各管路内への液体の注入に変えて空気等の気体を送り込むことによって、管路内の排液を行える。つまり、注射器9によって各管路内へ各種流体の注入を行える。
しかしながら、注射器9等の送液手段により、内視鏡の内部に設けられている管路全域、特に挿入部2cの先端側に位置する送気・送水ノズル2d側に、洗浄液や消毒液等の液体を充填し行き渡らせようとしても、弁部1baと開口端3amとの隙間から液体が漏れることとなり、前述した隙間がない状態に比べて注射器のプランジャーを操作する回数、つまり送液手段を駆動する時間(回数)が増大する。また、注射器9等の送液手段により、管路全域、特に挿入部2cの先端側に位置する開口2e側に、液体を充填し行き渡らせようとしても、弁部1caと開口端3bmとの隙間から液体が漏れることとなり、前述した隙間がない状態に比べて送液手段を駆動する時間(回数)が増大する。
また、内視鏡の機種、用途、構成等により、内視鏡の内部に設けられる管路の長さ、或いは、内径等が異なっている。また、1つの内視鏡においても、送気送水用の管路と吸引用の管路とで径寸法が異なっている。
例えば、経鼻内視鏡の管路内に流体を流入させる場合と、経鼻内視鏡に対して管路容積の大きい大腸内視鏡の管路内に流体を流入させる場合とでは、注射器のプランジャーを操作する回数が異なる。注射器のプランジャーを操作する回数は、管路容積が大きい大腸内視鏡の管路内を洗浄する際、経鼻内視鏡の管路内を洗浄する場合に比べて、増大する。
また、送気送水用管路に流体を流入させる場合と、送気送水用管路に対して管路容積の大きい吸引用管路に流体を流入させる場合とでは、吸引用管路では管路の途中に鉗子チャンネルが分岐しているため、注射器のプランジャーを操作する回数が異なる。注射器のプランジャーを操作する回数は、吸引用の管路内を洗浄する際、送気送水用の管路を洗浄する場合に比べて、増大する。
さらに、全管路洗浄アダプタは、管路容積が異なる経鼻内視鏡、経口内視鏡、大腸内視鏡のいずれにも取り付け可能に構成されている。全管路洗浄アダプタをシリンダーに取付けた状態で注射器により流体の注入を行った際、経鼻内視鏡においては、送気送水シリンダーに流入した液体のうち一部が開口端から流出され、液体の大部分は送気送水シリンダーを経由してシリンダー先端側送気チャンネル及びシリンダー先端側送水チャンネルに流入する。その後、シリンダー先端側の送気チャンネル及び送水チャンネルに流入した流体は、送気・送水ノズルから流出されるので良好な洗浄を行える。
しかし、シリンダー先端側送気チャンネル及びシリンダー先端側送水チャンネルの管路長さが長く、シリンダー先端側送気チャンネル及びシリンダー先端側送水チャンネルの管路容積および管路内の流体抵抗が経鼻内視鏡より大きい大腸内視鏡においては、送気送水シリンダーに流入した液体が必要以上に開口端から流れ出て、送気送水シリンダーを経由してシリンダー先端側送気チャンネル及びシリンダー先端側送水チャンネルに流入される流体量が減少する。この結果、注射器のプランジャーを操作する操作回数が増大して、作業者の負担が増大する。
また、管路内の水切りを目的として管路内に空気を供給する場合、シリンダーの開口端から空気が漏れ出ることにより、注射器のプランジャーを操作する操作回数が増大する。このため、作業者からは空気を供給する際、シリンダーの開口端から漏出することなく、シリンダーを経由して空気を一気に噴出させたいという要望があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡の内部管路内に流入された流体を内視鏡の開口部から外部に流出させるか否かの調整、及び流出させる場合にはその流出量の調整を行え、該内部管路内に最適な状態で流体を供給して管路内の洗浄消毒やすすぎ、排液を可能にする内視鏡用栓部材を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡用栓部材は、外部に連通する開口部を有した内視鏡の、前記開口部に装着される内視鏡用栓部材であって、前記開口部に設けられた第1の当接面と、前記第1の当接面に当接することにより前記開口部を塞ぐ第2の当接面を有した栓体と、前記第2の当接面が前記第1の当接面に当接する第1の位置とこの位置から離間する第2の位置との間で前記栓体を可動に保持するとともに、前記内視鏡に着脱可能な保持手段と、前記第2の当接面が前記第1の当接面に当接する方向に前記栓体を押し付ける付勢力を前記栓体に付与する付勢部材と、前記栓体の可動範囲のうちで、該栓体の可動範囲を、選択的に変化させる調整部と、を具備している。
図1は特開平8−308797号公報の概略構成を説明する図に係り、全管路洗浄アダプタと内視鏡の流体管路と、注射器との関係を説明する図 全管路洗浄アダプタとシリンダーとの関係を説明する図 図3乃至図9は一実施形態に係り、図3は内視鏡の流体管路と内視鏡用栓部材とを説明する図 内視鏡用栓部材の構成を説明する断面図 図4の内視鏡用栓部材を矢印Y5方向から見た図 図4の内視鏡用栓部材を矢印Y6方向から見た図であって、第2当接面をシリンダー開口端に密着させた状態を説明する図 図4の内視鏡用栓部材を矢印Y6方向から見た図であって、当接面とシリンダー開口端との最大開放間隔を第1の間隔に設定した状態を説明する図 図4の内視鏡用栓部材を矢印Y6方向から見た図であって、当接面とシリンダー開口端との最大開放間隔を第1の間隔より幅広な第2の間隔に設定した状態を説明する図 図4の内視鏡用栓部材を矢印Y6方向から見た図であって、当接面とシリンダー開口端との最大開放間隔を第2の間隔より幅広な第3の間隔に設定した状態を説明する図 スペーサーを交換することによって当接面とシリンダー開口端との最大開放間隔を調整可能な内視鏡用栓部材を説明する図、 図11−図13は、可動範囲調整部の変形例であって、図11は取付固定棒を備えた栓体移動規制部材と摘み載置部材に貫通孔を備えて構成される可動範囲調整部を説明する図 図11で示した可動範囲調整部の側面図 栓体移動規制部材を摘み載置部材に固定した状態を説明する図 栓体移動規制部材と摘み載置部材との一体固定を雄ねじ及び雌ねじの螺合で行う可動範囲調整部を説明する図 栓体移動規制部材に送気送水管路用栓体の摘み部の上面と吸引管路用栓体の摘み部の上面とをそれぞれ押圧する加圧バネを設けた可動範囲調整部を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3に示すように内視鏡20は挿入部21、操作部22、ユニバーサルコード部23及びコネクタ部24とで主に構成されている。挿入部21の先端面には図示しない観察窓、照明窓の他、送気送水ノズル25と、吸引口26とが設けられている。送気送水ノズル25は、観察窓の洗浄を行うために観察窓に向け送気送水を行う開口部である。吸引口26は、体内の組織等を吸引するための開口部である。
コネクタ部24には、加圧口金51、送水口金52、送気口金53、吸引口金54が設けられている。符号55は、ライトガイドコネクタである。加圧口金51は、送水タンク(不図示)へ気体を送り送水タンク内を加圧するための開口部である。送水口金52は、送水タンクから液体が供給される開口部である。送気口金53は、送気装置(不図示)から気体が供給される開口部である。吸引口金54は、吸引装置(不図示)により吸引力が付与される開口部である。
本実施形態においては、加圧口金51、送水口金52、送気口金53、及び吸引口金54は、洗浄時、流体の注入口である。
操作部22には、外部に連通する開口を有する開口部である、送気送水シリンダー31と吸引シリンダー32とが設けられている。また、操作部22の先端側には、処置具を挿入する開口部である処置具挿入口27を有する、鉗子口部28が設けられている。
送気送水シリンダー31には送気送水制御ボタン(不図示)が着脱自在に装着されるようになっている。送気送水制御ボタンは、送気送水ノズル25へ気体と液体の何れを送るかを選択操作するための操作ボタンである。
吸引シリンダー32には吸引制御ボタン(不図示)が着脱自在に装着されるようになっている。吸引制御ボタンは、吸引口26から吸引するか否かを選択操作するとともに、吸引された体内の組織等を収納するための操作ボタンである。
そして、流体管路である送気送水管路及び吸引管路の洗浄消毒を行う際には、本発明の内視鏡用栓部材40が内視鏡20の操作部22に設けられた開口部に着脱自在に装着されるようになっている。
内視鏡20の送気送水シリンダー31より先端側である操作部22の先端側および挿入部21の内部には先端側送気チャンネル33及び先端側送水チャンネル34が配設されている。先端側送気チャンネル33及び先端側送水チャンネル34は、流体管路であって内部管路である送気送水管路を構成する。
先端側送気チャンネル33は、基端側が送気送水シリンダー31と連通し、先端側が送気送水ノズル25と連通している。先端側送水チャンネル34は、基端側が送気送水シリンダー31と連通し、先端側は先端側送気チャンネル33と合流(連通)することにより、送気送水ノズル25と連通している。
また、内視鏡20の吸引シリンダー32より先端側である操作部22の先端側および挿入部21の内部には、流体管路であって内部管路である、吸引管路を構成する先端側吸引チャンネル35が配設されている。先端側吸引チャンネル35の基端側は、吸引シリンダー32と連通し、先端側は吸引口26と連通する。また、先端側吸引チャンネル35の管路の中途部には分岐部が設けられている。分岐部には、処置具チャンネル36の一端部が連通している。処置具チャンネル36の他端部は、処置具挿入口27に連通している。
一方、内視鏡20の送気送水シリンダー31より基端側である操作部22の基端側及びユニバーサルコード部23、コネクタ部24の内部には、基端側送気チューブ37及び基端側送水チューブ38が配設されている。基端側送気チューブ37及び基端側送水チューブ38は、流体管路であって内部管路である送気送水管路を構成する。基端側送気チューブ37の先端側は、送気送水シリンダー31と連通し、基端側は内視鏡20の送気送水シリンダー31より基端側の内部で分岐される。分岐された基端側送気チューブ37の一方は、加圧口金51と連通し、他方は送気口金53と連通している。基端側送水チューブ38の先端側は、送気送水シリンダー31と連通し、基端側は送水口金52と連通している。
また、内視鏡20の吸引シリンダー32より基端側である操作部22の基端側およびユニバーサルコード部23、コネクタ部24の内部には、流体管路であって内部管路である、吸引管路を構成する基端側吸引チューブ39が配設されている。基端側吸引チューブ39の先端側は、吸引シリンダー32と連通し、基端側は吸引口金54と連通している。
内視鏡用栓部材40は、栓体60と、取付保持部41と、取付保持手段である摘み載置部材42と、押しバネ43、44とを主に備えて構成されている。栓体60は、内視鏡20を洗浄消毒する際に、内視鏡20に設けられた各種開口部に装着される。本実施形態においては、例えば、処置具挿入口27の開口部と、送気送水制御ボタン(不図示)が外された送気送水シリンダー31の開口部と、吸引制御ボタン(不図示)が外された吸引シリンダー32の開口部とに装着される。
図3−図5に示すように栓体60は、送気送水管路用栓体61と、吸引管路用栓体62と、鉗子口部用栓体63とを備えている。送気送水管路用栓体61は、送気送水シリンダー31に配設される。吸引管路用栓体62は、吸引シリンダー32に配設される。鉗子口部用栓体63は、鉗子口部28に配設される。鉗子口部用栓体63は、流体が予め定めた量漏れるように開けたリーク孔(不図示)を有している。
吸引管路用栓体(以下、第2栓体と略記する)62は、ポリサルフォン等の硬い樹脂製である。第2栓体62は、主に、第2摘み部64と、第2緩合部65と、第2弁部66とを備えて構成されている。第2摘み部64は、第2栓体62の一端部を構成し、本実施形態においては、後述する可動範囲調整部を備える。
第2緩合部65は、吸引シリンダー32の内部空間32s内に遊嵌状態で配設される。第2緩合部65は、吸引シリンダー32の開口側の内部空間32s内に配置される。この配置状態において、第2緩合部65の外周面と吸引シリンダー32の内周面との間に流体路となる隙間を形成する。
第2弁部66は、第2栓体62の外周面に設けられたフランジ部である。第2弁部66は、押しバネ配置部を兼ねている。第2弁部66は、第2当接面66tを備えている。第2当接面66tは、吸引シリンダー32の操作部外部に位置するシリンダー開口端32mに当接する。第2当接面66tの反対面は、第2バネ配置面66bであって、第2押しバネ44の一面が配置される。
送気送水管路用栓体(以下、第1栓体と略記する)61も、ポリサルフォン等の硬い樹脂製である。第1栓体61は、主に、第1摘み部67と、第1緩合部68と、第1弁部69とを備えて構成されている。第1摘み部67は、第1栓体61の一端部を構成し、本実施形態においては、第2栓体62と同様に可動範囲調整部を備える。
第1緩合部68は、送気送水シリンダー31の内部空間31s内に配設される。第1緩合部68は、送気送水シリンダー31の内部空間31s内に遊嵌配置される。この配置状態において、第1緩合部68の外周面と内部空間31sを構成する内周面との間に流体路となる隙間を形成する。
第1弁部69は、第1栓体61の外周面に設けられたフランジ部である。第1弁部69は、押しバネ配置部を兼ねている。第1弁部69は、第1当接面69tを備えている。第1当接面69tは、送気送水シリンダー31の操作部外部に位置するシリンダー開口端31mに当接する。第1当接面69tの裏面は、第1バネ配置面69bであって、第1押しバネ43の一面が配置される。
なお、上述した実施形態においては、送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mに第1栓体61の第1当接面69tを当接させて開口を塞ぐ構成としている。また、吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mに第2栓体62の第2当接面66tを当接させて開口を塞ぐ構成としている。
しかし、栓体61の当接面が当接するシリンダー31の当接面を、開口端ではなく、シリンダー31の内周面或いは外周面に設けるようにしてもよい。同様に、栓体62の当接面が当接するシリンダー32の当接面を、開口端ではなく、シリンダー32の内周面或いは外周面に設けるようにしてもよい。
具体的に、送気送水シリンダー31の内周面に中心軸側に突出したフランジ或いは段差部を設け、フランジ、段差部の開口側の面をシリンダー31の当接面とする。または、吸引シリンダー32の内周面に中心軸側に突出したフランジ或いは段差部を設け、フランジ、段差部の開口側の面をシリンダー32の当接面とする。
また、送気送水シリンダー31の外周面側に開口端を囲うように外側に突出したフランジ或いは段差部を設け、フランジ、段差部の開口側の面をシリンダー31の当接面とする。または、吸引シリンダー32の外周面側に開口端を囲うように外側に突出したフランジ或いは段差部を設け、フランジ、段差部の開口側の面をシリンダー32の当接面とする。
そして、シリンダー31の当接面に、栓体61の当接面69tを当接させることにより、送気送水シリンダー31の開口塞ぐ構成とし、シリンダー32の当接面に、栓体62の当接面66tを当接させることにより、吸引シリンダー32の開口を塞ぐ構成としてもよい。
取付保持部41及び摘み載置部材42は、予め定めた剛性を有する例えばSUS等の金属板部材で構成される。摘み載置部材42は、細長な平板形状である。摘み載置部材42には、栓体61を載置する貫通孔42a、栓体62を載置する貫通孔42bが形成されている。
これに対して、取付保持部41は、金属板部材を折り曲げて形成される。取付保持部41は、取付面41aと、一対の保持部41bと、隙間形成部41cとを備えて構成されている。取付面41aは、U字状スリット41uを有する。保持部41bは、取付保持手段である。保持部41bは、取付面41aの一面に対向する対向面41fを有する。隙間形成部41cは、取付面41aの一短辺側に設けられる。隙間形成部41cは、先端面を対向面41fに向けて折り曲げて形成されている。隙間形成部41cの先端面と、一対の保持部41bの対向面41fとの間に摘み載置部材42が摺動自在に配置される。
なお、U字状スリット41uの開口側は、取付面41aの他短辺側である。、図6に示すように、内視鏡20の送気送水シリンダー31の開口部外側にある送気送水シリンダー溝31rおよび吸引シリンダー32の開口部外側にある吸引シリンダー溝32rに、U字状スリット41uを形成する取付面41aを嵌め込む。この結果、取付保持部41が内視鏡20に位置決め固定される。なお、U字状スリット41uは開口して流体排水口41mを構成している。
内視鏡20の操作部22に設けられた各種開口部に対する、内視鏡用栓部材40の装着方法を説明する。
処置具挿入口27の開口部に対しては、鉗子口部用栓体63を嵌め込み装着する。
送気送水シリンダー31の開口部に対して第1栓体61を嵌め込み装着すると共に、吸引シリンダー32の開口部に対して第2栓体62を嵌め込み装着する。その際、まず、取付保持部41に対して摘み載置部材42を、第1栓体61および第2栓体62が載置された側、つまり図4における右側にスライドさせた状態にする。そして、この状態で、送気送水シリンダー31に第1栓体61の第1緩合部68を挿入し、吸引シリンダー32に第2栓体62の第2緩合部65を挿入する。
その後、摘み載置部材42に対して取付保持部41を、第1栓体61および第2栓体62が載置された側、つまり図4における右側にスライドさせる。この際、送気送水シリンダー溝31rおよび吸引シリンダー溝32rにU字状スリット41uを形成する取付面41aを嵌め込む。この結果、取付保持部41を内視鏡20に位置決め固定される。
つまり、取付保持部41と摘み載置部材42は、第1栓体61および第2栓体62を送気送水シリンダー31および吸引シリンダー32の開口方向に可動に保持するとともに、内視鏡20に装着可能な取付保持手段である。
取付保持部41が内視鏡20に位置決め固定された状態において、送気送水管路用押しバネ(以下、第1押しバネと略記する)43は、第1栓体61の第1弁部69の第1当接面69tを送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mに押し付ける付勢力を有する付勢部材である。第1押しバネ43は、摘み載置部材42と第1弁部69の第1バネ配置面69bとの間に配置される。
一方、取付保持部41が内視鏡20に位置決め固定された状態において、吸引管路用押しバネ(以下、第2押しバネと略記する)44は、第2栓体62の第2弁部66の第2当接面66tを吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mに押し付ける付勢力を有する付勢部材である。第2押しバネ44は、摘み載置部材42と第2弁部66の第2バネ配置面66bとの間に配置される。
図5、図6等に示すように本実施形態の摘み部64、67にはそれぞれ可動範囲調整部となるカム部である摘み部フランジ70が設けられている。一方、取付保持部41の保持部41bには可動範囲調整部となる一対の摘み位置規定部45が設けられている。
なお、以下の説明において、摘み部フランジ70の構成は、第1摘み部67及び第2摘み部64において同様である。そのため、第2摘み部64の摘み部フランジ70についてその構成を説明して、第1摘み部67の摘み部フランジ70については説明を省略する。
摘み部フランジ70は、第2摘み部64の外周に設けられたフランジ部である。摘み部フランジ70の表面側に複数のカム面が形成されている。摘み部フランジ70の裏面は、平面であって、取付保持部41の一対の保持部41bにおける対向面41fと反対側の面に当接する。裏面が当接することにより、第2押しバネ44の付勢力による第2緩合部65側への第2栓体62の可動位置(範囲)が規制されている。
摘み部フランジ70の複数のカム面は、例えば、第1平面71と、第2平面72と、第3平面73と、第4平面74と、傾斜面75、76、77、78とを備えて構成されている。
第1平面71は、摘み部フランジ70の裏面であるカム底面より予め定めた高さ寸法h1に設定されている。第2平面72は、カム底面より予め定めた高さ寸法h2に設定されている。第3平面73は、カム底面より予め定めた高さ寸法h3に設定されている。第4平面74は、カム底面より予め定めた高さ寸法h4に設定されている。
第1平面71と第2平面72との間には第1傾斜面75が設けられている。第2平面72と第3平面73との間には第2傾斜面76が設けられている。第3平面73と第4平面74との間には第3傾斜面77が設けられている。第4平面74と第1平面71との間には第4傾斜面78が設けられている。複数のカム面は、摘み部フランジ70の表面に連続した面を形成している。
摘み位置規定部45は、規定部本体46と、当接部47とを備えて構成されている。規定部本体46の底面は、取付保持部41の一対の保持部41bの各々に接着、溶接等によって一体的に固定される。なお、本実施形態においては、摘み位置規定部45を取付保持部41に接着、溶接等により固定している。しかし、例えば、取付保持部41の一部を保持部41bから延出させて、摘み位置規定部を形成するようにしてもよい。
当接部47は、規定部本体46より突出している。当接部47は、規定面47aを備えている。規定面47aには、摘み部フランジ70の複数のカム面のいずれかが当接する。カム面が規定面47aに当接することにより、第1摘み部67側への第1栓体61の可動位置(範囲)を規制すると共に、第2摘み部64側への第2栓体62の可動位置(範囲)を規制する。つまり、取付保持部41が内視鏡20に位置決め固定された状態において、カム面が規定面47aに当接して、送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mと第1栓体61の第1当接面69tとの間隔を規定すると共に、吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mと第2栓体62の第2当接面66tとの間隔を規定する。
ここで、本実施形態における内視鏡20の洗浄方法を示す。
まず、前述した方法で、内視鏡20の操作部22に設けられた各種開口部に対して内視鏡用栓部材40を装着する。
一方、内視鏡20のコネクタ部24の加圧口金51と送水口金52とに、図1に記載の連結栓6を装着する。また、この状態で、コネクタ部24の送気口金53に、図1に記載の送気・送水管路用チューブ7aの一端部を連結し、吸引口金54に吸引管路用チューブ7bの一端部を連結する。送気・送水管路用チューブ7aの他端部及び吸引管路用チューブ7bの他端部に、図1に記載の注入チューブ体8を連結する。そして、図1に記載の予め設定された容量の注射器9を注入チューブ体8の例えば送気・送水管路用チューブ7a側に接続する。
次に、作業者は、注射器9のプランジャー9aを操作してシリンジ9b内の例えば洗浄液等の液体を送気・送水管路用チューブ7aに注入する。すると、液体は、ユニバーサルコード部23内を挿通する基端側送気チューブ37内、及び連結栓6を介して基端側送水チューブ38内に流入される。
プランジャー9aの操作に伴って、液体は、基端側送気チューブ37及び基端側送水チューブ38から送気送水シリンダー31の内部空間31sに流入する。ここで、送気送水シリンダー31に流入した液体の一部は、第1押しバネ43の付勢力に抗して第1栓体61を押し上げる。すると、液体の一部が第1弁部69とシリンダー開口端31mとの隙間から流出される。この結果、送気送水シリンダー31の内部空間31sおよびシリンダー開口端31mに対する液体による洗浄等がなされる。
一方、送気送水シリンダー31に流入した液体の大部分は、送気送水シリンダー31を経由して内視鏡20の挿入部21内を挿通する先端側送気チャンネル33及び先端側送水チャンネル34に流入する。その後、チャンネル33、34に流入した液体は、内視鏡20の先端面2fに設けられている送気送水ノズル25から流出される。送気送水ノズル25は、洗浄時、液体の排出口である。
このことによって、基端側送気チューブ37内、基端側送水チューブ38、送気送水シリンダー31内、先端側送気チャンネル33内及び先端側送水チャンネル34内に対する液体による洗浄等がされる。
この後、注射器9を注入チューブ体8の吸引管路用チューブ7b側に接続してプランジャー9aを操作する。すると、液体は、吸引管路用チューブ7bからユニバーサルコード部23内を挿通する基端側吸引チューブ39内、吸引シリンダー32の内部空間32s、先端側吸引チャンネル35内および処置具チャンネル36内を通過していく。通過する液体のうち一部が鉗子口部用栓体63のリーク孔から流出され、一部が押し上げられた第2弁部66とシリンダー開口端32mとの隙間から流出され、大部分が吸引口26から流出されることにより液体による洗浄等が行われる。吸引口26は、洗浄時、液体の排出口となる。
このとき、本実施形態においては、図6に示すように取付保持部41が内視鏡20に位置決め固定された状態であり、この状態で第2摘み部64を回転させ、摘み部フランジ70のカム面の第4平面74を摘み位置規定部45の規定面47aに当接する位置に配置することによって、第2栓体62の第2弁部66の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとが密着する。なお、第1栓体61においても、第1摘み部67を回転させ、第4平面74を規定面47aに当接する位置に配置することによって、第1栓体61の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとが密着する。
一方、第2摘み部64を操作して図7に示すように摘み部フランジ70のカム面の第3平面73を摘み位置規定部45の規定面47aに配置する。このことによって、第2栓体62の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとの最大開放間隔がd3に設定される。なお、第1摘み部67を操作して第3平面73を規定面47aに配置することにより、第1栓体61の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとの最大開放間隔がd3に設定される。つまり、d3=h4−h3の距離となる。
同様に、図8に示すように摘み部フランジ70のカム面の第2平面72を摘み位置規定部45の規定面47aに配置することによって、第2栓体62の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとの最大開放間隔がd2に設定される。なお、第1摘み部67についても、第2平面72を規定面47aに配置することにより、第1栓体61の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとの最大開放間隔がd2に設定される。つまり、d2=h4−h2の距離となる。
また、図9に示すように摘み部フランジ70のカム面の第1平面71を摘み位置規定部45の規定面47aに配置することによって、第2栓体62の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとの最大開放間隔がd1に設定される。なお、第1摘み部67についても、第1平面71を規定面47aに配置することによって、第1栓体61の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとの最大開放間隔がd1に設定される。つまり、d1=h4−h1の距離となり、d1>d2>d3となる。
このように、本実施形態においては、摘み位置規定部45の規定面47aに摘み部フランジ70のカム面の第1平面71から第4平面74までの何れか一面を配置させることによって、第1当接面69tとシリンダー開口端31mとが密着した状態、または、第2当接面66tとシリンダー開口端32mとが密着した状態、或いは最大開放間隔を予め定めた寸法d1、d2、d3に規定することができる。
そして、管路容積に対応させて間隔d1、d2、d3を規定することにより、第2弁部66の当接面66tとシリンダー開口端32mとの隙間及び隙間から流出する洗浄液等の液体の流出量を最適に調整すること、及び第1弁部69の当接面69tとシリンダー開口端31mとの隙間から流出する洗浄液等の液体の流出量を最適に調整することができる。
また、第1当接面69tとシリンダー開口端31mとを密着した状態にすることによって、送気送水シリンダー31のシリンダー開口から液体や空気が漏れ出ることなく、内視鏡20の内部に設けられている送気送水管路全域、特に挿入部21の先端側に位置する送気送水ノズル25側に液体や空気を速やかに供給することができる。この結果、送気送水管路内への液体の充填、あるいは、空気による送気送水管路内の水分等の排出を速やかに行える。
また、第2当接面66tとシリンダー開口端32mとを密着した状態にすることによって、吸引シリンダー32のシリンダー開口から液体や空気が漏れ出ることなく、内視鏡20の内部に設けられている吸引管路の全域、特に挿入部21の先端側に位置する吸引口26側に液体や空気を速やかに供給することができる。この結果、吸引管路内への液体の充填、あるいは、空気による吸引管路内の水分等の排出を速やかに行える。
また、例えば大腸内視鏡等、管路容積が大きな内視鏡においては、最大開放間隔をd3に設定する。このことによって、洗浄液等の液体を送気送水管路に注入した際、送気送水シリンダー31のシリンダー開口から最適な量の洗浄液等が流出される。また、洗浄液等の液体を吸引管路に注入した際、吸引シリンダー32のシリンダー開口から最適な量の洗浄液等が流出される。言い換えれば、必要以上の洗浄液等がシリンダー開口から流出することを防止してシリンダー開口端31mの洗浄、または、シリンダー開口端32mの洗浄を行える。したがって、注射器9のプランジャー9aを操作する操作回数を増大させることなく、送気送水シリンダー31を経由して、先端側送気チャンネル33及び先端側送水チャンネル34に洗浄液等を供給して洗浄等を行え、吸引シリンダー32を経由して、先端側吸引チャンネル35及び処置具チャンネル36に洗浄液等を供給して洗浄等を行える。
また、例えば経口内視鏡等、管路容積が大腸内視鏡より小さく経鼻内視鏡より大きな内視鏡においては、最大開放間隔をd2に設定する。そして、経鼻内視鏡等においては、最大開放間隔をd1に設定する。この結果、洗浄液等の流体を各内視鏡の送気送水管路に注入した際、送気送水シリンダー31のシリンダー開口から最適な量の洗浄液等が流出される。また、洗浄液等の流体を各内視鏡の吸引管路に注入した際、吸引シリンダー32のシリンダー開口から最適な量の洗浄液等が流出される。言い換えれば、必要以上の洗浄液等がシリンダー開口から流出することを防止してシリンダー開口端31mの洗浄またはシリンダー開口端32mの洗浄を行える。したがって、注射器9のプランジャー9aを操作する操作回数を増大させることなく、各内視鏡の送気送水シリンダー31を介して、先端側送気チャンネル33及び先端側送水チャンネル34に洗浄液等を供給して洗浄等を行え、各内視鏡の吸引シリンダー32を介して、先端側吸引チャンネル35及び処置具チャンネル36に洗浄液等を供給して洗浄等を行える。
なお、上述した実施形態においては、摘み部64、67に設けた摘み部フランジ70に例えば平面71−74を備えるカム面を設けるとしている。しかし、図10に示すように摘み部64、67に例えば間隔d1に対応する厚みの摘み部フランジ80を設け、その摘み部フランジ80上に厚みt1の第1スペーサー81、または、厚みt2の第2スペーサー82、または、厚みt3の第3スペーサー83を配置することによって上述の作用及び効果を得るようにしてもよい。符号80aは、摘み逃がし溝である。本実施形態において、摘み部フランジ80及びスペーサー81−83が可動範囲調整部として機能する。
具体的に、摘み部フランジ80にスペーサーを載置させていない状態おいては図9に示した作用及び効果が得られる。一方、摘み部フランジ80に第1スペーサー81を載置させることによって図8に示した作用及び効果が得られる。また、摘み部フランジ80に第2スペーサー82を載置させることによって図7に示した作用及び効果が得られる。そして、摘み部フランジ80に第3スペーサー83を載置させることによって図6に示した作用及び効果を得られる。
なお、上述したスペーサー81,82,83は、摘み部64、67に各々設けても、一体に設けてもよい。つまりスペーサー81,82,83は摘み部64,67の摘み部フランジに一体的に搭載できる形状としてもよい。
図11−図13は、可動範囲調整部の変形例である。
図11及び図12に示すように本実施形態において、可動範囲調整部は、栓体移動規制部材90である。
図11、図12に示すように本実施形態の栓体61Aは、摘み部64Aを備え、栓体62Aは摘み部67Aを備えている。摘み部64A、67Aの上面は、それぞれ平面を有して構成されている。摘み部64Aの上面に構成された平面及び摘み部67Aの上面に構成された平面は、一対の保持部41bの上側面41sに対して予め定めた量突出する構成になっている。
栓体移動規制部材90は、予め定めた剛性を有する、SUS等の金属板部材で構成されている。栓体移動規制部材90の一端は、ヒンジ部材94により摘み載置部材42の一端に回動可能に設けられている。栓体移動規制部材90の他端には、摘み載置部材42の他端に係合する引掛部材91が回動可能に設けられている。
本実施形態においては、図13に示すように引掛部材91を摘み載置部材42の他端に係合して固設することによって、摘み載置部材42の一面が摘み部64A、67Aの上面に構成された平面に当接配置される。このとき、例えば前記図6と同様に第2弁部66の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとを密着した状態にするとともに、第1弁部69の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとを密着状態にするようになっている。
本実施形態においては、栓体移動規制部材90の引掛部材91を摘み載置部材42の他端に係合させて、栓体移動規制部材90と摘み載置部材42とを予め定めた一体固設状態にする。すると、例えば、各シリンダー31、32のシリンダー開口から液体や空気が漏れ出ることなく、管路内の液体の充填または水分等の排出を速やかに行える状態にすることができる。
そして、栓体移動規制部材90を上述した実施形態に組み合わせて、摘み部フランジ70のカム面に設ける平面の数を少なくする、或いは、スペーサーの数を少なくするようにしてもよい。なお、組み合わせる構成の場合、摘み部64、67の上面に上述した構成の平面を形成する。
また、図14に示すように栓体移動規制部材90と摘み載置部材42との一体固定を、螺合によって行うようにしてもよい。具体的に、栓体移動規制部材90の両側部に雄ねじ92を設け、摘み載置部材42の両側部に雌ねじ42fを設け、それぞれを螺合して一体固定する。
この構成によれば、栓体移動規制部材90の両端部が螺合によって摘み載置部材42に一体に固定されることによって、摘み部64A、67Aを均等に押圧することができる。
なお、この場合、栓体移動規制部材90の一端と摘み載置部材42の一端とは、ヒンジ部材94による固定に限定されるものではない。つまり、図14に示すように、栓体移動規制部材90の一端と、摘み載置部材42の一端とに開口を設け、この開口に環状部材を挿通させることにより、摘み載置部材42に対し栓体移動規制部材90を移動可能に固定してもよい。
また、栓体移動規制部材90の他端側と摘み載置部材42の他端側との位置決めを取付固定棒と、固定用貫通孔42hとにより行ってもよい。取付固定棒は、栓体移動規制部材90の他端側における摘み載置部材42に対向する一面から突出して設けられる。固定用貫通孔42hは、摘み載置部材42の他端側に設けられる。、取付固定棒は、固定用貫通孔42hに貫通して配置される。このとき、摘み載置部材42に対し栓体移動規制部材90は、栓体61A、62Aの可動方向と直交する方向に位置決めされるとともに、栓体61A、62Aの可動方向には移動可能となる。
この場合、栓体移動規制部材90を栓体61A、62A側に押しこむ量により、各シリンダー31、32のシリンダー開口から液体や空気が漏れ出る量を調整することが可能となる。
さらに、図15に示すように加圧部93を摘み部64A、67Aに対向するように栓体移動規制部材90に設けるようにしてもよい。加圧部93は、板状のバネ部材を折曲させて形成した付勢部材、あるいは、コイル状のバネ部材、あるいはスポンジ等の弾性部材で形成した付勢部材である。
この構成によれば、加圧部93が摘み部64A、67Aの上面を押圧する。この結果、流体圧力による第1弁部69の第1当接面69tと送気送水シリンダー31のシリンダー開口端31mとの開閉度合い及び第2弁部66の第2当接面66tと吸引シリンダー32のシリンダー開口端32mとの開閉度合いが変化する。
つまり、送気口金53を経由して送気送水シリンダー31内に供給された洗浄液が第1栓体61へ付与する供給圧力が所定圧力のときにおいて、加圧バネ93が摘み部64Aの上面を押圧する場合と押圧しない場合とで、栓体61Aの可動範囲が変化する。また、吸引口金54を経由して吸引シリンダー32内に供給された洗浄液が第2栓体62へ付与する供給圧力が所定圧力のときにおいて、加圧バネ93が摘み部67Aの上面を押圧する場合と押圧しない場合とで、栓体62Aの可動範囲が変化する。
したがって、加圧バネ93の付勢力を適宜設定することによって、内視鏡の管路容積に対応した内視鏡用栓部材を得ることができる。そして、この構成においては、雄ねじ92を雌ねじ42fに対して所定の状態に螺合して弁部66の当接面66tとシリンダー32のシリンダー開口端32mとを密着した状態にすること、弁部69の当接面69tとシリンダー31のシリンダー開口端31mとを密着した状態にすることができる。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
例えば、本実施形態におけるシリンダー31、32と同様に、鉗子口部用栓体63のような内視鏡の開口部、すなわち、一端が液体が注入される注入口に連通し、他端が注入口とは異なり液体を排出する排出口に連通する管路を内部に配設されると共に、この管路の途中に連通して注入口および液体排出口とは異なる開口部に、本願の前述した実施形態に記載の栓体、例えば、上述した第2摘み部64の摘み部フランジ70の構成を有した栓体を適用してもよい。
本出願は、2011年11月10日に日本国に出願された特願2011−246740号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (7)

  1. 外部に連通する開口部を有した内視鏡の、前記開口部に装着される内視鏡用栓部材において、
    前記開口部に設けられた第1の当接面と、
    前記第1の当接面に当接することにより前記開口部を塞ぐ第2の当接面を有した栓体と、
    前記第2の当接面が前記第1の当接面に当接する第1の位置とこの位置から離間する第2の位置との間で前記栓体を可動に保持するとともに、前記内視鏡に着脱可能な保持手段と、
    前記第2の当接面が前記第1の当接面に当接する方向に前記栓体を押し付ける付勢力を前記栓体に付与する付勢部材と、
    前記栓体の可動範囲のうちで、該栓体の可動範囲を、選択的に変化させる調整部と、
    を具備することを特徴とする内視鏡用栓部材。
  2. 前記内視鏡は、流体が注入される注入口と、前記流体が排出される排出口と、前記注入口と前記排出口に連通する内部管路と、を有し、
    前記開口部は、前記内部管路の途中で前記内部管路と連通し、
    前記調整部は、前記内部管路に注入された流体が前記開口部と前記栓体との間から漏れ出る量を選択的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用栓部材。
  3. 前記調整部は、前記保持手段に設けられたカム当接部と、前記栓体に設けられ、前記栓体の可動方向に異なる高さを有した複数のカム面を有するカム部と、複数の前記カム面のいずれかを選択的に前記カム当接部と当接可能な位置に配置させる摘み部と、を備えて構成され、
    前記摘み部により複数の前記カム面のいずれかを選択的に前記カム当接部と当接可能な位置に配置することにより、前記栓体の前記可動範囲を選択的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用栓部材。
  4. 前記調整部は、前記栓体に設けられたフランジと、前記栓体の可動方向で前記フランジと当接する前記保持手段に設けられた第1の当接部と、前記フランジと前記第1の当接部との間に着脱可能に載置される複数のスペーサーと、を備えて構成され、
    前記フランジと前記第1の当接部との間に前記スペーサーを載置しないか、いずれかの前記スペーサーを選択的に載置することにより、前記栓体の前記可動範囲を選択的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用栓部材。
  5. 前記調整部は、前記栓体に設けられた第2の当接部と、前記栓体の可動による前記第2の当接部の可動範囲内に挿抜可能に設けられた突き当て部材と、とを備えて構成され、
    前記突き当て部材を前記第2の当接部の可動範囲内に挿抜することにより、前記栓体の前記可動範囲を選択的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用栓部材。
  6. 前記保持手段に設けられた雌ねじと、前記突き当て部材に配設され、前記雌ねじに前記栓体の可動方向にねじ込まれる雄ねじと、を有し、前記雄ねじの前記雌ねじへのねじ込み量を選択的に変化させることにより、前記栓体の前記可動範囲を選択的に変化させることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用栓部材。
  7. 前記調整部は、前記栓体に設けられた第2の当接部と、前記栓体の可動による前記第2の当接部の可動範囲内に挿抜可能に設けられ、前記付勢部材の付勢力と同一方向に前記栓体へ追加付勢力を付与する他の付勢部材と、を備え
    前記他の付勢部材を前記第2の当接部の可動範囲内に挿抜することにより、前記内視鏡の内部管路に注入された流体が前記栓体へ付与する圧力が所定圧力の時における、前記栓体の前記可動範囲を選択的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用栓部材。
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