JP2010027758A - コイル部品及びこれを備えた電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性コアの外形寸法の増大を抑制し且つ導体間のショート不良を防止しつつ、所望の磁気結合を得ることが可能なコイル部品を提供する。
【解決手段】溝111,112によって構成される貫通孔を有する磁性コア130と、溝111,112にそれぞれ配置された導体210,220とを備える。磁性コア130は、溝111,112を内部で繋ぐ非磁性部を有し、非磁性部を介した導体210,220の距離は、導体210,220が露出する表面110c,110dにおける導体210,220の距離よりも近い。これにより、磁性コアの内部に大きな空洞を設ける必要がなくなり、しかも、表面110c,110dにて露出する端子電極がショートする危険性もなくなる。
【選択図】図2

Description

本発明はコイル部品に関し、特に、電源装置のカップルドインダクタとしての利用が好適なコイル部品に関する。また、本発明はこのようなコイル部品を備えた電源装置に関する。
コンピュータなどに使用される電源装置の一つとして、いわゆるマルチフェーズ型のレギュレータ回路が知られている。マルチフェーズ型のレギュレータ回路は、スイッチングによって互いに位相の異なるスイッチング電流を生成し、これを合成することによって平滑な出力電流を得る回路である。このようなマルチフェーズ型のレギュレータ回路においては、より平滑な出力電流を得るためにカップルドインダクタと呼ばれるコイル部品が用いられることがある。カップルドインダクタとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
カップルドインダクタによって平滑な出力電流を得るためには、スイッチング電流が流れる一対の導体間を所望のレベルで磁気結合させる必要がある。つまり、導体間における磁気結合が弱すぎても強すぎても平滑な出力電流を得ることができず、ある最適なレベルに調整する必要がある。磁気結合レベルの調整は、導体間に存在する磁性体の厚さや形状を変えることによって行うことができる。具体的には、図12(a)に示すように、導体(図示せず)が配置される溝11,12を磁性コア10に設け、溝11,12を磁性コア10の一部である仕切り壁13で完全に分離すれば、導体間における磁気結合は低下する。一方、図12(b)に示すように、仕切り壁13を除去することによって溝11,12を一体化すれば、導体間における磁気結合は増大する。
しかしながら、目的とする磁気結合のレベルが図12(a)の構造で得られるレベルよりも大きく、図12(b)の構造で得られるレベルよりも小さいといった場合、仕切り壁13の有無によって磁気結合を調整することは困難となる。このような場合、図12(c)に示すように、仕切り壁13の一部を除去することにより溝11,12の一部を空洞13aによって繋ぐ方法が考えられる。この方法によれば、図12(a)の構造で得られる磁気結合と図12(b)の構造で得られる磁気結合の中間のレベルを得ることが可能となる。したがって、空洞13aの長さLを調整すれば、所望の磁気結合が得られるものと考えられる。
特開2007−184509号公報
しかしながら、本発明者が検討を行った結果、空洞13aの長さLのみによって磁気結合を調整する場合、種々の問題が発生することが明らかとなった。具体的には、磁気結合を高めるために空洞13aの長さLを大きくすると、空洞13aの体積がその分増大することから、磁性コア10の内部に大きな空洞が存在することになる。一方で、磁性コア10には、ある一定の体積(コア体積)が必要とされることから、磁性コア10の内部に大きな空洞が存在すると、磁性コア10の外形寸法が増大してしまう。
磁性コア10の外形寸法を増大させることなく磁気結合を高めるためには、溝11,12の距離(仕切り壁13の厚さT)を短くする方法が考えられる。しかしながら、溝11,12の距離を短くすると導体間の距離も短くなることから、端子電極となる部分においてショート不良の危険性が増してしまう。このような問題は、特許文献1に記載されたカップルドインダクタのように、溝に被覆導線を通すタイプのものにおいては大きな問題とはならないが、表面実装型のカップルドインダクタのように、溝11,12に配置される導体の端部を端子電極として用いるタイプのものにおいては、大きな問題となる。
尚、上記の問題はカップルドインダクタに限らず、コイル部品全般において生じる問題である。
したがって、本発明の目的は、磁性コアの外形寸法の増大を抑制し且つ導体間のショート不良を防止しつつ、所望の磁気結合を得ることが可能なコイル部品及びこれを備えた電源装置を提供することである。
本発明によるコイル部品は、一方の表面から他方の表面へ貫通する少なくとも第1及び第2の貫通孔を有する磁性コアと、第1及び第2の貫通孔にそれぞれ配置された第1及び第2の導体とを備えるコイル部品であって、磁性コアは、第1の貫通孔と第2の貫通孔とを内部で繋ぐ非磁性部を有し、非磁性部を介した第1の導体と第2の導体との距離は、一方の表面及び他方の表面における第1の導体と第2の導体との距離よりも近いことを特徴とする。
このように、本発明によるコイル部品は、第1の導体と第2の導体との距離が非磁性部において近づけられていることから、磁性コアの内部に大きな空洞を設けることなく、導体間の磁気結合を高めることが可能となる。しかも、第1の導体と第2の導体との距離は、磁性コアの表面において遠ざけられていることから、磁性コアの表面に端子電極を設ける場合であっても、これらがショートする危険性が増すことはない。
本発明においては、第1及び第2の貫通孔の一方の表面から非磁性部までの長さと、第1及び第2の貫通孔の他方の表面から非磁性部までの長さが互いに等しいことが好ましい。これによれば、非磁性部が磁性コアの中央部に位置することから、入力側と出力側を逆にしても同じ特性が得られる。つまり、方向性のないコイル部品となることから、実装時における作業効率を高めることが可能となる。
本発明においては、非磁性部が空洞であっても構わないし、磁性コアに埋め込まれた絶縁部材であっても構わない。前者によれば、磁性コアの製造コストを抑えることが可能となる。一方、後者によれば、非磁性部を介したショート不良などを防止することが可能となる。
本発明においては、第1及び第2の導体が磁性コアの一方及び他方の表面において折り曲げられ露出していることが好ましい。これによれば、表面実装型のコイル部品として使用することが可能となる。この場合、第1及び第2の貫通孔の断面並びに第1及び第2の導体の断面は、いずれも実装面と平行な辺が実装面と垂直な辺よりも長い四角形であることが好ましい。これによれば、磁性コアに無駄な隙間などが生じにくく、さらに、導体の折り曲げ加工も容易となる。しかも、コイル部品の低背化にも有利である。
また、本発明による電源装置は、互いに位相の異なる第1及び第2のスイッチング電流をそれぞれ生成する第1及び第2のスイッチング部と、上記のコイル部品とを備え、第1及び第2のスイッチング電流がそれぞれ第1及び第2の導体に供給されることを特徴とする。本発明によれば、上記のコイル部品を使用していることから、小型であり且つ信頼性の高い電源装置を提供することが可能となる。
このように、本発明によれば、磁性コアの外形寸法の増大を抑制し且つ導体間のショート不良を防止しつつ、所望の磁気結合を得ることが可能なコイル部品及びこれを備えた電源装置を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるコイル部品100の外観を示す略斜視図である。また、図2は本実施形態によるコイル部品100の略分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるコイル部品100は、第1及び第2の磁性体部材110,120からなる磁性コア130と、第1及び第2の導体210,220とを備えている。磁性体部材110,120の材料としては、Mn−Zn系フェライトやNi−Zn系フェライトなどを用いることが好ましい。また、導体210,220の材料としては、銅などの金属を用いることが好ましい。磁性体部材110,120の材料としてMn−Zn系フェライトを用いれば高い磁気結合を得ることが可能となるが、Mn−Zn系フェライトは導電性を有していることから、導体210,220に絶縁被覆などを施す必要がある。
磁性体部材110は略平板状であり、底面である実装面110aと、実装面110aと平行な表面110bと、実装面110aに対して垂直な表面110c,110dを有している。磁性体部材120も平板状であり、磁性体部材110の表面110bに貼り付けられる。磁性体部材110を表面110b側から見た構造は、図3に示されている。図3には、導体210,220の平面的な位置も示されている。また、図4は導体210,220の平面図である。
図2及び図3に示すように、磁性体部材110の表面110bには、2つの溝111,112が設けられている。溝111,112は、それぞれ導体210,220を収容するための溝である。このため、溝111,112に導体210,220を収容した状態で磁性体部材110と120を貼り合わせると、溝111,112は、それぞれ磁性コア130を貫通する第1及び第2の貫通孔111a,112aとなり、これら貫通孔111a,112aに導体210,220が配置された状態となる。貫通孔111a,112aは、表面110cから表面110dへ貫通している。
溝111,112は途中で折れ曲がった形状を有している。これにより、溝111,112の間隔は、端部である表面110c,110dにおいて最も広くなり、中央部に近づくにつれて狭くなる。そして、中央部においては溝111,112の間隔がゼロとなり、両者は空洞113を介して繋がっている。換言すれば、溝111,112を分離する仕切り壁114の厚さT1が中央部に近づくにつれて小さくなり、中央部において仕切り壁114の存在しない空洞113が形成されている。空洞113の内部は空気で満たされているため、空洞113は非磁性部として機能する。また、仕切り壁114は、磁性体部材110の一部である。
導体210,220の平面形状は、それぞれ溝111,112の平面形状に対応している。このため、溝111,112に導体210,220をそれぞれ配置すると、空洞113を介した導体210,220の距離D1は、磁性体部材110の表面110c,110dにおける導体210,220の距離D2よりも近くなる。
また、磁性体部材110の実装面110aには、溝115〜118が設けられている。これらの溝115〜118は、折り曲げられた導体210,220の先端部を収容するための溝である。つまり、導体210,220のうち溝111,112からはみ出した部分は、表面110c,110dにて折り曲げられ、その先端が溝115〜118に収容される。このため、磁性体部材110と120を貼り合わせると、表面110c,100d及び実装面110aにて導体210,220が露出した状態となる。露出した部分は、コイル部品100の端子電極として用いられる。導体210の折り曲げ位置210a〜210d及び導体220の折り曲げ位置220a〜220dは、図4に示すとおりである。
導体210,220の断面(長手方向と交差する断面)は、実装面110aと平行な辺が実装面110aと垂直な辺よりも長い四角形である。このような断面形状により、折り曲げ加工を容易に行うことができるとともに、端子電極の面積を十分に確保することが可能となる。また、溝111,112により形成される貫通孔の断面(長手方向と交差する断面)も、導体210,220の断面と対応した四角形である。これにより、導体210,220と磁性コア130との間に無駄な隙間が生じにくいことから、コイル部品100全体のサイズを小型化することが可能となる。
図5は、コイル部品100の等価回路図である。
図5に示すように、コイル部品100は、導体210の一端である端子電極231と、導体210の他端である端子電極232との間にインダクタL1〜L3が接続され、同じく、導体220の一端である端子電極233と、導体220の他端である端子電極234との間にインダクタL4〜L6が接続された回路構成となる。このうち、インダクタL1とL4、並びにインダクタL2とL6は、仕切り壁114の存在によって磁気的に分離されていることから磁気結合が相対的に弱い。これに対し、インダクタL2とL5については、両者間に仕切り壁114が存在せず、非磁性部である空洞113を介して近接していることから、互いに強い磁気結合が生じている。
尚、図3に示すように、本実施形態においては表面110c側から見ても表面110d側から見ても、溝111,112の端部から空洞113までの長さD3が同じである。このため、インダクタL1(L4)とインダクタL3(L6)は、互いに同じインダクタンスを有していることになる。したがって、端子電極231,232又は端子電極233,234のいずれを入力側とし、いずれを出力側として用いても、特性に変化は生じない。つまり、コイル部品100に方向性がないことから、実装時における作業効率を高めることが可能となる。但し、本発明によるコイル部品がこれに限定されるものではなく、方向性を持たせても構わない。
図6は、コイル部品100が実装されるプリント基板上の配線パターンを示す図である。
図6に示すように、プリント基板300には一対の入力配線パターン301,302と、一対の出力配線パターン303,304が設けられている。これらの配線パターン301〜304は搭載領域310にて終端しており、この搭載領域310にコイル部品100が実装される。これにより、各配線パターン301〜304がそれぞれ対応する端子電極に接続されることになる。
この場合、一対の端子電極間の距離が近いと、対応する配線パターンと端子電極とを個々に正しく接続することが困難となり、場合によってはショート不良を引き起こしてしまう。しかしながら、本実施形態によるコイル部品100では、端子電極が形成される表面110c,110dにおいて導体210,220間の距離が遠ざけられていることから、このような問題を生じることがなく、高い信頼性を確保することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品100は、導体210,220の距離が空洞113において近づけられていることから、磁性コア130の内部に大きな空洞を設けることなく、導体間の磁気結合を高めることが可能となる。しかも、導体210,220の距離は、磁性コア130の表面において遠ざけられていることから、隣接する端子電極間の距離を十分に確保することが可能となる。
次に、本実施形態によるコイル部品100を用いた電源装置について説明する。
図7は、本実施形態によるコイル部品100を用いた電源装置400の回路図である。
図7に示す電源装置400は、入力電圧Vinを受ける入力コンデンサ401と、スイッチングによって入力電圧Vinから第1のスイッチング電流i1を生成する第1のスイッチング部410と、スイッチングによって入力電圧Vinから第2のスイッチング電流i2を生成する第2のスイッチング部420と、スイッチング電流i1,i2が供給されるコイル部品100と、コイル部品100によって平滑化されたスイッチング電流i1,i2を受ける出力コンデンサ402とを備えている。出力コンデンサ402は負荷403に接続される。
スイッチング部410はスイッチング素子411と整流器412からなり、同様に、スイッチング部420はスイッチング素子421と整流器422からなる。スイッチング素子411と421は交互にオンオフ動作を行い、これにより、互いに位相の異なるスイッチング電流i1,i2が生成される。スイッチング電流i1は導体210によって構成されるインダクタL1〜L3に供給され、スイッチング電流i2は導体220によって構成されるインダクタL4〜L6に供給される。
図8は電源装置400の動作を説明するための電流波形図であり、(a)はインダクタL1〜L3に流れるスイッチング電流i1、(b)はスイッチング電流i2によってインダクタL1〜L3に誘導される逆方向電流i3、(c)はインダクタL1〜L3に流れる合計電流i1+i3を示している。
図8(a)に示すスイッチング電流i1は、スイッチング部410のスイッチング動作によって生成される電流であり、スイッチング素子411がオンしている期間において漸増し、スイッチング素子411がオフしている期間において漸減する。一方、図8(b)に示す逆方向電流i3は、スイッチング部420のスイッチング動作によって生成される電流であり、スイッチング素子421がオンしている期間において漸増し、スイッチング素子411がオフしている期間において漸減する。そして、スイッチング素子411と421は交互にオンオフ動作を行っていることから、図8(c)に示す合計電流i1+i3は、実質的に一定となる。以上、インダクタL1〜L3に流れる電流に着目して説明したが、インダクタL4〜L6に流れる電流についても同様である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、導体210,220が近接する非磁性部を空洞113によって構成しているが、非磁性部が空洞であることは必須ではない。したがって、図9に示すように、空洞の代わりに絶縁部材119を介在させても構わない。これによれば、空洞113を用いた場合と比べて構成部材は増えるものの、非磁性部を介したショート不良などを防止することが可能となる。絶縁部材119としては、非磁性セラミックや接着剤(例えば熱硬化性エポキシ樹脂)などを用いることができる。
また、上記実施形態では、第1の磁性体部材110に溝111,112が形成されて居る一方、第2の磁性体部材120には溝が設けられていないが、本発明における磁性コアの構成がこれに限定されるものではない。したがって、例えば、磁性体部材110と120の両方に溝を設けても構わない。
さらには、2つの磁性体部材を貼り合わせることによって磁性コアを構成することも必須でなく、3以上の磁性体部材を貼り合わせることによって磁性コアを構成しても構わないし、金属圧粉材料を用いて磁性コアを一体的に形成しても構わない。金属圧粉材料によって磁性コアを形成すれば、導体と磁性コアとの間に隙間が生じないことから、体積効率を高めることが可能となる。但し、金属圧粉材料によって磁性コアを形成する場合は、内部に空洞113を形成することが困難であることから、図9に示したように、絶縁部材119によって非磁性部を構成することが望ましい。
また、上記実施形態では、2本の溝111,112に導体210,220が配置されているが、図10に示すように、3本の溝511〜513にそれぞれ導体611〜613を配置しても構わない。図10に示す例では、隣り合う溝(溝511と512、溝512と513)が中央部において近接し、端部において離れる形状を有している。また、隣り合う溝は、中央部において空洞514を介して繋がっている。
また、3本以上の導体を配置する場合、隣接する全ての導体が中央部において近接することは必須でない。例えば、図11に示すように、4本の溝521〜524のうち隣接する溝522,523については中央部において近接しない形状とし、これにより、溝522,523に配置される導体も中央部において近接しないよう構成しても構わない。図11に示す例では、溝521〜524にそれぞれ導体621〜624が配置され、溝521と522は中央部において空洞525を介して繋がっており、溝523と524も中央部において空洞525を介して繋がっている。
本発明の好ましい実施形態によるコイル部品100の外観を示す略斜視図である。 コイル部品100の略分解斜視図である。 磁性体部材110を表面110b側から見た略平面図である。 導体210,220の平面図である。 コイル部品100の等価回路図である。 コイル部品100が実装されるプリント基板上の配線パターンを示す図である。 コイル部品100を用いた電源装置400の回路図である。 電源装置400の動作を説明するための電流波形図であり、(a)はスイッチング電流i1の変化、(b)は逆方向電流i3、の変化(c)は合計電流i1+i3の変化を示す。 空洞113の代わりに絶縁部材119を用いた例を示す略平面図である。 磁性コアに3本の溝511〜513を設けた例を示す略平面図である。 磁性コアに4本の溝521〜524を設けた例を示す略平面図である。 従来のコイル部品に用いる磁性コア10の形状を示す図であり、(a)は仕切り壁13によって溝11,12を分離した例、(b)は溝11,12を一体化させた例、(c)は仕切り壁13に空洞13aを設けた例を示す。
符号の説明
100 コイル部品
110,120 磁性体部材
110a 実装面
110b〜110d 表面
111,112 溝
111a,112a 貫通孔
113 空洞(非磁性部)
114 仕切り壁
115〜118 溝
119 絶縁部材(非磁性部)
130 磁性コア
210,220 導体
210a〜210d,220a〜220d 導体の折り曲げ位置
231〜234 端子電極
300 プリント基板
301,302 入力配線パターン
303,304 出力配線パターン
310 搭載領域
400 電源装置
401 入力コンデンサ
402 出力コンデンサ
410,420 スイッチング部
411,421 スイッチング素子
412,422 整流器
511〜513,521〜524 溝
514,525 空洞
611〜613,621〜624 導体

Claims (7)

  1. 一方の表面から他方の表面へ貫通する少なくとも第1及び第2の貫通孔を有する磁性コアと、前記第1及び第2の貫通孔にそれぞれ配置された第1及び第2の導体とを備えるコイル部品であって、
    前記磁性コアは、前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とを内部で繋ぐ非磁性部を有し、前記非磁性部を介した前記第1の導体と前記第2の導体との距離は、前記一方の表面及び前記他方の表面における前記第1の導体と前記第2の導体との距離よりも近いことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1及び第2の貫通孔の前記一方の表面から前記非磁性部までの長さと、前記第1及び第2の貫通孔の前記他方の表面から前記非磁性部までの長さが互いに等しいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記非磁性部が空洞であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記非磁性部が前記磁性コアに埋め込まれた絶縁部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
  5. 前記第1及び第2の導体は、前記磁性コアの前記一方及び他方の表面において折り曲げられ露出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1及び第2の貫通孔の断面並びに前記第1及び第2の導体の断面は、いずれも実装面と平行な辺が前記実装面と垂直な辺よりも長い四角形であることを特徴とする請求項5に記載のコイル部品。
  7. 互いに位相の異なる第1及び第2のスイッチング電流をそれぞれ生成する第1及び第2のスイッチング部と、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコイル部品とを備え、前記第1及び第2のスイッチング電流がそれぞれ前記第1及び第2の導体に供給されることを特徴とする電源装置。
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