JP2010020884A - ディスク再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディスク再生装置は、シャーシ20と、開口部31が設けられたパネル30と、パネル30に対してシャーシ20を浮動状態で支持する弾性支持部40と、シャーシ20に取り付けられ、開口部31を通って前後に移動可能に設けられたディスクトレイ50と、ディスクトレイ50に設けられ、開口部31に収まる蓋60と、蓋60を前から見て、蓋60の外縁に凸設された突起70aを備える。
【選択図】図4
Description
特許文献1に記載の技術にあっては、メカニズムシャーシの前部及び後部を、それぞれメインシャーシに立設された第一のステーに固定し、メカニズムシャーシの前部を、前面パネルに立設された第二のステーに固定することによって、がたつき防止及び取り付け精度の向上を図っている。
特許文献2に記載の技術にあっては、側板がトレーの左右にそれぞれ取り付けられ、側板の前部をパネルに係止し、側板の後部が弾性材によりシャーシに取り付けられている。したがって、パネルに係止されたトレー前部を中心にトレー後部が上下に移動可能となっている。これによりトレーのがたつき、トレーとパネル開口部の隙間の不均一化を防止している。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、ディスク再生装置1の背面、右側面及び上面を示した斜視図であり、図2は、ディスク再生装置1の正面、右側面及び上面を示した斜視図である。
また、シャーシ20の上部にはディスクトレイ50が取り付けられている。具体的には、ディスクトレイ50とシャーシ20との間の取付部分にガイド機構が設けられ、このガイド機構によってディスクトレイ50がシャーシ20に対して前後にスライド可能に設けられている。ディスクトレイ50が前後にスライドするよう構成されているので、ディスクトレイ50がパネル30の後ろから開口部31を通ってパネル30の前に引き出るよう構成されているとともに、パネル30の前から開口部31を通ってパネル30の後ろに引き込むよう構成されている。なお、ディスクトレイ50はモータによって駆動されて前後にスライドする。
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施形態におけるディスク再生装置1Aについて説明する。図6は、ディスク再生装置1Aを示した正面図である。なお、ディスク再生装置1Aの各部と、それに対応するディスク再生装置1の部分とに対して同一の符号を付す。
図7〜9を参照して第3の実施形態におけるディスク再生装置1Bについて説明する。図7は第3の実施形態のディスク再生装置1Bの正面図である。図8はディスク再生装置1Bの前部であって、図7に示されたVIII−VIIIの断面図、図9はディスク再生装置1Bの左前の部分であって、図7のIX−IXの断面図である。なお、ディスク再生装置1Bの各部と、それに対応するディスク再生装置1の部分とに対して同一の符号を付す。また、図7においては蓋60を図示していない。
図10を参照して第4の実施形態におけるディスク再生装置1Cについて説明する。図10は第4の実施形態のディスク再生装置1Cの前部であって、ディスクトレイ50がパネル30の前方に引き出された状態及びディスクトレイ50がディスク再生装置1C内に収まった状態を表した概略断面図である。なお、ディスク再生装置1Cの各部と、それに対応するディスク再生装置1の部分とに対して同一の符号を付す。
同様に、開口部31の内壁下面33であって突起70cに対向する位置に溝36cが設けられ、溝36cがパネル30の前面から後方に延設され、溝36cの後端部に突き当たりとしての当接面36cが形成されている。同様に、開口部31の内壁面であって他の突起70b,70d,70e,70fに対向する位置にも溝が形成されている。
なお、当接面37a,37cは突起70a,70cの後方への移動を制限することができれば後面71a,71cに対して平行に形成されていなくてもよい。また、溝36a,36cは突起70a,70cの前後方向以外の方向への移動を制限することができれば、突起70a〜70fと同じ形状に形成されていなくてもよい。
当接面37a,37cと後面71a,71cが当接することで蓋60がそれ以上ディスク再生装置1C内に引き込まれないよう押さえることができ、これにより蓋60の後方への移動が制限され、パネル30と蓋60とを面一に配置することができる。
また、溝36a,36cの内周は突起70a,70cとほぼ同じ形状に形成されているので、突起70a,70cが溝36a,36cの内周面に押さえられ、突起70a,70cの前後方向以外の方向への動きが制限される。これにより、蓋60が開口部31に対してセンタリングされると同時に、開口部31内での蓋60のがたつきを防止することができる。
図11を参照して第5の実施形態におけるディスク再生装置1Dについて説明する。図11は第5の実施形態のディスク再生装置1Dの前部であって、ディスクトレイ50がパネル30の前方に引き出された状態及びディスクトレイ50がディスク再生装置1D内に収まった状態を表した概略断面図である。なお、ディスク再生装置1Dの各部と、それに対応するディスク再生装置1Bの部分とに対して同一の符号を付す。
同様に、蓋60の下面63であって突起70nに対向する位置に溝36nが設けられ、溝36nが蓋60の背面から前方に延設され、溝36nの後端部に突き当たりとしての当接面37nが形成されている。同様に、前から見て蓋60の周面62〜65であって他の突起70m,70p,70q,70rに対向する位置にも溝が形成されている。
なお、当接面37k,37nは突起70k,70nの後方への移動を制限することができれば後面71k,71nに対して平行に形成されていなくてもよい。また、溝36k,36nは突起70k,70nの前後方向以外の方向への移動を制限することができれば、突起70k,70nと同じ形状に形成されていなくてもよい。
本実施形態により、上述の第4の実施形態と同様の効果を奏することができる。
30 パネル
31 開口部
36a,36c,36k,36n 溝
40 弾性支持部
50 ディスクトレイ
60 蓋
70a〜70k,70m〜70n,70p〜70r 突起
Claims (11)
- シャーシと、
前記シャーシの前方に設けられ、開口部が設けられたパネルと、
前記パネルに対して前記シャーシを浮動状態にして前記シャーシを支持する弾性支持部と、
前記シャーシに取り付けられ、前記パネルの開口部を通って前後に移動可能に設けられたディスクトレイと、
前記ディスクトレイに設けられ、前記パネルの開口部に収まる蓋と、
前記蓋を前から見て、前記蓋の外縁に凸設された突起と、を備えることを特徴とするディスク再生装置。 - 前記蓋を前から見て、前記蓋の中心を通った直線に関して前記突起の反対側において前記蓋の外縁に凸設された第二の突起と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
- 前記蓋を前から見て、前記蓋の中心に関して前記突起の対称位置において前記蓋の外縁に凸設された第二の突起と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
- シャーシと、
前記シャーシの前方に設けられ、開口部が設けられたパネルと、
前記パネルに対して前記シャーシを浮動状態にして前記シャーシを支持する弾性支持部と、
前記シャーシに取り付けられ、前記パネルの開口部を通って前後に移動可能に設けられたディスクトレイと、
前記ディスクトレイに設けられ、前記パネルの開口部に収まり、前から見て多角形状の蓋と、
前記蓋を前から見て、前記蓋の外縁に凸設された複数の突起と、を備え、
前記複数の突起が前記蓋の外縁をなす各面に設けられていることを特徴とするディスク再生装置。 - 前記開口部の内壁であって前記突起に対向する位置に溝が前後に延設され、前記突起が前記溝の後端部に当接することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のディスク再生装置。
- シャーシと、
前記シャーシの前方に設けられ、開口部が設けられたパネルと、
前記パネルに対して前記シャーシを浮動状態にして前記シャーシを支持する弾性支持部と、
前記シャーシに取り付けられ、前記パネルの開口部を通って前後に移動可能に設けられたディスクトレイと、
前記ディスクトレイに設けられ、前記パネルの開口部に収まる蓋と、
前記パネルの開口部の内壁に凸設された突起と、を備えることを特徴とするディスク再生装置。 - 前記パネルの開口部を前から見て、前記パネルの開口部の中心を通った直線に関して前記突起の反対側において前記パネルの開口部の内壁に凸設された第二の突起と、を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のディスク再生装置。
- 前記パネルの開口部を前から見て、前記パネルの開口部の中心に関して前記突起の対称位置において前記パネルの開口部の内壁に凸設された第二の突起と、を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のディスク再生装置。
- シャーシと、
開口部が設けられたパネルと、
前記パネルに対して前記シャーシを浮動状態にして前記シャーシを支持する弾性支持部と、
前記シャーシに取り付けられ、前記パネルの開口部を通って前後に移動可能に設けられたディスクトレイと、
前記ディスクトレイに設けられ、前記パネルの開口部に収まり、前から見て多角形状の蓋と、
前記パネルの開口部の内壁に凸設された複数の突起と、を備え、
前記パネルの開口部を前から見て、前記パネルの開口部が多角形状に形成され、
前記複数の突起が前記パネルの開口部の内壁の各面に設けられていることを特徴とするディスク再生装置。 - 前記蓋を前から見た前記蓋の外縁であって前記突起に対向する位置に溝が前後に延設され、前記突起が前記溝の前端部に当接することを特徴とする請求項6から9の何れかに記載のディスク再生装置。
- 請求項1から10の何れかに記載のディスク再生装置であって、前記突起に、前記ディスクトレイの移動方向に対して傾斜した傾斜面が設けられていることを特徴とするディスク再生装置。
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---|---|---|---|
JP2009107517A JP2010020884A (ja) | 2008-06-09 | 2009-04-27 | ディスク再生装置 |
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JP2009107517A JP2010020884A (ja) | 2008-06-09 | 2009-04-27 | ディスク再生装置 |
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JP2009107517A Pending JP2010020884A (ja) | 2008-06-09 | 2009-04-27 | ディスク再生装置 |
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JP (1) | JP2010020884A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-04-27 JP JP2009107517A patent/JP2010020884A/ja active Pending
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