JP2010020719A - コンテンツ検索装置、方法、プログラムおよびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの嗜好にあったコンテンツを効率的に取得する。
【解決手段】携帯端末3の情報処理部34は、記憶部35に記憶されている画像の付帯情報または音声ファイルのメタ情報を取得し、当該メタ情報を店頭端末2に送信する。店頭端末2の情報処理部24は、携帯端末3からメタ情報を受信すると、この中から所望の画像検索用キーワード候補の選択を受け付ける。店頭端末2の情報処理部24は、選択された画像検索キーワード候補を、画像検索キーワードに設定して、選択したストレージサイト1のうち一般公開画像を蓄積するストレージサイト1に送信する。ストレージサイト1の情報処理部14は、画像検索キーワードを受信すると、この受信した画像検索キーワードを付帯情報に含む画像を、ストレージサイト1のデータベース17から検索する。
【選択図】 図5
【解決手段】携帯端末3の情報処理部34は、記憶部35に記憶されている画像の付帯情報または音声ファイルのメタ情報を取得し、当該メタ情報を店頭端末2に送信する。店頭端末2の情報処理部24は、携帯端末3からメタ情報を受信すると、この中から所望の画像検索用キーワード候補の選択を受け付ける。店頭端末2の情報処理部24は、選択された画像検索キーワード候補を、画像検索キーワードに設定して、選択したストレージサイト1のうち一般公開画像を蓄積するストレージサイト1に送信する。ストレージサイト1の情報処理部14は、画像検索キーワードを受信すると、この受信した画像検索キーワードを付帯情報に含む画像を、ストレージサイト1のデータベース17から検索する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、プリントなどに供するコンテンツと関連するコンテンツを外部のリソースから検索する技術に関する。
特許文献1は、少なくとも、情報端末器、料金課金管理用サーバー、知的財産権管理用サーバー、及びコンテンツストレージ用サーバーを含むコンピュータネットワークを用いてコンテンツを販売するシステムであって、コンテンツストレージ用サーバーにコンテンツを格納し、各地に設置される情報端末器に於いて利用者がコンテンツを選択し、該選択されたコンテンツの代金を利用者が情報端末器に投入すると料金課金サーバーを介して媒体上に選択されたコンテンツが媒体に記録され、該コンテンツを記録した記録媒体が提供され、同時に、知的財産権管理用サーバーが知的財産権処理を行う、コンピュータネットワークを用いたコンテンツ販売システムを開示している。
特許文献2では、ユーザが過去に受信した電子メールに添付された画像をプリントする場合に、店頭などに設置されたプリント端末装置のタッチパネル付きモニタによって、先ずユーザの携帯電話番号(メールアドレス)等のユーザの識別情報を入力する。プリント端末装置は、このユーザの識別情報を基にメールサーバからそのユーザ宛の電子メールに添付された画像を通信回線インターフェースを介してストレージに取り込むとともに、画像の一覧をタッチパネル付きモニタに表示する。このモニタ上でプリントしたい画像の選択が行われ、コインマシンに課金要求された現金が投入されると、プリントエンジンによって選択された画像がプリント出力される。
特許文献3では、デジタルカメラは、来園者が携帯する無線タグとの交信機能を持ち、撮影時に無線タグが発するタグID等の被写体情報を撮影画像と共に取得する。また、デジタルカメラはこのようにして取得した被写体情報と撮影画像とを園内のネットワークを介して画像サーバへ送る機能を有している。要求端末は、来園者グループのメンバー全員のタグIDを基に、撮影済みの画像からメンバーが映っている写真画像を画像サーバより検索して、所望の写真画像を来園者に選択させて、指定された媒体(例えばプリンタによる印刷やフラッシュメモリ、携帯電話等)への出力を行う。
特許文献4では、サーバーシステムにアップロードされた写真プリント作成の注文データを、ネットワークを介してダウンロード可能に構成したプリント処理機器が、ダウンロードした注文データを保存する注文データ保存部と、注文データをダウンロードした際、その注文データが有する注文者データと、そのダウンロード以前に注文データ保存部に保存された注文データが有する注文者データの中から選択された注文者データと、を照合する照合手段と、その照合の結果に基づいて通知を行う通知部とを備える。
特許文献5では、ネットワーク上のサーバーにアップロードされた画像データを保存する画像保存部と、プリント処理を依頼するための注文データを生成する注文データ生成手段と、注文データを保存する注文データ保存部とを備え、サーバーには、プリント注文サービスを提供する側により設定され、プリント作成のために用いられるロゴデータ等の固有データを保存する固有データ保存部が設けられ、写真店側のシステムは、サーバーに保存されている注文データと、注文に係る画像データとをダウンロードして取得する注文データ取得手段と、固有データをダウンロードして取得する固有データ取得手段と、ダウンロードした画像データ、固有データを用いて写真プリントの作成を行うプリント処理部とを備えている。
特開平11−120253号公報
特開2003−203036号公報
特開2005−216092号公報
特開2006−4172号公報
特開2006−18391号公報
上述のように、店頭プリント端末などの情報端末において、写真を含むコンテンツデータをストレージから取得しプリント注文を行うことや、情報端末から携帯端末に情報を転送し、携帯端末上でコンテンツを利用するといった技術は存在する。
しかし、携帯端末のコンテンツ情報を利用して、ユーザの嗜好にあった画像をストレージから取得するための効果的な手法までは開示されていない。
本発明の主要な目的は、情報端末の接続する2種類の資源すなわちローカルデバイスおよびリモートデバイスのうち、一方の資源のコンテンツに関係する情報を用いて、他方の資源からユーザの嗜好にあったコンテンツを効率的に取得することにある。また好ましくは、本発明は、ユーザの嗜好にあった画像をユーザの保有する端末以外の外部資源から効率的に取得してその画像に基づくプリントを作成するに際し、ユーザの個性を反映したオリジナリティのある画像プリントを作成する。
本発明に係るコンテンツ検索装置は、ネットワークを介して接続された所望の1または複数のリモートデバイスにアクセス可能な第1アクセス部と、所望の1または複数のローカルデバイスにアクセス可能な第2アクセス部と、第1アクセス部を介してアクセスした所望のリモートデバイスに記録されたリモートコンテンツおよび第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスに記録されたローカルコンテンツのうちいずれか一方のコンテンツであるキーワード設定用コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定する検索キーワード設定部と、リモートコンテンツおよびローカルコンテンツからキーワード設定用コンテンツを除いたコンテンツのうち、検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツであるコンテンツを検索する検索部と、を備える。
この発明によると、ローカルデバイスおよびリモートデバイスに存在するコンテンツのうちの一方の付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、他方のコンテンツを検索する。これにより、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの一方に、ユーザ所望のコンテンツが格納されていれば、そのコンテンツの付帯情報を利用して、他方のデバイスにあるコンテンツのうちユーザの好みに合ったコンテンツを検索できる。
ここで、ローカルデバイスとは、SCSI、USB、赤外線通信、LANなど公衆に解放されていない通信経路を介して接続された電子機器であり、リモートデバイスとは、インターネットなど公衆に解放されている通信経路を介して接続された電子機器である。
検索キーワード設定部は、第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスに記録されたコンテンツである内部コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、検索部は、第1アクセス部を介してアクセスした所望の1または複数のコンテンツ保管サイトから、検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツである外部コンテンツを検索する。
この発明によると、ローカルデバイスの内部コンテンツの付帯情報に基づいて所望のサイトの外部コンテンツを検索する。通常、ローカルデバイスにはユーザの好みに合ったコンテンツが保存されているから、その付帯情報に基づいて、ユーザの好みに合った外部コンテンツを検索することができる。
好ましくは、第2アクセス部を介してローカルデバイスから取得された内部コンテンツおよび第1アクセス部を介して所望の1または複数のサイトの各々から取得された外部コンテンツを、取得元のローカルデバイスおよび1または複数のサイトごとに区分して表示する表示部を備える。
好ましくは、内部コンテンツは画像ファイルおよび音声ファイルのうち少なくとも一方を含み、外部コンテンツは画像ファイルを含む。
好ましくは、検索キーワード設定部は、内部コンテンツの画像ファイルの付帯情報に含まれる撮影場所情報および撮影日時情報のうち少なくとも一方に基づいて検索キーワードを設定する。
好ましくは、検索キーワード設定部は、内部コンテンツの音声ファイルの付帯情報に含まれる楽曲情報に基づいて検索キーワードを設定する。
好ましくは、表示部にて区分して表示された内部コンテンツおよび外部コンテンツの中から、所望の出力コンテンツの選択を受け付けるコンテンツ選択部と、コンテンツ選択部が選択を受け付けた内部コンテンツおよび外部コンテンツに基づいて外部機器への出力データを生成する出力データ生成部と、を備える。
好ましくは、出力データ生成部はコンテンツ選択部が選択を受け付けた内部コンテンツおよび外部コンテンツに含まれる画像ファイルに基づいてプリントデータを作成する。
好ましくは、ローカルデバイスは情報端末または可搬性記録媒体を含む。
好ましくは、第1アクセス部は、情報端末に固有の識別情報に基づいてコンテンツ保管サイトのうち情報端末のユーザ固有のコンテンツを保管するサイトである個人コンテンツ保管サイトへのアクセスを認証する。
好ましくは、コンテンツ選択部は、ローカルデバイスから取得された内部コンテンツおよび個人コンテンツ保管サイトから取得された外部コンテンツである個人コンテンツの総数に基づいて、個人コンテンツ保管サイト以外のサイトから取得された外部コンテンツである一般公開コンテンツの選択の受け付けを制限する。
こうすると、一般公開コンテンツの方が内部コンテンツや個人コンテンツよりも多い出力データが作成されることを防げる。
検索キーワード設定部は、第1アクセス部を介してアクセスした所望のリモートコンテンツ保管サイトに記録されたコンテンツであるリモートコンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、検索部は、第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスから、検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツであるローカルコンテンツを検索してもよい。
ローカルコンテンツは、リモートコンテンツ保管サイトからローカルデバイスにダウンロードしたコンテンツ以外のコンテンツを含む。
本発明に係るコンテンツ検索方法は、ネットワークを介して所望の1または複数のコンテンツ保管サイトにアクセスするステップと、所望のローカルデバイスにアクセスするステップと、所望のローカルデバイスに記録されたコンテンツである内部コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定するステップと、所望の1または複数のコンテンツ保管サイトから、検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツである外部コンテンツを検索するステップと、を含む。
このコンテンツ検索方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ検索プログラムも本発明に含まれる。
また、上記のコンテンツ検索装置と、コンテンツ検索装置の第1アクセス部に接続されたリモートデバイスと、コンテンツ検索装置の第2アクセス部に接続されたローカルデバイスと、を備えるコンテンツ検索システムも本発明に含まれる。
この発明によると、ローカルデバイスおよびリモートデバイスに存在するコンテンツのうちの一方の付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、他方のコンテンツを検索する。これにより、ローカルデバイスおよびリモートデバイスの一方に、ユーザ所望のコンテンツが格納されていれば、そのコンテンツの付帯情報を利用して、他方のデバイスにあるコンテンツのうちユーザの好みに合ったコンテンツを検索できる。
また、この発明によると、ローカルデバイスの内部コンテンツの付帯情報に基づいて所望のサイトの外部コンテンツを検索する。通常、ローカルデバイスにはユーザの好みに合ったコンテンツが保存されているから、その付帯情報に基づいて、ユーザの好みに合った外部コンテンツを検索することができる。
<第1実施形態>
[概略構成]
図1は本発明の好ましい実施形態に係るコンテンツ提供システムの概略構成を示す。このシステムは、1または複数のストレージサイト1−A、1−B、・・、1−X(まとめてストレージサイト1とすることもある)、店頭端末2、携帯端末3を含む。携帯電話やPDAなどで構成された携帯端末3は、LAN、SCSI、USBケーブル、赤外線通信などのローカルネットワークで店頭端末2と接続されている。店頭端末2は、移動体電話通信網やインターネットなどの公衆回線を包含するネットワーク5を介してストレージサイト1と接続される。店頭端末2とストレージサイト1との間には、認証サーバが介在していてもよい。店頭端末2に複数の携帯端末3が接続されてもよい。
[概略構成]
図1は本発明の好ましい実施形態に係るコンテンツ提供システムの概略構成を示す。このシステムは、1または複数のストレージサイト1−A、1−B、・・、1−X(まとめてストレージサイト1とすることもある)、店頭端末2、携帯端末3を含む。携帯電話やPDAなどで構成された携帯端末3は、LAN、SCSI、USBケーブル、赤外線通信などのローカルネットワークで店頭端末2と接続されている。店頭端末2は、移動体電話通信網やインターネットなどの公衆回線を包含するネットワーク5を介してストレージサイト1と接続される。店頭端末2とストレージサイト1との間には、認証サーバが介在していてもよい。店頭端末2に複数の携帯端末3が接続されてもよい。
各ストレージサイト1−A、1−B、・・、1−Xは、一般公開用画像または個人用画像を蓄積している。一般公開用画像とは、ネットワーク5を介してストレージサイト1に接続してきた店頭端末2あるいはそれ以外の不特定多数の電子機器による閲覧やダウンロードなどの利用が許容される画像である。個人画像とは、ネットワーク5を介してストレージサイト1に接続してきた店頭端末2が特定の機器IDあるいはユーザIDを送ってきた場合、そのIDに応じてユーザを認証し、認証結果に応じて店頭端末2による閲覧やダウンロードなどの利用が許容される画像である。
説明の都合上、各ストレージサイト1の蓄積する画像は一般公開画像または個人画像のいずれか一方であり、ストレージサイト1のデータベース17などに定義された蓄積画像プロパティが一般公開用画像または個人画像のどちらを蓄積しているかを表しているものとする。例えば蓄積画像プロパティ「Public」が一般公開画像、「Private」が個人画像、「undefined」が一般公開画像でも個人画像でもない画像を表しているものとする。蓄積画像プロパティ「Public」のストレージサイト1はWebサーバで構成できる。「Private」のストレージサイト1は、職場や学校などの限られた空間に敷設されたLANなどを介して店頭端末2に接続されているが、インターネットのような公衆ネットワークには接続されていないファイルサーバで構成してもよい。
ただし、一般公開用画像および個人画像の両方とも蓄積するストレージサイト1があってもよい。この場合、画像ごとの付帯情報に蓄積画像プロパティ(「Public」または「Private」)を関連づけておき、店頭端末2その他相手方の通信機器から要求された画像のプロパティに応じて無条件に利用を許可するか、ユーザ認証を前提として利用を許可する。
また、ストレージサイト1の定義と関連づけて、あるいは無関係に、全ての画像に「Public」または「Private」の関連づけが強制されてもよい。例えば、後述する携帯端末3の情報処理部34は、撮像部37から得られた画像データを画像ファイルに記録する際、その付帯情報にデフォルトの蓄積画像プロパティとして「Private」を記録する。または、「Private」が定義されたストレージサイト1は、データベース17に記憶された画像の付帯情報に、デフォルトの蓄積画像プロパティとして「Private」を記録する。なお蓄積画像プロパティは任意に変更できてもよい。
図1では便宜上1つの店頭端末2、1つの情報端末3を示しているが、2つ以上の店頭端末2がネットワーク5を介してデータセンタ1と接続され、かつその店頭端末2の各々に異なる情報端末3が接続されていてもよい。
図2に例示するように、ストレージサイト1は、操作部11(キーボード、マウスその他のポインティングデバイス、タッチパネルなど)、表示部12(液晶ディスプレイおよびオンボードグラフィックカードなど)、通信部13(ネットワークカードなど)、情報処理部14(CPU、マイクロコンピュータなど)、記憶部15(RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD、CD−RWその他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体)、情報読取/書込部16(CD−RWドライブ、メモリカードリーダ/ライタなど)を備えたパソコンなどで構成される。データベース17は記憶部15内に構築されることもできる。
通信、情報の読み書き、操作部から入力された指示の解釈、映像の表示などの各動作は、情報処理部14によって統括制御される。情報処理部14による各部の制御を規律するプログラムは記憶部15に記憶されている。
データベース17は、所望の画像あるいは画像以外のコンテンツ、例えば音声ファイルを蓄積している。その画像は、携帯端末3からアップロードされたものであってもよいが、その他のソース、例えば図示しないデジタルカメラからアップロードされたり、情報読取/書込部16に接続された可搬性記録媒体から読み込まれた画像であってもよい。当該可搬性記録媒体へ画像を保存すべき装置は、携帯端末3の情報読取/書込部36でもよいが、その他の装置、例えばデジタルカメラでもよい。可搬性記録媒体から画像を読み込む場合、携帯端末3を店頭端末2に接続する必然性はない。
図3に例示するように、店頭端末2は、操作部21(キーボード、マウスその他のポインティングデバイス、タッチパネルなど)、表示部22(液晶ディスプレイおよびオンボードグラフィックカードなど)、第1通信部23(ネットワークカードなど)、情報処理部24(CPU、マイクロコンピュータなど)、記憶部25(RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD、CD−RWその他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体)、情報読取/書込部26(CD−RWドライブ、メモリカードリーダ/ライタなど)、第2通信部27(USBなど)、時刻情報を出力するRTC(リアルタイムクロック)28を備えたパソコンなどで構成される。各部の動作は、情報処理部24によって統括制御される。情報処理部24による各部の制御を規律するプログラムは記憶部25に記憶されている。
店頭端末2の第1通信部23は、ネットワーク5と接続しており、ストレージサイト1から画像データなどの各種情報を受信する。また店頭端末2は、SCSI、USBポート・USBケーブルや赤外線通信などの各種通信規格を採用した第2通信部27を介して携帯端末3あるいはプリンタ4と接続している。表示部22は、ストレージサイト1から受信した情報を表示する。
情報処理部24は、操作部21から指定された画像やテンプレートなどに従い、プリント注文情報を作成する。そして、情報処理部24は、ストレージサイト1から受信した画像のうちプリント注文情報で指定された画像を、指定されたテンプレートに重畳したプリントデータに変換し、これをプリンタ4に出力して印刷させる。
図4に例示するように、情報端末3は、操作部31(テンキーなど)、表示部32(液晶ディスプレイなど)、通信部33(USBなど)、情報処理部34(CPU、マイクロコンピュータなど)、記憶部35(RAM、ROM、メモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの記録媒体)、情報読取/書込部36(メモリカードリーダ/ライタなど)、撮像部37(撮像レンズ、CCDやCMOSなどの固体撮像素子、A/D変換やホワイトバランス調整などを行う画像処理回路)、音声通話部39(移動体通信網基地と接続するアンテナ、通話音声のアナログ/デジタル化を行う音声信号処理回路、相手方通話音声拡声用のスピーカ、通話音声集音用のマイクなど)を備えたカメラ付き携帯電話などで構成される。
また、情報端末3は、撮像部37による記録用画像の撮影時刻情報を出力するRTC38(リアルタイムクロック)および撮像部37による記録用画像の撮影時の位置情報を出力するGPS受信機40も備えている。撮像部37によって得られた画像データには、撮像時にGPS受信機40から得られた位置情報、RTC38から得られた時刻情報が付帯情報として対応づけられ、1つの画像ファイルに記録される。例えば、EXIFファイルのタグ情報(GPS IFD)としてGPS位置情報を記録すればよい。その他、ネットワーク5を介して接続された図示しないデータサーバから取得された各種の撮影時情報(気象情報など)も撮影画像の付帯情報として記録することもできる。
通信部33は、USBケーブルなどを介して店頭端末2と接続しており、撮像部37により得られた画像、記憶部35に記憶された画像を店頭端末2に送信することができる。
画像のタグ情報には、撮影日時や撮影場所の情報の他、撮影者の名前、撮影場所の名称、被写体の名前など様々な情報を対応づけることができる。この情報は、撮影後に操作部31から入力したもの、あるいは記憶部35に予め保存しておいた情報とすることができる。
記憶部35には、撮像部37により得られた画像ファイルの他、所望のサイトからダウンロードしてきた待ち受け画面用の画像ファイル(壁紙)、相手方電話からの着信時にスピーカから再生するアニメーションやムービー、着信メロディや操作用の報知音を再生するファイルなどの各種の音声ファイルが記憶されている。音声ファイルのヘッダには、メタ情報として、メロディのアーティスト名、着信メロディの著作権者などが記録されている。
[プリント処理]
以下、図5のフローチャートを参照し、本システムで実行されるプリント処理の流れを説明する。この処理の各ステップをストレージサイト1、店頭端末2あるいは携帯端末3に実行させるプログラムは、記憶部15、記憶部25あるいは記憶部35に記憶されており、情報処理部14、情報処理部24あるいは情報処理部34が各自それを読み込んで実行する。
以下、図5のフローチャートを参照し、本システムで実行されるプリント処理の流れを説明する。この処理の各ステップをストレージサイト1、店頭端末2あるいは携帯端末3に実行させるプログラムは、記憶部15、記憶部25あるいは記憶部35に記憶されており、情報処理部14、情報処理部24あるいは情報処理部34が各自それを読み込んで実行する。
S1では、店頭端末2の情報処理部24は、第2通信部27に携帯端末3が接続されたか否かを判断する。接続されたと判断したことに応じてS2に進む。接続される携帯端末3の数は任意であり、1つでも複数でもよい。
S2では、店頭端末2の情報処理部24は、画像のダウンロード元として、操作部21を介して複数のストレージサイト1から所望のストレージサイト1の選択を受け付ける。なお、ストレージサイト1が1つしかない場合、本ステップは省略してもよい。
S3では、店頭端末2の情報処理部24は、選択されたストレージサイト1の蓄積する画像が、一般公開画像であるか個人用画像であるかを判断する。これは例えば、店頭端末2から選択されたストレージサイト1の各々に対して、蓄積する画像が、一般公開画像であるか個人用画像であるかを通知するよう要求を送り、これに呼応してストレージサイト1が自己に対応づけられた蓄積画像プロパティを店頭端末2に送信する。
店頭端末2の情報処理部24は、ストレージサイト1から受信した蓄積画像プロパティに基づき、選択したストレージサイト1の蓄積する画像が一般公開画像か個人画像かを判断する。一般公開画像の場合はS4、個人画像の場合はS8に進む。なお、画像のダウンロード元として所望の1または複数の携帯端末3も選択でき、もし画像のダウンロード元として携帯端末3が選択された場合にはS7に進む。S4−S6、S7、S8−S9の処理はフローチャート上では分岐しているが、相互に排他的に実施されるのではなく、並行して実施されることもできる。つまり、ストレージサイト1の蓄積する画像として一般公開画像と個人画像の両方を一度に選択すれば、S4−S6、S8−S9が並行して実施される。さらに、携帯端末3の画像も利用する旨の選択指示があれば、S7も並行して実施される。
S4では、店頭端末2の情報処理部24は、選択された携帯端末3に対し、画像検索キーワードを抽出する指令を送信する。携帯端末3の情報処理部34は、この指令を店頭端末2から受信すると、記憶部35に記憶されている画像の付帯情報または音声ファイルのメタ情報を取得し、当該メタ情報を店頭端末2に送信する。
S5では、店頭端末2の情報処理部24は、携帯端末3からメタ情報を受信すると、これらを一覧化し、画像検索キーワード候補として表示部22に表示する。そして、操作部21を介して、その中から所望の画像検索キーワード候補の選択を受け付ける。例えば、撮影日時、撮影場所、撮影者の名前、撮影場所の名称、被写体の名前という複数のタグ情報の中から、ある特定の撮影日時「2008/4/1」およびある特定の撮影場所「京都市北区金閣寺町」を選択することができる。あるいはある特定の被写体の名前「富士太郎」を選択することができる。選ぶ画像検索キーワード候補は1つでも複数でもよい。
S6では、店頭端末2の情報処理部24は、選択された画像検索キーワード候補を、画像検索キーワードに設定して、選択したストレージサイト1のうち一般公開画像を蓄積するストレージサイト1に送信する。ストレージサイト1の情報処理部14は、画像検索キーワードを受信すると、この受信した画像検索キーワードを付帯情報に含む画像を、ストレージサイト1のデータベース17から検索する。そして、検索の結果、そのような画像が存在する場合、その画像を店頭端末2に送信する。
例えば、画像検索キーワードに位置情報が含まれていれば、その位置情報と同じあるいは近接する位置情報を付帯情報に有する一般公開画像を取得する。個人画像、特に著名なスポットで撮影された個人画像と全く同じ位置情報を有する一般公開画像を検索しても、個人画像と同じような画像となる可能性があるから、同一ではないがある程度の範囲の誤差(例えば位置情報同士の距離が1km以上5km未満)がある画像を検索する。
あるいは、画像検索キーワードに撮影時刻情報が含まれていれば、その撮影時刻情報と同じあるいは近接する(例えば日付が同じ、時間差が2時間以内)撮影時刻情報を付帯情報に有する一般公開画像を検索する。
あるいは、画像検索キーワードに音楽ファイルのアーティスト名、アルバム名、曲名、楽曲ジャンルなどの楽曲情報が含まれていれば、その楽曲情報と共通する文字列を付帯情報に有する一般公開画像を検索する。
画像検索キーワードが、位置情報、時間情報、楽曲情報のように複数の種類を含んでいれば、それらの全てについて同じか類似する付帯情報を持つ一般公開画像を検索する。あるいは、操作部21の操作に応じ、所望の画像検索キーワードの種類の論理和(OR)や論理積(AND)や排他的論理和(XOR)を組み合わせたものを改めて画像検索キーワードとすることもできる。よって、例えば、個人画像と同じような撮影場所で撮影され構図が似ているが、撮影時刻が違うような一般公開画像を検索することができる。あるいは、有名な作曲アーティストの肖像を収めた一般公開画像を検索することができる。
ストレージサイト1は、一般公開画像の検索結果を一覧化して店頭端末2に通知する。店頭端末2は、検索一覧の中から、所望の画像の選択を受け付け、選択された一般公開画像の送信をストレージサイト1に要求する。ストレージサイト1は、この要求に応じて選択された一般公開画像を店頭端末2に送信する。
S7では、携帯端末3の情報処理部34は、操作部31を介して記憶部35に記憶された画像の中から所望の画像の選択を受け付ける。そして、選択された画像を店頭端末2に送信する。店頭端末2は、携帯端末3から送信された画像を受信する。
S8では、店頭端末2の情報処理部24は、個人画像を蓄積した特定のストレージサイト1(例えばストレージサイト1−A)にアクセスし、認証用IDを送信する。この認証用IDは、例えば、予め携帯端末3から店頭端末2に送信された、携帯端末3に固有の機器ID(シリアル番号や電話番号)とすることができる。あるいは、店頭端末2の操作部21を介して入力されたユーザID(あればパスワード)とすることができる。いちいちユーザ認証画面を表示することを省きアクセスの即時性を重視するならば、携帯端末3に固有の機器IDを利用して認証を行うとよい。なおストレージサイト1でなく店頭端末2が認証を行ってもよい。
ストレージサイト1の情報処理部14は、店頭端末2から認証用IDを受信すると、予めDB17に記憶された認証用テーブルのIDと照合し、認証用テーブルに受信した認証用IDと一致するIDが存在すれば、店頭端末2からそのIDに対応づけて記憶された画像へのアクセスを許可する。そして、ストレージサイト1の情報処理部14は、店頭端末2の操作部21を介してアクセスの許可された画像の中から所望の画像の選択を受け付ける。ストレージサイト1は、画像の選択を完了する旨の通知を店頭端末2から受信すると、選択された画像を店頭端末2に送信する。
S9では、店頭端末2は、ストレージサイト1から送信された個人画像を受信する。
S10では、店頭端末2は、ストレージサイト1から受信した一般公開画像や個人画像、携帯端末3から受信した画像(携帯端末画像)を記憶部25にプリント候補画像として蓄積する。操作部21に対し、受信した一般公開画像や個人画像を携帯端末3にバックアップする旨の指示が入力されれば、情報処理部24は、記憶部25にあるこれらの画像を店頭端末2から携帯端末3に送信する。
S11では、店頭端末2の情報処理部24は、プリント候補画像を表示部23に表示するとともに、操作部21を介してプリント商材の種類の選択と、プリント候補画像の中からプリントする所望の画像の選択を受け付ける。どの画像をどれだけ選択するかは基本的にユーザの自由である。ストレージ1や携帯端末3に送信を要求する画像の選択(S6、S7、S9)がプリント画像の選択と同じでもよく、この場合は画像の受信後に改めて画像を選択する必要はない。
ただし、選択できる画像の数はプリント商材の種類に応じて上限があり、例えば総計100枚を超える画像は選択できないものとする。店頭端末2の情報処理部24は、操作部21からプリント画像の選択およびプリント商材の種類の選択を受け付けると、選択された画像を選択された商材の種類に応じたレイアウト規則で配置したアルバムのプリントデータを作成し、プリンタ4に出力する。なお、プリントデータの代わりに画像をアルバムやスライドショーのように画面で再生する映像ファイル(例えばMPEGファイル)を生成して情報読取/書込部26に送り、DVDなどの可搬性記録媒体に記録してもよい。あるいは、選択された画像そのものを店頭端末2から携帯端末3に送信し、携帯端末3でこれを受信して保存してもよい。
S12では、プリントを続行するか否かの指示を操作部21から受け付ける。続行する旨の指示を受け付けた場合はS1(携帯端末3が接続されたままならばS2)に戻り、続行しない旨の指示を受け付けた場合は本処理を終了する。
商材の種類としては、アルバム、フレームプリント、カレンダーなどがある。レイアウト規則としては、見開き型のアルバムならばアルバムページ1つの表裏に複数枚(例えば4枚)ずつ、フレームプリントならば画像ごとに選択された所望の種類のフレームを、選択された画像の各々に合成し、フレーム(写真立て)に収まるサイズ(A4サイズなど)の印刷媒体に画像を配置するようなプリントデータを作成し、プリンタ4に出力する。
このように、元々携帯端末3にある画像や音楽の付帯情報を利用して一般公開画像を検索し、検索された画像を携帯端末3にある画像やその他の画像(個人画像)とともにプリントデータに供することができるから、ユーザの好みに合った画像を外部のリソースから取得して利用することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態のS6、S7、S9、あるいはS11において、携帯端末3から受信した画像(携帯端末画像)、ストレージサイト1から受信した個人画像あるいは一般公開画像を混在させて表示すると、ユーザが画像の種類を勘違いする問題がある。また、画像のある種類に対応した画面を表示してその種類の画像の選択をさせ、それが終わると次の種類に対応した画面を表示してその種類の画像の選択をさせることを繰り返すような対話形式ないしウィザード形式の画像選択画面を採用すると、画像の種類を勘違いすることはないが、前の段階での画像の選択の誤りに後の画面で気づいた場合、前の段階の画面からやり直す必要があり煩雑である。
第1実施形態のS6、S7、S9、あるいはS11において、携帯端末3から受信した画像(携帯端末画像)、ストレージサイト1から受信した個人画像あるいは一般公開画像を混在させて表示すると、ユーザが画像の種類を勘違いする問題がある。また、画像のある種類に対応した画面を表示してその種類の画像の選択をさせ、それが終わると次の種類に対応した画面を表示してその種類の画像の選択をさせることを繰り返すような対話形式ないしウィザード形式の画像選択画面を採用すると、画像の種類を勘違いすることはないが、前の段階での画像の選択の誤りに後の画面で気づいた場合、前の段階の画面からやり直す必要があり煩雑である。
そこで、図6に示す画像選択画面のように、携帯端末画像、ストレージサイト1から受信した個人画像あるいは一般公開画像はそれぞれ表示部23の別のエリアに区分して表示するとよい。ここでは、携帯端末画像はエリアR−1、個人画像はエリアR−2、一般公開画像はエリアR−3に表示されている。また、プリント出力用に選択された画像は全てエリアR−4に表示される。
各エリアでの画像の表示の仕方は任意であり、画像のサムネイルをタイル状に並べたり、画像の保存先のディレクトリ構造に沿って画像のファイル名をツリー状に並べたりしてもよい。また、一般公開画像が複数ある場合は、エリアR−3内において、受信した画像をさらに送信元のストレージサイト1ごとに区分して表示してもよい。
画像の選択の仕方も任意であり、エリアR−1〜R−3に表示された画像をエリアR−4にドラッグアンドドロップしたり、エリアR−1〜R−3に設けられた「この画像を使う」ボタンを押すことで当該エリア内で予め選択しておいた画像をエリアR−4に移動させる。一旦選択した画像をキャンセルすることも可能である。
なお図6の画像選択画面は、ストレージサイト1の選択の時点、携帯端末3から受信すべき画像の選択の時点から表示してもよい。
エリアR−1においては、記憶部35のディレクトリ構造に従って携帯端末3の画像の保存位置をツリー状に示し、その中から所望の画像を選択させる。
エリアR−2においては、まず個人画像を蓄積するストレージサイト1の識別情報(名前、アドレスなど)を一覧化し、その中から所望の識別情報を指定させることで個人画像を蓄積する所望のストレージサイト1の選択を受け付ける。そして選択されたストレージサイト1にアクセスして、個人画像のサムネイルやリストを取得し、それを表示して、ダウンロードする所望の個人画像の選択を受け付ける。
エリアR−3においては、まず一般公開画像を蓄積するストレージサイト1の識別情報(名前、アドレスなど)を一覧化し、その中から所望の識別情報を指定させることで一般公開画像を蓄積する所望のストレージサイト1の選択を受け付ける。そして選択されたストレージサイト1にアクセスして、一般公開画像のサムネイルやリストを取得し、それを表示して、ダウンロードする所望の一般公開画像の選択を受け付ける。
こうすると、所望の取得源から所望の画像を簡単に選択でき、また、どの取得源からどの画像を選択したのかが容易に把握できる。
<第3実施形態>
第1実施形態において、どの画像をどれだけ選択するかを完全に自由にすると、一般公開画像の方が個人画像あるいは携帯端末画像よりも多くなり、オリジナリティに欠けユーザの思い入れが少ないアルバムが出来上がってしまう。このため、次のように選択できる一般公開画像の数を制限する。
第1実施形態において、どの画像をどれだけ選択するかを完全に自由にすると、一般公開画像の方が個人画像あるいは携帯端末画像よりも多くなり、オリジナリティに欠けユーザの思い入れが少ないアルバムが出来上がってしまう。このため、次のように選択できる一般公開画像の数を制限する。
例えば、ユーザ選択画像数N=選択された携帯端末画像の数+選択された個人画像の数という変数を導入し、一般公開画像以外の携帯端末画像および個人画像(ユーザ選択画像)の選択数を把握する。そして、一般公開画像の選択可能数の上限を、N−1とする。こうすると、例えばN=0または1の場合、1枚も一般公開画像を選択できない。N=2の場合、1枚だけ一般公開画像を選択できる。このように、携帯端末画像と個人画像の総計を超えない範囲で一般公開画像を選択できるようにすることで、アルバムの大半を一般公開画像が占め、ユーザの思い入れの少ない画像ばかり並んだアルバムが作成されてしまう事態を防げる。
あるいは、選択された商材の種類に応じて一般公開画像の選択数を制限する。例えば、アルバムプリントが商材の種類に選択された場合、アルバムの総ページ数(これも操作部11から選択可能)に応じて選択可能な一般公開画像の上限を設定する。具体的には、各ページに4枚の画像を配置した20ページのアルバムならば最大40枚、10ページのアルバムならば最大20枚とする。こうすれば、一般公開画像の数が携帯端末画像と個人画像の総計を上回らない。
あるいは、図7に示したのと同様、ユーザ選択画像数Nと一般公開画像の選択数上限とを対応づけた制限テーブルを記憶部25に保存しておき、Nに対応した一般公開画像の選択数上限を当該テーブルに従って設定する。このテーブルでは、ユーザ選択画像数Nが増えれば増えるほど一般公開画像の選択数上限は減るようにしている。これは、ユーザ選択画像数が増えるにつれて相対的に一般公開画像を選択する必要性が乏しくなっていくからである。制限テーブルは商材の種類ごとに個別に作成しておくとよい。
このように、ユーザ選択画像数や商材の種類に応じて一般公開画像の選択数上限を設定し、一般公開画像が極端に増えることを防げる。
なお、図6のように、一般公開画像の選択数上限から選択済みの一般公開画像の画像数を減じた残数Zを表示しておけばユーザにとって便利である。
<第4実施形態>
第1実施形態のS12において、アルバムページ内で一般公開画像とそれ以外の画像についてレイアウト上の差別化を行ってもよい。例えば、情報処理部24が、画像ファイルの蓄積画像プロパティに応じたプリントサイズを設定したプリントデータを作成することが挙げられる。具体的には、図8に示すように、「Private」のプロパティが付属する画像ファイルの画像データのプリントサイズは「大」(例えば縦6cm×横4cm)、「Public」のプロパティが付属する画像ファイルの画像データのプリントサイズは「小」(例えば縦3cm×横2cm)などとし、「Private」の画像を「Public」の画像よりも大きくする。
第1実施形態のS12において、アルバムページ内で一般公開画像とそれ以外の画像についてレイアウト上の差別化を行ってもよい。例えば、情報処理部24が、画像ファイルの蓄積画像プロパティに応じたプリントサイズを設定したプリントデータを作成することが挙げられる。具体的には、図8に示すように、「Private」のプロパティが付属する画像ファイルの画像データのプリントサイズは「大」(例えば縦6cm×横4cm)、「Public」のプロパティが付属する画像ファイルの画像データのプリントサイズは「小」(例えば縦3cm×横2cm)などとし、「Private」の画像を「Public」の画像よりも大きくする。
あるいは、情報処理部24が、画像ファイルの蓄積画像プロパティに応じたプリント位置を設定したプリントデータを作成することが挙げられる。具体的には、図9に示すように、「Private」の画像はページ中央部分に、「Public」の画像はページ周辺部分に配置する。
こうすると、一般公開画像が個人画像あるいは携帯端末画像よりも目立ってしまうことを防げる。
<第5実施形態>
上述の第1〜4実施形態では、携帯端末3から取得したコンテンツの付帯情報を検索キーとしてストレージサイト1のコンテンツを検索していた。逆に、ストレージサイト1からダウンロードしたコンテンツの付帯情報を検索キーに、任意に選択された携帯端末3のコンテンツを検索することもできる。
上述の第1〜4実施形態では、携帯端末3から取得したコンテンツの付帯情報を検索キーとしてストレージサイト1のコンテンツを検索していた。逆に、ストレージサイト1からダウンロードしたコンテンツの付帯情報を検索キーに、任意に選択された携帯端末3のコンテンツを検索することもできる。
図10は、第5実施形態に係るコンテンツ検索処理のフローチャートを示す。この処理の各ステップをストレージサイト1、店頭端末2あるいは携帯端末3に実行させるプログラムは、記憶部15、記憶部25あるいは記憶部35に記憶されており、情報処理部14、情報処理部24あるいは情報処理部34が各自それを読み込んで実行する。本処理と第1実施形態のプリント処理のうち、いずれを実行するかは、操作部21から選択でき、情報処理部24は、この選択に応じて処理を開始する。
S21では、店頭端末2の情報処理部24は、画像の取得元として、操作部21を介して複数のローカルデバイス(情報RW部26に接続されたメモリカードその他の可搬性記憶媒体や、1または複数の携帯端末3)から所望のローカルデバイスの選択を受け付ける。なお、ローカルデバイスが1つしかない場合、本ステップは省略してもよい。
S22では、店頭端末2の情報処理部24は、ストレージサイト1へのアクセスの結果過去にダウンロードされた画像または音声(キャッシュコンテンツ)を記憶部2から取得する。キャッシュコンテンツは、情報処理部24の実行するWebブラウザを介してアクセスして記憶したキャッシュデータを用いることができる。
S23では、店頭端末2の情報処理部24は、記憶部2から取得したキャッシュコンテンツの付帯情報またはメタ情報を取得する。
S24では、店頭端末2の情報処理部24は、取得した付帯情報またはメタ情報を一覧化し、画像検索キーワード候補として表示部22に表示する。そして、操作部21を介して、その中から所望の画像検索キーワード候補の選択を受け付ける。選ぶ画像検索キーワード候補は1つでも複数でもよい。
S25では、店頭端末2の情報処理部24は、選択された画像検索キーワード候補を、画像検索キーワードに設定して、選択した携帯端末3に送信する。携帯端末3の情報処理部34は、画像検索キーワードを受信すると、この受信した画像検索キーワードを付帯情報に含む画像を、記憶部35から検索する。そして、検索の結果、そのような画像が存在する場合、その画像を店頭端末2に送信する。
S26では、店頭端末2の情報処理部24は、携帯端末3から送信された画像を通信部33を介して受信し、記憶部35にプリント候補画像として蓄積する。なお、ローカルデバイスとして情報処理装置を有しない電子機器、例えば可搬性記憶媒体が選択された場合、店頭端末2の情報処理部24が、選択された可搬性記憶媒体から画像検索キーワードを付帯情報に含む画像を検索し、検索の結果抽出された画像を記憶部35にプリント候補画像として蓄積する。
S27では、店頭端末2の情報処理部24は、プリント候補画像を表示部23に表示するとともに、操作部21を介してプリント商材の種類の選択と、プリント候補画像の中からプリントする所望の画像の選択を受け付ける。
店頭端末2の情報処理部24は、操作部21からプリント画像の選択およびプリント商材の種類の選択を受け付けると、選択された画像を選択された商材の種類に応じたレイアウト規則で配置したアルバムのプリントデータを作成し、プリンタ4に出力する。なお、プリントデータの代わりに画像をアルバムやスライドショーのように画面で再生する映像ファイル(例えばMPEGファイル)を生成して情報読取/書込部26に送り、DVDなどの可搬性記録媒体に記録してもよい。あるいは、選択された画像そのものを店頭端末2から携帯端末3に送信し、携帯端末3でこれを受信して保存してもよい。
S28では、プリントを続行するか否かの指示を操作部21から受け付ける。続行する旨の指示を受け付けた場合はS21に戻り、続行しない旨の指示を受け付けた場合は本処理を終了する。
<その他の実施形態>
ストレージサイト1に蓄積されるコンテンツは画像ファイルに限らず、メタ情報や付帯情報を有するファイルであれば何でもよく、ムービーファイルや音楽ファイルやJava(登録商標)スクリプトのようなスクリプトファイルでもよい。
ストレージサイト1に蓄積されるコンテンツは画像ファイルに限らず、メタ情報や付帯情報を有するファイルであれば何でもよく、ムービーファイルや音楽ファイルやJava(登録商標)スクリプトのようなスクリプトファイルでもよい。
例えば、携帯端末1に記憶された画像ファイルの付帯情報や音楽ファイルあるいはスクリプトファイルのメタ情報に基づいて検索キーワードを設定し、ストレージサイト1の音楽ファイルを検索する。検索した音楽ファイルは、図6と同様の画面に表示し、携帯端末1の音楽ファイルとストレージサイト1の音楽ファイルのうち所望のものを選択させる。この際、選択可能なストレージサイト1の音楽ファイルの数は、上記と同様に、例えば図7のような制限テーブルを利用して制限できる。そして、選択された音楽ファイルに基づいて作成した音楽アルバムデータをCD−Rなどの記録媒体に保存することもできるし、携帯端末3に保存することもできる。
1:ストレージサイト、2:店頭端末、3:携帯端末
Claims (16)
- ネットワークを介して接続された所望の1または複数のリモートデバイスにアクセス可能な第1アクセス部と、
所望の1または複数のローカルデバイスにアクセス可能な第2アクセス部と、
前記第1アクセス部を介してアクセスした所望のリモートデバイスに記録されたリモートコンテンツおよび前記第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスに記録されたローカルコンテンツのうちいずれか一方のコンテンツであるキーワード設定用コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定する検索キーワード設定部と、
前記リモートコンテンツおよび前記ローカルコンテンツから前記キーワード設定用コンテンツを除いたコンテンツのうち、前記検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツであるコンテンツを検索する検索部と、
を備えるコンテンツ検索装置。 - 前記検索キーワード設定部は、前記第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスに記録されたコンテンツである内部コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、
前記検索部は、前記第1アクセス部を介してアクセスした所望の1または複数のコンテンツ保管サイトから、前記検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツである外部コンテンツを検索する
請求項1に記載のコンテンツ検索装置。 - 前記第2アクセス部を介して前記ローカルデバイスから取得された内部コンテンツおよび前記第1アクセス部を介して所望の1または複数のサイトの各々から取得された外部コンテンツを、取得元のローカルデバイスおよび1または複数のサイトごとに区分して表示する表示部を備える請求項2に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記内部コンテンツは画像ファイルおよび音声ファイルのうち少なくとも一方を含み、前記外部コンテンツは画像ファイルを含む請求項3に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記検索キーワード設定部は、前記内部コンテンツの画像ファイルの付帯情報に含まれる撮影場所情報および撮影日時情報のうち少なくとも一方に基づいて検索キーワードを設定する請求項4に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記検索キーワード設定部は、前記内部コンテンツの音声ファイルの付帯情報に含まれる楽曲情報に基づいて検索キーワードを設定する請求項4または5に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記表示部にて区分して表示された内部コンテンツおよび外部コンテンツの中から、所望の出力コンテンツの選択を受け付けるコンテンツ選択部と、
前記コンテンツ選択部が選択を受け付けた内部コンテンツおよび外部コンテンツに基づいて外部機器への出力データを生成する出力データ生成部と、
を備える請求項3〜6のいずれかに記載のコンテンツ検索装置。 - 前記出力データ生成部は前記コンテンツ選択部が選択を受け付けた内部コンテンツおよび外部コンテンツに含まれる画像ファイルに基づいてプリントデータを作成する請求項7に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記ローカルデバイスは情報端末または可搬性記録媒体を含む請求項7または8に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記第1アクセス部は、前記情報端末に固有の識別情報に基づいて前記コンテンツ保管サイトのうち前記情報端末のユーザ固有のコンテンツを保管するサイトである個人コンテンツ保管サイトへのアクセスを認証する請求項9に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記コンテンツ選択部は、前記ローカルデバイスから取得された内部コンテンツおよび前記個人コンテンツ保管サイトから取得された外部コンテンツの総数に基づいて、前記個人コンテンツ保管サイト以外のサイトから取得された外部コンテンツの選択の受け付けを制限する請求項10に記載のコンテンツ検索装置。
- 前記検索キーワード設定部は、前記第1アクセス部を介してアクセスした所望のリモートコンテンツ保管サイトに記録されたコンテンツである外部コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定し、
前記検索部は、前記第2アクセス部を介してアクセスした所望のローカルデバイスから、前記検索キーワード設定部の設定した検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツである内部コンテンツを検索する請求項1に記載のコンテンツ検索装置。 - 前記内部コンテンツは、前記リモートコンテンツ保管サイトから前記ローカルデバイスにダウンロードしたコンテンツ以外のコンテンツを含む請求項12に記載のコンテンツ検索装置。
- ネットワークを介して所望の1または複数のコンテンツ保管サイトにアクセスするステップと、
所望のローカルデバイスにアクセスするステップと、
前記所望のローカルデバイスに記録されたコンテンツである内部コンテンツの付帯情報に基づいて検索キーワードを設定するステップと、
前記所望の1または複数のコンテンツ保管サイトから、前記検索キーワードに関連する付帯情報を有するコンテンツである外部コンテンツを検索するステップと、
を含むコンテンツ検索方法。 - 請求項14に記載のコンテンツ検索方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ検索プログラム。
- 請求項1〜13のいずれかに記載のコンテンツ検索装置と、
前記コンテンツ検索装置の第1アクセス部に接続されたリモートデバイスと、
前記コンテンツ検索装置の第2アクセス部に接続されたローカルデバイスと、
を備えるコンテンツ検索システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008183084A JP2010020719A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | コンテンツ検索装置、方法、プログラムおよびシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008183084A JP2010020719A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | コンテンツ検索装置、方法、プログラムおよびシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010020719A true JP2010020719A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41705511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008183084A Pending JP2010020719A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | コンテンツ検索装置、方法、プログラムおよびシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010020719A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180610A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 株式会社ミクシィ | 情報処理装置、情報配信方法、及び情報配信プログラム |
-
2008
- 2008-07-14 JP JP2008183084A patent/JP2010020719A/ja active Pending
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