JP2010020177A - 駆動モジュールおよびそれを備える電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
筒状または柱状の被駆動体4と、被駆動体を内側に収容する筒状の支持体5と、被駆動体を支持体に対して一定方向に沿って移動可能に弾性保持する板ばね部材7と、を備え、板ばね部材が、支持体の軸方向端部に固定される外側リング7Gと、被駆動体の軸方向端部に固定される内側リング7Fと、外側リングと内側リングとの間で周方向に延び、両端部が外側リングおよび内側リングにそれぞれ連結されたばね部7Eと、を有した駆動モジュールにおいて、支持体は、ばね部の長さ方向の少なくとも中央部に相当する周方向の位置に、凹陥部5Fを備え、凹陥部は、支持体の軸方向端部から軸方向中央部に向かって、かつ、支持体の半径方向内側から半径方向外側に向かって形成されている。
【選択図】図8
Description
例えば、特許文献1のレンズ駆動装置では、被駆動体(可動部材)の両端面に当接可能な板ばね(ホルダバネ)がモジュール枠(光学系筐体)に保持されており、板ばねが被駆動体の両側から付勢することにより、被駆動体の位置を最適な位置に保持している。なお、板ばねは、外側リングがモジュール枠に保持されるとともに、内側リングが被駆動体に保持され、外側リングと内側リングとを繋ぐ部分がばねとして機能するように構成されている。
本発明に係る駆動モジュールは、筒状または柱状の被駆動体と、該被駆動体を内側に収容する筒状の支持体と、前記被駆動体を前記支持体に対して一定方向に沿って移動可能に弾性保持する板ばね部材と、を備え、該板ばね部材が、前記支持体の軸方向端部に固定される外側リングと、前記被駆動体の軸方向端部に固定される内側リングと、前記外側リングと前記内側リングとの間で周方向に延び、両端部が前記外側リングおよび前記内側リングにそれぞれ連結されたばね部と、を有した駆動モジュールにおいて、前記支持体は、前記ばね部の長さ方向の少なくとも中央部に相当する周方向の位置に、凹陥部を備え、該凹陥部は、前記支持体の前記軸方向端部から軸方向中央部に向かって、かつ、前記支持体の半径方向内側から半径方向外側に向かって形成されていることを特徴としている。
また、凹陥部を大きくすることにより、ばね部の変形量を凹陥部内に抑えることができるため、支持体の小型化を図ることができる。結果として、支持体とばね部との隙間を大きくする必要がないため、駆動モジュールの小型化を図ることができる。
このように構成することで、被駆動体が位置している確率が高い初期位置付近に対しては、支持体を径方向に貫通し、軸方向に所定高さ有する貫通部を形成することで、駆動モジュールに対しての落下衝撃に対してばね部の塑性変形が発生するのをより確実に抑制することができる。また、被駆動体の移動可能範囲に対応する位置に段差部を形成することにより、被駆動体が移動可能範囲内のどの位置にいても駆動モジュールの落下衝撃によるばね部の塑性変形の発生を抑制することができる。また、このように貫通部と段差部とを形成することにより支持体の強度を確保することができる。したがって、駆動モジュールの小型化を図るとともに、落下衝撃による不具合の発生を抑制することができる。
本発明に係る電子機器においては、小型化を図るとともに、落下衝撃による板ばね部材の塑性変形を抑制することができる駆動モジュールが用いられている。したがって、小型かつ高精度な電子機器を提供することができる。
また、凹陥部を大きくすることにより、ばね部の変形量を凹陥部内に抑えることができるため、支持体の小型化を図ることができる。結果として、支持体とばね部との隙間を大きくする必要がないため、駆動モジュールの小型化を図ることができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る駆動モジュールの斜視図である。図2は、本発明の第一実施形態に係る駆動モジュールの概略構成を示す分解斜視図である。図3は、本発明の第一実施形態に係る駆動ユニットの概略構成を示す分解斜視図である。図4は、本発明の第一実施形態に係る駆動ユニットの斜視図である。図5は、図4におけるA−A線に沿う断面図である。図6は、本発明の第一実施形態に係る駆動モジュールの側面図である。図7は、本発明の第一実施形態に係るモジュール枠の背面斜視図である。図8は、本発明の第一実施形態に係る駆動ユニットの下板ばねまで取り付けられた状態を示す背面斜視図である。図9は、本発明の第一実施形態に係る上板ばねの平面図である。なお、一部の図面では見易さのため、例えば、レンズユニット12などの構成部材を適宜省略して図示している。
モジュール枠5の上部及び下部の四隅には、軸線Mに直交する平面からなる端面5a、5bが形成され、端面5aから上方に向けて上側固定ピン14A(第2の固定ピン部)が、また端面5bから下方に向けて下側固定ピン14B(第2の固定ピン部)が、それぞれ4本ずつ設けられている。
さらに、モジュール枠5の側壁5Eにおける内面5Gには、切欠き部5Fに連接されてモジュール枠5の軸方向に沿って、かつ、モジュール枠5の内側から外側に向かって段差部5Hが形成されている。段差部5Hの幅は、切欠き部5Fと略同一の幅で形成されており、段差部5Hの高さH2は、レンズ枠4の移動可能範囲を全てカバーできる高さ、つまり、高さH1とH2との合計がレンズ枠4の移動可能範囲以上になるように形成されている。また、段差部5Hの幅および高さH2は、モジュール枠5の構造上支障のない高さで形成されている。
上板ばね6及び下板ばね7は、略同一形状に打ち抜かれた平板状の板ばね部材であり、例えば、ステンレス(SUS)鋼板などからなる金属板である。以下には、下板ばね7の構成を説明するが、上板ばね6の構成も略同一である。
第1工程では、まず、モジュール枠5の収容部5A内に下方からレンズ枠4を挿入し、モジュール枠5の各端面5aと、レンズ枠4の端面4aとを同一高さに揃える。そして、モジュール枠5の各上側固定ピン14Aとレンズ枠4の各上側固定ピン13Aとに、上板ばね6の各貫通孔6B、6Aをそれぞれ挿通する。
また、各ヒータチップの高さを共通とすることができるので、かしめ部16、17を同時に形成しても、かしめ精度のバラツキを低減することができる。
また、各ヒータチップの高さを共通とすることができるため、かしめ部18を同時に形成しても、かしめ精度のバラツキを低減することができる。
また、モジュール下板8に凹部8Bが形成されているため、第2工程で形成されたかしめ部18は、モジュール下板8とは接触しない。
以上で、駆動モジュール1本体の組み立てが完了する。
駆動モジュール1は、端子部9Cに電力が供給されない状態では、SMAワイヤ10からの張力およびコイルスプリング34の付勢力、かしめ部16、18で上板ばね6及び下板ばね7から弾性的に付勢される付勢力等のレンズ枠4に作用する力がつり合い、レンズユニット12が取り付けられたレンズ枠4が、軸方向の一定位置に保持される。
このようにして、電力供給量を制御することで、レンズ枠4を軸線M方向に駆動することができる。
図10(a)、(b)は、本発明の実施形態に係る電子機器の表面、裏面の斜視外観図である。図10(c)は、図10(b)におけるF−F断面図である。
カメラ付き携帯電話20は、受話部22a、送話部22b、操作部22c、液晶表示部22d、アンテナ部22e、不図示の制御回路部などの周知の携帯電話の装置構成をカバー22内外に備えている。
このようなカメラ付き携帯電話20によれば、上記実施形態の小型化を図るとともに、落下衝撃による不具合の発生を抑制することができる駆動モジュール1を備えるため、小型化が可能になるとともに、高精度・高信頼性を確保することができる。
Claims (3)
- 筒状または柱状の被駆動体と、
該被駆動体を内側に収容する筒状の支持体と、
前記被駆動体を前記支持体に対して一定方向に沿って移動可能に弾性保持する板ばね部材と、を備え、
該板ばね部材が、前記支持体の軸方向端部に固定される外側リングと、前記被駆動体の軸方向端部に固定される内側リングと、前記外側リングと前記内側リングとの間で周方向に延び、両端部が前記外側リングおよび前記内側リングにそれぞれ連結されたばね部と、を有した駆動モジュールにおいて、
前記支持体は、前記ばね部の長さ方向の少なくとも中央部に相当する周方向の位置に、凹陥部を備え、
該凹陥部は、前記支持体の前記軸方向端部から軸方向中央部に向かって、かつ、前記支持体の半径方向内側から半径方向外側に向かって形成されていることを特徴とする駆動モジュール。 - 前記凹陥部が、
前記支持体の前記軸方向端部から軸方向中央部に向かって所定高さ形成され、かつ、前記支持体の径方向に貫通された貫通部と、
該貫通部に連接するように前記支持体の前記軸方向端部から軸方向中央部に向かって少なくとも前記被駆動体の移動可能範囲に対応した高さまで形成され、かつ、前記支持体の半径方向内側から半径方向外側に向かって形成された段差部と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動モジュール。 - 請求項1または2に記載の駆動モジュールを備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008181819A JP2010020177A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 駆動モジュールおよびそれを備える電子機器 |
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Publications (1)
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JP2010020177A true JP2010020177A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41705126
Family Applications (1)
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JP2008181819A Withdrawn JP2010020177A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | 駆動モジュールおよびそれを備える電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010020177A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2367038A1 (en) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | Seiko Instruments Inc. | Drive module and electronic apparatus |
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-
2008
- 2008-07-11 JP JP2008181819A patent/JP2010020177A/ja not_active Withdrawn
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