JP2010018421A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つ以上の給紙口をもち、記録装置前面に設けた給紙口上に記録された記録媒体を排紙する記録装置において、記録媒体のセット状態、印刷順序に応じて、給紙ジャムの発生を防止する。
【解決手段】 記録装置前面概下方に記録媒体を載置する第1載置手段と、記録部へ記録媒体を搬送する第1給紙手段と、第1載置手段と異なる位置に記録媒体を載置する第2載置手段と、第2給紙手段とを有する。また、記録部により記録された記録媒体を再び記録装置前面の第1載置手段上に排出する記録装置において、記録動作時における給紙手段位置及び記録媒体のサイズを記憶及び比較する手段を設ける。この記録装置は、第2載置手段より給紙し、記録排出後、第1載置手段より給紙し、記録動作を行なう場合に、前回の第2載置手段の記録媒体サイズが第1載置手段の記録媒体サイズより小さいときには、第1載置手段からの処理を停止させ、給紙不可の旨を警告する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、異なるサイズの複数種類の記録媒体をセットできる複数の給紙口を有し、一つの給紙口上に印刷された記録媒体を排出する記録装置に関する。
例えばインクジェット式記録ヘッドを搭載した記録装置は、記録時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高密度で形成できるため、カラー記録を含めた多くの記録に使用されている。
これらの記録装置において、記録媒体を積層保持する給紙口を記録装置前面に設け、記録装置前面から記録装置背面の円弧形状の記録媒体搬送部を介して再び記録装置前面に搬送するいわゆるUターン搬送路を持つものがある。これに対して、記録媒体を積層保持する給紙口を記録装置背面上方に設け、記録装置の前面に搬送するいわゆるJパス搬送路を持つものもある。また、これら2つの給紙口、搬送路をあわせ持つ記録装置もある。
これら2種類の搬送路のうち、Uターン搬送路を持つ記録装置はJパス搬送路を持つ記録装置に対して、記録時に必要とするスペースが少なくて済む利点がある。また、Jパス搬送路を持つ記録装置はUターン搬送路を持つ記録装置に対して、記録媒体の変形が少ない搬送路である。よって例えば厚さのある記録媒体に記録する際には記録媒体の変形が少なくて済むため、様々な記録媒体に対して高品位の記録が可能となる利点がある。
上記記録装置において、記録部により記録された記録媒体を記録装置の前面に搬送し、積層保持する排紙部として、排紙トレイが装置前面部に固定式ものがある。また、特にUターン搬送路を持つ記録装置において、排紙トレイが給紙トレイの上蓋で兼ねているものもある。さらに、特許文献1には、図6に示すように排紙トレイ601がA方向に移動可能で、装置本体に収納できる移動式のものも提案されている。
特開2005−350249号公報
しかしながら、排紙トレイが固定式のものは記録装置を使用していない時にも、使用している時と同じスペースを必要とするという不都合がある。これに対して、排紙トレイが回転式または移動式の記録装置は、使用していない時には使用している時より必要とするスペースが小さくなる。しかし、トレイを回転または移動収納するスペースが必要なため、記録装置自体の奥行きサイズまたは高さサイズが大きくなる不都合がある。
これに対して、2つ以上の給紙口を持ち、記録装置前面に設けた給紙口上に記録された記録媒体を排紙する記録装置において、装置サイズを小さくし、更に部品点数を減らしコストを削減する為に、排紙トレイを設けない構成にすると、以下の場合の不都合が発生する。例えば、記録装置前面に設けた給紙口に大きいサイズの記録媒体をセットし、記録装置背面上方に設けた給紙口に小さいサイズの記録媒体をセットする。まず、記録装置背面上方に設けた給紙口にある小さいサイズの記録媒体に記録し、記録装置前面に設けた給紙口上に排出させる。その後、記録装置前面に設けた給紙口にある大きいサイズの記録媒体に記録させようとする。すると、先に排出された小さいサイズの記録媒体が、記録装置前面に設けた給紙口にある大きいサイズの記録媒体の上に排出されている為、大きいサイズの記録媒体とともに給紙される。その結果、給紙ジャムが発生したり、先に排出された小さいサイズの記録媒体が傷ついたりするおそれがある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものである。その目的は、2つ以上の給紙口をもち、記録装置前面に設けた給紙口上に記録された記録媒体を排紙し、排紙トレイを設けない記録装置において、記録媒体のセット状態、印刷順序に応じて、給紙ジャムの発生を防止できる記録装置を提供することである。
上記目的を達成するため本発明の記録装置は以下の構成からなる。
記録装置前面概下方に記録媒体を載置する第1載置手段と、記録装置背面の円弧形状の記録媒体搬送部を介して記録部へ記録媒体を搬送する第1給紙手段と、前記第1載置手段と異なる位置に記録媒体を載置する第2載置手段と、記録部へ記録媒体を搬送する第2給紙手段とを有し、前記記録部により記録された記録媒体を再び記録装置前面の前記第1載置手段上に排出する記録装置において、記録動作時における給紙手段位置及び記録媒体のサイズを記憶及び比較する手段を有し、前記記録装置は、前記第2載置手段より給紙し、記録排出後、第1載置手段より給紙し、記録動作を行なう場合に、前回の第2載置手段の記録媒体サイズが第1載置手段の記録媒体サイズより小さいときには、第1載置手段からの処理を停止させ、給紙不可の旨を警告する警告手段を設けたことを特徴とする。
また、その記録装置は以下のような構成でも良い。
記録装置前面概下方に記録媒体を載置する第1載置手段と、記録装置背面の円弧形状の記録媒体搬送部を介して記録部へ記録媒体を搬送する第1給紙手段と、前記第1載置手段と異なる位置に記録媒体を載置し、記録部へ記録媒体を搬送する複数の給紙手段とを有し、前記記録部により記録された記録媒体を再び記録装置前面の前記第1載置手段上に排出する記録装置において、記録動作時における給紙手段位置及び記録媒体のサイズを記憶及び比較する手段を有し、前記記録装置は、第1給紙載置手段と異なる位置の載置手段より給紙し、記録排出後、第1載置手段より給紙し、記録動作を行なう場合に、前回の載置手段の記録媒体サイズが第1載置手段の記録媒体サイズより小さいときには、第1載置手段からの処理を停止させ、給紙不可の旨を警告する警告手段を設けたことを特徴とする。
また、その記録装置は以下のような構成を備えても良い。
給紙不可の警告解除処理後に、第1載置手段からの印刷を再開することを特徴とする。
また、給紙不可の警告後に、第1載置手段からの処理を停止させ、他の載置手段からの給紙を先行可能とする印刷順序変更手段を設けたことを特徴とする。
さらに、前記第2載置手段は記録装置背面の記録部の概上方から記録部へ記録媒体を搬送するいわゆるJパス搬送路であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、2つ以上の給紙口をもち、記録装置前面に設けた給紙口上に記録された記録媒体を排紙し、排紙トレイを設けない記録装置において、記録媒体のセット状態、印刷順序に応じて、給紙ジャムの発生を防止することが可能となる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。図2は、記録装置全体の構成を模式的に示す側面図である。
図1ならびに図2において、8は記録ヘッド6を保持するキャリッジ3を摺動可能に保持するシャーシ8である。7は記録ヘッド6を最適な状態に保つインク吸引手段であるポンプを含むメンテナンス部である。1はシャーシ8、メンテナンス部7、第1の給紙部であるPF給紙ユニット60、第2の給紙部であるASF給紙ユニット20、記録媒体4を搬送する搬送部を保持しているベースである。
また、装置右側後方には記録装置の記録動作を制御する制御基板9が搬送部の右側面に固定されている。
さらに、ベース1の装置前方下部に記録媒体4の一部を積層保持する保持部であるPF給紙トレイ11が、ベース1に対して回転可能に軸支されている。
また、制御基板9の左側には、ポンプにより記録ヘッド6から吸引されたインクを保持する不図示のインク吸収体が配置されており、この位置にインク吸収体を配置することで装置の高さを低くすることに寄与している。
ベース1上の後端には、給紙部ユニットが位置決めされて配設されている。給紙部ユニットは、第1の給紙部であるPF給紙ユニット60と第2の給紙部であるASF給紙ユニット20とが側板と軸と穴の勘合により平行性を保つべく精度よく位置決めされ、挟持されている。かつ給紙部ユニットは第1の給紙部であるPF給紙ユニット60の不図示のPFベースの穴とベース1の軸の勘合により、搬送ローラー2との平行性を保つべく精度よく位置決めされる。
ASF給紙ユニット20には、ASF圧版26とASF給紙トレイ27が、後方に向かって斜めに立ち上がるように設けられており、これらの上に複数枚の記録媒体24が載置される。ASF圧板26は、ASFベース25に、ASF圧板26の上端部の周りに回転可能に取り付けられ、下端部が前方に向かう方向に、不図示のばねによって回転付勢されている。
このように回転付勢されるASF圧板26によって、載置された記録媒体24の下端部が押し付けられる位置には、ASF給紙ローラー28が配置されている。ASF給紙ローラー28に対向する位置には、ASF分離ローラー29が配置されている。ASF分離ローラー29は、不図示の付勢手段によって、ASF給紙ローラー28に向かって付勢されている。
ASF給紙ローラー28は、記録動作開始時、回転駆動されて記録媒体24を給送する。ASF圧板26は、ASFベース25に軸支された、不図示のコントロールカムによって、ASF給紙ローラー28と連動するように構成されている。これによって、ASF圧板26は、給送時には、前述の付勢力によって、記録媒体24をASF給紙ローラー28に押し付け、待機時には、付勢力に抗して、下端部が後方に向かう方向に押し戻される。したがって、待機状態では、記録媒体24をASF圧板26上に自由に載置し、また取り外すことができ、載置された記録媒体24は、その下端がASFベース25に設けられたリブに当接した状態で保持される。
給紙時、ASF分離ローラー29は、ASF給紙ローラー28との間のニップに複数枚の記録媒体24が入り込んだ場合、ASF分離ローラー側の記録媒体24がそれ以上進まないようにする働きをする。したがって、記録媒体24は1枚ずつ分離されて給紙される。これらASFベース25、ASF圧版26、ASF給紙ローラー28、ASF分離ローラー29などによって、ASF給紙ユニット20が構成されている。
ベース1には、PF給紙トレイ11が、ベース底面とほぼ平行に設けられており、これらの上に複数枚の記録媒体4が載置される。載置された記録媒体4の後端部が押し付けられる位置には、PF給紙ローラ64が不図示のPFベースに回転可能に取り付けられ、不図示のばねによって回転付勢されている。
PF給紙ローラー64に対向する位置には、PF分離ローラー67が配置されている。PF分離ローラー67は、不図示の付勢手段によって、PF給紙ローラー64に向かって付勢されている。
PF給紙ローラーは、記録動作開始時、回転駆動されて記録媒体を給送する。PF圧板61は、PFベースに軸支された、不図示のコントロールカムによって、PF給紙ローラー64と連動するように構成されている。これによって、PF圧版61は、給送時には、前述の付勢力によって、記録媒体4をPF給紙ローラー64に押し付け、待機時には、付勢力に抗して、後端部が下方に向かう方向に押し戻される。したがって、待機状態では、記録媒体4をPF圧板61上に自由に載置し、また取り外すことができ、載置された記録媒体4は、その先端がPFベースに設けられたリブに当接した状態で保持される。
給紙時、PF分離ローラー67は、PF給紙ローラー64との間のニップに複数枚の記録媒体4が入り込んだ場合、PF分離ローラー67側の記録媒体4がそれ以上進まないようにする働きをする。したがって、記録媒体4は1枚ずつ分離されて給紙される。これらPFベース、PF給紙ローラー64、PF分離ローラー67などによって、PF給紙ユニット60が構成されている。
ASF給紙ユニット20またはPF給紙ユニット60によって給紙される記録媒体24または記録媒体4の前縁が到達する位置には、搬送ローラー2が配設されている。搬送ローラー2は一方の端部をベース1、他方の端部をベース1に精度よく固定されたLFシャーシ35に回転可能に軸止されており、一方の端部にはLFギア36が取り付けられ、このLFギア36を介してLFモーター37によって回転駆動される。
シャーシ8の下端には、一端にピンチローラー30を回転可能に軸支したピンチローラーホルダー13が、他端の周りに回転可能に軸支されている。ピンチローラーホルダー13は、ピンチローラー30が下方に向かう方向に回転付勢されている。搬送ローラー2には、シャーシ1の下端に取り付けられたピンチローラー30が、前述の付勢力によって押し当てられており、給紙された記録媒体24または記録媒体4の先端は、搬送ローラー2とピンチローラー30との間に挟持される。
記録媒体24または記録媒体4が搬送ローラー2の回転によって搬送される経路の下には、往復移動されるキャリッジ3上の記録ヘッド6の吐出口形成面に対向する位置にプラテン16が設けられている。プラテン16の前方には、一方の端部をプラテン16に回転可能に軸支され、他方の端部をLFシャーシ35に回転可能に軸止された排紙ローラー15が配設されている。排紙ローラー15に対向して拍車14が配置されている。
排紙ローラー15は、アイドルギア34を介して、搬送ローラー2の回転軸に接続されており、搬送ローラー2と連動して回転駆動される。搬送ローラー2とアイドルギア34と排紙ローラー15とLFモーター37は1枚の側板であるLFシャーシ35を介して精度よく支持され、搬送シャーシユニットを構成し、駆動を伝達することで、搬送精度を向上する。
排紙ローラー15と拍車14の間に噛み込んだ記録媒体24または記録媒体4は、排紙ローラー15の回転によって排紙される。このようにして記録媒体24または記録媒体4はインクジェット記録装置の前部に構成されたベース1に取り付けられたPF給紙トレイ11または記録媒体4上に排紙される。
本実施形態のインクジェット記録装置は、例えば、ホストコンピュータに接続して用いられ、ホストコンピュータから記録指令や画像データを受信して、記録動作を実行する。記録指令を受けると、載置された記録媒体24または記録媒体4は、ASF給紙ユニット20またはPF給紙ユニット60によって1枚ずつ分離されて給紙される。給紙された記録媒体24または記録媒体4は、搬送ローラー2によって、所定の記録位置に送られる。その後、キャリッジ3が往復移動させられ、この際、記録ヘッド6が画像データに応じて駆動され、その吐出口から選択的にインクが吐出されて、記録媒体24または記録媒体4上の帯状の領域に、画像データに応じた画像が記録される。次に、搬送ローラー2によって、行われた記録幅に応じた所定量だけ記録媒体24または記録媒体4が送られる。その後、記録ヘッド6によって、再び、前とはずれた領域に記録が行われる。このようにして、所定幅の記録と所定幅の送りとが繰り返されて、所望の領域に所望の画像が記録される。このようにして記録が行われた記録媒体24または記録媒体4は最終的に、図1に示す給紙トレイ11上に排出される。
図3は上記第一の実施例の電気回路主要部の概略構成を示すブロック図である。図において、300は記録装置全体を制御するための制御部で、CPUとROM301及びRAM302等を有している。ROM301はCPU300が実行する制御プログラムや各種データや後述する印刷用紙の用紙サイズ及び給紙口の判定に要するいくつかの値を記憶している。RAM302はCPU300が種々の処理を実行するにあたり作業領域として使用したり、各種データを一時的に保存している。
また、315は記録ヘッド6を駆動してインク滴を吐出するためのヘッド駆動回路、316はキャリッジ3を往復移動させるための駆動源であるキャリッジモータを駆動するキャリッジ駆動回路である。317は搬送ローラ及び給紙ローラ等の駆動源である搬送モータ類を駆動するための搬送制御回路である。また、303はホストコンピュータからの記録命令や画像データを受信する画像入力部である。
次に本発明に関わる記録動作の詳細について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部は、前回の記録動作時における印刷用紙の用紙サイズ及び給紙口をROM301に記憶しておくことによって認識している(ステップS401)。例えばホストコンピュータからの記録命令がくると給紙口を確認する(ステップS402)。今回の給紙口がASF給紙口の場合には、そのまま給紙を行い、記録動作を継続する。今回の給紙口がPF給紙口の場合には、前回の記録動作時における給紙口を確認する(ステップS403)。前回の給紙口がPF給紙口の場合はそのまま給紙を行い、記録動作を継続する。前回の給紙口がASF給紙口の場合は、前回の印刷用紙の用紙サイズと今回の用紙サイズの大きさを比較する(ステップS404)。今回の用紙サイズが前回の用紙サイズより小さい場合はそのまま給紙を行い、記録動作を継続する。今回の用紙サイズが前回の用紙サイズより大きい場合は、警告メッセージ、つまり、「排紙された紙が取り除かれているか確認して下さい。」旨をホストコンピュータに出力し、記録動作を停止する(ステップS405)。そして、記録装置のリセットボタン等により警告メッセージが解除された場合(ステップS406)には印刷処理(ステップS407)を再開する。
以上の構成によれば、小さい用紙をASF給紙口から印字した後に、PF給紙口から大きいサイズの用紙を給紙する場合には、PF給紙口から大きいサイズの用紙の給紙を行なわず、警告表示を行う。これにより、記録された小さい用紙がPF給紙口に残っているか否かが確認され、残っている時には除去される。従って、PF給紙口の上部に排紙トレイを設けず、PF給紙口に排紙された記録紙を取り除くのを忘れた場合にでも、小さいサイズの記録紙が大きさサイズの記録紙と共に給紙され、ジャムにいたることや、記録された記録紙を傷つけることを防止することができる。また、その他の組合せ時には通常動作が行なわれるのでユーザ操作、印字動作及び印刷速度に影響を及ぼすことはない。
本実施形態では、前記警告メッセージはホストコンピュータに出力するものであるが、記録装置が操作パネルを有し、警告表示を操作パネルに表示するものであっても良い。また、音声による警告メッセージであっても良い。また、その両方によっても良い。
次に、上記実施例では小さい用紙をASF給紙口から印字した後に、PF給紙口から大きいサイズの用紙を給紙する場合には、警告表示、つまり、「排紙された紙が取り除かれているか確認して下さい。」旨を表示する場合について説明した。本実施例では、ホストコンピュータから記録指令や画像データを受信した画像情報が連続している場合、印字順序を変更して、ASF給紙口からの小さいサイズの用紙に対する記録動作を先に行なう構成について説明する。
上記構成における記録動作の一連の動作について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部は、前回の記録動作時における印刷用紙の用紙サイズ及び給紙口をROM301に記憶しておくことによって認識している(ステップS501)。例えばホストコンピュータからの記録命令がくると給紙口を確認する(ステップS502)。今回の給紙口がASF給紙口の場合には、そのまま給紙を行い、記録動作を継続する。今回の給紙口がPF給紙口の場合には、前回の記録動作時における給紙口を確認する(ステップS503)。前回の給紙口がPF給紙口の場合はそのまま給紙を行い、記録動作を継続する。前回の給紙口がASF給紙口の場合は、前回の印刷用紙の用紙サイズと今回の用紙サイズの大きさを比較する(ステップS504)。今回の用紙サイズが前回の用紙サイズより小さい場合はそのまま給紙を行い、記録動作を継続する。今回の用紙サイズが前回の用紙サイズより大きい場合は、今回の受信した画像情報は保留し、次の受信した画像情報があるか確認する(ステップS505)。次の画像情報が無い場合には、警告メッセージ、つまり、「排紙された紙が取り除かれているか確認して下さい。」旨をホストコンピュータに出力し、記録動作を停止するする(ステップS506)。次の画像情報がある場合には、給紙口を確認する(ステップS507)を確認する。今回の給紙口がASF給紙口の場合には、そのまま給紙を行い、記録動作を継続する。今回の給紙口がPF給紙口の場合には、ステップS505に戻り、受信した画像情報は保留し、更に次の受信した画像情報があるか確認する(ステップS505)。これらを繰り返し、受信した画像情報がなくなるまで行なう。そして次の画像情報が無い場合には、警告メッセージ、つまり、「排紙された紙が取り除かれているか確認して下さい。」旨をホストコンピュータに出力し、記録動作を停止するする(ステップS506)。
そして、記録装置のリセットボタン等により警告メッセージが解除された場合(ステップS508)には保留しているPF給紙口の印刷処理を再開する(ステップS509)。
以上の構成によれば、小さい用紙をASF給紙口から印字した後に、PF給紙口から大きいサイズの用紙を給紙する場合には、PF給紙口から大きいサイズの用紙の給紙を行なわない。そして受信した画像情報が連続している場合は、受信した画像の印刷処理を繰り返し、小さいサイズ及びASF給紙口の記録動作が終了するまで記録動作を行うことができる。このように印字順序を変更することで、関係ない記録動作が止まることは無く、記録待ち状態になることが無いので、ユーザに快適な状態になる。そして次の画像情報が無い場合には、警告メッセージ、つまり、「排紙された紙が取り除かれているか確認して下さい。」旨をホストコンピュータに出力する。これにより、記録された小さい用紙がPF給紙口に残っているか否かが確認され、残っている時には除去される。従って、PF給紙口の上部に排紙トレイを設けず、PF給紙口に排紙された記録紙を取り除くのを忘れた場合にでも、小さいサイズの記録紙が大きさサイズの記録紙と共に給紙され、ジャムにいたることや、記録された記録紙を傷つけることを防止することができる。
以上説明した2つの実施例では、2つの給紙口を持つ場合について説明したが、本発明がこれによって限定されるものではない。例えば、複数の給紙口を持ち、第一のPF給紙口上に排紙される装置においても、本発明を同様に適用できる。小さい用紙を第一のPF給紙口以外から印字した後に、第一のPF給紙口から大きいサイズの用紙を給紙する場合には、PF給紙口から大きいサイズの用紙の給紙を行なわず、警告表示を行う。そして、上述した同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態によるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態によるインクジェット記録装置の構成を模式的に示す側面図である。 図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。 第1実施例に従う記録制御を示すフローチャートである。 第2実施例に従う記録制御を示すフローチャートである。 従来のインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 ベース
2 搬送ローラ
3 キャリッジ
4、24 記録媒体
5 搬送部
6 記録ヘッド
7 メンテナンス部
8 シャーシ
9 制御基板
11 PF給紙トレイ
13 ピンチローラホルダー
14 拍車
15 排紙ローラ
16 プラテン
25 ASFベース
26 ASF圧板
27 ASF給紙トレイ
28 ASF給紙ローラ
29 ASF分離ローラ
30 ピンチローラ
61 PF圧板
64 PF給紙ローラ
67 PF分離ローラ

Claims (5)

  1. 記録装置前面概下方に記録媒体を載置する第1載置手段と、記録装置背面の円弧形状の記録媒体搬送部を介して記録部へ記録媒体を搬送する第1給紙手段と、前記第1載置手段と異なる位置に記録媒体を載置する第2載置手段と、記録部へ記録媒体を搬送する第2給紙手段とを有し、前記記録部により記録された記録媒体を再び記録装置前面の前記第1載置手段上に排出する記録装置において、
    記録動作時における給紙手段位置及び記録媒体のサイズを記憶及び比較する手段を有し、
    前記記録装置は、前記第2載置手段より給紙し、記録排出後、第1載置手段より給紙し、記録動作を行なう場合に、前回の第2載置手段の記録媒体サイズが第1載置手段の記録媒体サイズより小さいときには、第1載置手段からの処理を停止させ、給紙不可の旨を警告する警告手段を設けたことを特徴とする記録装置。
  2. 記録装置前面概下方に記録媒体を載置する第1載置手段と、記録装置背面の円弧形状の記録媒体搬送部を介して記録部へ記録媒体を搬送する第1給紙手段と、前記第1載置手段と異なる位置に記録媒体を載置し、記録部へ記録媒体を搬送する複数の給紙手段とを有し、前記記録部により記録された記録媒体を再び記録装置前面の前記第1載置手段上に排出する記録装置において、
    記録動作時における給紙手段位置及び記録媒体のサイズを記憶及び比較する手段を有し、
    前記記録装置は、第1給紙載置手段と異なる位置の載置手段より給紙し、記録排出後、第1載置手段より給紙し、記録動作を行なう場合に、前回の載置手段の記録媒体サイズが第1載置手段の記録媒体サイズより小さいときには、第1載置手段からの処理を停止させ、給紙不可の旨を警告する警告手段を設けたことを特徴とする記録装置。
  3. 給紙不可の警告解除処理後に、第1載置手段からの印刷を再開することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  4. 給紙不可の警告後に、第1載置手段からの処理を停止させ、他の載置手段からの給紙を先行可能とする印刷順序変更手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記第2載置手段は記録装置背面の記録部の概上方から記録部へ記録媒体を搬送するいわゆるJパス搬送路であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
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