JP2010016943A - リレーの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リレーを音叉型端子の上に仮置きした状態でこのリレーががたつくことを防止してリレー取付部への挿入力を低くすることが可能なリレーの取付構造を提供する。
【解決手段】本発明のリレーの取付構造1は、リレー本体6から突出した5極のリレー端子7a〜7eを有するリレー2を、5極の音叉型端子8a〜8eが設けられたリレー取付部5に取り付ける取付構造である。また、リレー本体6の中央寄りの位置に配されたリレー端子7dと接続する音叉型端子8dは、他の音叉型端子8a,8b,8c,8eよりも長さが短く形成されており、他の音叉型端子8a,8b,8c,8eよりもリレー端子7dとの接触タイミングが後になるように形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、電気接続箱などに設けられたリレー取付部にリレーを取り付けるリレーの取付構造に関するものである。
図8は、リレー102を電気接続箱などに設けられたリレー取付部105に取り付ける従来のリレーの取付構造100である(特許文献1を参照。)。このリレー102は、リレー本体106と該リレー本体106から突出した5極の板状のリレー端子107a〜107eとを有している。なお、図8においてリレー端子107aはリレー端子107bの後方に隠れている。
また、上記リレー取付部105は、上述したリレー端子107a〜107eとそれぞれ接続する音叉型端子108a〜108eが一体形成された複数のバスバと、このバスバを取り付けるバスバ取付部109と、により構成されている。また、上記電気接続箱にはこのリレー取付部105が複数設けられている。なお、図8においては、音叉型端子108a,108bは記載を省略している。
上記音叉型端子108a〜108eは、バスバの先端にタブ状に設けられており、バスバ取付部109を貫通して立設している。また、音叉型端子108a〜108eは、リレー端子107a〜107eが挿入されるスリット110が形成された平面視音叉型の形状をなしている。このスリット110は、入口の幅が、奥側の幅よりも狭く形成されている。そして、リレー端子107a〜107eがこのスリット110に挿入され、スリット110の入口部分で音叉型端子108a〜108eに弾性的に接触することにより、リレー102が前記バスバに接続される構成となっている。
上述した構成のリレー102をリレー取付部105に取り付ける際には、リレー端子107a〜107eの先端部各々を音叉型端子108a〜108eの各スリット110の入口手前に位置付けるようにしてこれら音叉型端子108a〜108eの上にリレー102を載せる。即ち仮置きする。そして、リレー102をリレー取付部105に向かって押し込む。こうして、リレー端子107a〜107eが音叉型端子108a〜108eのスリット110の入口110aを通過して、これら音叉型端子108a〜108eと接続し、リレー102がリレー取付部105に取り付けられる。
特開2002−112434号公報
上述した複数のリレー端子107a〜107eは、長さ寸法にバラツキ(公差範囲内の誤差である。)があり、そのために、図9に示すようにリレー102を音叉型端子108a〜108eの上に仮置きする際、リレー102ががたつくことがあった。このため、リレー102が傾いた状態でスリット110の奥側に押し込まれることがあり、リレー102の挿入力が高くなっていた。
したがって、本発明は、リレーを音叉型端子の上に仮置きした状態でこのリレーががたつくことを防止して、リレー取付部への挿入力を低くすることが可能なリレーの取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、リレー本体と該リレー本体から突出した複数の板状のリレー端子とを有するリレーを、前記リレー端子の先端部各々をリレー取付部に設けられた複数の音叉型端子の各スリットの入口手前に位置付けるようにしてこれら音叉型端子の上に載せ、前記スリットの奥側に向かって押し込むことによりリレー端子各々を各スリット内に挿入させてリレー取付部に取り付けるリレーの取付構造であって、前記リレーを前記リレー取付部に取り付ける際に互いに接触する複数組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一組を、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成したことを特徴とするリレーの取付構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一方が、他の組のリレー端子と音叉型端子との双方よりも軟らかい材質で構成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子が、互いに平行に配された複数のリレー端子のうちの他のリレー端子よりも当該リレー端子同士が重なる方向のリレー本体の中央寄りに配されているリレー端子であることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、リレーをリレー取付部に取り付ける際に互いに接触する複数組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一組を、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成したことから、即ち前記少なくとも一組のリレー端子と音叉型端子とのうちいずれか一方または双方の長さを短く形成したことから、リレーを複数の音叉型端子の上に仮置きする際のリレー端子と音叉型端子との接触箇所を減らすことができ、そのために、リレーを複数の音叉型端子の上に仮置きした際、リレー端子の長さ寸法にバラツキがあってもリレーががたつくことを抑えられる。よって、このリレーを傾かせることなく真っ直ぐスリットの奥側に押し込むことができ、挿入力が高くなることを防止できる。また、複数組のリレー端子及び音叉型端子の接触タイミングをずらしていることから、挿入力を分散させることができ、そのために、従来よりも低い挿入力でリレーをリレー取付部に取り付けることができる。
請求項2に記載された発明によれば、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一方が、他の組のリレー端子と音叉型端子との双方よりも削りカスの出やすい軟らかい材質で構成されており、この組のリレー端子と音叉型端子との摺動する距離が他の組のリレー端子と音叉型端子との摺動する距離よりも短くなることから、リレー端子と音叉型端子とが摺動する際に生じる削りカスの量が少なくなるので、リレー端子と音叉型端子との摩擦抵抗が小さくなり、従来よりも低い挿入力でリレーをリレー取付部に取り付けることができる。
請求項3に記載された発明によれば、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子が、互いに平行に配された複数のリレー端子のうちの他のリレー端子よりも当該リレー端子同士が重なる方向のリレー本体の中央寄りに配されているリレー端子であることから、即ちリレー本体の中央寄りに配されているリレー端子が、仮置き時に音叉型端子と非接触になるようにしていることから、リレーを音叉型端子の上に仮置きする際の安定性がさらに高くなる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るリレーの取付構造を図1ないし図5を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態のリレーの取付構造1は、リレー2を電気接続箱3のリレー取付部5に取り付けるリレーの取付構造1である(図1は後述の当接壁41及び側壁42を省略している。)。
上記リレー2は、リレー本体6と該リレー本体6から突出した5極のリレー端子7a〜7eとを有している。
上記リレー本体6は、略矩形のハウジング61と、このハウジング61内に収容された電磁コイル及び電極を有している。この電極は、一端側がリレー端子7dを介して電源側と接続されている。そして、前記電極は、他端側が電磁コイルによって形成される磁界により、電子機器側と接続されたリレー端子7cと、アース回路と接続されたリレー端子7eとのいずれかと接触して、電流を切り替える。
上記リレー端子7a〜7eは、図1に示すように、板状に形成され、一端側がリレー本体6のハウジング61内に配され、他端側が前記ハウジング61外に突出している。また、上述したように、リレー端子7dは電源側との接続用であり、リレー端子7eはアース回路との接続用であり、リレー端子7cは電子機器側との接続用である。さらに、リレー端子7a,7bは上述した電磁コイルへの電源供給用である。
また、図2に示すように、上記リレー端子7a,7bは、互いに間隔をあけてリレー本体6の長手方向に沿って平行に配されているとともに、リレー端子7bが、リレー端子7aよりもリレー本体6の中央寄りの位置に配されている。また、上記リレー端子7c,7d,7eは、互いに等しい間隔をあけてリレー本体6の幅方向に沿って平行に配されているとともに、リレー端子7dが、リレー本体6の幅方向中心位置に配されている。即ち、リレー端子7a,7bの重なり方向はリレー本体6の長手方向と平行な方向であり、リレー端子7c,7d,7eの重なり方向はリレー本体6の幅方向と平行な方向である。
また、上記リレー端子7a,7b,7dは、純銅または純度の高い銅合金で構成されており、上記リレー端子7c,7eは、黄銅で構成されている。即ち、リレー端子7a,7b,7dは、リレー端子7c,7eよりも軟らかい材質で構成されている。
上記電気接続箱3は、自動車に搭載されて電源側からの電力を電子機器側に分配するためのものであり、上記リレー2を取り付けるためのリレー取付部5、ヒューズを取り付けるためのヒューズ取付部、コネクタを取り付けるためのコネクタ取付部、等を有している。また、図示例では、電気接続箱3は、複数のリレー取付部5を有している。
また、これらリレー取付部5、ヒューズ取付部、コネクタ取付部は、取り付けるリレー、ヒューズ、コネクタなどの外形に沿って枠状に形成された合成樹脂製のハウジング4と、リレー、ヒューズ、コネクタなどを予め定められたパターンにしたがって互いに接続する複数のバスバと、により構成されている。このバスバは、リレー端子7a,7b,7dを構成する金属板よりも硬い材質の金属板に打ち抜き加工・プレス加工を施して得られるものであり、前記ハウジング4に取り付けられている。また、本明細書では、ハウジング4のうちリレー取付部5を構成する部分をリレーハウジングと呼び、符号4aで示す(図3を参照。)。
上記リレーハウジング4aは、リレー本体6のハウジング61のうちリレー端子7a〜7eが突出した底面61aが重なる当接壁41と、当接壁41から立設しリレー本体6を囲む側壁42と、当接壁41の図3中下方に配されて上記バスバを固定するバスバ取付部9と、を有している。即ち、前記バスバは当接壁41の図3中下方に配されている。また、当接壁41には貫通穴が形成されており、リレー端子7a〜7eはこの貫通穴を通されて当接壁41の下方に配されたバスバの後述の音叉型端子8a〜8eに接続される。また、側壁42は、隣接する複数のリレー取付部5間を仕切るものであり、リレー取付部5に取り付けられた状態のリレー2とは間隔をあけている。即ち、側壁42は、リレー2をリレー取付部5にガイドするものではない。
また、上記リレー取付部5を構成するリレー接続用のバスバは、図1に示すように、上述したリレー端子7a〜7eとそれぞれ接続する音叉型端子8a〜8eが一体形成されている。この音叉型端子8a〜8eは、バスバの先端にタブ状に設けられており、バスバ取付部9を貫通して当接壁41の貫通穴に向かって上方に立設している。また、音叉型端子8a〜8eは、当接壁41寄りに配された先端部に、リレー端子7a〜7eが挿入されるスリット10が形成された平面視音叉型の形状をなしている。このスリット10は、リレー2のリレー取付部5への取付方向K(図1,図4などに示す。)に沿って直線状に伸びているとともに、音叉型端子8a〜8eの中央から当接壁41寄りの外縁までを切り欠いている。さらに、スリット10は、当接壁41寄りの入口10aの幅が、奥側の幅よりも狭く形成されている。そして、リレー端子7a〜7eがこのスリット10に挿入され、スリット10の入口10a部分で音叉型端子8a〜8eに弾性的に接触することにより、リレー2が前記バスバに接続される構成となっている。
さらに、5極の音叉型端子8a〜8eのうち、上述したリレー端子7dと接続する音叉型端子8d、即ち電源側と接続した音叉型端子8d、は、他の音叉型端子8a,8b,8c,8eよりも取付方向Kに沿った長さが短く形成されているとともに、入口10aの位置が当接壁41から離れた位置に形成されている。このことにより、リレー端子7dは、他のリレー端子7a,7b,7c,7eよりも入口10aを通過するタイミングが後になる。即ち、リレー端子7dは、他のリレー端子7a,7b,7c,7eよりも音叉型端子8dと接触するタイミングが後になる。
上述した構成のリレー2をリレー取付部5に取り付ける際には、図4(a)に示すように、リレー端子7a,7b,7c,7eの先端部各々を音叉型端子8a,8b,8c,8eの各スリット10の入口10a手前に位置付けるようにしてこれら音叉型端子8a,8b,8c,8eの上にリレー2を載せる。即ち仮置きする。また、この状態で、リレー端子7a〜7eは上記当接壁41とは接触していない。また、この状態で、リレー端子7dは、音叉型端子8dに接触しておらず、浮いた状態となっている。そして、仮置きしたリレー2を、一つ一つ取付方向Kに沿ってリレー取付部5に向かって手で押し込む。なお、図4においてリレー端子7aはリレー端子7bの後方に隠れている。また、リレーハウジング4a及び音叉型端子8a,8bは記載を省略している。
上述したように押し込まれたリレー2は、図4(b)に示すようにリレー端子7a,7b,7c,7eが音叉型端子8a,8b,8c,8eの各スリット10の入口10aを通過する。そして、リレー2を取付方向Kに沿ってリレー取付部5に向かってさらに押し込むことにより、リレー端子7dが音叉型端子8dのスリット10の入口10aを通過して、図4(c)に示すように、リレー端子7a〜7eと音叉型端子8a〜8eとが全て接続して、リレー2がリレー取付部5に取り付けられる。
また、本発明では、上述のようにリレー2を音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きする際、リレー2とリレー取付部5との接触箇所が、リレー端子7a,7b,7c,7eと音叉型端子8a,8b,8c,8eとが接触する4箇所となり、リレー2ががたつくことが抑えられる。即ち、従来の5極端子タイプのリレー102は、リレー102とリレー取付部105との接触箇所が5箇所であったが、本発明では音叉型端子8dを他よりも短くしていることから接触箇所の数を減らすことができ、そのために、リレー端子7a〜7eの長さ寸法にバラツキがあってもリレー2ががたつくことが抑えられる。そして、リレー2ががたつくことなく音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きされることにより、リレー2が傾くことなく取付方向Kに沿って真っ直ぐスリット10の奥側に押し込まれるので、リレー2の挿入力が高くなることを防止できる。
また、本発明では、互いに平行に配された3つのリレー端子7c,7d,7eのうちの他のリレー端子7c,7eよりも当該リレー端子7c,7d,7e同士が重なる方向のリレー本体6の中央寄りに配されているリレー端子7dに対応した音叉型端子8dを他よりも短くしていることから、即ちリレー本体6の中央寄りに配されているリレー端子7dが、仮置き時に音叉型端子8dと非接触になるようにしていることから、リレー2を音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きする際の安定性がさらに高くなる。
また、上述したリレー2をリレー取付部5に取り付ける際のリレー2の挿入力(N)を図5のグラフに実線で示す。なお、図5のグラフの一点鎖線は、従来のリレー102の挿入力(N)を示している。
図5の縦軸は、リレー2をリレー取付部5に取り付ける際のリレー2全体の挿入力(N)を示している。また、横軸は、リレー2が音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きされてからの取付方向Kに沿ったリレー2の移動量(mm)を示している。
図5のグラフによれば、上記タイミング、即ちリレー端子7a,7b,7c,7eが音叉型端子8a,8b,8c,8eの各スリット10の入口10aを通過する、リレー移動量がX1mmの時点の挿入力(N)がピークとなっているが、従来のリレー102の挿入力(N)よりも低くなっている。
また、図5のグラフによれば、リレー端子7dが音叉型端子8dのスリット10の入口10aを通過するリレー移動量がX2mmの時点の挿入力(N)は、リレー移動量がX1mmの時点の挿入力(N)よりも低くなっている。
このように、本発明では、リレー端子7dと音叉型端子8dとの接触タイミングを、他のリレー端子7a,7b,7c,7eと音叉型端子8a,8b,8c,8eとの接触タイミングよりも後になるように形成していることから、挿入力(N)を分散させることができ、そのために、従来よりも低い挿入力でリレー2をリレー取付部5に取り付けることができる。
また、本発明では、音叉型端子8a〜8e及びリレー端子7c,7eよりも軟らかく削りカスの出やすい材質で構成されたリレー端子7dに対応する音叉型端子8dの長さを短くしているので、リレー端子7dと音叉型端子8dとが摺動する距離が、他のリレー端子7a,7b,7c,7eと音叉型端子8a,8b,8c,8eとが摺動する距離よりも短くなり、そのために、リレー端子7dと音叉型端子8dとが摺動する際に生じる削りカスの量が少なくなる。そして、削りカスの量が少なくなることにより、リレー端子7dと音叉型端子8dとの摩擦抵抗が小さくなるので、従来よりも低い挿入力でリレー2をリレー取付部5に取り付けることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態に係るリレーの取付構造を説明する。本実施形態では、図1及び図2などに示した音叉型端子8dと、音叉型端子8bとの2極の端子が他の音叉型端子8a,8c,8eよりも長さが短く形成されている。
このように本発明では、2つ以上の音叉型端子の長さを短くしても良い。そして、音叉型端子8dと、音叉型端子8bとの2極の端子が他の音叉型端子8a,8c,8eよりも長さが短く形成された第2の実施形態によれば、リレー2を音叉型端子8a,8c,8eの上に仮置きする際、リレー2とリレー取付部5との接触箇所が、リレー端子7a,7c,7eと音叉型端子8a,8c,8eとが接触する3箇所となり、リレー2ががたつくことがさらに抑えられる。
続いて、本発明の第3の実施形態に係るリレーの取付構造を図6を用いて説明する。また、同図において、前述した第1,2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態のリレーの取付構造のリレー12は、第1の実施形態で説明したリレー2のリレー端子7e(アース回路との接続用)を省いたものであり、4極のリレー端子7a〜7dを有した構成である。また、リレー端子7dが、第1の実施形態で説明したリレー2のリレー端子7eの位置に配されている。また、上記リレー12が取り付けられるリレー取付部は、図6に示すリレー端子7bに対応した音叉型端子が、他の音叉型端子よりも長さが短く形成されている。
続いて、本発明の第4の実施形態に係るリレーの取付構造を図7を用いて説明する。また、同図において、前述した第1〜3の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のリレーの取付構造のリレー22は、5極のリレー端子7a〜7eを有した構成である。そして、リレー端子7c,7dは、互いに間隔をあけてリレー本体6の一外側面方向に沿って平行に配されているとともに、リレー端子7dが、リレー端子7cよりもリレー本体6の中央寄りの位置に配されている。また、リレー端子7a,7e,7bは、互いに等しい間隔をあけてリレー本体6の前記一外側面方向と直交する直交方向に沿って平行に配されているとともに、リレー端子7eが、リレー本体6の直交方向中心位置に配されている。また、上記リレー端子7a,7b,7dは、純銅または純度の高い銅合金で構成されており、上記リレー端子7c,7eは、黄銅で構成されている。また、上記リレー22が取り付けられるリレー取付部は、図7に示すリレー端子7dに対応した音叉型端子が、他の音叉型端子よりも長さが短く形成されている。
上述した第4の実施形態では、リレー端子7dに対応した音叉型端子が、他の音叉型端子よりも長さが短く形成されていたが、本発明では、図7に示すリレー端子7eに対応した音叉型端子が、他の音叉型端子よりも長さが短く形成されていても良い。
また、本発明は、他よりも軟らかい材質で構成されたリレー端子に対応する音叉型端子を他よりも短く形成するのが望ましく、リレー本体の中央寄りに配されたリレー端子に対応する音叉型端子を他よりも短く形成するのが望ましいが、少なくとも複数の音叉型端子のうち1極を他よりも短く形成すれば良い。
また、上述した第1〜4の実施形態では、音叉型端子とリレー端子とのうち音叉型端子側を短く形成していたが、本発明では、リレー端子側を短くしても良い。
また、上述した第1の実施形態では、リレー2を一つ一つ手で押し込むことによりリレー取付部5に取り付けていたが、本発明では、リレー2を図示しない治具を用いて押し込むことによりリレー取付部5に取り付けるようにしても良い。また、複数のリレー2をそれぞれ対応するリレー取付部5の音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きした後に、図示しない治具を用いて、全てのリレー2を一括で押し込むことによりリレー取付部5に取り付けるようにしても良い。
また、上述した第1の実施形態では、リレーハウジング4aの側壁42がリレー2と間隔をあけて配され、リレー2の取り付け時にこれらが接触しない構成であったが、本発明では、側壁42の内面とリレー2のハウジング61の外表面とが接触するように形成し、リレー2の取り付け時に側壁42がリレー2をガイドするようにしても良い。こうすることにより、リレー2を音叉型端子8a,8b,8c,8eの上に仮置きした際、リレー2ががたつくことをさらに抑えられるとともに、このリレー2を傾かせることなく真っ直ぐスリット10の奥側に押し込むことができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるリレーの取付構造を示す斜視図である。 図1に示されたリレーの取付構造のリレーを示す平面図である。 図1に示されたリレーの取付構造が適用される電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示されたリレーの取付構造の説明図であり、(a)はリレーが音叉型端子の上に仮置きされた状態を示す図であり、(b)は、リレーが音叉型端子のスリット奥側に押し込まれ始めた様子を示す図であり、(c)は、リレーがリレー取付部に取り付けられた状態を示す図である。 図1に示されたリレーの取付構造におけるリレーのリレー取付部への挿入力を示すグラフである。 本発明の第3の実施形態にかかるリレーの取付構造のリレーを示す平面図である。 本発明の第4の実施形態にかかるリレーの取付構造のリレーを示す平面図である。 従来のリレーの取付構造を示す平面図である。 図8に示されたリレーの問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1 リレーの取付構造
2 リレー
5 リレー取付部
6 リレー本体
7a〜7e リレー端子
8a〜8e 音叉型端子
10 スリット
10a 入口

Claims (3)

  1. リレー本体と該リレー本体から突出した複数の板状のリレー端子とを有するリレーを、前記リレー端子の先端部各々をリレー取付部に設けられた複数の音叉型端子の各スリットの入口手前に位置付けるようにしてこれら音叉型端子の上に載せ、前記スリットの奥側に向かって押し込むことによりリレー端子各々を各スリット内に挿入させてリレー取付部に取り付けるリレーの取付構造であって、
    前記リレーを前記リレー取付部に取り付ける際に互いに接触する複数組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一組を、他の組よりも接触タイミングが後になるように形成したことを特徴とするリレーの取付構造。
  2. 他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子及び音叉型端子のうち、少なくとも一方が、他の組のリレー端子と音叉型端子との双方よりも軟らかい材質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のリレーの取付構造。
  3. 他の組よりも接触タイミングが後になるように形成された少なくとも一組のリレー端子が、互いに平行に配された複数のリレー端子のうちの他のリレー端子よりも当該リレー端子同士が重なる方向のリレー本体の中央寄りに配されているリレー端子であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリレーの取付構造。
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