JP2010012170A - 連結クリップパッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】連結クリップユニットを装填治具内の所定位置で停止させる。
【解決手段】ケース81内の連結クリップユニット13は、クリップ引込み部材83の牽引操作により、先頭のクリップ19Aが係合部104に引っ張られ、ケース81から装填治具82のスカート閉じ通路99内に引き込まれる。クリップ引込み部材83の牽引途中で、挿通部103の係合穴103cが牽引穴105内の突起105aに係合し、先頭のクリップ19Aが解除溝148内で停止する。クリップ19Aは、解除溝148内で腕部25を開いて係合部104との係合を解除するので、連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路99内の所定位置に収容される。
【選択図】図13

Description

本発明は、ケース内に収容した連結クリップユニットに係合しているクリップ引込み部材を牽引操作して、連結クリップユニットを収容したケースから、連結クリップユニットをシースに装填する装填治具に、連結クリップユニットを引き込む連結クリップパッケージに関する。
生体内に挿入した内視鏡の先端からクリップを突出させ、出血部等の患部をクリップで挟み、止血や傷口の閉塞等のクリップ処置を行うクリップ処置具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、連続的なクリップ処置を可能にする連発式クリップ処置具が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の連発式クリップ処置具は、前方に配されたクリップの後端部分に、後方に配されたクリップの先端の爪部を係合させることにより、複数のクリップを連結させている。
特許文献2の連発式クリップ処置具は、前後のクリップの係合のみでクリップの連結を維持しているため、連結状態が不安定になるという欠点があった。本発明者は、特許文献2の連発式クリップ処置具の問題点を解消する連発式クリップ処置具を研究し、開発している。この連発式クリップ処置具は、円筒状のシースと、シース内に挿通された操作ワイヤと、シース内に装填されて操作ワイヤに連結される連結クリップユニットとを有している。
連結クリップユニットは、開閉自在な先端の爪部と閉じた後端とを互いに係合させて1列に連結した複数のクリップと、各クリップの外側に装着され、後方のクリップの爪部を覆って各クリップの連結状態を維持する複数の連結リングとを有している。連結リングは、シース内ではシースの内壁に押されて連結リング内に入り込むように閉じることにより、連結リング内のクリップを挟み込んで保持するスカート部を備えている。
連結クリップユニットの先頭のクリップと連結リングは、シースの牽引操作により、シースの先端から送り出される。スカート部は、シースの先端を通過したときにシースの内径よりも広幅に開き、連結リングのシース内への後退を阻止する。シースの先端から送り出されたクリップは、操作ワイヤの牽引操作によってシース内に所定量だけ引き込まれ、連結リングの先端部分により先端側が締め付けられて爪部が閉じる。
連結クリップユニットは、各クリップと連結リングとの位置がずれないようにシースに装填する機能を備えた連結クリップパッケージの形態で提供することが考えられている。連結クリップパッケージは、例えば、ケース、クリップ引込み部材、装填治具を備えている。ケースは、各スカート部が閉じた状態で塑性変形しないように、各スカート部を開いた状態で連結クリップユニットを収容する。クリップ引込み部材は、ケースから装填治具に連結クリップユニットを送り込む際に用いられる。装填治具は、連結クリップユニットの各スカート部を閉じ、連結クリップユニットの最後尾に設けられた連結部材と操作ワイヤとを連結させる。そして、操作ワイヤが牽引されたときに、各スカート部を閉じたまま連結クリップユニットをシースに装填させる。
クリップ引込み部材は、ケースと接続した装填治具内に牽引可能に挿通されており、先端に設けた係合部が先頭のクリップと係合されている。クリップ引込み部材が装填治具に対して牽引されると、先頭のクリップが引っ張られ、連結クリップユニットがケースから装填治具内に引き込まれる。装填治具内には、連結部材が操作ワイヤと連結する連結位置に到達したときに、先頭のクリップを自身の弾性により開放させて係合部との係合を解除し、連結クリップユニットを停止させる解除溝が設けられている。
特開2007−222649号公報 特開2006−187391号公報
クリップ引込み部材を牽引操作したときに、係合部と先頭のクリップとの係合が解除溝内で解除されず、連結部材が連結位置からずれた位置で、連結クリップユニットが停止してしまう懸念がある。これは、ケース内に収容している間に受けた振動や衝撃等により、先頭のクリップとクリップ引込み部材の係合部との係合状態が変化することにより起こりえる。また、クリップ引込み部材の牽引操作は、作業者の手作業によって行われるので、牽引速度が想定以上に速いときには、所定のタイミングで先頭のクリップが開かないことが考えられる。
また、クリップ引込み部材が装填治具内に押し込まれることにより、連結クリップユニットが破損する可能性がある。クリップ引込み部材は、装填治具から牽引されていない初期位置にあるときには、装填治具に押し込むことができない。しかし、クリップ連結部材が不用意に牽引されて装填治具からわずかに引き出されているときに、クリップ引込み部材または装填治具が押されると、クリップ引込み部材が先頭のクリップを押圧して破損させることが考えられる。クリップ引込み部材による連結クリップユニットの破損は、連結クリップユニットの装填治具内への引き込み後に、クリップ引込み部材が誤って装填治具内に押し込まれたときにも発生する。
本発明の目的は、連結クリップユニットを装填治具内の所定位置で停止させることにある。また、クリップ引込み部材が不用意に動いて連結クリップユニットが破損するのを防止することも、本発明の目的に含まれる。
本発明の連結クリップパッケージは、1列に並べて連結した複数のクリップを有する連結クリップユニットと、連結クリップユニットを収容するケースと、ケースと接続し、ケースから送り込まれた連結クリップユニットを収容して、処置具のシースに連結クリップユニットを装填する装填治具とを備えている。また、装填治具内に挿通され、ケース内で先頭のクリップと係合する係合部と、係合部が一端に設けられ、装填治具に形成された牽引穴から装填治具の外に突出する挿通部と、挿通部の他端に形成され、装填治具に対して牽引されたときに、挿通部及び係合部を介して、ケース内の連結クリップユニットを装填治具内に引き込む牽引部とを有するクリップ引込み部材を備えている。挿通部には、クリップ引込み部材が装填治具に対して所定位置にあるときに、牽引穴内に設けられた係止手段に係合する被係止手段が設けられている。
装填治具は、連結クリップユニットの最後尾に設けられた連結部材が、シース内の操作ワイヤと連結する連結位置に到達したときに、先頭のクリップと係合部との係合を解除する係合解除手段を有している。被係止手段は、係合解除手段の作動時に前記係止手段と係合する位置に設けられている。
被係止手段は、クリップ引込み部材が装填治具内の終端まで牽引されたときに、係止手段と係合する位置に設けられている。また、クリップ引込み部材が装填治具から牽引されていない初期位置にあるときに、被係止手段と係止手段とを係合させてもよい。
挿通部は、挿通方向に沿い、かつ挿通方向に直交する方向において所定の間隔で配された少なくとも2枚の弾性自在な板状部を有している。被係止手段は、各板状部に形成された係合穴であり、係止手段は、係合穴に係合する突起である。係合穴と突起との係合は、2枚の板状部が互いに接する方向に弾性変形したときに解除されるようになっている。
本発明によれば、クリップ引込み部材が装填治具に対して所定位置にあるときに、係止手段と被係止手段とが係合してクリップ引込み部材の位置が固定されるので、クリップ引込み部材が不用意に移動して連結クリップユニットが破損するのを防止することができる。
また、係合解除手段によって先頭のクリップと係合部との係合が解除されるときに、クリップ引込み部材をいったん停止させるので、先頭のクリップと係合部との係合が解除されるタイミングが安定する。これにより、装填治具内での連結クリップユニットの停止位置精度が向上する。
また、係合穴と突起は、2枚の板状部が互いに接近するように弾性変形させることにより係合を解除できるので、操作性が向上する。
本発明に用いる連発式クリップ処置具について説明する。図1に示すように、連発式クリップ処置具(以下、クリップ処置具と呼ぶ)10は、円筒状のシース11と、シース11内に挿通された操作ワイヤ12と、シース11内に装填されて操作ワイヤ12に連結される連結クリップユニット13と、シース11と操作ワイヤ12との牽引操作に用いる操作部14を備えている。
図2に示すように、連結クリップユニットは、1列に連結された複数個の止血クリップ体17(17A〜17C)と、最後尾の止血クリップ体17Cに連結された連結用クリップ体18から構成されている。止血クリップ体17は、クリップ19(19A〜19C)と、クリップ19の外側に装着された筒状の連結リング20(20A〜20C)とを備えている。
図3に示すように、クリップ19は、金属製の細長い板を180度湾曲させて閉塞端を作った後、その両片を交差させ、かつ2つの開放端が対向するように屈曲させて爪部23,23を形成している。クリップ19は、細長い板を交差させた交差部24を境にして、開放端側が腕部25,25であり、閉塞端側がターン部26である。腕部25,25の中央部分には、部分的に広幅とされた凸部27,27が形成されている。
腕部25,25は、外力が加えられていないときに、爪部23,23が離れた開放状態となり、互いに接近するように弾性変形したときに爪部23,23が噛合し、クリップ処置の対象となる患部を挟む閉じ状態となる。爪部23,23は、患部を確実に挟むために、V字のオス型とメス型に形成されている。
図3に示すように、筒状部材である連結リング20は、略円筒形状であり、先端側に配された金属製の締付部30と、後端側に配されたプラスチック製の保持部31とを備えている。止血クリップ体17は、締付部30に形成された締付穴30aに、クリップ19がターン部26側から挿入され、連結リング20がクリップ19の外側に装着されることにより形成される。締付部30は、交差部24の外周を覆う初期位置にセットされ、クリップ19の腕部25,25は、開いた状態となる。
締付穴30aは、クリップ19が連結リング20内に引き込まれたときに、腕部25,25を締め付けて爪部23,23を閉じる。締付穴30aの径は、クリップ19の凸部27の幅よりも小さいので、クリップ19の凸部27から先は連結リング20内に挿入されない。
保持部31には、締付穴30aに連なる保持穴31a(図4参照)が形成されている。締付穴30aから挿入されたターン部26は、保持穴31a内に収容される。保持部31の外周面には、中心軸に対して対称に、2つのスカート部38,38が形成されている。スカート部38,38は、保持部31の先端側から後端側に向かって半径方向に広がるように形成されており、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに保持部31内に入り込むようにして閉じる。
連結リング20は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれるように、クリップ19の外側に装着される。スカート部38,38は、連結クリップユニット13がシース11内に装填されて閉じたときに、保持穴31a内に収容されているターン部26を挟み込み、連結リング20をクリップ19と一体化させる。
複数個の止血クリップ体17は、前方に配されているクリップ19のターン部26に後方のクリップ19の爪部23,23を係合することによって1列に連結している。連結リング20は、後方のクリップ19の爪部23,23を覆い、爪部23,23が開かないようにして、クリップ19の連結を維持する。クリップ19の凸部27は、保持穴31aの径よりも大きな幅寸法を有しており、連結リング20の後方に配されたときに、その連結リング20の後端に当接する。これにより、連結リング20は、上述した初期位置から、連結クリップユニット13の後端側への移動が規制される。
図4に示すように、連結用クリップ体18は、最後尾のクリップ19Cのターン部6に係合するダミークリップ47と、ダミークリップ47を保持する連結部材48とから構成されている。ダミークリップ47は、金属製の薄板を屈曲して形成されており、ターン部26と係合する爪部47b,47bと、連結リング20Cの後端に当接する凸部47a,47aを有している。爪部47b,47bは、クリップ19と同様に、外力が加えられていないときに自身の弾性で開き、外側から押されたときに弾性変形して閉じる。連結部材48は、プラスチックで形成された略円柱形状であり、連結リング20と同程度の外径を有している。連結部材48は、操作ワイヤ12と連結する連結部52を有している。
シース11は、例えば、金属ワイヤを密着巻きした可撓性のコイルシースである。シース11の内径は、先のクリップ19のターン部26と、次のクリップ19の爪部23,23との係合が解除される寸法である。すなわち、シース11の内径は、2つの爪部23,23の長さと、ターン部26の爪部23,23が係合する部分の幅とを足し合わせた長さよりも大きい。
操作ワイヤ12は、生体適合性を有する金属で形成された金属ワイヤである。図4に示すように、操作ワイヤ12の先端には、連結用クリップ体18との連結に用いられるフック57が設けられている。フック57は、操作ワイヤ12の先端に取り付けられた前フック58と、後フック59とを備えている。
略四角錐形状の前フック58は、連結部52を構成する一対の弾性アーム53の間に嵌合され、各弾性アーム53の端部に形成された一対の挟持部54と当接する。前フック58と、円柱形状の後フック59との間の操作ワイヤ12は、挟持部54により挟持される。後フック59は、挟持部54の後端に当接する。これにより、操作ワイヤ12の牽引と回転とを連結クリップユニット13に伝達し、シース11の牽引時に生じる摩擦力によって連結クリップユニット13がシース11と一緒に動かないように押さえることができる。
図1に示すように、操作部14は、シース11と操作ワイヤ12とをそれぞれ牽引するシース操作ハンドル63と、ワイヤ操作ハンドル62とを有している。シース操作ハンドル63は、略円筒形状であり、先端にシース11の後端が固定されている。シース操作ハンドル63は、ワイヤ操作ハンドル62の先端に設けられたパイプ64の外側にスライド自在に装着されており、パイプ64に沿ってワイヤ操作ハンドル62側にスライドすることにより、シース11が操作ワイヤ12に対して後端側に牽引される。
ワイヤ操作ハンドル62は、略円筒形状であり、スライド自在な操作レバー66を内蔵した貫通窓65を有している。操作ワイヤ12は、シース操作ハンドル63内を通って、操作レバー66に後端が係止されている。操作レバー66をスライドすると、連結リング20によるクリップ19の締め付けに必要な量だけ、操作ワイヤ12がシース11に対して牽引される。
次に、クリップ処置具10の作用について、簡単に説明する。図5(A)に示すように、連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの先端がシース11の先端に一致するようにシース11内に装填されている。シース11は、生体内に挿入された内視鏡の鉗子チャンネルに挿入される。シース11の先端は、内視鏡先端の鉗子出口から突出して患部に近付けられる。
シース操作ハンドル63を所定量だけ牽引すると、シース11が操作ワイヤ12に対して、所定量だけ後退する。連結リング20A〜20Cは、シース11との間に生じる摩擦力により、シース11とともに後端側に牽引される。しかし、連結リング20A〜20Cは、閉じたスカート部38,38によってクリップ19A〜19Cと一体化し、後方のクリップ19B,19Cの凸部27と、ダミークリップ47の凸部47aとにより後端側への移動が規制されているので、後端側には移動しない。これにより、図5(B)に示すように、シース11の先端から、先頭のクリップ19Aと連結リング20Aとが送り出される。
シース11から出たクリップ19Aは、自身の弾性により爪部23,23を開く。また、図2(A)に示すように、連結リング20Aは、スカート部38,38がシース11の内径よりも広幅に開き、連結リング20Aがシース11内に戻らないように係合する。
クリップ処置具10を移動させて、開放状態にあるクリップ19Aの爪部23,23を患部に押し付ける。この状態で、ワイヤ操作ハンドル62の操作レバー66を引くと、操作ワイヤ12が所定量だけ引っ張られ、連結されている連結用クリップ体18と、複数のクリップ19とが一様に引っ張られる。操作ワイヤ12の牽引操作時には、シース11と連結リング20B,20Cとの間に生じる摩擦力により、連結リング20B,20Cは、シース11とともに元の位置に残ろうとする。しかし、連結リング20B,20Cは、閉じたスカート部38,38によってクリップ19B,19Cと一体化しているので、クリップ19B,19Cとともに移動する。
図5(C)に示すように、シース11から送りだされたクリップ19Aは、連結リング20Aのスカート部38,38が開いているので、スカート部38,38による押圧保持が解除されている。また、連結リング20Aは、スカート部38,38によりシース11内への後退が阻止されている。そのため、先頭のクリップ19Aは、操作ワイヤ12が引かれることにより、連結リング20Aに対して後退する。締付部30がクリップ19Aの凸部27の直下まで押し込まれることにより、連結リング20Aによるクリップ19Aの締め付けが完了する。
クリップ19Aの締め付け完了と同時に、クリップ19Aと次のクリップ19Bの係合部が連結リング20Aの後端から抜け出る。クリップ19Bの腕部25,25は、自身の弾性力によってシース11の内壁に当たるまで拡開し、爪部23,23の間がクリップ19Aのターン部26の幅よりも広く開いて、クリップ19Aとクリップ19Bとの連結が解除される。図5(C)に示すように、シース11の先端を患部から離すと、止血クリップ体17Aがシース11の先端から抜け出る。
操作レバー66の牽引操作をやめると、操作レバー66は図示しないバネの付勢力によって元の位置に復帰する。これにともない、操作ワイヤ12がシース11内で先端側に移動し、連結用クリップ体18、クリップ19B,19Cが押されるので、図5(C)に示すように、2発目のクリップ19Bの先端は、シース11の先端にほぼ一致する位置に移動する。以降、一発目の止血クリップ体17Aと同様に、操作部14を操作して、2発目、3発目の止血クリップ体17B,17Cでクリップ処置を行うことができる。
次に、本発明の連結クリップパッケージについて説明する。図6〜8に示すように、連結クリップパッケージ80は、連結クリップユニット13を収容した円筒形状のケース81と、ケース81の先端が挿入された長方形状の装填治具82とを備えている。装填治具82には、ケース81から装填治具82内に連結クリップユニット13を引き込むクリップ引込み部材83と、操作ワイヤ12と連結用クリップ体18との連結に用いられるスライダ84とが組み込まれている。
ケース81は、内側に円柱状の空間であるクリップ収容部87が設けられている。ケース81の外径、及びクリップ収容部87の内径は、シース11の外径及び内径とほぼ同じである。クリップ収容部87内には、先頭のクリップ19Aがケース81の先端側に配されるように連結クリップユニット13が収容されている。
装填治具82は、ケース81から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を閉じ、シース11内に連結クリップユニット13を装填するための治具である。装填治具82の長手方向の一端部側には、連結クリップユニット13の引込み方向に直交する方向で凹まされた凹部90が形成されている。凹部90内には、ケース81の外径よりもわずかに大きな内径を有し、上部が開放されたケース挿入溝91が形成されている。凹部90内の側面には、ケース挿入溝91に連なるように、同径のケース挿入穴92が形成されている。
ケース挿入溝91及びケース挿入穴92には、ケース81が挿入されている。また、装填治具82からシース11に連結クリップユニット13を装填する際には、ケース挿入溝91及びケース挿入穴92からケース81が抜き取られ、代わりにシース11が挿入される。ケース挿入溝91内に挿入されたケース81、あるいはシース11は、その上部が一部露呈される。したがって、凹部90内を把持することにより、ケース81と装填治具82、あるいはシース11と装填治具82を一緒に保持することができる。
装填治具82の上面には、凹部90に隣接して連結用開口95と、ワイヤ用スリット96とが設けられている。連結用開口95は、操作ワイヤ12のフック57を、連結クリップユニット13の引き込み方向と直交する横方向から装填治具82内に挿入するための開口であり、フック57を横方向から見たときの外径寸法よりも大きな開口面積を有している。ワイヤ用スリット96は、ケース挿入穴92と連結用開口95とを接続するように形成されており、操作ワイヤ12が横から挿入可能な幅寸法を有している。操作ワイヤ12及びフック57は、シース11がケース挿入溝91に挿入されたときに、同時にワイヤ用スリット96及び連結用開口95に挿入され、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18の連結部材48に連結される(図4参照)。
装填治具82内には、ケース挿入穴92の奥に、円柱状の空間であるスカート閉じ通路99が設けられている。スカート閉じ通路99は、シース11及びクリップ収容部87と同じ内径を有しており、その内径面がケース挿入穴92に挿入されたケース81及びシース11の内径面と連接する。スカート閉じ通路99は、クリップ収容部87から引き込まれた連結クリップユニット13の各スカート部38を内径面によって押して閉じる。
クリップ引込み部材83は、装填治具82の長手方向の他端部側から外に突出された略楕円形の牽引部102と、牽引部102が一端に設けられた挿通部103と、挿通部103の他端に設けられた係合部104とを備えている。牽引部102は、環を潰すように弾性変形することができる柔軟性を有しており、内部に指を掛けて装填治具82に対して牽引することができる。挿通部103は、スカート閉じ通路99内に挿通されており、スカート閉じ通路99を貫通する長さを有している。係合部104は、クリップ収容部87に挿入され、先頭のクリップ19Aと係合している。
クリップ引込み部材83は、牽引部102の環を潰すように弾性変形させ、ケース81とともにケース挿入穴92に挿入される。図9に示すように、装填治具82には、ケース挿入溝91が設けられている側と反対側の端部に、スカート閉じ通路99の終端に接続した矩形の牽引穴105が形成されている。ケース挿入穴92から挿入された牽引部102と挿通部103は、スカート閉じ通路99を通り、牽引穴105から装填治具82の外に突出する。連結クリップユニット13は、牽引部102が装填治具82に対して牽引されたときに、係合部104によって先頭のクリップ19Aが引っ張られ、クリップ収容部87からスカート閉じ通路99内に引き込まれる。
スライダ84は、装填治具82の側面に貫通するように設けられたスライダ通路107内に、スライド自在に挿入されている。スライダ84は、装填治具82内に引き込まれた連結用クリップ体18と、連結用開口95から挿入されたフック57とを連結させる際に、スライダ通路107内に押し込まれる。
図10に示すように、ケース81は、半円筒形状の下ケース110と上ケース111とを接合して形成されている。下ケース110と上ケース111には、接合されたときにクリップ収容部87となる半円形の収容凹部110a,111aがそれぞれ設けられている。クリップ収容部87は、先頭のクリップ19Aが収容される先端側、連結用クリップ体18が収容される後端側ともに開口となっている。クリップ収容部87の先端側の開口は、連結クリップユニット13をその先頭側からクリップ収容部87の外に送り出す送出口である。
連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aの爪部23,23が水平方向で開閉するように、クリップ収容部87に収容されている。クリップ19Aは、クリップ収容部87の内壁に押されて閉じ状態となる。上述のとおり、止血クリップ体17A〜17Cは、爪部23,23の開閉方向が交互に90°回転するように連結し、爪部23,23とスカート部38,38との開閉方向も90°ずれている。よって、連結リング20A,20Cは、スカート部38が上下方向で開閉し、連結リング20Bは、スカート部38が左右方向で開閉する。
下ケース110と上ケース111には、連結リング20A,20Cのスカート部38を開いた状態で収容するスカート用開口114が形成されている。また、下ケース110と上ケース111との合せ目には、両者が接合されたときに、連結リング20Bのスカート部38を収容するスカート用開口となる切欠115がそれぞれ形成されている。これにより、ケース81内でスカート部38が閉じ方向に押された状態で保管されることによる、スカート部38の開き方向への復元力(弾性力)の低下を防止することができる。なお、開口に代えて、凹部を設けてもよい。
下ケース110の下部には、ケース81の軸方向に沿って配された突条状の位置決め部117が設けられている。位置決め部117の先端側には、ケース81の軸方向に直交する方向で弾性自在とされた弾性片117aが設けられている。弾性片117aの先端側面には、クリック突起117bが設けられている。
ケース81は、クリップ収容部87内に収容した連結クリップユニット13をケース81の外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下ケース110と上ケース111との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。また、下ケース110と上ケース111とを合せた状態で、外周に透明なプラスチックフイルムを巻き付けてもよい。
図11に示すように、装填治具82は、板状の下治具120、上治具121を接合して形成されている。下治具120の上面120aには、上治具121と接合したときに、ケース挿入溝91及びケース挿入穴92を形成する半円形状のケース用凹部122が形成されている。
ケース用凹部122内には、ケース81が軸方向からケース挿入溝91及びケース挿入穴92に挿入されたときに、位置決め部117が挿入される位置決め溝125が軸方向に沿って設けられている。位置決め部117及び位置決め溝125は、連結クリップユニット13が装填治具82に対して所定の回転位置でセットされるように、装填治具82に対するケース81の挿入姿勢を位置決めする。
位置決め溝125には、ケース81の先端がケース挿入穴92の奥まで挿入されたときに、クリック突起117bと係合するクリック溝(図示せず)が設けられている。クリック突起117b及びクリック溝は、ケース81がケース挿入穴92の奥まで挿入されたことを明確にするとともに、その挿入位置でケース81を係止する。
ケース用凹部122の奥には、上治具121と接合したときにスカート閉じ通路99を形成する半円形状のスカート閉じ凹部128が形成されている。下治具120の長手方向の他端側には、スカート閉じ凹部128から左右方向に広がる矩形の解除用凹部129が形成されている。スカート閉じ凹部128の端部には、牽引穴105を構成する矩形の切欠130が形成されている。
ケース用凹部122の下方には、下治具120と接合したときにスライダ通路107を形成するスライダ用凹部133が形成されている。スライダ用凹部133は、スライダ84の幅寸法とほぼ等しい幅を有する矩形状であり、下治具120の短手方向を貫通するように設けられている。
スライダ用凹部133の略中央部分には、スライダ用凹部133の両辺を接続する板状部からなる接続片136が設けられている。接続片136は、スライダ用凹部133による装填治具82の強度低下を防止するとともに、スライダ84をスライダ通路107に押し込んだときのストッパとなる。接続片136には、ケース用凹部122の一部が設けられている。このケース用凹部122内には、スライダ用凹部133と連なるように貫通された連結補助開口136aが形成されている。
上治具121の下面121aには、下治具120と同様に、ケース挿入溝91を形成するケース用切欠139と、ケース挿入穴92を形成する半円形状のケース用凹部140とが形成されている。また、下面121aには、スカート閉じ通路99を形成するスカート閉じ凹部141と、解除用凹部142が形成されている。切欠143は、切欠130と同形状であり、切欠130とともに牽引穴105を形成する。更に、ケース用凹部140の下には、スライダ通路107を形成するスライダ用凹部144と、接続片145と、連結補助開口145aとが形成されている。連結補助開口145aは、連結用開口95と対面している。
図12に示すように、解除用凹部129と解除用凹部142は、下治具120と上治具121とを接合したときに、スカート閉じ通路99の左右方向に張り出した解除溝148を形成する。解除溝148の上下方向の寸法は、クリップ19の凸部27の幅よりも大きい。また、解除溝148の左右方向は、先頭のクリップ19Aの腕部25,25が、クリップ引込み部材83の係合部104との係合を解除する程度まで開くことができる幅寸法を有している。解除溝148は、連結用クリップ体18の連結部52が、連結補助開口145aに対面する位置に到達したときに、先頭のクリップ19Aが解除溝148内に到達するように配置されている。
装填治具82は、連結クリップユニット13、ケース81、クリップ引込み部材83、スライダ84等が外側から視認できるように、例えば、透明なプラスチックで形成されている。下治具120と上治具121との接合には、例えば、接着剤を用いた接着、あるいは超音波等を用いた溶着、係合爪による係合等を用いることができる。
図10に示すように、係合部104は、連結リング20と同じ外径を有し、上下方向に配された一対のガイド片104a,104aを有している。ガイド片104a,104aの間には、ガイド片104a,104aの間隔を保つリブ104bが一体に設けられている。リブ104bの両側面には、挿通部103寄りの位置に、左右方向に突出した係合片104c、104cが一体に形成されている。
図13(A)に示すように、係合部104は、連結クリップユニット13とともにケース81のクリップ収容部87に収容されている。先頭のクリップ19Aは、クリップ収容部87に押されて閉じ状態となり、爪部23,23を係合片104c,104cに係合している。牽引部102を装填治具82に対して牽引すると、挿通部103は、スカート閉じ通路99内を移動し、係合部104がクリップ収容部87からスカート閉じ通路99内に移動する。
図13(B)に示すように、連結クリップユニット13は、係合部104に引っ張られてスカート閉じ通路99内に引き込まれる。先頭のクリップ19Aは、解除溝148内に到達すると自身の弾性によって開放状態に変位し、係合部104との係合を解除する。これにより、連結クリップユニット13は、連結用クリップ体18の連結部52が、ケース挿入穴92内で連結補助開口145aに対面するように、スカート閉じ通路99内で停止される。
なお、止血クリップ体17は、爪部23,23の開閉方向と、スカート部38,38の開閉方向とが90°ずれているので、先頭のクリップ19Aが解除溝148内にあるときでも、先頭の連結リング20Aのスカート部38,38が開くことはない。
図10に示すように、クリップ引込み部材83の挿通部103は、挿通方向に沿い、かつ挿通方向に直交する方向において所定の間隔で配された、少なくとも2枚の弾性自在な板状部103a,103aから構成されている。図14に示すように、挿通部103の断面形状は、所定の間隔を含む2枚の板状部103a,103aの断面の外縁を結んだ形状となる。この断面形状は、牽引穴105と相似形状であり、挿通方向を中心とする回転方向で牽引穴105と係合する。
牽引部102を装填治具82に対して牽引する際に、牽引部102が装填治具82に対して捩じれてしまうことがある。しかし、挿通部103は牽引穴105内で回転しないので、牽引部102の捩れが係合部104に伝わらない。これにより、先頭のクリップ19Aの腕部25,25が捩じれ、あるいは各クリップ19の連結が外れる等、連結クリップユニット13の破損を防止することができる。また、挿通部103は、牽引部102と牽引穴105との間で、各板状部103aが、板状部103a,103aの間の空間を利用して弾性変形することにより、牽引部102の捩れを吸収する。これにおり、牽引部102を捩じりながら牽引することもでき、操作性が向上する。
また、各板状部103a,103aには、挿通方向で同じ位置に、3対の係合穴103b〜103dが形成されている。図14及び図15(A)に示すように、牽引部102側の係合穴103b,103bは、クリップ引込み部材83が装填治具82から牽引されていない初期位置にあるときに、牽引穴105の上下面に形成された突起105a,105aと係合する。これにより、連結クリップパッケージ80の未使用時に、クリップ引込み部材83が装填治具82から不用意に牽引されるのを防止することができる。
図13(B)に示すように、2番目の係合穴103c,103cは、先頭のクリップ19Aが解除溝148に到達する解除位置までクリップ引込み部材83が牽引されたときに、突起105a,105aと係合する。これにより、クリップ引込み部材83が解除位置でいったん停止するので、係合部104と先頭のクリップ19Aとの係合解除を確実にし、連結クリップユニット13の停止位置精度を向上させることができる。
係合部104側の係合穴103d,103dは、係合部104がスカート閉じ通路99の終端に当接する終端位置まで牽引されたときに突起105a,105aと係合する。これにより、連結クリップユニット13を装填治具82に引き込んだ後で、クリップ引込み部材83が装填治具82内に戻るのを防止することができる。
図15(B)に示すように、クリップ引込み部材83の牽引中には、2枚の板状部103a,103aが突起105a,105aに当接して撓む。この板状部103a,103aの撓みに牽引部102の捩れが加わると、2枚の板状部103a,103aが互いに接する場合がある。そのため、2枚の板状部103a,103aの厚みTと間隔Sは、2枚の板状部103a,103aが互いに接するように変形したときでも、回転方向で牽引穴105に係合し、かつ挿通部103が所定の強度及び弾性が得られるように設定することが好ましい。
クリップ引込み部材83を構成する牽引部102、挿通部103、係合部104は、例えば、適度な弾性を有するプラスチックによって一体に形成されている。なお、挿通部103と係合部104とを別体で形成し、装填治具82内で連結させてもよい。
図16に示すように、スライダ84は、スライダ通路107への押し込み操作に用いられる操作部154と、操作部154から二股状に設けられて上下方向で対面する下片155及び上片156とが、プラスチックによって一体に成形されている。下片155及び上片156は、それぞれ下治具120及び上治具121のスライダ用凹部133、144内に挿入され、接続片136、145を挟み込む。
下片155の上面と上片156の下面とには、シース11及びケース81の外径と同じ内径を有する第1凹部159,159、第2凹部160,160がそれぞれ形成されている。スライダ84は、先端側の第1凹部159,159がケース挿入穴92に合致する初期位置と、第2凹部160,160がケース挿入穴92に合致する連結位置との間でスライド自在とされている。装填治具82の接続片136及び145は、スライダ84が連結位置にスライドしたときに、スライダ84の内面に当接して、それ以上のスライドを阻止する。
第1凹部159,159及び第2凹部160,160は、装填治具82の連結補助開口136a,145aに対面して、ケース挿入穴92の一部を構成する。ケース挿入穴92にケース81またはシース11が挿入されているときには、第1凹部159,159または第2凹部160,160がその外周面に噛合するので、スライダ84のスライドが禁止される。
下片155の先端側側面には、スライダ84の幅方向において弾性自在な弾性片163が形成されている。この弾性片163の先端には、スライダ84の幅方向に突出したクリック突起164が設けられている。クリック突起164は、スライダ84が初期位置にあるときに、下治具120のスライダ用凹部133内に設けられたクリック溝165に係合し、スライダ84が連結位置にスライドしたときに、クリック溝166(図11参照)に係合する。
スライダ84の上片156には、上片156の幅を半分程度にする切欠169が先端側に形成されている。切欠169は、スライダ84が初期位置にあるときに、連結用開口95と連結補助開口145aとの間を連絡させる。これにより、フック57をその横方向から連結部材48に連結させることができる。
上片156の下面には、初期位置から連結位置にスライドされたときに、連結補助開口145aを通してケース挿入穴92内のフック57を押圧し、連結用クリップ体18の連結部材48にフック57を連結させる連結補助部172が設けられている。連結補助部172は、スライダ84の挿入方向において、切欠169から第2凹部160に向かって緩やかに下降する第1斜面172aと、第1斜面172aよりも急な角度で、第1斜面172aから第2凹部160に向かって下降する第2斜面172bとを備えている。
連結用開口95に横方向からフック57を挿入し、スライダ84をスライダ通路107内に押し込むと、連結補助部172の第1斜面172aが前フック58及び後フック59に当接し、これらを下方に向けて徐々に押圧する。これにより、前フック58が弾性アーム53,53を弾性変形させてその間に入り込み、操作ワイヤ12も挟持部54,54を押し広げて両者の間に入り込む。第2斜面172bは、スライダ84の押し込み操作に応じて、前フック58及び後フック59を下方に向けて急激に押圧する。これにより、前フック58が弾性アーム53,53の間に挿入され、操作ワイヤ12が挟持部54,54の間に挟み込まれる。また、後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
連結クリップユニット13のケース81への収納は、次のように行う。まず、クリップ19A〜19Cに連結リング20A〜20Cを装着し、止血クリップ体17A〜17Cを形成する。クリップ19に装着された連結リング20を締付部30が凸部27に当接する位置まで移動させ、連結リング20の後端からターン部26を露出させる。連結リング20の保持部31に形成されたスリット44をめくり、クリップ19のターン部26に次のクリップ19の爪部23,23を係合させる。締付部30が交差部24の近傍の初期位置にセットされるように連結リング20を移動させ、連結リング20で各クリップ19の連結を維持させる。最後端のクリップ19Cには、同様の方法で連結用クリップ体18を連結させる。
連結クリップユニット13を、各スカート部38がスカート用開口114に挿入されるように下ケース110に収納する(図10参照)。クリップ引込み部材83の係合部104も下ケース110に収容し、先頭のクリップ19Aの腕部25,25を閉じて、爪部23,23を係合片104cに係合させる。その後、上ケース111を下ケース110に被せて両者を接合し、ケース81を形成する。
装填治具82は、下治具120と上治具121とが接合されて形成される。スライダ通路107内には、スライダ84が挿入され、第1凹部159,159がケース挿入穴92に合致する位置で停止される。なお、スライダ84の停止位置は、クリック突起164とクリック溝165とが係合する際のクリック感により知ることができる。
クリップ引込み部材83は、牽引部102を潰して、ケース挿入溝91及びケース挿入穴92から挿入する。挿通部103は、スカート閉じ通路99内に挿通され、牽引部102は、牽引穴105から装填治具82の外に突出される。挿通部103の係合穴103b103bは、牽引穴105内の突起105a,105aに係合する。
ケース81は、位置決め部117が位置決め溝125に挿入されるように、先端側からケース挿入穴92の奥まで軸方向に挿入される。これにより、装填治具82内では、クリップ収容部87とスカート閉じ通路99の各内径面が連接する。なお、ケース81がケース挿入穴92の奥まで挿入されたことは、クリック突起117bが位置決め溝125内のクリック溝に係合する際のクリック感により知ることができる。
次に、図17〜19を参照して、連結クリップパッケージ80から、シース11に連結クリップユニット13を装填する方法について説明する。
図6に示すように、凹部90を利用してケース81と装填治具82とを一緒に保持し、牽引部102を装填治具82から牽引する。図15(A)に示すように、係合穴103b,103bは、突起105a,105aに係合しているが、同図(B)に示すように、挿通部103の2枚の板状部103a,103aを互いに接するように弾性変形させ、簡単に係合を解除することができる。
図17(A)に示すように、牽引部102の牽引操作により、挿通部103は、装填治具82から引き出される。係合部104は、挿通部103に追随してスカート閉じ通路99内に移動する。連結クリップユニット13は、先頭のクリップ19Aが係合部104に引っ張られてクリップ収容部87からスカート閉じ通路99に引き込まれる。
クリップ引込み部材83の牽引時に、牽引部102が装填治具82に対して捩じれることがあるが、挿通部103が牽引穴105に回転方向で係合しているので、牽引部102の捩れは連結クリップユニット13に伝わらない。また、挿通部103が弾性によって捩れを吸収するので、牽引部102が捩じれても牽引操作は可能である。
スカート閉じ通路99内に引き込まれた連結クリップユニット13は、各連結リング20の各スカート部38がスカート閉じ通路99の内壁に押されて閉じていく。各連結リング20は、後方のクリップ19の凸部27に後端が当接して移動が制限されるので、クリップ19と連結リング20との間に位置ずれは生じない。
図13(B)に示すように、先頭のクリップ19Aが解除溝148に到達すると、係合穴103c,103cが牽引穴105内の突起105a,105aに係合し、クリップ引込み部材83の牽引が停止する。連結クリップユニット13は、連結部材48が装填治具82の連結用開口95に対面する位置で停止される。クリップ19Aは、腕部25,25が解除溝148内で解放状態となり、爪部23,23と係合部104との係合が解除される。
クリップ引込み部材83は、係合穴103c,103cと突起105a,105aとの係合解除後、係合穴103d,103dが突起105a,105aに係合する終端位置まで牽引される。
図17(B)に示すように、ケース81は、ケース挿入穴92から軸方向に抜き取られる。ケース81が抜き取られると、ケース挿入穴92から、連結用クリップ体18の連結部材48の一部が露呈される。連結部材48の連結部52は、連結補助開口145aとスライダ84の切欠169とを介して、連結用開口95に対面する。
シース11の先端からは、ワイヤ操作ハンドル62に対するシース操作ハンドル63の牽引操作により、操作ワイヤ12とフック57とが予め突出している。図18(A)に示すように、シース11と操作ワイヤ12及びフック57は、ケース挿入溝91、ワイヤ用スリット96及び連結用開口95に対し、装填治具82の上方から、横方向に挿入される。シース11等の挿入後、シース11と装填治具82は、凹部90を利用して一緒に保持される。前フック58は、四角柱部58aの角部が弾性アーム53,53の間に挿入される。
スライダ84をスライダ通路107に押し込むと、連結補助部172の第1斜面172a及び第2斜面172bが前フック58及び後フック59を下方に向けて押圧する。図18(B)に示すように、スライダ84によって押圧された前フック58は、弾性アーム53,53の間に挿入される。また、操作ワイヤ12は、挟持部54,54に挟み込まれる。後フック59は、挟持部54,54の後端面に当接する。
図19(A)に示すように、装填治具82に対してクリップ処置具10全体が押圧される。これにより、シース11がケース挿入穴92の奥まで押し込まれ、シース11の内径面とスカート閉じ通路99の内径面とが連接する。また、後フック59に押された連結クリップユニット13は、スカート閉じ通路99内を前進する。
なお、スカート閉じ通路99は、移動後のクリップ19Aと係合部104とが干渉しない長さに設定されているので、クリップ19Aが破損することはない。また、クリップ19とスカート部38の開閉方向は、連結リング20の中心軸に対して90度ずれるように配置されているので、スカート部38が解除溝148によって開くことはない。
次に、操作ワイヤ12をシース11に対して牽引する。例えば、ワイヤ操作ハンドル62をシース操作ハンドル63に対して引くことにより、操作ワイヤ12をシース11に対して大きく動かすことができる。
図19(B)に示すように、操作ワイヤ12が牽引されると、操作ワイヤ12に接続されている連結クリップユニット13は、その後端側からシース11内に一緒に引き込まれていく。連結クリップユニット13の装填中、スカート閉じ通路99とシース11の内径面とが連接しているので、スカート部38を閉じたまま連結クリップユニット13を移動することができ、抵抗を小さくすることができる。これにより、各クリップ19A〜19Cと各連結リング20A〜20Cとの間に位置ずれが生じさせることなく、連結クリップユニット13をシース11内に装填することができる。
シース操作ハンドル63がワイヤ操作ハンドル62の最初のノッチ69に係合したときに、連結クリップユニット13の装填が完了する。連結クリップユニット13が装填されたシース11は、装填治具82から抜きとられる。
以上で説明したように、本発明の連結クリップパッケージ80によれば、先頭のクリップ19Aが解除溝148内に到達したときに、係合穴103c,103cと突起105a,105aとが係合してクリップ引込み部材83が係止される。これにより、クリップ19Aと係合部104との係合状態や、クリップ引込み部材83の牽引速度に関わらず、クリップ19Aと係合部104との係合解除を確実に行うことができるので、装填治具82内での連結クリップユニット13の停止位置精度が向上する。
また、クリップ引込み部材83は、初期位置にあるときに係合穴103b,103bと突起105a,105aとが係合しているので、装填治具82から不用意に牽引されることはない。更に、クリップ引込み部材83がスカート閉じ通路99の終端まで牽引されたときには、係合穴103d,103dと突起105a,105aとを係合させて、クリップ引込み部材83を係止することができる。これにより、クリップ引込み部材83が装填治具82内に押し込まれて連結クリップユニット13の破損するのを防止することができる。
更に、挿通部103の係合穴103b〜103dと突起105aとの係合解除が、挿通部103の板状部103aを弾性変形させるだけで簡単に行うことができるので、操作性が向上する。
上記実施形態では、挿通部103に係合穴103b〜103dを形成し、牽引穴105内に突起105aを設けたが、挿通部103に突起を設け、牽引穴内に係合穴を設けてもよい。また、クリップ引込み部材83が初期位置にあるときに突起105aと係合する係合穴103bを設けたが、例えば、スライダ84等を用いてクリップ引込み部材83を初期位置で係止する場合には、係合穴103bを設けなくてもよい。
上記各実施形態では、ケース81を円筒形状、装填治具82を板形状としたが、これらに限定されない。また、連結用クリップ体18の連結部52に対し、フック57を上方から挿入して連結させたが、軸方向から挿入して連結させてもよい。
クリップ19同士を直接係合させて連結する以外に、連結リング20と協働する別の部材(例えば、連結フック等のクリップ用の連結部材)を介して、クリップ19同士を連結させてもよい。
また、本発明は、クリップを締め付ける筒状部材を有しない連結クリップユニット、スカート部を有しない筒状部材を用いる連結クリップユニット等をシースに装填する際にも適用することができる。
連結クリップユニットは、ケース内に収容している間の振動や衝撃等によって、各クリップ間で位置ずれが生じ、またはケース内で各クリップに捩じれが生じて、連結状態が乱れてしまうことがある。例えば装填治具に、各クリップの連結状態を整える機能等を設ければ、クリップ処置時に発生する不具合を効果的に防止することができるので、筒状部材やスカート部を有しない連結クリップユニットに対しても効果を得ることができる。なお、装填治具により各クリップの連結状態を整える手法としては、例えば、装填治具内に設けた連結クリップユニットの収容スペース内に、各クリップの間隔、各クリップの回転位置等を調整する溝や突起等を設けておくことができる。
以上、本発明に係る連結クリップパッケージについて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。また、本発明の連結クリップパッケージおよび連結クリップの装填方法を用いる連発式クリップ処置具は、軟性鏡のほか、硬性鏡にも用いることができる。
上記各実施形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)前記連結クリップユニットは、前記各クリップとともに前記シースに装填される複数の筒状部材を備えており、前記筒状部材は、前記クリップとともに前記シースの先端から送り出されたときに、弾性によって半径方向に開いて前記シースの先端に係合するスカート部を有し、前記クリップが前記シース内に引き込まれる方向に移動したときに、前記クリップを締め付けることを特徴とする連結クリップパッケージ。
(付記2)付記1記載の連結クリップパッケージにおいて、前記筒状部材は、前記各クリップの外側に装着され、後方に配された前記クリップの一部を覆って連結状態を維持するとともに、後方に配された前記クリップによって後端側への移動が規制されていることを特徴とする連結クリップパッケージ。
(付記3)付記2記載の連結クリップパッケージにおいて、前記スカート部は、閉じたときに、前記筒状部材内の前記クリップを押圧して保持することを特徴とする連結クリップパッケージ。
(付記4)付記1〜3いずれか記載の連結クリップパッケージにおいて、前記ケースは、前記シースの先端開口と略同じ内径を持ち、前記連結クリップユニットを収容するクリップ収容部と、前記クリップ収容部内に形成され、前記クリップ収容部に収容した前記連結クリップユニットの各スカート部を開いた状態で収容する複数の開口または凹部と、前記連結クリップユニットをその先頭側から前記クリップ収容部の外に送り出す送出口とを有することを特徴とする連結クリップパッケージ。
(付記5)付記4記載の連結クリップパッケージにおいて、前記装填治具は、前記ケースが接続されるケース接続部と、前記クリップ収容部と略同じ内径を持つスカート閉じ通路であり、前記ケース接続部に前記ケースが接続されたときに、前記送出口に対面して前記クリップ収容部と内径面同士が連接し、前記クリップ収容部から送り込まれた前記連結クリップユニットのスカート部を閉じるスカート閉じ通路とを有することを特徴とする連結クリップパッケージ。
連発式クリップ処置具の一例を示す斜視図である。 連発式クリップ処置具のシース先端側の断面図である。 クリップ及び連結リングの斜視図である。 最後尾の止血クリップ体と、連結用クリップ体、操作ワイヤの連結状態を示す斜視図である。 連発式クリップ処置具のクリップ処置操作における段階的な状態を示す部分断面図である。 連結クリップパッケージの斜視図である。 連結クリップパッケージの断面図である。 連結クリップパッケージの分解斜視図である。 装填治具の牽引穴を示す斜視図である。 連結クリップユニットと、ケース及びクリップ引込み部材の斜視図及び分解斜視図である。 装填治具の分解斜視図である。 装填治具の解除溝を表す断面図である。 解除溝により連結クリップユニットとクリップ引込み部材との係合が解除される状態を示す断面図である。 軸方向から見た、挿通部と牽引穴との係合状態を示す断面図である。 挿通部と牽引穴との係合状態を示す断面図である。 スライダの斜視図である。 ケースから装填治具に連結クリップユニットを引き込み、装填治具からケースを抜き取った状態を示す断面図である。 シース等を装填治具に挿入し、連結クリップユニットと操作ワイヤとを連結させた状態を示す断面図である。 シースを装填治具に挿入し、装填治具からシース内に連結クリップユニットを引き込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
10 クリップ処置具
11 シース
12 操作ワイヤ
13 連結クリップユニット
14 操作部
17 止血クリップ体
18 連結用クリップ体
19 クリップ
20 連結リング
23 爪部
27 凸部
38 スカート部
80 連結クリップパッケージ
81 ケース
82 装填治具
83 クリップ引込み部材
99 スカート閉じ通路
102 牽引部
103 挿通部
103a 板状部
103b〜103d 係合穴
104 引っ張り部
105 牽引穴
105a 突起

Claims (5)

  1. 1列に並べて連結した複数のクリップを有する連結クリップユニットと、
    前記連結クリップユニットを収容するケースと、
    前記ケースと接続し、前記ケースから送り込まれた前記連結クリップユニットを収容して、処置具のシースに前記連結クリップユニットを装填する装填治具と、
    前記装填治具内に挿通され、前記ケース内で先頭の前記クリップと係合する係合部と、前記係合部が一端に設けられ、前記装填治具に形成された牽引穴から前記装填治具の外に突出する挿通部と、前記挿通部の他端に形成され、前記装填治具に対して牽引されたときに、前記挿通部及び前記係合部を介して、前記ケース内の前記連結クリップユニットを前記装填治具内に引き込む牽引部とを有するクリップ引込み部材と、
    前記挿通部に設けられ、前記クリップ引込み部材が前記装填治具に対して所定の位置にあるときに、前記牽引穴内に設けられた係止手段に係合して前記クリップ引込み部材を係止する被係止手段とを備えたことを特徴とする連結クリップパッケージ。
  2. 前記装填治具は、前記連結クリップユニットの最後尾に設けられた連結部材が、前記シース内の操作ワイヤと連結する連結位置に到達したときに、先頭の前記クリップと前記係合部との係合を解除する係合解除手段を有しており、前記被係止手段は、前記係合解除手段の作動時に前記係止手段と係合する位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の連結クリップパッケージ。
  3. 前記被係止手段は、前記クリップ引込み部材が前記装填治具内の終端まで牽引されたときに、前記係止手段と係合する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の連結クリップパッケージ。
  4. 前記被係止手段は、前記クリップ引込み部材が前記装填治具から牽引されていない初期位置にあるときに、前記係止手段と係合する位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の連結クリップパッケージ。
  5. 前記挿通部は、挿通方向に沿い、かつ前記挿通方向に直交する方向において所定の間隔で配された少なくとも2枚の弾性自在な板状部を有し、前記被係止手段は、前記各板状部に形成された係合穴であり、前記係止手段は、前記係合穴に係合する突起であって、2枚の前記板状部が互いに接する方向に弾性変形したときに、前記係合穴と前記突起との係合が解除されることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の連結クリップパッケージ。
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