JP2010011062A - 送信装置及び電源電圧設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム帯域内で送信周波数帯域(帯域幅と周波数位置)が変動するような移動体通信システムにおいて、電力効率を向上させること。
【解決手段】歪み判定部130は、送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定する。LUT選択部142は、歪み判定部130の判定結果及び変調信号の変調方式に基づいて、LUT141が保持する複数の電源電圧テーブルから、電源電圧テーブルを選択する。電源電圧設定部140は、送信電力に応じた電源電圧を、パワーアンプ160の電源電圧として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信装置及び電源電圧設定方法に関する。
近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後は、さらに高速な伝送に対する要求がさらに高まるであろうと予想される。そのため、限られた周波数資源をより効率よく利用して、高い伝送効率を実現する無線伝送技術が求められている。
このような要求に応え得るため、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)では、周波数スケジューリング送信を行うことが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
周波数スケジューリング送信では、基地局が各端末の周波数帯域毎の上り回線品質に基づいて各端末に対して適応的に送信周波数帯を割り当てるため、効率良く通信を行うことができる。
一般に、送信増幅器に供給する電源電圧を下げることで飽和電力を下げ、低出力電力時の効率を向上させる技術が知られている。また、特許文献1には、送信信号のピーク電力の大きさに応じて、所望の送信電力を得るために必要な最低限の飽和電力レベルが変動することに着目し、送信電力及び変調方式に対応した最適な電源電圧を設定することにより、低出力電力時の効率を向上させる方法が開示されている。このように、送信増幅器の飽和電力を下げると、送信増幅器を高効率で動作させることができる。
しかし、送信増幅器を飽和させて非線形で用いると、相互変調歪みが発生する。3次歪み、5次歪み等の低次の相互変調歪みは、所望送信信号の周波数の近傍に現れるため、隣接チャネルに影響を及ぼす。そのため、3GPP LTEでは、ACLR(Adjacent Channel Leakage Power:隣接チャネル漏洩電力比)等の歪み規定が定められており、送信装置は、これら歪み規定を満たす必要がある。
以下、図面を用いて説明する。
図9A,図9Bは、LTEの送信信号の周波数特性を例示した図である。図9Aは、送信信号の帯域がLTEの自チャネルの最大帯域幅に等しい場合の周波数特性を示し、図9Bは、送信信号の帯域幅がLTEの自チャネルの最大帯域幅に比べ狭い場合の周波数特性を示している。なお、図9A,図9Bにおいて、斜線が付された部分は、相互変調歪みを示している。
図9A,図9Bから分かるように、所望送信信号の帯域幅が広いほど、相互変調歪みの帯域幅は広がる。3次歪みは、所望送信信号の帯域幅の3倍に広がって発生し、5次歪みは、所望送信信号の帯域幅の5倍に広がって発生する。すなわち、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩する電力は、送信信号帯域(自チャネル内の送信周波数、信号帯域幅)によって変動する。
送信増幅器の飽和電力を下げると、送信増幅器を高効率で動作させることができるものの、相互変調歪みの影響が大きくなる。しかし、図9Bに示したように、送信信号帯域幅が、自チャネルの最大帯域幅に比べ狭いような場合には、隣接チャネルに漏れ込む相互変調歪みが小さくなるため、飽和電力をさらに下げても、ACLR規定を満たすような場合がある。したがって、LTEでは、送信電力及び変調方式が同じであっても、送信信号帯域によって、相互変調歪みが及ぼす影響が変わる。
R1-050604 "Downlink Channelization and Multiplexing for EUTRA"3GPP TSG RAN WG1 Ad Hoc on LTE,Sophia Antipolis, France, 20 - 21 June, 2005 特開平11−251934号公報
しかしながら、送信信号帯域が変動するような場合に、特許文献1に開示される方法を適用して、隣接チャネルに漏れ込む歪みの規定を満足しつつ、かつ、送信増幅器を最も効率が高い状態で動作させたとしても、EVM(Error Vector Magnitude:変調精度)や自チャネル内の無送信周波数帯への規定を満足することができるとは限らない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、システム帯域内で送信周波数帯域が変動するような移動体通信システムにおいて、電力効率を向上させることができる送信装置及び電源電圧設定方法を提供することを目的とする。
本発明の送信装置は、入力データに基づいて、変調信号を生成する変調手段と、前記変調信号を増幅して送信信号を得る増幅器と、前記送信信号の送信電力を設定する制御手段と、前記送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果及び前記変調信号の変調方式に基づいて、前記送信増幅器の電源電圧を前記送信電力に応じて設定する設定手段と、設定した前記電源電圧を、前記増幅器の電源電圧として供給する供給手段と、を具備する構成を採る。
本発明の電源電圧設定方法は、増幅器の電源電圧設定方法であって、入力データに基づいて生成された変調信号を増幅して送信信号を得る第1のステップと、前記送信信号の送信電力を設定する第2のステップと、前記送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果及び前記変調信号の変調方式に基づいて、前記増幅器の電源電圧を前記送信電力に応じて設定する第4のステップと、を有するようにした。
本発明によれば、システム帯域内で送信周波数帯域が変動するような移動体通信システムにおいて、電力効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態に係る送信装置の要部構成を示す。本実施の形態は、例えば、当該送信装置を3GPP LTEにおける端末装置に適用した例である。
図1の送信装置100は、変調部110、TPC(Transmitting Power Control)制御部120、歪み判定部130、電源電圧設定部140、電源電圧供給部150、及び、パワーアンプ(送信増幅器)160を備えて構成される。
変調部110は、ディジタル変調部111、ディジタルゲイン部112、DAC(Digital to Analog Convertor)113、直交変調部114、及びVGA(Variable Gain Amplifier:可変利得アンプ)115を備える。
ディジタル変調部111は、入力データに基づいてディジタルIQ信号を生成し、生成したディジタルIQ信号をディジタルゲイン部112に出力する。なお、ディジタル変調部111は、QPSK変調、16QAM変調等の変調方式を示す変調情報に応じて、ディジタルIQ信号を生成する。ディジタルゲイン部112は、ディジタルIQ信号の振幅を増幅し、増幅後のディジタルIQ信号をDAC113に出力する。DAC113は、増幅後のディジタルIQ信号をD/A変換し、D/A変換後のアナログIQ信号を直交変調部114に出力する。直交変調部114は、DA変換後のアナログIQ信号を直交変調して直交変調信号を生成し、生成した直交変調信号をVGA115に出力する。VGA115は、直交変調信号の振幅を調整し、振幅調整後の直交変調信号をBPF116に出力する。
BPF(Band Pass Filter:バンドパスフィルタ)116は、振幅調整後の直交変調信号に帯域制限を施し、帯域制限後の直交変調信号をパワーアンプ160に出力する。なお、BPF116は、VGA出力の帯域外スプリアス輻射レベルが小さい場合においては、省略しても良い。
TPC制御部120は、送信電力制御信号に基づいて、送信電力(出力電力)を設定し、設定した送信電力の情報を電源電圧設定部140に出力する。
歪み判定部130は、送信信号の送信帯域幅FW及び周波数位置に基づいて、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否かを判定し、判定結果を電源電圧設定部140に出力する。なお、歪み判定部130の詳細については、後述する。
電源電圧設定部140は、歪み判定部130の判定結果と変調情報とに基づいて、送信電力(出力電力)に応じて、パワーアンプ160の電源電圧を設定し、設定した電源電圧を電源電圧供給部150に出力する。電源電圧設定部140については、後述する。
電源電圧供給部150は、DAC151及びDC−DC変換器152を備える。DAC151は、電源電圧設定部140から出力される電源電圧をDA変換し、DA変換後の電源電圧をDC−DC変換器152に出力する。DC−DC変換器152は、DA変換後の電源電圧に応じて、バッテリーから供給される電池電圧を所望の電圧に変換し、変換後の所望の電源電圧(Vcc)を、パワーアンプ160の電源端子に印加する。
次いで、図2を用いて、歪み判定部130について説明する。
図2は、LTEにおける送信信号の周波数特性の一例を示した図である。なお、図2に示す例では、自チャネルに、自チャネルの下位周波数側には第1の隣接チャネルが隣接し、自チャネルの上位周波数側には第2の隣接チャネルが隣接されている。ここで、自チャネルとは、送信装置100が適用される通信システムに割り当てられる周波数帯域をいう。また、隣接チャネルとは、送信装置100が適用される通信システムの周波数帯域(自チャネル)に隣接し、他の通信システムに割り当てられる周波数帯域をいう。なお、自チャネルの通信システムの方式と、隣接チャネルの通信システムの方式とは、同一でもよいし異なっていてもよい。図2は、送信信号の信号帯域幅が自チャネルの最大帯域幅に比べ狭い場合の周波数特性を示す。
図2において、FWは、自チャネルの信号帯域幅を示し、FW1は、自チャネルの送信帯域の下端周波数f1から、第1の隣接チャネルに対するACLRを算出するための積分帯域の上端周波数fd2までの周波数の差(以下「第1の周波数差」ともいう)を示す。また、FW2は、自チャネルの送信帯域の上端周波数f2から、第2の隣接チャネルのACLRを算出するための積分帯域の下端周波数fu1までの周波数の差(以下「第2の周波数差」ともいう)を示す。また、FWの下位周波数側及び上位周波数側で斜線が付された部分は、相互変調歪みを示す。
歪み判定部130は、自チャネルの送信帯域幅FW、第1の周波数差FW1、及び、第2の周波数差FW2を用いて、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否かを判定する。
一般に、相互変調歪みのうち、3次歪みは、送信帯域幅FWの3倍に広がり、5次歪みは、送信帯域幅FWの5倍に広がる。すなわち、FW1/FW<1の場合、隣接チャネルに3次歪みが漏洩し、FW2/FW<2の場合、隣接チャネルに5次歪みが漏洩する。
そこで、歪み判定部130は、自チャネルの送信帯域幅FW及び第1の周波数差FW1が、式(1)を満たすか否かに応じて、相互変調歪みが、第1の隣接チャネルに漏れ込むか否か判定する。
FW1/FW<TH1 …(1)
式(1)において、閾値TH1は、判定したい相互変調歪みの次数に応じて変わり、3次歪みのみを判定したい場合には、閾値TH1=1とし、5次歪みまでを判定したい場合には、閾値TH1=2とする。
式(1)が満たされる場合、歪み判定部130は、相互変調歪みが第1の隣接チャネルに漏洩すると判定する。
同様に、歪み判定部130は、送信帯域幅FW及び第2の周波数差FW2が、式(2)を満たすか否かに応じて、相互変調歪みが、第2の隣接チャネルに漏れ込むか否か判定する。
FW2/FW<TH2 …(2)
式(1)と同様に、式(2)において、閾値TH2は、判定したい相互変調歪みの次数に応じて変わり、3次歪みのみを判定したい場合には、閾値TH2=1とし、5次歪みまでを判定したい場合には、閾値TH2=2とする。
式(2)が満たされる場合、歪み判定部130は、相互変調歪みが第2の隣接チャネルに漏洩すると判定する。
このようにして、歪み判定部130は、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否かを判定し、判定結果を、電源電圧設定部140に出力する。
次いで、電源電圧設定部140について説明する。
電源電圧設定部140は、LUT(Look Up Table)141及びLUT(Look Up Table)選択部142を備えて構成される。
LUT141は、第1のテーブル(LUT#1)群及び第2のテーブル(LUT#2)群を保持する。第1のテーブル群には、出力電力(送信電力)と、当該出力電力を得ることができかつ隣接チャネルの歪み規定を満たす最小の電源電圧と、が対応付けられた電源電圧テーブルが、変調方式毎に複数保持されている。第2のテーブル群には、出力電力(送信電力)と、当該出力電力を得ることができかつ自チャネルの歪み規定を満たす最小の電源電圧と、が対応付けられた電源電圧テーブルが、変調方式毎に複数保持されている。
LUT選択部142は、先ず、歪み判定部130の判定結果に基づいて、第1のテーブル群又は第2のテーブル群のいずれか一方を選択する。続いて、LUT選択部142は、選択したテーブル群から、変調信号の変調方式に基づいて、電源電圧テーブルを選択する。すなわち、送信信号の周波数帯域(送信周波数及び信号帯域幅)と隣接チャネルとの関係及び変調信号の変調方式に応じて、電源電圧テーブルが切り替えられることになる。
このように、LUT選択部142は、歪み判定部130の判定結果と変調情報とに基づいて、LUT141に保持される第1又は第2のテーブル群から、適切な電源電圧テーブルを選択する。
次いで、第1及び第2のテーブル群に含まれる各電源電圧テーブルについて説明する。
先ず、第1のテーブル群に含まれる電源電圧テーブルについて、図3及び図4を用いて説明する。第1のテーブル群は、上述したように、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩すると判定された場合に選択される。
図3は、パワーアンプ160から出力される送信信号の出力電力と、ACLR(Adjacent Channel Leakage Power:隣接チャネル漏洩電力比)との関係を示した図である。図3において、横軸は出力電力であり、縦軸はACLRである。また、図3中、破線は、本実施の形態に係る送信装置が適用される通信システムにおいて、ACLRが満たすべき規定値を示す。図3に示すように、パワーアンプ160の電源電圧端子に印加される電源電圧v11,v12,…,v1nに応じて、ACLR規定を満たす最大出力電力が変わる。図3に示す例では、電源電圧v11,v12,…,v1nに対し、ACLR規定を満たす最大出力電力が、p11,p12,…,p1nとなっている。
すなわち、各電源電圧v11,v12,…,v1nに対して、ACLR規定を満たす最大の出力電力p11,p12,…,p1nが存在することから、本実施の形態では、パワーアンプ160の出力電力と、当該出力電力を得るために必要な最小の電源電圧とを、第1のテーブル群の電源電圧テーブルに対応付けるようにした。これにより、電源電圧設定部140は、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩する場合においても、ACLR又規定を満たしつつ必要最小の電源電圧を設定することができるので、効率を向上させることができる。
図4に、第1の電源電圧テーブル群に含まれる電源電圧テーブルの一例を示す。図4の電源電圧テーブルは、出力電力、ACLR、及び電源電圧が図3に示すような関係をとる場合に対応する。図4に示すように、電源電圧テーブルには、出力電力と、当該出力電力を確保しつつACLR規定を満たす電源電圧Vccと、が対応付けられている。
電源電圧設定部140は、電源電圧テーブルから、TPC制御部120から指示される出力電力(送信電力)に対応した電源電圧を選択する。例えば、出力電力がp12の場合、電源電圧設定部140は、p12に対応付けられた電源電圧v12を選択し、選択した電源電圧v12の値を、電源電圧供給部150に出力する。
なお、出力電力に対応した電源電圧はテーブルの値から線形補間などの補間演算により算出してもよい。
上述したように、LUT141は、出力電力と、当該出力電力を確保しつつACLR規定を満たす電源電圧Vccとが対応付けられた電源電圧テーブルを保持しているので、電源電圧設定部140が、TPC制御部120から指示される送信電力(出力電力)に対応した電源電圧を選択することにより、所望の出力電力を確保しつつ、ACLR規定を満足する最小の電源電圧を決定することができる。
次いで、第2のテーブル群に含まれる電源電圧テーブルについて、図5及び図6を用いて説明する。第2のテーブル群は、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しないと判定された場合に選択される。
図5は、パワーアンプ160から出力される送信信号の出力電力と、自チャネルの帯域内歪みレベルとの関係を示した図である。図5において、横軸は出力電力であり、縦軸は帯域内歪みのレベルである。また、図5中、破線は、本実施の形態に係る送信装置が適用される通信システムにおいて、帯域内歪みが満たすべき規定値を示す。図5に示すように、パワーアンプ160の電源電圧端子に印加される電源電圧v21,v22,…,v2nに応じて、帯域内歪み規定を満たす最大出力電力が変わる。図5に示す例では、電源電圧v21,v22,…,v2nに対し、帯域内規定を満たす最大出力電力が、p21,p22,…,p2nとなっている。
すなわち、各電源電圧v21,v22,…,v2nに対して、帯域内歪み規定を満たす最大の出力電力p21,p22,…,p2nが存在することから、本実施の形態では、パワーアンプ160の出力電力と、当該出力電力を得るために必要な最小の電源電圧とを、第2テーブル群の電源電圧テーブルに対応付けるようにした。これにより、電源電圧設定部140は、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しない場合においても、帯域内歪み規定を満たしつつ必要最小の電源電圧を設定することができるので、効率を向上させることができる。
図6に、第2の電源電圧テーブル群に含まれる電源電圧テーブルの一例を示す。図6は、出力電力、帯域内歪み、及び電源電圧が図5に示すような関係をとる場合に対応する。図6に示すように、電源電圧テーブルには、出力電力と、当該出力電力を確保しつつ帯域内歪み規定を満たす電源電圧Vccと、が対応付けられている。
相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しないと判定された場合、電源電圧設定部140は、図6に示すような電源電圧テーブルから、TPC制御部120から指示される送信電力(出力電力)に対応した電源電圧を選択する。例えば、出力電力がp22の場合、電源電圧設定部140は、p22に対応付けられた電源電圧v22を選択し、選択した電源電圧v12の値を、電源電圧供給部150に出力する。
上述したように、LUT141は、出力電力と、当該出力電力を確保しつつ帯域内歪み規定を満たす電源電圧のうち、最小の電源電圧Vccと、が対応付けられた電源電圧テーブルを保持しているので、電源電圧設定部140が、TPC制御部120から指示される送信電力(出力電力)に対応した電源電圧を、LUT141の電源電圧テーブルから選択することにより、所望の出力電力を確保しつつ、帯域内歪み規定を満足する最小の電源電圧を決定することができる。
このように、電源電圧設定部140は、歪み判定部130の判定結果に応じて、第1のテーブル群又は第2のテーブル群のいずれか一方を選択することにより、電源電圧テーブルを切り替える。
この際、第1のテーブル群には、出力電力と、出力電力に対してACLR規定を満たす最小の電源電圧とが対応付けられた電源電圧テーブルを用意する。そして、式(1)又は式(2)を用いた閾値判定の結果、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩すると判定された場合には、当該電源電圧テーブルから、出力電力に対応した電源電圧を選択することにより、パワーアンプ160の電源電圧端子に最小の電源電圧が印加されるようになる。これにより、飽和電力が下がり、パワーアンプ160に入力される変調信号の電力と飽和電力との差が小さくなるので、効率を向上させることができる。なお、飽和電力が下がると相互変調歪みの影響が増えるものの、本実施の形態では、ACLRを満足する最小の電源電圧が用いられるので、相互変調歪みが与える影響は規定範囲内となる。
また、第2のテーブル群には、出力電力と、出力電力に対して帯域内歪み規定を満たす最小の電源電圧とが対応付けられた電源電圧テーブルを用意する。そして、式(1)又は式(2)を用いた閾値判定の結果、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しないと判定された場合には、当該電源電圧テーブルから、出力電力に対応した電源電圧を選択することにより、パワーアンプ160の電源電圧端子に最小の電源電圧が印加されるようになる。これにより、飽和電力が下がり、パワーアンプ160に入力される変調信号の電力と飽和電力との差が小さくなるので、効率を向上させることができる。なお、飽和電力が下がると相互変調歪みの影響が増えるものの、本実施の形態では、帯域内歪みを満足する最小の電源電圧が用いられるので、相互変調歪みが与える影響は規定範囲内となる。
以上のように、本実施の形態では、歪み判定部130は、送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定し、LUT選択部142は、歪み判定部130の判定結果及び変調信号の変調方式に基づいて、LUT141が保持する複数の電源電圧テーブルから、電源電圧テーブルを選択し、電源電圧設定部140は、送信電力に応じた電源電圧を、パワーアンプ160の電源電圧として設定するようにした。このようにすることで、送信信号の信号帯域幅が自チャネルの最大帯域幅に比べ狭く、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しないような場合には、パワーアンプ160の電源電圧を、帯域内歪み規定を満足する最小の電源電圧に設定することができるので、パワーアンプ160の飽和電力が下がり、効率を向上させることができるようになる。
なお、以上の説明では、歪み判定部130が、式(1)及び式(2)を用いる場合について説明したが、第1の周波数差FW1と第2の周波数差FW2のうち最小の周波数を、最小周波数差FW3(=Min{FW1,FW2})とした場合に、歪み判定部130が、式(3)が満たされるか否かに応じて、相互変調歪みが、第1又は第2の隣接チャネルに漏れ込むか否か判定するようにしても良い。
FW3/FW<TH …(3)
すなわち、歪み判定部130は、式(3)が満たされる場合、相互変調歪みが第1又は第2の隣接チャネルに漏洩すると判定するようにしても良い。閾値THは、式(1)及び式(2)と同様に、考慮したい相互変調歪みの次数に応じて設定される。
なお、以上の説明では、歪み判定部130が考慮する相互変調歪みの次数を固定し、閾値THを予め設定する場合について説明したが、これに限られず、歪み判定部130が考慮する相互変調歪みの次数を、外部からの指示により変更されるようにしても良い。
(実施の形態2)
図7に、本実施の形態に係る送信装置の要部構成を示す。なお、図7の本実施の形態に係る送信装置において、図1と共通する構成部分には、図1と同一の符号を付して説明を省略する。図7の送信装置200は、図1の送信装置100に対して、電源電圧設定部140、及び、電源電圧供給部150に代えて、電源電圧設定部210、電源電圧供給部220を備えた構成を採る。
電源電圧設定部210は、LUT141,211及びLUT選択部212を備えて構成される。
LUT141は、出力電力と、出力電力に対応した電源電圧とが対応付けられた電源電圧テーブルを保持するのに対し、LUT211は、出力電力と、出力電力に対応したバイアス電圧とが対応付けられたバイアス電圧テーブルを保持する。
具体的には、LUT211は、第3のテーブル(LUT#3)群及び第4のテーブル(LUT#4)群を保持する。第3のテーブル群には、出力電力(送信電力)と、当該出力電力を得ることができ、隣接チャネルの歪み規定を満たし、最小の飽和電力を得るバイアス電圧と、が対応付けられたバイアス電圧テーブルが、変調方式毎に複数保持されている。第4のテーブル群には、出力電力(送信電力)と、当該出力電力を得ることができ、自チャネルの歪み規定を満たし、最小の飽和電力を得るバイアス電圧と、が対応付けられたバイアス電圧テーブルが、変調方式毎に複数保持されている。
LUT選択部212は、先ず、歪み判定部130の判定結果に基づいて、第3のテーブル群又は第4のテーブル群のいずれか一方を選択する。続いて、LUT選択部212は、選択したテーブル群から、変調信号の変調方式に基づいて、電源電圧テーブルを選択する。すなわち、送信信号の周波数帯域(送信周波数及び信号帯域幅)と隣接チャネルとの関係及び変調信号の変調方式に応じて、電源電圧テーブルが切り替えられることになる。
このように、LUT選択部212は、歪み判定部130の判定結果と変調情報とに基づいて、LUT211に保持される第3又は第4のテーブル群から、適切な電源電圧テーブルを選択する。
電源電圧設定部210は、LUT141が保持する電源電圧テーブルから設定した、出力電力(送信電力)に応じた電源電圧を、パワーアンプ160の電源電圧として設定するとともに、LUT211が保持する電源電圧テーブルから設定した、出力電力(送信電力)に応じたバイアス電圧を、パワーアンプ160のバイアス電圧として設定する。
バイアス電圧が変動すると、飽和電力も変動するため、相互変調歪みの影響も変動する。そこで、第3のテーブル群には、出力電力と、出力電力に対してACLRの規定を満たし、最小の飽和電力を得るバイアス電圧とが対応付けられたバイアス電圧テーブルを用意する。また、第4のテーブル群には、出力電力と、出力電力に対して帯域内歪みの規定を満たし、最小の飽和電力を得るバイアス電圧とが対応付けられたバイアス電圧テーブルを用意する。そして、電源電圧設定部210が、歪み判定部130の判定結果に基づいて、出力電力に対応した電源電圧を選択することにより、パワーアンプ160の電源電圧端子に最適なバイアス電圧が印加されるようになる。これにより、飽和電力が下がり、パワーアンプ160に入力される変調信号の電力と飽和電力との差が小さくなるので、効率を向上させることができる。なお、飽和電力が下がると相互変調歪みの影響が増えるものの、本実施の形態では、ACLR又は帯域内歪みを満足する最小の電源電圧が用いられるので、ACLR又は相互変調歪みが与える影響は規定範囲内となる。
以上のように、本実施の形態では、歪み判定部130は、送信信号の送信周波数及び信号帯域幅に基づいて、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定し、LUT選択部212は、歪み判定部130の判定結果及び変調信号の変調方式に基づいて、LUT211が保持する複数のバイアス電圧テーブルから、バイアス電圧テーブルを選択し、電源電圧設定部210は、送信電力(出力電力)に応じたバイアス電圧を、パワーアンプ160のバイアス電圧として設定するようにした。このようにすることで、送信信号の信号帯域幅が自チャネルの最大帯域幅に比べ狭く、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しないような場合には、パワーアンプ160のバイアス電圧を、帯域内歪み規定を満足しつつ、飽和電力が小さくなるように調整することができるので、パワーアンプ160の飽和電力が下がり、効率を向上させることができるようになる。
なお、以上の説明では、電源電圧設定部210が、パワーアンプ160の電源電圧とバイアス電圧値の双方を設定する場合について説明したが、これに限られず、電源電圧設定部210が、パワーアンプ160のバイアス電圧のみを設定するようにしても良い。
また、以上の説明では、送信周波数が固定の場合について説明したが、本発明は、自チャネル内で周波数ホッピングし、送信周波数が変動するような場合においても適用することができる。周波数ホッピングのホッピング速度が高速であり、パワーアンプ160が、電源電圧設定部140によって設定された電源電圧に追従することが困難な場合、歪み判定部130は、所定時間内のFW1/FW又はFW2/FWの最小値に基づいて、電源電圧テーブルを切り替えるようにしても良い。歪み判定部130が、FW1/FW又はFW2/FWの最小値を用いて閾値判定することにより、電源電圧テーブル又はバイアス電圧テーブルは、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩する場合に影響が最も大きい条件で切り替えられることになるので、ACLR規定又は帯域内歪みの規定を確実に満たしつつ、効率を向上させることができる。
また、以上の説明では、考慮したい相互変調歪みの次数に応じて、歪み判定部130が用いる閾値を設定するようにしたが、閾値を複数設け、歪み判定部130が、次数k毎に、k次の相互変調歪みが、隣接チャネルに漏洩するか否か、次隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定するようにしても良い。このようにすることで、隣接チャネルにおける歪み規定に加え、例えば、次隣接チャネルにおける歪み規定に対する相互変調歪みの影響を考慮して、電源電圧テーブル又はバイアス電圧テーブルを切り替えることができるので、自チャネルからより離れたチャネルにおける歪み規定を満たしつつ、効率を向上させることができる。
なお、第1の周波数差FW1及び第2の周波数差FW2は、自チャネルと隣接チャネルのシステム情報と自チャネル内の周波数の位置情報から、求めるようにしても良い。図8を用いて補足説明をする。
図8は、自チャネルと当該自チャネルの下位周波数側の隣接チャネルとの関係を示した図である。図8において、Δfは、自チャネルの使用可能帯域の下端から送信信号の帯域幅の下端までの周波数差を示している。ΔGは、自チャネルの使用可能周波数帯域の下端から、自チャネルの下端までのガードバンドを示している。ΔG1は、隣接チャネルの上端から隣接チャネルの使用可能帯域の上端までのガードバンドを示している。このとき、第1の周波数差FW1は、式(4)を用いて得ることができる。
FW1=Δf+ΔG+ΔG1 …(4)
ΔGは、送信装置100が適用される通信システムによって定められ、ΔG1は、隣接チャネルの通信システムによって定められる。例えば、自チャネルの通信システムが20MHzのLTEであり、隣接チャネルの通信システムがUMTSの場合、ΔG=1[MHz]、ΔG1=0.58((5−3.84)/2)[MHz]となる。このように、隣接チャネルの通信システム情報がわかれば、隣接チャネルの積分帯域までのガードバンドΔG、ΔG1が一意に決まる。また、Δfは、自チャネル内の周波数位置情報(送信周波数)から定められる。したがって、歪み判定部130が、通信システム情報と自チャネル内の周波数位置情報から、歪み判定を行う場合においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明にかかる送信装置及び電源電圧設定方法は、例えば、3GPP LTEにおける送信装置及び電源電圧設定方法などに有用である。
本発明の実施の形態1に係る送信装置の要部構成を示すブロック図 LTEにおける送信信号の周波数特性の一例を示した図 パワーアンプから出力される送信信号の出力電力と、ACLRとの関係を示した図 第1の電源電圧テーブル群に含まれる電源電圧テーブルの一例を示す図 パワーアンプから出力される送信信号の出力電力と、自チャネルの帯域内歪みレベルとの関係を示した図 第2の電源電圧テーブル群に含まれる電源電圧テーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の要部構成を示すブロック図 自チャネルと当該自チャネルの下位周波数側の隣接チャネルとの関係を示した図 送信信号帯域がLTEの自チャネルの最大帯域幅と等しい場合の周波数特性を示す図 送信信号の帯域幅がLTEの自チャネルの最大帯域幅に比べ狭い場合の周波数特性を示す図
符号の説明
100,200 送信装置
110 変調部
111 ディジタル変調部
112 ディジタルゲイン部
113,151 DAC
114 直交変調部
115 VGA
116 BPF
120 TPC制御部
130 歪み判定部
140,210 電源電圧設定部
141,211 LUT
142,212 LUT選択部
150,220 電源電圧供給部
152 DC−DC変換器
160 パワーアンプ

Claims (7)

  1. 入力データに基づいて、変調信号を生成する変調手段と、
    前記変調信号を増幅して送信信号を得る増幅器と、
    前記送信信号の送信電力を設定する制御手段と、
    前記送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果及び前記変調信号の変調方式に基づいて、前記送信増幅器の電源電圧を前記送信電力に応じて設定する設定手段と、
    設定した前記電源電圧を、前記増幅器の電源電圧として供給する供給手段と、
    を具備する送信装置。
  2. 前記設定手段は、
    複数の電源電圧テーブルと、
    前記判定結果及び前記変調方式に基づいて、前記複数の電源電圧テーブルのいずれかを選択する選択手段と、を具備し、
    選択した前記電源電圧テーブルから、前記送信電力に応じた電源電圧を、前記増幅器の電源電圧として設定する、
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記設定手段は、
    第1のテーブル群として、送信電力と、当該送信電力を得ることができかつ隣接チャネルの歪み規定を満たす最小の電源電圧と、が対応付けられた電源電圧テーブルを、変調方式毎に保持し、
    第2のテーブル群として、送信電力と、当該送信電力を得ることができかつ自チャネルの歪み規定を満たす最小の電源電圧と、が対応付けられた電源電圧テーブルを、変調方式毎に保持し、
    前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩する場合、前記第1のテーブル群から前記電源電圧テーブルを選択し、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しない場合、前記第2のテーブル群から前記電源電圧テーブルを選択する、
    請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記設定手段は、
    さらに、前記判定結果及び前記変調方式に基づいて、前記送信増幅器のバイアス電圧を前記送信電力に応じて設定し、
    前記供給手段は、
    さらに、設定した前記バイアス電圧を、前記増幅器のバイアス電圧として供給する、
    請求項1に記載の送信装置。
  5. 前記設定手段は、
    複数のバイアス電圧テーブルと、
    前記判定結果及び前記変調方式に基づいて、前記複数のバイアス電圧テーブルのいずれかを選択する選択手段と、を具備し、
    選択した前記バイアス電圧テーブルから、前記送信電力に応じたバイアス電圧を、前記増幅器のバイアス電圧として設定する、
    請求項4に記載の送信装置。
  6. 前記設定手段は、
    第3のテーブル群として、送信電力と、当該送信電力を得ることができ、かつ、隣接チャネルの歪み規定を満たし、最小の飽和電力を得る、バイアス電圧と、が対応付けられたバイアス電圧テーブルを、変調方式毎に保持し、
    第4のテーブル群として、送信電力と、当該送信電力を得ることができ、かつ、自チャネルの歪み規定を満たし、最小の飽和電力を得る、バイアス電圧と、が対応付けられたバイアス電圧テーブルを、変調方式毎に保持し、
    前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩する場合、前記第3のテーブル群から前記バイアス電圧テーブルを選択し、相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩しない場合、前記第4のテーブル群から前記バイアス電圧テーブルを選択する、
    請求項5に記載の送信装置。
  7. 増幅器の電源電圧設定方法であって、
    入力データに基づいて生成された変調信号を増幅して送信信号を得る第1のステップと、
    前記送信信号の送信電力を設定する第2のステップと、
    前記送信信号の信号帯域幅及び送信周波数に基づいて、前記送信信号の相互変調歪みが隣接チャネルに漏洩するか否か、を判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果及び前記変調信号の変調方式に基づいて、前記増幅器の電源電圧を前記送信電力に応じて設定する第4のステップと、
    を有する電源電圧設定方法。

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