JP2010009146A - 文書処理方法および文書処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レイアウト変更前の状態を復元可能にすることを目的とする。
【解決手段】 文書を入力する文書入力工程と、前記文書入力工程により入力された文書を解析して、文書を構成する文書構成ブロックと前記文書構成ブロックのレイアウト情報とを取得する文書解析工程と、前記文書解析工程により取得された文書構成ブロックのレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、前記レイアウト変更された文書構成ブロックに対して、前記文書解析工程で取得したレイアウト情報を埋め込む埋め込み工程とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明はコンテンツのレイアウトを決定するためのレイアウト技術に関する。
スキャンした文書から画像や文字列などの領域(以下、文書構成データ)を抽出する技術が知られている。抽出された文書構成データは、文書のレイアウト変更などに応用されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−352696
しかしながら、レイアウト変更を行うとレイアウト変更前の情報は破棄されてしまう。したがって、レイアウト変更後の文書からレイアウト変更前の状態を復元することが困難であるという問題があった。
そこで、レイアウト変更後の文書から変更前の状態を復元可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る文書処理方法は、文書を入力する文書入力工程と、前記文書入力工程により入力された文書を解析して、文書を構成する文書構成ブロックと前記文書構成ブロックのレイアウト情報とを取得する文書解析工程と、前記文書解析工程により取得された文書構成ブロックのレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、前記レイアウト変更された文書構成ブロックに対して、前記文書解析工程で取得したレイアウト情報を埋め込む埋め込み工程とを備える。
本発明によれば、レイアウトを変更した後の文書から変更前の状態を復元することができる。
<実施形態1>
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置より構成されるネットワークシステムを示す図である。ネットワークシステムは各種データの伝送媒体となるネットワーク102上に複数の情報処理装置が接続されている。ネットワーク102は例えばEthernet(登録商標)のようなLAN(Local Area Network)あるいはインターネットのような広域情報通信網であってもよい。各情報処理装置1乃至情報処理装置5は図2において後述する通信部208を介して接続されている。
図2は、本発明に係る情報処理装置(文書処理装置)のハードウェア構成を示す図である。図2において201は、マイクロプロセッサCPU(Central Processing Unit)であり、各処理のための演算、論理判断等を行い、バス209を介してそれらのバスに接続された各構成要素を制御する。
202は読み出し専用の固定メモリROM(Read Only Memory)であり、実行される処理プログラム等の制御プログラムコードを記憶する。
203は書き込み可能なRAM(Random Access Memory)であり、各構成要素からの各種データの一時記憶に用いられる。
204は入力部であり、情報(データ)の入力に用いられる。
205は陰極線管CRT(Cathod−Ray Tube)や液晶パネル等の表示部であり、その表示部におけるドット構成の表示パターンおよびカーソルの表示を表示コントローラ206で制御する。
207は記憶部であり、種々の情報が格納される。また、これらのデータおよびプログラムを格納する記憶媒体としては、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード、光磁気ディスクなどを用いることができる。
208は通信部であり、Ethernet(登録商標)などのネットワークに接続し、ネットワークシステムにおいて複数の情報処理装置同士を接続する役割を担う。
210はスキャナなどの画像読取部であり、原稿やフィルムなどを読み取って、画像信号を取得する。
係る各構成要素からなる情報処理装置においては、入力部204からの各種の入力および通信部208から提供されるネットワーク経由の各種入力に応じて作動するものである。入力部204からの入力および通信部208からの入力が供給されると、まず、インタラプト信号がCPU201に送られる。そして、そのCPU201が記憶部207内に記憶してある各種の制御信号を読み出し、それらの制御信号に従って、各種の制御が行われる。
次に、本実施形態における処理全体の概要を図3により説明する。
図3は本発明の実施形態における処理全体の概要を示すフローチャートである。
ステップS300では、文書入力工程であり、入力部204により紙原稿をラスタ状に走査して読み取り、画像信号を得る。たとえば、スキャナなどの画像読取部210で原稿を読み取り、600DPI−8ビットの画像信号を得る。この画像信号は、RAM203もしくは記憶部207に画像データとして記憶される。
ステップS301では、入力原稿に対するコピー処理を行うか判定を行う。コピー処理の指示は、ポインティングデバイスなどの入力部204を用いてユーザにより明示的に行われる。ユーザによる指示がコピーである場合、ステップS311へ移行する。ユーザによりコピーを行わないと指示があった場合は、ステップS303へ移行する。
ステップS302では、ステップS300で取得した画像データを解析し、文書を構成するデータとレイアウト情報を取得する。具体的には、文字/線画部分とハーフトーン画像部分に領域分割する。文字/線画部分は段落でまとまっているブロック、あるいは線で構成された表、図表に分割処理を行う。一方、ハーフトーン画像部分は、矩形に分離されたブロックの画像部分、背景部分等、ブロック毎に独立したオブジェクトに分割する。
ステップS303では、入力原稿のレイアウトを変更するか判定する。レイアウト変更処理の指示は、ステップS301のコピー処理と同様にポインティングデバイスなどの入力部204を用いてユーザにより明示的に行われる。ユーザによる指示がレイアウト変更実施である場合には、ステップS304へ移行する。レイアウト変更を実行しないと指示があった場合は、ステップS307へ移行する。
ステップS304では、ステップS302において抽出した構成データをもとに、どのようなレイアウト変更が可能かユーザに提示し、ユーザに選択させる。具体的には、構成データの種別(文字(列)、画像)とその個数から、当てはめることができるテンプレートを判断し、検索結果のテンプレートをユーザに提示する。ユーザは、提示されたテンプレートから希望するテンプレートを選択する。テンプレートはRAM203もしくは記憶部207に記憶されている。
ステップS305では、ステップS304でユーザにより指示されたテンプレートにしたがって、ステップS302において取得した文書構成データのレイアウトを変更する。
ステップS306では、各文書構成データに対してステップS305によりレイアウトが変更される前のレイアウト情報を埋め込む。言い換えると、ステップS302において取得し、記憶したレイアウト情報を各文書構成データに埋め込む。
ステップS304からステップS306までのレイアウト変更処理に関する詳細は後述する。
ステップS307では、入力原稿のレイアウトを復元するか判定する。レイアウト復元処理の指示は、ステップS301、ステップS303と同様にポインティングデバイスなどの入力部204を用いてユーザにより明示的に行われる。ユーザによる指示がレイアウト復元である場合、ステップS308へ移行する。レイアウト復元を実行しないと指示があった場合、処理を終了する。
ステップS308では、ステップS302において取得した各文書構成データからレイアウト変更前のレイアウト情報を抽出する。
ステップS309では、ステップS308においてレイアウト情報が抽出されたかを判定する。レイアウト情報が抽出できてたと判定された場合、ステップS310へ移行する。レイアウト情報が抽出されなかった場合は、処理を終了する。
ステップS310では、ステップS308において抽出したレイアウト情報に基づき各文書構成データの配置を決定し、復元する。
ステップS308からステップS310までのレイアウト復元処理に関する詳細は、後述する。
ステップS311では、各文書構成データの位置情報に基づき印刷処理を行う。単純なコピー処理の場合は、ステップS300において取得した画像データをそのまま印刷する。レイアウト変更、復元処理が行われていた場合は、各構成文書データの位置情報から文書内の配置位置を決定し、当該配置位置に基づき文書画像を生成し、印刷処理を行う。
このように、本システムでは入力原稿を解析し、各文書構成データに対して、オリジナルのレイアウト情報を埋め込み印刷する。したがって、印刷物から得られる情報のみで元の状態へ復元することができる。このため、ネットワーク障害などデータへアクセスできない場合も処理への影響がなくなるという効果がある。
以下、各処理の詳細について説明する。
まず、図3のステップS302の文書画像解析処理について説明する。文書画像解析処理とは、画像から意味のあるブロックをかたまりとして認識して、該ブロック各々の属性を判定し、異なる属性を持つブロックに分割する処理である。たとえば、図4(a)のラスタ画像に対して文書画像解析処理を行うと、図4(b)のように文字、画像などのブロックとして分割される。
文書画像解析処理は、既存の文書画像解析処理技術を用いて行う。以下、簡単に文書画像解析技術の一例を示す。
入力画像を受け取ると、白黒画像に二値化する。そして、輪郭線追跡を行い黒画素輪郭で囲まれる画素のかたまりを抽出する。一定面積以上の黒画素の場合は、内部にある白画素に対しても輪郭線追跡を行い白画素のかたまりを抽出する。抽出した白画素のかたまりが一定面積以上であれば、さらに黒画素のかたまりを抽出する。当該抽出処理は、抽出されたかたまりが一定面積以上であれば、再帰的に実行する。
上記の処理で得られた黒画素のかたまりを大きさおよび形状により様々な属性を持つブロックとして分類する。たとえば、縦横比が1に近いブロックは文字相当の画素のかたまりとし、隣接する文字相当の画素のかたまりが整列されていてグループ化可能な場合は文字列ブロックとする。また、不定形の画素のかたまりが散在する場合は、写真ブロック、それ以外は図面ブロックなどに分類する。
文書画像解析処理では、分類したブロックの位置情報や属性などを文書構成データ情報(レイアウト情報)としてRAM203もしくは記憶部207に記憶する。
図5を用いて、文書構成データ情報の一例を示す。
図5に示すように、文書構成データ情報は、各構成データを一意に決定するためのID、構成データの属性を示すデータ属性(1:文字列、2:図画、3:写真)、構成データの位置座標(X,Y)、構成データの外接矩形の幅Wおよび高さHで構成される。
構成データの位置座標は、原稿画像の左上を原点(0,0)とした場合の位置座標である。構成データの幅Wおよび高さHは画素数で表現される。
次に、本実施形態の情報処理装置の機能ブロック図を図6に示す。
図6に示すように、本実施形態の情報処理装置は、入力部601、文書解析部602、レイアウト変更部603、埋め込み情報処理部604、出力部605から構成される。
入力部601は、原稿の入力を受け付けるスキャナやユーザの指示を受け付けるキーボード、ポインティングデバイスなどである。
文書解析部602は、入力部601に入力された入力原稿画像を解析し、文書構成データを抽出する。
レイアウト変更部603は、文書解析部602により抽出された文書構成データを任意のレイアウトへ変更する。
埋め込み情報処理部604は、文書解析部602により抽出された文書構成データに対して、情報の埋め込み、抽出処理を行う。
出力部605は、レイアウト変更部603によりレイアウト変更された文書の出力やユーザインタフェースを表示するプリンタやディスプレイである。
次に、図3のステップS304からステップS306までのレイアウト変更処理の詳細について、図8を用いて説明する。
図8はレイアウト変更処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS800では、テンプレート表示処理を行う。テンプレート表示処理では、文書画像解析処理で取得された構成データ数に基づきレイアウト変更可能なテンプレートを表示部205に表示する。テンプレートは、記憶部207に格納されており、各テンプレートには対応可能なデータ数が関連付けられている。
ここで、入力原稿が、図7(a)に示した文書であった場合を説明する。図7(b)は、入力原稿から抽出された文書構成データ(文書構成ブロック)のイメージ図である。矩形で囲まれた部分が文書画像解析処理により抽出された各文書構成データであり、入力原稿は、4つの構成データから構成されている。したがって、4つの構成データに対応するテンプレートが表示部205に表示されることとなる(図7(c))。
ステップS801では、テンプレートを選択する。テンプレート選択処理では、ステップS800において提示されたテンプレートをユーザにより選択させる。ユーザによる選択時には、キーボードやポインティングデバイスなど入力部204を用いて行う。
ステップS802では、レイアウト変更処理を行う。レイアウト変更処理では、ステップS801で選択されたテンプレートに対して、どのように文書構成データを配置するか決定する。ステップS801で、図7(c)のテンプレート3が選択された場合は、ステップS802で、選択されたテンプレート3にあわせて文書構成データを配置される(図7(d))。
具体的には、入力原稿から抽出した文書構成データとステップS801において決定したテンプレートをユーザに提示する。そして、マウスによるドラッグ&ドロップなどの操作により各文書構成データと当該データを配置したいテンプレート中のブロックを関連付けることで配置を決定する。
テンプレートに定義される領域が文書構成データを配置するのに不十分な場合、文書構成データの拡大・縮小などの形状変更を行うことでテンプレート中の領域内に文書構成データを配置する。すなわち、文書構成データは、テンプレートに定義される領域に収まるように形状が変更される。
ステップS803では、変更内容判定処理を行う。変更内容判定処理では、ステップS802におけるレイアウト変更処理の結果、各文書構成データにどのような変更が加えられたのか判定する。
具体的には、文書構成データ毎に、レイアウト前の文書構成データと、レイアウト変更後の文書構成データとを比較する。そして、文書構成データ毎に何も変化がないのか、位置のみに変更があったのか、位置および形状に変更があったのかという3タイプに分類する。分類結果は、RAM203に一時的に記憶する。記憶した分類結果は、後述するステップS8040の埋め込み情報生成処理により用いられる。
図9を用いて、変更内容種別の一例を説明する。
図9(a)は、レイアウト変更前の状態、すなわち入力原稿の画像を示す。矩形で囲まれた部分が文書画像解析処理により抽出された各文書構成データである。4つの文書構成データ(901A、901B、901C、901D)から構成されることがわかる。
図9(b)は、レイアウト変更内容を示すテンプレートである。テンプレートには、文書構成データを関連付ける矩形領域902〜905が4つ定義されている。
図9(c)は、図9(a)の入力原稿を図9(b)のテンプレートに基づきレイアウト変更を行った例である。文書構成データAに注目すると、図9(a)の901Aと図9(c)の906Aとでは、位置および形状に変化がないので、何も変更が加えられていないと判定される。次に、文書構成データBに注目すると、形状に変化はないが、位置が変わっているので、位置のみに変更があったと判定される。文書構成データC、Dは、位置および形状に変更が加えられているので、位置および形状に変更があったと判定される。
ステップS804では、各文書構成データに埋め込む情報を生成する。埋め込み情報生成処理では、ステップS803において判定された分類結果に応じて生成する情報を変更する。具体的には、位置および形状に変化がない、すなわち何も変更されてない場合、埋め込み情報を生成しない。位置のみに変更がある場合は、変更前の位置情報のみを埋め込み情報として生成する。位置情報は、文書構成データの外接矩形の左上の座標とする。位置および形状に変更がある場合は、変更前の位置情報と、形状の変更割合を埋め込み情報として生成する。位置情報は、文書構成データの外接矩形の左上の座標であり、変更割合は、変更前の矩形から幅および高さが変更した割合(%)とする。
このように、レイアウト変更処理による文書構成データの変更種別に応じて生成する埋め込み情報を変えることで、埋め込み情報量を削減できる。
生成した埋め込み情報が文書構成データに埋め込むことができないと判断した場合、文書構成データを任意の記憶装置に格納しておき、当該格納場所を埋め込み情報として生成しても良い。文書構成データに十分なデータ量を埋め込めない場合に有効である。
文書構成データを任意の記憶装置に格納しておくと同時に、文書構成データの格納場所を管理する管理テーブルを別途作成しておき、当該テーブル上を一意に決定可能な情報のみを埋め込み情報としても良い。この場合も、文書構成データに十分なデータ量を埋め込めない場合に有効である。
文書構成データを任意の記憶装置に格納し、アクセスする手段を埋め込む手法は、文書構成データの形状が変更された場合にも応用できる。具体的には、変更割合に許容範囲を定めておき、許容範囲外の場合は文書構成データを任意の記憶装置に格納する。こうすることで、写真など拡大・縮小により大きく画質が変更され、元の状態に戻すことが難しい場合にも対応することができる。
ステップS805では、各文書構成データにステップS804で生成した情報を埋め込む。情報埋め込み処理では、各文書構成データの種別に応じて電子透かし埋め込み手法を変更することが望ましい。文書構成データの種別と埋め込み手法との対応は、別途埋め込み技術対応テーブルに定めておく(不図示)。たとえば、文書構成データが文字列の場合、文字列に対する埋め込み技術を使用し、図画・写真であれば、図画・写真に対する埋め込み技術を使用するという対応付けを行っておく。
以上、説明したように本実施形態によるレイアウト変更処理では、文書構成データの変更内容種別に応じて、埋め込む情報を変更することで、埋め込み情報量を削減できる。
続いて、図3のステップS308からステップS310までのレイアウト復元処理の詳細について、図10を用いて説明する。
レイアウト復元処理は、レイアウト変更処理により変更された文書から変更前の文書を生成する処理である。
図10はレイアウト復元処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS1000では、各文書構成データから埋め込まれているレイアウト情報を抽出する。埋め込み情報抽出処理では、文書構成データの種別に応じて抽出手法を変更する。文書構成データの種別と埋め込み情報抽出手法との対応は、別途埋め込み情報抽出技術対応テーブルに定めておく(不図示)。たとえば、文書構成データが文字列の場合、文字列に対する抽出技術を使用し、図画・写真であれば、図画・写真に対する抽出技術を使用するという対応付けを行っておく。
ステップS1001では、ステップS1000においてレイアウト情報が抽出されたかを判定する。レイアウト情報が抽出できたと判定された場合、ステップS310へ移行する。レイアウト情報が抽出されなかった場合は、処理を終了する。
ステップS1002では、ステップS1000で抽出したレイアウト情報に基づきレイアウト変更前の各文書構成データを生成する。抽出したレイアウト情報が、位置情報のみの場合は、文書構成データ生成処理は行わない。この場合の文書構成データは、レイアウト復元時に文書画像解析処理により抽出されたものと同じである。ステップS1000にて抽出されたレイアウト情報が、変更割合もしくは文書構成データへの参照情報を含む場合、当該埋め込み情報に基づき文書構成データを生成する。たとえば、変更割合が幅90%、高さ100%という情報が埋め込まれていた場合、レイアウト復元時に文書画像解析処理により抽出された文書構成データの幅×0.9の幅を持つ文書構成データを生成する。また、抽出した情報がURLである場合は、当該URLに示される場所に格納されるデータを取得し、レイアウト復元用の文書構成データとする。
ステップS1003では、レイアウト処理を行う。レイアウト処理では、ステップS1000にて抽出された位置情報をもとにステップS1002で生成された文書構成データを配置する。配置結果が、レイアウト変更前の文書となる。
以上、説明したように本実施形態によるレイアウト復元処理では、入力原稿から文書画像解析により文書構成データを抽出する。抽出された文書構成データから元のレイアウト情報を取得することで、入力原稿のみで元のレイアウトを復元することができる。
前述した実施形態では、レイアウト変更時にテンプレートにあわせて文書構成データの形状変更を行った。文書構成データが文字列の場合も文字列領域の画像の形状変更を行っていたが、文字列の場合は個々の文字画像を切り出すことで文字の形状を変更することなくレイアウト変更が可能である。
たとえば、縦長の領域の文書構成データ(文字列)をテンプレート内の横長の領域に関連付けた場合、文書構成データの形状変更を行うだけでは、文字列画像は縦につぶされ、横に引き伸ばされることになる(図11(a))。一方、文書構成データ(文字列)から個々の文字画像を切り出し、テンプレート内の領域にあわせて文字画像を並び替えることで、個々の文字画像の形状を崩すことなくレイアウト変更が可能である(図11(b))。
このように文字列画像を個々の文字画像に分割した場合も、前述した実施形態によりレイアウト変更および復元が可能である。
具体的には、並び替えられた個々の文字画像に対して、図8におけるステップS803およびS804の処理を行うことで、個々の文字画像に情報を埋め込むことができる。
レイアウト復元時は、文書構成データが文字列であれば、個々の文字画像を切り出し、個々の文字画像から情報を抽出することによりレイアウト復元が可能である。
ここでは、個々の文字画像単位で扱ったが、文字列から単語を切り出し単語画像単位で情報埋め込み、抽出を行ってもよい。
また、行単位や任意の文字数単位で画像を切り出し、情報埋め込み、抽出を行ってもよい。
<その他の実施形態>
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を装置に供給し、その装置のコンピュータが記録媒体に格納されたプログラムコード(手順)を読み出し実行することによっても実現可能である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、プログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明を上記記録媒体に適用する場合には、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施形態におけるネットワークシステム構成図を示す図である。 本発明の実施形態における装置構成図を示す図である。 本発明の実施形態において実行する処理全体の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における文書画像解析処理の概念を説明するための図である。 本発明の実施形態における文書構成データ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における機能ブロック図を示す図である。 本発明の実施形態におけるレイアウト変更処理の概要を示す図である。 本発明の実施形態におけるレイアウト変更処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるレイアウト変更種別の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるレイアウト復元処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における文字画像分割処理を適用したレイアウト変更の一例である。

Claims (5)

  1. 文書を入力する文書入力工程と、
    前記文書入力工程により入力された文書を解析して、文書を構成する文書構成ブロックと前記文書構成ブロックのレイアウト情報とを取得する文書解析工程と、
    前記文書解析工程により取得された文書構成ブロックのレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、
    前記レイアウト変更された文書構成ブロックに対して、前記文書解析工程で取得したレイアウト情報を埋め込む埋め込み工程とを備えることを特徴とする文書処理方法。
  2. 前記レイアウト情報は、前記文書構成ブロックの位置情報であることを特徴とする請求項1に記載の文書処理方法。
  3. 文書を入力する文書入力手段と、
    前記文書入力手段に入力された文書を解析して、文書を構成する文書構成ブロックと前記文書構成ブロックのレイアウト情報とを取得する文書解析手段と、
    前記文書解析手段で取得された文書構成ブロックのレイアウトを変更するレイアウト変更工程と、
    前記レイアウト変更された文書構成ブロックに対して、前記文書解析手段で取得したレイアウト情報を埋め込む埋め込み工程とを備えることを特徴とする文書処理装置。
  4. コンピュータに、請求項1又は請求項2に記載の文書処理方法の手順を実行させるプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムを記憶したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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JP2019046306A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 ブラザー工業株式会社 データ処理プログラムおよびデータ処理装置

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