JP2010008601A - 案内情報表示装置、案内情報表示方法及びプログラム - Google Patents

案内情報表示装置、案内情報表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】音声認識精度並びに各オペレータの使用環境及び経験に応じた最適な形態での案内情報を表示することが可能な案内情報表示装置を提供する。
【解決手段】算出手段は音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する精度を示す評価値を算出する。パーソナルコンピュータ1の表示部14は、当該認識結果に対応する案内情報51を記憶した記憶部から案内情報51を読み出し、表示部14に表示する。そして決定手段は、表示された案内情報51に対する入力部からの操作情報に基づき変化する閾値及び算出手段により算出する評価値に基づき案内情報51の表示部14への表示形態を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、案内情報を表示部に表示する案内情報表示装置、案内情報表示方法、及び、案内情報表示装置をコンピュータとして機能させるためのプログラムに関する。
商品に関する質問に対する回答または新商品に関する案内を電話にて行うサービスが普及している。ユーザに対し迅速で的確な案内を行うべくオペレータはコンピュータを用いて応対する。このコンピュータには音声認識ソフトウェアが導入され、音声認識ソフトウェアにより認識された認識結果に基づく案内情報が表示部に表示される。これによりオペレータはユーザが発した言語に対応する案内情報を参照しながら、的確な案内を行うことができる。従来、この案内情報を表示する際は視認性を向上させるべく、認識結果の精度が高いものを優先させて表示させていた(例えば特許文献1または2参照)。
特開2007−108407号公報 特開2006−107108号公報
しかしながら、従来の表示装置は認識結果の精度の善し悪しに基づき表示形態を変更しているに過ぎず、依然としてオペレータに効率よく案内情報を提示することができないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、認識結果に基づく評価値に加えて案内情報に対するオペレータの操作に基づく変化値を考慮することにより、音声認識精度並びに各オペレータの使用環境及び経験に応じた最適な形態での案内情報を表示することが可能な案内情報表示装置、案内情報表示方法、及び、案内情報表示装置をコンピュータとして機能させるためのプログラムを提供することにある。
本願に開示する案内情報表示装置は、案内情報を表示部に表示する案内情報表示装置において、入力された音声に基づき音声認識を行う音声認識処理手段と、該音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する算出手段と、前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から案内情報を読み出して、表示部に表示する表示手段と、該表示手段により表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記算出手段により算出した評価値に基づき前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定手段とを備える。
本願に開示する案内情報表示装置によれば、算出手段は音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する。表示手段は、当該認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から案内情報を読み出し、表示部に表示する。そして決定手段は、表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び算出手段により算出した評価値に基づき案内情報の表示部での表示形態を決定する。
当該装置の一観点によれば、決定手段は、表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び算出手段により算出する評価値に基づき案内情報の表示部での表示形態を決定する。従って、案内情報は認識結果に基づく評価値のみならず、案内情報に対するオペレータの操作により変化する変化値に基づき表示形態が変更される。これにより、オペレータの使用環境に応じた最適な案内情報の提示が可能となる等、優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は音声案内システムの概要を示す説明図である。音声案内システムは、案内情報表示装置1、1、・・・、通信装置2、2、・・・及び通信網Nを含む。案内情報表示装置1は例えばパーソナルコンピュータ、表示部を有する電話機、PDA(Personal Digital Assistant)または携帯電話機等が用いられる。以下では案内情報表示装置1として、液晶ディスプレイ等の表示部14を有するパーソナルコンピュータ1に適用する例を説明する。
パーソナルコンピュータ1はインターネット、携帯電話網または公衆電話網を含む通信網Nを介して電話機、携帯電話機、または通信機能を有するパーソナルコンピュータ等の通信装置2、2、・・に接続されている。以下では通信装置2を携帯電話機2であるものとして説明する。携帯電話機2を使用するユーザは、パーソナルコンピュータ1を使用するオペレータとの通話を開始した後、質問事項を発話する。発話したデータは通信網Nを介してパーソナルコンピュータ1に取り込まれる。
パーソナルコンピュータ1は音声認識処理を行い、認識結果に対応する案内情報51を表示部14にポップアップ表示する。オペレータはこの表示された案内情報51を参照することで、携帯電話機2を使用するユーザに適切な回答を行うことが可能となる。パーソナルコンピュータ1は認識結果に対する精度を示す評価値、及び、案内情報51に対する操作に基づき変化する変化値(以下、閾値という)に基づき案内情報51の表示形態を決定する。パーソナルコンピュータ1はこの決定された表示形態に従い案内情報51を表示する。
図1の例では基準となる通常サイズの案内情報51Bよりも大きく表示される案内情報51Aの他、案内情報51Bよりも小さく表示される案内情報51C、51Cが表示されている。パーソナルコンピュータ1は案内情報51に対する操作があった場合は閾値を上昇させ、案内情報51C、51Cの如く小さく表示する。また、パーソナルコンピュータ1は一定条件下で閾値を減少させ、逆に案内情報51Aの如く大きく表示する。なお、本実施の形態においては、強調して表示する場合、通常サイズの案内情報51Bのウィンドウに対して、大きく表示し、逆に強調しない場合、小さくする例を説明するがこれに限るものではない。例えば、強調する場合に、表示される文字サイズを大きくし、強調しない場合に文字サイズを小さくするようにしても良い。また強調する場合に、文字に赤色または蛍光色等目立ちやすい着色を行い、強調しない場合は通常の黒に対し目立ちにくい灰色等による着色を行っても良い。
図2はパーソナルコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ1は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、通信部16、音声入力部111、時計部18及び記憶部15等を含む。CPU11は、バス17を介してパーソナルコンピュータ1のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部15に格納された制御プログラム15P及び音声認識ソフトウェア151等に従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。ハードディスクまたは大容量メモリ等の記憶部15にはWindows(登録商標)等のOS(Operating System)、及び、言語モデルデータベース(以下、DB)152が記憶されている。その他、記憶部15には、認識結果ファイル153、案内情報DB154、操作履歴ファイル155、閾値記憶部156、ポイントテーブル157、及び、表示形態ファイル158等が記憶されている。
表示部14は例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等であり、案内情報51を図1の如く表示部14に表示する。入力部13はキーボード及びマウス等であり、入力部13から案内情報51に対して入力された操作情報はCPU11へ出力される。また入力部13は表示部14に積層されたタッチパネルであっても良い。以下では、入力部13をキーボード及びマウスであるものとして説明する。通信部16はLAN(Local Area Network)カード等であり、他のパーソナルコンピュータ1の他、図示しないWebサーバコンピュータ等とHTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルにより情報を送受信する。音声入力部111は例えば音声入力端子等であり携帯電話機2から送信された音声信号を取り込む。音声入力部111から取り込まれた音声信号は図示しないA/D変換器によりデジタル化される。デジタル化された音声データはCPU11へ出力され、後述する音声処理が行われる。なお、音声入力部111へ取り込まれる音声は、VoIP(Voice over Internet Protocol)による音声データであっても良い。
時計部18は日時情報をCPU11へ出力する。記憶部15には案内情報DB154等が記憶されており、CPU11は案内情報DB154等のフィールドのキーを関連付けたスキーマにおいてSQL(Structured Query Language)等を用いて対話することにより、必要な情報の記憶、検索等の処理を実行する。なお、本実施の形態においては音声認識処理に必要な言語モデルDB152及び案内情報DB154等をパーソナルコンピュータ1内の記憶部15に記憶する例を説明するがこれに限るものではない。例えば、パーソナルコンピュータ1、1、・・により構築されるLANに接続されるデータベースサーバ(図示せず)内に言語モデルDB152及び案内情報DB154等を格納してもよい。この場合、CPU11は必要に応じてデータベースサーバへアクセスし必要な情報の検索を行う。
続いて音声認識処理について説明する。音声認識処理は音声認識処理手段及び算出手段として機能する音声認識ソフトウェア151により実行される。CPU11は音声認識ソフトウェア151を起動し、音声入力部111から入力された音声データについて音声認識処理を行い認識結果及び当該認識結果に対する精度を示す評価値を出力する。認識結果に対する精度を示す評価値としては、例えば特許文献1に記載の如く、認識結果の言語尤度、音響尤度、信頼度(B. Rueber, “Obtaining confidence measures from sentence probabilities,” in Proc. 5th Eur. Conf. Speech Communication Technology 1997, Rhodes, Greece, Sept. 1997, pp. 739-742. 参照)及び重要度等が該当する。以下では説明を容易にするために評価値として言語尤度及び音響尤度の積を用いた例を説明する。
言語モデルDB152には音声認識処理に必要とされる言語モデルが多数記憶されており、本実施の形態においては単語連鎖の統計量に基づくNgram(例えばN=3)が用いられる。CPU11は音素環境依存の音素HMM(Hidden Markov Model)からなる音響モデル、及び、言語モデルDB152に記憶した言語モデルを参照して、公知の音声認識処理によって、入力音声を尤度が最大の単語列に変換する。ここで、単語列の尤度は、単語列と入力音声との照合尤度(音響尤度)、および、言語モデルに基づく単語列の尤度(言語尤度)の積(対数領域では和)として計算される。なお音響尤度は、単語列の発音記号に従って音素環境依存音素HMMを並べた音響モデルに対して音声データの特徴ベクトルを入力したときの尤度として計算される。また、言語尤度は、単語列の尤度をそれぞれの言語モデルで計算し大きい方の尤度を用いる。
CPU11は音響尤度及び言語尤度の積を、精度を示す評価値とし、評価値が最大の単語列を入力音声の認識結果として認識結果ファイル153に記憶する。図3は認識結果ファイル153のレコードレイアウトを示す説明図である。認識結果ファイル153は認識結果フィールド、評価値フィールド、認識日時フィールド及び認識結果のキーワードフィールドを含む。認識結果ファイル153には入力された音声の認識結果に対応づけて評価値等を記憶している。認識結果フィールドには音声認識ソフトウェア151の実行により得られた最も評価値の高い認識結果が記憶されている。CPU11は認識結果の候補の内、最も評価値の高い認識結果をテキスト形式で認識結果フィールドに記憶する。またCPU11は、この認識結果に対応する評価値を認識結果に対応づけて記憶する。
CPU11は時計部18から出力される日時情報を参照し、認識した日時を認識日時フィールドに記憶する。認識結果のキーワードフィールドには認識結果の単語列から、記憶部15に予め記憶したキーワード候補に合致するキーワードが記憶されている。CPU11は、認識結果のテキスト文及び記憶部15に予め記憶したキーワード候補を比較し、一致するキーワードが存在する場合、当該キーワードを認識結果のキーワードフィールドに記憶する。図3の例では、「新商品を知りたい。」との認識結果が、2008年6月2日11時20分30秒に認識され、その精度を示す評価値は85と記憶されている。
さらに、キーワード候補に「新商品」と記憶されていることから、認識結果のキーワードとして「新商品」が認識結果ファイル153に記憶される。CPU11はこの認識結果のキーワードに関する案内情報51を案内情報DB154から読み出して表示する。なお、本実施の形態においては説明を容易にするために、認識結果のキーワードに着目して案内情報51を表示する例を説明するがこれに限るものではない。認識結果の全文、例えば「新商品を知りたい。」に対応する案内情報51を、案内情報DB154に用意しておき、当該案内情報51を読み出して表示部14に表示しても良い。
図4は案内情報DB154のレコードレイアウトを示す説明図である。案内情報DB154は音声認識ソフトウェア151により認識された認識結果に対するキーワードに対応づけて案内情報51及び編集情報を記憶している。案内情報DB154は、認識結果のキーワードフィールド、案内情報フィールド及び編集情報フィールドを含む。認識結果のキーワードフィールドは認識結果のキーワードが記憶されている。本例では、新商品及びインストール等のキーワードが記憶されている。案内情報フィールドには認識結果のキーワードに対応づけて、オペレータに案内すべき案内情報51が記憶されている。以下では案内情報51として販売したパーソナルコンピュータに関する情報を表示する例を説明する。
例えば、新商品の場合、デスクトップ型パーソナルコンピュータに関する最新モデル情報として、型番、価格、及び発売時期等の情報が記憶されている。また、新商品のCPU、ハードディスク容量及び付属ソフトウェア等の詳細情報を表示するためのハイパーリンクに関する情報が記憶されている。図4の例では、「スペックの詳細へのリンク・・」の内、[]で囲まれる文字部分「リンク」にハイパーリンクが設定され、[]内に記述されたアドレスにリンクする。その他、特徴及びオプション等の情報が記憶されている。なお、案内情報DB154の内容は予め記憶されており、またオペレータが入力部13から適宜情報を入力し、記憶内容を変更することが可能である。
また認識結果のキーワードが「インストール」の場合、オペレータが各種ソフトウェアのインストールに必要な処理手順をユーザに教示するための情報が案内情報フィールドに記憶されている。編集情報フィールドには認識結果のキーワード及び案内情報51に対応づけて、入力部13からオペレータが入力した情報が記憶されている。CPU11は入力部13から編集情報を受け付けた場合、受け付けた編集情報を案内情報DB154に記憶する。例えば、新商品に関する問い合わせの際、オペレータはユーザから、デスクトップ型パーソナルコンピュータのカラーバリエーションに関する質問を数多く受けた事を想定する。オペレータはこのユーザの声を反映して案内情報51をより良くするために、入力部13から気づいたことを入力する。本例ではキーワード「新商品」に関し「カラーバリエーションの問い合わせが多い。」と記憶されている。
図5は表示部14に表示される案内情報51のイメージを示す説明図である。図5の例はキーワード「新商品」に関する案内情報51が表示部14に表示された例を示す。図5に示す案内情報51は、案内情報ボックス511、スクロールバー512、ハイパーリンク513、編集情報入力ボックス514、登録ボタン515、タスクバーへ移動ボタン516及び消去ボタン517を含む。CPU11は記憶部15に予め記憶したテンプレートを読み出す。またCPU11は、案内情報DB154に記憶したキーワード及び案内情報51を読み出し、テンプレートに記述した上で案内情報51を生成する。CPU11は生成した案内情報51を表示部14へ表示する。
案内情報51は例えばWindows(登録商標)におけるポップアップウィンドウとして表示される。案内情報51が表示されるウィンドウサイズ及びフォントサイズは予め表示形態ファイル158に記憶されている。CPU11は案内情報51の案内情報ボックス511に案内情報DB154から読み出したキーワードに対応する案内情報51を表示する。CPU11は図5の例の如く、読み出した案内情報51の全てが案内情報ボックス511に表示しきれない場合は、スクロールバー512を案内情報ボックス511に対応づけて表示する。図5の例では、案内情報51の内、特徴及びオプションが表示し切れていない。CPU11は入力部13からスクロールバー512に対する操作を受け付けた場合に、当該操作に基づく案内情報51を案内情報ボックス511内に表示する。
CPU11は案内情報DB154に記憶した、[]内におけるURL(Uniform Resource Locator)を認識し、[]内の文字にハイパーリンク513を設定し、案内情報ボックス511内に表示する。CPU11は入力部13からハイパーリンク513に対する操作を受け付けた場合、リンク先のページをブラウザである他のウィンドウに表示する。編集情報入力ボックス514には入力部13からオペレータが気づいた事項を入力する。CPU11は編集情報入力ボックス514に編集情報が入力された場合、これを受け付け表示部14に表示する。CPU11は登録ボタン515の操作を受け付けた場合、編集情報入力ボックス514に入力された編集情報を案内情報DB154にキーワード及び案内情報51に対応づけて記憶する。
タスクバーへ移動ボタン516は入力部13の操作により、表示されている案内情報51に係るウィンドウをWindows(登録商標)等のタスクバーへ移動させるボタンである。CPU11はタスクバーへ移動ボタン516の入力を入力部13から受けた場合、案内情報51のウィンドウを一時的に消去し、タスクバー上へ移動させる。この場合、CPU11は案内情報51を一時的にRAM12に記憶する。CPU11は再びタスクバー上に表示された案内情報51の操作を入力部13から受け付けた場合、RAM12に記憶した案内情報51を読み出し、図5の如く案内情報51のウィンドウを再表示する。消去ボタン517は案内情報51を表示部14から消去するために操作するボタンである。CPU11は消去ボタン517の操作を入力部13から受け付けた場合、表示部14に表示中の案内情報51の表示を消去する。
このように、音声認識ソフトウェア151による認識結果に基づくキーワードに対応する案内情報51が表示部14に表示される。CPU11は入力部13からの操作に基づき案内情報51の表示制御を行う。CPU11は入力部13から入力された案内情報51に対する操作履歴を記憶部15の操作履歴ファイル155に記憶する。
図6は操作履歴ファイル155のレコードレイアウトを示す説明図、図7はポイントテーブル157のレコードレイアウトを示す説明図である。操作履歴ファイル155は表示部14に表示された案内情報51に対する入力部13からの操作履歴を記憶している。操作履歴ファイル155はキーワードフィールド、閾値フィールド、日時フィールド、操作項目フィールド及びポイントフィールドを含む。キーワードフィールドには表示部14に表示中の案内情報51に対するキーワードが記憶されている。図6の例では、図5にて示したキーワード「新商品」が記憶されている。閾値フィールドには、後述する閾値記憶部156に記憶された認識結果に関連するキーワードまたは案内情報51に対応する閾値が記憶されている。
CPU11は音声認識の結果に伴い、キーワードに対する案内情報51が表示部14に図5の如く表示された場合、キーワードを操作履歴ファイル155のキーワードフィールドに記憶する。なお、操作履歴ファイル155にキーワードに対応する案内情報51を記憶しても良いが、説明を容易にするために記載を省略する。CPU11はキーワードまたは案内情報51に対応づけて記憶された閾値を閾値記憶部156から読み出す。図の例では認識結果に係るキーワード「新商品」に関する案内情報51に対する閾値は「50」と記憶されている。日時フィールドには入力部13から各種操作を受け付けた際に、時計部18から出力される日時を記憶している。操作項目フィールドには、入力部13から受け付けた操作に対する操作項目を記憶している。
CPU11は入力部13からスクロールバー512の操作等を受け付けた場合、操作項目に対応づけて時計部18から出力される日時を記憶する。操作項目としては、スクロールバー512の操作に伴う「スクロール」、ハイパーリンク513のクリック操作に伴う「ハイパーリンク」がある。その他操作項目として、編集情報入力ボックス514への入力部13を通じた情報の入力及び登録ボタン515の操作に伴う「編集情報登録」がある。操作項目の「タスクバーへ移動」は、入力部13からタスクバー移動ボタン516が操作された際に記憶される。また操作項目の「タスクバーから再表示」は図示しないタスクバー上へ案内情報51が移動された後に、再び入力部13からタスクバー上の案内情報51に係るプログラムボタンが操作され、案内情報51が図5の如くウィンドウ表示されたことを示す。
また操作項目「消去」は、入力部13の消去ボタン517の操作に伴う情報が記憶される。ポイントフィールドには、操作項目及び日時に対応づけて、操作項目に応じて予め定められたポイント(点数)が記憶される。CPU11はポイントテーブル157を参照して記憶された操作項目に対応するポイントを読み出して、ポイントフィールドに記憶する。図7に示すポイントテーブル157は操作項目に対応づけてポイントを記憶している。なお、このポイントは、オペレータが、入力部13から適宜の値を入力して記憶することが可能である。ポイントテーブル157は、操作項目である「消去」に高いポイントが付与されており、後述する操作項目「所定時間内消去」を除き他の操作項目に対してはこれよりも低いポイントが付与されている。例えば操作項目「消去」はポイント「+3」が記憶されており、他の操作項目「スクロール」はポイント「+1」が記憶されている。
また、全てのポイントを正の値とするほか、負の値を記憶するようにしても良い。本例では操作項目「タスクバーから再表示」に対応づけて負のポイント「−1」が記憶されている。その他、操作項目「所定時間内消去」は最高のポイント「+5」が記憶されている。これは、案内情報51を表示部14に表示した際に、所定時間内、例えば3秒以内に、入力部13から他の操作を受け付けることなく消去ボタン517が操作されたことを示す。CPU11は案内情報51を表示部14に表示した後、記憶部15に予め記憶した所定時間内に消去ボタン517の操作入力を受け付けた場合、以下の処理を行う。CPU11は、ポイントテーブル157に記憶した操作項目「所定時間内消去」に対応するポイントを読み出し、時計部18から出力される日時、操作項目「所定時間内消去」及びポイント「+5」を対応づけて操作履歴ファイル155に記憶する。すぐに案内情報51をオペレータが消去するということは、既に当該情報は不要である可能性が高いことから、閾値により大きな値を加算して、次回案内情報51を表示する際に小さく表示するためである。
CPU11は消去ボタン517の操作に伴う操作項目「消去」、または「所定時間内消去」及び対応するポイントを操作履歴ファイル155に記憶した場合、操作履歴ファイル155に記憶したポイントを加算して合計値を算出する。そしてCPU11は加算した合計値を上述した閾値に加算する。CPU11は加算後の閾値を閾値フィールドに記憶する。本例では操作の履歴に伴いポイントの合計値は「+7」となる。そして初期の閾値「50」に合計値「+7」を加算して最終的な閾値「57」を得る。なお、以上示した操作項目に対するポイントはあくまで一例であり、合計値が負の値となる場合は、最終的な閾値が減少する場合もある。以下では、案内情報51を表示部14に表示した際の閾値(図6の例では50)を初期閾値という。また、入力部13から消去ボタン517が操作された際のポイント合計値を初期閾値に加算または減算した際の閾値(図6の例では57)を最終閾値という。CPU11は最終的に得られた最終閾値を閾値記憶部156に記憶する。そしてCPU11は記憶した閾値のキーワードに対応するレコードを操作履歴ファイル155から消去する。
図8は閾値記憶部156のレコードレイアウトを示す説明図である。閾値記憶部156は日時フィールド、キーワードフィールド、案内情報フィールド、評価値フィールド、初期閾値フィールド、最終閾値フィールド及び表示形態フィールドを含む。日時フィールドには案内情報51を表示部14に表示した際の日時、または案内情報51を表示部14から、消去ボタン517の操作に伴い消去した日時を記憶している。以下では、CPU11が案内情報51を表示部14に表示した日時を記憶する例を用いて説明する。
キーワードフィールドには音声認識された認識結果に係るキーワードが記憶され、案内情報フィールドにはキーワードに対応する案内情報51が記憶されている。なお、本実施の形態においては閾値記憶部156にキーワード及び案内情報51の双方を記憶する例を説明するが、いずれか一方を記憶しておく形態であっても良い。評価値フィールドには音声認識の認識結果の精度を示す評価値が記憶されている。CPU11は閾値記憶部156に、音声認識ソフトウェア151の認識処理により得られた認識結果の精度を示す評価値をキーワード及び案内情報51に対応づけて記憶する。なお、本実施の形態においては、評価値は0から100までの値をとるものとして説明する。
初期閾値フィールドにはキーワード及び案内情報51に対応づけて、案内情報51を表示部14に表示する際の表示形態を決定するために必要とされる初期閾値が記憶されている。初期閾値は同一案内情報51が過去に表示部14に表示され、消去された際の最終閾値と同一の値が記憶されている。例えば、2008年6月2日10時20分35秒には、キーワード「新商品」に関する案内情報51が表示部14に表示されている。表示された当初は初期閾値が45であるが、消去時には最終閾値50と上昇していることが理解できる。そして、同日11時21分35秒に、CPU11が表示部14にキーワード「新商品」に関する案内情報51を再表示する際は、初期閾値は前回表示した際の最終閾値である50となる。なお、閾値は評価値と同じく0から100までの値をとるものとして説明する。また前回表示した際の最終閾値が存在しない場合は記憶部15に予め記憶した初期値「30」とすればよい。
その後、CPU11は入力部13からの操作履歴を上述のとおり操作履歴ファイル155に記憶する。そして、CPU11は操作項目「消去」または「所定時間内に消去」を操作履歴ファイル155に記憶した際の、ポイント合計値を初期閾値に加算して得られた最終閾値を閾値記憶部156に記憶する。表示形態フィールドには、案内情報51を表示部14に表示する際の形態を記憶している。CPU11は評価値と初期閾値とを比較し、その大小関係に基づき、表示形態を大、中、または小とする。なお、本実施の形態においては中を通常サイズとし、これを基準として、大中小の3段階に表示形態を分ける例を説明するが、あくまで一例であり、5段階にする等適宜表示形態を変更しても良い。
以下では、評価値が初期閾値よりも所定値以上大きい場合、表示形態を大とし、評価値が初期閾値よりも所定値以上小さい場合、表示形態を小とする。それ以外、すなわち、評価値が閾値から所定値減じた値よりも大きく、閾値に所定値加えた値よりも小さい場合、表示形態を中とする。CPU11は記憶部15に予め記憶した所定値(例えば10)を読み出し、初期閾値に所定値を加算または減算した値と、評価値とを比較することにより表示形態を決定し、閾値記憶部156に記憶する。図8の例では11時21分35秒における例では評価値が、初期閾値に対して十分大きいため表示形態は大と記憶されている。なお、この所定値の例はあくまで一例であり、他の値の他、0としても良いことはもちろんである。
図9は表示形態ファイル158のレコードレイアウトを示す説明図である。表示形態ファイル158は表示形態フィールド、ウィンドウサイズフィールド及びフォントサイズフィールドを含む。表示形態ファイル158は表示形態に対応づけて案内情報51のウィンドウサイズ及び案内情報51内のフォントサイズを記憶している。表示形態フィールドには上述した「大」「中」及び「小」が記憶されている。ウィンドウサイズフィールドには表示形態に対応づけて案内情報51を表示する際のウィンドウサイズが記憶されている。具体的には表示部14の横方向をx軸方向、縦方向をy軸方向とした場合の、ウィンドウが占める領域座標値が記憶されている。表示形態「大」が、ウィンドウサイズが最も大きくウィンドウサイズは(300,300)と記憶されている。
続いて基準サイズである表示形態「中」のウィンドウサイズが(200,200)と記憶されている。最も表示領域の小さい表示形態「小」は、ウィンドウサイズが(100,100)と記憶されている。フォントサイズフィールドには案内情報51内にテキスト文を表示する際のフォントサイズを表示形態毎に記憶している。フォントサイズは表示形態「大」が「30」と最も大きく、基準サイズである表示形態「中」は「20」、表示形態「小」は最も小さく「10」と記憶されている。なお、表示形態ファイル158の記憶した内容は入力部13からオペレータが適宜設定することが可能である。
CPU11は閾値記憶部156に記憶した表示形態を読み出し、読み出した表示形態に対応するウィンドウサイズ及びフォントサイズを表示形態ファイル158から読み出す。続いてCPU11は案内情報51を読み出し、読み出したウィンドウサイズに基づき、当該案内情報51のウィンドウの大きさを変更し、フォントサイズに従い、案内情報51内のテキストサイズを変更する。CPU11は変更後の案内情報51を表示部14へ表示する。これにより図1に示す如く、表示形態「大」の場合、基準サイズよりも大きいウィンドウサイズ及び大きいフォントの案内情報51Aが表示される。同様に表示形態「中」の場合、基準ウィンドウサイズ及び基準フォントサイズの案内情報51Bが表示される。
さらに、表示形態「小」の場合、基準サイズよりも小さいウィンドウサイズ及びフォントサイズの案内情報51Cが表示される。なお、本実施の形態においては、ウィンドウサイズ及びフォントサイズを変更する例を説明したが、フォントを表示形態に応じて変更しても良い。例えば表示形態「大」の場合、太字のゴシック体、表示形態「中」の場合、通常のゴシック体、表示形態「小」の場合、明朝体としても良い。また、表示形態に応じて案内情報51のウィンドウの色、または文字の色を変更しても良い。例えば、表示形態「大」の場合、赤色のウィンドウ枠及び赤色の文字、表示形態「中」の場合、黄色のウィンドウ枠及び黄色の文字、表示形態「小」の場合、青のウィンドウ枠及び青色の文字としても良い。その他、表示形態「大」の場合に、案内情報51を表示する際にスピーカ(図示せず)からビープ音を2回出力させるようにしても良い。また表示形態「中」の場合に、案内情報51を表示する際にスピーカからビープ音を1回出力させ、表示形態「小」を表示する場合、ビープ音を出力しないようにしても良い。
以上のハードウェアにおいて本実施の形態に係る表示処理の内容を、フローチャートを用いて説明する。図10乃至図12は案内情報51の表示処理手順を示すフローチャートである。パーソナルコンピュータ1のCPU11は音声認識ソフトウェア151及び制御プログラム15Pを起動する(ステップS101)。CPU11は音声入力部111から音声データの入力を受け付ける(ステップS102)。CPU11は、言語モデルDB152に記憶した言語モデル及び記憶部15に記憶した音響モデルを参照し、公知の音声認識処理により音声データを単語列に変換する(ステップS103)。
CPU11は単語列と音声データとの照合尤度に基づく音響尤度と、言語モデルに基づく単語列の尤度である言語尤度との積を、精度を示す評価値として算出する(ステップS104)。CPU11は候補となる複数の単語列の中から評価値が最大の単語列を認識結果として抽出する(ステップS105)。CPU11は図3の如く、認識結果、評価値及び時計部18から出力される日時を認識結果ファイル153に記憶する(ステップS106)。
CPU11は案内情報DB154を参照し、認識結果の単語列のいずれかの単語に合致するキーワードを検出する(ステップS107)。CPU11は検出したキーワードをステップS106で記憶した認識結果に対応づけて認識結果ファイル153に記憶する(ステップS108)。なお、認識結果の単語列の単語に合致するキーワードが存在しない場合は、新たな質問事項であることから、一連の処理を終了する。CPU11は検出したキーワードに対応する案内情報51を案内情報DB154から読み出す(ステップS109)。
CPU11はキーワード、評価値及び案内情報51を図8の如く閾値記憶部156に記憶する(ステップS111)。CPU11は閾値記憶部156に同一キーワードまたは同一案内情報51に対応するレコードが存在するか否かを判断する(ステップS112)。CPU11は同一レコードが存在すると判断した場合(ステップS112でYES)、当該案内情報51は過去に既に表示部14に表示されたものであるとして、直前(日時が最新)のレコードの最終閾値を読み出す(ステップS114)。一方、CPU11はレコードが存在しないと判断した場合(ステップS112でNO)、初めて表示部14に表示される案内情報51であり最終閾値が存在しないことから、記憶部15に記憶した初期値「30」を読み出す(ステップS113)。
ステップS113またはS114の処理の後、CPU11は読み出した値を初期閾値として評価値に対応づけて閾値記憶部156に記憶する(ステップS115)。なお、本実施の形態においては前回に案内情報51を表示した際の最終閾値を初期閾値とする例を説明するがこれに限るものではない。例えば、前回の最終閾値、及び前々回の最終閾値の平均値を初期閾値とする等、過去の最終閾値に基づく値を初期閾値とすればよい。CPU11は記憶部15に予め記憶した所定値(例えば10)を読み出す(ステップS116)。CPU11は、評価値が初期閾値に所定値を加算した値以上であるか否かを判断する(ステップS117)。CPU11は、加算した値以上であると判断した場合(ステップS117でYES)、表示形態を「大」と決定し、表示形態「大」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS118)。CPU11は加算した値以上でないと判断した場合(ステップS117でNO)、評価値は、初期閾値に所定値を減じた値以下であるか否かを判断する(ステップS119)。CPU11は所定値を減じた値以下であると判断した場合(ステップS119でYES)、表示形態を「小」と決定し、表示形態「小」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS121)。
CPU11は所定値を減じた値以下でないと判断した場合(ステップS119でNO)、表示形態を「中」と決定し、表示形態「中」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS122)。CPU11は表示形態ファイル158から表示形態に対応するウィンドウサイズ及びフォントサイズを読み出す(ステップS123)。CPU11は表示対象となる案内情報51を案内情報DB154または閾値記憶部156から読み出す(ステップS124)。CPU11は読み出した案内情報51を、ステップS123で読み出したウィンドウサイズ及びフォントサイズに従い生成する(ステップS125)。この場合、案内情報ボックス511、スクロールバー512、ハイパーリンク513、編集情報入力ボックス514、登録ボタン515、タスクバーへ移動ボタン516及び消去ボタン517を含むテンプレートが記憶部15から読み出される。
そしてCPU11はこのテンプレートのサイズをウィンドウサイズに従い拡大する。CPU11は案内情報ボックス511に案内情報51を記述し、また適宜スクロールバー512またはハイパーリンク513を設定する。最後にCPU11はフォントサイズに従い文字のサイズを変更する。CPU11は生成した案内情報51を表示部14に出力し、表示する(ステップS126)。CPU11は時計部18から出力される日時をキーワード及び案内情報51に対応づけて閾値記憶部156に記憶する(ステップS127)。なお、本実施の形態においては初期閾値と評価値とを比較し表示形態を決定する例を説明したが、これに限るものではない。評価値及び操作に基づき変化する値より表示形態が変更するのであれば、固定値である第2の閾値を基準としても良い。例えば、第2の閾値を固定値「50」とする。そして、評価値及び操作により変化する値(本実施形態では初期閾値)の平均値と、第2の閾値との大小関係を比較することにより表示形態を決定しても良いことはもちろんである。その他、第2の閾値を固定範囲「100〜120」とし、評価値及び初期閾値(変化値)との合計値が固定範囲に属する場合、基準サイズの表示形態としても良い。合計値が固定範囲を超える場合、案内情報51は基準サイズより大きく表示部14に表示される。一方、合計値が固定範囲より小さい場合、案内情報51は基準サイズより小さく表示部14に表示される。
図13及び図14は閾値の変化処理手順を示すフローチャートである。CPU11は表示部14に表示した案内情報51に対応するキーワード及び初期閾値を閾値記憶部156から読み出す。CPU11は読み出したキーワード及び初期閾値を、図6の如く操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS131)。CPU11は入力部13から記憶部15に記憶した所定時間内に消去ボタン517の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS132)。CPU11は入力を受け付けたと判断した場合(ステップS132でYES)、操作項目「所定時間内消去」に対応するポイントをポイントテーブル157から読み出す(ステップS133)。
CPU11は操作履歴ファイル155に操作項目「所定時間内消去」、日時、及びポイントを記憶する(ステップS134)。CPU11はステップS131で操作履歴ファイル155に記憶した初期閾値にポイントを加算して(ステップS135)、最終閾値を算出する。CPU11は算出した最終閾値をキーワードに対応づけて操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS136)。CPU11は最終閾値を同じくキーワードに対応づけて閾値記憶部156に記憶する(ステップS137)。
CPU11はステップS132において所定時間内に消去ボタン517の入力を受け付けていない場合(ステップS132でNO)、入力部13から消去ボタン517以外の操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS138)。CPU11は、消去ボタン517以外の操作を受け付けたと判断した場合(ステップS138でYES)、受け付けた操作に係る操作項目に対応するポイントを設定するために、ポイントテーブル157から対応するポイントを読み出す(ステップS139)。CPU11は時計部18から出力される日時、操作項目及びポイントを操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS140)。
CPU11は入力部13からの操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS138でNO)、ステップS139及びS140の処理をスキップする。当該処理の後及びステップS140の処理の後、CPU11は再び消去ボタン517の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS141)。CPU11は消去ボタン517の入力を受け付けていないと判断した場合(ステップS141でNO)、ステップS138へ移行し、以上の処理を繰り返す。このようにして案内情報51に対する操作履歴が逐次記憶されていく。
CPU11は消去ボタン517の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS141でYES)、消去操作に対応するポイントを設定するためにポイントテーブル157から、対応するポイントを読み出す(ステップS142)。CPU11は時計部18から出力される日時、操作項目「消去」、及び読み出したポイントを操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS143)。CPU11はステップS140及びステップS143にて操作履歴ファイル155に記憶した各操作項目に対応するポイントの合計値を算出する(ステップS144)。CPU11は初期閾値に合計値を加算して最終閾値を算出する(ステップS145)。CPU11は最終閾値を操作履歴ファイル155にキーワードに対応づけて記憶する(ステップS146)。
CPU11は同じく最終閾値をキーワードに対応づけて閾値記憶部156に記憶する(ステップS147)。CPU11は当該処理の後またはステップS137の処理の後、最終閾値を記憶したキーワードに対応する操作履歴ファイル155のレコードを消去する(ステップS148)。ここで閾値記憶部156に記憶した最終閾値は、次回の案内情報51の表示の際に初期閾値として利用され、評価値との比較を行うことで表示形態が変更される。このように、オペレータの案内情報51に対する操作履歴に従い閾値を変化させ、表示形態を変更することとしたのでオペレータの熟練度に応じた最適な案内情報51の表示が可能となる。また、情報が状況に応じて最適な形態で表示されることから、オペレータの案内業務効率も向上させることが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は評価値及び閾値の履歴に基づき、閾値を変化させる形態に関する。図15は実施の形態2に係る閾値記憶部156のレコードレイアウトを示す説明図である。なお、図15では説明を容易にするためにキーワード毎に評価値及び閾値等を時系列で表示している。CPU11は閾値記憶部156の記憶内容に基づき、以下に述べる閾値変更処理を行う。CPU11は記憶された評価値が初期閾値または最終閾値よりも大きいとの結果を得た回数を計数する。なお、以下では、当該計数処理に用いる閾値を初期閾値であるものとして説明するが、これに限るものではない。最終閾値を用いるほか、初期閾値と最終閾値との平均値を用いても良い。
そしてCPU11は計数した回数が記憶部15に記憶した回数(例えば3回)以上の場合、初期閾値または最終閾値を所定値減少させる処理を行う。なお、この所定値は記憶部15に予め記憶されている。また、本実施の形態においては初期閾値を減少させる例を用いて説明するが、逆に最終閾値を減少させても良いことはもちろんである。これにより、評価値が閾値よりも大きく、表示形態を「大」とする処理が複数回存在する場合は、当該案内情報51が有益であるとして閾値を減少させる処理を行う。なお、本実施形態においては、評価値が閾値よりも大きいとの結果を得た回数が所定回数以上であることを条件としたがこれに限るものではない。所定時間内に所定回数存在している場合にも同様の処理を行っても良い。
図15に示したキーワード「新商品」の過去3回の履歴に着目する。評価値は初期閾値よりも大きい回数が3回以上存在している。従って、2008年6月2日11時23分35秒に案内情報51を表示する際は、前回の最終閾値「60」から3を減じた初期閾値「57」が閾値記憶部156に記憶されることになる。
反対にCPU11は評価値が閾値よりも小さいとの結果を得た回数が所定回数以上存在する場合は初期閾値を減少させる処理を行う。図15に示したキーワード「インストール」の過去3回の履歴に着目する。評価値は初期閾値よりも小さい回数が3回以上存在している。従って、2008年6月2日11時58分35秒に案内情報51を表示する際は、前回の最終閾値「78」に3を加算した初期閾値「81」が閾値記憶部156に記憶されることになる。表示形態はこの変更後の初期閾値及び評価値に基づき決定される。
図16は初期閾値の変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は所定回数を記憶部15から読み出す(ステップS161)。CPU11は閾値記憶部156を参照し、評価値が初期閾値より大きいとの結果を得た回数を計数し、当該回数が所定回数以上であるか否かを判断する(ステップS162)。CPU11は所定回数以上と判断した場合(ステップS162でYES)、時系列で直近のレコードに係る最終閾値を読み出す(ステップS163)。CPU11は記憶部15に記憶した所定値を読み出す(ステップS164)。
CPU11は最終閾値から読み出した所定値を減じて初期閾値を算出する(ステップS165)。なお、閾値を減じる場合、1よりも小さい係数を乗算しても良い。CPU11は減算後の初期閾値を閾値記憶部156に図15の如く記憶する(ステップS166)。ステップS166の処理の後、CPU11は処理を終了する。CPU11はステップS162において、所定回数以上でないと判断した場合(ステップS162でNO)、閾値記憶部156を参照し評価値が初期閾値より小さいとの結果を得た回数を計数し、計数した回数が所定回数以上か否かを判断する(ステップS167)。CPU11は所定回数以上でないと判断した場合(ステップS167でNO)、一連の処理を終了する。
一方CPU11は所定回数以上と判断した場合(ステップS167でYES)、時系列で直近のレコードに係る最終閾値を読み出す(ステップS168)。CPU11は最終閾値に、ステップS164で読み出した所定値を加算して初期閾値を算出する(ステップS169)。なお、閾値を増加させる場合、1よりも大きい係数を乗算しても良い。CPU11は加算後の初期閾値を閾値記憶部156に図15の如く記憶する(ステップS1610)。これにより、過去に重要と判断された案内情報51は引き続き大きく表示され、逆に過去に重要でないと判断された案内情報51は小さく表示されることになる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は案内情報51に対して入力部13から所定時間操作入力を受け付けなかった場合の形態に関する。図17は実施の形態3に係るポイントテーブル157のレコードレイアウトを示す説明図である。実施の形態1のレコードに加えて、操作項目フィールドには操作項目「所定時間無操作」及び「プログラム終了」が記憶されている。また操作項目「所定時間無操作」に対応づけてポイント「+2」、操作項目「プログラム終了」に対応づけてポイント「−1」が記憶されている。図1の如く案内情報51を表示部14に表示した後、または、入力部13からスクロールバー512等の入力を受け付けた後の所定時間内(例えば5分間)に、何ら操作を入力部13から受け付けない場合がある。
この場合、CPU11は入力部13からの案内情報51に対する操作を受け付けていないと判断し、操作項目「所定時間無操作」に対応するポイント「+2」をポイントテーブル157から読み出す。CPU11は操作履歴ファイル155に操作項目「所定時間無操作」及びポイント「+2」を記憶する。図18は実施の形態3に係る操作履歴ファイル155のレコードレイアウトを示す説明図である。例えばキーワード「新商品」に関しては、2008年6月2日11時20分に入力部13からスクロールバー512の操作が行われていることが理解できる。
その後5分間何ら入力部13から案内情報51に対し操作が受け付けられていない。この場合、CPU11は操作履歴ファイル155に操作項目「所定時間無操作」を記憶し、対応するポイント「+2」を記憶する。CPU11は所定時間、案内情報51に対し操作がない場合は、当該処理に加えて案内情報51を表示部14から消去する処理を行う。そして、CPU11は当該案内情報51に付与されたポイントの合計値を算出する。図18の例では、「+1」と「+2」との加算により「+3」が変更すべきポイントとなる。CPU11は初期閾値に変更すべきポイントを加算し最終閾値を得る。図18の例では、所定時間無操作に伴う消去処理により、初期閾値「50」が最終閾値「53」となる。
このほか、オペレータの業務終了、交代または休憩等により、音声認識ソフトウェア151のプログラム及び制御プログラム15P(以下、場合によりプログラムで代表する)を終了する場合がある。この場合、CPU11は表示部14に表示されている案内情報51を全て消去し、プログラムを終了する。図17に示すように、プログラムの終了処理に対応して操作項目「プログラム終了」がポイントテーブル157に記憶されている。またポイントテーブル157には操作項目「プログラム終了」に対応づけてポイント「−1」が記憶されている。
CPU11はプログラムの終了操作を入力部13から受け付けた場合、ポイントテーブル157から操作項目「プログラム終了」に対応するポイントを読み出す。そしてCPU11は時計部18から出力される日時、操作項目及びポイントを図18の如く、操作履歴ファイル155に記憶する。CPU11はさらに操作履歴ファイル155に記憶したポイントの合計値を算出する。図18の例ではスクロールバー512の操作に伴うポイント「+1」とプログラム終了に伴うポイント「−1」との加算により合計値「0」が算出される。CPU11はこの合計値を初期閾値に加算し最終閾値を得る。CPU11は得られた最終閾値を操作履歴ファイル155に記憶する。なお当該最終閾値は実施の形態1で述べたとおり、閾値記憶部156にも記憶される。図18の例では初期閾値「50」に合計値「0」が加算され最終閾値「50」を得ることができる。
図19乃至図21は消去処理及びプログラム終了処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は実施の形態1で述べた処理により案内情報51を表示部14に表示する(ステップS191)。CPU11は記憶部15から予め記憶した所定時間を読み出す(ステップS192)。なおこの所定時間は入力部13から適当な時間を入力して、記憶部15に記憶することが可能である。CPU11は時計部18の出力をもとに、計時を開始する(ステップS193)。CPU11は計時開始からの所定時間内に入力部13から対象となる案内情報51に対する操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS194)。
CPU11は受け付けたと判断した場合(ステップS194でYES)、実施の形態1で述べた処理により、日時、操作項目及びポイントを操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS195)。CPU11はステップS193で開始した計時をリセットする(ステップS196)。その後CPU11は処理をステップS193に戻し、以上の処理を繰り返す。一方、CPU11はステップS194において、所定時間内に操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS194でNO)、操作項目「所定時間無操作」に対応するポイントをポイントテーブル157から読み出す(ステップS197)。
CPU11は時計部18から出力される日時を参照し、日時、操作項目及びポイントを操作履歴ファイル155に図18の如く記憶する(ステップS198)。CPU11は対象となる案内情報51に係るキーワードに対応するポイントの合計値を算出する(ステップS199)。CPU11は初期閾値を操作履歴ファイル155から読み出す(ステップS201)。CPU11は初期閾値に合計値を加算して最終閾値を算出する(ステップS202)。CPU11は最終閾値を操作履歴ファイル155及び閾値記憶部156に記憶する(ステップS203)。CPU11は操作履歴ファイル155の対象となるレコードを消去する(ステップS204)。CPU11はこの所定時間操作を受け付けなかった案内情報51を表示部14から消去する(ステップS205)。
続いてプログラム終了処理について説明する。CPU11はプログラムの終了指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS206)。CPU11はプログラムの終了指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS206でNO)、処理を再びステップS191へ戻す。一方、CPU11はプログラムの終了指示を入力部13から受け付けたと判断した場合(ステップS206でYES)、操作項目「プログラム終了」に対応するポイントをポイントテーブル157から読み出す(ステップS207)。CPU11は図18に示す如く、操作履歴ファイル155内の各レコードに、日時、操作項目及びポイントを記憶する(ステップS208)。
CPU11は操作履歴ファイル155内のレコード毎に操作に伴い付与されたポイントの合計値を算出する(ステップS209)。CPU11は各レコードの初期閾値をそれぞれ読み出す(ステップS211)。CPU11は各レコードの初期閾値に、ステップS209で算出した各レコードの合計値をそれぞれ加算し、レコード毎の最終閾値を算出する(ステップS212)。CPU11はレコード毎に算出した最終閾値を記憶する(ステップS213)。CPU11は各レコードのキーワードに対応づけて、最終閾値を閾値記憶部156に記憶する(ステップS214)。
CPU11は表示部14に表示している全ての案内情報51を、表示部14から消去する(ステップS215)。CPU11は操作履歴ファイル155の全てのレコードを消去する(ステップS216)。最後にCPU11は音声認識ソフトウェア151に係るプログラム及び制御プログラム15Pを終了する(ステップS217)。これにより入力部13からの操作入力を受け付けていない案内情報51については、一定時間経過後に消去することで表示部14における視認性を向上させることが可能となる。またその消去に際し、次回案内情報51を表示する際の閾値を変更させ、表示形態をも変更させることが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は表示部14に表示中の案内情報51の表示形態をリアルタイムで変更する形態に関する。図22は実施の形態4に係る操作履歴ファイル155のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU11は入力部13から案内情報51に対する操作入力を受け付けた場合、日時、操作項目及びポイントを記憶する。CPU11はこれに加えて、当該操作項目に対応づけて記憶したポイントを初期閾値または直前の操作項目に係る中間閾値に加算する。例えば、6月2日11時20分35秒(年の記載は省略している)には操作項目「スクロール」に対応するポイント「+1」が初期閾値「50」に加算される。加算された値「51」は中間閾値として操作履歴ファイル155に記憶される。
その後、11時20分40秒の操作項目「ハイパーリンク」に対応するポイント「+1」が直前の操作項目に係る中間閾値「51」に加算される。加算された値「52」は中間閾値として操作履歴ファイル155に記憶される。実施の形態4においてはこの中間閾値が閾値記憶部156に記憶される。CPU11は中間閾値をキーワードまたは案内情報51に対応づけて閾値記憶部156に記憶する。
図23は実施の形態4に係る閾値記憶部156のレコードレイアウトを示す説明図である。実施の形態1のレコードに加えて中間閾値フィールドが設けられている。CPU11は操作履歴ファイル155に操作項目に対応する中間閾値が記憶される度に、閾値記憶部156の中間閾値フィールドに中間閾値を記憶する。CPU11は閾値記憶部156の初期閾値と中間閾値とを比較し、実施の形態1で述べた処理により表示形態を決定する。図23の例では、評価値は61、初期閾値50であり、その差は10以上であるので、案内情報51の表示形態は「大」となる。ただし、中間閾値が増加し、図23に示す如く中間閾値が「55」となった場合、その差は6となり、表示形態は「中」となる。
CPU11は表示形態ファイル158を参照し、決定された表示形態に応じて案内情報51を表示部14に表示する。CPU11は入力部13から消去ボタン517の入力を受け付けた場合、直前の中間閾値に、ポイントテーブル157から読み出した操作項目「消去」に対応するポイントを加算する。CPU11は加算した値を最終閾値として操作履歴ファイル155の最終閾値フィールドに記憶する。またCPU11は閾値記憶部156の最終閾値フィールドに最終閾値を案内情報51に対応づけて記憶する。その後CPU11は案内情報51を表示部14から消去する。
図24乃至図26は表示形態の決定処理手順を示すフローチャートである。CPU11は実施の形態1で述べた処理により案内情報51を表示部14に表示する(ステップS241)。CPU11は対象となる案内情報51に対し、入力部13から消去ボタン517以外の操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS242)。CPU11は、消去ボタン517以外の入力部13から操作を受け付けたと判断した場合(ステップS242でYES)、受け付けた操作に係る操作項目に対応するポイントを、ポイントテーブル157から読み出す(ステップS243)。CPU11は時計部18から出力される日時、操作項目及びポイントを操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS244)。
CPU11はステップS242で受け付けた操作が第1回目の操作であるか否かを、操作履歴ファイル155を参照して判断する(ステップS245)。CPU11は第1回目の操作であると判断した場合(ステップS245でYES)、操作履歴ファイル155に記憶された初期閾値にステップS243で読み出したポイントを加算し、中間閾値を算出する(ステップS246)。一方、CPU11は第1回目の操作でないと判断した場合(ステップS245でNO)、前回の中間閾値に累積加算すべく、直前操作に係る中間閾値に、ポイントを加算し中間閾値を算出する(ステップS247)。
CPU11はステップS246またはS247で算出した中間閾値を操作項目に対応づけて操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS248)。CPU11は操作履歴ファイル155に記憶した中間閾値に対応する案内情報51をもとに、閾値記憶部156の同一案内情報51の中間閾値フィールドに算出した中間閾値を記憶する(ステップS249)。以下では、この中間閾値に基づき表示形態の変更が必要か否かの判断処理を行う。
CPU11は記憶部15に予め記憶した所定値を読み出す(ステップS251)。CPU11は、評価値は中間閾値に所定値を加算した値以上であるか否かを判断する(ステップS252)。CPU11は、加算した値以上であると判断した場合(ステップS252でYES)、表示形態を「大」と決定し、表示形態「大」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS253)。CPU11は加算した値以上でないと判断した場合(ステップS252でNO)、評価値は、中間閾値に所定値を減じた値以下であるか否かを判断する(ステップS254)。CPU11は所定値を減じた値以下であると判断した場合(ステップS254でYES)、表示形態を「小」と決定し、表示形態「小」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS255)。
CPU11は所定値を減じた値以下でないと判断した場合(ステップS254でNO)、表示形態を「中」と決定し、表示形態「中」を閾値記憶部156に記憶する(ステップS256)。CPU11は実施の形態1のステップS118、S121またはS122で決定した初期閾値に基づく案内情報51の表示形態が変更されたか否かを判断する(ステップS257)。CPU11は表示形態が変更されていないと判断した場合(ステップS257でNO)、案内情報51の表示形態を変更せずに表示部14に、当該案内情報51を継続表示する(ステップS258)。
CPU11は表示形態が変更されたと判断した場合(ステップS257でYES)、表示形態ファイル158からステップS253、S255またはS256で決定した表示形態に対応するウィンドウサイズ及びフォントサイズを読み出す(ステップS259)。CPU11は案内情報51を読み出したウィンドウサイズ及びフォントサイズに従い変更する(ステップS261)。CPU11は変更後の案内情報51を表示部14に出力する(ステップS262)。CPU11はステップS242において入力部13から消去ボタン517以外の操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS242でNO)、消去ボタン517の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS263)。なお、CPU11はステップS262またはS258の処理後もステップS263の処理を行う。CPU11は消去ボタン517の入力を、入力部13から受け付けていないと判断した場合(ステップS263でNO)、ステップS242へ移行し、以上の処理を繰り返す。このようにして案内情報51に対する表示形態が、中間閾値に基づき逐次変更されることになる。
CPU11は消去ボタン517の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS263でYES)、消去操作に対応するポイントをポイントテーブル157から読み出す(ステップS264)。CPU11は時計部18から出力される日時、操作項目「消去」、及び読み出したポイントを操作履歴ファイル155に記憶する(ステップS265)。CPU11は操作履歴ファイル155に記憶した各操作項目に対応するポイントの合計値を算出する(ステップS266)。CPU11は初期閾値に合計値を加算して最終閾値を算出する(ステップS267)。CPU11は最終閾値を操作履歴ファイル155にキーワードに対応づけて記憶する(ステップS268)。
CPU11は同じく最終閾値をキーワードに対応づけて閾値記憶部156に記憶する(ステップS269)。CPU11は当該処理の後、最終閾値を記憶したキーワードに対応する操作履歴ファイル155のレコードを消去する(ステップS2610)。ここで記憶した最終閾値は、次回の案内情報51の表示の際に初期閾値として利用され、評価値との比較を行うことで表示形態が変更される。これにより、表示部14に表示された案内情報51に対する操作に連動してリアルタイムに表示形態が変更され、より効果的にオペレータに情報を伝達することが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は案内情報51が所定期間表示部14に表示されない場合に閾値を減少させる形態に関する。図27は実施の形態5に係る閾値記憶部156のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU11は同一キーワードについて、新たに表示部14に案内情報51を表示する際、実施の形態1で述べた如くキーワード及び案内情報51に対応づけて日時、評価値、初期閾値及び表示形態を閾値記憶部156に記憶する。図27の例では、6月2日9時23分35秒にキーワード「新商品」に関する案内情報51が記憶され、さらに8日後の6月10日にも同一キーワード「新商品」に関する案内情報51が記憶されている。
実施の形態1においては、6月10日におけるキーワード「新商品」の初期閾値は、前回のレコードの最終閾値「50」と同じく「50」となる。本実施の形態においてはCPU11が、前回表示時より所定期間が経過している場合は、記憶部15に予め記憶した所定値を減じ、当該減じた値を初期閾値として閾値記憶部156に記憶する。本実施の形態においては所定値を5とする例として説明する。図27の例では5が減じられて、初期閾値は「45」となっている。なお、減じる所定値はこの数値に限るものではない。例えば、期間が増加するにつれて所定値を増加させるようにしても良い。
図28及び図29は初期閾値変更処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は実施の形態1で述べた処理により所定の形態で案内情報51を表示すべく、キーワード及び案内情報51に対応づけて、時計部18から出力される日時、評価値を閾値記憶部156に記憶する(ステップS281)。続いて、初期閾値及び表示形態を決定すべく以下の処理を行う。CPU11は閾値記憶部156に同一キーワードのレコードが存在するか否かを判断する(ステップS282)。
CPU11は同一キーワードのレコードが存在しないと判断した場合(ステップS282でNO)、記憶部15に予め記憶した初期値「30」を読み出す(ステップS283)。CPU11は読み出した初期値を初期閾値として閾値記憶部156に記憶する(ステップS284)。CPU11は閾値記憶部156に同一キーワードのレコードが存在すると判断した場合(ステップS282でYES)、閾値記憶部156の同一キーワードに係る直前のレコードの日時を読み出す(ステップS285)。CPU11は記憶部15に予め記憶した所定期間(例えば1週間)を読み出す(ステップS286)。CPU11はステップS281において記憶した日時と、ステップS285において読み出した日時との日の差が、ステップS286で読み出した所定期間以上であるか否かを判断する(ステップS287)。
CPU11は所定期間以上でないと判断した場合(ステップS287でNO)、オペレータの記憶も確かである可能性が高いことから、直前のレコードの最終閾値を閾値記憶部156から読み出す(ステップS288)。CPU11は読み出した最終閾値を、表示対象の案内情報51に係る初期閾値として閾値記憶部156に記憶する(ステップS289)。CPU11は所定期間以上であると判断した場合(ステップS287でYES)、オペレータの記憶が薄れている可能性が高いことから、記憶部15から予め記憶した所定値(例えば5)を読み出す(ステップS290)。CPU11は直前のレコードの最終閾値から所定値を減じ初期閾値を算出する(ステップS291)。
CPU11は当該初期閾値を、表示対象の案内情報51に係る初期閾値として閾値記憶部156に記憶する(ステップS292)。CPU11は評価値及びステップS292、S289またはS284で記憶した初期閾値に基づき、実施の形態1で述べた処理により表示形態を決定する(ステップS293)。CPU11は決定した表示形態に基づき案内情報51を表示部14に出力する(ステップS294)。これにより、長期間表示されなかった案内情報51は、表示部14に大きく表示される可能性が増加する。従ってオペレータの記憶が薄れた場合でも、大きく表示する事でより業務効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
図30は実施の形態6に係るパーソナルコンピュータ1を示すブロック図である。実施の形態1乃至実施の形態5に係るパーソナルコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、本実施の形態6のように、記録媒体読み取り装置(図示せず)にCD−ROM等の記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また、当該プログラムは、通信網Nを介して接続される他のコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図30に示すパーソナルコンピュータ1は、評価値を受け付けさせ、案内情報51を表示させ、表示形態を決定等させるプログラムを、記録媒体1Aによりまたは通信部16を介して他のコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、記憶部15の制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したパーソナルコンピュータ1として機能する。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1乃至5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1乃至6を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
案内情報を表示部に表示する案内情報表示装置において、
入力された音声に基づき音声認識を行う音声認識処理手段と、
該音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する算出手段と、
前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から案内情報を読み出して、表示部に表示する表示手段と、
該表示手段により表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記算出手段により算出した評価値に基づき前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定手段と
を備えることを特徴とする案内情報表示装置。
(付記2)
前記表示部に表示された案内情報に対する操作を入力部から受け付けた場合に、該案内情報に対する変化値を変更する変更手段と、
該変更手段により変更した変化値を前記案内情報に対応づけて前記記憶部に記憶する手段と
を備え、
前記決定手段は、
前記表示部に表示される案内情報に対する変化値を前記記憶部から読み出し、該変化値及び前記算出手段により算出した評価値に基づき前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する
ことを特徴とする付記1に記載の案内情報表示装置。
(付記3)
前記変更手段は、
前記表示部に表示された案内情報に対する消去操作を入力部から受け付けた場合に、該案内情報に対する変化値を変更する
ことを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記4)
前記変更手段は、
前記表示部に表示された案内情報に対し前記入力部からスクロール操作を受け付けた場合に、第1点数を設定する手段と、
前記案内情報に対する消去操作を入力部から受け付けた場合に、第2点数を設定する手段と、
前記案内情報に対する変化値に、前記第1点数及び第2点数を加算する手段と
を備えることを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記5)
前記表示部に表示された案内情報に対して前記入力部から一定時間操作を受け付けなかった場合に、前記案内情報を消去する消去手段と、
該消去手段により案内情報を消去した場合、前記記憶部に記憶した前記案内情報に対応する変化値を変更する手段と
を備え、
前記記憶部は前記手段により変更した変化値を前記案内情報に対応づけて記憶する
ことを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記6)
前記算出手段により算出した認識結果に対する評価値が前記記憶部に記憶した前記認識結果に係る案内情報に対応する変化値より小さい結果を得た回数を計数する手段と、
該手段により計数した回数が所定回数以上の場合に、前記変化値を増加する手段と
を備えることを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記7)
前記算出手段により算出した認識結果に対する評価値が前記記憶部に記憶した前記認識結果に係る案内情報に対応する変化値より大きい結果を得た回数を計数する手段と、
該手段により計数した回数が所定回数以上の場合に、前記変化値を減少する手段と
を備えることを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記8)
前記決定手段は、
前記算出手段により算出した認識結果に対する評価値が、変化値よりも所定値以上大きい場合に、前記認識結果に係る案内情報を基準となるサイズよりも大きく表示部に表示し、前記算出手段により算出した評価値が、変化値よりも所定値以上小さい場合に前記案内情報を基準となるサイズよりも小さく表示部に表示するよう決定する
ことを特徴とする付記1または2に記載の案内情報表示装置。
(付記9)
前記表示手段により前記表示部に案内情報を表示してから所定期間経過後に前記記憶部に記憶した前記案内情報に対する変化値を減少する手段
を備えることを特徴とする付記2に記載の案内情報表示装置。
(付記10)
制御部を有する案内情報表示装置の表示部に案内情報を表示する案内情報表示方法において、
入力された音声に基づき前記制御部により音声認識を行う音声認識処理ステップと、
該音声認識処理ステップにより音声認識された認識結果に対する評価値を前記制御部により算出する算出ステップと、
前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から前記制御部により案内情報を読み出して、表示部に表示する表示ステップと、
該表示ステップにより表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記算出ステップにより算出した評価値に基づき、前記制御部により前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定ステップと
を備えることを特徴とする案内情報表示方法。
(付記11)
制御部を有するコンピュータの表示部に案内情報を表示するためのプログラムにおいて、
コンピュータに、
音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する算出手段から前記認識結果に対する評価値を前記制御部により受け付ける受け付けステップと、
前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から前記制御部により案内情報を読み出して、表示部に表示する表示ステップと、
該表示ステップにより表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記受け付けステップにより受け付けた評価値に基づき、前記制御部により前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定ステップと
を実行させるプログラム。
音声案内システムの概要を示す説明図である。 パーソナルコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 認識結果ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 案内情報DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 表示部に表示される案内情報のイメージを示す説明図である。 操作履歴ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 ポイントテーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 閾値記憶部のレコードレイアウトを示す説明図である。 表示形態ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 案内情報の表示処理手順を示すフローチャートである。 案内情報の表示処理手順を示すフローチャートである。 案内情報の表示処理手順を示すフローチャートである。 閾値の変化処理手順を示すフローチャートである。 閾値の変化処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る閾値記憶部のレコードレイアウトを示す説明図である。 初期閾値の変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るポイントテーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 実施の形態3に係る操作履歴ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 消去処理及びプログラム終了処理の手順を示すフローチャートである。 消去処理及びプログラム終了処理の手順を示すフローチャートである。 消去処理及びプログラム終了処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る操作履歴ファイルのレコードレイアウトを示す説明図である。 実施の形態4に係る閾値記憶部のレコードレイアウトを示す説明図である。 表示形態の決定処理手順を示すフローチャートである。 表示形態の決定処理手順を示すフローチャートである。 表示形態の決定処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る閾値記憶部のレコードレイアウトを示す説明図である。 初期閾値変更処理の手順を示すフローチャートである。 初期閾値変更処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態6に係るパーソナルコンピュータを示すブロック図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
1A 記録媒体
2 携帯電話機
11 CPU
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
51 案内情報
111 音声入力部
151 音声認識ソフトウェア
152 言語モデルDB
153 認識結果ファイル
154 案内情報DB
155 操作履歴ファイル
156 閾値記憶部
157 ポイントテーブル
158 表示形態ファイル
511 案内情報表示ボックス
512 スクロールバー
513 ハイパーリンク
514 編集情報入力ボックス
515 登録ボタン
516 タスクバーへ移動ボタン
517 消去ボタン
N 通信網

Claims (7)

  1. 案内情報を表示部に表示する案内情報表示装置において、
    入力された音声に基づき音声認識を行う音声認識処理手段と、
    該音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する算出手段と、
    前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から案内情報を読み出して、表示部に表示する表示手段と、
    該表示手段により表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記算出手段により算出した評価値に基づき前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定手段と
    を備えることを特徴とする案内情報表示装置。
  2. 前記表示部に表示された案内情報に対する操作を入力部から受け付けた場合に、該案内情報に対する変化値を変更する変更手段と、
    該変更手段により変更した変化値を前記案内情報に対応づけて前記記憶部に記憶する手段と
    を備え、
    前記決定手段は、
    前記表示部に表示される案内情報に対する変化値を前記記憶部から読み出し、該変化値及び前記算出手段により算出した評価値に基づき前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の案内情報表示装置。
  3. 前記変更手段は、
    前記表示部に表示された案内情報に対する消去操作を入力部から受け付けた場合に、該案内情報に対する変化値を変更する
    ことを特徴とする請求項2に記載の案内情報表示装置。
  4. 前記変更手段は、
    前記表示部に表示された案内情報に対し前記入力部からスクロール操作を受け付けた場合に、第1点数を設定する手段と、
    前記案内情報に対する消去操作を入力部から受け付けた場合に、第2点数を設定する手段と、
    前記案内情報に対する変化値に、前記第1点数及び第2点数を加算する手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の案内情報表示装置。
  5. 前記算出手段により算出した認識結果に対する評価値が前記記憶部に記憶した前記認識結果に係る案内情報に対応する変化値より大きい結果を得た回数を計数する手段と、
    該手段により計数した回数が所定回数以上の場合に、前記変化値を減少する手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の案内情報表示装置。
  6. 制御部を有する案内情報表示装置の表示部に案内情報を表示する案内情報表示方法において、
    入力された音声に基づき前記制御部により音声認識を行う音声認識処理ステップと、
    該音声認識処理ステップにより音声認識された認識結果に対する評価値を前記制御部により算出する算出ステップと、
    前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から前記制御部により案内情報を読み出して、表示部に表示する表示ステップと、
    該表示ステップにより表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記算出ステップにより算出した評価値に基づき、前記制御部により前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定ステップと
    を備えることを特徴とする案内情報表示方法。
  7. 制御部を有するコンピュータの表示部に案内情報を表示するためのプログラムにおいて、
    コンピュータに、
    音声認識処理手段により音声認識された認識結果に対する評価値を算出する算出手段から前記認識結果に対する評価値を前記制御部により受け付ける受け付けステップと、
    前記認識結果に対応する案内情報を記憶した記憶部から前記制御部により案内情報を読み出して、表示部に表示する表示ステップと、
    該表示ステップにより表示された案内情報に対する入力部からの操作に基づき変化する変化値及び前記受け付けステップにより受け付けた評価値に基づき、前記制御部により前記案内情報の前記表示部での表示形態を決定する決定ステップと
    を実行させるプログラム。
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