JP2010007713A - 弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トルク伝達開始時の過渡特性が良好な構造を実現する。
【解決手段】駆動側伝達部材18の駆動側突出部21、21の円周方向側面と、被駆動側伝達部材19の被駆動側突出部24、24の円周方向側面との間に、それぞれ弾性部材26、26を挟持する。トルク伝達は、これら各弾性部材26、26を介して行う。これら各弾性部材26、26は、比較的硬い第一の弾性材製の芯材27を、比較的軟らかい第二の弾性材製の被覆部28により覆って成る。そして、このうちの被覆部28と、上記第一、第二各突出部21、24の円周方向側面とを当接させる。トルク伝達時には、上記被覆部28がある程度圧縮方向に弾性変形してから、上記芯材27が弾性変形し始める。この為、上記過渡特性を良好にできる。
【選択図】図2

Description

本発明の対象となる弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置のうちの電動式パワーステアリング装置は、自動車の操舵装置として利用するもので、電動モータを補助動力源として利用する事により、運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図るものである。又、弾性軸継手は、この様な電動式パワーステアリング装置を構成する電動モータの出力軸と、減速機のウォーム軸とのトルク伝達部に組み込み、操舵時に運転者に違和感を与える事を防止しつつ、上記出力軸から上記ウォーム軸に上記補助動力を伝達するものである。
操舵輪(フォークリフト等の特殊車両を除き、通常は前輪)に舵角を付与する際に運転者がステアリングホイールを操作する為に要する力の軽減を図る為の装置として、パワーステアリング装置が広く使用されている。又、この様なパワーステアリング装置で、補助動力源として電動モータを使用する電動式パワーステアリング装置も、近年普及し始めている。この様な電動式パワーステアリング装置の構造は、各種知られているが、何れの構造の場合でも、ステアリングホイールの操作によって回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する回転軸に電動モータの補助動力を、減速機を介して付与する。この減速機として一般的には、ウォーム減速機が使用されている。ウォーム減速機を使用した電動式パワーステアリング装置の場合、上記電動モータにより回転駆動されるウォームと、上記回転軸と共に回転するウォームホイールとを噛合させて、上記電動モータの補助動力をこの回転軸に伝達自在とする。但し、ウォーム減速機の場合、何らの対策も施さないと、上記ウォームと上記ウォームホイールとの噛合部に存在するバックラッシュに基づき、上記回転軸の回転方向を変える際に、歯打ち音と呼ばれる不快な異音が発生する場合がある。
この様な歯打ち音の発生を抑えられる構造として従来から、特許文献1〜3に記載されている様に、ばね等の弾性部材によりウォームをウォームホイールに向け弾性的に押圧する事が考えられている。図9〜10は、このうちの特許文献2に記載された電動式パワーステアリング装置の1例を示している。ステアリングホイール1により所定方向に回転させられる、回転軸であるステアリングシャフト2の前端部は、ハウジング3の内側に回転自在に支持しており、この部分にウォームホイール4を固定している。このウォームホイール4と噛合するウォーム歯5をウォーム軸6の軸方向中間部に設け、電動モータ7により回転駆動されるウォーム8の両端部は、深溝型玉軸受等の1対の転がり軸受9a、9bにより、上記ハウジング3内に回転自在に支持されている。更に、上記ウォーム軸6の先端部で上記転がり軸受9aよりも突出した部分に押圧駒10を外嵌し、この押圧駒10と上記ハウジング3との間に、コイルばね11等の弾性部材を設けている。そして、このコイルばね11により、上記押圧駒10を介して、上記ウォーム軸6に設けたウォーム歯5を、上記ウォームホイール4に向け押圧している。この様な構成により、これらウォーム歯5とウォームホイール4との間のバックラッシュを抑え、上記歯打ち音の発生を抑えている。
上述の様な従来構造の場合、上記ウォーム歯5と上記ウォームホイール4との噛合部で上記歯打ち音が発生する事を抑えられるが、上記電動モータ7の出力軸12の先端部と上記ウォーム軸6の基端部との結合部で発生する歯打ち音を抑える事はできない。この点に就いて、以下に説明する。上記電動モータ7の出力軸12の先端部と上記ウォーム軸6の基端部とを回転力の伝達を自在に結合する為に、このウォーム軸6の基端部にスプライン孔13を、このウォーム軸6の基端面に開口する状態で形成している。又、上記出力軸12の先端部にスプライン軸部14を形成している。そして、このスプライン軸部14と上記スプライン孔13とをスプライン係合させる事で、上記出力軸12と上記ウォーム軸6とを、回転力の伝達を自在に結合している。
上記スプライン軸部14と上記スプライン孔13とが円周方向の隙間なく(バックラッシュ無しで)スプライン係合していれば、上記出力軸12の先端部と上記ウォーム軸6の基端部との結合部(スプライン係合部)で歯打ち音が発生する事はない。但し、実際の場合には、このスプライン係合部にはバックラッシュが存在する。特に、上述の図10に示す様な構造により、上記ウォーム歯5とウォームホイール4との間のバックラッシュを抑える構造の場合には、上記ウォーム軸6を揺動変位させる必要上、上記スプライン係合部のバックラッシュを完全になくす事はできない。又、単なるスプライン係合部の場合、上記電動モータ7への通電開始に伴って上記出力軸12から上記ウォーム軸6に、突然大きなトルクが伝達され始める。この為、前記ステアリングホイール1の操作開始直後に、突然このステアリングホイール1を操作する為に要する力が急減する。この様な状況は、運転者に違和感を与える為、好ましくない。
この様な不都合を発生するスプライン係合部に代えて、上記出力軸12の先端部と上記ウォーム軸6の基端部とのトルク伝達部に、弾性部材を介してトルク伝達を行う弾性軸継手を組み込む事が考えられる。そして、電動式パワーステアリング装置を構成する電動モータ7の出力軸12の先端部とウォーム軸6の基端部との間に組み込み可能な弾性軸継手として、特許文献4、5に記載されたものが知られている。これら特許文献4、5に記載された弾性軸継手は何れも、軸方向に関して互いに直列に配置された1対の回転軸の端部同士の間でトルクを、このトルクの方向に関して弾性変形可能な弾性部材を介して伝達する。
この為に上記従来の弾性軸継手は、第一、第二両伝達部材と弾性部材とを備える。これら両伝達部材はそれぞれ、上記両回転軸の端部に、これら両回転軸と同心に支持される。又、これら両伝達部材のうちの相手側の回転軸に対向する面に、回転方向に関して間欠的に、それぞれこの相手側の回転軸に向け軸方向に突出する、それぞれ複数の第一、第二各突出部を設けている。そして、上記弾性部材を、各第一、第二突出部の円周方向側面同士の間に挟持している。又、特許文献4に記載された従来構造の場合には、上記各第一、第二突出部による上記弾性部材の圧縮状態を2段階に変える事で、この弾性部材の弾性変形状態をチューニングしている。更に、特許文献5に記載された従来構造の場合には、弾性の異なる2種類の弾性部材を設け、比較的弾性の小さい(軟らかい)弾性部材を或る程度押し潰してから、比較的弾性の大きい(硬い)弾性部材によるトルク伝達を行わせる様にしている。
但し、上記特許文献4、5に記載された従来構造の場合には、比較的小さなトルク伝達を行う状態から大きなトルク伝達を行う状態に移行する過程で、トルク伝達方向に関する弾性軸継手の剛性が急変動する(剛性が急に大きくなる)。即ち、上記特許文献4に記載された構造の場合には、弾性部材のうちで容積が小さい(トルク伝達に供される部分の断面積が狭い)部分が押し潰されてから、容積が大きい(トルク伝達に供される部分の断面積が広い)部分が押し潰され始める瞬間に、上記剛性の急変動が生じる。又、上記特許文献5に記載された構造の場合には、比較的弾性の小さい弾性部材を押し潰してから、比較的弾性の大きい弾性部材を押し潰し始める瞬間に、上記剛性の急変動が生じる。この結果、前述した様に、前記ステアリングホイール1を操作する為に要する力が急減し、運転者に違和感を与える可能性がある。
特開2000−43739号公報 特開2004−306898号公報 特表2006−513906号公報 特開2004−148990号公報 特開2006−183676号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、トルク伝達開始時の過渡特性が良好な弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置を実現すべく発明したものである。
本発明の弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置のうち、請求項1に記載した弾性軸継手の発明は、例えば特許文献4、5に記載される等により従来から知られている弾性軸継手と同様に、軸方向に関して互いに直列に配置された1対の回転軸の端部同士の間でトルクを、このトルクの方向に関して弾性変形可能な弾性部材を介して伝達する為のものである。
この為に本発明の弾性軸継手は、第一、第二両伝達部材と、弾性部材とを備える。
このうちの第一伝達部材は、上記両回転軸のうちの一方の回転軸の端部に、この一方の回転軸と同心に支持されるもので、これら両回転軸のうちの他方の回転軸に対向する面に、回転方向に関して間欠的に、それぞれこの他方の回転軸に向け軸方向に突出する複数の第一突出部を備える。
又、上記第二伝達部材は、上記他方の回転軸の端部に、この他方の回転軸と同心に支持されるもので、上記一方の回転軸に対向する面に、回転方向に関して間欠的に、それぞれこの一方の回転軸に向け軸方向に突出する複数の第二突出部を備える。
更に、上記弾性部材は、これら各第二突出部の円周方向側面と上記各第一突出部の円周方向側面との間に挟持されている。
特に、本発明の弾性軸継手に於いては、上記弾性部材は、第一の弾性材製の芯材を、この第一の弾性材よりも軟らかい第二の弾性材製の被覆部で覆っている。そして、このうちの被覆部と、上記第一、第二各突出部の円周方向側面とを当接させている。
上述の様な本発明の弾性軸継手を実施する場合に、例えば請求項2に記載した発明の様に、上記第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に、それぞれが円柱状の弾性部材を、これら各弾性部材の軸方向端面をこれら各突出部の円周方向側面に突き合わせた状態で挟持する。そして、上記各弾性部材を、軸方向中央部から両端部に向かうに従って外径が小さくなる方向に傾斜した芯材と、この芯材よりも大きな軸方向寸法を有し、この芯材全体を覆った被覆部とから成るものとする。
この様な請求項2に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項3に記載した発明の様に、上記第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に存在する、複数の弾性部材を設置すべき空間に合わせて配置した、これら各弾性部材の周囲に、上記各突出部の外接円の直径以上の内径を有する連結環を設ける。そして、連結腕部によりこの連結環と上記各弾性部材とを連結する。
或は、上述の様な本発明の弾性軸継手を実施する場合に、例えば請求項4に記載した発明の様に、上記第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に、それぞれが直方体状の弾性部材を、この円周方向に関するこれら各弾性部材の互いに反対側の2面を、上記各突出部の円周方向側面に突き合わせた状態で挟持する。そして、上記各弾性部材を、上記第一、第二両伝達部材の軸方向に関する幅が、上記円周方向の中央部から同じく両端部に向かうに従って小さくなる芯材と、この円周方向に関する幅が上記芯材よりも大きく、この芯材のうちで上記各突出部の円周方向側面に対向する部分の全体を覆った被覆部とから成るものとする。
この様な請求項4に記載した発明を実施する場合に好ましくは、請求項5に記載した発明の様に、上記第一、第二両伝達部材の径方向に関して、上記第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に存在する、複数の弾性部材を設置すべき空間に合わせて配置したこれら各弾性部材の内側に、外径が上記各突出部の内接円の直径以下である連結部を設ける。そして、上記径方向に関して上記各弾性部材の内端部をこの連結部の外周面に連結して、放射状に配列する。
一方、本発明の弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置のうち、請求項6に記載した電動式パワーステアリング装置の発明は、ハウジングと、回転軸と、ウォームホイールと、ウォームと、電動モータと、継手装置とを備える。
このうちのハウジングは、固定の部分に支持されて回転する事がない。
又、上記回転軸は、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する。
又、上記ウォームホイールは、上記ハウジングの内部でこの回転軸の一部に、この回転軸と同心に支持されて、この回転軸と共に回転する。
又、上記ウォームは、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を上記ウォームホイールと噛合させた状態で、上記ウォーム軸の軸方向両端部をそれぞれ軸受により上記ハウジングに対し回転自在に支持されている。
又、上記電動モータは、上記ウォームを回転駆動する為のものである。
更に、上記継手装置は、上記電動モータの出力軸の先端部と上記ウォーム軸の基端部との間に設けられて、これら両軸同士の間でトルクを伝達するもので、上述の様な、本発明の弾性軸継手である。
上述の様に構成する本発明の弾性軸継手及び電動式パワーステアリング装置によれば、トルク伝達開始時からトルク変動時(上昇時及び低下時)の過渡特性を良好にできる。この様に、トルク伝達開始時の過渡特性が良好になる事は、弾性部材を、比較的硬い第一の弾性材と、比較的軟らかい第二の弾性材との、二重構造とする事により図れる。
即ち、本発明の弾性軸継手の場合には、上記第一の弾性材製の芯材を上記第二の弾性材製の被覆部で覆っている為、上記トルク伝達の開始時に、第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間で上記弾性部材を押圧した場合、先ず、被覆部を構成する上記第二の弾性材が圧縮方向に弾性変形する。この為、トルク伝達開始の瞬間に急に大きなトルクが伝達され始める事を防止できる。そして、上記第二の弾性材が或る程度圧縮方向に弾性変形した後に、上記芯材を構成する上記第一の弾性材が圧縮方向に弾性変形し始める。これら第一、第二の弾性材は、上記トルクの伝達方向でもある、圧縮方向に関して互いに直列に配置されている為、上記第二の弾性材の圧縮変形が進んだ状態から上記第一の弾性材の圧縮変形が開始される過程で、上記弾性部材全体としての、圧縮方向に関する剛性が急変動する事はない。この為、伝達すべきトルクが上昇する過程でも、伝達されるトルクが急変動する事を防止できる。
これらにより、過渡特性を全体として良好にできて、ステアリングホイールを操作する運転者に違和感を与えない様にできる。
[実施の形態の第1例]
図1〜4は、請求項1〜3、6に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、電動式パワーステアリング装置を構成する電動モータ7の出力軸12aの先端部と、ウォーム式減速機を構成するウォーム軸6aの基端部との間に、本例の特徴である弾性軸継手15を設けている。そして、上記出力軸12aから上記ウォーム軸6aにトルクを、起動時及びトルク変動時に緩衝作用を持たせた状態で(上記電動モータ7の起動時にトルク伝達が急激に開始されない様に、トルク変動時にウォーム軸6aに伝達されるトルクが急変動しない様に、過渡特性を良好にした状態で)、伝達自在としている。上記弾性軸継手15を設ける為に、上記出力軸12aの先端部に駆動側セレーション部16を、上記ウォーム軸6aの基端部に被駆動側セレーション部17を、それぞれ設けている。上記弾性軸継手15を除く、上記電動式パワーステアリング装置の構成及び作用は、前述の図9〜10に示した構造を含め、従来から広く知られている電動式パワーステアリング装置と同様であるから説明を省略し、以下、上記弾性軸継手15の構成及び作用に就いて説明する。又、以下の説明で、径方向、周方向、軸方向とはこの弾性軸継手15(の構成各部材)の径方向、周方向、軸方向を指す。
上記弾性軸継手15は、特許請求の範囲に記載した第一伝達部材に相当する駆動側伝達部材18と、同じく第二伝達部材に相当する被駆動側伝達部材19とを備える。このうちの駆動側伝達部材18は、上記出力軸12aの先端部に外嵌固定自在な円板状の駆動側基板部20の軸方向片面の径方向外寄り部分の円周方向複数個所(図示の例では円周方向等間隔4箇所)から、それぞれが特許請求の範囲に記載した第一突出部である駆動側突出部21、21を、軸方向に突出形成している。周方向に関する、これら各駆動側突出部21、21の幅寸法は、径方向内方で小さく、径方向外方で大きくしている。即ち、軸方向から見た、上記各駆動側突出部21、21の端面形状を、径方向内側程幅が狭くなる扇形としている。又、上記駆動側基板部20の中心部には、上記駆動側セレーション部16とセレーション係合する、駆動側セレーション孔22を形成している。
一方、上記被駆動側伝達部材19は、上記駆動側伝達部材18と同形状の部材を、軸方向に関して反転させた状態で使用する。即ち、上記被駆動側伝達部材19は、上記駆動側基板部20と同形状の被駆動側基板部23と、上記各駆動側突出部21、21と同形状であり、特許請求の範囲に記載した第二突出部に相当する被駆動側突出部24、24とを備える。そして、上記被駆動側基板部23の中心部に、前記駆動側セレーション部17とセレーション係合する、被駆動側セレーション孔25を形成している。
それぞれが上述の様な構成を有する、上記駆動側伝達部材18と上記被駆動側伝達部材19とは、上記各駆動側突出部21、21と上記各被駆動側突出部24、24とを合計した数(図示の例では8個)の弾性部材26、26を介して組み合わせている。これら各弾性部材26、26は、第一の弾性材製の芯材27を、第二の弾性材製の被覆部28により全体を覆う事で、外面形状を円柱状としている。上記芯材27の形状は、軸対称の略卵形状で、軸方向中央部から両端部に向かうに従って外径が小さくなる方向に傾斜している。又、軸方向両端面は、部分球面状の凸面としている。又、上記被覆部28は、上記芯材27よりも大きな軸方向寸法を有し、この芯材27全体を覆っている。この被覆部28を構成する第二の弾性材は、この芯材27を構成する第一の弾性材よりも軟らかい(弾性係数が低い)。
上記第一、第二の弾性材の組み合わせは、前記弾性軸継手15の大きさ(直径を含むサイズ)、この弾性軸継手15により伝達すべきトルクの最大値等に応じて適宜選択する。例えば、伝達すべきトルクが大きい場合には、第一の弾性材として、弾性係数が高い弾性材である合成樹脂を、第二の弾性材として、この合成樹脂に比べれば弾性係数が低い弾性材である硬質ゴムを、それぞれ使用できる。これに対して、伝達すべきトルクが小さい場合には、第一の弾性材として硬質ゴムを、第二の弾性材として軟質ゴムを、それぞれ使用できる。その他、ビニル等、ゴム以外のエラストマーを、何れかの弾性材として使用する事もできる。又、上記芯材27の軸方向長さと上記被覆部28の軸方向長さとの差に関しても、適宜設定可能である。この差を小さくすれば、図4の(A)に示す様に、上記被覆部28の両端部で上記芯材27からはみ出した部分の厚さtが小さくなり、上記差を大きくすれば、図4の(B)に示す様に、このはみ出した部分の厚さTが大きくなる。このはみ出した部分の厚さt、Tの大きさは、上記第一、第二の弾性材の硬度や、上記弾性軸継手15に要求する緩衝性能に応じて、設計的に定める。
それぞれが上述の様な芯材27と被覆部28とから成る弾性部材26、26は、単一円弧上に、それぞれの中心軸をこの単一円弧の接線方向に一致させた状態で、円周方向に関して等間隔に配置している。更に、上記各弾性部材26、26は、これら各弾性部材26、26の周囲に配置された連結環29により、互いに連結している。この連結環29の内径は、前記駆動側、被駆動側各突出部21、24の外接円の直径以上であり、上記各弾性部材26、26は、それぞれの軸方向中間部と上記連結環29の内周面との間に設けた連結腕部30、30により、この連結環29に連結されている。
この様な連結環29により互いに連結された、上記各弾性部材26、26は、図2→図3に示す様に、前記駆動側、被駆動側両伝達部材18、19と組み合わせて、前記弾性軸継手15とする。即ち、上記各駆動側突出部21、21と上記各被駆動側突出部24、24とを、互いの円周方向側面同士の間に上記各弾性部材26、26を挟持しつつ円周方向に関して互いに重畳させる。この状態でこれら各弾性部材26、26の軸方向両端面(上記両伝達部材18、19の円周方向に関する両端面)を、上記各突出部21、24の円周方向両側面に当接させる。この様にして上記駆動側、被駆動側両伝達部材18、19と上記各弾性部材26、26とを組み合わせて成る上記弾性軸継手15は、前記駆動側セレーション孔22を前記駆動側セレーション部16と、前記被駆動側セレーション孔25を前記被駆動側セレーション部17と、それぞれセレーション係合させる事で、前記出力軸12aの先端部と前記ウォーム軸6aの基端部との間に組み付ける。尚、上記弾性軸継手15の中立状態で、上記各突出部21、24の互いに対向する円周方向側面同士は、互いに平行である。
上記出力軸12aと上記ウォーム軸6aとの間でトルクを伝達する際には、上記各弾性部材26、26が弾性変形しつつ、このトルクを伝達する。この為、トルク伝達開始時からトルク変動時(上昇時及び低下時)の過渡特性を良好にできる。特に、上記各弾性部材26、26は、比較的硬い第一の弾性材製の芯材27を、比較的軟らかい第二の弾性材製の被覆部28により覆った二重構造とし、このうちの被覆部28を上記各突出部21、24の円周方向両側面に当接させている事により図れる。この理由に就いて、以下に説明する。
上記出力軸12aと上記ウォーム軸6aとの間でトルクを伝達する際には、上記各弾性部材26、26のうち、上記各駆動側突出部21、21の回転方向前側面と上記各被駆動側各突出部24、24の回転方向後側面との間に挟持された(全弾性部材26、26のうちの半分の)弾性部材26、26を、それぞれの軸方向に圧縮する。この様に、これら各弾性部材26、26を圧縮し始める際には、先ず、軟らかい上記被覆部28が圧縮方向に弾性変形する。この為、トルク伝達開始の瞬間に急に大きなトルクが伝達され始める事を防止できる。そして、上記被覆部28が或る程度圧縮方向に弾性変形するに伴って、硬い上記芯材27も、圧縮方向に徐々に弾性変形し始める。これら芯材27と被覆部28とは、上記トルクの伝達方向でもある、圧縮方向に関して互いに直列に配置されている為、上記被覆部28の圧縮変形が進んだ状態から上記芯材27の圧縮変形が開始される過程で、上記各弾性部材26、26全体としての、圧縮方向に関する剛性が急変動する事はない。この為、伝達すべきトルクが上昇する過程でも、伝達されるトルクが急変動する事を防止できる。伝達すべきトルクが低下する過程では、逆の動作により、伝達されるトルクが急変動する事を防止できる。
これらにより、過渡特性を全体として良好にできて、ステアリングホイールを操作する運転者に違和感を与えない様にできる。
[実施の形態の第2例]
図5〜8は、請求項1、4〜6に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の弾性軸継手15aは、弾性部材26aの構造が、上述した第1例と異なる。駆動側、被駆動側両伝達部材18、19の構造に関しては、基本的には、この第1例と同様である。本例の弾性軸継手15aの場合には、上記両伝達部材18、19に設けた、駆動側、被駆動側各突出部21、24の円周方向側面同士の間に、それぞれが直方体状の弾性部材26a、26aを挟持している。上記弾性軸継手15aの構成各部材18、19、26aを組み立てた後の上記両伝達部材18、19の中立状態で、上記駆動側、被駆動側各突出部21、24の円周方向側面同士は互いに平行になる。そして、これら駆動側、被駆動側各突出部21、24の円周方向側面に、上記各弾性部材26a、26aの互いに反対側の2面を突き合わせている。
上記各弾性部材26a、26aはそれぞれ、芯材27aと被覆部28aとを組み合わせて成る。このうちの芯材27aは、比較的硬い弾性材製で、上記第一、第二両伝達部材18、19の軸方向に関する幅が、上記円周方向の中央部から同じく両端部に向かうに従って小さくなる。この為に本例の場合には、上記第一、第二両伝達部材18、19の径方向から見た、上記芯材27aの端面(断面)形状を、上記軸方向を短径とし、上記円周方向を長径とした、楕円形としている。又、上記被覆部28aは、この円周方向に関する幅が上記芯材27aよりも大きく、この芯材27aのうちで上記各突出部21、24の円周方向側面に対向する部分の全体を覆っている。更に本例の場合には、上記各弾性部材26a、26aを円盤状の連結部31の外周面に、放射状に設けている。この連結部31の外径は、上記各突出部21、24の内接円の直径以下である。上記被覆部28aは、インサート成形により、この様な連結部31及び上記各芯材27a、27aのほぼ全体を(これら各芯材27a、27aの先端部を除き)包埋している。
この様な本例の構造の場合も、出力軸12aとウォーム軸6aとの間(図1参照)でトルクを伝達する際には、上記各弾性部材26a、26aが弾性変形しつつ、このトルクを伝達する。そして、これら各弾性部材26a、26aを圧縮し始める際には、先ず、軟らかい上記被覆部28aを或る程度圧縮方向に弾性変形した後に、硬い上記芯材27aを圧縮方向に弾性変形し始める。この為、前述した実施の形態の第1例の場合と同様に、伝達すべきトルクが上昇、低下する過程でも、伝達されるトルクが急変動する事を防止できて、過渡特性を全体として良好にでき、ステアリングホイールを操作する運転者に違和感を与えない様にできる。
以上の説明は、本発明の弾性軸継手を、電動式パワーステアリング装置を構成する電動モータの出力軸の先端部とウォーム軸の基端部との間に装着した場合に就いて述べたが、本発明の弾性軸継手は、この様な部分に限らず、1対の回転軸同士の間でトルクを伝達する、各種機械装置に適用できる。
本発明の実施の形態の第1例を示す、弾性軸継手を組み込んだ電動式パワーステアリング装置の要部断面図。 弾性軸継手のみを取り出して示す分解斜視図。 組み立ててから図2のイ−イ線で切断した状態で示す斜視図。 第二の弾性材の厚さが互いに異なる、弾性部材の2例を示す、部分切断斜視図。 本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同様の図。 組み立ててから図5のロ−ロ線で切断した状態で示す斜視図。 弾性部材を取り出して示す斜視図。 この弾性材のうちの芯材のみを示す斜視図。 自動車用操舵装置の1例を示す部分縦断側面図。 従来構造の1例を示す、図9の拡大ハ−ハ断面図。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 ハウジング
4 ウォームホイール
5 ウォーム歯
6、6a ウォーム軸
7 電動モータ
8 ウォーム
9a、9b 転がり軸受
10 押圧駒
11 コイルばね
12、12a 出力軸
13 スプライン孔
14 スプライン軸部
15、15a 弾性軸継手
16 駆動側セレーション部
17 被駆動側セレーション部
18 駆動側伝達部材
19 被駆動側伝達部材
20 駆動側基板部
21 駆動側突出部
22 駆動側セレーション孔
23 被駆動側基板部
24 被駆動側突出部
25 被駆動側セレーション孔
26、26a 弾性部材
27、27a 芯材
28、28a 被覆部
29 連結環
30 連結腕部
31 連結部

Claims (6)

  1. 軸方向に関して互いに直列に配置された1対の回転軸の端部同士の間でトルクを、このトルクの方向に関して弾性変形可能な弾性部材を介して伝達する為、上記両回転軸のうちの一方の回転軸の端部に、この一方の回転軸と同心に支持される、これら両回転軸のうちの他方の回転軸に対向する面に、回転方向に関して間欠的に、それぞれこの他方の回転軸に向け軸方向に突出する複数の第一突出部を備えた第一伝達部材と、この他方の回転軸の端部に、この他方の回転軸と同心に支持される、上記一方の回転軸に対向する面に、回転方向に関して間欠的に、それぞれこの一方の回転軸に向け軸方向に突出する複数の第二突出部を備えた第二伝達部材と、これら各第二突出部の円周方向側面と上記各第一突出部の円周方向側面との間に挟持された、弾性部材とを備えた弾性軸継手に於いて、この弾性部材は、第一の弾性材製の芯材を、この第一の弾性材よりも軟らかい第二の弾性材製の被覆部で覆い、このうちの被覆部と、上記第一、第二各突出部の円周方向側面とを当接させている事を特徴とする弾性軸継手。
  2. 第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に、それぞれが円柱状の弾性部材を、これら各弾性部材の軸方向端面をこれら各突出部の円周方向側面に突き合わせた状態で挟持しており、これら各弾性部材は、軸方向中央部から両端部に向かうに従って外径が小さくなる方向に傾斜した芯材と、この芯材よりも大きな軸方向寸法を有し、この芯材全体を覆った被覆部とから成るものである、請求項1に記載した弾性軸継手。
  3. 第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に存在する、複数の弾性部材を設置すべき空間に合わせて配置した、これら各弾性部材の周囲に、上記各突出部の外接円の直径以上の内径を有する連結環が設けられており、連結腕部によりこの連結環と上記各弾性部材とを連結している、請求項2に記載した弾性軸継手。
  4. 第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に、それぞれが直方体状の弾性部材を、この円周方向に関するこれら各弾性部材の互いに反対側の2面を、上記各突出部の円周方向側面に突き合わせた状態で挟持しており、上記各弾性部材は、第一、第二両伝達部材の軸方向に関する幅が、上記円周方向の中央部から同じく両端部に向かうに従って小さくなる芯材と、この円周方向に関する幅が上記芯材よりも大きく、この芯材のうちで上記各突出部の円周方向側面に対向する部分を覆った被覆部とから成るものである、請求項1に記載した弾性軸継手。
  5. 第一、第二両伝達部材の径方向に関して、第一、第二各突出部の円周方向側面同士の間に存在する、複数の弾性部材を設置すべき空間に合わせて配置したこれら各弾性部材の内側に、外径が上記各突出部の内接円の直径以下である連結部が設けられており、上記径方向に関して上記各弾性部材の内端部がこの連結部の外周面に連結されて、放射状に配列されている、請求項4に記載した弾性軸継手。
  6. 固定の部分に支持されて回転する事のないハウジングと、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する回転軸と、上記ハウジングの内部でこの回転軸の一部に、この回転軸と同心に支持されて、この回転軸と共に回転するウォームホイールと、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を上記ウォームホイールと噛合させた状態で、上記ウォーム軸の軸方向両端部をそれぞれ軸受により上記ハウジングに対し回転自在に支持されたウォームと、このウォームを回転駆動する為の電動モータと、この電動モータの出力軸の先端部と上記ウォーム軸の基端部との間に設けられた、これら両軸同士の間でトルクを伝達する継手装置とを備えた電動式パワーステアリング装置に於いて、この継手装置が、請求項1〜5のうちの何れか1項に記載された弾性軸継手である事を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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