JP2010007582A - エンジン駆動発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナのフィルタを容易に交換可能で、かつ、軽量化を図ることができるエンジン駆動発電機を提供する。
【解決手段】エンジン駆動発電機10は、後ケース部の右側上壁部47bをケース17の内部側に凹ませることで、エアクリーナ267のフィルタ282を収容可能なフィルタ収容空間289が形成されたフィルタ収容部281を備えた。フィルタ収容部281は、フィルタ収容空間289をケース17の外方に開口する開口部281aが形成されている。また、フィルタ収容部281のうちフィルタ282の下方部位に外気導入口292を備えた。さらに、フィルタ収容部281の開口部281aを塞ぐ右カバー部75を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、エンジンおよび発電機を収容するケースの内部にエアクリーナを備えたエンジン駆動発電機に関する。
エンジン駆動発電機などに用いられるエンジンのなかには、冷却ファンを覆うファンカバーにエアクリーナが設けられたものがある。
このエアクリーナは、エアクリーナケースがファンカバーに一体に形成され、エアクリーナケースの開口部からケース内にフィルタが収容され、開口部がエアクリーナカバーで覆われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−213429号公報
このエンジンを、例えばエンジン駆動発電機に用いる場合、運搬性などを確保するために、エンジン、発電機、冷却ファン、エアクリーナなどを外装ケースの内部にまとめて収容している。
通常、外装ケースには、外装ケース内の部品のメンテナンス(保守)を実施するためにメンテナンスカバーが設けられている。
しかし、特許文献1のエアクリーナは、ファンカバーに一体に形成されたエアクリーナケース内にフィルタが収容され、開口部がエアクリーナカバーで覆われている。
よって、エアクリーナのフィルタを交換する場合、まず、エアクリーナカバーの近傍に設けられたメンテナンスカバーを外装ケースから外して、外装ケースの開口部を開ける。
つぎに、外装ケースの開口部から外装ケース内に手を差し込んで、エアクリーナケースからエアクリーナカバーを外し、エアクリーナカバーの開口部を開ける。
そして、開放した開口部からフィルタを取り出して新たなフィルタと交換する。
すなわち、特許文献1のエンジンをエンジン駆動発電機などに用いる場合、エアクリーナカバーとメンテナンスカバーとの2つのカバーが必要になる。
このため、エアクリーナのメンテナンス(保守)やフィルタ交換に手間がかかり、かつ、エンジン駆動発電機の軽量化を図る妨げになっていた。
本発明は、エアクリーナのメンテナンス(保守)やフィルタ交換を容易にし、かつ、軽量化を図ることができるエンジン駆動発電機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンで駆動する発電機が前記エンジンとともにケースの内部に収容され、前記ケースの内部に前記エンジンに導く外気を濾過するエアクリーナが設けられたエンジン駆動発電機において、前記ケースの壁部を前記ケースの内部側に凹ませることで、前記エアクリーナのフィルタを収容可能な空間が形成されるとともに、前記空間をケースの外方に開口する開口部が形成されたフィルタ収容部を備え、前記フィルタ収容部のうち前記フィルタの下方部位に設けられ、前記フィルタ収容部に外気を導入する外気導入口を備え、前記フィルタ収容部の前記開口部を塞ぐエアクリーナカバーを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ケースの壁部をケースの内部側に凹ませて、ケースの壁部にフィルタ収容部を備えた。フィルタ収容部は、エアクリーナのフィルタを収容可能な空間を有し、空間をケースの外方に開口する開口部を有している。
このフィルタ収容部にはフィルタの下方部位に外気導入口が設けられ、開口部がエアクリーナカバーで塞がれている。
よって、従来必要とされていた2つのカバーを、1つのエアクリーナカバーとすることができる。これにより、エアクリーナカバーを外すだけでフィルタ収容部の開口部を開放することができる。
したがって、エアクリーナカバーを外すだけで、エアクリーナのメンテナンス(保守)を容易におこなうことができる。
さらに、エアクリーナカバーを外すだけで、開口部からフィルタを取り出して新たなフィルタと交換可能になり、エアクリーナのフィルタを容易に交換することができる。
加えて、従来必要とされていた2つのカバーを、1つのエアクリーナカバーとすることで、部品数を減らすことができる。
部品数を減らすことで、エンジン駆動発電機の軽量化を図ることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、本発明に係るエンジン駆動発電機10は牽引ハンドル125で引っ張る方向を前方とし、図中前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係るエンジン駆動発電機を示す斜視図、図2は本発明に係るエンジン駆動発電機を示す断面図である。
エンジン駆動発電機10は、本体としての骨格を形成する骨格部材11と、骨格部材11に設けられたエンジン/発電機ユニット12と、エンジン/発電機ユニット12の出力を制御する電装部13と、エンジン/発電機ユニット12に燃料を供給する吸気/燃料供給機構14(図3参照)と、エンジン/発電機ユニット12に冷却風を導く冷却構造15と、エンジン駆動発電機10を運ぶための運搬構造16と、エンジン/発電機ユニット12および電装部13を覆うケース17と、ケース17内の収容空間20を仕切る断熱部材18と、エンジン/発電機ユニット12のエンジン21に設けられたマフラー23(図3参照)とを備えている。
エンジン駆動発電機10は、骨格部材11のアンダカバー25のうち、前端部25aに左右の脚部29が設けられ、後端部25bに左右の車輪31,32が設けられている。
左右の脚部29は、それぞれラバー材で形成されている。
左右の脚部29および左右の車輪31,32が接地した状態で、アンダカバー25が略水平に配置可能に構成されている。
なお、骨格部材11については図4で詳しく説明する。
このエンジン駆動発電機10は、骨格部材11のアンダカバー25に、エンジン/発電機ユニット12が4個の取付部材(マウント部材)33で取り付けられている(支持されている)。
エンジン/発電機ユニット12は、エンジン21と、エンジン21で駆動する発電機22(図3参照)とが一体に設けられている。
発電機22は、エンジン21の駆動軸(クランクシャフト)34に対して同軸上に設けられている(図3参照)。
エンジン21は、シリンダブロック35が駆動軸34を軸にして左右の車輪31,32側(具体的には、左右の車輪31,32を支持する車軸113側)に角度θ傾斜した状態に配置されている。
なお、図2に示す符号36は、シリンダブロック35のシリンダ中心を示す。
エンジン21のシリンダブロック35を角度θ傾斜させることで、エンジン21の高さH1を低く抑えることができる。
エンジン21の高さH1を低く抑えることで、エンジン駆動発電機10の高さを低く抑えて、エンジン駆動発電機10のコンパクト化を図ることができる。
エンジン21のシリンダブロック35を角度θ傾斜させた状態で、シリンダブロック35の下方に車輪収容空間38を確保することができる。
この車輪収容空間38に、運搬構造16の左右の車輪31,32が配置されている。
車輪収容空間38を利用して左右の車輪31,32を配置することで、エンジン駆動発電機10のコンパクト化を一層良好に図ることができる。
エンジン21には吸気/燃料供給機構14から燃料(混合気)が供給される。
なお、吸気/燃料供給機構14については図4〜図13で詳しく説明する。
電装部13は、エンジン/発電機ユニット12の出力を制御するもので、上半部に操作パネル79を備え、下半部にインバータユニット78を備えている。
操作パネル79には、エンジン始動用のスイッチや、発電された電力を出力するための交流端子や直流端子などが前ケース部46の開口部48から外部に臨むように設けられている。
インバータユニット78は、発電機22の出力周波数を制御する機器である。
図3は図1の3−3線断面図である。
エンジン/発電機ユニット12は、エンジン21の駆動軸34が左右方向に向いて横置きに配置された状態でアンダカバー25に取り付けられている。
このエンジン/発電機ユニット12は、エンジン21が駆動することにより駆動軸34が回転する。駆動軸34の回転が冷却ファン85に伝わり、冷却ファン85が回転する。
冷却ファン85が回転することで、発電機22のロータ22aがステータ22bの外周に沿って回転する。ロータ22aが回転することで電力が発電される。
エンジン/発電機ユニット12のエンジン21の上方にマフラー23が設けられている。
マフラー23は、エンジン21のシリンダブロック35(図2参照)から排出された排気ガスを排気口39(図1も参照)から排出するものである。
また、エンジン/発電機ユニット12の発電機22の上方に、吸気/燃料供給機構14の燃料タンク41が設けられている。
エンジン/発電機ユニット12、マフラー23および燃料タンク41は、断面略コ字状に形成されたケース17の内部に収容されている。
ケース17は、ポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成され、図1に示すように、ケース本体45と、前ケース部46と、後ケース部47とを備えている。
このケース17をアンダカバー25の上方に設けることで、ケース17およびアンダカバー25で収容空間20が形成されている。
収容空間20は、ユニット収容領域51および電装部収容領域52(図2参照)に区画され、ユニット収容領域51がクール領域53およびホット領域54に区画されている。
ユニット収容領域51にエンジン/発電機ユニット12が収容され、電装部収容領域52に電装部13(図2参照)が収容されている。
また、ホット領域54にエンジン21およびマフラー23が収容され、クール領域53に発電機22および燃料タンク41が収容されている。
ケース本体45は、ユニット収容領域51の左右側部や上部を覆う部材である。このユニット収容領域51にエンジン/発電機ユニット12が収容されている。
このケース本体45は、ホット領域54を覆う左サイドケース部61と、左サイドケース部61の下部に設けられた装飾用の左カバー62と、クール領域53を覆う右サイドケース部63と、右サイドケース部63の下部に設けられた装飾用の右カバー64とを備えている。
クール領域53には、リコイルスタータ111、冷却ファン85、発電機22および燃料タンク41が配置されている。
ホット領域54には、エンジン21およびマフラー23が配置されている。
左サイドケース部61は、下端部61aがアンダカバー25の左側部25cに取り付けられ、上端部61bが骨格部材11(センタフレーム27)の上部27aに取り付けられている。
この左サイドケース部61は、左側壁部66および左上壁部67で断面略L字状に形成されている。
右サイドケース部63は、下端部63aがアンダカバー25の右側部25dに取り付けられ、上端部63bが骨格部材11(センタフレーム27)の上部27aに取り付けられている。
この右サイドケース部63は、右側壁部68および右上壁部69で断面略L字状に形成されている。
左サイドケース部61の左上壁部67および右サイドケース部63の右上壁部69で、ケース17の上壁部が構成されている。
図1、図2に戻って、前ケース部46は、略矩形状の蓋状に形成され、骨格部材11のアンダカバー25や鉛直フレーム26などに取り付けられてケース17の前壁部を構成する部材である。
この前ケース部46で電装部収容領域52の前部が覆われている。
電装部収容領域52には電装部13が収容されている。
後ケース部47は、略矩形状の蓋状に形成され、骨格部材11のアンダカバー25やセンタフレーム27などに取り付けられてケース17の後壁部を構成する部材である。
この後ケース部47でユニット収容領域51の後部が覆われている。
後ケース部47は、左半部に左カバー部74が設けられ、右半部に右カバー部(エアクリーナカバー)75が設けられている。
図3に戻って、冷却構造15は、電装部13のインバータユニット78(図2参照)、エンジン21およびマフラー23を冷却するエンジン冷却構造81と、ケース17を冷却するケース冷却構造82とを備えている。
エンジン冷却構造81によれば、図2に示す導入ルーバ部84から外気を導入して、インバータユニット78(図2参照)、エンジン21およびマフラー23に外気を導くことで、インバータユニット78、エンジン21およびマフラー23を外気で冷却することが可能である。
ケース冷却構造82によれば、導入スリット部91から外気を導入して、左サイドケース部61の内面および右サイドケース部63の内面に沿って外気を案内することで、左右のサイドケース部61,63を外気で冷却することが可能である。
図4は図1のエンジン駆動発電機からケースを除去した状態を示す斜視図である。
骨格部材11は、エンジン/発電機ユニット12を支持可能に形成されたアンダカバー25と、アンダカバー25の前端部25a近傍に立設された鉛直フレーム26と、鉛直フレーム26の上部中央26aおよびアンダカバー25の後端中央部25eに架け渡されたセンタフレーム27とから構成されている。
骨格部材11のアンダカバー25には、前述したように、エンジン21および発電機22を一体に備えたエンジン/発電機ユニット12が4個の取付部材33で取り付けられている。
エンジン21には、始動用のリコイルスタータ111が設けられている。
エンジン21の上方には、排気用のマフラー23が設けられている。
センタフレーム27に断熱部材18が設けられている。
この断熱部材18は、クール領域53およびホット領域54(図3参照)を仕切る部材である。
発電機22の上方には燃料タンク41が設けられている。
また、骨格部材11のアンダカバー25に、運搬構造16の左右の車輪31,32が車軸113を介して回転自在に設けられている。
すなわち、アンダカバー25の後端部25bにおいて、左右の端部に左右のホイールハウス115,116が形成されている。左右のホイールハウス115,116は、左右の車輪31,32を収容可能に上方に略湾曲状に***されている。
そして、左ホイールハウス115の下方に左車輪31が配置され、右ホイールハウス116の下方に右車輪32が配置されている。
さらに、アンダカバー25の後端部25bには、運搬構造16の後固定把手118(図1参照)が左右の把手支え部(図示せず)を介して設けられている。
加えて、鉛直フレーム26には、運搬構造16の牽引ハンドル125が設けられている。
具体的には、牽引ハンドル125は、鉛直フレーム26の上部中央26aにハンドル支え部128を介して上下方向にスイング移動自在に支持されている。
ハンドル支え部128は、鉛直フレーム26の上部中央26aにボルト129…でセンタフレーム27とともに共締めされている。
ところで、運搬構造16は、左右の車輪31,32、後固定把手118、前固定把手119(図1、図2参照)および牽引ハンドル125を備えている。
前固定把手119は、図2に示すように、牽引ハンドル125の支え軸131を覆うように設けられている。
運搬構造16によれば、牽引ハンドル125を支え軸131を中心にして牽引位置(図示の状態)まで上方にスイング移動して、牽引ハンドル125のグリップ132を把持して牽引することが可能である。
すなわち、グリップ132を把持して持ち上げることで、左右の脚部29が地面(路面)から持ち上げられる。
この状態で、グリップ132を牽引することで、左右の車輪31,32が回転してエンジン駆動発電機10を運搬する(運ぶ)ことが可能である。
一方、牽引ハンドル125を支え軸131を中心にして下方にスイング移動して、牽引ハンドル125を前ケース部46(図1参照)に固定する。
この状態で、後固定把手118および前固定把手119を把持してエンジン駆動発電機10を持ち上げて運ぶことが可能である。
つぎに、前述した吸気/燃料供給機構14について説明する。
吸気/燃料供給機構14は、エンジン/発電機ユニット12のエンジン21(図3参照)に燃料(混合気)を供給するものである。
この吸気/燃料供給機構14は、外気(空気)を取り入れて濾過する吸気構造260と、吸気構造260で取り入れた外気(空気)に燃料を混合する燃料供給構造261とを備えている。
燃料供給構造261は、発電機22(図3参照)の上方に配置された燃料タンク41と、エンジン21のシリンダブロック35(図2参照)に設けられた気化器101とを備えている。
燃料タンク41は、エンジン21に供給する燃料を蓄えるタンクである。
気化器101は、燃料タンク41から導かれた燃料を、エアクリーナ(図示せず)から導かれた空気に混合させてエンジン21に供給する機器である。
燃料タンク41や気化器101は、センタフレーム27(断熱部材18)の右側の領域、すなわちクール領域53に配置されている。
なお、エンジン21やマフラー23は、センタフレーム27(断熱部材18)の左側の領域、すなわちホット領域54(図3参照)に配置されている。
図5は本発明に係る吸気/燃料供給機構を示す分解斜視図、図6は本発明に係る吸気/燃料供給機構をケース内から見た状態を示す斜視図である。
なお、図6は吸気/燃料供給機構14について構成の理解を容易にするためにケース17内からエンジン/発電機ユニット12(図4参照)などを除去した状態で示す。
吸気構造260は、ケース17の外部に開口した吸気口263と、吸気口263に連通する第1吸気流路(吸気流路)264と、第1吸気流路264に連通するレゾネータ265と、第1吸気流路264に連通する第2吸気流路266と、第2吸気流路266に連通するエアクリーナ267と、エアクリーナ267に連通する第3吸気流路268と、第3吸気流路268を気化器101に連通する吸気ジョイント部271(図12も参照)とを備えている。
吸気口263は、後ケース部47の右側下壁部47aに設けられた外気導入口で、第1吸気流路264の下端開口部273(図7参照)に連通されている。
第1吸気流路264は、アンダカバー25に形成した仕切壁部275の一部と、仕切壁部275に重ね合わされたカバー部276の一部とで形成された流路である。
仕切壁部275は、アンダカバー25に一体形成されている。
第1吸気流路264については図7〜図8で詳しく説明する。
第2吸気流路266は、第1吸気流路264およびエアクリーナ267間に縦向きに配置され、下端開口部266aが第1吸気流路264の上端開口部264a(図7参照)に設けられ、上端開口部266bがエアクリーナ267の下壁部285に設けられている。
エアクリーナ267は、後ケース部47の右側上壁部47b(ケースの壁部)に形成されたフィルタ収容部281と、フィルタ収容部281内に収容したフィルタ282と、フィルタ収容部281の開口部281aを塞ぐ右カバー部(エアクリーナカバー)75とを備えている。
フィルタ収容部281は、後ケース部47の右側上壁部47b(アンダカバー25の上方)に、ケース17内の収容空間20側に凹ませることで、上下の壁部284,285、左右の壁部286,287および底壁部288で後面視略矩形状のフィルタ収容空間(空間)289が形成され、フィルタ収容空間289を後ケース部47の外方に開口する開口部281aが形成されている。
すなわち、フィルタ収容部281は、後ケース部47に前方に向けて凹んだ状態で一体に形成(一体成形)されている。
このフィルタ収容部281は、底壁部288の略中央にフィルタ収容空間289側に突出したボス291が設けられ、ボス291にねじ孔291aが形成され、下壁部285のうち開口部281a近傍に外気導入口292が形成され、下壁部285のうち底壁部288近傍に外気導出口293(図10参照)が形成されている。
外気導入口292は、第2吸気流路266の上端開口部266bに連通され、第2吸気流路266に導かれた外気(空気)をフィルタ収容空間289に案内する開口である。
図10に示す外気導出口293は、第3吸気流路268の上端開口部268aに連通され、フィルタ収容空間289内で濾過された外気(空気)を第3吸気流路268に案内する開口である。
フィルタ収容空間289に、フィルタ282が底壁部288と平行に、かつ底壁部288に対して所定間隔をおいて配置されている(図9参照)。
フィルタ282は、吸気口263から導入された外気を濾過する濾過用のフィルタである。
フィルタ282は、フィルタ収容部281の上下の壁部284,285および左右の壁部286,287に当接するように略矩形状に形成され、略中央にボス291を貫通させる貫通孔282aが形成されている。
このフィルタ282は、図9に示すように、エンジン駆動発電機10の前後方向において、外気導入口292と外気導出口293との間に配置されている。
よって、フィルタ収容空間289は、外気導入口292側の導入側空間289aと外気導出口293側の導出側空間289bとにフィルタ282で仕切られている(図9も参照)。
ここで、前述したように、外気導入口292は下壁部285に設けられている。よって、外気導入口292はフィルタ282の下方部位に設けられている。
これにより、フィルタ282を外して新たなフィルタ282と交換する際に、外気導入口292が邪魔になることがなく、フィルタ282の交換を手間をかけないで簡単におこなうことができる。
フィルタ収容部281の開口部281aは右カバー部75で塞がれている。
右カバー部75は、フィルタ収容部281の開口部281aや、開口部281a下方のメンテナンス開口部295を覆うように略矩形状に形成されている。
この右カバー部75は、上部75a近傍に取付孔296が形成されている。
取付孔296に後方からボルト297を差し込み、取付孔296から突出したねじ部297aをボス291のねじ孔291aにねじ結合することで、後ケース部47の右半部に右カバー部75が取り付けられている。
後ケース部47に右カバー部75を取り付けることで、開口部281aやメンテナンス開口部295が右カバー部75で塞いだ状態に保たれている。
また、後ケース部47の右半部に右カバー部75を取り付けた状態で、右カバー部75は、後ケース部47の表面47cと面一に配置されている。
さらに、前述したように、フィルタ収容部281は、後ケース部47から収容空間20側(すなわち、前方側)に凹ませて一体に形成されている。
よって、エアクリーナ267は、ケース17の内部に設けられている。
開口部281aやメンテナンス開口部295を右カバー部75で塞いだ状態において、外気導入口292から導入側空間289a(図9参照)に外気(空気)が導かれる。導かれた外気(空気)はフィルタ282で濾過されて導出側空間289b(図9参照)に流れる。
導出側空間289bに流れた外気(空気)は、外気導出口293(図10参照)を経て第3吸気流路268に導かれる。
第3吸気流路268は、エアクリーナ267の下壁部285と気化器101との間に略縦向きに配置され、上端開口部268aがエアクリーナ267の下壁部285(外気導出口293(図10参照))に設けられ、下端開口部268bが吸気ジョイント部271を介して気化器101に設けられている。
図5〜図6で説明したように、後ケース部47の右側上壁部47bをケース17の内部側に凹ませて、後ケース部47の右側上壁部47bにフィルタ収容部281を備えた。
フィルタ収容部281は、エアクリーナ267のフィルタ282を収容可能なフィルタ収容空間289を有し、フィルタ収容空間289を後ケース部47の外方に開口する開口部281aを有している。
このフィルタ収容部281にはフィルタ282の下方部位に外気導入口292が設けられ、開口部281aが右カバー部75で塞がれている。
よって、従来必要とされていた2つのカバーを、1つの右カバー部75とすることができる。これにより、右カバー部75を外すだけでフィルタ収容部281の開口部281aを開放することができる。
したがって、右カバー部75を外すだけで、エアクリーナ267のメンテナンス(保守)を容易におこなうことができる。
さらに、右カバー部75を外すだけで、開口部281aからフィルタ282を取り出して新たなフィルタ282と交換できる。
これにより、エアクリーナ267のフィルタ282を容易に交換することができる。
加えて、従来必要とされていた2つのカバーを、1つの右カバー部75とすることで、部品数を減らすことができる。
部品数を減らすことで、エンジン駆動発電機10の軽量化を図ることができる。
なお、吸気ジョイント部271については図12〜図13で詳しく説明する。
図7は本発明に係る吸気/燃料供給機構のレゾネータを示す分解斜視図、図8は本発明に係るレゾネータの下半部を示す平面図である。
前述したように、第1吸気流路264は、アンダカバー25に一体形成した仕切壁部275の一部と、仕切壁部275に重ね合わされたカバー部276の一部とで形成されている。
また、第1吸気流路264に連通するレゾネータ265は、仕切壁部275の残りの部位と、カバー部276の残りの部位とで形成されている。
アンダカバー25は、後端部25bにおいて、中央縦リブ145の右側に仕切壁部275が設けられている。
中央縦リブ145は、アンダカバー25の幅方向中央に、前端部25a(図4参照)から後端部25bに向けて直線状に延ばされた補強用のリブである。
仕切壁部275は、アンダカバー25の底面298から立ち上げられた下外枠壁301と、下外枠壁301の内側に底面298から立ち上げられた第1〜第3の下内壁307〜309とを備えている。
この仕切壁部275は、下外枠壁301およびアンダカバー25の底面298とで上開口部275aを有する箱状に形成されている。
下外枠壁301は、アンダカバー25の後端部25bに沿って形成された第1下外壁302と、第1下外壁302の左端部302aからアンダカバー25の後端中央部25eに沿って形成された第2下外壁303と、第2下外壁303の左端部303aから中央縦リブ145に沿って形成された第3下外壁304と、第3下外壁304の前端部304aからアンダカバー25の右側部25d(右ホイールハウス116)に向けて形成された第4下外壁305と、第4下外壁305の右端部305aからアンダカバー25の後端部25bに向けて形成された第5下外壁306とを備えている。
第1〜第5の下外壁302〜306(すなわち、下外枠壁301)で下空間311が形成されている。
第5下外壁306の後端部306aは、アンダカバー25の後端部25bに連結されている。
第5下外壁306の後端部306aと第1下外壁302の右端部302bとの間に第1吸気流路264の下端開口部273が形成されている。
下端開口部273は、後ケース部47の右側下壁部47aに形成された吸気口263(図5参照)に対向している。
よって、吸気口263から導入した外気(空気)は、下端開口部273を経て下空間311に導かれる。
第1下内壁307は、第5下外壁306の後端部306a近傍から第2下外壁303に向けてアンダカバー25の後端部25bと平行に形成されている。
この第1下内壁307は、下端開口部273と対向する位置に設けられている。
第2下内壁308は、第2下外壁303の角部303bから第5下外壁306に向けてアンダカバー25の後端部25bと略平行に形成されている。
第2下内壁308の先端部308aは、第1下内壁307の先端部307aと対向する位置に設けられている。
下外枠壁301内の下空間311は、第1下内壁307および第2下内壁308で第1下吸気流路313と下共鳴室314とに仕切られている。
第1下吸気流路313および下共鳴室314は、第1下内壁307の先端部307aと第2下内壁308の先端部308aとの間の下連通路316を経て互いに連通されている。
第3下内壁309は、第3下外壁304の前端部304a近傍に設けられた略L字形の壁部である。
第3下内壁309は、第2下内壁308と第4下外壁305との間に形成され、先端部309aが第1下内壁307の先端部307aと、第2下内壁308の先端部308aとの間に形成されている。
第3下内壁309を設けることで、下共鳴室314が第1、第2の下共鳴室(共鳴室の一部)318,319に仕切られるとともに、下連通路316が第1、第2の下連通路316a,316bに仕切られている。
よって、第1下共鳴室318が第1下連通路316aを経て第1下吸気流路313に連通され、第2下共鳴室319が第2下連通路316bを経て第1下吸気流路313に連通されている。
第1下共鳴室318は、第1共鳴室(共鳴室)351(図11参照)の下半部を形成している。
また、第2下共鳴室319は、第2共鳴室(共鳴室)352(図11参照)の下半部を形成している。
第3下内壁309のうち、下共鳴室314の略中央に相当する部位にボス321が形成され、ボス321にねじ孔321aが形成されている。
このねじ孔321aにカバー部276がボルト323で取り付けられ、カバー部276で仕切壁部275の上開口部275aが塞がれている。
図9は図5の9−9線断面図、図10は図5の10−10線断面図、図11は図10の11部拡大図である。
カバー部276は、仕切壁部275の下外枠壁301に重ね合わされるように形成された上外枠壁331と、第1〜第3の下内壁307〜309に重ね合わされるように形成された第1〜第3の上内壁337〜339と、上外枠壁331の頂部に形成された上壁341と、上壁341に形成された第1吸気流路264の上端開口部264aとを備えている。
このカバー部276は、上外枠壁331および上壁341とで下開口部276aを有する箱状に形成されている。
なお、図10に示す符号337a〜339aは、第1〜第3の下内壁307〜309の先端部を示す。
先端部337a〜339aは、第1〜第3の下内壁307〜309の先端部307a〜309aに重ね合わされている。
さらに、カバー部276は、第1下吸気流路313の上方に形成された第1上吸気流路343と、第1下共鳴室318の上方に形成された第1上共鳴室(共鳴室の残部)345と、第2下共鳴室319の上方に形成された第2上共鳴室(共鳴室の残部)346と、第1下連通路316aの上方に形成された第1連通上空間347aと、第2下連通路316bの上方に形成された第2連通上空間347bとを備えている。
第1上共鳴室345は、第1共鳴室351の上半部を形成している。
また、第2上共鳴室346は、第2共鳴室352の上半部を形成している。
カバー部276で仕切壁部275の上開口部275aを塞ぐことで、第1下吸気流路313および第1上吸気流路343で第1吸気流路264が形成されている。
また、第1下共鳴室318および第1上共鳴室345で第1共鳴室351が形成されている。
さらに、第2下共鳴室319および第2上共鳴室346で第2共鳴室352が形成されている。
また、第1下連通路316aおよび第1上連通路374aで第1連通路354が形成されている。
さらに、第2下連通路316bおよび第2上連通路374bで第2連通路355が形成されている。
第1共鳴室351は、第1連通路354を経て第1吸気流路264に連通されている。
また、第2共鳴室352は、第2連通路355を経て第1吸気流路264に連通されている。
第1吸気流路264は、下端開口部273を経て後ケース部47の吸気口263に連通されている。
よって、吸気口263から導入した外気(空気)は、第1吸気流路264の下端開口部273を経て第1吸気流路264に導かれる。
また、第1吸気流路264の上端開口部264aに第2吸気流路266の下端開口部266aが設けられている。
よって、第1吸気流路264に導かれた外気(空気)は、第2吸気流路266を経てエアクリーナ267に導かれる。
ここで、第1、第2の共鳴室351、352は、第1、第2の連通路354,355を経て第1吸気流路264にそれぞれ連通されている。
よって、吸気口263から外気(空気)を導入する際に、外気(空気)の吸気音を第1、第2の共鳴室351、352で消音することができる。
以上説明したように、レゾネータ265は、第1吸気流路264に連通する第1、第2の下共鳴室318,319を有する仕切壁部275と、第1、第2の上共鳴室345,346を有するカバー部276とを備えている。
そして、カバー部276を仕切壁部275に重ね合わせることで、第1下共鳴室318および第1上共鳴室345で第1共鳴室351を形成し、かつ、第2下共鳴室319および第2上共鳴室346で第2共鳴室352を形成した。
これにより、アンダカバー25の底面298を利用して第1、第2の下共鳴室318,319の一部を形成することが可能になり、レゾネータ265をコンパクトに形成することができる。
したがって、レゾネータ265を収容する空間をケース17内に容易に確保することができる。
さらに、アンダカバー25で第1、第2の下共鳴室318,319の一部を形成することで、レゾネータ265の軽量化を図ることができる。
このレゾネータ265によれば、吸気口263から導入した外気(空気)を下端開口部273を経て第1吸気流路264に導き、第1吸気流路264の外気(空気)を第2吸気流路266を経てエアクリーナ267に導く際に、吸気音を第1、第2の共鳴室351,352で消音することができる。
そして、エアクリーナ267に導かれた外気(空気)は、第3吸気流路268および吸気ジョイント部271を経て気化器101に導かれる。
つぎに、図12〜図13で吸気ジョイント部271について説明する。
図12は本発明に係る吸気ジョイント部および気化器を示す斜視図、図13は本発明に係る吸気ジョイント部および気化器を示す分解斜視図である。
気化器101は、吸気ジョイント部271から導かれた外気(空気)をエンジン21に案内するキャブ吸気流路361を備えている。
キャブ吸気流路361にスロットル弁(図示せず)が設けられ、このスロットル弁の上流側にベンチュリ(図示せず)が設けられている。
そして、このベンチュリの上流側にチョーク弁362が設けられている。
キャブ吸気流路361は、吸気ジョイント部271のジョイント流路364を経て第3吸気流路268(図6参照)に連通されている。
チョーク弁362は、前記ベンチュリの上流側においてキャブ吸気流路361を絞るためのバルブである。
このチョーク弁362のチョーク支軸365は、キャブ吸気流路361に直交した状態で回動自在に支持されている。
チョーク支軸365の上端部に従動レバー366が設けられ、従動レバー366の先端部366aに連結孔370が形成されている。
連結孔370に連結ピン367が回動自在に連結されている。連結ピン367は、操作レバー368から下方に延出されている。
操作レバー368は支持軸369を介してチョークスティ部371に回動自在に設けられている。
チョークスティ部371は、吸気ジョイント部271のエルボ管363に一体に成形されている。
なお、連結ピン367を従動レバー366に連結する手段については後述する。
吸気ジョイント部271は、第3吸気流路268の下端開口部268b(図6参照)と気化器101との間に介在され、エルボ管363の導入側端部363aが第3吸気流路268の下端開口部268bに設けられ、エルボ管363の導出側端部363bが気化器101にパッキン373を介して設けられている。
この吸気ジョイント部271は、湾曲状に曲げ成形された樹脂製のエルボ管363と、エルボ管363の外周壁に設けられたチョークスティ部371と、エルボ管363の外壁に設けられた一対の取付部374(奥側は図示せず)とを備えている。
一対の取付部374の貫通孔374aにボルト375をそれぞれ差し込み、一対の貫通孔374aから突出したねじ部375aにナット376をねじ結合することで、エルボ管363が気化器101に取り付けられている。
チョークスティ部371は、エルボ管363の導出側端部363b近傍で、かつ、エルボ管363の外周壁のうち上部位363cに設けられている。
このチョークスティ部371は、平面視で略J字状に形成され、一方の端部371aに操作レバー368が支持軸369を介して回動自在に設けられている。
操作レバー368は、略中央が支持軸369を介してチョークスティ部371に回動自在に設けられている。
操作レバー368の一端部368aから下方に向けて連結ピン367が延出されている。連結ピン367の下端部367aが、従動レバー366の先端部366aに形成された連結孔370に回動自在に連結されている。
一方、操作レバー368の他端部368bには操作ケーブル(インナケーブル378a)378が連結されている。
操作ケーブル378は、アウタケーブル378bの先端部378cがケーブル支え部381に取り付けられている。
ケーブル支え部381は、チョークスティ部371の他方の端部371bに樹脂で一体に成形されている。
図13に示すように、操作ケーブル378のインナケーブル378aを矢印の如く引くことで、操作レバー368とともに連結ピン367が移動する。
連結ピン367が移動することで、従動レバー366が移動してチョーク弁362を作動させることができる。
以上説明したように、吸気ジョイント部271にチョークスティ部371を一体成形することで、チョークスティ部371を介して吸気ジョイント部271に操作レバー368を設けることができる。
また、チョーク支軸365の上端部に従動レバー366を設け、従動レバー366の先端部366aに連結孔370を形成した。
そして、操作レバー368の一端部368aから連結ピン367を下方に向けて延出させた。
よって、従動レバー366の連結孔370に連結ピン367の下端部367aを差し込むだけで従動レバー366に連結ピン367を簡単に連結させることができる。
これにより、吸気ジョイント部271を気化器101に組み付ける際に、従動レバー366に連結ピン367を簡単に連結させることができるので、操作レバー368を手間をかけないで簡単に組み付けることができる。
さらに、吸気ジョイント部271にチョークスティ部371を一体成形することで部品数を減らすことができる。
加えて、チョークスティ部371を樹脂で成形することで、チョークスティ部371を金属材で形成した場合と比較してチョークスティ部371の軽量化を図ることができる。
つぎに、レゾネータ265の第1、第2の共鳴室351、352で吸気音を消音する例を図14〜図15に基づいて説明する。
図14(a)、(b)は本発明に係る本発明に係る吸気/燃料供給機構のエアクリーナに外気を吸い込む例を説明する図である。
(a)において、エンジン21(図2参照)を駆動することにより、吸気口263から外気(空気)が矢印Aの如く吸い込まれる。
吸気口263から導入した外気(空気)は、第1吸気流路264の下端開口部273を経て第1吸気流路264に矢印Bの如く導かれる。
(b)において、第1吸気流路264に導かれた外気(空気)は、第2吸気流路266に矢印Cの如く導かれる。
第2吸気流路266に導かれた外気(空気)は、外気導入口292を経てエアクリーナ267の導入側空間289aに矢印Dの如く導かれる。
エアクリーナ267の導入側空間289aに導かれた外気(空気)は、フィルタ282で濾過されて導出側空間289bに矢印Eの如く流れる。
図15は本発明に係る吸気/燃料供給機構の第3吸気流路に外気(空気)を導く例を説明する図である。
導出側空間289bに流れた外気(空気)は、外気導出口293を経て第3吸気流路268に矢印Fの如く導かれる。
そして、第3吸気流路268に導かれた外気(空気)は、図13に示す吸気ジョイント部271を経て気化器101に導かれる。
気化器101に導かれた外気(空気)にベンチュリから供給された燃料が混合される。混合された混合気はエンジン21に導かれる。
図14(a)、(b)に戻って、第1、第2の共鳴室351、352は、第1、第2の連通路354,355を経て第1吸気流路264にそれぞれ連通されている。
よって、吸気口263から外気(空気)をエンジン21(図2参照)に導入する際に、外気(空気)の吸気音を第1、第2の共鳴室351、352で消音することができる。
つぎに、チョーク弁362を操作する例を図16に基づいて説明する。
図16は本発明に係る吸気/燃料供給機構のチョーク弁を操作する例を説明する図である。
操作ケーブル378のインナケーブル378aを矢印Gの如く引くことで、操作レバー368が支持軸369を軸にして反時計回り方向に矢印Hの如くスイング移動する。
ここで、従動レバー366の先端部366aに連結孔370が形成され、連結孔370に連結ピン367の下端部367aが回動自在に連結されている。
よって、操作レバー368がスイング移動することで、操作レバー368とともに連結ピン367が矢印Iの如く移動する。
連結ピン367が移動することで、従動レバー366がチョーク支軸365を軸に矢印Jの如くスイング移動する。
これにより、チョーク支軸365が矢印Jの如く回動して、チョーク弁362でベンチュリ上流側のキャブ吸気流路361を絞ることができる。
なお、前記実施の形態で示したケース17、後ケース部47、右カバー部75、エアクリーナ267、フィルタ収容部281、フィルタ282、フィルタ収容空間289および外気導入口292などは例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、エンジンおよび発電機を収容するケースの内部にエアクリーナを備えたエンジン駆動発電機への適用に好適である。
本発明に係るエンジン駆動発電機を示す斜視図である。 本発明に係るエンジン駆動発電機を示す断面図である。 図1の3−3線断面図である。 図1のエンジン駆動発電機からケースを除去した状態を示す斜視図である。 本発明に係る吸気/燃料供給機構を示す分解斜視図である。 本発明に係る吸気/燃料供給機構をケース内から見た状態を示す斜視図である。 本発明に係る吸気/燃料供給機構のレゾネータを示す分解斜視図である。 本発明に係るレゾネータの下半部を示す平面図である。 図5の9−9線断面図である。 図5の10−10線断面図である。 図10の11部拡大図である。 本発明に係る吸気ジョイント部および気化器を示す斜視図である。 本発明に係る吸気ジョイント部および気化器を示す分解斜視図である。 本発明に係る本発明に係る吸気/燃料供給機構のエアクリーナに外気を吸い込む例を説明する図である。 本発明に係る吸気/燃料供給機構の第3吸気流路に外気(空気)を導く例を説明する図である。 本発明に係る吸気/燃料供給機構のチョーク弁を操作する例を説明する図である。
符号の説明
10…エンジン駆動発電機、12…エンジン/発電機ユニット、17…ケース、21…エンジン、22…発電機、47…後ケース部、47b…後ケース部の右側上壁部(ケースの壁部)、75…右カバー部(エアクリーナカバー)、267…エアクリーナ、281…フィルタ収容部、281a…開口部、282…フィルタ、289…フィルタ収容空間(空間)、292…外気導入口。

Claims (1)

  1. エンジンで駆動する発電機が前記エンジンとともにケースの内部に収容され、前記ケースの内部に前記エンジンに導く外気を濾過するエアクリーナが設けられたエンジン駆動発電機において、
    前記ケースの壁部を前記ケースの内部側に凹ませることで、前記エアクリーナのフィルタを収容可能な空間が形成されるとともに、前記空間をケースの外方に開口する開口部が形成されたフィルタ収容部を備え、
    前記フィルタ収容部のうち前記フィルタの下方部位に設けられ、前記フィルタ収容部に外気を導入する外気導入口を備え、
    前記フィルタ収容部の前記開口部を塞ぐエアクリーナカバーを備えたことを特徴とするエンジン駆動発電機。
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