JP2010006302A - 車両窓ガラスの透過率制御装置及びプログラム - Google Patents

車両窓ガラスの透過率制御装置及びプログラム Download PDF

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昌夫 佐々木
Hidenori Nagasaka
秀則 長坂
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浩 川瀬
Yuya Komori
裕也 小森
Hirokazu Ishida
寛和 石田
Yutaka Satoyama
豊 里山
Tomoaki Saito
智亮 齊藤
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Abstract

【課題】車両盗難行為の事前抑止を図るとともに、車両内に侵入された場合でも運転を困難にし、駐停車時における窓ガラスの透過率制御が適正に行えるようにする。
【解決手段】可視光透過率が可変な車両窓ガラスの透過率を制御する装置において、セキリティセンサ(1)と、セキュリィセンサの設定の有効性を判断する判断部(3a)、セキュリィセンサの作動/不作動を検出する検出部(3b)、前記判断部の判断結果及び検出部の検出結果に基づいて車両の状況を判断する制御部(3c)を有する制御装置(3)とを備え、前記制御装置は、車両の状況の判断結果に応じて窓ガラスの透過率を制御している。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両が置かれた状況を判断して窓ガラスの透過率を制御する装置及びプログラムに関する。
従来、車両キーに設けられた固有のコード情報と、車両側のもつコード情報とを比較し、これらが一致する場合にエンジンの始動を許可し、一致しない場合はエンジン始動を禁止するイモビライザ機能を有するセキュリティシステムが知られている。また、ドアー等が不当な手段で開けられた場合に、車載のホーンやヘッドランプなどを作動させる車両盗難防止装置も知られている。しかし、これらのシステムや装置は、盗難行為が発生した場合の対処方に関するものであり、盗難のための物色行為などを事前に抑止する効果が必ずしも十分ではない。そこで、車両ドアのロック/アンロックの状態を検出し、ロック状態が検出されると車両窓ガラスの可視光透過率を低下させて車内を見えなくして盗難のための物色行為などを抑止し、ロック状態が正常に解除された場合に車両窓ガラスの可視光透過率を上げるようにした車両用盗難防止装置が提案されている(特許文献1)。
特開2007−22178号公報
特許文献1に提案されているものは、駐車時に車内を見えないようにすることで盗難のための物色行為を抑止する効果は期待できるが、不当に車両内に侵入されてしまった場合に対処ができず、また、車両窓ガラスの可視光透過率を低下させて車内を見えなくした場合には、車内の状況が全く把握できなくなり、子供が閉じ込められている場合などの認知が遅れてしまう状況が発生し得る。
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、車両盗難行為の事前抑止を図るとともに、車両内に侵入された場合でも運転を困難にし、駐停車時における窓ガラスの透過率制御が適正に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、可視光透過率が可変な車両窓ガラスの透過率を制御する装置において、セキリティセンサと、セキュリィセンサの設定の有効性を判断する判断部、セキュリィセンサの作動/不作動を検出する検出部、前記判断部の判断結果及び検出部の検出結果に基づいて車両の状況を判断する制御部を有する制御装置とを備え、前記制御装置は、車両の状況の判断結果に応じて窓ガラスの透過率を制御することを特徴とする。
また、本発明は、可視光透過率が可変な車両窓ガラスの透過率を制御するプログラムにおいて、セキリティセンサの設定の有効性を判断するステップ、セキリティセンサの作動/不作動を検出するステップ、セキリティセンサの設定の有効性の判断結果、セキリティセンサの作動/不作動の検出結果に基づいて車両の状況を判断するステップ、車両の状況の判断結果に応じて車両窓ガラスの透過率を制御するステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、車両盗難行為の事前抑止を図り、車両内に侵入された場合でも運転を困難にし、駐停車時における窓ガラスの透過率制御を適正に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態の車両窓ガラスの透過率制御装置の例を示すブロック図である。なお、本実施形態における車両窓ガラスの透過率制御は、車載ナビゲーション装置がもつ機能の一つにより行われるが、必ずしもこれに限定されるものではなく専用の制御装置により行うようにしてもよい。
セキュリティセンサ1は、車両や装備品の盗難に繋がるような行為を検出してアラームするセンサであり、コード情報の一致か否かによりエンジンの始動を許可、または禁止するイモビライザ、ドアーの開閉を検出するドアセンサ、車体に与えられた振動を感知するショックセンサ、ジャッキアップなど車体が傾けられたことを検出するチルトセンサ、車に近づいたり、車内の覗き込みを検知するレーダーセンサ(プロキシミティセンサ)、金属音等特定の周波数の微振動を検知するピンポイントセンサ、窓が割れた時の音を感知する音感センサ、アースの断線を検知するループセンサ、車内の空気密度の変化や窓ガラス等の破壊に反応する超音波センサ、ボンネット(或いはトランク)の開閉を検知するボンネットセンサ等からなり、スピードメータ2は車両の走行を検出するためのもので、車輪の回転速度から求められる単位距離当たりの走行速度を検出する。制御装置3は、セキュリティセンサ2の設定が有効か否かを判断する判断部3a、セキュリティセンサやスピードメータの作動/不作動を検出する検出部3b、判断部の判断結果及び検出部の検出結果に基づいて車両の状況を判断する制御部3cを備え、車両の状況の判断結果に応じて電圧印加により透過率が制御可能な液晶パネル、エレクトロクロミック等の調光ガラスからなる車両窓ガラス4の可視光透過率を制御する。
次に、車両が置かれた状況を判断して車両窓ガラスの透過率を制御する処理について図2、図3を参照して説明する。
まず、制御装置3の判断手段3aにより、セキュリティセンサ1の設定の有効性を判断し、セキュリティセンサの設定が有効か否か判断する(ステップS1)。セキュリティセンサ1の設定が有効な場合は、検出手段1bによりセキュリティセンサの作動/不作動を検出し、作動を検出したか否か判断し(ステップS2)、作動を検出した場合は車両に不審者が侵入したなどの盗難中と判断して車両の前部窓、後部窓すべて可視光透過率を小さな値、例えば0%に制御する。図3(a)はこの状態を示している。このように、車両窓ガラスの透過率を小さくして中から外が見えなくすることで車両の運転を不可能な状態にする。このような制御により車両の盗難防止を図ることができる。
ステップS1において、セキュリティセンサの設定は有効であるものの、ステップS2においてセキュリティセンサが不作動であることを検出した場合には、車両は駐車中であると判断し、前部窓、後部窓の可視光透過率を所定値、例えば20〜20数%に設定する。図3(b)はこの状態を示している。駐車中に可視光透過率を0%にしてしまうと、外部から中の様子が全く把握できなくなり、子供が閉じ込められている場合などの認知ができなくなってしまうおそれがあるが、ある程度車内の様子が把握できるとともに、物色行為などの抑止効果も期待できる程度の透過率、例えば20〜20数%に設定する。
ステップS1においてセキュリティセンサの設定が有効でない場合、スピードメータが作動したか否かを検出する。スピードメータが作動している場合は、走行中であると判断し、前部窓の可視光透過率を最大値、例えば100%とし、後部窓はユーザの設定に任せる。図3(c)はこの状態を示している。
ステップS1において、セキュリティの設定が有効でなく、ステップS3において、スピードメータも作動してない場合は、ドライバが車両からそう遠くへは離れていない駐車や停車、すなわち停車中であると判断し、前部窓、後部窓の可視光透過率をそれぞれ所定値に設定する。図3(d)はこの状態を示している。このような停車中に、車内が見えないように全窓ガラスの透過率を0%に設定してしまうと、太陽光を吸収して窓ガラスの温度が高温になり、液晶やエレクトロクロミック等の特性が変化して透過率の制御が誤動作したり、異常の原因となるため透過率をある程度上げて窓ガラスの温度上昇を防止する必要がある。車両の窓ガラスの温度は太陽光の差し込む方向により異なるため、温度センサを各窓ガラス毎に配置し、各窓ガラス毎にガラス温度を管理する必要がある。これら温度センサにより温度が設定値を超えた窓ガラスが検知された場合には、透過率を上げるように制御して温度上昇を抑えるようにする。図3(d)の例では、太陽光が車両前部に対して左側後方から差し込んでいる場合を示しており、そのため後方の窓の透過率を低くし、前方側部の窓ガラスは透過率を所定値、例えば20〜20数%に制御し、前部の窓ガラスは車内が見えないように透過率を下げることで、差し込む太陽光による窓ガラスの温度上昇を抑えている。
なお、上記に例示した液晶やエレクトロクロミック調光ガラスでは、太陽光を吸収することで調光しているため、不透明にしたときの温度上昇が問題となる。これに対して、ガラス面にマグネシウムニッケル系合金薄膜を塗布し、電解質を用いて電気的に透明な状態、鏡の状態、中間状態にスイッチングできる調光ガラスも最近開発されており、このような調光ガラスを車両の窓ガラスに使用した場合には、不透明状態にしても光は鏡面反射してしまうので調光ガラスが温度上昇を起こすことはない。
本実施形態に透過率制御装置の例を示すブロック図である。 車両窓ガラスの透過率を制御する処理フローを示す図である。 透過率を制御した車両窓ガラスの状態を示する図である。
符号の説明
1…セキュリティセンサ、2…スピードメータ、3…制御装置、3a…判断部、3b…検出部、3c…制御部、4…車両窓ガラス。

Claims (6)

  1. 可視光透過率が可変な車両窓ガラスの透過率を制御する装置において、
    セキリティセンサと、
    セキュリィセンサの設定の有効性を判断する判断部、セキュリィセンサの作動/不作動を検出する検出部、前記判断部の判断結果及び検出部の検出結果に基づいて車両の状況を判断する制御部を有する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、車両の状況の判断結果に応じて窓ガラスの透過率を制御することを特徴とする車両窓ガラスの透過率制御装置。
  2. 前記制御装置は、セキュリティセンサの設定が有効で、かつセキュリティセンサが作動したとき、車両の状況は盗難中と判断して窓ガラスの透過率を小さい値に制御することを特徴とする請求項1記載の車両窓ガラスの透過率制御装置。
  3. 前記制御装置は、セキュリィセンサの設定が有効で、かつセキュリティセンサが不作動のとき、車両の状況は駐車中と判断して窓ガラスの透過率を所定値に制御することを特徴とする請求項1記載の車両窓ガラスの透過率制御装置。
  4. さらに、スピードメータを備え、前記制御装置は、セキュリィセンサの設定が有効でなく、かつスピードメータが作動したとき、車両の状況は走行中であると判断して少なくとも前部窓ガラスの透過率を大きい値に制御することを特徴とする請求項1記載の車両窓ガラスの透過率制御装置。
  5. さらに、スピードメータを備え、前記制御装置は、セキュリィセンサの設定が有効でなく、かつスピードメータが不作動のとき、車両の状況は停車中であると判断して窓ガラスの透過率を所定値に制御することを特徴とする請求項1記載の車両窓ガラスの透過率制御装置。
  6. 可視光透過率が可変な車両窓ガラスの透過率を制御するプログラムにおいて、
    セキリティセンサの設定の有効性を判断するステップ、
    セキリティセンサの作動/不作動を検出するステップ、
    セキリティセンサの設定の有効性の判断結果、セキリティセンサの作動/不作動の検出結果に基づいて車両の状況を判断するステップ、
    車両の状況の判断結果に応じて車両窓ガラスの透過率を制御するステップ、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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