JP2010004714A - エンジン駆動発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気に含まれた水分が発電機の内部に導かれることを防止できるエンジン駆動発電機を提供する。
【解決手段】エンジン駆動発電機10は、空気導入口42に連通するダクト空間48が形成された吸気ダクト47と、吸気ダクトの下部49に下向きに開口されてダクト空間に連通する吸気口51と、吸気口51から立設され、空気導入口の略下半部に対向して設けられた仕切壁52と、仕切壁から吸気口に対向するようにダクト空間に横向きに張り出された邪魔板54とを備えている。
そして、吸気口から吸い込んだ上向きの空気を邪魔板で横向きの流れに変える。
【選択図】図3

Description

本発明は、発電機を駆動するとともに冷却ファンを回転させ、冷却ファンで吸い込んだ冷却用の空気を発電機内に導くエンジン駆動発電機に関する。
エンジン駆動発電機のなかには、ケース側壁に空気導入口を設け、この空気導入口に連通させて吸気ダクトを設け、この吸気ダクトの吸気口を下向きに形成したものが知られている。
吸気口から導かれた空気(外気)は、吸気ダクトや空気導入口を経て発電機内に導かれ、発電機を冷却することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
実開平7−30565号公報
特許文献1のエンジン駆動発電機によれば、吸気ダクトの吸気口を下向きに形成することで、屋外などの被水しやすい環境で使用する場合に、雨水が吸気口から直接浸入することを防止できるとされている。
しかし、吸気ダクトの吸気口を下向きに形成しても、地面などで上向きに跳ね返った雨水が飛沫状やミスト状の水分になって吸気口に浸入する(飛び込む)ことが考えられる。
よって、吸気口から浸入した飛沫状やミスト状の水分が空気中に含まれ、空気とともに発電機の内部に導かれる虞がある。
本発明は、空気に含まれた水分が発電機の内部に導かれることを防止できるエンジン駆動発電機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、発電機を駆動するとともに冷却ファンを回転させ、前記冷却ファンで吸い込んだ冷却用の空気を前記発電機の空気導入口から前記発電機内に導くエンジン駆動発電機において、前記空気導入口に連通する空間が形成された吸気ダクトと、前記吸気ダクトの下部に下向きに開口されて前記空間に連通する吸気口と、前記吸気口から立設され、前記空気導入口の略下半部に対向して設けられた仕切壁と、前記仕切壁から前記吸気口に対向するように前記空間に横向きに張り出された邪魔板と、を備え、前記吸気口から吸い込んだ上向きの空気を前記邪魔板で横向きの流れに変え、前記横向きの空気を前記吸気ダクトに沿わせて上昇させ、上昇させた空気を前記空気導入口に導き、導かれた空気を前記空気導入口を経て前記発電機内に導くことを特徴とする。
請求項2は、前記邪魔板の先端部に下向きに折り曲げられた折返部を備えたことを特徴とする。
請求項3は、前記邪魔板は、前記空間に横向きで、かつ先端部が下方となるように下り勾配に張り出されたことを特徴とする。
請求項4は、前記吸気ダクトのうち、前記邪魔板で横向きに変えられた空気を上向きに変える部位に、先端部が下方となるように下り勾配に張り出されたサブ邪魔板を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、吸気ダクトの下部に吸気口を下向きに開口した。この吸気口から仕切壁を立設し、仕切壁から吸気口に対向させて邪魔板を横向きに張り出した。
そして、吸気口から吸い込んだ上向きの空気を邪魔板で横向きの流れに変えるようにした。
吸気口から吸い込んだ空気を邪魔板で横向きの流れに変えることで、空気の流路を長く確保するとともに空気の流速を下げることができる。
このように、空気の流速を下げた状態で長い流路を流すことで、その間に、空気に含まれている水分の自然落下を促して空気中から水分を分離することができる。
よって、地面などで上向きに跳ね返った雨水が飛沫状やミスト状の水分になって吸気口に浸入した(飛び込んだ)場合でも、空気中から飛沫状やミスト状の水分を分離することができる。
これにより、空気中に含まれた水分が発電機の内部に導かれることを防止できる。
請求項2に係る発明では、邪魔板の先端部に下向きの折返部を備えた。よって、邪魔板に付着した水滴が、横向きに流れる空気で折返部まで導かれる。
折返部まで導かれた水滴は折返部で下方に案内されて、折返部の下端部から効率よく滴下させて、空気中に含まれた水分を良好に分離することができる。
請求項3に係る発明では、邪魔板の先端部が下方となるように、邪魔板を下り勾配に張り出した。よって、邪魔板に付着した水滴を先端部まで流下させて先端部から効率よく滴下させることができる。
これにより、空気中に含まれた水分を一層良好に分離することができる。
請求項4に係る発明では、吸気ダクトのうち、邪魔板で横向きに変えられた空気を上向きに変える部位にサブ邪魔板を備えた。
このサブ邪魔板は、先端部が下方となるように下り勾配に張り出されている。
よって、吸気ダクトに沿って上昇した空気がサブ邪魔板に当たり、空気に含まれている水分が水滴としてサブ邪魔板に付着する。
サブ邪魔板に付着した水滴は、先端部まで流下して先端部から効率よく滴下する。
これにより、空気中に含まれた水分を一層良好に分離することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、エンジン駆動発電機に関して構成の理解を容易にするために便宜上、発電機側を「前」、エンジン側を「後」とし、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRで示す。
図1は本発明に係るエンジン駆動発電機(第1実施の形態)を示す斜視図である。
エンジン駆動発電機10は、複数の支柱12などで略立方形に形成されたフレーム11と、フレーム11内に取付部材13を介して設けられたエンジン/発電機ユニット15と、エンジン/発電機ユニット15のエンジン16上方に設けられた燃料タンク18およびエアクリーナ19とを備えている。
図2は第1実施の形態に係るエンジン/発電機ユニットを示す断面図である。
エンジン/発電機ユニット15は、エンジン16と、エンジン16のクランク軸(出力軸)22に対して同軸上に設けられた発電機17とを備えている。
エンジン16は、クランクケース23の前壁部23aからクランク軸22の前端部22aが突出されている。
クランクケース23の前壁部23aに発電機17の後端部17aが設けられている。
発電機17は、クランク軸22の前端部22aに駆動軸25の後端部25aが同軸上に連結されている。
この発電機17は、ステータ26と、ステータ26内に配置されるとともに駆動軸25に設けられたロータ27と、ステータ26の前後の端部にボルト28…で取り付けられた前後のカバー31,32と、後カバー32内に設けられた冷却ファン34と、前カバー31に設けられた吸気ダクト部35とを備えている。
駆動軸25の前端部25bは軸受37を介して前カバー31の中央部31aに回転自在に支持されている。
後カバー32内の空間38に冷却ファン34が配置されている。この冷却ファン34は、駆動軸25の後端部25aに同軸上に設けられている。
後カバー32の周壁32aには複数の空気排出口41がルーバ状に形成されている(図1参照)。複数の空気排出口41は、後カバー32内の空間38に連通されている。
前カバー31は、前壁31bに複数の空気導入口42が形成されている。
複数の空気導入口42は、前カバー31内の空間43を経て冷却風吸込路45に連通されている。
冷却風吸込路45は、発電機17内のステータ26とロータ27との間の空間で形成されている。
図3は第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す断面図である。
前カバー31には吸気ダクト部35がボルト46…で設けられている。
吸気ダクト部35は、空気導入口42に連通するダクト空間(空間)48が形成された吸気ダクト(エンドカバー)47と、吸気ダクト47の下部49に下向きに開口された吸気口51と、吸気口51から立設された仕切壁52と、仕切壁52の上端部52aから横向きに張り出された邪魔板54と、吸気ダクト47に設けられたサブ邪魔板56とを備えている。
図4は第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す斜視図、図5は第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す分解斜視図である。
吸気ダクト47は、周壁62が略円筒形に形成された中空の筒体61と、筒体61の前端部61aを塞ぐ円板状の前壁63と、筒体61の下部61bに形成された開口部65と、開口部65から下方に張り出された下部49と、筒体61の後端部61cに等間隔に設けられた取付部67…とを備えている。
吸気ダクト47は、中空の筒体61および円板状の前壁63でダクト空間48が形成され、取付部67…が前カバー31の取付部71…にボルト46…で取り付けられている。
開口部65は、筒体61の下部61bに周方向に沿って湾曲状に形成されている。開口部65の左右の側縁65a,65bおよび前縁65cから下部49が下方に向けて張り出されている。
下部49は、左右の側壁49a,49bおよび前壁49cで略コ字状に形成されている。
また、開口部65の後縁65dおよび下部49の左右の側壁49a,49bに仕切壁52が設けられている。
仕切壁52は、略下半部73および略上半部74で平板状に形成されている。
略下半部73は、下部49の前壁49cに対して後方に所定間隔L1(図3も参照)をおいて配置され、左右の直線縁部73a,73bが下部49の左右の側壁49a,49bにそれぞれ設けられている。
略下半部73および下部49で吸気口51(図3参照)が形成されている。
すなわち、吸気口51から仕切壁52が立設されている。
吸気口51は、吸気ダクト47の下部49に下向きに開口され、ダクト空間48に連通されている。
また、仕切壁52は、略上半部74の左右の彎曲縁部74a,74bが周壁62に設けられている。
略上半部74は、前カバー31の前壁63のうち、略下半部63aに所定間隔L2(図3も参照)をおいて対向して配置されている。
さらに、略上半部74は、ダクト空間48の下半部を前カバー31の前壁31bから仕切っている。
具体的には、略上半部74は、前壁31bの略下半部に対向して設けられている。
すなわち、略上半部74は、前壁31bの全域に設けられた複数の空気導入口42のうち、前壁31bの略下半部に設けられた複数の空気導入口(空気導入口の略下半部)42に対向して設けられている。
よって、前壁31bの略下半部に設けられた複数の空気導入口42は、略上半部74(仕切壁52)でダクト空間48の下半部から仕切られている。
ここで、仕切壁52は、図3に示すように、前カバー31の前壁31bに対して所定間隔L3離して設けられている。
よって、仕切壁52および前壁31b間に空間53(図3参照)を確保することができる。
なお、仕切壁52および前壁31b間に空間53を確保した理由については図6(b)で詳しく説明する。
邪魔板54は、仕切壁52の上端部52aから吸気口51に対向するようにダクト空間48に横向きに張り出されている。
この邪魔板54は、略矩形状に形成され、左右の縁部54a,54bが周壁62に設けられている。
邪魔板54の基端部54cおよび仕切壁52の上端部52aのそれぞれの中央に凹部81が形成されている。
凹部81は、前カバー31の中央部31a(すなわち、突部)(図3参照)を受け入れるための凹みである。
邪魔板54の先端部54dには折返部83が設けられている。
折返部83は、邪魔板54の先端部54dから下向きに折り曲げられた突片である。
この折返部83は、略矩形状に形成され、左右の縁部83a,83bが周壁62に設けられている。
このように、吸気ダクト部35に邪魔板54を設けることで、吸気口51(図3参照)から吸い込んだ上向きの空気(外気)を邪魔板54で横向きの流れに変えることができる。
吸気口51から吸い込んだ空気を邪魔板54で横向きの流れに変えることで、空気の流路L4(図3参照)を長く確保するとともに空気の流速を下げることができる。
このように、空気の流速を下げた状態で長い流路を流すことで、その間に、空気に含まれている水分の自然落下を促して空気中から水分を分離することができる。
また、邪魔板54および仕切壁52を吸気ダクト47内に設けることで、吸気ダクト47からの突出量を小さく抑え、かつ、空気の流路L4(図3参照)を長く確保することができる。
これにより、吸気ダクト部35をフレーム11内に収めることが可能になり、エンジン駆動発電機10のコンパクトが図れる。
さらに、邪魔板54の先端部54dに下向きの折返部83を備えた。よって、邪魔板54に付着した水滴が、横向きに流れる空気で折返部83まで導かれる。
折返部83まで導かれた水滴は折返部83で下方に案内されて、折返部83の下端部83cから効率よく滴下させて、空気中に含まれた水分を良好に分離することができる。
サブ邪魔板56は、吸気ダクト47の前壁63のうち、邪魔板54に対して上方の取付部位63cに所定間隔H(図3参照)をおいて平行に設けられている。
取付部位63cは、邪魔板54で横向きに変えられた空気を上向きに変える部位である。
具体的には、サブ邪魔板56は、前壁63の取付部位63cに設けられた鉛直片85と、鉛直片85の下端部85aから下り勾配に張り出された傾斜片86とを備えている。
鉛直片85は、略矩形状に形成され、左右の縁部85b,85cが周壁62に設けられている。
傾斜片86は、略矩形状に形成され、左右の縁部86a,86bが周壁62に設けられている。
また、傾斜片86は、鉛直片85の下端部85aから下り勾配に張り出されることで、先端部86cが基端部86dの下方に配置されている(図3も参照)。
このように、前壁63の取付部位63cにサブ邪魔板56を設けることで、吸気ダクト47(詳しくは、前壁63の略上半部63b(図3参照))に沿って上昇した空気がサブ邪魔板56に当たる。
空気がサブ邪魔板56に当たることで、空気に含まれている水分が水滴としてサブ邪魔板56に付着する。
サブ邪魔板56に付着した水滴は、先端部86cまで流下して先端部86cから効率よく滴下する。
これにより、空気中に含まれた水分を一層良好に分離することができる。
つぎに、エンジン駆動発電機10の発電機17を冷却する例を図6に基づいて説明する。
図6(a),(b)は第1実施の形態に係るエンジン駆動発電機の発電機を冷却ファンで冷却する例を説明する図である。
(a)において、エンジン16を駆動することによりクランク軸22が回転し、クランク軸22と一体に駆動軸25が回転する。
駆動軸25が回転することで、冷却ファン34およびロータ27が回転する。
冷却ファン34が回転することで、冷却風吸込路45内の空気が矢印Aの如く冷却ファン34に向けて導かれる。
冷却ファン34に向けて導かれた空気は、複数の空気排出口41を経て矢印Bの如く外部に排出される。
冷却風吸込路45内の空気が冷却ファン34に向けて矢印Aの如く導かれることで、ダクト空間48内の空気が前カバー31(前壁31b)の空気導入口42を経て冷却風吸込路45に矢印Cの如く導かれる。
ここで、一例として、前壁31bに設けた複数の空気導入口42のうち、前壁31bの下半部における開口率を、前壁31bの上半部における開口率より大きく設定することも可能である。
これにより、ダクト空間48内から上半部の空気導入口42を経て矢印Cの如く導かれる空気量と、ダクト空間48内から下半部の空気導入口42を経て矢印Cの如く導かれる空気量とが一層均一になるように調整可能である。
ダクト空間48内の空気が冷却風吸込路45に矢印Cの如く導かれることで、ダクト空間48に吸気口51を経て外気(空気)が矢印の如く導入される。
ここで、吸気口51から導かれる外気(空気)中には、地面などで上向きに跳ね返った雨水が飛沫状やミスト状の水分として含まれることが考えられる。
(b)において、吸気口51を経てダクト空間48に導かれる外気(空気)は、邪魔板54に向けて矢印Dの如く上昇する。
邪魔板54に向けて上昇する空気は、邪魔板54に導かれて矢印Eの如く横向きの流れに変えられる。
吸気口51から吸い込んだ空気を邪魔板54で横向きの流れに変えることで、空気の流路L4を長く確保するとともに空気の流速を下げることができる。
このように、空気の流速を下げた状態で長い流路L4を流すことで、その間に、空気に含まれている水分(飛沫状やミスト状の水分)が水滴88…として自然落下を促して空気中から水分を分離することができる。
自然落下した水滴88…は、吸気口51から外部に排水される。
また、邪魔板54に向けて上昇する空気のなかには、邪魔板54に当たるものがある。
空気が邪魔板54に当たることで、空気に含まれている水分が水滴88…として邪魔板54に付着する。
よって、空気中から水分(飛沫状やミスト状の水分)を分離することができる。
邪魔板54に付着した水滴88…は、邪魔板54から自然落下して吸気口51から外部に排水される。
ここで、邪魔板54の先端部54dに下向きの折返部83が備えられている。よって、邪魔板54に付着した水滴が、横向きに流れる空気で折返部83まで導かれる。
折返部83まで導かれた水滴は折返部83で下方に案内されて、折返部83の下端部83cから効率よく滴下することができる。
さらに、吸気ダクト47の前壁63うち、邪魔板54で横向きに変えられた空気を上向きに変える取付部位63cにサブ邪魔板56を備えた。
このサブ邪魔板56は、先端部86cが下方となるように下り勾配に張り出されている。
よって、前壁63の略上半部63bに沿って矢印Fの如く上昇した空気がサブ邪魔板56(傾斜片86)に当たり、空気に含まれている水分(飛沫状やミスト状の水分)が水滴88…として傾斜片86に付着する。
傾斜片86に付着した水滴88…は、先端部86cまで流下して先端部86cから効率よく滴下する。
前壁63の略上半部63bに沿って上昇した空気は、前カバー31の空気導入口42に導かれ、空気導入口42から発電機17内に導かれる。
このように、吸気ダクト部35に吸気口51を下向きに設けるとともに、邪魔板54やサブ邪魔板56を設けることで、空気中に含まれた水分(飛沫状やミスト状の水分)を良好に分離することができる。
以上説明したように、地面などで上向きに跳ね返った雨水が飛沫状やミスト状の水分になって吸気口51に浸入した(飛び込んだ)場合でも、空気中から飛沫状やミスト状の水分を分離することができる。
水分が分離された空気は、前カバー31の空気導入口42を経て冷却風吸込路45に矢印Cの如く導かれる。
ここで、仕切壁52および前壁31b間に空間53が確保されている。よって、前カバー31の略下半部に形成された空気導入口42に、空気を矢印Cの如く円滑に導くことができる。
よって、前カバー31の全ての空気導入口42に空気を矢印Cの如く略均一に導くことが可能である。
これにより、空気中に含まれた水分が発電機17の内部に導かれることを防止でき、水分が分離された空気で発電機17を効率よく冷却することができる。
つぎに、第2実施の形態の吸気ダクト部90を図7に基づいて説明する。なお、第2実施の形態の吸気ダクト部90において第1実施の形態の構成部材と同一類似部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図7は第2実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す断面図である。
吸気ダクト部90は、邪魔板54を邪魔板92に代えたもので、その他の構成は第1実施の形態の吸気ダクト部35と同じである。
邪魔板92は、ダクト空間48に横向きで、かつ先端部92aが基端部92bに対して下方となるように下り勾配に張り出されている。
よって、邪魔板92に付着した水滴88…を先端部92aまで矢印Gの如く効率よく流下させることができる。
水滴88…を折返部83まで効率よく流下させて、折返部83の下端部83cから良好に滴下させることができる。
これにより、空気中に含まれた水分を一層良好に分離することができる。
なお、前記実施の形態では、邪魔板54の先端部54dに折返部83を設けた例を説明したが、折返部83の有無は適宜選択が可能である。
また、前記実施の形態では、吸気ダクト47にサブ邪魔板56を設けた例を説明したが、サブ邪魔板56の有無は適宜選択が可能である。
さらに、前記実施の形態で示した空気導入口42、吸気ダクト47、ダクト空間48、吸気口51、仕切壁52、邪魔板54、サブ邪魔板56、折返部83などは例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、発電機を駆動するとともに冷却ファンを回転させ、冷却ファンで吸い込んだ冷却用の空気を発電機内に導くエンジン駆動発電機への適用に好適である。
本発明に係るエンジン駆動発電機(第1実施の形態)を示す斜視図である。 第1実施の形態に係るエンジン/発電機ユニットを示す断面図である。 第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す断面図である。 第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す斜視図である。 第1実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す分解斜視図である。 第1実施の形態に係るエンジン駆動発電機の発電機を冷却ファンで冷却する例を説明する図である。 第2実施の形態に係る発電機の吸気ダクト部を示す断面図である。
符号の説明
10…エンジン駆動発電機、15…エンジン/発電機ユニット、17…発電機、34…冷却ファン、42…空気導入口、47…吸気ダクト、48…ダクト空間(空間)、49…吸気ダクトの下部、51…吸気口、52…仕切壁、54…邪魔板、54d…邪魔板の先端部、56…サブ邪魔板、83…折返部、86c…サブ邪魔板の先端部。

Claims (4)

  1. 発電機を駆動するとともに冷却ファンを回転させ、前記冷却ファンで吸い込んだ冷却用の空気を前記発電機の空気導入口から前記発電機内に導くエンジン駆動発電機において、
    前記空気導入口に連通する空間が形成された吸気ダクトと、
    前記吸気ダクトの下部に下向きに開口されて前記空間に連通する吸気口と、
    前記吸気口から立設され、前記空気導入口の略下半部に対向して設けられた仕切壁と、
    前記仕切壁から前記吸気口に対向するように前記空間に横向きに張り出された邪魔板と、
    を備え、
    前記吸気口から吸い込んだ上向きの空気を前記邪魔板で横向きの流れに変え、前記横向きの空気を前記吸気ダクトに沿わせて上昇させ、上昇させた空気を前記空気導入口に導き、導かれた空気を前記空気導入口を経て前記発電機内に導くことを特徴とするエンジン駆動発電機。
  2. 前記邪魔板の先端部に下向きに折り曲げられた折返部を備えたことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動発電機。
  3. 前記邪魔板は、前記空間に横向きで、かつ先端部が下方となるように下り勾配に張り出されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジン駆動発電機。
  4. 前記吸気ダクトのうち、前記邪魔板で横向きに変えられた空気を上向きに変える部位に、先端部が下方となるように下り勾配に張り出されたサブ邪魔板を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のエンジン駆動発電機。
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