JP2010004488A - 通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電界結合や磁界結合によって通信を行う通信相手が近接しているか否かを判定し、判定結果に応じて装置内部の動作を変化させることが可能な通信装置を提供すること。
【解決手段】電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と、電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手と通信部との近接を検出する検出部と、通信部に、通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手との通信を行わせる制御部と、を備え、制御部は、検出部の検出結果に応じて内部状態を変化させる、通信装置が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラムに関する。
近日、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11に規定される電波通信方式が広く普及している。かかる電波通信方式においては、アンテナを利用して無線電波が送受信されるが、当該無線電波が周囲で送受信される無線電波と干渉し、通信に悪影響を及ぼす場合があった。
また、電波通信方式以外にも、電界結合や磁界結合を利用して通信を行う通信方式が提案されている。かかる通信方式においては、例えば、磁界結合を行なう複数の結合器が近接されると、複数の結合器が磁界結合し、磁界結合により複数の結合器間での通信が実現される。このように、電界結合や磁界結合を利用する通信方式によれば、通信相手が近接しない場合には信号が送信されないため、干渉の問題が生じ難い点で電波通信方式より有利である。なお、磁界結合により通信を行う技術については、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている。
また、電界結合や磁界結合を利用する通信方式においては、1の通信装置に受信機能および送信機能などの複数の機能を実装することも可能である。この場合、通信装置は、コンテンツデータの送信側とも受信側ともなり得る。
特開2006−60283号公報 特開2008−99236号公報
しかし、従来においては、電界結合や磁界結合によって通信を行う通信相手が近接しているか否かによらず、常に通信に用いる内部の回路を動作させており、消費電力の点で問題があった。また、タイマ等によって通信に用いる内部の回路の動作を制御させた場合には、通信相手から受信した信号の内容を解析しないと、回路の動作を完全に制御することが困難であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、電界結合や磁界結合によって通信を行う通信相手が近接しているか否かを判定し、判定結果に応じて装置内部の動作を変化させることが可能な、新規かつ改良された通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と、電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手と通信部との近接を検出する検出部と、通信部に、通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手との通信を行わせる通信制御部と、を備え、通信制御部は、検出部の検出結果に応じて内部の動作を制御する、通信装置が提供される。
かかる構成によれば、通信部は電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行い、検出部は、電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手と通信部との近接を検出し、通信制御部は、通信部に、通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手との通信を行わせる。そして、通信制御部は、検出部の検出結果に応じて通信装置の内部の動作を制御する。その結果、電界結合や磁界結合によって通信を行う通信相手が近接しているか否かを判定し、判定結果に応じて通信装置内部の動作を変化させることができる。
検出部は、通信相手が近接したことにより生じる信号を検出する受信対象検出部を含んでいてもよい。そして、受信対象検出部は、インピーダンス整合によって通信相手の近接を検出してもよい。
受信対象検出部で通信相手の近接を検出すると、通信制御部は、第1の周波数で発振する第1発振器を動作させ、電界結合または磁界結合による通信に使用する、第1の周波数より高い第2の周波数で発振する第2発振器を周期的に動作および停止させてもよい。
通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、通信制御部は第1発振器および第2発振器を周期的に動作および停止させてもよい。
また、検出部は、通信相手が近接しているか否かを検出する送信対象検出部を含んでいてもよい。そして、送信対象検出部は、インピーダンス整合によって通信相手の近接を検出してもよい。
送信対象検出部で通信相手の近接を検出すると、通信制御部は第1の周波数で発振する第1発振器、および電界結合または磁界結合による通信に使用する、第1の周波数より高い第2の周波数で発振する第2発振器を動作させ、通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、通信制御部は第1発振器および第2発振器を周期的に動作および停止させてもよい。
通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、通信制御部は所定の時間第1発振器および第2発振器を継続して動作させた後に、第1発振器および第2発振器を周期的に動作および停止させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、電界結合または磁界結合により通信を行う第1の通信部を有する第1の通信装置と、電界結合または磁界結合により通信を行う第2の通信部、電界結合または磁界結合による通信が可能な第1の通信部と第2の通信部との近接を検出する検出部、および、第2の通信部に、第2の通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な第1の通信部との通信を行わせる通信制御部を備え、通信制御部は、検出部の検出結果に応じて内部の動作を制御する、第2の通信装置と、を備える、通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と、電界結合または磁界結合による近距離一対一通信が可能な通信相手との近接を検出するステップと、検出するステップの検出結果に応じて内部の動作を制御するステップと、を含む、通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と、電界結合または磁界結合による近距離一対一通信が可能な通信相手との近接を検出するステップと、検出するステップの検出結果に応じて内部の動作を制御するステップと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、電界結合や磁界結合によって通信を行う通信相手が近接しているか否かを判定し、判定結果に応じて装置内部の動作を変化させることが可能な、通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる通信システムを示した説明図である。図1に示したように、本実施形態にかかる通信システムは、通信機器10および携帯機器20からなる一対の機器(通信装置)と、情報処理装置12とを備える。また、通信機器10および携帯機器20は、相互に電界結合することが可能な電界カプラと呼ばれる電極板を備える。通信機器10および携帯機器20の双方の電界カプラが例えば3cm以内に近接されると、一方の電界カプラにより発生される誘導電界の変化を他方の電界カプラが感知することにより、通信機器10および携帯機器20の間での電界通信が実現される。
より具体的には、上記電界通信を行う一対の機器は、一方がイニシエータ(Initiator)として機能し、他方がレスポンダ(Responder)として機能する。イニシエータは接続確立要求を行なう側であり、レスポンダはイニシエータからの接続確立要求を待ち受ける側である。
例えば、図1に示した携帯機器20がイニシエータとして機能し、通信機器10がレスポンダとして機能する場合、携帯機器20および通信機器10が近接されると、携帯機器20から送信される接続確立要求を通信機器10が受信する。そして、通信機器10により接続確立要求が受信されると、通信機器10および携帯機器20が認証処理を行い、認証処理が正常に終了すると通信機器10および携帯機器20がデータ通信可能な状態に接続される。認証処理としては、例えば、ソフトウェアのバージョンや、有しているプロトコル等が通信機器10および携帯機器20で一致するか否かの確認などがあげられる。
その後、通信機器10と携帯機器20が1対1でデータ通信を行う。より詳細には、携帯機器20が任意のデータを電界カプラにより通信機器10へ送信し、通信機器10が携帯機器20から受信したデータを情報処理装置12へ出力する。または、情報処理装置12から通信機器10へ任意のデータが入力され、通信機器10が情報処理装置12から入力されたデータを電界カプラにより携帯機器20へ送信する。任意のデータとしては、音楽、講演およびラジオ番組などの音楽データや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、文書、絵画および図表などの映像データや、ゲームおよびソフトフェアなどがあげられる。
アンテナから放射される電波が距離の2乗に反比例して減衰するのに対し、このような電界カプラから発生される誘導電界の強度は距離の4乗に反比例するため、電界通信が可能な一対の機器間の距離を制限できる点で有利である。すなわち、当該電界通信によれば、周囲に存在する障害物による信号の劣化が少ない、ハッキングや秘匿性を確保するための技術を簡素化できるなどの効果が得られる。
また、アンテナから放射される電波は、電波の進行方向と直交方向に振動する横波成分を有し、偏波がある。これに対し、電界カプラは、進行方向に振動する縦波成分を有し、偏波がなり誘導電界を発生するため、一対の電界カプラの面が対向していれば受信側で信号を受信できる点でも利便性が高い。
例えばUWB通信のように高周波、広帯域を使用する通信方式によれば、近距離において数百Mbps程度の超高速データ伝送を実現することができる。また、電波通信ではなく電界結合によりUWB通信を行う場合、その電界強度は距離の4乗に反比例することから、無線設備から3メートルの距離での電界強度(電波の強さ)を所定レベル以下に抑制することで無線局の免許が不要となる微弱電波とすることが可能であり、安価に通信システムを構成することができる。また、電界結合方式により超近距離でデータ通信を行う場合、周辺に存在する反射物により信号の質が低下することがなく、伝送路上でのハッキングを確実に防止することができ、秘匿性を確保することが可能である。また、電界強度を所定レベル以下に抑制して、例えば3cm以内の距離のみで通信を可能とすることで、1つの機器に対して2つの機器が同時に通信できない構成とすることができ、近距離での一対一通信を実現することができる。
なお、本明細書においては、一対の通信装置が電界カプラを利用して近距離無線通信(非接触通信)を行う例に重きをおいて説明するが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、一対の通信装置は、磁界結合により通信可能な通信部を介して近距離無線通信を行うことも可能である。
また、図1においては通信装置の一例として通信機器10および携帯機器20を示しているに過ぎず、本発明はかかる例に限定されない。例えば、通信装置は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistants)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。さらに、通信装置は、図2に示すように、コンテンツデータを提供するコンテンツサーバ30であってもよい。
ここで、本実施形態に関連する通信装置80および通信装置90の構成を図2に示す。図2に示したように、本実施形態に関連する通信装置80は、電界カプラ82、セレクタ84、および通信モジュール86を備え、通信装置90は、電界カプラ92および通信モジュール96を備える。
本実施形態に関連する通信装置80は、通信モジュール86に含まれる送信用回路と電界カプラ82がセレクタ84により接続されている場合にはデータ送信が可能である。一方、本実施形態に関連する通信装置80は、受信用回路と電界カプラ82がセレクタ84により接続されている場合にはデータ受信が可能である。
このように通信装置80および通信装置90が構成されている場合に、電界カプラ82と電界カプラ92とを近接させると、電界結合による近距離無線通信(非接触無線通信)が可能となる。電界結合による近距離無線通信については、特許文献1、特許文献2にも開示されており、詳細な説明は割愛する。
次に、本発明の一実施形態にかかる通信装置の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の構成について説明する説明図である。以下、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる通信装置100の構成について説明する。
図3に示したように、本発明の一実施形態にかかる通信装置100は、電界カプラ102と、セレクタ104と、ディレクショナルカプラ(方向性結合器)106と、第1検出器112と、第1増幅器114と、第2検出器122と、第2増幅器124と、RFフィルタ130と、AFE(アナログフロントエンド)部132と、ベースバンドブロック134と、コントローラ136と、を含んで構成される。
電界カプラ102は、上述したように、相互に電界結合することが可能な電極板であり、近接された他の通信装置(例えば携帯機器20)に内蔵された電界カプラと電界結合により通信を行う通信部として機能する。
セレクタ104は、電界カプラ102に近接された他の通信装置(例えば携帯機器20)と通信装置100とが通信する際に切り換えられるものである。通信装置100が他の通信装置からデータを受信する場合、すなわち、通信装置100がレスポンダとして機能する場合には、セレクタ104は端子(1)の側に接続される。一方、通信装置100から他の通信装置へデータを送信する場合、すなわち、通信装置100がイニシエータとして機能する場合には、セレクタ104は端子(2)の側に接続される。
ディレクショナルカプラ106は、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されたかどうかを検出するために用いられるものである。通信装置100から他の通信装置へデータを送信する場合、すなわち、通信装置100がイニシエータとして機能する場合には、上述のようにセレクタ104は端子(2)の側に接続される。この場合において、データを送信する相手となる他の通信装置が電界カプラ102に近接しているときには、RFフィルタ130を介して当該他の通信装置に対してデータを送信するために電界カプラ102へ電流が流れる。この電界カプラ102へ流れる電流の反射波の発生を、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されたかどうかの検出に利用するものである。
すなわち、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されていれば、電界カプラ102へ流れる電流の反射波は発生しない。そのため、ディレクショナルカプラ106で電流の反射波を検知することができないので、後述する第2検出器122には電流が流れない。従って、第2検出器122に電流が流れないことによって、第2検出器122では他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されていると判定することができる。一方、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されていなければ、電界カプラ102へ流れる電流の反射波が発生する。そのため、ディレクショナルカプラ106で電流の反射波を検知することで、抵抗R、Rにより第2検出器122には電流が流れるようになる。従って、第2検出器122に電流が流れることによって、第2検出器122では他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されていないと判定することができる。
他の通信装置が近接していない場合に電界カプラ102から反射波が発生する原理については、例えば特許文献2に開示されているが、ここで、他の通信装置が近接していない場合に電界カプラ102から反射波が発生する原理について簡単に説明すると、以下の通りである。
近距離を隔てて互いの電極が対向する2つの電界カプラは、所望の周波数帯の信号を通過するバンドパス・フィルタとして動作するとともに、単体の電界カプラとしては電流を増幅するインピーダンス変換回路として作用することになる。しかし、電界カプラが空間内に単独で置かれるとき、すなわち通信相手となる他の通信装置が近接していないときには、電界カプラの入力インピーダンスは、高周波の信号を伝送する高周波信号伝送路の特性インピーダンスと一致しないので、高周波信号伝送路から入った信号は電界カプラ内で反射され、外部に放射されない。従って、通信装置の内部で反射波の存在を検知することで、通信相手となる他の通信装置の電界カプラが近接しているかどうかを判断することが可能となる。
第1検出器112は、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されたか否かを検出するものである。通信装置100が他の通信装置からデータを受信する場合、すなわち、通信装置100がレスポンダとして機能する場合には、上述のようにセレクタ104は端子(1)の側に接続される。
この場合において、イニシエータとなる他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接しているときには、図3に図示した抵抗Rによって、イニシエータ側とレスポンダ側とによって50Ωのインピーダンス整合が取れている状態となっている。抵抗Rによって、イニシエータ側とレスポンダ側とで50Ωのインピーダンス整合が取れていることによって、当該他の通信装置の電界カプラから、通信装置100の電界カプラ102へデータが送られる。データを受信した電界カプラ102からは微弱の電流が流れる。この、電界カプラ102から流れる電流を第1検出器112で検出することで、データを送信する相手となる他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102へ近接していることを検知することができる。
第1検出器112は、他の通信装置に内蔵された電界カプラの電界カプラ102への近接を検出すると、検出した旨の信号をコントローラ136に送出する。第1検出器112からの信号を受信したコントローラ136は、ベースバンドブロック134を介してAFE(アナログフロントエンド)部132の動作を制御する。
第2検出器122は、他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されているか否かを検出するものである。上述したように、通信装置100がイニシエータとして機能する場合において、電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接していなければ、送信側と受信側とで50Ωのインピーダンス整合が取れていないので、電界カプラ102から反射波が発生する。この電界カプラ102からの反射波をディレクショナルカプラ106で第2検出器122へ通過させることによって、第2検出器122では他の通信装置に内蔵された電界カプラが電界カプラ102に近接されているか否かを検出することができる。
第2検出器122は、他の通信装置に内蔵された電界カプラの電界カプラ102への近接を検出すると、検出した旨の信号をコントローラ136に送出する。第2検出器122からの信号を受信したコントローラ136は、ベースバンドブロック134を介してAFE(アナログフロントエンド)部132の動作を制御する。
RFフィルタ130は、高周波(Radio Frequency;RF)の信号を通過させるフィルタ回路である。本実施形態においては、RFフィルタ130は、AFE(アナログフロントエンド)部132で生成されたアナログ信号のうち、高周波部分を通過させるものである。
AFE(アナログフロントエンド)部132は、デジタル信号を変換してアナログ信号を生成したり、アナログ信号を変換してデジタル信号を生成したりするものである。AFE部132が生成したアナログ信号はRFフィルタ130に送られる。本実施形態にかかるAFE部132には、近距離無線通信を行うために、発振器133a、133b、133cが内蔵されている。本実施形態においては、発振器133aは4.48GHzで発振する発振器であり、発振器133bは20MHzで発振する発振器であり、発振器133cは4kHzで発振する発振器である。AFE部132に内蔵された各発振器の動作を、他の通信装置に内蔵された電界カプラの電界カプラ102への近接の有無によって制御することで、AFE部132の消費電力を低減することができる。
なお、本実施形態では、AFE部132は3つの発振器133a、133b、133cを内蔵した構成をとっているが、本発明は係る例に限定されない。例えば、AFE部の内部に逓倍器を設けて、1つの発振器からの出力を逓倍させることで任意の周波数を生成するようにしてもよい。
ベースバンドブロック134は、ベースバンドの信号を処理するものである。そして、コントローラ136は、通信装置100の内部、特にベースバンドブロック134やAFE部132を制御するものである。コントローラ136は、電界カプラ102への他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接の有無によって、例えばAFE部132に内蔵された各発振器の動作を制御する。このように、他の通信装置に内蔵された電界カプラと、電界カプラ102との近接の有無によって、AFE部132に内蔵された各発振器の動作をコントローラ136で制御することによって、AFE部132で消費される電力を低減させることが可能となる。
以上、図3を用いて本発明の一実施形態にかかる通信装置100の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する。
図4A及び図4Bは、電界カプラ間の電界結合によって相互に通信する装置Aの電界カプラと装置Bの電界カプラとが近接しているか否かを概略的に示す説明図である。図4Aは、装置Aの電界カプラに装置Bの電界カプラが近接していない状態を概略的に示したものである。一方、図4Bは、装置Aの電界カプラに装置Bの電界カプラが近接している状態を概略的に示したものである。
図4A及び図4Bに示した図面において、装置Aを本実施形態にかかる通信装置100とし、装置Bを他の通信装置(例えば携帯機器20)とすると、図4Aに示した状態においては、通信装置100の電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接していない状態に相当する。この状態では、通信装置100がレスポンダとして機能する場合、すなわちセレクタ104が端子(1)に接続されている場合には、第1検出器112では電界カプラ102からの微弱電流は検出できない。また、通信装置100がイニシエータとして機能する場合、すなわちセレクタ104が端子(2)に接続されている場合には、第2検出器122では電界カプラ102からの反射波を検出する。
一方、図4Bに示した状態においては、通信装置100の電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接している状態に相当する。この状態では、通信装置100がレスポンダとして機能する場合、すなわちセレクタ104が端子(1)に接続されている場合には、第1検出器112では電界カプラ102からの微弱電流を検出できる。また、通信装置100がイニシエータとして機能する場合、すなわちセレクタ104が端子(2)に接続されている場合には、第2検出器122では電界カプラ102からの反射波は検出できない。
このように、通信装置100がイニシエータとして機能するのか、レスポンダとして機能するのかによって、通信装置100の電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接しているのか否かの検出結果が異なることになる。
以下では、通信装置100がイニシエータとして機能する場合とレスポンダとして機能する場合とに分けて、通信装置100の動作について説明する。
図5は、通信装置100がイニシエータとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する流れ図である。以下、図5を用いて、通信装置100がイニシエータとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する。
通信装置100がイニシエータとして機能する場合には、上述したようにセレクタ104が端子(2)に接続される。かかる場合において、通信装置100の内部状態は、間欠Tx+Rx(間欠送信+受信)状態にある(ステップS102)。本実施形態においては、間欠Tx+Rx状態は、第1検出器112をオフさせておき、第2検出器122及び発振器133a、133bは一定時間オン・オフを繰り返しておく状態のことを指す。第1検出器112、第2検出器122及び発振器133a、133bの動作制御は、例えばコントローラ136が行ってもよい。また、この間欠Tx+Rx状態では、4kHzで発振する発振器133cは動作させておく。この発振器133cによって発振されるクロックを用いて必要最低限の動作をさせることにより、消費電力を低減させることができる。
この間欠Tx+Rx状態において、通信装置100の電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接したことを第2検出器122で検出したかどうかを判定する(ステップS104)。すなわち、ステップS104では、電界カプラ102からの反射波を第2検出器122で検出したか否かを判定する。
上記ステップS104において、通信装置100の電界カプラ102への、他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接を検出していなければ、すなわち、上述したように、電界カプラ102からの反射波を第2検出器122で検出すれば、ステップS102に戻って、通信装置100の内部状態を間欠Tx+Rx状態に維持する。
一方、上記ステップS104において、通信装置100の電界カプラ102への、他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接を検出すれば、すなわち、上述したように、電界カプラ102からの反射波を第2検出器122で検出できなければ、通信装置100の内部状態を連続Tx+Rx(連続送信+受信)状態に遷移させる(ステップS106)。本実施形態においては、連続Tx+Rx状態は、第1検出器112及び第2検出器122をオフさせておき、発振器133a、133bをオンさせておく状態のことを指す。上述したように、第1検出器112、第2検出器122及び発振器133a、133bの動作制御は、例えばコントローラ136が行ってもよい。
通信装置100の内部状態を連続Tx+Rx状態に遷移させると、通信装置100と他の通信装置との間で電界結合による通信が行われているかどうかを判定する(ステップS108)。当該判定は、例えばコントローラ136が行ってもよい。通信装置100と他の通信装置との間で電界結合による通信が行われていないとコントローラ136で判定した場合には、上記ステップS102に戻って、通信装置100の内部状態を間欠Tx+Rx状態に遷移させる。一方、通信装置100と他の通信装置との間で電界結合による通信が行われているとコントローラ136で判定した場合には、当該通信が終了するまで待機する(ステップS110)。そして、通信装置100と他の通信装置との間の電界結合による通信が完了したと判断すると、一定時間、通信装置100の内部状態を連続Tx+Rx状態に維持し(ステップS112)、一定時間経過後、通信装置100の内部状態を間欠Tx+Rx状態に遷移させる。
以上、通信装置100がイニシエータとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明した。続いて、通信装置100がレスポンダとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する。
図6は、通信装置100がレスポンダとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する流れ図である。以下、図6を用いて、通信装置100がレスポンダとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する。
通信装置100がレスポンダとして機能する場合には、上述したようにセレクタ104が端子(1)に接続される。かかる場合において、第1検出器112で間欠検出を実行する(ステップS122)。第1検出器112で間欠検出を実行する際には、第1検出器112は常にオンさせておくのではなく、一定時間のオン・オフを周期的に繰り返す。このようにオン・オフを周期的に繰り返すことで、間欠的に他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接を検出する。また、第1検出器112で間欠検出を実行する際には、第2検出器122及び発振器133a、133bはオフさせておく。上述したように、第1検出器112、第2検出器122及び発振器133a、133bの動作制御は、例えばコントローラ136が行ってもよい。
第1検出器112で間欠検出を行っているときに、通信装置100の電界カプラ102に他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接したことを第1検出器112で検出したかどうかを判定する(ステップS124)。すなわち、ステップS124では、電界カプラ102で発生した電流(微弱電流)を第1検出器112で検出したか否かを判定する。
上記ステップS124において、通信装置100の電界カプラ102への、他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接を検出していなければ、すなわち、上述したように、電界カプラ102で発生した電流(微弱電流)を第1検出器112で検出できなれば、ステップS122に戻って第1検出器112での間欠検出の実行を維持する。
一方、上記ステップS124において、通信装置100の電界カプラ102への、他の通信装置に内蔵された電界カプラの近接を検出すれば、すなわち、上述したように、電界カプラ102で発生した電流(微弱電流)を第1検出器112で検出すれば、通信装置100の内部状態を間欠Rx(1)状態に遷移させる(ステップS126)。本実施形態においては、間欠Rx(1)状態は、第1検出器112及び第2検出器122をオフさせておき、発振器133aを周期的にオン・オフさせ、発振器133bをオンさせておく状態のことを指す。この間欠Rx(1)状態は、4.48GHzで発振する発振器133aを周期的にオン・オフさせるものであり、本実施形態では「シャドウスリープ状態」とも称する。なお、上述したように、第1検出器112、第2検出器122及び発振器133a、133bの動作制御は、例えばコントローラ136が行ってもよい。
通信装置100の内部状態をシャドウスリープ状態に遷移させると、続いて、電界カプラ102を介して、他の通信装置からイニシエータ情報(通信装置100と他の通信装置との間で接続を確立するための情報)を検出したかどうかを判定する(ステップS128)。当該判定は、例えばコントローラ136で行ってもよい。ステップS128において、コントローラ136が他の通信装置からイニシエータ情報を検出できなければ、ステップS126に戻って、通信装置100の内部状態をシャドウスリープ状態に維持する。一方、ステップS128においてコントローラ136が他の通信装置からイニシエータ情報を検出すると、通信装置100の内部状態を連続Rx状態に遷移させる(ステップS130)。
本実施形態においては、連続Rx状態は、第1検出器112及び第2検出器122をオフさせておき、発振器133a、133bをオンさせておく状態のことを指す。上述したように、第1検出器112、第2検出器122及び発振器133a、133bの動作制御は、例えばコントローラ136が行ってもよい。
通信装置100の内部状態を連続Rx状態に遷移させると、通信装置100と他の通信装置との間の電界結合による通信が完了するまで待機する(ステップS132)。通信装置100と他の通信装置との間の電界結合による通信が完了すると、まず通信装置100の内部状態を間欠Rx(1)状態(シャドウスリープ状態)に遷移させる(ステップS134)。そして、通信装置100の内部状態をシャドウスリープ状態に遷移させてから一定時間経過後に、通信装置100の内部状態を間欠Rx(2)状態に遷移させる(ステップS136)。本実施形態においては、間欠Rx(2)状態は、第1検出器112及び第2検出器122をオフさせておき、発振器133a、133bを周期的にオン・オフさせておく状態のことである。
そして、通信装置100の内部状態を間欠Rx(2)状態に遷移させてから一定時間経過後に、上記ステップS122に戻って第1検出器112による間欠検出を開始する。
以上、通信装置100がレスポンダとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明した。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、通信装置100の電界カプラ102に、他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接したか否かを検出することで、通信装置100の内部に組み込まれたアナログ回路の動作を制御する。そして、本実施形態においては、通信装置100がイニシエータとして機能する場合と、レスポンダとして機能する場合のそれぞれについて、異なる検出手段を設けて通信装置100の電界カプラ102に、他の通信装置に内蔵された電界カプラが近接したか否かを検出する。その結果、判定結果に応じて装置内部の動作を変化させて、他の通信装置が近接していない状態では消費電力を低減させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、2つの通信装置間で電界結合によって通信する場合を例に挙げて説明したが、本発明は係る例に限定されず、2つの通信装置間で磁界結合によって通信する場合においても本発明を適用可能である。
また、上述した通信装置100の動作は、通信装置100の内部に(例えばROM、EEPROM等に)コンピュータプログラムを格納し、当該コンピュータプログラムを、例えばコントローラ136が順次読み出して実行することによって行われるようにしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラムに適用可能であり、特に電界結合または磁界結合により通信を行う通信装置、通信システム、通信方法及びコンピュータプログラムに適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる通信システムを示す説明図である。 同実施形態に関連する通信装置の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる通信装置100の構成について説明する説明図である。 電界カプラ間の電界結合によって相互に通信する装置Aの電界カプラと装置Bの電界カプラとが近接しているか否かを概略的に示す説明図である。 電界カプラ間の電界結合によって相互に通信する装置Aの電界カプラと装置Bの電界カプラとが近接しているか否かを概略的に示す説明図である。 通信装置100がイニシエータとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する流れ図である。 通信装置100がレスポンダとして機能する場合における、本発明の一実施形態にかかる通信装置100の動作について説明する流れ図である。
符号の説明
100 通信装置
102 電界カプラ
104 セレクタ
106 ディレクショナルカプラ
112 第1検出器
114 増幅器
122 第2検出器
124 増幅器
130 RFフィルタ
132 AFE部
133a、133b、133c 発振器
134 ベースバンドブロック
136 コントローラ

Claims (12)

  1. 電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と、
    電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手と前記通信部との近接を検出する検出部と、
    前記通信部に、前記通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な通信相手との通信を行わせる通信制御部と、
    を備え、
    前記通信制御部は、前記検出部の検出結果に応じて内部の動作を制御する、通信装置。
  2. 前記検出部は、前記通信相手が近接したことにより生じる信号を検出する受信対象検出部を含むことを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信対象検出部は、インピーダンス整合によって前記通信相手の近接を検出する、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記受信対象検出部で前記通信相手の近接を検出すると、前記通信制御部は、第1の周波数で発振する第1発振器を動作させ、電界結合または磁界結合による通信に使用する、前記第1の周波数より高い第2の周波数で発振する第2発振器を周期的に動作および停止させる、請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、前記通信制御部は前記第1発振器および前記第2発振器を周期的に動作および停止させる、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記検出部は、前記通信相手が近接しているか否かを検出する送信対象検出部を含む、請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記送信対象検出部は、インピーダンス整合によって前記通信相手の近接を検出する、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記送信対象検出部で前記通信相手の近接を検出すると、前記通信制御部は第1の周波数で発振する第1発振器、および電界結合または磁界結合による通信に使用する、前記第1の周波数より高い第2の周波数で発振する第2発振器を動作させ、前記通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、前記通信制御部は前記第1発振器および前記第2発振器を周期的に動作および停止させる、請求項6に記載の通信装置。
  9. 前記通信相手との電界結合または磁界結合による通信が完了すると、前記通信制御部は所定の時間前記第1発振器および前記第2発振器を継続して動作させた後に、前記第1発振器および前記第2発振器を周期的に動作および停止させる、請求項7に記載の通信装置。
  10. 電界結合または磁界結合により通信を行う第1の通信部を有する第1の通信装置と、
    電界結合または磁界結合により通信を行う第2の通信部、
    電界結合または磁界結合による通信が可能な前記第1の通信部と前記第2の通信部との近接を検出する検出部、および、
    前記第2の通信部に、前記第2の通信部と近接して電界結合または磁界結合による通信が可能な前記第1の通信部との通信を行わせる通信制御部を備え、
    前記通信制御部は、前記検出部の検出結果に応じて内部の動作を制御する、第2の通信装置と、
    を備える、通信システム。
  11. 電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と電界結合または磁界結合による近距離一対一通信が可能な通信相手との近接を検出するステップと、
    前記検出するステップの検出結果に応じて内部の動作を制御するステップと、
    を含む、通信方法。
  12. コンピュータに、
    電界結合または磁界結合によって通信相手の装置と近距離一対一通信を行う通信部と電界結合または磁界結合による近距離一対一通信が可能な通信相手との近接を検出するステップと、
    前記検出するステップの検出結果に応じて内部の動作を制御するステップと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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