JP2010003357A - 多層光ディスク、多層光ディスク記録装置および多層光ディスク再生装置 - Google Patents

多層光ディスク、多層光ディスク記録装置および多層光ディスク再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な制御で安定した高速記録動作を行える多層光ディスク記録装置および多層光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】多層光ディスク装置として、同一波長のN個(Nは2以上の整数)のレーザビームを発光させる光ピックアップを備えた構成とし、前記N個のレーザビームを同時に発光させ、前記多層光ディスクの1層おきのN層の記録層で構成される第1記録層群に集光させてN層の記録層に同時に記録し、記録層を変更する場合には、前記N個のレーザビームを、前記第1記録層群を構成するそれぞれの記録層に隣接する記録層で構成される第2記録層群に集光させてN層の記録層を同時に記録するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ディスク記録装置および光ディスク再生装置に関し、特に多層光ディスクの高速記録を可能とする多層光ディスク記録装置および多層光ディスク再生装置に関する。
本発明に関連する高速化の技術として、例えば、特許文献1(特開2006−164374号公報)がある。特許文献1には、1枚の対物レンズで2本のレーザビームをディスク内の複数の記録層に同時に照射する方法について述べられている。
特開2006−164374号公報 第12頁 図2
DVDに代表される光ディスクの市場においては、記録情報の大容量化に適応するため高密度化が進んでおり、最近では光源として青色レーザを使用するBlu−ray、HD−DVDが製品化され、Blu−ray方式では片面25GBの記録容量を実現した。また、青色レーザの高出力化によって複数層媒体の記録も可能となり、たとえばBlu−ray2層ディスクでは片面で50GBの情報データを記録できる。この大記録容量化への開発は今後も多層化技術開発を中心として推進されると予測されている。
上述したように青色レーザの採用によって、1枚の光ディスクの記録容量は大幅に増加したが、記録容量が増加した分、記録および再生に要する処理時間も増すことになる。現在、光ディスクのさらなる大容量化とともに6倍速化などの高速記録再生技術開発が進められているが、現行のシステム構成ではディスク回転数などの制約から12倍速程度が限度と考えられる。
この高速化の技術として、特許文献1の複数層同時記録技術があるが、この複数記録層同時記録フォーマットと、従来の単層記録フォーマットが混在するシステムにおいては記録エリアの管理が重要となる。
本発明の目的は、簡単な制御で安定した高速記録動作を行える多層光ディスク記録装置および多層光ディスク再生装置を提供することにある。
上記目的は、一例として、特許請求の範囲に記載の発明により達成される。本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば次のとおりである。
すなわち、上記目的を達成するために、本発明は、厚み方向に複数の記録層を有する多層光ディスクに情報を記録するための多層光ディスク記録装置であって、同一波長のN個(Nは2以上の整数)のレーザビームを発光させる光ピックアップを備え、前記N個のレーザビームを同時に発光させ、前記多層光ディスクの1層おきのN層の記録層で構成される第1記録層群に集光させてN層の記録層に同時に記録し、記録層を変更する場合には、前記N個のレーザビームを、前記第1記録層群を構成するそれぞれの記録層に隣接する記録層で構成される第2記録層群に集光させてN層の記録層を同時に記録する構成とした。
本発明によれば、簡単な制御で安定に多層光ディスクに対する記録速度を高速化できる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて説明する。
図1は本発明による多層光ディスク記録再生装置の一実施形態を示すブロック図であり、1はディスク、2はモータ、3はサーボ駆動回路、4はピックアップ、5はレーザ駆動回路、6は光検出回路、7はサーボ回路、8はバッファメモリ、9は再生系信号処理回路、10は記録系信号処理回路、110はL0記録層、111はL1記録層、112はL2記録層、113はL3記録層、121は第1レーザビーム、122は第2レーザビーム、13は信号処理回路、14は光ディスク記録再生装置、15はドライブ制御装置である。
図1の実施形態では、ディスク1として4層ディスクを使用し、2層同時記録に対応するために第1レーザビーム121、第2レーザビーム122を発光させている。
まず、光ディスク記録再生装置14の基本的な動作について説明する。通常はピックアップ4から照射されるのは第1レーザビーム121だけであり、たとえばBlu−Ray方式の1回書きディスクであるBD−Rディスク1が光ディスク記録再生装置14に挿入されるとモータ2、サーボ回路7、サーボ駆動回路3によってディスク1を回転させ、ピックアップ4からは再生用のパワー値に制御された第1レーザビーム121をディスク1の記録面に照射する。光検出回路6はディスク1から反射してきた第1レーザビーム121の反射光の強弱を検出し、これより再生ディジタル信号列を得る。次にバッファメモリ8、再生系信号処理回路9でこの再生ディジタル信号列を復号し、ディスク1上に記録されたコントロール信号などの情報を読み取り、ディスク媒体判別を行う。ここで挿入されたディスク1がBD−Rと判別されると光ディスク記録再生装置14は動作待ち状態となり、その後は、たとえばホストコンピュータで構成されるドライブ制御装置15の指令に基づきデータの記録または再生状態に制御される。
記録時には、サーボ駆動回路3はサーボ回路7の制御によってディスク1を所定のスピードで回転させるとともに第1レーザビーム121のフォーカス、トラッキング制御および最適記録パワー制御などの処理を行う。次に信号処理回路14中の記録系信号処理回路10から出力されるディジタルデータ列W1がレーザ駆動回路5に送出され、レーザ駆動回路5は記録データ信号のパワー値を所定の値に設定して情報データを順次ディスク1のトラック上に記録していく。
再生時も同様にサーボ駆動回路3はディスク1を所定のスピードで回転させるとともに、第1レーザビーム121のフォーカスおよびトラッキング制御を行い、記録されている再生ディジタルデータ列R1を順次再生していく。
このような構成の光ディスク記録再生装置14における高速動作化について説明する。
たとえばCAV(Constant Angular Velocity)方式で再生外周6倍速を実現するためには、サーボ駆動回路3によってモータ2の回転数を毎分4860回転に制御する。次に光検出回路6はピックアップ4から出力される第1レーザビーム121の反射レーザ光を検出して、ディスク1の内周から外周に向かってらせん状に形成される1本の記録トラックを走査して再生ディジタルデータ列R1を得る。この時、ディスク1の外周部分で再生速度がもっとも速い6倍速になり、再生される信号周波数は2T(Tはビット周期)の繰り返し信号で99MHzとなる。また、ディスク1の内周部はモータ2の回転数が毎分4860回転であるので2.5倍速になる。
このようにCAV方式ではディスク1の回転数によって最大倍速数が決まり、たとえばモータ2の許容回転数を毎分10000回転以下(9720回転)と決めると、内周で5倍速、外周で12倍速が最大倍速となる。
次に信号処理回路13の動作について説明する。まず再生ディジタル信号列R1から伝送クロックを検出するPLL回路、伝送系をパーシャルレスポンスに適合させるパーシャルレスポンス再生回路などの動作によってデータ再生が行われた後に、再生データは一旦バッファメモリ8に格納される。再生系信号処理回路9では、バッファメモリ8に格納されているデータを順次読み出し、同期信号検出回路、復調回路、誤り検出訂正回路などの回路動作(図示せず)によってディスク1に記録されている情報データを再生する。これらの回路動作速度は微細加工プロセスの採用によって12倍速相当は可能である。
ここで一般的な光ディスク記録再生装置14では、ピックアップ4の光検出回路6の出力信号であるRF信号やサーボ用信号など多くの信号を回路基板に伝送する必要があり、また可動部と固定部との信号伝送になることから、ピックアップ4と回路基板はフレキシブルシート上に印刷された導体配線で接続されることが多い。しかしこのフレキシブルシートによる配線では上記のような可動部と固定部の接続に適しているものの、配線間隔が狭くなると線間容量が増し、この線間容量と伝送線のインダクタンスとで共振して伝送帯域が狭くなるという欠点がある。フレキシブルシートの設計(線長、線幅、線間隔)にもよるが伝送帯域はおよそ150MHz程度である。これは前述したBlu−Ray方式の6倍速における周波数スペクトル分布帯域に相当し、従来の装置構成では8倍速以上の転送レート実現が難しいことになる。したがってこの伝送回路の周波数特性から従来のシステム構成において安定した動作で実現できる再生倍速は6倍速ということになる。
以上説明した従来の1ビーム方式に対し、本発明では図1に示すように記録、および再生時に第1レーザビーム121、第2レーザビーム122を発光させ、2つの記録層を同時に記録、再生することにより、従来の2倍の高速化を実現する。
図2に本発明による2つのレーザビームの配置例を示す。図2において第1レーザビーム121、第2レーザビーム122は、ディスク1の記録トラック方向にインライン状に形成させている。
図1に示したドライブ制御装置15が2層同時記録モードを指令すると記録系信号処理回路10を従来の2倍の速度で動作させ、2系統の記録信号データ列W1、W2を同時に出力し、それぞれ第1レーザビーム121、第2レーザビーム122をピックアップ4から発生させる。この時の記録信号データ列W1、W2はそれぞれ従来の単層記録時と同一データ転送速度になる。ここで本実施形態では、第1レーザビーム121はL0記録層110上に、第2レーザビーム122はL2記録層112上に焦点を結ぶようにフォーカス制御する。
次に第1レーザビーム121はL0記録層110の、第2レーザビーム122はL2記録層112の記録トラックに、ディスク1の内周から外周に向かって順次情報データを記録していく。そのまま最外周まで記録が終了すると、それぞれのレーザビームは1記録層分だけ層間ジャンプおよび焦点調整を行い、第1レーザビームはL1記録層111、第2レーザビーム122はL3記録層113の記録トラックを今度は外周から内周に向かって情報データを記録していく。
図3に本実施形態で使用する多層光ディスクの物理アドレスの一例を示す。
図3においてディスク1は6層の記録層を持ち、物理アドレスはL0記録層内周→L0記録層外周→L1記録層外周→L1記録層内周→L2記録層内周→L2記録層外周→L3記録層外周→L3記録層内周→L4記録層内周→L4記録層外周→L5記録層外周→L5記録層内周の順に増加していく構成としている。各アドレスの最上位には層番号を与え、さらにL0記録層110とL2記録層112とL4記録層114、L1記録層111とL3記録層113とL5記録層115とで同一半径位置に同一物理アドレスを与えている。なお、ここでは、一例として、各アドレスの最上位に層番号を付与したが、これに限定されるものではない。
このように物理アドレスを与えた多層ディスクに対して情報データを記録する場合には、前述したように1層おきに、かつ同一半径位置から2層同時記録するようにすれば、層番号のみ異なるだけで、各記録層に同一物理アドレスで記録できるため、物理アドレスの管理が容易となる効果がある。また、各層の記録可能領域がなくなった時の記録層移動時には、隣接記録層に同時記録を行う場合には2記録層分層間ジャンプを行う必要があるが、図1に示した本発明の1層毎の同時記録方式では、それぞれのレーザビームは1層分の層間ジャンプでよいので安定にかつ迅速に移動を行える効果がある。
ここで図2に示したレーザビーム配置を使用した場合に両記録層間の記録物理アドレスを一致させるには、第2レーザビーム122へのデータ転送を第1レーザビーム121に対して2つのレーザビーム間の距離分だけ遅らせればよい。再生時も同様で、同一物理アドレスの再生データは第1レーザビーム121に対して第2レーザビーム122側が遅れることになる。
図1において再生時には、第1レーザビーム121、第2レーザビーム122は再生用レーザパワーにそれぞれ設定され、記録時と同様のサーボ処理により第1レーザビーム121はL0記録層110を、第2レーザビーム122はL2記録層112を同時に再生し、再生信号列R1、R2を得る。次に最外周まで再生が終了すると、それぞれのレーザビームは1記録層分だけ層間ジャンプおよび焦点調整を行い、第1レーザビームはL1記録層111、第2レーザビーム122はL3記録層113の記録トラックを今度は外周から内周に向かって再生していく。
本発明における2層同時記録では前述したように一連の情報データをW1,W2の2つのデータ列に分割して記録するため、再生時にはR1、R2の2つのデータ列を同時に再生しバッファメモリ8に順次並列に格納していく。読み出し時にはデータのデータIDコードなどからデータアドレス番号を検出してこの信号を基に元の直列データ列に並び替える。
データ順序決定後、信号処理回路13は倍速動作を行う。つまり、バッファメモリ8の読み出し以降、同期信号検出回路、復調回路、誤り検出訂正回路などは、たとえば12倍速モード(基本伝送クロック周波数792MHz)で動作させる。この構成により、アナログ信号動作領域は6倍速相当の伝送帯域でよく、従来使用しているフレキシブルシートによる信号伝送を使用しても12倍速のデータ再生が可能となる。また、信号処理回路13の動作クロック周波数についても処理の一部を並列化して低減することは可能である。この2層同時再生動作によって従来の1/2の時間で記録データを再生できる。
ここで本発明に使用する多層ディスクでは製作の過程で各記録層毎に偏芯量が異なることが予想されるが、第1レーザビーム121、第2レーザビーム122のフォーカス、トラッキング制御は光検出回路6のサーボ用制御信号であるC1、C2およびサーボ回路7の出力信号S1、S2によってそれぞれ独立に制御されるため、従来手法にて容易に対応でき、複雑な調整は必要としない。
また記録時にデータ記録エラーを生じた場合には従来装置と同様に記録リトライ処理、それでも修正できなかった場合には交替処理を行わせるが、この時、記録リトライ処理、交替処理ともに当該記録層のみに対応させ、他方のレーザビームは再生モードとし記録動作は行わないようにする。ただし、交替情報については同時記録中の記録層に設けられたディスク管理領域に同一情報を記録しておく。
図2において第1レーザビーム121をL0記録層110に、第2レーザビーム122をL2記録層112に配置した例について説明したが、記録タイミングさえ管理すれば第1レーザビーム121をL2記録層112に、第2レーザビーム122をL0記録層110に配置してもよい。
図3に示した物理アドレスはL0記録層内周部を起点としているが、これは外周部に起点を置いても問題ない。この時の物理アドレスはL0記録層外周→L0記録層内周→L1記録層内周→L1記録層外周→L2記録層外周→L2記録層内周→L3記録層内周→L3記録層外周→L4記録層外周→L4記録層内周→L5記録層内周→L5記録層外周の順に増加していく構成となる。また、図3においてはディスク深層部をL0記録層と定義しているが、これは表層部をL0記録層、最深層部をL5記録層と定義してもよい。
このように2層同時に情報データを記録、再生していくことにより、記録または再生に要する時間を従来の1/2にできる。したがって前述したフレキシブルシートを使用しても12倍速の記録再生が可能になる。
以上、インライン状に並べた2系統のレーザビームを発光させる1つのピックアップ4を使用した例について説明したが、それぞれ1つ以上のレーザビームを発光する2つ以上のピックアップを使用しても良い。
図4に2つのピックアップの配置例を示す。図4においては2つのピックアップ41、42を180°対向する位置に設け、それぞれ独立して動作させるようにしている。
図5に本発明の多層光ディスク記録再生装置の一実施形態を示すブロック図を示す。図5において図1に示した同一部品は同一番号で示し、41は第1ピックアップ、42は第2ピックアップ、51は第1レーザ駆動回路、52は第2レーザ駆動回路、61は第1光検出回路、62は第2光検出回路である。
第1ピックアップ41は第1レーザ駆動回路51、第1光検出回路61を、第2ピックアップ42は第2レーザ駆動回路52、第2光検出回路62をそれぞれ備え、独立にディスク1の半径方向に移動可能な構成としている。すなわち第1ピックアップ41、第2ピックアップ42のフォーカス、トラッキング制御は第1光検出回路61のサーボ用制御信号であるC1、第2光検出回路62のサーボ用制御信号であるC2およびサーボ回路7の出力信号S1、S2によってそれぞれ独立に制御される。
本実施形態では2つの独立したピックアップ41、42を設けることによって図1に示した実施形態に対して、2つのレーザビーム相互のディスク半径位置に制限がなくなるため、図5に示したように隣接する2層(たとえばL0記録層110とL1記録層111)の任意の半径位置への同時記録が可能となる。
以上、独立した2系統のピックアップを180°対向に配置する例について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば約90°間隔に配置してもよい。また3系統の独立したピックアップを設け、約120°間隔で配置することも可能である。
図6に本発明の多層光ディスク記録再生装置の一実施形態を示すブロック図を示す。
図1に示した実施形態は1層おきに第1レーザビーム121、第2レーザビーム122を同時に照射する構成であるが、図6に示した実施形態では、連続した隣接2層に対して同時に記録する構成としている。図6において、第1レーザビーム121はL0記録層110の、第2レーザビーム122はL1記録層111の記録トラックに、ディスク1の内周から外周に向かって順次情報データを記録していく。そのまま最外周まで記録が終了すると、それぞれのレーザビームは2記録層分だけ層間ジャンプおよび焦点調整を行い、第1レーザビームはL2記録層112、第2レーザビーム122はL3記録層113の記録トラックを今度は外周から内周に向かって情報データを記録していく。
図1に示した実施形態に対して、L1記録層111、L2記録層112の記録方向が逆になるが、物理アドレスによる記録再生制御を行うので、動作上全く問題はない。
また、上記の説明では、第1レーザビームはL2記録層112、第2レーザビーム122はL3記録層113の記録トラックを外周から内周に向かって情報データを記録していくが、これは内周から外周に向かって記録していくようにしても良い。
以上、4層光ディスクと2系統のレーザビームとを使用した例について説明したが、本発明ではこれに限定されることは無く、6層光ディスクと2系統のレーザビーム、6層光ディスクと3系統のレーザビームとの組み合わせなど、層数およびレーザビーム数がさらに増しても対応できる。3系統のレーザビームを使用した場合には、3層同時に情報データを記録、再生していくことが可能となり、記録または再生に要する時間を従来の1/3にでき、2系統のレーザビーム使用時に対してさらに高速化が可能となる。
図7は本発明による多層光ディスク記録再生装置の他の実施形態を示すブロック図である。図1と同一部品は同一番号で示し、114はL4記録層、115はL5記録層、123は第3レーザビームであり、図1に対して6層光ディスク、3系統のレーザビームを使用しているところが異なっている。
図7においてドライブ制御装置15が3層同時記録モードを指令すると記録系信号処理回路10を従来の3倍の速度で動作させ、3系統の記録信号データ列W1、W2、W3を同時に出力し、それぞれ第1レーザビーム121、第2レーザビーム122、第3レーザビーム123をピックアップ4から発生させる。この時の記録信号データ列W1、W2、W3はそれぞれ従来の単層記録時と同一データ転送速度になる。ここで本実施形態では、第1レーザビーム121はL0記録層110上に、第2レーザビーム122はL2記録層112上に、第3レーザビーム123はL4記録層114上に焦点を結ぶようにフォーカス制御する。
次に第1レーザビーム121はL0記録層110の、第2レーザビーム122はL2記録層112の、第3レーザビーム123はL4記録層114の記録トラックに、ディスク1の内周から外周に向かって順次情報データを記録していく。そのまま最外周まで記録が終了すると、それぞれのレーザビームは1記録層分だけ層間ジャンプおよび焦点調整を行い、第1レーザビームはL1記録層111、第2レーザビーム122はL3記録層113、第3レーザビーム123はL5記録層115の記録トラックを今度は外周から内周に向かって情報データを記録していく。
このように3層同時に情報データを記録していくことにより、記録に要する時間を従来の1/3にできる。
再生時も同様に3層同時動作によって従来の1/3の時間で記録データを再生できる。
ここで第1レーザビーム121、第2レーザビーム122、第3レーザビーム123のフォーカス、トラッキングは、光検出回路6のサーボ用制御信号であるC1、C2、C3およびサーボ回路7の出力信号S1、S2、S3によってそれぞれ独立に制御される。
以上は1層おきに3層の記録層を同時に記録する例について説明したものであるが、前述したように連続する3層に対して同時記録再生を行わせるようにしても良い。
またディスク回転制御を前述したCAV方式とすれば、各層内、各層間の記録領域に対して高速のアクセスが可能になるという効果がある。
図8に本発明による第2の実施形態のブロック図を示す。
図8は図1と同一部品で構成し、第1レーザビーム121が記録専用、第2レーザビーム122を再生専用として、L0記録層110の記録再生に対応させた例を示している。
単層記録の場合、従来の構成と同様、1系統のレーザビームで動作させることは可能であり、図8において第1レーザビーム121、第2レーザビーム122のいずれか一方を動作させ、記録、再生モードを切り換えればよい。たとえば第1レーザビーム121を使用する場合には、記録信号処理回路13から出力される記録データ列としてW1、再生信号データ列R1で動作する。
これに対し本発明の第2の実施形態においては、第1レーザビーム121、第2レーザビーム122をともにL0記録層110に焦点を合わせる。この構成により、第1レーザビーム121によるL0記録層110の記録直後に、第2レーザビーム122で記録されたデータを再生することにより、連続的に記録データと再生データとの照合が行える(リードアフタライト)。この結果、上記した従来方法では記録直後に1つのレーザビームを記録から再生に切り換え、かつ直前に記録したデータ開始ポイントまでトラックジャンプなどでレーザビームを移動させてリードアフタライト処理を行っていたのに対し、本発明では第1レーザビーム121で記録後すぐに第2レーザビーム122で連続的に再生できるため、トラックジャンプが無く、従来の1/2の時間でリードアフタライト処理が行える効果がある。
また、本発明による単層記録層のデータ再生時には第1レーザビーム、あるいは第2レーザビームのどちらか一方を動作させればよく、その場合に信号処理回路13中の未使用の回路部分の電源を遮断できるので、消費電力を従来装置と同等にできる。
以上、2層同時記録方法および単層記録方法について述べたが、高速記録の必要性に応じてこれらを混在させることも可能である。
図9に多層光ディスクに複数のデータファイルを記録した場合の記録エリア分布の一例を示す。図中の数字は記録ファイルの記録順序を,a、bはそのファイルが同時記録されたことを、矢印は記録ファイルの大きさをそれぞれ示している。
ファイル1は同時記録モードでL0記録層110、L2記録層112に記録される(1a、1b)。次にファイル2は通常単層記録モードであるのでL0記録層110のファイル1記録終了部(1a)に続いて記録される(2)。ファイル3は同時記録モードでL0記録層110のファイル2記録終了部(2)と、L2記録層112の同一物理アドレスから記録される。この場合ファイルサイズが大きいので、L0記録層110、L2記録層112記録終了時にそれぞれ1記録層ジャンプを行い、L1記録層111、L3記録層113に引き続き記録する(3a、3b)。次にファイル4は通常単層記録モードであるのでL2記録層112のファイル1記録終了部(1b)に続いて記録される(4)。ファイル5は同時記録モードでL1記録層111のファイル3記録終了部(3a)と、L3記録層113のファイル3記録終了部(3b)から記録される(5a、5b)。最後にファイル6は通常単層記録モードであるのでL1記録層111のファイル5記録終了部(5a)に続いて記録される(6)。
以上のように2層同時記録を行う場合、各記録層で同一物理アドレスから記録を開始するように制御を行うことにより、単層記録フォーマットが混在したとしても物理アドレスの管理が容易となる効果がある。
ここで最深層であるL0記録層110は既存のBD−Rと同一深さであるので、図9に示したファイル2は従来のBlu−rayディスク再生装置で再生可能である。このため本発明の多層光ディスク記録再生装置において、従来ディスク再生装置で再生したい情報データを記録するには、L0記録層110を選択できるようにしておく。
以上は通常のファイルデータ記録についての説明であるが、記録データが画像情報であっても適用できる。画像情報はハイビジョン放送が普及するにつれてますます高速、大容量伝送が要求され、これらの記録を行うレコーダについても高品質、高速化が求められる。そのためには画像圧縮率をなるべく下げ、膨大な情報データをオンタイムで記録できるようにすることが必要となる。このような要求に対して本発明では2つの記録層を同時に記録できるため、ハイビジョン画像情報のような大容量データに対しても、記録データを2層間で1/2に分割することにより高速記録が可能となる。再生についても2層同時に大量の情報データを再生できるため、より高品質の画像信号が得られる効果があり、追記型、書換型ディスクだけでなく、ROMなどの再生専用ディスクに対しても適用可能である。
また、上述したように最深層のL0記録層110とL2記録層112に同時記録すれば、従来ディスク再生装置でL0記録層110を再生することにより、標準画像相当で再生することも可能である。
図10に本発明による多層光ディスクの一例を示す。図10はマルチレーザビーム対応多層光ディスクを示すもので、記録トラック案内用溝や物理アドレスはL0記録層110に形成し、L1〜L5記録層は記録膜のみの構造としている。
前述したような2つ以上のレーザビームを備えることにより、たとえば第1レーザビーム121をL0記録層110に集光してトラッキングおよび記録アドレス制御を行い、第2レーザビーム122を他の記録層、たとえばL1記録層111に集光させて記録再生動作を行わせる。この時、第2レーザビーム122のトラッキングは第1レーザビーム121に追随して動作するように制御する。
以上の構成によれば、L1〜L5記録層は記録トラック案内用溝が不要で記録膜のみを形成しておけばよく、各記録層の貼り合わせ位置精度管理が不要となるため、ディスクコストを大幅に低減できる効果がある。
図10において記録トラック案内用溝や物理アドレスはL0記録層110に形成した例を示しているが、これはディスク表面に近いL5記録層115をはじめ、いずれの記録層であってもかまわない。
図11に本発明による他の多層光ディスクの一例を示す。図11に示した多層光ディスクにおいては、記録トラック案内用溝や物理アドレスはL0記録層110、L2記録層112、L4記録層114に形成し、L1記録層111、L3記録層113、L5記録層115は記録膜のみの構造としている。
図10に示した多層光ディスクでは、第1レーザビーム121のトラッキング制御を第2レーザビーム122のトラッキング用に同時に使用するため、一回記録トラック案内用溝を有するL0記録層110と他の記録層を同時記録に使用すると次回以降は単層記録にしか対応できない。これに対し、図11に示す多層光ディスクにおいては1層おきに記録トラック案内溝を有する記録層があるので、常時2層同時記録が可能となるという効果がある。
以上、本発明に従う多層光ディスク記録再生装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態の組み合わせ、種々の改良や変形を行うことができる。
例えば、本発明の詳細をBlu−rayディスク装置を例として説明してきたが、本発明はこれに限定されず、DVD装置、CD装置に対しても適用可能である。
本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明によるレーザビームと記録トラックの位置関係の模式図、 本発明による多層光ディスクの物理アドレスの一例を示す図、 本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明による多層光ディスク記録再生装置のブロック図、 本発明による複数のファイル記録ロケーションの一例を示す図、 本発明による多層光ディスクの構造の一例を示す図、 本発明による多層光ディスクの構造の一例を示す図、である。
符号の説明
1‥ディスク、2‥モータ、3‥サーボ駆動回路、4‥ピックアップ、
41‥第1ピックアップ、42‥第2ピックアップ、5‥レーザ駆動回路、
51‥第1レーザ駆動回路、52‥第2レーザ駆動回路、6‥光検出回路、
61‥第1光検出回路、62‥第2光検出回路、7‥サーボ回路、
8‥バッファメモリ、9‥再生系信号処理回路、10‥記録系信号処理回路
110〜115‥記録層、121‥第1レーザビーム、122‥第2レーザビーム、
123‥第3レーザビーム、13‥信号処理回路、14‥光ディスク記録再生装置、
15‥ドライブ制御装置

Claims (10)

  1. 厚み方向に複数の記録層を有する多層光ディスクに情報を記録するための多層光ディスク記録装置であって、
    同一波長のN個(Nは2以上の整数)のレーザビームを発光させる光ピックアップを備え、
    前記N個のレーザビームを同時に発光させ、前記多層光ディスクの1層おきのN層の記録層で構成される第1記録層群に集光させてN層の記録層に同時に記録し、
    記録層を変更する場合には、前記N個のレーザビームを、前記第1記録層群を構成するそれぞれの記録層に隣接する記録層で構成される第2記録層群に集光させてN層の記録層を同時に記録することを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  2. 請求項1に記載の多層光ディスク記録装置であって、
    前記光ピックアップは、前記N個のレーザビームを、前記多層光ディスクのトラック方向にインライン上に照射可能であることを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の多層光ディスク記録装置であって、
    前記多層光ディスクは、前記多層光ディスクの厚み方向の内部から外部に向かって配置された前記複数の記録層を、それぞれ、第0記録層、第1記録層、第2記録層、・・・第m記録層(mは0以上の整数)としたときに、物理アドレスデータが、前記第0記録層から第m記録層まで順番に連続的に割り振られるとともに、偶数番目の記録層では内周側から外周側に、奇数番目の記録層では外周側から内周側に連続的に割り振られており、各記録層の前記物理アドレスデータには各記録層の層番号に対応する情報が付与されていることを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の多層光ディスク記録装置であって、
    リードアフタライト処理によっていずれか一つの記録層の記録データに誤りが検出され、前記記録データの交替処理を実施する場合、交替情報を、当該記録層のディスク管理用域及び同時記録中の他の記録層のディスク管理領域に記録することを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の多層光ディスク記録装置であって、
    一つの記録層のみに記録を行う場合に、ディスク回転方向に対して上流側のレーザビームを用いて前記記録層にデータを記録し、下流側のレーザビームを再生用パワーに設定し、上流側のレーザビームと同一の記録層に集光させ、上流側のレーザビームで記録したデータを再生して記録データの誤りを検出することを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の多層光ディスク記録装置であって、
    単層又は2層光ディスクのみ再生可能な装置を用いて再生されるデータを前記多層光ディスクに記録する場合には、前記多層光ディスクの最深の記録層に前記データを記録することを特徴とする多層光ディスク記録装置。
  7. 厚み方向に複数の記録層を有する多層光ディスクに記録されている情報を再生するための多層光ディスク再生装置であって、
    同一波長のN個(Nは2以上の整数)のレーザビームを発光させる光ピックアップを備え、
    前記N個のレーザビームを同時に発光させ、前記多層光ディスクの1層おきのN層の記録層で構成される第1記録層群に集光させて、前記第1記録層群の記録層を再生し、
    記録層を変更する場合には、前記N個のレーザビームを、前記第1記録層群を構成するそれぞれの記録層に隣接する記録層で構成される第2記録層群に集光させてN層の記録層を同時に再生することを特徴とする多層光ディスク再生装置。
  8. 請求項7に記載の多層光ディスク再生装置であって、
    前記光ピックアップは、前記N個のレーザビームを、前記多層光ディスクのトラック方向にインライン上に照射可能であることを特徴とする多層光ディスク再生装置。
  9. 請求項7又は8に記載の多層光ディスク再生装置であって、
    前記多層光ディスクは、前記多層光ディスクの厚み方向の内部から外部に向かって配置された前記複数の記録層を、それぞれ、第0記録層、第1記録層、第2記録層、・・・第m記録層(mは0以上の整数)としたときに、物理アドレスデータが、前記第0記録層から第m記録層まで順番に連続的に割り振られるとともに、偶数番目の記録層では内周側から外周側に、奇数番目の記録層では外周側から内周側に連続的に割り振られており、各記録層の前記物理アドレスデータには各記録層の層番号に対応する情報が付与されていることを特徴とする多層光ディスク再生装置。
  10. 厚み方向に複数の記録層を有する多層光ディスクであって、
    前記多層光ディスクの厚み方向の内部から外部に向かって配置された前記複数の記録層を、それぞれ、第0記録層、第1記録層、第2記録層、・・・第m記録層(mは0以上の整数)としたときに、物理アドレスデータが、前記第0記録層から第m記録層まで順番に連続的に割り振られるとともに、偶数番目の記録層では内周側から外周側に、奇数番目の記録層では外周側から内周側に連続的に割り振られており、各記録層の前記物理アドレスデータには各記録層の層番号に対応する情報が付与されていることを特徴とする多層光ディスク。
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