JP2010001211A - 石灰石微粉体製造装置及び方法 - Google Patents
石灰石微粉体製造装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010001211A JP2010001211A JP2009145393A JP2009145393A JP2010001211A JP 2010001211 A JP2010001211 A JP 2010001211A JP 2009145393 A JP2009145393 A JP 2009145393A JP 2009145393 A JP2009145393 A JP 2009145393A JP 2010001211 A JP2010001211 A JP 2010001211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- limestone
- powder
- slurry
- pulverized
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C23/00—Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
- B02C23/08—Separating or sorting of material, associated with crushing or disintegrating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/80—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C1/00—Crushing or disintegrating by reciprocating members
- B02C1/02—Jaw crushers or pulverisers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C2/00—Crushing or disintegrating by gyratory or cone crushers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03D—FLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
- B03D1/00—Flotation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/40—Production or processing of lime, e.g. limestone regeneration of lime in pulp and sugar mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
【課題】浮遊選別過程を経て白色度が向上した石灰石を湿式粉砕装置と湿式分級装置を利用しより粒度が小さな石灰石微粉体に製造するための石灰石微粉体製造装置及び方法を提供する。
【解決手段】石灰石微粉体製造方法は石灰石を浮遊選別する工程、上記石灰石を粉末で形成する工程、上記粉末をスラリータンクでスラリーを形成した後、粉砕装置を利用して粉砕物で形成する工程及び上記粉砕物を分級装置を利用して微粉と粗粉で分級する工程とを含み、石灰石微粉体製造装置は石灰石破砕物をスラリーで形成して保管するためのスラリータンク130、上記スラリータンクと連結して供給された上記石灰石スラリーを粉砕するための粉砕装置140及び上記粉砕装置で粉砕された石灰石粉砕物を分級するための湿式分級装置170を含む。
【選択図】図1
【解決手段】石灰石微粉体製造方法は石灰石を浮遊選別する工程、上記石灰石を粉末で形成する工程、上記粉末をスラリータンクでスラリーを形成した後、粉砕装置を利用して粉砕物で形成する工程及び上記粉砕物を分級装置を利用して微粉と粗粉で分級する工程とを含み、石灰石微粉体製造装置は石灰石破砕物をスラリーで形成して保管するためのスラリータンク130、上記スラリータンクと連結して供給された上記石灰石スラリーを粉砕するための粉砕装置140及び上記粉砕装置で粉砕された石灰石粉砕物を分級するための湿式分級装置170を含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、石灰石微粉体製造装置及び方法に関するものであり、さらに詳しくは浮遊選別過程を経て白色度が向上した石灰石を湿式粉砕装置と湿式分級装置を利用してより粒度が小さな石灰石微粉体に製造するための石灰石微粉体製造装置及び方法に関するものである。
炭酸カルシウムは、水分の含有可否によって大きく湿式製品(Slurry)と乾式製品(Powder)にわかれ、製造方法によってビルドアップ工程(build up process)による軽質炭酸カルシウム(Precipitated light calcium carbonate)とブレイクダウン工程(break down process)による重質炭酸カルシウム(Ground limestone)にわかれる。
炭酸カルシウムは、充填剤、増量剤、添加剤、白色顔料、研磨剤及び化学薬品などその使用分野が徐々に広がっており、その使用量も増加傾向にある。特に、酸性紙の黄変化による劣化を防止して紙力増強による耐久性が向上する中性紙の需要が急激に増加して、中性紙製造用充填剤としては炭酸カルシウムが最適であることが判明したため、中性紙の必須充填剤である高品質の炭酸カルシウムは新しい需要創出により市場規模が非常に拡大している。
炭酸カルシウムは、充填剤、増量剤、添加剤、白色顔料、研磨剤及び化学薬品などその使用分野が徐々に広がっており、その使用量も増加傾向にある。特に、酸性紙の黄変化による劣化を防止して紙力増強による耐久性が向上する中性紙の需要が急激に増加して、中性紙製造用充填剤としては炭酸カルシウムが最適であることが判明したため、中性紙の必須充填剤である高品質の炭酸カルシウムは新しい需要創出により市場規模が非常に拡大している。
現在まで知られた重質炭酸カルシウム微粉末の製造は、石灰石原鉱石をジョークラッシャー(Jaw Crusher)、ロールクラッシャー(Roll Crusher)、ボールミル(Ball Mill)などを利用して繰り返し破砕及び微粉砕して必要な粒径を持った炭酸カルシウム微粉末を製造する方法を使う。
しかし、このような方法で平均粒径1.0μm以下の炭酸カルシウムを得るために継続的に微粉砕する場合には繰り返しの微粉砕工程によってエネルギー效率が落ちてエネルギー損失が大きい。また、破砕及び微粉砕に使われるメディアと炭酸カルシウム粉末の繰り返しの衝突によって白色の炭酸カルシウムが汚染され白色度が低下されるなどの問題があった。
このような乾式粉砕の限界を乗り越えるために湿式粉砕による粉砕方法が導入されたが、平均粒径1.0μm以下の炭酸カルシウム粉末は湿式粉砕によるスラリーをスプレードライヤー(Spray−dryer)を利用して乾燥し、乾燥した製品が凝結することを防止するためにまた粉砕及び分級をすることで炭酸カルシウム微粉末を製造するという方法があったが、工程が複雑でスプレードライヤーの使用による生産原価が高いという問題点があった。
このような乾式粉砕の限界を乗り越えるために湿式粉砕による粉砕方法が導入されたが、平均粒径1.0μm以下の炭酸カルシウム粉末は湿式粉砕によるスラリーをスプレードライヤー(Spray−dryer)を利用して乾燥し、乾燥した製品が凝結することを防止するためにまた粉砕及び分級をすることで炭酸カルシウム微粉末を製造するという方法があったが、工程が複雑でスプレードライヤーの使用による生産原価が高いという問題点があった。
大韓民国登録特許第128061号の「乾式粉砕/湿式粉砕炭酸カルシウム充填剤組成物」では破砕された炭酸カルシウムをジョークラッシャーとハンマーミルで破砕/微粉砕した後、最終的にハンマーミルで粉砕したものをwizzerを含むレイモンドローラミルで粉砕して乾式粉砕炭酸カルシウムを形成する。そして、石灰石をジョークラッシャーで破砕して湿式サイクロンに通過させた後、湿式遠心分離装置によって選別された微細な粒子の懸濁液を濃縮して湿式粉砕炭酸カルシウムを製造することで、上記乾式粉砕による炭酸カルシウムと湿式粉砕による炭酸カルシウムが混合した混合物で成り立つ微細分割炭酸カルシウムに関するものがあったが、製造工程が複雑だという問題点がある。
上述のような従来技術の問題点を解決するために案出された本発明は浮遊選別工程を経て白色度が向上した石灰石粉末を溶液状態のスラリーで形成した後、湿式状態でボールミルと湿式分級装置を利用して石灰石の黒化現象及び凝結を防止しながら粒度を自由に調節することができる石灰石微粉体製造装置及び方法を提供することにその目的がある。
本発明の目的は、石灰石を粉末に形成する工程、粉末を浮遊選別する工程、上記粉末をスラリータンクでスラリーに形成した後、粉砕装置を利用して粉砕物に形成する工程、及び上記粉砕物をローターが装着された分級装置を利用して微粉と粗粉で分級する工程を含む石灰石微粉体製造方法によって達成される。
また、本発明の石灰石を浮遊選別する工程は石灰石原鉱を1次破砕して破砕物に形成する工程、上記破砕物を2次破砕して粉末試料に形成する工程、上記粉末試料を溶液に懸濁させて鉱液を形成して摩鉱する工程、及び上記鉱液に起泡剤と捕集剤を注入した後浮遊選別する工程で構成されることが望ましい。
また、本発明の石灰石を粉末で形成する工程は、ボールミルまたはロッドミルを利用するのが望ましい。
また、本発明のスラリーは、上記石灰石粉末と水を混合して形成するのが望ましい。
また、本発明の上記スラリーを粉砕物で形成する工程は、アトリッションミルを利用するのが望ましい。
また、本発明の粗粉に分級された上記粉砕物は、上記スラリータンクに戻すのが望ましい。
また、本発明の他の目的は石灰石破砕物をスラリーに形成して保管するためのスラリータンク、上記スラリータンクと連結し供給された上記石灰石スラリーを粉砕するための粉砕装置、及び上記粉砕装置で粉砕された石灰石粉砕物を分級するためのローターが装着された分級装置を含む石灰石微粉体製造装置によって達成される。
また、本発明の粉砕装置は上記スラリーを撹拌するための撹拌器、及び上記スラリーを粉砕するための複数のボールで構成されることが望ましい。
また、本発明の分級装置はローターが装着された湿式分級装置または遠心分離装置を利用するのが望ましい。
また、本発明の石灰石を粉末で形成する工程は、ボールミルまたはロッドミルを利用するのが望ましい。
また、本発明のスラリーは、上記石灰石粉末と水を混合して形成するのが望ましい。
また、本発明の上記スラリーを粉砕物で形成する工程は、アトリッションミルを利用するのが望ましい。
また、本発明の粗粉に分級された上記粉砕物は、上記スラリータンクに戻すのが望ましい。
また、本発明の他の目的は石灰石破砕物をスラリーに形成して保管するためのスラリータンク、上記スラリータンクと連結し供給された上記石灰石スラリーを粉砕するための粉砕装置、及び上記粉砕装置で粉砕された石灰石粉砕物を分級するためのローターが装着された分級装置を含む石灰石微粉体製造装置によって達成される。
また、本発明の粉砕装置は上記スラリーを撹拌するための撹拌器、及び上記スラリーを粉砕するための複数のボールで構成されることが望ましい。
また、本発明の分級装置はローターが装着された湿式分級装置または遠心分離装置を利用するのが望ましい。
従って、本発明の石灰石微粉製造装置及び方法は、浮遊選別工程を経て白色度が向上した石灰石粉末を溶液状態のスラリーを形成した後、湿式状態でボールミルまたはアトリッションミルのような粉砕装置と湿式分級装置を利用して石灰石の黒化現象及び凝結することを防止しながら粒度を自由に調節し、石灰石微粉体を得ることができるという著しく有利な効果がある。
本明細書及び特許請求の範囲で使用された用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者はその自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈されなければならない。
従って、本明細書に記載した実施例と図面に図示された構成は本発明の最も望ましい事実施例に過ぎないだけで本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
従って、本明細書に記載した実施例と図面に図示された構成は本発明の最も望ましい事実施例に過ぎないだけで本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを取り替えることができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
以下に添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳しく説明する事にする。まず、自然状態で採取した石灰石原鉱に含まれた不純物をとり除いて白色度が向上した石灰石粉末を得るために石灰石原鉱を自然状態で充分に乾燥した後、ジョークラッシャー(Jaw crusher)を利用して1次破砕し、20mm〜40mm粒度の大きさを持つ破砕物を形成する。
次に、コーンクラッシャ(Cone crusher)を用い、1次破砕された破砕物を5mm〜15mm 以下までに2次破砕して粉末試料を形成する。粉末試料には黄鉄石、石英、白雲母など不純鉱物が相当量混入されている。
従って、用意した粉末試料をロッドミル(Rod mill)またはジャーミル(Jar mill)に入れて石灰石と不純鉱物を単体分離(liberation)する。ジャーミルにメディア(ロッドまたはボール)を40〜60%程度装入して、ミル回転速度を臨界回転数(critical speed)の60〜80%の速度下で摩鉱する。この時、鉱液濃度(pulp density)は40〜60%に調節する。
従って、用意した粉末試料をロッドミル(Rod mill)またはジャーミル(Jar mill)に入れて石灰石と不純鉱物を単体分離(liberation)する。ジャーミルにメディア(ロッドまたはボール)を40〜60%程度装入して、ミル回転速度を臨界回転数(critical speed)の60〜80%の速度下で摩鉱する。この時、鉱液濃度(pulp density)は40〜60%に調節する。
本発明による摩鉱時間は浮遊選別に悪影響を及ぼす微粒子生成を最小化するなど処理工程の效率性のために最大粒度65mesh〜150mesh以下に摩鉱することが望ましい。
摩鉱が完了すれば、鉱液を浮遊選別して微粒化の時石灰石粉末の白色度を低下させる黄鉄石、鉄酸化物及び白雲母などをとり除く。
黄鉄石をとり除くために本発明による浮遊選別は起泡剤と捕集剤を鉱液に投入する。
摩鉱が完了すれば、鉱液を浮遊選別して微粒化の時石灰石粉末の白色度を低下させる黄鉄石、鉄酸化物及び白雲母などをとり除く。
黄鉄石をとり除くために本発明による浮遊選別は起泡剤と捕集剤を鉱液に投入する。
本発明による捕集剤は、Thiophosphate類、Xanthate類、Dithiophosphate類及びDithiophosphate類とThiocarbamate類の混合物の中でいずれか一つを使うことができる。
起泡剤は、松根油(Pine oil)、Methyl Isobutyl carbinolまたはOTX−140を40g/tonで一定に添加し5〜15分間条件時間を付与して2〜4分間黄鉄石とその酸化物を浮遊させる。
このように浮遊選別工程を経て不純物をとり除いた後、乾燥させて白色度が向上した石灰石精鉱を得る。
このように形成された粉末は石灰石微粉体製造装置を経て石灰石微粉体として形成される。
起泡剤は、松根油(Pine oil)、Methyl Isobutyl carbinolまたはOTX−140を40g/tonで一定に添加し5〜15分間条件時間を付与して2〜4分間黄鉄石とその酸化物を浮遊させる。
このように浮遊選別工程を経て不純物をとり除いた後、乾燥させて白色度が向上した石灰石精鉱を得る。
このように形成された粉末は石灰石微粉体製造装置を経て石灰石微粉体として形成される。
図1は、本発明による石灰石微粉体製造装置である。
既に説明した石灰石粉末を保管するための石灰石粉末タンク110がある。石灰石粉末タンク110は石灰石スラリータンク130と繋がっており、スラリータンク130に注入された石灰石粉末は水とともにスラリー120状態で存在するようになる。スラリータンク130は石灰石スラリーの粘度確認するために粘度測定装置(図示せず)が一緒に具
備されている。
スラリータンク130で粘度が調節された石灰石スラリー120は粉砕装置140に注入される。
備されている。
スラリータンク130で粘度が調節された石灰石スラリー120は粉砕装置140に注入される。
本発明による粉砕装置140は石灰石スラリー120に含まれた石灰石粉末を粉砕するために複数のボール160が装入されている。ボール160の大きさは石灰石粉末の粒度の10ないし20倍を使うのが望ましい。一例として、石灰石粉末の粒度が3μmならば、ボール160の直径は3mm ないし6mmを使うのが望ましい。
そして、粉砕装置140は撹拌器150を具備することで、ボール160の運動を誘発して石灰石スラリーを持続的に粉砕するようにする。
ボール160による粉砕過程で粒度が小さくなった石灰石粉砕物は比重が低くなり粉砕装置140の上端で浮び上がるようになり、これをポンプ(図示せず)で吸いこんだ後、分級装置170に送られる。
そして、粉砕装置140は撹拌器150を具備することで、ボール160の運動を誘発して石灰石スラリーを持続的に粉砕するようにする。
ボール160による粉砕過程で粒度が小さくなった石灰石粉砕物は比重が低くなり粉砕装置140の上端で浮び上がるようになり、これをポンプ(図示せず)で吸いこんだ後、分級装置170に送られる。
この時粉砕時間の決定は石灰石原鉱の石灰石粒子大きさのような結晶学的特性と石灰石原鉱内に含有されている不純物の種類及び量等によって決定される。図2はその一例として、約5分間粉砕されて分級装置に送られる前の石灰石粉砕物の粒度を表す。
本発明による分級装置170はローターが装着された湿式分級装置または遠心分離装置を使うことができるし、分級装置170によって決まった大きさ以下の石灰石微粉体(O/F)は分級されて、決まった大きさ以上の石灰石粗粉体(U/F)はまたスラリータンク130に戻され、再び粉砕装置(140)によって粉砕過程を通過する。
図3ないし図5は、湿式分級装置に内蔵されている直径50mmの分級ローター線速度を異にして分級されたO/F産物の粒度分布をそれぞれ表したものである。これらの図に示されるように、分級ローターの線速度が、2500rpm(図3)、4500rpm(図4)、6500rpmのときのO/F産物の粒度(D50)は、それぞれ3.42μm、2.21μm、及び1.66μmであり、分級ローターの線速度が速くなるほど、分級したO/F産物の粒度(D50)が小さくなることが分かった。また、各O/F産物の白色度もそれぞれ95.7、96.4及び96.9で向上することが分かる。
ポンプによって粉砕装置140から分級装置170に移動した石灰石粉砕物の量だけスラリータンク130で石灰石スラリー120が粉砕装置140に注入される。これで、連続して粉砕装置140と分級装置170により石灰石微粉体のみを分級して集めることができる。
ポンプによって粉砕装置140から分級装置170に移動した石灰石粉砕物の量だけスラリータンク130で石灰石スラリー120が粉砕装置140に注入される。これで、連続して粉砕装置140と分級装置170により石灰石微粉体のみを分級して集めることができる。
本発明は以上で検討したように望ましい実施例をあげて図示して説明したが、上記の実施例に限定されずに本発明の精神を脱しない範囲内かつ発明が属する技術分野で通常の知識を持った者によって多様な変更と修正が可能である。
110 粉末タンク
120 石灰石スラリー
130 スラリータンク
140 粉砕装置
150 撹拌器
160 ボール
170 分級装置
120 石灰石スラリー
130 スラリータンク
140 粉砕装置
150 撹拌器
160 ボール
170 分級装置
Claims (9)
- 石灰石を粉末で形成する工程、
前記粉末を浮遊選別する工程、
前記粉末をスラリータンクでスラリーを形成した後、粉砕装置を利用して粉砕物で形成する工程、及び
前記粉砕物を分級装置を利用して微粉(O/F)と粗粉(U/F)に分級する工程、
とを含む石灰石微粉体製造方法。 - 請求項1において、前記石灰石を浮遊選別する工程は、
石灰石原鉱を1次破砕して破砕物を形成する工程、
前記破砕物を2次破砕して粉末試料を形成する工程、
前記粉末試料を溶液に懸濁させ鉱液を形成して摩鉱する工程、及び
前記鉱液に起泡剤と捕集剤を注入した後浮遊選別する工程、
とを含む石灰石微粉体製造方法。 - 請求項1において、前記石灰石を粉末で形成する工程は、
ロッドミルまたはボールミルを利用する石灰石微粉体製造方法。 - 請求項1において、
前記スラリーは前記石灰石粉末と水を混合して形成する石灰石微粉体製造方法。 - 請求項1において、
前記粉砕物を形成する工程はボールミルまたはアトリッションミルを利用する石灰石微粉体製造方法。 - 請求項1において、
前記粗粉(U/F)に分級された前記粉砕物は前記スラリータンクに戻される工程を含む石灰石微粉体製造方法。 - 石灰石破砕物をスラリーで形成して保管するためのスラリータンク、
前記スラリータンクと連結され供給された前記石灰石スラリーを粉砕するための粉砕装置、及び
前記粉砕装置で粉砕された石灰石粉砕物を分級するための分級装置、
とを含む石灰石微粉体製造装置。 - 請求項7において、前記粉砕装置は、
前記スラリーを撹拌するための撹拌器、及び
前記スラリーを粉砕するための複数のボール、
とを含む石灰石微粉体製造装置。 - 請求項7において、
前記分級装置は、湿式分級装置または遠心分離装置を利用する石灰石微粉体製造装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020080058585A KR20090132365A (ko) | 2008-06-20 | 2008-06-20 | 석회석 미분체 제조장치 및 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010001211A true JP2010001211A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41583235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009145393A Pending JP2010001211A (ja) | 2008-06-20 | 2009-06-18 | 石灰石微粉体製造装置及び方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010001211A (ja) |
KR (1) | KR20090132365A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230950A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Ashizawa Finetech Ltd | 重質炭酸カルシウムの湿式粉砕方法 |
CN109174391A (zh) * | 2018-07-04 | 2019-01-11 | 赵少林 | 一种环保农业秸秆制肥除砂石装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54101799A (en) * | 1978-01-10 | 1979-08-10 | Anglo American Clays Corp | Method of treating natural calcite |
US4793985A (en) * | 1982-08-23 | 1988-12-27 | J. M. Huber Corporation | Method of producing ultrafine ground calcium carbonate |
JPH01104359A (ja) * | 1987-05-11 | 1989-04-21 | Ecc Internatl Ltd | 天然炭酸カルシウム鉱石の精製方法 |
-
2008
- 2008-06-20 KR KR1020080058585A patent/KR20090132365A/ko not_active Application Discontinuation
-
2009
- 2009-06-18 JP JP2009145393A patent/JP2010001211A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54101799A (en) * | 1978-01-10 | 1979-08-10 | Anglo American Clays Corp | Method of treating natural calcite |
US4793985A (en) * | 1982-08-23 | 1988-12-27 | J. M. Huber Corporation | Method of producing ultrafine ground calcium carbonate |
JPH01104359A (ja) * | 1987-05-11 | 1989-04-21 | Ecc Internatl Ltd | 天然炭酸カルシウム鉱石の精製方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230950A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Ashizawa Finetech Ltd | 重質炭酸カルシウムの湿式粉砕方法 |
CN109174391A (zh) * | 2018-07-04 | 2019-01-11 | 赵少林 | 一种环保农业秸秆制肥除砂石装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20090132365A (ko) | 2009-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4278208A (en) | Comminution of materials | |
ES2959216T3 (es) | Aparato para molienda y flotación en espuma simultáneas | |
CN1821160B (zh) | 中国高岭土的处理方法和产品 | |
CN103459625B (zh) | 二氧化钛精矿的制造方法 | |
TWI449667B (zh) | 用於改良含碳酸鈣材料操作性之方法 | |
CN104646178B (zh) | 带电单元和使用该带电单元的静电分离机 | |
CN205761642U (zh) | 硅灰矿石破碎分选*** | |
CA3137602C (en) | Dry grinding system and method for reduced tailings dewatering, improving flotation efficiency, producing drier tailings, and preventing filter media blinding | |
US3512722A (en) | Method of producing a finely divided substance and apparatus therefor | |
FI64674B (fi) | Foerfarande foer framstaellning av en fyllnadsmedels- och/eller belaeggningspigmentblandning foer papper | |
JPH0711268A (ja) | 脱灰高濃度石炭−水スラリ−の製造方法 | |
JP2010001211A (ja) | 石灰石微粉体製造装置及び方法 | |
JP5711189B2 (ja) | 湿式粉砕及び分級による層状粘土鉱物の高品位選別方法 | |
KR20010007869A (ko) | 도석광물의 선택 분쇄와 중력 관성 분급기에 의한품질향상 건식 정제법과 공정 | |
KR101426891B1 (ko) | 일라이트 나노분말의 제조방법 | |
CN215029799U (zh) | 一种湿法搅拌磨重钙的分级收集装置 | |
KR100402630B1 (ko) | 견운모질 도석으로부터 산업용 충전재 생산방법 | |
EP3354622A1 (en) | Process for the preparation of fragmented natural calcium carbonate with a reduced content of impurities and products obtained thereof | |
CN103923350B (zh) | 一种白云石粉间层插位硅钙复合材料制备方法 | |
CN109482311B (zh) | 一种利用气流和风选处理硅藻土矿体原料的方法 | |
KR100487728B1 (ko) | 건식분쇄 및 분급에 의한 탄산칼슘 미분말의 제조 방법 | |
Cayirli et al. | The effect of stirred mill orientation on calcite grinding | |
KR20100038850A (ko) | 연속식 미분체 제조장치 | |
JP2004008959A (ja) | 顔料の製造方法 | |
Taner et al. | Effect of operational parameters on the particle size distribution of marble wastes in stirred media mill |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120703 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121127 |