JP2009544054A - 非可逆符号化信号のビットストリーム・データ及び上記信号の可逆拡張符号化データのオーディオ・ビットストリーム・データ構造配置 - Google Patents
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Abstract
Description
同様な手法を使用した別のアプリケーションは、mp3標準オーディオ・ストリームに付加されたID3タグである。これは、http://www. id3. orgに記載されている。データは、既存のmp3ファイルの先頭又は末尾で付加される。Mp3復号化器がこの更なる情報を復号化しないように特定の手法を使用する。
非可逆符号化信号のビットストリーム・データを上記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって
非可逆符号化デ―タ及び可逆拡張符号化データは単一のファイルに配置され、非可逆符号化データは、上記ファイルの第1の連続部に配置され、上記可逆拡張符号化データは上記ファイルの第2の連続部に配置され、
第1のファイル部は、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
第2のファイル部は、単一のヘッダ部を含み、単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
上記非可逆符号化データと上記可逆拡張符号化データとの復号化の開始を可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テ―ブルとを含み、
第2のファイル部は、複数のデータ・フレームを更に含み、複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
フレーム長の表示子と、
上記可逆拡張符号化データと、
可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造、
あるいは、
非可逆符号化信号のビットストリーム・データを上記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、可逆拡張符号化データは第2のファイルに配置され、
第1のファイルは、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、このヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
非可逆符号化データを可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
上記第2のファイルは、複数のデータ・フレームを更に含み、複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
フレーム長の表示子と、
上記可逆拡張符号化データと、
可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造、
あるいは、
可逆符号化信号のビットストリーム・データを、上記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
非可逆符号化データ及び可逆拡張符号化データは単一のファイルに配置され、上記非可逆符号化データは上記ファイルの第1の連続部に配置され、上記可逆拡張符号化データは上記ファイルの第2の連続部に配置され、
第1のファイル部は、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データの主データに続く複数のデータ・ブロックを含み、
第2のファイル部は、単一のヘッダ部を含み、単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、
サイド情報データとを含み、
第2のファイル部は、複数のデータ・フレームを更に含み、複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
フレーム長の表示子と、
上記可逆拡張符号化データと、
上記可逆拡張符号化データを上記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
非可逆符号化データを可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルは、第2のファイル部内のヘッダ部に添付されるか、又は、第2のファイル・ヘッダ部と、複数のデータ・フレームのうちの最初のデータ・フレームとの間に配置されるデータ構造、
あるいは、
非可逆符号化信号のビットストリーム・データを上記信号の可逆拡張符号化データとともに配置されたデータ構造であって、
非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、可逆拡張符号化データは第2のファイルに配置され、
第1のファイルは、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、可逆符号化データの主データに続く複数のデータ・ブロックを含み、
第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、このヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データとを含み、
第2のファイルは、複数のデータ・フレームを更に含み、複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
フレーム長の表示子と、
可逆拡張符号化データと、
可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
非可逆符号化データを可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルは、第2のファイル・ヘッダ部に添付されるか、又は、第2のファイル・ヘッダ部と、複数のデータ・フレームのうちの第1のデータ・フレームとの間に配置されるデータ構造、
あるいは、
非可逆符号化信号のビットストリーム・データを上記信号の可逆拡張符号化データ及び中間品質拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、中間品質拡張符号化データは第2のファイルに配置され、可逆拡張符号化データは第3のファイルに配置され、
第1のファイルは、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、単一のヘッダ部は、
対応する中間品質拡張可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
このヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
非可逆符号化データを中間品質拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
第2のファイルは、複数のデータ・フレームを更に含み、それぞれは、
中間品質拡張可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
このフレーム長の表示子と、
上記中間品質拡張符号化データと、
中間品質拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
第3のファイルは、単一のヘッダ部を含み、このヘッダ部は、
対応する可逆拡張符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
このヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
非可逆符号化データを可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
上記第3のファイルは、複数のデータ・フレームを更に含み、複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
このフレーム長の表示子と、
可逆拡張符号化データと、
可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造、
あるいは、
非可逆符号化信号のデータを、上記信号の可逆拡張符号化データ、及び任意の中間品質拡張符号化データとともに配置したビットストリームのデータ構造であって、上記データ構造は、連続データ群部を使用し、各データ群部は、
可逆拡張ヘッダを含む第1の部分を含み、上記可逆拡張ヘッダは、
対応する可逆符号化ビットストリーム又は中間品質符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
可逆拡張符号化データ・フレームのフレーム長の表示子と、
中間品質拡張符号化データ部のデータ長の任意の表示子と、
非可逆符号化データ部のデータ長の任意の表示子とを含み、各データ群部は、
N個の非可逆符号化データ・フレームを含む第2の部分を含み、
第2の部分は、それぞれが、同期データ及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データ・フレームの主データに続くN個のデータ・ブロックを含み、各データ群部は、
N個の可逆拡張符号化データ・フレームを含む第3の部分を含み、第3の部分は、
可逆拡張符号化データ、及び、可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報を含み、
任意的には、中間品質拡張符号化データ、及び上記中間品質拡張符号化データを上記非可逆符号化データとともに復号化するために必要な関連サイド情報を含むデータ構造である。
以下の説明は、mp3可逆データ形式の特定のアプリケーションを取り扱い、当業者は、他の可逆データ形式にこれを相応に適合させることが可能である。前述の通り、mp3可逆は、符号化オーディオ・ファイルの元の入力信号の数学的に厳密な再生を可能にする更なる情報との、mp3符号化オーディオ・ファイルの組合せである。更に、本発明は、mp3符号化オーディオ・ファイルと可逆符号化品質レベルとの間の中間音質レベルのデータ形式の生成を可能にする。
単一コンテナ・ファイル形式でのmp3データ及び拡張データの格納、
mpデータ及び拡張データの別々のファイルへの格納、並びに
ストリーミング形式
を提示する。
別の2つのビットストリーム構造を図2に描く。Mp3互換スタンドアロン・ファイルの容易な抽出を可能にし、完全なコンテナ・ファイルからのmp3復号化器によるmp3データの復号化も可能にするために、更なる情報をmp3準拠ビットストリームの末尾又は先頭に配置する。
データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語、
フレーム長の表示子、
中間品質データの長さの任意的な表示子、
中間品質信号データを復号化するために必要なサイド情報、及び符号化データ、並びに、
中間品質オーディオ・ファイル・データに基づいて、数学的に可逆のオーディオ・ファイル・データを復号化するために必要なサイド情報、及び符号化データ
のデータを含む。
mp3可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDを含み、
ヘッダ長の表示子を含み、
mp3ベース層データの変化を検出することを可能にする任意のフィンガープリント符号(例えば、CRC32又は何れかの他のチェックサム。mp3ベース層データにおける変化により、他の層との非互換性、及び中間及び可逆データの誤った復号化が生じる。互換でないフィンガープリントにより、復号化が停止する。単一ファイル・コンテナ形式では、フィンガープリント・データ・アイテムは必要でない。拡張データを適合させることのない、mp3データの意図していない変化は、可能性が非常に低い)を含み、
モード表示情報ブロック、DRM(ディジタル権利管理)情報、及び、非同期化ビット(ID3タグ・データ及び/又は可逆拡張データが存在している場合。すなわち、ID3タグ・データについて規定された非同期化機構は、可逆拡張データにも使用することが可能である。これは、可逆拡張データにおけるmp3同期語を避ける役目を果たす。非同期化ビットは次いで、可逆拡張データが修正されているか否かを通知する。以下のモードを示すことが可能である。
復号化器は可逆拡張ストリームなしで、何れかの準拠非可逆ビットストリームを復号化することが可能であり、このモードは、拡張ストリームが存在しており、別のモードを使用するための許可が与えられない場合にもアクティブである(復号化器は、拡張ストリームを検査し、その権利データベースにおいて、一致する許可IDを探す)。
中間品質モードは、拡張ストリーム・データを検査する復号化器における許可検査においてもイネーブルされる。白色化データのみがデパッキングされ、非可逆復号化器によって使用される。
可逆モードは、陽の許可検査後に開始される)を含み、
コデック遅延、下のファイルの長さ、PCMワードサイズ、サンプル・レート、拡張データ(N)のブロック・サイズのようなサイド情報データを含み、
キュー・ポイント・テーブル・データ・ブロック(例えば、ブロック長、インターバル情報(フレーム数)、テーブル・エントリ数、ポインタ・テーブルのうちの1つ又は複数を含む。キュー・ポイントは、復号化を開始することを可能にする開始点を規定する)を含む。
このファイル形式で格納する対象の基本情報は、前述のコンテナ・ファイル形式の場合と同じである。主たる差は、mp3ビットストリームが、別個のファイル(標準準拠mp3ファイルである)に格納されるので、フィンガープリント・データ(コンテナ形式の場合、任意である)が重要であることである。このファイルは、可逆拡張データの存在を知らない従来技術のmp3ツール又はソフトウェアによって編集することが可能である。しかし、基礎mp3ファイルにおける変化によって、拡張データと基礎mp3ファイルとの間に非互換性が生じ、数学的に可逆のオーディオ・ファイルを復号化することがもう可能でなくなる。mp3基礎ファイルが変わらないことを確実にする制御機構を有するためには、フィンガープリントが必要である。これは、例えば、CRC32チェックサムであり得る。mp3ファイルから算出されたフィンガープリントが、可逆拡張において格納されたフィンガープリントと同じでない場合、復号化を停止することが可能である。2つのファイルにおけるmp3可逆データの基本構造を図5に示す。図5では、ファイル1は、ID3タグも含み得る標準mp3ファイルである。
ストリーミング形式
ストリーミング・アプリケーションの場合、ファイル・アプリケーションの場合とは違ったふうにデータが編成される。mp3ビットストリーム・データ及び可逆拡張データは、インタレースされて配置される。これは、可逆拡張データのブロックには、mp3データの対応するブロックが続くことを意味し、可逆拡張ヘッダは、mp3データの各ブロックに先行して配置される。この構造は図10に示す。
Claims (11)
- 非可逆符号化信号のビットストリーム・データを前記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
前記非可逆符号化データ及び前記拡張符号化データは単一のファイルに配置され、前記非可逆符号化データは前記ファイルの第1の連続部に配置され、前記可逆拡張符号化データは前記ファイルの第2の連続部に配置され、
前記第1のファイル部は、それぞれが、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、前記非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
前記第2のファイル部は、単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
前記非可逆符号化データを前記可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
前記第2のファイル部は複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
フレーム長の表示子と、
前記可逆拡張符号化データと、
前記可逆拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化することが必要なサイド情報とを含むデータ構造。 - 非可逆符号化信号のビットストリーム・データを前記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
前記非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、前記可逆拡張符号化データは第2のファイルに配置され、
前記第1のファイルは、それぞれが、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、前記非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
前記第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダID(ID)と、
ヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
前記非可逆符号化データを前記可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、前記第2のファイルは複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
フレーム長の表示子と、
前記可逆拡張符号化データと、
前記可逆拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化することが必要なサイド情報とを含むデータ構造。 - 請求項1に記載のデータ構造であって、前記第2のファイル部における前記複数のデータ・フレームそれぞれは更に、
中間品質拡張符号化データの長さの表示子と、
前記中間品質拡張符号化データと、
前記中間品質拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造、又は
請求項2に記載のデータ構造であって、前記第2のファイルにおける前記複数のデータ・フレームそれぞれは更に、
中間品質拡張符号化データの長さの表示子と、
前記中間品質拡張符号化データと、
前記中間品質拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造。 - 非可逆符号化信号のビットストリーム・データを前記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
前記非可逆符号化データ及び前記可逆拡張符号化データは単一のファイルに配置され、前記非可逆符号化データは前記ファイルの第1の連続部に配置され、前記可逆拡張符号化データは前記ファイルの第2の連続部に配置され、前記第1のファイル部は、それぞれが、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、前記非可逆符号化データの主データに続く複数のデータ・ブロックを含み、
前記第2のファイル部は単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダID(ID)と、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、
サイド情報データとを含み、
前記第2のファイル部は、複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
フレーム長の表示子と、
前記可逆拡張符号化データと、
前記可逆拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
前記非可逆符号化データを前記可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルは、前記第2のファイル部の前記ヘッダ部に添付されるか、又は前記第2のファイル・ヘッダ部と、前記複数のデータ・フレームのうちの最初のデータ・フレームとの間に配置されるデータ構造。 - 非可逆符号化信号のビットストリーム・データを前記信号の可逆拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
前記非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、前記可逆拡張符号化データは第2のファイルに配置され、
前記第1のファイルは、それぞれが、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、前記非可逆符号化データの主データに続く、複数のデータ・ブロックを含み、
前記第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダID(ID)と、
ヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データとを含み、
前記第2のファイルは複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
フレーム長の表示子と、
前記可逆拡張符号化データと、
前記可逆拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
前記可逆拡張符号化データとともに前記非可逆符号化データを復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルは、前記第2のファイル・ヘッダ部に添付されるか、又は前記第2のファイル・ヘッダ部と、前記複数のデータ・フレームのうちの第1のデータ・フレームとの間に配置されるデータ構造。 - 他の複数のデータ・フレームは、前記第2のファイル部の前記ヘッダ部と、前記複数のデータ・フレームとの間に配置される、請求項4によるデータ構造、又は、
他の複数のデータ・フレームは、前記第2のファイル内の前記ヘッダ部と、前記複数のデータ・フレームとの間に配置される、請求項5によるデータ構造であって、
前記他の複数のデータ・フレームは、
中間品質拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語と、
前記中間品質拡張符号化データの長さの表示子と、
前記中間品質拡張符号化データと、
前記中間品質拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
前記非可逆符号化データを前記中間品質拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定する更なるキュー・ポイント・テーブルは、このヘッダ部に添付されるか、又は、このヘッダ部と、前記他の複数のデータ・フレームのうちの第1のデータ・フレームとの間に配置されるデータ構造。 - 非可逆符号化信号のビットストリーム・データを前記信号の可逆拡張符号化データ及び中間品質拡張符号化データとともに配置したデータ構造であって、
前記非可逆符号化データは第1のファイルに配置され、前記中間品質拡張符号化データは第2のファイルに配置され、前記可逆拡張符号化データは第3のファイルに配置され、
前記第1のファイルは複数のデータ・ブロックを含み、前記複数のデータ・ブロックそれぞれは、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、前記非可逆符号化データの主データに続き、
前記第2のファイルは、単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する中間品質拡張可逆符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
このヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
前記非可逆符号化データを前記中間品質拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
前記第2のファイルは複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
中間品質可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
このフレーム長の表示子と、
前記中間品質拡張符号化データと、
前記中間品質拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含み、
前記第3のファイルは、単一のヘッダ部を含み、前記単一のヘッダ部は、
対応する可逆拡張符号化ビットストリームを識別するためのヘッダID(ID)と、
このヘッダ長の表示子と、
フィンガープリント符号と、
サイド情報データと、
前記非可逆符号化データを前記可逆拡張符号化データとともに復号化することを開始することを可能にする開始点を規定したキュー・ポイント・テーブルとを含み、
前記第3のファイルは複数のデータ・フレームを更に含み、前記複数のデータ・フレームそれぞれは、
可逆拡張符号化データの連続フレームの先頭を見つけることを容易にする任意の同期語(SYNC)と、
このフレーム長の表示子と、
前記可逆拡張符号化データと、
前記可逆拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報とを含むデータ構造。 - 非可逆符号化信号のデータを、前記信号の可逆拡張符号化データ及び任意の中間品質拡張符号化データとともに配置したビットストリームのデータ構造であって、前記データ構造は連続データ群部によって特徴付けられ、各データ群部は、
可逆拡張ヘッダを含む第1の部分を含み、前記可逆拡張ヘッダは、
対応する可逆符号化ビットストリーム又は中間品質符号化ビットストリームを識別するためのヘッダIDと、
ヘッダ長の表示子と、
任意のフィンガープリント符号と、サイド情報データと、
可逆拡張符号化データ・フレームのフレーム長の表示子と、
中間品質拡張符号化データ部のデータ長の任意の表示子と、
非可逆符号化データ部のデータ長の任意の表示子とを含み、各データ群部は、
N個の非可逆符号化データ・フレームを含む第2の部分を含み、前記第2の部分は、それぞれが、同期データ(SYNC)及びサイド情報データから始まり、非可逆符号化データ・フレームの主データに続く、N個のデータ・ブロックを含み、各データ群部は、
N個の可逆拡張符号化データ・フレームを含む第3の部分を含み、前記第3の部分は、
前記可逆拡張符号化データ、及び、前記可逆拡張符号化データを非可逆符号化データとともに復号化するために必要なサイド情報を含み、
任意的には、前記中間品質拡張符号化データ、及び前記中間品質拡張符号化データを前記非可逆符号化データとともに復号化するために必要な関連サイド情報を含むデータ構造。 - 請求項1乃至8のうちの何れか一項に記載のデータ構造であって、1つ又は複数のヘッダはそれぞれ、モード表示情報、DRM情報、非同期化ビットのうちの1つ又は複数を更に含むデータ構造。
- 請求項1乃至9のうちの一項に記載のデータ構造であって、前記信号はオーディオ信号であるデータ構造。
- 光ディスク等の記憶媒体であって、請求項1乃至9のうちの一項によるデータ構造を有するオーディオ信号を含むか、又は格納する記憶媒体。
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