JP2009543381A - 無線端末装置、設定情報管理装置、無線通信システム、設定情報取得方法及び記録媒体 - Google Patents

無線端末装置、設定情報管理装置、無線通信システム、設定情報取得方法及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて、無線通信を行う際に必要な設定情報を取得する無線通信システムを提供する。
【解決手段】無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置と、無線基地局と、無線基地局に帰属し無線通信を行う無線端末装置と、を有して構成する無線通信システムにおいて、無線端末装置は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局に帰属し、無線基地局を介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置に接続し、設定情管理装置から設定情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を行う無線端末装置と、その無線端末装置が無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置と、を少なくとも有して構成する無線通信システムに関し、特に、設定情報管理装置において管理する設定情報を無線通信で取得することを可能とする無線端末装置、設定情報管理装置、無線通信システム、設定情報取得方法及び設定情報取得プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
一般的な無線通信システムは、図18に示すように、無線端末装置STAと、無線基地局APと、無線LAN認証サーバ装置200と、認証情報データベース201と、音声通信管理サーバ装置300と、電話番号情報データベース301と、を有して構成する。
図18に示す無線通信システムにおいて、無線端末装置STAが無線通信を開始する場合は、無線端末装置STAは、無線基地局APを介して無線LAN認証サーバ装置200に接続し、無線端末装置STAに設定されている設定情報を無線LAN認証サーバ装置200に送信し、無線通信の接続要求を行う。
無線通信の接続要求を受け付けると、無線LAN認証サーバ装置200は、無線端末装置STAから受信した設定情報と、認証情報データベース201に登録されている認証情報と、を比較し、無線端末装置STAから受信した設定情報が、認証情報データベース201に登録されているか否かを判断し、無線端末装置STAの認証処理を行う。
もし、無線端末装置STAから受信した設定情報が、認証情報データベース201に登録されている場合は、無線LAN認証サーバ装置200は、無線端末装置STAに認証許可通知を送信する。無線LAN認証サーバ装置200から認証許可通知を受信すると、無線端末装置STAは、無線端末装置STAの無線通信の接続を確立し、無線通信を開始する。
音声通信を開始する場合は、無線端末装置STAは、無線基地局APを介して音声通信管理サーバ装置300に接続し、無線端末装置STAに設定されている設定情報を音声通信管理サーバ装置300に送信し、音声通信の接続要求を行う。
音声通信の接続要求を受け付けると、音声通信管理サーバ装置300は、無線端末装置STAから受信した設定情報と、電話番号情報データベース301に登録されている電話番号情報と、を比較し、無線端末装置STAから受信した設定情報が、電話番号情報データベース301に登録されているか否かを判断し、無線端末装置STAの接続処理を行う。
無線端末装置STAから受信した設定情報が、電話番号情報データベース301に登録されている場合は、音声通信管理サーバ装置300は、無線端末装置STAに接続許可通知を送信する。
接続許可通知を受信すると、無線端末装置STAは、無線端末装置STAの音声通信の接続を確立し、音声通信を開始する。
図18に示す無線通信システムにおいて、無線通信を行う大量の無線端末装置STAを導入する場合は、管理者は、各無線端末装置STAが無線通信を行う際に必要な上述した設定情報を無線端末装置STA毎に作成し、その無線端末装置STA毎に作成した設定情報を、各無線端末装置STAに個別に設定する必要があった。
このため、無線通信を行う大量の無線端末装置STAを導入するには、人為的な操作を行う必要があるため、導入コストが割高になってしまう要因となっていた。
このようなことから、無線通信を行う大量の無線端末装置STAを導入する際に、導入コストの低減を図るべく、無線通信を行う際に必要な設定情報を無線端末装置STAに自動的に登録することが可能なシステムの開発が必要視されている。
これに関し、例えば、本発明よりも先に開示された日本国特許出願公開第2004−147101号公報(特許文献1)には、単純なデータ設定でIP電話機の電話番号を自動的に採番できる利便性の高いゲートキーパ装置が開示されている。
また、日本国特許出願公開第2005−236537号公報(特許文献2)には、VOIPサービスにおいて、通話の秘匿性を確保しつつ、IPワイヤレス電話子機の拡張を行う無線LANを利用したVOIPワイヤレス電話システムについて開示されている。
また、日本国特許出願公開第2004−328104号公報(特許文献3)には、新たなユーザ端末が接続された時、端末位置情報登録を容易にしたノード装置が開示されている。
また、日本国特許出願公開第2005−51625号公報(特許文献4)には、ネットワーク管理者による無線LANのセキュアなデータ設定等にかかる作業を大幅に削減することを可能としたコンピュータ装置が開示されている。
しかし、上記特許文献1〜4には、設定情報の取得時に、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いる点については何ら考慮されたものではない。
本発明の目的は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を使用し、無線通信を行う際に必要な設定情報を取得することを可能とする無線端末装置、設定情報管理装置、無線通信システム、設定情報取得方法及び設定情報取得プログラムを提供することである。
本発明の無線端末装置は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に接続し、設定情報管理装置から設定情報を取得する設定情報取得部を有することを特徴とする。
本発明の設定情報管理装置は、設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して設定情報管理装置に接続した無線端末装置に対し、設定情報を送信する設定情報送信部を有することを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置と、無線基地局と、無線基地局に帰属し無線通信を行う無線端末装置と、を有して構成する。そして、無線端末装置は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に接続し、設定情報管理装置から設定情報を取得する設定情報取得部を有することを特徴とする。
本発明の設定情報取得方法は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に無線端末装置によって接続し、設定情報管理装置から設定情報を取得する設定情報取得工程を有することを特徴とする。
本発明の設定情報取得方法は、設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して設定情報管理装置に接続した無線端末装置に対し、設定情報を設定情報管理装置によって送信する設定情報送信工程を有することを特徴とする。
本発明の無線通信システムで用いる設定情報取得方法は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に無線端末装置によって接続し、設定情報管理装置から設定情報を取得する設定情報取得工程を有することを特徴とする。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、無線端末装置が設定情報を取得する方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有し、その方法は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に接続し、設定情報管理装置から設定情報を取得する工程を有することを特徴とする。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、設定情報を無線端末装置に提供する装置用の方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有し、その方法は、設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して設定情報管理装置に接続した無線端末装置に対し、設定情報を送信する工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、大量の無線端末装置を導入する場合でも各無線端末装置に設定情報を容易に登録することが可能となる。
まず、本実施形態の無線通信システムの特徴について説明する。
本実施形態の無線通信システムは、図1に示すように、無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置100と、無線基地局APと、無線基地局APに帰属し無線通信を行う無線端末装置STAと、を有して構成する無線通信システムである。
無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局APに帰属し、無線基地局APを介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続し、設定情報管理装置100から設定情報を取得する。
これにより、大量の無線端末装置STAを導入する場合でも各無線端末装置STAに設定情報を容易に登録することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の無線通信システムについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照しながら、本実施形態の無線通信システムのシステム構成例について説明する。
本実施形態の無線通信システムは、無線端末装置STAと、無線基地局APと、設定情報管理装置100と、無線LAN認証サーバ装置200と、認証情報データベース201と、音声通信管理サーバ装置300と、電話番号情報データベース301と、を有して構成する。無線LAN認証サーバ装置200と、認証情報データベース201と、音声通信管理サーバ装置300と、電話番号情報データベース301と、は、上述した図18に示すものと同様の機能を有して構成する。
<無線端末装置STAの内部構成>
次に、図2を参照しながら、本実施形態の無線通信システムを構成する無線端末装置STAの内部構成について説明する。
本実施形態の無線端末装置STAは、図2に示すように、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、表示部14と、操作部15と、アンテナ16と、を有して構成する。
通信部11は、アンテナ16を介して無線基地局APとの間で無線回線を確立し、任意の周波数で情報の送受信を行う。
制御部12は、無線端末装置STA内を統括して制御する。
記憶部13は、無線端末装置STAの各種設定値を記憶したり、通信部11を介して送受信される情報を一時的に蓄積したりする。また、記憶部13は、設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続するために必要な設定専用のSSID(Service Set Identifier)を格納する。また、記憶部13は、無線通信を行う際に必要となる設定情報を管理するための設定情報管理テーブル17を有して構成する。設定情報管理テーブル17のテーブル構成を図3に示す。
図3に示すように、設定情報管理テーブル17には、無線端末装置STAが無線通信を行う際に必要となる設定情報が登録される。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理テーブル17に登録される設定情報を用いて無線通信を行うことが可能となる。設定情報管理テーブル17は、図3に示すように、“管理番号”毎に区分して設定情報を管理する。
設定情報管理テーブル17に登録される設定情報としては、図3に示すように、“運用用のSSID”と、“ユーザID”と、“パスワード”と、“電話番号”と、“SIP URL”と、“認証方式”と、が挙げられる。認証方式は、IEEE802.1xに定められている規格等を示す。
図3に示す設定情報管理テーブル17に登録される設定情報は、一例である。図3に示す設定情報に限定されるものではない。設定情報管理装置100から取得可能な情報であれば、あらゆる情報を設定情報管理テーブル17に登録して管理することが可能である。
無線端末装置STAの初期設定時は、設定情報管理テーブル17は、設定情報が登録されていない。即ち、設定情報管理テーブル17は、空の状態である。無線通信の運用開始時に、無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSIDを使用して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続する。無線端末装置STAは、その時、設定情報管理装置100に管理されている設定情報を取得し、該取得した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録する。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理テーブル17に登録された設定情報を用いて無線通信を行うことが可能となる。
設定用ネットワークに接続するための情報は、設定専用のSSIDに限定するものではなく、設定用ネットワークに接続することが可能な情報であれば、あらゆる情報を接続情報として適用することは可能である。但し、無線端末装置STAに設定情報が何も登録されていない運用開始前の状態で、無線端末装置STAが設定情報管理装置100に接続することを鑑みると、既存の無線端末装置STAが予め保持している情報を使用して設定用ネットワークに接続できるように設計することが好ましい。
表示部14は、記憶部13に記憶された各種情報を表示する。表示部14は、例えば、図3に示す設定情報管理テーブル17に登録される情報等を表示する。
操作部15は、例えば、記憶部13に記憶された各種設定情報を設定したり、無線端末装置STAの各種制御を実行するためのコマンド情報を入力したりする。操作部15は、例えば、図3に示す設定情報管理テーブル17に登録された情報等を設定する。
<無線基地局APの内部構成>
次に、図4を参照しながら、本実施形態の無線通信システムを構成する無線基地局APの内部構成について説明する。
本実施形態の無線基地局APは、図4に示すように、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、アンテナ24と、を有して構成する。
通信部21は、アンテナ24を介して無線端末装置STAとの間で無線回線を確立し、任意の周波数で情報の送受信を行う。また、通信部21は、他の無線基地局APとの間で情報の送受信を行うことも可能である。
制御部22は、無線基地局AP内を統括して制御する。
記憶部23は、無線基地局APの各種設定値を記憶したり、通信部21を介して送受信される情報を一時的に蓄積したりする。記憶部23に記憶される各種設定値は、例えば、無線チャネルやサービス識別子(SSID:Service Set identifier)等が挙げられる。本実施形態では、SSIDとして、無線通信を行う際に使用する運用用のSSIDと、設定情報を無線端末装置STAに登録する際に使用する設定専用のSSIDと、の2つのSSIDが用いられる。
設定情報管理装置100と同一の設定用ネットワーク(サブネット)内に存在する無線基地局APには、記憶部23に設定専用のSSIDを記憶する。これにより、無線端末装置STAが設定専用のSSIDを使用して無線基地局APに接続した際に、無線基地局APは、同一の設定用ネットワーク内に存在する設定情報管理装置100に情報を転送し、無線端末装置STAと設定情報管理装置100とのリンクを自動的に確立させることが可能となる。また、設定専用の無線基地局APを設けることで、設定専用の無線基地局APの電波到達範囲内に存在する無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して設定専用の無線基地局APに帰属し、設定用ネットワーク内に存在する設定情報管理装置300に接続し、設定情報管理装置300から設定情報を取得する。従って、大量の無線端末装置STAを導入する場合でも、その大量の無線端末装置STAに対し、容易に且つ効率的に設定情報を登録することが可能となる。
<設定情報管理装置100の内部構成>
次に、図1を参照しながら、本実施形態の無線通信システムを構成する設定情報管理装置100の内部構成について説明する。
本実施形態の設定情報管理装置100は、通信制御部101と、設定情報管理部102と、を有して構成する。
通信制御部101は、同一の設定用ネットワーク(サブネット)内に存在する無線基地局APと無線通信を行う。設定情報管理装置100は、設定専用のSSIDが設定されており、設定専用のSSIDが設定されている無線基地局APのみと無線通信を行うことが可能となる。
設定情報管理部102は、無線端末装置STAが無線通信を行う際に必要となる設定情報を管理する。設定情報管理部102にて管理する設定情報の構成例を図5に示す。
図5に示すように、設定情報管理部102は、無線端末装置STA固有のMACアドレスに関連づけて設定情報を管理する。設定情報としては、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17に登録される設定情報と同様に、“運用用のSSID”と、“ユーザID”と、“パスワード”と、“電話番号”と、“SIP URL”と、“認証方式”と、が挙げられる。認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、には、設定情報管理部102に管理されている設定情報に含まれる情報と同一の情報が登録される。
次に、図6を参照しながら、本実施形態の無線通信システムにおける一連の制御動作について説明する。
まず、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用してSet Upを行う。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDが設定されている無線基地局APと接続処理を行う(ステップA1)。
設定専用のSSIDを使用して無線基地局APとの接続処理が完了すると、無線端末装置STAは、DHCP要求をブロードキャストで無線基地局APに送信する(DHCPディスカバー)。そのDHCP要求を受信すると、無線基地局APは、無線基地局APと同一のサブネット内にDHCP要求を送信する。その結果、無線基地局APと同一のサブネットに存在する設定情報管理装置100は、無線端末装置STAからのDHCP要求を受信する。
そのDHCP要求を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのMACアドレスを取得する(ステップA2)。
設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAから取得したMACアドレスに該当する設定情報が設定情報管理部102に存在するか否かを判断する(ステップA3)。
もし、無線端末装置STAから取得したMACアドレスに該当する設定情報が、設定情報管理部102に存在すると判断した場合は、設定情報管理装置100は、その設定情報を設定情報管理部102から取得し、該取得した設定情報を、無線端末装置STAに対して送信する(DHCPオファー;ステップA4)。
無線端末装置STAは、その設定情報を受信し、無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理装置100から取得する。無線端末装置STAは、その時、設定情報管理装置100から取得した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録する(ステップA5)。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。
このように、無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APに帰属し、無線基地局APを介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続する。設定情報管理装置100は、無線端末装置STAと接続した際に無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有のMACアドレスを基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STA固有のMACアドレスに該当する設定情報を無線端末装置STAに送信する。無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を設定情報管理装置100から取得する。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAから取得したMACアドレスに該当する設定情報を、無線端末装置STAに送信する。その結果、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を取得する。
第2の実施形態の無線通信システムでは、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有のシリアル番号を設定情報管理装置100に送信する。設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから受信したシリアル番号を基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAから受信したシリアル番号に該当する設定情報を、無線端末装置STAに送信する。これにより、無線端末装置STAは、第1の実施形態と同様に、無線端末装置STA固有の設定情報を取得する。なお、第2の実施形態の無線通信システムは、図1に示す第1の実施形態の無線通信システムと同一のシステム構成にて構成する。以下、図7、図8を参照しながら、第2の実施形態の無線通信システムについて詳細に説明する。
まず、第2の実施形態の無線通信システムを構成する設定情報管理装置100の内部構成について説明する。
第2の実施形態の設定情報管理装置100は、第1の実施形態と同様に、通信制御部101と、設定情報管理部102と、を有して構成する。
第2の実施形態の設定情報管理部102は、図7に示すように、無線端末装置STA固有の“シリアル番号”に関連づけて設定情報を管理する。設定情報としては、図3に示す無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17に登録される設定情報と同様に、“運用用のSSID”と、“ユーザID”と、“パスワード”と、“電話番号”と、“SIP URLと、“認証方式”と、が挙げられる。
次に、図8を参照しながら、第2の実施形態の無線通信システムにおける一連の制御動作について説明する。
まず、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用してSet Upを行う。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDが設定されている無線基地局APと接続処理を行う(ステップB1)。
設定専用のSSIDを使用して無線基地局APとの接続処理が完了すると、無線端末装置STAは、DHCP要求をブロードキャストで無線基地局APに送信する(DHCPディスカバー)。DHCP要求を受信すると、無線基地局APは、無線基地局APと同一のサブネット内にDHCP要求を送信する。その結果、設定情報管理装置100は、無線基地局APと同一のサブネットに存在する無線端末装置STAのDHCP要求を受信する。
DHCP要求を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのMACアドレスを取得する(ステップB2)。
設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、無線端末装置STA固有のシリアル番号の送信要求を送信する(DHCPオファー;ステップB3)。
設定情報管理装置100からシリアル番号の送信要求を受信すると、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有のシリアル番号を設定情報管理装置100に送信する(DHCPリクエスト;ステップB4)。
そのシリアル番号を受信すると、設定情報管理装置100は、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAから取得したシリアル番号に該当する設定情報が設定情報管理部102に存在するか否かを判断する(ステップB5)。
もし、無線端末装置STAから取得したシリアル番号に該当する設定情報が設定情報管理部102に存在する場合は、設定情報管理装置100は、その設定情報を設定情報管理部102から取得し、該取得した設定情報を、無線端末装置STAに送信する(DHCPアック;ステップB6)。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から送信された設定情報を受信し、無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理装置100から取得する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録する(ステップB7)。この時、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行う。
このように、無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APに帰属し、無線基地局APを介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続する。そして、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAと接続した際に無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有のMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、無線端末装置STA固有のシリアル番号の送信要求を送信する。無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有のシリアル番号を設定情報管理装置100に送信し、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから受信した無線端末装置STA固有のシリアル番号を基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STA固有のシリアル番号に該当する設定情報を無線端末装置STAに送信する。
これにより、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を設定情報管理装置100から取得し、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。
なお、第2の実施形態では、無線端末装置STA固有のシリアル番号を適用することにしたが、シリアル番号に限定されるものではない。無線端末装置STA固有の識別情報であれば、あらゆる識別情報が適用可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上述した第1、第2の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100は、無線端末装置STA固有の設定情報を予め管理する。この状態で、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から無線端末装置STA固有の設定情報を取得する。
第3の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有の識別情報を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成し、該生成した設定情報を設定情報管理装置100にて管理する。また、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAに設定情報を送信する。その結果、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を取得する。これにより、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有の識別情報を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を自動生成し、該生成した無線端末装置STA固有の設定情報を管理すると共に、無線端末装置STA固有の設定情報を無線端末装置STAに登録することが可能となる。以下、図9〜図11を参照しながら、第3の実施形態の無線通信システムについて説明する。
まず、図9を参照しながら、第3の実施形態の無線通信システムのシステム構成例について説明する。
第3の実施形態の無線通信システムは、図9に示すように、無線端末装置STAと、無線基地局APと、設定情報管理装置100と、無線LAN認証サーバ装置200と、認証情報データベース201と、音声通信管理サーバ装置300と、電話番号情報データベース301と、を有して構成する。設定情報管理装置100以外の構成は、第1、第2の実施形態と同様な機能を有して構成する。
次に、図9を参照しながら、設定情報管理装置100の内部構成について説明する。
設定情報管理装置100は、図9に示すように、通信制御部101と、設定情報管理部102と、初期値設定部103と、設定情報生成部104と、を有して構成する。
初期値設定部103は、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する際に使用する初期値が予め設定されている。本実施形態では、初期値として“電話番号”が設定されおり、例えば、3000〜3999番という1000台分の無線端末装置STAの“電話番号”が設定されている。
設定情報生成部104は、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する。設定情報生成部104は、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有の識別情報(MACアドレスや、シリアル番号等)と、初期値設定部103に設定されている初期値(電話番号)と、を用いて、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する。
次に、設定情報生成部104が無線端末装置STA固有の設定情報を生成する際の一例について以下に説明する。
1台目の無線端末装置STAの場合は、設定情報生成部104は、初期値設値定部103から任意の“電話番号”:3000番を読み出し、その読み出した任意の“電話番号”:3000番と、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有の“識別情報”:X(MACアドレス、シリアル番号等)と、を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する。無線端末装置STA固有の設定情報としては、“運用用のSSID”:SSID*と、“ユーザID”:3000と、“パスワード”:xxxxxxxx(ランダム)と、“電話番号”:3000と、“SIP URL”:SIP:[email protected]と、“認証方式”と、が挙げられる。設定情報生成部104は、初期値設定部103から読み出した電話番号を二重に使用しないように制御する。
設定情報生成部104は、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有の“識別情報”=:X(MACアドレス、シリアル番号等)と、初期値設定部103に設定されている“電話番号”と、を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する際に、初期値設定部103に設定されている同一の“電話番号”を用いて無線端末装置STA固有の設定情報を生成することがない。そのため、設定情報生成部104は、同一の設定情報を二重に生成することを回避することが可能となる。
設定情報生成部104が生成した無線端末装置STA固有の設定情報は、無線端末装置STA固有の識別情報(MACアドレス、シリアル番号等)と関連付けて、設定情報管理部102に登録する。設定情報管理部102は、無線端末装置STA固有の設定情報を、図5、図7に示すようなテーブル構成で管理する。
設定情報管理装置100は、設定情報生成部104が生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、無線LAN認証サーバ装置200と、音声通信管理サーバ装置300と、に送信し、認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、に登録する。
例えば、設定情報管理装置100は、設定情報生成部104が生成した設定情報の中から無線通信の接続要求時に必要な認証情報を無線LAN認証サーバ装置200に送信する。無線LAN認証サーバ装置200は、設定情報管理装置100から受信した認証情報を、認証情報データベース201に登録する。“運用用SSID”と、“ユーザID”と、“パスワード”と、“認証方式”と、が認証情報として認証情報データベース201に登録される。
設定情報管理装置100は、設定情報生成部104が生成した設定情報の中から音声通信の接続要求時に必要な電話番号情報を音声通信管理サーバ装置300に送信する。音声通信管理サーバ装置300は、設定情報管理装置100から受信した電話番号情報を、電話番号情報データベース301に登録する。“電話番号”と、“SIP URL”と、が電話番号情報として電話番号情報データベース301に登録される。
設定情報管理装置100は、設定情報生成部104が生成した設定情報を、無線端末装置STAに登録する。
これにより、無線端末装置STAは、無線LAN認証サーバ装置200と、音声通信管理サーバ装置300と、の間で無線通信を行う際に必要となる設定情報を取得する。無線端末装置STAは、上記取得した設定情報を用いて、無線LAN認証サーバ装置200との間で無線通信の接続処理を行ったり、音声通信管理サーバ装置300との間で音声通信の接続処理を行ったりする。
次に、図10を参照しながら、第3の実施形態の無線通信システムにおける第1の制御動作について説明する。
まず、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用してSet Upを行う。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDが設定されている無線基地局APと接続処理を行う(ステップC1)。
設定専用のSSIDを使用して無線基地局APとの接続処理が完了すると、無線端末装置STAは、DHCP要求をブロードキャストで無線基地局APに送信する(DHCPディスカバー)。
DHCP要求を受信すると、無線基地局APは、無線基地局APと同一のサブネット内にDHCP要求を送信する。無線基地局APと同一のサブネットに存在する設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのDHCP要求を受信する。
DHCP要求を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのMACアドレスを取得する(ステップC2)。
設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得した“MACアドレス”と、初期値設定部103に設定されている“電話番号”と、を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する。設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理部102に登録する(ステップC3)。
次に、設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、無線端末装置STAに送信する(ステップC4)。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から送信された設定情報を受信し、無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理装置100から取得する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録する(ステップC5)。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。
設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を無線LAN認証サーバ装置200に送信し、設定情報の登録要求を行う(ステップC6)。
無線LAN認証サーバ装置200は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、認証情報データベース201に登録し、設定情報の登録要求の応答を行う(ステップC7)。これにより、無線LAN認証サーバ装置200は、無線通信の接続処理時に必要な認証情報を、認証情報データベース201で管理することが可能となる。
また、設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を音声通信管理サーバ装置300に送信し、設定情報の登録要求を行う(ステップC8)。
音声通信管理サーバ装置300は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、電話番号情報データベース301に登録し、設定情報の登録要求の応答を行う(ステップC9)。これにより、音声通信管理サーバ装置300は、音声通信の接続処理時に必要な電話番号情報を、電話番号情報データベース301で管理することが可能となる。
このように、無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APに帰属し、無線基地局APを介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続する。設定情報管理装置100は、無線端末装置STAと接続した際に無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有のMACアドレスを基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成し、該生成した設定情報を無線端末装置STAに送信する。無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を設定情報管理装置100から取得する。
また、設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、無線LAN認証サーバ装置200と、音声通信管理サーバ装置300と、に送信し、認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、に設定情報を登録する。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。また、設定情報管理装置100は、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて接続した新規の無線端末装置STAの設定情報を、認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、に自動的に登録することが可能となる。
次に、図11を参照しながら、第3の実施形態の無線通信システムにおける第2の制御動作について説明する。
まず、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用してset Upを行う。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDが設定されている無線基地局APと接続処理を行う(ステップD1)。
無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して無線基地局APとの接続処理が完了すると、DHCP要求をブロードキャストで無線基地局APに送信する(DHCPディスカバー)。
DHCP要求を受信すると、無線基地局APは、無線基地局APと同一のサブネット内にDHCP要求を送信する。その結果、無線基地局APと同一のサブネットに存在する設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのDHCP要求を受信する。
DHCP要求を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのMACアドレスを取得する(ステップD2)。
無線端末装置STAからMACアドレスを取得した場合、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAに対し、無線端末装置STA固有のシリアル番号の送信要求を送信する(ステップD3)。
シリアル番号の送信要求を受信すると、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有のシリアル番号を設定情報管理装置100に送信する(ステップD4)。
シリアル番号を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから受信した“シリアル番号”と、初期値設定部103に設定されている“電話番号”と、を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成する。設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理部102に登録する(ステップD5)。
設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、無線端末装置STAに送信する(ステップD6)。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から送信された設定情報を受信し、無線端末装置STA固有の設定情報を、設定情報管理装置100から取得する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録する(ステップD7)。これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。
設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を無線LAN認証サーバ装置200に送信し、設定情報の登録要求を行う(ステップD8)。
無線LAN認証サーバ装置200は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、認証情報データベース201に登録し、設定情報の登録要求の応答を行う(ステップD9)。これにより、無線LAN認証サーバ装置200は、無線通信の接続処理時に必要な認証情報を、認証情報データベース201で管理することが可能となる。
また、設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を音声通信管理サーバ装置300に送信し、設定情報の登録要求を行う(ステップD10)。
音声通信管理サーバ装置300は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、電話番号情報データベース301に登録し、設定情報の登録要求の応答を行う(ステップD11)。これにより、音声通信管理サーバ装置300は、音声通信の接続処理時に必要な電話番号情報を、電話番号情報データベース301で管理することが可能となる。
このように、無線端末装置STAは、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APに帰属し、無線基地局APを介して設定用ネットワークに存在する設定情報管理装置100に接続する。設定情報管理装置100は、無線端末装置STAと接続した際に、無線端末装置STAから取得した無線端末装置STA固有のMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、無線端末装置STA固有のシリアル番号の送信要求を送信する。無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有のシリアル番号を設定情報管理装置100に送信する。設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから受信した無線端末装置STA固有のシリアル番号を基に、無線端末装置STA固有の設定情報を生成し、該生成した設定情報を無線端末装置STAに送信する。無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の設定情報を設定情報管理装置100から取得する。
また、設定情報管理装置100は、上記生成した無線端末装置STA固有の設定情報を、無線LAN認証サーバ装置200と、音声通信管理サーバ装置300と、に送信し、認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、に設定情報を登録する。
これにより、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した無線端末装置STA固有の設定情報を用いて、無線通信を行うことが可能となる。また、設定情報管理装置100は、設定用ネットワークに接続するための設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて接続した新規の無線端末装置STAの設定情報を、認証情報データベース201と、電話番号情報データベース301と、に自動的に登録することが可能となる。
(設定専用のSSIDを使用して設定情報管理装置100に接続する判断条件)
次に、上述した第1〜第3の実施形態で説明した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う判断条件について説明する。
(第1の判断条件)
上述した第1〜第3の実施形態の制御動作を行う判断条件としては、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17に設定情報が登録されていないと無線端末装置STAが判断した場合が挙げられる。
無線通信の運用開始前は、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17は、空の状態であるため、無線通信を行うことができない。このため、無線端末装置STAは、設定情報管理テーブル17に設定情報が登録されていないと判断した場合に、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100に接続し、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
(第2の判断条件)
上述した第1〜第3の実施形態の制御動作を行う判断条件としては、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17の所定の領域に設定情報が登録されていないと無線端末装置STAが判断した場合が挙げられる。
例えば、設定情報管理テーブル17は、図3に示すように、“管理番号”毎に区分して設定情報を管理することになるため、操作者が操作部15を用いて設定情報が登録されていない空(未登録)の“管理番号”を選択することで、無線端末装置STAは、その操作部15から選択された“管理番号”に関連づけられた設定情報が設定情報管理テーブル17には登録されていないと判断する。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100に接続し、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
操作者が操作部15を用いて“管理番号”を選択する場合は、図12に示すような表示画面が表示部14上に表示される。図12に示す表示画面は、設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報の管理状況が“管理番号”毎に区分されて表示されている状態を示す。操作者は、操作部15を用いて無線通信を行う際に使用する設定情報の“管理番号”を選択する。この時、操作者は、操作部15を用いて、図12に示すように、設定情報が登録されていない空(未登録)の“管理番号”を選択することで“管理番号=No.3”、無線端末装置STAは、操作部15から選択された“管理番号”に関連づけられた設定情報が
設定情報管理テーブル17には登録されていないと判断する。
(第3の判断条件)
上述した第1〜第3の実施形態の制御動作を行う判断条件としては、設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報を用いて無線通信を行っても、無線通信が確立できないと無線端末装置STAが判断した場合が挙げられる。
例えば、設定情報管理テーブル17に複数の設定情報が登録されている場合に、無線端末装置STAが、設定情報管理テーブル17に登録されている設定情報を順次読み出し、該読み出した設定情報を用いて無線通信を行う。設定情報管理テーブル17に登録されている全ての設定情報を用いても、無線通信を確立できないと判断した場合は、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100に接続し、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
操作者が、操作部15を用いて無線通信を行う際に使用する設定情報の“管理番号”を選択操作することが可能な場合は、操作部15を用いて選択操作された“管理番号”の設定情報を用いて無線通信を行っても、無線通信が確立できないと判断した場合に、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
(第4の判断条件)
上述した第1〜第3の実施形態の制御動作を行う判断条件としては、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報の有効期限が経過したと無線端末装置STAが判断した場合が挙げられる。
例えば、図13に示すように、設定情報の有効期限となる“有効期限情報”と関連づけて設定情報を設定情報管理テーブル17で管理し、無線端末装置STAは、設定情報管理テーブル17で管理されている“有効期限情報”を基に、設定情報の有効期限が経過したと判断した際に、設定専用のSSIDを用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100に接続し、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
(第5の判断条件)
上述した第1〜第3の実施形態の制御動作を行う判断条件としては、設定情報の取得要求制御が行われたと判断した場合が挙げられる。
例えば、操作者が操作部15を用いて、設定情報の取得要求制御が行われたと無線端末装置STAが判断した場合に、設定専用のSSIDを用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100に接続し、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
無線通信の運用開始時(初期設定時)は、設定情報管理テーブル17には設定情報が登録されていないため、無線通信を行うことができない。このため、無線端末装置STAの電源投入時に、設定情報の取得要求制御を行うか否かを促すための表示画面を表示部14上に表示し、操作部15から所定の取得要求制御が行われたと判断した際に、上述した図6、図8、図10、図11に示す一連の制御動作を行う。
なお、設定情報の取得要求制御を行うか否かを促すための表示画面を表示部14上に表示し、操作部15から所定の取得要求制御を行うように制御するタイミングとしては、第1の判断条件で説明した設定情報管理テーブル17に設定情報が登録されていないと判断した場合、第2の判断条件で説明した設定情報管理テーブル17の所定の領域に設定情報が登録されていないと判断した場合、第3の判断条件で説明した設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報を用いて無線通信を行っても、無線通信が確立できないと判断した場合、第4の判断条件で説明した設定情報の有効期限が経過したと判断した場合等に行うことも可能である。
設定情報の取得要求制御が行われたと判断する際の判断条件としては、上述した操作部15から所定の取得要求制御が行われたと判断する場合に限定するものではなく、様々な条件をトリガーとし、設定情報の取得要求制御が行われたと判断するように構築することが可能である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
上述した第1、第2の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100に無線端末装置STA固有の設定情報が管理されていることを前提とし、無線端末装置STAが設定情報管理装置100から無線端末装置STA固有の設定情報を取得することにした。
第4の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100において管理されている無線端末装置STA固有の設定情報が更新された際に、その更新された設定情報を無線端末装置STAが取得する。これにより、設定情報管理装置100において無線端末装置STA固有の設定情報が更新されたとしても、その更新された設定情報を、無線端末装置STAが自動的に取得することが可能となる。以下、図14を参照しながら、第4の実施形態の無線通信システムについて説明する。
第4の実施形態の無線通信システムは、図14に示すように、無線端末装置STAと、無線基地局APと、無線基地局制御装置400と、設定情報管理装置100と、無線LAN認証サーバ装置200と、認証情報データベース201と、音声通信管理サーバ装置300と、電話番号情報データベース301と、を有して構成する。
第4の実施形態の無線通信システムは、各無線基地局APを集中制御する無線基地局制御装置400を有して構成する。他の構成は、第1の実施形態の無線通信システムと同様な機能を有して構成する。
設定情報管理装置100において更新された設定情報は、無線端末装置STAに送信する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から受信した設定情報を基に、設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報を更新する。無線端末装置STAは、送信元となる設定情報管理装置100の正当性を確認するために、設定情報管理装置100と、無線端末装置STAと、の間で認証処理を行う。これにより、無線端末装置STAは、送信元となる設定情報管理装置100の正当性を確認した上で、設定情報の更新を行うことが可能となる。
次に、図15を参照しながら、第4の実施形態の無線通信システムにおける一連の制御動作について説明する。
まず、設定情報管理装置100は、設定情報管理部102において管理されている設定情報と共に、鍵情報:Kn及びnを送信する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報を取得すると共に、鍵情報:Kn及びnを取得する(ステップE1)。
ステップE1における処理は、第1〜第2の実施形態で説明した制御動作を行う。その結果、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報を取得すると共に、鍵情報:Kn及びnを取得する。
鍵情報:Kn及びnは、1度しか使用することができないワンタイムパスワードである。鍵情報:Knは、以下の通り、パスワード(pwd)をハッシュ関数によりn回処理したn回ハッシュ値として算出する。
Kn=hash(pwd,n)・・・(1)
但し、pwd:パスワード、n:回数、hash(*,*):既知の一方向性ハッシュ関数を示す。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から取得した鍵情報:Kn及びnを暗号情報として管理する。この後、無線端末装置STAは、無線通信を切断し、“切断状態”に移行する。
設定情報管理装置100の管理者などが設定情報管理部102において管理されている設定情報を変更した際に(ステップE2)、設定情報管理装置100は、上記変更した設定情報を無線LAN認証サーバ装置200に送信し、設定情報の更新要求を行う(ステップE3)。
設定情報の更新要求を受信すると、無線LAN認証サーバ装置200は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、認証情報データベース201に登録し、設定情報の更新要求の応答を行う(ステップE4)。無線LAN認証サーバ装置200は、認証情報データベース201に管理されている認証情報を更新する。
設定情報管理装置100は、上記変更した設定情報を音声通信管理サーバ装置300に送信し、設定情報の更新要求を行う(ステップE5)。
設定情報の更新要求を受信すると、音声通信管理サーバ装置300は、設定情報管理装置100から受信した設定情報を、電話番号情報データベース301に登録し、設定情報の更新要求の応答を行う(ステップE6)。音声通信管理サーバ装置300は、電話番号情報データベース301に管理されている電話番号情報を更新する。
次に、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAを特定するための識別情報(MACアドレス、または、ユーザID)を関連づけた変更通知を無線基地局制御装置400に送信する(ステップE7)。
変更通知を受信すると、無線基地局制御装置400は、設定情報管理装置100から受信した識別情報を基に、無線基地局APを介して無線端末装置STAに接続可能か否かを判断する。無線端末装置STAに接続不可能と判断した場合は、無線基地局制御装置400は、無線端末装置STAが切断状態である旨の応答(切断中)を設定情報管理装置100に送信する(ステップE8)。
無線端末装置STAに接続可能と判断した場合は、無線基地局制御装置400は、無線端末装置STAが接続状態である旨の応答を設定情報管理装置100に送信する。本実施形態では、無線端末装置STAが切断状態の場合について説明する。
無線基地局制御装置400から切断状態の応答(切断中)を受信すると、設定情報管理装置100は、鍵情報:Kn-1及びn-1と共に変更通知を無線基地局制御装置400に送信する(ステップE9)。
設定情報管理装置100は、以下の通り、Kn-1を算出する。
Kn-1=hash(pwd,n-1)・・・(2)
但し、pwd:パスワード、n:回数、hash(*,*):既知の一方向性ハッシュ関数を示す。
設定情報管理装置100は、前回の式(1)にて算出したKnよりも回数:nが1回だけ少ないKn-1を変更通知と共に無線基地局制御装置400に送信する。
無線基地局制御装置400は、設定情報管理装置100から受信した無線端末装置STAの識別情報と、設定情報管理装置100から受信した鍵報:Kn-1及びn-1と、を関連付けて管理する。無線基地局制御装置400は、無線端末装置STAからの接続要求待ち状態に移行する(ステップE10)。
接続要求待ちで状態であった無線端末装置STAが、無線基地局APにProbe要求を送信すると(ステップE11)、無線基地局制御装置400は、接続要求待ち状態であった無線端末装置STAからの接続要求があったと判断し、Probe応答に加えて、設定情報管理装置100から送信された変更通知と鍵情報:Kn-1及びn-1とを無線端末装置STAに送信する(ステップE12)。
無線基地局制御装置400から変更通知を受信すると、無線端末装置STAは、無線基地局制御装置400から受信したKn-1を基に、ハッシュ関数による処理を1回行い、Kn'を算出する。
無線端末装置STAは、以下の通り、Kn'を算出する。
Kn'=hash(K(n-1),1)・・・(3)
但し、hash(*,*):既知の一方向性ハッシュ関数を示す。
次に、無線端末装置STAは、上記算出したKn'と、前回の設定情報の設定時に取得したKnと、を比較し、Kn'と、Knと、が一致するか否かを判断する(ステップE13)。
Kn'と、Knと、が一致すると判断した場合は、無線端末装置STAは、無線基地局制御装置400から受信した変更通知の正当性があると判断し、設定情報の取得要求制御を行う。無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して“set Up”を行い、無線基地局APと接続処理を行う(ステップE14)。
無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して無線基地局APとの接続処理が完了すると、DHCP要求をブロードキャストで無線基地局APに送信する(DHCPディスカバー)。
無線端末装置STAからDHCP要求を受信すると、無線基地局APは、無線基地局APと同一のサブネット内にDHCP要求を送信する。その結果、無線基地局APと同一のサブネットに存在する設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのDHCP要求を受信する。
無線端末装置STAのDHCP要求を受信すると、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAのMACアドレスを取得する(ステップE15)。
設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAから取得したMACアドレスに該当する設定情報を設定情報管理部102から取得し(ステップE16)、該取得した設定情報と共に、新しい鍵情報:Km及びmを無線端末装置STAに送信する(DHCPオファー;ステップE17)。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から受信した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録すると共に、新しい鍵情報:Km及びmを暗号情報として管理する(ステップE18)。
これにより、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17の設定情報が更新される。もし、次に認証処理を行う場合には、暗号情報として管理する鍵情報:Km及びmを用いて、設定情報管理装置100から送信されるKm-1を基に、ハッシュ関数による処理を1回行い、Km'を算出し、該算出したKm'とKmと、を比較し、Km'とKmとが一致するか否かにより正当性を検証する。
このように、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報と共に鍵情報:Kn及びnを取得する。無線端末装置STAは、新たな鍵情報:Kn-1を取得した際に、その取得した新たな鍵情報:Kn-1を基にハッシュ関数による処理を1回行いKn'を算出する。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から前回取得した鍵情報:Knと一致するか否かを判断し、送信元の正当性を検証する。送信元の正当性が検証できたと判断した際に、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用し、設定情報管理装置100と接続し、設定情報管理装置100から設定情報を取得する。これにより、偽の無線基地局APに通信をハイジャックされるといったことのない十分なセキュリティ対策を施しつつ、各無線端末装置STAの設定情報の更新処理を自動的に行うことが可能となる。
更に、無線端末装置STAは、新たな鍵情報を取得した際に、前回取得した鍵情報と一致するか否かを判断することになるため、ハッシュ関数を用いた信頼性の高い認証処理により、送信元の正当性を検証することが可能となる。
なお、上述した図15に示す制御動作では、設定情報管理装置100は、ステップE17において、設定情報を送信する際に、新しい鍵情報:Km及びmを無線端末装置STAに対して送信することにした。しかし、鍵情報:Kn-2及びn-2を無線端末装置STAに送信し、次回の認証処理を行う際に、Kn-2を用いるように構築することも可能である。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。
上述した第4の実施形態の無線通信システムでは、設定情報管理装置100において管理されている無線端末装置STA固有の設定情報が更新された際に、設定情報管理装置100は、設定情報の変更通知を無線基地局制御装置400に送信する。設定情報の変更通知を受信した際に、無線基地局制御装置400は、無線端末装置STAと接続不可能と判断した場合に、無線端末装置STAの接続要求待ち状態に移行する。無線基地局制御装置400は、接続要求待ちで状態であった無線端末装置STAからProbe要求が無線基地局AP送信されたと判断した際に、無線基地局制御装置400は、設定情報の変更通知を無線端末装置STAに送信する。設定情報の変更通知を受信すると、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して無線基地局APを介して設定情報管理装置100と接続する。無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報を取得し、設定情報を更新することにしている。
第5の実施形態の無線通信システムでは、無線端末装置STAが設定専用のSSIDを使用して無線基地局APを介して設定情報管理装置100と接続した際に、設定情報の変更通知を無線端末装置STAに送信する。設定情報の変更通知を受信した後、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100に変更通知の応答を送信する。その結果、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報を取得し、設定情報を更新する。これにより、無線端末装置STAは、定期的に設定専用のSSIDを使用して設定情報管理装置100に接続し、設定情報管理装置100において変更された設定情報を取得することが可能となる。以下、図16を参照しながら、第5の実施形態の無線通信システムについて説明する。
図16に示すステップF1〜ステップF8までの処理は、図15に示す第4の実施形態のステップE1〜ステップE8までと同様の処理を行う。
無線基地局制御装置400から切断状態の応答(切断中)を受信すると、設定情報管理装置100は、変更通知を無線基地局制御装置400に送信せず、無線端末装置STAが設定専用のSSIDを使用して設定情報管理装置100に接続してくるのを待つように制御する。
次に、切断状態であった無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して無線基地局APと接続処理を行い(ステップF9)、無線基地局APと同一のサブネットに存在する設定情報管理装置100と接続する(ステップF10)。
無線端末装置STAが接続すると、設定情報管理装置100は、無線末装置STAのMACアドレスを無線端末装置STAから取得し、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、鍵情報:Kn-1及びn-1と共に変更通知を送信する(ステップF11)。
設定情報管理装置100から変更通知を受信すると、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から受信したKn-1を基に、ハッシュ関数による処理を1回行い、Kn'を算出する。
次に、無線端末装置STAは、上記算出したKn'と、前回の設定情報の設定時に取得したKnと、を比較し、Kn'と、Knと、が一致するか否かを判断する(ステップF12)。
無線端末装置STAは、Kn'と、Knと、が一致すると判断した場合は、設定情報管理装置100から受信した変更通知の正当性があると判断し、設定情報管理装置100に変更通知の応答を送信する(ステップF13)。この時、無線端末装置STAは、無線端末装置STA固有の識別情報を設定情報管理装置100に送信することも可能である。
設定情報管理装置100は、無線端末装置STAの変更通知の応答を受信すると、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAの設定情報を設定情報管理部102から取得する(ステップF14)。設定情報管理装置100は、その取得した設定情報と共に、新しい鍵情報:Km及びmを無線端末装置STAに送信する(ステップF15)。
設定情報を受信すると、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から受信した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録すると共に、新しい鍵情報:Km及びmを暗号情報として管理する(ステップF16)。
これにより、無線端末装置STAの設定情報管理テーブル17の設定情報が更新される。もし、次に認証処理を行う場合は、無線端末装置STAは、暗号情報として管理する鍵情報:Km及びmを用いて、設定情報管理装置100から送信されるKm-1を基に、ハッシュ関数による処理を1回行い、Km'を算出する。無線端末装置STAは、その算出したKm'とKmと、を比較し、Km'とKmとが一致するか否かにより正当性を検証する。
このように、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報と共に鍵情報:Kn及びnを取得する。そして、無線端末装置STAは、設定専用のSSIDを使用して設定情報管理装置100と接続し、新たな鍵情報:Kn-1を設定情報管理装置100から取得し、その取得した新たな鍵情報:Kn-1を基にハッシュ関数による処理を1回行い、Kn'を算出し、設定情報管理装置100から前回取得した鍵情報:Knと一致するか否かを判断し、送信元の正当性を検証する。そして、送信元の正当性が検証できたと判断した際に、設定情報管理装置100から設定情報を取得する。これにより、偽の無線基地局APに通信をハイジャックされるといったことのない十分なセキュリティ対策を施しつつ、各無線端末装置STAの設定情報の更新処理を自動的に行うことが可能となる。
また、無線端末装置STAは、新たな鍵情報を取得した際に、前回取得した鍵情報と一致するか否かを判断することになるため、ハッシュ関数を用いた信頼性の高い認証処理により、送信元の正当性を検証することが可能となる。
なお、上述した図16に示す制御動作では、設定情報管理装置100は、ステップF15において、設定情報を送信する際に、新しい鍵情報:Km及びmを無線端末装置STAに対して送信することにした。しかし、鍵情報:Kn-2及びn-2を無線端末装置STAに送信し、次回の認証処理を行う際に、Kn-2を用いるように構築することも可能である。
また、上述した図16に示す制御動作では、設定情報管理装置100は、ステップF11において、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、鍵情報:Kn-1及びn-1と共に変更通知を送信することにした。しかし、例えば、図17に示すように、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、無線端末装置STAに対し、鍵情報:Kn-1及びn-1と共に設定情報を送信するようにすることも可能である(ステップG12)。
なお、図17に示す制御動作の場合には、設定情報管理装置100は、無線端末装置STAから取得したMACアドレスを基に、設定情報管理部102を検索し、無線端末装置STAの設定情報を設定情報管理部102から取得する(ステップG11)。設定情報管理装置100は、その取得した設定情報と共に、新しい鍵情報:Kn-1及びn-1を無線端末装置STAに送信する(ステップG12)。
無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から設定情報を受信した際に、設定情報管理装置100から受信したKn-1を基に、ハッシュ関数による処理を1回行い、Kn'を算出し、該算出したKn'と、前回の設定情報の設定時に取得したKnと、を比較し、Kn'と、Knと、が一致するか否かを判断する(ステップG13)。
無線端末装置STAは、Kn'と、Knと、が一致すると判断した場合は、設定情報管理装置100から受信した設定情報の正当性があると判断し、無線端末装置STAは、設定情報管理装置100から受信した設定情報を設定情報管理テーブル17に登録すると共に、新しい鍵情報:Kn-1及びn-1を暗号情報として管理する(ステップG14)。
(第6の実施形態)
本実施形態の無線端末装置は、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有することも可能である。設定情報取得部は、設定情報記憶部に設定情報が記憶されていない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第7の実施形態)
本実施形態の無線端末装置の設定情報記憶部は、設定情報を個別に管理するための管理情報に関連づけて、設定情報を記憶することも可能であり、設定情報取得部は、特定の管理情報に関連づけられた設定情報が設定情報記憶部に記憶されていない場合に、設定情報管理装置に接続することも可能である。
(第8の実施形態)
本実施形態の無線端末装置は、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有することも可能である。設定情報取得部は、設定情報記憶部に記憶されている設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第9の実施形態)
設定情報記憶部は、設定情報を個別に管理するための管理情報に関連づけて、設定情報を記憶することも可能であり、設定情報取得部は、特定の管理情報に関連づけられて設定情報記憶部に記憶されている設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、設定情報管理装置に接続することも可能である。
(第10の実施形態)
本実施形態の無線端末装置は、設定情報の有効期限を示す有効期限情報に関連づけて、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有することも可能である。そして、設定情報取得部は、設定情報記憶部に記憶されている有効期限情報の有効期限が経過した場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第11の実施形態)
本実施形態の設定情報取得部は、設定情報の取得要求制御が行われた場合に、設定情報管理装置に接続することも可能である。
(第12の実施形態)
本実施形態の設定情報取得部は、無線端末装置固有の識別情報を設定情報管理装置に送信し、識別情報に対応する設定情報を設定情報管理装置から取得することも可能である。
(第13の実施形態)
本実施形態の設定情報取得部は、識別情報の送信要求を設定情報管理装置から受信した後に、識別情報を設定情報管理装置に送信することも可能である。
(第14の実施形態)
本実施形態の接続情報は、SSID(Service Set Identifier)であることも可能である。
(第15の実施形態)
本実施形態の設定情報管理装置は、設定情報を、無線端末装置固有の識別情報毎に管理する設定情報管理部を有して構成することも可能である。本実施形態の設定情報送信部は、無線端末装置固有の識別情報を無線端末装置から取得する識別情報取得部と、識別情報取得部により取得した識別情報を基に、設定情報管理部を検索し、識別情報に対応する設定情報を設定情報管理部から取得し、該取得した設定情報を無線端末装置に送信する送信部と、を有して構成することも可能である。
(第16の実施形態)
本実施形態の設定情報管理装置において、設定情報送信部は、無線端末装置固有の識別情報を無線端末装置から取得する識別情報取得部と、識別情報取得部により取得した識別情報を基に、無線端末装置固有の設定情報を生成する設定情報生成部と、設定情報生成部により生成した設定情報を無線端末装置に送信する送信部と、を有して構成することも可能である。
(第17の実施形態)
本実施形態の設定情報管理装置において、識別情報取得部は、識別情報の送信要求を無線端末装置に送信し、無線端末装置から識別情報を取得することも可能である。
(第18の実施形態)
本実施形態の設定情報管理装置は、設定情報生成部により生成した設定情報を、無線端末装置の無線通信を確立させるか否かを判断する無線認証装置に登録する設定情報登録部を有して構成することも可能である。
(第19の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、無線端末装置は、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有して構成することも可能である。本実施形態の設定情報取得部は、設定情報記憶部に設定情報が記憶されていない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第20の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、設定情報記憶部は、設定情報を個別に管理するための管理情報に関連づけて、設定情報を記憶することも可能である。本実施形態の設定情報取得部は、特定の管理情報に関連づけられた設定情報が設定情報記憶部に記憶されていない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第21の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、無線端末装置は、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有して構成することも可能である。本実施形態の設定情報取得部は、設定情報記憶部に記憶されている設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第22の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、設定情報記憶部は、設定情報を個別に管理するための管理情報に関連づけて、設定情報を記憶することも可能である。本実施形態の設定情報取得部は、特定の管理情報に関連づけられて設定情報記憶部に記憶されている設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第23の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、無線端末装置は、設定情報の有効期限を示す有効期限情報に関連づけて、設定情報を記憶する設定情報記憶部を有して構成することも可能である。本実施形態の設定情報取得部は、設定情報記憶部に記憶されている有効期限情報の有効期限が経過した場合に、設定情報管理装置に接続する。
(第24の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、設定情報取得部は、設定情報の取得要求制御が行われた場合に、設定情報管理装置に接続することも可能である。
(第25の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、設定情報管理装置は、設定情報を、無線端末装置固有の識別情報毎に管理する設定情報管理部と、無線端末装置固有の識別情報を無線端末装置から取得する識別情報取得部と、識別情報取得部により取得した識別情報を基に、設定情報管理部を検索し、識別情報に対応する設定情報を設定情報管理部から取得し、該取得した設定情報を無線端末装置に送信する送信部と、を有して構成することも可能である。
(第26の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、設定情報管理装置は、無線端末装置固有の識別情報を無線端末装置から取得する識別情報取得部と、識別情報取得部により取得した識別情報を基に、無線端末装置固有の設定情報を生成する設定情報生成部と、設定情報生成部により生成した設定情報を無線端末装置に送信する送信部と、を有して構成することも可能である。
(第27の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、識別情報取得部は、識別情報の送信要求を無線端末装置に送信し、無線端末装置から識別情報を取得することも可能である。
(第28の実施形態)
本実施形態の無線通信システムにおいて、無線端末装置は、設定情報管理装置から識別情報の送信要求を受信した後に、識別情報を設定情報管理装置に送信することも可能である。
(第29の実施形態)
本実施形態の無線通信システムは、無線端末装置の無線通信を確立させるか否かを判断する無線認証装置を有して構成することも可能である。本実施形態の設定情報管理装置は、設定情報生成部により生成した設定情報を無線認証装置に登録する設定情報登録部を有して構成することも可能である。
上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述した実施形態の無線通信システムにおいて、無線端末装置STAが設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100と接続する際の判断条件は、上述した実施形態で説明したものに限定するものではない。本実施形態では、あらゆる条件をトリガーとし、設定専用のSSID(Service Set Identifier)を用いて無線基地局APを介して設定情報管理装置100と接続するように構築することも可能である。
また、上述した実施形態の無線通信システムを構成する無線基地局AP、無線端末装置STA、設定情報管理装置100等の制御装置における制御動作は、ハード構成ではなく、コンピュータプログラム等のソフトウェアにより実行することも可能である。上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録し、その記録媒体から上記プログラムを、上述した各制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、各制御装置において実行させることも可能である。また、所定のネットワークを介して接続されている外部機器から上記プログラムを上述した各制御装置に読み込ませることで、上述した制御動作を、各制御装置において実行させることも可能である。
本実施形態の無線端末装置、設定情報管理装置、無線通信システム、設定情報取得方法及び設定情報取得プログラムは、大量の無線端末装置に対し、任意の情報を自動登録する際に適用可能であり、特に、無線通信の運用開始時に、無線通信を行う際に必要な設定情報を登録する際に好適である。
本発明によれば、無線端末装置は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を使用し、無線通信を行う際に必要な設定情報を取得することが可能となる。これにより、大量の無線端末装置を導入する場合でも各無線端末装置に設定情報を容易に登録することが可能となる。
なお、本発明は、実施形態に関して特に示して記載したが、本発明は、上述した実施形態に限定するものではない。本発明は、特許請求の範囲において定義された本発明の技術思想の範囲から逸脱することなく、形式や詳細の様々な変更が行なわれることは、当業者によって理解される。
なお、この出願は、2006年7月7日に出願した、日本特許出願番号2006−188573号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
無線通信システムのシステム構成例を示す図である。 無線端末装置STAの内部構成例を示す図である。 無線端末装置STA内の設定情報管理テーブル17のテーブル構成例を示す図である。 無線基地局APの内部構成例を示す図である。 無線通信システムを構成する設定情報管理装置100内の設定情報管理部102において設定情報を管理する際のテーブル構成例を示す図である。 無線通信システムの制御動作例を示すシーケンスチャートである。 無線通信システムを構成する設定情報管理装置100内の設定情報管理部102において設定情報を管理する際のテーブル構成例を示す図である。 無線通信システムの制御動作例を示すシーケンスチャートである。 無線通信システムのシステム構成例を示す図である。 無線通信システムの第1の制御動作例を示すシーケンスチャートである。 無線通信システムの第2の制御動作例を示すシーケンスチャートである。 設定情報管理テーブル17で管理されている設定情報の登録状況を表示部上に表示した際の表示例を示す図である。 無線端末装置STA内の設定情報管理テーブル17のテーブル構成例を示す図である。 無線通信システムのシステム構成例を示す図である。 無線通信システムの制御動作例を示すシーケンスチャートである。 無線通信システムの制御動作例を示す第1のシーケンスチャートである。 無線通信システムの制御動作例を示す第2のシーケンスチャートである。 従来の無線通信システムのシステム構成例を示す図である。

Claims (32)

  1. 無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置から前記設定情報を取得する無線端末装置であって、
    設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続し、前記設定情報管理装置から前記設定情報を取得する設定情報取得手段を有することを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に前記設定情報が記憶されていない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記設定情報記憶手段は、
    前記設定情報を個別に管理するための管理情報に関連付けて、前記設定情報を記憶し、
    前記設定情報取得手段は、
    特定の管理情報に関連付けられた前記設定情報が前記設定情報記憶手段に記憶されていない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項2記載の無線端末装置。
  4. 前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に記憶されている前記設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  5. 前記設定情報記憶手段は、
    前記設定情報を個別に管理するための管理情報に関連付けて、前記設定情報を記憶し、
    前記設定情報取得手段は、
    特定の管理情報に関連付けられて前記設定情報記憶手段に記憶されている前記設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項4記載の無線端末装置。
  6. 前記設定情報の有効期限を示す有効期限情報に関連付けて、前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に記憶されている前記有効期限情報の有効期限が経過した場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  7. 前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報の取得要求制御が行われた場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  8. 前記設定情報取得手段は、
    前記無線端末装置固有の識別情報を前記設定情報管理装置に送信し、前記識別情報に対応する前記設定情報を前記設定情報管理装置から取得することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  9. 前記設定情報取得手段は、
    前記識別情報の送信要求を前記設定情報管理装置から受信した後に、前記識別情報を前記設定情報管理装置に送信することを特徴とする請求項8記載の無線端末装置。
  10. 前記接続情報は、
    SSID(Service Set Identifier)であることを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  11. 無線通信を行う際に必要な設定情報を無線端末装置に提供する設定情報管理装置であって、
    設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続した前記無線端末装置に対し、前記設定情報を送信する設定情報送信手段を有することを特徴とする設定情報管理装置。
  12. 前記設定情報を、前記無線端末装置固有の識別情報毎に管理する設定情報管理手段を有し、
    前記設定情報送信手段は、
    前記無線端末装置固有の識別情報を前記無線端末装置から取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得した識別情報を基に、前記設定情報管理手段を検索し、前記識別情報に対応する設定情報を前記設定情報管理手段から取得し、該取得した設定情報を前記無線端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項11記載の設定情報管理装置。
  13. 前記設定情報送信手段は、
    前記無線端末装置固有の識別情報を前記無線端末装置から取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得した識別情報を基に、前記無線端末装置固有の設定情報を生成する設定情報生成手段と、
    前記設定情報生成手段により生成した前記設定情報を前記無線端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項11記載の設定情報管理装置。
  14. 前記識別情報取得手段は、
    前記識別情報の送信要求を前記無線端末装置に送信し、前記無線端末装置から前記識別情報を取得することを特徴とする請求項12または13記載の設定情報管理装置。
  15. 前記設定情報生成手段により生成した前記設定情報を、前記無線端末装置の無線通信を確立させるか否かを判断する無線認証装置に登録する設定情報登録手段を有することを特徴とする請求項13記載の設定情報管理装置。
  16. 無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置と、
    無線基地局と、
    前記無線基地局に帰属し無線通信を行う無線端末装置と、を有して構成する無線通信システムであって、
    前記無線端末装置は、
    設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて前記無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続し、前記設定情報管理装置から前記設定情報を取得する設定情報取得手段を有することを特徴とする無線通信システム。
  17. 前記無線端末装置は、
    前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に前記設定情報が記憶されていない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  18. 前記設定情報記憶手段は、
    前記設定情報を個別に管理するための管理情報に関連付けて、前記設定情報を記憶し、
    前記設定情報取得手段は、
    特定の管理情報に関連付けられた前記設定情報が前記設定情報記憶手段に記憶されていない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項17記載の無線通信システム。
  19. 前記無線端末装置は、
    前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に記憶されている前記設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  20. 前記設定情報記憶手段は、
    前記設定情報を個別に管理するための管理情報に関連付けて、前記設定情報を記憶し、
    前記設定情報取得手段は、
    特定の管理情報に関連付けられて前記設定情報記憶手段に記憶されている前記設定情報を用いて無線通信が確立できない場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項19記載の無線通信システム。
  21. 前記無線端末装置は、
    前記設定情報の有効期限を示す有効期限情報に関連付けて、前記設定情報を記憶する設定情報記憶手段を有し、
    前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報記憶手段に記憶されている前記有効期限情報の有効期限が経過した場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  22. 前記設定情報取得手段は、
    前記設定情報の取得要求制御が行われた場合に、前記設定情報管理装置に接続することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  23. 前記設定情報管理装置は、
    前記設定情報を、前記無線端末装置固有の識別情報毎に管理する設定情報管理手段と、
    前記無線端末装置固有の識別情報を前記無線端末装置から取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得した識別情報を基に、前記設定情報管理手段を検索し、前記識別情報に対応する設定情報を設定情報管理手段から取得し、該取得した設定情報を前記無線端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  24. 前記設定情報管理装置は、
    前記無線端末装置固有の識別情報を前記無線端末装置から取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得した識別情報を基に、前記無線端末装置固有の設定情報を生成する設定情報生成手段と、
    前記設定情報生成手段により生成した前記設定情報を前記無線端末装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項16記載の無線通信システム。
  25. 前記識別情報取得手段は、
    前記識別情報の送信要求を前記無線端末装置に送信し、前記無線端末装置から前記識別情報を取得することを特徴とする請求項23または24記載の無線通信システム。
  26. 前記無線端末装置は、
    前記設定情報管理装置から前記識別情報の送信要求を受信した後に、前記識別情報を前記設定情報管理装置に送信することを特徴とする請求項25記載の無線通信システム。
  27. 前記無線端末装置の無線通信を確立させるか否かを判断する無線認証装置を有し、
    前記設定情報管理装置は、
    前記設定情報生成手段により生成した前記設定情報を前記無線認証装置に登録する設定情報登録手段を有することを特徴とする請求項24記載の無線通信システム。
  28. 無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置から前記設定情報を取得する無線端末装置で行う設定情報取得方法であって、
    前記無線端末装置が、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続し、前記設定情報管理装置から前記設定情報を取得する設定情報取得工程を有することを特徴とする設定情報取得方法。
  29. 無線通信を行う際に必要な設定情報を設定情報管理装置が無線端末装置に提供し、前記無線端末装置が前記設定情報を取得する設定情報取得方法であって、
    前記設定情報管理装置が、設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続した前記無線端末装置に対し、前記設定情報を送信する設定情報送信工程を有することを特徴とする設定情報取得方法。
  30. 無線通信を行う際に必要な設定情報を管理する設定情報管理装置と、無線基地局と、前記無線基地局に帰属し無線通信を行う無線端末装置と、を有して構成する無線通信システムで行う設定情報取得方法であって、
    前記無線端末装置は、設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて前記無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続し、前記設定情報管理装置から前記設定情報を取得する設定情報取得工程を有することを特徴とする設定情報取得方法。
  31. 無線端末装置が設定情報を取得する方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    設定用ネットワークに接続するための無線接続用の接続情報を用いて無線基地局を介して設定情報管理装置に接続し、前記設定情報管理装置から前記設定情報を取得する工程を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 設定情報管理装置が設定情報を無線端末装置に提供する方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    設定用ネットワークに存在する無線基地局を介して前記設定情報管理装置に接続した前記無線端末装置に対し、前記設定情報を送信する工程を有することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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