JP6640949B2 - 接続情報送信装置、方法およびプログラム - Google Patents

接続情報送信装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信親機に無線通信端末が接続するための接続情報を送信する、接続情報送信装置、方法およびプログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントに無線LAN端末(スマートフォン等)を帰属させる一般的な方法は、ユーザが無線LAN端末を操作して、アクセスポイントを選択し、暗号化キー等の接続情報を入力する方法である。
この手順を簡略化する方法には、WPS(Wi-Fi(登録商標) Protected Setup)などがある。WPSでは、アクセスポイントと無線LAN端末のWPS用ボタンをユーザが押したときなどに、アクセスポイントが無線LAN端末へ接続情報を送る。
また、特許文献1に記載の方法では、無線LAN端末が設定情報配信サーバから接続情報を受信する。
また、特許文献2に記載の方法では、無線LAN端末が近距離無線等でアクセスポイントに接続して、アクセスポイントから無線LANの接続情報を受信する。
国際公開第2005/121981号 特開2015−216583号公報
しかし、上述のいずれの方法においても、ユーザがボタンを押す、接続したいアクセスポイントを選択する等、ユーザが介在する必要がある。そのため、いずれの方法も、情報リテラシーの高くないユーザにとっては、ハードルとなる作業である。
本発明の目的は、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することを可能にする、接続情報送信装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の接続情報送信装置は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信部と、前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の接続情報送信方法は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信し、前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力することを特徴とする。
また、本発明の接続情報送信プログラムは、コンピュータに、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信機能と、前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の接続情報送信装置、方法およびプログラムにより、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の接続情報送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の接続情報送信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の接続情報送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の第一のユーザ情報と認証情報との対応関係の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の第二のユーザ情報と無線通信親機の識別情報との対応関係の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の第一のユーザ情報と第二のユーザ情報の関連の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信親機の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信端末の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の接続情報送信装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の接続情報送信装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の通信シーケンスの例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の第二のユーザ情報と無線通信親機の識別情報との対応関係の例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の第一のユーザ情報と第二のユーザ情報の関連の例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の接続情報送信装置10の構成例を示す。本実施形態の接続情報送信装置10は、端末情報受信部11および接続情報送信部12により構成される。
端末情報受信部11は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する部分である。接続情報送信部12は、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する部分である。
このように接続情報送信装置10を構成することによって、接続情報送信装置10は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。これにより、接続情報送信装置10は、無線通信端末と無線通信親機のユーザ情報が関連付けられているとき、ユーザの介在なしに、無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に送信することが可能になる。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の接続情報送信装置10の動作の例を示す。
まず、端末情報受信部11は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する(ステップS101)。そして、接続情報送信部12は、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき(ステップS102でYES)、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する(ステップS103)。
このように動作させることによって、接続情報送信装置10は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。これにより、接続情報送信装置10は、無線通信端末と無線通信親機のユーザ情報が関連付けられているとき、ユーザの介在なしに、無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に送信することが可能になる。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、接続情報送信装置は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、第一の実施形態の接続情報送信装置について、第一の無線接続が公衆無線LAN、第二の無線接続が家庭用無線LANである場合を例に、さらに具体的に説明する。
まず、図3に本実施形態の接続情報送信装置20を用いた通信システムの構成例を示す。接続情報送信装置20と無線通信親機50はネットワーク80を介して接続している。また、無線通信親機50と無線通信端末70は無線通信を介して接続することが可能である。
無線通信親機50は、無線通信端末70をネットワーク80に接続するための無線通信装置である。本実施形態では、無線通信親機50は、無線LANのアクセスポイントであるものとする。また、無線通信親機50は、無線通信端末70と第一の無線接続を行う機能(公衆無線LAN機能)と第二の無線接続を行う機能(家庭用無線LAN機能)の両方を備える。
通信事業者がネットワークへの接続サービスを利用者へ提供する際、通信事業者から利用者へ無線LANのアクセスポイントを提供する場合がある。この通信事業者がモバイルネットワークへの接続サービスも提供している場合、このアクセスポイントが家庭用無線LAN機能だけでなく公衆無線LAN機能も備える場合がある。本実施形態の無線通信親機50には、そのようなアクセスポイントを利用する。また、本実施形態では、無線通信端末70を公衆無線LAN経由でネットワーク80に接続するサービスを提供するモバイル通信事業者が、無線通信親機50をネットワーク80に接続するサービスも提供していることを前提とする。
無線通信端末70は、スマートフォンなどの無線通信端末である。無線通信端末70は、無線通信親機50と第一の無線接続を行う機能(公衆無線LAN機能)と第二の無線接続を行う機能(家庭用無線LAN機能)を持つ。
一般的に、モバイル通信事業者は、自社が提供する無線通信端末70にあらかじめ自社の公衆無線LANに自動的に接続するアプリケーションをインストールしている。そのため、無線通信端末70は自動的に公衆無線LANに接続できる場合が多い。本実施形態の無線通信端末70には、そのような無線通信端末70を利用する。
接続情報送信装置20は、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続(家庭用無線LANによる接続)を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて送信する装置である。また、本実施形態では、接続情報送信装置20は、無線通信端末70が無線通信親機50に第一の無線接続(公衆無線LANでの接続)を行う場合に、無線通信端末70の認証を行う装置でもある。そのため、接続情報送信装置20は、公衆無線LANを提供するモバイル通信事業者の設備である。
次に、図4に本実施形態の接続情報送信装置20の構成例を示す。図4では、図1の構成に、端末情報記憶部23、ユーザ情報記憶部24および接続情報記憶部25を追加している。
端末情報受信部11は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する部分である。端末情報は、無線通信端末70を一意に特定する情報であれば何を使用しても構わない。本実施形態では、端末情報として、無線通信端末70が無線通信親機50に第一の無線接続(公衆無線LANによる接続)を行うための認証情報を使用する。
接続情報送信部12は、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する部分である。
端末情報記憶部23は、端末情報と第一のユーザ情報との対応関係を記憶する部分である。本実施形態の場合、端末情報記憶部23は、無線通信端末70についての公衆無線LANサービスを契約しているユーザの情報と、無線通信端末70の認証情報との対応関係を記憶する。
図5に端末情報記憶部23が記憶する、第一のユーザ情報と無線通信端末70の端末情報(認証情報)との対応関係の例を示す。ユーザ情報としては、ユーザを一意に特定できる情報であれば何を使用しても良い。たとえば、各ユーザに割り当てられたユーザID(Identification)を使用することが考えられる。また、認証情報としては、無線通信端末70が認証時に使用する、無線通信端末70を一意に特定できる情報を使用する。
ユーザ情報記憶部24は、無線通信親機50の識別情報と第二のユーザ情報との対応関係を記憶する部分である。本実施形態の場合、ユーザ情報記憶部24は、無線通信親機50をネットワーク80に接続するサービスを契約しているユーザの情報と、無線通信親機50の識別情報との対応関係を記憶する。本実施形態では、通信事業者が無線通信親機50を提供していることを前提としているため、通信事業者が無線通信親機50の識別情報と無線通信親機50を提供したユーザとの対応関係を把握することが可能である。
図6にユーザ情報記憶部24が記憶する、第二のユーザ情報と無線通信親機50の識別情報の対応関係の例を示す。第二のユーザ情報としては、無線通信親機50を使用するユーザを一意に特定できる情報であれば何を使用しても良い。たとえば、各ユーザに割り当てられたユーザIDを使用することが考えられる。また、識別情報としては、無線通信親機50を一意に特定できる情報を使用する。図6の例では、MAC(Media Access Control)アドレスを使用している。
また、ユーザ情報記憶部24は、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報との関連についても記憶する。本実施形態の場合、公衆無線LANサービスを契約している第一のユーザ情報と、無線通信親機50を提供した第二のユーザ情報との関連について記憶する。より具体的には、無線通信親機50の第二の無線接続(家庭用無線LAN)の接続情報を提供して良い第二のユーザ情報を、第一の接続(公衆無線LAN)を契約している第一のユーザ情報と関連付けて記憶する。たとえば、通信事業者があるユーザに無線通信親機50を提供するとき、そのユーザがすでに公衆無線LANサービスの契約をしていれば、そのユーザの第二のユーザ情報と第一のユーザ情報とを関連付けてユーザ情報記憶部24に記憶させる。なお、ユーザ情報記憶部24は、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報を、一対一(同一ユーザ)だけでなく、複数ユーザを関連付けて記憶することも可能である。たとえば、無線通信親機50の提供を受けたユーザに対して、同一世帯内の公衆無線LANサービスを契約している全員を関連付けることなどが可能である。
図7にユーザ情報記憶部24が記憶する第一のユーザ情報と第二のユーザ情報との関連の例を示す。第一のユーザ情報は、図5の第一のユーザ情報に対応する。また、第二のユーザ情報は、図6の第二のユーザ情報に対応する。この例は、無線通信親機50を契約しているユーザ「ユーザ2A」と、公衆無線LAN接続を契約しているユーザ「ユーザ1A」「ユーザ1D」が関連していることを示している。たとえば、家庭内にユーザ2Aが契約している無線通信親機50が1台あり、ユーザ2Aの家族であるユーザ1Aとユーザ1Dがそれぞれ無線通信端末70の公衆無線LANの契約を行っている場合、上述の情報をユーザ情報記憶部24に記憶させておく。
接続情報記憶部25は、無線通信親機50の識別情報と無線通信親機50の接続情報を対応付けて記憶する部分である。接続情報は、無線通信親機50に第二の無線接続(家庭用無線LANによる接続)を行うための接続情報である。たとえば、SSID(Service Set Identifier)や暗号化キーなどがこれに相当する。
接続情報送信部12では、端末情報に対応する第一のユーザ情報を端末情報記憶部23から取得することができる。また、無線通信親機50の識別情報に対応する第二のユーザ情報と、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報との関連をユーザ情報記憶部24から取得することができる。そして、無線通信親機50の第二の無線接続の接続情報を接続情報記憶部25から取得することができる。
次に、図8に、本実施形態の無線通信親機50の構成例を示す。無線通信親機50は、第一の無線接続部51および第二の無線接続部52により構成される。
第一の無線接続部51は、無線通信端末70を第一の無線接続でネットワーク80に接続する部分である。本実施形態では、第一の無線接続は公衆無線LANによる接続であり、無線通信端末70を第一の無線接続でネットワーク80に接続する場合の認証方式は802.1x方式であるものとする。公衆無線LANに接続した無線通信端末70は家庭内LANへのアクセスはできず、上位のアクセス回線(ネットワーク80)へのみアクセスできる。公衆無線LANに接続するためには、無線通信端末70は、無線通信親機50経由で認証サーバ(接続情報送信装置20)と認証情報のやりとりを行う必要がある。また、認証情報は、無線通信端末70および認証サーバ(接続情報送信装置20)にあらかじめ設定されている必要がある。
第二の無線接続部52は無線通信端末70を第二の無線接続でネットワーク80に接続する部分である。本実施形態では、第二の無線接続は家庭用無線LANによる接続であり、認証方式は事前共有鍵(PSK:Pre-Shared Key)方式であるものとする。家庭用無線LANに接続した無線通信端末70は、アクセス回線(ネットワーク80)および家庭内LANへアクセスすることができる。
次に、図9に、無線通信端末70の構成例を示す。無線通信端末70は、第一の無線接続部71、第二の無線接続部72、接続情報受信部73および接続情報記憶部74により構成される。
第一の無線接続部71は、第一の無線接続(公衆無線LANによる接続)で無線通信親機50を介してネットワーク80に接続する部分である。
第二の無線接続部72は、第二の無線接続(家庭用無線LANによる接続)で無線通信親機50を介してネットワーク80に接続する部分である。第二の無線接続部72は、第二の無線接続を行うための接続情報(無線通信親機50のSSIDや暗号化キー等)を接続情報記憶部74より取得して、第二の無線接続を行う。
接続情報受信部73は、第一の無線接続部71経由で接続情報を受信し、接続情報記憶部74へ記憶させる部分である。
次に、接続情報送信装置20、無線通信親機50および無線通信端末70で送受信する情報の例について説明する。
無線通信端末70が無線通信親機50の第一の無線接続(公衆無線LAN)のエリアに入ったとき、無線通信親機50と無線通信端末70は、802.1x認証を行う。802.1x認証では、無線通信親機50が接続情報送信装置20とRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)パケットと呼ばれる認証信号を送受信し、無線通信端末70の認証を行う。
802.1x認証では、無線通信端末70が保持している認証情報を用いて認証を行う。認証情報は、通信事業者から事前に付与された、ユーザ固有の情報である。たとえは、認証情報には、SIM(Subscriber Identity Module)情報(EAP(Extensible Authentication Protocol)-SIM)、証明書(EAP-TLS(Transport Layer Security))、証明書+ユーザ名/パスワード(EAP-TTLS(Tunneled Transport Layer Security))などがある。
RADIUSパケットには、認証情報の他に、無線通信親機50の識別情報(MACアドレスなど)が付与されている。そのため、接続情報送信装置20は、RADIUSパケットを受信したとき、そのRADIUSパケットを送信した無線通信親機50を特定することが可能である。したがって、接続情報送信装置20の接続情報送信部12は、RADIUSパケットを送信した無線通信親機50の識別情報に対応する第一のユーザ情報をユーザ情報記憶部24から取得することが可能である。
また、RADIUSパケットには、Vendor Specific Attributeという独自のAttributeを定義することができる。そのため、接続情報送信装置20は、任意の情報をRADIUSパケットに載せて送信することができる。したがって、接続情報送信装置20の接続情報送信部12が第二の無線接続の接続情報を無線通信端末70へ送信する際に、接続情報をRADIUSパケットに載せて送信することができる。
このように認証信号(RADIUSパケット)を本実施形態の情報の送受信に利用することで、無線通信端末70を無線通信親機50に接続する接続シーケンスを拡張するだけで、容易に本実施形態の情報の送受信が可能になる。
このように接続情報送信装置20を構成することによって、接続情報送信装置20は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。これにより、接続情報送信装置20は、無線通信端末70と無線通信親機50のユーザ情報が関連付けられているとき、ユーザの介在なしに、無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に送信することが可能になる。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機50に接続するための接続情報を無線通信端末70に設定することが可能になる。
次に、図10に本実施形態の接続情報送信装置20の動作例を示す。
まず、無線通信端末70が無線通信親機50に接続可能なエリアに入ると、無線通信端末70の第一の無線接続部71は、自動的に第一の無線接続(公衆無線LAN)を行おうとする。そして、第一の無線接続部71は、認証情報を無線通信親機50へ送信して、802.1x認証を開始する。
無線通信親機50の第一の無線接続部51は、無線通信端末70から認証情報を受信すると、認証情報を接続情報送信装置20へ送信して、無線通信端末70の802.1x認証を開始する。
接続情報送信装置20の端末情報受信部11は、認証情報を受信すると(ステップS201でYES)無線通信端末70の認証を行う。認証情報が正しいと端末情報受信部11が判断したとき(ステップS202でYES)、接続情報送信部12は、認証情報に対応する第一のユーザ情報を端末情報記憶部23から取得する(ステップS203)。
また、端末情報受信部11が認証情報を受信すると、接続情報送信部12は、受信したRADIUSパケットから無線通信親機50の識別情報を取得する。そして、無線通信親機50の識別情報に対応する第二のユーザ情報をユーザ情報記憶部24から取得する(ステップS204)。
次に、接続情報送信部12は、ユーザ情報記憶部24を参照し、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報が関連付けられているか否かを確認する。接続情報送信部12は、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報が関連付けられているとき(ステップS205でYES)、無線通信親機50の接続情報を接続情報記憶部25から取得する(ステップS206)。そして、接続情報送信部12は、EAPメッセージに接続情報を載せたRADIUSパケット(Radius Access Challenge)を無線通信親機50へ送信する(ステップS207)。
無線通信親機50の第一の無線接続部51は、RADIUSパケットを接続情報送信装置20から受信すると、EAPメッセージ(EAP Request)を無線通信端末70へ転送する。
無線通信端末70の第一の無線接続部71がEAPメッセージを受信したとき、接続情報受信部73は受信したEAPメッセージから接続情報を取り出し、接続情報記憶部74に記憶させる。そして、第二の無線接続部72は、接続情報記憶部74の接続情報を用いて、無線通信親機50に第二の無線接続(家庭用無線LANによる接続)を行うことが可能になる。
このように動作することによって、接続情報送信装置20は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。これにより、接続情報送信装置20は、無線通信端末70と無線通信親機50のユーザ情報が関連付けられているとき、ユーザの介在なしに、無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に送信することが可能になる。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機50に接続するための接続情報を無線通信端末70に設定することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、接続情報送信装置は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。第二の実施形態では、接続情報送信装置は、接続情報記憶部が記憶している接続情報を無線通信端末へ送信した。本実施形態では、これに対し、接続情報送信装置が無線通信親機から接続情報を取得して無線通信端末へ送信する。
まず、図11に本実施形態の接続情報送信装置30の構成例を示す。図11では、図4の構成例に対して接続情報記憶部25を削除し、接続情報取得部36を追加している。
接続情報取得部36は、無線通信親機50から無線通信親機50の第二の無線接続の接続情報(SSIDや暗号化キー)を取得する部分である。取得方法としては、たとえば、接続情報送信装置30から無線通信親機50に接続情報を要求するRADIUSパケット(Radius Access Challenge)を送信して、無線通信親機50から接続情報送信装置30へ接続情報を送信させる。このように、認証シーケンスを拡張することで、接続情報送信装置30は容易な方法で無線通信親機50から接続情報を取得することが可能になる。
接続情報送信部12では、無線通信端末70へ接続情報を送信する際に、接続情報取得部36が取得した接続情報を送信する。
その他の部分については、第二の実施形態の説明と同様のため、説明を省略する。
このように接続情報送信装置30を構成することによって、接続情報送信装置30は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。これにより、接続情報送信装置30は、無線通信端末70と無線通信親機50のユーザ情報が関連付けられているとき、ユーザの介在なしに、無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に送信することが可能になる。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機50に接続するための接続情報を無線通信端末70に設定することが可能になる。
また、本実施形態では、接続情報送信装置30が無線通信親機50から取得した接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。そのため、最新の接続情報を無線通信端末70へ送信することが可能になる。
また、無線通信端末70が無線通信親機50と第二の接続を行っているときに無線通信親機50の接続情報が変更された場合には、一旦第二の無線接続が切断される。そして、自動的に無線通信端末70が第一の無線接続を開始することで、接続情報送信装置30は、最新の接続情報を無線通信親機50から取得して無線通信端末70へ送信する。そのため、無線通信親機50の接続情報が変更された場合にも、ユーザの介在なしに最新の接続情報を無線通信端末70へ送信することが可能になる。
次に、図10を用いて、本実施形態の接続情報送信装置30の動作例について説明する。
本実施形態では、ステップS206において、接続情報送信部12が無線通信親機50から接続情報を取得する。たとえば、接続情報送信装置30から無線通信親機50へ、接続情報を要求するRADIUSパケット(Radius Access Challenge)を送信する。そして、無線通信親機50は、接続情報をRADIUSパケット(Radius Access Request)に載せて接続情報送信装置30へ送信する。
ステップS201からステップS205およびステップS207については第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
次に、図12に本実施形態の接続情報送信装置30、無線通信親機50および無線通信端末70の間の通信シーケンスの例を示す。
ステップS301は、一般的な認証シーケンスの例である。本実施形態では、認証が成功したとき、接続情報送信装置30の接続情報取得部36が、無線通信親機50へ第二の無線接続の接続情報を要求する(ステップS302)。要求を受信した無線通信親機50は、第二の無線接続の接続情報を接続情報送信装置30へ送信する(ステップS303)。そして、接続情報送信装置30の接続情報送信部12は、無線通信親機50から受信した接続情報を無線通信親機50経由で無線通信端末70へ送信する(ステップS304)。
このように動作することによって、接続情報送信装置30は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機50に接続するための接続情報を無線通信端末70に設定することが可能になる。
なお、本実施形態では、接続情報送信装置30は、無線通信親機50から接続情報を取得して無線通信端末70に向けて送信した。これに対し、接続情報送信装置30は接続情報を取得せずに、無線通信親機50が無線通信端末70へ直接接続情報を送信しても良い。
この場合、接続情報送信装置30の接続情報送信部12は、接続情報を送信する代わりに、接続情報の送信指示を無線通信親機50へ送信し、送信指示を受けた無線通信親機50が無線通信端末70へ接続情報を送信する。(このとき、接続情報を取得する接続情報取得部36は不要となる。)
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、第一および第二の実施形態と同様に、接続情報送信装置は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
また、本実施形態では、接続情報送信装置が無線通信親機から取得した接続情報を無線通信端末に向けて出力する。そのため、最新の接続情報を無線通信端末へ送信することが可能になる。
また、無線通信親機の接続情報が変更された場合にも、ユーザの介在なしに最新の接続情報を無線通信端末へ送信することが可能になる。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。第二および第三の実施形態では、第一のユーザ情報、第二のユーザ情報のいずれについても、ユーザを一意に特定する情報を使用した。本実施形態では、これに対し、第二のユーザ情報として、無線通信親機50の位置情報を使用する。
本実施形態の接続情報送信装置の構成例は、第二あるいは第三の実施形態(図4あるいは図11)と同様である。第二あるいは第三の実施形態と異なる点は、本実施形態の接続情報送信装置では、無線通信親機50の識別情報に対応する第二のユーザ情報として、無線通信親機50の位置情報をユーザ情報記憶部24に記憶させる点である。その他の点については第二あるいは第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。
図13および図14に、本実施形態のユーザ情報記憶部24が記憶する情報の例を示す。図13は、第二のユーザ情報と無線通信親機50の識別情報の対応関係の例、図14は、第一のユーザ情報と第二のユーザ情報との関連の例である。
図13および図14では、ユーザ情報記憶部24は、第二のユーザ情報として無線通信親機50の位置情報を記憶している。無線通信親機50の位置情報には、たとえば、無線通信親機50を契約するときにユーザに登録させた設置場所などを使用できる。また、第二のユーザ情報として、ユーザを一意に特定するユーザIDなどと位置情報の両方を記憶させても良い。
たとえば、第一のユーザ情報「ユーザ1A」に対応する無線通信端末70が、第二のユーザ情報「位置2A」に対応する無線通信親機50に第一の無線接続(公衆無線LANによる接続)を行ったとする。このとき、接続情報送信装置の接続情報送信部12では、図14で「ユーザ1A」と「位置2A」が関連付けられているので、無線通信端末70へ接続情報を送信することになる。
このように接続情報送信装置を構成することによって、接続情報送信装置は、無線通信親機50に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末70を一意に特定する端末情報を無線通信親機50から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機50に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末70が無線通信親機50に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末70に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機50に接続するための接続情報を無線通信端末70に設定することが可能になる。
また、本実施形態では、第二のユーザ情報として位置情報を含む情報を使用する。そのため、同じユーザが異なる場所の複数の無線通信親機50を契約しているときに、無線通信親機50の位置によって接続情報の送信を許可する(第二の無線接続を許可する)無線通信端末70を変えることができる。
たとえば、図14において、「位置2A」の無線通信親機50と「位置2B」の無線通信親機50を同じユーザが契約しているとする。このとき、「位置2A」の無線通信親機50には「ユーザ1A」と「ユーザ1D」の無線通信端末70の、「位置2B」の無線通信親機50には「ユーザ1B」の無線通信端末70の第二の無線接続を許可することができる。
本実施形態の接続情報送信装置の動作例については、第二あるいは第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。
以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、第一から第三の実施形態と同様に、接続情報送信装置は、無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を無線通信親機から受信する。そして、端末情報に対応する第一のユーザ情報と無線通信親機に対応する第二のユーザ情報が関連付けられているとき、無線通信端末が無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を無線通信端末に向けて出力する。そのため、ユーザが介在することなく無線通信親機に接続するための接続情報を無線通信端末に設定することが可能になる。
また、本実施形態では、同じユーザが異なる場所の複数の無線通信親機50を契約しているときに、無線通信親機50の位置によって接続情報の送信を許可する(第二の無線接続を許可する)無線通信端末70を変えることができる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における接続情報送信装置(10、20、30)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、接続情報送信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、接続情報送信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、接続情報送信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図15は、本発明の各実施形態の接続情報送信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94および不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の接続情報送信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、接続情報送信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記録することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図15に例示した情報処理装置90により接続情報送信装置を構成し、この接続情報送信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、接続情報送信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、接続情報送信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、接続情報送信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して接続情報送信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信部と、
前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信部と
を備えることを特徴とする接続情報送信装置。
(付記2)
前記端末情報は、前記無線通信親機に前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証情報である
ことを特徴とする付記1に記載の接続情報送信装置。
(付記3)
前記接続情報送信部は、前記接続情報を前記認証のための認証信号に載せて前記無線通信親機へ送信する
ことを特徴とする付記2に記載の接続情報送信装置。
(付記4)
前記第二のユーザ情報は、前記無線通信親機の位置情報を含む
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の接続情報送信装置。
(付記5)
前記無線通信親機から前記接続情報を取得する接続情報取得部
をさらに備えることを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の接続情報送信装置。
(付記6)
前記接続情報送信部は、前記無線通信親機を、前記無線通信親機から受信した、前記無線通信端末との間の認証信号に含まれる前記無線通信親機の識別情報から特定する
ことを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の接続情報送信装置。
(付記7)
前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
ことを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の接続情報送信装置。
(付記8)
前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の接続情報送信装置。
(付記9)
無線通信端末と第二の無線接続を行い、前記無線通信端末をネットワークに接続する第二の無線接続部と、
接続情報送信装置からの要求に応じて、前記第二の無線接続を行うための接続情報を前記接続情報送信装置あるいは前記無線通信端末へ送信する接続情報送信部と、
を備えることを特徴とする無線通信親機。
(付記10)
前記無線通信端末と第一の無線接続を行い、前記無線通信端末を前記ネットワークに接続する第一の無線接続部
をさらに備え、
前記接続情報送信部は、前記接続情報の前記送信を、前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証信号に前記接続情報を載せて行う
ことを特徴とする付記9に記載の無線通信親機。
(付記11)
無線通信親機と第一の無線接続を行い、自身を一意に特定する端末情報を送信する第一の無線接続部と、
接続情報記憶部の接続情報に従って前記無線通信親機と第二の無線接続を行う第二の無線接続部と、
前記接続情報を受信したとき、前記接続情報を前記接続情報記憶部に記憶させる接続情報受信部と、
を備えることを特徴とする無線通信端末。
(付記12)
前記端末情報は、前記無線通信親機に前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証情報である
ことを特徴とする付記11に記載の無線通信端末。
(付記13)
無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信し、
前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する
ことを特徴とする接続情報送信方法。
(付記14)
前記端末情報は、前記無線通信親機に前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証情報である
ことを特徴とする付記13に記載の接続情報送信方法。
(付記15)
前記接続情報を前記認証のための認証信号に載せて前記無線通信親機へ送信する
ことを特徴とする付記14に記載の接続情報送信方法。
(付記16)
前記第二のユーザ情報は、前記無線通信親機の位置情報を含む
ことを特徴とする付記13から付記15のいずれかに記載の接続情報送信方法。
(付記17)
前記無線通信親機から前記接続情報を取得する
ことを特徴とする付記13から付記16のいずれかに記載の接続情報送信方法。
(付記18)
前記無線通信親機を、前記無線通信親機から受信した、前記無線通信端末との間の認証信号に含まれる前記無線通信親機の識別情報から特定する
ことを特徴とする付記13から付記17のいずれかに記載の接続情報送信方法。
(付記19)
前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
ことを特徴とする付記13から付記18のいずれかに記載の接続情報送信方法。
(付記20)
前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
ことを特徴とする付記13から付記19のいずれかに記載の接続情報送信方法。
(付記21)
コンピュータに、
無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信機能と、
前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信機能と
を実現させることを特徴とする接続情報送信プログラム。
(付記22)
前記端末情報は、前記無線通信親機に前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証情報である
ことを特徴とする付記21に記載の接続情報送信プログラム。
(付記23)
前記接続情報送信機能は、前記接続情報を前記認証のための認証信号に載せて前記無線通信親機へ送信する
ことを特徴とする付記22に記載の接続情報送信プログラム。
(付記24)
前記第二のユーザ情報は、前記無線通信親機の位置情報を含む
ことを特徴とする付記21から付記23のいずれかに記載の接続情報送信プログラム。
(付記25)
前記無線通信親機から前記接続情報を取得する接続情報取得機能
をコンピュータにさらに実現させることを特徴とする付記21から付記24のいずれかに記載の接続情報送信プログラム。
(付記26)
前記接続情報送信機能は、前記無線通信親機を、前記無線通信親機から受信した、前記無線通信端末との間の認証信号に含まれる前記無線通信親機の識別情報から特定する
ことを特徴とする付記21から付記25のいずれかに記載の接続情報送信プログラム。
(付記27)
前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
ことを特徴とする付記21から付記26のいずれかに記載の接続情報送信プログラム。
(付記28)
前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
ことを特徴とする付記21から付記27のいずれかに記載の接続情報送信プログラム。
(付記29)
付記21から付記28のいずれかに記載の接続情報送信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
10、20、30 接続情報送信装置
11 端末情報受信部
12 接続情報送信部
23 端末情報記憶部
24 ユーザ情報記憶部
25 接続情報記憶部
50 無線通信親機
51 第一の無線接続部
52 第二の無線接続部
70 無線通信端末
71 第一の無線接続部
72 第二の無線接続部
73 接続情報受信部
74 接続情報記憶部
80 ネットワーク
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. 無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信部と、
    前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信親機から取得する接続情報取得部と、
    前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信部と
    を備えることを特徴とする接続情報送信装置。
  2. 前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
    ことを特徴とする請求項1に記載の接続情報送信装置。
  3. 前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の接続情報送信装置。
  4. 前記端末情報は、前記無線通信親機に前記第一の無線接続を行おうとする前記無線通信端末を認証するための認証情報であり、
    前記接続情報送信部は、前記接続情報を前記認証のための認証信号に載せて前記無線通信親機へ送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の接続情報送信装置。
  5. 無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信し、
    前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信親機から取得し、
    前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する
    ことを特徴とする接続情報送信方法。
  6. 前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
    ことを特徴とする請求項5に記載の接続情報送信方法。
  7. 前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
    ことを特徴とする請求項5あるいは請求項6に記載の接続情報送信方法。
  8. コンピュータに、
    無線通信親機に第一の無線接続を行おうとする無線通信端末を一意に特定する端末情報を前記無線通信親機から受信する端末情報受信機能と、
    前記無線通信端末が前記無線通信親機に第二の無線接続を行うための接続情報を前記無線通信親機から取得する接続情報取得機能と、
    前記端末情報に対応する第一のユーザ情報と前記無線通信親機に対応する第二のユーザ情報とが関連付けられているとき、前記接続情報を前記無線通信端末に向けて出力する接続情報送信機能と
    を実現させることを特徴とする接続情報送信プログラム。
  9. 前記第一の無線接続は、公衆無線LAN(Local Area Network)による接続である
    ことを特徴とする請求項8に記載の接続情報送信プログラム。
  10. 前記第二の無線接続は、家庭用無線LANによる接続である
    ことを特徴とする請求項8あるいは請求項9に記載の接続情報送信プログラム。
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