JP2009539156A - 複数ドメインルート計算の方法とシステム - Google Patents

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Abstract

複数ドメインルート計算のための方法とシステム。方法とシステムは、パス計算エレメントを階層化することによって、パス計算エレメントの上位層と下位層とにおいて、パス計算エレメントの計算ドメインをマッピングし;計算タスクの階層的分解を実行し;並列モードにおいてルート計算を実行し、したがって、最終的に、複数ドメインルート計算を完了させる。方法とシステムは、ルート計算を完了させた後に、シグナリングのパスを作成して、ルートとシグナリングとを分離させる。
【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2006年6月2日に出願され、“複数ドメインルート計算のための方法とシステム”と題された、中国出願シリアル番号第200610060993.7号に対する優先権を主張し、この全体は、ここで参照により組み込まれている。
発明の分野
本発明は、通信技術に関連し、より詳細には、通信ネットワークにおける複数ドメインルート計算のための方法とシステムに関連する。
発明の背景
通信ネットワークは、データ送信のための、1組の地理的に分散されたノードおよびこれらのノード間のリンクである。2つのノード間の通信を、中間ノードによって実現してもよい。このことは、通信ネットワークのリソースを節約し、リソース効率を改善する。現在の通信ネットワークは、SDH/SONETネットワークとIPネットワークとを含む、さまざまなタイプにおいて動作する。通信ネットワーク中の異なるノードは、データフレームまたはパケットを交換することによって互いに通信し、データフレームまたはパケットは、TCP/IPのような特別なプロトコルによって規定されている。ここで、プロトコルは、TCP/IPに類似した、ノード間の対話を規定する1組の規則を意味する。
通信ネットワークが非常に大きくなるとき、その管理と維持は、難しくなるだろう。通常、管理を容易にするために、ネットワークは、複数のルーティングドメインまたは自律システム(AS)に分割される。通常、AS内部のネットワーク中で、ドメイン内ルーティングプロトコルを実行する従来のドメイン内ルータは、互いに結合され、共通の電力によって管理されている。ルートの伸縮自在性を改善する目的で、通常、ASは複数のエリアに分割されている。一般的に、ドメインは、共通アドレス管理またはパス計算担当の範囲内の、1組の任意のネットワークエレメントである。したがって、ドメインの事例は、エリアや、1つのASや、または、複数のASであってもよい。説明を簡潔にするために、ここでは、ルーティングドメインと、ASと、エリアとのすべてを、ドメインとして呼ぶ。ここで、ドメインの特定の意味は、その文脈に依拠する。データ交換のためにノードが追加されるとき、ドメイン間ルータは、異なるドメイン中のノードを相互接続し、ドメイン間ルータは、ドメイン間ルーティングプロトコルを実行する。このようなドメイン間ルータは、境界ルータとしても知られている。
ドメイン間ルーティングプロトコルの事例は、IETF RFC1771で規定されている、境界ゲートウェイプロトコル(BGP)バージョン4である。BGPは、システム中の隣接するドメイン間ルータの間で、ルートと、到達可能(reachable)情報とを交換することによって、ドメイン間ルーティングを実現する。BGPは、通常、TCPのような信頼可能な送信プロトコルを採用して、接続とセッションとを確立する。ドメイン内ルーティングプロトコルの事例、すなわち、内部ゲートウェイプロトコル(IGP)は、IETF RFC2328において規定されている、開放型最短経路優先(OSPF)プロトコルである。OSPFは、リンクステート技術に基づいており、したがって、リンクステートルーティングプロトコルでもある。リンクステートルーティングプロトコルは、ドメイン内ルーティング情報と、ネットワークトポロジ情報とを、交換および取扱するモードを規定する。OSPFにおいて、この情報は、リンクステートアドバタイズメント(LSA)を通して交換される。
複数プロトコルラベルスイッチング(MPLS)技術の出現は、データネットワーク開発のための新しい要求を満たす。例えば、これは、保証された利用可能な帯域とすばやい回復とをもたらす。MPLSは、IP/MPLSネットワーク中で、終端間のトンネルを確立できるようにし、IP/MPLSネットワークには、ラベルスイッチルータ(LSR)がある。このようなトンネルは、一般的に、ラベルスイッチパス(LSP)として知られている。LSP確立は、ネットワーク中のLSRのパスの計算に関連し、これは、ルート計算と呼ばれる。
MPLSはまた、光伝送ネットワークに対しても導入され、自動交換光ネットワーク(ASON)の開発をもたらす。手動または半自動の設定を通してネットワーク接続サービスを提供する従来の光伝送ネットワークとは異なって、ASONは、制御プレーンの自動的確立を通して、ネットワーク接続サービスを提供する。ASONは、ネットワークサービスを伝える伝送プレーンと、管理機能を実現する管理プレーンと、制御プロトコルを実行する制御プレーンとに分割されてもよい。
ASONの制御プレーンは、汎用の複数プロトコルラベルスイッチングを使用し、これは、MPLSを拡張して、リンク管理プロトコル(LMP)と、ルーティングプロトコルと、シグナリングプロトコルとを含むようにしたものである。LMPは、隣接関係の発見に基づくメッセージ交換を通して、リンクがサポートする接続タイプと、リソースの数とを取得する。このような情報は、トラフィックエンジニアリング(TE)情報として知られており、TE情報を含むリンクは、TEリンクである。ドメイン内部で、OSPF−TEのようなルーティングプロトコルを通して、ドメイン中の他のノードに対して、ローカルTE情報が発される。ネットワーク管理システムまたはユーザが、ネットワーク接続を確立するようにネットワークに要求するとき、この接続のイングレスノードは、この情報に基づいてパス計算を実行して、接続のリンクシーケンスを取得でき、次に、リソース予約プロトコル−トラフィックエンジニアリング(RSVP−TE)のようなシグナリングプロトコルを通して、パス上のノードに対して、リソース割り当てのための要求を送り、相互接続を確立する。このようにして、終端間の接続が確立される。
IP/MPLSと、光伝送ネットワークとの両方にとって、ドメインの分割が問題である。特に、TE管理能力を備えるネットワークが、複数のドメインに分割されるとき、各ノードは、ローカルドメインのTE情報と、他のドメインの到達可能情報とだけを知っている。このことは、新しいサービス配備におけるトポロジ変更と、輻輳回復との影響を減少させる。ネットワーク拡張性が強化される。各ノードは、ローカルドメインのTE情報と、他のドメインの到達可能情報とだけを知っているが、他のドメインの完全なTE情報を知らないので、このことが、複数ドメインのケースにおいて、終端間の帯域と、スイッチング能力と、ルート分離と、保護と、ユーザポリシーとについてのすべての制約を満たすパスをどのように計算するかに関して、問題になる。
複数ドメインのケースにおいて、ルート計算またはパス計算(説明の簡潔さのために、以後、統一的に、ルート計算として言及する)を解決するために、ドメイン−ドメインルーティングプロトコル(DDRP)は、階層的ネットワークモデルを採用し、階層的ネットワークモデルでは、下位層のドメインが、エージェントノードによって表現される。エージェントノードは、抽象トポロジと、ドメイン間リンクと、ドメインを表す到達可能なアドレスとを発することができる。このようにして、階層的ネットワークが形をなす。複数ドメインを横断する終端間パスを計算するとき、要求しているノードのドメイン中の厳密なルートと、その後の、境界ノードの緩いルートとを、最初に計算する。中間ドメインの境界に対して、シグナリングが流れるとき、ドメイン境界計算のような手段によって、この中間ドメイン中の厳密なルートが計算される。このことは、シグナリングが宛先ノードのドメインに進むまで続く。この解法の欠点は、ルート計算が直列のプロセスであることである。パスが通過するいくつかのドメインのイングレスとエグレスとの情報だけが、ヘッドノードにおいて利用可能である。関連するドメイン中の実際のTE情報が利用不可能であるので、対応するドメイン境界に対してシグナリングが流れて、ドメイン境界計算をトリガするときだけに、パス計算がイングレスからエグレスに続くことができるか否かについて判定が行われるかもしれない。したがって、シグナリングが途中まで進んで、利用可能なルートが何もないこと、または、関連する制約を満たすルートが何もないことを発見することが、頻繁に起こるかもしれない。結果として、ルート確立が、複数回ロールバックされ、以前に確立された相互接続を、再確立のために除去しなければならない。さらに、DDRP技術では、終端間の多様なルート(同一の起点と同一の宛先とを有する異なるパス)を計算することが難しい。
複数ドメインのケースにおいて、ルート計算を解決する別の技術は、パス計算エレメント(PCE)である。各PCEは、それが担当するドメインの、すべてのTE情報(説明を簡潔にするために、ここでは、TE情報は、ネットワークトポロジ情報を含む)を記憶する。ルート計算を要求しているノードは、パス計算クライアント(PCC)と呼ばれる。PCCは、PCEに対して、ルート計算パラメータを含む要求を送り、PCEは、それが記憶するトラフィックエンジニアリングデータベース(TED)にしたがってルート計算を実行し、PCCに対して結果を送る。PCEは、1つまたは複数のドメインのTE情報を記憶してもよい。複数ドメインを横断するルートが計算されるとき、ルートがローカルPCEのサービスエリアを超えている場合、PCEは、パス計算エレメント通信プロトコル(PCECP)を使用して、他の関連するPCEと協同して、最終ルートを計算するだろう。PCE技術は、フラット単一層モデルを採用し、ここでは、すべてのPCEが等しく重要である。ネットワークが複雑または大規模であるとき、PCEを管理することは難しい。さらに、階層的抽象化が、ネットワークに対して適用されていないので、ドメイン間ルート計算は、異なるPCE間での、異なるドメインのTE情報の交換に、完全に依拠している。サービスが多くのドメインを通過するとき、関連するPCE間の通信は、過度に頻繁になり、交換される情報の量は、非常に多くなるだろう。このことは、ルート計算の効率と信頼性とを低下させるだろう。
本発明は、複数ドメインルート計算のための方法とシステムを提供することを目的とする。本発明は、計算タスクが、一層ごとの複数の計算タスクに分割されて、複数ドメインに対するルート計算が最終的に遂行されるように、PCEを異なる層に配置しており、上位層のPCEと下位層のPCEとの間で計算ドメインをマッピングしている。本発明は、シグナリングからルートを分離させる。ルート計算は、そのルートに関連する複数のドメイン中で、並列および同時に実行される。それぞれの層のPCEは、計算タスク中で協調する。ルート計算が完了された後で、シグナリングによって、ルートが確立される。このようにして、DDRPにおいて、直列ルート計算によって引き起こされる、ルート確立のロールバックのリスクが回避される。本発明は、複雑なTE制約に基づいて、ルート計算を実現してもよく、DDRPによって実現できない、終端間の多様なルート計算を可能にする。本発明は、PCEを異なる層に配置しており、このことが、良好な拡張性と、高い計算効率とをもたらす。本発明は、大規模ネットワークにおけるルーティングの問題を解決する。本発明は、ASONと、MPLS−TEネットワークとの両方に適用可能である。
本発明の目的は、以下の技術的解法によって実現される。
複数ドメインルート計算のためのシステムは、複数のPCEを含む。各PCEは、対応する計算ドメインを持つ。PCEは、階層をなす。上位層のPCEの計算ドメインは、下位層のPCEの計算ドメインを含む。第1のPCEの計算ドメインが、第2のPCEの計算ドメインを含むとき、その計算ドメインが、層1のPCEの計算ドメインによって含まれており、かつ、層2のPCEの計算ドメインを含む、第3のPCEがまったくない場合に、層1のPCEの計算ドメインは、層2のPCEの計算ドメインを直接含んでいるとして見なされる。言い換えると、複数ドメインルート計算のための、このシステムにおいて、層1のPCEは、層2のPCEの真上の層であり、層2のPCEは、層1のPCEの真下の層である。PCEの計算ドメインはネットワークであり、ここでは、PCEがルート計算の実行を担当する。計算ドメインは、1つのドメインや、複数のドメインや、または、ドメイン中のネットワークの一部を含んでいてもよい。
言い換えると、本発明の実施形態は、少なくとも2つのパス計算エレメントを含む、複数ドメインルート計算のためのシステムを提供し:
1つのパス計算エレメントが、最上位層のパス計算エレメントとして決定された後には、1つのパス計算エレメントは、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算するように、そして、ドメイン間ルート計算結果にしたがって、その真下の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算タスクを送るように構成されており;
ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、下位層のパス計算エレメントを何も持たない場合、それが最下位層のパス計算エレメントとして見なされ、パス計算エレメントが、真下の層のパス計算エレメントを持つ場合、最下位層のパス計算エレメントが、ルート計算タスクを受け取るまで、パス計算エレメントは、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメインの間のルートを計算するように、そして、その真下の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送るように構成されており;
最下位層のパス計算エレメントは、その計算ドメインのルートを計算するように構成されており;
報告が最上位層のパス計算エレメントに到達するまで、それぞれのパス計算エレメントが、その真上の層のパス計算エレメントに対して、それ自身によって計算されたルート計算結果と、受け取ったルート計算結果とを報告するようにさらに構成されており;
最上位層のパス計算エレメントとして決定されたパス計算エレメントは、真下の層のパス計算エレメントによって報告されたルート計算結果を集約するように、そして、起点ノードから宛先ノードに対するルートを計算するようにさらに構成されている。
PCEが真下の層のPCEを持つとき、PCEは、その真下の層のPCEの計算ドメイン間のTE情報を記憶する。PCEの計算ドメインが、他のPCEの計算ドメイン中に含まれない、いくつかのネットワークをさらに含む場合、PCEはまた、これらのネットワークのTE情報と、これらのネットワーク間のTE情報と、これらのネットワークとその計算ドメイン中に含まれる他の計算ドメインとの間のTE情報と、を記憶する。TE情報は、1組のTE情報であり、これは、1つの仮想ノードとして、または複数の仮想ノードとして、計算ドメインを抽象化してもよく、これらは、計算ドメインのTE情報と、仮想ノードの間の仮想リンクとを表してもよい。例えば、ドメイン境界ノードは、仮想ノードとして抽象化される。ドメイン境界ノード間のパスは、ドメインのいくつかの内部ノードを含んでいてもよく、これは、抽象化の後には不可視である。このケースでは、ドメイン境界ノード間のパスは、仮想リンクとして抽象化される。仮想リンクと仮想ノードは、ドメインのTE情報を所持する。
PCEが真下の層のPCEを何も持たないとき、PCEは、その計算ドメインによって含まれるネットワークのTE情報を記憶する。
複数ドメインルート計算のためのシステムが、ルート計算を実行するとき、真下の層のPCEを持つPCEは、それが記憶するTE情報にしたがって、下位層のPCEの計算ドメイン間のルートを計算する。このPCEの計算ドメインが、真下の層の何れのPCEの計算ドメインにも属していない、いくつかのネットワークをさらに含む場合、PCEは、必要とされる場合、これらのネットワークと、その真下の層のPCEの計算ドメインとの間のルートを計算するだろう。
PCEは、ルート計算のための機能的エンティティである。PCEは、それが記憶するTE情報にしたがって、ルート計算機能のすべてまたは一部を完了させる。PCEは、ネットワークエレメント中や、ネットワーク管理システム中や、個々のサーバ中や、または、他の類似のデバイス中で実現されてもよい。
TE情報は、トポロジ情報とリンク帯域とのような、ルート計算のために必要とされる情報である。
複数ドメインルート計算のための方法は、複数ドメインルート計算のためのシステムにおいて、その計算ドメインが、起点ノードと宛先ノードとの両方を含んでいるかもしれないPCEを決定することを含み、このPCEと、その下位層のPCEとが、一緒にルート計算を完了させる。その計算ドメインが、起点ノードと宛先ノードとを含んでいるかもしれないPCEは、このルート計算のための最上位層のPCE(説明を簡潔にするため、最上位層のPCE)として見なされる。
言い換えると、本発明の実施形態は、複数ドメインルート計算のための方法を提供し、これは以下のことを含む。
すなわち、最上位層のパス計算エレメントを決定することと;
最上位層のパス計算エレメントによって、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算して、最上位層のパス計算エレメントによって、その真下の層のパス計算エレメントに対して、ドメイン間ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送ることと;
ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、真下の層のパス計算エレメントを持つ場合、下位層のパス計算エレメントを何も持たない最下位層のパス計算エレメントが、ルート計算タスクを受け取るまで、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算して、その真下の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送ることと;
ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、下位層のパス計算エレメントを何も持たない場合、そのパス計算エレメントが、最下位層のパス計算エレメントとして見なされることと;
最下位層のパス計算エレメントによって、ドメイン内ルートを計算して、その真上の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算結果を報告することと;
ルート計算結果を受け取るパス計算エレメントが、最上位層のパス計算エレメントでない場合、報告が最上位層のパス計算エレメントに到達するまで、その真上の層のパス計算エレメントに対して、そのパス計算エレメント自身によって計算されたルート計算結果と、受け取ったルート計算結果とを報告することと;
最上位層のパス計算エレメントによって、それぞれの下位層のパス計算エレメントによって報告されたルート計算結果を集約して、起点ノードから宛先ノードに対するルートを発生させることとである。
最上位層のPCEを決定するための方法は、1)その計算ドメインが起点ノードを含むPCEに対して、起点ノードが、ルート計算のための要求を送ることと;2)PCEが、ルート計算のための要求を受け取る際に、その計算ドメイン中に、起点ノードと宛先ノードとが含まれるか否かを判定し、そうでない場合、PCEは、その真上の層のPCEに対して、要求を送出することとを含む。これは、その計算ドメインが、起点ノードと宛先ノードとの両方を含むPCEが見つかるまで続く。このPCEが、最上位層のPCEである。
最上位層のPCEを決定するための方法は、1)その計算ドメインが宛先ノードを含むPCEに対して、宛先ノードが、ルート計算のための要求を送ることと;2)PCEが、ルート計算のための要求を受け取る際に、その計算ドメイン中に、起点ノードと宛先ノードとが含まれるか否かを判定し、そうでない場合、PCEは、その真上の層のPCEに対して、要求を送出することとをさらに含む。これは、その計算ドメインが、起点ノードと宛先ノードとの両方を含むPCEが見つかるまで続く。このPCEが、最上位層のPCEである。
最上位層のPCEを決定するための方法は、PCEが、その真上の層のPCEに対して、ルート計算のための要求を送出するとき、PCEは、その真上の層のPCEがルート計算を行うための参照用に、その真上の層のPCEに対して、その計算ドメイン中のルート計算結果を報告することをさらに含む。
その計算ドメインが、起点ノードと宛先ノードとの両方を含んでいるかもしれないPCEを決定するための方法は、PCEが、起点ノードと宛先ノードとの両方から、ルート計算のための要求を受け取ることと;PCEが、ルート計算のための要求を受け取った後に、自動的にまたは手動で構成されたデータベースを、照会することと;他の先行技術とを含んでもよい。
最上位層のPCEを決定するための前述の方法に加えて、ユーザは、事前設定された情報にしたがって、直接、最上位層のPCEを指定してもよい。
最上位層のPCEと、その下位層のPCEとによって、一緒にルート計算を完了させる方法は、最上位層のPCEが、その計算ドメイン内部でルート計算を完了させることと;最上位層のPCEが、その真下の層のPCE(すべての真下の層のPCE、または、関連する真下の層のPCE、以下において同じ)に対して、その計算結果にしたがって、計算タスクを送ることと;真下の層のPCEが、それらのそれぞれの計算ドメイン中で、ルート計算を完了させ、それらの真下の層のPCEに対して、その計算結果にしたがって、計算タスクを送り、このことは、その計算ドメインがさらなる計算ドメインを何も含まないPCEが、ルート計算を完了させるまで続くことと;その計算ドメインが、さらなる計算ドメインを何も含まないPCEから、PCEが、下から上に一層ごとに、ルート計算結果を報告し、最上位層のPCEが、すべての計算結果を集約して、最終結果を取得することとを含む。
最上位層のPCEと、その下位層のPCEとによって、一緒にルート計算を完了させる方法は、PCEが計算条件に適合するルートを何も見つけないとき、PCEは、その真上の層のPCEに対して、失敗メッセージを戻し、この真上の層のPCEが、ルート計算を再び実行することをさらに含む。この上位層のPCEもまた、計算条件に適合するルートを何も見つけない場合、このPCEは、その真上の層のPCEに対して、失敗メッセージを送り、この真上の層のPCEがルート計算を再び行う。このことは、ある層におけるPCEが条件に適合するルートを計算するまで続き、または、このことはルートを計算できず、これにより、ルート計算が失敗する。
本発明は、多くの利点をもたらす。すなわち、ルート計算プロセスを、並列で実行することができ、このことは、ルート計算の効率を向上させ;シグナリングによってルートが確立される前に、ルート計算を実行し、このことは、ルート確立が失敗した場合のロールバックのリスクを回避し;PCE間の通信の量を大幅に減少し;終端間の多様なルート計算を容易に実現でき;大規模ネットワークのためのルート計算が容易になる。
図1は、本発明の実施形態にしたがった、複数ドメインルート計算のためのシステムを示す。 図2は、本発明の実施形態にしたがった、複数ドメインルート計算のためのシステムの仮想トポロジを示す。 図3は、本発明の実施形態にしたがった、そのドメインがノード上で境をなす、複数ドメインルート計算のためのシステムを示す。 図4は、本発明の第1の実施形態にしたがった、そのドメインがノード上で境をなす、複数ドメインルート計算のためのシステムの仮想トポロジを示す。 図5は、本発明の第1の実施形態にしたがった、P21がその下位層のルート計算結果を考慮しないときのルート計算結果を示す。 図6は、本発明の第2と第3の実施形態にしたがった、P21がその下位層のルート計算結果を考慮するときのルート計算結果を示す。 図7は、本発明の第2と第3の実施形態にしたがった、最終ルート計算結果を示す。
実施形態の詳細な説明
本発明は、複数ドメインルート計算のための方法とシステムを提供することを目的とする。本発明において、計算タスクが、一層ごとの複数の計算タスクに分割されて、複数ドメインに対するルート計算が最終的に遂行されるように、PCEが異なる層に配置されており、上位層のPCEと下位層のPCEとの計算ドメインがマッピングされている。
本発明は、複数ドメインルート計算のためのシステムを提供する。以下では、図1に示すように、本発明の実施形態にしたがって、2つの層のPCEを持つ複数ドメインルート計算のためのシステムの実現を説明する。
通信ネットワークは、(灰色の小さい円で印をつける)ネットワークノードN10−N13と、N20−N24と、N30−N35と、N40−N43と、N50−N54とからなっている。ネットワークノードは、(実線によって表す)リンクによって接続されている。これらのノードは、それぞれ、5つのドメインCD1−CD5に含まれる。例えば、N10−N13は、CD1に含まれる。ドメイン間リンクは、2つのドメイン中の隣接ノードの間のリンクである。例えば、CD1とCD2とを接続する2つのリンク、すなわち、N12とN20との間のリンクと、N13とN21との間のリンクとがある。これらのドメインのそれぞれは、PCEの計算ドメイン中に含まれる。図1に示すように、CD1と、CD2と、CD4と、CD5とが、それぞれ、P11と、P12と、P13と、P14との計算ドメイン中に含まれる。PCEは、それらのそれぞれの計算ドメイン中に、すべてのトポロジと、TE情報とを記憶する。P21の計算ドメインは、CD3だけでなく、P11−P14の計算ドメインも含む。したがって、P21は、P11−P14より高い層に存在するとして見なされる。すなわち、通信ネットワークのためのルート計算を担うPCEが、層に分類されている。
この実施形態において、P11−P14は第2の層にあり、P21は第1の層にある。説明を簡潔にするために、通信ネットワーク中のドメインもまた、この階層的構造中に含まれる。例えば、CD3は、P11のような層2のPCEの計算ドメインのように、層1のP21の計算ドメイン中に含まれ、したがって、層2に分類される。層2のPCEの計算ドメイン中に含まれる、他のドメインは、層3に分類される。
層分類のための多くの方法がある。ここでは、トップダウン方法を採用するが、これは、本発明がこの方法だけを採用できることを意味していない。ボトムアップ方法のような、他の方法もまた、適用可能である。
PCEの計算ドメインが、ネットワークドメインを直接含むとき、このPCEは、その計算ドメイン中に含まれるドメインの、実際のネットワークトポロジのTE情報を記憶する必要がある。例えば、図1中のP11は、CD1のTE情報を記憶する。すなわち、P11は、N10と、N11と、N12と、N13との間のトポロジ的接続と;N10とN11との間の、リンク帯域幅と、利用可能性ステータスと、リンクIDと、リンク保護タイプと、リスク共有リンクセットと、インターフェーススイッチング能力とのような、これらのノードの間のリンクの情報と;他の関連するTE情報とを記憶する。
PCEが真下の層のPCEを持つとき、このPCEは、真下の層のPCEの計算ドメイン間のTE情報を記憶する必要がある。このPCEの計算ドメインが、他の何れのPCEの計算ドメイン中にも含まれない、いくつかのネットワークをさらに含む場合、このPCEは、これらのネットワークのTE情報と、これらのネットワーク間のTE情報と、これらのネットワークとその計算ドメイン中に含まれる計算ドメインとの間のTE情報とを記憶する。図1中のP21の視点からすると、トポロジは、図2に示すようなものであり、これは、CD1と、CD2と、CD3と、CD4とから抽象化された仮想ノード(説明を簡潔にするために、対応するPCEによって、仮想ノードを表現する。例えば、CD1から抽象化された仮想ノードをP11によって表現する)と、CD3中のすべてのノードと、(仮想ノードを含む)これらのノードの間のトポロジ関係とを含む。P21は、この仮想トポロジのTE情報を記憶する。すなわち、P21は、P11と、P12と、N30と、N31と、N32と、N33と、N34と、N35と、P13と、P14との間のトポロジ的接続と;P12とN30との間の、リンク帯域幅と、利用可能性ステータスと、リンクIDと、リンク保護タイプと、リスク共有リンクセットと、インターフェーススイッチング能力とのような、これらのノード間のリンクの情報と;他の関連するTE情報とを記憶する。
図1に図示する複数ドメインルート計算のシステムにおいて、ドメインは、リンク上で境界をなす。実際には、ドメインは、ノード上でも境界をなしてもよく、このケースでは、上位層PCEは、境界ノードを仮想リンクとして見なし、あるポリシーにしたがって、そのノードの重み値を仮想リンクの重み値に変換する。ルート計算のプロセスにおいて、仮想リンクを選択することは、特定のノードを選択することを意味する。図3に示すように、CD1とCD2との間に、N11とN12との境界ノードが存在し、CD2とCD3との間に、N21とN22との境界ノードが存在する。このケースでは、最上位層のPCE、P21は、図4に示す仮想トポロジを見ている。仮想ノードP11とP12との間に、2つの仮想リンクがあり、これはN11とN12とを表す。仮想ノードP12とP13との間にも、2つの仮想リンクがあり、これはN21とN22とを表す。
本発明の実施形態は、ルート計算のための方法を提供する。以下で、図1中で示すシステムを参照して、本発明の実施形態にしたがった方法の実現を説明する。
方法の第1の実施形態において、N10とN13との間のサービス接続を確立するためのコマンドをユーザが送るとき、以下の手続において、ルート計算が実行される。
ステップA:その計算ドメインがN10とN13との両方を含んでいるかもしれないPCEを決定する。その計算ドメインがN10を含むP11に対して、ルート計算を行うように、起点ノードN10が要求するとき、P11は、その計算ドメイン中に、宛先ノードN13も含まれているかについて決定してもよい。したがって、P11が、その計算ドメインがN10とN13との両方を含むPCEであることを決定できる。すなわち、P11は、このルート計算のための最上位層のPCEである。
ステップB:P11と、その下位層のPCEとが、一緒にルート計算を完了させる。P11は、真下の層のPCEを何も持たないので、P11は、直接ルート計算を行う。計算結果は、例えば、N10→N11→N13である。
方法の第2の実施形態において、N10とN53との間のサービス接続を確立するためのコマンドを、ユーザが送るとき、以下の手続において、ルート計算が実行される。
ステップA:その計算ドメインがN10とN53との両方を含んでいるかもしれないPCEを決定する。このステップは、以下のことをさらに含む。
ステップA1:その計算ドメインがN10を含むP11に対して、起点ノードN10が、ルート計算のための要求を送る。
ステップA2:その計算ドメイン中にN53が含まれないこと、または、P11の計算ドメインがN10とN53とを同時に含まないことを、P11が見つける。次に、P11は、その真上の層のPCE、P21に対して、ルート計算のための要求を送出する。
ステップA3:その真下の層のPCEのうちの1つであるP11の計算ドメイン中に、N10が含まれることと、その真下の層のPCEのうちの別のものであるP14の計算ドメイン中に、N53が含まれることとを、P21が見つける。すなわち、P21の計算ドメインは、N10とN53との両方を含んでいるかもしれない。したがって、その計算ドメインがN10とN53との両方を同時に含んでいるかもしれないPCEであること、すなわち、このルート計算のための最上位層のPCEであることを、P21が決定する。
ステップB:P21と、その下位層のPCEとが、一緒にルート計算を完了させる。このステップは、以下のことをさらに含む。
ステップB1:P21は、その計算ドメイン中で、ルート計算を完了させる。P21は、図2中に示すように、その計算ドメインのトポロジ情報を記憶する。P21は、P11からP14に対するルートを計算する必要がある。P21は、CD3中で、ルート計算を完了させ、CD3は、その真下の層の何れのPCEの計算ドメイン中にも含まれないことに留意すべきである。説明を簡潔にするために、図5中に示すように、計算結果は、P11→P12→N30→N35→N34→P13→P14であると仮定され、ここでは、P11とP12との間に2つのリンクがある。N13とN21との間のリンクである、下側のリンクが採られると推定する。P12→N30リンクは、N23とN30との間のリンクである。N34→P13リンクは、N34とN40との間のリンクである。P13→P14リンクは、N42とN50との間のリンクである。
ステップB2:P21は、その真下の層のPCEが、それらのそれぞれのルート計算を完了させるように、その計算結果にしたがって、その真下の層のPCEに対して、計算タスクを送る。P21の真下の層のPCEは、P11と、P12と、P13と、P14とを含む。これらは、それぞれの計算ドメイン中で、同時にルート計算を実行する。説明を簡潔にするために、以下で計算を順に説明する。
P11におけるルート計算:P11は、CD1中で、起点ノードN10から宛先ノードN13に対するルートを計算する必要がある。P11が、TE制約に適合するN10からN13に対するルートを何も見つけず、P21に対して失敗メッセージを報告し、仮想ノードP11から仮想ノードP12に対するルートを、P21に再計算させると推定する。P21の計算結果を図6中に示す。P11からP12に対するルートは、N12→N20リンクを採る。P21は、P11に対して、別の計算タスクを送り、次に、P11が、CD1中で、起点ノードN10から宛先ノードN12に対するルートを計算する必要がある。P11の計算結果は、N10→N12である。
P12におけるルート計算:P12は、CD2中で、起点ノードN21から宛先ノードN23に対するルートを計算する必要があり、計算結果は、N21→N22→N23である。CD1中では、TE制約に適合するN10からN13に対するルートが何も見つけられなかったので、P21は、別のルート計算を実行し、この結果を図6中に示す。P11からP12に対するルートは、N12→N20リンクを採る。この結果が、P12に送られ、P12はルート計算を再び実行する。このケースでは、P12は、CD2中で、起点ノードN20から宛先ノードN23に対するルートを計算する必要がある。計算結果は、N20→N23である。
P13におけるルート計算:P13は、CD4中で、起点ノードN40から宛先ノードN42に対するルートを計算する必要があり、計算結果は、N40→N42である。
P14におけるルート計算:P14は、CD5中で、起点ノードN50から宛先ノードN53に対するルートを計算する必要があり、計算結果は、N50→N53である。
P11と、P12と、P13と、P14とは、真下の層のPCEを何も持っておらず、このステップは終了する。
ステップB3:PCEは、下から上に計算結果を送り、P21が結果を集約する。例えば、P11が、計算結果N10→N12をP21に対して送り;P12が、計算結果N12→N23をP21に対して送り;P13が、計算結果N40→N42をP21に対して送り;P14が、計算結果N50→N50をP21に対して送る。最終的に、P21が、これらの結果と、それ自身の計算結果、P11→P12→N30→N35→N34→P13→P14とを集約して、図7中に示すように、最終結果、N10→N12→N23→N30→N35→N34→N40→N42→N50→N53を取得する。
方法の第3の実施形態において、N10とN53との間のサービス接続を確立するためのコマンドを、ユーザが送るとき、以下の手続において、ルート計算が実行される。
ステップA:その計算ドメインがN10とN53との両方を含んでいるかもしれないPCEを決定する。このステップは、以下のことをさらに含む。
ステップA1:その計算ドメインがN10を含むP11に対して、起点N10が、ルート計算のための要求を送り;N10(すなわち、P11)が、宛先ノードN53に、ルート計算を行うように通知し、そして、その計算ドメインがN53を含むP14に対して、N53が、ルート計算のための要求を送る。
ステップA2:P11は、その計算ドメイン中にN53が含まれないことを検出し、このことは、P11の計算ドメインが、N10とN53とを同時に含まないことを意味する。したがって、P11は、その真上の層のPCEであるP21に対してルート計算のための要求を送出し、その計算結果N10→N12を、参照のために、P21に対して送る。P14は、N10がその計算ドメイン中に含まれないことを検出し、このことは、P14の計算ドメインが、N10とN53とを同時に含まないことを意味する。したがって、P14は、その真上の層のPCEであるP21に対して、ルート計算のための要求を送出し、その計算結果N50→N53を、参照のために、P21に対して送る。
ステップA3:その真下の層のPCEのうちの1つであるP11の計算ドメイン中に、N10が含まれることと、その真下の層のPCEのうちの別のものであるP14の計算ドメイン中に、N53が含まれることとを、P21が見つける。すなわち、P21の計算ドメインは、N10とN53との両方を含んでいるかもしれない。したがって、P21が、その計算ドメインがN10とN53との両方を同時に含んでいるかもしれないPCEであること、すなわち、このルート計算のための最上位層のPCEであることを、P21が決定する。
ステップB:P21と、その下位層のPCEとが、一緒にルート計算を完了させる。このステップは、以下のことをさらに含む。
ステップB1:P21は、その計算ドメイン中でルート計算を完了させる。P21は、図2中に示すように、その計算ドメインのトポロジ情報を記憶する。P21は、P11からP14に対するルートを計算する必要がある。P21は、CD3中でルート計算を完了させ、CD3は、その真下の層の何れのPCEの計算ドメイン中にも含まれないことに留意すべきである。ルート計算を行うとき、P21は、P11とP14とによって送られた計算結果に対する参照を行う。このときに、P21が、図2中に示す仮想トポロジ中で、仮想ノードP11のエグレスリンクが上側のリンクであることがわかり、この上側のリンクは、N12とN20との間のリンクであり、そして、図6中に示すように、計算結果、P11→P12→N30→N35→N34→P13→P14を取得する。P11からP12に対するルートは、上側のリンクを採る。P12→N30リンクは、N23とN30との間のリンクである。N34→P13リンクは、N34とN40との間のリンクである。P13→P14リンクは、N42とN50との間のリンクである。
ステップB2:P21は、その真下の層のPCEが、それらのそれぞれのルート計算を完了させるように、その真下の層のPCEに対して、その計算結果にしたがって、計算タスクを送る。P21の真下の層のPCEは、P11と、P12と、P13と、P14とを含む。これらは、それぞれの計算ドメイン中で、同時にルート計算を実行する。説明を簡潔にするために、以下で計算を順に説明する。
P11におけるルート計算:P11は、CD1中で、起点ノードN10から宛先ノードN12に対するルートを計算する必要があり、これは、P11によって以前に送られた計算結果、N10→N12である。
P12におけるルート計算:P12は、CD2中で、起点ノードN12から宛先ノードN23に対するルートを計算する必要があり、計算結果は、N12→N23である。
P13におけるルート計算:P13は、CD4中で、起点ノードN40から宛先ノードN42に対するルートを計算する必要があり、計算結果は、N40→N42である。
P14におけるルート計算:P14は、CD5中で、起点ノードN50から宛先ノードN53に対するルートを計算する必要があり、これは、P14によって以前に送られた計算結果、N50→N53である。
P11と、P12と、P13と、P14とは、真下の層のPCEを何も持っておらず、このステップは終了する。
ステップB3:PCEは、下から上に計算結果を送り、P21が結果を集約する。例えば、P11が、計算結果N10→N12をP21に対して送り;P12が、計算結果N12→N23をP21に対して送り;P13が、計算結果N40→N42をP21に対して送り;P14が、計算結果N50→N53をP21に対して送る。最終的に、P21が、これらの結果と、それ自身の計算結果、P11→P12→N30→N35→N34→P13→P14とを集約して、図7中に示すように、最終結果、N10→N12→N23→N30→N35→N34→N40→N42→N50→N53を取得する。
方法の第4の実施形態において、N10とN53との間のサービス接続を確立するためのコマンドを、ネットワーク管理システムから、ユーザが送るとき、以下の手続において、ルート計算を実行する。
ステップA:その計算ドメインがN10とN53との両方を含んでいるかもしれないPCEを決定する。このケースでは、ネットワーク管理システムが記憶する情報にしたがって、P21が、その計算ドメインがN10とN53とを同時に含んでいてもよいPCEであることを、ネットワーク管理システムが決定する。
ステップB:P21と、その下位層のPCEとが、一緒にルート計算を完了させる。このステップは、複数ドメインルート計算のための、方法の第2の実施形態におけるステップBに類似しており、したがって、ここでは、この説明をこれ以上記載しない。
前述のことは、本発明の単に好ましい実施形態であることと、本発明を制限するために使用されるものではないこととを理解すべきである。当業者は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、本発明に対するさまざまな修正と変更を行うことができる。これらの修正と変更が、特許請求の範囲またはこれらの均等物によって規定される保護の範囲に入る限り、本発明は、これらの修正と変更を含むことを意図している。

Claims (10)

  1. 複数ドメインルート計算のための方法において、
    最上位層のパス計算エレメントを決定することと、
    前記最上位層のパス計算エレメントによって、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算して、ドメイン間ルート計算結果を取得して、前記最上位層のパス計算エレメントによって、その真下の層のパス計算エレメントに対して、前記ドメイン間ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送ることと、
    前記ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、真下の層のパス計算エレメントを持つ場合、下位層のパス計算エレメントを何も持たない最下位層のパス計算エレメントが、ルート計算タスクを受け取るまで、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算して、その真下の層のパス計算エレメントに対して、前記ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送ることと、
    前記最下位層のパス計算エレメントによって、ドメイン内ルートを計算して、その真上の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算結果を報告することと、
    前記ルート計算結果を受け取るパス計算エレメントが、前記最上位層のパス計算エレメントでない場合、報告が前記最上位層のパス計算エレメントに到達するまで、その真上の層のパス計算エレメントに対して、そのパス計算エレメント自身によって計算されたルート計算結果と、前記受け取ったルート計算結果とを報告することと、
    前記最上位層のパス計算エレメントによって、それぞれの下位層のパス計算エレメントによって報告された前記ルート計算結果を集約して、起点ノードから宛先ノードに対するルートを発生させることと
    を含み、
    前記ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、下位層のパス計算エレメントを何も持たない場合、それが最下位層のパス計算エレメントとして見なされる方法。
  2. 前記最上位層のパス計算エレメントを決定するための方法は、
    前記起点ノードまたは前記宛先ノードによって、前記起点ノードまたは前記宛先ノードが属する計算ドメインに対応するパス計算エレメントに対して、ルート計算要求を送ることと、
    前記ルート計算要求によって要求されたルート計算を完了させることができない場合、前記要求されたルート計算を完了させるかもしれないパス計算エレメントが見つかるまで、前記ルート計算要求を受け取るパス計算エレメントによって、その真上の層のパス計算エレメントに対して、前記ルート計算要求を送出して、前記要求されたルート計算を完了させるかもしれないパス計算エレメントを、前記最上位層のパス計算エレメントとして決定することと
    を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記ルート計算要求を受け取るパス計算エレメントが、前記ルート計算を完了させることができるか否かを決定することでは、
    前記パス計算エレメントの計算ドメインが、前記起点ノードと前記宛先ノードとを含むとき、前記パス計算エレメントは、前記ルート計算を完了させることができ、
    そうでなければ、前記パス計算エレメントは、前記ルート計算を完了させることができない、請求項2記載の方法。
  4. 前記パス計算エレメントの計算ドメインが、他のパス計算エレメントに対応しないドメインをさらに含む場合、前記パス計算エレメントは、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメインと、前記他のパス計算エレメントに対応しない計算ドメインとの間のルートを計算するように構成されている、請求項1記載の方法。
  5. 前記ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、計算条件に適合するルートを算出しない場合、前記パス計算エレメントが前記条件に適合するルートを算出するまで、前記パス計算エレメントによって、その真上の層のパス計算エレメントに対して、失敗情報を報告して、前記その真上の層のパス計算エレメントによって、ルートを再計算し、または、計算を通して利用可能なルートが何も取得されない場合、方法は失敗することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 少なくとも2つのパス計算エレメントを具備する、複数ドメインルート計算のためのシステムにおいて、
    1つのパス計算エレメントが、最上位層のパス計算エレメントとして決定された後には、前記1つのパス計算エレメントは、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算するように、そして、前記ドメイン間ルート計算結果にしたがって、その真下の層のパス計算エレメントに対して、ルート計算タスクを送るように構成されており、
    前記ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、下位層のパス計算エレメントを何も持たない場合、それが最下位層のパス計算エレメントとして見なされ、前記ルート計算タスクを受け取るパス計算エレメントが、真下の層のパス計算エレメントを持つ場合、最下位層のパス計算エレメントが、ルート計算タスクを受け取るまで、前記パス計算エレメントは、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のルートを計算するように、そして、その真下の層のパス計算エレメントに対して、前記ルート計算結果にしたがって、ルート計算タスクを送るように構成されており、
    前記最下位層のパス計算エレメントは、その計算ドメインのルートを計算するように構成されており、
    報告が前記最上位層のパス計算エレメントに到達するまで、それぞれのパス計算エレメントが、その真上の層のパス計算エレメントに対して、それ自身によって計算されたルート計算結果と、受け取ったルート計算結果とを報告するようにさらに構成されており、
    前記最上位層のパス計算エレメントとして決定されたパス計算エレメントは、真下の層のパス計算エレメントによって報告された前記ルート計算結果を集約するように、そして、起点ノードから宛先ノードに対するルートを計算するようにさらに構成されているシステム。
  7. 前記パス計算エレメントの計算ドメインが、他のパス計算エレメントに対応しないドメインを含む場合、下位層のパス計算エレメントを含むパス計算エレメントが、その真下の層のパス計算エレメントの計算ドメインと、前記他のパス計算エレメントに対応しない計算ドメインとの間のルートを計算するように構成されている、請求項6記載のシステム。
  8. 下位層のパス計算エレメントを含むパス計算エレメントが、前記下位層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のトラフィックエンジニアリング情報を記憶する、請求項6記載のシステム。
  9. 他のパス計算エレメントに対応しないドメインを含むパス計算エレメントが、前記他のパス計算エレメントに対応しないドメイン中に含まれるネットワークのトラフィックエンジニアリング情報を記憶する、請求項7記載のシステム。
  10. その計算ドメインが、下位層のパス計算エレメントの計算ドメインと、他のパス計算エレメントに対応しない計算ドメインとを含む、パス計算エレメントが、前記下位層のパス計算エレメントの計算ドメイン間のトラフィックエンジニアリング情報と、前記他のパス計算エレメントに対応しないドメイン中に含まれるネットワークのトラフィックエンジニアリング情報と、前記下位層のパス計算エレメントの計算ドメインと前記他のパス計算エレメントに対応しないドメインとの間のトラフィックエンジニアリング情報と、を記憶する、請求項7記載のシステム。
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