JP2009535756A - 抜取り防止/コピー防止デジタル記録媒体の作製に有用な調製物 - Google Patents
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Abstract
一実施例においては状態変化材料を備えるという、盗難防止およびコピー防止デジタル記録媒体の製造に有用な調製物
【選択図】なし
【選択図】なし
Description
関連出願に関する相互参照
本出願は、2006年4月28日に出願された米国仮特許出願第60/745,991号の特典を主張する。付加的なもしくは代替的な詳細、特徴および/または技術的背景の教示に対して適切である場合、斯かる出願の各々の全ての開示内容は言及したことにより本明細書中に援用されると共に、斯かる出願の各々からは優先権が主張される。
本発明は概略的に、コピー防止および/または抜取り防止された光記録媒体の作製に有用な調製物、および、該調製物を作製する方法に関する。一実施例において上記調製物は、活性化源に対する露出時に、永続的、半永続的、過渡的に、または、過渡的期間よりも長く(たとえば1時間より長く)光学的状態を変化させる光学的状態変化材料を備えて成る。
本出願は、2006年4月28日に出願された米国仮特許出願第60/745,991号の特典を主張する。付加的なもしくは代替的な詳細、特徴および/または技術的背景の教示に対して適切である場合、斯かる出願の各々の全ての開示内容は言及したことにより本明細書中に援用されると共に、斯かる出願の各々からは優先権が主張される。
本発明は概略的に、コピー防止および/または抜取り防止された光記録媒体の作製に有用な調製物、および、該調製物を作製する方法に関する。一実施例において上記調製物は、活性化源に対する露出時に、永続的、半永続的、過渡的に、または、過渡的期間よりも長く(たとえば1時間より長く)光学的状態を変化させる光学的状態変化材料を備えて成る。
本出願人の先の数件の特許出願においては、記録媒体のコピー防止および抜取り防止(shrink−protection)のための方法が開示されている。斯かる方法は、記録媒体上または記録媒体内における光学的状態変化材料などの状態変化材料の採用を伴う。斯かる状態変化材料は、上記媒体上に記録されたデータの読取り内容を変化させるために使用され得る。読取り内容の変化によれば、該変化自体により、または、上記記録媒体に関係付けられたソフトウェアにより、または、読取器によりもしくは該読取器に関係付けられたハードウェアにより、該読取器が上記記録媒体を正当にコピーし且つ/又は読取ることが阻止される。上記状態変化材料はまた、流通網からの抜取り(shrinkage)を阻止すべく、すなわち、記録媒体もしくは該記録媒体に関係付けられたデータを所望の流通網から無権限で移転することによる盗難を阻止するためにも使用され得る。
なし
なし
ひとつの抜取り防止実施例において、上記状態変化材料は、記録媒体上のデータの少なくとも一部分が、該状態変化材料が第1状態に在るときには正当な読取りが該状態変化材料により遮断されるが、該状態変化材料が第2状態に在るときには正当な読取りは遮断されない様に、選択される。上記状態変化材料の活性化は、読取器自体から費やされるエネルギ(光学的読取器のレーザ光線など)による活性化、および、選択波長/音波/電磁波の生成デバイスの如き外部エネルギ源による活性化などの任意の活性化手段により行われ得る。活性化時に上記状態変化材料は、データを読取る読取器の機能を変化させる第2状態または他の状態へと移行し得る。
定義:
“デジタル・データ目印”:デジタル記録媒体上における単一もしくは複数の目印であって、デジタル・データ読取り内容に対応する目印。斯かる目印としては、光記録媒体上の光学的なピットおよびランド、フロッピー・ドライブ上で電磁的に変更された部分、デジタル読取りのために変更された記録染料、デジタル・データ読取り内容を表す断続的目印(punctuate indicia)が挙げられる。
“デジタル・データ目印”:デジタル記録媒体上における単一もしくは複数の目印であって、デジタル・データ読取り内容に対応する目印。斯かる目印としては、光記録媒体上の光学的なピットおよびランド、フロッピー・ドライブ上で電磁的に変更された部分、デジタル読取りのために変更された記録染料、デジタル・データ読取り内容を表す断続的目印(punctuate indicia)が挙げられる。
“デジタル読取器”:デジタル記録媒体上に記録されたデジタル情報を検出して読取り得る任意のデバイス。“読取器”という語句によれば、限定的なものとしてでは無く、再生器を包含することが意図される。その例は、CDおよびDVDの再生器である。
“デジタル記録媒体”:当該媒体上に情報をデジタル形態で記憶し得る(必ずしも円形でない)任意の幾何学形状の媒体。デジタル記録媒体としては、限定的なものとしてでは無く、CD、DVD、HD−DVD、電磁テープおよびディスク、フラッシュ・ドライブおよび光媒体が挙げられる。該媒体上に記憶された情報としては、限定的なものとしてでは無く、ソフトウェア・プログラム、ソフトウェア・データ、知覚的ファイル、オーディオ・ファイルおよびビデオ・ファイルが挙げられる。
“光活性化式の状態変化材料”:当該材料に対する所定の波長もしくは下位波長の光の付与または光子エネルギの付与時に測定可能なパラメータが変化する状態変化材料。
“光媒体”:光学的読取器により読取られ得る目印もしくはコンテンツを記憶し得る(必ずしも円形でない)任意の幾何学形状の媒体。
“光学的読取器”:光媒体の読取りを行う読取器。
“永続的状態変化材料”:当該材料に対するエネルギの付与時に測定可能なパラメータを変更すべく一旦活性化されたならば、永続的に、または、長期に亙り斯かる状態に留まる材料。
“状態変化材料”:当該材料に対するエネルギの付与による該材料の活性化時に該材料の測定可能な特性を変化させ得る材料。“状態変化材料”によれば、限定的なものとしてで無く、当該材料に対するエネルギの付与時に光学的状態(たとえば不透過率および/または色)が変化する材料、当該材料に対するエネルギの付与時に電磁状態(たとえば導電状態)が変化する材料、および、当該材料に対するエネルギの付与時に物理状態が変化する材料(たとえば、結晶から非結晶状態へ、または、熱の付与時に収縮する材料)を包含することが意味される。
“一時的状態変化材料”:当該材料に対するエネルギの付与時に該材料の測定可能特性が変化する様に一旦活性化されたなら、一年未満の期間に亙り斯かる状態に留まる状態変化材料。
“過渡的状態変化材料”:当該材料の測定可能特性を変化させるべく一旦活性化されても、(数分間以下の)短時間内に自然に、測定可能特性における斯かる変化を喪失する材料。該材料としては、限定的なものとしてで無く、エネルギの付与時には第1状態から第2状態へと移行し、且つ、エネルギの付与が無ければ上記第1状態に戻るという材料が挙げられる。
開示内容の残部の目的に対し、当該語句が全て大文字であるか否かに関わらず、上記で定義された語句が意図されることは理解される。
本明細書においては、当該記録媒体上に記録されたデータの不法な複製から、および、流通網からの記録媒体の不法な離脱から、記録媒体を保護するために有用な調製物が開示される。
本明細書においては更に、他の実施例の中でも特に、状態変化が記録媒体の読取器により検出され得る如き様式で状態が変化するという状態変化材料調製物が開示される。上記状態変化は(暗い状態から明るい状態へ、明るい状態から暗い状態へ、反射性から低反射性へ、透過性から低透過性へ、低透過性から高透過性へ、ひとつの屈折率から別の屈折率へなどの)光学的状態の変化とされ得る。
ひとつの斯かる実施例においては、可逆的または過渡的な光学状態変化組成物が提供される。斯かる実施例は、式Iの状態変化材料を採用し得る:
式中、
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択される。
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択される。
上記組成物は、たとえば水酸基架橋可能ポリマの如き架橋可能ポリマと、酸発生剤とを備える事前混合物から形成され得ると共に、選択的に、電子移動剤/電子供与剤も含み得る。ひとつの見地において上記架橋可能ポリマは、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)、または、(日本の大日本インキ化学工業株式会社により販売されている“DIC”硬質被覆の如き)UV硬化可能な硬質被覆であり、且つ、上記酸発生剤は、(“PAG”の如き)光酸発生剤、または、サリチル酸の如き可溶性有機酸である。ひとつの特定の光酸発生剤組成物である“PAG”は、放射線の作用時に酸を発生する以下の化合物の混合物である(下記化合物の1:1(質量比)の混合物):
ひとつの事前混合物実施例においては、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)の如き重合可能ポリマ内に分散されたBis−Tris(Bis(2−ヒドロキシエチル)イミノtris(ヒドロキシメチル)メタン)の如き電子供与剤(ED)/電子移動剤(ETA)(電子が豊富であると共に、その一方の状態においてプロピレン・ブルー分子に対して電子を提供し得る化合物)と組み合わされた(サリチル酸などにより)酸性化された(メトキシ・プロパノールの如き)アルコール混合物中に、プロピレン・ブルーが溶解される。選択的にそれは、たとえば、アリザリン・レッドSフルカ(Alizarin Red S Fluka)(カタログ番号:05600)(C.I.[色指数]:58005)、または、クマリン30(Coumarin 30)シグマ(Sigma)(カタログ番号546127)を含み得る。斯かる調製物は、光ディスクの如きコピー防止光媒体に対して使用され得る。
別の斯かる実施例においては、(永続的もしくは半永続的な)一方向変化による光学的状態変化組成物が提供される。斯かる実施例は、式IIの状態変化材料を採用し得る:
式中、
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。上記組成物は、バインダ樹脂を更に備え得る。
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。上記組成物は、バインダ樹脂を更に備え得る。
ひとつの有用な一方向状態変化による抜取り防止用途においては、硬質被覆内にスーダンブルー(Sudan Blue)が採用される。上記事前混合物においては、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)の如きポリマ内に分散された、電子供与剤/電子移動剤と、炭酸プロピレン中に混合されたトリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩の如き酸発生剤とに対して組み合わされた(メトキシ・プロパノールの如き)アルコール中に、スーダンブルーが溶解される。斯かる実施例は代替的に、たとえば、(光酸発生剤として作用する)3−アセチルオキシ−2,2−bis(アセチルオキシメチル)プロピル]アセテートと共にDIC硬質被覆の如き硬質被覆内におけるスーダンブルーを採用し得る。斯かる調製物は、データ読取りを許容する状態へと光学的状態変化材料が活性化されるまで、データ読取りを阻止することにより、供給網からの抜取りを低減するために使用され得る。
本明細書において記述される各実施例の記録媒体は、コピー防止調製物または抜取り防止調製物のみ、または、両方を含み得る。コピー防止調製物および抜取り防止調製物の両方は、上記硬質被覆において記述された如く同一層内に見出され得るか、または、コピー防止調製物および抜取り防止調製物が直接的には相互作用しない様に(たとえば硬質被覆における複数の別個の層とされ得る)別個の層内とされ得る。当業者であれば理解される如く、本明細書においては硬質被覆調製物に関して記述されるが、上記各調製物の内のひとつの調製物が硬質被覆内に見出されても良くもしくは見出されなくても良く、且つ、各調製物の内のひとつ以上の調製物が記録媒体内にもしくは記録媒体上に直接的に適切に見出されても良くもしくは見出されなくても良い。
別の斯かる実施例においては、コピーの防止、および、供給網からの不法な抜取りの防止を許容する光媒体が提供される。斯かる光媒体は、ワンタイム活性化(一方向変化)調製物(または、一方向の光学的状態変化を許容する複数種の調製物)、および、過渡的もしくは非永続的な光学的状態変化調製物を採用し得る。ひとつの可能的な見地において、上記媒体は幾つかの被覆層を有し、その内のひとつの層は、上述された如き可逆的もしくは過渡的な光学状態変化組成物を備え、且つ、その内の第2の層は、上述された如き一方向変化組成物を備える。
抜取り防止の効用を有する実施例においては、デジタル記録媒体の読取器以外の活性化源が上記状態変化調製物の活性化を行うと、その光学的状態変化は非可逆的な状態変化である。上記光学的状態変化材料は、限定的なものとしてで無く、(活性化時に第1状態から第2状態へと移行し、そこでエネルギの印加が無ければ上記第2状態に留まるという)一方向遷移による光学的状態変化に帰着すべく調製され得る。記述された如く斯かる実施例は、デジタル読取器の読取り用の送出波長内における波長により活性化されるという(活性化時に第1状態から第2状態へと移行し、その後、エネルギの印加が無くても所定期間後に上記第1状態へと復帰するという)過渡的なもしくは反転的な光学的状態変化を有することから、コピー防止の効用を更に有し得る。
本開示の調製物の適用は、一個以上のデジタル・データ目印上に、または、それらと組み合わて載置され得る。上記媒体には、読取りのためには、光学的状態の如き、一定の状態変化および/または一定の状態が生ずることを必要とするソフトウェアが更に含まれ得る。上記調製物は、光活性化式の状態変化材料を備え、且つ/又は、音響、超音波、化学的相互作用、電磁波、または、他のエネルギ源の如き別の活性化源により活性化される状態変化材料を備え得る。永続的状態変化材料/調製物が抜取り防止の用途に適用される場合、その調製物は、光学的読取器の如きデジタル読取器の読取りビームが該調製物を通して読取りを行い得ないという状態から、上記読取りビームが該調製物を通して読取りを行うことで、たとえば下側に位置するデジタル・データ目印の読取りを許容し得るという状態へと活性化され得る。
本明細書においては、(a)式Iの化合物と、
式中、
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、Z−は陰イオンであり;
ポリマ樹脂と、
電子移動剤と、
を備える第1層と、
式IIの化合物を備える第2層とを備える光記録媒体も開示される:
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、Z−は陰イオンであり;
ポリマ樹脂と、
電子移動剤と、
を備える第1層と、
式IIの化合物を備える第2層とを備える光記録媒体も開示される:
式中、
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。斯かる実施例のひとつの見地において、XがNであり且つYがSであるとき、R6、R7、R8およびR9はC3〜C6アルキルである。別の見地において、R1、R2がHであるとき、R3およびR4はC4〜C6アルキルもしくはシクロアルキルである。上記第1および/または第2層の上記ポリマ樹脂は、ポリHEMAの如き水酸基架橋樹脂を備え得る。上記電子移動剤は、Bis−Tris、または、他の電子供与的アミンの如き化合物を備え得る。上記第2層は更に、重合プロセスの残留成分とされ得る酸発生剤を備え得る。該酸発生剤は多様な化合物であり得ると共に、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAG、または、サリチル酸の如き有機酸から成る群の内の少なくともひとつを備え得る。ひとつの見地において上記式Iの化合物はプロピレン・ブルーであり、且つ、上記式IIの化合物はソルベントブルー35である。
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。斯かる実施例のひとつの見地において、XがNであり且つYがSであるとき、R6、R7、R8およびR9はC3〜C6アルキルである。別の見地において、R1、R2がHであるとき、R3およびR4はC4〜C6アルキルもしくはシクロアルキルである。上記第1および/または第2層の上記ポリマ樹脂は、ポリHEMAの如き水酸基架橋樹脂を備え得る。上記電子移動剤は、Bis−Tris、または、他の電子供与的アミンの如き化合物を備え得る。上記第2層は更に、重合プロセスの残留成分とされ得る酸発生剤を備え得る。該酸発生剤は多様な化合物であり得ると共に、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAG、または、サリチル酸の如き有機酸から成る群の内の少なくともひとつを備え得る。ひとつの見地において上記式Iの化合物はプロピレン・ブルーであり、且つ、上記式IIの化合物はソルベントブルー35である。
別実施例においては、当該光記録媒体に組み合わされたポリマ樹脂中において式IIの化合物を備えて成る光記録媒体が開示される:
式中、
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。ひとつの見地において、上記ポリマ樹脂はポリHEMAを備える。上記光記録媒体は更に、重合の残留成分として酸発生剤を備え得る。上記酸発生剤は、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAG、および、サリチル酸の如き有機酸から成る群の内の少なくともひとつとされ得る。上記式IIの化合物は、ソルベントブルー35とされ得る。
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。ひとつの見地において、上記ポリマ樹脂はポリHEMAを備える。上記光記録媒体は更に、重合の残留成分として酸発生剤を備え得る。上記酸発生剤は、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAG、および、サリチル酸の如き有機酸から成る群の内の少なくともひとつとされ得る。上記式IIの化合物は、ソルベントブルー35とされ得る。
本明細書に記述された各実施例においては、コピー防止およびデジタル権利管理(DRM)目的で使用され得る過渡的または反転的な光学的状態変化を行う調製物が開示される。斯かる実施例は、式Iの状態変化材料を採用し得る:
式中、
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、Z−は陰イオンである。
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、Z−は陰イオンである。
斯かるコピー防止およびデジタル権利管理の実施例において、上記状態変化は、光学的読取器の如きデジタル読取器の光波長の如き読取り用放射線により活性化され得る。変化は第1状態と第2状態との間で行われ、該第2状態は所定の期間後に上記第1状態へと復帰する。上記調製物は、上記記録媒体の一部または全体に対して適用される。上記状態変化(または、該状態変化に関連する任意のパラメータ)は、上記記録媒体に関係付けられたソフトウェア、または、該記録媒体の読取器、または、該読取器に関係付けられたプロセッサの如きデバイスにより監視され得る。上記ソフトウェアは、上記光学的状態変化が検出されたときにのみ上記記録媒体のひとつ以上の部分(または媒体全体)のコピーまたは読取りを許容すべく設計され得る。また、自身上にて上記記録媒体が読取られるというデバイスのコピー・アルゴリズムは、(下側に位置するデジタル・データ目印に対する異なるデータ読取り内容を引き起こすという光学的状態の変化の如き)調製物の状態変化により達成され得るという異なるデータ読取り内容に対処できないので、コピー防止も行われ得る。
実施例1:過渡的な光学的状態変化を引き起こす調製物を備えるコピー防止型のデジタル権利管理用の光記録媒体
182mlのメトキシ・プロパノールに対して84.9mlのHEMAが混合される。該溶液に対し、7.5グラムのBis−Tris、3.7gのプロピレン・ブルー、および、5.5グラムのサリチル酸が添加される。上記調製物はディスク上に載置される。上記ディスクは、(ディスク表面を通して、たとえば1X(1回転当たり69msの時間)にて47.5マイクロジュールのエネルギを含む)DVD再生器からの0.5mwレーザ光線を用いて略々300回以上、0.5mW〜30mWで650nmにて光退色され得る。
182mlのメトキシ・プロパノールに対して84.9mlのHEMAが混合される。該溶液に対し、7.5グラムのBis−Tris、3.7gのプロピレン・ブルー、および、5.5グラムのサリチル酸が添加される。上記調製物はディスク上に載置される。上記ディスクは、(ディスク表面を通して、たとえば1X(1回転当たり69msの時間)にて47.5マイクロジュールのエネルギを含む)DVD再生器からの0.5mwレーザ光線を用いて略々300回以上、0.5mW〜30mWで650nmにて光退色され得る。
ディスクに対しては、過渡的な光学的状態変化が認識されなければ該ディスク上のデータの少なくとも幾分かの読取りまたはコピーを制限するソフトウェアが使用され得る。すなわち、該ソフトウェアは、認証目的で上記ディスクの活性化領域を認識かつ確認し得る。代替的に、読取りまたはコピーを制限するために権限付与技術が使用され得る。
更に別の実施例においては、供給網からの抜取りを低減すべく設計された光ディスクが提供される。斯かる実施例は、測定可能な光学的状態変化を引き起こす(活性化の後では、一切の認識可能な様式では状態を反転しないという)ワンタイム活性化調製物を利用し得る。斯かる実施例は、式IIの状態変化材料を採用し得る:
式中、
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。上記組成物は更に、バインダ樹脂を備え得る。
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成する。上記組成物は更に、バインダ樹脂を備え得る。
斯かる調製物は、ディスクが保存される場合において、数秒以下の活性化により記録媒体の製造後に例えば約2年以上の好適な貯蔵寿命をもたらすという活性化を許容すべく選択され得る。光学的に活性化されたときに斯かる調製物は好適には、直接的な太陽光による活性化に耐え得る(たとえば、24時間以下の直接的な太陽光によっては活性化されない)。上記調製物は、ディスク上のデータの少なくとも一部分の読取りを許容する状態へと活性化されるまで、斯かる読取りを制限すべく載置される。たとえば上記調製物は、読取りを阻止する状態から、該調製物を通した読取りを許容する状態へと、光学的状態が変化し得る。
実施例2:供給網からの抜取りを防止すべく一方向の光学的状態変化を引き起こす式Iを有する光記録媒体
107mlのメトキシ・プロパノール中に、10%w/vメトキシ・プロパノール(アルドリッチ社、カタログ番号:529265−25)中に混合されたHEMAの237mlが混合される。プロピレン・カーボネート(アルドリッチ社、カタログ番号:407216)中に50%で混合された光酸発生剤である30mlのトリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩が、2.7gのスーダンブルー(ソルベントブルー35:シグマ社、カタログ番号:306436;CAS番号:17354−14−2)と共に添加される(“調製物A”)。調製物Aは、3.7gのアリザリンレッドSフルカ(Alizarin Red S Fluka)カタログ番号05600、C.I.番号58005)、または、3.7gのクマリン30(シグマ社、カタログ番号:546127)を添加することにより調節され得る。
107mlのメトキシ・プロパノール中に、10%w/vメトキシ・プロパノール(アルドリッチ社、カタログ番号:529265−25)中に混合されたHEMAの237mlが混合される。プロピレン・カーボネート(アルドリッチ社、カタログ番号:407216)中に50%で混合された光酸発生剤である30mlのトリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩が、2.7gのスーダンブルー(ソルベントブルー35:シグマ社、カタログ番号:306436;CAS番号:17354−14−2)と共に添加される(“調製物A”)。調製物Aは、3.7gのアリザリンレッドSフルカ(Alizarin Red S Fluka)カタログ番号05600、C.I.番号58005)、または、3.7gのクマリン30(シグマ社、カタログ番号:546127)を添加することにより調節され得る。
上記調製物は一実施例において、光ディスク上に記録されたデータの少なくとも一部分が、その第1光学的状態に在る間は光学的読取器の読取りから隠蔽されるが、その活性化された第2光学的状態においては隠蔽されないという様式で適用される。
実施例3:供給網からの抜取りを防止すべく一方向の光学的状態変化を引き起こす式IIを有する光記録媒体
1.5gのスーダンブルー(ソルベントブルー35、シグマ社、カタログ番号306436、CAS:17354−14−2)が30mlのPAGおよび227.7mlのDIC硬質被覆と共に添加される。上記調製物は、光ディスク上に記録されたデータの少なくとも一部分が、その第1光学的状態に在る間は光学的読取器の読取りから隠蔽されるが、その活性化された第2光学的状態においては隠蔽されないという様式で適用される。上記硬質被覆調製物の適用は、たとえば、ホットミラーによるものとされ得る。
1.5gのスーダンブルー(ソルベントブルー35、シグマ社、カタログ番号306436、CAS:17354−14−2)が30mlのPAGおよび227.7mlのDIC硬質被覆と共に添加される。上記調製物は、光ディスク上に記録されたデータの少なくとも一部分が、その第1光学的状態に在る間は光学的読取器の読取りから隠蔽されるが、その活性化された第2光学的状態においては隠蔽されないという様式で適用される。上記硬質被覆調製物の適用は、たとえば、ホットミラーによるものとされ得る。
光記録媒体を採用する抜取り防止の用途においては、活性化の前および後において被覆の反射率に対して異なる端点の重要な仕様が選択され得る。たとえば、保護被覆の後におけるDVDに対するDVD波長の初期百分率反射率は、活性化の前は650nmにて30%Rf未満とされ得、ディスク再生に対しては±5%のRf誤差許容範囲が許容される。上記保護被覆が1メートルの距離にて11マイクロワット/cm2にて1分間に亙り277nmで活性化された後、DVDの波長端点は、たとえば、活性化の後では650nmにて75%より大きい反射率%であり、ディスクが95%より高い再生器互換再生機能を付与するために±5%のRf誤差許容範囲が許容される。代替的に、たとえば、保護被覆の後におけるDVDに対するDVD波長の初期百分率反射率は、活性化の前は405nmにて30%Rf未満とされ得、ディスク再生に対しては±5%のRf誤差許容範囲が許容される。上記保護被覆が1メートルの距離にて11マイクロワット/cm2にて1分間に亙り277nmで活性化された後、DVDの波長端点は、たとえば、活性化の後では405nmにて75%より大きい反射率%であり、ディスクが95%より高い再生器互換再生機能を付与するために±5%のRf誤差許容範囲が許容される。各仕様は、ディスクを保持するケースであって、277nmにて70%の透過率を有し得るブルーBDケースの如きケースも考慮に入れ得る。
更に別の実施例においては、コピー防止と、供給網からの不法な抜取り防止とを許容する光媒体が提供される。斯かる光媒体は、ひとつの調製物においては一方向の光学的状態変化(永続的もしくは半永続的に光学的状態変化が反転しないというワンタイム活性化)を許容するが、別の調製物においては過渡的もしくは非永続的な光学的状態変化を許容するという複数の調製物を採用し得る。斯かる実施例において上記媒体は2つ以上の被覆層を有し得、それらの内のひとつの層は上述された如き可逆的もしくは過渡的な光学状態変化組成物を備えると共に、それらの内の別の層は上述された如き一方向変化組成物を備える。代替的に、併用可能であれば、各調製物は同一層内とされ得る。各調製物は、ディスクが保存される場合において、数秒以下の活性化により、約2年以上の如き好適な貯蔵寿命をもたらすと共に、(たとえば、24時間以下の直接的な太陽光によっては活性化されない様に)直接的な太陽光による活性化に耐え得るという活性化を許容すべく選択され得る。
実施例4:供給網からの抜取りを防止すべく一方向の光学的状態変化を引き起こす式IIを有する光記録媒体
光ディスクをの少なくとも一部分を被覆すべく、実施例1におけるのと同様の調製物が使用される。次に、上記ディスクの少なくとも一部分に対し、実施例2または3における如き調製物が適用される。次に、DIC硬質被覆が適用される。結果的なディスクは、所定外の活性化器に対して露出されると、たとえば1.7秒以内で活性化され得る。
光ディスクをの少なくとも一部分を被覆すべく、実施例1におけるのと同様の調製物が使用される。次に、上記ディスクの少なくとも一部分に対し、実施例2または3における如き調製物が適用される。次に、DIC硬質被覆が適用される。結果的なディスクは、所定外の活性化器に対して露出されると、たとえば1.7秒以内で活性化され得る。
代表的実施例に関する陳述
本発明は幾つかの代表的実施例に関して記述されたが、当業者であれば、添付の各請求項により定義された本発明の精神もしくは有効範囲から逸脱せずに本発明に対して種々の変更および/または改変が為され得ることは容易に理解されよう。
本発明は幾つかの代表的実施例に関して記述されたが、当業者であれば、添付の各請求項により定義された本発明の精神もしくは有効範囲から逸脱せずに本発明に対して種々の変更および/または改変が為され得ることは容易に理解されよう。
Claims (18)
- (a)(1)式Iの化合物と、
XおよびYは独立的に、S、N、Oから選択され、且つ、R6、R7、R8およびR9は独立的に、C2〜C6アルキル、または、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、Z−は陰イオンであり;
(2)ポリマ樹脂と、
(3)電子移動剤と、
を備える第1層と、
(b)(1)式IIの化合物と、
R1、R2、R3およびR4は独立的に、H、C2〜C6アルキルもしくはC3〜C6シクロアルキル、および、C3〜C6シクロアルキルから選択され、且つ、R3、R4および/またはR1、R2は結合されて環を形成し、
(2)ポリマ樹脂と、
を備える第2層と、
を備えて成る、光記録媒体。 - XがNであり且つYがSであるとき、R6、R7、R8およびR9はC3〜C6アルキルである、請求項1記載の光記録媒体。
- R1、R2はHであり、且つ、R3およびR4はC4〜C6アルキルもしくはシクロアルキルである、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記ポリマ樹脂はポリHEMAを備えて成る、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記電子移動剤はBis−Trisを備えて成る、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記第2層中における酸発生剤を更に備えて成る、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記酸発生剤は、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAGおよびサリチル酸から成る群の内の少なくともひとつである、請求項6記載の光記録媒体。
- 前記酸発生剤は有機酸である、請求項6記載の光記録媒体。
- 前記式Iの化合物はプロピレン・ブルーである、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記式IIの化合物はソルベントブルー35である、請求項1記載の光記録媒体。
- 前記ポリマ樹脂はポリHEMAを備えて成る、請求項11記載の光記録媒体。
- 酸発生剤を更に備えて成る、請求項11記載の光記録媒体。
- 前記酸発生剤は、トリアリールスルホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩、PAGおよびサリチル酸から成る群の内の少なくともひとつである、請求項13記載の光記録媒体。
- 前記酸発生剤は有機酸である、請求項13記載の光記録媒体。
- 前記式IIの化合物はソルベントブルー35である、請求項11記載の光記録媒体。
- クマリン30を更に備えて成る、請求項11記載の光記録媒体。
- アリザリンレッドSフルカを更に備えて成る、請求項11記載の光記録媒体。
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