JP2009530518A - カバーされたプール - Google Patents

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Abstract

本明細書においては、上昇及び下降させることができるカバーをもつ水プールが提示される。1つの実施形態においては、プールのカバーはパティオである。さらに別の実施形態においては、カバーは、水圧シリンダであるリフト機構により上昇及び下降される。本発明のプールのカバーは、最高点から最低点までのあらゆる位置に下降させて、ユーザの最良で変化する深さのプールを与えることができる。

Description

本発明は、プール及びカバーされたプールの構築及び使用の分野に関するが、これに限定されるものではない。プールは、水泳プール、温水浴槽、治療に用いられるプール、リフレクティング・プール、波のプール、渦流浴槽、及び浅い水遊びプールを含むことができるが、これに限定されるものではない。
本出願は、2006年3月13日に出願され、共通の発明者Stefan Kanetisを有する、係属中の米国仮特許出願番号第60/781,898号に基づく優先権を主張するものである。その出願は全体が引用により本明細書に組み入れられる。
以下は、本発明を理解するのに有益とすることができる情報を含む。本明細書に与えられる情報のいずれも、ここに説明される又は特許請求される発明の従来技術又は材料であること、又は、具体的に又は暗に説明される刊行物又は文書のいずれも、従来技術であることを認めるものではない。
土地上に建てることができる又は購入したレディーメードの種々のプールが入手可能である。これらのプールは人気があり、多くの場合、家の修繕計画に望まれるものである。
土地上にプールを設けることに対して使用可能な選択肢の多くは、欠点がある。例えばこれらは、プールだけのために用いられることになる大きい空いた地所を必要とすることができる。残念なことに、或いは別の場合にはプールが望まれる多数の家又は他の区域は、プールとして専用に用いるように使用できる大きい地所をもたない。多数の使用可能なプールは、さらに、高価であり、及び/又は、構築するのに非効率的である。これらはまた、望ましい温度にまで加熱するのに高価になることがある。望ましい温度が得られると、その温度を維持することが困難になることがある。さらに、プールが使用されていないときには、破片がプールに蓄積し、又は、清潔で衛生的なプールを維持するのに用いられる化学物質が日光により劣化することがある。
本発明は、一般に、下降及び上昇するカバーを有するカバーされたプールの分野に関し、より一般的には、カバーされたプールの分野に関し、さらにより一般的には、プールの分野に関する。本発明のプール・カバーは、パティオとして機能することができる。本発明のプールは、ほとんどすべての大きさの土地のプロットに加えることができる。例えば、本発明のプールは、家の庭、アパートメントの建物、又はリハビリテーション・センターにおいて用いることができる。本発明のプールは、土地の一部を、プール及びパティオとして交互に用いることを可能にする。さらに、本発明のプールは、単一のプールを水泳プール、ベビー・プール、子供用プール、温水浴槽、又は渦流浴槽として用いることを可能にする。
本発明の実施形態は、カバーされたときはパティオとして適応され、カバーが外されたときには水プールとして適応される水プールを含む。剛性又は半剛性のプラットフォーム又はカバーは、水プールの開放上部に位置させることができる。プールが用いられず、カバーが上昇位置にあるとき、カバーはパティオとして動作することができる。さらに別の実施形態においては、カバーは、実質的にプールをシールして、水を日光及び破片に曝されるのを防ぐことができる。破片は、例えば、ほこり、泥、又は葉を含むことができる。
1つの実施形態においては、可動プラットフォームの支持機構は、中央1−3段のリフト水圧シリンダをもつ傘形態であり、軽量プラットフォームはリフト・シリンダの上部に固定された中央リムに対して内側に取り付けられた放射アーム(1から2フィート長さ)により支持されており、プラットフォーム・アームの外側端部の周囲を定める実質的なバンド又はベルトに対して外側に取り付けられており、これは放射アームを互いにつなげるように機能し、ピストン・シリンダを接続させる空間を与え、周囲バンド又はリムは、下から中央リフト・シリンダを囲むプールの底部に固定された一連の安定化水圧ピストン・シリンダに取り付けられ、これは2から16の番号を付けられ、ピストン・シリンダはプラットフォームの移動により上下に連結されて上下し、これらが十分な水圧で動作されたときは、プラットフォームを安定させるように機能し、プラットフォームの耐荷力を支持し、中央リフト・シリンダの端部から上昇するテーパされたシリンダ・キャップは内側接続リムの底部(プラットフォーム支持アームに取り付けられている)に入り、最大強度のための圧力嵌めを形成する。ベルトはリブを取り囲んで、付加的な張力を与え、さらに安定化アームを固定することができる。
パティオ・セグメントは、簡単な製造のために2人で取り扱うのに十分なだけ小型で軽量であることが好ましい。プール、機械、電気、及び電子のすべての自動機能は、専売権付ソフトウエアにより管理される中央電気コントローラにより制御することができる。プール壁のモジュラー構成は、工場仕上げの発泡材ブロックで製造し、すべての適切なプール・システム、及び配管、電気、及び階段といった構造形態を含むことができる。
プール・プラットフォームは、ウレタン(又は他の好適な材料)シールによりプール壁に対してシールすることができ、これは、パティオがロック位置にあるときには気密ガスケットである。プール壁は、プールの深さを読み出す明らかに視認可能なLCD深さインジケータを含むことができる。プールの構成は、プールの側部にテーブル又はベンチを含むことができ、これは、これらを所望の位置に移動させる水圧リフトと併せて機能する。台座が望まれるときには、プールの側部からプール・プラットフォームにスライドするように設計された、水中で用いられる可動で水中用のベンチを含むことができる(例えば、プールが渦流浴槽として用いられるとき)。プールは、構成場所において互いに固定することができるセクションに形成される、工場仕上げガラス繊維(又は他の好適な材料)で構成することができる。
本発明のパティオ/プールは、リフト力を適用するのにプールの水を用いるカラムを含むリフト機構を含むことができる。さらに別の実施形態においては、リフト機構は、プールの水を水圧流体として用いる水圧シリンダとすることができる。いずれの場合においても、リフト機構から出て行くあらゆる流体は、再循環のために害を与えることなくプールに戻る。この設計は、パティオ/プール・プラットフォームを上昇又は下降させるために送出される流体からの十分なリフト圧力を与え、送出される流体が漏れ出る量より少ない限り、リフト・ピストンとその取り囲む管との間のガスケット(存在する場合には)を通って出て行く流体のどのような量も可能にする。
1つの実施形態においては、スパー・ラック・ギアが中央リフト・シリンダの側部に取り付けられて、ロック機構を提供する。リフト・シリンダを囲む管の外形は、その取り付けられた長方形のスパー・ラックをもつ丸いピストン機構に対応する。このノッチ形成された設計は、パティオ/プール・プラットフォームのどのような軸方向回転の形態も阻止する。囲み管に取り付けられたガスケットは、そのスパー・ラック・ギアをもつリフト・シリンダの外形に沿うが、漏れないものである必要はない。ロック機構は、プールの床にしっかりと固定して、スパー・ラック・ギアのより短い材料を用い、主要なスパー・ラック・ギアをクランプして、パティオ/プール・プラットフォームをしっかりと任意の所望の高さに保持することができる。別個のギア・ホイールは、次いで、スパー・ラック・ギアと接続して、パティオ/プールのための電子コントローラ、リフト高さを制御及び調整するための電子情報を与えることができる。
パティオ/プール・プラットフォームを安定させるのに用いられる水圧シリンダの別個のシステムは、プラットフォーム・リムの下側及びプールの床に取り付けることができる。これらは、さらに、プールの水を水圧流体として用いることができる。これらは、パティオ/プール・プラットフォームを上昇させるのに用いられる中央水圧ポンプにより延ばすことができるが、プラットフォームの所望の高さにされ、これらに供給している圧力線はこれを主要システムから切断する弁を有する。このように、安定化シリンダは、プラットフォームの移動のために変更されるまで、その圧力を維持する。
本発明の1つの実施形態が図1に示される。本発明のプールは、例えば、水を含有する構造体1(通常、底部3及び1つ又はそれ以上の側壁5を含む)と、上側及び底側を有するカバー7と、カバーを上げ下げするための機構9とを含むことができる。カバーが水位より下に下げられたときには、形成される水でプールの偽底部が与えられる。ここで、これら及び他の要素は、図を参照してより詳細に説明される。カバーの上部及び底部は基準点として用いられるに過ぎず、カバーの構築において特定の層の数を示す(又は除外する)ことを意味するものではない。
A.底部及び側壁
本発明のプールは、少なくとも1つの底部と少なくとも1つの側壁とを有する。プールは長期間水を保持することが意図されるため、プールの底部及び側壁は実質的に、水密であるべきである。底部及び側壁は完全に水密であることが理想的である。本発明のプールの底部及び側壁は、格納された水の圧力に耐え、及び/又は、プールの内側の格納された水により及ぼされる圧力に対して十分な逆圧を与えるものであるべきである。
種々の材料を用いて、本発明の底部及び側壁を構築することができる。これらの材料は、例えば、コンクリート、セメント、発泡材又はプラスチックを含む。図1Aに示される本発明の好ましい実施形態においては、プールの側壁は、完全にキャスト・ポリマーを含む又はキャスト・ポリマーからなる。このキャスト・ポリマーは、絶縁材をポリマーに挿入することを可能にする1つ又はそれ以上の空洞又はくぼみを有することができる。底部及び側壁は、同じ材料で製造される必要はない。底部及び/又は側壁は、ライナによりカバーすることができる。ライナはプラスチック・ライナとすることができる。幾つかの実施形態においては、底部はライナにより覆土されることができる。
1つの実施形態においては、側壁は、熱を絶縁する及び/又は維持する材料で構築される。これらの材料は、例えば、硬い発泡材とすることができる。硬い発泡材は、例えば、ポリエステル発泡材又はポリエチレン発泡材である。硬い発泡材ブロックは、底部及び側壁を構築するように型において成形することができる。硬い発泡材ブロックは、さらに、その形状に切断することができる。例えば、硬い発泡材ブロックは、コンピュータ数値制御(CNC)機械により切断することができる。ブロックは、プールが構築される穴の中の位置に置かれたときに、底部及び側壁の望ましい形状が形成されるように形成されることが理想的である。1つの実施形態においては、発泡材ブロックは6’×6’×8’の発泡材ブロックから熱線切断される。
各々のブロックの形状は、もちろん、プールの全体の望まれる形状に依存する。例えば、円形プールにおいては、望ましい内径、望ましい外径、及び望ましいブロック数を計算することができる。適当に切断されたブロックは、ブロックの継ぎ目が精巧な組み立てを可能にする。
さらに別の実施形態においては、溝を、側壁部品(ブロック)の両側を通して及びこれに沿って切断及び/又は形成することができる。ブロックがプールの底部又は側壁を形成するように向けられたとき、溝は一連の接続チャネルを与える。これらのチャネルは側壁の安定性を増加させる側壁のフレーム構造を与えるように充填又は部分的に充填することができる。チャネルは、例えば、コンクリート、ウレタン、ポリスチレン、ガラス繊維強化化合物、又はエポキシ、又はこれらの混合物とすることができる。さらに安定性を増加させるために、鉄筋をチャネルに挿入することができる。チャネルの材料は構造グリッドにおいてブロックを硬化させ、互いに保持する結合剤として働くことができる。ブロックは、さらに、ロック係合することを可能にする交番溝及び突起を有することができる。ブロックがロック係合した後で、これらはさらに、1つ又はそれ以上のベルトを外周に適用することにより固定することができる。これらのストラップ又はベルトは、例えば、鋼又はステンレス鋼とすることができる。
図2は、安定化チャネル製造のための溝15を含むブロック13の平面図の一例を示す。図3は、発泡材ブロック13により形成され、チャネル17を含む側壁15の平面図を示す。図4は、図2のブロックとは異なる形状にされたブロック19を、そのブロックから形成された側壁の一部と共に示す。図5は、ロック係合する雄コネクタ23及び雌コネクタ25をもつ2つのブロック21の界面を示す。図5のブロックは、タイルのオーバーレイ27を含む。チャネル29は安定性を与えるために、図5において充填された。
チャネルは、ブロックを通して切断することができる。これらのチャネルがブロックの側部に沿って切断されるチャネル(したがって、製造されたチャネル)と交差する場合には、チャネルに置かれた結合剤は、さらに、側壁に対して安定化フレーム構造を与える。
底部及び側壁を形成するのに用いられる発泡材ブロックは、プールが構築される穴の中の位置に置かれる前に、水密又は防水コーティングで仕上げることができる。必要に応じて、これらは、プールが構築される穴の中に置かれた後で仕上げることができる。
発泡材ブロックの構築は多数の利点を有する。発泡材ブロックは耐久性があり、地面の移動による亀裂又は破壊に耐性がある。発泡材ブロックの密度は、例えば、1lb/立方フィート又は2lb/立方フィートとすることができるが、これらに限定されるものではない。これは、ブロックが絶縁材として働くことを可能にする。この絶縁は、プールを加熱する費用を減少させることができる。発泡材ブロックはさらに軽量であり、プール部品を少人数のチーム、例えば1人又は2人程度で運び、取り付けることを可能にする。
発泡材ブロックの構築は、さらに、プールの水密性内部に重大な損傷を与えることなく、プールを修理することを可能にする。プール内部の装置に問題が生じたときには、装置は、水密コーティングとは反対側の側壁の側部からアクセスされることができる。装置が補修された後で、発泡材ブロックは、装置を補修するのに生成された裂け目に吹き込まれる発泡材を用いて修理することができる。
発泡材ブロックは、プールにおいて有益な種々の特徴を含むように、及び/又は、こうした特徴及び装置を受け入れる準備ができるように、予め製造することができる。例えば、配管、配線、暖房装置、濾過装置(スキミングを含む)、ポンプ装置、スイム・ジェット、ボルテックス・ジェット(すなわち、「渦巻き」を生成するジェット)、マッサージ・ジェット、スピーカ、温水浴槽ジェット、マッサージ・ジェット・ハーネス取り付け機構、照明装置、凹んだはしご又は階段、はしごの凹部、ブレーキ・デテント、これらの特徴のタイル又は組み合わせを含むように予め製造することができる。
これらの特徴は、交換可能に設計することができる。交換可能性は、本発明の既存のプールを向上させることを可能にする。例えば、照明又はスイム・ジェットのないプールは、発泡材ブロックのすべて又はその一部を置き換えることにより、これらを含むように適応させることができる。発泡材の使用は、壁の裏へのアクセスを可能にして、水に面する部分が水密のまま残るようにすることができる。さらに、修理中、ライナを挿入してもよい。
図6A、図6B、及び図6Cは、照明、スイム・ジェット、及びスキマーのそれぞれに予め製造されたブロックを示す。1つの実施形態においては、プールを購入する顧客には、彼のプールの使用可能な側壁を示すブランク・フォームが与えられている。フォームは例えば図3に示すものと同様とすることができる。各々の使用可能な特徴(並びに「特徴なし」)は、数及び価格が割り当てられ、顧客はフォームにおける各々のブロックに対する数を選択する。このように、各々の顧客は、個人に合わせたプールを経験する。
1つの実施形態においては、少なくとも1つのマッサージ・ジェット及びマッサージヘット・ハーネスが側壁に含まれる。4つ又は5つのマッサージ・ジェットが、例えば人の背中をマッサージするように修正できる向きで、ブロックに配置されることが好ましい。ジェットが効果的である領域に人の位置を維持することを可能にするために、ブロックは、さらに、人がマッサージ・ジェットを使用している間に着用することができるハーネスのためのつなぎ鋼を含むことができる。各々のマッサージ・ジェットは、例えば、約2から約3馬力をもつモータを用いて動作することができるが、この数は、ユーザの裁量で変更することができる。マッサージ・ジェットは、プールと一体であるか又はプールとは別個のパネルにより制御することができる。マッサージ・ジェットは遠隔制御することができる。
発泡材ブロック・プールの構築が、カバーされたプールを製造する内容で説明されたが、本明細書に列挙される発泡材ブロック・プールの原理は、通常のプールの構築にも適用することができる。
ブロックの構築はこのようにプール形成の内容において、本発明書においてここまで説明されたが、これはさらに、他の構造体の構築にも有益である。1つの実施形態においては、鉄筋又はガラス繊維並びに発泡材におけるキャビティに現場打ちされたコンクリートにより強化されたロック係合する発泡材ブロックの使用は、部分的な又は完全な「アウトドア・ルーム」環境として働く構造体を製造するように与えられる。ブロック自体は、テレビジョン(任意的な傾斜機能を含む)、DVD/VCRプレイヤー、ステレオ、スピーカ、USBポート、遠隔制御(任意的に遠隔マウス制御を含む)、加熱及び冷却通気部、天然ガス又はプロパン暖炉、照明装備品、及びファウンテンを含む、適切なアウトドア特徴を組み込むことができるカットアウトを含むことができる。このロック係合ブロック構造体の部分は、プラント及び彫像の設置及び/又はディスプレイ領域のために用いることができる。発泡材ブロック自体は、スタッコ、プラスター、タイル、人工又は本物の石又は他の同様なベニヤを含む種々のコーティングで仕上げることができるが、これらに限定されるものではない。
構造体は、適切なブロックにおけるキャビティを通して現場打ちされた少なくとも2つのコンクリートの足場で地面に固定することができる。固定したときに2つ又はそれ以上のこうした発泡材ブロックを変更不能に接続する、キャビティへの現場打ちコンクリートは、付加的な構造安定性を与える。好ましい構造体は、少なくとも12フィート直径の円弧を含み、完全な円を生成する。或いは、構造体はさらに、(添付される図に示されるように)正方形にわたり少なくとも2つの直角を含むことができ、さらに、45度の角を含むことができ、又は、長方形又は正方形の部屋に完全に囲まれていてもよい。図6Dは、本発明の本実施形態の構造体に対する多数の可能性のある外径を示す。構造体は、さらに、壁の外側の周りに管の下部構造を含むことができ、高温の圧縮空気が部屋に送り出されることを可能にする。このことは、ヒータと結合されたときに、こうした部屋を加熱するのに安価で効率的な方法を提供することができる。
ルーフィング構造体もまた、本発明の特定の表示において考慮される。このルーフィング構造体は、さらに、水ミスト特徴をもつ又はもたないファンを組み込むことができる。この構造体は、入れ子テーブル及び/又は本明細書に説明される水中パティオ・プール/スパを部分的に又は完全に取り囲むのに用いることができる。
本実施形態の部屋は、多数の特徴を提供することができる。予め製造されたロック係合発泡材ブロックの使用は、良好に絶縁され、軽量で、安価な構造材料を与える。この構造体は、鉄筋又はガラス繊維並びに現場打ちコンクリートを加えることにより、実質的により強く、さらに耐久性のあるものとなり、さらに強度及び安定性が弧設計により与えられる。コーティングされると、構造体は腐敗又は劣化しない。このプロセスの性質は、構造体が、現場でより迅速に、より少ない費用及び大きい耐久性で、従来の構築方法を用いて与えることができるより大きい音及び熱絶縁により製造されることを可能にする。これらの発泡材ブロックにおける予め製造されたカットアウトは、望ましい器具の迅速で信頼性のある挿入を可能にする。
上述の入れ子テーブル及び/又はパティオ・プールをもつこの構造体の組み合わせは、ホームシアター、食事、水泳、遊戯室、又は4つすべての組み合わせを含む種々の活動のために用いることができる部屋/領域を製造することにより、小さい居住空間の融通性を実質的に増加させる。発泡材ブロックにより与えられる優秀な熱及び音の絶縁は、既存の構築方法を用いては実現できなかったこれらの活動すべてに対して独特な密接した環境を生成する。入れ子テーブル及び/又はパティオ・プールを、本明細書に説明される新規な構築方法と組み合わせて採用することによる部屋又は空間の機能を迅速に変更する能力は、現在業界では存在せず、限られた空間をもつ家の所有者に対して潜在的な利点を与える。
B.カバー
本発明はカバーを含む。カバーは剛性又は半剛性とすることができる。もちろん、当業者であれば、すべての材料はある程度の剛性を有するが、可撓性は最小であることを認識する。幾つかの実施形態においては、カバーは、プールの開放上部をカバーする又は実質的にカバーすることができる上側及び底側を有する。カバーは、プールの側壁に沿って上昇及び下降させることにより、プールの底部に及び底部から移動することができる。
プール底部は平らとすることができる。プールの底部は、高さが変化する領域を有することが好ましい。高さを変更することは、プールに入るあらゆる沈殿物又は他の廃棄物が、破片吸引装置によって、より利便性をもって除去されることができる領域において収集されることを可能にする。変化する高さの底部に関する一例は図1に示され、くぼみ11は破片の蓄積のための領域を与える。
1つの実施形態においては、カバーはプールの側壁に接触せず、カバーと側壁との間に間隙をもたらす。例えば、カバーの周囲は、プールの側壁から、約0.25インチから2インチまでの間、好ましくは1インチだけ離れるものとすることができる。カバーと側壁との間の間隙は、要求されるものではないが、カバーの周囲で一様とすることができる。本発明の幾つかの実施形態においては、カバーと側壁の分離は、カバーが下降するときには水がカバー下の領域からカバー上の領域に流れ、カバーが上昇するときには水がカバー上の領域からカバー下の領域に流れることを可能にする。さらに別の実施形態においては、カバーと側壁との間(又はシールと側壁との間)に間隙はなく、水はカバーにおける1つ又はそれ以上の穴を通って流れることができる。
さらに別の実施形態においては、カバーはフラップ又は弁を有する1つ又はそれ以上の穴を含む。これらは、水のさらなる流れを可能にして、カバーは或いは別の場合に上昇又は下降するであろうより速い速度で上昇及び下降することができる。
本発明の別の実施形態においては、カバーはプールの幅と比較すると小さい幅を有する。この場合、カバーは上昇されたときに、カバー上に置かれた付加的な形状上部の支持体として働くことができる。この上部は、破片がプールに入らないようにするのに十分な強度及びカバー範囲を与えることができる。本実施形態においては、カバーの上に物を置くのに十分な強度はない可能性があるが、破片がプールに入らないようにするには依然として十分である。
カバーの周囲は、可撓性シールにより囲むことができる。このシールは、カバーが最高位置にあるときに、プールのコーピング(以下に十分に説明される)と連続的に接触することができる。カバーがコーピングの高さの下に下降した後で、カバーが水位まで下降する前に、シールと側壁との間に間隙がある。この間隙は、カバーが下降するときにカバー下からカバー上に流れることを可能にする。カバーが上昇するとき、流れは逆になる。
さらに別の実施形態においては、このシールは、カバーが下降及び上昇するとき及びカバーが静止している間、側壁と連続して接触している。本実施形態においては、カバーは、カバーが下降及び上昇するときに、水がカバーの片側から他方に流れることを可能にする穴を含む。
カバーは単一構成とすることができる。カバーは、さらに、2つ又はそれ以上のパネルから構築することができる。各々のパネルは、さらに、セグメントに分割することができる。例えば、図7及び図8に示すように、円形パネルを構築することができる。図8においては、パネル31はセグメント33及び35を含む。パネル間の空間37及びセグメント間の空間39は、シールしてもよいし又は開いたままにしてもよい。開いたままである場合には、空間は、カバーが下降又は上昇するときに水の流れを可能にする。空間は、例えば、プール・グラウトのようにシールすることができる。カバーの中心はキャップ41を含むことができる。パネル及び/又はセグメントは、さらに、ロック係合することができる。別のパネルが図9に示される。
カバーは、底部とカバーとの間の領域へのアクセスを可能にする1つ又はそれ以上のアクセス・ポートを含むことができる。カバーが多数のパネル及び/又は多数のセグメントから構築されるときには、維持管理又は他の目的のために、アクセス・ポートとして働く単一パネル又は単一セグメントを有することが便利である。このパネルは、カバーがプールの中に下降するときに緩く固定される又は解放されるように設計して、水がパネルの周りに流れるようにすることができる。
カバーは、表面上に装飾的な設計を含むことができる。この装飾的な設計は、例えば、モザイク、タイル、現代的なモチーフ、アンティークなモチーフ、又は西洋的なモチーフとすることができる。カバーは、タイルを加えるための空間を含むように鋳造することができる。
カバーはあらゆる好適な材料から製造することができる。鋳物材料は、例えば、コンクリート、ガラス繊維、樹脂、又はこれらの組み合わせを含むことができる。カバー質量を減少させるために、さらに充填材料を含むことができる。充填材料は、例えば、クレイビーズ又はガラス細粒を含む。1つの実施形態においては、カバーは、エポキシ、砂、小石、及びガラス細粒の混合物で製造される。カバー(又はパネル、又はセグメント)は、2人だけで持ち上げ、移動させ、組み立てるのに十分なだけ軽量であることが好ましい。
本発明の1つの実施形態においては、カバー上部及び底部の両方は平らである。別の実施形態においては、カバーの底部は、図8に示すようにリブ43を含む。これらのリブは、カバーの強度を増加させ、依然としてカバーが、2人だけで持ち上げられるのに十分なだけカバーの部分が薄く軽量であるようにすることを可能にする。
C.フレーム構造
カバーが一体構造である場合、これはカバーを上昇及び下降させるのに用いられる機構の上に直接置くことができる。カバーが多数の部品から構築されるときには、カバーは、フレーム構造により支持されることが好ましい。本発明の1つの実施形態においては、フレーム構造は、図10に示すようにリム及びレッグのフレーム構造である。リム及びレッグのフレーム構造は、カバーの中心においてリム47から実質的にカバーの周囲に延びる複数の支持レッグ45を含む。これは、カバーを複数の部分に分割する。
リム及びレッグのフレーム構造は、カバーの重量を支持するのに実質的に十分な任意の材料、及び、上昇位置にあるときにカバー上に置くことができる人及び/又は装置で製造することができる。リム及びレッグは、同じ材料であってもよいし又は異なる材料であってもよい。この材料は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、チタニウム、ガラス繊維、樹脂、又はプラスチックとすることができる。リム及びレッグは、腐食に対する耐性を増加させることを助ける材料でコーティングすることができる。例えば、これらはガラス繊維強化ポリマーでコーティングすることができる。このガラス繊維強化ポリマーは、例えばエポキシとすることができる。
リム及びレッグのフレーム構造は、個々の支持レッグをリムに固定することにより製造することができる。次いでリムが中央ハブに取り付けられる。1つの好適な支持レッグが図11に示される。リム又はハブは、次いで、以下に説明されるリフト機構にボルト留めすることができる。1つのこうしたリフト機構、水圧シリンダ49が図10に示される。ハブへの挿入により、支持レッグをハブに固定することができる。
好ましい実施形態においては、各々のレッグ対は、単一パネルを支持する。レッグは、さらに、各々のパネルの下に1つ又はそれ以上のレッグがあるように位置させることができる。
本発明のさらに別の実施形態においては、各々のレッグは多数のシート材料により強化される。この強化に対する1つの好ましい材料は拡張鋼である。各々のレッグには、さらに、図11Aに示されるように取り付け機構が与えられる。これは、所望であれば又は必要に応じて、レッグをさらに固定することを可能にする。拡張鋼レッグは、多数の拡張鋼の層を有することができる。これらは、さらに、エポキシ、樹脂、又は別の物質により強化することができる。
本発明のさらに別の実施形態においては、フレーム構造は、ハブ、リム、及び楔のフレーム構造である。ハブ、リム、及び楔のフレーム構造の例は図12に示されており、ハブ、複数の楔、及びリム55を示す。別の例が図12Aに示される。リムは最大強度のために円形とすることができるが、所望の場合には他の形状であってもよい。ハブ、リム、及び楔のフレーム構造は、個々のロック係合部品であってもよいし、又は、一体構造として製造されてもよい。
楔は、図12Aに示されるように1つ又はそれ以上の放射レッグを含むように構築することができる。各々の楔の部分は、同じ材料であってもよいし又は異なる材料であってもよい。例えば、楔に含まれる放射レッグは、耐腐食性材料で鋼コーティングすることができる。この材料は、例えば、ガラス繊維強化樹脂とすることができる。各々の楔の弧状部材は、例えば、ステンレス鋼又はアルミニウムとすることができる。
好ましい実施形態においては、リムは直径が5フィートであり、アルミニウムで製造される。付加的な安定性は、さらに、図12に示されるように、付加的な横材を加えることにより与えることができる。リムは、さらに、例えば、ステンレス鋼、ガラス繊維、チタニウム、又は他の材料で製造することができる。さらなる支持が望まれる場合には、図13に示すように、さらに別のスポーク(支持アーム)をリムの周囲に沿って配置することができる。これらのスポークは、リムの同様な傾斜に対応する傾斜上部を有することができる。好ましい実施形態においては、各々のさらに別のスポークは、図13に示すように2つのボルトにより固定される。図13Aはリムの平面図、ハブの側面図、支持アームの平面図、正面図、裏面図、側面図を示し、これは例えば、繊維複合材料、鋼、ステンレス鋼の組み合わせとすることができる。図13Bは、支持アームの平面図、正面図、裏面図、及び側面図を示す。図13Cは、図13A及び図13Bの支持アームの正面図を示す。これは、鉄筋、ステンレス鋼上部、ステンレス鋼バックプレート、鋼安定化管、樹脂充填物、及びガラス繊維防水を含む。図13Dは、ステンレス鋼エンドキャップを含む別の可能性のある支持アームの正面図を示す。
付加的なリム設計が図14に示される。リムの中心穴は、シリンダの対応するテーパ部分と適合するようにテーパさせることができる。
カバーを支持するためにフレーム構造を用いることは、多数の利点を有する。例えば、幾何学的形状のフレーム構造を用いることにより、最小数のパネルがフレーム構造に固定されて、大きいサイズのカバーが与えられる。パネルは、フレーム枠の中心からの直接の支持なしで縁間にわたることができるため、これらは、所定の位置に下ろして固定することにより組み立てることができる。パネルは、例えば、ピン、スクリュー、ボルト、鋳造物における突起、又は、本開示の利点により当業者によって認識される他の方法により固定することができる。
本発明の1つの実施形態においては、カバーは、カバーの残りの部分とは独立して上昇させることができる別個の部品を含むことができる。この別個の部品は、カバー上のどこにあってもよく、どのような形状であってもよい。カバーの中心に配置され、円形であることが理想的である。別個の部品は、さらに、カバーの最大高さの上に上昇させることができる。別個の部品は、カバーが任意の位置にあるときにテーブルとして用いることができる。例えば、カバーは、カバーの表面の上に約1フィートの水があるように下降させることができ、テーブルはカバーの高さのより約3フィート高く上昇させることができる。このことは、プールのユーザがテーブルに座り、食事をするか又は他の活動をし、さらに脚をプールに浸すことを可能にする。
別個の部品を上昇及び/又は下降させるのに用いられる機構は、カバーを上昇及び/又は下降させるのに用いられる機構と別個であってもよいし、又はこれと一体的なものであってもよい。例えば、別個の部品が中央テーブルである場合、テーブルは、中央シリンダにおける別個のピストンにより上昇させることができる。テーブルは、シリンダにおける別個の穴に位置される別個のシリンダにより上昇させられることが好ましい。この好ましい実施形態においては、テーブルは、それ自体の給水を有しており、カバーと完全に独立して上昇及び下降することができる。こうした好ましい実施形態においては、テーブルを上昇及び下降させるためのシリンダは、約50インチの長さである。本発明の実施形態のためのリフト・シリンダは、以下のセクションEにおいてより詳細に説明される。
本明細書に説明されるリフト技術は、テーブルを上昇及び下降させるのに用いられるものであり、プールと関連するものではない。これは、例えば、ユーザが小さい庭をもっており、テーブルを使用したいが、常に出しておくわけではないことを望む場合に有益とすることができる。リフト・シリンダは、地面に埋め込むことができ、水ポンプ及び水給を設けることができる。任意的には、周囲の草木をシミュレートするカバーを設けることができる。この方法により、テーブルは、使用しないときには完全に見えなくすることができる。
D.コーピング
プールの側壁はプール・コーピングを含むことができる。コーピングは、仕上げ縁を与える。所望の場合には、コーピングは、シールにカバーを与える。このことは、最高の上昇位置又はこれの近くにあるときに、カバーがプールをシールすることを可能にする。図15は、本発明におけるコーピングの平面図及び側面図を示す。膨張式ガスケット、材料、及び方法を含むガスケット形式の装置を用いて、コーピングとカバーとの間のシールを堅くすることができる。これにより破片がプールに入らないようにすることができる。
種々のコーピングを本発明において用いることができる。1つの実施形態においては、カスタム・コーピングは、ストーンワーキングに熟練した職人により取り付けられる。好ましい実施形態においては、コーピングは、型から鋳造される。鋳造コーピングは1つ又はそれ以上の部品とすることができる。これらの部品は現場で組み立てて、コーピングの重要な携帯性を可能にすることができる。コーピングは、例えば、セメント、コンクリート、石、又は他の材料から製造することができる。
コーピングは、把持後の取り付けのために1つ又はそれ以上の穴を含むことができる。このはしごは、カバーをはしごが必要である又は望まれる深さまで下降させた後で、プールに配置することができる。側壁は、さらに、はしごを固定するために1つ又はそれ以上のデテントを含むことができる。はしごは、はしごがプールの上昇又は下降に干渉しないようにフェイルセーフを設けることができる。例えば、はしごは、カバーと接触した場合には分離するように設計することができ、又は、カバーが特定の近接度内で上昇された場合には警報を鳴らすことができる。
E.カバーを上昇及び下降させるための機構
プールのカバーは、ユーザが、カバーの一方の側部から他方の側部に水が流れることを可能にすることにより、上昇及び下降させることができる。好ましい実施形態においては、カバーがその最大高さまで上昇されたときには、カバーは水の表面の上にあり、周囲の領域と同じ高さになる。カバーは、例えば、パティオとして用いることができる。カバーがその最低高さまで下降されたときには、最大プール深さが使用可能になる。
プールは、さらに、最大高さと最低高さとの間の1つ又はそれ以上の高さで停止できるように設計することができる。これらの高さで停止されたときには、プールは、水の表面に関するカバーの位置に基づいて、プールは、種々の明らかな水の深さを与えることができる。例えば、カバーがその最大高さから下降されて、少量の水だけがカバーの上側にあるときには、プールは、装飾的なリフレクティング・プール、水遊びプール又は子供のプレイ・プールとして用いることができる。最低高さにより近い高さでは、プールは、温水浴槽、渦流浴槽、又は治療プールとして用いることができる。プールの制御機構は、プールが、ユーザにより設計された任意の点で停止することを可能にするように構成することができる。これはさらに、プールが、多数の特定の高さで停止することを可能にするように構成することができる。
カバーを上昇及び下降させるための機構は、カバーがその最低高さにあるとき(したがって、水が最大量であるとき)に、カバーを持ち上げるのに十分などのような機構であってもよい。カバーは、カバーの密度に応じて、重力によりゆっくりと下降させることができるが、カバーを下降させるのに機構が力を与えることが好ましい。機構は、あらゆる手動、自動、及び/又は電動式とすることができる。これは、例えば、プーリー、ギア、シザー・リフト、空気まくら、油圧技術、又はこれらの組み合わせを含むことができる。説明では一般に単一機構を論じるが、1つより多い機構を並行して用いることができ、又は、一次機構が故障した場合又はカバーが非常に迅速に上昇されなければならない場合に、カバーを上昇させるためにフェイルセーフ機構を含むことができることが理解される。カバーを上昇及び下降させるための機構は、プールのカバーの下に完全に含むことができる。
機構は、カバーの上部、側部、及び/又は底部から力を及ぼすことにより、カバーを上昇及び下降させることができる。さらに、カバーの周囲の1つ又はそれ以上の位置から又はその周りから力を及ぼすことによりカバーを上昇又は下降させることができる。水圧シリンダはプール・カバー又はフレーム構造の底部に接続される。水圧シリンダは、一段シリンダ又は多段シリンダである。多段シリンダは入れ子式シリンダとすることができる。入れ子式水圧シリンダは、連続的に小さくなる直径の管部分を含む。これらの部分は内側に入れ子式に入り、水圧シリンダに必要とされる小さいハウジングをもたらす。入れ子式水圧シリンダが作動されてカバーが上昇されると、小さい段が内側にある最大の段が最初に動き、このことは、入れ子式水圧シリンダが完全に延びるまで各段について継続する。収縮するときには、最小直径の段は、次の段が動き始める前に収縮する。
本発明に用いられる多段水圧シリンダの一例は図16に示される。さらに別の例は図17A及び図17Bに示される。この多段水圧シリンダを用いるリフト機構は、プールの底部において24インチほどの浅さで穴に配置することができる。
図17Cは、本発明に用いられる付加的なシリンダを示す。図17Cにおいては、中央シリンダ58は、台形の断面を有する複数の発泡材プリズム60により取り囲まれる。これらのプリズム60は、ガラス繊維層62により液状コーティングされており、三角形の断面を有する発泡材プリズム64がプリズム間の空間に挿入される。さらに別のガラス繊維層67が適用される。図17Cはさらに、シリンダ上に重畳された六角形のボルト取り付け具を含むエンドキャップ66を示す。
本発明に用いられる水圧シリンダの別の例が図17に示される。図17における水圧シリンダ組立体は、第1水圧シリンダ及び第2水圧シリンダ63を取り囲む受け取りシリンダ59を含む。受け取りシリンダ59と第1水圧シリンダ61の界面はOリング65によりシールされる。フレーム構造67に対する第2水圧シリンダの接続は69で生じる。水圧シリンダは、さらに、水圧シリンダのデフォルト高さを調整するのに用いることができる任意的なねじ切りロッド71を含む。ねじ切りロッドは、ステンレス鋼のねじ切りロッドとすることができる。図17はさらに、ポンプ(図示せず)からの流入口73を示す。
本発明に用いられる水圧シリンダは、例えば、プラスチック、アルミニウム、ガラス繊維、ステンレス鋼、又は他の材料から構築することができる。1つの実施形態においては、水圧シリンダは、ステンレス鋼シースをもつプラスチック・シリンダである。さらに別の実施形態においては、水圧シリンダ及び受け取りシリンダ(後述される)は、湾曲溝を有する。これらの溝は、プール・カバーが上昇及び下降するときに回転することを可能にする。これは、魅力的な視覚効果を与えることができる。
水圧シリンダの底部は、受け取りシリンダに含まれる。受け取りシリンダは、プールの底部に凹ませられる。受け取りシリンダは、水圧シリンダと同じ材料又は異なる材料で構築することができる。受け取りシリンダは、例えば、ステンレス鋼、プラスチック、ポリマー、ガラス繊維、アルミニウム、又は他に好適な材料とすることができる。受け取りシリンダは、ステンレス・シースをもつプラスチックのシリンダであることが好ましい。受け取りシリンダの内径は、10/10,000に過ぎず、水圧シリンダの外径より約50/10,000だけ大きいことが好ましい。この差異は可能な限り小さいことが理想的である。
あらゆる好適な流体は、水圧シリンダに水圧をかけるのに用いることができる。例えば、水圧シリンダは、作動液、オリーブ油、又は水を含むことができる。水は水圧をかけるのに用いる流体として好ましい。水圧シリンダが水を含むときに、水圧シリンダの漏れはほとんど関係なく、これはシリンダ内の漏水がプールの水と混合することはほとんどないためである。制御された漏れは水圧シリンダの水が定期的に交換されることを可能にするため、有利とすることができる。水圧シリンダは、さらに、流体を交換することを可能にするように逆流防止弁を備えることができる。
当業者は、水圧シリンダ及び受け取りシリンダは、水圧力を与えるのに用いられる流体の漏れを防ぐように、シールされた界面において接触すべきであることを認識する。1つのシール界面の切取図が図18に示される。このシール界面においては、Oリングが受け取りシリンダ77と、さらなる張力ストラップ81をもつ超高分子量ポリエチレン(UHMW)ストラップ79との間に置かれている。1つの実施形態においては、受け取りシリンダ及びさらなる張力ストラップはステンレス鋼である。界面はエポキシ、シリコン、又は他のシーラント83で充填されており、エポキシに固定された圧力プレート85と固定される。1つの実施形態においては、圧力プレート及び圧力プレートを固定するボルト87は、ステンレス鋼である。プール底部89もまた示される。
代替的なシール界面が図19に示される。図19のシール界面は、Teflon(登録商標)ガスケットとすることができるガスケット91を含む。ガスケットは、多数のOリング93を囲む。囲いはステンレス鋼の囲いとすることができる。任意的なシーラント層97は囲い及びガスケットの両方をカバーし、圧力プレート99は囲いにボルト留めされる。プール底部101及び受け取りシリンダ103もまた示される。シールは、プールのカバーを取り外すことなくアクセスできることが好ましい。
さらに別の実施形態においては、多数の水圧シリンダが用いられる。各々の水圧シリンダは、上述の単一のリフト・シリンダの特性を用いることができる。多数のシリンダの特性は同じであってもよいし又は異なっていてもよい。本実施形態は、カバーの1つより多い部分が、カバーの別の部分とは独立して上昇又は下降される状況において好ましい。例えば、長方形のプール及びカバーは、長方形の軸のいずれかの端部に水圧シリンダを設計することができる。カバーが一体構造である場合には、一方のシリンダを他方のシリンダより大きい範囲まで下降させることにより、傾斜底部をもつプールを製造することができる。カバーが独立して動くことができる多数構造である場合には、一方のシリンダを他方のシリンダより大きい範囲まで下降させることにより、2つの異なる深さをもつプールを製造することができる。所望の場合には、例えば、安全性の理由のために、互いに独立して動くことができるカバー部品をもつプールは、物及び人が、より大きい高さを有するカバーの部分の下に移動する及び/又はトラップされることを阻止する膜により接続されたカバー部品を有することができる。
水圧リフト機構を用いることは、多数の利点を有する。水圧シリンダによりかけられる力は、単純な関係で表現される。
シリンダ出力(ポンド)=圧力(psi)×シリンダ領域(in2
適度な大きさのシリンダでさえも、実質的な乗数を、与えられた圧力に与えることができる。例えば、12インチ直径のシリンダは、圧力を113倍にも増大させる。その直径のシリンダは、100psiに過ぎない圧力を用いて、11,000ポンドの重量を支持することが可能になる。
適当な大きさのシリンダにより与えられる実質的な乗数のために、カバーは、比較的小さい水圧により上昇、下降、及び所定の位置に保持することができる。本発明の実施形態においては、この圧力は通常のプール・フィルタ・ポンプにより与えられるが、必要に応じて又は所望の場合には、通常のガーデン・ホースは、ある期間にわたりカバーを上昇又は下降させるのに十分なものとなる。このポンプは、例えば、Hayward(登録商標)ブランドのポンプとすることができる。このポンプは、カバーを上昇させるために圧力を与え、カバーを下降させるために吸引を与えるように構成することができる。同じポンプ(又は異なるポンプ)を、プール・スキマー並びにスイム・ジェット又はマッサージ・ジェットのようなあらゆる他の加圧プール設備を動作させるように構成することができる。ポンプ構成の1つの図が図20に示される。
さらに別の実施形態においては、シザー・リフトがリフト機構である。好ましい実施形態においては、シザー・リフトは水圧シザー・リフトである。水圧シザー・リフトの一例が図20Aに示される。この例においては、トラック102に配置される多数のレッグ100はギア104により調整される運動を有する。レッグ100は水圧シリンダ106により上昇され、これは次いで、カバーを所定の位置にロックするのに用いることができる。
さらに別の実施形態においては、膨張式ブラダーがリフト機構である。このブラダーは、カバーが上昇されるときに遠隔ソースからの液体又は気体により満たされることができ、カバーが下降されるときには、空気が強制的に排気されるか又は自然に排気されることを可能にすることができる。本実施形態はどのような大きさのプールにも用いることができるが、小さいプールに最も適している。
図24B及び図24Cに示される最も好ましい実施形態においては、流体力を適用する異なる方法がリフト機構として用いられる。本実施形態においては、カラム108が受け取りキャビティ110に配置され、キャビティはカラムの形状に対応する断面形状を有している。この形状は、例えば、正方形、三角形、円形、楕円形、菱形、台形、平行四辺形、又はいずれかの他の形状とすることができる。好ましい実施形態においては、形状は、カバーの回転を阻止する正方形である。カラムはその長さに沿ってキャビティの周りを自由に移動できることが理想である。キャビティにおいて又はキャビティの近くには、1つ又はそれ以上の水入口(図示せず)が配置される。形状に「対応させる」とは、形状が全く同じであってもよいし、又は、受け取り側のキャビティの形状が、安定化ラック又は他の機構を取り込むのに必要な量だけ、カラムの形状から異なっていてもよいことを意味する。
水が水入口に入るとき、カラムを押し付け、これは次いでカバーを押し付ける。これによりカバーは所望の高さに持ち上げられ、弁を用いて、押し上げ力を維持することができる。セクションFで説明されるように、さらに別の機構(ラック139及びロック機構141を含む)を用いてカラムを安定化させ、したがってカバーを所望の高さに安定させることができる。カラム(カバー)が下降されるときには、弁及び安定化機構の係合が解除され、流体の流れが逆になり、カラム及びカバーは収縮する。
好ましい実施形態においては、カラムはテーパされるか、又は、圧力除去溝112を与えるようにカラムの一部がキャビティの底部の最も近くで除去される。カラムが、テーパ及び/又は除去された部分が露出される範囲にまで上昇されたときには、水はカラムの周りを自由に流れて、カラムが望まれるより高く上昇することを阻止できるようになる。
F.カバーを安定化させる機構
リフト機構からの力が維持される限り、どのような安定化も必要ないが、1つ又はそれ以上のブレーキ装置を含むことができる。これらの装置は、カバー周囲における又はこの近くにおけるカバー高さの僅かな局所的な変動を最小にする又は阻止するのに特に有益とすることができる。本発明の1つの実施形態においては、水圧ブレーキ・システムがカバーに取り付けられて、多数のブレーキ装置が周囲の周りに配置される。ブレーキ・システムの水圧機能は、リフト機構の水圧機能とは独立していることが好ましい。本発明の実施形態に用いられる種々の可能なブレーキ・システムは図21、図22、及び図23に示される。
図21は本発明のブレーキ・システムとして用いることができる。図21においては、ピン103は、プールの側壁における適合する凹部に固定するように構成される。ピンは水圧により又は機械手段により伸縮することができる。1つの実施形態においては、ピンはステンレス鋼ピンであり、ピストン105はエポキシである。プールの側壁は、ピンを受け入れるために、変化する高さに多数の凹部を含むことができる。
図22は、本発明に用いることができる膨張式ブレーキを示す。図22のブレーキにおいては、重いゴムであることが好ましいブラダー107は水又は空気で満たされる。これは、圧力により、ブレーキ・パッド109を側壁11に固定する。ブレーキ・パッドは、例えば、ガラス繊維とすることができる。ブレーキ・パッドは、例えば、ゴム・コーティングのようなコーティング113を有することができ、ブレーキ・パッドが側壁と接触する界面におけるゴム・コーティングを有することが好ましい。
さらに別のブレーキ機構が図22Aに示され、ブレーキ・レバー114、ブレーキ・パッド116、ブレーキ・ケーブル118、及びアクチュエータ・アセンブリ120を示し、すべてがプール・カバーの下に位置し、これに取り付けられている。作動により、ブレーキはピボット運動をし、係合する。同心的に示されるが、アクチュエータは、さらに、偏心的に配置することができる。アクチュエータは、水ピストンにより移動させることができる。
さらに別のブレーキ機構が図22Bに示される。一般に、ブレーキはカバーの周囲のどこにでも配置することができ、好ましくはカバーの周りに一様に配置され、最も好ましくは90度、120度だけ分離されて配置される。ブレーキ機構は、アクチュエータ112、ブレーキ・パッド124、及び対重ハンガー126を含むことができる。ブレーキは、コーピング、プール・サイドに押し付けることができ、又は、与えられた圧力プレートに押し付けることができる。
本発明のさらに別の実施形態においては、水圧ブレーキを用いることができる。これらの実施形態においては、コーティングされているとすることができるブレーキ・パッドを、水圧を用いて、側壁に押し付けることができる。例えば3インチであるような相対的に適度な直径のシリンダであっても、最小量の圧力で高いブレーキ力を与えることができる。別の実施形態においては、ブレーキは、電流により作動及び解除できる磁気ブレーキとすることができる。さらに、これらのブレーキ装置の1つ又はそれ以上は、並列して動作するか、又は一方が一次ブレーキ装置として動作し、別の方がバックアップ機構として動作すると考慮することができる。
本発明の別の実施形態においては、上述のブレーキ装置は、付加的な水圧支持体により補完又は置き換えることができる。付加的な水圧支持体は例えば図23に示される。これらの付加的な水圧支持体は、水圧を与えるように水を用いる。付加的な水圧支持体は、水圧を与えるために水を用いることが好ましい。付加的な水圧支持体は、リフト機構と同じ又は異なるポンプ機構を有することができる。付加的な水圧支持体は、カバー及びプールの底部に、ヒンジにより又はカバーが上昇されたときにこれらが配置されることを可能にする他の方法で取り付けることができる。図23は、配置された状態121及び配置されていない状態123における付加的な水圧支持体の側面図を示す。図1は、配置された状態の付加的な水圧支持体を示す。図1は、さらに、任意的な上昇テーブルを示す。どのような数の付加的な支持体を用いることができるが、複数の付加的な支持体をプールの底部の周囲に配置できることが好ましい。これらの付加的な水圧支持体は、カバーを安定させるのに十分な水圧力を用いる。
本発明のさらに別の実施形態においては、プールは、図24に示されるように少なくとも4つのラック及びギア・アセンブリにより安定される。図24は2つのギア125を含む。ギアは、ステンレス鋼、アルミニウム、及び鋳造ポリウレタンを含むがこれらに限定されるものではない、望まれるあらゆる材料から構築することができる。ポリウレタンが好ましいことが見出された。出願人は、理論に縛られることを望むものではないが、ポリウレタン・ギアは、ギアとラック127とのより完全な接触を可能にすると信じられている。ラック127は、プールの角部に配置されたレッグに鋳造される。ホイール129は、ラックとギアとの間で圧力を維持する。各々のギアはロッド131に取り付けられる。ロッドは、例えば、ステンレス鋼のロッドとすることができる。図24に示すような装置がロッドの両端に取り付けられて、長方形フレームを形成する。各々のロッドは、プレート133により固定されることが好ましい。プールのカバーは、ラック及びギア・アセンブリの上に置かれる及び又はこれに固定される。カバーが上昇されたとき、各々のラック及びギア・アセンブリは同時に向きを変える。これにより、実質的な大きさのカバーが、側部の高さの変動なしで上昇されることが可能になる。1つのギアをロックすることにより、すべてのギアの移動が阻止されて、さらにカバーが安定化される。
シリンダのロック、安定化、及びフェイルセーブ機構が図24Aに示され、ラックが、ロック機構の受け取り側端部として中央ピストンに取り付けられた破断側面図を示す。ラックは、シリンダ表面に取り付けられてもよいし、又はシリンダに成形されてもよい。底部分は、ピストンが所望の高さを超えて延びないように保持する圧力除去フェイルセーフとして用いることができる凹部が作られたラックのない開放チャネルを有することができる。ロック及びフェイルセーフ機構のさらに別の実施形態は図24Bに示される。これは、水圧により又はばねにより作動することができるフェイルセーフ位置をもつロック機構を含む。
これらはさらに、ピストンが安全な高さより上に延びることを阻止する圧力解放開口部があることができ、これらの圧力解放開口部は、カバーが所定の高さに到達した後でリフト圧力を与えるように用いられる水をなくして、中央シリンダが水からあまりにも遠くに持ち上げられないようにする。さらに別の実施形態においては、開口部は、プールのリフト・カラムの長軸に沿って配置され、断面積は少なくとも、流入口の断面積と同じだけの大きさである。さらに別の実施形態においては、カラムの開口部は、さらに、ラックを保持するように構成され、ラックは、カラムの全長に延びることはない。このように、カラムが所望の高さまで上昇された後で、ラックがないことにより、水がラック開口部を通って流れるようになり、カラムがさらに持ち上げられることがないようになる。
驚くべきことに、図24A及び図24Bに示される安定化機構を用いることは、リフト・シリンダの基部におけるシールの必要性をなくすという有利な効果があることが発見された。カバーの最初の持ち上げを与えるのに十分な水圧が維持されている限り、ある期間にわたるカバーのくぼみに関する漏れのどのような有害な影響も、ロック式ラック機構と係合することにより避けられる。リフト・シリンダに用いられる水は安全にプールに流れ込むため、どのような有害な影響も水漏れから生じることはない。これは、費用がかかる不便なシールの置き換えがなくなるため、あらゆる従来の機構に対して決定的な利点である。
図24A及び図24Bのシールなし構成は、他の安定化シリンダのために付加的な穴が必要がないために、単一の穴のみを用いて安定されることが可能であるので、さらに有利である。さらに、シリンダを固定するのに用いられるギアの回転を測定して、カバーの高さを正確に求めることができる。最後に、この構成はカバーの回転を阻止する。
さらに別の実施形態においては、カバーは、磁気ロックにより、単独で、又は別のロックとの付加的な固定機構として、固定されることができる。
図24Dは、付加的な安定装置を示す。これは、所望のプール深さにおいて形成されたデテント137にホイールを押し付けるばね荷重圧縮器をもつ安定化ホイール135を含む。
図24Eは、付加的なロック及び支持機構を示す。ラック139は、プールの底部においてロック機構141と係合する。ラック(プールにおいて複数であることがある)は、カバーと接続されて、カバーが下降するときに受け取り側シリンダ143に凹部を作ることができる。24Eのロック及び支持機構の図は、図24Fのプールの内容において示される。
図24Gは、付加的な支持機構を示す。シリンダ145には、少なくとも1つの溝147、好ましくは二重螺旋溝が設けられ、シリンダを少なくとも1つのシリンダ・ガイド149に向ける。
本明細書に説明されるこれらの支持機構は、一般に、リフト・シリンダにより与えられる支持体に対して二次的で補完的なものであるが、所望の場合には又は必要に応じて、一次的な又は唯一の支持体とすることができることが理解されるべきである。
G.安全装置
本発明のすべての実施形態に要求されるわけではないが、1つ又はそれ以上の安全装置を本発明のプールに含むことができる。組み込むことができる安全特徴の幾つかは、カバーの周辺部に感圧性ガスケットを与えることを含む。このガスケットは、カバーが上昇又は下降される場合に、これが上昇又は下降される最中にカバーの速度を遅くする又は停止する。カバーを上昇又は下降させる前に、キー、コード、又はキーとコードの組み合わせを必要とする安全装置を含むことができる。水の移動を検出するセンサを与えることができる。水の移動及び/又は変位がある場合には、カバーは上昇又は下降されないようにすることができる。このセンサは、例えば、赤外線センサとすることができる。
他の安全特徴は、ポンプ故障の場合に、(ホースのような)代わりの水圧源を用いてカバーを上昇させるために、水圧リフト機構が上昇されることを可能にする緊急バイパス弁を含むことができる。カバーに対する制御は、特定のときに、又は、不使用になってから所定の期間の後で、例えば、1分、5分、10分、20分、60分の不使用期間、又はそれらの間隔の後で、カバーを最高位置まで自動的に上昇させるように構成することができる。カバーが上昇されようとしているとき及びカバーが上昇される間、警報が鳴るように構成することができる。
別の安全特徴は、プールの底部とカバーとの間に配置されるスタンドとすることができる。このスタンドは、特定の高さまで下ろされた後でカバーに固定されて、カバーの下でプールを維持する人が、カバーが所定の位置に残ることを確認することができる。
プールの安全特徴は、所望の場合には、ユーザが無効にできるように設計することができる。これは、例えば、車椅子を使用する人がプールを治療プールとして使用する場合に当て嵌まるとすることができる。車椅子に乗った人は、カバーが最高位置にあるときにカバー上に移動し、カバー上に圧力がかかっている間にカバーを移動させることに対する禁止は無効にされ、車椅子に乗っている人は水の中に降ろされる。
H.付加的な特徴
本発明のプールは、本明細書においてこれまで説明されたものに加えて、多数の有利な特徴を有することができる。例えば、出願人は、本発明書の多数の実施形態は、丸いプールに関して説明されたが、本発明の実施形態はそのように限定されるものではなく、図25に示すような実質的にどのような形状であってもよいことを強調する。例えば、プールは、正方形、長方形、楕円形、円形、三角形、平行四辺形、又は別の他の形状とすることができる。さらに、本発明のプールは、通常のプールを伴い、例えば、上述のスイム・ジェット及びマッサージ・ジェットを含むことにより、通常のプールに満足のいく代替技術を与えることができる。図26は、本発明のプールを伴う通常のプールを示す。
小さい大きさが要求されるわけではないが、本発明の幾つかの実施形態のモジュラー構成は、プールの移送及び組み立てを簡単で利便性のあるものにする。プールを製造するのに用いられる部品は、これらを3人より少ない人数で運ぶことを可能にするのに十分なだけ軽量なものとすることができる。これらは、通常の家のドアを通して運ぶことを可能にするのに十分なだけ小さいものとすることができる。このことは、例えば、通常のプールを、アクセス可能性又は大きさの制約のために構築できない領域において構築することを可能にする。モジュラー構築のしやすさは、最終的なプールの大きさとは独立している。
本発明のプールは、屋内にも屋外にも構築することができる。1つの実施形態においては、本発明のプールは、展望台又は他の小さい離れに構築することができる。このことは、ユーザが個人用のリラックスできる環境を作り出すことを可能にする。この環境は美観的に満足いくものであり、上昇及び下降するカバーをもつプールは、既述された機能的な利点のすべてに加えて、興味深い話の種になる。
本発明のプールには「自動オーバーフロー」機能が備えられている。これは、例えば、カバーの中心の高さを縁より僅かに大きくすることによって、水が下方に流れ、カバーから離れるようになることを可能にする。この水は、プールの中に流れるか、又は、コーピングの周りに障壁がある場合には、プールから離れるように流れる。
本発明のプールは、さらに、地下にあるコンテナを伴い、リフト機構を伴うことができる。それらのリフト機構は、プールのリフト機構とは独立するものとすることができる。例えば、6フィートの立方体を構築し、次いで、それ自体の水圧リフト機構をもって地面に配置することができる。立方体の中には、冷蔵庫、ステレオ、娯楽設備、及びプール備品を配置することができる。本発明のプールと並行するこれらのコンテナの1つの取り付けは、パティオしかないように見える領域を、楽しみとレジャーの領域に素早く変換することを可能にする。
本発明のプールは、ホーム・コンピュータ・ネットワークに組み込むことができる。ユーザは、プールの動作を遠隔でプログラムすることができる。例えば、ユーザは、インターネットを使用してカバーを下降させ、水を加熱するようにいつでも設定することができる。同じことを電話でも行うことができる。このことは、プールのユーザが、仕事時間中はプールを閉じ、安全で衛生的に保持し、さらに、加熱された清潔なプール、温水浴槽、又はリハビリテーション・センターに帰ってくることを可能にする。カバーはさらに、所望の時間に上昇するように設定することができ、このことは、例えば、プールが特定の時間の期間だけ貸される場合に有益とすることができる。さらに、コンピュータ支援は「ダンシング・ファウンテン」を組み込むプールには理想的である。これらのファウンテンは、カバーに統合して、例えば、プールが約6インチ深さであるときに動作させることができる。これらは、プール全体にわたり変化する付加的な色の照明と共に動作させることができる。
既存のプールは、さらに、本発明のカバーを後付けすることができる。これは、例えば、既存のプールの底部に、リフト機構を挿入するための穴を切ることにより達成することができる。
本発明のプールは、別荘、ビーチ・ホーム、サマー・ホーム、又は通年アクセスするわけではない他の住居に高度に都合のよいものである。通常のプールに付随する安全上の懸念は、本来のプールのユーザが存在しない間はパティオとしてロックされるプールにより緩和することができる。プールの水は、本来のユーザが存在しない間は完全にアクセス不能にすることができるため、幾つかの地方自治体は、本発明のプールに対する特定のフェンス制約を放棄する可能性がある。
本発明のプールは、淡水又は塩水プールとすることができる。プールが塩水プールである場合には、Intellichlor(登録商標)から入手可能なもののような塩化処理装置を用いてプールを塩素化することができる。
プールは自浄式になるように設計することができる。例えば、スキマーが水面の2インチだけ下に配置される場合には、カバーは、最初に、2インチのプールだけを与える深さまで下降するようにプログラムすることができる。次いで、ガスケットがこの水をプールの残りの水からシールすることができる。プールにおける水は、攪拌し清浄して、カバーに蓄積した可能性があるあらゆるほこり及び破片を除去することができる。カバーは、次いで、下降するように進み、プールの水が清潔なまま残ることを可能にする。
プールの設計は、プールを加熱するのに用いられるエネルギー及び時間の節約を可能にすることができる。例えば、プールの2フィート深さだけが加熱されることが望まれる場合には、プールは、水が外観2フィートの深さになるまで下降することができ、ガスケットは、その水を残りの水からシールし、目に見える水を加熱することができる。
本開示のほとんどは、プール及びテーブルに向けられるが、本明細書に報告されるリフト技術もまた格納装置を上昇及び下降させるのに用いることができると考慮される。例えば、囲いを用いて、スピーカ、テレビ、バーベキュー・アイランド、又はゲーミング・ギアのような物品を格納することができる。この囲いは、上述リフト機構を有して、ユーザが任意に囲いを上昇及び下降させることを可能にすることができる。こうした装置を用いて、目立たないような屋外空間を、娯楽を備えた独特な生活経験に変換させることを考慮することができる。このことは、単にスイッチを押して、囲いが地面の高さまで上昇するのを可能にするだけで達成することができる。地面まで下降されたとき、囲いは草又は砂利のような表面でカバーされて、囲いの存在を覆い隠すことができる。こうした囲いは、さらに、より平凡な格納用途にも用いることができる。さらに別の態様においては、プール傘を地面に押し下げて、本明細書で説明されたように、シリンダにより上昇させることができる。囲いは必要ない。傘の格納は利便性があり、風化を防ぐ。
I.コントローラ
本発明の幾つかの実施形態においては、プールはコントローラを含むことができる。コントローラは、プール・デッキを上昇及び下降させる能力を有する。コントローラは、単一ポンプ203がデッキを上昇又は下降させることを可能にするように、電動弁201、202、及び208に信号を与える。あらゆる許容可能な位置において、コントローラは、ロック機構204を作動させて、物理的にプラットフォームを「デッキ」位置にロックする。コントローラは、プラットフォームが許容可能な位置に到達すると、このロックを可能にする。種々の許容できない位置をコントローラにプログラムして、デッキ表面が、ステップ及び他の付属物をブロックすることがある、プールにおける種々の高さで停止しないようにすることができる。本実施形態においては、デッキが下降されるとき、コントローラは最初にロック204を不作動にし、弁201及び202を再構成し、ロック弁208を開き、次いでポンプ203を開始してプラットフォームを移動させる。
さらに別の実施形態においては、幾つかの予め定められた位置でデッキを停止できるような制御が可能になる。コントローラは、プラットフォームが取り付けられた位置トランスミッタ206から高さ情報を受信することができる。このトランスミッタは、例えば、超音波、レーザ、又はデジタル・エンコーダとすることができる。ユーザがコントローラ上のボタン207を押すと、コントローラは、プラットフォームの現在の位置及び要求される位置を調査する。コントローラは、次いで、弁201及び202を上昇又は下降のいずれかのために構成し、ロック弁208を開き、ロック装置を解除し、次いでデッキ・ポンプ203を開始する。デッキが所望の位置に到達すると、コントローラはポンプを停止し、ロック装置204をロックし、ロック弁208を閉じる。コントローラは、さらに、ユーザがどのような許容されていない点を選択することも可能にしない。
さらに別の実施形態においては、コントローラは、オペレータがデッキを任意の位置で停止することを可能にする。コントローラは、さらに、ユーザがデッキを手動で上昇及び下降させることを可能にする。ユーザは、コントローラを作動可能にし、次いで上昇又は下降ボタン209を押す。コントローラ上のディスプレイは、深さ210を表示し、深さがどのように変化するかを連続して示す。デッキが所望の位置に到達すると、ユーザは、指示ボタンを放す。コントローラは、デッキ・ポンプ203を停止し、ロック装置204をロックし、ロック弁208を閉じる。コントローラは、さらに、ユーザがどのような許容されていない点を選択することも可能にしない。
さらに別の実施形態においては、コントローラは、プール・デッキの位置を常時知っている。コントローラ・システムは、プール構造体の底部から現在のデッキ位置までの距離を測定する位置トランスミッタ206を有する。プール深さは、次いで、トランスミッタのプール構造体との間の距離を知ることにより計算され、トランスミッタとデッキ上部との間の知られている距離を加え、水位トランスミッタ211により伝送される水位高さに対処する。
さらに別の実施形態においては、コントローラは、可動プール・デッキの安全な動作を保障するために、安全装置を備えることができる。安全装置は、限定されるものではないが、例えば、以下のものを含む。
i)プール・デッキ・ポンプ吐出圧力トランスミッタ212。この装置は、デッキの上昇動作が動かなくなり、コントローラの動作がシャットダウンされた場合に感知する。
ii)緊急停止プッシュ・ボタン214。これらのスイッチは、デッキの移動動作をシャットダウンするために、コントローラと、プールに密接した両方の位置に配置される。
iii)キー・スイッチ動作215。コントローラは、キー・スイッチを組み込んで、キーがスイッチ内になく、推知が作動可能位置に保持されていない状態でコントローラが動作しないようにする。スイッチは、スプリング・リターンしてオフになり、オペレータは、すべてのデッキ移動動作中にコントローラに存在することが要求される。適当な認証コードにより、作動可能スイッチを作動可能位置に保持する要求は無効にされ、コントローラは、作動可能スイッチに保持された作動可能スイッチなしで動作し続ける。
iv)コード。コードは、さらに、キー・スイッチに加えて又はこれの代わりに、プール・デッキ動作のために用いることができる。オペレータは、デッキ移動動作前に、パスワード・コードをコントローラに入力することができる。
v)ウェーブ・センサ216。ウェーブ・センサは、プール・デッキ動作の前及びその間に、プールに誰もいないことを確認するために用いることができる。
vi)赤外線センサ217。赤外線センサは、さらに、プール・デッキ移動前に、プールに誰もいないことを確認するために用いることができる。
さらに別の実施形態においては、コントローラは、任意の許容可能な位置にデッキをロックすることができる。デッキが許容可能な位置にあるときには、コントローラはデッキをロック機構204により所定の位置にロックしてデッキを安定させ、水圧要素からの、可能性のある漏れのために、デッキが下方に「這う」ように動かないようにすることができる。ロック機構は、デッキの縁、プールの底部、又は支持部材上のいずれかに配置することができる。
本実施形態のコントローラは、プール・カバー205における一体化テーブルを上昇及び下降させることができる。プール・デッキの中心に一体化テーブルがある。このテーブルは、デッキが完全に上の位置にあるときに上昇されることができる。1つの実施形態においては、テーブルは「レイジー・スーザン」様式で自由に回転することができる。テーブルは、さらに、デッキ領域を十分に使用するように又はデッキが水面より下にあるときに下降させることができる。テーブルは、テーブルの完全な上方位置及び完全な下方位置を示す2つの制限スイッチ213を有する。テーブル、通常、コントローラ上のキー225を用いて上昇及び下降される。コントローラ219は、他のプール装置とインターフェースし、他のコンピュータ/インターネットと通信することができる。コントローラは、他のプール部品又はコンピュータと通信することができる。プロトコルは、RS−485ポート220を含み、デッキ・コントローラが他のプール装置と対話することを可能にする。プール・デッキ・コントローラは、次いで、他の装置と統合されて、完全なプール制御システムを与える。
イーサネット(登録商標)接続221は、さらに、コントローラがブラウザ形式のインターフェースにより構成されることを可能にするか、又は、他のコンピュータが局所的に又はインターネットによりプール・デッキ・コントローラと通信することを可能にする。このイーサネット(登録商標)・ポートは、さらに、遠隔診断又はシステム条件警告を可能にするように、サービス会社又は製造者に接続することができる。
典型的には、制御部は、プール・デッキ・コントローラ及び電気制御ボックスという2つの囲いからなる。プール・デッキ・コントローラ219は、典型的には、プールの見える屋内に取り付けられる。プール・デッキ・コントローラを電気制御ボックス229に接続する通信ワイヤがある。電気制御ボックスは、ポンプ、弁、及び他のセンサに対する高電圧接続を可能にするようにプール設備に取り付けられる別個のボックスである。「サービス・モード」は、電気制御ボックスで制御が作動可能にされるときである。サービス・モードにあるときには、プール・デッキ・コントローラの機能は不作動になり、制御は、電気制御ボックスにおいてのみ使用可能になる。サービス・モードにあるときには、電気制御ボックスは、サービス人員が、サービス及び診断目的のために、システムのすべての部品を動作させることを可能にする。
さらに別の実施形態においては、プール・デッキ・コントローラ219は、顧客オペレータ・インターフェース制御部を有する。プール・デッキ・コントローラは、ディスプレイ及び種々の照明及びスイッチからなる顧客設計インターフェースを有する。カラー・ディスプレイ222は、3.5インチの1/4 VGA(QVGA)320×240ピクセル解像度のタッチスクリーンとすることができ、以下に限定されるものではないが、プール・デッキ高さ、上方又は下方のテーブル、水位、ウェーブ・センサ情報、係合された上方高さのロック、上方又は下方位置におけるプール・デッキ・セレクタ弁、ロック弁の開閉、上方又は下方に移動するプール・デッキ、又は上方又は下方に移動するテーブルを含む項目を表示する。コントローラ・ディスプレイは、種々の機能及び設定点のオペレータ入力を可能にするように、タッチスクリーンを組み込むことができる。コントローラ・ディスプレイは、さらに、位置設定点スライダ及び小型LCDデッキ高さ表示器に単純化することができる。
コントローラ・スイッチは、例えば、スプリング・リターン作動可能オフ・スイッチ、緊急停止スイッチ214、テーブル/デッキ・セレクタ・スイッチ224、デッキ上方コマンド・ボタン、デッキ下方コマンド・ボタン209、テーブル上方コマンド・ボタン、テーブル下方コマンド・ボタン225、幾つかの予設定位置コマンド・ボタン207を含むことができる。照明は、緊急停止スイッチが押されたこと226、シーケンス障害227、及び「サービス」中モード228を示す。コントローラは、高さ信号を、プールの縁にある特別LED表示器に送り、現在のプール深さを示す。このLEDは、プールを取り囲むタイルの種類と同様なタイルに製造することができる。システム障害についてオペレータに警報を鳴らす可聴アラームがあることがある。
本出願及び元の特許請求の範囲を含むがこれに限定されるものではない優先権主張出願におけるすべての特許請求の範囲は、本明細書において、全体が本発明の既述される説明に組み入れられ、その一部を形成する。出願人は、こうした特許、出願、刊行物、科学記事、ウェブサイト、電子的に入手可能な情報、及び他の引用材料又は文書からのあらゆる及びすべての材料及び情報を、本明細書に物理的に組み入れる権利を有する。出願人は、既述される説明のあらゆる部分を含む、本文書のあらゆる部分、及びあらゆる元の特許請求の範囲含むがこれに限定されるものではない上述の特許請求の範囲を組み入れる権利を有する。
本明細書及び特許請求に用いられる名刺の単数形「a」「an」及び「the」は、内容が明らかに別の場合を示さない限り、複数の説明を含む。
本明細書における小見出しは、読み手の利点のために含まれる。これらは、本発明を限定するのに用いられるべきではない。
本明細書に採用される用語及び表現は、限定ではなく説明の用語として用いられ、こうした用語及び表現及びそのいずれかの部分の使用は、現在知られる又は後で開発されるあらゆる均等技術が本明細書に述べられる又は示される又は説明されるか、又は、こうした均等技術が予測可能なものとみなされているかに関わらず、こうした均等技術を排除することを意図するものではなく、種々の修正は、特許請求の範囲がどのような理由であっても変更又は補正されて又はされずに発行されるかどうかに関わらず、特許請求される本発明の範囲内にあることが認識される。したがって、本発明は、好ましい実施形態及び随意的な特徴により具体的に開示されたが、そこに又はここに具現される、開示される本発明の修正及び変更は、当業者であれば用いることができ、こうした修正及び変更は、開示され、ここに特許請求される本発明の範囲内にあることが考慮されると理解されるべきである。
本明細書に説明される特定の方法及び公正は、好ましい実施形態を代表するもので、霊的なものであり、本発明の範囲を制限することを意図するものではない。他の目的、態様、及び実施形態は、本明細書を考慮することにより想起され、特許請求の範囲により定義されるように本発明の精神に含まれる。例が与えられる場合、説明は、それらの例を含むがそれだけに限定されると解釈されるべきではない。当業者であれば、多様な代替物及び修正を、本発明の範囲及び精神から離れることなく、及び、本明細書に概略的に述べられるものを含む本発明の説明から離れることなく、本明細書に開示される本発明に行うことができることが理解され、種々の修正及び均等物は、その範囲から離れることなく、本発明の概念を実施するのに用いることができることが明らかである。当業者であれば、本発明の精神及び範囲から離れることなく、形態及び詳細を変化させることができることを認識する。説明された実施形態は、すべての点が例示的であり、制限的なものではないと考慮される。したがって、例えば、付加的な実施形態は本発明の範囲内にあり、特許請求の範囲内にある。
本発明の1つの実施形態であるプールを示す。 本発明のプール側壁を形成するのに用いられるキャスト・ポリマー側部を示す。 本発明の側壁を形成するのに用いられるブロックの平面図を示す。 本発明に用いられる側壁の付加的な平面図を示す。 本発明に用いられる側壁の付加的な平面図を示す。図には、雄コネクタ及び雌コネクタをもつ、自動的に接合する側壁が含まれる。 本発明のブロックにより形成された側壁の平面図を示す。 ブロックと、同様な形状のブロックから形成された側壁の一部との平面図を示す。 2つの側壁ブロックの界面の平面図を示す。 照明(A)、スイム・ジェット(B)、及びスキマー(C)を含む側壁ブロックを示す。 本発明の実施形態により製造することができる部屋の平面図を示す。 本発明のカバーの底面図を示す。 (A)支持フレーム構造が想像図で示される本発明のカバーの平面図、(B)2つのセグメントをもつ単一パネルの平面図、及び(B)セグメントの側面破断図を示す。 シールをもつパティオ表面、中心より厚い縁、及びガラス繊維ロッドを含むウェブ支持体を示す。 コーピングに接触するシールをもつパティオ表面のさらに別の平面図及び側面図を示す。ガラス繊維及び樹脂構造体は、任意的な発泡材挿入体を含む。 本発明のカバーを形成するのに用いることができるパネルを示す。 カバーを支持するハブ及びスポークのフレーム構造体を示す。 図10に示すハブ及びスポークのフレーム構造体の部分側面図(底部)及びスポークの側面図(上部)を示す。 カバーのリム及びパネルの平面図と、ハブの側面図を示す。 ハブ、スポーク、及びリムのフレーム構造体の平面図を示す。 本発明の支持体カバーのリム及びレッグ構成の平面図を示す。 傾斜したフレーム構造リムにボルト留めされた支持アームの側面図を示す。 リムの平面図、ハブの側面図、及び支持アームの平面図、正面図、裏面図、及び側面図を示す。 支持アームの平面図、正面図、裏面図、及び側面図を示す。 図13A及び図13Bの支持アームの正面図を示す。 別の可能性のある支持アームの正面図を示す。 本発明に用いられる多数の可能性のある支持フレーム構造を示す。 本発明の実施形態に用いられるコーピングの平面図(A)及び側面図(B)を示す。 本発明のリフト機構として用いられる多段水圧シリンダの一例を示す。 本発明のリフト機構として用いられる多段水圧シリンダの別の例を示す。 多段シリンダのさらに別の例を示す。 多段シリンダのさらに別の例を示す。 本発明のシリンダの平面図を示す。 本発明の受け取りシリンダ及び水圧シリンダのシール界面の側面破断図を示す。 本発明の受け取りシリンダ及び水圧シリンダの別のシール界面の側面破断図を示す。 本発明の実施形態に用いられるポンプのフロー図を示す。 本発明の実施形態に用いられるシザー・リフト機構を示す。 本発明の実施形態に用いることができるピン・ブレーキを示す。 左から右に接合し、フィルタ、ポンプ、照明、及び排気を含む本発明のプールの動作図を示す。 左から右に接合し、フィルタ、ポンプ、照明、及び排気を含む本発明のプールの動作図を示す。 本発明の実施形態に用いることができるブラダー・ブレーキを示す。 作動されたブレーキ機構を示す。 単一シリンダ水圧リフト機構並びに付加的な水圧支持体をもつ本発明のプールの側面図を示す。 単一シリンダリフト機構をもつ本発明のプールの別の側面図を示す。プラットフォームの下側の部分側面図もまた示される。 図23Aのプールの中央位置の詳細を示す。 図23に示される指示シリンダの付加的な図を示す。 図23に示される指示シリンダの付加的な図を示す。 図23に示される指示シリンダの付加的な図を示す。 本発明のプールのカバーを安定させるためのラック及びギア・アセンブリの破断平面図を示す。 ロック機構の受け取り端部として中心位置に取り付けられるラックの側面破断図を示す。 リフト、ロック、及びフェイルセーフ機構のさらに別の実施形態を示す。 リフト、ロック、及びフェイルセーフ機構のさらに別の実施形態を示す。 付加的な安定器を示す。 付加的な安定器を示す。 付加的な安定器を示す。 付加的な安定器を示す。 種々の形状における本発明のプールを示す。 通常のプールと並行する本発明のプールを示す。 典型的な制御図を示す。 典型的な制御ボックスを示す。

Claims (29)

  1. プールであって、
    開放上部、底部、及び少なくとも1つの側壁
    を含み、前記プールは水を格納し、前記格納された水に実質的に不浸透性であり、
    上側及び底側をもち、前記プールの前記開放上部を実質的にカバーすることができるカバー
    を含み、前記カバーは前記プールの前記底部から上方に及び前記プールの前記底部から下方に移動することができ、
    前記カバーを前記プールの前記底部から上方に及び前記プールの前記底部の方向に下方に移動させる移動機構
    を含み、前記格納された水は、下降中は前記カバーの前記底側から前記カバーの前記上側に流れることができ、上昇中は前記カバーの前記上側から前記カバーの底側に流れることができ、前記カバーは圧力を前記カバーにかけることにより上方に移動され、
    前記カバーが前記プールの底部から離れた位置にあるときに安定させる安定化機構
    を含み、随意的に、前記安定化機構はリフト機構と一体的なものである、
    ことを特徴とするプール。
  2. 前記リフト機構は、少なくとも1つの水圧シリンダ、少なくとも1つの膨張式ブラダー、少なくとも1つのシザー・リフト、及びポストからなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  3. 前記移動機構は、受け取りキャビティ内に配置されたカラムであり、前記キャビティは前記カラムの断面形状に対応する断面形状を有し、流入口を通って前記キャビティに入る流体は前記カラムを移動させて前記カバーを上昇させ、前記キャビティを出て行く流体は前記カラムを収縮させて前記カバーを下降させることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  4. 前記カラムの前記断面形状は正方形、三角形、円形、楕円形、菱形、台形、及び平行四辺形からなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記載のプール。
  5. 前記移動機構は前記カラムと前記受け取りキャビティとの間のシーリング・ガスケットを含まないことを特徴とする請求項3に記載のプール。
  6. 前記安定化機構はラック及びギア機構であることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  7. 前記カラムは、前記カラムの長軸に対して平行な少なくとも1つの開口部を含み、前記開口部の合計断面積は前記流入口の合計断面積と少なくとも等しいことを特徴とする請求項3に記載のプール。
  8. 運動センサ、インターロック、アラーム、及び圧力センサからなる群から選択される1つ又はそれ以上の安全装置をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプール。
  9. 前記側壁は、スキマー、照明、マッサージ・ジェット、及びはしごのインデントからなる群の少なくとも1つの部材を含むことを特徴とする請求項1に記載のプール。
  10. 前記カバーを所定の高さまで上昇させたときに配置可能な少なくとも1つの補完的な水圧支持体をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプール。
  11. 前記カバーの周辺部を取り囲むガスケットをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプール。
  12. 前記少なくとも1つのカバーはフレーム構造により支持されることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  13. 前記側壁は複数のブロックを含み、各々のブロックは前記ブロックの側部に配置された少なくとも1つの溝を有し、隣接するブロックの溝はチャネルを定義することを特徴とする請求項1に記載のプール。
  14. 前記チャネルは安定化材料を含むことを特徴とする請求項13に記載のプール。
  15. 前記安定化材料はエポキシ、ガラス繊維、及びコンクリートからなる群の少なくとも1つの部材から選択されることを特徴とする請求項14に記載のプール。
  16. 前記カバーは、変化する外観の深さのプールを与えるように、下降中に、任意の点で停止できることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  17. 前記圧力は前記機構により直接かけられることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  18. 前記カバーと一体的なテーブルをさらに含み、前記テーブルは前記カバーとは独立して上昇又は下降することができることを特徴とする請求項1に記載のプール。
  19. 少なくとも2つの側壁と請求項1に記載されるプールとを含む部屋であって、各々の側壁は複数のインターロック・ブロックを含むことを特徴とする部屋。
  20. 前記インターロック・ブロックは発泡材ブロックであることを特徴とする請求項19に記載のプール。
  21. プール・デッキ・ポンプ吐出圧力トランスミッタ、緊急停止プッシュ・ボタン、キー・スイッチ・オペレータ、コード入力システム、ウェーブ・センサ、及び赤外線センサからなる群から選択される少なくとも1つの安全特徴を含むことを特徴とする請求項1に記載のプールのための制御システム。
  22. プール・デッキ・ポンプ吐出圧力トランスミッタ、緊急停止プッシュ・ボタン、キー・スイッチ・オペレータ、コード入力システム、ウェーブ・センサ、及び赤外線センサからなる群から選択される少なくとも1つの安全特徴を含むことを特徴とする請求項1に記載の可動プール・カバーのための制御システム。
  23. プール上のカバーを上昇させ、下降させ、安定させるための方法であって、
    (a)開放上部、底部、及び少なくとも1つの側壁
    を含み、水を格納し、前記格納された水に実質的に不浸透性であるプールを準備し、
    (b)カバーを前記プールの前記底部から上方に及び前記プールの前記底部の方向に下方に移動させる移動機構を準備するステップ、
    を含み、前記カバーは上側及び底側を含んでおり、
    (c)前記移動機構を用いて前記カバーを上昇させるステップ、
    を含み、前記カバーは前記プールの前記開放上部を実質的にカバーするように上昇され、前記カバーは前記プールの前記底部から上昇され、前記格納された水は、下降中は前記カバーの前記底側から前記カバーの前記上側に流れ、上昇中は前記カバーの前記上側から前記カバーの底側に流れ、前記カバーは圧力を前記カバーにかけることにより上昇され、
    (d)前記移動機構を用いて前記カバーを下降させるステップ、
    を含み、前記カバーは下降される間、前記プールの前記底部の方向に下降され、前記水は前記カバーの前記底側から前記カバーの前記上側に流れ、前記カバーは前記カバーに負圧をかけることにより下降され、
    (e)前記カバーが前記プールの底部から離れた位置にあるときに、安定化機構を用いてリフト機構を安定させるステップ、
    を含み、随意的に、前記安定化機構は前記リフト機構と一体的なものである、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  24. 前記移動機構は、受け取りキャビティ内に配置されたカラムであり、前記キャビティは前記カラムの形状に対応する形状を有し、流入口を通って前記キャビティに入る流体は前記カラムを移動させて前記カバーを上昇させ、前記キャビティを出て行く流体は前記カラムを収縮させて前記カバーを下降させることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記移動機構は、前記カラムと前記受け取りキャビティとの間のシーリング・ガスケットを含まないことを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記安定化機構は、ラック及びギア機構であることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 前記カラムは、前記カラムの長軸に対して平行な少なくとも1つの開口部を含み、前記開口部の合計断面積は前記流入口の合計断面積と少なくとも等しいことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  28. 前記安定化機構により与えられる安定性を補完する横方向安定器を配置するステップを含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  29. 上昇及び下降するカバーをもつプールを取り囲む構造体を構築するための方法であって、
    (a)上昇及び下降するカバーをもつプールを準備し、
    (b)各々が少なくとも4つの側部を有し、一方の側部に溝を含み、反対側の側部にタブを含む、複数のブロックを準備し、
    (c)1つのブロックの前記溝が隣接するブロックのタブと整合するように前記ブロックを位置させ、
    (d)前記ブロックを、前記溝に配置された接着材料により固定して前記プールを取り囲む構造体を与える、
    ステップを含むことを特徴とする方法。
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