JP2009521153A - マルチキャリア信号を受信する方法、その送信方法、受信機および送信機 - Google Patents

マルチキャリア信号を受信する方法、その送信方法、受信機および送信機 Download PDF

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Abstract

本発明は、キャリアの個数が多くはない時に減らされた複雑さを有する、マルチキャリア信号を受信する方法に関する。この方法は、マルチキャリア信号を復調することと、2進表現(218)で受け取られた受信信号を少なくとも2つの互いに素な数の積と等しいサイズの有限空間上の互いに素な数の底でのモード表現に変換することとを含み、復調は変換を含む。

Description

本発明は、無線通信領域に関し、より具体的には、マルチキャリア信号の送信および受信に関する。
従来技術によれば、DMT(Discrete MultiTone)変調、OFDM(直交周波数分割多重)変調、またはCOFDM(coded OFDM modulationに対応する)など、マルチキャリア信号に関する複数の変調方法がある。従来技術によるマルチキャリア信号の復調においては、OFDMシンボルの2進表現に基づくFFT(高速フーリエ変換)が実装されている。例えば、FFTを実装するOFDM信号の復調の方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。COFDM変調も、特にDAB(Digital Audio Broadcasting)、DVB−T(Digital Video Broadcasting−Terrestrial)、DVB−H(DVB−Handheld)、IEEE 802.11 to 5GHz、IEEE 802.16に関する多数の無線遠隔通信標準規格で実装されている。
N(例えば、256)点でのFFTは、以下に定義するように、N個の複素入力をとり(第i入力をinput(i)と表す)、N個の出力を供給する(第k出力をoutput(k)と表す)。
Figure 2009521153
k個の整数は、区間]−N/2;+N/2]に含まれ、jは、純虚数である。
式(1)によれば、乗算および加算の回数は、N2のオーダーである。従来技術によれば、演算の回数を減らすために、バタフライと呼ばれる基本演算が使用される。この演算は、複数のステップからなり、N*Log(N)演算のオーダーの複雑さを有するが、ここで対数Logは、通常は基本的に2または4の「底」である。したがって、64点でのFFTは、通常、4の底では3ステップ、2の底では6ステップとなる(64=42=26)。各ステップでは、入力信号が、pビットの「回転」因子によってnビットで乗算される。1ステップの結果は、その乗数が特に大きく(例えば、12×10ビット)、次のステップの入力として使用する前に丸められる。通常、FFTモジュールは、最後のブロックサンプルが来るのを待ち、2〜3クロックサイクル後にFFT出力を配送する可能性がある。
"Principles of modulation and channel coding for digital broadcasting for mobile receivers" (by Alard and Lassale and published in August 1987 in the EBU technical revue)
したがって、従来技術は、不都合なことに特にキャリアの個数が少ない時、相対的に複雑になってしまう。
そこで、本発明の目的は、従来技術の短所を克服することである。
より具体的には、本発明の目的は、より効率的であり、かつ/またはエネルギの消費をより少なくすると同時に、より複雑でない復調を可能にすることである。
このために、本発明は、マルチキャリア信号(例えば、COFDMまたはDMT)の受信方法であって、
−マルチキャリア信号の復調ステップと、
−2進表現で受け取られた信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の互いに素な数の底でのモード表現(例えば、RNSまたはQRNS)への変換ステップと
−を含み、復調ステップは、変換ステップを含む
ことを特徴とする方法を提案する。
有利なことに、復調ステップは、マルチキャリア信号のフーリエ変換ステップを含み、フーリエ変換ステップは、
−2進表現のマルチキャリア信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底での表現への変換ステップと、
−有限空間内の周波数タイプマルチキャリア信号の、有限空間内で表現された時間信号への変換ステップと、
−有限空間内の時間信号の、2進信号への変換ステップと
を含む。
有利なことに、この方法は、相対的に素な数の各々について、1次元モーダル空間計算ステップとして知られる、数によって生成される空間に射影されたモード表現での信号のフーリエ変換計算ステップを含む。
好ましくは、1次元モーダル空間計算のステップは、マルチキャリア信号のキャリアの各々についてフーリエ変換計算のステップを含む。
有利な特性によれば、1次元モーダル空間計算のステップは、マルチキャリア信号の減らされた個数のキャリアに関するフーリエ変換計算ステップを含む。
特定の特性によれば、1次元モーダル空間計算のステップは、検討されるキャリアに従って区別される周波数補正を含む。
有利な特性によれば、この方法は、スライディングウィンドウフーリエ変換ステップを含む。
優先的に、この方法は、信号値の比較を可能にするための、中間表現へのモード表現の信号変換ステップを含む。
有利なことに、この方法は、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底での表現への2進表現のマルチキャリア信号の変換ステップを含む同期化ステップを含む。
実施態様を単純にするために、同期化に使用される変換ステップは、フーリエ変換で使用される変換ステップと部分的に共通または完全に共通である。
有利な特性によれば、この方法は、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底での表現への2進表現のマルチキャリア信号の変換ステップを含むチャネル応答計算のステップを含む。
特定の特性によれば、チャネル応答計算に使用される変換ステップは、フーリエ変換および/または同期化で使用される変換ステップと部分的に共通または完全に共通である。
好ましくは、モード表現は、RNS表現またはQRNS表現である。
有利なことに、マルチキャリア信号は、OFDM信号である。
本発明は、マルチキャリア信号(COFDM、DMT)の送信の方法であって、
−2進表現で受け取られたソース信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底でのモード表現への変換ステップと、
−マルチキャリア信号を形成するためにモード表現を使用する、ソース信号の変調ステップと
を含むことを特徴とする方法をも含む。
さらに、本発明は、マルチキャリア信号受信デバイス(COFDM、DMT)であって、2進表現で受け取られた信号を、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底でのモード表現に変換する手段をそれ自体が含むマルチキャリア信号を復調する手段を含むことを特徴とするマルチキャリア信号受信デバイスを含む。
さらに、本発明は、マルチキャリア信号送信デバイス(COFDM、DMT)であって、2進表現で受け取られた信号を、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の相対的に素な数の底でのモード表現に変換する手段をそれ自体が含む変調手段を含み、変調手段は、マルチキャリア信号を形成するためにソース信号を変調することを特徴とするマルチキャリア信号送信デバイスを含む。
次の説明を読むことから、本発明がよりよく理解され、他の特定の特徴および利益が生じ、この説明は、添付図面を参照して行われる。
本発明によれば、モード表現(modal representatation)が、送信機または受信機における信号処理計算、特にフーリエ変換、同期化、または等化係数の計算を実行するのに使用される。具体的には、サンプルおよび上記で定義した式(1)のさまざまなパラメータのモード表現を使用して、優先的に比較的小さいN、例えば256、128、またはより小さい値を用いるフーリエ変換を計算する。本発明によれば、数はモード形式(modal form)で表現され、式(1)の計算が単純になり、N個のサンプルを並列に処理することが可能となる。特に、タイプRNS(剰余数系)または整数論の枠組で実証された「中国人剰余」定理に基づくタイプQRNS(RNS quadratic)の別の実施形態のモード表現が使用される。モード表現によれば、信号は、マルチキャリア変調および対応する復調で使用される演算の底を定める相対的に素な数(relatively prime number)のモジュロベースで表現する。
底を定義する数は、好ましくは、演算の効率を改善し、乗算演算を単純にするため優先的に素数とする。
本発明は、4相変調QPSK(4相位相変調)またはQAM(直交振幅変調)に関連付けることができるOFDM変調またはOFDM復調に適用される点で有利である。
素数底での表現
ここで、検討に有用ないくつかの数学的基礎を説明する。素数の集合m1、m2、m3、…、mjが、基底集合と呼ばれ、nが、任意の数であると考えられる。基底集合の要素のmodulo n数が、計算され(「modulo i」演算を[i]と記す)、数の集合が、n1、n2、…、njと定義され、数niが、1とjとの間のiについてn[mi](n modulo mi)と等しい。
n1=n[m1]、n2=n[m2]、n3=n[m1]、n4=n[m4]、…、nj=n[mj]
1とjとの間のiについて、mi個の要素の積を、Mと表す、すなわち、M=m1*m2*m3*…*mj−1(ただし、
Figure 2009521153
)である。中国人剰余定理によれば、j個の要素からなる(n1、n2、…、nj)は、一対一の(biunivocal)形で、0と要素積miとの間に含まれる区間すなわち[0,M−1]内の数nを定義する。したがって、表現nと(n1、n2、…、nj)は、区間[0,M−1]で同等である。本発明の範囲内で、nは、0の前後の区間すなわち[−M/2,+M/2](上下の点の最も近い単位までで、この区間は、M個の要素を含まなければならない)内にあると考えられるので有利である。
モード表現と呼ばれるこの表現の利点は、加算タイプおよび乗算タイプの演算を別々に実行できることである。実際に、aがj−uplet(a1,a2,…,aj)であり、bがj−uplet(b1,b2,b3,bj)である場合に、aおよびbの合計(各々積)は、j−upletの形で表され、各成分は、j−uplet内の同一ランクのaおよびbの成分の各々の合計(各々積)として表される。
a+b=(a1+b1,a2+b2,a3+b3,…,aj+bj)かつ
a+b=(a1*b1,a2*b2,a3*b3,…,aj*bj)
したがって、本発明により、一般に、複素演算(フーリエ変換)は、かなり単純化される。一例として、底(n1,n2,n3,n4)が、(251、241、239、および233)の値を有する場合に、各加算演算および乗算演算は、値251*241*239*233*(ほぼ31ビットの数である)を有する積Mを超えない限り、精度を失わずに8ビットで実行することができる。
この表現は、従来技術で演算を行った場合その演算が一見しては単純ではなく、したがって「オーバーフロー」を回避するために「レベル維持(level clamping)」を実行する必要があるため、従来技術に従って使用されることはいない。したがって、上述の底で表現された2つの数(12;201;123;56)と(111;98;83;106)との間で、より大きい数がどちらであるかを簡単に確かめることは、非常にむずかしい。
この不利益を解決するために、本発明に従って、MRC(混合基数係数、Mixed Radix Coefficient)と呼ばれる中間表現を考慮する。
中間表現
MRC表現によれば、数nは、次のように、素数v1と、数v2およびm1の積と、数v3、m1、および素数であるm2の積との合計の形で表現される。
n=v1+v2*m1+v3*m1*m2
より一般的には、
n=v1+v2*m1+v3*m1*m2+…vj*m1*m2*…*mj−1
である。
したがって、形式(v1,v2,v3)で表された数nを、nおよびmを明示的に計算せずに、形式(v1’,v2’,v3’)の下で同一の底(m1,m2,…mj)で表現された数n’と比較することができる。
この表現によるすべての演算が、M個の要素を含む検討されている区間の「オーバーフロー」および「アンダーフロー」を生じないことが重要である。
標準表現からRNS表現へおよびその逆の変換
一示として、以下に、標準表現から(251;241;239)と等しい底B(m1,m2,m3)でのRNS表現への変換およびその逆の変換の例を説明する。
10ビットの入力信号に対応する数nから底Bでの表現への変換は、次のように単純なものである。
n1=n[m1]、n2=n[m2]、およびn3=n[m3]
実際には、これらの演算は、1K×8ビットの3つの「ルックアップ」テーブル(例えばn個のアドレスに演算結果n[mi]を含むPROMの形で)を使用して示すことができる。
底Bの表現から標準表現への変換は、より複雑である。nが底Bで(n1,n2,n3)の値を有するか、nを区間[−M/2,M/2[内にあるかのように区間[0,M[で表すことが当初に望まれるかのいずれかである。
次のようになる数p1、p2、およびp3が存在する。
n=n1+p1*m1、ただし0=<n1<m1かつ0=<p1<m2*m3 (1’)
n=n2+p2*m1、ただし0=<n2<m2かつ0=<p2<m1*m3 (2)
n=n3+p3*m1、ただし0=<n3<m3かつ0=<p3<m1*m2 (3’)
n1+p1*m1=n2+p2*m2
c1すなわちZ/m2Zでのm1の逆数(Zは、相対的な整数(relative whole number)の集合を表す):c1*m1=1[m2]は、
n1*c1+p1*m1*c1=n2*c1+p2*m2*c1 (4’)
したがって、p1[m2]=(n2−n1)*c1[m2]である。
あるいは、[0;m1[でv1=n1、[0;m2[でv2=(n2−n1)*c1であり、v3は、p1=v2+v3*m2になっている。中間表現の形で、
n=v1+p1*m1=v1+(v2+v3*m2)*m1=v1+v2*m1+v3*m1*m2 (5’)
がある、のいずれかである。
関係(3’)および(5’)から、
v1+v2*m1+v3*m1*m2=n3+p3*m3 (6’)
であることを演繹することができる。
c2は、Z/m3Zでのm1*m2の逆数と考えられ、これからc2*m1*m2=1[m3]である。
上記と同様に、
v1*c2+v2*m1*c2+v3*m1*m2*c2=n3*c2+p3*m3*c2かつ
v1*c2+v2*m1*c2+v3=n3*c2[m3]
が得られ、これから
v3=(n3−v1−v2*m1))*c2
である。
それぞれの剰余での符号付きの数として座標MRC v1、v2、およびv3を考えると、これは、区間[−m1*m2*m3/2;m1*m2*m3/2[に約される。
ハードウェア実施形態は、例えば、3つのパスの各々の後に結果の数をますます大きくなるように処理する次のシーケンスのうちの1つを実行する。定数は、好ましくは事前に計算される。
すなわち、n=(n1,n2,n3)である。
次の数が、定義されるか計算される。
・X=v1=n1(演算なし)、
・[0;m2*m1[でY=v2*m1=(n2−n1)*c1*m1、あるいは、実際には、所与の例による8ビットまたは9ビットでの減算、定数c1*m1による乗算、および約16ビットから18ビットの中間結果、
・Z=v3*m1*m2=(n3−v1−Y)*c2*m1*m2、あるいは、実際には、所与の例による16ビットから18ビットの二重の減算、定数c2*m1*m2による乗算、約25ビットから28ビットの中間結果。
したがって、(v1,v2,v3)の形式の数nのMRC表現が得られる。
図9に、m1が5の値を有し、m2が7の値を有し、m3が5および7と素なもう1つの数である、タイプ(v1,v2,v3)のMRC表現を示す。
目盛りを付された軸930は、単位ステップによる、n個の数の連続を示す。v3が各々1、0、および+1の値を有するゾーンに対応する3つのゾーン910から912を定義することができる。これらのゾーン910から912の各々は、v2の所与の値に対応するサブゾーンに分割され、v2の値は、nがゾーン910から912内で増加する時に増える。したがって、ゾーン911は、各々3から+3まで進むv2に対応する7つのゾーン900から906に分割される。v2の所与の値に対応する分割されたゾーンの各々の内部では、v1の所与の値に対応する軸930の目盛りが見られ、v1の値は、v2およびv3の所与の値のゾーンの1つの内部でnが増加する時に増える。したがって、(2,0)の値を有する(v2,v3)に対応するゾーン905は、−2から+2まで進むv1に対応する5つの連続する目盛りを含む。例示のために、符号920に対応する数nは、ゾーン905および911内の軸930上の最初の目盛りに対応し、したがって、形式(v1,v2,v3)=(−2,+2,0)で表すことができる。要約すると、各v2およびv3ゾーンは、m1個のnの値を含む。各v3定数ゾーンは、積m1*m2個のnの値を含む。区間のセットは、M=m1*m2*m3個の値を含む。
MRC形式で表された2つ数は、まず対応するv3値を比較し、v3値が等しい場合に、v2値を比較し、v2値も等しい場合に、v1値を比較することで十分であることからから、相互に比較することが容易であることに留意されたい。
2進表現に戻るためには、nは、X、Y、およびZの合計と等しく(すなわち、n=X+Y+Z)、これは、実際には、26ビットから19ビットでの3回の減算に対応する。その結果を丸めることができる(例えば、10ビットまたは12ビットに)。
乗算は優先して実行することはない。しかし実際には、定数の乗算はある。したがって、乗算は、事前に計算された(ルックアップ)テーブルまたは加算器によって実行するのが好ましい。
数の基本(Numbers base)
本発明で実装されるタイプRNSのモード表現によれば、信号を表すのに使用される底は、2つずつの相対的に素な数である。原則として、素数が優先的に使用される。
ここで、基数は4の倍数足す1の形(すなわち、4p+1)で表される(例えば、229、233および241は、この、8ビットで符号化できる形からの数である)。実際に、通常は実数の2回の乗算および2回の加算を含む複素数の乗算が、そのような底を使用することによって、QRNS(「Quadratic RNS」)と呼ばれる、入力と出力との間の単純な変換に置き換えられる。実際に、RNSによれば、入力信号の純実部および純虚部が、別々に純実RNS表現および純虚RNS表現に変換される。QRNSによれば、この変換は、「交差結合」される。より正確に言うと、複素数xr+j*xiのすべての成分が、RNSでは実数底r1、r2、およびr3と虚数底j*i1、j*i2、およびj*i3に変換される。次に、QRNSでは、Z/mlZ(Iは1、2、または3である)で、この数が、形式(Xi,Xi’)で表され、
−Xiは、xrとxiによるqの積との合計であり(Xi=xr+ql*xi[ml])、
−Xiは、xrとxiによるqの積との間の差であり(Xi=xr−ql*xi[ml])、
−qlは、Z/mlZでの−1の平方根である。
したがって、本発明によれば、RNS表現またはQRNS表現により、例えばすべての入力サンプルについて出力結果を作る、非常に短い待ち時間および迅速な順序付け(sequencing)のフーリエ変換コアの構築が可能となる。モード表現(RNSおよび/またはQRNS)は、プリアンブル同期化ならびに等化係数の計算を実行するためにも有利なものである。
実施形態の詳細な説明
図1に、本発明の特定の実施形態による無線通信システム1の図を示す。
システム1は、OFDMタイプの変調を実施する端末および/または中継局10ないし12を含む。
図2は、ネットワーク1の送信機/受信機10を概略的に示し、物理層に対応する部分をより正確に示す。
送信機/受信機10は、
−アプリケーションに対応し、物理層とのインターフェースを実行するモジュール26と、
−送信するデータをモジュール26から受け取る送信機モジュール20と、
−送信機モジュール20から受け取ったディジタル信号をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器22と、
−変換器22からの信号の送信およびシステム1の他のOFDM送信機11、12によって変換器23に送信された信号の受信を実行する、アンテナ25に接続された無線フロントエンド24と、
−無線フロントエンド24からアナログ信号を受け取るアナログ/ディジタル変換器23と、
−無線フロントエンドによって受け取られ、変換器23によってディジタル化された信号を受け取り、復号して、利用可能なデータ信号をモジュール26に送る受信機モジュール21と
を含む。
図3に、OFDM送信機モジュール20を示すが、OFDM送信機モジュール20は、
−リンク204を介するモジュール26からのチャネル符号(例えば、リードソロモン、畳み込み、ターボ符号など)を用いてデータ入力信号を符号化する符号化器200と、
−符号化器200によって符号化された信号に対して逆フーリエ変換を実行し、OFDMシンボルを供給するIFT演算器201と、
−受信機側での同期を容易にするための、IFT演算器201から受け取られるOFDMシンボルフロー内のガードインターバル挿入モジュール202と、
−モジュール202からOFDMシンボルフローをガードインターバルと共に受け取り、フィルタリングされた信号をリンク205を介して変換器22に送る補間フィルタ203(補間フィルタは、送信モジュールによって実現されるフィルタテンプレートに関して容易にする)と
を含む。
図4に、OFDM受信機モジュール21を示すが、OFDM受信機モジュール21は、
−リンク216を介して変換器23からOFDMフレームに対応する信号を受け取る(この信号は、インターフェース24によって受け取られ、雑音を含む伝送チャネルの通過および複数のエコーへの信号の提供の後に一般に劣化し、雑音があるプリアンブルを有するフレームに対応する)デシメーションフィルタ210と、
−受信されたフレームのプリアンブルおよび自動利得制御を使用してフィルタ210によってフィルタリングされた信号の同期化を実行する同期化モジュール211(同期化情報は、必要な場合に同期化の洗練を可能にするために復調器215によって供給される)と、
−モジュール211によって同期化された信号の周波数を補正する周波数補正モジュール212(補正情報は、必要な場合に周波数補正の微調整をするために復調器215によって供給される)と、
−モジュール211によって送られるOFDMシンボルに対してフーリエ変換を実行し(これらのシンボルは、モジュール212が受け取る信号内に存在する)、基準データに対応する信号をチャネル評価器(estimator)214に、復号されるデータに対応する信号を復調器215に供給するFT演算器213と、
−演算器213によって供給された基準シンボルおよび等化係数を基礎としてチャネル応答を計算し、その後、これらを復調器215に供給するチャネル評価器214と、
−復調器215と
を含む。
復調器215は、評価器214によって供給されるチャネル応答および等化係数とOFDM信号内に挿入されたパイロットの支援による同期化とを使用して演算器213によって供給される復号すべきデータの信号を復調する。さらに、復調器215は、データからインターレースを除去し(二重インターリーブの処理が、送信側で実行される)、インターレースを除去されたデータを復号する(送信側で実行される二重符号化に従って、例えばデータが畳み込み符号を使用して符号化された場合にビタビアルゴリズムを使用する)。最後に、復調器215は、復号されたデータをリンク217を介してモジュール26に、周波数補正情報を周波数補正モジュール212に供給する。
したがって、物理層は、変換器22または23に直接にリンクされた時間領域(IFT演算器201の後またはFT演算器213の前)と、信号処理動作をサポートする周波数領域(IFT演算器201の前またはFT演算器213の後)とに分割される(この2つの領域の間の分離は、破線206によって表される)。
本発明によれば、IFT演算器201、FT演算器213、同期化モジュール211、および補正係数を計算する評価器214は、RNS表現、QRNS表現、および/または中間信号表現を使用して、動作のすべてまたは一部を実行する。したがって、モジュール20および/またはモジュール21内で実施されるOFDMコアは、容量を抑えられ、複雑さが軽減され、より効率的であり、エネルギの消費がより少なくなる。
N点(例えば256の値を有する)でのFTが、後で定義するように、N個の複素入力をとり(第i入力をinput(i)と表す)、N個の出力を供給する(第k出力をoutput(k)と表すことを考慮する。
Figure 2009521153
この式を使用し、本発明に従うと、結果のサイズ(ビット数単位)は、バタフライとして知られる連続パスを用いる場合より小さい。したがって、入力信号および指数係数が10ビットまでに保たれる場合に、結果は、せいぜい20ビットまでに保たれ、これに、合計のために少数のビットが追加されるだけである(通常、256点でのFTについて多くとも6ビット)。したがって、これは、値(241;233;229)を有するRNS底を用いて実行することが可能である。
底の数は、好ましくは、ビット数を制限する(ここでは8)と同時に、最大に動的であることを利用するために2のべきに近い(ここでは256)。別の実施形態によれば、実行コストが許容範囲である場合、9ビットで符号化された数を使用することもできる。
上述のとおり、底の数は互いに素である。底の数は、後述する「ガロア体」の研究を利用するためには、素であることが好ましくい。
数が定義される有限の順序付き集合{0,1,2,…,m1−1}を、Z/m1Zと呼ぶ。この集合は、m1が素数である場合、ガロア体と呼ばれる。具体的には、原始元と呼ばれ、その連続するべきが0を除くZ/m1Zの全体を包含する、少なくとも1つの要素、マークされたaが存在する。すなわち、
Z/m1Z*={a**1,a**2,a**3,…,a**m1} (オーダーm1−1)(演算子**は、べきの増加を示す)
(Z/m1Z*=Z/m1Z−{0})
である。
これを、b=a**exかつc=a**eyの場合に、b*c=a**ex * a**ey=a**(ex+ey)と約すことができる。
したがって、数xおよびyをその指数によって表現することによって、乗算が、加算に置換され、その結果を、逆表現動作を実行することによって得ることができる。電子システムは、加算器および表現変換動作用のルックアップテーブルを使用することによって、この動作を実装することができる。本発明によれば、関係(1)の計算は、この方法を使用して実装される。具体的に言うと、演算子LogをZ/m1Zで定義することができ、これは、Z/m1Zでの原始元のべき関数の逆関数である(b=a**exの場合に、Log(b)=ex)。同様に、aのべき関数は、次では、Z/m1Zでの指数関数と呼ばれる(b=a**exの場合に、exp(ex)=b)。
図5に、信号のQRNS表現を実施するFT演算器213のアーキテクチャ設計を示すが、0とN−1との間のiの値について後で注記する関係(1)に従うFT演算(最も近い定数への)は、次の通りである(フーリエ変換がOFDMシンボルに対して開始される時に、最初のサンプルは0の番号を与えられ、最後のサンプルは、ガードインターバルが除去された時にN−1の番号を与えられる)。
Figure 2009521153
例示として、RNS底が、9ビットで符号化された3つの数m1、m2、およびm3を含むと仮定する。演算器213は、入力で、N個のinput(i)サンプルを含むディジタル信号を受け入れ、iは0とN−1との間であり、input(i)は、2進表現に従って、信号の大きさとその表現との間で直接対応している。
演算器213は、各々m1、m2、およびm3に関連する3つのプレーン400から402に従って概略的に図示された動作を並列に実行する。
まず、QRNS底での受信信号の変換が実行される。したがって、プレーン400から402では、最初、各々m1、m2、およびm3であるmodulo Input(i)信号が表現される。
本発明の別の実施形態によれば、底には3つを超えるベクトルがあり、例えば、4つ、5つ、または6つのベクトルがあるものとすることができる。
次に、各プレーン内で、k番目のSNサブキャリア(サブキャリアは、−N/2+1からN/2までの番号を付けられる)ごとに、式
Figure 2009521153
を計算する。したがって、m3に対応するプレーン402について、変換42すなわちmodulo m3の後に、並列の計算のN個の分岐413から43Nがあり、k番目の計算
Figure 2009521153
modulo m3は、積結果を累算して、iがOFDMシンボルの周期にまたがって0からN−1まで変化する合計を取得する。複素数(jα)の指数表記が、モジュール1および偏角αの複素数すなわちcosα+jsinαに対応することを想起されたい。
サブキャリアごとに、その指数がモード表現(RNSまたはQRNS)で取得され、同一ランクの分岐の各プレーンは、モード表現で成分を作る。
次に、2進表現への変換を実行411から41Nまでして、出力219(出力441から44Nのシンボリック連結)に対応する出力での2進表現の結果、各々441から44Nを作り、変換は、中間表現MRCを介してなされる。中間表現MRCは、出力220で送られる。
出力410から41Nのすべての分岐が、2進表現を簡単に入手することが可能なブロックで終わる。大きな処理を要するブロックはない(具体的に言うと、これらの演算は、定数による乗算を実行するルックアップテーブルおよび加算を用いて実行することができる)。別の実施形態によれば、出力219および/または220の要件に従って、実施態様を単純にするために、モーダルモードからMRCへ、およびその後に2進モードへと変換器の個数を減らして使用し、出力ステップのすべてまたは一部について出力ステップを分解する(factorized)ことができる。
動作43kの実施態様を、図6に関して示す。
分岐43kは、input(i)に対応する連続する入力を使用して演算
Figure 2009521153
を実行するルックアップテーブルタイプの演算器60を含む。演算器60は、初期加算器61に入力を提供する。
加算器61の出力は、コマンド信号の立ち上がりエッジ(通常はサンプルの到着にクロック同期化される)時に入力に存在するデータを保持するアキュムレータレジスタ62に供給される。レジスタ出力は、分岐43kの出力に対応し、加算器61の第2入力に供給される。
分岐430から43Nおよび410から41Nで実行される計算は、少数(例えば8つまたは9つ)のビットに対してmodulo mxで実行されるので、非常に高速である。また、演算器213の別の実施形態によれば、それを実施するコンポーネントの複雑さを軽減するため、いくつかの分岐が、共にグループ化され、複数の分岐に対応する計算が、同一の分岐によって逐次的に実行される。例示として、標準規格IEEE802.16aによる信号の受信の枠組での実施態様について、入力サンプルは、5MHzのレートで到着する可能性があるが、サブキャリアの処理は、80MHz以上(例えば160MHz)の速度であり、その結果、16個のサブキャリア(または、160MHzのクロック周波数を用いて32個)を、受信時の処理を低速化することなく順次処理することができるようになる。
サブキャリアkおよび−kのそれぞれの計算同士には、対称性がある。また、実際には、N/2回の計算が、実際に実行され(例えば、N/2個の最初の分岐に対応し)、式exp(−2ijπk/N)は、exp(−2ijπ(−k)/N)の逆数であり、kに対応する分岐の中間結果は、(−k)に対応する分岐によって再利用される。
さらに、COFDMスペクトルの側部は使用されず、したがって、FTの対応する部分は(チャネル間の干渉を回避するため)使用されない。したがって、別の実施形態によれば、サブキャリアのうちの80%だけ、すなわち256個(例えば、標準規格IEEE802.16で指定された256キャリアOFDM伝送に対応する)のうちの200個が計算される。実際に、OFDMスペクトル内で、スペクトルの両側は使用されない(隣接周波数に関する周波数ガードがある)。
図6を参照して概略表現を説明したが、図7は、分岐431から43Nに対応する分岐7のハードウェア実施形態を詳細に示す図である。
実行される動作(より明瞭にするために下ではRNSで説明する)は、
Figure 2009521153
である。
Re(x)が複素数xの実部であり、Im(x)が虚部である(すなわち、x=Re(x)+j*Im(x))ことに留意されたい。
したがって、関係(1)は、2つの関係すなわち
Figure 2009521153
および
Figure 2009521153
に副分割(sub−divides)される。
この実施態様は、QRNSで実行される。
分岐7は、各々Re(input(i))およびIm(input(i))に対応する2つの分岐71および72に副分割される、18ビットのinput(i) 70を含む。
分岐7は、9ビットのLog値への入力(Re(input(i)))71(それぞれIm(input(i))72)の変換を可能にするルックアップテーブル710(それぞれ720)を含む。
テーブル710(それぞれ720)の出力およびZ/mZでのexp(j*2π*i/N)の事前に計算された値を含むルックアップテーブル711からの出力の実部が、加算器712(それぞれ722)に供給される。
テーブル710(それぞれ20)の出力およびルックアップテーブル711からの出力の虚部が、加算器713(それぞれ723)に供給される。
10ビットの加算器712(それぞれ722)の出力により、ルックアップテーブル714(それぞれ724)がアドレッシングされ、入力およびそのmodulo mの変換が可能になって、これにexp演算子が適用される。テーブル714(それぞれ724)の出力で、input(i)*cos()の実部(各々虚部)を取得する。
10ビットの加算器713(それぞれ723)の出力により、ルックアップテーブル728(それぞれ718)がアドレッシングされ、入力およびそのmodulo mの変換が可能となって、これに係数(−1)(各々+1)を割り当ててexp演算子が適用される。ルックアップテーブル728(それぞれ718)の出力で、input(i)*sin()の虚部(各々、実部)を取得する。
サイン演算子(すなわちsin())およびコサイン(すなわちcos())は、−mとmとの間に含まれる整数値で表され、その結果、これらをZ/mZで処理できるようになっている(m要因が、サインおよびコサインに代入され、その結果、cos(0)がmと同等になると仮定する)。
テーブル714および728(それぞれ724および718)の出力は、加算器715(それぞれ725)に供給され、加算器715(それぞれ725)の出力は、コマンド信号(通常はクロック立ち上がりエッジ)の際にレジスタ716(それぞれ726)に記憶される。レジスタ出力716(それぞれ726)は、加算器715(それぞれ726)にも供給される。出力では、−N/2+1からN/2までのN個のinput(i)値が分岐7をカバーした時に、レジスタ716(それぞれ726)は、出力717上でRe(Output(k))(それぞれ727 Im(Output(k))を提示する。出力717および727は、出力73に組み合わされて、複素Output(k)を形成する。
分岐7には乗算器がなく、分岐7は、したがって、実装するのが比較的容易である。
さらに、キャリアオフセット補正は、要因exp()を用いてマージすることができ、これは、バタフライタイプFFTを用いては実行できない。
サブキャリアの異なるサブセットに対するさまざまなオフセット補正を、余分なコストなしで適用することができ、これは、OFDMA(OFDM−Access)受信機で有用な場合がある。実際に、本発明によれば、演算子exp()テーブル714、724、718、および728を変更して、周波数補正を実行することができる。必要な場合、OFDMスペクトル内の特定の周波数を訂正することもできる。これは、マルチキャリア伝送の複数のソースがある可能性があるシステム、特にOFDMAシステム(例えば、OFDMAを使用するIEEE802.11システム(OFDMスペクトルが複数の宛先の間で共有される)で有用である可能性がある。この場合に、受信機および/または送信機は、ソースに従って周波数補正を適用することができる(これは、従来技術に従ってFFTを実行する時には不可能である)。
図8に、本発明の別の実施形態による、すべてのクロックサイクルで出力するためにスライディングフーリエ変換を用いる分岐8の実施態様を示す。分岐8は、モジュール213内の分岐431から43Nの任意の1つを、考慮されるキャリアに固有のパラメータ(パラメータ値k)および分岐を含むプレーン(mはm1、m2、またはm3の値を有する)に置換する。この別の実施形態では、input(i)サンプルが分岐8に到着する時に連続フーリエ変換を入手することが可能になる。
この別の実施形態は、同期化モジュールまたはSDR(Software Defined Radio)内で、あるいはスペクトル全体が既知ではないがスペクトルが使用可能な時に使用されるコグニティブ無線(cognitive radio)内で有利に実施することができる。実際に、この別の実施形態は、入力信号の周波数分析を行うことが可能であり、かつ/または受信機を同期化できる信号を待っている間に周波数分析をスタンバイにすることが可能となる。OFDM信号受信のスコープ内で、スライディングフーリエ変換は、特に、受信機がプリアンブルを待っている時の粗い同期化を避け、微細で精密な同期化を直接に実行するため、本発明に従って実行することができる。
式に戻ると、次の式が瞬間L(instant L)に適用される。
Figure 2009521153
Output(k)が、ランクkからの線形の形で増加する位相差を有するexp(−jL.πk/N)と等しい位相フレーム上での瞬間Lのフーリエ変換を表すと言うことができる。
これから、この式を次のように置き換えることができる。
Figure 2009521153
すると、
Figure 2009521153
である。
ある関係を、各々瞬間L(t=Lと表す)に対応するOutput(k)の出力と次の瞬間L+1(t=L+1と表す)に対応するOutput(k)の出力との間で演繹することができる。
Output(k)(t=L)+(−input(L)+input(L+N))exp(−2jLπk/N)=Output(k)(t=L+1)
したがって、この機構は、瞬間L+1のOutput(k)すなわち、ランクkによるexp(−j(L+1).πk/N)と等しい線形フレーム基準を有する時刻L+1でのTFの計算を可能にする。図8は、時刻Lの出力と時刻L+1の出力との間の関係を考慮に入れた実施態様を示す。簡単に説明すると、Nサンプルの深さの遅延線81を実行することによって、スペクトルの長さだけ立ち上がる線形位相の傾斜を有し、その傾きが各新しい出力で増やされる出力がフレーム内で与えられるという制約を伴って、各時刻にフーリエ変換出力がある。フーリエ変換出力の使用に従って、このフレームの抽象化を、必要な場合に、次の処理ステップで(例えば、等化器モジュールまたは同期化モジュール内で)行うことができる。
したがって、入力82に存在するinput(i)の連続サンプルは、同時に(正入力によって)減算器801、およびこの信号をNクロックサイクルだけオフセットする遅延線81に供給される。Nクロックサイクルだけオフセットされたinput(i)に対応する遅延線出力81は、減算器801の負入力に供給される。
それぞれの瞬間L+NとLとに入力されたinput(i)の間の差(すなわち、input(i+N)−input(i))に対応する減算器出力801は、上述した分岐43kにある類似するモジュールに供給される。
図10に、本発明に従って信号のモード表現を適用する際に実行される同期化および等化係数の決定を示す。図10は、具体的には、実装される表現の種類(モード表現、中間表現、および2進表現)と、種々の変換とを定義する。
COFDMモーターは、同期化ブロック、AGCコマンド、プリアンブル検出器、計算チャネルパルス応答、および等化係数の計算を備える。これらの動作を同一領域のモード表現で実行することはむずかしい。というのは、自動利得制御およびプリアンブルが、出力に対する相対的な数を用い(すなわち、信号出力の二乗を合計するために)、これが、多数のビットを引き起こし、パルス応答が、しばしば2つの連続する変換の計算を必要とし、これにより多数のビットが使用されることとなるからである。また、本発明によれば、同期化処理は、2進表現への変換の前に、演算器213によって供給される中間表現を優先的に考慮して行われる。
通常、演算器出力213は、−N/2から+N/2まで変化する各サブキャリアkに対応する出力Output(k)のセットに対応する。したがって、Output(k)は、底(m1,m2,m3)を有するQRNS表現の3つのメンバm1k、m2k、m3kによって、またはoutput(k)がv1k+m1*v2k+m1*m2*v3kの値を有するようになる中間表現の3つのメンバv1k、v2k、およびv3kによって定義される。有利なことに、かなりの数のビットを減らすために、中間表現の最も重要な座標だけが保存される(これは、積m1*m2*v3kの出力が丸められ、スケールが、m1*m2の積によって除算される際に変更されることを意味する)。
図10のブロック100は、
−底(m1,m2,m3)のQRNSで表された信号Output(k)を3×9ビットのMRC表現に変換する変換器1000と、
−変換器1000からのMRCで表された信号Output(k)を2進表現に変換する変換器1001と、
−2進形式で表された信号Output(k)のスケールを10ビットまで減らすための上位ビットの識別1002(そのように入手された信号は復調器215に供給される)と
を含むフーリエ変換演算出力ステップ213を示す。
演算器1002ならびに点線によって示された図10のすべての演算器は、信号通信に対応し、これらは自明であり、その実装には全くコストがかからない。
変換器1000は、同期化し、等化係数を計算するブロック101に供給し、ブロック101は、
−MRCで表されたOutput(k)からの最も重要な成分すなわちv3kの認識1010と、
−Output(k)の成分v3kを底(m1,m2,m3)のQNRSに変換する変換器1011(変換器1011の出力は9ビットである)と、
−同期化サブブロックと、
−チャネルパルス応答係数計算サブブロックと
を含む。
同期化サブブロック(乗算器なしで特に軽い)は、変換器1011によって供給されるOutput(k)を供給され、
−変換器1011によって供給され、入力信号の二乗周波数合計(結果は27ビットである)を実行する同期化モジュール1012と、
−底(m1,m2,m3)のQRNSで表現された同期化モジュール1012からの信号をMRC表現に変換する変換器1013(結果は18ビットである)と、
−2進形式で表された同期化信号Output(k)のスケールを8ビットまで減らすための上位ビットの識別1014(そのように入手された信号はAGCモジュールに供給される)と
を含む。
周波数領域での同期化検索は、図8に示されたものなどのスライディングウィンドウフーリエ変換の実装を仮定する。
同期化モジュール1012は、AGCタイプを使用するための単純な周波数和およびプリアンブル検出用のパターンに従う加重和を実行する。
AGCタイプ動作について、2進表現に戻る必要はなく、利得変換テーブルを、MCR表現によって直接にアドレッシングすることができる。
本発明により、ある種の周波数を十分省略することができるので、周波数フィルタリングによるノイズリダクションが可能になる。
チャネルパルス応答の計算サブブロックは、変換器1011によって出力される既知のOFDM信号に対応するOutput(k)によって供給され、
−チャネルパルス応答の決定を可能にする部分的逆フーリエ変換計算のモジュール1015(結果は18ビットである)と、
−モジュール1015によって供給され、27ビットの結果を供給する部分的フーリエ変換計算のモジュール1016と、
−モジュール1016によって供給され、QRNSで表現された入力信号を2進信号に変換する変換器1016と
を含む。
パルス応答係数の計算のため、部分的フーリエ変換は、通常は完全なフーリエ変換の1/4以下で、モジュール1015および1016によって優先的に実行され、これは、バタフライ計算を使用する従来技術のFFTとは対照的に可能であるブルートフォースタイプ計算を用いてモード表現で簡単に実行することができる。ここで、部分的逆フーリエ変換は、最も弱い(weakest)時間成分を計算する(これらの成分だけが、パルス応答に重要である)。
本発明によれば、送信機は、IFT演算器201内で逆フーリエ変換を実行する。IFT演算器は、受信機内で実施されるフーリエ変換演算器213の構造に類似する構造を有し、例えば4相すなわちQPSK(4相位相変調)またはQAM(直交振幅変調)での性質(ここでは、変調に対応するコンステレーションに配置できる、送信すべきフレームデータ)およびinput(i)からのビット数(より少ない)だけが、逆フーリエ変換の式
Figure 2009521153
において変化する。
当然、本発明は、前に説明した実施形態に限定されない。
具体的に言うと、本発明は、マルチキャリアを使用する無線通信、特にローカル無線通信ネットワークシステム、長距離または短距離のモバイルネットワークまたは固定ネットワーク、あるいはポイントツーポイント通信で実施される送信または受信(および対応するデバイス)と互換である。具体的に言うと、本発明は、固定ネットワークおよびノマディックネットワーク(nomadic network)のためのIEEE 802.16−2004標準規格および将来の進化(IEEE 802.16eと呼ばれる)の枠組内で適用することができる。さらに、本発明は、電力線またはxDSLによる通信など、マルチキャリア変調(特筆すべきはOFDMおよびDMT)を使用する有線伝送とも互換である。
本発明の別の実施形態によれば、モード表現は、マルチキャリア信号受信機モーターの一部と、モード表現で実施されたフーリエ変換、同期化、自動利得制御、プリアンブル検出、チャネルパルス応答計算、および等化係数計算のブロックの一部のみとで使用される。
本発明の特定の実施形態による無線通信システムを示す非常に概略的なブロック図である。 図1のシステムの送信機/受信機を概略的に示す図である。 図2の送信機/受信機で実施されるOFDM送信機モジュールを示す図である。 図2の送信機/受信機で実施されるOFDM受信機モジュールを示す図である。 図4の受信機モジュールで実施されるFFTモジュールを示す概念図である。 図4の受信機モジュールで実施されるFFTモジュールを示す概念図である。 図4の受信機モジュールで実施されるフーリエ変換モジュールを詳細に示す図である。 本発明の別の実施形態によるスライディングウィンドウを有するフーリエ変換モジュールを示す図である。 本発明に従って実施されるMRC表現を概略的に表す図である。 図4の受信機モジュールで実施される同期化および等化係数の決定を示す図である。

Claims (18)

  1. マルチキャリア信号の受信方法であって、
    前記マルチキャリア信号を復調するステップ(21)と、
    2進表現で受信したソース信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底でのモード表現へ変換するステップと
    を備え、
    前記復調するステップは、変換するステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記復調するステップは、
    2進表現の前記マルチキャリア信号の、前記少なくとも2つの相対的に素な数の前記積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底での表現へ変換するステップと、
    前記有限空間内の前記周波数タイプマルチキャリア信号を、前記有限空間内で表現された時間信号へ変換するステップと、
    前記有限空間内の前記時間信号を、2進信号へ変換するステップと
    を有する前記マルチキャリア信号をフーリエ変換するステップ(213)を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 相対的に素な数の各々について、1次元モーダル空間を計算するステップとして知られる、前記数によって生成される前記空間に射影されたモード表現で前記信号をフーリエ変換計算するステップ(400から402)を備えたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記1次元モーダル空間を計算するステップは、前記マルチキャリア信号のキャリアごとのフーリエ変換を計算するステップ(431から43N、7、8)を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記1次元モーダル空間を計算するステップは、前記マルチキャリア信号の減らされた個数のキャリアに関する前記フーリエ変換を計算するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記1次元モーダル空間を計算するステップは、検討される前記キャリアに従って区別される周波数補正を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. スライディングウィンドウフーリエ変換を備えたことを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 信号値の比較を可能にするため、中間表現へモード表現の信号を変換するステップを備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記少なくとも2つの相対的に素な数の前記積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底での表現へ2進表現の前記マルチキャリア信号を変換するステップを含む同期化ステップ(211、101)を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記同期化に使用される前記マルチキャリア信号を変換するステップは、フーリエ変換で使用される変換ステップと部分的に共通または完全に共通であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも2つの相対的に素な数の前記積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底での表現へ2進表現の前記マルチキャリア信号を変換するステップを含むチャネル応答計算のステップを備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記チャネル応答計算に使用される前記変換ステップは、フーリエ変換および/または同期化で使用される前記マルチキャリア信号を変換するステップと、部分的に共通または完全に共通であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記モード表現は、RNS表現であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記モード表現は、QRNS表現であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記マルチキャリア信号は、OFDM信号であることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の方法。
  16. マルチキャリア信号の送信の方法であって、
    2進表現で受け取られたソース信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底でモード表現へ変換するステップと、
    前記モーダルマルチキャリア信号を形成するために前記モード表現で動作する、入手された変調された信号を2進表現の信号へ変換するステップを含む、前記ソース信号の変調ステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  17. マルチキャリア信号受信デバイス(21)であって、2進表現で受け取られた信号を、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底でのモード表現に変換する手段をそれ自体が含む前記マルチキャリア信号の復調手段を含むことを特徴とするマルチキャリア信号受信デバイス(21)。
  18. マルチキャリア信号の送信デバイス(20)であって、2進表現で受け取られた信号の、少なくとも2つの相対的に素な数の積と等しいサイズの有限空間上の前記相対的に素な数の底でのモード表現への変換手段と、変調された信号の2進表現の信号への変換手段とをそれ自体が含む変調手段を含み、前記変調手段は、前記マルチキャリア信号を形成するために前記ソース信号を変調することを特徴とするマルチキャリア信号の送信デバイス(20)。
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