JP2009511759A - 気体による空気膨張性のある二重織物 - Google Patents

気体による空気膨張性のある二重織物 Download PDF

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Abstract

本発明は、気体による空気膨張性のある二重織物に関する。本発明の気体による空気膨張性のある織物は、接結部を少なくとも13本以上の原糸から構成することによって、空気膨張時に接結部を非常に堅固にし、空気によって層分離部分が膨張する時にポケットの内部から流出する空気を最大限抑制することができ、製織段階における縫製工程の省略によって、エアバッグなどの衝撃緩衝用最終製品を製造する時に製造工程を簡素化し、製造原価を安くして、製織性が優れていて、表面が平滑で合成樹脂のコーティングも容易であるので、車両用エアバッグ、救命用チョッキ、衝撃緩衝用製品の製造に有用に使用することができる。本発明は、織機を利用して同時に製織される互いに分離された2つの織物層、及び前記互いに分離された2つの織物層を接結する接結部からなる、空気膨張性のある二重織物であって、前記接結部の組織は、少なくとも13本以上の原糸で接結されて、2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、またはこれら1種以上の混合織のパターンを含む、空気膨張性のある二重織物を提供する。

Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、気体による空気膨張性のある二重織物に関し、より詳細には、車両用エアバッグまたは救命チョッキなどへの活用性が優れている空気膨張性のある二重織物に関する。
〔背景技術〕
膨張性のある織物は、車両用エアバッグ、救命用チョッキなどの用途に使用することができる。特に、エアバッグは、自動車が転覆して回転する場合に運転者や搭乗者の頭部が自動車のガラス窓や側面構造物によって負傷するのを防止する目的で使用され、事故時に自動車の側面ガラス窓部位からカーテン型のエアバッグが膨張するサイドカーテンエアバッグが使用されている。この時、サイドカーテンエアバッグは、事故時に搭乗者を安全に保護するために、車が回転する間に当該エアバッグが少なくとも5秒以上膨張した状態でなければならず、この場合、膨張性のある織物が有用である。
車両用エアバッグなどのように空気膨張性のある製品を製造する方法は、大きく区分して、2つの織物を縫製、融着、または接着して使用する方法、及び2つの層の織物が接結点によって部分的に接結されている二重織物を使用する方法がある。
しかし、前者の方法のように2つの織物を縫製したり、熱または超音波処理で融着したり、または接着剤で接着して、空気膨張性のある製品を製造する方法は、2つの層を構成する生地を製造した後、別途の縫製工程、融着工程、または接着工程が必要であるため、工程が複雑で、製造原価が高くなる問題点があった。
このような問題点を解決するために、最近は、後者の方法のように空気膨張性のある二重織物を使用して、エアバッグなどの空気膨張性のある製品を製造する方法が試みられている。
空気などの気体による膨張性のある織物は、分離された2つの層の織物、及びこの2つの織物の間の接結点を含む。接結点により閉鎖されている領域を有する織物は、各単一層が空気などによって急激に膨張する時に2つの層を堅固に結束させる役割を果たし、2つの層が連結される部分からの気体の流出現象があってはならない。
前記空気膨張性のある二重織物で接結点を形成する方法としては、米国特許第6,220,309号、米国特許第5,098,125号、米国特許第5,011,183号、米国特許第5,603,647号、米国特許第6,595,244号がある。
このうちの米国特許第6,220,309号は、層分離部分の組織が平織であり、接結部の組織が2/2バスケット織である二重織物について開示している。また、米国特許第5,098,125号及び米国特許第5,011,183号は、層分離部分の組織が平織であり、接結部の組織が(2/2バスケットあるいは3/3バスケット)+(1/2ツイルあるいは1/3ツイル)+(5枚朱子)である二重織物について開示している。また、米国特許第5,603,647号は、層分離部分の組織が平織あるいはバスケットあるいはツイルであり、接結部の組織が3/3バスケットである二重織物について開示している。前記で、層分離部分とは、二重織物が空気などによって膨張するように2つの織物層(上層及び下層)が互いに分離されている部分を意味し、接結部とは、分離された2つの織物層を互いに接結する部分を意味する。
しかし、前記方法による二重織物は、接結部の組織として3/3バスケット織や2/2バスケット織を主に使用するが、これらを単独で使用する場合には、分離された2つの層が気体によって膨張する時に接結部から気体の流出現象が発生し、それによって空気通気性が高くなる問題点がある。
また、米国特許第6,595,244号は、接結部が最大で12本の原糸からなるバスケット織を含む二重織物を開示しているが、最大で12本の原糸からなる単一織物層(バスケット織)の1種だけから接結部を構成するので、強度が低下する問題点がある。また、万一、前記方法で強度を高めるために接結部のうちの中間の二重織部分をバスケット織に変更する場合にも、接結部全体がバスケット織だけからなるので、製織時に接結部の原糸の張力が強すぎて製織性が顕著に低く、究極的には空気膨張性のある織物の形状及び性能を低下させる。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、接結部の組織が緻密で堅固で、接結部の空気通気性を顕著に下げることができて、空気による膨張時に空気の流出現象を最大限抑制することができる、空気膨張性のある二重織物を提供することにある。
本発明の他の目的は、織物層が全て平織である織物層を使用して、ジャカードを利用した多様な形状の空気ポケットを製作することができ、製織段階で縫製工程を省略することができて、製造単価を画期的に下げて、製織性及び平滑性が優れている、気体による空気膨張性のある二重織物を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記気体による空気膨張性のある二重織物を含んで製造された、車両用エアバッグを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、織機を利用して同時に製織される互いに分離された2つの織物層、及び前記互いに分離された2つの織物層を接結した接結部からなる空気膨張性のある二重織物であって、前記接結部の組織は、全体が少なくとも13本以上の原糸で接結されたもので、2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含む、気体による空気膨張性のある二重織物を提供する。
前記二重織物は、互いに分離された2つの織物層からなる層分離部分(A、B)、及び互いに分離された2つの織物層を接結する接結部(C)からなり、前記層分離部分(A、B)の組織は、互いに分離された2つの平織織物層を形成する二重織で、接結部を基準にして左側層分離部分(A)の組織及び右側層分離部分(B)の組織が互いに同一な状態であり、前記接結部(C)の組織は、全体が少なくとも13本乃至50本の原糸で接結された2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含む。また、前記二重織物は、合成樹脂でコーティングされているのが好ましい。
また、本発明は、前記の空気膨張性のある二重織物を含んで製造された車両用エアバッグを提供する。前記エアバッグは、車両搭乗者保護用サイドカーテンエアバッグであるのが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明の気体による空気膨張性のある二重織物は、接結部の組織の原糸の本数を少なくとも13本以上の原糸から構成して、組織が2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含むように構成することによって、空気膨張時に接結部を非常に堅固にし、強度が非常に優れていて、空気によって層分離部分が膨張する時にポケットの内部から流出する空気を最大限抑制することができる。また、接結部の組織として単一組織でなくバスケット織、朱子織、二重織の部分接結織の混合織を適用することによって、製織性及びホールディング性を向上させた。
また、本発明による二重織物は、製織段階における縫製工程の省略によって、エアバッグなどの衝撃緩衝用最終製品の製造時に製造工程を簡素化して、製造原価を安くして、製織性が優れていて、表面が平滑で合成樹脂のコーティングも容易であるので、車両用エアバッグ、救命用チョッキ、衝撃緩衝用製品の製造に有用に使用することができる。
〔発明の実施の形態〕
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、エアバッグなどの衝撃緩衝用最終製品を製造する時に、製造工程を簡素化して、製造原価も安くして、また接結部の接結力が堅固で、空気によって層分離部分が膨張する時に空気の流出現象を最大限抑制することができ、製織性が優れていて、表面が平滑で合成樹脂のコーティングも容易な、空気膨張性のある二重織物に関する。
本発明では、接結部を含む二重織物を形成する時に、接結部の組織を形成する原糸の本数を少なくとも13本以上にして接結された接結組織パターンを含むようにすることによって、強度を向上させ、製織性及びホールディング性を向上させる特徴がある。
したがって、本発明の二重織物は、織機を利用して同時に製織される互いに分離された2つの織物層、及び前記互いに分離された2つの織物層を接結した接結部からなる空気膨張性のある二重織物であって、前記接結部の組織は、少なくとも13本以上の原糸で接結されたもので、2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含む。
より好ましくは、前記接結部の組織のパターンは、少なくとも13本以上の原糸で接結された接結組織を含む2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、及び平織からなる群より選択された2種以上の混合織のパターンを含む。最も好ましくは、前記接結部の組織のパターンは、二重織の部分接結織を中間にして、両側に2/2バスケット織、朱子織、平織のうちの少なくとも1種以上の接結組織を含み、接結部全体が13本以上の原糸からなる混合織のパターンを含む。
以下、本発明を添付した図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例として、二重織からなる2つの分離された平織面を含 完全組織図(a)、及びこれを拡張したパターン(b)図である。図2は本発明の二重織物を形成する組織の横断面図である。
図2に示したように、本発明の二重織物は、互いに分離された2つの織物層からなる層分離部分(A、B)、及び互いに分離された2つの織物層を接結する接結点(C)からなる。本発明の空気膨張性のある二重織物は、ジャカード織機を利用して、製織機上で互いに分離された2つの平織の織物層(図2及び図3のAまたはB)を同時に製織し、前記2つの織物層を接結する接結部(C)は、2/2バスケット織(図4のa)、朱子織(図4のc)、平織二重織の部分接結織(図4のb)、平織、またはこれら1種以上の混合織を含んで製織されて、これらは少なくとも13本以上の原糸、好ましくは13本ないし50本の原糸で構成して製造される。つまり、これらの原糸の本数を合わせれば、少なくとも13本以上になる。より具体的に説明すれば、本発明の織物層は、気体による膨張性をその主目的とし、接結部は、膨張を発生させる気体が2つの分離された織物層の間から流出しないようにして、膨張する気体の圧力に耐える役割を果たす。
この時、本発明における「接結部(C)」とは、層分離部分(A、B)の分離された2つの織物層において、上段層の経糸が下段層の緯糸と組織点を形成したり、または上段層の緯糸が下段層の経糸と組織点を形成したり、または下段層の経糸が上段層の緯糸と組織点を形成したり、または下段層の緯糸が上段層の経糸と組織点を形成して、2つの織物層が当該組織点で1つの層になるように形成された組織点、組織線、または組織面を意味する。このように接結が行われる組織を「接結組織」とし、接結組織が点状である時には「接結点」とし、接結組織が線状である時には「接結線」とし、接結組織が面状である時には「接結面」と定義して、前記接結点、接結線、接結面を総称して接結部とする。また、「組織点」とは、経糸及び緯糸が上下に互いに交差して織物を構成する部分をいう。
前記のように上段層及び下段層に分離される組織及び接結する組織を含む織物は、層分離組織(図2及び図4のA及びB)及び接結組織(図2及び図4のC)に区分される。また、パターンの配置により層分離組織によって閉鎖された領域(図4のB)、つまり膨張する領域、接結組織(図2及び4のC)、及び接結組織によって閉鎖された領域の外部組織(図4のA)などの膨張性とは関係のない領域に空間を三分する構造からなる。
図2で、接結点を基準にして左側に位置する左側層分離部分(A)の組織及び右側に位置する右側層分離部分(B)の組織は、図1に示した通りである。また、前記左、右側層分離部分は、少なくとも13本以上の原糸からなる接結部によって分離される。このような接結部の組織は、図4に示した通りであり、接結部は、2/2バスケット織(図4のa)、朱子織(図4のc)、二重織の部分接結織(図4のb)、平織、またはこれらの1種以上の混合織を含むのが好ましい。
本発明で、接結部は、(C)部分全体を意味し(1layer)、このような接結部全体が13本以上の原糸からなるのである。また、本発明では、接結部である(C)部分全体は単一組織の二重織(例えばバスケット織)でなく、2/2バスケット織、朱子織、または二重織の部分接結織のうちの2種以上の混合織を含み、好ましくは、二重織の部分接結織の両側に2/2バスケット織、朱子織のうちから選択される1種以上の混合織を含み、これら全体が13本以上の原糸からなって接結部を構成するようになる。前記のように、本発明では、接結部(C)全体を13本以上の原糸を使用して、単一組織でなく2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織のうちの2種以上を混合して構成することにより、製織時に接結部の引張り現象を減少させることができ、強度を向上させると同時に、従来の製織性の低下、形状変形、及び性能低下などの問題点を防止することができる。
このように、本発明は、接結点をより確かにするために、接結部を少なくとも13本以上の原糸で構成することによって、空気膨張時に接結部が非常に堅固になって、空気の外部流出を効果的に抑制して、ポケットの内部から空気が流出するのを防止することができるので、より好ましい。
また、接結部の組織を単一組織でなくバスケット織、朱子織、二重織の部分接結織の混合織にすることによって、製織性及びホールディング性を向上させた。
また、本発明は、空気流出量を低減させるために、空気膨張性のある二重織物を合成樹脂でコーティングするのが好ましい。
前記コーティングに使用される合成樹脂は、一般的に繊維コーティングに使用される合成樹脂が使用され、好ましくは、シリコン樹脂コーティングが気密性及び展開時の強度維持の面で適している。
シリコン樹脂コーティングは、二重織物の生地のスキ間を効果的に埋めるためのもので、生地面の一面または両面に実施することができ、コーティング方法は複数回のコーティングを行う多段階コーティングが好ましい。多段階コーティングでアンダーコーティング及びトップコーティングを併行する場合、気密性を向上させるだけでなく、コーティング量に比べて生地の厚さを減少させるので、柔軟性を効果的に向上させることができる。
この時、合成樹脂の好ましいコーティング量は、40g/m乃至150g/mである。万一、コーティング量が40g/m未満である場合には、エアバッグの通気性が高くて、展開後に一定の圧力で5秒以上膨張した状態を維持することができない。また、コーティング量が150g/mを超過する場合には、エアバッグが厚くなりすぎて、収納性が悪いだけでなく、エアバッグの展開時にエアバッグが構造物と接触するなど、本来の機能を発揮することができない。
本発明の二重織物において、上下に分離される層は、各々平織の上下層からなる二重組織(図1)であり、接結組織は、13本乃至50本の原糸からなるのが好ましい。このように構成された二重織物は、空気などの気体によって膨張する時に媒体が流出しない。
また、二重織物の気密性のためには、高圧の空気などによる引張力に耐えて、伸張が最小限であることが非常に重要である。したがって、前記のような2つの層が分離される地点または接結が開始される地点に対する組織の形成方法は、気体による膨張性のある織物の設計において最も重要な要因になる。
本発明の二重織物は、外部の引張力に対して伸張の抵抗力の高い平織を織物層として使用して、このような問題点を解決した。好ましくは、本発明は、下記の計算式1によって計算される断面生地のカバーファクターが1900以上の高密度の製織によって、空気ポケットの気密性をより向上させることができる。前記で、カバーファクターが1900未満である場合には、空気膨張時に空気が外部に簡単に流出する問題点がある。
Figure 2009511759
また、本発明の二重織物は、接結部の単位長さ当たりの空気流出量が2.5KPa圧力で測定時に0.8リットル/分・cm未満であるのが好ましい。前記接結部の単位長さ当たりの空気流出量が0.8リットル/分・cmを超過する場合には、車両用エアバッグとして使用する時の搭乗者保護機能が低下する。
また、本発明の二重織物は、ASTM D 1777法で測定した二重織物を構成する1つの織物層の生地面の厚さが0.5mm以下であり、ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した剛軟度(stiffness value)が3.5kgf以下であるのが好ましい。前記1つの織物層の厚さが0.5mmを超過する場合には、車両用エアバッグとして使用する時に収納が困難な問題点があり、剛軟度が3.5kgfを超過する場合には、車両用エアバッグとして使用する時に空気圧によって正常の形状に展開しない問題点がある。
また、本発明の二重織物は、エアバッグに50KPaの初期圧力を加えて5秒後にエアバッグの内圧を測定した場合に、その値が6KPa以上にならなければサイドカーテンエアバッグとしての本来の機能を発揮することができない。また、実際の高温高圧のインフライトによってサイドカーテンエアバッグが展開する時の破裂を防止するために、接結部(図2のC)をASTM D 5822法によって縫目強度を測定した場合に、縫目強度が少なくとも80Kg/in以上にならなければならず、展開時に接合部から空気が流出する量を最小限にしなければならず、高熱による原糸の溶融を防止するために、切断伸度が60%を超過してはならない。特に、一般のエアバッグに比べてサイドカーテンエアバッグはコーティング量が比較的多いので、車両に装着した後で長期間が過ぎてもサイドカーテンエアバッグとしての機能を発揮するためには、車両の振動による生地の摩耗時の強度維持が大変重要である。したがって、本発明は、前記条件を満たして、気体を50KPaの初期圧力で加えた後、5秒後の内圧が6KPa以上になり、接結部の縫目強度が80Kg/in以上であり、切断伸度が60%未満であり、ASTM D 4157法によって測定したコーティング生地面の摩耗試験で強度維持率が80%以上である。前記で、強度維持率が80%未満である場合には、エアバッグが展開時に破裂することがある。
また、本発明は、気体による膨張性のある二重織物を含む車両用サイドカーテンエアバッグを提供し、本発明のサイドカーテンエアバッグは、車が回転する間に当該エアバッグが少なくとも5秒以上は膨張した状態である特徴がある。本発明で、二重織物から構成されるエアバッグの接合部を通じて流出する流出量は、100KPaの圧力で測定した場合に、エアバッグの内圧が50KPaにならなければサイドカーテンエアバッグとしての機能を発揮することができない。
以上で説明した本発明の空気膨張性のある二重織物は、強度が強い接結部を含み、膨張時に空気の流出を最大限抑制することができるので、車両用エアバッグ、救命用チョッキ、衝撃緩衝用製品などに有用に使用することができる。また、本発明は、接結部にバスケット織、朱子織、二重織の部分接結織の2種以上の混合織を適用することによって、製織性及びホールディング性を向上させた。また、本発明の二重織物は、縫製が不必要で、最終製品の製造工程を簡素化することができ、製造原価も安くすることができる。
以下、本発明の実施例を記載する。しかし、下記の実施例は、本発明を例示するためのものであって、本発明は下記の実施例に限定されない。
本発明において、二重織物の物性は、下記の方法で測定した。
a)二重織物のエアバッグの内圧:
下記の方法によって測定した。図5に示したように、空気が注入されるとエアバッグの内圧が上昇し、最高圧力に到達した後は注入される空気を遮断して、5.0秒以降のエアバッグの内圧の変化を観察した。このような動作は、電子的に制御して誤差を最少化するのが好ましいので、ここでは空気の注入及び遮断動作に電子式制御装置を使用した。
b)接結部の単位長さ当たりの空気流出量(リットル/分・cm):
空気圧力を調節する調節器(regulator)、流量計、及び圧力計が付いている測定装置で測定した。具体的に、2.5KPaの圧力の空気を裁断された二重織物の層分離部分に注入して、裁断された二重織物が完全に膨張するようにした後、単位時間(1分)当たり裁断された二重織物から流出する空気量全体をリットル単位で測定した。その後、この値をノギス、巻尺、定規などで測定した裁断された二重織物の接結部の長さ(cm)全体で割って、接結部の単位長さ当たりの空気流出量を計算した。
c)カバーファクター:
下記の計算式1によって計算した。
Figure 2009511759
d)剛軟度:ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した。
e)1つの織物層の生地面の厚さ:ASTM D 1777法で測定した。
f)縫目強度:ASTM D 5822法で測定した。
g)強度維持率:ASTM D 4157法で測定した。
<実施例1>
426デニールのポリアミドマルチフィラメントを経糸及び緯糸として使用し、ジャカード織機で、接結点(C)を基準にして左側層分離部分(A)の組織及び右側層分離部分(B)の組織が図1及び図2のような二重織で同一な状態であり、20本の原糸で接結されて、2/2バスケット織及び平織二重織の部分接結織からなる接結部(C)によって分離して、二重織物を製造した。この時、経糸密度及び緯糸密度は各々52本/インチ、カバーファクターは2131になるようにした。続いて、製織された二重織物の両面にシリコンゴムを2段階コーティング(コーティング量:100g/cm)した後、これを裁断して、前記方法で接結部の単位長さ当たりの空気流出量、1つの織物層の厚さ、及び 剛軟度を測定した。測定された接結部の単位長さ当たりの空気流出量は0.6リットル/分・cmであり、剛軟度は2.5kgfであり、1つの織物層の厚さは0.4mmであった。
<実施例2>
315デニールのポリアミドマルチフィラメントを経糸及び緯糸として使用し、ジャカード織機で、接結点(C)を基準にして左側層分離部分(A)の組織及び右側層分離部分(B)の組織が図1及び図2のような二重織で同一な状態であり、20本の原糸で接結されて、2/2バスケット織及び平織二重織の部分接結織からなる接結部(C)によって分離して、二重織物を製造した。この時、経糸密度及び緯糸密度は各々60本/インチ、カバーファクターは2129になるようにした。続いて、製織された二重織物の両面にシリコンゴムをアンダーコーティング及びトップコーティングの2段階コーティング(コーティング量:100g/cm)して、分離された2つの層を形成する接結点、つまり組織点から空気の流出が発生しないように処理した。これを裁断して、前記方法で接結部の単位長さ当たりの空気流出量、1つの織物層の厚さ、及び剛軟度を測定した。測定された接結部の単位長さ当たりの空気流出量は0.7リットル/分・cmであり、剛軟度は1.9kgfであり、1つの織物層の厚さは0.39mmであった。
<実施例3>
前記実施例2と同様な方法で実施し、シリコンゴムのコーティング量を90g/mにして、二重織物を製織した。
ASTM D 1777法で測定した二重織物の一側の生地面の厚さは0.39mmであり、ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した剛軟度は1.9Kgfであった。また、これから構成されたエアバッグに50KPaの初期圧力を加えた後、5秒後のエアバッグの内圧を測定した場合には12.5KPa、接結部(図2のC)をASTM D 5822法によって縫目強度を測定した場合には119Kg/in、切断伸度は43%であった。また、ASTM D 4157法によって測定したコーティング生地面の摩耗試験で強度維持率が90%で、車両用サイドカーテンとしての収納性及び展開容易性が優れている製品を製造した。
<実施例4>
前記実施例1と同様な方法で実施し、20本の原糸を利用して接結部(C)の組織をバスケット織及び朱子織で構成した二重織物を製織した。
ASTM D 1777法で測定した二重織物の一側の生地面の厚さは0.4mmであり、ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した剛軟度は2.5Kgfであった。また、これから構成されたエアバッグに50KPaの初期圧力を加えた後、5秒後のエアバッグの内圧を測定した場合には9.5KPa、接結部(図2のC)をASTM D 5822法によって縫目強度を測定した場合には123Kg/in、切断伸度は49%であった。また、ASTM D 4157法によって測定したコーティング生地面の摩耗試験で強度維持率が93%で、車両用サイドカーテンとしての収納性及び展開容易性が優れている製品を製造した。
<比較例1>
426デニールのポリアミドマルチフィラメントを経糸及び緯糸として使用し、ジャカード織機で、接結部の組織が2/2バスケット織であり、層分離部分の組織が平織であり、経糸密度が53本/インチであり、緯糸密度が53本/インチである二重織物を製織した。続いて、製織された二重織物の両面にシリコンゴムを2段階コーティング(コーティング量:100g/cm)した後、これを裁断して、前記方法で接結部の単位長さ当たりの空気流出量、1つの織物層の厚さ、及び剛軟度を測定した。測定された接結部の単位長さ当たりの空気流出量は0.9リットル/分・cmであり、剛軟度は3.6kgfであり、1つの織物層の厚さは0.52mmであった。この場合、単位長さ当たりの空気流出量が多すぎて、車両用エアバッグとして使用する時に搭乗者保護機能が低い結果を示した。
<比較例2>
実施例4と同様な方法で実施し、経糸密度が46本/インチ、緯糸密度が46本/インチであり、1つの生地面のカバーファクターは1880になるようにして、二重織物を製織した。
製織された生地は、実施例1と同様な方法でコーティングした結果、ASTM D 1777法で測定した一側の生地面の厚さは0.38mmであり、ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した剛軟度は1.9Kgfと良好であった。また、これから構成されたエアバッグに50KPaの初期圧力を加えた後、5秒後のエアバッグの内圧を測定した場合には5.8KPa、接結部(図2のC)をASTM D 5822法によって縫目強度を測定した場合には109Kg/in、切断伸度は47%であった。また、ASTM D 4157法によって測定したコーティング生地面の摩耗試験で強度維持率が90%で、収納性は優れていた。しかし、内圧が低すぎて、空気ポケットの気密性が悪く、展開時に所定の空気ポケットの形状を維持することができない結果を示した。
<比較例3>
実施例1と同様な方法で製造された二重織物を、コーティング量を200g/mにして、単純に1段階コーティング方法で処理した。完成した生地の単位長さ当たりの空気の流出量は2.5KPaの圧力で測定した場合には0.6L/min・cmで、空気ポケットの気密性が優れていて、所定の空気ポケットの形状を維持したが、ASTM D 1777法で測定した生地の厚さは0.52mmであり、ASTM D 4032サーキュラーバンド法で測定した剛軟度は3.6Kgfで、車両用サイドカーテンとしての収納性及び展開容易性が不良な製品を製造した。
本発明による二重織から構成された2つの分離された平織面を含む二重織物の完全組織図(a)及びこれを拡張したパターン(b)図である。 本発明の二重織物を形成する組織の横断面図面である。 本発明の一実施例による空気膨張性のある二重織物が空気によって膨張した断面図である。 分離された二重織の接結部を構成する2/2バスケット織の断面及びその組織図(a)、平織二重織の部分接結織の断面及びその組織図(b)、及び朱子織の断面及びその組織図(c)である。 エアバッグの内圧の測定方法を示した図面である。
〔符号の説明〕
A 左側層分離部分
B 右側層分離部分
C 接結点(または接結部)

Claims (13)

  1. 織機を利用して同時に製織される互いに分離された2つの織物層、及び前記互いに分離された2つの織物層を接結した接結部からなる空気膨張性のある二重織物であって、
    前記接結部の組織は、全体が少なくとも13本以上の原糸で接結されたもので、2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含む、気体による空気膨張性のある二重織物。
  2. 前記二重織物は、互いに分離された2つの織物層からなる層分離部分、及び互いに分離された2つの織物層を接結する接結部からなり、
    前記層分離部分の組織は、互いに分離された2つの平織織物層を形成する二重織で、接結部を基準にして左側層分離部分の組織及び右側層分離部分の組織が互いに同一な状態であり、前記接結部の組織は、全体が13本乃至50本の原糸で接結された2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、平織、またはこれらの1種以上の混合織のパターンを含む、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  3. 前記接結部の組織のパターンは、少なくとも13本以上の原糸で接結された接結組織を含む2/2バスケット織、朱子織、二重織の部分接結織、及び平織からなる群より選択された2種以上の混合織のパターンを含む、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  4. 前記接結部の組織のパターンは、二重織の部分接結織を中間にして、両側に2/2バスケット織、朱子織、平織のうちの少なくとも1種以上の接結組織を含み、接結部全体が13本以上の原糸からなる混合織のパターンを含む、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  5. 前記接結部の単位長さ当たりの空気流出量(2.5Kpa圧力で測定)が0.8リットル/分・cm未満である、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  6. 前記二重織物は、剛軟度(stiffness value)が3.5Kgf以下である、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  7. 前記二重織物を構成する1つの織物層の厚さが0.5mm以下である、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  8. 前記二重織物を構成する1つ織物層のカバーファクター値が下記の計算式1によって計算され、1900以上である、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
    Figure 2009511759
  9. 前記二重織物は、気体を50KPaの初期圧力で加えた時、5秒後の内圧が6KPa以上であり、接結部の縫目強度が80Kgf/in以上であり、切断伸度が60%未満であり、強度維持率が80%以上である、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  10. 前記二重織物は、合成樹脂でコーティングされている、請求項1に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  11. 前記二重織物の一側面のコーティング量が40g/m乃至150g/mである、請求項10に記載の気体による空気膨張性のある二重織物。
  12. 請求項1乃至請求項11のうちのいずれか1項に記載の気体による空気膨張性のある二重織物を含んで製造された、車両用エアバッグ。
  13. 前記エアバッグは、車両用サイドカーテンエアバッグである、請求項12に記載の車両用エアバッグ。
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