JP2009507285A - 消去/プログラミング電圧を監視するためのフラグを有する受動型非接触式集積回路 - Google Patents

消去/プログラミング電圧を監視するためのフラグを有する受動型非接触式集積回路 Download PDF

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Abstract

本発明は、電気的にプログラム可能な不揮発性データメモリ(MEM)と、前記メモリにデータ(DTW)を書き込むために必要な高電圧(Vhv)を供給するための電荷蓄積ブースタ回路(HVCT、PMP、HGEN)と備える受動型非接触式集積回路(IC2)に関するものである。本発明によれば、集積回路は、インジケータフラグ(THR2)を記憶するための揮発性の記憶手段(FF1)と、前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧(Vhv)が最初に臨界しきい値(Vc)に到達するときに、前記インジケータフラグ(THR2)の値を変更するための手段(THDET、THR1、FF1)とを備える。

Description

本発明は、データメモリと、メモリにデータを書き込むために必要な高電圧を供給するための電荷蓄積ブースタ回路とを備える非接触式集積回路に関係する。
本発明は、更に特に、アンテナ信号から生成された電圧によって電気的に電力を供給される受動型の非接触式集積回路に関係する。
受動型非接触式集積回路は、一般的にRFIDアプリケーション(無線ICタグ)に使用されると共に、誘導結合タイプか、もしくは“電気的結合”タイプの集積回路であり得る。
第1のタイプの受動型集積回路は、アンテナコイルと、負荷変調による送信データとを有すると共に、その周波数が通常約10[MHz]である磁界の存在下で誘導結合によって電力を供給される。これらの集積回路は、例えば13.56[MHz]の使用周波数を提供する標準“ISO/IEC 14443A/B”、“ISO/IEC 13693”によって説明される。
第2のタイプの受動型集積回路は、数百MHzで振動するUHF電界によって電気的に電力を供給されると共に、それらのアンテナ回路の反射率を変調することによってデータを送信する(この技術は、後方散乱(backscattering)と呼ばれる)。これらの集積回路は、例えば標準化の途中の産業仕様書(industrial specification)EPCTM−GEN2(“Radio-Frequency Identity Protocols Class-1 Generation-2 - UHF RFID Protocol for Communications at 860 MHz-960 MHz”)によって説明される。それらは、一般的に、集積回路と、電界を放出する、データ送信/データ受信のためのステーション(装置)(一般に読み取り装置、リーダとも呼ばれる)との間の距離が、何メートルかに達し得る、長距離のアプリケーションに使用される。
図1は、第2のタイプの集積回路IC1の構造を概略的に示す。集積回路は、ダイポールアンテナ回路ACと、通信用インタフェース回路CICTと、制御ユニットCTU1と、EEPROM(電気的に消去可能であると共にプログラム可能であるメモリ)タイプの不揮発性メモリMEMと、電荷蓄積ブースタ回路HVCTと、そしてクロック信号CKをユニットCTU1に供給する発振器OSCとを備える。
回路CICTは、アンテナ回路を介したデータの受信及び送信を保証する。それは、制御ユニットCTU1から、アンテナ回路を介して送信されるべきデータDTxを受信するか、またはユニットCTU1に、アンテナ回路を介して受信されたデータDTrを供給する。更にそれは、集積回路の電源を保証すると共に、リーダ(読み取り装置)(図示せず)によって放出された電界Eの存在下で、アンテナ回路ACに記載されるアンテナ信号S1、S2から生成される電圧Vccを供給する。電圧Vccは、一般的に約1ボルトから数ボルトの範囲の電圧である。
ブースタ回路HVCTは、電圧Vccから、メモリにデータを書き込む動作に必要な一般的に約10〜15[V]の高電圧Vhvを供給する。電圧Vhvは、通常、ユニットCTU1によって制御されるスイッチ回路SCTを通じてメモリに印加される。
書き込み命令が受信されるとき、ユニットCTU1は、ブースタ回路HVCTを活性化し、書き込みアドレスADWと書き込まれるべきデータDTWをメモリMEMに印加し、そして電圧パルスVppがメモリに印加されるように、スイッチ回路SCTを活性化する。これらの動作は、ブースタ回路を活性化される状態にしている間に、実行されるべき書き込みサイクルの数に従って、数回繰り返され得る。
集積回路の受動的性質に固有のこの集積回路の欠点は、そこから電源電圧Vccが抽出される電界Eの強度の変化によって引き起こされた臨界減衰(critical attenuation)を、電源電圧Vccが有し得るということである。磁界の強度、及び/またはリーダ(読み取り装置)との誘導結合の割合が不十分である場合、誘導結合タイプの受動型集積回路にも、類似する欠点がある。例えば、集積回路の利用者、例えば集積回路を含む非接触式チップカードの保持者が、リーダと集積回路との間の通信の間に、リーダからカード/集積回路を引き離すときに、これらの減衰は発生する。電源電圧のこれらの減衰は、それらがメモリにおけるデータの書き込みの間に発生するとき、それらが高電圧Vhvに影響を及ぼすことがあり得るので、解決が難しい。従って、集積回路がメモリの書き込みを始動させるとき、もし電圧Vhvが不十分なレベルを有している場合、メモリセルは、期待されたデータを格納しないか、またはメモリセルに格納されるデータの破損に対応して、プログラムされた状態でも消去された状態でもない中間の状態にセットされるであろう。
米国特許番号6288629号明細書は、データがメモリで書かれるときに電源電圧Vccを監視すると共に、電圧Vccが書き込み段階の間の臨界しきい値以下に変化するとき、インジケータフラグをたてることを提案する。書き込み段階が終了するとき、集積回路は、フラグを読み取ると共に、もし電圧Vccが書き込み段階の間に臨界しきい値未満になったことをそのフラグが示すならば、集積回路は、書き込み命令を発行したリーダに対して、この情報を通知する。
具体的なアプリケーションに対応する動作条件における非接触式集積回路の動作の観測を目的とする様々なシミュレーションを含んでいる、本発明の著者によって実行された研究によると、この方法は、それが適切に発展したのに対して、書き込み動作が不完全であるという診断を導くことができる。実際には、様々な動作条件において、電源電圧Vccは、書き込みプロセスに影響を及ぼさない、減衰または本当に短いマイクロ切断を有し得ることが分かる。
従って、本発明は、適切に発展した書き込み動作が、電源電圧Vccがその変化の間に特定のしきい値を下回っていたということだけを根拠として、不完全であると見なされないように、不完全な書き込み動作の診断を改善することを目的とする。
本発明は、大部分の状況及び動作条件において、電荷がこの書き込み動作を達成することを可能にするようにブースタ回路が十分な電荷を蓄積したとき、書き込み動作が有効に実行され得るという記述に基づいている。本発明によれば、ブースタ回路によって供給された高電圧Vhvが“臨界”と呼ばれるしきい値に到達したときにこの条件は満たされる。従って、本発明によれば、電源電圧によって決まる代りに、ブースタ回路により供給された高電圧の値によって決まるインジケータフラグが提供される。このインジケータフラグは、書き込み動作を事後診断する(post-diagnose)ために使用され得るが、しかし、以下に現れることになるように、同様に様々な他の用途を有する。
更に特に、本発明は、電気的にプログラム可能な不揮発性データメモリと、前記メモリにデータを書き込むために必要な高電圧を供給するための電荷蓄積ブースタ回路と、前記インジケータフラグを記憶するための揮発性の記憶手段と、前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧が最初に臨界しきい値に到達するときに、前記インジケータフラグの値を変更するための手段とを備える受動型非接触式集積回路を提供する。
一実施例によれば、集積回路は、前記メモリに前記高電圧を印加するためのスイッチ回路と、前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧が前記臨界しきい値に到達しなかったならば、前記スイッチ回路が前記メモリに前記高電圧を印加することを回避するための手段とを備える。
一実施例によれば、前記スイッチ回路は、前記メモリに前記高電圧を徐々に供給するための傾斜波発生器を備える。
一実施例によれば、集積回路は、前記メモリに前記データを書き込むための命令を実行するように構成されると共に、前記書き込むための命令の実行の間に前記高電圧が前記臨界しきい値に到達しなかったことを前記フラグが示すときに、その後特定の情報のメッセージを送信する制御ユニットを備える。
一実施例によれば、集積回路は、前記メモリに前記データを書き込むための命令に応答して、以下の、前記ブースタ回路に、それが前記高電圧を生成するように、活性化信号を印加する動作と、前記メモリに書き込みアドレス及び書き込まれるべきデータを印加する動作と、前記メモリに対して前記高電圧を供給するスイッチ回路に活性化信号を印加する動作とを無条件に実行するように構成された制御ユニットを備える。
一実施例によれば、集積回路は、前記メモリに前記データを書き込むための命令を受信すると、以下の、前記ブースタ回路に、それが前記高電圧を生成するように、活性化信号を印加する動作と、前記メモリに書き込みアドレス及び書き込まれるべきデータを印加する動作と、もし前記高電圧が前記臨界しきい値に到達する場合、前記メモリに対して前記高電圧を供給するスイッチ回路に活性化信号を印加する動作と、もし前記高電圧が判定された期間の終りに前記臨界しきい値に到達しなかった場合、前記スイッチ回路に前記活性化信号を印加しないと共に、前記高電圧が前記メモリに印加されなかったことを示す特定の情報のメッセージを送信する動作とを実行するように構成された制御ユニットを備える。
一実施例によれば、集積回路は、前記高電圧を監視すると共に、前記高電圧が前記臨界しきい値より低いか、もしくは前記臨界しきい値以上であるかどうかをその値が示す検出信号を供給する検出回路を備える。
一実施例によれば、集積回路は、前記高電圧が調整しきい値(regulation threshold)より高いかまたは調整しきい値に等しくなるたびに、有効な値(active value)を有する前記ブースタ回路の調整信号(regulation signal)を供給するレギュレータ回路を備える。
一実施例によれば、前記臨界しきい値は、前記調整しきい値に等しい。
一実施例によれば、調整信号と検出信号とは同一である。
一実施例によれば、前記インジケータフラグは、前記高電圧が前記臨界しきい値に到達したことを意味する第1の値を前記フラグに提供するための第1の制御入力端子と、前記高電圧が前記臨界しきい値に到達しなかったことを意味する第2の値を前記フラグに提供するための第2の制御入力端子とを有するフリップフロップによって記憶される。
一実施例によれば、前記フリップフロップの前記第1の制御入力端子は、前記検出信号を受信する。
一実施例によれば、前記フリップフロップの前記第2の制御入力端子は、以下の、ブースタ回路を非活性化するための信号、及び/または集積回路をリセットするための信号の2つの信号の内の少なくとも1つを受信する。
本発明は、更に、チップカードまたは電子タグのタイプの携帯用電子体であって、携帯用の担体と、前記携帯用の担体に搭載されるか、もしくは前記携帯用の担体に統合される本発明による集積回路とを備えることを特徴とする携帯用電子体に関係する。
本発明は、更に、受動型非接触式集積回路の電気的にプログラム可能な不揮発性メモリにデータを書き込むための方法であって、集積回路の揮発性の記憶手段におけるインジケータフラグを初期化する段階と、前記メモリにデータを書き込むために必要な高電圧を供給する電荷蓄積ブースタ回路を活性化する段階と、前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧が最初に臨界しきい値に到達するときに、前記インジケータフラグの値を変更する段階とを有することを特徴とする方法に関係する。
一実施例によれば、前記高電圧が前記臨界しきい値に到達しない限り、前記高電圧は、前記メモリに印加されない。
一実施例によれば、前記方法は、前記メモリに前記データを書き込むことを目的とする所定の段階の無条件の実行段階を有すると共に、もし前記高電圧が前記所定の段階の実行の間に前記臨界しきい値に到達しなかったことを前記フラグが示す場合、その後前記インジケータフラグの値に関する情報のメッセージを送信する段階を有する。
一実施例によれば、前記方法は、調整しきい値の周辺に前記高電圧を調整する段階を有する。
一実施例によれば、前記臨界しきい値は、前記調整しきい値に等しい。
一実施例によれば、前記インジケータフラグは、前記高電圧が前記臨界しきい値より低いか、もしくは前記臨界しきい値以上であるかどうかをその値が示す検出信号が印加される制御入力端子を有するフリップフロップを用いて管理される。
一実施例によれば、前記ブースタ回路が活性化されない場合、前記フリップフロップはリセットされる。
本発明のこれら及び他の目的、利点、そして特徴は、添付の図面に関連して提供されるが、しかし添付の図面に制限されない、本発明による受動型非接触式集積回路の実施例の以下の説明において、更により詳細に提示されることになる。
図2において示された集積回路IC2は、古典的に、アンテナ回路ACと、通信用インタフェース回路CICTと、制御ユニットCTU2と、EEPROM(電気的に消去可能であると共にプログラム可能であるメモリ)タイプのメモリMEMと、ブースタ回路HVCTと、そしてクロック信号CKをユニットCTU2に供給する発振器OSCとを備える。
ここでアンテナ回路は、ダイポールを形成する2つのワイヤW1、W2を備える。概略的に示されたリーダRD1によって放出された電界Eの存在下において、低振幅(10分の数ボルト(0.数ボルト))の交流のアンテナ信号S1、S2が、ワイヤW1、W2上に現れる。
回路CICTは、電源回路PSCT、変調回路MCT、及び復調回路DCTを備える。回路PSCTは、集積回路の電源を保証する電圧Vccを供給する。電圧Vccは、アンテナ信号S1、S2から生成される(か、もしくは、もしワイヤW1、W2の内の1つがグランドに連結されている場合、アンテナ信号S1、S2の内の1つから生成される)。回路PSCTは、例えば、交流信号S1、S2をポンプ信号として使用する一次チャージポンプである。電圧Vccは、一般的に約1ボルトから数ボルトの範囲の電圧であり、マイクロエレクトロニクスにおける最も最近の技術は、1[mm]より小さい表面積で、約1.8[V]の電源電圧によって動作するシリコンチップに埋め込まれた小さな面積の集積回路を組み立てることを可能にする。
変調回路MCTは、制御ユニットCTU2から、通常は符号化形式で、送信されるべきデータDTxを受信すると共に、ここでは、一次チャージポンプのステージを短絡させる作用を有するインピーダンス変調信号S(DTx)を回路PSCTに印加することによって、これらのデータに従ってアンテナ回路ACのインピーダンスを変調する。
回路DCTは、信号S1、S2を復調すると共に、ユニットCTU2に、これらの信号によって伝送されたデータDTrを供給する。これらのデータは、リーダRD1よって、電界Eの変調、例えば電界の振幅の変調により送信される。
ここでは、ブースタ回路HVCTは、チャージポンプPMPと、チャージポンプの励磁を保証する回路HGENを備える。回路HGENは、チャージポンプに、クロック信号CKから生成された、位相が正反対の2つの低周波数ポンプ信号H1、H2を供給する。チャージポンプPMPは、電圧Vccより(もしくは、直接アンテナ信号S1、S2より)、一般的に10[V]から15[V]の高電圧Vhvを供給する。電圧Vhvは、スイッチ回路SCTによって、メモリMEMに印加される。ここでは、回路SCTは、メモリセルを損傷することを回避するために、書き込み段階の間、メモリMEMに高電圧Vhvが徐々に供給されることを可能にする傾斜波発生器である。スイッチ回路SCTの出力において、傾斜波形で供給された高電圧は、ここではVppと呼ばれる。
制御ユニットCTU2は、リーダRD1から、アンテナ回路ACとインタフェース回路CICTとを通して、読み取りアドレスADRまたは書き込みアドレスADWを含む、メモリMEMから読み取るか、またはメモリMEMに書き込むための命令を受信すると共に、ここで、書き込み命令は、更に書き込まれるべきデータDTWを含む。それは、特に読み取り命令に応答して、メモリにおいて読まれたデータDTRを含み得るメッセージを送り返す。データの書き込みは、一般的に、メモリセルに“0”を書き込むことに対応する、受信されたアドレスによって示されるメモリセルの消去動作、及びメモリセルが“1”を受け取ることである、メモリセルのプログラミング動作を含む。
書き込み命令が受信される場合、チャージポンプPMPがポンプ信号H1、H2を受信すると共に、電圧Vhvを供給するように、ユニットCTU2は、回路HGENを活性化する。その場合に、ユニットCTU2は、メモリに、書き込みアドレスADWと書き込まれるべきデータDTWを印加すると共に、電圧パルスVppがメモリに印加されるように、スイッチ回路SCTを活性化する。ここで、ユニットCTU2は、回路HGENの制御入力端子に、“1”に等しい信号“ON1”を印加することによって、回路HGENを活性化すると共に、スイッチ回路SCTの制御入力端子に、“1”に等しい信号“WRITE”を印加することによって、スイッチ回路SCTを活性化する。
本発明によれば、集積回路IC2は、高電圧Vhvを監視する、しきい値検出回路THDETを備える。回路THDETは、チャージポンプPMPの出力端子に接続される入力端子と、検出信号THR1を供給する出力端子とを備える。高電圧Vhvがしきい値Vcより低いとき、信号THR1は、デフォルトによって“0”である。電圧Vhvがしきい値Vcを越えるとき、回路THDETは、信号THR1を“1”にセットする。
本発明によれば、しきい値Vcは、その値から、たとえ電源電圧Vccの減衰またはマイクロ切断があるとしても、ブースタ回路HVCTがメモリMEMを書き込む動作を保証するための十分な電荷を蓄積したと見なされる、臨界しきい値である。
更に集積回路IC2は、インジケータフラグTHR2を記憶するための揮発性の記憶手段(メモリポイント:memory point)を備える。ここでは、この記憶手段は、1つの入力端子SETで信号THR1を受信すると共に、その出力端子がフラグTHR2を供給するフリップフロップFF1である。フリップフロップFF1をリセットした後で、最初に信号THR1が“1”になる時、フラグTHR2は、“1”になると共に、次のフリップフロップのリセットまで“1”のままである。このリセットは、フリップフロップの1つの入力端子RESETに、その入力端子で信号ON1を受信する反転ゲート回路(inverting gate)により供給される信号“/ON1”を印加することによって、保証される。従って、制御ユニットCTU2により信号ON1が“0”に維持されると共に、ブースタ回路HVCTが非活性化される場合、フラグTHR2は、強制的に“0”にされる。ユニットCTU2が、回路HVCTを活性化するために、信号ON1を“1”にセットするとき、フラグの値は“0”のままである。電圧Vhvがしきい値Vcに到達するとき、信号THR1が“1”になると共に、フラグTHR2が“1”になる。
本発明の任意の、しかし有利な特徴によれば、電圧Vhvは、ここでは臨界しきい値Vcに等しい調整しきい値の周辺に調整される。しかし有利に、ここでは、この調整は、信号THR1が“1”になるとき、ポンプ信号H1、H2がもはやチャージポンプに供給されないように、回路HGENを抑制することによって保証される。回路HGENの制御入力端子は、例えば非反転入力端子に信号ON1を受信し、反転入力端子に信号THR1を受信するANDタイプのゲート回路A1の出力端子に連結される。信号ON1が“1”に等しいと共に、信号THR1が“0”に等しい場合(Vhv<Vc)、ゲート回路A1は、信号ON1に関して透過的であると共に、回路HGENが活性化される。信号THR1が“1”になる場合(Vhv≧Vc)、信号THR1が“0”に戻るまで電圧Vhvが減少するように(Vhv<Vc)、ゲート回路A1の出力は、“0”になると共に、回路HGENは非活性化される。そして、電圧Vhvが再び増加すると共に、THR1が再び“1”になり、この繰り返しで、電圧Vhvは、従って、しきい値Vcの周辺に調整される。
従って、THR1の検出回路は、フラグTHR2が管理されることを可能にするしきい値の検出のその機能に加えて、ゲート回路A1によって、高電圧Vhvのレギュレータを有利に形成する。当業者は、回路HGENの抑制によるブースタ回路のこの調整が、集積回路の電力消費量を減少させると共に、チャージポンプを止めることなく高電圧Vhvを切断し、レギュレータにおける漏洩電流の出現を暗示するより、有利であることに注目することになる。同じように、信号H1、H2の抑制は、回路HGENを止めずに考察されるであろうが、しかし、それは不必要に電流を消費するであろう。
本発明の別の任意の、しかし有利な特徴によれば、高電圧Vhvが、ブースタ回路HVCTを活性化した後で、少なくとも一度でも臨界しきい値Vcに到達しない限り、スイッチ回路SCTは、制御ユニットCTUによって始動されることができない。そのためには、スイッチ回路SCTの制御入力端子は、例えば第1の入力端子で信号WRITEを受信すると共に、第2の入力端子でフラグTHR2を受信するANDタイプのゲート回路A2の出力端子と連結される。メモリに電圧パルスVppを印加するために、信号WRITEが、ユニットCTU2によって“1”にセットされるとき、フラグTHR2が“1”に等しくない限り、ゲート回路A1は、信号WRITEに関して透過的ではない。
従って、もし、高電圧Vhvが期待されるように増加することを、電源電圧Vccの減衰が阻止する場合、及び、もし制御ユニットが信号WRITEを“1”にセットするときに高電圧Vhvがしきい値Vcに到達しない場合、スイッチ回路SCTの抑制は、メモリMEMが、データを書くのに不十分であると共に、データの破損を引き起こすかもしれないレベルの電圧Vppを受け取らないことを保証する。
図3A〜図3Eは、メモリを書き込むサイクルWC1、WC2、...を含むメモリの書き込み段階の間の信号ON1、WRITE、THR1、フラグTHR2、及び電圧Vhv、Vppの特徴を示す。信号ON1及びWRITEは、図3Aにおいて示され、電圧Vhvは、図3Bにおいて示され(しきい値Vcの周辺への調整によって引き起こされた電圧Vhvの変化は示されない)、信号THR1は、(ここでは、電圧Vhvの検出信号及び調整信号として)図3Cにおいて示され、フラグTHR2は、図3Dにおいて示されると共に、傾斜波発生器であるスイッチ回路SCTによって供給される電圧Vppは、図3Eにおいて示される。
“書き込みサイクル”WC1、WC2は、1つ以上のメモリセルに関する消去またはプログラミングのサイクルを意味し、“書き込み段階”は、データを格納するために必要な全ての消去及びプログラミングのサイクルを含む期間を意味する。例えば、もしメモリMEMが8ビットワードによって消去可能であると共に、8ビットワードによってプログラム可能で、書き込まれるべきデータがワードある場合、ワードを書き込む段階は、8つのメモリセルを消去するサイクル(集合的な消去サイクル、メモリセルに対する“0”の書き込み)と、“1”を受け取ることを意図されたメモリセルの集合的なプログラミングのサイクルとを含む。もしメモリMEMがページ消去可能(page-erasable)(ワードライン)か、またはセクタ消去可能であり、かつバイトによってプログラム可能である場合、そして、もし書き込まれるべきデータが同じセクタまたは同じページに属するいくつかのワードを含む場合、ワードを書き込む段階は、全セクタの、もしくは全ページの集合的な消去のサイクルと、書き込まれるべきワードと同数のプログラミングサイクルとを含む。
第1の書き込みサイクルWC1に先行する時刻“t0”、例えば消去サイクルにおいて、信号ON1及びWRITEは、“0”であり、電圧Vhvは、ゼロに等しく、信号THR1は、“0”に等しく、そしてフラグTHR2は、(フリップフロップFF1の入力端子RESETに作用する)信号ON1によって“0”に保持される。時刻“t1”において、ユニットCTU2は、信号ON1を“1”にセットすると共に、電圧Vhvは、増加し始める。時刻“t2”において、ユニットCTU2は、信号WRITEを“1”にセットするが、しかしスイッチ回路SCTは、フラグTHR2が“0”に等しいと共に、回路SCTの制御入力端子に対する信号WRITEの印加を抑制するので、遮断された状態を維持する。時刻“t3”において、電圧Vhvは、しきい値Vcに到達すると共に、ブースタ回路が電圧を印加されたので、同様にフラグTHR2が“1”になるように、信号THR1は、初めて“1”になる。回路SCTは、それ自身を始動すると共に、電圧Vppの傾斜波形がメモリMEMに印加される。同時に、信号ON1は、ブースタ回路の入力端子において抑制されると共に、高電圧Vhvは、減少する。時刻“t3’”において、電圧Vhvは、再びしきい値Vcより下に行き、そして信号THR1は、“0”に戻る。時刻“t4”において、電圧Vhvは、しきい値Vcに到達すると共に、信号THR1は、“1”に戻り、その後、時刻“t4’”において“0”になる等...、電圧Vhvの調整によって引き起こされたこれらの変化は、信号ON1が“1”を維持する限り、書き込み段階の間ずっと“1”を維持するフラグTHR2に影響を及ぼさない。時刻“t5”において、電圧Vppは、Vc(または、もし回路STCが電圧Vmの電圧Vhvへの減少を強制するならば、“Vc−Vm”)に等しい水平状態に到達すると共に、ユニットCTU2が、信号ON1を“1”にする一方、信号WRITEを“0”にセットする場合、書き込みサイクルWC1の終了を示す時刻“t6”まで、水平状態の周辺で安定した状態を維持する。信号THR1は、高電圧Vhvを調整するために、“0”から“1”及び“1”から“0”に交互に移行し続けると共に、フラグTHR2は、“1”を維持する。時刻“t7”において、ユニットCTU2は、信号WRITEを“1”に戻すようにセットすると共に、第2の書き込みサイクルWC2、例えばプログラミングサイクルが開始される。ここでは、フラグTHR2は、サイクルWC2の開始から“1”であると共に、書き込み段階の間ずっと“1”を維持する。
図4は、制御ユニットCT2による書き込み段階の実行、及び高電圧Vhvの起こり得る障害を診断するためのフラグTHR2の使用を説明する図である。ステップS100の間、ユニットCTU2は、リーダRD1から、命令“[WRITE][DTW][ADW]”を受信する。ステップS110の間、ユニットCTU2は、ブースタ回路を活性化するために、信号ON1を“1”にセットする(上記の時刻“t1”)と共に、メモリにデータDTWとアドレスADWとを印加する。ステップS120の間、ユニットCTU2は、信号WRITEを“1”にセットする(上記の時刻“t2”)。ステップS110及びS120は、信号ON1を“1”に維持したままで、実行されるべき書き込みサイクルCW1、CW2...の数と同じ数だけ忠実に繰り返され得る。
一度書き込み段階が終了されれば、ユニットCTU2は、ステップS130の間にフラグTHR2を検査し、もしフラグTHR2が“1”に等しいならば、書き込み段階は、正常に発生したと考えられると共に、ユニットCTU2は、それが新しい命令を待つステップS140(“WAIT”)にジャンプする。
変形において、ユニットCTU2は、それがメモリに書き込んだデータを読み取ると共に、書き込まれたデータが実際に命令に含まれるデータであることをリーダRD1が確認し得るように、次のステップS140へジャンプする前に、それらを命令の実行を確認するためのメッセージに含めて送り返す。
もしフラグTHR2が“0”に等しいならば、それは、高電圧Vhvが臨界しきい値に到達しなかったということ、そしてそのメモリは書き込まれなかったということを意味する。ユニットCTU2は、それが失敗メッセージ“WRITEFAIL”を送信するステップS150にジャンプする。前述のように、ユニットCTU2は、破損したデータが書き込まれなかったことを証明し得るように、命令に現れる読み取りアドレスADRにおけるメモリ内のデータを読み取るため、及びそれらをメッセージWRITEFAILによってリーダRD1に送り返すために提供され得る。しかしながら、本発明に基づくフラグTHR2の利点は、集積回路が、電圧Vccの観測ではなく電圧Vhvの観測に基づく信頼できる失敗診断のおかげで、メモリエリアを再度読み取る必要なく、書き込み失敗メッセージを迅速に送信することを可能にすることである。
自動的に傾斜波発生器回路SCTの活性化を抑制するためのインジケータフラグTHR2の使用は、集積回路IC2が、クロック信号CKによって達成される固定の順序付けに従う書き込みサイクルを測定する有限の状態機械を含むワイヤードロジック制御ユニットCTUを装備している場合に、本発明の特に有利な特徴であるということに、当業者は注目することになる。ワイヤードロジック制御ユニットの供給は、大規模なアプリケーションに対して低コストの集積回路を組み立てることを可能にする。
しかしながら、本発明は、制御ユニットの“知能”のレベル及び適応性に従って、様々な実施例が可能である。例えば、マイクロプロセッサ制御ユニットは、活性化信号WRITEをスイッチ回路SCTに印加する前に、フラグTHHR2を検査することができる。そのような場合、フラグTHR2による信号WRITEの抑制は、必要ではない。制御ユニットは、タイマによって測定された期間の間にフラグTHR2が“1”になるのを待つと共に、もし電圧Vhvが臨界しきい値Vcに到達することなく期間が終了するならば、制御ユニットは、書き込みサイクルをキャンセルすると共に、メッセージWRITEFAILを送信する。
図5は、チャージポンプPMPの標準的な実施例を示す。それは、各コンデンサのアノードが、ダイオードD1、D2...Dn−1によって、次の階層のコンデンサのアノードに連結されると共に、奇数の階層の各コンデンサのカソードが、ポンプ信号H1を受信し、偶数の階層の各コンデンサのカソードが、ポンプ信号H2を受信する、並列に接続されたコンデンサC1、C2...Cnを備える。ダイオードDnは、最後のコンデンサのアノードを電圧Vhvを供給する出力のコンデンサChvに連結すると共に、電圧Vccは、ダイオードD0を通して、第1のコンデンサC1のアノードに印加される。信号H1がプルアップされて、信号H2がプルダウンされる場合、信号H2がプルアップされて信号H1がプルダウンされる先行する半周期の間に電荷が蓄積される奇数の階層の各コンデンサは、直後に連結される偶数の階層のコンデンサに放電する。信号H2がプルアップされて、信号H1がプルダウンされる場合、信号H1がプルアップされて信号H2がプルダウンされる先行する半周期の間に電荷が蓄積される偶数の階層の各コンデンサは、直後に連結される奇数の階層のコンデンサに放電する。
図6は、検出回路THDETの実施例を示す。検出回路THDETは、そのソース端子がグランド(アース)に連結されたNMOSトランジスタTN1のドレイン端子に連結されたダイオードによって形成される入力ステージを備える。ダイオードDdは、逆向きに搭載されると共に、電圧Vhvを受け取る。トランジスタTN1は、そのゲート端子Gにおいて、好ましくは温度補償された固定のバイアス電圧Vrefを受け取る。ダイオードDdは、逆方向電圧Vdを有していると共に、トランジスタは、電圧Vrefによって課されたドレーン−ソース間電圧Vdsを有している。トランジスタTN1のドレインに位置するノードN1は、グランドと連結されたソース端子Sを有するNMOSトランジスタTN2のゲート端子に連結される。このトランジスタのドレイン端子Dは、その出力端子が検出信号THR1を供給する反転ゲート回路INV1の入力端子に連結されるノードN2を形成する。ノードN2は、そのソース端子Sが電圧Vccを受け取ると共に、そのゲート端子が電圧V2を受け取るPMOSトランジスタTP2によってプルアップされる。電圧Vhvが、ここでは“Vd+Vds”に等しいしきい値Vcに到達するとき、入力ステージは、導通することになると共に、ノードN1は、ハイインピーダンス電位から電位Vdsになる。トランジスタTN2は、導通することになると共に、ノードN2は、“1”(Vcc)から“0”(グランド)になる。信号THR1は、“1”になる。
図7は、それぞれゲート回路がもう一方のゲート回路の入力端子と連結された出力端子を有する2つのゲート回路NOR1、NOR2(ノアゲート回路)を用いたフリップフロップFF1の実施例を示す。ゲート回路NOR1のもう一方の入力端子は、フリップフロップの入力端子SETを形成すると共に、信号THR1を受け取る。ゲート回路NOR2のもう一方の入力端子は、フリップフロップの入力端子RESETを形成すると共に、上述のように、信号“/ON1”を受け取る。ゲート回路NOR2の出力端子は、フラグTHR2を供給する。任意に、ゲート回路NOR2は、フリップフロップの入力端子RESET’を形成すると共に、電源投入毎に集積回路によって生成されるPOR(パワーオンリセット)信号を受け取る第3の入力端子を備える。
図8は、メモリMEMの実施例を概略的に示す。メモリMEMは、メモリアレイMA、アドレスデコーダADEC、プログラミング回路PCT、選択回路SCT、及び読み取り回路RCTを備える。メモリアレイMAは、水平ライン及び垂直のラインに従って配置されると共に、ワードラインWLiとビットラインBLjに連結された、電気的に消去可能で、かつプログラム可能なメモリセルCi、jを備える。プログラミング回路PCTは、デコーダADECによって供給された信号COLSELによって選択されると共に、メモリアレイに書き込まれるべきデータDTWを受け取る、メモリアレイのビットラインに連結された消去−プログラミング安全装置(erase-programming locks)(図示せず)を備える。読み取り回路RCTは、選択回路SCTを通してメモリアレイMAのビットラインに連結された1つ以上のセンス増幅器を備えると共に、メモリアレイにおいて読み取られたデータDTRを供給する。
図9は、ビットbi、jがメモリアレイに格納されることを可能にする、電気的に消去可能で、かつプログラム可能なメモリセルCi、jの実施例を示す。メモリセルは、ここではNMOSタイプである、フローティングゲートトランジスタFGTと、アクセストランジスタATとを備える。アクセストランジスタは、ビットラインBLjに連結されたドレイン端子D、ワードラインWLiに連結されたゲート端子G、及びトランジスタFGTのドレイン端子Dに連結されたソース端子Sを備えている。更に、トランジスタFGTは、フローティングゲート端子FG、制御ゲートラインCGLに連結された制御ゲート端子CG、及びソースラインSLiに連結されたソース端子Sを備える。メモリセルCi、jは、例えば電圧Vppを、アクセストランジスタATを介して、トランジスタFGTのドレイン端子Dに印加すると共に、より低い値の電圧、例えば0[V]を、その制御ゲート端子CGに印加することによって、プログラムされた状態にセットされる。電荷が、トンネル効果によってフローティングゲート端子FGに注入されると共に、一般的に負の状態になるトランジスタFGTのスレショルド電圧Vtを下げる。メモリセルCi、jは、例えば電圧Vppを、トランジスタFGTの制御ゲート端子CGに印加すると共に、より低い値の電圧、例えば0[V]を、そのソース端子Sに印加することによって、消去された状態にセットされる。電荷は、トンネル効果によってフローティングゲート端子FGから抽出されると共に、トランジスタFGTのスレショルド電圧は、一般的に正の状態になるように増加する。
メモリセルCi、jの読み取りは、ビットラインBLjとアクセストランジスタATとを介してトランジスタFGTのドレイン端子Dに連結されたセンス増幅器RCTjによって保証される。増幅器RCTjは、読み取り電圧VreadがトランジスタFGTの制御ゲート端子CGに印加されると共に、そのソースラインがグランドに連結される間、ビットラインにバイアス電圧Vpolを印加する。もしトランジスタFGTがプログラムされた状態にあるならば、メモリセルは、導通していると共に、読み取り電流Ireadは、ビットラインBLjを流れる決定されたしきい値電流を超えている。増幅器RCTjは、その場合に、その値が慣例により定義された例えば“1”である、ビットbi、jを供給する。もしトランジスタFGTが消去された状態にあるならば、メモリセルは、導通していないか、または僅かに導通している状態であると共に、増幅器RCTjは、逆の値である例えば“0”に等しいビットbi、jを供給する。
トンネル効果によってセルを電気的に消去可能であると共に、プログラム可能である、このメモリEEPROMの使用は、トンネル効果による電荷の注入及び抽出が非常に低い電流によって行われるので、電荷の注入がホットキャリヤの注入によって行われると共に、かなりのセル電流を必要とするメモリと異なり、有利である。従って、電圧Vhvの減衰がある場合においてさえも、臨界しきい値Vcに到達するとすぐに、書き込みプロセスが通常は適切に進展しなければならないことに照らして、このメモリは本発明の基本原理を満足する。実際には、そして上述のことから明らかなように、しきい値Vcは、好ましくはブースタ回路の調整しきい値に等しいか、またはブースタ回路の調整しきい値に近い、一般的にはこれらのメモリセルを作るために使用された技術に基づくと約10〜15[V]に選択される。
高電圧Vhvを監視するための手段、及びインジケータフラグTHR2を管理するための手段が、様々な実施例として可能であることは、当業者には明らかである。本発明は、更にいくつかのアプリケーションが可能であると共に、電気的結合によって動作する非接触式UHF回路だけを対象としない。本発明は、例えば誘導結合を使用する集積回路に適用されると共に、その電源がメモリセルをプログラミングまたは消去する段階の間の失敗の影響を受けやすい、あらゆる集積回路またはトランスポンダに全体的に適用される。
不揮発性メモリを含む非接触式集積回路の構造を示す図である。 不揮発性メモリ及びメモリを書き込む途中の障害を診断するための手段を含む、本発明による非接触式集積回路の構造を示す図である。 メモリにデータを書き込む間に図2の回路に現れる様々な電気信号を示す図である。 メモリにデータを書き込む間に図2の回路に現れる様々な電気信号を示す図である。 メモリにデータを書き込む間に図2の回路に現れる様々な電気信号を示す図である。 メモリにデータを書き込む間に図2の回路に現れる様々な電気信号を示す図である。 メモリにデータを書き込む間に図2の回路に現れる様々な電気信号を示す図である。 メモリに書き込むための命令を受信した際の、図1の集積回路によって実行される動作を説明する図である。 図2においてブロック形式で表されたチャージポンプの実施例を示す図である。 図2においてブロック形式で表されたしきい値検出回路の実施例を示す図である。 本発明によるインジケータフラグを受信する、図2においてブロック形式で表された揮発性の記憶手段の実施例を示す図である。 図2においてブロック形式で表された不揮発性メモリの実施例を示す図である。 図8のメモリに存在する不揮発性メモリセルの実施例を示す図である。
符号の説明
IC1、IC2 集積回路
AC ダイポールアンテナ回路
CICT 通信用インタフェース回路
CTU1、CTU2 制御ユニット
MEM 不揮発性メモリ
HVCT 電荷蓄積ブースタ回路
CK クロック信号
OSC 発振器
Vcc 電源電圧
Vhv 高電圧
E 電界
W1、W2 ダイポールを形成するワイヤ
RD1 リーダ
S1、S2 アンテナ信号
PSCT 電源回路
MCT 変調回路
DCT 復調回路
DTx 送信されるべきデータ
S(DTx) インピーダンス変調信号
DTr 伝送されたデータ
PMP チャージポンプ
HGEN チャージポンプの励磁を保証する回路
H1、H2 低周波数ポンプ信号
SCT スイッチ回路
ADR 読み取りアドレス
ADW 書き込みアドレス
DTW 書き込まれるべきデータ
DTR メモリにおいて読まれたデータ
THDET しきい値検出回路
THR1 検出信号
THR2 インジケータフラグ
FF1 フリップフロップ(揮発性の記憶手段/メモリポイント)
A1、A2 ゲート回路
Vpp 傾斜波形で供給された高電圧
ON1、“/ON1”、WRITE 信号
D1、D2...Dn ダイオード
C1、C2...Cn コンデンサ
Chv 出力のコンデンサ
TN1 NMOSトランジスタ
Dd ダイオード
Vref 固定のバイアス電圧
Vd ダイオードの逆方向電圧
Vds ドレーン−ソース間電圧
N1、N2 ノード
V2 電圧
TN2 NMOSトランジスタ
INV1 反転ゲート回路
TP2 PMOSトランジスタ
NOR1、NOR2 ノアゲート回路
POR パワーオンリセット信号
MA メモリアレイ
ADEC アドレスデコーダ
PCT プログラミング回路
SCT 選択回路
RCT 読み取り回路
COLSEL 信号
WLi ワードライン
BLj ビットライン
Ci、j メモリセル
FGT フローティングゲートトランジスタ
AT アクセストランジスタ
CGL 制御ゲートライン
SLi ソースライン
RCTj センス増幅器
Vread 読み取り電圧
Vpol バイアス電圧
Iread 読み取り電流

Claims (21)

  1. 電気的にプログラム可能な不揮発性データメモリ(MEM)と、前記メモリにデータ(DTW)を書き込むために必要な高電圧(Vhv)を供給するための電荷蓄積ブースタ回路(HVCT、PMP、HGEN)と備える受動型非接触式集積回路(IC2)であって、
    −インジケータフラグ(THR2)を記憶するための揮発性の記憶手段(FF1)と、
    −前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧(Vhv)が最初に臨界しきい値(Vc)に到達するときに、前記インジケータフラグ(THR2)の値を変更するための手段(THDET、THR1、FF1)と
    を備えることを特徴とする集積回路。
  2. 前記メモリ(MEM)に前記高電圧(Vhv)を印加するためのスイッチ回路(SCT)と、
    前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧が前記臨界しきい値(Vc)に到達しなかったならば、前記スイッチ回路(SCT)が前記メモリ(MEM)に前記高電圧を印加することを回避するための手段(A2)と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記スイッチ回路(SCT)が、前記メモリ(MEM)に前記高電圧(Vhv)を徐々に供給するための傾斜波発生器を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記メモリ(MEM)に前記データ(DTW)を書き込むための命令を実行するように構成されると共に、前記書き込むための命令の実行の間に前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)に到達しなかったことを前記フラグ(THR2)が示すときに、その後特定の情報のメッセージ(WRITEFAIL)を送信する制御ユニット(CTU2)を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の集積回路。
  5. 前記メモリ(MEM)に前記データ(DTW)を書き込むための命令に応答して、以下の、
    −前記ブースタ回路(HVCT、HGEN、PMP)に、それが前記高電圧(Vhv)を生成するように、活性化信号(ON1=1)を印加する動作と、
    −前記メモリに書き込みアドレス(ADW)及び書き込まれるべきデータ(DTW)を印加する動作と、
    −前記メモリに対して前記高電圧(Vhv)を供給するスイッチ回路(SCT)に活性化信号(WRITE=1)を印加する動作と
    を無条件に実行するように構成された制御ユニット(CTU2)を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の集積回路。
  6. 前記メモリ(MEM)に前記データ(DTW)を書き込むための命令を受信すると、以下の、
    −前記ブースタ回路(HVCT、HGEN、PMP)に、それが前記高電圧(Vhv)を生成するように、活性化信号(ON1=1)を印加する動作と、
    −前記メモリに書き込みアドレス(ADW)及び書き込まれるべきデータ(DTW)を印加する動作と、
    −もし前記高電圧が前記臨界しきい値(Vc)に到達する場合、前記メモリに対して前記高電圧(Vhv)を供給するスイッチ回路(SCT)に活性化信号(WRITE=1)を印加する動作と、
    −もし前記高電圧が判定された期間の終りに前記臨界しきい値(Vc)に到達しなかった場合、前記スイッチ回路(SCT)に前記活性化信号(WRITE=1)を印加しないと共に、前記高電圧(Vhv)が前記メモリに印加されなかったことを示す特定の情報のメッセージ(WRITEFAIL)を送信する動作と
    を実行するように構成された制御ユニット(CTU2)を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の集積回路。
  7. 前記高電圧を監視すると共に、前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)より低いか、もしくは前記臨界しきい値(Vc)以上であるかどうかをその値が示す検出信号(THR1)を供給する検出回路(THDET)を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の集積回路。
  8. 前記高電圧(Vhv)が調整しきい値(Vc)より高いかまたは調整しきい値(Vc)に等しくなるたびに、有効な値(1)を有する前記ブースタ回路の調整信号(THR1)を供給するレギュレータ回路(THDET、A1)を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の集積回路。
  9. 前記臨界しきい値が、前記調整しきい値(Vc)に等しい
    ことを特徴とする請求項8に記載の集積回路。
  10. 調整信号(THR1)と検出信号(THR1)とが同一である
    ことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の集積回路。
  11. 前記インジケータフラグ(THR2)が、前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)に到達したことを意味する第1の値を前記フラグ(THR2)に提供するための第1の制御入力端子(SET)と、前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)に到達しなかったことを意味する第2の値を前記フラグ(THR2)に提供するための第2の制御入力端子(RSET)とを有するフリップフロップ(FF1)によって記憶される
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の集積回路。
  12. 前記フリップフロップの前記第1の制御入力端子(SET)が、前記検出信号(THR1)を受信する
    ことを特徴とする請求項7または請求項11のいずれか一項に記載の集積回路。
  13. 前記フリップフロップの前記第2の制御入力端子(RSET)が、以下の、ブースタ回路を非活性化するための信号(/ON1)、及び/または集積回路をリセットするための信号(POR)の2つの信号の内の少なくとも1つを受信する
    ことを特徴とする請求項11または請求項12のいずれか一項に記載の集積回路。
  14. チップカードまたは電子タグのタイプの携帯用電子体であって、
    携帯用の担体と、
    前記携帯用の担体に搭載されるか、もしくは前記携帯用の担体に統合される請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の集積回路(IC2)と
    を備えることを特徴とする携帯用電子体。
  15. 受動型非接触式集積回路(IC2)の電気的にプログラム可能な不揮発性メモリ(MEM)にデータ(DTW)を書き込むための方法であって、
    −集積回路の揮発性の記憶手段(FF1)内のインジケータフラグ(THR2)を初期化する段階と、
    −前記メモリにデータ(DTW)を書き込むために必要な高電圧(Vhv)を供給する電荷蓄積ブースタ回路(HVCT、PMP、HGEN)を活性化する(ON1=1)段階と、
    −前記ブースタ回路を活性化した後で前記高電圧(Vhv)が最初に臨界しきい値(Vc)に到達するときに、前記インジケータフラグ(THR2)の値を変更する段階と
    を有することを特徴とする方法。
  16. 前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)に到達しない限り、前記高電圧(Vhv)が、前記メモリ(MEM)に印加されない
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記メモリに前記データ(DTW)を書き込むことを目的とする所定の段階の無条件の実行段階を有すると共に、もし前記高電圧が前記所定の段階の実行の間に前記臨界しきい値(Vc)に到達しなかったことを前記フラグ(THR2)が示す場合、その後前記インジケータフラグ(THR2)の値に関する情報のメッセージ(WRITEFAIL)を送信する段階を有する
    ことを特徴とする請求項15または請求項16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 調整しきい値(Vc)の周辺に前記高電圧(Vhv)を調整する段階を有する
    ことを特徴とする請求項15から請求項17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記臨界しきい値(Vc)が、前記調整しきい値(Vc)に等しい
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記インジケータフラグ(THR2)が、前記高電圧(Vhv)が前記臨界しきい値(Vc)より低いか、もしくは前記臨界しきい値(Vc)以上であるかどうかをその値が示す検出信号(THR1)が印加される制御入力端子(SET)を有するフリップフロップ(FF1)を用いて管理される
    ことを特徴とする請求項18または請求項19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記ブースタ回路が活性化されない場合、前記フリップフロップ(FF1)がリセットされる
    ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
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