JP2009502865A - 殺菌剤6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン - Google Patents

殺菌剤6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン Download PDF

Info

Publication number
JP2009502865A
JP2009502865A JP2008523333A JP2008523333A JP2009502865A JP 2009502865 A JP2009502865 A JP 2009502865A JP 2008523333 A JP2008523333 A JP 2008523333A JP 2008523333 A JP2008523333 A JP 2008523333A JP 2009502865 A JP2009502865 A JP 2009502865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
alkyl
methyl
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008523333A
Other languages
English (en)
Inventor
ディーツ,ヨッヘン
グローテ,トーマス
ヒューンガー,ウド
ローマン,ヤン,クラース
ミュラー,ベルンド
レンナー,イェンス
ウルムシュナイダー,サラ
グランメノス,ワシリオス
ラインハイマー,ヨアヒム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2009502865A publication Critical patent/JP2009502865A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

本発明は、式(I)(式中、置換基は明細書に記載の意味を有する)で表される6-フェニル-トリアゾロピリミジニルアミンに関する。また本発明は、前記化合物の生産方法、前記化合物を含有する薬剤、および植物病原性菌類を防除するためのそれらの使用に関する。

Description

本発明は、式Iで表される6-フェニルトリアゾロピリミジニルアミンに関する。
Figure 2009502865
式中、置換基は以下に定義した通りである:
L1、L2、L3は、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル、C3-C6-アルコキシ、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシまたはベンジルチオであり;
RA、RBは、水素またはC1-C6-アルキルであり;
この場合、L1、L2またはL3の少なくとも1個の基は水素ではなく、また、基L1、L2およびL3のうちの2個の隣接した基は、一緒になってC1-C4-アルキレン、C2-C4-オキシアルキレン、C1-C3-オキシアルキレンオキシまたはブタジエニル基であってもよく;
R1は、エチル、n-プロピル、C1-C4-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC2-C8-アルコキシアルキルであり;
この場合、基R1、L1、L2およびL3は、非置換であるか、1〜4個の同一または異なる基Raで置換されており:
Raは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキルまたはNRARBであり;
R2は、水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキルカルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオまたはC1-C6-アルキル-S(O)m-であり;
mは、0、1または2であり;
この場合、L1、L2、L3、RaおよびR2中の環式基は、非置換であるか、1〜4個の基Rbで置換されており:
Rbは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC1-C6-アルコキシである。
さらに、本発明は、これらの化合物の調製方法、これらを含む組成物、および植物病原性有害菌類を防除するためのこれらの使用に関する。
殺菌剤として有効な個々の6-フェニルトリアゾロピリミジニルアミンについては、EP-A 71 792により周知である。
EP-A 71 792
しかし、多くの場合、それらの活性は満足のいくものではない。これに基づき、本発明の目的は、活性が改善され、かつ/または活性スペクトルが拡大された化合物を提供することである。
本発明者らは、冒頭に定義した化合物によりこの目的が達成されることを見い出した。さらに、本発明者らはこれらを調製するための方法および中間体、これらを含む組成物、および化合物Iを使用する有害菌類の防除方法も見い出した。
式Iで表される化合物とEP-A 71 792で公知の化合物とは、トリアゾロピリミジン骨格の2位および5位の置換基が本質的に異なっている。
式Iで表される化合物は、公知の化合物と比較すると、有害菌類に対してより効果的である。
本発明による化合物は、異なる経路によって得ることができる。有利には、本発明による化合物は、式IIの置換β-ケトエステルを式IIIの3-アミノ-1,2,4-トリアゾールと反応させて式IVの7-ヒドロキシトリアゾロピリミジンを得ることにより取得する。式IIおよびIV中の基R1およびL1〜L3は、式Iに関して定義した通りであり、また式II中の基Rは、C1-C4-アルキルであるが、実用的な理由から、ここではメチル、エチルまたはプロピルであるのが好ましい。
Figure 2009502865
式IIの置換β−ケトエステルと式IIIのアミノトリアゾールとの反応は、溶媒の存在下または不在下で実施することができる。溶媒の使用は、出発原料がそれに対して実質的に不活性であって、かつ出発原料がその中に完全にまたは部分的に溶解可能である場合に有利である。好適な溶媒は、特にアルコール類、例えばエタノール、プロパノール類、ブタノール類、グリコール類またはグリコールモノエーテル類、ジエチレングリコール類またはそのモノエーテル類、芳香族炭化水素類、例えばトルエン、ベンゼンまたはメシチレン、アミド類、例えばジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、低級アルカン酸類、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、あるいは塩基類、例えばアルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の酸化物、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の水素化物、アルカリ金属アミド、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩、さらにまたアルカリ金属重炭酸塩、有機金属化合物、特にアルカリ金属アルキル、ハロゲン化アルキルマグネシウム、およびまたアルカリ金属およびアルカリ土類金属のアルコキシド、およびジメトキシマグネシウム、さらには有機塩基類、例えば第三級アミン、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミン、トリブチルアミンおよびN-メチルピペリジン、N-メチルモルホリン、ピリジン、置換ピリジン類、例えばコリジン、ルチジンおよび4-ジメチルアミノピリジン、およびまた二環式アミン類、ならびにこれらの溶媒と水との混合物が挙げられる。好適な触媒は、前述のような塩基であるか、あるいは酸、例えばスルホン酸または鉱酸である。特に好ましくは、この反応は溶媒を用いずに行なうか、あるいはクロロベンゼン、キシレン、ジメチルスルホキシドまたはN-メチルピロリドン中で行う。特に好ましい塩基は、第三級アミン類、例えばトリイソプロピルアミン、トリブチルアミン、N-メチルモルホリンまたはN-メチルピペリジンである。この反応を溶液中で行なう場合、温度は50〜300℃、好ましくは50〜180℃である(EP-A 770 615; Adv. Het. Chem. 57 (1993), pp. 81ffを参照されたい)。
塩基は一般に触媒反応量で用いられる。しかしまた、塩基は等モル量で、過剰量で、あるいは必要に応じて溶媒として用いることができる。
Figure 2009502865
多くの場合、得られる式IVの縮合物は反応溶液から純粋な形態で沈殿し、これを同一溶媒または水で洗浄した後、引き続き乾燥させ、これをハロゲン化剤(特に塩素化剤または臭素化剤)と反応させることにより、式V(式中、Halは塩素または臭素であり、特に塩素である)の化合物が得られる。この反応は、好ましくは、50℃〜150℃でオキシ塩化リン、塩化チオニルまたは塩化スルホニルなどの塩素化剤を用いて行うが、好ましくは還流温度で過剰のオキシ三塩化リン中で行う。過剰のオキシ三塩化リンを蒸発させた後、残渣を氷水で処理するが、必要に応じて水非混和性溶媒を加えて行う。ほとんどの場合、乾燥有機相から単離された塩素化生成物は、必要に応じて不活性溶媒を蒸発させた後、非常に純粋であり、引き続きこれを不活性溶媒中アンモニアと100℃〜200℃で反応させ、トリアゾロピリミジン-7-イルアミンを得る。この反応は、好ましくは、1〜100barの圧力下で、1モル〜10モル過剰のアンモニアを用いて行なう。
この新規のトリアゾロピリミジン-7-イルアミンは、必要に応じて溶媒を蒸発させた後、水中で温浸することにより結晶化合物として単離される。
式IIのβ-ケトエステルは、Organic Synthesis Coll. 第1巻, p. 248に記載のようにして調製することができ、かつ/または市販されている。
あるいは、式Iで表される新規化合物は、式VI(式中、R1およびL1〜L3は上で定義した通りである)の置換シアン化アシルを式IIIのアミノトリアゾールと反応させることにより得ることができる。
Figure 2009502865
この反応は、溶媒の存在下または不在下で行なうことができる。溶媒の使用は、出発原料がそれに対して実質的に不活性であって、かつ出発原料がその中に完全にまたは部分的に溶解可能である場合に有利である。好適な溶媒は、特にアルコール類、例えばエタノール、プロパノール類、ブタノール類、グリコール類またはグリコールモノエーテル類、ジエチレングリコール類またはそのモノエーテル類、芳香族炭化水素類、例えばトルエン、ベンゼンまたはメシチレン、アミド類、例えばジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジブチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、低級アルカン酸類、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、あるいは塩基類、例えば上述の塩基類、ならびにこれらの溶媒と水との混合物である。この反応を溶液中で行なう場合、反応温度は50〜300℃、好ましくは50〜150℃である。
この新規なトリアゾロピリミジン-7-イルアミンは、必要に応じて溶媒を蒸発させるか、水で希釈した後、結晶化合物として単離される。
トリアゾロピリミジン-7-イルアミンを調製するのに必要な式VIの置換シアン化アルキルの一部は公知である。すなわち、これらは、強塩基(例えばアルカリ金属水素化物、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属アミドまたは金属アルキル)を用いて、シアン化アルキルとカルボン酸エステルから公知の方法により調製することができる(J. Amer. Chem. Soc. 73, (1951), p. 3766を参照されたい)。
上に記載した経路により各化合物Iを得ることができない場合、別の化合物Iを誘導体化することにより調製することができる。
合成により異性体の混合物が得られる場合、各異性体は、場合により、使用のための後処理、または使用時に(例えば光、酸または塩基の作用下で)変換され得るので、一般に分離は必ずしも必要とされない。またかかる変換は、使用後に、例えば、植物の処理の場合、処理植物中で、または防除する有害菌類中で起こる場合もある。
上述の式に記載されている記号の定義では、集合的な用語が使用されているが、これらは一般に以下の置換基を表わす。
ハロゲン:フッ素、塩素、臭素、およびヨウ素;
アルキル:1〜4、6、8または12個の炭素原子を有する飽和直鎖または一分岐もしくは二分枝状の炭化水素基、例えばC1-C6-アルキルで、メチル、エチル、プロピル、1-メチルエチル、ブチル、1-メチルプロピル、2-メチルプロピル、1,1-ジメチルエチル、n-ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピル、および1-エチル-2-メチルプロピルなど;
ハロアルキル:上述のようなアルキル基であって、この場合、これらの基の水素原子の一部または全部は、上述のようなハロゲン原子によって置換されていてもよく:特に、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル;
シクロアルキル:3〜6個の炭素環員を有する単環式または二環式飽和炭化水素基で、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシル;
アルコキシアルキル:飽和直鎖または酸素原子によって中断されている一分枝、二分枝もしくは三分枝状の炭化水素鎖、例えばC5-C12-アルコキシアルキルであり、5〜12個の炭素原子を有している上に記載した炭化水素鎖は、任意の位置で酸素原子によって中断されていてもよく、例えばプロポキシエチル、ブトキシエチル、ペントキシエチル、ヘキシルオキシエチル、ヘプチルオキシエチル、オクチルオキシエチル、ノニルオキシエチル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)エチル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)エチル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)エチル、エトキシプロピル、プロポキシプロピル、ブトキシプロピル、ペントキシプロピル、ヘキシルオキシプロピル、ヘプチルオキシプロピル、オクチルオキシプロピル、ノニルオキシプロピル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)プロピル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)プロピル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)プロピル、エトキシブチル、プロポキシブチル、ブトキシブチル、ペントキシブチル、ヘキシルオキシブチル、ヘプチルオキシブチル、オクチルオキシブチル、ノニルオキシブチル、3-(3-エチルヘキシルオキシ)ブチル、3-(2,4,4-トリメチルペンチルオキシ)ブチル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)ブチル、メトキシペンチル、エトキシペンチル、プロポキシペンチル、ブトキシペンチル、ペントキシペンチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘプチルオキシペンチル、3-(3-メチルヘキシルオキシ)ペンチル、3-(2,4-ジメチルペンチルオキシ)ペンチル、3-(1-エチル-3-メチルブトキシ)ペンチル;
アルケニル:2〜4、6、8または10個の炭素原子と任意の位置に1または2個の二重結合を有する不飽和の直鎖状または分枝状炭化水素基であって、例えばC2-C6-アルケニルで、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチルエテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-メチル-1-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、1-ペンテニル、2-ペンテニル、3-ペンテニル、4-ペンテニル、1-メチル-1-ブテニル、2-メチル-1-ブテニル、3-メチル-1-ブテニル、1-メチル-2-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、3-メチル-2-ブテニル、1-メチル-3-ブテニル、2-メチル-3-ブテニル、3-メチル-3-ブテニル、1,1-ジメチル-2-プロペニル、1,2-ジメチル-1-プロペニル、1,2-ジメチル-2-プロペニル、1-エチル-1-プロペニル、1-エチル-2-プロペニル、1-ヘキセニル、2-ヘキセニル、3-ヘキセニル、4-ヘキセニル、5-ヘキセニル、1-メチル-1-ペンテニル、2-メチル-1-ペンテニル、3-メチル-1-ペンテニル、4-メチル-1-ペンテニル、1-メチル-2-ペンテニル、2-メチル-2-ペンテニル、3-メチル-2-ペンテニル、4-メチル-2-ペンテニル、1-メチル-3-ペンテニル、2-メチル-3-ペンテニル、3-メチル-3-ペンテニル、4-メチル-3-ペンテニル、1-メチル-4-ペンテニル、2-メチル-4-ペンテニル、3-メチル-4-ペンテニル、4-メチル-4-ペンテニル、1,1-ジメチル-2-ブテニル、1,1-ジメチル-3-ブテニル、1,2-ジメチル-1-ブテニル、1,2-ジメチル-2-ブテニル、1,2-ジメチル-3-ブテニル、1,3-ジメチル-1-ブテニル、1,3-ジメチル-2-ブテニル、1,3-ジメチル-3-ブテニル、2,2-ジメチル-3-ブテニル、2,3-ジメチル-1-ブテニル、2,3-ジメチル-2-ブテニル、2,3-ジメチル-3-ブテニル、3,3-ジメチル-1-ブテニル、3,3-ジメチル-2-ブテニル、1-エチル-1-ブテニル、1-エチル-2-ブテニル、1-エチル-3-ブテニル、2-エチル-1-ブテニル、2-エチル-2-ブテニル、2-エチル-3-ブテニル、1,1,2-トリメチル-
2-プロペニル、1-エチル-1-メチル-2-プロペニル、1-エチル-2-メチル-1-プロペニル、および1-エチル-2-メチル-2-プロペニルなど;
アルキニル:2〜4、6、8または10個の炭素原子と任意の位置に1または2個の三重結合を有する直鎖状または分枝状炭化水素基であって、例えばC2-C6-アルキニルで、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル、1-メチル-2-プロピニル、1-ペンチニル、2-ペンチニル、3-ペンチニル、4-ペンチニル、1-メチル-2-ブチニル、1-メチル-3-ブチニル、2-メチル-3-ブチニル、3-メチル-1-ブチニル、1,1-ジメチル-2-プロピニル、1-エチル-2-プロピニル、1-ヘキシニル、2-ヘキシニル、3-ヘキシニル、4-ヘキシニル、5-ヘキシニル、1-メチル-2-ペンチニル、1-メチル-3-ペンチニル、1-メチル-4-ペンチニル、2-メチル-3-ペンチニル、2-メチル-4-ペンチニル、3-メチル-1-ペンチニル、3-メチル-4-ペンチニル、4-メチル-1-ペンチニル、4-メチル-2-ペンチニル、1,1-ジメチル-2-ブチニル、1,1-ジメチル-3-ブチニル、1,2-ジメチル-3-ブチニル、2,2-ジメチル-3-ブチニル、3,3-ジメチル-1-ブチニル、1-エチル-2-ブチニル、1-エチル-3-ブチニル、2-エチル-3-ブチニル、および1-エチル-1-メチル-2-プロピニルなど;
アルキレン:好ましくは3〜5個のCH2基から構成される2価の非分岐状炭素鎖、例えば、CH2、CH2CH2、CH2CH2CH2、CH2CH2CH2CH2 およびCH2CH2CH2CH2CH2
オキシアルキレン:2〜4個のCH2基から構成される2価の非分岐状炭素鎖であって、その1つの原子価が酸素原子を介して骨格鎖に結合している前記炭素鎖、例えば、OCH2CH2、OCH2CH2CH2 および OCH2CH2CH2CH2
オキシアルキレンオキシ:1〜3個のCH2基から構成される2価の非分岐状炭素鎖であって、双方の原子価が酸素原子を介して骨格鎖に結合している前記炭素鎖、例えば、OCH2O、OCH2CH2OおよびOCH2CH2CH2O。
本発明の範囲には、キラル中心を有している式Iで表される化合物の(R)異性体および(S)異性体ならびにラセミ化合物が含まれる。
式Iで表されるトリアゾロピリミジニルアミンの意図する用途を鑑みると、特に好ましいのは、各置換基が、それぞれの場合、それ自体で、あるいは組み合せで、以下の意味をもつものである。
一実施形態は、6-フェニル基が1〜3個のハロゲンまたはC1-C8-アルキル基で置換されている化合物Iに関する。
式Iで表される化合物のさらなる実施形態は、基Raが存在しないものである。
さらなる実施形態は、L1およびL3が水素である式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、L2およびL3が水素である式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、L1およびL2が水素ではなく、かつL3が水素である式Iで表される化合物に関する。特に好ましいのは、L1およびL2がハロゲンであるこれらの化合物である。
さらなる実施形態は、L2の基がアルキル(特にtert-ブチルなどの分枝状アルキル)であり、L1およびL3が水素である、式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、6-フェニル基が1〜3個のハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルおよびC1-C6-アルコキシ基で置換されている、式Iで表される化合物に関する。特に好ましくは、フェニル基は2個、特に1個の置換基を有する。
一実施形態は、R1がエチルである式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、R1がn-プロピルである式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、R1がハロメチル(特にトリフルオロメチル)である式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、R1がアルケニル(特にアリル)である式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、R1がアルコキシアルキル(好ましくはC1-C7-アルコキシメチル、特にメトキシメチル)である式Iで表される化合物に関する。
さらなる実施形態は、R2が水素である式Iで表される化合物に関する。
化合物Iに関するさらなる実施形態では、R2はNH2またはC1-C4-アルキルであり、好ましくはメチルまたはNH2、特にNH2である。
特に好ましいのは、L1がハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C6-アルキル、ハロメチルまたはC1-C2-アルコキシである、式Iで表される化合物である。
これらの使用に関して、特に好ましいのは下記の表にまとめた化合物Iである。さらに、表において置換基として記載されている基は、それら自体、またそれらが記載されている組み合わせとは独立に、当の置換基の特に好ましい実施態様でもある。
表1
R1がエチルであり、R2が水素であり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表2
R1がエチルであり、R2がアミノであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表3
R1がエチルであり、R2がメチルであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表4
R1がn-プロピルであり、R2が水素であり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表5
R1がn-プロピルであり、R2がアミノであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表6
R1がn-プロピルであり、R2がメチルであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表7
R1がトリフルオロメチルであり、R2が水素であり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表8
R1がトリフルオロメチルであり、R2がアミノであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表9
R1がトリフルオロメチルであり、R2がメチルであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表10
R1がアリルであり、R2が水素であり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表11
R1がアリルであり、R2がアミノであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
表12
R1がアリルであり、R2がメチルであり、化合物に関するL1、L2およびL3の組み合わせが各場合において表Aの1つの行に対応する、式Iで表される化合物。
Figure 2009502865
Figure 2009502865
Figure 2009502865
Figure 2009502865
化合物Iは殺菌剤としての使用に好適である。これらは、子嚢菌綱(Ascomycetes)、不完全菌綱(Deuteromycetes)、ペロノスポロミセテス(Peronosporomycetes)(卵菌綱(Oomycetes)と同義)および担子菌綱(Basidiomycetes)の分類の広い範囲の植物病原性菌類に対する顕著な効果で区別される。一部のものは浸透的に作用し、それらは、植物保護において、葉面殺菌剤、種子粉衣用殺菌剤および土壌殺菌剤として使用することができる。
これらは、コムギ、ライムギ、オオムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ、牧草、バナナ、ワタ、ダイズ、コーヒーの木、サトウキビ、ブドウの木、果物の木、観葉植物などの様々な栽培植物、およびキュウリ、マメ、トマト、ジャガイモ、ウリなどの野菜、ならびにこれらの植物の種子につく数多くの菌類の防除において特に重要である。
これらは、以下の植物病害の防除に特に適している。:
・ 野菜、ナタネ、テンサイおよび果物ならびにイネにつくアルテルナリア属の種(Alternaria species)(例えば、ジャガイモおよびトマトにつくアルテルナリア・ソラニ(A. solani)またはアルテルナリア・アルテルナータ(A. alternata)など)、
・ テンサイおよび野菜につくアファノミセス属の種(Aphanomyces species)、
・ 禾穀類および野菜につくアスコキタ属の種(Ascochyta species)、
・ トウモロコシ、禾穀類、イネおよび芝生につくビポラリス属の種(Bipolaris species)およびドレクスレラ属の種(Drechslera species)(例えば、トウモロコシにつくドレクスレラ・マイディス(D. maydis)など)、
・ 禾穀類につくブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(ウドンコ病)、
・ イチゴ、野菜、花、およびブドウの木につくボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色カビ病)、
・ レタスにつくブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae)、
・ トウモロコシ、ダイズ、イネおよびテンサイにつくセルコスポラ属の種(Cercospora species)、
・ トウモロコシ、禾穀類、イネにつくコクリオボルス属の種(Cochliobolus species)(例えば、禾穀類につくコクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)、イネにつくコクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus)など)、
・ ダイズおよびワタにつくコレトトリクム属の種(Colletotricum)、
・ トウモロコシ、禾穀類、イネおよび芝生につくドレクスレラ属の種(Drechslera species)、ピレノホラ属の種(Pyrenophora species)(例えば、オオムギにつくドレクスレラ・テレス(Drechslera teres)またはコムギにつくドレクスレラ・トリティキ-レペンチス(Drechslera tritici-repentis)など)、
・ ファエオアクレモニウム・クラミドスポリウム(Phaeoacremonium chlamydosporium)、ファエオアクレモニウム・アレオフィラム(Phaeoacremonium Aleophilum)およびフォルミチポラ・プンクタタ(Formitipora punctata)(類語はフェリヌス・プンクタツス(Phellinus punctatus))によって発病する、ブドウの木につくエスカ菌(Esca)、
・ トウモロコシにつくエキセロヒルム属の種(Exserohilum species)、
・ キュウリにつくエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)およびスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)、
・ 様々な植物につくフサリウム属の種(Fusarium species)およびバーチシリウム属の種(Verticillium species)(例えば、禾穀類につくフサリウム・グラミネアラム(F.graminearum)もしくはフサリウム・クルモルム(F.culmorum)または多数の植物、例えばトマトにつくフサリウム・オキシスポルム(F.oxysporum)など)、
・ 禾穀類につくゲウマノマイセス・グラミニス(Gaeumanomyces graminis)、
・ 禾穀類およびイネにつくジベレラ属の種(Gibberella species)(例えば、イネにつくジベレラ・フジクロイ(Gibberella fujikuroi))、
・ イネにつくグレインステイニング複合菌(Grainstaining complex)、
・ トウモロコシおよびイネにつくヘルミントスポリウム属の種(Helminthosporium species)、
・ 禾穀類につくミクロドキウム・ニバーレ(Michrodochium nivale)、
・ 禾穀類、バナナおよび落花生につくマイコスファエレラ属の種(Mycosphaerella species)(例えば、コムギにつくマイコスファエレラ・グラミニコーラ(M. graminicola)またはバナナにつくマイコスファエレラ・フィジエンシス(M. fijiensis)など)、
・ キャベツおよび球根植物につくペロノスポラ属の種(Peronospora species)(例えば、キャベツにつくペロノスポラ・ブラシカエ(Peronospora brassicae)またはタマネギにつくペロノスポラ・デストラクター(Peronospora destructor)など)、
・ ダイズにつくファコプソラ・パキリジ(Phakopsara pachyrhizi)およびファコプソラ・メイボミエ(Phakopsara meibomiae)、
・ ダイズおよびヒマワリにつくホモプシス属の種(Phomopsis species)、
・ ジャガイモおよびトマトにつくフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)、
・ 様々な植物につくフィトフトラ属の種(Phytophthora species)(例えば、ピーマンにつくフィトフトラ・カプシキ(Phytophthora capsici)など)、
・ ブドウの木につくプラスモパラ・ビチコーラ(Plasmopara viticola)、
・ リンゴの木につくポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leucotricha)、
・ 禾穀類につくシュードセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)、
・ 様々な植物につくシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)(例えば、キュウリにつくシュードペロノスポラ・キュベンシス(P. cubensis)またはホップにつくシュードペロノスポラ・フミリ(P.humili)など)、
・ 様々な植物につくプクキニア属の種(Puccinia species)(例えば、禾穀類につくプクキニア・トリティキナ(P. triticina)、プクキニア・ストリホルミス(P. striformis)、プクキニア・ホルデイ(P. hordei)またはプクキニア・グラミニス(P. graminis)、アスパラガスにつくプクキニア・アスパラギ(P. asparagi)など)、
・ イネにつくピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)、コルチシウム・ササキイ(Corticium sasakii)、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)、サロクラジウム・アテヌアツム(S. attenuatum)、エンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae)、
・ 芝生および禾穀類につくピリクラリア・グリセア(Pyricularia grisea)、
・ 芝生、イネ、トウモロコシ、ワタ、ナタネ、ヒマワリ、テンサイ、野菜および他の植物につくピシウム属の種(Pythium spp.)(例えば、様々な植物につくピシウム・ウルティムム(Pythium ultiumum)、芝生につくピシウム・アファニデルマツム(Pythium aphanidermatum)など)、
・ ワタ、イネ、ジャガイモ、芝生、トウモロコシ、ナタネ、テンサイ、野菜および様々な植物につくリゾクトニア属の種(Rhizoctonia species)(例えば、テンサイおよび様々な植物につくリゾクトニア・ソラニ(R. solani))、
・ オオムギ、ライムギおよびライコムギにつくリンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)、
・ ナタネおよびヒマワリにつくスクレロチニア属の種(Sclerotinia species)、
・ コムギにつくセプトリア・トリティキ(Septoria tritici)およびスタゴノスポラ・ノドラム(Stagonospora nodorum)、
・ ブドウの木につくエリシフェ(類語はウンシヌラ(Uncinula))・ネカトール(Erysiphe necator))、
・ トウモロコシおよび芝生につくセトスペリア属の種(Setospaeria species)、
・ トウモロコシにつくスファセロテカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia)、
・ ダイズおよびワタにつくチエバリオプシス属の種(Thievaliopsis species)、
・ 禾穀類につくチレチア属の種(Tilletia species)、
・ 禾穀類、トウモロコシおよびサトウキビにつくウスチラゴ属の種(Ustilago species)(例えば、トウモロコシにつくウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)など)、
・ リンゴの木および西洋ナシの木につくベンチュリア属の種(Venturia species)(そうか病)(例えば、リンゴの木につくベンチュリア・イナエクアリス(V. inaequalis)など)。
これらは、ペロノスポロミセテス(Peronosporomycetes)(同義語:卵菌綱)の分類の有害菌類、例えば、ペロノスポラ属の種、フィトフトラ属の種、プラスモパラ・ビチコーラ、およびシュードペロノスポラ属の種を防除するのに特に適している。
さらに化合物Iは、材料(例えば木材、紙、塗料分散液、繊維または織物)の保護や保存製品の保護における有害菌類の防除にも適している。木材の保護においては、特に次の有害菌類に注意が払われている:子嚢菌類(Ascomycetes)、例えば、オフィオストマ属の種(Ophiostoma spp.)、セラトシスチス属の種(Ceratocystis spp.)、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、スクレロホマ属の種(Sclerophoma spp.)、カエトミウム属の種(Chaetomium spp.)、フミコーラ属の種(Humicola spp.)、ペトリエラ属の種(Petriella spp.)、トリクルス属の種(Trichurus spp.);担子菌類、例えば、コニオホラ属の種(Coniophora spp.)、コリオルス属の種(Coriolus spp.)、グロエオフイルム属の種(Gloeophyllum spp.)、レンチヌス属の種(Lentinus spp.)、プレウロタス属の種(Pleurotus spp.)、ポリア属の種(Poria spp.)、セルプラ属の種(Serpula spp.)およびチロマイセス属の種(Tyromyces spp.);不完全菌類、例えば、アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)、クラドスポリウム属の種(Cladosporium spp.)、ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)、トリコデルマ属の種(Trichoderma spp.)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、ペシロマイセス属の種(Paecilomyces spp.);ならびに接合菌類、例えば、ムコール属の種(Mucor spp.)、材料の保護においてはさらに次の酵母菌類:カンジダ属の種(Candida spp.)およびサッカロマイセス・セレビジエ(Saccharomyces cerevisae)。
化合物Iを用いるには、菌類、または菌類による攻撃から保護すべき植物、種子、材料もしくは土壌を、殺菌上有効量の活性化合物で処理する。施用は、菌による材料、植物または種子の感染の前および後のいずれにおいても行うことができる。
殺菌剤組成物は、一般に活性化合物を0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%含んでいる。
植物保護で用いる場合は、施用量は、所望の効果の種類に応じて、1ヘクタール(ha)当たり活性化合物0.01〜2.0kgである。
種子の処理、例えば種子への散布、コーティング、または潅注による処理では、一般に活性化合物量は、種子100kg当たり1〜1000g、好ましくは5〜100gが必要である。
材料または保存製品の保護で用いる場合は、施用する活性化合物の量は、施用範囲の種類および所望の効果によって決まる。材料の保護で通常に施用される量は、処理される材料1立方メートル当たり、例えば活性化合物0.001g〜2kg、好ましくは0.005g〜1kgである。
式Iで表される化合物は、生物活性の点で異なっていてもよい様々な結晶変態で存在し得る。これらはまた、本発明の主題の一部である。
化合物Iは、慣用の製剤、例えば溶液剤、乳液剤、懸濁液剤、散剤(dust)、粉剤、ペースト剤、顆粒剤などに変換することができる。使用形態は、個々の使用目的によって決まるが、いずれの場合も、本発明による化合物の細かく均一な分散が確実になされなければならない。
製剤は公知の方法、例えば、所望の場合は乳化剤や分散剤を用いて、本活性化合物を溶媒および/または担体でのばすことにより調製する。この目的に好適な溶媒/助剤は基本的には以下である:
・ 水、芳香族溶剤(例えば、Solvessoの製品、キシレン)、パラフィン類(例えば、鉱油画分)、アルコール類(例えば、メタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン類(例えば、シクロヘキサノン、γ-ブチロラクトン)、ピロリドン類(NMP、NOP)、アセテート類(二酢酸グリコール)、グリコール類、脂肪酸ジメチルアミド類、脂肪酸類および脂肪酸エステル類(基本的には、溶媒混合物も使用可能である)、
・ 担体としては、粉砕天然鉱物類(例えば、カオリン、クレイ、タルク、チョーク)および粉砕合成鉱物類(例えば、微粉シリカ、シリケート);
乳化剤としては非イオン性乳化剤やアニオン性乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、アルキルスルホネートおよびアリールスルホネートなど)、ならびに分散剤としては、例えばリグノ亜硫酸廃液およびメチルセルロース。
好適な界面活性剤は、リグノスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、アルキルアリールスルホン酸、アルキル硫酸、アルキルスルホン酸、脂肪アルコール硫酸、脂肪酸、および硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩、さらにはスルホン化ナフタレンおよびナフタレン誘導体とホルムアルデヒドの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、アルコールと脂肪アルコール/エチレンオキシドの縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル、リグノ亜硫酸廃液およびメチルセルロースである。
直接散布可能な溶液剤、乳液剤、ペースト剤、またはオイル分散液剤の調製に適している物質は、中〜高沸点の鉱油画分、例えばケロシンまたはディーゼルオイル、さらにはコールタールオイル、および植物または動物由来の油、脂肪族、環状および芳香族炭化水素、例えばトルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンもしくはその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、イソホロン、強極性溶剤、例えばジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドンおよび水である。
粉剤、広域散布用物質および粉散性製品は、本活性物質と固体担体を混合するか、または同時に粉砕することによって製造することができる。
粒剤(例えば、被覆粒剤(coated granule)、含浸粒剤(impregnated granule)および均質粒剤(homogeneous granule))は、本活性化合物を固体担体に結合させることにより製造することができる。固体担体の例は、鉱物土類(mineral earth)(例えばシリカゲル、シリケート、タルク、カオリン、アタクレー(attaclay)、石灰石、石灰、チョーク、膠灰粘土、黄土、粘土、ドロマイト、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウムなど)、粉砕された合成材料、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素など)、植物起源の製品(例えば、穀粉、樹皮粉、木粉、堅果殻粉など)、セルロース粉末、ならびに他の固体担体である。
種子処理用の製剤はさらに、結合剤および/またはゲル化剤を含んでもよく、場合によっては着色剤を含んでもよい。
結合剤は、処理後の種子への活性化合物の付着を高めるために添加され得る。好適な結合剤は、例えば、EO/POブロックコポリマー界面活性剤のほか、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、ポリエチレンアミン、ポリエチレンアミド、ポリエチレンイミン(Lupasol(登録商標)、Polymin(登録商標))、ポリエーテル、ポリウレタン、ポリ酢酸ビニル、チロース、およびこれらのポリマーのコポリマーである。好適なゲル化剤は、例えば、カラギーン(Satiagel(登録商標))である.
一般に、本製剤は、本活性化合物を0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%含んでいる。本活性化合物は、純度90%〜100%、好ましくは95%〜100%(NMRスペクトルによる)で用いる。
即時利用の調製物中における本活性化合物の濃度は、比較的広い範囲で変えることができる。一般にそれらは0.0001〜10%、好ましくは0.01〜1%である。
本活性化合物は、超微量散布(ULV(ultra-low volume))法でも首尾よく使用することができ、活性化合物95重量%超の製剤あるいは添加剤なしの本活性化合物そのものを施用することができる。
種子の処理については、当該製剤は、2〜10倍希釈後、即時利用の調製物中に0.01〜60重量%、好ましくは0.1〜40重量%の濃度の活性化合物を与える。
以下は製剤の例である。
1.水で希釈する製品
A 液剤(water-solbule concentrates)(SL、LS)
10重量部の本活性化合物を、90重量部の水または水溶性溶媒に溶解させる。別法として、湿潤剤または他の助剤を添加する。本活性化合物は、水で希釈すると溶解する。この方法で、活性化合物の含量が10重量%である製剤が得られる。
B 分散製剤(dispersible concentrates)(DC)
20重量部の本活性化合物を、70重量部のシクロヘキサノンに10重量部の分散剤(例えば、ポリビニルピロリドン)を加えて溶解させる。水で希釈することにより分散液が得られる。活性化合物含量は20重量%である。
C 乳剤(emulsifiable concentrates)(EC)
15重量部の本活性化合物を、75重量部のキシレンにドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも5重量部)を加えて溶解させる。水で希釈することにより乳液が得られる。この製剤の活性化合物含量は15重量%である。
D エマルション製剤(emulsions)(EW、EO、ES)
25重量部の本活性化合物を、35重量部のキシレンにドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレート(いずれも5重量部)を加えて溶解させる。この混合物を、乳化装置(例えばUltraturrax)を用いて30重量部の水中に導入し、均質なエマルションとする。水で希釈することにより乳液が得られる。この製剤の活性化合物含量は25重量%である。
E 懸濁剤(suspensions)(SC、OD、FS)
撹拌下にあるボールミル内で、20重量部の本活性化合物に10重量部の分散剤、湿潤剤および70重量部の水または有機溶媒を添加して微粉砕することにより、活性化合物の微細懸濁液が得られる。水で希釈することにより、本活性化合物の安定した懸濁液が得られる。この製剤の活性化合物含量は20重量%である。
F 顆粒水和剤(water dispersible granule)および顆粒水溶剤(water-soluble granules)(WG、SG)
50重量部の本活性化合物に50重量部の分散剤および湿潤剤を添加して微粉砕し、専用の装置(例えば、押出機、噴霧塔、流動床など)を用いて顆粒水和剤または顆粒水溶剤として調製する。水で希釈することにより、本活性化合物の安定な分散液または溶液が得られる。この製剤の活性化合物含量は50重量%である。
G 粉末水和剤(water-dispersible powders)および粉末水溶剤(water-soluble powders)(WP、SP、SS、WS)
ローター・ステーターミル(rotor-stator mill)内で、75重量部の本活性化合物に25重量部の分散剤、湿潤剤およびシリカゲルを添加して粉砕する。水で希釈することにより、本活性化合物の安定な分散液または溶液が得られる。この製剤の活性化合物含量は75重量%である。
H ゲル剤(GF)
ボールミル内で、20重量部の本活性化合物、10重量部の分散剤、1重量部のゲル化剤、および70重量部の水または有機溶媒を粉砕することにより、微細懸濁液が得られる。水で希釈することにより、活性化合物含量が20重量%の安定した懸濁液が得られる。
2.希釈せずに施用する製品
I 散粉剤(dustable powders)(DP、DS)
5重量部の本活性化合物を微粉砕し、95重量部の微粉砕カオリンと充分に混合する。これにより、本活性化合物含量が5重量%の散粉製品(dustable product)が得られる。
J 粒剤(granules)(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の本活性化合物を微粉砕し、95.5重量部の担体と組み合わせる。最近の方法は、押出、噴霧乾燥、および流動床である。これにより、活性化合物含量が0.5重量%の希釈せずに施用する粒剤が得られる。
K ULV溶液剤(UL)
10重量部の本活性化合物を90重量部の有機溶媒(例えばキシレン)に溶解させる。これにより、活性化合物含量が10重量%の希釈せずに施用する製品が得られる。
種子処理においては、通常、液剤(water-soluble concentrates (LS))、懸濁剤(suspensions (FS))、散粉剤(dustable powders (DS))、粉末水和剤(water-dispersible powders)および粉末水溶剤(water-soluble powders)(WS、SS)、エマルション製剤(emulsions (ES))、乳剤(emulsifiable concentrates (EC))、およびゲル剤(GF)を用いる。これらの製剤は希釈していない状態で、好ましくは希釈して種子に施用することができる。施用は、播種前に行なうことができる。
種子処理にはFS製剤を使用するのが好ましい。通常、かかる製剤は、1〜800g/Lの活性化合物、1〜200g/Lの界面活性剤、0〜200g/Lの凍結防止剤、0〜400g/Lの結合剤、0〜200g/Lの着色剤、および溶媒、好ましくは水を含む。
本活性化合物は、散布(spraying)、噴霧(atomizing)、散粉(dusting)、広域散布(spreading)、または散水(pouring)により、その製剤の形態で、または当該製剤から調製される施用の形態で、例えば直接散布可能な溶液、粉末、懸濁液もしくは分散液、乳液、油性分散液、ペースト剤、散剤、広域散布用製剤または顆粒の形態で使用することができる。施用の形態は、もっぱらその使用目的によって決まるが、これらの形態は、常に本発明による活性化合物が確実に可能な限り微細に分散されるようなものであるべきである。
水性の施用形態のものは、乳剤、ペースト剤、または水和剤(散布用粉剤(spray powders)、油性分散剤)から、水を加えることにより調製することができる。エマルション製剤、ペースト剤、または油性分散剤を調製するには、本物質を、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤、または乳化剤を用いて、そのまま、あるいは油または溶媒に溶解させて水中で均質化することができる。あるいは、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤もしくは乳化剤、および場合により溶媒もしくは油を含む濃縮物を調製することもでき、かかる濃縮物は水で希釈するのに適している。
本活性化合物には、必要に応じて使用直前にも、各種のタイプの油、湿潤剤、アジュバント、除草剤、殺菌剤(fungicides)、他の農薬および殺細菌剤(bactericides)などを添加することができる(タンクミックス)。これらの薬剤は、本発明による製剤に、1:100〜100:1、好ましくは1:10〜10:1の重量比で加えることができる。
この意味における好適なアジュバントは、具体的には、有機修飾されたポリシロキサン類、例えば、Break Thru S 240(登録商標);アルコールアルコキシレート類、例えば、Atplus 245(登録商標)、Atplus MBA 1303(登録商標)、Plurafac LF 300(登録商標)およびLutensol ON 30(登録商標); EO/POブロックポリマー類、例えば、Pluronic RPE 2035(登録商標)およびGenapol B(登録商標);アルコールエトキシレート類、例えば、Lutensol XP 80(登録商標);およびジオクチルスルホコハク酸ナトリウム類、例えば、Leophen RA(登録商標)がある。
本発明による組成物は、殺菌剤としての施用形態において、他の活性化合物、例えば除草剤、殺虫剤、成長調整剤、殺菌剤、または肥料と一緒に存在させることもできる。化合物Iまたはそれを含んでいる組成物を1種以上の他の活性化合物(特に殺菌剤)と混ぜると、多くの場合、活性スペクトルが拡大するか、耐性が高まるのを予防することができる。多くの場合、相乗効果が得られる。
本発明による化合物と一緒に組み合わせて使用することができる殺菌剤についての下記リストは、可能な組合せを例示することを目的とするものであって、それらに限定されるものではない:
ストロビルリン系
アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、オリサストロビン、メチル(2-クロロ-5-[1-(3-メチルベンジルオキシイミノ)エチル]ベンジル)カーバメート、メチル(2-クロロ-5-[1-(6-メチル-ピリジン-2-イルメトキシイミノ)エチル]ベンジル)カーバメート、メチル2-(オルト-(2,5-ジメチルフェニルオキシメチレン)フェニル)-3-メトキシアクリレート;
カルボキサミド系
・ カルボキサニリド類:ベナラキシル、ベノダニル、ボスカリド、カルボキシン、メプロニル、フェンフラム、フェンヘキサミド、フルトラニル、フラメトピル、メタラキシル、オフラース、オキサジキシル、オキシカルボキシン、ペンチオピラド、チフルザミド、チアジニル、N-(4'-ブロモビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキサミド、N-(4'-トリフルオロメチルビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキサミド、N-(4'-クロロ-3'-フルオロビフェニル-2-イル)-4-ジフルオロメチル-2-メチルチアゾール-5-カルボキサミド、N-(3',4'-ジクロロ-4-フルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチルピラゾール-4-カルボキサミド、N-(3',4'-ジクロロ-5-フルオロビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチルピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2-シアノフェニル)-3,4-ジクロロイソチアゾール-5-カルボキサミド;
・ カルボン酸モルホリド類:ジメトモルフ、フルモルフ;
・ ベンズアミド類:フルメトバール、フルオピコリド(ピコベンズアミド)、ゾキサミド;
・ 他のカルボキサミド類:カルプロパミド、ジクロシメット、マンジプロパミド、N-(2-(4-[3-(4-クロロフェニル)プロパ-2-イニルオキシ]-3-メトキシフェニル)エチル)-2-メタンスルホニルアミノ-3-メチルブチルアミド、N-(2-(4-[3-(4-クロロフェニル)プロパ-2-イニルオキシ]-3-メトキシフェニル)エチル)-2-エタンスルホニルアミノ-3-メチルブチルアミド;
アゾール系
・ トリアゾール類:ビテルタノール、ブロモコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エニルコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルシラゾール、フルキンコナゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメノール、トリアジメホン、トリチコナゾール;
・ イミダゾール類:シアゾファミド、イマザリル、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール;
・ ベンゾイミダゾール類:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール;
・ その他:エタボキサム、エトリジアゾール、ヒメキサゾール;
窒素系ヘテロシクリル化合物
・ ピリジン類:フルアジナム、ピリフェノックス、3-[5-(4-クロロフェニル)-2,3-ジメチルイソオキサゾリジン-3-イル]-ピリジン;
・ ピリミジン類:ブピリメート、シプロジニル、フェリムゾン、フェナリモール、メパニピリム、ヌアリモル、ピリメタニル;
・ ピペラジン類:トリフォリン;
・ ピロール類:フルジオキソニル、フェンピクロニル;
・ モルホリン類:アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ;
・ ジカルボキシミド類:イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン;
・ その他:アシベンゾラル-S-メチル、アニラジン、カプタン、カプタホール、ダゾメット、ジクロメジン、フェノキサニル、フォルペト、フェンプロピジン、ファモキサドン、フェンアミドン、オクチリノン、プロベナゾール、プロキナジド、ピロキロン、キノキシフェン、トリシクラゾール、5-クロロ-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピルクロメン-4-オン、N,N,-ジメチル-3-(3-ブロモ-6-フルオロ-2-メチルインドール-1-スルホニル)-[1,2,4]トリアゾール-1-スルホンアミド;
カーバメート系およびジチオカーバメート系
・ ジチオカーバメート類:ファーバム、マンコゼブ、マネブ、メチラム、メタム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム;
・ カーバメート類:ジエトフェンカルブ、フルベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、メチル3-(4-クロロフェニル)-3-(2-イソプロポキシカルボニルアミノ-3-メチルブチリルアミノ)プロピオネート、4-フルオロフェニルN-(1-(1-(4-シアノフェニル)エタンスルホニル)ブタ-2-イル)カーバメート;
他の殺菌剤
・ グアニジン類:ドジン、イミノクタジン、グアザチン;
・ 抗生物質:カスガマイシン、ポリオキシン、ストレプトマイシン、バリダマイシンA;
・ 有機金属化合物:フェンチン塩;
・ 硫黄含有ヘテロシクリル化合物:イソプロチオラン、ジチアノン;
・ 有機リン化合物:エジフェンホス、ホセチル、ホセチル-アルミニウム、イプロベンホス、ピラゾフォス、トルクロホス-メチル、亜リン酸およびその塩;
・ 有機塩素化合物:チオファナート-メチル、クロロタロニル、ジクロフルアニド、トリルフルアニド、フルスルファミド、フタリド、ヘキサクロロベンゼン、ペンシクロン、キントゼン;
・ ニトロフェニル誘導体:ビナパクリル、ジノカップ、ジノブトン;
・ 無機活性化合物:ボルドー液(Bordeaux mixture)、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅、硫黄;
・ その他:スピロキサミン、シフルフェナミド、シモキサニル、メトラフェノン。
合成実施例
出発物質を適宜変更して、以下のこの合成実施例に記載されている方法を用いてさらなる化合物Iを得た。このようにして得られた化合物は、物性データと共に以下の表に記載している。
5-エチル-6-(p-エチルフェニル)-7-アミノトリアゾロピリミジン(I-5)の合成
2.5mlのメシチレンに溶解した0.20g(1mmol)の1-(4-エチルフェニル)-2-オキソブタン-1-ニトリル、0.09g(1mmol)の3-アミノ-1,2,4-トリアゾール、および0.04g(0.2mmol)のp-トルエンスルホン酸の懸濁液を、水分離器上で約12.5時間160℃にて加熱した。次いで、メシチレンを留去し、残渣をジクロロメタン/水で温浸した。残渣を濾過し、乾燥させ、ジイソプロピルエーテルから再結晶化させた。これにより無色の結晶形態の表題化合物120mgが得られた。
Figure 2009502865
使用実施例
本発明による化合物の殺菌作用を以下の試験により検証した。
本活性化合物を、25mgの活性化合物を含むストック溶液として調製し、これを、99対1の溶媒/乳化剤の容量比のアセトンおよび/またはDMSOならびに乳化剤Uniperol(登録商標)EL(エトキシ化アルキルフェノール系の乳化作用と分散作用をもつ湿潤剤)の混合物を用いて10mlに調製した。次に、この混合物を水で100mlとした。このストック溶液を、記載した溶媒/乳化剤/水の混合物を用いて、以下に記載した活性化合物の濃度まで希釈した。
使用実施例1-アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)により発病するトマトの夏疫病に対する活性
鉢植えのトマト植物の葉に、下記に記載した濃度で活性化合物を含んでいる水性懸濁液を流れ落ちる程度まで散布した。翌日、それらの葉に、2%バイオモルト溶液中のアルテルナリア・ソラニ水性胞子懸濁液(1mL当たり0.17×106胞子)を用いて感染させた。次いで、この植物を温度20〜22℃の水蒸気飽和チャンバー内に置いた。5日後、未処理で感染させた対照植物では、感染が目視により%で判定できる程度にまで夏疫病が進行していた。
この試験では、250ppmの活性化合物I-1で処理した植物には感染が最大5%までしか確認されなかったが、未処理の植物では90%感染していた。
使用実施例2−プラスモパラ・ビチコーラ(Plasmopara viticola)によって発病するブドウの木のベト病に対する活性、7日間保護的施用
鉢植えのブドウの木の葉に対し、下記の活性化合物濃度の水性懸濁液を流れ落ちる程度まで散布した。これらの物質の持続性が評価できるように、散布被覆乾燥後、植物を温室内に7日間置いた。その後初めて、葉にプラスモパラ・ビチコーラの水性胞子懸濁液を接種した。次に、このブドウの木をまず24℃の水蒸気飽和チャンバー内に48時間置き、その後、温度20〜30℃の温室内に5日間置いた。この期間の後に、植物を再度高湿度チャンバー内に16時間置き、胞子嚢柄の出現を促した。次いで、葉の下側の感染の進行程度を目視により判定した。
この試験では、250ppmの活性化合物I-2またはI-3で処理した植物には感染が最大1%までしか確認されなかったが、未処理の植物では90%感染していた。
使用実施例3−プラスモパラ・ビチコーラによって発病するブドウの木のベト病に対する活性
鉢植えのブドウの木の葉に対し、下記の活性化合物濃度の水性懸濁液を流れ落ちる程度まで散布した。翌日、葉の下側に、プラスモパラ・ビチコーラの水性胞子懸濁液を接種した。次に、このブドウの木をまず24℃の水蒸気飽和チャンバー内に48時間置いた後、温度20℃〜30℃の温室内に5日間置いた。この期間の後に、植物を再び高湿度チャンバー内に16時間置き、胞子嚢柄の出現を促した。次いで、葉の下側の感染の進行程度を目視により判定した。
この試験では、250ppmの活性化合物I-4で処理した植物には10%の感染が認められたが、未処理の植物では90%感染していた。
使用実施例4-フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)によって発病するトマトの葉枯れ病(late blight)に対する活性、3日間保護的施用
鉢植えのトマト植物の葉に対し、下記の活性化合物濃度の水性懸濁液を流れ落ちる程度まで散布した。3日後、葉にフィトフトラ・インフェスタンスの水性胞子懸濁液を接種した。次に、この植物を温度18℃〜20℃の水蒸気飽和チャンバー内に置いた。6日後、未処理で感染させた対照植物では、感染が目視により%で判定できる程度にまで葉枯れ病が進行していた。
この試験では、250ppmの活性化合物I-5またはI-6で処理した植物には最大10%の感染が認められたが、未処理の植物では90%感染していた。
使用実施例5−フィトフトラ・インフェスタンスによって発病するトマトの葉枯れ病に対する活性、1日間保護的施用
鉢植えのトマト植物の葉に対し、下記の活性化合物濃度の水性懸濁液を流れ落ちる程度まで散布した。施用1日後、葉にフィトフトラ・インフェスタンスの水性胞子懸濁液を接種した。次に、この植物を温度18℃〜20℃の水蒸気飽和チャンバー内に置いた。6日後、未処理で感染させた対照植物では、感染が目視により%で判定できる程度にまで葉枯れ病が進行していた。
この試験では、250ppmの活性化合物I-6またはI-7で処理した植物には1%の感染が認められたが、未処理の植物では90%感染していた。

Claims (10)

  1. 式I:
    Figure 2009502865
    (式中、置換基は以下に定義した通りである:
    L1、L2、L3は、互いに独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニル、C3-C6-アルコキシ、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシまたはベンジルチオであり;
    RA、RBは、水素またはC1-C6-アルキルであり;
    この場合、L1、L2またはL3の少なくとも1個の基は水素ではなく、また、基L1、L2およびL3のうちの2個の隣接した基は、一緒になってC1-C4-アルキレン、C2-C4-オキシアルキレン、C1-C3-オキシアルキレンオキシまたはブタジエニル基であってもよく;
    R1は、エチル、n-プロピル、C1-C3-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC2-C8-アルコキシアルキルであり;
    この場合、基R1、L1、L2およびL3は、非置換であるか、1〜4個の同一または異なる基Raで置換されており:
    Raは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C10-アルキル、C1-C10-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C2-C10-アルケニル、C2-C10-アルキニル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-アルコキシ-C1-C6-アルキルまたはNRARBであり;
    R2は、水素、ハロゲン、シアノ、NRARB、ヒドロキシル、メルカプト、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C3-C8-シクロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C3-C8-シクロアルコキシ、C3-C8-シクロアルキルチオ、カルボキシル、ホルミル、C1-C10-アルキルカルボニル、C1-C10-アルコキシカルボニル、C2-C10-アルケニルオキシカルボニル、C2-C10-アルキニルオキシカルボニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ベンジルオキシ、ベンジルチオまたはC1-C6-アルキル-S(O)m-であり;
    mは、0、1または2であり;
    この場合、L1、L2、L3、RaおよびR2中の環式基は、非置換であるか、1〜4個の基Rbで置換されており:
    Rbは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、NRARB、C1-C10-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C2-C6-アルケニル、C2-C6-アルキニルまたはC1-C6-アルコキシである)
    で表される6-フェニルトリアゾロピリミジニルアミン。
  2. R1がトリフルオロメチル、エチルまたはメトキシメチルである、請求項1に記載の式Iで表される化合物。
  3. R2が水素である、請求項1または2に記載の式Iで表される化合物。
  4. L3が水素である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式Iで表される化合物。
  5. 式II:
    Figure 2009502865
    (式中、RはC1-C4-アルキルである)
    のβ-ケトエステルを式III:
    Figure 2009502865
    のアミノトリアゾールと反応させ、式IV:
    Figure 2009502865
    の7-ヒドロキシトリアゾロピリミジンを取得し、これをハロゲン化して式V:
    Figure 2009502865
    (式中、Halは塩素または臭素である)
    の化合物を取得し、Vをアンモニアと反応させることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iで表される化合物の調製方法。
  6. 請求項5に記載の式IVまたはVの化合物。
  7. 式VI:
    Figure 2009502865
    のシアン化アシルを、請求項5に記載の式IIIのアミノトリアゾールと反応させることを特徴とする、請求項1に記載の式Iで表される化合物の調製方法。
  8. 固体担体または液体担体と、請求項1に記載の式Iで表される化合物とを含む殺菌剤組成物。
  9. 100kg当たり1〜1000gの量で請求項1に記載の式Iで表される化合物を含む種子。
  10. 植物病原性有害菌類を防除する方法であって、菌類、または菌類による攻撃から保護
    すべき材料、植物、土壌もしくは種子を、請求項1に記載の式Iで表される化合物の有効量で処理することを特徴とする、前記方法。
JP2008523333A 2005-07-27 2006-07-20 殺菌剤6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン Withdrawn JP2009502865A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005035695 2005-07-27
PCT/EP2006/064470 WO2007012603A1 (de) 2005-07-27 2006-07-20 Fungizide 6-phenyl-triazolopyrimidinylamine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009502865A true JP2009502865A (ja) 2009-01-29

Family

ID=37075513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008523333A Withdrawn JP2009502865A (ja) 2005-07-27 2006-07-20 殺菌剤6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20080200480A1 (ja)
EP (1) EP1910373A1 (ja)
JP (1) JP2009502865A (ja)
CN (1) CN101228166A (ja)
AU (1) AU2006274075A1 (ja)
BR (1) BRPI0613912A2 (ja)
MX (1) MX2008000357A (ja)
WO (1) WO2007012603A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1909580A1 (de) * 2005-07-27 2008-04-16 Basf Se Fungizide 5-methyl-6-phenyl-triazolopyrimidinylamine
WO2008087182A2 (de) * 2007-01-19 2008-07-24 Basf Se Fungizide mischungen aus 1-methylpyrazol-4-ylcarbonsäureaniliden und azolopyrimidinylaminen
KR20090105974A (ko) * 2007-01-30 2009-10-07 바스프 에스이 아졸로피리미디닐아민 유도체 및 살곤충제 기재의 살충 혼합물
EA020203B1 (ru) * 2007-09-20 2014-09-30 Басф Се Композиции и агенты, содержащие фунгицидный штамм и активное соединение
CN104115856A (zh) * 2013-04-26 2014-10-29 陕西美邦农药有限公司 一种含氯啶菌酯的农药组合物
US11512097B2 (en) 2019-11-25 2022-11-29 Amgen Inc. Heterocyclic compounds as Delta-5 desaturase inhibitors and methods of use

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3130633A1 (de) * 1981-08-01 1983-02-17 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen 7-amino-azolo(1,5-a)pyrimidine und diese enthaltende fungizide
US5994360A (en) * 1997-07-14 1999-11-30 American Cyanamid Company Fungicidal 5-alkyl-triazolopyrimidines
JP2002308879A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Nippon Soda Co Ltd 5−ハロアルキル−アゾロピリミジン化合物、製造方法及び有害生物防除剤
PL372978A1 (en) * 2002-03-21 2005-08-08 Basf Aktiengesellschaft Fungicidal triazolopyrimidines, methods for producing the same, use thereof for combating harmful fungi and agents containing said substances
JP2006514677A (ja) * 2002-11-15 2006-05-11 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 2−置換トリアゾロピリミジン類、それらを製造するための方法及び中間生成物、病原性菌類を防除するためのそれらの使用、並びに、2−置換トリアゾロピリミジン化合物を含んでいる薬剤
AU2004226233A1 (en) * 2003-03-31 2004-10-14 Basf Aktiengesellschaft 7-alkenylamino-triazolopyrimidines, method for the production thereof and use thereof in controlling harmful fungi and substances containing said triazolopyrimidines
EP1697364A1 (de) * 2003-12-17 2006-09-06 Basf Aktiengesellschaft 6-pentafluorphenyl-triazolopyrimidine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur bek mpfung von schadpilzen sowi e sie enthaltende mittel
EP1909580A1 (de) * 2005-07-27 2008-04-16 Basf Se Fungizide 5-methyl-6-phenyl-triazolopyrimidinylamine

Also Published As

Publication number Publication date
US20080200480A1 (en) 2008-08-21
WO2007012603A1 (de) 2007-02-01
MX2008000357A (es) 2008-03-07
BRPI0613912A2 (pt) 2016-11-22
EP1910373A1 (de) 2008-04-16
CN101228166A (zh) 2008-07-23
AU2006274075A1 (en) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5497132B2 (ja) ピラゾールカルボキシアニリド、それらの製造方法及び有害菌を防除するためのそれらを含む組成物
US7799334B2 (en) Pyrazolecarboxamides
JP2008531656A (ja) 2−置換7−アミノアゾロピリミジン、それの製造方法および病原性菌類防除におけるそれの使用、ならびにその化合物を含む薬剤
JP2008530057A (ja) 5−アルコキシアルキル−6−アルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、有害菌類を防除するためのそれらの使用、および上記物質を含む組成物
JP2008538759A (ja) 新規アゾロピリミジンである5−アルキル−6−フェニルアルキル−7−アミノアゾロピリミジンの使用、その製造方法、およびそれを含有する組成物
JP2009502865A (ja) 殺菌剤6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン
JP2008536805A (ja) 5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、植物病原性菌類を防除するためのそれらの使用、およびそれらを含む薬剤
JP2008531653A (ja) 5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン類、その調製法および有害菌類を防除するためのその使用、ならびにこれらの化合物を含む組成物
JP2008536806A (ja) 5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、植物病原性菌類を防除するためのそれらの使用、および該化合物を含む薬剤
JP2009502862A (ja) 殺菌剤5−アルキル−6−フェニルピラゾロピリミジン−7−イルアミン
JP2008533097A (ja) ニコチンアニリド類、その製造方法、およびこれを含む菌類を防除するための組成物
JP2009502861A (ja) 殺菌性5−メチル−6−フェニルピラゾロピリミジン−7−イルアミン
JP2008532944A (ja) 5,6−ジアルキル−7−アミノアゾロピリミジン、それらの製造方法、有害な菌類を防除するためのそれらの使用、およびそれらの化合物を含む物質
US20110004021A1 (en) Thiazolecarboxanilides
JP2009502864A (ja) 殺菌性の5−メチル−6−フェニルトリアゾロピリミジニルアミン
JP2009502863A (ja) 6−フェニル−ピラゾロピリミジン−7−イルアミン殺菌剤
JP2010515669A (ja) 有害な植物病原菌類を防除するためのアゾロピリミジンの使用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090716

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090814