JP2009303444A - 扁平形モータ - Google Patents

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JP2009303444A JP2008157682A JP2008157682A JP2009303444A JP 2009303444 A JP2009303444 A JP 2009303444A JP 2008157682 A JP2008157682 A JP 2008157682A JP 2008157682 A JP2008157682 A JP 2008157682A JP 2009303444 A JP2009303444 A JP 2009303444A
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Koichiro Saito
向一郎 斎藤
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Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

【課題】すべり軸受とワッシャーの間の摺動損失を大幅低減できる扁平形モータの提供。
【解決手段】扁平形振動モータは、一端を取付孔11aに入れて支軸13を起立固定したステータ板11を持つステータ10と、支軸13に対しすべり軸受21を介して回転自在に支持されたロータ20とを備え、ステータ板11とロータ20の間で支軸13に嵌った第1ワッシャー12と、この第1ワッシャー12とロータ20との間で支軸13に隙間嵌めで嵌った第2ワッシャー18とを重ねて備え、第1ワッシャー12は第2ワッシャー18との間で潤滑油貯留室Sを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブラシレスモータなどを用いて構成した扁平形モータに関する。
特開平9−131020の扁平形振動モータは、一端を取付孔に入れて支軸を起立固定したステータ板を持つステータと、支軸に対しすべり軸受を介して回転自在に支持されたロータとを備えており、すべり軸受と支軸との摺動損失を低減するため、すべり軸受と支軸との嵌め合い公差のクリアランスを設けるに伴い、ロータの支軸に対するスラスト方向の変位を規制する必要性から、ステータ板とすべり軸受の間でスペーサーとしてのスラストワッシャーが支軸にフリーで嵌め込まれている。
特開平9−131020(図1)
ロータ回転中、スラストワッシャーの一方の面は回転するすべり軸受の一端面を受けると共に、その他方の面は固定のステータ板に接触しているため、すべり軸受は支軸との間の摺動損失のみならず、ワッシャーとの間の摺動損失も強く生じている。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、すべり軸受とワッシャーとの間の摺動損失を大幅に低減できる扁平形モータを提供することにある。
本発明は、一端を取付孔に入れて支軸を起立固定したステータ板を持つステータと、支軸に対しすべり軸受を介して回転自在に支持されたロータとを備える扁平形モータにおいて、ステータ板とロータの間で支軸に嵌った第1ワッシャーと、この第1ワッシャーとロータとの間で支軸に隙間嵌めで嵌った第2ワッシャーとを重ねて備え、第1ワッシャーは第2ワッシャーとの間で潤滑油貯留室を有することを特徴とする。
第2ワッシャーは第1ワッシャー上でロータに接触して回転することになるが、第1ワッシャーの潤滑油貯留室からの潤滑油が第1ワッシャーと第2ワッシャーとの摺接面や第2ワッシャーとロータとの摺接面に供給され続けるため、摺動損失を大幅に低減でき、しかもそれを長期持続できる。
ここで、第1ワッシャーとしては、支軸が挿通する第1軸孔を持つ第1環状板部の外、この第1環状板部の外周側でロータ側に突出して潤滑油貯留室を画成する外周壁部とを一体的に有する。潤滑油貯留室の内容積を高め、貯留量を確保でき、また第1ワッシャーが追動回転しても、外周壁部で潤滑油の遠心飛散を抑制できる。この場合、第2ワッシャーとしては、支軸が挿通する第2軸孔を持ち潤滑油貯留室内に遊嵌してロータの回転中心側の面を受ける第2環状板部を有する構成とできる。
上記の第1ワッシャーの構成に加え、第1軸孔を延長して持ち、第1環状板部の内周側でロータ側に突出して環状溝の潤滑油貯留室を画成する内周壁部を一体的に有する場合は、第1ワッシャーの第1軸孔を介する油漏れと散逸を抑制できる。この場合、第2ワッシャーは、支軸が挿通する第2軸孔を持ち潤滑油貯留室内に遊嵌してロータの回転中心側の面を受ける第2環状板部を有する構成とできる。
また、第2ワッシャーは支軸が挿通する第2軸孔を持ち内周壁部から外周壁部へ跨って潤滑油貯留室を覆いロータの回転中心側の面を受ける第2環状板部を有する構成でも良い。第2環状板部が第1ワッシャーの潤滑油貯留室の蓋板として機能するので、潤滑油の過度な漏洩飛散を抑制でき、長寿命化を図ることができる。
なお、上記扁平形振動モータはロータ板に偏心錘を設けることにより、扁平形振動モータとして用いることができる。
本発明に係る扁平形モータによれば、第1ワッシャーが第2ワッシャーとの間で潤滑油貯留室を有しているため、すべり軸受とワッシャーとの間の摺動損失を大幅に低減できる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1に係る扁平形振動モータにおいて向かって右側半分を示す断面図である。
本例の扁平形(コイン形)振動モータはステータ10とロータ20とから成るブラシレスモータである。ステータ10は、金属製(磁性材)円形のステータ板(ベースプレートないし底板)11と、このステータ板11の取付孔11aに一端を嵌めて溶接した支軸(固定軸)13と、この支軸13に緩く嵌めてステータ板11の上に重なる樹脂製の第1ワッシャー12と、支軸13に隙間嵌めで嵌めて第1ワッシャー12の上に重なる樹脂製の第2ワッシャー18と、ステータ板11の上面に重ね合せた給電用フレキシブル基板30と、このフレキシブル基板30の上に搭載された回転位置検出用ホール素子を含むスイッチング用集積回路(図示せず)及びコンデンサ(図示せず)と、給電用フレキシブル基板30上に配置された複数の駆動用の扁平形空芯コイル16と、ステータ板11が嵌合して取付孔17aに支軸13の他端を嵌めて溶接した金属製浅カップ状のケース17を有する。
ロータ20は、軸受ホルダー部23aのすべり軸受21を介して支軸13に回転自在に支持され、扁平形空芯コイル16と面対向する環状永久磁石22を下側に持つロータ板23と、このロータ板23の外周側に設けられた弧状の偏心錘24とを有する。
第1ワッシャー12は、支軸13が挿通する第1軸孔hを持つ第1環状板部12aの外、この第1環状板部12aの外周側でロータ20側に突出して潤滑油貯留室Sを画成する外周壁部12bを一体的に有する。第2ワッシャー18は、支軸13が緩く挿通する第2軸孔hを持ち潤滑油貯留室S内に遊嵌してすべり軸受21の一端面を受ける第2環状板部となっている。
第2ワッシャー18は第1ワッシャー12の第1環状板部12a上ですべり軸受21の一端面に接触して回転することになるが、第1ワッシャー12の潤滑油貯留室Sからの潤滑油が第1ワッシャー12と第2ワッシャー18との摺接面や第2ワッシャー18とすべり軸受21との摺接面に供給され続けるため、摺動損失を大幅に低減でき、しかもそれを長期持続できる。特に、相対的に回転し難い第1ワッシャー12に潤滑油貯留室Sが設けられており、貯留量を確保でき、また、この中を第2ワッシャーが回転できるようになっており、第2ワッシャー18とすべり軸受21との摺接面への給油は円滑となっている。そして、第1ワッシャーが追動回転しても、外周壁部12bで潤滑油の遠心飛散を抑制できる。
図2は本発明の実施例2に係る扁平形振動モータにおいてケースを取り外した状態を示
す断面図である。なお、図2において図1に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
本例において実施例1と異なる点は、第1ワッシャー12′と第2ワッシャー18′との構成にある。即ち、第1ワッシャー12′は、第1軸孔hを延長して持ち、第1環状板部12aの内周側ですべり軸受21側に突出して環状溝の潤滑油貯留室S′を画成する内周壁部12cを一体的に有する。第2ワッシャー18′の第2軸孔Hは第1ワッシャー12′の内周壁部12cの外径よりも大きく、第2ワッシャー18′が環状溝の潤滑油貯留室S′内に遊嵌している。
本例では、第1ワッシャー12′が内周壁部12cを有しているため、潤滑油が第1軸孔hを伝って漏れ出すのを抑制できる。
図3は本発明の実施例3に係る扁平形振動モータにおいてケースを取り外した状態を示
す断面図である。なお、図3において図2に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
本例において実施例2と異なる点は、第2ワッシャー18″の構成にある。即ち、第2ワッシャー18″は支軸13が緩く挿通する第2軸孔hを持ち内周壁部12cから外周壁部12bへ跨って環状溝の潤滑油貯留室S″を覆いすべり軸受21の一端面を受ける第2環状板部となっている。
第2ワッシャー18″が潤滑油貯留室S″の蓋板として機能するので、潤滑油の過度な漏洩飛散を抑制でき、長寿命化を図ることができる。
なお、本例のワッシャー構造は扁平形ブラシレスモータに限らず、扁平形ブラシ付きモータにも適用できる。
本発明の実施例1に係る扁平形振動モータにおいて向かって右側半分を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る扁平形振動モータにおいてケースを取り外した状態を示す断面図である。 本発明の実施例3に係る扁平形振動モータにおいてケースを取り外した状態を示す断面図である。
符号の説明
10…ステータ
11…ステータ板
11a,17a…取付孔
12,12′…第1ワッシャー
12a…第1環状板部
12b…外周壁部
12c…内周壁部
13…支軸
16…扁平形空芯コイル
17…ケース
18,18′,18″…第2ワッシャー
20…ロータ
21…すべり軸受
22…環状永久磁石
23…ロータ板
23a…軸受ホルダー
24…偏心錘
30…給電用フレキシブル基板
…第1軸孔
,H…第2軸孔
S,S′,S″…潤滑油貯留室

Claims (7)

  1. 一端を取付孔に入れて支軸を起立固定したステータ板を持つステータと、前記支軸に対しすべり軸受を介して回転自在に支持されたロータとを備える扁平形モータにおいて、
    前記ステータ板と前記ロータの間で前記支軸に嵌った第1ワッシャーと、この第1ワッシャーと前記ロータとの間で前記支軸に隙間嵌めで嵌った第2ワッシャーとを重ねて備え、前記第1ワッシャーは前記第2ワッシャーとの間で潤滑油貯留室を有することを特徴とする扁平形モータ。
  2. 請求項1に記載の扁平形モータにおいて、前記第1ワッシャーは、前記支軸が挿通する第1軸孔を持つ第1環状板部と、この第1環状板部の外周側で前記ロータ側に突出して前記潤滑油貯留室を画成する外周壁部とを一体的に有することを特徴とする扁平形モータ。
  3. 請求項2に記載の扁平形モータにおいて、前記第2ワッシャーは、前記支軸が挿通する第2軸孔を持ち前記潤滑油貯留室内に遊嵌して前記ロータの回転中心側の面を受ける第2環状板部を有することを特徴とする扁平形モータ。
  4. 請求項2に記載の扁平形モータにおいて、前記第1ワッシャーは、前記第1軸孔を延長して持ち、前記第1環状板部の内周側で前記ロータ側に突出して環状溝の前記潤滑油貯留室を画成する内周壁部を一体的に有することを特徴とする扁平形モータ。
  5. 請求項4に記載の扁平形モータにおいて、前記第2ワッシャーは、前記支軸が挿通する第2軸孔を持ち前記潤滑油貯留室内に遊嵌して前記ロータの回転中心側面を受ける第2環状板部を有することを特徴とする扁平形モータ。
  6. 請求項4に記載の扁平形モータにおいて、前記第2ワッシャーは前記支軸が挿通する第2軸孔を持ち前記内周壁部から外周壁部へ跨って前記潤滑油貯留室を覆い前記ロータの面を受ける第2環状板部を有することを特徴とする扁平形モータ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に規定する扁平形モータにおいて、前記ロータ板に偏心錘を設けて成ることを特徴とする扁平形振動モータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088108A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Tokai Rika Co Ltd プリテンショナ機構
JP5849321B2 (ja) * 2010-08-04 2016-01-27 日本電産セイミツ株式会社 扁平形振動モータ
JP2017070022A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日本電産サンキョー株式会社 モータ

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