JP2009302618A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 通信を行う電子機器において、マナーモードを設定する手段と、前記マナーモード設定時にチャットモードに切替を行う手段と、前記チャットモード切替時に通信相手の電子メールアドレスを取得し記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 またメールベースのチャットが終了した場合に通信相手の電子メールアドレスを前記記憶手段は消去することを特徴とする電子機器。
【選択図】 図4
Description
図1は、この発明の一実施形態である携帯電話を示すブロック構成図の例である。メールアドレス取得部31以外は既存の携帯電話と同様である。
11はアンテナで基地局と本発明による携帯電話との間で電波による無線通信を行う。12はRF部でアンテナから受信した電波を電気信号に変え、または電気信号を電波に変える。13は復調部で受信した信号をデータへ変換する。14は変調部で送信すべきデータを電波に乗せる信号へ変換する。
図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ11で受信されたのちRF部12に入力される。RF部12では、上記無線信号を例えば図示せぬ内部のアンテナ共用器を介して受信回路に入力し、この受信回路において周波数シンセサイザから出力された受信局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換する。なお、上記周波数シンセサイザから発生される受信局部発振信号の周波数は、CPU23から出力される制御信号によって設定される。
送信回路は、上記拡散符号化された送信信号を、周波数シンセサイザから発生される送信局部発振信号と合成して無線周波信号に周波数変換する。そして、送信回路は、CPU23により通知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、送信無線周波信号として出力する。この送信回路から出力された送信無線周波信号は、アンテナ11に供給され、このアンテナ11から接続中の基地局へ向けて送信される。
キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キーなどのキー群が設けられている。そしてこのキー入力部25は、これらのキーの押下によるユーザ指示を入力する。
またディスプレイ27には、LCD表示器やLEDランプが設けられている。LCD表示器には、通信相手の端末の電話番号や自端末の動作状態をはじめ、WEBサイトからのダウンロード情報、送受信メールあるいはチャット画面などが表示される。またLEDランプは、図示しないバッテリのDischarge状態を表示するために使用される。
101が携帯電話本体であり、110がディスプレイ部である。131,132,133はボタンで、実際にはさらにボタンはあるが、本図では省略する。
121は携帯電話を折りたたむ場合のヒンジ部で、携帯電話の形状により、121はあってもなくても良い。
図2を用いて本実施形態におけるユーザ操作の流れを説明する。会議中や電車の中など音声通話を慎まなくてはならない場面で電話が掛かってきた場合の例とする。
そのときに図2の例のように発信元の電話番号が表示され、110の画面の下に111,112,113のような表示が現れるものとする。この表示は、ボタン131を押すと111の機能(この場合機能がアサインされていないので、なにも機能しない)が有効になり、132を押すと112の機能が有効になり、133を押すと113の機能が有効になるものとする。
一般に携帯電話端末は、マナーモードやドライブモード等の状況モードの設定ができる。一般のマナーモードでは、TV電話や音声電話の着信を禁止することは行わないで、着信をバイブレータでユーザに報知する等の動作になる。しかし、ユーザはバイブレータで回りに迷惑をかけずに着信を知ることが出来ても、しかし、結局は音声を伴う通話は周りに迷惑をかける場合が多い。
また、一般のドライブモードでは、電話にでることができない旨のアナウンスを返信し、録音状態にするなどの対応をしている。しかし、音声電話以外の他の通信手段を自動で起動することは行っていない。
すなわち図6は、アクセスポイント28とプロバイダ20とを備えるとともに、端末10として携帯電話等の携帯端末を用いている。そして、端末10はアクセスポイント28にアクセスし、プロバイダ20を介して、チャットサーバ29が接続されているインターネット30に接続するようにした構成である。
まず、着信時に物理的に操作が可能か(S101)で分岐する。不可能ならばS121の留守電応答になる。
留守電を設定していなければS131のとおり発信元からの呼び出しに着信せず、発信元が電話を切ることにより通話(呼び出し)が終了する。留守電設定をしていればS122にて留守録を開始して、発信元が電話を切ることにより通話が終了する。
S102で音声通話が不可能な場面において本実施形態によればチャットモードを選択可能となる。(S111)。
チャットモードを選択しない場合はS121へ行き、留守電応答になる。
チャットモードを選択する場合、チャットボタンを押す。(本実施例では図2の133を押す。)
すると相手側の携帯電話に「チャットモードであれば接続可能」な趣旨の音声案内が流れる(S112)。
発信元がチャットモードを承諾しない場合、留守電モードになる(S121)。
発信元がチャットモードを承諾した場合チャットモードへ遷移する(S114)。
本実施形態によると、チャットモードを開始する同意が取れた場合、S201へ遷移し、お互いのメールアドレスを交換する。具体的にはS201の状態では音声通話が開通している状態なので、お互いに自分のメールアドレスを文字情報として音声回線を通して相手に伝え、相手のメールアドレスからのメール受信を待つ。そのとき定期的に音声回線を通じて自分の状態を伝えあうことにより、メールアドレスの交換が成功したかどうかを判断する。(S202)。
S203にてお互いのメールアドレスで通信可能になったらメール(パケット通信)ベースでチャットを開始する(S204)。その際、音声通話は終了する。
ここまで(S201,S202,S203)は携帯電話同士が自動で行い、通話者には負担を掛けない。
チャット通信中の例を図5に示す。
送受信パケットにはあて先、送信元、Subject、本文がある。
本文にはタグと短い文字列、最後に[確定]を押したことを示すコードのみで構成される。タグは送信側の機器で自動インクリメントされた番号を含むものである。
送信元アドレスにより、現在チャット中だと認識できる。
「こんにちは[確定]」とすると、受信側の端末に「こんにちは」と表示される。
メールの経路により着信順が狂うこともあるが、受信側の機器ではタグを把握して自動的に適宜入れ替える。
たとえば、送信側で「いい天気[確定]」「だね。[確定]」という順で文字入力したが、受信側では「だね。[確定]」「いい天気[確定]」の順で受信したとする。
図4に戻って説明すると、通話offボタンなどを押すことにより、チャットを終了する(S205)。このときS206にて、相手のメールアドレスを消去してからチャットモードは終了する。
変形例として、"メール応答"ボタンを設ける。
音声通話できない場面で、アドレス帳に登録があり、メールアドレスもわかっている相手から電話が掛かってきた場合、"チャット"ボタンの代わりに"メール応答"も選択できる。
この変形例の効果は以下のようである。
- 実施形態1における図1の31のような新規ブロックは不要。既存の携帯電話端末でも実現可能。
- メールや留守録の場合、相手がいつそれに気づくか気がかりだが、変形例のような応答があった場合、とりあえず、相手に"今、自分が通話しようとした"ことがわかり、更に用件をメールで送れば すぐに見てもらえるという安心感が沸く。
1. 会議中や公共の場など、音声による通話が好ましくない場面でも、簡単に通話相手との意思疎通が図れる。
2. 着信時、または音声通話中にチャットモードに切り替えられ、文字により意思疎通を図る。
3. チャットモード切替時に、お互いのメールアドレスを自動でやり取りし、チャットモード移行後は、通話は終了し、メール(パケット通信)ベースでチャットを行う。
5. 上記3.と4.は携帯電話端末が自動で行うため、ユーザには負担をかけない。
まとめると音声による通話が好ましくない場面でも、簡単に通話相手との意思疎通が図れる。また、音声通話を切断し、パケットベースで通信するため通信料を抑えられる。数文字単位のやり取りなので、リアルタイム性があり、会話(チャット)がはずむ。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
Claims (4)
- 通信を行う電子機器において、
マナーモードを設定する手段と、
前記マナーモード設定時にチャットモードに切替を行う手段と、
前記チャットモード切替時に通信相手の電子メールアドレスを取得し記憶する記憶手段とを
備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記通信相手の電子メールアドレスに対して電子機器内に格納された電子メールアドレスによる通信を順次試みることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記順次試みられた通信が有効となった後に通話を終了し、メール(パケット通信)ベースでチャットを行うことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記メールベースのチャットが終了した場合に通信相手の電子メールアドレスを前記記憶手段は消去することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008151515A JP2009302618A (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 電子機器 |
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JP2008151515A Pending JP2009302618A (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 電子機器 |
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