JP2009300701A - 画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ベルト部材の速度検出用マークや該マークの検出センサを安価かつ適切に清掃する画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、複数の感光体43Y、43C、43M、43Kからトナー画像の転写される中間転写ベルト44を駆動ローラ45で搬送させ、該中間転写ベルト44の蛇行をステアリングローラ46の傾きを変更することで調整するとともに、ベルト速度センサ41を清掃するセンサ清掃部材51と、速度検出用マーク44Mを清掃するマーク清掃部材52と、を備え、所定タイミングに、ステアリングローラ46の傾きを変更することによって中間転写ベルト44が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動させて、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52で、ベルト速度センサ41と速度検出用マーク44Mを清掃する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、感光体に近接して搬送される無端リング状のベルト部材であって、該感光体上の現像剤画像が転写され、該転写された現像剤像を用紙等のシート状部材(以下、単に、用紙という。)に2次転写させることで、用紙に画像形成したり、該ベルト部材が用紙を搬送する搬送ベルトであるときには、該用紙上に感光体から現像剤像を転写することで画像形成するとともに、該ベルト部材の適正な搬送を確保して画像品質を向上させる画像形成装置及び該ベルト部材の適正な搬送を確保するための速度検出用マークの汚れと該マークを検出する検出手段の汚れを適切かつ安価にクリーニングするクリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体に関する。
画像形成装置、特に、カラー画像形成装置においては、複数(例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)等)の感光体上の各色のトナー画像(現像剤画像)を、無端リング状のベルト部材(搬送ベルト)の外表面に付着させて搬送する用紙上に順次重ね合わせて転写させることで、または、該ベルト部材(中間転写ベルト)の該表面に直接重ね合わせて転写させたトナー画像を用紙に2次転写することで、用紙にカラーのトナー画像を形成する画像形成装置、例えば、レーザプリンタ、レーザ複合装置、レーザ複写装置等においては、該リング状のベルト部材の用紙の付着される外側面またはトナー画像の直接転写される外側面とは反対側の内側面であって、該ベルト部材の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)の少なくとも一方側端部に、該主走査方向に所定長さを有し該副走査方向に所定幅を有した速度検出用マークが所定間隔毎に形成されており、該速度検出用マークに対向する位置に該速度検出用マークを検出するマーク検出センサが配設されている。画像形成装置は、このマーク検出センサの検出結果に基づいてベルト部材の搬送速度を判定して、該ベルト部材の搬送速度の制御を行うことで、ベルト部材上の用紙に転写されるトナー画像またはベルト部材上に転写されるトナー画像の画像品質を向上させて、最終的に形成する画像の画像品質の向上を図っている。
すなわち、電子写真方式の画像形成装置においては、トナーの飛散や埃等によって、速度検出用マークやマーク検出センサが汚れ、検出センサの受光光量が低下したり、速度検出用マーク間にわたってトナーや埃が付着することによる検出精度の低下や誤検出が発生し、ベルト部材の搬送速度のフィードバック制御に支障をきたすことがある。
そこで、従来、マークの汚れを清掃するために、ベルト部材の速度検出用マーク部分に常時接触して該マーク部分をクリーニングするクリーニング部材を取り付けた画像形成装置があるが、このような常時速度検出用マーク部分に接触するクリーニング部材を取り付けると、該クリーニング部材が常に速度検出用マーク部分を清掃しているため、クリーニング部材にトナー等が付着、堆積する。この状態で、一定期間が過ぎると、クリーニング部材に限度量以上のトナーが付着して、ベルト部材の速度検出用マーク部分に付着しているトナー等を清掃するのではなく、逆に、クリーニング部材から速度検出用マークにトナー等が付着し、速度検出用マークのスケールを正確に読み取ることができなくなり、クリーニング部材と検出センサを清掃する必要が発生し、逆に、メンテナンスの作業性が悪いという問題があった。
そして、従来、画像形成装置のトナー補給時等に開閉されるカバーに、検出センサを清掃する清掃部材を取り付け、該カバーの開閉動作に伴って検出センサを清掃する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−184710号公報
しかしながら、上記特許文献記載の従来技術にあっては、カバーに連動してベルト部材の速度検出用マークを検出する検出センサを清掃する位置に清掃部材を移動させて該検出センサを清掃させる清掃部材の取り付け機構を新たに設置する必要があり、コストが高くなるおそれがある。
一方、通常の電子写真方式の画像形成装置は、トナー画像が直接転写される中間転写ベルトやトナー画像の転写される用紙を搬送する搬送ベルト等のベルト部材が、駆動ローラ及び複数の従動ローラに架け渡されており、この駆動ローラの駆動軸及び従動ローラの従動軸の軸方向のずれ等により、ベルト部材が、その搬送方向と直交する方向、すなわち、主走査方向に位置ずれするという蛇行現象が発生することがある。このようなベルト部材の蛇行現象が発生すると、複数の感光体から転写されるトナー画像の転写位置がずれる転写位置ずれが発生して、画像品質が低下する。そこで、従来からベルト部材を利用して用紙に直接または該ベルト部材を中間転写ベルトとして2次転写によって用紙にトナー画像を転写する画像形成装置においては、このベルト部材の蛇行を抑制制御して画像品質を向上させるために、ステアリングローラ(駆動軸ローラでも2次転写ローラでもなく、ベルト部材の架け渡された従動ローラの一つのローラ)の軸方向の傾きを調整することにより、駆動軸、従動軸のずれを打ち消してベルト部材の振れを抑制し、任意の位置で搬送させるようになっている。
そこで、本発明は、安価にかつメンテナンス性が良好な状態でベルト部材の速度検出用マークと該マークを検出する検出手段を清浄化する画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、複数のローラに張り渡され現像剤像の形成される感光体に近接して配設されている無端リング状のベルト部材を、該ローラのうち少なくとも1つを駆動ローラとして該ローラに沿って搬送させ、搬送される該ベルト部材の搬送方向と直交する方向への蛇行を蛇行調整手段で調整して、該感光体上の現像剤像を該搬送されるベルト部材上に、または、該ベルト部材上を搬送されるシート状部材上に、転写させて画像形成し、該ベルト部材の該現像剤像の非転写領域に該ベルト部材の搬送方向に所定間隔毎に施された速度検出用マークをマーク検出手段で検出して、該マーク検出手段の検出結果に基づいて該ベルト部材の搬送速度を制御するとともに、該マーク検出手段を清掃する検出手段清掃部材と該速度検出用マークを清掃するマーク清掃部材のうち少なくとも一方を備え、該検出手段清掃部材または/及び該マーク清掃部材を、該蛇行調整手段によって該ベルト部材が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動されると、該蛇行移動量に応じて、その清掃対象の清掃位置に位置する状態で配設し、制御手段が、所定のタイミングに該蛇行調整手段を駆動させて、該ベルト部材を該清掃位置に合わせて蛇行させて該検出手段清掃部材または/及び該マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び該速度検出用マークを清掃させる清掃処理を実行することを特徴としている。
また、本発明は、前記マーク検出手段の検出結果に基づいて、該マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークが要清掃状態であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記制御手段が、該判定手段が要清掃状態であると判定すると、前記清掃処理を実行することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記検出手段清掃部材が、前記ベルト部材が前記清掃位置に蛇行移動した状態において該ベルト部材の該蛇行移動位置で前記マーク検出手段を清掃可能な状態で該ベルト部材に固定され、前記マーク清掃部材が、前記ベルト部材が前記清掃位置に蛇行移動した状態において前記速度検出用マークを清掃可能な位置で前記画像形成装置の構成部材に固定的に配設されていることを特徴としてもよい。
また、本発明は、前記検出手段清掃部材と前記マーク清掃部材を備え、該検出手段清掃部材の該マーク検出手段を清掃可能な前記清掃位置への蛇行量または/及び蛇行方向と該マーク清掃部材の前記速度検出用マークを清掃可能な前記清掃位置への蛇行量または/及び蛇行方向とが異なることを特徴としてもよい。
また、本発明は、前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材が、清掃対象の前記マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークに対向する面を、適宜変更させる清掃面変更手段を備えていることを特徴としてもよい。
本発明によれば、複数のローラに張り渡され現像剤像の形成される感光体に近接して配設されて該感光体上の現像剤像が直接または搬送するシート状部材に転写される無端リング状のベルト部材に施されている速度検出用マークを清掃するマーク清掃部材と該速度検出用マークを検出するマーク検出手段を清掃する検出手段清掃部材のうち少なくとも一方を備え、蛇行調整手段で該ベルト部材を該清掃位置に合わせて蛇行させて該検出手段清掃部材または/及び該マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び該速度検出用マークを清掃するので、画像形成装置が従来から備えている機構及び手段を利用して、その配置を変更させるとともに、動作を制御することで、ベルト部材の速度検出用マークと該速度検出用マークを検出するマーク検出手段のうち少なくとも一方を安価にかつ適切に清掃することができ、安価に形成画像の画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図11は、本発明の画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した画像形成装置1のブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、コントローラ2、操作パネル3及びプリンタエンジン4等を備えており、ホスト装置HSが接続されている。この画像形成装置1としては、例えば、カラープリンタ装置、カラー複写装置、カラー複合装置等が用いられる。
コントローラ2は、そのとき設定されている制御モード及びホスト装置HSからの制御コードに従って、ホスト装置HSからの印刷データを、画像データに変換してプリンタエンジン4へ出力する制御機構の総称であり、ホストI/F11、プログラムROM(Read Only Memory)12、フォントROM13、パネルI/F14、CPU(Central Processing Unit )15、RAM(Random Access Memory)16、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)17、エンジンI/F18及びオプションRAM19等を備えていて、上記各部は、バス20により接続されている。
ホストI/F11には、ホスト装置HSが接続されており、ホストI/F11は、ホスト装置HSから画像形成装置1に送られてくる制御信号及びデータを受け取るとともに、画像形成装置1からホスト装置HSへのステータス信号等のデータや信号の送り出しを行う。
プログラムROM12は、コントローラ2内でのデータの処理や管理及び周辺モジュールを制御するためのプログラム、具体的には、画像形成装置1としての基本処理プログラム及び後述するクリーニング制御方法を実行するクリーニング制御プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの各プログラムを実行するのに必要な各種データを格納している。
フォントROM13は、画像形成装置1で印刷に使用する各種フォントが予め格納されており、CPU15により読み出されて、印刷処理に供される。
この画像形成装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のクリーニング制御方法を実行するクリーニング制御プログラムを読み込んでプログラムROM12等に導入することで、後述する中間転写ベルト44(図2参照)の速度検出用マーク44M(図2、図3等参照)部分及び該速度検出用マーク44Mを検出するベルト速度検出センサ41を安価にかつ適切にクリーニングするクリーニング制御方法を実行する画像形成装置1として構築されている。このクリーニング制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
パネルI/F14には、操作パネル3が接続されており、操作パネル3は、画像形成装置1のモードやフォント等の切換操作や後述するクリーニング制御処理を適切に実行させるための各種設定操作等の各種操作を行うための各種操作キーを備えるとともに、画像形成装置1の状態を表示する液晶ディスプレイ等のディスプレイを備えている。パネルI/F14は、コントローラ2と操作パネル3との間の信号の授受を行う。
CPU(制御手段)15は、プログラムROM12に格納されているプログラムに基づいて、RAM16をワークメモリとして利用しつつ、画像形成装置1の各部を制御して、画像出力処理(画像形成処理)を行うとともに、後述するクリーニング制御処理を行う。
RAM16は、CPU15のワークメモリとして利用されるとともに、ホスト装置HSからの印刷データをページ単位に管理して一時記憶するバッファ及びバッファに記憶されたデータを実際の画像パターン(印字パターン)に変換した画像データ(ビデオデータ)を記憶するビットマップメモリ等として利用される。
NVRAM17は、画像形成装置1の電源が切られているときにも記憶内容を保持するメモリであり、画像形成装置1の電源がオフの際にも保持する必要のあるデータをCPU15の制御下で記憶する。
オプションRAM19は、いわゆる補助メモリであり、RAM16の容量が不足した際等に補助として使用されるものである。
エンジンI/F18には、プリンタエンジン4が接続されており、コントローラ2からプリンタエンジン4への制御信号やビデオ信号及びプリンタエンジン4からコントローラ2へのステータス信号の授受を行う。
プリンタエンジン4は、エンジンI/F18を介してコントローラ2から受け取ったビデオ信号(画像信号)及び制御信号により、電子写真方式で画像形成(印刷処理)を行い、プリンタエンジン4は、ベルト速度検出センサ41と蛇行調整部(蛇行調整手段)42を備えている。
すなわち、プリンタエンジン4は、図2に示すように、列状に配設されたイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びブラック(K)の各色の感光体43Y、43C、43M、43K、無端ベルト状の中間転写ベルト(ベルト部材)44、駆動ローラ45、ステアリングローラ46、テンションローラ47、対向ローラ48、1次転写ローラ49Y、49C、49M、49K及び2次転写ローラ50等を備えており、これら以外に、各感光体43Y、43C、43M、43Kの周囲には、それぞれ光書込部、現像部、帯電部及びクリーニング部等を備えている。
プリンタエンジン4は、中間転写ベルト44は、駆動ローラ45、各色用の1次転写ローラ49Y、49C、49M、49K、ステアリングローラ46、テンションローラ47及び対向ローラ48に架け渡されており、駆動ローラ45以外の他のローラ(転写ローラ49Y、49C、49M、49K、ステアリングローラ46、テンションローラ47及び対向ローラ48)が従動ローラとなって、図示しない駆動モータにより駆動ローラ45の駆動軸を回転駆動させることで、中間転写ベルト44が、図2に矢印で示す時計方向に所定の回転速度で等速回転される。無端ベルト状の中間転写ベルト44の内側面、駆動ローラ45やステアリングローラ46等に直接接する面の該搬送方向と直交する方向(主走査方向)の一方側(図2では、図面手前側、搬送方向に向かって右側)の側部には、主走査方向に所定長さを有し副走査方向に所定幅を有する所定の反射率を有する速度検出用マーク44Mが、中間転写ベルト44の搬送方向(周方向:副走査方向)に所定間隔毎に該中間転写ベルト44の内側面の全周にわたって施されており、プリンタエンジン4には、図3及び図4に示すように、該速度検出用マーク44Mに対向する所定位置に該速度検出用マーク44Mを検出するベルト速度検出センサ(マーク検出手段)41が配設されている。ベルト速度検出センサ41は、例えば、例えば、発光素子と受光素子を備えた反射型のフォトセンサが用いられており、駆動信号に応じた大きさの光を発光素子から中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分に出射して、該光の反射光を受光素子で受光して、該受光素子が受光光量に応じた大きさの検出信号を出力する。なお、この速度検出用マーク44Mとして、本実施例では、所定の反射率を有するマークを用い、ベルト速度検出センサ41として、反射方式のセンサを用いているが、速度検出用マーク44Mとベルト速度検出センサ41は、これらの方式に限るものではなく、例えば、速度検出用マーク44Mが、主走査方向に所定長さを有し、副走査方向に所定幅を有するスリットであり、ベルト速度検出センサ41が中間転写ベルト44の該速度検出用マーク44M部分を挟んで対向する状態で配設された発光素子と受光素子からなる透過式光センサ等であってもよい。
プリンタエンジン4は、コントローラ2からエンジンI/F18を介して受け取ったビデオ信号及び制御信号により各色用の光書込部を動作させて各色の感光体43Y、43C、43M、43K上にそれぞれ静電潜像を形成して、各色用の現像部により対応する色のトナー(現像剤)を各感光体43Y、43C、43M、43K上に供給して現像して各色のトナー画像(現像剤像)を形成する。プリンタエンジン4は、速度検出用マーク44Mの検出結果に基づいてコントローラ2のCPU15が図示しない駆動モータを制御することで、駆動ローラ45の回転速度を制御して、中間転写ベルト44を所定の一定速度で搬送させ、該一定速度で搬送される中間転写ベルト44上に、各色の感光体43Y、43C、43M、43K上の各色のトナー画像を、各1次転写ローラ49Y、49C、49M、49Kの駆動タイミングを調整して、順次重ね合わせて転写してカラーのトナー画像を転写形成する。
プリンタエンジン4は、給紙部から用紙(シート状部材)を2次転写ローラ50と中間転写ベルト44を挟んだ対向ローラ48との間に給紙して、2次転写ローラ50の転写電圧によって、中間転写ベルト44上のトナー画像を用紙に転写させ、トナー画像の転写された用紙を図示しない定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して用紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成する。
そして、プリンタエンジン4は、駆動ローラ45及びその他の従動ローラ(転写ローラ49Y、49C、49M、49K、ステアリングローラ46、テンションローラ47及び対向ローラ48)の軸方向が一致しないと、中間転写ベルト44が、図4に示すように、主走査方向に蛇行するベルト蛇行が発生し、各感光体43Y、43C、43M、43Kから中間転写ベルト44上に転写されるトナー画像の転写位置がずれて、画像品質が劣化する。
そこで、本実施例の画像形成装置1だけでなく、通常の中間転写ベルト44に直接画像を転写したり、ベルト部材で搬送する用紙上に画像を転写するプリンタ装置等の画像形成装置においては、ベルト蛇行を抑制して画像品質を向上させるための機構を備えており、本実施例では、ステアリングローラ46と該ステアリングローラ46を駆動させて中間転写ベルト44の蛇行を抑制する図示しないステアリング駆動モータを蛇行調整部42(蛇行調整手段)として備えている。
このステアリングローラ46を用いた中間転写ベルト44のベルト蛇行抑制は、ステアリングローラ46の軸方向一方側(例えば、図2の図面奥側)の端部が揺動可能に位置固定されており、該ステアリングローラ46の軸方向他方側(例えば、図2の手前側)の端部に上記ステアリング駆動モータによって該ステアリングローラ46の該他方側を中間転写ベルト44の面に対して上下方向(以下、単に、上下方向という。)に移動させることで、中間転写ベルト44が主走査方向に蛇行することを抑制(調整)する。
そして、画像形成装置1は、ホストI/F11を介してホスト装置HSから印刷データと制御信号を受け取ると、CPU15が、該受け取った印刷データと制御信号をプログラムROM12上のデータ解析プログラムに従って解析し、制御信号(印刷設定)に応じた描画データであってプリンタエンジン4で印刷可能な描画データに変換してRAM16に展開し、1ページ分の該描画データの展開を完了すると、印刷要求とともに必要な制御信号及び該描画データをエンジンI/F18を介してプリンタエンジン4に転送する。
プリンタエンジン4は、コントローラ2から送られてくる描画データを制御信号に基づいて用紙に印刷処理するが、このとき、CPU15が、中間転写ベルト44に施されている速度検出用マーク44Mのベルト速度検出センサ41による検出結果に基づいて駆動ローラ45を回転駆動させる駆動モータの回転制御を行って、中間転写ベルト44の搬送速度を一定に調整し、また、蛇行調整部42のステアリング駆動モータの駆動を制御して、ステアリングローラ46の上下方向の移動調整(傾き調整)を行って中間転写ベルト44の蛇行抑制を行う。
そして、プリンタエンジン4は、この中間転写ベルト44の蛇行移動を、逆に利用して、速度検出用マーク44Mの清掃及びベルト速度検出センサ41の清掃を行う。そこで、プリンタエンジン4は、図3(a)、(b)に示すように、中間転写ベルト44の内側面であって、図3(a)の通常動作時から図3(b)に示すクリーニング時のように、中間転写ベルト44を、図3の右方向に所定量蛇行させたときに、ベルト速度検出センサ41を清掃可能な位置にセンサ清掃部材51が固定されており、センサ清掃部材51としては、ベルト速度検出センサ41を清掃するのに適した長さと幅及び中間転写ベルト44への取り付け位置からベルト速度検出センサ41を清掃するのに適した高さを有するとともに、ブラシ等のベルト速度検出センサ41の清掃に適した部材で形成されている。また、中間転写ベルト44の近傍には、図3(a)、(b)に示すように、中間転写ベルト44の内側面に施されている速度検出用マーク44Mを清掃するマーク清掃部材52が固定的に配設されており、このマーク清掃部材52は、画像形成装置1の図示しない内部構造物やベルト速度検出センサ41を保持している部材等に固定されている。そして、マーク清掃部材52は、図3(a)の通常動作時から図3(b)に示すクリーニング時のように、中間転写ベルト44を、図3の右方向に所定量蛇行させたときに、中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分を清掃可能な位置に配設されており、マーク清掃部材52としては、速度検出用マーク44M部分を清掃するのに適した長さと幅及び該マーク清掃部材52の配設位置から中間転写ベルト44の該速度検出用マーク44M部分までの高さを有するとともに、ブラシ等の中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分の清掃に適した部材で形成されている。
すなわち、プリンタエンジン4は、ステアリング駆動モータによってステアリングローラ46を所定量だけ上方向または下方向に移動させて中間転写ベルト44を、図3(a)の通常動作位置から図3(b)の所定量(清掃時蛇行量)だけ強制的に蛇行させて、センサ清掃部材51をベルト速度検出センサ41の清掃位置に移動させ、マーク清掃部材52を中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分の清掃位置に移動させるとともに、駆動ローラ45によって中間転写ベルト44を回転駆動させる。この状態で、センサ清掃部材51がベルト速度検出センサ41を清掃し、マーク清掃部材52が中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分を清掃する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、画像形成装置1等の既存の画像形成装置が既に備えている機構を利用して、ベルト部材である中間転写ベルト44に施されている速度検出用マーク44M及び該速度検出用マーク44Mを検出するベルト速度検出センサ41の汚れを清掃する。
すなわち、画像形成装置1は、上述のように、無端ベルト状の中間転写ベルト44の内側の主走査方向一方側端部に施されている速度検出用マーク44Mをベルト速度検出センサ41で検出した検出結果に基づいて、中間転写ベルト44を回転駆動させる駆動ローラ45の駆動モータの回転制御を行って、中間転写ベルト44の搬送速度を一定に調整し、また、蛇行調整部42のステアリング駆動モータの駆動を制御して、ステアリングローラ46の上下方向の移動調整(傾き調整)を行って中間転写ベルト44の蛇行抑制を行う。
ところが、画像形成装置1のプリンタエンジン4は、その画像形成動作で飛散するトナーやその他の埃等によって汚れが付着し、例えば、速度検出用マーク44M上に、汚れが発生すると、該汚れにより速度検出用マーク44Mの検知タイミングがずれ、中間転写ベルト44の速度制御に影響を及ぼす。例えば、図5の左側に示す汚れYaのように、汚れYaが速度検出用マーク44Mと速度検出用マーク44Mの間にある場合には、該汚れYaも速度検出用マーク44Mであるとして検知してしまい、速度検出用マーク44Mの検知タイミングが速くなり、図5の右側に示す汚れYbのように、汚れYbが隣接する2つの速度検出用マーク44Mにまたがってかかっている場合には、ベルト速度検出センサ41の検出結果から汚れYbのかかっている2つの速度検出用マーク44Mを1つの速度検出用マーク44Mとして検知してしまい、速度検出用マーク44Mの検知タイミングが遅くなってしまう。したがって、中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分の汚れが多くなるのに伴って、速度検出用マーク44Mの検知タイミングのずれが多くなり、中間転写ベルト44の速度制御に影響を与えることとなる。
また、ベルト速度検出センサ41は、その画像形成動作で飛散するトナーやその他の埃等によって汚れが付着して汚れ、その汚れ度とベルト速度検出センサ41の受光素子の受光量とは、図6に示すように、汚れ度の程度が大きくなるのに伴って、ベルト速度検出センサ41の受光量が減少する傾向にあり、中間転写ベルト44の速度制御に影響を与えることとなる。
ところが、この速度検出用マーク44Mの検出誤差及びベルト速度検出センサ41の受光光量の低下の程度は、速度検出用マーク44Mとベルト速度検出センサ41の汚れ度を示しているため、この速度検出用マーク44Mの検出誤差及びベルト速度検出センサ41の受光光量の低下の程度によって判定することができる。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、図7に示すように、画像形成装置1の主電源がON(オン)にされると、コントローラ2は、画像形成装置1の立ち上げ処理を行い(ステップS101)、画像形成装置1のプリンタエンジン4の速度検出用マーク44Mの汚れ、ベルト速度検出センサ41の汚れの測定を指示する(ステップS102)。
次に、コントローラ2は、上述のようにして速度検出用マーク44M部分の汚れ及びベルト速度検出センサ41の汚れの測定を行い(ステップS103)、これらの検出した速度検出用マーク44M部分の汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度のうち少なくともいずれか一方が予め設定されてNVRAM17等に格納されているこれらの汚れの規定値をオーバーしているかチェックする(ステップS104)。
速度検出用マーク44M部分の汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度のうち少なくともいずれか一方が予め設定されてNVRAM17等に格納されているこれらの汚れの規定値をオーバーしていると、コントローラ2は、蛇行調整部42のステアリング駆動モータによってステアリングローラ46を上下方向のうち、中間転写ベルト44を清掃位置に移動させることのできる方向に蛇行移動させ(ステップS105)、図3(b)に示したように清掃位置に移動したマーク清掃部材52によって速度検出用マーク44M部分を清掃し、また、センサ清掃部材51によってベルト速度検出センサ41のセンサ部分を清掃する(ステップS106)。
コントローラ2は、所定時間または所定量だけ中間転写ベルト44を搬送移動させると、清掃処理を終了して、画像形成装置1としての通常の動作に戻し、所定の待機状態等に移行する。
なお、上記ベルト速度センサ41を清掃するセンサ清掃部材51と速度検出用マーク44Mを清掃するマーク清掃部材52は、双方を備えているものに限る必要はなく、ベルト速度センサ41と速度検出用マーク44Mのいずれかのみしか汚れが発生しない構成の場合には、センサ清掃部材51とマーク清掃部材52のうち、該汚れの発生するいずれか一方のみを備えていればよい。
また、ベルト速度センサ41を清掃するセンサ清掃部材51と速度検出用マーク44Mを清掃するマーク清掃部材52を備えている場合にも、センサ清掃部材51によるベルト速度センサ41の清掃とマーク清掃部材52による速度検出用マーク44Mの清掃の双方を順次のタイミングや同時に行う必要はなく、適宜のタイミングに、いずれか一方のみの清掃を行うようにしてもよい。
このように、本実施例の画像形成装置1は、複数のローラ45〜48に張り渡されトナー画像の形成される複数の感光体43Y、43C、43M、43Kに近接して配設されている無端リング状のベルト部材である中間転写ベルト44を、該ローラ45〜48のうち少なくとも1つを駆動ローラ45として、該ローラ45〜48に沿って搬送させ、搬送される中間転写ベルト44の搬送方向と直交する方向への蛇行を、ステアリングローラ46の傾きをステアリング駆動モータによって変化させることで調整して、感光体43上のトナー画像を中間転写ベルト44上に転写させて画像形成し、中間転写ベルト44のトナー画像の非転写領域に中間転写ベルト44の搬送方向に所定間隔毎に施された速度検出用マーク44Mをベルト速度センサ41で検出して、ベルト速度センサ41の検出結果に基づいて中間転写ベルト44の搬送速度を制御するとともに、ベルト速度センサ41を清掃するセンサ清掃部材51と速度検出用マーク44Mを清掃するマーク清掃部材52のうち少なくとも一方を備え、センサ清掃部材51または/及びマーク清掃部材52を、ステアリング駆動モータによってステアリングローラ46の傾きを変更することによって中間転写ベルト44が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動されると、該蛇行移動量に応じて、その清掃対象の清掃位置に位置する状態で配設し、所定のタイミングにステアリング駆動モータを駆動させて、中間転写ベルト44を清掃位置に合わせて蛇行させてセンサ清掃部材51または/及びマーク清掃部材52によってベルト速度センサ41または/及び速度検出用マーク44Mを清掃している。
したがって、画像形成装置1が従来から備えている機構及び部材を利用して、その配置を変更させるとともに、動作を制御することで、中間転写ベルト44等のベルト部材の速度検出用マーク44Mと該速度検出用マーク44Mを検出するベルト速度センサ41のうち少なくとも一方を安価にかつ適切に清掃することができ、安価に形成画像の画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、ベルト速度センサ41の検出結果に基づいて、ベルト速度センサ41または/及び速度検出用マーク44Mが要清掃状態であるか否かを判定し、要清掃状態であると判定すると、ベルト速度センサ41または/及び速度検出用マーク44Mを清掃する清掃処理を実行している。
したがって、清掃の必要なタイミングで、ベルト速度センサ41または/及び速度検出用マーク44Mを清掃することができ、画像品質を適切に向上させつつ、利用性の向上及び消費電力の削減を図ることができる。
なお、清掃タイミングは、ベルト速度センサ41の検出結果に基づいて判別する場合に限るものではなく、例えば、予め設定した画像形成枚数毎に清掃を行うようにしてもよい。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、センサ清掃部材51が、中間転写ベルト44が清掃位置に蛇行移動した状態において中間転写ベルト44の蛇行移動位置でベルト速度センサ41を清掃可能な状態で中間転写ベルト44に固定され、マーク清掃部材52が、中間転写ベルト44が清掃位置に蛇行移動した状態において速度検出用マーク44Mを清掃可能な位置で画像形成装置1の構成部材に固定的に配設されている。
したがって、簡単な構成で、中間転写ベルト44の蛇行制御を行うことによって、中間転写ベルト44の速度検出用マーク44Mとベルト速度センサ41をより一層安価にかつ適切に清掃することができ、より一層安価に形成画像の画像品質を向上させることができる。
なお、上記清掃処理は、画像形成装置1の起動時に実行する場合に限るものではなく、例えば、通常動作を行っているときや画像形成装置1の電源OFFタイミング等にも、適時に、速度検出用マーク44M部分の汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度を検出して、その検出結果に基づいて清掃動作を行ってもよい。
まず、通常動作時の清掃制御処理について、図8に基づいて説明する。コントローラ2は、通常動作中の適時のタイミングにおいて、速度検出用マーク44Mの汚れ程度がこのままでは直ぐに中間転写ベルト44の速度制御にエラーが発生して画像形成動作が停止してしまうような緊急に清掃の必要のある極度の汚れ程度として予め設定されている規定値Aを越えているか、または、ベルト速度検出センサ41の汚れが同様の極度の汚れ程度として予め設定されている規定値Bを越えているか、のうち少なくともいずれかが発生しているか判断し(ステップS201)、いずれかが発生していると、画像形成動作中であるか(例えば、コピー動作中であるか)をチェックする(ステップS202)。
ステップS202で、画像形成動作中(コピー動作中)であると、コントローラ2は、上述のように、該画像形成動作(コピー動作)を停止して(ステップS203)、ベルト蛇行制御を開始し(ステップS204)、速度検出用マーク44M部分及びベルト速度検出センサ41を所定時間または所定の回転数の間だけ清掃する(ステップS205)。ステップS205で、速度検出用マーク44M部分及びベルト速度検出センサ41の汚れの清掃が完了すると、コントローラ2は、ベルト蛇行制御を終了し(ステップS206)、通常の動作に復帰させて、処理を終了する(ステップS207)。
ステップS202で、コピー動作中でないときには、ステップS204に移行して、速やかに上記ベルト蛇行制御から上記同様の処理を実行する(ステップS204〜S207)。
ステップS201で、速度検出用マーク44Mの汚れ程度が規定値A以下であり、かつ、ベルト速度検出センサ41の汚れ程度が規定値B以下であると、コントローラ2は、速度検出用マーク44Mの汚れ程度が、緊急ではないが、清掃を必要とする高い汚れ程度として、予め設定されているが規定値Cを越えているか、あるいは、ベルト速度検出センサ41の汚れ程度が、同様に、緊急ではないが、清掃を必要とする高い汚れ程度として、予め設定されているが規定値Dを越えているかをチェックし(ステップS208)、速度検出用マーク44Mの汚れ程度が規定値C以下であり、かつ、ベルト速度検出センサ41の汚れ程度が規定値D以下であると、清掃の必要がないと判断して、所定タイミングに再度ステップS201から上記同様に処理する(ステップS201〜S208)。
ステップS208で、速度検出用マーク44Mの汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度のうち少なくともいずれかがそれぞれの規定値C、規定値Dを越えていると、コントローラ2は、前回画像形成動作(コピー動作)を行ってから予め設定されている規定待ち時間(図8では、Δ分と記載。)が経過しているかチェックし(ステップS209)、規定待ち時間が経過していないときには、ステップS201に戻って、速度検出用マーク44Mとベルト速度検出センサ41の汚れの判定から上記同様に処理する(ステップS201〜S209)。
ステップS209で、前回画像形成動作を行ってから規定待ち時間が経過していると、ステップS204に移行して、上記同様に、ベルト蛇行制御から清掃処理を実行し、清掃処理が完了すると、ベルト蛇行制御を終了して、通常の動作に復帰させ、処理を終了する(ステップS204〜S207)。
このようにすると、通常の画像形成動作中であっても、速度検出用マーク44M部分及びベルト速度検出センサ41の汚れの程度に応じて、適切に清掃処理を実行することができ、安価にかつ適切に画像品質を向上させることができる。
また、画像形成装置1は、主電源がOFFされたときに、画像形成装置1の立ち下げを行うが、このときに、速度検出用マーク44M部分の汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度を検出して、その検出結果に基づいて清掃動作を行ってもよい。
すなわち、画像形成装置1の主電源がOFF(オフ)にされると、通常は、コントローラ2は、速やかに画像形成装置の立ち下げ処理を行うが、この立ち下げ処理を行う前に、まず、プリンタエンジン4の速度検出用マーク44Mの汚れ、ベルト速度検出センサ41の汚れの測定を指示して、速度検出用マーク44M部分の汚れ及びベルト速度検出センサ41の汚れの測定を行い、これらの検出した速度検出用マーク44M部分の汚れ程度が、上記規定値Cと同等または規定値C以下であって清掃を必要とする汚れ程度として、予め設定されているが規定値Eを越えているか、または、ベルト速度検出センサ41の汚れが同様の極度の汚れ程度として予め設定されている規定値Fを越えているか、のうち少なくともいずれかが発生しているか判断する(ステップS301)。
ステップS302で、速度検出用マーク44Mの汚れ程度とベルト速度検出センサ41の汚れ程度のいずれかが該規定値Eまたは規定値Fを越えていると、ベルト蛇行制御を開始し(ステップS303、速度検出用マーク44M部分及びベルト速度検出センサ41を所定時間または所定の回転数の間だけ清掃する(ステップS304)。コントローラ2は、速度検出用マーク44M部分及びベルト速度検出センサ41の汚れの清掃が完了すると、ベルト蛇行制御を終了し(ステップS305)、通常の動作に復帰させて、処理を終了する(ステップS306)。
このように、本実施例の画像形成装置1は、画像形成装置1の電源OFF時に必要な清掃処理を行うことができ、画像形成装置1の利用性を向上させつつ、速度検出用マーク44Mとベルト速度検出センサ41を適切に清掃して、画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明では、図3に示したように、センサ清掃部材51を、中間転写ベルト44の内側面であって、清掃時蛇行量だけ中間転写ベルト44を蛇行させたときに、ベルト速度検出センサ41を清掃可能な位置に固定し、マーク清掃部材52を、清掃時蛇行量だけ中間転写ベルト44を蛇行させたときに、中間転写ベルト44の内側面に施されている速度検出用マーク44Mを清掃する位置の画像形成装置1の内部構造物やベルト速度検出センサ41を保持している部材等に固定的に配設しているが、センサ清掃部材51とマーク清掃部材52の配置等は上記の例の場合に限るものではなく、例えば、図10(a)、(b)に示すように、マーク清掃部材52を、ベルト速度検出センサ41よりも中間転写ベルト44の主走査方向内方であって、清掃時蛇行量だけ中間転写ベルト44を図10の左方向(図3の場合とは逆方向)に蛇行させたときに、速度検出用マーク44M部分を清掃可能な位置で画像形成装置1の内部構造物やベルト速度検出センサ41を保持している部材等に固定的に配設し、センサ清掃部材51を、中間転写ベルト44の端部付近であって、速度検出用マーク44M部分とは重ならない位置に固定する。この場合にも、センサ清掃部材51としては、ベルト速度検出センサ41を清掃するのに適した長さと幅及び中間転写ベルト44への固定位置からベルト速度検出センサ41を清掃するのに適した高さを有するとともに、ブラシ等のベルト速度検出センサ41の清掃に適した部材で形成されている。マーク清掃部材52としては、速度検出用マーク44M部分を清掃するのに適した長さと幅及び該マーク清掃部材52の画像形成装置1の内部構造物等への固定位置から中間転写ベルト44の該速度検出用マーク44M部分を清掃するのに適した高さを有するとともに、ブラシ等の中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分の清掃に適した部材で形成されている。すなわち、マーク清掃部材52が、速度検出用マーク44Mを清掃可能な清掃位置に位置する清掃用の位置への蛇行量と、センサ清掃部材51がベルト速度検出センサ41を清掃可能な該清掃位置に位置する清掃用の位置への蛇行量、及び/または、蛇行方向が異なってもよい。
このようにすると、画像形成装置1の構造等によってセンサ清掃部材51とマーク清掃部材52の配置及び中間転写ベルト44の蛇行移動量等を適宜設定することができ、汎用性及び利用性を向上させることができる。
また、上記説明においては、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52として、ブラシ等の清掃対象物の清掃に適した部材のものを固定した場合について説明したが、これらのセンサ清掃部材51及びマーク清掃部材52は、固定的に取り付けられる場合に限るものではなく、例えば、マーク清掃部材52について、図11に示すように、多角形、例えば、その該表面を6角形形状に形成し、中間転写ベルト44の搬送方向、すなわち、速度検出用マーク44Mの搬送方向を軸方向として、該軸を中心として、図11に矢印で示すように、速度検出用マーク44Mの搬送方向に直交する方向に回転可能に配置する。この表面が6各角形形状のマーク清掃部材52を、所定のタイミング、例えば、6角形形状の1面に所定の汚れが発生したタイミング(所定回数清掃を行ったタイミング等)に、回転させて次の面を、速度検出用マーク44Mに対向させて、次の清掃を行うようにする。なお、上記説明では、マーク清掃部材52について説明したが、センサ清掃部材51についても同様に適用することができる。
このようにすると、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52の汚れが清掃対象であるベルト速度検出センサ41や中間転写ベルト44の速度検出用マーク44M部分に付着することを適切に防止することができるとともに、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52の交換等のメンテナンス作業を減らして、利用性を向上させることができる。
さらに、上記説明においては、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52を、中間転写ベルト44を所定量蛇行させると、これらのセンサ清掃部材51とマーク清掃部材52が、同時に、ベルト速度センサ41と速度検出用マーク44M部分を清掃する位置に配置させているが、これらのセンサ清掃部材51及びマーク清掃部材52は、ベルト速度センサ41と速度検出用マーク44M部分を同時に清掃する位置に配置するものに限らず、例えば、中間転写ベルト44の蛇行量に応じて、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52のいずれか一方が、清掃対象のベルト速度センサ41及び速度検出用マーク44M部分のいずれかを清掃し、この蛇行量や蛇行方向を変化させることで、センサ清掃部材51及びマーク清掃部材52のいずれか一方が、清掃対象のベルト速度センサ41及び速度検出用マーク44M部分のいずれかを清掃するようにしてもよい。このようにすると、より適切で効率的な清掃を行うことができる。
また、マーク清掃部材52は、所定幅と所定長さを有する清掃部材を、上記位置条件を満たす位置に1カ所配設してもよいし、複数箇所配設してもよい、さらには、中間転写ベルト44の内周に沿って1周全てに配設してもよい。同様に、センサ清掃部材51は、中間転写ベルト44の内側面または端部に、1カ所配設してもよいし、複数箇所配設してもよいし、さらには、中間転写ベルト44の該内側面または端部1周全てに配設してもよい。
この場合、清掃部材51、52の配設箇所の数や長さを多くまたは長くすると、清掃時間を短くすることができる。
上記説明では、ベルト部材として、中間転写ベルト44に適用した場合について説明したが、中間転写ベルト44に限るものではなく、用紙を搬送して、搬送する用紙に画像を形成させる搬送ベルト等にも同様に適用することができる。
また、上記説明においては、カラーの画像形成装置1に適用した場合について説明したが、カラーの画像形成装置に限るものではなく、感光体が1つだけのモノクロの画像形成装置に対しても同様に適用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、中間転写ベルトや用紙搬送ベルト等の蛇行調整機構を利用して、速度検出用マーク及びベルト速度検出センサをクリーニング(清掃)する画像形成装置、クリーニング制御方法、クリーニング制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成装置のブロック構成図。 プリンタエンジンの要部斜視図。 クリーニング系部分の要部断面図。 図2の中間転写ベルトの蛇行の説明図。 中間転写ベルトの速度検出用マーク部分への汚れの説明図。 ベルト速度センサの受光量と汚れ度との関係を示す図。 電源ON時のクリーニング制御処理を示すフローチャート。 通常動作中のクリーニング制御処理を示すフローチャート。 電源OFF時のクリーニング制御処理を示すフローチャート。 クリーニング系部分の他の例を示す要部断面図。 マーク清掃部材の他の例を示す正面断面図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 コントローラ
3 操作パネル
4 プリンタエンジン
11 ホストI/F
12 プログラムROM
13 フォントROM
14 パネルI/F
15 CPU
16 RAM
17 NVRAM
18 エンジンI/F
19 オプションRAM
20 バス
41 ベルト速度検出センサ
42 蛇行調整部
43Y、43C、43M、43K 感光体
44 中間転写ベルト
45 駆動ローラ
44M 速度検出用マーク
46 ステアリングローラ
47 テンションローラ
48 対向ローラ
49Y、49C、49M、49K 1次転写ローラ
50 2次転写ローラ
51 センサ清掃部材
52 マーク清掃部材
HS ホスト装置

Claims (9)

  1. 現像剤像の形成される感光体と、複数のローラに張り渡され該感光体に近接して配設されている無端リング状のベルト部材と、該ローラのうち少なくとも1つを駆動ローラとして該駆動ローラを回転駆動させて該ベルト部材を複数の該ローラに沿って搬送させる駆動手段と、該ローラのうちの1つを調整ローラとして該調整ローラの軸方向の傾きを変化させて該ベルト部材の該搬送方向と直交する方向への蛇行を調整する蛇行調整手段と、該感光体上の現像剤像を搬送される該ベルト部材上に、または、該ベルト部材上を搬送されるシート状部材上に転写させる転写手段と、該ベルト部材の該現像剤像の非転写領域に該ベルト部材の搬送方向に所定間隔毎に施された速度検出用マークと、該速度検出用マークを検出するマーク検出手段と、該マーク検出手段の検出結果に基づいて該駆動手段による該ベルト部材の搬送速度を制御する制御手段と、を備えるとともに、該マーク検出手段を清掃する検出手段清掃部材と該速度検出用マークを清掃するマーク清掃部材のうち少なくとも一方を備えた画像形成装置であって、前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材は、前記蛇行調整手段によって前記ベルト部材が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動されると、該蛇行移動量に応じて、その清掃対象の清掃位置に位置する状態で配設され、前記制御手段は、所定のタイミングに該蛇行調整手段を駆動させて、該ベルト部材を該清掃位置に合わせて蛇行させて前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び該速度検出用マークを清掃させる清掃処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、前記マーク検出手段の検出結果に基づいて、該マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークが要清掃状態であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、前記制御手段は、該判定手段が要清掃状態であると判定すると、前記清掃処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段清掃部材は、前記ベルト部材が前記清掃位置に蛇行移動した状態において該ベルト部材の該蛇行移動位置で前記マーク検出手段を清掃可能な状態で該ベルト部材に固定され、前記マーク清掃部材は、前記ベルト部材が前記清掃位置に蛇行移動した状態において前記速度検出用マークを清掃可能な位置で前記画像形成装置の構成部材に固定的に配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記検出手段清掃部材と前記マーク清掃部材を備え、該検出手段清掃部材の該マーク検出手段を清掃可能な前記清掃位置への蛇行量または/及び蛇行方向と該マーク清掃部材の前記速度検出用マークを清掃可能な前記清掃位置への蛇行量または/及び蛇行方向とが異なることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材は、清掃対象の前記マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークに対向する面を、適宜変更させる清掃面変更手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 現像剤像の形成される感光体と、複数のローラに張り渡され該感光体に近接して配設されている無端リング状のベルト部材と、該ローラのうち少なくとも1つを駆動ローラとして該駆動ローラを回転駆動させて該ベルト部材を複数の該ローラに沿って搬送させる駆動手段と、該ローラのうちの1つを調整ローラとして該調整ローラの軸方向の傾きを変化させて該ベルト部材の搬送方向と直交する方向への蛇行を調整する蛇行調整手段と、該各感光体上の現像剤像を搬送される該ベルト部材上に、または、該ベルト部材上を搬送されるシート状部材上に転写させる転写手段と、該ベルト部材の該現像剤像の非転写領域に該ベルト部材の該搬送方向に所定間隔毎に施された速度検出用マークと、該速度検出用マークを検出するマーク検出手段と、を備えるとともに、該マーク検出手段を清掃する検出手段清掃部材と該速度検出用マークを清掃するマーク清掃部材のうち少なくともいずれか一方を備え、該検出手段清掃部材または/及び該マーク清掃部材が、該蛇行調整手段によって該ベルト部材が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動されると、該蛇行移動量に応じて、その清掃対象の清掃位置に位置する状態で配設されている画像形成装置の該速度検出用マークまたは/及び該マーク検出手段を清掃するクリーニング制御方法であって、前記マーク検出手段の検出結果に基づいて前記駆動手段による前記ベルト部材の搬送速度を制御する制御処理ステップと、所定のタイミングに前記蛇行調整手段を駆動させて、該ベルト部材を前記清掃位置に合わせて蛇行させて前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークを清掃させる蛇行調整処理ステップと、を有することを特徴とするクリーニング制御方法。
  7. 前記クリーニング制御方法は、前記マーク検出手段の検出結果に基づいて、前記マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークが要清掃状態であるか否かを判定する判定処理ステップを、さらに有し、前記蛇行調整処理ステップは、該判定処理ステップで要清掃状態であると判定されると、前記蛇行調整手段を駆動させて、前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び該速度検出用マークを清掃させることを特徴とする請求項6記載のクリーニング制御方法。
  8. 現像剤像の形成される複数の感光体と、複数のローラに張り渡され該感光体に近接して配設されている無端リング状のベルト部材と、該ローラのうち少なくとも1つを駆動ローラとして該駆動ローラを回転駆動させて該ベルト部材を複数の該ローラに沿って搬送させる駆動手段と、該ローラのうちの1つを調整ローラとして該調整ローラの軸方向の傾きを変化させて該ベルト部材の該搬送方向と直交する方向への蛇行を調整する蛇行調整手段と、該感光体上の現像剤像を搬送される該ベルト部材上に、または、該ベルト部材上を搬送されるシート状部材上に転写させる転写手段と、該ベルト部材の該現像剤像の非転写領域に該ベルト部材の搬送方向に所定間隔毎に施された速度検出用マークと、該速度検出用マークを検出するマーク検出手段と、を備えているとともに、該マーク検出手段を清掃する検出手段清掃部材と該速度検出用マークを清掃するマーク清掃部材のうち少なくともいずれか一方を備え、該検出手段清掃部材または/及び該マーク清掃部材が、該蛇行調整手段によって該ベルト部材が所定の蛇行方向に強制的に蛇行移動されると、該蛇行移動量に応じて、その清掃対象の清掃位置に位置する状態で配設されている画像形成装置に搭載され、コンピュータに、前記マーク検出手段の検出結果に基づいて前記駆動手段による該ベルト部材の搬送速度を制御する制御処理と、所定のタイミングに前記蛇行調整手段を駆動させて、該ベルト部材を前記清掃位置に合わせて蛇行させて前記検出手段清掃部材または/及び前記マーク清掃部材によって該マーク検出手段または/及び前記速度検出用マークのうち少なくとも一方を清掃させる蛇行調整処理と、を実行させることを特徴とするクリーニング制御プログラム。
  9. 請求項8記載のクリーニング制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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