JP2009300558A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
三脚の利用が可能であり、且つ、ローアングル撮影が容易な撮像装置を提供する。
【解決手段】
本体(10)の底面に操作ユニット32を配設する。操作ユニット(32)は、回転により、本体(10)の底面の位置と底面から横にずれた位置との間で移動可能である。操作ユニット(32)は、ズームスイッチ(34)と、録画開始ボタン(36)を具備する。本体(10)の上面にもズームスイッチが配設され、背面に録画開始ボタン30が配設される。操作ユニット(32)を本体(10)の底面から横にずれた位置に回転させると、三脚を取り付けるネジが露出し、三脚を取り付け可能になる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、手持ち撮影可能な撮像装置に関する。
手持ち撮影可能な撮像装置として、いわゆるビデオカメラが知られている。図17は、従来のビデオカメラの上面の外観を斜め後方から見た斜視図を示し、図18は、底面を斜め後方から見た斜視図を示す。図19は、図17及び図18に示すビデオカメラの本体部を右手で把持して、アイレベルで撮影する状態の斜視図を示す。図20は、本体部を右手で把持し、モニタ画面を左手で把持して、ローアングルで撮影する状態の斜視図を示す。図21は、三脚上に載せた状態の斜視図を示す。
図17及び図18に示す従来のビデオカメラは、本体210に対し、ヒンジ機構212により画像表示部214が開閉可能に取り付けられている。即ち、画像表示部214は、本体210に密接した状態に収容される位置(閉位置)と、本体から回転して表示画面を背面方向に向ける位置(開位置)との間で移動可能である。ヒンジ機構212を2軸構成とすることにより、画像表示部214は、表示画面を被写体方向にも向けることが可能になる。画像表示部214は、本体の撮像光学系216で捉えた被写体の画像を表示し、また、再生画像を表示できる。画像表示部214は、ビデオカメラの携帯時には閉位置に収容され、ユーザは、コンパクトな状態でビデオカメラを持ち運ぶことができる。
ビデオカメラの底面には三脚取り付けネジ218が設けられている。撮影の開始と停止を指示するための録画開始ボタン220が本体210の背面に配置される。記録される被写体の倍率を変更するズームスイッチ222(222a,222b)が、本体210の上面に配設されている。画像表示部214の表示面の横に、録画開始ボタン220と同機能の録画開始ボタン224が配設され、ズームスイッチ222(222a,222b)と同機能のズームスイッチ226(226a,226b)が配設されている。
画像表示部214は、本体210から開いた状態で、さらに、図20に示すように、被写体に向く方向に回動自在である。撮像光学系216の光軸とユーザの視線が異なる場合にも、画像表示部214を回転させることで、被写体又は撮影範囲を確認できる。これにより、カメラ本体を地面近くに保持して行うローアングルでの撮影が可能になる。
従来のビデオカメラでは、録画開始ボタン220とズームスイッチ222は、一般的にアイレベル撮影時に本体210を把持した手230の指で操作可能な箇所に配置されている。アイレベル撮影時には、図19に示すように、人差し指1230aを本体210のズームスイッチ222の近傍に添え、親指230bを録画開始ボタン220の近傍に添える。そして、残りの中指、薬指、小指の3本で本体を掴むようにする。
ローアングル撮影の際には、本体210を、アイレベル撮影時に対して下方に位置させる必要がある。アイレベル撮影時と同じ把持形態では、本体210を把持する手の姿勢が不自然なものとなる。そのため、アイレベル撮影時と異なる図20に示すような把持形態にカメラを持ち替えて、撮影を行う。ローアングル撮影では、親指230bを本体210の上面側に置き、残りの人差し指、中指、薬指、小指の4本で本体を掴むように把持する。録画開始ボタン220とズームスイッチ222は、アイレベル撮影時の操作性に特化した位置に配置されている。従って、図20に示す把持形態では、ビデオカメラを把持している右手230で録画開始ボタン220とズームスイッチ222を操作することが難しい。そこで、ローアングル撮影時には、左手232で、画像表示部214の画面の横に設置した録画開始ボタン224とズームスイッチ226を操作して、撮影を行う。
図21に示すように、本体210の底面の三脚取り付けネジ218に三脚234に取り付けることで、長時間の安定した撮影が可能となる。
録画開始ボタン220,224及びズームスイッチ222,226などの操作部材は、機器の外観面で、且つ操作性を満足する限られた範囲に配置する必要がある。
ビデオカメラは一般にマイクロコンピュータによりその動作を制御されており、そのマイクロコンピュータの動作不良に対して、リセットする手段が必要になる。また、各種の設定を出荷時の状態にリセットしたい場合もある。このような目的で、ビデオカメラにリセットボタンが設けられる。
また、一般的なビデオカメラでは、カレンダー機能や撮影条件などのデータを、メイン電源をオフにした場合にも保持するようになっている。そのようなデータ保持のために、一般的に主電源の投入によって充電が行われるリチウム−バナジウム2次電池が用いられている。但し、この2次電池はビデオカメラ内部に固定配置されているので、ユーザは交換不可能である。リセットボタンは、このようなデータを初期化又はクリアするためにも使われる。
リセットボタンは、通常の撮影時には使わないものであり、一定の非常時にのみ使用されるものである。よって、あえて通常では操作しづらい場所に配置することが好ましく、ビデオカメラ底面にリセットボタンを配置することが提案されている(特許文献1)。
特開2007−36348号公報
ローアングル撮影時の把持形態(図20)では、本体を把持している手(右手)とは異なる手(左手)で、録画開始ボタンとズームスイッチを操作して撮影を行う必要がある。即ち、片手での操作が出来ないという問題がある。
携帯用ビデオカメラの撮影では、片手に子供を抱いて撮影を行う等、片手がふさがった状態で撮影を行う場合が多くある。そのため、従来のビデオカメラでは、ユーザが撮影のタイミングを逃すおそれがある。
そこで、ローアングル撮影を片手で行えるようにするために、本体の底面に、録画開始ボタン又はズームスイッチ等の操作部を配置することが考えられる。しかし、底面には三脚を取り付けることがあり、三脚と干渉しないようにしなければならない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、ローアングル撮影時に利用する操作部を三脚と干渉しないように本体底面に取り付けた撮像装置を提示することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、本体を把持して撮影が可能な撮像装置であって、前記本体の底面に配設される操作部材を具備することを特徴とする。
本発明によれば、本体の底面に操作部材を配置するので、ローアングル撮影時においても、把持時に片手で操作を行うことが可能となる。また、本体の表面を効率良く使用して操作部を配置できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1乃至図3は、本発明の一実施例であるビデオカメラの外観斜視図を示す。図4は、ビデオカメラの本体の底面に配置する操作ユニットの分解斜視図を示す。図5乃至図7は、使用状態での外観斜視図を示す。図8は、アイレベル撮影の把持形態での斜視図を示す。図9及び図10は、ローアングル撮影での把持形態での斜視図を示す。図11は、三脚に設置した状態の斜視図を示す。図12は、本実施例の概略構成ブロック図を示す。なお、本明細書では、ビデオカメラのレンズ被写体側を機器の前方、設置面側を底面とし、撮影者からビデオカメラを見た右及び左をそれぞれ右側及び左側とする。
本実施例のビデオカメラは、本体10の前面に、多数のレンズ群によって構成されている撮像光学系12を具備する。撮像光学系12は、ズームレンズ群12a、フォーカスレンズ群12b及び、これらを駆動するモータ等のレンズ群駆動手段12cからなる(図12)。ユーザの望遠(テレ)側又は広角(ワイド)側へのズーム操作に応じて、撮像光学系12のズームレンズ群12aが光軸方向に移動させることで、撮影像の倍率が変化する。フォーカスレンズ群12bを光軸方向に移動させることで、撮像光学系12のフォーカスが変化する。
撮像光学系12による光学像は、撮像素子14上に結像する。撮像素子14の受光面には多数のフォトセンサが平面的に配列されており、光学像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。画像処理回路16が、撮像素子14からの信号電荷を輝度信号及び色差信号からなるデジタル画像信号に変換し、ガンマ補正等の所定の処理を施して、メモリ18に格納する。
メモリ18に格納された画像データは、制御CPU20の指令に従って、定期的に読み出され、画像表示部22の液晶パネルに表示される。これにより、ユーザは、画像表示部22の表示画像により、撮像光学系12の視野内の被写体をリアルタムで確認できる。記録再生装置24は、メモリ18に格納された画像データは、必要に応じて圧縮処理して、記録媒体26に記録する。記録再生装置24はまた、再生モードでは、記録媒体26に記録された画像データを読み出して、メモリ18に格納する。
記録媒体26は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク又はフラッシュメモリなど、電子的、磁気的、光学的、又はこれらの組み合わせによりデータを記録する媒体である。記録媒体26は、ビデオカメラから着脱可能な媒体であっても、内蔵される媒体であってもよい。
本体10の上面にはズームスイッチ28が配置されている.ズームスイッチ28は、望遠(テレ)側への変更を指示するテレボタン28aと、広角(ワイド)側への変更を指示するワイドボタン28bからなる。ズームスイッチ28は、撮像光学系12へのズーム操作信号に関わる操作部である。制御CPU20はズームスイッチ28によるテレ方法又はズーム方向への操作信号を検出すると、レンズ群駆動手段12cを制御してズームレンズ群12bを光軸方向に進退駆動させる。ズームスイッチ28は、アイレベルでの把持形態において、撮影者がビデオカメラを保持する手の人差し指または中指で操作できる位置に設けられている。
画像表示部22は、本体10の左側面に配置されている。画像表示部22は、フレキシブル基板を介して、制御CPU20を有する基板に電気的に接続する。画像表示部22は、ヒンジ部22bにより本体10に対して開閉自在であり、本体10に密接する閉状態(又は収納状態)と、本体10から開かれた開状態(展開状態)との間で回動可能である。画像表示部22は、画像表示面である大型の液晶パネル22aと、液晶パネル22aを後方から証明するするバックライトからなる。勿論、液晶パネル22aの駆動回路と、バックライトを点灯させるインバータ回路等も組み込まれている。ヒンジ22bは、直交する2軸で回転可能であり、画像表示部22の向きを2軸で変更できる。このような2軸ヒンジ機構の構成は周知であるので、これ以上の説明を省略する。
画像表示部22は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビュー画、及び、記録再生装置24から読み出した再生画像を表示できる。また、ズーム可変範囲と現在のズーム位置を示すズームバー並びに記録画質表示及び画素数表示等の情報を表示できる。
本体10の背面には、映像記録の開始と停止を指示する録画開始ボタン30が設置されている。制御CPU20は、録画開始ボタン30の押下を検知すると、録画動作をスタートし、録画中の録画開始ボタン30の押下に応じて、録画動作を停止する。録画開始ボタン30は、アイレベルでの把持状態で、撮影者がビデオカメラ本体を保持した手の親指で操作可能な位置に配置されている。
撮影時に撮影者により把持される本体10の右側面には、図5に示すように、開閉自在なスロットカバー40が設けられている。スロットカバー40の内部には、記録媒体26を装着するメディアスロットと、バッテリパック42の装着部が設けられている。バッテリ装着部には、バッテリパック42を固定する図示しないフック機構(不図示)と、バッテリパック42に電気接続して電力を本体10に導くバッテリ端子(不図示)が設置されている。
本体10の底面には、図2に示すように、操作ユニット32が設置されている。操作ユニット32には、ズームスイッチ28と同様のズームスイッチ34(34a,34b)と、録画開始ボタン30と同様の録画開始ボタン36が設けられる。
図4は、操作ユニット32の分解斜視図を示す。操作ユニット32を構成する上カバー32aと下カバー32bとの間に、操作ツマミ46a,48aと、プリント基板50が配置される。プリント基板50上に、操作ツマミ46a,48aの操作をそれぞれ電気信号に変換するスイッチ46b,48bが実装されている。操作ツマミ46aとスイッチ46bがズームスイッチ34を構成し、操作ツマミ48aとスイッチ48bが録画開始スイッチ36を構成する。プリント基板50は、フレキシブル基板52により、本体10の内部の主制御基板と接続する。
また、操作ユニット32は、操作ユニット32の前側と後側に配置される1対のヒンジ54を介してカメラ本体10に結合されている。この1対のヒンジ54により、操作ユニット32は、カメラ本体10の底面に密接する閉位置と、カメラ本体10の横方向に突出した開位置との間で移動可能である。ヒンジ54は、軸54aと、本体10に固定され、軸54aが貫通する固定部54bと、固定部54bを貫通する軸54aの抜けを防止する抜け止めリング54cから成る。ヒンジ54は、板バネ54dと軸54aに設けられた凹部を用いたクリック機構を有しており、これにより、操作ユニット32の開状態(図7)を保持できるようになっている。
ヒンジ54による回転方式の代わりに、本体10の底面に対して平行に横移動するスライド方式で操作ユニット32を本体10の底面に結合しても良い。
開閉検知スイッチ38は、操作ユニット32の開閉状態を検知する。開閉検知スイッチ38は、操作ユニット32の突起56(図7)により押圧された状態で、操作ユニット32の閉を示す信号を出力し、それ以外では、開を示す信号を出力する。この開又は閉を示す信号は、制御CPU20に送られる。
図2に示すように、操作ユニット32が閉状態にあるときの外観側の凹面32cに、ズームスイッチ34(34a,34b)と録画開始ボタン36が配置される。その他のスイッチ、例えば、撮影条件の変更を行う操作スイッチや、液晶パネル22aのバックライトの輝度を変化させるスイッチを配置してもよい。
操作ユニット32の下カバー32bの底面には、エラストマー等の弾性部材からなる複数の圧入係止ボス58a,58bを設ける。操作ユニット32の閉状態で圧入係止ボス58a,58bと対面する本体10の底面に、圧入穴60a,60bを設ける。操作ユニット32を閉じたときに、圧入係止ボス58a,58bが圧入穴60a,60bが圧入するほどに操作ユニット32を本体10の底面62に押し付けることで、操作ユニット32が本体10の底面に係止され、保持される。操作ユニット32を開いた状態で、圧入係止ボス58a,58bが本体10の底面62と同じ水平面上に位置するようにその高さと位置を設定しておくと、本体10を安定に水平台上に設置できる。圧入係止ボス58a,58bが弾性部材からなるので、操作ユニット32が開状態にあるとき、本体10の横滑りを止める効果が得られる。
図7から分かるように、本体10の底面62には、三脚を取り付け可能な三脚取り付けネジ64が配置されている。この三脚取り付けネジ64は、操作ユニット32を閉じたときには操作ユニット32により隠蔽される。即ち、操作ユニット32を開いた状態では、本体10に三脚を取り付けることが可能である。なお、三脚取り付けネジ64を設けた部分の外表面を、開状態の操作ユニット32の開状態の圧入係止ボス58a,58bの先端面と同水平面上になるように設定することで、卓上などにビデオカメラを安定に設置することが可能になる。
閉状態で本体10の底面に対面する操作ユニット32の面、又は、操作ユニット32を開いたときに露出する本体10の底面部分に、使用頻度の少ない操作スイッチを配設してもよい。これにより、撮影者が、普段使用しないスイッチを誤って撮影時に操作する問題が低減し、操作性が向上する。
本実施例の撮影時の把持携帯と操作方法を説明する。本実施例のように、画像表示部を本体の側部に2軸で回転可能に取り付けたビデオカメラでは、2通りの撮影形態がある。第1が撮像光学系とユーザの目線位置をおおむね一致させた状態で撮影を行うアイレベル撮影であり、第2が、カメラをより低い位置に置くローアングル撮影である。勿論、図11に示すように、ビデオカメラを三脚66に取り付けて撮影を行うことも可能である。
本実施例では、ビデオカメラを三脚66に取り付けて撮影を行う場合と、机上などにビデオカメラを置いて撮影を行う場合では、図6に示すように、操作ユニット32を開状態にする。
操作ユニット32が開状態になっているので、本体10の底面62の三脚取り付けネジ64を含む設置面が露出する。これにより、机等への設置時に、操作ユニット32の閉状態と比較して、広い設置面を確保できる。露出した三脚取り付けネジ64に三脚66に取り付けることで、特に高倍率の画像の撮影を、より安定に行える。
図8は、アイレベル撮影時における把持形態を示す。アイレベル撮影時には、人差し指70aを本体10の上面のズームスイッチ28近傍に置き、親指70bを本体10の背面の録画開始ボタン30の近傍に添え、残りの中指、薬指、小指の3本は、本体10の前方部分を掴むようにする。
図9及び図10は、ローアングル撮影時における把持形態を示す。図9は、下側から見た斜視図を示し、図10は、上側から見た斜視図を示す。ローアングル撮影時には、親指78bを機器の上面側に置き、残りの人差し指78a、中指、薬指及び小指の4本を本体10の底面側に回り込ませ、本体10を掴むようにして把持する。操作ユニット32が閉位置にあるとき、ズームスイッチ34及び録画開始ボタン36が、本体10の底面に配置されたのと同じになる。従って、撮影者は、ローアングル撮影時に、ズームスイッチ34及び録画開始ボタン36を使って、片手で撮影を行える。
操作ユニット32を閉位置に置いたときには、卓上等に置いて撮影することは考えられないので、操作ユニット32の外表面を、曲面を有した形状とすることも可能である。これにより、グリップ時、撮影者の把持した手にしっかりとフィットする良好なグリップ形状を採用できる。
本実施例では、操作ユニット32を開状態にすることに応じて、撮影モードを特定のモードに移行させることが可能になる。図13は、その制御フローチャートを示す。
開閉検知スイッチ38は、操作ユニット32が開状態に移行したことを検知すると、所定信号を制御CPU20に供給する。制御CPU20は、開閉検知スイッチ38の検知出力により操作ユニット32が開状態であるか否かを判断する(S1)。制御CPU20は、操作ユニット32が開状態であると、撮影モードを設置モードに移行させる(S2)。設置モードは、手ぶれを生じない安定した状態での撮影に応じた撮影モードであり、安定撮影モードとも言える。設置モードは、ビデオカメラの本体10をしっかりとした卓上に設置した場合、又は、三脚66に取り付けた場合に対応する。設置モードでは、例えば、手ぶれ補正機能をオフにし、レンズ高倍率制限を解除し、操作ユニット32に設置される操作部の機能を変更する。操作部の機能変更の一例として、例えば、操作ユニット32が開状態である場合に、操作ユニット32からの操作信号を有効とし、操作ユニット32が閉状態である場合、操作ユニット32からの操作信号を無効とする。これによって、誤操作を防止出来る。
図13に示す制御フローのような、操作ユニット32の開閉に応じた撮影モードの自動切替えを有効にするか否かを撮影者が選択できるのが望ましい。そのような設定が、例えば、メモリ18に保存される。
このように、操作ユニットの開閉に応じて、手持ちでの撮影に対応する手持ち撮影モードと、静止した状態での撮影に対応する安定撮影モードとを移行することにより、良好な操作性を提供できる。
操作ユニットに赤外線発信手段を設けて、本体から取り外し可能としても良い。そして、赤外線等によるリモコン操作によって、操作信号を制御CPUに送信する。図14及び図15は、そのように変更した実施例の斜視図を示す。図14は、操作ユニット132を本体110の底面に結合した状態の斜視図を示す。図15は、操作ユニット132を本体110から取り外した状態の斜視図を示す。図16は、操作ユニット132の分解斜視図を示す。
操作ユニット132は、操作ユニット132の凹部134が本体110のロック部136と係合することで、本体110に固定される。操作ユニット132の本体110への着脱は、実施例1と同様に検知スイッチ138によって検知される。
操作ユニット132の内部にはプリント基板140(図16)が収容され、プリント基板140には赤外線発光素子142が実装されている。操作ユニット132内の電気電子要素は、プリント基板140に実装された電池144によって駆動される。
赤外線発光素子142は、操作ユニット132の操作に応じた赤外線信号を発生する。この赤外線信号は、操作ユニット132の端面の窓146から外部に出射される。また、本体の赤外線受光部148が、操作ユニット132からの赤外線信号を受信する。このような赤外線通信より、操作ユニット132の操作信号が、本体の制御CPUに供給される。
操作ユニット132が本体110に結合されているとき、操作ユニット132のコネクタ150が本体110の図示しないコネクタと電気的に接続する。従って、赤外線を介さずに、操作ユニット132の操作信号を、本体の制御CPUに供給できる。
このように、操作ユニット132を本体110から取り外し自在とすることで、実施例1と同様の作用効果を享受できる。即ち、本体の底面に操作部材を配置できるので、本体の表面を効率良く使用して、操作性の良い操作環境を実現できる。ローアングル撮影時でも、把持時に片手で操作を行うことが可能となる。また、底面を卓上等に設置したときの設置面として特化させる必要が無いので、底面形状を撮影者の手にフィットする自由な形状にでき、良好なグリップを実現できる。遠隔操作用のリモコンを別途用意する必要がないので、部品点数を削減でき、コストを低減できる。
本発明の実施例1の外観斜視図である。 実施例1の外観斜視図である。 実施例1の外観斜視図である。 実施例1の操作ユニットの分解斜視図である。 実施例1の外観斜視図である。 実施例1の外観斜視図である。 操作ユニットを開状態に置いたときの、実施例1の外観斜視図である。 実施例1のアイレベル撮影の際の把持形態を示す斜視図である。 実施例1のローアングル撮影の際の把持形態を示す斜視図である。 実施例1のローアングル撮影の際の把持形態を示す斜視図である。 実施例1を三脚上に固定したときに斜視図である。 実施例1の概略構成ブロック図である。 実施例1の撮影モードの制御フローチャートである。 本発明の実施例2の斜視図である。 実施例2の操作ユニットを本体から分離した状態の斜視図である。 実施例2の操作ユニットの分解斜視図である。 従来のビデオカメラの斜視図である。 従来のビデオカメラの斜視図である。 アイレベル撮影の際の従来のビデオカメラの把持形態を示す斜視図である。 ローアングル撮影の際の従来のビデオカメラの把持形態を示す斜視図である。 従来のビデオカメラを三脚上に置いた状態の斜視図である。
符号の説明
10:本体
12:撮像光学系
12a:ズームレンズ群
12b:フォーカスレンズ群
12c:レンズ群駆動手段
14:撮像素子
16:画像処理回路
18:メモリ
20:制御CPU
22:画像表示部
22a:液晶パネル
22b:ヒンジ
24:記録再生装置
26:記録媒体
28:ズームスイッチ
28a:テレボタン
28b:ワイドボタン
30:録画開始ボタン
32:操作ユニット
32a:上カバー
32b:下カバー
32c:凹面
34(34a,34b):ズームスイッチ
36:録画開始スイッチ
38:開閉検知スイッチ
40:スロットカバー
42:バッテリパック
46a,48a:操作ツマミ
46b,48b:スイッチ
50:プリント基板
52:フレキシブル基板
54:ヒンジ
54a:軸
54b:固定部
54c:リング
54d:板バネ
58a,58b:圧入係止ボス
60a,60b:圧入穴
62:底面
64:三脚取り付けネジ
66:三脚
70a:人差し指
70b:親指
110:本体
132:操作ユニット
134:凹部
138:検知スイッチ
140:プリント基板
142:赤外線発光素子
144:電池
146:窓
148:赤外線受光部
150:コネクタ
210:本体
212:ヒンジ機構
214:画像表示部
216:撮像光学系
218:三脚取り付けネジ
220:録画開始ボタン
222(222a,222b):ズームスイッチ
224:録画開始ボタン
226(226a,226b):ズームスイッチ
230:右手
230a:人差し指
230b:親指
240:三脚

Claims (6)

  1. 本体を把持して撮影が可能な撮像装置であって、
    前記本体の底面に配設される操作部材を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記操作部材が、前記本体の底面に密接する位置と、前記本体の底面から外れた位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記操作部材は、前記本体の底面に密接する位置で三脚取り付けネジを隠蔽することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 更に、
    前記操作部材が前記本体の底面に密接する位置にあるか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知出力に従い動作を切り替える制御手段
    とを具備することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記動作は、手ぶれ補正、ズーム、露出、及び、前記操作部材の機能に関する制御の何れかを含むことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記操作部材が前記本体から取り外すことができることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011150272A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Ability Enterprise Co Ltd 人間工学撮影装置
JP2018518099A (ja) * 2015-04-29 2018-07-05 トムトム インターナショナル ベースローテン フェンノートシャップ ディジタルビデオカメラ

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