JP2009297833A - 工作機械の主軸構造及び工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】主軸を軸方向に変位可能として工具の状態を検出することができるとともに、精度良く高速回転可能であり、高回転や高負荷でも耐久性を備えた工作機械の主軸構造を提供すること。
【解決手段】主軸120が、ハウジング110に軸方向に固定的され駆動力が入力される駆動軸120Bと、駆動軸120Bと軸方向に変位可能、かつ、連結手段140により一体回転するように連結され加工工具またはワークを保持する保持軸120Aとからなり、それらが同一軸心上に配置されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、加工工具又はワークを保持する主軸の変位を検知する検知手段を備えた工作機械の主軸構造及び工作機械に関するものである。
従来、図7に示すように、工作機械の主軸構造500として、ハウジング510に回転駆動自在に支持され、加工工具560をハウジング510に対して軸方向に変位可能に装着する主軸520と、該主軸520に装着された加工工具560のハウジング510に対する変位を検出する変位検出手段530と、該変位検出手段530により検出される変位に基づき加工工具560がワークに当接した状態を検知するものが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
主軸520は、加工工具560を前端部に着脱自在に保持し、ハウジング510の主軸孔514に回転駆動自在、かつ、軸方向に変位可能に支持され、スラスト軸受512を介して検知部材531を遊嵌している。
検知部材531はハウジング510の前面側に突出し、さらに主軸520の半径方向に向けて曲った形状をなしており、検知部材531によって動作するリミットスイッチ533がハウジング510の下側に配置され、ブラケット534に検知部材531とリミットスイッチ533とに当接するほぼ直角に折れ曲った形状の回動部材532が回動自在に取付けられて、変位検出手段530が構成されている。
加工工具560がワーク(図示せず)に当接して主軸520が図中右方向に変位した際にリミットスイッチ533がON動作することで主軸520のハウジング510に対する変位が検出され、加工開始の状態が検知される。
検知部材531の背面側には、主軸520の所定寸法以上の動きを阻止するためのストッパ511がプシュ513を介して主軸520の後端部に取付けられ、かつ、主軸520をワーク側に付勢するためのスプリング550がストッパ511と検知部材531との間に装着されている。
また、主軸520は、後端部にギヤ526を有し駆動源(図示せず)によって駆動されるインタナルギヤ580と噛合うことにより回転駆動されるとともに、ギヤ526とインタナルギヤ580が噛合ったまま主軸520の軸方向に相対移動可能とすることで、主軸520の軸方向に変位を許容するように構成されている。
実公昭63−10910号公報(第2頁、図2)
このような従来の工作機械の主軸構造は、主軸全体が軸方向に変位可能に支持されているため、主軸を回転駆動する伝動機構自体を、軸方向変位を許容する構造とする必要があり、駆動力の伝動の安定性が低下するとともに、回転駆動時に生じる軸の撓み方向への力を受けつつ軸方向への変位を許容する軸受構造とする必要があり、高回転や高負荷での使用の際の精度や耐久性が低くなるという問題があった。
本請求項1に係る発明は、ハウジングに回転駆動自在に支持され、加工工具又はワークを装着し、該加工工具又はワークのハウジングに対する軸方向変位を許容する主軸と、前記加工工具又はワークの変位を検出する変位検出手段と、該変位検出手段により検出される変位に基づき加工工具又はワークの状態を検知する状態検知手段を備えた工作機械の主軸構造において、前記主軸が、駆動力が入力される駆動軸と加工工具又はワークを保持する保持軸とからなり、該駆動軸と保持軸は同一軸心上に配置され、前記駆動軸が、ハウジングに軸方向に固定的、かつ、回転駆動自在に支持され、前記保持軸が、前記駆動軸に、軸方向に弾性的に変位可能、かつ、一体回転するように連結されることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記駆動軸と保持軸が、連結手段により連結され、該連結手段が、軸心と交差する方向に設けられた連結ピンと、軸方向に伸び前記連結ピンと係合する溝部と、前記保持軸を前記駆動軸から離れる方向に付勢する付勢手段からなることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記ハウジングが、軸方向に固定的、かつ、回転自在に支持される案内筒を有し、前記保持軸が、該案内筒に軸方向に変位可能、かつ、一体回転するように挿入されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記変位検出手段が、前記保持軸に一体的に装着される検知部材と、前記ハウジングの前記検知部材に対向する位置に設けられた非接触センサからなることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項4に記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記検知部材が、前記非接触センサに対向する位置に磁石片を有し、前記非接触センサが、前記磁石片の軸方向の両端部近辺に対向するように設けられた1対のホール素子からなることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項5に記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記磁石片が、周方向に等間隔で複数配置されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載された工作機械の主軸構造の構成に加えて、前記状態検知手段が、前記主軸に装着された加工工具によるワークの加工時、又は前記主軸に装着されたワークの加工工具による加工時に、前記主軸に装着された加工工具又はワークの加工開始位置での前記変位検出手段からの変位情報に基づいて加工工具の異常を判定することにより、前記課題を解決するものである。
本請求項8に係る発明は、主軸を有する工作機械において、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の主軸構造を備えたことにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明の工作機械の主軸構造は、主軸が駆動軸と保持軸に分離され、保持軸が駆動力による撓み方向の力を受けないため、精度良く高速回転可能であり、駆動軸が軸方向に変位しないため外部から駆動力を安定して伝動できるとともに、高回転や高負荷でも耐久性を備えた軸受構造とすることができる。
本請求項2に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項1に係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、連結手段の構成が簡単であり、かつ、駆動軸から保持軸に回転を安定して伝えつつ、撓みや振動等の伝達を最小限に抑えることができ、保持軸がさらに精度良く高速回転することができるとともに、付勢手段により非加工時には加工工具又はワークが突出した状態となり、加工開始時の加工工具とワークの接触を変位として安定的に検知することができる。
本請求項3に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項1または請求項2に係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、ハウジングと保持軸の間に案内筒を設けることで、保持軸が、案内筒と一体的に回転支持され、案内筒によって軸方向摺動支持されるため、保持軸を高回転や高負荷でも精度良く安定的に支持することができる。
本請求項4に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、主軸と検知部材が一体固定され、変位検出手段が非接触で検知されるため、構造が簡単で、かつ、検出精度を高くすることができる。
本請求項5に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項4に係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、変位検出手段をホール素子とすることにより簡単に形成することができる。
本請求項6に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項5に係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、検知手段により回転状態に応じて変化する周期的信号を検知することができるため、主軸の回転むらや回転異常の状態も併せて検出することができる。
本請求項7に係る発明の工作機械の主軸構造は、請求項1乃至請求項5のいずれかに係る工作機械の主軸構造が奏する効果に加えて、加工工具の異常を精度良く検出することができ、異常な工具で加工動作を行うことによるワークや主軸あるいは工作機械の送り装置等の障害や破損を未然に防止することができる。
本請求項8に係る発明の工作機械は、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の主軸構造を備えることにより、簡単な構造で精度が高く異常等の状態検出の容易な工作機械とすることができる。
まず、図1に示すように、本発明の一実施例である工作機械の主軸構造100は、ハウジング110に対して回転駆動自在、かつ、軸方向に変位可能に支持される保持軸120Aと、同じく回転駆動自在に支持される駆動軸120Bが連結手段140により同一軸心上に連結されてなる主軸120と、保持軸120Aのハウジング110に対する軸方向の変位を検出する変位検出手段130を有している。
ハウジング110は、ハウジング前部110Aとハウジング後部110Bがハウジング締結ボルト113により締結されている。ハウジング110には、図3に示すように、固定用孔115が設けられており、該固定孔115に固定用ボルト114を挿入してハウジング110を工作機械の刃物台等(図示せず)に固定する。
ハウジング前部110Aは、保持軸軸受112を介して案内筒116を回転可能に支持しており、案内筒116は案内筒固定ナット117により、保持軸軸受112に軸方向移動不可能に位置決めされている。
保持軸120Aは、軸方向に伸びるように設けられたキー溝129を有し、案内筒116に設けられたキー118が嵌合することで、案内筒116に対して軸方向変位可能に一体回転するように遊嵌される。また、ハウジング110外に突出する一端に工具保持部121(図1の実施例ではコレットチャック)を有し、ハウジング110内の他端に駆動軸120Bとの連結手段140を有している。
ハウジング後部110Bは、駆動軸軸受111を介して駆動軸120Bを回転可能にかつ軸方向移動不可能に支持している。
駆動軸120Bは、ハウジング110外に突出する一端にギヤ固定ナット125により外部の駆動源(図示せず)から駆動力を伝達されるギヤ126が固定され、該ギヤ126の端面によって駆動軸120Bが軸心方向に位置決めされる。また、駆動軸120Bは、ハウジング110内の他端に保持軸120Aとの連結手段140を有している。
連結手段140は、図1及び図2に示すように、保持軸120Aの端部が挿入されるよう駆動軸120Bのハウジング110内の端部に設けられた筒状部143と、該筒状部143に設けられ軸心と直交する方向に貫通するように設けられたピン保持孔144と、保持軸120Aのハウジング110内の端部に軸方向に伸びるように設けられた溝部142と、該溝部142とピン保持孔144を貫通して挿入される連結ピン141からなり、保持軸120Bの軸方向の変位を許容しつつ、保持軸120Aと駆動軸120Bが一体回転するように構成されている。
付勢手段150は、筒状部143内に設けられたコイルスプリング151が、筒状部143の底部に対して、ワッシャ153、バネ座152を介して保持軸120Aをハウジング110から突出する方向に常時付勢することで構成されている。ワッシャ153の枚数を増減することで付勢力の調節が可能である。
一方、変位検出手段130は、図1及び図3に示すように、保持軸120Aと軸方向一体に変位し一体回転するように外嵌固定された検知部材131と、検知部材131のハウジング110と対向する位置に周方向等間隔の4個所に設けられた磁石片132と、ハウジング110の該磁石片132と対向する位置に設けられた非接触センサ133から構成されている。
保持軸120Aの変位は、突出側は検知部材131と案内筒固定ナット117の端面の間に設けられたスペーサ122によって規定され、突入側は保持軸120Aの端面と案内筒116の端面によって規定される。また、加工時は保持軸120Aの端面と案内筒116の端面が密着する。
非接触センサ133は、図4に示すように、磁石片133の軸方向(図面の左右方向)の両端部近辺に対向するように設けられた1対のホール素子134、135からなる。
変位検出手段130の検出信号は、工作機械の制御装置等(図示せず)に設けられた状態検知手段に伝達される。
このように構成された工作機械の主軸構造100における動作について説明する。
加工開始前は加工工具(図示せず)が保持軸120Aの工具保持部121に取り付けられた状態で付勢手段150によりハウジング110内でワーク方向(図1の左方向)にスペーサ122と案内筒固定ナット117の端面とが密着する位置まで付勢されている。この時、磁石片133とホール素子134、135の軸方向の位置関係は、図4に示すように、磁石片133の軸方向両端部の周りの磁界が一対のホール素子134、135の両方で検出される位置にあり、主軸120の回転に伴い周方向等間隔の4個所の磁石片133が周期的にホール素子134、135と接近、離脱することにより、それぞれのホール素子134、135の出力として図5に示すような波形の信号が得られる。
ハウジング110を固定した刃物台がワーク方向に送られ加工工具がワークと接触すると、保持軸120Aは付勢手段150の付勢力に抗してハウジング110に対して軸方向に変位する。
付勢手段150の付勢力のみでは保持軸120Aを押すのみで加工は開始されない程度に調整され、保持軸120Aの端面と案内筒116の端面が密着する位置まで達すると保持軸120Aが位置決めされ、加工が開始される。この時、磁石片133とホール素子134、135の軸方向の位置関係が変化し、軸方向ワーク側のホール素子134には磁界の影響が及ばない位置関係となり、それぞれのホール素子134、135の出力として図6に示すような波形の信号が得られる。
保持軸120Aは案内筒116と一体的に回転しつつ軸方向変位を行い、案内筒116が保持軸軸受112を介してハウジング110に支持されおり、駆動軸120Bはギヤ126を介して駆動力を受けるため撓み方向の力も加わることとなるが、保持軸120Aとは連結手段140で回転のみ伝達するように構成されているため、保持軸120Aに保持された工具は撓みや軸方向の変位の影響を受けず精度良く高速回転可能である。
また、駆動軸120Bは、ハウジング110に対して回転のみ可能に軸受支持されているため、前述の保持軸120Aの変位の影響を一切受けず、ギヤ126から安定して駆動力が伝達される。
そして、変位検出手段130は、それぞれのホール素子134、135の図5の波形から図6の波形への変化を監視して加工工具とワークの接触、すなわち、加工の開始を検出する。状態検知手段は変位検出手段130の出力を基に加工開始時点を正確に特定することができるとともに、加工開始が予定される位置まで刃物台を送った時点で変位検出手段130が加工の開始を検出しない場合、すなわち保持軸120Aが変位しない場合は、工具の折損等異常状態と判断する。
また、それぞれのホール素子134、135の出力は図5、図6に示すように回転数に応じた周期の波形であるため、状態検知手段は工具の回転むらや回転異常の監視を行うことも可能である。
なお、上記実施例の変位検出手段は、磁石片とホール素子による磁気検出手段を採用しているが、静電的検出手段、光学的検出手段、物理的検出手段等、保持軸の高精度の回転に影響を与えないものであれば、接触式の検出手段も含めていかなる検出手段であっても良い。また、保持軸はワークを保持するものであっても良い。
さらに、上記主軸構造を着脱式の主軸ユニットに適用した場合、ハウジング110に対してギヤ126の位置が変化しないため装着が容易であり、規格化も容易となるため効率の良い工作機械の稼働が可能となる。
本実施形態では、本主軸構造を以上のように加工工具を装着する主軸に対して採用しているが、ワークを回転自在に保持する主軸に適用することもできる。この場合ワーク又は加工工具が加工開始位置に移動された際に、ワークと加工工具との当接による主軸の軸方向変位の検出によって、前記実施形態と同様に、工具の折損等の異常の有無を検出することができる。
本発明の一実施例である工作機械の主軸構造の断面図。 図1のA方向から見た一部断面図。 図1のB−B線の断面図。 本発明の変位検出手段の説明図。 本発明の変位検出手段の加工開始前の波形図。 本発明の変位検出手段の加工時の波形図。 従来の工作機械の主軸構造の断面図。
符号の説明
100、500 ・・・主軸構造
110、510 ・・・ハウジング
110A ・・・ハウジング前部
110B ・・・ハウジング後部
111 ・・・駆動軸軸受
112 ・・・保持軸軸受
113 ・・・ハウジング締結ボルト
114 ・・・固定ボルト
115 ・・・固定用孔
116 ・・・案内筒
117 ・・・案内筒固定ナット
118 ・・・キー
511 ・・・ストッパ
512 ・・・スラスト軸受
513 ・・・ブシュ
514 ・・・主軸孔
120、520 ・・・主軸
120A ・・・保持軸
120B ・・・駆動軸
121 ・・・工具保持部
122 ・・・スペーサ
123 ・・・キー溝
126、526 ・・・ギヤ
130、530 ・・・変位検出手段
131、531 ・・・検知部材
132 ・・・磁石片
133 ・・・非接触センサ
134 ・・・ホール素子
135 ・・・ホール素子
532 ・・・回動部材
533 ・・・リミットスイッチ
534 ・・・ブラケット
140 ・・・連結手段
141 ・・・連結ピン
142 ・・・溝部
143 ・・・筒状部
144 ・・・ピン保持孔
150 ・・・付勢手段
151 ・・・コイルスプリング
152 ・・・バネ座
153 ・・・ワッシャ
551 ・・・スプリング
560 ・・・加工工具
580 ・・・インタナルギヤ

Claims (8)

  1. ハウジングに回転駆動自在に支持され、加工工具又はワークを装着し、該加工工具又はワークのハウジングに対する軸方向変位を許容する主軸と、前記加工工具又はワークの変位を検出する変位検出手段と、該変位検出手段により検出される変位に基づき加工工具又はワークの状態を検知する状態検知手段を備えた工作機械の主軸構造において、
    前記主軸が、駆動力が入力される駆動軸と加工工具又はワークを保持する保持軸とからなり、該駆動軸と保持軸は同一軸心上に配置され、
    前記駆動軸が、ハウジングに軸方向に固定的、かつ、回転駆動自在に支持され、
    前記保持軸が、前記駆動軸に、軸方向に弾性的に変位可能、かつ、一体回転するように連結されることを特徴とする工作機械の主軸構造。
  2. 前記駆動軸と保持軸が、連結手段により連結され、
    該連結手段が、軸心と交差する方向に設けられた連結ピンと、軸方向に伸び前記連結ピンと係合する溝部と、前記保持軸を前記駆動軸から離れる方向に付勢する付勢手段からなることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の主軸構造。
  3. 前記ハウジングが、軸方向に固定的、かつ、回転自在に支持される案内筒を有し、
    前記保持軸が、該案内筒に軸方向に変位可能、かつ、一体回転するように挿入されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の工作機械の主軸構造。
  4. 前記変位検出手段が、前記保持軸に一体的に装着される検知部材と、前記ハウジングの前記検知部材に対向する位置に設けられた非接触センサからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の工作機械の主軸構造。
  5. 前記検知部材が、前記非接触センサに対向する位置に磁石片を有し、
    前記非接触センサが、前記磁石片の軸方向の両端部近辺に対向するように設けられた1対のホール素子からなることを特徴とする請求項4に記載の工作機械の主軸構造。
  6. 前記磁石片が、周方向に等間隔で複数配置されていることを特徴とする請求項5に記載の工作機械の主軸構造。
  7. 前記状態検知手段が、前記主軸に装着された加工工具によるワークの加工時、又は前記主軸に装着されたワークの加工工具による加工時に、前記主軸に装着された加工工具又はワークの加工開始位置での前記変位検出手段からの変位情報に基づいて加工工具の異常を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の工作機械の主軸構造。
  8. 主軸を有する工作機械において、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の主軸構造を備えたことを特徴とする工作機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106583778A (zh) * 2016-10-20 2017-04-26 中核(天津)科技发展有限公司 车削细长轴的加工辅具

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