JP2009295367A - セード及び照明器具 - Google Patents

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Takashi Kanayama
崇 金山
Nobuyuki Nishida
伸行 西田
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Abstract

【課題】照明器具において、セードを本体に安全かつ容易に取り付ける。
【解決手段】嵌合部210は、弾性体により構成されている。嵌合部210は、ランプソケット160を挿入して嵌合し、嵌合したランプソケット160を係止する。ランプ300は、嵌合部210に嵌合したランプソケット160に接続する。覆い部230は、嵌合部210と一体に成形されている。覆い部230は、ランプソケット160に接続したランプ300を覆う。
【選択図】図4

Description

この発明は、照明器具に用いられるセード及びセードを有する照明器具に関する。
照明器具において、セードは、ランプを覆い、ランプの光を和らげるものである。
照明器具の本体にセードを取り付ける方法には、固定用の別金具を用いる方法がある。
特開平9−55108号公報
天井面に設置し、あるいは天井面から吊り下げて使用する照明器具において、まず本体を設置し、その後、本体にセードを取り付ける場合がある。このような取り付け手順による場合、セード取り付けは、高所作業となる。
固定用の別金具を用いる方法によりセードを取り付ける場合、セード自体あるいは固定用の別金具を誤って落下させ、破損する可能性がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、安全かつ容易にセードを取り付けることができるようにすることを目的とする。
この発明にかかるセードは、弾性体により構成され、ランプソケットを挿入して嵌合し、嵌合したランプソケットを係止する嵌合部と、上記嵌合部と一体に成形され、上記嵌合部に嵌合したランプソケットに接続するランプを覆う覆い部とを有する。
この発明にかかるセードによれば、弾性体により構成された嵌合部にランプソケットを挿入して嵌合し、嵌合したランプソケットを係止するので、セードをランプソケットに安全かつ容易に取り付けることができる。また、この発明にかかるセードを用いることにより、セードを安全かつ容易に取り付けることができる照明器具を実現できる。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具800を示す斜視図である。
照明器具800は、天井(取付面)などに設置された引掛シーリングボディから吊り下げて使用するペンダント型の照明である。
照明器具800は、本体100、セード200を有する。本体100は、引掛シーリングキャップ110、シーリングカバー120、吊下コード130、飾りパイプ140、セード受150、ランプソケット160(図示せず)を有する。
引掛シーリングキャップ110は、引掛けシーリングボディに引掛けて、照明器具800を吊り下げるとともに、引掛けシーリングボディを介して商用電源などの交流電源と電気接続し、照明器具800の点灯に必要な電力を入力する。
シーリングカバー120は、引掛シーリングキャップ110をカバーする。
吊下コード130は、引掛シーリングキャップ110とランプソケット160との間を接続し、ランプソケット160を吊り下げるとともに、引掛シーリングキャップ110が入力した電力をランプソケット160に供給する。
飾りパイプ140は、吊下コード130の下部を覆う装飾用のカバーである。
セード受150は、セード200の上に位置し、セード200の上部を覆う。
図2は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
図3は、この実施の形態における照明器具800を示す底面図である。
なお、図2は、図3に示すA−A断面を示す。
ランプソケット160は、ランプ300を着脱自在に固定し、引掛シーリングキャップ110が入力した電力を、ランプ300に供給して、ランプ300を点灯する。
セード200は、シリコンゴムなどの軟質弾性体で構成され、白濁し、光を透過する。セード200は、ランプソケット160に固定されたランプ300の側方を覆い、ランプ300が発した光を和らげる。
セード200は、嵌合部210、上盤部220、覆い部230を有する。嵌合部210、上盤部220、覆い部230は、一体に成形されている。
嵌合部210は、円筒状であり、円筒の内部にランプソケット160を挿入し、挿入したランプソケット160と嵌合して、嵌合したランプソケット160を係止する。
上盤部220は、略ドーナツ状の円盤型であり、内周側が嵌合部210と接続し、外周側が覆い部230と接続している。上盤部220は、四つの通気穴221を有する。
覆い部230は、やや外側に膨らんだ円錐台側面状であり、上底側が上盤部220と接続している。
図4は、この実施の形態における本体100、セード200、ランプ300を示す分解正視図である。
ランプ300は、第一電極部310、第二電極部320、発光部330を有する。ランプ300は、例えば、白熱電球であり、発光部330内のフィラメントが第一電極部310と第二電極部320との間に印加される電圧により発光する。なお、ランプ300は、第一電極部310及び第二電極部320がランプソケット160に接続できる形状であればよく、例えば、電球型蛍光灯であってもよい。
本体100において、セード受150は、セード受上面部152、セード受側面部153、セード受つば部154を有する。セード受上面部152は、円盤状で、中央に吊下コード130を通す穴があり、その周囲に四つの通気穴151がある。セード受側面部153は、円錐台側面状であり、上底側がセード受上面部152に接続している。セード受つば部154は、ドーナツ状の円盤型であり、内周側がセード受側面部153の下底側に接続している。
ランプソケット160は、ランプ300と係合するランプ係合部161を有する。ランプ係合部161は、ランプソケット160の下面側に設けられた非貫通穴である。ランプ係合側面部162は、ランプ係合部161の内側面であり、雌ネジ状で、ランプ300の第二電極部320と係合してランプ300を固定するとともに、第二電極部320と電気接続する。ランプ係合上面部163は、ランプ係合部161の底面であり、ランプ300の第一電極部310と接触して、第一電極部310と電気接続する。
セード200において、嵌合部210は、嵌合穴211、嵌合部係止面212、嵌合部外側面213を有する。
嵌合穴211(内部開口部)は、円筒状の嵌合部210の内側の中空部分であり、ランプソケット160を挿入する貫通穴である。嵌合穴211の内径φ21は、ランプソケット160の外径φ16よりもわずかに小さい。セード200は、軟質弾性体で構成されているので、嵌合穴211にランプソケット160を押し込むと、嵌合穴211の内径が広がり、嵌合穴211にランプソケット160を挿入することができる。
嵌合部係止面212は、円筒状の嵌合部210の内側の側面であり、ランプソケット160と係合する面である。ランプソケット160を嵌合穴211に挿入すると、セード200の弾性力により、嵌合部係止面212がランプソケット160の外側面に強く押し当てられ、摩擦力が生じて、ランプソケット160を保持(係止)する。
嵌合部外側面213は、円筒状の嵌合部210の外側の側面である。
上盤部220は、通気穴221、上盤部上面222、上盤部下面223、上盤内側接続部224、上盤外側接続部225を有する。
通気穴221は、上盤部220の中心から90度ずつ離れた方向に、中心からほぼ等距離の位置に設けられた貫通穴である。通気穴221は、ランプ300で発生した熱を、空気の対流により逃がすための穴である。通気穴221を通ってセード200の外側に出た空気は、セード受150の通気穴151を通って照明器具800の外部に放出される。これにより、放熱性が高くなる。
上盤部上面222は、ドーナツ盤状の上盤部220の上側の面である。
上盤部下面223は、ドーナツ盤状の上盤部220の下側の面である。
上盤内側接続部224は、ドーナツ盤状の上盤部220の内周に位置するリング状の部分であり、下方向に曲がって嵌合部210の上側と接続している。
上盤外側接続部225は、ドーナツ盤上の上盤部220の外周に位置するリング状の部分であり、下方向に曲がって覆い部230の上側と接続している。
覆い部230は、覆い部外面232、覆い部内面233を有する。
覆い部外面232は、円錐台状の覆い部230の外側の面である。
覆い部内面233は、円錐台状の覆い部230の内側の面である。
次に、この実施の形態における照明器具800の設置手順について説明する。
まず、引掛シーリングキャップ110を天井などに設置された引掛けシーリングボディに引掛けて、本体100を天井などから吊り下げる(本体取り付け工程)。
次に、空中にぶら下がったランプソケット160を、セード200の嵌合部210に挿入し、嵌合部210とランプソケット160との間に発生する摩擦力により、セード200を本体100に固定する(セード取り付け工程)。
最後に、ランプ300をランプソケット160のランプ係合部161に係合させて、固定する(ランプ取り付け工程)。
セード200は、軟質弾性体で構成されているので、セード取り付け工程でセード200を誤って落下させたとしても、セード200が破損する危険がなく、安全に作業を行うことができる。
また、セード取り付け工程でネジなどの止め具を用いず、セード200を本体100に差し込むだけなので、セード200の取り付けが容易であり、作業を効率的に行うことができるとともに、部品点数が少なくて済むので、省資源化・軽量化を図ることができる。
この実施の形態におけるセード200は、弾性体により構成されランプソケット160を挿入して嵌合し嵌合したランプソケット160を係止する嵌合部210と、上記嵌合部210と一体に成形され上記嵌合部210に嵌合したランプソケット160に接続するランプ300を覆う覆い部230とを有するので、本体100への取り付けが安全かつ容易である。
この実施の形態における照明器具800は、ランプ300を接続するランプソケット160を備える器具本体(本体100)と、上記セード200とを有するので、セード200を取り付けるための部品を削減でき、省資源化・軽量化を図ることができる。
この実施の形態における照明器具800は、上記ランプソケット160が筒状であり、上記嵌合部210は、嵌合したランプソケット160との間に生じる摩擦力により上記ランプソケット160を係止するので、ネジなどの止め具が必要なく、照明器具800の取り付け作業が安全かつ容易である。
以上のように、この実施の形態における照明器具800は、セード200取付用の部品が必要なく、部品点数を少なくすることができる。また、セード200取付の際に別金具で挟み込むなどの作業をしなくてよいので、取り付けの際に誤ってセード200を落下させて破損することを防止できる。また、締め込み作業も必要ないので、締め込み力が強すぎてセード200を破損させることを防止できる。これにより、照明器具800の組み立て性が向上し、組み立て上の破損が防止できる。
なお、セード200を構成する軟質弾性体としては、シリコンゴムのほか、天然ゴムやその他の合成ゴムなどを使用してもよい。すなわち、セード200を構成する軟質弾性体は、柔軟性と弾力とを備えた材料であればよい。更に、セード200を構成する軟質弾性体は、紫外線や熱による硬化などの劣化をしにくい性質を有していることが好ましい。その点に鑑みるに、シリコンゴムは、セード200の材料として最も適した材料の一つである。
実施の形態2.
実施の形態2について、図5を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図5は、この実施の形態におけるセード200を示す側面図である。
セード200は、嵌合部210の形状が実施の形態1と異なる。
嵌合部210は、嵌合部係止面212及び嵌合部外側面213がともに傾斜していて、下にいくほど細くなる円錐台側面状である。
嵌合穴211の上端における内径φ22は、嵌合穴211の下端における内径φ23よりも大きい。ランプソケット160の外径φ16は、嵌合穴211上端の内径φ22と同程度であり、嵌合穴211下端の内径φ23よりも大きい。
嵌合穴211の上端は、嵌合穴211にランプソケット160を挿入する際、ランプソケット160が挿入される側である。嵌合穴211の上端の内径φ22が、ランプソケット160の外径φ16と同程度なので、嵌合穴211にランプソケット160を挿入しやすい。
嵌合穴211の下端は、嵌合穴211にランプソケット160を挿入する際、ランプソケット160が挿入される側の反対側である。嵌合穴211の下端の内径φ23が、ランプソケット160の外径φ16よりも小さいので、セード200の弾性力により、嵌合穴211に挿入されたランプソケット160の外面に、嵌合部係止面212が強く押し当てられ、ランプソケット160と嵌合部係止面212との間に摩擦力が発生して、ランプソケット160を係止する。
嵌合穴211の内径は、上端から下端に向かって、徐々に狭くなっていくので、ランプソケット160を嵌合穴211に挿入する際、嵌合穴211を少しずつ押し広げていくことになる。このため、嵌合穴211の下端の内径φ23が、実施の形態1で説明した嵌合穴211の内径φ21より小さくても、ランプソケット160を容易に嵌合穴211に挿入することができる。嵌合穴211の内径が小さいほうが、締め付けが強まり、摩擦力が強くなって、強力にランプソケット160を係止することができるので、セード200からランプソケット160が抜けにくくなる。
この実施の形態における嵌合部210は、筒状であり、上記ランプソケット160が挿入される側(上側)が広く、反対側(下側)へいくほど狭くなるので、ランプソケット160を嵌合穴211に挿入しやすく、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくい。これにより、セード200を本体100に取り付けやすく、セード200が本体100から外れにくくなる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図6を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は、この実施の形態におけるセード200を示す側面図である。
セード200は、嵌合部係止面212に、凸設部214が設けられている点が実施の形態1と異なる。
凸設部214(抜け防止用突起部)は、嵌合部係止面212から中心軸方向に向かって凸設されたリング状の部分である。凸設部214は、嵌合部210の一部であり、セード200は、凸設部214を含む全体が、軟質弾性体により一体に成形されている。この例において、凸設部214は3つ設けられているが、凸設部214の数はいくつでもよい。
凸設部214の側面視断面形状は、略直角三角形である。凸設部214の上端における内径φ25は、嵌合部係止面212の内径と等しく、ランプソケット160の外径φ16と同程度である。凸設部214の下端における内径φ24は、ランプソケット160の外径φ16よりも小さい。
このように、凸設部214が嵌合部係止面212から凸設している高さが、上側で低く、下側へいくほど高くなるので、実施の形態2で説明した嵌合部210と同様、ランプソケット160を嵌合穴211に挿入しやすく、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくくなる。
なお、凸設部214の断面形状は、略直角三角形に限らず、他の形状でもよい。凸設部214の最も高く凸設された部分の内径がランプソケット160の外径φ16より小さければ、そのなかにランプソケット160を押し込むことで、凸設部214がランプソケット160の外面に強く押し当てられ、摩擦力により、ランプソケット160を係止できる。
この実施の形態における嵌合部210は、筒状であり、内側の面(嵌合部係止面212)に凸設された凸設部214を有するので、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくい。これにより、セード200が本体100から外れにくくなる。
この実施の形態における凸設部214は、上記ランプソケット160が挿入される側(上側)が低く、反対側(下側)へいくほど高くなるので、ランプソケット160を嵌合穴211に挿入しやすく、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくい。これにより、セード200を本体100に取り付けやすく、セード200が本体100から外れにくくなる。
実施の形態4.
実施の形態4について、図7を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、この実施の形態におけるセード200を示す側面図である。
セード200は、嵌合部係止面212に、凸設部214が設けられている点が実施の形態1と異なる。また、凸設部214の位置及び形状が実施の形態3と異なる。
凸設部214は、嵌合部係止面212の上端に設けられている。凸設部214の側面視断面形状は、略長方形である。凸設部214の内径φ26は、ランプソケット160の外径φ16よりも小さい。また、嵌合部係止面212の内径φ27は、ランプソケット160の外径φ16よりもわずかに小さい。
図8は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
セード取り付け工程において、ランプソケット160をセード200の嵌合部210に挿入する。そして、ランプソケット160の上端が凸設部214よりも下にくるまで、ランプソケット160を押し込む。
凸設部214は、軟質弾性体で構成されているので、ランプソケット160を押し込まれたことにより押し広げられるが、ランプソケット160が凸設部214よりも下まで達すると、弾力により元の形に戻る。元の形の戻った凸設部214の内径は、ランプソケット160の外径より小さいので、凸設部214がランプソケット160の上端に引っかかり、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けるのを防ぐ。
また、嵌合部係止面212の内径φ27が、ランプソケット160の外径φ16よりもわずかに小さいので、実施の形態1で説明したように、嵌合部係止面212とランプソケット160との間に摩擦力が生じる。これにより、嵌合部係止面212による保持と、凸設部214による保持とが相まって、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けるのを防ぐ効果が更に高まる。
なお、凸設部214による保持効果だけで十分な場合には、嵌合部係止面212の内径φ27を、ランプソケット160の外径φ16と同程度とし、嵌合部係止面212とランプソケット160の外面との間に摩擦力を生じさせない構成としてもよい。
この実施の形態における嵌合部210は、上記ランプソケット160と係合することにより、上記ランプソケット160を係止するので、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくい。これにより、セード200が本体100から外れにくくなる。また、嵌合部210とランプソケット160との間の摩擦力を利用しなくてもよいので、応力による変形状態を持続する必要がなく、セード200の劣化を防ぐことができるので、セード200の寿命を長くすることができる。
実施の形態5.
実施の形態5について、図9及び図10を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、この実施の形態における本体100を示す側面図である。
本体100は、ランプソケット160にセード係合部164が設けられている点が実施の形態1と異なる。
セード係合部164は、ランプソケット160の上端外面に凹設されたリング状の段差部分である。
図10は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
セード200は、実施の形態4で説明したものと同じ形状である。
凸設部214の内径φ26は、ランプソケット160の外径φ16より小さく、セード係合部164の外径φ17と同程度である。
セード取り付け工程において、ランプソケット160をセード200の嵌合部210に挿入する。そして、セード係合部164が凸設部214と係合する位置にくるまで、ランプソケット160を押し込む。
凸設部214は、軟質弾性体で構成されているので、ランプソケット160を押し込まれたことにより押し広げられるが、凸設部214と係合する位置まで達すると、弾力により元の形に戻る。元の形に戻った凸設部214の内径は、ランプソケット160の外径より小さく、セード係合部164の外径と同程度なので、凸設部214がセード係合部164と係合して引っかかり、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けるのを防ぐ。
なお、凸設部214は、嵌合部210の上端に位置する必要はなく、嵌合部210途中あるいは下端に位置してもよい。その場合、凸設部214の位置と対応する高さに、セード係合部164を設けることにより、凸設部214とセード係合部164とが係合し、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けるのを防ぐことができる。
また、セード係合部164をランプソケット160に凹設するのではなく、ランプソケット160から凸設してもよい。その場合、凸設部214に代えて、セード係合部164と対応するよう、嵌合部210に凹設部を設けることにより、凹設部とセード係合部164とが係合し、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けるのを防ぐことができる。
この実施の形態におけるランプソケット160は、側面に凸設または凹設された係合部(セード係合部164)を有し、上記嵌合部210は、上記係合部(セード係合部164)と係合することにより上記ランプソケット160を係止するので、ランプソケット160が嵌合穴211から抜けにくい。これにより、セード200が本体100から外れにくくなる。また、セード取り付け工程において、ランプソケット160を嵌合部210に挿入する際、係合部(セード係合部164)が嵌合部210とちょうど係合する位置まで押し込めばよいので、セード係合部164が位置決めの役割を果たし、本体100に対してセード200を正しい位置に取り付けることができる。
実施の形態6.
実施の形態6について、図11〜図14を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図11は、この実施の形態における本体100を示す側面図である。
ランプソケット160は、ランプソケット160に取付位置目印166が設けられている点が実施の形態1と異なる。
取付位置目印166は、ランプソケット160の外面に設けられたリング状の目印である。取付位置目印166は、ランプソケット160の外面に印刷等により設けられた模様であってもよいし、ランプソケット160の外面に刻印等により設けられた凹凸であってもよい。
図12は、この実施の形態におけるセード200を示す側面図である。
セード200は、上盤部220の上側に目隠し部240が設けられている点が、実施の形態1と異なる。
目隠し部240は、上盤部220の上方向に、覆い部230から連続して延びた略円錐台側面状の部分である。セード200は、目隠し部240を含む全体が、軟質弾性体により一体に成形されている。
図13は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
セード取り付け工程において、実施の形態1と同様にして、本体100にセード200を取り付ける。
目隠し部240がセード受150を覆い、下から見えなくなるので、美観に優れる。
図14は、この実施の形態にける照明器具800を示す側面図である。
ランプ350は、口金の形状は通常の電球と同じであり、ランプソケット160に取り付け可能であるが、発光部360の形状が異なり、通常の電球よりも大きい。
このため、セード取り付け工程において、ランプソケット160を嵌合部210に挿入する際、取付位置目印166が上盤部220の上盤部上面222とほぼ同じ高さになるまで押し込む。
これにより、セード200を、本体100に対して、通常よりも下の位置に取り付けることができ、通常の電球よりも大きいランプ350を照明器具800に取り付けた場合であっても、セード200がランプ350を覆い、ランプ350が発した光を和らげることができる。
なお、ランプソケット160は、円筒状であるから、ランプソケット160を押し込んだ位置が異なっても、嵌合部210がランプソケット160を係止する力は変わらない。
また、セード受150と上盤部220との間に隙間ができるが、目隠し部240がセード受150を覆うので、美観を損ねない。
なお、取付位置目印166は、取付位置の目安であるから、利用者が取付位置目印166を無視して、好みの位置までセード200にランプソケット160を押し込んでもよい。また、ランプ取り付け工程のあとで、セード200の位置を調整することもできる。
このように、ランプの大きさなどに基づいて、ランプソケット160を嵌合部210にどこまで押し込むかを変えることにより、複数種類のランプに対して、一つのセード200で対応することができる。
照明器具800の生産者にとっては、一種類のセード200を製造すれば、複数種類のランプに対応できる照明器具800を生産できるので、製造コストを削減でき、在庫リスクも少なくて済む。
また、消費者にとっては、部屋の模様替えなどにより、照明器具800に取り付けるランプを変えようと思ったときであっても、セード200を買い換える必要がなく、省資源化を図ることができる。
この実施の形態におけるセード200は、上記嵌合部210に対して、上記ランプソケット160が挿入される側に位置し、上記器具本体(本体100)の少なくとも一部を覆う目隠し部240を有するので、セード200と本体100との位置関係を調整するため、嵌合部210にランプソケット160を途中までしか挿入しない場合であっても、美観を損ねることがない。
この実施の形態におけるランプソケット160は、嵌合部210に挿入する位置を示す取付位置目印166を有するので、嵌合部210にどこまでランプソケット160を挿入したらよいかを利用者に教えることができ、照明器具800の取り付け作業を容易にすることができる。
実施の形態7.
実施の形態7について、図15〜図18を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図15は、この実施の形態における本体100を示す側面図である。
ランプソケット160は、2つのセード係合部164,165を有する。
セード係合部164は、実施の形態5と同様、ランプソケット160の上端外面に凹設されたリング状の段差部分である。
セード係合部165は、ランプソケット160の上下方向中央やや上寄り外面に凹設されたリング状の溝である。
図16は、この実施の形態におけるセード200を示す側面図である。
セード200は、実施の形態4と同様の凸設部214と、実施の形態6と同様の目隠し部240とを有する。これらの部分については、それぞれの実施の形態で説明したものと同様なので、説明を省略する。
図17は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
照明器具800に通常の大きさのランプ300を取り付ける場合、セード取り付け工程において、ランプソケット160の上端に位置するセード係合部164に、凸設部214が係合するまで、ランプソケット160を嵌合部210に押し込む。
図18は、この実施の形態における照明器具800を示す側面図である。
照明器具800に通常より大きいランプ350を取り付ける場合、セード取り付け工程において、ランプソケット160の途中に位置するセード係合部165に、凸設部214が係合するまで、ランプソケット160を嵌合部210に押し込む。
このように、ランプソケット160に複数のセード係合部164,165を設け、ランプの大きさなどに基づいて選択したいずれか一つのセード係合部を、嵌合部210と係合させる。これにより、本体100に対するセード200の位置を変えることができるので、複数種類のランプに対して、1つのセード200で対応することができる。
この実施の形態におけるランプソケット160は、上記係合部(セード係合部164,165)を複数有し、上記嵌合部210が係合する係合部(セード係合部164,165)を変えることにより、上記器具本体(本体100)と上記セード200との位置関係が変わるので、一つのセード200で、複数種類のランプに対応することができる。これにより、省資源化を図ることができる。
実施の形態1における照明器具800を示す斜視図。 実施の形態1における照明器具800を示す側面図。 実施の形態1における照明器具800を示す底面図。 実施の形態1における本体100、セード200、ランプ300を示す分解正視図。 実施の形態2におけるセード200を示す側面図。 実施の形態3におけるセード200を示す側面図。 実施の形態4におけるセード200を示す側面図。 実施の形態4における照明器具800を示す側面図。 実施の形態5における本体100を示す側面図。 実施の形態5における照明器具800を示す側面図。 実施の形態6における本体100を示す側面図。 実施の形態6におけるセード200を示す側面図。 実施の形態6における照明器具800を示す側面図。 実施の形態6にける照明器具800を示す側面図。 実施の形態7における本体100を示す側面図。 実施の形態7におけるセード200を示す側面図。 実施の形態7における照明器具800を示す側面図。 実施の形態7における照明器具800を示す側面図。
符号の説明
100 本体、110 引掛シーリングキャップ、120 シーリングカバー、130 吊下コード、140 飾りパイプ、150 セード受、151 通気穴、152 セード受上面部、153 セード受側面部、154 セード受つば部、160 ランプソケット、161 ランプ係合部、162 ランプ係合側面部、163 ランプ係合上面部、164,165 セード係合部、166 取付位置目印、200 セード、210 嵌合部、211 嵌合穴、212 嵌合部係止面、213 嵌合部外側面、214 凸設部、220 上盤部、221 通気穴、222 上盤部上面、223 上盤部下面、224 上盤内側接続部、225 上盤外側接続部、230 覆い部、232 覆い部外面、233 覆い部内面、240 目隠し部、300,350 ランプ、310 第一電極部、320 第二電極部、330,360 発光部、800 照明器具。

Claims (8)

  1. 弾性体により構成され、ランプソケットを挿入して嵌合し、嵌合したランプソケットを係止する嵌合部と、
    上記嵌合部と一体に成形され、上記嵌合部に嵌合したランプソケットに接続するランプを覆う覆い部とを有することを特徴とするセード。
  2. 上記嵌合部は、筒状であり、上記ランプソケットが挿入される側が広く、反対側へいくほど狭くなることを特徴とする請求項1に記載のセード。
  3. 上記嵌合部は、筒状であり、内側の面に凸設された凸設部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセード。
  4. 上記凸設部は、上記ランプソケットが挿入される側が低く、反対側へいくほど高くなることを特徴とする請求項3に記載のセード。
  5. ランプを接続するランプソケットを備える器具本体と、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のセードとを有することを特徴とする照明器具。
  6. 上記ランプソケットは、筒状であり、
    上記嵌合部は、嵌合したランプソケットとの間に生じる摩擦力により上記ランプソケットを係止することを特徴とする請求項5に記載の照明器具。
  7. 上記ランプソケットは、側面に凸設または凹設された係合部を有し、
    上記嵌合部は、上記係合部と係合することにより上記ランプソケットを係止することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の照明器具。
  8. 上記ランプソケットは、上記係合部を複数有し、
    上記嵌合部が係合する係合部を変えることにより、上記器具本体と上記セードとの位置関係が変わることを特徴とする請求項7に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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