JP2009293403A - 空気圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気圧縮機の製造が容易であり、且つ、高効率化を達成した空気圧縮機を提供すること
【解決手段】シャフト41の嵌合部41aには、円筒部材44が嵌合している。円筒部材44と径方向に対向して軸受装置が配置される。軸受装置は、円筒部材44と径方向に対向する第1軸受部52と第1軸受部52より径方向外側に配置される第2軸受部53とを備える。ハウジングの第1ハウジング61には、軸受装置より軸方向下側に配置されるプレート54が固定される。そして、円筒部材44の下側縮径部44c、シャフト41の連結面41c、第1軸受部52、およびプレート54の間には、ワッシャ55が配置される。ワッシャ55は、シャフト41の回転動作と連動し、シャフト41の回転速度より遅い回転速度にて回転する。
【選択図】図2
【解決手段】シャフト41の嵌合部41aには、円筒部材44が嵌合している。円筒部材44と径方向に対向して軸受装置が配置される。軸受装置は、円筒部材44と径方向に対向する第1軸受部52と第1軸受部52より径方向外側に配置される第2軸受部53とを備える。ハウジングの第1ハウジング61には、軸受装置より軸方向下側に配置されるプレート54が固定される。そして、円筒部材44の下側縮径部44c、シャフト41の連結面41c、第1軸受部52、およびプレート54の間には、ワッシャ55が配置される。ワッシャ55は、シャフト41の回転動作と連動し、シャフト41の回転速度より遅い回転速度にて回転する。
【選択図】図2
Description
本発明は、非接触型の軸受装置を備えた空気圧縮機に関し、特に、回転軸であるシャフトが移動したとしても、軸受装置の軸受部および空気圧縮機のインペラに影響を与えない軸受装置の構造に関する。
一般的に空気圧縮機は、毎分数万回転にてインペラ等の回転体を回転させるために、回転体を回転可能に支持する軸受装置に、磁気軸受や空気動圧等の非接触型の軸受装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
従来の空気圧縮機の軸受装置の構造について図4を用いて説明する。図4は、従来の空気圧縮機を示した断面図である。図4に示すように、空気圧縮機の軸受装置100は、永久磁石101および電機子102の軸方向の両側に離間して配置される。そして、軸受装置100のそれぞれは、シャフト103を径方向に回転可能に支持する第1軸受部104と、シャフト103に固定された板状部材105を軸方向に回転可能に支持する第2軸受部106とを備える。また、軸受装置100は、シャフト103および板状部材105をそれぞれ非接触にて支持する。また、軸受装置100のそれぞれには、シャフト103の軸方向の移動を規制する移動規制部107が設けられる。これら移動規制部107は、シャフト103が軸方向に移動した際に、シャフト103の軸方向の両側に設けられた拡径部103aの上面および下面にそれぞれ接触することによって、シャフト103の軸方向の移動を規制する。また、移動規制部107は、軸受装置100を外囲するハウジング108に固定される。
特開2007−192115号公報
近年の空気圧縮機の高効率化に伴い、インペラ109とインペラ109を収容するケース110との間隙GRを小さくする要求が高まっている。
しかしながら、従来の構造では、2つのシャフト103の拡径部103aの軸方向の距離L1(以下、単に「距離L1」という)に対する2つの移動規制部107の軸方向の距離L2(以下、単に「距離L2」という)を調整することが困難であった。即ち、移動規制部107が2つの軸受装置100のそれぞれに対して配置される構造により、距離L2は複数の誤差の累積によりばらつきが生じていた。より詳細には、距離L2には、移動規制部107をハウジング108に固定する際の組立誤差およびハウジング108を加工する際の加工誤差が含まれていた。その結果、距離L1に対する距離L2の調整に関しては、一旦、空気圧縮機を組み立てた後に、距離L1と距離L2との差を計測し、シム等の寸法を調整する位置調整部材(不図示)を移動規制部107に固定することによって、距離L1と距離L2との差を設定値内に収めていた。その後、インペラ109とケース110との間隙GRを設定値内に収めるために、別部材である調整用カラー(不図示)を取り付けることによって、移動規制部107に対するインペラ109の位置を決定していた。したがって、これらの調整により、インペラ109とケース110との間隙GRを小さくしていた。しかし、インペラ109とケース110との間隙GRを調整するために、2度の調整が必要となり、空気圧縮機の組立が複雑化していた。
しかしながら、従来の構造では、2つのシャフト103の拡径部103aの軸方向の距離L1(以下、単に「距離L1」という)に対する2つの移動規制部107の軸方向の距離L2(以下、単に「距離L2」という)を調整することが困難であった。即ち、移動規制部107が2つの軸受装置100のそれぞれに対して配置される構造により、距離L2は複数の誤差の累積によりばらつきが生じていた。より詳細には、距離L2には、移動規制部107をハウジング108に固定する際の組立誤差およびハウジング108を加工する際の加工誤差が含まれていた。その結果、距離L1に対する距離L2の調整に関しては、一旦、空気圧縮機を組み立てた後に、距離L1と距離L2との差を計測し、シム等の寸法を調整する位置調整部材(不図示)を移動規制部107に固定することによって、距離L1と距離L2との差を設定値内に収めていた。その後、インペラ109とケース110との間隙GRを設定値内に収めるために、別部材である調整用カラー(不図示)を取り付けることによって、移動規制部107に対するインペラ109の位置を決定していた。したがって、これらの調整により、インペラ109とケース110との間隙GRを小さくしていた。しかし、インペラ109とケース110との間隙GRを調整するために、2度の調整が必要となり、空気圧縮機の組立が複雑化していた。
また、シャフト103の拡径部103aが熱膨張することによって距離L1が変動してしまう場合がある。特に空気圧縮機は、毎分数万回転という高速回転に駆動されることにより、電機子102に流れる電流により熱が発生するために、高温状態(例えば、約150℃)となる。さらに、ハウジング108も熱膨張によって変形するために距離L2が変動してしまう。したがって、これら熱膨張の分を考慮に入れるために、距離L2と距離L1との差を大きく設定する必要があった。即ち、シャフト103の軸方向の移動量の低減が困難であった。その結果、シャフト103の軸方向の移動によって、インペラ109とケース110とが接触しないために、間隙GRをある程度大きく設定する必要があり、さらに間隙GRを小さくすることは困難であった。したがって、空気圧縮機のさらなる高効率化を達成することが困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、空気圧縮機の製造が容易であり、且つ、高効率化を達成した空気圧縮機を提供することである。
本発明の請求項1に係る発明は、空気圧縮機であって、シャフトと、シャフトの一端側に取り付けられたインペラと、インペラを収容するケースと、回転駆動力を発生するモータ部と、シャフトの軸方向に固定された板状部材と、モータの軸方向の両側に複数配置され、シャフトを非接触にて回転可能に支持する軸受装置と、シャフトの軸方向への移動を規制するとともに、インペラとケースとの接触を阻止する一つの移動規制部とを備え、移動規制部は、シャフトの軸方向におけるインペラ側の近傍に設けられることを特徴とする。
上記構成によると、1つの移動規制部がシャフトの軸方向におけるインペラ側の近傍に設けられることにより、移動規制部がシャフトの軸方向の両端側に設けられた従来構造においてばらつきを発生させていた距離L2の調整が不要になり、従来構造と比較して、第1規制部と第2規制部との軸方向の間隙の精度を向上させることができる。したがって、従来構造のようなインペラとケースとの間隙を調整するために空気圧縮機の組立後の調整を省くことができる。その結果、空気圧縮機を容易に製造することができる。その上、従来構造のように移動規制部が軸方向に離間して複数設けられないため、従来構造と比較して、シャフトの熱膨張の影響を大幅に低減することができる。さらに、移動規制部がシャフトの軸方向におけるインペラ側の近傍に設けられることにより、移動規制部がシャフトの軸方向におけるインペラ側とは反対側に設けられた従来構造と比較して、移動規制部とインペラとの軸方向の距離を短くすることができる。したがって、シャフトの熱膨張の影響をさらに低減することができる。その結果、インペラとケースとの間隙を小さく設定することができ、空気圧縮機の高効率化を達成することができる。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の空気圧縮機であって、移動規制部は、径方向に伸びる第1規制部と、第1規制部の軸方向の両側に間隙を介して配置され、第1規制部と軸方向に接触可能な第2規制部とを有し、シャフトが軸方向に移動した際に、第1規制部の軸方向の面が、該面に軸方向に対向する第2規制部の軸方向の面に接触することにより、シャフトの軸方向への移動が規制されることを特徴とする。
上記構成によると、径方向に伸びる第1規制部と、第1規制部の軸方向の両側に挟む第2規制部との構成によって、シャフトの軸方向の両側の移動を規制することができるために、簡単な構成にてシャフトの軸方向の移動規制を達成することができる。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項2に記載の空気圧縮機であって、第1規制部は、前記シャフトと別体に設けられ、第1規制部は、シャフトの回転動作に連動して、シャフトの回転速度より遅い回転速度にて回転することを特徴とする。
上記構成によると、第1規制部がシャフトの回転動作に連動して、シャフトの回転速度より遅い回転速度にて回転することにより、第1規制部が第2規制部に接触する際に、第1規制部がシャフトの回転速度より遅い回転速度にて接触するために、第1規制部と第2規制部との接触による衝撃を低減することができる。
本発明によれば、空気圧縮機の製造が容易であり、且つ、高効率化を達成した空気圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の空気圧縮機および空気圧縮機を構成する軸受装置の実施形態について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の空気圧縮機1を、中心軸を含む軸方向に沿った平面にて切った模式断面図である。図2は、図1の軸受装置5の周囲を拡大した拡大図である。以下、インペラ2が配置される側を軸方向上側、および変位測定部7が配置される側を軸方向下側と定義するが、この上側および下側は空気圧縮機1の実際の取り付け方向を規定するものではない。
空気圧縮機1は、インペラ2、インペラ2を収容するケース3、インペラ2を回転させるモータ部4、軸受装置5、モータ部4および軸受装置5を収容するハウジング6を備える。
インペラ2は、略円錐状の基部21およびこの基部21に一体に設けられた複数の羽根部22から構成される。そしてケース3は、軸方向に向かい開口する吸気口31と、軸方向とは垂直な方向に向かい開口する排気口32と、吸気口31および排気口32の間に形成される気体流通部33とを備える。また、ケース3には、中心軸を中心とし、軸方向に沿って延びる円筒部34が設けられる。そして、円筒部34の軸方向上側の端部には、吸気口31が設けられる。また、円筒部34の軸方向下側の端部には、軸方向下側に向かい拡径する曲面部35が設けられる。そして曲面部35は、インペラ2の羽根部22の上面に沿って微小間隙G1を介して対向する。この曲面部35および羽根部22の上面との微小間隙G1を小さくすることにより、空気圧縮機1の効率は向上する。
モータ部4は、回転中心軸となるシャフト41と、シャフト41に取り付けられる永久磁石42と、永久磁石42とシャフト41の回転径方向に対向して配置される電機子43とを備える。電機子43は、磁性体にて構成された電機子コア43aおよび電機子コア43aに取り付けられたコイル43bから構成される。シャフト41の軸方向上側の端部には、インペラ2が固定される。また、モータ部4より軸方向下側には、シャフト41の軸方向の位置変化を検出する変位測定部7が設けられる。変位測定部7は、シャフト41の軸方向下側の端部に取り付けられた永久磁石71と、この永久磁石71と軸方向に対向して配置される磁気センサ72とを備える。永久磁石71から磁気センサ72に流れる磁束の変化を磁気センサ72にて検出することにより、シャフト41の軸方向の位置変化を測定する。
軸受装置5は、モータ部4の軸方向の両側に2個配置され、シャフト41を非接触にて回転可能に支持する。そして、軸受装置5は、シャフト41を径方向に非接触にて回転可能に支持する第1軸受部52と、板状部材51を軸方向に回転可能に非接触にて支持する第2軸受部53とを備える。また、軸方向上側の軸受装置5は、インペラ2より軸方向下側に設けられ、軸方向下側の軸受装置5は、変位測定部7より軸方向上側に設けられる。また、シャフト41の軸方向の両側の端部には、それぞれ磁性体の板状部材51が取り付けられる。
ここで、軸受装置5が、モータ部4を軸方向の両側に設けられることにより、軸方向上側および軸方向下側の第1軸受部52および第2軸受部53の軸方向の間の距離を大きくすることができる。したがって、シャフト41の軸倒れ量を低減することができる。上記構造は、特に空気圧縮機のようなシャフト41が毎分数万回転で高速回転するものに好適である。
ハウジング6は、それぞれ略円筒形状の第1ハウジング61〜第4ハウジング64から構成される。第1ハウジング61は、ケース3に固定され、軸方向上側の軸受装置5を収容する。そして、第1ハウジング61には、シャフト41の軸方向への移動を規制し、インペラ2とケース3との接触を阻止する一つの移動規制部8が設けられる。また、移動規制部8は、シャフト41の軸方向におけるインペラ2の近傍に設けられる。第2ハウジング62は、第1ハウジング61に固定され、モータ部4を収容する。第3ハウジング63は、第2ハウジング62に固定され、軸方向下側の軸受装置5を外囲する。第4ハウジング64は、第3ハウジング63に固定され、軸方向下側の軸受装置5の一部を外囲し、且つ、変位測定部7を収容する。
(軸受装置5の詳細構造)
軸受装置5の第1軸受部52は、略中空円筒形状に形成される。そして第1軸受部52は、シャフト41の外周面と径方向に対向する軸受面を有する可撓性の軸受フォイルと、軸受フォイルを支持する弾性体と、軸受フォイルおよび弾性体を保持する外輪とを備えたフォイル軸受である。これにより、第1軸受部52は、シャフト41を空気圧によって径方向に回転可能に支持する。即ち、第1軸受部52はシャフト41を非接触にて回転可能に支持する。
(軸受装置5の詳細構造)
軸受装置5の第1軸受部52は、略中空円筒形状に形成される。そして第1軸受部52は、シャフト41の外周面と径方向に対向する軸受面を有する可撓性の軸受フォイルと、軸受フォイルを支持する弾性体と、軸受フォイルおよび弾性体を保持する外輪とを備えたフォイル軸受である。これにより、第1軸受部52は、シャフト41を空気圧によって径方向に回転可能に支持する。即ち、第1軸受部52はシャフト41を非接触にて回転可能に支持する。
第2軸受部53は、略中空円筒形状であり、径方向の中央部に凹部が設けられた断面略U字状の電磁石ヨーク53aおよび電磁石ヨーク53aに収容された電磁石コイル53bを備えた磁気軸受である。これにより、第2軸受部53は、板状部材51を磁力によって軸方向に非接触にて回転可能に支持する。より詳細には、第2軸受部53は、変位測定部7により測定されたシャフト41の軸方向の位置に基づいて、軸方向上側および軸方向下側の第2軸受部53の電磁石コイル53bに流される電流が制御される。これにより、第2軸受部53に磁力が発生する。そして、第2軸受部53は板状部材51を制御された磁力によって回転可能に支持される。
また、第2軸受部53は、第1軸受部52より径方向外側に配置される。そして、第1軸受部52は、第2軸受部53の電磁石ヨーク53aの径方向内側に固定される。そして、第2軸受部53は、第1ハウジング61の内周面に固定される。
(移動規制部8の構造)
次に移動規制部8の構造について、図2および図3を用いて説明する。図3は、図2のワッシャ55の周辺を拡大した拡大図である。
(移動規制部8の構造)
次に移動規制部8の構造について、図2および図3を用いて説明する。図3は、図2のワッシャ55の周辺を拡大した拡大図である。
図2および図3に示すように、移動規制部8は、シャフト41の後述する連結面41c、後述する円筒部材44、第1軸受部52、後述するプレート54、およびワッシャ55から構成される。そして、移動規制部8は、径方向に伸びる第1規制部81と、第1規制部81の軸方向の両側に間隙を介して配置され、第1規制部81と接触可能な第2規制部82とを有する。また、シャフト41が軸方向に移動した際に、第1規制部81の軸方向の面が第2規制部82の軸方向の面に接触することにより、シャフト41の軸方向への移動が規制される。ここで、本実施形態において、第1規制部81は、ワッシャ55から構成され、第2規制部82は、シャフト41、円筒部材44、第1軸受部52、およびプレート54から構成される。
図2に示すように、シャフト41の軸受装置5と径方向に対向する部位41aには、円筒部材44が嵌合される。ここで、円筒部材44は、シャフト41を構成する部材として捉えてもよい。この円筒部材44の外周面44dは、第1軸受部52の軸受面52aと径方向において微小間隙を介して対向する。以下、シャフト41の軸受装置5と径方向に対向する部位41aを「嵌合部41a」という。シャフト41の嵌合部41aより軸方向下側には、嵌合部41aの外径より大きい外径を有する大径部41bが設けられる。そして、嵌合部41aおよび大径部41bの間には、嵌合部41aおよび大径部41bを接続する平面である連結面41cが設けられる。連結面41cは、軸方向に対して垂直の方向(即ち、径方向)に延びる円環形状の平面である。
円筒部材44は、第1軸受部52の軸受面52aと径方向に対向する基部44aと、基部44aより軸方向上側に設けられた上側縮径部44bと、基部44aより軸方向下側に設けられた下側縮径部44cとから構成される。また、上側縮径部44bの上面44eは、板状部材51の下面51aと接触する。そして、下側縮径部44cの下面44fは、シャフト41の連結面41cと接触する。
第1ハウジング61には、プレート54が、例えば、ボルト(不図示)によって固定される。プレート54は、第1軸受部52および第2軸受部53より軸方向下側に近接して配置される。またプレート54は、略円環形状に形成され、断面矩形状の基部54aと、基部54aから径方向内側に突出した内側突出部54bと、基部54aから軸方向上側に突出した上側突出部54cとから構成される。基部54aは、第1軸受部52と軸方向に対向する。そして、内側突出部54bの内周面54dは、シャフト41の大径部41bの外周面41dと径方向に微小間隙を介して対向する。
また、図3に示すように、円筒部材44の下側縮径部44cの外周面44gおよびプレート54の基部54aの内周面54eとの径方向の間には、円環形状、且つ、板状のワッシャ55が配置される。即ち、第1規制部81であるワッシャ55は、シャフト41と別体に設けられる。ワッシャ55の上面55aは、円筒部材44の基部44aの下面44hと軸方向に対向し、ワッシャ55の下面55bは、シャフト41の連結面41cと軸方向に対向する。さらに、ワッシャ55の上面55aは、第1軸受部52の下面52bと軸方向に対向し、ワッシャ55の下面55bは、プレート54の内側突出部54bの上面54fと軸方向に対向する。ここで、ワッシャ55は、シャフト41の連結面41cと円筒部材44の基部44aの下面44hとによって軸方向に間隙を介して挟まれ、且つ、ワッシャ55は連結面41cおよび円筒部材44と接触可能となるように配置される。この構成により、ワッシャ55は、シャフト41の回転動作と連動する。即ち、ワッシャ55は、シャフト41の連結面41c、円筒部材44の基部44aの下面44hおよび下側縮径部44cの外周面44gと接触および非接触を繰り返すことにより、シャフト41の回転によって回転する。もしくは、シャフト41の回転によって発生する、ワッシャ55の上面55aと円筒部材44の下面44hとの間の空気流およびワッシャ55の下面55bと連結面41cとの間の空気流によって、ワッシャ55は、回転する。したがって、ワッシャ55は、シャフト41の回転速度より遅い回転速度にて回転する。
また、上記構造により、シャフト41が軸方向下側に移動した際に、円筒部材44の基部44aの下面44hがワッシャ55の上面55aに接触し、且つ、ワッシャ55の下面55bがプレート54の内側突出部54bの上面54fに接触するために、シャフト41の軸方向下側への移動は規制される。そして、シャフト41が軸方向上側に移動した際に、シャフト41の連結面41cがワッシャ55の下面55bに接触し、且つ、ワッシャ55の上面55aが第1軸受部52の下面52bと接触するために、シャフト41の軸方向上側への移動は規制される。
ここで、空気圧縮機1が高速駆動(例えば、毎分数万回転)中において、外部衝撃等により、シャフト41が軸方向もしくは径方向に移動したとしても、シャフト41の回転速度にて第1軸受部52およびプレート54に接触することを防ぐことができる。即ち、シャフト41の回転速度より遅いワッシャ55の回転速度にて、ワッシャ55が第1軸受部52およびプレート54に接触する。したがって、第1軸受部52およびプレート54に与える衝撃を低減することができる。その結果、シャフト41の回転速度にて第1軸受部52およびプレート54と接触した場合と比較して、ワッシャ55、第1軸受部52およびプレート54の損傷を抑えることができる。これにより、信頼性の高い軸受装置および空気圧縮機を提供することができる。
また、図2に示すように、ワッシャ55の厚さt1と円筒部材44の基部44aの下面44h(図2では不図示。図3参照)からプレート54の内側突出部54bの上面54f(図2では不図示。図3参照)までの軸方向の距離D1との差(D1−t1)の大きさは、板状部材51の下面51aと電磁石ヨーク53aの上端面53cとの軸方向の距離D2より小さくなるように設定される。この構成により、軸方向上側の板状部材51と軸方向上側の電磁石ヨーク53aとが接触することを阻止することができる。即ち、シャフト41が軸方向下側に移動したとしても、軸方向上側の軸受装置5の板状部材51と電磁石ヨーク53aとが接触する前に、必ずワッシャ55と円筒部材44およびプレート54とが接触し、シャフト41の軸方向下側の移動を規制する。したがって、第2軸受部53の破損等に対する信頼性を向上させることができる。
また、ワッシャ55の厚さt1とシャフト41の連結面41cおよび第1軸受部52の下面52b(図2では不図示。図3参照)の軸方向の距離D3との差(D3−t1)の大きさは、板状部材51の下面と電磁石ヨーク53aの上端面53cとの軸方向の距離D2より小さくなるように設定される。この構成により、軸方向下側の板状部材51と軸方向下側の電磁石ヨーク53aとが接触することを阻止することができる。即ち、シャフト41が軸方向上側に移動したとしても、軸方向下側の軸受装置5の板状部材51と電磁石ヨーク53aとが接触する前に、必ずワッシャ55と連結面41cおよび第1軸受部52とが接触し、シャフト41の軸方向上側の移動を規制する。したがって、第2軸受部53の破損等に対する信頼性を向上させることができる。
また、ワッシャ55の厚さt1と円筒部材44の基部44aの下面44hからプレート54の内側突出部54bの上面54fまでの軸方向の距離D1との差(D1−t1)の大きさは、インペラ2の羽根部22とケース3との間の間隙の最小値(即ち、ケース3の円筒部34の曲面部35とインペラ2の羽根部22とから構成される微小間隙G1の最小距離GW1)よりも小さく設定される。この構成により、インペラ2とケース3とが接触することを阻止することができる。したがって、空気圧縮機1の外部に配置された部材および装置(不図示)に損傷を与えることを防ぐことができる。即ち、インペラ2およびケース3が破損した場合、ケース3の排気口32もしくは吸気口31を通じて、空気圧縮機1に接続された部材および装置に、インペラ2およびケース3の破片が侵入してしまう可能性がある。しかしながら、第1規制部が第2規制部に接触することにより、万が一、第1規制部および第2規制部が破損したとしても、第1規制部および第2規制部の破片は、空気圧縮機1の内部に留まる。したがって、空気圧縮機1の外部の部材および装置に損傷を与えることを防ぐことができる。
図3に示すように、ワッシャ55の内周面55cは、円筒部材44の下側縮径部44cの外周面44gと径方向において対向する。そして、ワッシャ55の外周面55dは、プレート54の基部54aの内周面54eと径方向において対向する。ここで、図2に示すように、ワッシャ55の径方向の幅w1と円筒部材44の下側縮径部44cの外周面44g(図2では不図示。図3参照)からプレート54の基部54aの内周面54e(図2では不図示。図3参照)までの径方向の距離D4との差(D4−w1)は、円筒部材44の基部44aの外周面44gと第1軸受部52の軸受面52aとの径方向の距離D5より小さくなるように設定される。この構成により、円筒部材44の基部44aの外周面44dと第1軸受部52の軸受面52aとの接触を阻止することができる。即ち、シャフト41が径方向の一方に移動したとしても、円筒部材44の基部44aの外周面44dと第1軸受部52の軸受面52aとが接触する前に、必ずワッシャ55がプレート54および円筒部材44の下側縮径部44cに接触し、シャフト41の径方向の移動を規制する。したがって、第1軸受部52の破損等に対する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、下側の軸受装置5には、移動規制部8が設けられていない。即ち、下側の軸受装置5は、シャフト41に嵌合された円筒部材44と第1軸受部52の軸受面とが径方向に微小間隙を介して対向するのみであり、ワッシャ55およびプレート54は設けられていない。即ち、移動規制部8は、1つであり、シャフトの軸方向におけるインペラ側の近傍に設けられる。したがって、従来の構造(図4参照)に示すように、2つの軸受装置100のともに移動規制部107を設けた場合と比較して、シャフト41の軸方向の移動量を小さくすることができる。即ち、移動規制部8が軸受装置5の片側のみであるから、従来構造にてばらつきの原因となった距離L2が存在しない。したがって、従来構造では必要であった位置調整部材による調整が不要となり、第1規制部および第2規制部との間隙を高精度に設定することができる。その上、第1規制部81および第2規制部82との間隙を高精度に設定することができるため、従来構造では必要であった調整用カラーによる調整が不要となり、インペラ2とケース3との微小間隙G1を設定することができる。その結果、空気圧縮機1の製造の際に、従来構造では必要であった位置調整部材による移動規制部8の調整および調整用カラーによるインペラ2とケース3との微小間隙G1の調整が不要となるために、空気圧縮機1を容易に製造することができる。
また、特に、シャフトの軸方向におけるインペラ2に近傍に移動規制部8が設けられるため、インペラ2とケース3との微小間隙G1の幅GW1(図2参照)の大きさを小さくすることができる。即ち、従来構造の移動規制部107が軸方向の下側の軸受装置100に設けられる場合と比較して、インペラ2と移動規制部8との軸方向の距離を小さくすることができる。したがって、インペラ2と移動規制部8との間のシャフト41の距離が従来構造と比較して短くなるために、シャフト41の熱膨張による影響を抑えることができる。これにより、従来構造のような移動規制部8が軸方向下側の軸受装置5側に設けられる場合と比較して、微小間隙G1の幅GW1の大きさを小さく設定することができる。したがって、空気圧縮機1の高効率化を図ることができる。
本実施形態の空気圧縮機によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の空気圧縮機によれば、シャフト41の軸方向の移動によるインペラ2およびケース3の接触を阻止する一つの移動規制部8がシャフト41の軸方向におけるインペラ2の近傍に設けられる構成としている。したがって、従来構造のように移動規制部107がシャフト103の軸方向の両端側に設けられた場合と比較して、特別な調整作業を行うことなく、インペラ2とケース3との微小間隙G1を設定することができる。即ち、従来構造において、ばらつきが発生していた移動規制部107の間の距離L2が存在しないために、空気圧縮機の組立後に、シム等の位置調整部材および調整用カラーを用いてインペラ2や板状部材51の軸方向の位置を2度調整する作業を削除することができる。その結果、従来構造と比較して、空気圧縮機1を容易に製造することができる。その上、本発明は、移動規制部8が一つであるため、従来構造の移動規制部107をシャフト103の軸方向において離間して2つ設けた場合に考慮した2つの移動規制部107の軸方向の間のシャフト103の熱膨張による影響を抑えることができる。特に、シャフトの軸方向におけるインペラ2の近傍に1つの移動規制部8を設けることにより、移動規制部8とインペラ2との軸方向の距離を短くすることができるために、さらにシャフト41の熱膨張の影響を抑えることができる。その結果、インペラ2とケース3との微小間隙G1を小さく設定することが可能となり、空気圧縮機の高効率化を図ることができる。
(1)本実施形態の空気圧縮機によれば、シャフト41の軸方向の移動によるインペラ2およびケース3の接触を阻止する一つの移動規制部8がシャフト41の軸方向におけるインペラ2の近傍に設けられる構成としている。したがって、従来構造のように移動規制部107がシャフト103の軸方向の両端側に設けられた場合と比較して、特別な調整作業を行うことなく、インペラ2とケース3との微小間隙G1を設定することができる。即ち、従来構造において、ばらつきが発生していた移動規制部107の間の距離L2が存在しないために、空気圧縮機の組立後に、シム等の位置調整部材および調整用カラーを用いてインペラ2や板状部材51の軸方向の位置を2度調整する作業を削除することができる。その結果、従来構造と比較して、空気圧縮機1を容易に製造することができる。その上、本発明は、移動規制部8が一つであるため、従来構造の移動規制部107をシャフト103の軸方向において離間して2つ設けた場合に考慮した2つの移動規制部107の軸方向の間のシャフト103の熱膨張による影響を抑えることができる。特に、シャフトの軸方向におけるインペラ2の近傍に1つの移動規制部8を設けることにより、移動規制部8とインペラ2との軸方向の距離を短くすることができるために、さらにシャフト41の熱膨張の影響を抑えることができる。その結果、インペラ2とケース3との微小間隙G1を小さく設定することが可能となり、空気圧縮機の高効率化を図ることができる。
(2)本実施形態の空気圧縮機によれば、シャフト41が軸方向に移動した際に、第1規制部81の軸方向の面が、第2規制部82の軸方向の面に接触することにより、シャフト41の軸方向への移動が規制される構成としている。即ち、シャフト41が軸方向の下側に移動した際、ワッシャ55の上面55aが円筒部材44の基部44aの下面44hと接触し、ワッシャ55の下面55bがプレート54の内側突出部54bの上面54fと接触して、シャフト41の移動が規制される。そして、シャフト41が軸方向の上側に移動した際、ワッシャ55の下面55bがシャフト41の連結面41cと接触し、ワッシャ55の上面55aが第1軸受部52の下面52bと接触して、シャフト41の移動が規制される。したがって、第1規制部81の軸方向の両側に第2規制部82が配置される、簡単な構成にて、シャフト41の軸方向の両側への移動規制を達成することができる。
(3)本実施形態の空気圧縮機によれば、第1規制部81であるワッシャ55がシャフト41の回転動作と連動して回転し、ワッシャ55は、シャフト41の回転速度より遅い回転速度にて回転する構成としている。したがって、ワッシャ55が第1軸受部52およびプレート54に接触する際に、シャフト41が第1軸受部52およびプレート54と接触する場合と比較して、接触による衝撃を低減することができる。その結果、第1軸受部52およびプレート54が破損することを抑えることができるために、信頼性の高い空気圧縮機を提供することができる。
(4)本実施形態の空気圧縮機によれば、円筒部材44の下側縮径部44cの外周面44gは、ワッシャ55の内周面55cと接触可能であり、プレート54の基部54aの内周面54eは、ワッシャ55の外周面55dと接触可能である構成としている。そして、シャフト41が径方向に移動した際に、ワッシャ55と下側縮径部44cの外周面44gおよびプレート54の基部54aの内周面54eとが接触することにより、シャフト41と第1軸受部52との接触が阻止される構成としている。したがって、シャフト41が径方向に移動しても、第1軸受部52とシャフト41との接触を防止することができる。したがって、第1軸受部52およびシャフト41の損傷を抑えることができる。
(5)本実施形態の空気圧縮機によれば、円筒部材44が、シャフト41の連結面41cおよび板状部材51と接触する構成としている。したがって、板状部材51およびインペラ2の軸方向の高精度な位置決めを容易に行うことができる。即ち、主にシャフト41および円筒部材44の加工誤差のみにより、板状部材51およびインペラ2の軸方向の位置が決定されるために、従来構造のような組立誤差による影響を大幅に低減することができる。
(6)本実施形態の空気圧縮機は、車両に搭載されることが望ましい。車両に搭載される空気圧縮機では、車両の減速や加速によって、衝撃を受けることが多い。しかしながら、本実施形態の空気圧縮機1は、上記の衝撃に対しても、移動規制部8によりシャフト41(円筒部材44)および板状部材51と第1軸受部52および第2軸受部53との接触を阻止することができる。したがって、車両に搭載しても、信頼性の高い空気圧縮機を提供することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、シャフト41および円筒部材44は別部材であったが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、シャフト41および円筒部材44が単一部材として設けられてもよい。また、本実施形態では、シャフト41およびワッシャ55が別部材であったが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、シャフト41およびワッシャ55は一体に設けられてもよいし、単一部材として設けられてもよい。
・本実施形態では、シャフト41および円筒部材44は別部材であったが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、シャフト41および円筒部材44が単一部材として設けられてもよい。また、本実施形態では、シャフト41およびワッシャ55が別部材であったが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、シャフト41およびワッシャ55は一体に設けられてもよいし、単一部材として設けられてもよい。
・本実施形態では、プレート54の基部54aの内周面54eがワッシャ55の外周面55dと接触することにより、シャフト41の径方向の移動を規制する役割を果たしたが、本発明はこれに限定することはない。例えば、プレート54の基部54aの内周面54eに円環形状の外径ガイド部材(不図示)を嵌合してもよい。これにより、外径ガイド部材の幅の修正を別途行うことによるのみにて、円筒部材44の下側縮径部44cの外周面44gと外径ガイド部材の内周面(不図示)の距離を調整することができる。したがって、容易な調整方法にて、シャフト41の径方向の移動量を高精度に設定することができる。
・本実施形態では、第1軸受部52をフォイル軸受、第2軸受部53を磁気軸受としたが、本発明はこれに限定されることはない。第1軸受部52および第2軸受部53はともに非接触型の軸受であればよい。したがって、例えば、第1軸受部52を磁気軸受とし、第2軸受部53をフォイル軸受としてもよい。そして、例えば、第1軸受部52および第2軸受部53ともに、フォイル軸受としてもよい。また、第1軸受部52および第2軸受部53は、フォイル軸受および磁気軸受以外の非接触型の軸受であってもよい。
1…空気圧縮機、2…インペラ、3…ケース、31…吸気口、32…排気口、4…モータ部、41…シャフト、41c…連結面(第2規制部)44…円筒部材(第2規制部)、5…軸受装置、51…板状部材、52…第1軸受部(第2規制部)、53…第2軸受部、54…プレート(第2規制部)、55…ワッシャ(第1規制部)、8…移動規制部、81…第1規制部、82…第2規制部
Claims (3)
- 空気圧縮機であって、
シャフトと、前記シャフトの一端側に取り付けられたインペラと、前記インペラを収容するケースと、回転駆動力を発生するモータ部と、前記シャフトの軸方向に固定された板状部材と、前記モータの軸方向の両側に複数配置され、前記シャフトを非接触にて回転可能に支持する軸受装置と、前記シャフトの軸方向への移動を規制するとともに、前記インペラと前記ケースとの接触を阻止する一つの移動規制部とを備え、
前記移動規制部は、前記シャフトの軸方向における前記インペラ側の近傍に設けられること
を特徴とする空気圧縮機。 - 請求項1に記載の空気圧縮機であって、
前記移動規制部は、径方向に伸びる第1規制部と、前記第1規制部の軸方向の両側に間隙を介して配置され、前記第1規制部と軸方向に接触可能な第2規制部とを有し、
前記シャフトが軸方向に移動した際に、前記第1規制部の軸方向の面が、該面に軸方向に対向する前記第2規制部の軸方向の面に接触することにより、前記シャフトの軸方向への移動が規制されること
を特徴とする空気圧縮機。 - 請求項2に記載の空気圧縮機であって、
前記第1規制部は、前記シャフトと別体に設けられ、
前記第1規制部は、前記シャフトの回転動作に連動して、前記シャフトの回転速度より遅い回転速度にて回転すること
を特徴とする空気圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008144951A JP2009293403A (ja) | 2008-06-02 | 2008-06-02 | 空気圧縮機 |
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CN106500749A (zh) * | 2016-12-19 | 2017-03-15 | 南京磁谷科技有限公司 | 一种磁悬浮电机测量转子的轴向传感器支架结构 |
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2008
- 2008-06-02 JP JP2008144951A patent/JP2009293403A/ja active Pending
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