JP2009291338A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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久 米川
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Abstract

【課題】複数の放射線画像検出器に放射線が到達し得る状況下で、放射線画像撮影に用いられない放射線画像検出器でゴースト像が撮影されることを的確に防止することが可能な放射線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】放射線画像撮影システム1は、電源消費状態をスリープ状態と撮影可能状態との間で切り替え可能な複数の可搬型放射線画像検出器2と、ブッキー装置3と、コンソール7とを備え、可搬型放射線画像検出器2はブッキー装置3に装填されていない単独の状態でも撮影可能で、コンソール7は、単独の状態の可搬型放射線画像検出器2のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であると判断すると、当該2個以上の可搬型放射線画像検出器2のうち、選択したいずれか1個の可搬型放射線画像検出器2以外の単独の状態の可搬型放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える切替処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線画像撮影システムに関するものである。
病気診断等を目的として、X線画像に代表される放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。こうした医療用の放射線画像は、従来からスクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、放射線画像のデジタル化を図るために輝尽性蛍光体シートを用いたCR(Computed Radiography)装置が開発され、最近では、照射された放射線をフォトダイオード(光電変換素子)等の放射線検出素子で検出してデジタル画像データとして取得する放射線画像検出器が開発されている。
このタイプの放射線画像検出器はFPD(Flat Panel Detector)として知られており、従来はブッキー装置と一体的に形成された(例えば特許文献1参照)。しかし、近年、放射線検出素子等をハウジングに収納して可搬とした可搬型放射線画像検出器(以下、単に放射線画像検出器という場合には可搬型のものを指す。)が開発され、実用化されている(例えば特許文献2参照)。
このような放射線画像検出器100は、通常、図7に示すように、ブッキー装置101のカセッテ保持部102に装填して用いられるように構成される。そして、放射線画像検出器100はブッキー装置101に装填されると、ブッキー装置101を介して電力が供給されたり図示しないコンソールとの間で画像データや必要な情報等の送受信が行われるように構成されることが多い。
また、特許文献3では、放射線画像検出器100がブッキー装置101に装填されると、放射線画像検出器100が装填されたことがブッキー装置101からネットワーク等を介してコンソールに通知され、コンソールで装填を把握し得るシステムが開示されている。
また、近年、放射線画像検出器の可搬性を生かして、ブッキー装置に装填しない、いわば単独の状態で用い、例えば放射線画像検出器の放射線入射面上に被写体である患者の手等を載置し、ポータブルの放射線発生装置から放射線を照射して放射線画像撮影を行うケースも増えてきた。さらに、アンテナ装置等の無線通信手段を設け、無線通信手段を介してコンソール等の外部装置と画像データ等の送受信を行うことが可能な可搬型放射線画像検出器も開発されている(例えば特許文献4参照)。
ところで、上記のように、放射線画像検出器が可搬型になり、放射線画像検出器を単独の状態で用いて放射線画像撮影を行うことができるようになると、撮影室内に複数の放射線画像検出器があるような場合に、1つの放射線画像検出器に対して照射した放射線を他の放射線画像検出器が検出してしまう場合がある。
この場合、例えばコンソールから撮影室内の放射線画像検出器に対して画像データの送信指示を送信すると、放射線画像撮影に用いられた放射線画像検出器から正規の画像データが送られてくるだけでなく、他方の放射線画像検出器からいわゆるゴースト像が送信されてくる。このように、無駄な画像検出や画像データ(ゴースト像のデータ)の送信等が行われると、放射線画像検出器のバッテリが無駄に消費されてしまう等の問題が生じる。
このような事態を回避するため、特許文献5に記載の装置では、撮影室内等に複数の放射線画像検出器を収納可能なカセッテボックスを設けておき、カセッテボックスには放射線画像検出器が収納されていることを検出する検出手段を設けておき、放射線画像検出器がカセッテボックス内に収納されている場合には電源消費状態をスリープ状態(省電力状態)とし、放射線画像検出器がカセッテボックスから取り出されると、取り出した放射線画像検出器の電源消費状態を撮影可能状態に切り替えることが提案されている。
特開平9−73144号公報 特開2006−058124号公報 米国特許7197122号明細書 特開2006−263339号公報 特開2002−248095号公報
しかしながら、放射線画像検出器は、通常の場合、例えば撮影室内に放置されていても、スリープ状態になっていれば放射線が照射されても画像検出や画像データの送信等は行われない。
また、放射線画像検出器をブッキー装置に装填し、当該ブッキー装置に対応付けられた放射線発生装置から放射線を照射して放射線画像撮影を行う場合、放射線発生装置から照射される放射線は、ブッキー装置の所定部分(患者の関心領域相当部分)にのみ照射されるように照射野が狭められる。そのため、別の放射線画像検出器が撮影可能状態で撮影室内の別の場所に存在し、当該別の放射線画像検出器が放射線の照射を自動検出して読取処理を自動的に開始するタイプであっても、その放射線画像検出器には放射線は届かず、通常、その放射線画像検出器でゴースト像が撮影されることはない。
そのため、それらの場合にも、特許文献5に記載されているように、放射線画像撮影に使用しない放射線画像検出器をわざわざカセッテボックスに戻さなければならないとすると、放射線画像撮影を行う放射線技師や医師等(以下、操作者という。)が煩わしさを感じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数の放射線画像検出器に放射線が到達し得る状況下で、放射線画像撮影に用いられない放射線画像検出器でゴースト像が撮影されることを的確に防止することが可能な放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影システムは、
バッテリを内蔵し、無線通信手段を備えるとともに、電源消費状態を少なくともスリープ状態と撮影可能状態との間で切り替え可能な複数の可搬型放射線画像検出器と、
前記可搬型放射線画像検出器を装填可能なブッキー装置と、
放射線を照射する放射線発生装置と、
前記複数の可搬型放射線画像検出器と通信可能なコンソールと、
を備え、
前記可搬型放射線画像検出器は、前記ブッキー装置に装填されていない単独の状態で被写体を撮影可能で、かつ、前記電源消費状態を前記コンソールに通知可能であり、
前記ブッキー装置は、前記可搬型放射線画像検出器が装填されると前記コンソールに前記可搬型放射線画像検出器の装填を通知し、装填された前記可搬型放射線画像検出器が引き出されると前記コンソールに前記可搬型放射線画像検出器の装填の解除を通知し、
前記コンソールは、前記単独の状態の前記可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断すると、電源消費状態が撮影可能状態である前記2個以上の可搬型放射線画像検出器のうち、いずれか1個の可搬型放射線画像検出器を選択し、選択した可搬型放射線画像検出器以外の前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態をスリープ状態に切り替える切替処理を行うことを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、コンソールは、単独の状態の放射線画像検出器のうち2個以上の放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態になっていないか否かを管理し、2個以上の単独の状態の放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断した場合には、いずれか1個の放射線画像検出器を選択し、選択した放射線画像検出器以外の単独の状態の放射線画像検出器の電源消費状態をスリープ状態に強制的に切り替える切替処理を行う。
そのため、例えばポータブルの放射線発生装置から任意の方向に放射線を照射すると、ブッキー装置に装填されていない複数の単独の状態の放射線画像検出器に放射線が到達する可能性が生じるが、そのような状況下でも、放射線画像撮影に用いられない放射線画像検出器の電源消費状態をすべてスリープ状態に強制的に切り替えることで、それらの放射線画像検出器に放射線が照射されてゴースト像を検出してしまうことを的確に防止することが可能となる。
以下、本発明に係る放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
本実施形態に係る放射線画像撮影システム1は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定したシステムであり、図1に示すように、例えば、放射線を照射して患者Mの一部である被写体(患者Mの撮影対象部位)の撮影を行う撮影室R1と、放射線技師や医師等の操作者が被写体に照射する放射線の制御や取得した放射線画像の画像処理等を行う前室R2とに配置されるものである。
本実施形態では、撮影室R1には、可搬型とされた放射線画像検出器2(以下、単に放射線画像検出器2という。)を装填可能なブッキー装置3や、被写体に放射線を照射する放射線発生装置4、放射線画像検出器2とコンソール7とが無線通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)5等が設けられている。
また、前室R2には、放射線画像検出器2に内蔵された後述するタグを検出するタグリーダ6や、放射線画像撮影システム1全体の制御を行うコンソール7が設けられている。本実施形態では、放射線画像撮影システム1は、少なくともこれらのブッキー装置3と、放射線発生装置4と、放射線画像検出器2と、コンソール7とを備えて構成されている。
放射線画像検出器2は、図2に示すように、図示しないフォトダイオード等の光電変換素子やシンチレータ等が筐体21内に内蔵されたものを用いることができる。なお、図2では、筐体21がフロント部材21aとバック部材21bとで形成されている場合が示されているが、この他にも、筐体21を筒状のモノコック状に形成することも可能である。
放射線画像検出器2の側面部分には、電源/モード切替スイッチ22が配置されており、電源/モード切替スイッチ22を比較的長い時間(例えば1、2秒程度)押下し続けることにより、手動で放射線画像検出器2の電源のON/OFFできるようになっている。また、放射線画像検出器2は、電源/モード切替スイッチ22が操作されて電源がONされると、後述するアンテナ装置24を介して電源が投入された旨の信号(以下、電源ON信号という。)を発信し、電源OFF操作されると、電源を切る前に電源が切られた旨の信号(以下、電源OFF信号という。)を発信して電源を切るようになっている。
また、側面部分には、この他、筐体21内に内蔵された図示しないバッテリの交換のために開閉される蓋部材23が設けられており、蓋部材23の側面部には、放射線画像検出器2が無線アクセスポイント5を介して外部と無線で情報の送受信を行うための無線通信手段であるアンテナ装置24が埋め込まれている。
また、放射線画像検出器2は、電源がONの状態である場合に、放射線画像撮影を行うことができるように各部材に必要な電力が供給される撮影可能状態と、省電力状態であり放射線が照射されても放射線画像撮影を行わないスリープ状態との少なくとも2種類の電源消費状態の間で切り替えることができるように構成されている。
本実施形態では、放射線画像検出器2は、電源がONされると電源消費状態が自動的に撮影可能状態に設定されるようになっている。また、電源/モード切替スイッチ22が短く押下されると、押下されるごとに電源消費状態が撮影可能状態とスリープ状態との間で切り替わるようになっている。また、放射線画像検出器2は、電源がONされて電源消費状態が撮影可能状態となった後、放射線が照射されずに所定時間が経過した場合には、電源消費状態が自動的にスリープ状態に切り替わるようになっている。
そして、放射線画像検出器2は、電源消費状態が切り替わる際に、電源消費状態が切り替わった旨の信号(以下、モード切替信号という。)と、切り替わった後の電源消費状態(すなわち撮影可能状態またはスリープ状態)をアンテナ装置24を介して発信するようになっている。
また、放射線画像検出器2は、後述するように、コンソール7からポーリング信号が送信されてくると、自らの電源消費状態が撮影可能状態であるかスリープ状態であるかを表す応答信号を無線アクセスポイント5を介してコンソール7に通知するようになっている。
放射線画像検出器2の側面部分には、さらに、例えばLED等で構成されバッテリの充電状況や各種の操作状況等を表示するインジケータ25が設けられている。インジケータ25等が設けられた放射線画像検出器2の側面部分とは反対側の側面部分には、放射線画像検出器2がブッキー装置3に装填された場合に、ブッキー装置3内の図示しない電極に接続され、放射線画像検出器2がブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、外部との信号のやりとりを行うための図示しない端子が設けられている。
また、放射線画像検出器2内には、図示しないタグが内蔵されている。本実施形態では、タグとして、いわゆるRFID(Radio Frequency IDentification)タグと呼ばれるタグが用いられており、タグには、タグの各部を制御する制御回路や放射線画像検出器2の固有情報を記憶する記憶部がコンパクトに内蔵されている。
放射線画像検出器2は、タグリーダ6から発信された電波をアンテナ装置24を介して受信すると、タグの記憶部に記憶されたカセッテIDを含む固有情報をアンテナ装置24を介してタグリーダ6に送信するように構成されている。なお、固有情報には、例えば当該放射線画像検出器2に割り当てられた識別情報としてのカセッテIDやシンチレータの種類情報、サイズ情報、解像度等が含まれている。
本実施形態では、放射線画像検出器2は、従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおけるJIS Z 4905(対応する国際規格はIEC 60406)に準拠する寸法で構成されている。すなわち、放射線入射方向の厚さは15mm+1mm〜15mm−2mmの範囲内に形成され、8インチ×10インチ、10インチ×12インチ、11インチ×14インチ、14インチ×14インチ、14インチ×17インチ(半切サイズ)等のものが用意されている。
また、放射線画像検出器2は、このようにブッキー装置3に装填して用いることも可能であるが、ブッキー装置3に装填されていない単独の状態で用いることもできるようになっている。
すなわち、放射線画像検出器2をブッキー装置3に装填しない単独の状態で、例えば撮影室R1内に設けられた支持台に配置し、その放射線入射面X(図2参照)上に被写体である患者Mの手等を載置したり、或いは例えばベッド上に横臥した患者Mの腰や足等とベッドとの間に差し込んだりして、ポータブルの放射線発生装置4c、すなわちブッキー装置3に対応付けられていない、いわばフリーな放射線発生装置4c等から放射線を照射して画像データを得るようにして用いることができるようになっている。
放射線画像検出器2は、ブッキー装置3に装填されて撮影が行われる場合には、前述した端子を通じてブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、画像データの送信等の外部との信号のやりとりを行うようになっている。
また、単独の状態で用いられる場合には、放射線画像検出器2は、内蔵されたバッテリの電力により動作するようになっており、画像データの送信等の外部、特にコンソール7との信号のやりとりは、放射線画像検出器2のアンテナ装置24を介して撮影室R1内に設けられた無線アクセスポイント5を経由して無線通信で行われるようになっている。なお、例えば放射線画像検出器2を前室R2に持参してコンソール7に有線接続して画像データのコンソール7への送信を行うように構成することも可能である。
また、放射線画像検出器2には、図示しない記憶手段が内蔵されており、複数回の放射線画像撮影で得た各画像データを一時的に記憶させることができるようになっている。そのため、放射線画像検出器2を用いて、被写体に対して連続して放射線を照射し、そのたびごとに画像データを記録していくことで、連続撮影や動画撮影を行うことができるようになっている。
なお、放射線画像検出器(FPD)2としては、照射された放射線をシンチレータで光に変換してフォトダイオード等の光電変換素子で検出する、いわゆる間接型の放射線画像検出器を用いることが可能であり、それ以外にも、照射された放射線をシンチレータを介さず放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像検出器等の種々の放射線画像検出器を用いることが可能である。
撮影室R1は、放射線が外部に漏れないように鉛などでシールドされている。撮影室R1には、放射線画像検出器2を装填可能なブッキー装置3が設けられている。本実施形態では、ブッキー装置3として、立位撮影用のブッキー装置3aと臥位撮影用のブッキー装置3bとがそれぞれ設けられている。また、ブッキー装置3には、放射線画像検出器2を所定の位置に保持するためのカセッテ保持部31がそれぞれ設けられている。
本実施形態では、ブッキー装置3として、前述したCR装置としてのCRカセッテ用のブッキー装置が用いられている。図示を省略するが、CRカセッテは、前述した従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおけるJIS規格に準拠する寸法で構成されることが多く、ブッキー装置3は、その寸法のCRカセッテを装填することができるように構成されている。
そのため、前述したように、放射線画像検出器2を同じJIS規格に準拠する寸法で構成することにより、同一のブッキー装置3に放射線画像検出器2とCRカセッテのいずれをも装填することができるようになっている。従って、本実施形態では、放射線画像検出器2のみならず、CRカセッテを撮影室R1内に持ち込んで放射線画像撮影を行うこともできるようになっている。
図示を省略するが、ブッキー装置3のカセッテ保持部31には、放射線画像検出器2が装填されたことを物理的に検出するマイクロスイッチ等の装填検出装置や、放射線画像検出器2が正常に装填された場合に放射線画像検出器2の端子と接続する電極等が設けられている。また、前述したようにCRカセッテが装填される場合もあるため、カセッテ保持部31にはCRカセッテの図示しないバーコードを光学的に読み取るバーコードリーダ等も設けられている。
また、ブッキー装置3には、それぞれCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の図示しないモニタや、キーボードやタッチパネル等の操作入力部、発声部、CPU(Central Processing Unit)等を備えた操作部32が設けられている。操作部32のモニタにはコンソール7から送信されてきた患者情報や撮影条件等の情報が表示されるようになっており、操作者がその表示を見て患者や撮影部位等を確認できるようになっている。
そして、装填検出装置がカセッテ保持部31への放射線画像検出器2やCRカセッテの装填を検出したにもかかわらず、電極を介した放射線画像検出器2との通信が成立しない場合や、バーコードリーダによるCRカセッテのバーコードの読み取りができない場合には、操作部32の発声部から音声を発声して操作者に注意を喚起するようになっている。
これは、ブッキー装置3のカセッテ保持部31に装填された放射線画像検出器2が撮影可能状態になっていなかったり(電源スイッチが入れ忘れられていたり)、放射線画像検出器2の端子が設けられていない側の側面部分、すなわちアンテナ装置24が設けられた側の側面部分から放射線画像検出器2をカセッテ保持部31に装填したり、或いは放射線画像検出器2やCRカセッテの表裏を逆にして装填したりした場合であり、いずれも装填をしなおす必要があるためである。
ブッキー装置3は、装填検出装置や電極等からの信号に基づいて放射線画像検出器2が正常に装填されたことを検知すると、コンソール7に対して放射線画像検出器2が装填されたことを表す信号(以下、装填信号という。)およびカセッテID等の情報を通知するようになっている。
また、ブッキー装置3は、装填検出装置や電極等からの信号に基づいて、装填されていた放射線画像検出器2が引き出されたことを検知すると、コンソール7に対して放射線画像検出器2の装填が解除されたことを表す信号(以下、解除信号という。)等を通知するようになっている。
なお、本実施形態では、ブッキー装置3は、カセッテ2が正常に装填されたことを検知した時点で初めて操作者による操作入力部を介した操作部32の操作を可能とするようになっている。すなわち、操作部32は、ブッキー装置3にカセッテ2が正常に装填されない限り、操作を受け付けないようになっている。また、立位撮影用のブッキー装置3aや臥位撮影用のブッキー装置3bにおいて、例えばそれら自体の位置調整や装置本体に対するカセッテ保持部31の高さ調整等を適宜行うこと等が可能とされていることは、公知のブッキー装置と同様である。
撮影室R1には、被写体に放射線を照射する放射線源を備える放射線発生装置4が少なくとも1つ設けられており、本実施形態では、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bに、放射線発生装置4a、4bがそれぞれ予め対応付けられて配設されている。なお、本実施形態では、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bに対して、それらに対応付けられた兼用の放射線発生装置を1つ設けるように構成することも可能である。
また、本実施形態では、立位撮影用のブッキー装置3aや臥位撮影用のブッキー装置3bには対応付けられていないポータブルの放射線発生装置4cも設けられており、ポータブルの放射線発生装置4cは、撮影室R1内のいかなる場所にも持ち運びでき、任意の方向に放射線を照射できるようになっている。
なお、ポータブルの放射線発生装置4cは、本実施形態では、コンソール7による制御によらず、放射線画像検出器2に対して用いる場合には放射線画像検出器2からの無線信号により起動させ、CRカセッテに対して用いる場合には操作者が手動で起動させるようになっているが、コンソール7の操作等で起動させるように構成することも可能である。
放射線発生装置4は、放射線源としてX線管球を備えており、X線管球は高圧電圧が印加されると電圧に応じた線量の放射線を照射するようになっている。また、放射線画像検出器4には、開閉自在とされた図示しない絞りが設けられており、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bに対応付けられた放射線発生装置4a、4bでは、絞りが調節されて放射線の照射野が狭められることで、対応するブッキー装置3a、3bの所定部分にのみ放射線が照射されるようになっている。なお、ポータブルの放射線発生装置4cにおいても、X線管球から照射される放射線の線量や絞りが適宜調節されて用いられる。
立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bにそれぞれ対応付けられた放射線発生装置4a、4bは、例えば撮影室R1の天井からつり下げられて配設されるようになっており、撮影時にはコンソール7からの指示に基づいて起動され、図示しない移動手段により所定の位置にまで移動されるようになっている。
撮影室R1内の一角には、放射線画像検出器2とコンソール7とが無線通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)5が設置されている。図1では、無線アクセスポイント5が撮影室R1の入口付近に設けられている場合が示されているが、これに限定されず、コンソール7の無線通信手段8と無線通信可能な適宜の位置に設置される。
前室R2の入口の近傍には、RFIDの技術を用いて放射線画像検出器2と情報をやりとりするタグリーダ6が設置されている。タグリーダ6は、内蔵する図示しないアンテナを介して電波等に所定の指示情報を乗せて発信し、前室R2に入室し或いは退室する放射線画像検出器2、すなわち撮影室R1や前室R2の所定範囲内に進入した放射線画像検出器2を検出するようになっている。そして、タグリーダ6は、検出した放射線画像検出器2のRFIDタグに記憶された固有情報を読み取り、読み取った固有情報をコンソール7に送信するようになっている。
前室R2には、コンソール7が設けられている。コンソール7は、図示しないCPUやROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータで構成されており、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開してプログラムに従って各種処理を実行して、前述したように放射線画像撮影システム1全体の制御を行うようになっている。
コンソール7には、立位撮影用および臥位撮影用のブッキー装置3a、3bやそれらに対応付けられた放射線発生装置4a、4b、タグリーダ6等がそれぞれケーブル等を介して接続されており、また、無線アクセスポイント5を経由して放射線画像検出器2と無線通信を行うための無線通信手段8が接続されている。
また、コンソール7には、ハードディスク等で構成された記憶手段9が接続されており、コンソール7には、その他、キーボードやマウス等の図示しない入力手段が接続されている。
コンソール7は、前述したようにタグリーダ6が検出した放射線画像検出器2のカセッテIDを含む固有情報が送信されてくると、図3に示すように、記憶手段9に登録されている、撮影室R1内等に存在する放射線画像検出器2のリストを参照するようになっている。
そして、コンソール7は、送信されてきた固有情報が記憶手段9に登録されていなければ、当該放射線画像検出器2が新たに撮影室R1や前室R2内に持ち込まれたものとしてその放射線画像検出器2のカセッテID等を上記のリストに追加して記憶手段9に登録する。また、送信されてきた固有情報が既に記憶手段9に登録されているものであれば、当該放射線画像検出器2が撮影室R1や前室R2内から持ち出されたものとしてその放射線画像検出器2のカセッテID等を上記のリストから抹消する。このようにして、コンソール7は、撮影室R1内等に持ち込まれ或いは持ち出される放射線画像検出器2を把握して記憶手段9上で管理するようになっている。
また、コンソール7は、撮影室R1内等に存在し、いずれのブッキー装置3a、3bにも装填されていない単独の状態の各放射線画像検出器2に対して無線アクセスポイント5を介して定期的にポーリング信号を送信して、それに対する各放射線画像検出器2からの応答信号に基づいて、各放射線画像検出器2の電源のON/OFFや電源消費状態が撮影可能状態かスリープ状態かを把握するようになっている。
図3に示した例では、撮影室R1内等に存在しブッキー装置3a、3bに装填されていない単独の状態の放射線画像検出器2が3個存在し、カセッテIDが「1010103」の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であり、他の放射線画像検出器2はスリープ状態になっている。なお、以下、便宜的に、カセッテIDが「1010103」、「1010104」、「1010111」の放射線画像検出器2をそれぞれ放射線画像検出器2a、2b、2cという。
また、コンソール7は、前述したようにブッキー装置3から装填信号が通知されてくると、それに付随して通知されるカセッテIDに対応する放射線画像検出器2のリストの「装填状態」の欄にその放射線画像検出器2が装填されたブッキー装置3のIDを書き込み、また、ブッキー装置3から解除信号が通知されてくると、それに付随して通知されるカセッテIDに対応する放射線画像検出器2のリストの「装填状態」の欄を「単独」に書き替えることで、現時点で、どのブッキー装置3a、3bにどの放射線画像検出器2が装填されており、また、どの放射線画像検出器2がいずれのブッキー装置3a、3bにも装填されておらず単独の状態にあるかを管理して把握するようになっている。
本実施形態では、コンソール7は、前述したように、撮影室R1内等に存在する単独の状態の各放射線画像検出器2に対して定期的にポーリング信号を送信するようになっており、各放射線画像検出器2から送信されてくる応答信号に基づいて、ブッキー装置3に装填されず、かつ、電源消費状態が撮影可能状態になっている放射線画像検出器2が2個以上存在するか否かを判断するようになっている。
その際、ブッキー装置3a、3bに装填されていない放射線画像検出器2が前室R2内に存在する場合には、無線アクセスポイント5を介して送信されるポーリング信号がその放射線画像検出器2に届かない場合があるが、当該放射線画像検出器2が撮影可能状態であっても前室R2内には照射された放射線は到達しないため、当該放射線画像検出器2でゴースト像が撮影されることはない。
そのため、コンソール7は、無線アクセスポイント5を介してポーリング信号を送信しても応答信号が送信されてこない場合には、当該放射線画像検出器2は前室R2内に存在するか或いは電源がOFFの状態になっていると判断して、今回の定期的なポーリング信号の送信の時点では、当該放射線画像検出器2を監視対象から除外するようになっている。
そして、電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在する場合には、コンソール7は、これらの電源消費状態が撮影可能状態である2個以上の放射線画像検出器2のうち、いずれか1個の放射線画像検出器2を選択し、選択した放射線画像検出器2以外の単独の状態の放射線画像検出器2に対して、それらの電源消費状態を撮影可能状態からスリープ状態に切り替える信号を無線アクセスポイント5を介して送信して、電源消費状態を切り替える切替処理を行うようになっている。
そのため、撮影室R1内等に電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在する場合、この操作が行われることにより、電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2は、選択された放射線画像検出器2の1個のみとなる。
本実施形態では、コンソール7は、上記のように単独の状態の放射線画像検出器2を選択する場合には、電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在すると判断した時点に最も近い時点で(すなわち最後に)電源消費状態を撮影可能状態とされた放射線画像検出器2を選択するようになっている。電源消費状態が以前から撮影可能状態とされたまま放置されている放射線画像検出器2よりも、操作者により最後に撮影可能状態とされた放射線画像検出器2がこれから行われる放射線画像撮影に用いられる可能性が高いためである。
そして、コンソール7は、図3に示した撮影室R1内等に存在する各放射線画像検出器2について電源消費状態の履歴を記憶して管理するようになっており、この履歴を参照してどの放射線画像検出器2の電源消費状態が最後に撮影可能状態とされたかを認識するようになっている。
また、コンソール7は、上記の定期的なポーリング信号の送信以外にも、無線アクセスポイント5を介して放射線画像検出器2から、電源ON信号や、切り替わった後の電源消費状態である「撮影可能状態」の情報を伴うモード切替信号が送信されてくると、その都度、撮影室R1内等に存在し、いずれのブッキー装置3a、3bにも装填されていない単独の状態の各放射線画像検出器2に対して、無線アクセスポイント5を介してポーリング信号を送信するようになっている。
この場合も、電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在するには、電源がONされたり電源消費状態をスリープ状態から撮影可能状態に切替られたりした放射線画像検出器2が最後に撮影可能状態とされた放射線画像検出器であるから、コンソール7は、その放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態のままとし、それ以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える。
さらに、コンソール7は、ブッキー装置3から、当該ブッキー装置3から装填されていた放射線画像検出器2が引き出されて装填が解除されたことを表す解除信号が通知されてきた場合にも、その都度、撮影室R1内等に存在し、いずれのブッキー装置3a、3bにも装填されていない単独の状態の各放射線画像検出器2に対して、無線アクセスポイント5を介してポーリング信号を送信するようになっている。
そして、この場合は、ブッキー装置3から引き出された放射線画像検出器2についてはその後画像データの送信等の処理が引き続き行われる可能性が高いため、上記のポーリング信号の送信に対する応答信号に基づいて電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在すると判断された場合には、コンソール7は、ブッキー装置3から引き出された放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態のままとし、それ以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替えるようになっている。
図1では図示を省略するが、コンソール7には、この他にも、例えば、コンソール7から出力された画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録して出力するイメージャ等が適宜接続される。
また、コンソール7の記憶手段9には、撮影室R1における放射線画像撮影で使用可能な放射線画像検出器2等について、カセッテIDと、シンチレータの種類情報やサイズ情報、解像度等の情報とが対応付けられたテーブルが予め記憶されている。さらに、記憶手段9には、撮影室R1での放射線画像撮影の対象となる患者の情報と撮影条件を含む撮影オーダ情報等が記憶されている。
本実施形態では、撮影オーダ情報は、図4に例示するように、患者情報としての「患者ID」P2、「患者氏名」P3、「性別」P4、「年齢」P5、「診療科」P6および撮影条件としての「撮影部位」P7、「撮影方向」P8、「mode撮影」P9を含んで構成されるようになっている。そして、撮影オーダを受け付けた順に、各撮影オーダ情報に対して「撮影オーダID」P1が自動的に割り当てられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報に書き込む患者情報や撮影条件の内容は、上記のものに限定されず、例えば、患者の生年月日、診察回数、放射線の線量、太っているか痩せているか等の情報を含むように構成することも可能であり、適宜設定することができる。また、例えば、ネットワークを介してコンソール7をHIS(Hospital Information System)やRIS(Radiology Information System)に接続し、それらから撮影オーダ情報や放射線画像検出器2についての情報等を入手するように構成することも可能である。
また、「mode撮影」P9における「単純」は、放射線画像検出器2を用いて1回だけ放射線を照射して放射線画像を得る撮影方法を表し、「サブトラクション」は、被写体に対して照射した放射線を複数の放射線画像検出器2で検出し、それらから得られる複数の画像データの各画素の差分を算出する等して目的の対象物以外の陰影等を除去する撮影方法を表し、「動態撮影」は、1個の放射線画像検出器2を用い、被写体に対して放射線を複数回連続照射して時系列的な複数の放射線画像を得る撮影方法を表す。しかし、撮影条件のうち「mode撮影P9」は必ずしも撮影オーダ情報に設定される必要はなく、後の段階で設定するように構成することも可能である。
コンソール7には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部71(図1参照)が設けられており、放射線画像撮影時には、コンソール7は、記憶手段9に記憶されている上記の撮影オーダ情報のリストを読み出して(或いはネットワークを介してHIS/RISから撮影オーダ情報のリストを入手して)取得して、例えば図5に示すように、表示部71の選択画面H1上に表示するようになっている。
本実施形態では、選択画面H1には、撮影オーダ情報のリストを表示するための撮影オーダ情報表示欄h11が設けられており、撮影オーダ情報表示欄h11の左側には、今回撮影する予定である撮影オーダ情報を選択するための選択ボタンh12が各撮影オーダ情報に対応して設けられている。また、撮影オーダ情報表示欄h11の下側には、決定ボタンh13および戻るボタンh14が設けられている。
そして、今回撮影を行う撮影オーダ情報が、当該撮影オーダ情報に対応する選択ボタンh12がクリックされ、決定ボタンh13がクリックされて選択されると、表示部71の画面が切り換わり、コンソール7は、続いて、表示部71の選択画面H2上に、例えば図6に例示するようなアイコンを表示する。
図6に示すように、選択画面H2の左側に、「立位」および「臥位」の表記を矩形状の枠線で囲む状態で、立位撮影用のブッキー装置3aと臥位撮影用のブッキー装置3bに対応するアイコン3A、3Bがそれぞれ表示されている。また、選択画面H2の右側には、撮影室R1内等に存在する単独の状態の放射線画像検出器2a、2b、2c(図3参照)に対応するアイコン2A、2B、2Cがそれぞれ矩形状に表示されている。
なお、図6では、ブッキー装置3a、3bにはいずれも放射線画像検出器2が装填されていない状態が示されているが、本実施形態では、ブッキー装置3a、3bのいずれか或いは両方に放射線画像検出器2が装填されている場合には、放射線画像検出器2が装填されているブッキー装置3a、3bに対応するアイコン3A、3Bの枠線が実線で表示され、枠線内が所定の色で着色されて表示されるようになっている。また、ブッキー装置3に装填された放射線画像検出器2は単独の状態ではなくなるため、選択画面H2の右側に表示されていた当該放射線画像検出器2に対応するアイコンは非表示となる。
また、図6の放射線画像検出器2a、2b、2cに対応するアイコン2A、2B、2Cの枠線内に示されている「100μ」等の表示は、対応する各放射線画像検出器2a、2b、2cの解像度を表すものであるが、これ以外にも各放射線画像検出器2a、2b、2cについての必要な情報を表示するように構成することも可能である。
本実施形態では、操作者により、選択画面H2に表示された単独の状態の各放射線画像検出器2a、2b、2cに対応するアイコン2A、2B、2Cのうちのいずれかのアイコンがクリックされて選択されると、コンソール7は、選択されたアイコンに対応する放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態に切り替えるようになっている。
また、それと同時に、当該放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態とした場合、撮影室R1内等に単独の状態の放射線画像検出器2のうち2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態である状態になる場合には、コンソール7は、選択されたアイコンに対応する当該放射線画像検出器2以外のすべての放射線画像検出器2に対して、電源消費状態をスリープ状態に切り替える切替処理を行うようになっている。
この場合、選択画面H2上で、電源消費状態が撮影可能状態になっている放射線画像検出器2に対応するアイコンと、スリープ状態になっている放射線画像検出器2に対応するアイコンとを、例えば異なる色で着色して表示したり、同色の濃淡で区別して表示する等して、どの放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態になっているかを操作者に認識できるように構成することも可能である。
なお、前述したように、撮影オーダ情報では撮影条件を設定することが可能であり、撮影条件の「mode撮影」P9(図4、図5参照)では「サブトラクション」を指定することが可能である。そして、サブトラクション撮影のように複数の放射線画像検出器2を用いる放射線画像撮影を行おうとする場合に、上記のように撮影室R1内等に単独の状態の放射線画像検出器2のうち電源消費状態が撮影可能状態である放射線画像検出器2を1個以下に制限する切替処理が機能する状態のままであると、サブトラクション撮影等を行うことができない。
そのため、本実施形態では、コンソール7は、放射線画像撮影の際に予め単独の状態の放射線画像検出器2のうち2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件が設定された場合には、上記の切替処理を行わないようになっている。
すなわち、操作者により、例えば図5に示した選択画面H1上で撮影条件として「サブトラクション」が指定された撮影オーダ情報(撮影オーダID「009」)が選択された場合には、コンソール7は、単独の状態の放射線画像検出器2のうち2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件が設定されたものとみなす。そして、その後、例えば図6に示した選択画面H2上で2個以上の放射線画像検出器2がクリックされて選択されても上記の切替処理を行わず、選択された複数の放射線画像検出器2のすべての電源消費状態を撮影可能状態に切り替えるようになっている。
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1の作用について説明する。
放射線画像検出器2が外部から前室R2や撮影室R1に持ち込まれると、前室R2の入口近傍に設置されたタグリーダ6が、当該放射線画像検出器2のRFIDタグに記憶された固有情報を読み取り、読み取った固有情報をコンソール7に送信する。また、撮影室R1や前室R2から放射線画像検出器2が持ち出される場合にも、タグリーダ6は、読み取った当該放射線画像検出器2の固有情報をコンソール7に送信する。
コンソール7は、タグリーダ6が検出した放射線画像検出器2のカセッテIDを含む固有情報が送信されてくると、当該放射線画像検出器2を記憶手段9に登録し或いは抹消する。このようにして、コンソール7は、図4に示すように、撮影室R1内等に持ち込まれ或いは持ち出される放射線画像検出器2を把握して記憶手段9上で管理する。また、コンソール7は、各放射線画像検出器2について、電源のON/OFFや電源消費状態(撮影可能状態またはスリープ状態)、ブッキー装置3への装填の有無等をも把握して管理する。
コンソール7は、定期的に撮影室R1内等に存在する単独の状態の各放射線画像検出器2に対して無線アクセスポイント5を介してポーリング信号を送信し、各放射線画像検出器2から送信されてくる応答信号に基づいて電源消費状態が撮影可能状態になっている放射線画像検出器2が2個以上存在するか否かを判断する。そして、撮影可能状態である放射線画像検出器2が2個以上存在する場合には、最後に電源消費状態を撮影可能状態とされた放射線画像検出器2を選択して、それ以外の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態からスリープ状態に切り替える。
また、放射線画像検出器2から、電源ON信号や、切り替わった後の電源消費状態である「撮影可能状態」の情報を伴うモード切替信号が送信されてくると、コンソール7は、その都度、同様にポーリング信号を送信し、各放射線画像検出器2から送信されてくる応答信号に基づいて電源消費状態が撮影可能状態になっている放射線画像検出器2が2個以上存在するか否かを判断する。そして、撮影可能状態である放射線画像検出器2が2個以上存在する場合には、上記の信号を送信してきた放射線画像検出器2が最後に撮影可能状態とされた放射線画像検出器であるから、コンソール7は、その放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態のままとし、それ以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える。
さらに、ブッキー装置3から、当該ブッキー装置3から装填されていた放射線画像検出器2が引き出されて装填が解除されたことを表す解除信号が通知されてくると、コンソール7は、その都度、同様にポーリング信号を送信し、各放射線画像検出器2から送信されてくる応答信号に基づいて電源消費状態が撮影可能状態になっている放射線画像検出器2が2個以上存在するか否かを判断する。そして、撮影可能状態である放射線画像検出器2が2個以上存在する場合には、ブッキー装置3から引き出された放射線画像検出器2はその後画像データの送信等の処理が引き続き行われる可能性が高いため、コンソール7は、ブッキー装置3から引き出された放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態のままとし、それ以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える。
また、コンソール7は、表示部71の選択画面H2(図6参照)上で、単独の状態の各放射線画像検出器2a、2b、2cに対応するアイコン2A、2B、2Cのうちのいずれかのアイコンがクリックされて選択されると、コンソール7は、選択されたアイコンに対応する放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態に切り替える。それと同時に、当該放射線画像検出器2の電源消費状態を撮影可能状態とした場合に、撮影室R1内等に単独の状態の放射線画像検出器2のうち2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態である状態になる場合には、コンソール7は、選択されたアイコンに対応する当該放射線画像検出器2以外のすべての放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える。
このようにして選択した放射線画像検出器2以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に切り替える切替処理を行うことで、撮影室R1内等で電源消費状態が撮影可能状態になっている単独の状態の放射線画像検出器2を1個以下とすることが可能となる。
ただし、前述したサブストラクション撮影のように、操作者により予め単独の状態の放射線画像検出器2のうち2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件が設定された場合には、上記の切替処理を行わない。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1によれば、コンソール7は、撮影室R1内等に存在する単独の状態の放射線画像検出器2のうち、2個以上の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態になっていないか否かを管理し、2個以上の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であると判断した場合には、上述したような手法でいずれか1個の放射線画像検出器2を選択し、選択した放射線画像検出器2以外の放射線画像検出器2の電源消費状態をスリープ状態に強制的に切り替える切替処理を行う。
そのため、例えば、放射線をいかなる方向へも任意の線量で照射できるポータブルの放射線発生装置4cを用いて放射線画像撮影を行うような場合、ブッキー装置2に装填されていない複数の単独の状態の放射線画像検出器2に放射線が到達する可能性が生じるが、そのような状況下でも、放射線画像撮影に用いられない放射線画像検出器2の電源消費状態をすべてスリープ状態に強制的に切り替えることで、例えばポータブルの放射線発生装置4cからそれらの放射線画像検出器2に放射線が照射されてゴースト像を検出してしまうことを的確に防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1では上記のように構成されているため、従来のように、放射線画像検出器2を、カセッテボックスに収納されたか否かで管理する必要はなく、カセッテボックスに収納されておらず撮影に用いられない単独の状態の放射線画像検出器2を的確にスリープ状態とすることができる。そのため、放射線画像撮影を行う放射線技師や医師等の操作者は、使用しない放射線画像検出器2をいちいちカセッテボックスに返却しなくて済むため、煩わしさを感じずに済むという利点も有している。
なお、本発明は、撮影室R1や前室R2内にカセッテボックスを設けておき、ブッキー装置3に装填されていない単独の状態の放射線画像検出器2をカセッテボックスに収納することを排除するものではない。
カセッテボックスを設ける場合には、通常、放射線が照射されないように前室R2内に設けられるため、カセッテボックスに収納された放射線画像検出器2を2個以上の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態になっているか否かの判断の対象とする必要はないが、カセッテボックスを撮影室R1内に設ける場合には、カセッテボックスに収納された放射線画像検出器2に放射線が到達する可能性があるため、それらの放射線画像検出器2を前記判断の対象とするように構成することも可能である。
また、本実施形態では、撮影オーダ情報が放射線画像撮影に先立って予め作成され、記憶手段9やHIS/RISに保存されている場合について説明したが、本発明は、撮影オーダ情報を放射線画像撮影後に作成する場合にも適用できる。その場合、放射線画像撮影前の撮影条件等の設定の際、コンソール7の表示部71には、選択画面H1(図5参照)は表示されず選択画面H2(図6参照)が表示され、上記と同様に選択されたアイコンに対応する放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態に切り替えられ、他の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態はスリープ状態に切り替えられる。
また、この場合、サブストラクション撮影を行う場合のように複数の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件の設定を、撮影オーダ情報に基づいて行うことができないが、撮影条件を設定する画面を表示する等して他の手法で予め上記の撮影条件の設定を行うことができるように構成することで、撮影オーダ情報を放射線画像撮影後に作成する場合でも複数の単独の状態の放射線画像検出器2の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件を設定して、上記の切替処理を行わないように構成することができる。
さらに、前述したように、放射線発生装置4は、ブッキー装置3に装填された放射線画像検出器2に放射線を照射する場合には、通常、絞りが調節されて放射線の照射野が狭められ、放射線がブッキー装置3外に漏れ出すことがないため、撮影可能状態となっている放射線画像検出器2が2個以上存在するか否かの判断の対象から、ブッキー装置3に装填された放射線画像検出器2を除外した。しかし、より厳密にゴースト像の検出を防止する場合には、コンソール7を、ブッキー装置3に装填された放射線画像検出器2の電源消費状態をも判断の対象として管理するように構成することも可能である。
一方、本実施形態では、例えば、撮影室R1内に単独の状態の放射線画像検出器2が撮影可能状態で存在する場合に、操作者が、ブッキー装置3に装填するためにブッキー装置3の外で他の放射線画像検出器2の電源をONし或いは電源消費状態をスリープ状態から撮影可能状態に切り替えると、ポーリング通信の処理後、直ちに他の撮影可能状態になっていた放射線画像検出器2の電源消費状態がスリープ状態に切り替えられる。
また、本実施形態では、例えば、撮影が終了したために、操作者がブッキー装置3に装填されている撮影可能状態の放射線画像検出器2をブッキー装置3から引き出す際、ブッキー装置3から送信される解除信号に基づいてコンソール7がポーリング信号を発信し、引き出した放射線画像検出器2以外に他の撮影可能状態の放射線画像検出器2が存在すれば、引き出した瞬間に、当該他の放射線画像検出器2の電源消費状態がスリープ状態に切り替えられる。
しかし、これでは操作者に煩わしさを感じさせてしまう可能性があるため、例えば、コンソール7を、電源消費状態が撮影可能状態の単独の状態の放射線画像検出器2が2個以上存在すると判断した後、所定時間が経過してから、選択した放射線画像検出器2以外の単独の状態の放射線画像検出器2について切替処理を行うように構成することも可能である。このように構成すれば、上記のような状況で操作者が煩わしさを感じることを防止することができる。
また、本実施形態では、ブッキー装置3として立位撮影用のブッキー装置3aと臥位撮影用のブッキー装置3bが設けられている場合について説明したが、単数の、或いは3台以上のブッキー装置3が設けられている場合にも本発明は適用される。
さらに、本実施形態では、撮影室R1に隣接する前室R2にコンソール7を設ける場合について説明したが、コンソール7が前室R2に設けられる必要はなく、別の場所に設けられてもよい。さらに、本実施形態では、撮影室R1とコンソール7とが一対一に対応付けられている場合について説明したが、複数の撮影室R1と単数または複数のコンソール7とをネットワーク等で結び、例えばコンソール7側の操作により撮影室R1を指定する等して撮影室R1とコンソール7とを一対一に対応付けるように構成することも可能である。また、その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
本実施形態に係る放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 放射線画像検出器の外観構成を示す斜視図である。 記憶手段に登録されている撮影室内等の放射線画像検出器のカセッテIDや電源のON/OFF状態、電源消費状態、ブッキー装置への装填状態を表す図である。 撮影オーダ情報の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示される撮影オーダ情報が表示された選択画像の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示されるブッキー装置や放射線画像検出器のアイコンが表示された選択画像の一例を示す図である。 カセッテ保持部を備えるブッキー装置、およびブッキー装置に装填される放射線画像検出器を説明する図である。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 可搬型放射線画像検出器(放射線画像検出器)
24 無線通信手段(アンテナ装置)
2A、2B、2C アイコン
3 ブッキー装置
4 放射線発生装置
7 コンソール
71 表示部

Claims (7)

  1. バッテリを内蔵し、無線通信手段を備えるとともに、電源消費状態を少なくともスリープ状態と撮影可能状態との間で切り替え可能な複数の可搬型放射線画像検出器と、
    前記可搬型放射線画像検出器を装填可能なブッキー装置と、
    放射線を照射する放射線発生装置と、
    前記複数の可搬型放射線画像検出器と通信可能なコンソールと、
    を備え、
    前記可搬型放射線画像検出器は、前記ブッキー装置に装填されていない単独の状態で被写体を撮影可能で、かつ、前記電源消費状態を前記コンソールに通知可能であり、
    前記ブッキー装置は、前記可搬型放射線画像検出器が装填されると前記コンソールに前記可搬型放射線画像検出器の装填を通知し、装填された前記可搬型放射線画像検出器が引き出されると前記コンソールに前記可搬型放射線画像検出器の装填の解除を通知し、
    前記コンソールは、前記単独の状態の前記可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断すると、電源消費状態が撮影可能状態である前記2個以上の可搬型放射線画像検出器のうち、いずれか1個の可搬型放射線画像検出器を選択し、選択した可搬型放射線画像検出器以外の前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態をスリープ状態に切り替える切替処理を行うことを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記コンソールは、前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器に対して定期的にポーリング信号を送信し、前記ポーリング信号に対する前記可搬型放射線画像検出器からの各応答信号に基づいて、前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記コンソールは、前記ブッキー装置に装填されていない単独の状態の前記可搬型放射線画像検出器の電源消費状態の履歴を管理し、2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断した時点に最も近い時点で電源消費状態を撮影可能状態とされた可搬型放射線画像検出器を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記コンソールは、前記ブッキー装置から前記可搬型放射線画像検出器の装填の解除の通知を受けると、前記引き出された可搬型放射線画像検出器を含む前記複数の可搬型放射線画像検出器に対してポーリング信号を送信し、前記ポーリング信号に対する前記可搬型放射線画像検出器からの各応答信号に基づいて、前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断した場合には、前記ブッキー装置から引き出された可搬型放射線画像検出器以外の前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器について前記切替処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記コンソールは、前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であると判断した場合、所定時間が経過した後、いずれか1個の可搬型放射線画像検出器を選択し、選択した可搬型放射線画像検出器以外の前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器について前記切替処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記コンソールは、使用可能な前記可搬型放射線画像検出器に対応するアイコンを表示する表示部を備え、前記アイコンが選択されると、選択された当該アイコンに対応する可搬型放射線画像検出器の電源消費状態を撮影可能状態に切り替えるとともに、当該可搬型放射線画像検出器以外の前記単独の状態の可搬型放射線画像検出器について前記切替処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記コンソールは、予め前記単独の状態の前記可搬型放射線画像検出器のうち2個以上の可搬型放射線画像検出器の電源消費状態が撮影可能状態であることを許容する撮影条件が設定された場合には、前記切替処理を行わないことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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JP2014112889A (ja) * 2008-12-24 2014-06-19 Konica Minolta Inc 放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影方法

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