JP2009287627A - 動力伝達装置 - Google Patents

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晃浩 池田
Hiroyuki Fujioka
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Abstract

【課題】樹脂製プーリを適用した際の湾曲部位の半径方向内外方側への振れに起因するノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることができ、かつ樹脂製ガイド部材を適用した際の多大な摩擦力によるガイド面の摩耗を効果的に抑制することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】左右両バンクの大径カムスプロケット間における第1のタイミングチェーン41をガイドする樹脂製ガイド部材54に、左右両バンクの大径カムスプロケット間における第1のタイミングチェーン41の大径カムスプロケット間部分を巻回したアイドラプーリ53を回転自在に支持する軸531と、アイドラプーリ53に巻回されることによって湾曲する第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411よりも走行方向上流側および走行方向下流側における第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位を湾曲部位411の半径方向内方側からガイドするガイド面541,541とを設けている。
【選択図】図4

Description

本発明は、駆動回転体の動力を複数の従動回転体との間に巻回されたチェーンやベルトなどの無端帯状部材を介して伝達する動力伝達装置に関する。
一般に、このような動力伝達装置にあっては、駆動回転体と複数の従動回転体との間にチェーンやベルトなどの無端帯状部材を巻回することによって、駆動回転体の動力を無端帯状部材を介して各従動回転体に伝達するようにしている。
そして、駆動回転体および複数の従動回転体のうち、互いの回転体同士の間の間隔が長くなる場合などには、その回転体同士の間に樹脂製ガイド部材を設け、この樹脂製ガイド部材によって無端帯状部材の回転体間部分をガイドすることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来より、動力伝達装置を軽量化したいといった要求もあり、かかる点から、複数の従動回転体のうちの少なくとも1つに樹脂製プーリを適用することも行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−311457号公報 特開平10−122339号公報
ところで、駆動回転体および各従動回転体のレイアウトによっては、チェーンやベルトなどの無端帯状部材を樹脂製プーリや樹脂製ガイド部材によって湾曲させる必要が生じることがある。
その場合、樹脂製プーリが無端帯状部材の湾曲部位に適用されていると、この樹脂製プーリとの接触部位(湾曲部位)から開放された無端帯状部材の非接触部位、つまり無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位に、湾曲部位の半径方向内外方側への振れが生じるおそれがある。これは、無端帯状部材が樹脂製プーリ(従動回転体)に巻回されることによって局部的に湾曲せしめられるために、樹脂製プーリとの接触から開放された無端帯状部材の開放部位、つまり無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位に、湾曲部位の半径方向内外方側への振れが生じるからであると考えられる。そのため、この振れが起因してノイズ・バイブレーションが発生するおそれがある。
一方、樹脂製ガイド部材が無端帯状部材の湾曲部位に適用されていると、この樹脂製ガイド部材が無端帯状部材に対し湾曲部位の半径方向内方側からガイドしているため、樹脂製ガイド部材のガイド面(接触面)に無端帯状部材の湾曲部位からの多大な摩擦力が作用し、樹脂製ガイド部材のガイド面が摩耗し易いものとなる。
このように、樹脂製プーリや樹脂製ガイド部材は、それぞれ固有の課題を有しており、樹脂製プーリおよび樹脂製ガイド部材を無端帯状部材の湾曲部位に適用するには無理があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、樹脂製プーリを適用した際の湾曲部位の半径方向内外方側への振れに起因するノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることができ、かつ樹脂製ガイド部材を適用した際の多大な摩擦力によるガイド面の摩耗を効果的に抑制することができる動力伝達装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、駆動回転体の動力を複数の従動回転体との間に巻回された無端帯状部材により伝達する動力伝達装置を前提とし、上記各従動回転体のうちの少なくとも1つに適用された樹脂製プーリを備えているとともに、上記無端帯状部材をガイドする樹脂製ガイド部材を備えている。そして、上記樹脂製ガイド部材に、上記樹脂製プーリを回転自在に支持する支持部と、上記樹脂製プーリに巻回されることによって湾曲している上記無端帯状部材の湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側のうちの少なくとも一方における上記無端帯状部材の上記樹脂製プーリとの非接触部位を上記湾曲部位の半径方向内方側からガイドするガイド面とを設けている。
この特定事項により、樹脂製ガイド部材の支持部に回転自在に支持された樹脂製プーリに無端帯状部材が巻回されているので、この樹脂製プーリに巻回されて湾曲している無端帯状部材の湾曲部位から作用する多大な摩擦力は、樹脂製プーリの回転により効果的に逃がされることになり、無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位をガイドする樹脂製ガイド部材のガイド面への摩擦力の作用も大幅に軽減され、樹脂製ガイド部材のガイド面の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。しかも、無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位は、無端帯状部材の湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側のうちの少なくとも一方の樹脂製ガイド部材のガイド面によって、その湾曲部位の半径方向内方側から広い範囲に亘ってガイドされているので、樹脂製プーリが無端帯状部材の湾曲部位に適用された際に無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位に生じる湾曲部位の半径方向内外方側への振れが円滑に抑えられることになり、この振れに起因するノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることが可能となる。
特に、上記無端帯状部材として、タイミングチェーンを適用した場合には、タイミングチェーンの湾曲部位からのより多大な摩擦力の作用が樹脂製プーリの回転によって効果的に逃がされる上、タイミングチェーンの樹脂製プーリとの非接触部位をガイドする樹脂製ガイド部材のガイド面に対する摩擦力の作用も大幅に軽減されることになり、樹脂製ガイド部材のガイド面の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。
また、上記樹脂製プーリとして、アイドラプーリを適用した場合には、タイミングチェーンなどの無端帯状部材の湾曲部位からの多大な摩擦力の作用がアイドラプーリの回転によって効果的に逃がされる上、無端帯状部材のアイドラプーリとの非接触部位をガイドする樹脂製ガイド部材のガイド面に対する摩擦力の作用も軽減されることになり、樹脂製ガイド部材のガイド面の摩耗を効果的に抑制することが可能となる。しかも、樹脂製ガイド部材のガイド面による湾曲部位の半径方向内外方側への無端帯状部材の振れ抑制効果によってノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることが可能となる。
以上、要するに、無端帯状部材を樹脂製ガイド部材の樹脂製プーリに巻回して湾曲させることで、無端帯状部材の湾曲部位から作用する多大な摩擦力を樹脂製プーリの回転により効果的に逃がして、無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位をガイドする樹脂製ガイド部材のガイド面への摩擦力の作用を大幅に軽減させ、樹脂製ガイド部材のガイド面の摩耗を効果的に抑制することができる。しかも、無端帯状部材の湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側のうちの少なくとも一方における無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位を湾曲部位の半径方向内方側から樹脂製ガイド部材もガイド面によりガイドすることで、無端帯状部材の樹脂製プーリとの非接触部位を湾曲部位の半径方向内方側から広い範囲に亘ってガイドして湾曲部位の半径方向内外方側への振れを抑え、この振れに起因するノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る動力伝達装置を適用したV型エンジンを部分的に示す正面図である。この図1に示すように、内燃機関1(以下、エンジンと呼ぶ)は図示しない潤滑油を貯留するオイルパン等が組みつけられたロアブロックと、シリンダブロック11と、シリンダヘッド12および図示しないシンダヘッドカバーとの順で重ねられて構成されている。エンジン1は、V型6気筒エンジンである。クランクシャフト2の先端(図1では手前側端)には、駆動回転体としてのクランクスプロケット21が回転一体可能に取付けられている。シリンダヘッド12は、シリンダボアを中心としてV字状に分岐され、図1の左側部分が右バンクRHを構成し、図1の右側部分が左バンクLHを構成している。
また、図2に示すように、両バンクRH、LH内には、6つの気筒10,10,…がそれぞれ3つずつ併設されている。両バンクRH、LHにおいて各気筒10の上方には、吸気側カムシャフト31および排気側カムシャフト32が互いに前後方向に延びて所定の軸間距離で平行に配設されている。両バンクRH、LHとの間には、図1の上部方向から吸気管(図示せず)がシリンダヘッド12のインテークマニホルドに接続され、両バンクRH、LHの外側には、シリンダヘッド12のエキゾーストマニホルドに接続する排気管が配置されるように構成されている。吸気側カムシャフト31は各気筒10毎の吸気バルブ13,13を開閉するためのカム311が1気筒当り2つずつ形成されており、排気側カムシャフト32は各気筒10毎の排気バルブ14,14を開閉するためのカム321,321が1気筒当り2つずつ形成されている。なお、各バンクRH、LHには、各カムシャフト31,32の軸方向に沿って複数の軸受(図示せず)が離間配置され、軸受によって各カムシャフト31,32が回転可能に支持されている。
クランクシャフト3の回転を各吸気側カムシャフト31に伝達するため、各吸気側カムシャフト31の先端(前端)には、従動回転体としての大径カムスプロケット312がそれぞれ回転一体可能に取付けられている。
クランクスプロケット21および両大径カムスプロケット312,312には、無端帯状部材としての第1のタイミングチェーン41が巻掛けられており、第1のタイミングチェーン41を介してクランクシャフト2の回転が両吸気側カムシャフト31に伝達されるようになっている。そして、右バンクRHの大径カムスプロケット312とクランクスプロケット21との間には、第1のタイミングチェーン41の所定の張りを外方側から自動的に調整して弛みを取り除くチェーンテンショナ51が配置されている。また、左バンクLHの大径カムスプロケット312とクランクスプロケット21との間には、第1のタイミングチェーン41を所定の位置にガイドする合成樹脂製のチェーンガイド52が配置されている。
各吸気側カムシャフト31の先端側(大径カムスプロケット312よりも後側)には、それぞれ小径カムスプロケット313が回転一体可能に取付けられている。また、各排気側カムシャフト32の先端には、それぞれ小径カムスプロケット322が回転一体可能に取付けられている。そして、同じバンクLH,RH側における小径カムスプロケット313,322同士には、第2のタイミングチェーン42が巻掛けられており、大径カムスプロケット312に伝達されたクランクシャフト2の回転が第2のタイミングチェーン42を介して各排気側カムシャフト32にも伝達されるようになっている。
そして、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312同士の間には、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312にそれぞれ巻回された第1のタイミングチェーン41の大径カムスプロケット312,312間部分を巻回する従動回転体としてのアイドラプーリ53に樹脂製プーリが適用されている。また、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312同士の間には、第1のタイミングチェーン41の大径カムスプロケット312,312間部分をガイドする樹脂製ガイド部材54が設けられている。この樹脂製ガイド部材54は、正面視で逆台形状を呈し、その中央に収容空間542を有している。この収容空間542には、図3および図4にも示すように、支持部としての軸531を介してアイドラプーリ53が回転自在に支持されている。また、樹脂製ガイド部材54の収容空間542に収容されたアイドラプーリ53の下部は、樹脂製ガイド部材54の下端より下方に露呈しており、そのアイドラプーリ53の露呈部分に第1のタイミングチェーン41(湾曲部位411)が巻回されている。そして、クランクスプロケット21、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312、アイドラプーリ53、第1のタイミングチェーン41および第2のタイミングチェーン42によって、クランクスプロケット21の動力を左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312およびアイドラプーリ53との間に巻回された第1のタイミングチェーン41により伝達するとともに、各大径カムスプロケット312に伝達されたクランクシャフト2の動力を各排気側カムシャフト32との間に巻回された第2のタイミングチェーン42により伝達する動力伝達装置5が構成されている。この場合、アイドラプーリ53は、樹脂製ガイド部材54の収容空間542に対し上方から収容されている。
また、樹脂製ガイド部材54の左右両側には、アイドラプーリ53に巻回されることによって湾曲する第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411よりも走行方向上流側(図4では右側)および走行方向下流側(図4では左側)における第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位を湾曲部位411の半径方向内方側からガイドするガイド面541,541が設けられている。この各ガイド面541は、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312間においてアイドラプーリ53への巻回により傾斜する第1のタイミングチェーン41の傾斜面に沿って形成されている。この場合、樹脂製ガイド部材54のアイドラプーリ53と対向する対向面(収容空間542内における反第1のタイミングチェーン41側面)には、図示しないがアイドラプーリ53の歯との干渉を回避する凹部が設けられている。
したがって、上記実施形態では、左右両バンクLH,RHの大径カムスプロケット312,312にそれぞれ巻回された第1のタイミングチェーン41の大径カムスプロケット312,312間部分が、樹脂製ガイド部材54の軸531に回転自在に支持されたアイドラプーリ53に巻回されているので、このアイドラプーリ53に巻回されて湾曲している第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411から作用する多大な摩擦力は、アイドラプーリ53の回転により効果的に逃がされることになり、第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位をガイドする樹脂製ガイド部材54のガイド面541,541への摩擦力の作用も大幅に軽減され、樹脂製ガイド部材54の各ガイド面541の摩耗を効果的に抑制することができる。
しかも、第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位は、樹脂製ガイド部材のガイド面によって、第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411よりも走行方向上流側および走行方向下流側において湾曲部位411の半径方向内方側から広い範囲に亘ってガイドされているので、アイドラプーリ53が第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411に適用された際に第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位に生じる湾曲部位411の半径方向内外方側への振れが円滑に抑えられることになり、この振れに起因するノイズ・バイブレーションの発生を抑制して静粛性を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、上記実施形態では、樹脂製プーリをアイドラプーリ53に適用した場合について述べたが、左右両バンクの少なくとも一方の大径カムスプロケットとクランクスプロケットとの間の第1のタイミングチェーンのスプロケット間部分が樹脂製ガイド部材に回転自在に支持された樹脂製プーリに巻回されているとともに、この第1のタイミングチェーンのスプロケット間部分における樹脂製プーリとの非接触部分が樹脂製ガイド部材のガイド面によってガイドされるようにしてもよく、樹脂製ガイド部材および樹脂製プーリの適用部位は特に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、樹脂製ガイド部材54の収容空間542に単一の樹脂製プーリとしてのアイドラプーリ53を収容したが、第1のタイミングチェーンの走行方向に沿って長い樹脂製ガイド部材を設け、その樹脂製ガイド部材の長手方向所定間隔おきに複数の樹脂製プーリを収容し、その第1のタイミングチェーンの湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側における第1のタイミングチェーンの樹脂製プーリとの非接触部位が湾曲部位の半径方向内方側からガイド面によってガイドされるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、無端帯状部材として第1のタイミングチェーン41に適用した場合について述べたが、チェーンに限定されるものではなく、タイミングベルトなどのベルトに適用されていてもよいのはもちろんである。
また、上記実施形態では、樹脂製ガイド部材に、第1のタイミングチェーン41の湾曲部位411よりも走行方向上流側および走行方向下流側における第1のタイミングチェーン41のアイドラプーリ53との非接触部位に対し湾曲部位411の半径方向内方側からガイドするガイド面541,541を設けたが、第1のタイミングチェーンの湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側のいずれか一方における第1のタイミングチェーンのアイドラプーリとの非接触部位に対し湾曲部位の半径方向内方側からガイドする単一のガイド面のみを設けた樹脂製ガイド部材であってもよい。
更に、上記実施形態では、V型6気筒エンジンに適用した場合について述べたが、V型エンジンに限定されるものではなく、直列型エンジンにも適用できるのはもちろんである。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置を用いたV型エンジンを部分的に示す正面図である。 エンジンをシリンダヘッドカバー側からみた模式的平面図である。 樹脂製ガイド部材およびアイドラプーリを上方から見た平面図である。 樹脂製ガイド部材およびアイドラプーリ付近をV型エンジンの正面側から見た拡大図である。
符号の説明
1 エンジン
21 クランクスプロケット(駆動回転体)
312 大径カムスプロケット(従動回転体)
41 第1のタイミングチェーン(無端帯状部材)
411 湾曲部位
53 アイドラプーリ(樹脂製プーリ、従動回転体)
531 軸(支持部)
54 樹脂製ガイド部材
541 ガイド面

Claims (3)

  1. 駆動回転体の動力を複数の従動回転体との間に巻回された無端帯状部材により伝達する動力伝達装置において、
    上記各従動回転体のうちの少なくとも1つに適用された樹脂製プーリを備えているとともに、
    上記無端帯状部材をガイドする樹脂製ガイド部材を備えており、
    上記樹脂製ガイド部材は、
    上記樹脂製プーリを回転自在に支持する支持部と、
    上記樹脂製プーリに巻回されることによって湾曲している上記無端帯状部材の湾曲部位よりも走行方向上流側および走行方向下流側のうちの少なくとも一方における上記無端帯状部材の上記樹脂製プーリとの非接触部位を上記湾曲部位の半径方向内方側からガイドするガイド面と
    を備えていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載の動力伝達装置において、
    上記無端帯状部材としては、タイミングチェーンが適用されていることを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の動力伝達装置において、
    上記樹脂製プーリとしては、アイドラプーリが適用されていることを特徴とする動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016103405A1 (ja) * 2014-12-25 2017-07-20 三菱自動車工業株式会社 V型エンジンのスーパーチャージャー駆動機構

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