JP2009285905A - 曲管成形用金型 - Google Patents

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康三 高坂
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Abstract

【課題】主コアの引抜移動時にアンダーカット部により揺動部材が成形位置から内方の退避位置に退避揺動し、かつ、摺動部材はアンダーカット部により成形位置から内方の退避位置へ退避摺動し、この揺動部材の退避揺動及び摺動部材の退避摺動により主コアを曲管から引抜移動させることができる。
【解決手段】主コア3に対して成形位置及び内方の退避位置の間で揺動可能及び引抜移動可能にしてアンダーカット部に係合する形状の揺動部材5と、揺動部材の揺動方向に対して直交する左右方向にして成形位置及び内方の退避位置の間で摺動可能にしてアンダーカット部に係合する形状の左右一対の摺動部材6とを備えてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は例えばエンジン部品たる給排気管等に使用されるエルボ形状の合成樹脂製の曲管を射出成形する際に用いられる曲管成形用金型に関するものである。
従来、この種の曲管成形用金型として、外金型及び内金型からなり、成形すべき曲管の外面は二分割型構造の外金型により成形すると共に曲管の内面を形成する内金型を該曲管の軸線方向の相対的離反引抜及び接近移動により互いに分離合体可能な一対の主コアにより形成した構造のものが知られている。
特開2001−219453号公報
しかしながら上記従来構造の場合、上記一対の主コアは成形後の曲管からの主コアの引き抜きを可能とするため曲管の内側内面にアンダーカット部が形成されない形状に形成されており、この曲管の内側内面にアンダーカット部が形成されない形状のため、曲管の内側内面は急激に屈曲した内面に形成され、それだけ、成形された曲管の管路抵抗が曲管の内側内面が緩やかに屈曲したものよりも大きくなるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明にあっては、外金型及び内金型からなり、射出成形により内面にアンダーカット部を有する合成樹脂製の曲管を成形する金型であって、上記曲管の内面を形成する内金型は、該曲管の軸線方向の相対的な離反引抜及び接近移動により互いに分離合体可能にして上記アンダーカット部に係合しない形状の一対の主コアと、該一方の主コアに対して成形位置及び内方の退避位置の間で揺動可能及び引抜移動可能にして該アンダーカット部に係合する形状の揺動部材と、該揺動部材の揺動方向に対して直交する左右方向にして成形位置及び内方の退避位置の間で摺動可能にして該アンダーカット部に係合する形状の左右一対の摺動部材とを備えてなることを特徴とする曲管成形用金型型にある。
又、請求項2記載の発明は、上記一対の主コアの合体時に上記揺動部材及び上記摺動部材を上記各成形位置に復帰位置させる復帰機構を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記復帰機構として、上記一方の主コアに通穴部を形成し、該通穴部に上記揺動部材を回り止め状態で挿通し、上記一対の主コアの合体時において、該揺動部材を上記成形位置に弾圧復帰させる弾圧機構を設け、上記一方の主コアに上記一対の摺動部材を左右方向に摺動自在に係合し、上記一対の主コアの合体時において、該摺動部材を上記成形位置に強制復帰させる強制復帰機構を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記一方の主コアの引抜移動途中で該主コアの引抜移動に連動して上記揺動部材を引抜移動させる連動機構を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上記各摺動部材を上記揺動部材に摺動案内可能なガイド機構を設けてなることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、外金型と内金型とで射出成形により合成樹脂製の曲管を成形し、成形後、内金型と曲管とを分離することになり、この際、他方の主コアにおいては、曲管の軸線方向に引抜移動することにより分離することができ、一方の主コアにおいては、主コアの引抜移動時にアンダーカット部により揺動部材が成形位置から内方の退避位置に退避揺動し、かつ、摺動部材はアンダーカット部により成形位置から内方の退避位置へ退避摺動し、この揺動部材の退避揺動及び摺動部材の退避摺動により主コアを曲管から引抜移動させることができ、内側内面が緩やか屈曲して管路抵抗が小さい、アンダーカット部を有する曲管を容易に成形することができ、内側内面が緩やかに屈曲して管路抵抗の小さい曲管を容易に成形することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記一対の主コアの合体時に上記揺動部材及び上記摺動部材を上記各成形位置に復帰位置させる復帰機構を設けているから、曲管の内面の形状を確実に成形することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記復帰機構として、上記一方の主コアに通穴部を形成し、通穴部に上記揺動部材を回り止め状態で挿通し、上記一対の主コアの合体時において、揺動部材を上記成形位置に弾圧復帰させる弾圧機構を設け、上記一方の主コアに上記一対の摺動部材を左右方向に摺動自在に係合し、上記一対の主コアの合体時において、摺動部材を上記成形位置に強制復帰させる強制復帰機構を設けてなるから、内金型の構造を簡素化することができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記一方の主コアの引抜移動途中で主コアの引抜移動に連動して上記揺動部材を引抜移動させる連動機構を設けているから、内金型と曲管との分離を円滑に行うことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記各摺動部材を上記揺動部材に摺動案内可能なガイド機構を設けてなるから、各摺動部材を確実に摺動させることができる。
図1乃至図14は本発明の実施の形態例を示し、1は外金型であって、射出成形により成形する合成樹脂製の曲管Wの外面は二分割の分割金型構造の外金型1により形成される。
2は内金型であって、この内金型2により成形すべき曲管Wの内面が形成され、管路抵抗を小さくするため、曲管の内側内面は緩やかに屈曲し、このため、曲管Wの内側内面にアンダーカット部Uが形成される形状に形成されている。
この場合、上記内金型2は、図1、図9の如く、曲管Wの軸線方向の相対的離反引抜及び接近移動により互いに分離合体可能にしてアンダーカット部Uに係合しない形状の一対の主コア3・4と、一方の主コア3に対して成形位置及び内方の退避位置の間で揺動可能にしてアンダーカット部Uに係合する形状の揺動部材5と、揺動部材5の揺動方向に対して直交する左右方向にして成形位置及び内方の退避位置の間で摺動可能及び引抜移動可能にしてアンダーカット部Uに係合する形状の左右一対の摺動部材6・6とを備えている。
7は復帰機構であって、上記一対の主コア3・4の合体時に上記揺動部材5及び上記摺動部材6・6を上記各成形位置に復帰位置させる構造であり、この場合、上記一方の主コア3に四角穴状の通穴部8を形成し、通穴部8に四角柱状の揺動部材5を回り止め状態で引抜移動自在に挿通し、図5の実線で示す内方の退避位置と想像線で示す成形位置の如く、一方の主コア3に一対の主コア3・4の合体時において、揺動部材5を上記成形位置に弾圧復帰させるバネ9a、突出ピン9b及びボルト9cからなる弾圧機構9を設け、かつ、上記一方の主コア3に上記一対の摺動部材6・6を図11、図12の左右方向で示す内方の退避位置と図6、図7で示す成形位置との間で蟻溝構造の摺動溝10aにより摺動自在に係合すると共にピン10bと長穴10cからなるガイド機構10により摺動案内し、上記一対の主コア3・4の合体時において、主コア3の左右両側に形成した***状のガイド面3b・3bと摺動部材6・6の内側面6a・6aとが当接して摺動部材6・6を上記成形位置に強制復帰させる強制復帰機構11を設けて構成している。
12は連動機構であって、この場合、上記揺動部材5に上記主コア3の底面3aに当接可能な当接ピン12aを突設し、上記一方の主コア3の引抜移動途中で主コア3の底面3aに当接ピン12aが当接し、この主コア3の底面3aと当接ピン12aとの当接によって、主コア3の引抜移動に連動して上記揺動部材5を引抜移動させるように構成している。
この実施の形態例は上記構成であるから、図8の如く、外金型1と内金型2とで射出成形により合成樹脂製の曲管Wを成形し、成形後、内金型2と曲管Wとを分離することになり、この際、図9の如く、他方の主コア4においては曲管Wの軸線方向に引抜移動することにより分離することができ、一方の主コア3においては、図10の如く、主コア3の引抜移動時にアンダーカット部Uにより揺動部材5が実線で示す成形位置から想像線で示す内方の退避位置に退避揺動し、かつ、図11、図12、図13の如く、摺動部材6・6はアンダーカット部Uにより図6、図7で示す成形位置から図11、図12の内方の退避位置へ退避摺動し、この揺動部材5の退避揺動及び摺動部材6・6の退避摺動により主コア3を曲管Wから引抜移動させることができ、内側内面が緩やか屈曲して管路抵抗が小さい、アンダーカット部Uを有する曲管Wを容易に成形することができ、内側内面が緩やかに屈曲して管路抵抗の小さい曲管Wを容易に成形することができる。
この場合、上記一対の主コア3・4の合体時に上記揺動部材5及び上記摺動部材6・6を上記各成形位置に復帰位置させる復帰機構7を設けているから、曲管Wの内面の形状を確実に成形することができ、又、この場合、上記復帰機構7として、上記一方の主コア3に通穴部8を形成し、通穴部8に上記揺動部材5を回り止め状態で挿通し、上記一対の主コア3・4の合体時において、揺動部材5を上記成形位置に弾圧復帰させる弾圧機構9を設け、上記一方の主コア3に上記一対の摺動部材6・6を左右方向に摺動自在に係合し、上記一対の主コア3・4の合体時において、摺動部材6・6を上記成形位置に強制復帰させる強制復帰機構11を設けてなるから、内金型2の構造を簡素化することができ、又、この場合、上記一方の主コア3の引抜移動途中で主コア3の引抜移動に連動して上記揺動部材5を引抜移動させる連動機構12を設けているから、内金型2と曲管Wとの分離を円滑に行うことができ、又、この場合、上記各摺動部材6・6を上記揺動部材5に摺動案内可能なガイド機構10を設けてなるから、各摺動部材6・6を確実に摺動させることができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、例えば、主コア3・4、揺動部材5、摺動部材6及び復帰機構7の構造や形態、数は適宜設計して変更される。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本発明の実施の形態例の一対の主コアの全体斜視図である。 本発明の実施の形態例の他方の主コアの斜視図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの分離斜視図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの斜視図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの断面図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの断面図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの断面図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。 本発明の実施の形態例の一方の主コアの視図図である。 本発明の実施の形態例の作動状態説明図である。
符号の説明
W 曲管
U アンダーカット部
1 外金型
2 内金型
3 主コア
4 主コア
5 揺動部材
6 摺動部材
7 復帰機構
8 通穴部
9 弾圧機構
10 ガイド機構
11 強制復帰機構
12 連動機構

Claims (5)

  1. 外金型及び内金型からなり、射出成形により内面にアンダーカット部を有する合成樹脂製の曲管を成形する金型であって、上記曲管の内面を形成する内金型は、該曲管の軸線方向の相対的な離反引抜及び接近移動により互いに分離合体可能にして上記アンダーカット部に係合しない形状の一対の主コアと、該一方の主コアに対して成形位置及び内方の退避位置の間で揺動可能及び引抜移動可能にして該アンダーカット部に係合する形状の揺動部材と、該揺動部材の揺動方向に対して直交する左右方向にして成形位置及び内方の退避位置の間で摺動可能にして該アンダーカット部に係合する形状の左右一対の摺動部材とを備えてなることを特徴とする曲管成形用金型。
  2. 上記一対の主コアの合体時に上記揺動部材及び上記摺動部材を上記各成形位置に復帰位置させる復帰機構を設けてなることを特徴とする請求項1記載の曲管成形用金型。
  3. 上記復帰機構として、上記一方の主コアに通穴部を形成し、該通穴部に上記揺動部材を回り止め状態で挿通し、上記一対の主コアの合体時において、該揺動部材を上記成形位置に弾圧復帰させる弾圧機構を設け、上記一方の主コアに上記一対の摺動部材を左右方向に摺動自在に係合し、上記一対の主コアの合体時において、該摺動部材を上記成形位置に強制復帰させる強制復帰機構を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載の曲管成形用金型。
  4. 上記一方の主コアの引抜移動途中で該主コアの引抜移動に連動して上記揺動部材を引抜移動させる連動機構を設けてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の曲管成形用金型。
  5. 上記各摺動部材を上記揺動部材に摺動案内可能なガイド機構を設けてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の曲管成形用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014046063A1 (ja) 2012-09-18 2014-03-27 株式会社ニフコ 曲管構造及び曲管成形用金型
KR101394500B1 (ko) 2013-03-14 2014-05-13 (주)영진산업 사출 성형에 의해 대량 양산되는 조립형 엘보우 및 이를 제조하기 위한 금형장치

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